FASHION HEADLINEがお届けする新着記事一覧 (753/854)
ヴィヴィアン・ウエストウッド(Vivienne Westwood)が5月9日、サイケデリックアーティストのマッテオ・グアルナッチャ(Matteo Guarnaccia)とのコラボアイテムを発売する。マッテオ・グアルナッチャはイタリアのアンダーグラウンドカルチャーを代表するアーティスト。古代文化と近代的なテクニックを融合させることで、これまでの文化を崩壊するような斬新かつ新しい作品を発表してきた。これまでにイタリア国内を中心に、日本を含む世界各地で個展を開催している。今回マッテオはブランドと、そのデザイナーであるヴィヴィアン・ウエストウッドをオマージュした、極めてパーソナルなイラストを製作。パイレーツブーツやボンデージジャケットなどのブランドのアイコニックなアイテム、アクティビストとしてのヴィヴィアンの人生における決定的な瞬間をユニークに描き出した。このイラストがプリントされたアイテムのうち、クラッチバッグ(3万円)はニュースペーパー風の色彩が、まるで本物の新聞のように感じさせる。なめし革とのコントラストも印象的だ。一方、ボストンバッグ(4万円)は世界中を旅してきたマッテオならではの感性が活かされたアイテム。これらはホワイトとライムグリーンの2色で展開される。一方、後ろに機能的なバックポケットがあしらわれたTシャツ(1万7,000円)は、ライトブルー×バーガンディ、グレー×ブラックの2色をそろえた。取り扱い店舗はヴィヴィアン・ウエストウッド マン、及びヴィヴィアン・ウエストウッドレッドレーベルの一部店舗、インポート取扱いショップ限定店など。また、5月8日から24日までの期間中、ヴィヴィアン・ウエストウッド 青山店、ヴィヴィアン・ウエストウッド マン 表参道店では、今回のコラボを記念してマッテオの作品が特別に展示される。
2015年04月20日オランダのベビーカーブランド「バガブー(Bugaboo)」がヴァン・ゴッホ美術館とコラボレーションしたベビーカーコレクション「バガブー・ビー・スリー・ヴァン・ゴッホ(Bugaboo Bee3 + Van Gogh)」を発表した。バガブーのアイコンストローラーに、同じくオランダ出身の偉大なる画家・フィンセント・ヴァン・ゴッホの「花咲くアーモンドの枝」のモチーフを落とし込んだ。「花咲くアーモンドの枝」はゴッホが浮世絵から影響されて生み出した作品。浮世絵のような輪郭線や構図、補色を用いた色彩などに影響が見て取れる。バガブー・ビー・スリー・ヴァン・ゴッホのサンキャノピー、フットマフにはアーモンドの枝柄がプリントされ、本体やシートファブリックなどは枝柄プリントと調和するようなグリーン、ブルーが用いられている。シャーシ、シート、サンキャノピーすべてがセットとなった「Bugaboo Bee3 コンプリート ヴァン・ゴッホ」は9万7,900円。パーツ単体売りあり。ゴッホの鮮やかな作風はハイファッションにも影響を与えており、クリスチャン ルブタン(Christian Louboutin)やヴィクター&ロルフ(VIKTOR&ROLF)が最近インスパイアされた作品を発表している。また4月29日から5月1日まで伊勢丹新宿店本館6階にてバガブーポップアップショップががオープン。バガブー・ビー・スリー・ヴァン・ゴッホの他、全4タイプのストローラーなどがフィーチャーされる。ちなみに伊勢丹店内レンタルストローラーもバガブーのものだ。
