FASHION HEADLINEがお届けする新着記事一覧 (735/854)
伊勢丹新宿店が6月10日から16日まで、日本を代表する名門ブランドの職人から、新進気鋭の若手アーティストまで約40名のクリエイティビティを一堂に紹介するイベント「職人解放区」を同店本館1階ザ・ステージで開催している。同イベントは“日本の工芸品の新しい価値”を国内外へ発信していくという三越伊勢丹のプロジェクトの一環で、会場では「Gather(集結力)」、「Global(世界性)」、「Creative(創造性)」の3つのキーワードをもとに、それぞれ3人のキュレーターが「職人の価値」を発信する。「Gather(集結力)」ゾーンでは、佐賀県・有田焼にフォーカス。会場には「アッシュコンセプト(h concept)」を手掛ける名児耶秀美と三越伊勢丹の声掛けのもと、約150社ある窯元のうち、今右衛門窯や柿右衛門窯など、伝統とさらなる革新を求め続ける26の窯元が集結。日本独自の文化から生まれた“豆皿”に焦点を当て展示販売する。参加する窯元は、今右衛門窯、今村製陶、柿右衛門窯、梶謙製磁社、渓山窯、源右衛門窯、皓洋窯、香蘭社、しん窯、瀬兵窯、そうた窯、辻常陸窯、伝作窯、伝平窯、陶悦窯、徳幸窯、畑萬陶苑、深川製磁、福珠窯、福泉窯、藤巻製陶、やま平窯、与山窯、利久窯、李荘窯、224porcelainなど。「Grobal(世界性)」ゾーンでは、デンマーク出身の著述家イェンス・イェンセン(Jens H. Jensen)がキュレーターとなり、“世界に誇るべき日本の職人技術やモノづくりの価値”を、雑誌『Discover Japan』と共に紹介する。出品作品は、モメンタムファクトリー・Orii(折井宏司)、フレスコ(fresco)、関美工堂、原菜央、漆器くにもと(國本耕太郎)、京竹籠 花こころ(小倉智恵美)、京表具 井上光雅堂(井上雅博)など。「Creative(創造性)」ゾーンでは、ワトワ(watowa inc.)代表の小松隆宏が、日本の職人やアーティストの魂・技・感性と、贈り手の思いを融合させ、世界でたったひとつのギフトを創るプロジェクト「THE GIFTER」と共に、多彩な創り手によるオーダーメイドのギフトを紹介。デザイナーの俵藤ひでとは、「メッセージ・バーコード」ギフトを提案。伝統の寄木細工の技術をアクリルに置き換え、“寄せアクリル”としてアート化した。伝達したいメッセージをバーコードで表現したこの作品は、実際のバーコードリーダーでも読み取りが可能だという。ファニー・ドレスアップ・ラボ(Funny Dress-up Lab)の「ドレスアップステッカーポートレート」は、ミニ四駆のドレスアップステッカーをアクリルにコラージュし、贈りたい人の顔写真をもとに肖像画が創られるギフトを提案する。このほか、「Creative(創造性)」ゾーンでは、上出長右衛門窯、大平龍一、KENSEI YABUNO、高橋理子、倉本美津留の作品が出展される。
2015年06月11日イギリス発のファッション・カルチャー雑誌『アナザー・マガジン(AnOther Magazine)』15年春夏号に動画コンテンツとオーディオコンテンツを内蔵した世界初のデジタルリミテッドエディションが、6月16日に ドーバー ストリート マーケット ギンザ4階スペースで先行発売される。同誌15年春夏号のテーマは“Alexander McQueen: Present, Past and Future”。アレキサンダー・マックイーン(Alexander McQueen)のクリエイションにおける“過去”、“現在”、“未来”が、ニック・ナイト(Nick Knight)、コリエ・ショア(Collier Schorr)、イネス&ヴィノード(Inez and Vinoodh)の3 組のフォトグラファーにより表現されている。今回発行されるデジタルリミテッドエディションは『アナザー・マガジン』とピー シー エイチ(PCH)が、紙媒体における革新を目的として製作したもの。表紙には高性能LEDスクリーンが内蔵されており、ブランドの未来へのオマージュとし てイネス&ヴィノードが撮影したリアーナ(Rihanna)によるパフォーマンス映像がスクリーン上で再生・鑑賞可能となっている。 さらに、90年代以降のコレクション音楽を手掛けてきたジョン・ゴスリン(John Gosling)によるオーディオプレイリスト『The Sound of McQueen』も併せて収録された。ドーバー ストリート マーケット ギンザでは、先行販売に加えてスペシャルインスタレーションを実施。アレキサンダー・マックイーンの現クリエイティブ ディレクター、サラ・バートンが同号のために特別にデザインしたアーカイブピースや、同号のマルチメディアなコンテンツを体験することが出来る。デジタルリミテッドエディションは、ドーバー ストリート マーケット ギンザで先行発売された後、7月1日から代官山蔦屋書店2号館1階のアートフロア及び、ラフォーレ原宿内のフリー・ギャラリー(FREE GALLERY)などでも販売が行われる。なお、世界で1,000部限定の発行となる。【書籍情報】『アナザー・マガジン』15年春夏号 デジタルリミテッドエディション出版社: Dazed GroupLEDスクリーンカバー/440ページ/230×300mm(ボックス278×346mm)発刊:2015年価格:2万8,000円
2015年06月10日あらゆるアメリカ的なインスピレーションをグラフィカルに取り入れているコーチ(COACH)。この夏は、中西部の草原から影響を受けた、自由で開放的なスピリットに注目。ネイティブアメリカンのカルチャーを想起させる伝統的なトライバル模様に、モダンなネオンライムやウォーターメロンを挿し色したグラフィックが特徴だ。エグゼクティブ・クリエイティブ・ディレクターのスチュアート・ヴィヴァースが「夏の軽やかさをたたえ、のびのびと自由で個性的であり、そして自分らしいスタイルです」と語る通り、夏の陽射し、自由なムードを感じさせるバッグやスカーフ等アクセサリーがそろった。写真・右のポシェットは3万2,000円、左上のスカーフが3万6,000円、左下のブレスレットは4万6,000円。他にも同トライバルシリーズよりバケッドタイプの「ウーブン ダッフル」バッグやポーチが展開されている。<問い合わせ先>コーチ・カスタマーサービス・ジャパンTEL:0120-556-750
