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歌手、タレント、女優と幅広く活躍しているファーストサマーウイカ。今年はNHK大河ドラマ『光る君へ』でききょう/清少納言役を務め、女優としての存在感が高まっている。10月19日に開催された「Rakuten GirlsAward 2024 AUTUMN/WINTER」(ガルアワ)でファッションイベントに初出演したウイカにインタビューし、初ランウェイの感想や最近の自身の変化を聞いた。初めてながら堂々とランウェイを歩いて観客を魅了したウイカ。「一瞬でしたけどすごく楽しかったです」とうれしそうに話し、「何を遠慮したのか、本当はど真ん中を歩かなきゃいけないのに、ちょっとだけセンターからズレて歩いてしまいました。右側に人がいらっしゃるので気を遣ってよけてしまい、“気ぃ遣い”な性格が出て真ん中を歩けませんでした(笑)」と振り返る。今回のガルアワのテーマは「Neo Future Lab」で、新しい「自分」や「好き」を見つけてほしいという思いが込められている。ウイカにここ数年で変わったことを尋ねると、「ヤーレンズさんという推しができて、人を応援する気持ち、誰かのファンになる気持ちを知りました」と、『M-1グランプリ2023』で準優勝したお笑いコンビ・ヤーレンズのファンになったことを明かした。そして、「アイドルの経験があったり、グループを組んでいた経験があるので、応援していただいたり、ファンの皆さんの存在の大事さはわかっていたんですけど、自分が何かの熱狂的なファンになったことがほとんどなくて。でも最近ヤーレンズさんという推しができて、『これはファンかもしれない!』と。小さい劇場に通ったり、配信ライブも見たり、初めてオタ活をしています」と自身の活力になっている様子。ラジオをきっかけに2人のことが好きになったそうで、「空いている時間があったらライブに行くみたいなことをしているのは人生で初めてです」と目を輝かせ、「今回のランウェイも初めて。この年になると“初めて”が減ってきますが、初めて人を応援する気持ちも知ることができ、ファンの大事さを改めて感じています」と語っていた。■ファーストサマーウイカ1990年6月4日生まれ、大阪府出身。2013年5月にアイドルグループ・BiSに新メンバーとして加入しメジャーデビューし、2014年7月に解散。2015年1月に音楽グループ・BILLIE IDLEを結成し、2019年12月に解散。2021年2月にソロデビュー。タレントや女優としても活躍。主な出演作にドラマ『おちょやん』(20-21)、『恋です! ~ヤンキー君と白杖ガール~』(21)、『ファーストペンギン!』(22)、『unknown』『シッコウ!!~犬と私と執行官~』(23)、映画『地獄の花園』(21)、『禁じられた遊び』(23)など。2024年の大河ドラマ『光る君へ』で清少納言役を務めている。
2024年11月03日映画『スマホを落としただけなのに 最終章 ファイナル ハッキング ゲーム』(11月1日公開)の初日舞台挨拶が1日、都内で行われ、成田凌、クォン・ウンビ、千葉雄大、大谷亮平、中田秀夫監督が登壇した。○成田凌と大谷亮平がウンビの挑戦に賛辞今回が演技初挑戦・映画初出演となるウンビ。同作の出演オファーを受けたときの心境を聞かれると、「オファーをいただけて、まず本当にとてもうれしかったです。日本でとても有名なこの作品に、自分が出られるということが大変光栄でした。これから私なんでもできるんじゃないかなって思うくらいの経験になりました」と感慨深げに語った。すると、演技初挑戦で日本語のセリフを話すというチャレンジをしたウンビに、成田は「本当にすごいことですよね」と改めて感心。また、大谷も「これがデビュー作なのかというくらい堂々とされていましたし、日本語のシーンを試写で初めて観たんですけど、もちろんセリフは全部わかったし、デビューで外国語という(難しい)ことをよくこなしたなと思いました」と賛辞を贈っていた。○『スマホを落としただけなのに 最終章 ファイナル ハッキング ゲーム』あらすじ長い黒髪の女性ばかりを狙った、連続殺人事件。被害者は落としたスマホから個人情報を奪われ、家族や恋人だけでなく、最後は命まで奪われてしまう。ただ、スマホを落としただけなのに……。人の心を操る天才的ブラックハッカーでもある連続殺人鬼の浦野(成田凌)は、事件を追っていた刑事の加賀谷(千葉雄大)に一度は捕まったものの、刑務所内からサイバー攻撃を計画して、警察内の混乱に乗じて姿を消してしまった。浦野は、一体どこに――?平穏な日々が続く中、突如として日本政府に、大規模なサイバーテロ攻撃が再び仕掛けられる。発信元は、韓国・ソウル。これは浦野の仕業なのか? 謎の黒髪美女・スミン(クォン・ウンビ)の正体は? 日本と韓国を舞台にした、スマホを持つ者全てがターゲットの、「ファイナル ハッキング ゲーム」がいま始まる――。
2024年11月02日●役者業への熱い思いゴールがないから「ずっと続けていきたい」歌手、タレント、女優と幅広く活躍しているファーストサマーウイカ。今年はNHK大河ドラマ『光る君へ』でききょう/清少納言役を務め、女優としての存在感が高まっている。10月19日に開催された「Rakuten GirlsAward 2024 AUTUMN/WINTER」でファッションイベントに初出演したウイカにインタビューし、『光る君へ』の反響や女優業への思いなど話を聞いた。『光る君へ』出演に合わせ、顔周りの髪を短く切った“姫カット”スタイルを続けているウイカ。「大河ではカツラなので自分の姫カットは使っていませんが、黒髪にしないといけなくて。黒髪だとアレンジの幅が狭くなるので、バラエティ用に姫カットにしました」と説明した。2024年もあと約2カ月。今年がどんな年になっているか尋ねると、「『光る君へ』の影響がすごく大きいです」と大河ドラマ初出演の反響を明かす。「今までの層とは違う視聴者の方に声をかけていただくことが増えました。おじいちゃんおばあちゃんの層もそうだし、意外と若い方も『光る君へ』をご覧になっているみたいで、私よりも一回り下ぐらいの世代の方にもけっこう街で声をかけていただくので、バラエティ番組では届かなかった層にも届いているというのがすごく実感でき、この勢いをそのままに次のステップを踏み出したいと思えるようなパワーをもらいました」近視のため以前はコンタクトレンズを使っていたウイカだが、『光る君へ』のために眼内にレンズを挿入するICL手術を受けたという。本作にかける強い思いを感じるが、「そこまで大層なことではなく、時代劇だからコンタクトは嫌だなと。コンタクトという現代のものが入ってくるのは気になると思ったぐらいです」と笑った。もともと役者を目指して芸能界に飛び込み、2013年5月にアイドルグループ・BiSに新メンバーとして加入する以前から、数多くの舞台に出演。その後、アイドルやタレントとして注目を集め、近年は女優として存在感を高めている現状に喜びややりがいを感じているそうで、「役者を目指して10年ぐらい前に大阪から出てきたので。今はいろんなメディアがあり、いろんな形で活躍できると思いますが、やはり根底にはお芝居をやりたいという思いがあります」と語る。そして、「役者という仕事は一番、自分の中で最も手応えのないものというか、飽き足らない、満足できないもの」だと役者業への思いを明かす。「バラエティだと笑いが起きたり反応が目の前で起きるし、上手くいかなくても面白かった楽しかったからまあいいか、と思えることもありますが、芝居は果てがない。行っても行ってもゴールがない感じがして、これは一生の戦いだなとも思うし、ずっと続けていきたいなと。どの仕事も正解はないですけど、俳優が一番、『もっとこうすればよかった』『次はどうできるか』といろいろ思うことがあって、悔しさが一番募るし、一番挑戦していきたいものが俳優業なので、これからもいろんな作品に挑戦していきたいと思います」●音楽やバラエティでの経験も芝居に生きている「全部地続き」また、歌手やバラエティの活動もすべて、今につながっていると言い、「全部が全部です。バラエティでの経験が芝居に生きるし、芝居での経験がバラエティにも生きるし、音楽での経験もそうで、音楽、バラエティ、芝居は全部地続きであって、上下もなければ、人前で芸をするというのは全部同じなので」と、エンターテインメントを届けるという根本は変わらないと語る。続けて、バラエティでの経験は芝居にどのように生きているのか教えてくれた。「お芝居は、『こうしよう』『こうしたい』ということを考えがちですが、バラエティは基本的に誰かとのセッションでチームプレー。お芝居も本当はそうで、自分よがりにならずにチームプレーで作り上げるべきだということを、バラエティの経験からも改めて気づかせてもらいました。また、バラエティは毎回一発本番でリハーサルがなく、緊張度が上がるので、舞台根性、舞台度胸が鍛えられたなと。それがドラマや映画の撮影にも生きていて、お互いにパワーをもらっています」今後もさまざまな分野で活動していきたいと考えているウイカ。「全部やりたいです! 全部まだまだでレベル1なので、ちょっとずつそれぞれのレベルを上げていけたら」と成長を誓う。そして、「私は自分の肩書きにこだわってないので、人から求められた肩書きの中で、それがいいならそれでいいですという感じでやっていますが、そういう説明が必要ないくらい、いろんな分野で実績とキャリアと結果を残していきたい」と力を込め、さらに「ゆくゆくは名刺代わりになるような賞を目指したいです。『頑張ったで賞』でも『皆勤賞』でも、何でもうれしいです」と話していた。■ファーストサマーウイカ1990年6月4日生まれ、大阪府出身。2013年5月にアイドルグループ・BiSに新メンバーとして加入しメジャーデビューし、2014年7月に解散。2015年1月に音楽グループ・BILLIE IDLEを結成し、2019年12月に解散。2021年2月にソロデビュー。タレントや女優としても活躍。主な出演作にドラマ『おちょやん』(20-21)、『恋です! ~ヤンキー君と白杖ガール~』(21)、『ファーストペンギン!』(22)、『unknown』『シッコウ!!~犬と私と執行官~』(23)、映画『地獄の花園』(21)、『禁じられた遊び』(23)など。2024年の大河ドラマ『光る君へ』で清少納言役を務めている。