2015年04月20日忙しさに感けて身の回りが殺伐としていませんか。今週は潤いのある生活をすることがツキを招きます。特に食の豊かさに重点を置くと開運に。丁寧な食事やライフスタイルを心がけてみましょう。■牡羊座(3.21 - 4.20)気が多くなりがち。あれこれ手を広げずにターゲットを明確にすると成功するでしょう。レッド、ピンク、フラワー柄、シャープなポインテッドトゥーが吉。ドルチェ&ガッバーナのシューズはまさに開運アイテム。■牡牛座(4.21 - 5.21)今週のあなたは華やかなオーラに包まれ、社交運が上昇中。異性からの注目も集まります。カラーはグリーン、ホワイト、素材はコットン、アイテムはショートパンツを選んで爽やか&ヘルシーに。■双子座(5.22 - 6.21)パーカやレースアップなど紐の付いたディテールが吉。優柔不断が災いを呼びそうなので気をつけて。ファッションセンスが冴えるので思い切りオシャレを楽しめそう。柄物は幾何学模様を選んで。■蟹座(6.22 - 7.22)勘が鈍くなる時期なので、決断事は誰かにアドバイスをもらいながら進めると吉。ストローハットやチェーンバッグが開運のお守りになるでしょう。遠出やレジャーでお財布を落とす危険有り。気をつけて。■獅子座(7.23 - 8.22)オレンジ、ゴールド、レオパード柄がオススメ。イニシャル入りのアイテム、カラーレンズのサングラスをワンポイントにするコーデが吉。自分の気持ちに素直に行動すると運が開ける時期です。■乙女座(8.23 - 9.23)ビジネスや仕事で好機到来。一方、ライバルの妬みを買わないよう用心して。ビジューや刺しゅうが入っているなど襟のデザインが凝ったもの、クラッチバッグが災難回避のファッションです。■天秤座(9.24 - 10.23)早くも5月病?怠け心が頭をもたげてきそう。やるべき事はモチベーションが保てるうちにこなすのが正解。チュニック丈のトップスや大振りのネックレス、ロングショールをボーホーテイストに着こなして。■蠍座(10.24 - 11.22)楽しみにしていた予定がキャンセルになるなどスローな運勢。焦らず好きな事をしてのんびり過ごす事が解決策に。手触りのよいフリースのルームウェアでリラックス。ノースリーブのリゾートスタイルも吉。■射手座(11.23 - 12.21)裾がフレアなワンピースで、特にミニ丈がラッキー。ピンクのギンガムチェックなどモスキーノのバービールックをイメージしたスタイルを目指して。恋は友だちからのサポートで進展の予感です。■山羊座(12.22 - 1.20)フェミニンなブラウスにメタリックな太バングルなど、スイート×ハードのミックスマッチが開運です。フルーツ柄のバッグを見つけたら迷わずゲットして。何か新しいことを始めると運が開けます。■水瓶座(1.21 - 2.19)70年代テイストな裾が広がったバギーパンツが開運アイテム。アニヤ ハインドマーチのスマイルモチーフも最高です。頑固さが災いを招く時期なので、ぐっとこらえて譲れる強さを身につけましょう。■魚座(2.20 - 3.20)サーモンピンクやホワイト系のボタニカル柄が幸運を呼びそう。対人面ではデコルテが美しく見えるVネックのワンピースが好印象を与えます。体調が回復傾向になり、運気も好転の兆しです。【プロフィール/ムーン・リー】西洋占星術師。『numero』『mina』など数々の人気女性誌での連載やエッセイや書籍の執筆など実績多数。「怖いほど当たる!」鑑定士として話題を呼んでいる。当連載では12星座占いとファッションを融合させたハイブリッドな週間占いを提案。長年の鑑定や研究から導き出される開運のメッセージを届ける。
2015年04月20日西武池袋本店の屋上に4月29日、「食と緑の空中庭園」がオープンする。季節に応じた世界の料理や牡蠣が手軽に楽しめるレストランバーなどが登場する。「食と緑の空中庭園」は印象派を代表する画家、クロード・モネの大作「睡蓮」を始め、モネが愛したノルマンディーの「ジヴェルニーの庭園」などにインスピレーションを得たもの。多様な自然と触れ合える憩いの場として機能していく。四季が感じられる遊歩道「睡蓮の庭」には奥行き約25m、幅平均約7mの池を設置。睡蓮を始め、花ショウブやツルバラなど約80種類の草花で彩られた。