2015年06月10日■六本木、イセタンサローネでは「最高峰」を提案したい――6月10日からイセタンサローネTHE CORNER@ISETANでは、上質なギフトをテーマにしたセレクトでプロモーションを展開中です。どのような基準で、「THE」のアイテムをセレクトされたのでしょうか水野:僕は、イセタンサローネには、ものすごく高価なものがあってもいんじゃないかなと思ったんです。1個2,000万円くらいの花瓶とか。それは、ある種の美術館のようでもあり、ある人はそれを実際ポンポン買っていく。イセタンサローネに参画する意味を鑑みて商品をセレクトしました。六本木って、本当に東京の中心なんですよね。その東京の真ん中で、信頼されている百貨店である伊勢丹さんと僕たちが何をやるべきかを考えましたね。「THE」であると同時に、ある意味での「最高峰」のものをプレゼンテーションしたいなと考えました。実現できなかったものもありますが、保安上置ける範囲で最高峰のものを選んだつもりです。■イセタンサローネのデザインを手掛けた杉本博司と「THE」の共通項――イセタンサローネの内装は「アートとファッションの融合」をコンセプトに、杉本博司さんが手掛けています。屋久杉をはじめ、日本古来の素材や技法を活かした環境で「THE」を展開されていかがでしたか米津:初めて、開店時に「THE」の商品が並んでいる様を見て、杉本さんの手掛けられた美術館的な内装に置いても、「THE」のアイテムが見劣りしてなかったことが嬉しかったですね。自分たちのやってきたことに間違いはなかったと感じました。――アート作品は、シーズンで作られたものとは違って、半永久的にいいと思われたものが収蔵されていきます。水野さんが話されていた「定番とは長い流行」という話にも通ずるところがありますね。鈴木:杉本さんのアートは新しいものを作ろうとするよりも、今まで誰もが知っていたものを見えるようにするきっかけを提示してくれているように感じています。海をモノクロ写真に収めた「海景」もそうです。いままで知っていたけど、改めて見ることがなかった素材や技法に気づかせてくれるのが杉本さんのアートであり、今回のお店の特徴なのかもしれません。「THE」も新しいものを作ろうとしていない点で通ずるところがあると思いました。クリエイティブの考え方として、通ずる部分があるのではないかと思います。――杉本さんも「古くから良いとされているものは、一番新しいもの」という考え方を話されていました。そこが「THE」に繋がっていて、いい融合になっているのだと思います■一番プレゼントが入っていそうな袋を考えてみたら…――6月10日からは「THE」に新たなラインアップも加わるそうですね米津:今回はTHE KITCHEN CLOTHということで、パートナーとして中川政七商店の「花ふきん」とコラボレーションしています。水野:これは「THE」のオリジナルパッケージですね。中川さんは自分のところの商品なので、他に出したい訳ではないんですが、「『THE』だけで売るんだったらいいです」というお許しを頂いています。なんでそこまでして、僕がこれを売りたいのかというとTHE KITCHEN CLOTHと言えば、「花ふきん」の他にないからなんです。そして、THE KITCHEN CLOTHらしいパッケージってなんだろうと考えました。ふきんらしさとは何かを追及した結果生まれたのがこのパッケージなんです。――日本語と英語の表記にされた理由はなんでしょうか水野:一つはもちろん海外の人にも買って欲しいからです。もう一つは、明治から昭和初期にかけて、日本というのは一時横文字文化に振れた時があったんですよね。ふきんといえば『ブレードランナー』みたいだねという人はいなくて、昭和初期のあの懐かしい感じを思い浮かべる訳です。ふきんそのものらしさを感じるのがその時代だったんです。――6月10日からは、オリジナルのギフトパッケージもスタートするとか米津:イセタンサローネ内にTHE CORNER@ISETANを展開する時から、「GIFT」に特化した場所にしたいという話がありました。実は、15年4月のオープン時にもショッパーの在り方やギフトラッピングを考えようという話もあり、日本中の誰もが知っている伊勢丹チェックのショッパーに「THE SHOPPING BAG」とプリントするといったアイデアもありました。今回は自分たちの商品である「THE SHIRTS」のオックスフォード生地で作ったギフトバッグを展開します。水野:結局、どんな袋にプレゼントが入っていたら嬉しいか?と考えると、いかにもプレゼントが入ってそうな上質な包みとリボンが嬉しいんですよね。なので、一番プレゼントが入っているべき袋を考えた結果、袋に「PRESENT IS INSIDE」とデザインしました。――今後、「THE」で挑戦していきたいことは何でしょうか米津:「THE」はパートナーとして協業する企業と様々なジャンルの“THE”を共に考え、研究し、開発するブランドです。「THE」のコンセプトのいいところは、汎用性の高さ。どんな分野にも“THE”的な考え方で新しい視点があると思いますので、いろんな業態と取り組んでいきたいですね。自動車メーカーとTHE CARを手掛けてみたい、とよくメンバー内でも話しています。また、小売業としてのTHE SHOPの中に留まらず、飲食THE旅やTHE CAFEなど、旅行企画や飲食にも挑戦してみたいですね。1/2に戻る。
2015年06月10日コンバースジャパンとメルローズが協業し、新たなブランド「コンバース トウキョウ(CONVERSE TOKYO )」が立ち上げられた。100年以上にわたりコンバースが積み上げた歴史をベースに、新しい定番となるメンズ、ウィメンズのトータルアイテムを展開していく。「歴史性と時代性を併せ持つスタイル、ベーシックでクリエーティブなライフスタイル」をテーマに掲げ、20代から40代と幅広い層をターゲットに展開。ベーシックかつコンテンポラリーなメンズ、ウィメンズウエアを軸に、同ブランドを象徴するスニーカーはもちろん、バッグ、アクセサリー、ステーショナリーなどの他、デニム、カットソーなどフルラインアップが提案される。日本が誇る岡山産デニムを用い、オリジナルの加工を施したジーンズやジャケット、タイベックと呼ばれる防護服用の素材を用いたパーカーやバッグ、コンバースのアイコンである星型象ったオリジナルスタッズをあしらったカットソーやバッグもそろう。また、今回コラボレーションが発表された「トゥエンティーエイティー(20 / 80)」をはじめとし、今後も東京を代表するデザイナー、クリエーターと共に制作を行うカプセルコレクションも登場。更に、今年の9月には、青山みゆき通りに日本初の路面店のオープンも決定している。アイテムの価格帯は、デニム1万4,000円から3万8,000円、トレーナー、パーカー1万1,000円から2万6,000円、Tシャツ4,800円から1万2,000円、シャツ1万2,000円から2万3,000円、ニット1万2,000円から3万6,000円、コート2万5,000から7万8,000円、レザー7万8,000円から18万円など。
2015年06月10日モノが有り余る時代に生きる私達。本当に欲しいと思えるモノに出合えているだろうか。「これこそは」と呼べるモノ=THEを生み出していくこと、あらゆるプロダクトのスタンダードを更新し、定番の基準値を引き上げていくことを目指す「THE」の取組みについて、中心メンバーである4人に話を聞きました。クリエイティブディレクター good design company 代表/水野学。株式会社中川政七商店 代表取締役社長 十三代/中川淳。プロダクトデザイナー PRODUCT DESIGN CENTER代表/鈴木啓太。そして、THE株式会社 代表取締役社長/米津雄介。2011年、「THE」は市場に対するある問いからスタートしたといいます。■強すぎる差別化が引き起こした「市場のドーナツ化」――「これこそは」と呼べるもの=THEを始めた理由とは水野:70年代までは、ものづくりもテクノロジーが優先されていました。80年代以降は、テクノロジーがある一定水準を満たすようになり、そこで「差別化」という言葉に重きが置かれるようになりました。それが、2000年代になって、なお一層求められ、2010年代になると消費者が買うものがなくなってしまった。つまり、差別化の結果、消費者が本当に欲しいものがなくなってしまったんです。鈴木:確かに、プロダクトデザイナーとしてプロジェクトに関わる時も、企業からのオファーで「差別化」を求められることもあります。