2024年11月02日岡田将生、倉科カナ、森山未來を主演に起用し、「人間の欲望」をテーマにしたオリジナルドラマ3作が、11月から映像配信サービス・Leminoにて独占配信される。映画『カメラを止めるな!』の上田慎一郎監督が手掛け、マジメな税部署員と天才詐欺師が異色のタッグで脱税王から大金を騙し取る映画『アングリースクワッド 公務員と7人の詐欺師』(11月22日公開)。今回の『アングリースクワッド EPISODE ZERO』(11月14日から配信 全3話)では、岡田将生演じる天才イケメン詐欺師・氷室マコトを主人公に、その前日譚を描く。小手鞠るい氏原作による、大人たちの“情事と事情”が複雑に絡み合った恋愛群像劇『情事と事情』(12月5日から配信 全8話)。『復讐の未亡人』『隣の男はよく食べる』などで知られる井樫彩監督が、巧妙な仕掛けを交えながら演出する。倉科カナが、都内の一等地に住むセレブ・結城愛里紗を演じ、大人の感情揺さぶる上質なラブストーリーが展開する。Xフォロワー90万人を超えるZ李氏の同名小説を原作に、入江悠監督がメガホンを取る『飛鳥クリニックは今日も雨』(2025年1月下旬頃配信予定 全8話)。新宿歌舞伎町で看板の無い何でも屋を営む主人公・リーを森山未來が演じ、詐欺や未成年売春といった事件の真相に迫っていく。
2024年11月02日映画『スマホを落としただけなのに 最終章 ファイナル ハッキング ゲーム』(11月1日公開)の初日舞台挨拶が1日、都内で行われ、成田凌、クォン・ウンビ、千葉雄大、大谷亮平、中田秀夫監督が登壇した。○ウンビ、日本語で自己紹介と挨拶会見冒頭、ウンビは「こんばんは。『スマホを落としただけなのに 最終章 ファイナル ハッキング ゲーム』でスミン役を演じましたウンビです。今日はお越しいただき、ありがとうございます。この映画を本当に一生懸命、準備しました。ぜひ皆さん、これから観る方に伝えてください。よろしくお願いします!」と日本語で挨拶し、会場を沸かせた。また、会場に集まった観客が全員、成田が作中で演じる浦野のお面をつけているというサプライズに、成田が驚きの表情を浮かべつつ、「いかがですか?」と質問すると、ウンビは「怖いですね!」と率直な感想。続けて、「でも、たくさん顔があって、ずっと見ていると、だんだんとかわいく見えてきました(笑)」と笑顔を浮かべ、笑いを誘っていた。○『スマホを落としただけなのに 最終章 ファイナル ハッキング ゲーム』あらすじ長い黒髪の女性ばかりを狙った、連続殺人事件。被害者は落としたスマホから個人情報を奪われ、家族や恋人だけでなく、最後は命まで奪われてしまう。ただ、スマホを落としただけなのに……。人の心を操る天才的ブラックハッカーでもある連続殺人鬼の浦野(成田凌)は、事件を追っていた刑事の加賀谷(千葉雄大)に一度は捕まったものの、刑務所内からサイバー攻撃を計画して、警察内の混乱に乗じて姿を消してしまった。浦野は、一体どこに――?平穏な日々が続く中、突如として日本政府に、大規模なサイバーテロ攻撃が再び仕掛けられる。発信元は、韓国・ソウル。これは浦野の仕業なのか? 謎の黒髪美女・スミン(クォン・ウンビ)の正体は? 日本と韓国を舞台にした、スマホを持つ者全てがターゲットの、「ファイナル ハッキング ゲーム」がいま始まる――。
2024年11月01日2005年の発売開始以来、多くの作品が制作されている大ヒットゲームシリーズ「龍が如く」から着想を得た、オリジナル脚本によるAmazon Original ドラマ『龍が如く ~Beyond the Game~』(Prime Videoで10月25日より独占配信中)。ゲームと同じく神室町を舞台に、主人公桐生一馬と、桐生とともに、家族同然に育った3人の幼なじみたちの生き様を1995年と2005年の2つの時間軸で描いている。今回、桐生一馬を演じる竹内涼真、一馬と同じ養護施設で育った澤村由美を演じる河合優実にインタビュー。初共演の2人がそれぞれ互いのイメージや、作中でも印象的なシーンの裏側を明かしたほか、自身の10年前と現在でいちばん変化した部分についても語った。○河合優実、初共演・竹内涼真の幼なじみ役にプレッシャーも――今回お二人はドラマで、同じ養護施設で育った幼馴染を演じていますが、お互いどんな第一印象でしたか?竹内:共演する前から魅力的なお芝居をされる方だなというイメージがありました。誰とも被らない、天然記念物みたいな、希少な動物に出会ったような感じ(笑)。年齢は少し離れてるかもしれないですが、それを感じさせないような強いものを感じた印象があります。油断したら全て見透かされるだろうなと……河合:そんなことないです(笑)――そんな天然記念物のようなイメージの河合さんとの共演はいかがでしたか?竹内:まず僕はお芝居して楽しかったです。短期間でも撮影でご一緒してお芝居をすると、ずっと友達でいた以上の濃密な心のキャッチボールをするので、やっぱり相性とかはあると思うんです。でも、そういった部分では僕は楽しかったから、相性がいいのかなという感覚はありました。河合:ありがとうございます……今の話を聞いて嬉しいなと思いました。私は正直なところ、お話をいただいたときも「竹内涼真さんの幼馴染できるかな……」と。そう思うくらい私にとってはテレビの中の人で大先輩ですし、撮影に入る前はプレッシャーや不安もありました。竹内:あったんだ……河合:それは賀来賢人さんも含めて。でも先輩たちに萎縮してもいいことがないなと思って、できるだけ落ち着いていようと思っていました。お会いするとそういう気持ちを吹き飛ばしてくれるくらい本当に明るいパワーを持ってらっしゃる方で、周りがリラックスできるような竹内さんのお人柄を感じながら撮影することができました。そして撮影が進むにつれて、竹内さんの桐生としてのすごくまっすぐな努力に、私を含めみんな引っ張られていた感じがありました。○“生”の雰囲気を大事にして行われたアクションシーン――素の竹内さんが現場の雰囲気を作り、桐生としても現場を引っ張っていってくださったんですね。今回、竹内さんは格闘技にも挑戦されて体作りにも力を入れたそうですが、格闘シーンの撮影はいかがでしたか?竹内:大変じゃなかったところはないですね……格闘技場での撮影に向けて結構練習もしたんですよ。ただ、お芝居のアクションとしての手順ということだけではなく、その場で生まれる“生”の雰囲気を作るために、決められた手順だけではないアプローチをお互いにしていったほうが、そういう雰囲気が生まれるんじゃないかという方向性だったので。相手はプロの格闘家ですし……その怖さを吹き飛ばして現場に立つのが一番大変でした。もちろん、“ふり”なんですけど。――河合さん演じる由美も一馬の戦いを側で見守っていましたが、間近で見ていても怖さはありましたか?河合:私も見ていて怖かったですが、竹内さんがそこまで恐怖を感じていたというのは全くわからなかったです。それは見せないようにしていたのかもしれないですけど、ただ殺気立ってる感じはありました。竹内さんと相手の方がリングの中にいると触れてはいけないものがそこにあって、私たちができることは本当に声を出して応援することしかないんじゃないかというくらい。心理的に怖いということももちろんあるんですが、単純に体的に本当に間違えたらケガをするシーンだし、各種格闘技をやっている人と対峙していくので、こんなに本格的な人たちを次々に相手にしていて……ムエタイの人もいましたよね?竹内:いたいた! 普通に選手ですからね(笑)河合:そう、役者さんじゃなくて、見守ることしかできなかったです。ものすごい集中力と熱気が集まっていて、とにかく試合のシーンはすごかったです。“ふり”ってわかっていても目が本気で。動物の目と言うか……すごいなと思って。竹内:そうそう。本気だし、体も本物だから「練習しておいてよかった~」と思いましたよ(笑)。○竹内涼真、10年前から現在の姿をイメージ「割とブレなく想像通り」――今回、1995年と2005年の2つの時間軸で物語が進んでいきますが、ご自身のいま現在の活躍を10年前から想像できていましたか?竹内:10年前は20歳か。想像しています。もちろん完璧にイメージ通りにとはならないですけど、割とブレなく想像通りです。(役者としてやっていくと)決めていたので、あとは一生懸命やるだけでした。河合:私は13歳だから中2ですね。全く何も想像していなかったです。(女優に)なりたいとかもなかったですし、(当時は)ほかに好きなものもあったし、今の姿というのは全く持って0%でした。竹内:へぇ~! ドラマ・映画は好きだったの?河合:振り返ると好きな家庭環境でしたね。自分がドラマ・映画好きだとは思っていなかったけど触れられる環境でした。――この10年で一番変わったと思う部分はどこですか?河合:私はこの間パソコンを買って、過去の写真や動画を整理してたんですけど、そこに映っている自分がすごく騒がしいんです。ひょうきんだし、いろんな人に笑ってほしいみたいな感じがすごくして(笑)。自分では取材の場などで「(私は)実はそういうタイプなんです」と言っていたんですけど、やっぱりそうだったんだと。でも、高校を卒業したぐらいから「落ち着いてますね」とすごく言われるようになって。