その他、レンテンローズやヒメシャリンバイロゼア、クチナシなど、季節の草花に覆われた「グリーンウォール」、子供が裸足で遊べる芝生広場「グラス フィールド」なども設置される。更に、イタリアンやスパニッシュ、ビストロなどのテーマに応じた料理が楽しめるレストランバー「La Terrasse-Oyster&International-」がオープン。季節のメニューとともに、カジュアルな牡蠣料理が楽しめる。5月にはイタリアンを中心にした様々なメニューを睡蓮の池のほとりで提供する予定だ。主なメニューは旨みを凝縮させた蒸し牡蠣「オイスターロースト 6ピース」(1,621円)や、オリジナルスタウトビール「オイスタースタウト」(834円)など。また、和、洋、中とバラエティーに富んだメニューを展開する10台の「フードカート」も登場。メニューは季節ごとに入れ替わり、5月は「串フェス」と題して様々な串料理を提供する。讃岐うどんの「かるかや」も展開される。その他、庭園では朝市や朝ヨガ、ミュージックライブなどを開催。ミニすべり台などの遊具やフランス、ベルギーから直輸入したイスやテーブルを設置するなど、子供から大人まで幅広い層が楽しめる空間になるという。更に、日没時はブルー、夜はローズの照明が灯り、緑あふれる庭園を情緒的に彩る。
2015年04月19日原宿のギャラリー「BLUM & POE 東京」で、リチャード・プリンス(Richard Prince)の個展「New Portraits」が開催中。期間は5月30日まで。リチャード・プリンスはニューヨークで活動中の写真家。その活動は70年代まで遡り、マスメディアや広告が掘り起こした既存のイメージを流用し、新たな作品を生み出す手法の先駆けとなった。88年の国立現代美術センターを皮切りに、ホイットニー美術館やボイマンス・ヴァン・ベーニンゲン美術館、ケンストハウス・ブレゲンツなど数々の美術館で個展を開催。サンパウロやホイットニー、ヴェネチアで開催されたビエンナーレにも参加している。今回発表される「New Portraits」シリーズは、プリンスがインスタグラム上を飛び回りながら収集した、膨大な写真とそのコメントを作品として発表したもの。約20点の作品では、ユーザーの自己顕示欲や窃視的な欲求は削ぎ落とされ、あたかもメディア自体の産物であるかのような姿を見せている。中でも特に注目すべきなのが、SNSへとプリンスが自ら書き込んだコメントの数々だ。脈絡を欠いた言葉、ジョーク、引用、矛盾語方、絵文字などが書き加えられることにより、ポートレートに新たな方向性が指し示されている。そこでは、絵画と写真、イメージとテキスト、著作権と表現の自由が融合し、“他者の投稿への介入”は“作品を構想する行為”へと置き換わる。これによって、ポートレートをプリンスの作品へと昇華させようという試みだ。国内では20年ぶりとなるプリンスの展覧会。彼がライフワークとしている“写真という媒体への探求”をリアルに目にする貴重な機会となりそうだ。【イベント情報】リ チャード・プリンス『New Portraits』会場:BLUM & POE 東京住所:東京都渋谷区神宮前1-14-34原宿神宮の森5階会期:4月3日から5月30日時間:11:00から19:00休館日:日・月曜日、祝日
2015年04月19日オスカル・メツァヴァトがデザインするブラジル発「オスクレン(OSKLEN)」が提案するフラワーアイテムは、透き通ったブラックに浮かび上がるボタニカルが華やかなドレス(5万8,000円)。張りのあるシルクオーガンジーに大胆に転写プリントされているのはシダや蘭など、ブラジルのコンテンポラリー植物園「イニョチン(INHOTIM)」にある植物達。ウエストを絞ったシンプルなシルエットでインナードレス付き。真夏の夜に華やぎを添える1着だ。<問い合わせ先>オスクレン 表参道ヒルズTEL:03-5410-5012