差別化が必ずしも良いものを生む訳ではないんです。差別化を求めると自分たちが本当に欲しいものから離れていくこともあります。水野:時を同じくして、NYでは“ノームコア”という流れが生まれました。文化レベルが同じであれば、世界中で同じような風潮が起きる。これが2010年代なんですよね。差別化を求め続けた結果、本当に欲しいものが市場になくなってしまっているこの状態を、僕は「市場のドーナツ化」と呼んでいます。このドーナツの穴の部分を、如何に消費者に食べてもらうかを考えて誕生したのが「THE」なんです。■いいモノは、ちゃんと伝えていかなくてはいけない中川:僕は、水野さんと(鈴木)啓太さんが準備を進めていた「THE」に途中から呼んでもらって参画しました。この話を聞いたとき2人と一緒に「THE」を作っていくことにすごく意味があると感じたんです。というのは、デザイナーがどれだけ素晴らしいものを作っても、その製品の魅力や背景の物語を、ちゃんとお客さんに届けないと続いていかないんです。そのためにするべきことの一番は、直接コミュニケーションをすることだと思います。だから、「THE」を始める時にも「まず、お店を持ちましょう」という話をしました。まだブランドを始めたばかりで、アイテムも2つか3つしかなかったのに、東京駅横にある商業施設「KITTE」にお店を作ることを提案しました。鈴木:早い段階でお店を持ったのは正解だったと思っています。自分達やスタッフがお客さまと直接コミュニケーションをする。これしかないっていうくらい、大切なことだと思います。お店は、人を介してお客さまにメッセージを伝えていく場ですね。■立つ歯ブラシが生まれた理由――これぞTHEというアイテムを作るときに気を付けていることはありますか鈴木:「THE TOOTH BRUSH by MISOKA」の例が分かり易いかもしれないですね。まず「歯ブラシとは何か」という問いからスタートします。歯ブラシの機能として、歯を磨くことという以外にも、乾かすという機能も求められている。みんな歯ブラシを乾かすために、歯ブラシスタンドに立てたりコップに立てたりしていますよね。これが証明していることは、歯ブラシをみんな立たせて乾かしたい。でも、これまれの歯ブラシは立っていない。じゃあ、歯ブラシには「立つ」という機能も求められるのではないか…という考えに至る訳です。必要な機能なはずなのに、市場にある商品では実現できていないことを実現させる。これが「THE」的モノ作りの手法の一つです。水野:僕は、鈴木啓太が作るものは「エモーショナル」と言われるものを「機能」に落とし込んでいるのが特徴的だと思っています。機能や背景をすごく優先させてデザインする人だなと。「THE」では、デザインの前に“THE”を構成する要素を研究している訳なんです。――“THE”の開発における5つの基準(形状・歴史・機能・素材・適価)の中に「歴史」がありますが、なぜ歴史なのでしょうか鈴木:歴史的観点というのはすごく考えていますね。歴史の中に“THE”を探しにいっているという感覚もあります。中川:ここで言う歴史というのは、古くからあればいいという訳ではないんですよね。消せるボールペン「フリクション」とかも、ボールペンの機能の未来を変えた“THE”日用使いのペンだと思いますし。確かに、時代の淘汰を経て残ってきたモノというのは、信用に至るものだと思います。でもそれが必ずしも“THE”になるマスト条件ではないと考えています。2/2に続く。
2015年06月10日今年4月オープンしたイセタンサローネ「THE CONER @ ISETAN」は、“これこそ定番の○○”といえるアイテムを「THE」が形状・歴史・機能・素材・適価の5つの視点でセレクトし展開する。同コーナーでは10日から23日の期間、通常同コーナーで展開している立つ歯ブラシ「THE TOOTHBRASH by MISOKA」や、グラスに日本の象徴・富士山の姿が生まれるグラス「富士山グラス」などに加え、「THE」の中心メンバーのひとりでクリエイティブディレクターの水野学が「定番かつ、最高峰のアイテムを選んだ」と語る上質なギフトアイテムを拡大して展開する。同期間、新たに「THE」がセレクトしたのは「シュタイフ(Steiff)」のティディベアや、「ボーズ(BOSE)」最高峰のアラウンドイヤータイプのヘッドホン、「モンブラン(Montblank)」の万年筆マイスターシュテック149など。10日からは、「THE」のオリジナルオックスフォードシャツ「THE SHIRTS」と同じ布を使用したオリジナルのギフトバッグも展開。オープン前から考えていたというギフトとして贈る顧客に向けて、特別なパッケージを提案したいという思いを実現させた形だ。「THE」とは、クリエイティブディレクター/good design company代表・水野学、株式会社中川政七商店代表取締役社長十三代・中川淳、プロダクトデザイナー/PRODUCT DESIGN CENTER代表・鈴木啓太らによる取組み。「これこそは」と呼べるもの=THEを生み出していくこと、あらゆるプロダクトのスタンダードを行進し、定番の基準値を引き上げていくことを目指している。
2015年06月10日各ブックストアがFASHION HEADLINE読者に向けて「今読むべき1冊」をコンシェルジュ。毎週水曜日は、京都に店舗を構える、本と本にまつわるあれこれをセレクトしたショップ、恵文社一乗寺店(京都市左京区一乗寺払殿町10)がオススメする書籍を紹介します。■「中馬聰写真集 映画館」中馬聰映画館に座るとき、観客はスクリーンに放たれる光を一心に見つめる。映画のために暗く姿を消す劇場そのものの記憶を我々はどの程度持っているのだろうか。日本全国で次々に姿を消しつつある個性的な単館系劇場の姿を撮影し、保存したのが本書。街の雑踏とともに佇む劇場の面構え、幕が閉じ、客席に誰もいないスクリーン、フィルム時代のノスタルジーが充満する映写室。まだ運営を続ける劇場も、すでにその使命を終えた劇場も、同じく懐かしく感じてしまうのが不思議。心震える空間の数々に出会える1冊だ。【書籍情報】「中馬聰写真集 映画館」著者:中馬聰出版社:リトル・モア言語:日本語ハードカバー/316ページ/256x182x34mm発刊:2005年価格:3,600円
2015年06月10日伊勢丹新宿店は6月10日から23日まで、イタリア家具ブランド「ジェルバゾーニ(GERVASONI)」のアートディレクターであるパオラ・ナヴォーネ(Paola Navone)の世界観が反映されたインテリアを紹介するポップアップショップを同店本館5階センターパーク/ザ・ステージ#5にオープンする。今回同店では、リビング雑誌『モダンリビング』と共に“人生にリゾートスタイルを!”をテーマに、ラグジュアリーでありながらもスローなサマーリゾートライフを提案。会場では、パオラ・ナヴォーネがディレクションを手掛けたタイ・プーケットの高級リゾートホテル「ポイント・ヤム・バイ・コモ(Point Yamu by COMO)」からインスパイアされたインテリアや雑貨が展開される。プーケットの自然からインスパイアされたというオリジナルテキスタイルを「ジェルバゾーニ」のチェアに張り込み、製作された“GHOST 05 SP”(幅約65cm×奥行き70cm×高さ70cm/座面までの高さ40cm/36万円)が同店で先行販売されるほか、サイドテーブル“BRICK247”(幅約110cm×奥行き40cm×高さ50cm/21万5,000円から30万9,000円 ※素材の組み合わせにより価格が異なる)も。また、同氏がファブリックからデザインまで手掛けたという「ポイント ヤム バイ コモ×パオラ・ナヴォーネ」のクッション(約55cm×55cm/1万円)が先行販売されるほか、実際に同ホテルで使用されているグラス(3,500円から)、フラワーベース(6,500円)も販売される。会期中は、『モダンリビング』編集長の下田結花による「インテリアのアイデア実践講座」(6月13日午後2時から、定員15名)を始め、同氏と『ミモレ(mi-mollet)』編集長の大草直子による「リゾートスタイルの服と暮らし」をテーマにした対談(6月20日、午後2時から、定員15名)も開催。いずれも予約制となり、6月11日午前11時から先着順に電話(伊勢丹新宿店大代表:03-3352-1111)で受け付ける。