自分では意識していなかったんですけど、お仕事を始めてそういう風になってきたのかもしれません。性格が変わったとまでは言わないですけど、仕事をしている人格みたいなモノができたんでしょうね。責任感0の状態が本当に自由すぎる(笑)。――竹内さんは、こういった河合さんのひょうきんな一面を撮影で感じられましたか?竹内:垣間見えてはいないんですけど、もしかしたら眠っているんじゃないかなという瞬間があったんですよ。爆発的なものがあるんじゃないか? と(笑)。お芝居を見ていると、何か底知れない何かがあるんじゃないか、という感じがしました。――河合さんの多面的な部分がお芝居にもにじみ出ていると。一方で竹内さんは、この10年で変わった部分はありますか?竹内:見た目! だいぶ変わりましたね。体のサイズと見た目が大きくなったし、顔も変わりました。あと、だいぶ精神的に強くなりました。強くならないと乗り越えられない仕事とか役があったからかもしれないです。すごくいいタイミングでちょうどいいきつい“壁”みたいなものがくるので、それを一生懸命がむしゃらに乗り越えていたら強くなりました。――どの作品や役柄が“壁”だったんでしょうか?竹内:全部なんです。まずいちばん最初が一年半ぐらい仮面ライダー(『仮面ライダードライブ』)だったので、いま仮面ライダーの1話なんか観たら、それだけで10杯くらいお酒が飲めちゃうぐらい下手くそなんですよ(笑)。でも、そこでしか出せなかった表現もあるし、振り返ると全部そういうものが財産で、“いまの自分”がいるんです。毎年毎年、むしろ半年間ずつ全く自分が違うからおもしろいです。■竹内涼真1993年4月26日生まれ。東京都出身。『仮面ライダードライブ』(14~15年)や、『過保護のカホコ』、『陸王』(17年)などで注目される。主な主演作にドラマ『テセウスの船』(20年)、『君と世界が終わる日に』シリーズ、ドラマ『六本木クラス』(22)、映画『アキラとあきら』(22年)、映画『劇場版 君と世界が終わる日に FINAL』など。今年はドラマ『Believe』、『ブラックペアン2』に出演。■河合優実2000年12月19日生まれ、東京都出身。2019年にデビュー。2021年、映画『サマーフィルムにのって』『由宇子の天秤』などの演技で、第64回ブルーリボン賞新人賞等の賞に輝いた。主な出演作にドラマ『不適切にもほどがある!』(24)、ドラマ『RoOT / ルート』(24)、映画『あんのこと』(24)、劇場アニメ『ルックバック』(声の出演/24)、映画『ナミビアの砂漠』(24)など。
2024年11月01日女性誌『DIGVII』(主婦と生活社)の創刊に合わせて新設された「ディグ・ニュー・アイコン・アワード2024」。カリスマ・Denとその信者・たいこー、りなぴっぴという新しい形の漫才「カリスマンザイ」で話題を集め、同アワードで「ディグ ニューパフォーマンス賞」を受賞したリンダカラー∞にインタビュー。最近、大喜利で頭角を現し、注目を集めるりなぴっぴの魅力についてDenとたいこーが語っているほか、トリオとしての展望を聞くと三者三様の個性あふれる回答が飛び出した。○りなぴっぴ、女性誌ソロ掲載に驚き「とんでもないことになっている」――「ディグ ニューパフォーマンス賞」を受賞されました。率直に受賞の感想をお聞かせください。Den:全く我々にふさわしい賞だなという感じですかね。新時代を築き上げるという意味では、僕らにぴったりな賞だなという感じがしました。本当に光栄です。ニューパフォーマンスなんてかっこいい……僕らはカタカナが一番好きですからね! それをもらえたというのは本当にありがたいことです。たいこー:間違いないです!――創刊された女性誌『DIGVII』に、りなぴっぴさんがソロで掲載されています。りなぴっぴ:本当にDenさんだけについて行って毎日を過ごしてきたんですけど、とんでもないことになっていると……状況を飲み込めなかったです。Den:聞いた瞬間は「そんなことがあるのか」っていうことですね。でも向いているなとは思っていたんです。こういう仕事が似合いそうだなと。やっぱり芸人だと(雑誌のモデルとかは)ちょっと恥ずかしかったりすると思うんですけど、りなぴっぴは元々ファンから入ってますので、そういう大きい芸人の枠組みみたいなものは関係ない。いろんな場で活躍できているのはすごいことだなと思います。たいこー:すごいことですし、がんばってましたから。ただ、カリスマとりなぴっぴが前に出るというの分かりますけれども、いよいよカリスマと俺が残っちゃうとワケがわからなくなっちゃう(笑)。たから今は結構ワケわからない状態ではあります。Den:そうだよね? 俺もなぜ真ん中に立っているのか……ただ、この違和感もみんな楽しんでいただければなと思います。りなぴっぴが最近どんどんどんどん前に前に……素晴らしいです。○カリスマ・Denから見たりなぴっぴの魅力は「語彙の少なさ」――トリオとしてもおもしろい形になっていますね(笑)。Denさん、たいこーさんから見たりなぴっぴさんの魅力はなんでしょうか?たいこー:りなぴっぴは世界観が人とは違うので、そういったスター性があるかなと思います。今回の雑誌もそういう世界観がすごい出ていたので、とても良かったなと思います。Den:りなぴっぴの最大の魅力ですか? これはやっぱり語彙の少なさですね。これ変なこと言っているなと思うかもしれないですけど、語彙が少ないからこそ文字の組み立てが常人とはかけ離れたものになるんです。やっぱりインタビューとかでもおかしな文章なんだけど、なんかりなぴっぴの人間力みたいなものがある。そこは魅力ではあります。どう?りなぴっぴ:イェ~イって思います!Den:ほら見て。イェ~イって思いますですよ? 一文に英語も日本語も盛りだくさん。たいこー:イェ~イでもいけたのにね。Den:そう。すごい語彙力です(笑)。――この語彙力が、話題を集めている大喜利でもいかんなく発揮されています。Den:大喜利は結構な手練れの芸人さんからも「この子はすごいね」「レベルが違うね」とおっしゃっていただけている。それを言われるたびに僕は「僕が育てました」と。りなぴっぴががんばればがんばるほど、僕らの株も上がっていく。すごくいいシステムになっています。たいこー:持っているものをちゃんと出せるようにしてあげてる。りなぴっぴ:まぁそうですね……正直に言ったらDenさんのおかげなんですけど。たいこー:ひどいでしょ?(笑)りなぴっぴ:たいこーさんもいい形ですよね?Den:ちょっと見てみよう……いい形してますね! これはぜひサムネにしてほしい。りなぴっぴ:形の雑誌とかがあったら……たいこー:なんでだよ! ワケわかんねぇだろ! なんだ形の雑誌って!Den:『まる』という雑誌が創刊されるかも。『DIGVII』の姉妹雑誌『まる』。たいこー:それ俺が表紙なの? 買わねぇよ(笑)。○りなぴっぴ、Den&たいこーを一言で表すと……――りなぴっぴさんが加入されて、リンダカラー∞になりましたが、変化はありましたか?Den:目に見えて仕事は多くなったということはあります。僕ら元々(たいこーと)2人でやっていたんですけど、やっぱり3人の方が皆さんから知っていただいたり、色んな先輩から興味を持ってもらえたりすることが増えたというのが一番大きかったかもしれないです。――りなぴっぴさんから見て、Denさん・たいこーさんは一言で言うとどんな人ですか?りなぴっぴ:Denさんは……一言ってなんですか……?Den:おもしろいでしょ? ユニーク爆発~!りなぴっぴ:いっぱい言葉があっても一言ですか? なんだろうな~……Denさんは「羽」!Den:独特~! これは意味を聞いた方がいいですか? 聞かせてほしいんだって! 野暮だね~。りなぴっぴ:Denさんって輝いているじゃないですか? その光でちょっと浮いて見えるんですよ。だから羽がないとおかしい。Den:羽がないとおかしいっていう意味で言ってます(笑)りなぴっぴ:だから、Den羽、羽Denにしたら成立ですよね?Den:まさか改名を勧められるとは僕も思っていなかったんですけど……ちょっと検討させてください。りなぴっぴ:たいこーさんは「キャンディー」。たいこー:丸じゃねぇか(笑)Den:キャンディーにもいろんな形ありますから! 理由を聞いてみましょうよ。りなぴっぴ:それは丸いから(笑) 転がりやすそう。Den:見ていて楽しいもんな(笑)○リンダカラー∞のこれからの展望とは――さすがの語彙力です(笑)。カリスマであるDenさんから見て、たいこーさん・りなぴっぴさんのカリスマを感じる出来事はありますか?Den:りなぴっぴに関して、ありがたいことに番組に出させていただいてるんですが、収録が始まる5分前とかまでホワイトボードにお絵かきしてるんです。それはカリスマじゃないとできない。「別に準備とかもういらないよ」「私、直前までお絵描きできちゃいますよ」という……そういう肝の据わり方は、やっぱりカリスマ性ありますよね。――たいこーさんはいかがでしょうか?Den:ライブをやってたときにお客さんがパンパンに入っていたんです。お客さんがパンパンなところを見て、間違えて「すっごいいっぱいお金いるね」と言ったんです。これはすごいなと(笑)。ビジネスマンとしてのカリスマ性みたいなところ。あくまでこれはビジネスで、商品として僕は見れるんですという……カリスマ性を感じました。たいこー:最悪の見え方している! すごいお金がかかっているなとかもありますよ! お客さんをお金だと思わないです!Den:でも俺が聞いたのは、「お金すごっ」て言ったあとに、「違う違う! お客さんだ!」と言っていた。これはカリスマじゃないと言えないよ!――授賞式では、日本だけでなく世界でもといったお話もありましたが、今後トリオとしてはどういう展開を考えていますか?Den:まぁ世界に行くべき人材だなと思っておりますし、やっぱり3人ならではのエンターテイメントを今後も発信できたらいいなと。(りなぴっぴ・たいこーに)ある? リンダカラー∞としての展望みたいなもの!りなぴっぴ:私、ハンバーガーやドーナツが好きなのでアメリカに行きたいです!Den:すっごいお腹減ってるんだから。リンダカラー∞の展望は?って聞いて。ハンバーガーが食べたいからアメリカに行くって誰か言えますか、これ! 素晴らしい! たいこーさんは?たいこー:どうなっていくのかもうわかんないです! すみません!Den:すごいでしょ? 展望は?って聞いているのに堂々と「わかんないです」って誰が言えますか! 僕たちはそれぐらいアクの強い個性が集まってリンダカラー∞なんです。それで世界を目指そうってこれ素晴らしいと思います。■リンダカラー∞Den、たいこー、りなぴっぴからなるお笑いトリオ。Denとたいこーで活動していたお笑いコンビ・リンダカラーに2022年5月、りなぴっぴが加入しリンダカラー∞に。2024年、『おもしろ荘』に出演し、カリスマ・Denとその信者・たいこー&りなぴっぴという形式の「カリスマンザイ」で注目を集めた。