2015年04月19日銀座三越は、石川県のグルメや工芸を伝えるイベント「金沢・能登・加賀展」を4月22日から28日まで、同店8階催物会場で開催する。金沢の老舗料亭「杉の井」の和スイーツを味わうことができるカフェ「つぼみ(TSUBOMI)」が東京初出店。同展のために初めて作られた、五郎島金時芋の羊羹がついた加賀棒茶付きの葛きり黒蜜みつセット(1,000円)、クリームあんみつセット(1,000円)がイートインコーナーで提供される。また、客の要望に合わせて上生菓子を作り、通常は作り置きや店頭販売をしない「吉はし菓子所」から、季節の上生菓子が3種類(各310円)、各日50点限定で販売される。金沢市の片町に本店がある「金澤玉寿司」は、金澤海鮮ちらし(2,500円)、加賀にぎり(2,000円)がイートインで堪能できるほか、金沢ではハレの日には欠かせないという鮭、鯖、鯛が入った「芝寿し」の三昧笹寿し(1,000円)、「潮屋(うしおや)」の真鯛の炙り昆布〆(1,500円/100g)も登場する。このほか、石川県を代表する伝統工芸品・輪島塗も紹介される。「吉田漆器工房」からは、市松模様が和モダンに演出されている、市松くずし長手皿(天然木・漆塗/2万5,000円)など、伝統と現代が掛け合わされた作品が販売される。藍古九谷を現代に再現する「妙泉陶房」の作家・山本長左(ちょうざ)は、九谷焼コーヒー碗皿(3万8,000円から)をはじめ、繊細な染め付けで表現された作品群を用意している。日本の金箔生産量の約99%を占める金沢は、その金箔工芸も注目だ。金箔製品を扱う「箔一」は、二曲一双屏風「紅白梅図」(和紙・金箔/幅175cm×高さ152.5cm×2枚/300万円)、箔アートパネル「一」(和紙・金箔/幅135cm×奥行3cm×高さ48cm/60万円)を販売、繊細で荘厳な歴史文化が紹介される。会期中、同フロアでは、金沢21世紀美術館ミュージアムショップのアイテムが販売されるほか、同店9階の銀座テラスでは、金沢の魅力を体感できるイベントを展開。金沢から芸妓を迎え、舞を披露する“立ち方”や、三味線と唄を担当する“地方(じかた)”の芸事を直接見ることができる「金沢芸妓ステージ」(4月22日11時から、13時から、各回約20分)。気軽に伝統工芸や和菓子づくりを体験できるワークショップも実施する。加賀友禅体験(4月23日から25日、定員各回8名、参加費1,000円)、加賀毛針体験(4月22日と23日、定員各回5名、参加費2,000円)、加賀蒔絵体験(4月27と28日、定員各回6名、参加費3,000円)、竹工芸体験(4月26日から28日、定員各回8名、参加費600円)、和菓子づくり体験(4月22日、24日から26日、定員各回8名、参加費500円)など。参加方法は、各イベント当日10時30分より、銀座テラス/テラスルームで先着順に受け付ける。
2015年04月19日70年代ムードな15SSシーズンに乗って、フォークロアがトレンドに。オーストラリア発の「ミーガンパーク(MEGAN PARK)」の大振りなネックレス(2万9,000円)とバングル(2万1,000円)は、フラワーモチーフを、ピンク、ホワイト、ターコイズ、イエローなど鮮やかな色合いと、様々な形、大小のパーツやビーズでハッピーに表現した。同ブランドは、インドで何世代にも継承されてきた職人の熟練したハンドクラフトによって生み出される。ハンドステッチや、ビーズ、刺繍を用いたフォークロアなアイテムが特徴。一つひとつ縫い付けられたレザーの花弁にも手仕事の温かみを感じる。<問い合わせ先>ショールーム セッションTEL:03-5464-9975