2015年06月10日ジャン=ポール・エヴァン(JEAN-PAUL HEVIN)が、“父の日”に向けた期間限定コレクション「Folie Mon Papa 父の日コレクション」を発売中だ。4種のスイーツが展開される同コレクションのうち、ジャン=ポール・エヴァンブティックで販売されるのは2種。6月10日から21日まで販売される「リュネット クランドゥイユ」(税込4,860円)は、“ウインク(=Clind’oeil)”と名付けられたショコラを、まるで本物のサングラスのような形に仕上げたもの。「ガトー モン パパ」(税込1,993円)は、カカオの薫り高いビスキュイと濃厚なショコラムースの組合せが人気の「グアヤキル」に、ショコラで出来たヒゲをトッピングしたもの(ヒゲは3種類)。6月10日より予約受付を開始し、受け取りは6月19日から21日までとなっている。公式オンラインブティックでの販売となる「マルコポーロ ジェム モン パパ」(税込5,476円)は、ヴェネズエラ産カカオを使用したショコラムースと、カカオ風味のビスキュイを重ねた冷凍配送ケーキ「マルコポーロ」を父の日に合わせてアレンジした。ケーキの表面にショコラノワールで出来たショコラのヒゲが添えられている。販売期間は6月1日から17日まで。「コフレ モン パパ」(税込4,860円)は、コーヒーハンターの川島良彰が手掛けるドリップバックコーヒーを、大粒のヘーゼルナッツをちりばめた「タブレット ジェアント ノワール」と「トリュフ ドゥ トリュフ」とともに詰め合せたもの。ほのかな香ばしさが特徴のアラビカ種ブルボン亜種のコーヒーは、ナッツとの相性が抜群だ。販売期間は6月1日から30日まで。父の日には日頃の感謝を込めて、ユニークでオシャレなアレンジを加えたジャン=ポール・エヴァンのスイーツをプレゼントしてみては?
2015年06月10日今年もいよいよ夏のボーナスシーズンが到来。ハイブランドの憧れシューズを、この時期に手に入れたいという女性も多いのではないだろうか。そこで、伊勢丹新宿店婦人靴フロア担当バイヤーに聞いたオススメシューズを紹介したい。まず押さえておきたいのが、靴好きにとって外せない存在の「セルジオ ロッシ(Sergio Rossi)」。スリムなウェッジソールとオープントゥを組み合わせたロングセラーモデルの「セシル」(7万5,000円)は、そのフェミニンなルックスとは裏腹に快適な履き心地で、一度手にしたらリピートする人が多いという品だ。今季はマットな質感のスエードにマッチする、シックなグレーやネイビーのカラーが新色として登場。また素肌に馴染む上品なピンクは、スエードに樹脂加工を施してニュアンスのある質感に仕上げた(7万4,000円)。足元をレディライクに引き立ててくれる一足は、取り入れるだけで優雅な気分に浸れるはず。マニッシュなルックがトレンドの昨今は、「ジェイエムウエストン(J.M.WESTON)」にも注目したい。1891年に創業したフランスの老舗シューズメーカーで、150もの工程を経て作り上げられるシューズには職人たちの技術が凝縮されている。美しいフォルムで絶大な人気を誇る定番ローファーも魅力的だが、ウィングチップにストラップを組み合わせた新作モデル(10万5,000円)もおすすめだ。ホワイトをベースにしたバイカラーデザインで、キャメルとネイビーの2色を用意。ラフなデニムルックもマッチし、デイリースタイルをエレガントに格上げしてくれる。スニーカー好きを唸らせる一足には、「フェンディ(FENDI)」の「カーリト(KARLITO)」(19万9,000円)をセレクト。デザイナーのカール・ラガーフェルドをモチーフにしたコレクションで、毛皮製品に特化したブランドらしくレッドやブルーのファーで飾られているため贅の極みを味わえる。スタッズ仕様のソールを採用し、ロックテイストに仕上げられているのも見逃せない。また既に店頭で動向を得ている、ストラップデザインのフラットサンダル「フェンディ パレット(FENDI PALLETE)」(6万5,000円)も、ポップなカラーを含めた豊富なカラーバリエーションがそろっている。ジョッキーブーツで名高い「サルトル(SARTORE)」は、手入れを繰り返して自分だけの一足へと仕上げられるエターナルなモデル。代名詞のロングブーツは、日本人に合わせて筒の長さを通常より2cm短くした三越伊勢丹限定モデルが登場している。またレザーにラバーコーティングを施したスリッポンシューズ(6万5,000円)は、梅雨を迎えるシーズンにまさにうってつけのアイテム。さらに6月10日からは、素材と色を組み合わせて“オリジナルの一足”を作ることができる、「メイド トゥ オーダー」がスタートする。ボーナス需要の高まるこの時期は、“初めての一足”に相応しい定番モデルから秋冬シーズンの新作まで幅広くそろうため、シューズ売場はいっそう賑わいを増す。“お洒落は足元から”という言葉が存在するように、ハイブランドの美しいシューズには女性に自信をもたらす魔力がある。夏に向けて気分が高揚するこの時期に、とっておきの一足を手に入れて新しい場所へ出掛けてみるのもいいかもしれない。
2015年06月10日藤原ヒロシがディレクションするザ・プール青山のポップアップイベント「ザ・プール新宿(the POOL shinjuku)」が伊勢丹新宿店の1階=ザ・ステージで6月17日より23日まで開催される。ザ・プール青山が同店以外でポップアップストアを開催するのは初めてのこととなる。14年4月に南青山にあるヴィンテージマンションの住人専用の室内プールだった場所を改装し、企画ごとにがらりと商品を変えるコンセプトストアとしてジュン(JUN)がオープン。東京を代表する旬のストアとして瞬く間に話題となり、オープン以降、ホワイト、フラワー、オリーブ、古着(ワンス イン ア ライフタイム)、黒(メラニズム)といったワンテーマで期間を決めて商品を構成。内装もその度に変化させ展開していくスタイルは、新しいファッションストアの方向性を示した。伊勢丹新宿店でのポップアップストアは、伊勢丹メンズ館と1年前より準備が進められ、今回だけの限定商品、先行発売商品が中心となる。展開アイテムは「ラコステ(LACOSTE)」の定番ポロシャツにラバープリントのラインとクロコダイルロゴを熱着した伊勢丹限定ポロシャツ(1万9,000円)。アメリカのデジタルオーディオメーカー「ION AUDIO」の別注ポータブルレコードプレーヤー(2万6,000円)など。イベントを担当した伊勢丹メンズのアシスタントバイヤーは、「三越伊勢丹では企業メッセージとして“This is Japan”と掲げている。またJAPAN SENSESというキャンペーンを通じ、優れた日本メイドの商品を以前から打ち出している。東京のファッションのランドマークともいえる新宿店1階ステージで、東京を代表する旬なショップであるザ・プール青山と、最旬の東京を発信したい。」と語っている。なお、ザ・プール青山は2年目を迎えた今年4月に、「プロジェクト自体が当初の目的を達成した」ということから16年4月での閉店を発表している。