2024年11月01日17人組アイドルグループ・Rain Treeのドキュメンタリー番組『Documentary of another IDOL3.0~不合格者17名の再挑戦の物語~』(全5回、金曜12時・最終回は12月20日配信)の第2回が、1日から、映像配信サービス・Leminoで先行配信を開始した。○イチゴ「希望の光が見えた瞬間」と歓喜昨年4月にスタートした秋元康氏プロデュースのオーディション「IDOL3.0 PROJECT」。約1万人に及ぶ応募者の中から、11人組アイドルグループ・WHITE SCORPIONが誕生した。一方、最終審査で落選した17人のメンバーは、“FINALIST”として活動。このたび、落選から1年の時を経て、Rain Treeとしてデビューすることが決定した。同番組では、数々のオーディション、最終審査での不合格、そして、“FINALIST”として奮闘する様子を配信。惜しくもデビューに届かなかった彼女たちの苦悩や葛藤、喜びなど、メンバーたちの素顔にカメラが密着し、デビュー発表にいたるまでの“再挑戦の物語”を届ける。第2回では、“FINALIST”が、WHITE SCORPIONと同じ事務所に所属することになり、カワチャンは、「みんなと一緒にいられるなら一緒にいたいし、みんながいないんだったら嫌だなという風に思ってたから……」と心境を口に。ミランは「めっちゃうれしかった!」と率直な思いを語り、イチゴも「希望の光が見えた瞬間だった」と歓喜する。その後に行われたダンスレッスンでは、WHITE SCORPIONと初めて合同練習をすることに。すでに数曲をリリースしていたWHITE SCORPIONとの実力の差を、メンバーは目の当たりにする。そして、目立った活動がないまま、4カ月が過ぎたころ、“FINALIST”のオリジナル楽曲「命しか捧げるものがない」の制作が決定。8月に行われた「TOKYO IDOL FESTIVAL 2024」で初披露し、ファンからの温かい声援と拍手に感動して涙する。初ステージから1カ月後、WHITE SCORPIONの初ワンマンライブ「1st ONEMAN LIVE ~初撃。~」に出演することになった“FINALIST”。しかし、ステージに立てるうれしさの反面、WHITE SCORPIONありきの活動に複雑な思いがふくらんでいく。不安や葛藤を抱きながらも、懸命にパフォーマンスしたメンバーだったが、楽屋を訪れたスタッフの言葉に号泣。「みんなずっと我慢してた」「悔しい」と言いながら、思わずこぼした胸の内とは……。(C)OVARSE
2024年11月01日●2024年は「とってもいい年に」『科捜研の女』出演に感激映画、ドラマ、バラエティと大活躍の子役・永尾柚乃。CMにも多数出演し、作品をPRする“顔”になることもある人気者が、今度はディズニー映画『ライオン・キング:ムファサ』(12月20日公開)の応援大使に就任した。ハロウィンシーズンということでライオンに扮した永尾にインタビュー。2024年が自身にとってどんな年になっているか、そして、10月15日に8歳の誕生日を迎え、今後の抱負も聞いた。アニメーション映画として1994年に誕生した『ライオン・キング』。2019年にはリアルを超えた超実写版『ライオン・キング』が公開され、ディズニー映画で世界歴代映画興収No.1となる16.6億ドルを記録した。最新作となる超実写版『ライオン・キング:ムファサ』は、息子シンバを命がけで守った父ムファサ王と、彼の命を奪ったヴィランであるスカーの若き日の物語。親と生き別れ孤児となったムファサと後にスカーとなる若き王子“タカ”の、血のつながりを超えた兄弟の絆に隠された驚くべき秘密を描く。――今年も幅広く大活躍されていますが、柚乃さんにとってどんな年になっていますか?いい年ですね。とってもいい年になっていてすごく皆さんに感謝しています。――いい年だなと感じるのは、特にどんなところですか?全部です! 大好きな『科捜研の女』に出られたこともめっちゃうれしかったです。私は沢口靖子さんの大ファンでめっちゃ好きなんですけど、沢口さんに会えるし、『科捜研の女』にも出られるという、両方が重なって本当にびっくりしました。――憧れの人と共演していかがでしたか?今でも泣きそうです。昔から大好きだったので、会えてすごくうれしかったです。――『ライオン・キング:ムファサ』の応援大使を務めるというのも、うれしいビッグニュースですか?はい! 『ライオン・キング』は小さい時から見ていたので、応援大使になれてめっちゃうれしかったです。今日もライオンになることができて、ライオンになる機会なんて普段ないので、すごくうれしいです。○8歳の抱負「いっぱい楽しいことをしていきたい」――そして、8歳のお誕生日おめでとうございます! 8歳の抱負をお聞かせください。ありがとうございます! 8歳の年もいっぱい楽しいことをしていきたいので、感謝をしながら一日一日生きたいです。――日々感謝することを大切にされているんですね。言霊という言葉が私は大好きで、マイナスなことを言うのはよくないと思っているので、感謝するようにしています。――大変だなと思うことがあっても、マイナスなことは口にしないように?そうなんですけど、大変だったなとか疲れたなというのは一切ないです。お仕事できるだけで楽しくて。――お仕事が大好きなんですね。はい! いろいろなお仕事ができて本当にうれしいです。――特にどんな瞬間に楽しいと感じますか?どのお仕事も楽しいですが、セリフが多いのが楽しいです。お仕事だけでなく、学校に行っているときも楽しいし、学校から帰るときも楽しいです。●「将来、絶対に監督さんになります!」すでに脚本を多数執筆――将来どうなっていきたいと考えていますか?言霊という言葉が私は大好きなので……私は将来、絶対に監督さんになります!――監督になりたいと惹かれた点を教えてください。私はみんなで作品を一緒に作っていくことが好きで、監督さんはみんなと協力して作っていくと思うので、そういうところがいいなって。そして、自分で脚本も書く監督さんになりたいと思っています。――自分が作った物語を世の中に届けたいという思いがあるのでしょうか?そうです!――すでに脚本を書いているそうですね。めっちゃ書いてます! 例えば、テレビを見ているときとかに、ストーリーが頭にビューンと入ってきます。監督さんになるために、これからも脚本をもっと書きたいなと思います。――学校で勉強していて知識がどんどん増えていると思うので、脚本も進化しているのかなと思うのですが、そういった手応えや成長を感じることはありますか?そうですね。国語とかでいろんなお話を知るので、そのお話とかぶるものは作らないですけど、こういった展開もいいなとヒントをもらうことはあります。また、『ライオン・キング』などのディズニー作品を見て、感動で終わったり、楽しく終わったり、そういう終わり方がいいなと思って、私の脚本も感動で終わるものや楽しく終わるものも作ったりしています。○沢口靖子に憧れ「私もずっと同じ役を演じられる女優さんになりたい」――以前インタビューさせていただいたときに、主役をやりたいとおっしゃっていましたが、その思いも変わらずありますか?はい! たくさんセリフを言うのが好きなので主役をたくさんやりたいです。女優さんもやりながら、監督さんもやって、同時にどちらもやりたいです。――憧れの沢口さんと共演して、女優として学んだことはありましたか?たくさんありました! 沢口さんは『科捜研の女』をずっとやっていて、私が出させてもらったのがシーズン24なんですけど、同じ作品にずっと出るってすごいことだなと思いました。――沢口さんに会って、主役をやりたいという思いがより強くなったのでは?そうですね。ずっと続いている作品をやっているというのは本当にすごいことなので、私も沢口さんみたいに、長く続く作品でずっと同じ役を演じられる女優さんになりたいです。――現場での沢口さんを見てすごいなと刺激を受けたことはありますか?撮影は夏だったんですけど、沢口さんは全く汗をかかないんです。私はザーザー汗かいていたのに、沢口さんは全然汗をかかず、ちょうどよさそうで、後光が差していました。――柚乃さんも暑い日でも汗をかかず演じられる人になりたいなと?はい。どんな状況でもシャキッといられる人になりたいです!――最後に今後の活躍を楽しみにしているファンの方にメッセージをお願いします。私は言霊を大事にしていて、マイナスなことは言わず、毎日感謝をするようにしています。毎朝「今日もいい日になるぞ!」と言うようにしているんですけど、そうすると本当にいい日になるんです。そういう風にプラスなことを口にするといいと思います!■永尾柚乃2016年10月15日生まれ、東京都出身。1歳の時にWOWOW『コールドケース2』(2018)でデビュー。2023年にドラマ『ブラッシュアップライフ』(日本テレビ)で安藤サクラ演じる主人公の幼少期を演じて脚光を浴び、ドラマや映画、CM、バラエティなど多方面に活躍中。2024年はドラマ『ブラック・ジャック』『科捜研の女 season24』(テレビ朝日)、映画『ゴールデンカムイ』などに出演。