2015年04月18日カルバン・クライン アンダーウェア(Calvin Klein Underwear)のメンズポップアップショップが、4月21日から27日まで表参道のゼロベースにオープンする。2階建てショップの1階には、ロゴとウエストバンドの対照的な色使いが特徴の最新メンズアンダーウエア、「インテンス パワー」がグラデーションカラーで展示される。ラインアップはヒップブリーフを始め、ボクサーブリーフやトランクス、ローライズトランクスなど。ボディラインを強調するこれらのアイテムでは、コットンストレッチにより着心地の良さや動きやすさを実現。また、複雑なディテールとテクニカルファイバーを採用し、肌触りと通気性を追求している。また、カルバン・クラインでは現在、ブランドのアイテムを着た自身の写真をSNSに投稿するソーシャルメディアキャンペーン「#mycalvins」を展開中。同ショップで展開するアイテムの購入者にも参加を呼び掛けている。
2015年04月18日ニューヨーク発の高感度セレクトショップ「オープニングセレモニー(OPENING CEREMONY)」の表参道店が、オープン2周年を記念したアニバーサリーアイテムを発売する。表参道店では4月18日から30日まで、「ピーター イェンセン(Peter Jensen)」のポップアップショップをオープン。15SSコレクションでミューズを務めた人気漫画『ピーナッツ』のキャラクター・ラッキーに対して、今回はペパーミント・パティをモチーフとしたアイテムを展開する。おてんばだけど、友達思いで優しいペパーミント・パティは、ストーリーの中でキャットウォークを歩くモデルに憧れてウィッグを着用する。そんな彼女のファッションにリンクしたキュートな姿を、限定アイテムではアイコニックに使用。彼女が中央に大きくプリントされたスウェット(2万7,000円)や、胸もとにさりげないワッペンとしてあしらわれたTシャツ(1万5,000円)などがラインアップされる。更に、バイオレットと『Peanuts』ガールズ がプリントされたiPhoneケース(5,000円)も用意した。また、期間中は3種類の「ピーター イェンセン」オリジナルフレームによるプリクラを撮影することも可能。その画像をハッシュタグ「#OC_PJ」を付けてSNSでアップすると、先着でピーター イェンセンステッカーがプレゼントされる。
2015年04月18日各ブックストアがFASHION HEADLINE読者に向けて「今読むべき1冊」をコンシェルジュ。毎週土曜日は、洋書を専門に扱う原宿のブックショップ「シェルフ(Shelf)」(東京都渋谷区神宮前3-7-4)が選ぶ書籍をご紹介します。■「Special Guest」リチャード・プリンス(Richard Prince)、ロー・アスリッジ( Roe Ethridge)現代美術家、リチャード・プリンス(Richard Prince)と写真家、ロー・アスリッジ( Roe Ethridge)が、2014年にニューヨークのガゴシアンギャラリー(Gagosian Gallery)で開催した展覧会カタログ。現代アメリカを代表するアーティスト2人の写真作品がランダムに織り交ぜられ、単なる展覧会カタログを超えた限定1,000部の貴重な1冊となっている。【書籍情報】「Special Guest」著者:Richard Prince、Roe Ethridge出版社:Karma言語:英語ソフトカバー/182ページ/280x210mm発刊:2015年価格:6,000円
2015年04月18日無印良品のプロジェクト「ファウンドムジ(Found MUJI)」が、4月24日から7月2日まで企画展「印度の布」を開催する。期間中は、インドの伝統的な手工芸“カンタ”と“ブロックプリント”を用いた作品が販売される。ラインアップは、クッションカバーやポーチ、スロー、多様布など。カンタは農村に住む女性たちの手によって作られてきたベンガル地方の布。女性たちが大切な家族のことを思いながら製作した、温もりあるテキスタイルだ。一方、ブロックプリントは木版を用いたプリントで、大きく広げた生地に隙間なく版を押すという作業を何百回と繰り返す。インドに発祥すると、その後はヨーロッパ、アジアを通じて世界各地へ広がったとされている。