2015年06月10日“爆発のアーティスト”と称される世界的な現代美術家・蔡國強(さい こっきょう、ツァイ・グオチャン)の国内では7年ぶりとなる大規模個展「蔡國強展:帰去」が、7月11日から10月18日まで神奈川・横浜美術館で開催される。蔡國強は、火薬を爆発させてカンヴァスや和紙に画像を定着させる作風で知られ、“爆発のアーティスト”と称される。2008年の北京オリンピックでは、開会式・閉会式の視覚特効芸術監督として花火の演出を担当するなど、現代美術界でもっとも活躍しているアーティストのひとり。本展では、横浜の風景や日本の美を取材し、横浜美術館のグランドギャラリーで大がかりな爆発をともなう“火薬ドローイング”を制作。爆破の過程は、横浜に校舎を構える東京藝術大学大学院映像研究科 桂英史研究室|geidaiRAMとの協働によるドキュメンタリー映像として、会場で公開される。また、等身大の99匹の狼の群れを表現した、約40メートルにも及ぶ大作「壁撞き」も日本初公開される。【展覧会情報】「蔡國強展:帰去」会期:7月11日~10月18日会場:横浜美術館住所:神奈川県横浜市西区みなとみらい3-4-1時間:10:00~18:00※入館は17:30まで(9月16日・18日は20時まで開館、入館は19時30分まで)料金: 一般 1,500円、大学生・高校生 900円、中学生 600円、小学生以下 無料休館日:木曜日
2015年06月10日昨年デビューしたエミリオ・プッチ(EMILIO PUCCI)のスカーフコレクション「Cities of the World」の第2弾として、ミラノ、ロンドン、東京と3都市を描いた新しいデザインが登場。発売日は6月15日。「Cities of the World」のシルクスカーフには、現代版のポストさながらに各国の都市への想いを込めたイラストレーションが施されている。このプッチオリジナルののデザインは、まるで身に着けられるアートワークのよう。2014年に発表した第1弾はフィレンツェ、ローマ、ニューヨーク、パリ、上海、香港とエミリオ・プッチのフラッグシップストアのある都市から選ばれた。“ミラノ”のデザインでは、この都市の象徴的な2大有名建築物を表現。ひとつはドゥオーモの大聖堂のファサード、もうひとつはヴィットーリオ・エマヌエーレ2世のガッレリアにある壮大なガラスドーム。このプリントの背景とフレームには、ガッレリアの床を装飾しているモザイクのマーブル模様を想起させるモチーフがデザインされている。カラーは、ブラック&ホワイトを背景に活発かつ洗練されたカラートーンのために鮮やかなグリーンとオリーブを加えた1色展開。“ロンドン”は、街の鮮やかな雰囲気を表現するため、シティ・オブ・ロンドンの伝統的なアイコンをポップなパッチワークで描いた。典型的なランドマークであるロンドン・アイや30セント・メリー・アクスの超高層ビルガーキンを背景に、ブラックキャブが赤い電話ボックスやイングリッシュパブを走り過ぎている様子がデザインされている。また王冠のスケッチがプリントのフレームとして描かれた。カラーは、スカイブルーとモスグリーン、グラスグリーンとヴィヴィッドなオレンジの組み合わせ。“東京”は、日本の文化を象徴する優雅な自然とテクノロジーを併せ持つ日本と東京を具体的に表現するモチーフを多く使用。富士山を背景に描き、空を飛ぶ折り紙の蝶と鳥がまるで伝統的な日本庭園のようにデザインされている。その一方で、縦横に走るリボンが大都市をつなぐ電気ケーブルが共存。カラーは、リッチパープルとピンクをメインに、そこにラピスブルーとマンダリンオレンジがアクセントになっている。この「Cities of the World」のコレクションは全て最高級シルクを使用し、イタリアのコモ地方でプリントされている。価格は各4万5,000円。世界中のエミリオ・プッチ ブティック、またはエミリオ・プッチのオンラインフラグシップショップ(EMILIOPUCCI.COM)で手に入る。パッケージは特別にデザインされたギフトボックス入り。
2015年06月10日現在、ブランド初のテーブルウエアコレクションを展開している「ディーゼル リビング(DIESEL LIVING)」。イタリアの有名インテリアブランド、「セレッティ(Seletti)」とコラボレートして製作したデビューコレクションとして、ボルトやナットをモチーフにしたカトラリーやグラスを発売中。「ディーゼル(DIESEL)」らしいロック魂が炸裂!したユニークなテーブルウェアとして好評だ。今回、昨年に引き続き、ミラノサローネで第2弾となるセレッティとのコラボアイテムが発表された。今回のモチーフは「宇宙」。宇宙飛行士のオブジェに見えるのは花瓶。そしてロケット型のろうそく立てやソルト&ペッパーミル、リアルタッチで描かれた惑星のプレートなど遊び心たっぷりでインパクト大のプロダクツが2015年の新作として仲間入りする事となった。展示会場は、ディーゼルにとって重要なファクターをライフスタイルや空間に投射したと言っても過言ではない、非常に作り込まれた構成に。ロック、ミリタリー、デニム、ポップといったブランドの4大要素を凝縮した世界観がインテリアに落とし込まれた。前述の“コズミック”テーブルウェアも、同ブランドが打ち出す世界観をデコレーションするのに一役買っている。ディーゼル リビングのコレクション全体として印象的だったのは、4大要素のひとつ、デニムの“インディゴ”をイメージさせるカラーリング。そこに「宇宙」モチーフのテーブルウェアが加われば、部屋全体が夜空に様変わりしたようなコーディネートを演出できる。他にも新作として、ウォッシュがかかったようなグラデーションのフローリングや、ナチュラルな風合いのファブリックのクッションと工業的なパンチングメタルと鉄鋼の脚を設えた、個性的なバランスのチェアなどがお目見え。ファッション的な異素材MIXやヴィンテージ加工のテクニックをインテリアに応用しているのも、他にはない存在感の理由のひとつと言えそうだ。ディーゼル リビングはセレッティだけでなく、照明のフォスカリーニ(Foscarini)や家具のモローゾ(Moroso)、フローリングのベルティ(Berti)などイタリアを代表するインテリアメーカーとコラボレーションし、インテリア製品を発信。信頼できるメーカーとパートナーシップを結ぶことで、デザイン性と高いクオリティの両方を担保したコレクションを展開しているのも同ブランドの特徴となっている。ディーゼル リビングのアイテムは、全国の主要DIESEL STORE、ディーゼルオンラインストアにて販売中。※今回ミラノサローネで発表された新作コレクションの日本国内展開時期は未定。<問い合わせ先>ディーゼル ジャパンTEL:0120-55-1978