2024年11月01日女優の矢島舞美が31日、東京・東池袋のサンシャイン劇場で行われたタクフェス第12弾『夕 -ゆう-』(11月1日より上演)の開幕直前取材に、共演の古屋敬多(Lead)、松本幸大、中村静香、三戸なつめ、浜谷健司、藤田朋子、作・演出・出演の宅間孝行とともに出席した。本作は、宅間孝行が主宰を務めた劇団・東京セレソンデラックスにて2003年に初演し、2005年と2008年に再演、さらにはタクフェス第2弾として2014年にも上演されており、他の劇団や学生演劇などにも愛される作品で、10年ぶりの上演となる。舞台は長崎県のとある町にある海の家兼民宿「あいかわ」。相川家のヤンキー3兄弟と、女子高生の夕と薫の初恋を描く甘酸っぱい青春ラブストーリー。一見どこにでも、誰にでも経験のあるような青春時代の思い出。そして最後には思いも寄らぬ衝撃の展開が、感動の嵐を巻き起こす。初日を直前に控えての心境を聞かれると、今年7月に第1子出産し、本作が女優復帰作となる主人公・三上夕役の矢島は「タクフェスの中でも人気の作品と聞いていたので、プレッシャーもあったんですけど、やるからには今までの作品を超えてやりたいという意気込み十分で挑んでいます」と言葉に力を込め、「みんなでいい作品を作っていきたいと思います。全国回りますので、たくさんの方に笑いや涙をお届けできるように頑張りたいと思います」と意気込みを語った。また、ゲネプロの出来栄えを聞かれた矢島は「まだまだいけますよね! 今日は今日のベストを尽くしましたけど、ここからもっと…」と更なる高みを目指したが、宅間は「今日、大事なところ結構飛ばしていますよ」と暴露して会場の笑いを誘い、「それは言わないでください」と慌てる矢島を横目に、宅間は「もう! ムービーも入ってるというのに」と責め続けたが、矢島は「日々もっともっとよくなっていきます」と前を向いた。さらに、宅間から「今までのヒロインは錚々たる人たちがいますけど、それと比べて今回はどうなんですか? 前回は内山理名がやってましたけど、内山理名と比べて今の自分はどう思ってるんですか?」と追求された矢島は、「なんか意地悪ですね」と口を尖らせつつ、「やってやるぞという気持ちでいます。(内山理名を)超えます!」と力強く宣言した。
2024年10月31日2025年1月17日公開の韓国映画『満ち足りた家族』が、期間中いつでも1,100円(高校生以下は900円)で鑑賞できるPontaパス会員限定キャンペーンの対象作品になった。それぞれに美しい妻を持ち、高校生の娘・息子を育て、何不自由ない満ち足りた生活を送っていた“弁護士の兄”と“医者の弟。だが、ある日突然、2人は子供たちに関する恐るべき秘密に直面し、家族の運命が狂いはじめる。名匠ホ・ジノ監督のもと、ソル・ギョング、チャン・ドンゴン、キム・ヒエ、クローディア・キムら韓国を代表する名優が集結した本作。2023年秋のトロント国際映画祭でワールドプレミアされると好評が瞬く間に広がり、2024年秋までの約1年間で20前後の映画祭に入選したことでも注目を集めている。複数の作品で展開中の「au推しトク映画」キャンペーン。Pontaパス会員(同伴者1名まで)を対象に全国のTOHOシネマズ、ローソン・ユナイテッドシネマグループ、コロナシネマワールド、OSシネマズなどで実施し、期間中であれば、何度でも一般・大学生1,100円、高校生以下は900円で鑑賞することができる。
2024年10月31日役所広司が主演を務める映画『八犬伝』(公開中)のキャスト陣の様子を収めたオフショットが、このほど公開された。○オフショットはヘアメイクディレクター・酒井啓介氏が撮影今回のオフショットは、本作のヘアメイクディレクター・酒井啓介氏が撮影した11枚。「八犬伝」の作者・滝沢馬琴役の役所広司は考え込んでいるような表情を浮かべ、馬琴の友人の絵師・葛飾北斎役の内野聖陽は、酒井のカメラを見つけるやいなや“決め顔”を作るお茶目さも。まるで劇中の馬琴と北斎を感じさせる一瞬だ。美貌を活かした女装姿で戦う八犬士・犬坂毛野役の板垣李光人は、荘厳なセットでの“舞”シーンのリハーサル中。照明の加減も相まって神秘的な雰囲気を醸し出している。怪力の相撲王・犬田小文吾役の佳久創は、ヘアメイク中にカメラ目線で無邪気な笑顔を送る。八犬士のリーダー・犬塚信乃に思いを寄せる浜路役の河合優実は、そのままスクリーンから飛び出してきたかのような儚い雰囲気を漂わせる。八犬士最大の敵・玉梓役の栗山千明は、思わずぞっとするほど恐ろしくも美しい、闇に浮かび上がる特殊メイク姿の一枚。玉梓に操られる暴君・扇谷定正役の塩野瑛久は豪華絢爛な衣装をまとい、“殿”らしいオーラを放つ。伏姫の父・里見義実役の小木茂光、義実に仕える大法師役の丸山智己、金碗八郎役の大河内浩は、森での撮影の合間に、凛々しくもどこか穏やかな表情でたたずむ。浜路の義母・船虫役の真飛聖は、劇中で見せる恐ろしい姿とは打って変わって弾ける笑顔が印象的だ。いずれも、キャスト陣から信頼を寄せられている酒井氏ならではの目線と距離感で撮影された、貴重なオフショットとなっている。【編集部MEMO】映画『八犬伝』は、日本ファンタジー小説の原点『南総里見八犬伝』をもとにした小説『八犬伝 上・下』(著:山田風太郎角川文庫刊)を、『ピンポン』『鋼の錬金術師』などを手がけてきた曽利監督が実写化。里見家にかけられた呪いを解くため、運命に引き寄せられる若き8人の剣士たちの戦いをダイナミックに描く「虚」パートと、180話に及ぶ物語を悩み苦しみながら28年もの歳月をかけて書き上げた作家・滝沢馬琴の創作の真髄、そこで生まれた奇跡の実話を描いた「実」パートがシンクロする物語だ。
2024年10月31日俳優の板垣李光人が、雑誌『日経トレンディ』(日経BP社)が予測する「来年の顔」に選ばれ31日、都内で行われた「2024年ヒット商品ベスト30」「2025年ヒット予測30」先行発表会に出席した。板垣は「お話を伺ったときはすごく驚きと信じられない気持ちでいっぱいだったんですけど、今はうれしさとありがたい気持ちでいっぱいです」と喜び、「そこに甘んじることなく、もっと精進なさいと背中を叩いていただいたようなものだと思って、より一層励んでいきたいと思っています」と気を引き締めた。「2024年ヒット商品ベスト30」の24位には、肩に羽織るだけで、1日中肩こりを癒やせる高周波治療器「コリコランワイド」がランクイン。板垣は、井伊直政役を演じた昨年放送のNHK大河ドラマ『どうする家康』を振り返り、「ずっと鎧を着ていて、それがガチで重くて、1日中着ていると本当に肩がガチガチになっちゃうことがあったので、そのときに(「コリコランワイド」に)出会いたかったと思いました」と当時の苦労を吐露した。発表会には、「今年の顔」に選出されたアイドルグループ・Snow Manの目黒蓮と歌手でタレントのあのも出席した。
2024年10月31日“あのちゃん”の愛称で親しまれ、さまざまなフィールドで活躍しているあの。「今年の顔」に選出され、「いろんなことに挑戦した1年だったのでうれしいです」と喜びを語った。自身にとっての今年のヒット商品・サービスを聞かれると、あのは「もやし栽培がヒットしました」と答え、「ファンの人からもやしの種をもらって。もやし好きって言ったからかわからないですけど、緑豆をもらって実際に作ってみたら、自分なんかでもしっかり栽培してできたから、ハマってやりました」と説明。栽培したもやしは「調理してしっかりおいしくいただきました」とのことで、「続けています。家にいっぱい種があるので、使わないと。ぐんぐん育っています」と話していた。発表会には、同じく「今年の顔」に選出されたSnow Manの目黒蓮、「来年の顔」に選出された俳優の板垣李光人も登壇した。
2024年10月31日アイドルグループ・Snow Manの目黒蓮が、雑誌『日経トレンディ』(日経BP社)が選ぶ「今年の顔」に選出され31日、都内で行われた「2024年ヒット商品ベスト30」「2025年ヒット予測30」先行発表会に出席した。目黒は「今年もたくさんのご活躍されている方々がいる中で、自分がこの会場に足を運ぶことができて本当にうれしく思っていますし、周りの皆さんに感謝したいと思います」と喜び、メンバーにすでに知らせているか聞かれると「今日(ニュースを見て)知ると思います」と笑顔で答えた。「2024年ヒット商品ベスト30」の6位には、目黒がCMキャラクターを務める「キリンビール晴れ風」がランクイン。目黒は商品を手に、「昨日も2缶飲みました。『晴れ風』という名前のようにさわやかな風が吹いてくるような、でもしっかりとした苦みもあって、いつも飲ませていただいています」と魅力を伝えた。自身にとっての今年のヒット商品・サービスを聞かれた場面でも、目黒は「晴れ風」を挙げ、「皆さんにとってのヒットという意味合いと、僕の中では若干感覚が違う部分があって、僕にとって大げさではなく、あの商品は本当に希望の光みたいな、それぐらいすごい大事な存在で、自分の心も救ってもらったような商品。6位に入っている結果を見てもすごくうれしい気持ちになりました」と語った。発表会には、同じく「今年の顔」に選出された歌手でタレントのあの、「来年の顔」に選出された俳優の板垣李光人も登壇した。