その際、各地で形を変えて発展したプリント技法だが、インドでは現在も原形を留めたまま、昔ながらの職人技が引き継がれている。カンタとブロックプリントを用いたアイテムは、Found MUJIの青山店、有楽町店、池袋西武店、自由が丘店、コレド室町店、丸井吉祥寺店、テラスモール湘南店、グランフロント大阪店、神戸BAL店、MUJIキャナルシティ博多店で取り扱う。また、4月22日まで関連イベントとして、無印良品有楽町2階のATELIER MUJIでカンタについて学べる企画展「ベンガルのたなごころカンタ彼女たちの針仕事」を開催中。70年代から現地に足を運んで一枚一枚収集された岩立フォークテキスタイルミュージアムの貴重なコレクションの中から、当時の祈りや想いを手作業に込めたカンタが展示される。更に、4月24日から6月28日にかけては、「ラジャスタンのたなごころブロックプリント職人たちの染仕事」を開催する予定。
2015年04月18日ライフスタイルファニチャーブランド「アルフレックス(Arflex)」が、テキスタイルデザイナーの鈴木マサルとコラボレーション。特別展「MARENCO×鈴木マサル」が4月21日まで、アルフレックスショップ大阪で開催中。鈴木マサルは多摩美術大学の染織デザイン科を卒業後、粟辻博デザイン室に勤務。やがて独立すると、05年からファブリックブランド「オッライピイヌ(OTTAIPNU)」を主宰している。その後はフィンランドの老舗ファブリックブランド「マリメッコ(marimekko)」のデザインを手掛けるなど、これまで様々なメーカーやブランドのプロジェクトに携わってきた。今回のイベントは家具とテキスタイルデザインの楽しさを伝えることを目的に、昨年東京で開催された展示会を再現。アルフレックスのシンプルな家具に、鈴木の大胆かつ鮮やか、そしてユーモラスな要素を併せ持つデザインが融合している。中でも注目なのが、ブランドを代表する「マレンコ(MARENCO)」のコラボモデル。このソファーはデザイナーのマリオ・マレンコが一瞬のうちに描いたスケッチから生まれたもので、無駄のない個性的なフォルムは、発売から40 年経った現在でも多くの人々に愛され続けている。コラボ作品の一つ「ダンス(DANCE)」(3人掛け/78万8,000円)は、鈴木が“攻める”気持ちで手掛けたという、日常使いのリアリティから逸脱したデザインが特徴。「色も柄も、なるべく合わないようなものを隣に並べた」という鈴木の言葉通りに、名作ソファーが現代アートのように芸術的な姿へと生まれ変わっている。一方、「パーク(PARK)」(3人掛け/74万2,000円)はシャープなモダニズムとは対局の存在として、可愛らしく感情移入のしやすい動物をモチーフに使用。ソファー全体を1枚のキャンバスとして捉え、座面や肘掛けなどを横断するようにプリントした。その中で、各パーツ間で分断され、結合されたモチーフが絵画的に表現されている。これと良く似た技法を用いているのが「バルーン(BALOON)」(3人掛け/61万2,000円)だ。マレンコのフォルムにも似たドッドモチーフを横断的にプリントすることで、予測出来ない変則的なパターンが誕生。あたかもソファの形が変化しているような錯視を生み出している。素材にはマレンコの定番である麻を用い、一版ずつ手捺染でプリントした。更に、木目の方向にまで気を配り、途切れることなく流れるようなフォルムを生み出しているチェア「リン(RINN)」(5万3,000円から)でも、今回鈴木とのコラボが実現。座面にマレンコにも用いられた全20種類のファブリックを使用し、アートな感性をプラスしている。また、音響メーカー「バング&オルフセン ジャパン」とコラボし、今年3月に発表された「BeoPlay A9」の限定スピーカーカバーも出展される。