2015年06月10日松坂屋上野店が6月17日から21日まで、百貨店業界初のパーソナル包み紙イベント「オクリモヨウ」を開催する。「オクリモヨウ」は、マーケティング・コミュニケーションの総合シンクタンク「宣伝会議」が発行する専門誌『販売会議』とのコラボレーション企画。昨年の販促会議企画コンペティションにおいて大丸松坂屋は、近年百貨店離れが危惧されている若者を百貨店に呼び込むための施策を募集しており、コンペティションでブロンズを受賞した同企画を父の日に併せて実施するに至った。同企画は、自分の好きな写真を用いてオリジナルの包み紙をデザイン出来るサービス。事前に特設サイト上でお気に入りの写真を使ってオリジナルの包装紙を作成し、IDを取得しておけば、松坂屋上野店本館1階の北口アーケードにある特設カウンターでギフトラッピングに使用出来る。一般的に写真入りのギフトは注文から商品到着までにやや時間がかかるのが欠点だが、「オクリモヨウ」ではデザインから受け取りまでを1日で可能にしている。父親に日々の様子を写真で伝える、贈り物を通しての近況報告にもなり、普段はなかなか話せない父親へのプレゼントにはピッタリ。なお、同サービスは対象売場で購入をした人を対象にしたもの。価格は1包装500円となっており、対象売場で父の日ギフトを5,400円以上購入すると包装は無料となる。
2015年06月10日トゥモローランドがニューヨークのハンバーガーブランド「ベアバーガー(Bareburger)」とパートナーシップを締結し、ベアバーガーの国内1号店を7月19日より、東京・自由が丘(東京都目黒区自由が丘2-16-10 メイプルファーム内)にオープンする。北アメリカを中心にオーガニックハンバーガーを小規模にチェーン展開している「ベアバーガー」。店名の“bare”は“ありのまま”を意味し、ホルモンや農薬などを極力使わずに育てた食材を提供するという店の方針にちなんで名付けられたものだ。同店はこれまで、全米No.1レストラン情報誌『ザガット(Zagat)』の“ニューヨークのハンバーガートップ10”に11年から14年まで連続ランクインしているほか、ニューヨーク版ミシュランでは11年に「環境に配慮する名店(sustainable-minded gem)」、「病みつきになる(addictive)」と評され、14年まで連続して紹介されている。メニューの中心であるハンバーガーに使用されるオーガニックミートは、自社シェフが厳選した信頼出来るサプライヤーや農家から仕入れたもの。牧草育ちで放し飼いの、バラエティーに富んだ無添加の肉を使用している。日本では、定番のビーフ、チキン、ターキーに加え、国内限定の黒毛和牛のプレミアムバーガーも登場。またベジタリアンやヴィーガン向けには、ベジタブルパテを使用したハンバーガーや、4種類のサラダ、6種類のサイドディッシュなども用意している。ドリンクでは人気メニューの4種類のシェイクを始め、オーガニックワインやオーガニックソーダ、ジュースなどを揃えている。
2015年06月10日タケオキクチ(TAKEO KIKUCHI)が30周年を記念して、「ザ・ローリング・ストーンズ(THE ROLLING STONES)」とのコラボレーションアイテムを6月10日に発売する。同コラボレーションでは、「ザ・ローリング・ストーンズ」のアイコンモチーフである“リップス&タン”をデザインしたTシャツ(6,900円)とバッグ(5,900円)の2アイテムを展開。タケオキクチの6月のテーマ“BLACK&WHITE”に合わせてモノトーンなデザインに仕上げた。タンのカラーはトラッドなグレンチェックにアレンジし、タケオキクチのアイコンであるボーラーハットと合わせた。Tシャツの袖口とバッグの背面には「THE ROLLING STONES」のロゴをプリントしている。なお、オンラインストア限定アイテムとして、ホワイト地にレッドの“リップス&タン”をプリントしたTシャツも発売される。
2015年06月10日ブルックリン・ブルワリー創業者スティーブ・ヒンディ著『クラフトビール革命 地域を変えたアメリカの小さな地ビール起業』が、DU BOOKSより7月3日に刊行される。近年、”クラフトビール”と”ニューヨーク・ブルックリン界隈”が大きな注目を集めているが、本書では、全米で最も成功したと称されるブルックリン発のクラフトビールメーカー「ブルックリン・ブルワリー」の創業者スティーブ・ヒンディが、アメリカの地ビール醸造家らへ自ら取材を行い、それを基にクラフトビールの歴史を綴っている。少数派の地ビールメーカーらが有名ブランドに挑んでいく起業ものノンフィクションとしても、また食を通じた町おこしの実践例を示したビジネス書としても読みたい1冊だ。ヒンディはAP通信の元ジャーナリストで、記者時代にビール醸造に目覚めて同社を退社。1986年に設立した「ブルックリン・ブルワリー」がアメリカのクラフトビール市場で10位内に入る人気ブルワリーに成長し、現在ではニューヨーク・ブルックリンの観光名所ともなっている。【書籍情報】『クラフトビール革命 地域を変えたアメリカの小さな地ビール起業』著者:スティーブ・ヒンディ(ブルックリン・ブルワリー創業者)、訳/和田侑子出版社:DU BOOKS言語:日本語ソフトカバー/480ペー ジ/127×188mm発行:2015年7月3日価格:2,200円
2015年06月09日フォトグラファーで「モンクレール(Moncler)」のアートディレクターのフランチェスコ・ラッガツィ(Francesco Ragazzi)が手掛ける新スケーターブランド「Palm Angels」が誕生。国内初となるポップアップショップを3店舗でオープンする。「Palm Angels」は、ラッガツィがロサンゼルスのヴェニスビーチやマンハッタンビーチの独特な雰囲気とそこに住む人々の習慣、とりわけスケーターたちにインスピレーションを受けたことからプロジェクトはスタートした。ラッガツィは11年から13年にかけてスケーターの写真を撮り続け、『Palm Angels』というタイトルで写真集を出版。そして今回、それに続く新しい一歩としてデビューコレクションを今年1月に発表している。デビューコレクションである15-16FWコレクションは、70年代の雰囲気にマッチするプレッピースタイルをイメージして制作。ラインアップはゴールドのディティールが施された短めのパンツや正面に細かいステッチプリーツを施したシャツ、背中にスケートカルチャーのシンボルであるマリファナの葉っぱを贅沢に刺繍したジャケットなど。また、『Palm Angels』の代表的な1枚を大きくプリントしたフィット感のあるデニムジャケットも登場する。ポップアップの期間は、ドーバー ストリート マーケット ギンザ(DOVER STREET MARKET GINZA、DSMG)が6月11日から24日まで、エストネーション六本木ヒルズが6月26日から7月5日まで。ユナイテッドアローズ&サンズ(UNITED ARROWS & SONS)が7月10日から20日まで。
2015年06月09日ロジェ ヴィヴィエ(Roger Vivier)の15SSシーズンテーマは「Summer Lights」。暑い夏を感じる強い光とそこから生まれる影。対比から生まれるコントラストをコレクションに落とし込んだ。サンダルのアッパーに仮面を象ったロジェ・ヴィヴィエのサンダルは、その名も「サンダル マスク」(8万6,000円) 。 古代の“遺産”を感じさせる、トーテムのような存在感がアイコニック。素材はメタリック加工の施されたカーフと、カーフスエードのコンビネーション。イエローとカットワークの透け感が印象的な「プリズミック ショッピング」(H30×W50×D15cm 24万9,000円)は、ブランドが誇るアイコンバッグの内のひとつ「プリズミック」シリーズから登場した新作。特徴である3Dの幾何学模様をカットワークで表現し、。夏らしい軽やかさを表現している。カラーバリエーションとして他にもブラック、ホワイトをそろえている。<問い合わせ先>ロジェ・ヴィヴィエ・ジャパンTEL:0120-957-940