2024年10月31日「2024年ヒット商品ベスト30」「2025年ヒット予測30」先行発表会が31日、都内で開催され、「今年の顔」に選出されたSnow Manの目黒蓮、歌手でタレントのあの、「来年の顔」に選出された俳優の板垣李光人が出席した。目黒は「今年もたくさんのご活躍されている方々がいる中で、自分がこの会場に足を運ぶことができて本当にうれしく思っていますし、周りの皆さんに感謝したいと思います」と挨拶し、あのは「いろんなことに挑戦した1年だったのでうれしいです」とコメント。板垣は「お話を伺ったときはすごく驚きと信じられない気持ちでいっぱいだったんですけど、今はうれしさとありがたい気持ちでいっぱいです」と心境を語った。目黒と板垣は、2022年に放送されたフジテレビ系ドラマ『silent』で共演。目黒は「すごい久しぶりにお会いできて、そしてこのような場所で再会できてうれしいなと思います」と話し、板垣も「久しぶりにこういう場で再会できてすごくうれしいです」と喜んだ。ドラマ撮影時の距離感については、板垣が「ドラマの中でもそんなにすごく仲が深まってっていう感じでもなかった(笑)」と明かし、目黒も「ちょっと距離感はありました(笑)」と笑っていた。
2024年10月31日アイドルグループ・Snow Manの目黒蓮と歌手でタレントのあのが、雑誌『日経トレンディ』(日経BP社)が選ぶ「今年の顔」に選出され31日、都内で行われた「2024年ヒット商品ベスト30」「2025年ヒット予測30」先行発表会に出席した。目黒は、Snow Manとしては今年発売した2枚のシングルがともにミリオンヒットを達成。俳優業では、エランドール賞の新人賞などを受賞し、今夏放送されたフジテレビ系ドラマ『海のはじまり』で月9初主演を務めた。また、FENDIのジャパンメンズブランドアンバサダー就任、さらにCMにも多数出演と大活躍している。“あのちゃん”の愛称で親しまれるあのは、さまざまなフィールドで活躍。音楽活動では昨年末の『NHK紅白歌合戦』に初出場し、今年はデジタル配信を含む4作のシングルを発表するなど絶好調。バラエティ番組でも存在感を示し、女優業や声優業にも挑戦している。目黒は「今年もたくさんのご活躍されている方々がいる中で、自分がこの会場に足を運ぶことができて本当にうれしく思っていますし、周りの皆さんに感謝したいと思います」と挨拶し、メンバーにすでに知らせているか聞かれると「今日(ニュースを見て)知ると思います」と笑顔で回答。あのも「いろんなことに挑戦した1年だったのでうれしいです」と喜びを語った。発表会には、「来年の顔」に選出された俳優の板垣李光人も登壇した。
2024年10月31日●『ライオン・キング:ムファサ』応援大使に! ライオン姿でPR映画、ドラマ、バラエティと大活躍の子役・永尾柚乃。CMにも多数出演し、作品をPRする“顔”になることもある人気者が、今度はディズニー映画『ライオン・キング:ムファサ』(12月20日公開)の応援大使に就任した。ハロウィンシーズンということでライオンに扮した永尾にインタビューし、応援大使就任の心境や『ライオン・キング』の魅力を聞くとともに、作品や商品の魅力を伝える際に意識していることも聞いた。アニメーション映画として1994年に誕生した『ライオン・キング』。2019年にはリアルを超えた超実写版『ライオン・キング』が公開され、ディズニー映画で世界歴代映画興収No.1となる16.6億ドルを記録した。最新作となる超実写版『ライオン・キング:ムファサ』は、息子シンバを命がけで守った父ムファサ王と、彼の命を奪ったヴィランであるスカーの若き日の物語。親と生き別れ孤児となったムファサと後にスカーとなる若き王子“タカ”の、血のつながりを超えた兄弟の絆に隠された驚くべき秘密を描く。――『ライオン・キング:ムファサ』の応援大使への就任が決まった時の気持ちをお聞かせください。めちゃめちゃうれしかったです! 本当にうれしくて、あと、応援大使ということでシャキッとした気持ちになりました。――これまでも作品の応援大使を務めたことがあり、たくさんのCMにも出演されていますが、作品や商品の魅力を伝える際に心がけていることを教えてください。その作品や商品が大好きという気持ちを大事にしていて、「大好きだよ~!」と伝えたいなと思っています。――今日はとてもかわいいライオン姿で取材に応じてくれていますが、ライオンになってみていかがですか?大満足です! 普段ライオンになれる機会がないので、ライオンになれてすごくうれしいです。――お気に入りのポイントは?全部です! 耳、手、しっぽ、衣装もメイクも気に入っています。――もともと『ライオン・キング』が大好きだったそうですね。めっちゃ大好きです! 3歳ぐらいから見ていたので、その作品の応援大使になれて、うれしい気持ちでいっぱいです。――どんなところが好きですか?感動的だし、うれしい、楽しい、ワクワクした気持ちにもなるし、面白いところもいっぱいあるじゃないですか。ティモンとかプンバァも好きですし、いろんな魅力が詰まっているところが好きです。●力がパワーアップ!?「昔から私はいっぱい食べる子なので」――ムファサは王へと進化していきますが、柚乃さんは自身に関して進化したなと感じていることはありますか?力がパワーアップしました! 昔から私はいっぱい食べる子なので力が強いんです。指相撲とかすごく強くて、誰にも負けないです。――指相撲は学校で友達とやるんですか?そうです! いっつも私が勝ちます。――『ライオン・キング』だけでなく、ディズニー作品全般お好きだそうですね。全部見てます! これもディズニーなんだというものまでめっちゃ見ています。――ディズニー作品のどんなところに惹かれていますか?最後に感動するシーンがいっぱいありますし、作品によって、面白く終わるものや不思議な感じで終わるものもあって、そこがディズニーのすごいところだなと思います。――『ライオン・キング:ムファサ』は、『ライオン・キング』のはじまりの物語が描かれますが、どんなところに注目していますか?シンバが誕生する前のお話で、なんでムファサが王になったのか、どうやってプライドランドができたのか、『ライオン・キング』が好きだったら気になるストーリーが描かれると思うので、すごく楽しみです!■永尾柚乃2016年10月15日生まれ、東京都出身。1歳の時にWOWOW『コールドケース2』(2018)でデビュー。2023年にドラマ『ブラッシュアップライフ』(日本テレビ)で安藤サクラ演じる主人公の幼少期を演じて脚光を浴び、ドラマや映画、CM、バラエティなど多方面に活躍中。2024年はドラマ『ブラック・ジャック』『科捜研の女 season24』(テレビ朝日)、映画『ゴールデンカムイ』などに出演。
2024年10月31日子役の永尾柚乃が、ディズニー映画『ライオン・キング:ムファサ』(12月20日公開)の応援大使に就任し、かわいいライオン姿に変身した特別映像が31日、公開された。本作は、息子シンバを命がけで守ったムファサ王と、ムファサの命を奪った“ヴィラン”スカーの若き日の兄弟の絆を描く、『ライオン・キング』原点にしてはじまりの物語。冷酷な敵ライオン、キロスから群れを守るため新天地を目指す旅の過程で孤児から王へ運命を切り拓くムファサと、彼の運命を変える“弟”タカ(若き日のスカー)。血のつながりを超えた“兄弟の絆”に隠された驚くべき秘密とは――。このたび、ディズニー映画の大ファンでドラマや映画、バラエティでも引っ張りだこの永尾柚乃が本作の応援大使に就任することが決定。公開された映像では、劇場をバックに語り始める永尾が、「永尾柚乃あらため『な“ガオー”柚乃です』」と自己紹介を始めると、かわいらしいライオンの姿に大変身。背景も『ライオン・キング:ムファサ』を思わせるサバンナに変化し、本作の見どころをPRすると、最後は「ガオー」とかわいらしい決めポーを披露する。永尾は一からライオンメイクに挑む最中、鏡を見られない状態で施されていくメイク過程を時折気にかけながら、その出来上がりに「早いですね!」と終始リラックス。その後のインタビューは「普段からライオンになれる機会があまりないじゃないですか。ライオンしながら街を歩いている人なんていないじゃないですか。なので、今回ライオンになれてすごくうれしいです」とテンション高めでライオンになりきり、「お気に入りは、尻尾」とアピールした。そして、本作で描かれるムファサとタカの”兄弟の絆“のように、絆を感じる瞬間を聞かれると、「泣く練習していたり、落ち込んでいたりしたら、愛犬がいつも涙を拭いてくれたり、足元でおすわりしてくれたりするので、すごく優しいなといつも思っています」と、心温まる出来事を思い出して、泣きそうになってしまう場面も。それでも、プライドランドの一員になれるとしたら何になりたいかの質問には、「私はサルが大好きなので、サバンナ・モンキーですかね。別名、ベルベット・モンキー。なんでかというと、(首元を抑えながら)ここに袋があって、その袋に1日分のご飯が入っているんですよ。なので、食べようかなと思うと食べられるんです。私がベルベット・モンキーだったら、今食べられてますね」と身振り手振りを交えて語るなど、天真爛漫な永尾らしさが満点だった。【編集部MEMO】永尾柚乃は2016年10月15日生まれ、東京都出身。1歳の時にWOWOW『コールドケース2』(2018)でデビュー。2023年にドラマ『ブラッシュアップライフ』(日本テレビ)で安藤サクラ演じる主人公の幼少期を演じて脚光を浴び、ドラマや映画、CM、バラエティなど多方面に活躍中。2024年はドラマ『ブラック・ジャック』『科捜研の女 season24』(テレビ朝日)、映画『ゴールデンカムイ』などに出演。(c) 2024 Disney Enterprises, Inc. All Rights Reserved.