今回のコラボについて、鈴木は「異なる技術で作られた3種類のテキスタイルに包まれたマレンコは、皆さんの知っているあのクールなマレンコとはまったく別の姿を見せました。色柄が空間を漂い、人の心の中で揺らぎ、高揚させ、形にならない感覚が新しいリアリティとなって生活を、そして環境を変えていくのです。モダンデザインとカワイイデザインが絡み合い、テキスタイルによって劇的にソファー自体が、環境が、変わっていくその瞬間。皆様、是非高覧下さい」と語っている。【イベント情報】MARENCO×鈴木マサル会場:アルフレックスショップ大阪住所:大阪府大阪市中央区南船場4-2-11 ベネトン心斎橋ビル6階会期:4月10日から21日まで時間:11:00から19:00まで(10日は18:00から20:00まで)休館日:4月15日
2015年04月18日バーバリー(BURBERRY)が、4月17日(日本時間)、昨年末にビバリーヒルズにオープンした新旗艦店のオープンを記念したイベント「ロンドン・イン・ロサンゼルス」をロサンゼルスのグリフィス天文台で開催。デビット&ヴィクトリア・ベッカム夫妻、英国人ミュージシャンのエルトン・ジョンら豪華ゲストが出席した。2月にロンドンコレクションで行われた、バーバリー プローサム15-16AWウィメンズ コレクションのファッションショーが再現され、ショーの終盤には大勢の近衛兵が行進するロンドンならではなパフォーマンスも。ゲストには、ベッカム夫妻を始め、彼らの息子であり昨年キャンペーンモデルを務めた ロメオ・ベッカム、さらにミラ・クニス、ジャニュアリー・ジョーンズらハリウッド女優、映画監督のデヴィッド・ファーニッシュ(『プライドと偏見』など)、今シーズンのキャンペーンモデルのナオミ・キャンベルと、ジョーダン・ダン、カーラ・デルヴィーニュ、スキ・ウォーターハウス、米版『VOGUE』編集長のアナ・ウィンターなど世界中から700人以上が出席し、大きな盛り上がりを見せた。ちなみに、この日のイベントの模様は公式サイトを始め、Facebook、Twitter、Instagram、Periscope、Snapchat などのソーシャルプラットフォームでライブ配信された。
2015年04月17日リーボッククラシック(Reebok CLASSIC)が4月29日、「インスタポンプフューリー “Ballistic Pack”」(1万6,800円)を発売する。予約が18日から開始。このモデルはブランドのアイコンスニーカー「インスタポンプフューリー」の単色モデル。アッパーには一般のナイロンの5倍という、優れた耐久性を持つ「バリスティックナイロン」を使用。カラーバリエーションはブラック、グレー、ネイビーの3色で、ミッドソールはいずれもホワイトで統一。取り扱いはブランドの公式サイトに加え、リーボックフィットハブ 六本木ヒルズ、小田急百貨店新宿店 リーボック フィットハブ、ABC-MART Grand Stage、ACE SHOES、And A、Another Edition、atmos本店、BEAUTY&YOUTH UNITED ARROWS 、BILLY’S、Charlotte、CORNERS(みなとみらい店、岡山店、沖縄ライカム店)、JOURNAL STANDARD、KICKS LAB、Mexico、mita sneakers、monkey time、nano・universe、OSHMAN’S新宿店、RESTIR、SPORTS AUTHORITY(幕張新都心店、港北ニュータウン店、岡崎店)、STEVEN ALAN、Styles、SUPER SPORTS XEBIO(X’tyle)、UNDEFEATED、UNITED ARROWS、UPTOWN Deluxe、URBAN RESEARCHで行われる。