2015年06月09日日本現代映画界の巨匠・北野武が、シャンパーニュメゾン「ローラン・ペリエ(Laurent-Perrier)」の後援のもと、「シャンパーニュ騎士団(オルドル・デ・コトー・ドゥ・シャンパーニュ)」から“シャンベラン・ドヌール(名誉侍従)”を叙任されることになった。「シャンパーニュ騎士団」は、シャンパーニュ地方のワインの多様性と独自性を讃え、“お祝いや成功、特別な時間を過ごす時にはシャンパーニュ”といった、象徴的なイメージ創りを行っている。現在は世界中の著名人やガストロノミー、ワインを知り尽くした美食家たち約4,000人がメンバーとして名を連ねている。フランスの食文化やワインにも精通した北野武は、そんなシャンベラン・ドヌールの叙任を受ける初の外国人となる。北野武はこれまで、独創的で大胆な作品を通して、ヴェネツィア国際映画祭やカンヌ映画祭などで国際的な評価を受けており、12年には名声を確立した画家としてパリ・カルティエ現代美術財団で作品の展覧会を開いたこともある。北野武の後援を務めた「ローラン・ペリエ」の創業者一族のベルナール・ドゥ・ノナンクールは、「シャンパーニュ騎士団」の組織を設立したメンバーのひとり。北野武は昨年5月、「ローラン・ペリエ」からの推薦で東京にて開催された騎士団ガラディナーにて、“オフィシエ・ドヌール”に任命されていた。叙任式典は、6月12日にフランスにあるランスのトー宮殿にて開催されるシャンパーニュ騎士団夏期集会で行われる。北野武は「ローラン・ペリエ」のシャトーを訪れ、オーナーであるアレクサンドラ・ペレール・ドゥ・ノナンクールや、その妹のステファニー・ムヌー・ドゥ・ノナンクールなどと共にセラーに眠る希少なワインを試飲した後、同式典に出席する。
2015年06月09日ズッカ(ZUCCa)とアーティストの安野谷昌穂による展覧会「Between the Real and Surrealism」が、7月2日から8月5日までCABANE de ZUCCa南青山店及び代官山店で開催される。ズッカは15-16AWコレクションで、東京を拠点に国内外で活動を行うアーティストの安野谷昌穂とコラボレーション。彼のグラフィックをテキスタイルに落とし込むことで、現実と非現実の間に介在するシュールな世界観が表現された。「Between the Real and Surrealism」では、ドローイングやコラージュ、スプレーなどの様々な技法を用いて制作された、すべて1点ものの刺激的な作品の数々を展示、販売する。7月5日には、安野谷昌穂本人が13時から16時まで代官山に、17時から20時まで南青山店に在廊する予定となっている。【イベント情報】展覧会「Between the Real and Surrealism」会場:CABANE de ZUCCa南青山店、代官山店住所:東京都港区南青山3-13-14(南青山店):東京都渋谷区猿楽町11-1 La Fuente代官山1階(代官山店)会期:7月2日~8月5日時間:11:00~20:00
2015年06月09日ロレアル(L’Oreal)がウィメンズウェアとアクセサリーを手掛ける「プロエンザ スクーラー(Proenza Schouler)」とライセンス契約を交わした。「シュウ ウエムラ(shu uemura)」や「イヴ・サンローラン(Yves Saint Laurent)」、「ラルフ ローレン(RALPH LAUREN)」など数多くの有名ブランドの化粧品やフレグランスを展開するロレアル。同契約により、今後は「プロエンザ スクーラー」におけるフレグランスラインの開発、発売も担っていくこととなった。契約に関して、「プロエンザ スクーラー」のジャック・マッコローとラザロ・ヘルナンデスは「フレグランスを作ることは常に夢でしたが、まさか世界のリーダーであるロレアルから声がかかるとは全く想像していませんでした。私たちの美学や感性を繊細で感情的な香りで表現できることがとても楽しみです」とコメント。また、ロレアルのセレクティブ事業部の社長であるニコラス・イエロニムスは、「『プロエンザ スクーラー』のジャック・マッコローとラザロ・ヘルナンデスは、今アメリカで最も優秀と言われているデザイナーです。彼らが加わることでロレアル リュクスの誇るアイコニックなブランドポートフォリオがより充実するでしょう。我々は今後もこのような飛び抜けた才能を持ったデザイナーをロレアルファミリーに迎え入れたいと思っています」と語っている。
2015年06月09日イヴ・サンローラン・ボーテ(Yves Saint Laurent Beaute)が7月31日より、今秋の新作を発売。リップ&グロスからは、「ルージュ ヴォリュプテ シャイン」と「グロス ヴォリュプテ」が登場する。同ブランドが掲げる今秋のコンセプトは、ロックスピリットと官能、肉感を意味するセンシュアリティの交錯。これをコンセプトとしたコレクションを展開していく。今回、限定色となる3色で展開されるリップ「ルージュ ヴォリュプテ シャイン」(各4,000円)は、したたかな女子の勝負ピンクをイメージした「ローズインサウンド」を始め、キスの余韻が漂うカシスフューシャを使用した「フューシャイングランジ」、ドラマクイーンを連想させるナイトアウトレッドの「ルージュインロック」。唇でとろけるようななめらかなテクスチャーが魅力の3色となっている。グロスの新作となる「グロス ヴォリュプテ」(各3,800円)も限定色となる3色で展開。ラインナップは、ロックなアイメイクを引き立てるようなメタリックシマーな唇を演出。ピンクシマーがきらめくホログラフィックホワイトの「ローズルレックス」、メタリックなスパークリングバイオレットを用いた「バイオレットシークインズ」、ジュエルのように輝くローズピンクの「ローズストラス」となっている。
2015年06月09日ナイキ(NIKE)がアイコンシューズ「ナイキ エア マックス 90(NIKE AIR MAX 90)」の最新版として、「ナイキ エア マックス 90 ウルトラ ブリーズ(NIKE AIR MAX 90 ULTRA BREATHE)」(税込1万4,040円)を発売する。通気性に優れた「ブリーズ コレクション」のひとつである同シューズ。気温に左右されず、アスリートが屋外でアクティブに過ごせるよう、夏の暑さから足元を快適に保てるデザインに仕上げられている。アッパーにスペーサーメッシュ材を搭載することにより、素材の間にスペースが生まれ、空気の流れを促進。補強材や重みのある素材を削ぎ落とし、必要な要素だけを残すことでこれまでにない通気性を実現させた。また、裸足で履くことを想定してデザインされているため、優れた履き心地も兼ね備えたシューズとなっている。取扱いは、公式サイト及び一部のナイキスポ―ツウェア販売店にて。