2024年10月31日女優の井川遥が30日、東京・国立競技場で行われたカルティエ「トリニティ」誕生100周年記念“TRINITY 100”セレブレーションパーティーに登場した。カルティエは、ジュエリーコレクション「トリニティ」の誕生100周年を記念し、10月31日より表参道交差点にて、「トリニティ」の核心に迫る没入型ポップアップ「“TRINITY 100”POP-UP」を開催する。それに先立ち、“TRINITY 100”のセレブレーションパーティーが国立競技場にて行われ、著名人がカルティエの「トリニティ」をまとって登場した。井川は、上品なブラックコーデに「トリニティ」のリングやピアス、ネックレスなどを着用。「髪をアップして、ピアスが映えるスタイリングにしました」と説明した。また、長く残したいと思うことや受け継いでいきたいものを聞かれると、「子育て中なので、子供たちはいつか巣立っていってしまうので、家庭の価値観や家庭の味を受け継いでくれたらいいなと思います」と語った。
2024年10月30日女優の南沙良が30日、東京・国立競技場で行われたカルティエ「トリニティ」誕生100周年記念“TRINITY 100”セレブレーションパーティーに登場した。カルティエは、ジュエリーコレクション「トリニティ」の誕生100周年を記念し、10月31日より表参道交差点にて、「トリニティ」の核心に迫る没入型ポップアップ「“TRINITY 100”POP-UP」を開催する。それに先立ち、“TRINITY 100”のセレブレーションパーティーが国立競技場にて行われ、著名人がカルティエの「トリニティ」をまとって登場した。南は、すらりとした美脚あらわな衣装に、「トリニティ」のリングやネックレス、ブレスレットなどを着用。「普段はブラックやモノトーンの服を着ることが多いんですけど、ジュエリーが映えるようにシンプルなベージュを着てみました」と説明した。
2024年10月30日女優の中条あやみが30日、東京・国立競技場で行われたカルティエ「トリニティ」誕生100周年記念“TRINITY 100”セレブレーションパーティに登場した。カルティエは、ジュエリーコレクション「トリニティ」の誕生100周年を記念し、10月31日より表参道交差点にて、「トリニティ」の核心に迫る没入型ポップアップ「“TRINITY 100”POP-UP」を開催する。それに先立ち、“TRINITY 100”のセレブレーションパーティが国立競技場にて行われ、著名人がカルティエの「トリニティ」をまとって登場した。中条は、「トリニティ」生誕100周年記念モデルのネックレスをはじめ、ブレスレット、リングなどを着用。笑顔を見せながら「ジュエリーが目立つ白の服で来ました」と説明した。
2024年10月30日女優の黒木メイサが30日、東京・国立競技場で行われたカルティエ「トリニティ」誕生100周年記念“TRINITY 100”セレブレーションパーティーに登場した。カルティエは、ジュエリーコレクション「トリニティ」の誕生100周年を記念し、10月31日より表参道交差点にて、「トリニティ」の核心に迫る没入型ポップアップ「“TRINITY 100”POP-UP」を開催する。それに先立ち、“TRINITY 100”のセレブレーションパーティーが国立競技場にて行われ、著名人がカルティエの「トリニティ」をまとって登場した。黒木は、デコルテやウエストがのぞく美スタイル際立つデニムコーデに、「トリニティ」のリング、ブレスレット、ネックレス、ピアスを着用。「普遍的に性別や年齢問わず愛されてきたトリニティということで、ファッションのデニムもそうかなと思ったので、デニムスタイルで参加させていただきました」と語った。
2024年10月30日俳優の吉沢亮が30日、東京・国立競技場で行われたカルティエ「トリニティ」誕生100周年記念“TRINITY 100”セレブレーションパーティーに登場した。カルティエは、ジュエリーコレクション「トリニティ」の誕生100周年を記念し、10月31日より表参道交差点にて、「トリニティ」の核心に迫る没入型ポップアップ「“TRINITY 100”POP-UP」を開催する。それに先立ち、“TRINITY 100”のセレブレーションパーティーが国立競技場にて行われ、著名人がカルティエの「トリニティ」をまとって登場した。吉沢は、「トリニティ」のネックレスとリング、そして、「サントス デュモン」のウォッチを着用。「今日は黒のワントーンでシックに見えつつ、トリニティのスリーゴールドに合わせた、ブラックとグレーと中がダークブラウンのスリーカラー。ちょっと遊びを入れた感じになっています」とコーディネートのポイントを説明した。
2024年10月30日アイドルグループ・Kis-My-Ft2の玉森裕太が30日、東京・国立競技場で行われたカルティエ「トリニティ」誕生100周年記念“TRINITY 100”セレブレーションパーティに登場した。カルティエは、ジュエリーコレクション「トリニティ」の誕生100周年を記念し、10月31日より表参道交差点にて、「トリニティ」の核心に迫る没入型ポップアップ「“TRINITY 100”POP-UP」を開催する。それに先立ち、“TRINITY 100”のセレブレーションパーティが国立競技場にて行われ、著名人がカルティエの「トリニティ」をまとって登場した。玉森は、「トリニティ」のリングを着用。「私物なんですけど、小指に2連でしてきました」と説明した。また、今後長く残したいと思うことや受け継いでいきたいものを聞かれると、「アイドルのグループとして、一員として活動しているので、グループ名とメンバーの名前、自分も含め残っていけばいいかなと思います」と語った。
2024年10月30日俳優の木戸大聖が30日、東京・国立競技場で行われたカルティエ「トリニティ」誕生100周年記念“TRINITY 100”セレブレーションパーティに登場した。カルティエは、ジュエリーコレクション「トリニティ」の誕生100周年を記念し、10月31日より表参道交差点にて、「トリニティ」の核心に迫る没入型ポップアップ「“TRINITY 100”POP-UP」を開催する。それに先立ち、“TRINITY 100”のセレブレーションパーティが国立競技場にて行われ、著名人がカルティエの「トリニティ」をまとって登場した。木戸は、「トリニティ」のリングなどを着用。「100周年記念のデザインで、100年という歴史、長く愛されているということがわかる唯一無二のデザインなので、人差し指の目立つところにつけました」と説明し、ネックレスも目立つように「胸元が見えるざっくりとしたジャケットに合わせてみました」と語った。
2024年10月30日俳優の赤楚衛二が30日、東京・国立競技場で行われたカルティエ「トリニティ」誕生100周年記念“TRINITY 100”セレブレーションパーティに登場した。カルティエは、ジュエリーコレクション「トリニティ」の誕生100周年を記念し、10月31日より表参道交差点にて、「トリニティ」の核心に迫る没入型ポップアップ「“TRINITY 100”POP-UP」を開催する。それに先立ち、“TRINITY 100”のセレブレーションパーティが国立競技場にて行われ、著名人がカルティエの「トリニティ」をまとって登場した。赤楚は、全身ブラックのファッションに「トリニティ」のリングなどを着用。「トリニティをより強調するために全身ブラックで、シンプルな中に輝いて見えるトリニティというのを意識しました」と語った。
2024年10月30日俳優の役所広司、磯村勇斗が24日、都内で行われた映画『八犬伝』公開前日先行上映イベントに出席した。日本におけるファンタジー小説の原点「南総里見八犬伝」。全国公開中の本作は、山田風太郎氏の小説『八犬伝 上・下』を、役所主演で実写化したエンターテインメント大作。里見家にかけられた呪いを解くために集まった八犬士たちの戦いを描く“虚パート”と、物語を生み出した作家・滝沢馬琴の半生を描く“実パート”が交錯する。馬琴を演じた役所は、「たくさんのお客さんが来てくれるのでは」と期待大。息子の宗伯を演じた磯村について、「今回共演ができて、磯村さんという俳優さんの魅力を感じることができました」と絶賛すると、磯村も、「共演できることを楽しみにしていましたし、憧れもあったので現場では緊張して臨んでいました。贅沢で貴重な時間を過ごさせていただきました」と感慨深げに語った。また、役作りのために減量した磯村に対し、役所は、「日に日に痩せていく姿を心配していた」と話し、「最終日は水を飲んでいない状態で、このままあの世に行ってしまうのではないかと思った」と熱演に感嘆する場面も。そんな役所は、磯村から「達成したいこと」を問われると、「馬琴のようにあきらめずに、最後までセリフが覚えられなくなるまで頑張ってみたい」と俳優として“生涯現役宣言”を掲げた。この日は応援ゲストとして、オリンピック金メダリストの柔道家・阿部一二三も登場。「感動しました」と話す阿部に、役所は、「まさか柔道家の心に響くとは思わなかった」と喜びの表情。さらに、阿部は、「満足いくものを作り上げる部分では、妥協をしてはいけないと、馬琴さんの姿を見て改めて思った」と本作に影響を受けた様子で、「自分自身も今後、試合に向けて“最高の阿部一二三”を作りたい」と新たな気持ちで意気込んでいた。