2015年06月09日アニエスベーが、「On aime le graff!!展」を6月19日から6月28日の期間、東京・渋谷にあるプールサイドテラス付きのカフェ「347CAFE&LOUNGE(347カフェ&ラウンジ)」にて開催する。現在、全国のアニエスベーショップでは、アニエスベーとグラフティの関係性にフォーカスしたプロモーション「グラフィティが好き!!(On aime le graff!!)」が行われている。グラフティがムーブメントになる前から注目し、アメリカ、フランス、日本各国のグラフィティアーティストのサポートを行ったり、世界中のグラフィティを撮影した写真を転写アイテムとして発表を行ってきたアニエスベー。同プロモーションでは3人のグラフティアーティスト作品を用いたドレスや、トートバッグ、iPhoneケース等を展開している。同展ではそのプロモーションの一貫として、6月16日のプロモーション終了後、一般に向けアニエスベー15SSコレクションのイメージソースにもなったグラフィティが施されたモリトール・プールのドアを始め、アニエスベー青山店のファサードを手掛けたFA.IRAQとMOZYSKEYによるグラフィティ作品、また、アニエスベー ボヤージュ表参道店や、5月20日から26日の期間に行われた伊勢丹新宿店ポップアップショップでのMAMBOによる作品なども展示される。なお、同展示は「374CAFE&LOUNGE」の利用者のみ観覧することができる。【イベント情報】「On aime le graff!!展」会場:347CAFE&LOUNGE住所:東京都渋谷区渋谷1-23-16 cocoti 3階期間:6月19日~6月28日時間:11:30~23:00(L.O22:00)
2015年06月09日NY発の本格派スティックジェラート専門店「popbar(ポップバー)」が、日本第1号店(東京都渋谷区渋谷2-9-11 インテリックス青山通りビル1階)を6月25日、東京・渋谷の青山通り沿いにオープンする。行列は1時間超えにもおよぶ現在、本国アメリカでも大人気のアイスクリームショップ「popbar」。今回、初上陸する同店では、バニラやチョコレート、ココナッツ、ピスタチオ、ヘーゼルナッツ、ミックスベリーなどの定番のフレーバーを含めた全26種類のスティックジェラートが日替わりで提供される。さらに、7種のトッピング(ポッピング)に加え、4種のソース(ディッピング)を自由にチョイスすることで、オリジナルの組み合わせを楽しむこともでき、幾通りものカスタムが可能なため、何度も新たな楽しみ方ができるのが嬉しい。「popbar」は、人工物や添加物は使用せずナチュラルな素材にこだわったハンドクラフト製法が最大の特徴で、そのシーズンの旬の素材を使い、毎日イチから作られる。今後、新たなフレーバーも展開される予定だ。営業時間は、11時から20時。
2015年06月09日各ブックストアがFASHION HEADLINE読者に向けて「今読むべき1冊」をコンシェルジュ。毎週火曜日は、東京・南青山に店舗を構えるビジュアル洋書店・嶋田洋書(東京都港区南青山5-5-25T-PLACE1階A103)がオススメする書籍を紹介します。■「THE STYLISH LIFE GOLF」Christian Chensvoldゴルフの総本山とされるスコットランドから熱帯アイランドまで、世界のファッショナブルなゴルフ場での写真を豊富に収録したビジュアルブック。紳士のスポーツとして知られるゴルフは、その一流な経歴のプレイヤー、特有のドレスコード、フレンドリーな雰囲気で、社交界や産業界のトップ、著名なセレブたちの心を掴み、リラックスできる娯楽として人気を集め世界へ広がっていった。本書では、その敷居の高さから通常簡単にはお目にかかれない世界中の素晴らしいゴルフコース、映画俳優などを含むスタイリッシュなプレイヤー達の姿を、1800年代から現代までの豊富なビジュアルイメージで見て楽しむことができる。ゴルフの歴史やロケーション、大会だけでなく、プレイヤーの多彩なファッション、政治家や俳優などの著名人がゴルフを楽しむ様子、ゴルフに関連したアートやデザインなども紹介しており、ゴルフの愛好家やプレッピーファッション好きの方へのギフトに最適の1冊だ。この他、同じくスポーツをビジュアルで紹介した「The Stylish Life」のシリーズで、テニス、ヨット、サッカーの取り扱いも有り。【書籍情報】「THE STYLISH LIFE GOLF」著者:Christian Chensvold出版社:teNeues社言語:英語ハードカバー/176ページ/290×230×20mm発刊:2005年価格:6,780円
2015年06月09日アメリカ演劇界で最高の栄誉、第69回「トニー賞」授賞式が6月7日(現地時間)、ニューヨークのラジオシティ・ミュージックホールで行われ、渡辺謙が主演を務めた『王様と私』がミュージカル部門リバイバル作品賞、ミュージカル部門主演女優賞を受賞した。ブロードウェイ初舞台で主演、さらに主演男優賞候補にもなった渡辺謙は残念ながら受賞こそ逃したが、主演女優賞に輝いたケリー・オハラ(Kelli O’Hara)は受賞スピーチで「私の王様」と彼を讃えた。こうした晴れの舞台で楽しみなのは、レッド・カーペットを彩る出席者たちのドレス。アカデミー賞やMETガラなどと較べると、トニー賞では少し抑えめの装いが基本だが、女優たちはシックな着こなしを競った。『Skylight』(原題)で演劇主演女優賞候補のキャリー・マリガン(Carey Mulligan)は「バレンシアガ(Balenciaga)」のストラップレスのドレス。マルーン・カラーでミニマルなデザインとダウンスタイルの髪で、ミニマルな美しさが光った。『星ノ数ホド』で演劇主演女優賞候補のルース・ウィルソン(Ruth Wilson)は「ラルフ・ローレン(Ralph Lauren)」のロングドレス。トップはフィットサイズのTシャツのようなシンプルなデザインでスカート部分はシルク。フューシャピンクが鮮やかだ。現在、ブロードウェイでミュージカル『ジジ』に出演中のヴァネッサ・ハジェンズ(Vanessa Hudgens)は「ナイーム カーン(Naeem Khan)」のホルター・ドレス。花柄のプリントと背中の大きく開いたデザインが華やかだ。「オスカー・デ・ラレンタ(Oscar De La Renta)」の花柄を織り込んだジャカード・ミニドレスで出席したのはアマンダ・セイフライド(Amanda Seyfried)。実は彼女もオフ・ブロードウェイで舞台『The Way We Get By』(原題)に出演中。首のラインがキレイに出るデザインのオフショルダーが印象的だった。ミニドレスは、なぜか授賞式に来ていたケンダル・ジェンナー(Kendall Jenner)も着用。「カルヴァン・クライン(Calvin Klein)」のサーモンピンクで前面はシンプルだが、背中が開いたデザインだった。ジェニファー・ロペス(Jennifer Lopez)は「ヴァレンティノ(Valentino)」のミッドナイトブルーのドレス。レッド・カーペットではヌードカラーのセクシーなドレス姿の多い彼女には珍しい、王道の女優スタイルが新鮮。そして、大胆なプランジネックで目を引いたのは演劇部門主演女優賞に輝いたヘレン・ミレン(Helen Mirren)、「バッジリー・ミシュカ(Badgley Mischka)」の白のロングドレスは大きく開いた胸元にレースのスリーブ。主演映画『クィーン』に続き、舞台『The Audience』(原題)でもイギリス女王・エリザベス二世を演じて米演劇界最高の栄誉に輝いたヘレン。セクシーなドレスを69歳の気品で着こなした。
2015年06月08日