2024年10月30日12日から13日にかけて、群馬・Gメッセ群馬にて音楽フェス「GFEST. 2024」が開催された。2日間で10組以上のアーティストが出演し、詰めかけた音楽ファンを盛り上げた。GFEST.とは、「音楽のある街」をキャッチコピーに音楽活動を推進している群馬県の全面協力のもと、屋内で行われる音楽フェス。今回で2度目の開催となり、ゴールデンボンバーやDa-iCE、Vaundy、UNISON SQUARE GARDEN、アイナ・ジ・エンド、Novelbrightらが出演した。日本を代表する今旬の人気アーティストが多数集結したGFEST.だが、今回からの新たな取り組みとして、「新人」にスポットを当てたサブステージ「FRONTIER STAGE」を新設。オーディション企画『17LIVE × GFEST.2024出演オーディション』が、開催に先立ち行われた。GFEST.とライブ配信アプリ「17LIVE」との協力で催された同企画。次代を担う新人アーティスト4組が選出され、それぞれが会場内でパフォーマンスを披露した。12日の鈴木りゅうじ、DaikiYamanakaに続いて、2日目の13日には、ALLIEと前田和花が、ライブパフォーマンスのほかバックステージ配信にも登場した。普段はシンガーソングライターとして活動している前田。ライブパフォーマンスは当日午前に行われ、持ち前の力強いボイスを会場いっぱいに響かせつつ、強みであるギターパフォーマンスで楽曲の世界観を体現してみせた。ALLIEは、過去の17LIVEオーディションでグランプリを勝ち取るほどの実力者。以前、人気アーティストの優里とのコラボ企画も実現しており、今回のステージで演奏した「Hello New Dawn」では、芯のあるまっすぐな歌声を披露。動画では伝わりづらかった声の広がりがライブならではの音響でより鮮明になり、ステージが彼女を一段と魅力的なアーティストへと昇華させる。そんな素敵なパフォーマンスを披露した2人は、午後に行われたバックステージ配信にも参加し、ステージ出演後の率直な心境などを届けた。イベントに出演した感想を聞かれると、前田は「緊張ではなく、楽しむことができた」と充実感をにじませる。活動を始めた理由についても振り返り、「自身が参加した4年前の大会で優勝してしまい、それがきっかけで今の道を歩み始めました」と明かした。その後は、学生時代から音楽活動を続けるかたちでメジャーデビューも決まりつつ、地元から上京したと自身の境遇を語った。また、前田は中学1年生から作曲を始めたことも明かし、最初の曲は「赤色のクラゲ」というタイトルで、メロウ調の楽曲だったと回顧。ギターを使って作曲することが多いというが、今後はピアノにも挑戦したいと意欲を見せた。一方のALLIEも音楽専業ではないといい、普段は会社員として働きつつ夜は「17LIVE」で「歌ライバー(歌配信者)」として活動していると自己紹介。MCを務めたお笑いコンビ・磁石は、黒を基調とした美脚際立つ衣装に触れ、「こんな会社員いない! ぜひ我が社に!」と笑いを誘う場面もあった。ALLIEは続けて、歌唱のコツについても言及。「歌う前に姿勢を正すよりも、楽な姿勢や腰を曲げた姿勢が良い」と、自身のこだわりを示しつつ、その日のコンディションに合わせて姿勢を調整することが大切であると共有。コメントからも分かる通り、その技能の高さに驚く声も多数上がった。今後の活動について、ALLIEはライブオーディションに出演する予定で、前田は東京でライブ活動を続けているとそれぞれアピール。観客に向けて、SNSや17LIVEでのライブ配信をチェックしてほしいと呼びかけていた。撮影:HIROKI ASANO
2024年10月30日●昭和時代の特別な熱狂Netflixで配信中の『極悪女王』が大人気を博している。1980年代半ばに全日本女子プロレスのリングでブレイクした長与千種&ライオネス飛鳥の「クラッシュギャルズ」。その敵役だったダンプ松本を主人公に据えたドラマだ。「クラッシュギャルズ」と「極悪同盟」の抗争が、なぜこれほどまでにファンを熱狂させたのか? そして、あれから40年近く経った現在も観る者の心を熱くさせるのか? 当時、プロレス専門誌『週刊ゴング』の記者として女子プロレスの取材にあたっていたスポーツジャーナリストの近藤隆夫が、その真の理由を考察─―。全5話を見終えて、懐かしむと同時に当時の情景が見事に再現されていることに感銘を受けた。ストーリーの現実性はともかく、昭和の女子プロレス感が映像から重厚に伝わってきて一気に引き込まれる。ダンプ松本役のゆりやんレトリィバァ、長与千種役の唐田えりか、ライオネス飛鳥を演じた剛力彩芽の演技も見事だった。私が『週刊ゴング』誌の記者になったのは昭和末期の1985年。18歳で、まだ大学に通いながらのこと。本当は男のプロレスを追いたかったが、編集長から命じられたのは女子プロレスの取材。(何だかなぁ)そう思いながら会場に行く。だがそこで目にした光景、熱量に圧倒されたことを現在も忘れることができない。プロボクシング、プロレスの会場で普段は男臭さが充満している後楽園ホール。その場が『全日本女子プロレス』の興行では一変していた。会場が、当時の私と同世代、もしくは少し下の年代の女性で埋め尽くされている。「チグサ~!」「アスカ~!」クラッシュギャルズがリングに入場すると、そんな叫び声とともに赤と青の紙テープが一斉にリングに舞っていた。試合が始まるとファンは立ち上がり絶叫し続ける。結末に感極まり涙を流す者もいた。その光景はアイドルのコンサートよりも、宝塚公演に近く、さらに予想を超えた熱量を伴うものだった。クラッシュギャルズと極悪同盟、そしてファンが一体となり生み出す熱量に圧倒された私は、以降の数年間、精力的に女子プロレスを取材し考察するようになった。あの時代の熱狂は、特別なものだったと思う。全日本女子プロレスは19年前に消滅した。だが現在も女子プロレスは続いている。『スターダム』『マリーゴールド』『LLPW-X』など数多くの団体があり、闘い模様は豪奢かつスタイリッシュ。技の精度、パフォーマンスにおいては昭和時代のそれとは比較にならないほど進化している。しかし会場に、かつてほどの熱狂はない。「時代が違うから」と言ってしまえばそれまでだが、あの時代の熱狂が二度と戻らないのには1つの理由がある。●限りある命だからこそ熱くなれた『極悪女王』で描かれていた当時の女子プロレスには、暗黙の決まりごとがあった。「25歳定年制」。その年齢に達したらプロレスをやめなければならないと明確に定められていたわけではない。だが25歳が近づくと、会社(全日本女子プロレス)の上層部から引退を促される。そのことを選手たちもファンも理解していた。当時は女子レスラーの選手寿命は短かった。ビューティ・ペアのマキ上田は、75年3月にデビューし79年2月に引退している。リングで輝いたのは僅か4年足らず。ジャッキー佐藤もデビューから6年後にリングを下りた。ジャガー横田とデビル雅美は約9年、ジャンボ堀が7年、大森ゆかりは8年。長与千種、ライオネス飛鳥、ダンプ松本は同期で80年デビューだが、彼女たちも年号が平成に代わる前後に全女のリングを去っている。限りあるレスラー生命。だからこそ、選手たちはリング上で燃え尽きようとしていた。長与も飛鳥もダンプも。その想いはファンに伝わる。そこに熱狂が生まれていたのだ。ところが、変化が生じた。『極悪女王』最終話でも触れられていたが、それまで全日本女子プロレスが独占していたジャンルに新団体が参入する。86年夏の「ジャパン女子プロレス」が旗揚げ。そこに引退していたジャッキー佐藤とナンシー久美が加わった。私は「ジャパン女子プロレス」の担当記者になった。そして、同団体の代表だった椎名勝英氏に尋ねた。「引退していたジャッキー佐藤、ナンシー久美を復活させた。全日本女子プロレスが敷いてきた『25歳定年制』をどう考えるのか?」椎名氏は、こう答えた。「ジャッキーもナンシーも、まだ20代だぞ。一番いい時期に何でプロレスをやめなきゃいけないんだ。全女さんが選手を25歳で引退させるなら、ウチがその選手たちの受け皿になるよ」これにより「25歳定年制」は崩壊した。(育てた人気選手をライバル団体に持っていかれてはたまらない)そう全日本女子プロレス首脳が考えたからだ。以降、新団体が次々と誕生し女子プロレスラーの選手寿命は延びた。選手たちにとっては、よかったのかもしれない。好きなプロレスを30代、40代、50代になっても続けられる。だがそこに、限りある時間に命を燃やすプロレスは存在しない。限りある命だからこそ熱くなれた─。『極悪女王』に描かれる「昭和の女子プロレス」がいまも輝き続ける本当の理由は、そこにこそあるように感じる。近藤隆夫 こんどうたかお 1967年1月26日、三重県松阪市出身。上智大学文学部在学中から専門誌の記者となる。タイ・インド他アジア諸国を1年余り放浪した後に格闘技専門誌をはじめスポーツ誌の編集長を歴任。91年から2年間、米国で生活。帰国後にスポーツジャーナリストとして独立。格闘技をはじめ野球、バスケットボール、自転車競技等々、幅広いフィールドで精力的に取材・執筆活動を展開する。テレビ、ラジオ等でコメンテイターとしても活躍中。『プロレスが死んだ日。~ヒクソン・グレイシーvs.高田延彦20年目の真実~』(集英社インターナショナル)『グレイシー一族の真実 ~すべては敬愛するエリオのために~』(文藝春秋)『情熱のサイドスロー ~小林繁物語~』(竹書房)『ジャッキー・ロビンソン ~人種差別をのりこえたメジャーリーガー~』『柔道の父、体育の父 嘉納治五郎』(ともに汐文社)ほか著書多数。『伝説のオリンピックランナー〝いだてん〟金栗四三』(汐文社)『プロレスが死んだ日 ヒクソン・グレイシーVS髙田延彦 20年目の真実』(集英社インターナショナル) この著者の記事一覧はこちら
2024年10月30日