2015年04月17日サカイ(sacai)のレース×ボーダーニットプルオーバー(10万5,000円)は、花モチーフのエンブロイダリーレースとマリンテイストのボーダーをミックスしたロマンティックな雰囲気。15SSシーズンは、ミリタリーウエア、ユニフォームなど、あらゆるアイテムを解体し、融合させたサカイ。このトップスはニットをベースに、衿・スリーブ・裾を大胆に切り替えた大柄のフラワーレースが特徴。胸元やスリーブからは素肌が覗き、フェミニンな印象に。裾部分にはチュールを重ね、強度を保つことで張りのあるペプラムのシルエットを作っている。涼しげなパステルブルーと、ミリタリーテイストな肩章のアクセントのコントラストもサカイらしい1着だ。ランウェイではタートルネックを立て着用し、衿元のレースをより強調させた。<問い合わせ先>サカイTEL:03-6418-5977
2015年04月17日アディダス オリジナルス(adidas Originals)が原宿に4月24日、国内初の旗艦店「アディダス オリジナルス フラッグシップ ストア トウキョウ(adidas Originals Flagship Store Tokyo)」をオープンする。住所は東京都渋谷区神宮前5-17-4神宮前トーラス。ベルリン、上海、ソウル、ロンドン、ミラノに続く世界では6店舗目の旗艦店となる同店では、れもんらいふ主宰のアートディレクター・千原徹也をコンセプトクリエイターとして起用。周辺の街並みや文化に根付き、コンシューマーとストリートカルチャーを発信するというブランドの新たなコンセプトが反映された。1階にはストリートカルチャーの発信や体験などを行うためのスペースを用意している。同ショップでは国内最多のバリエーション展開となるフットウエアを始め、ブランドの象徴的なアイテムや原宿の街に合わせてセレクトされたアイテムなど、日本でも最大規模の商品ラインアップを誇る。5月中旬にはオープンを記念して、現代の東京の景観や文化を表現したランニングシューズ「ゼットエックス フラックス(ZX FLUX)」(1万3,200円)を発売。シューズには東京の夜の街並を想起させるネオンサインが施されている。更に、アディダスロゴのブランドネームを都市の名前に置き換えた「トレフォイル トウキョウ ティー」(4,500円)も登場。オープンを記念して制作された限定グラフィックは、写真や画像を用いて自分だけのアッパーをデザイン出来るスニーカーカスタマイズサービス「マイ ゼットエックス フラックス フォトプリント(mi ZX Flux Photo Print)」にて無料で提供される。また、オープンを記念して千原がプランニングを担当するオープニングアクティベーションが開催される。ネオンサインやオフィスの灯りが昼夜を問わず輝き、ストリートの若者に力を与えている東京の街を、「東京の光(過去 / 現在)祭り」というテーマをもとに表現。当日は現代のライトともに、祭りには欠かせない“提灯”が会場を彩る。更に、芥川賞作家の川上未映子が東京の若者の心情を解釈し、店舗の象徴として書き下ろした“マニフェスト”を発表。編集者の伊藤ガビンのディレクションによって、人の動きに応じて動き出すインタラクティブウォールとなって展示される。
2015年04月17日コス(COS)が、ニューヨークで活動する建築現代アーティストの「スナーキテクチャー(Snarkitecture)」とコラボレーションし、ミラノサローネでインスタレーションを発表した。スナーキテクチャーはアレックス・ムストネン(Alex Mustonen)とダニエル・アーシャム(Daniel Arsham)によるユニット。“重要でないものを排除し、見る人が体験することによって得られるものを重視する”というコンセプトの元、アートと建築の間を行き来しながら、様々な空間・オブジェを発表してきた。14年には「カルバン・クライン(Calvin Klein)」とコラボし、ニューヨーク・マディソンアベニューにある旗艦店のウインドーディスプレイを手掛けている。COSにとってミラノサローネへは4回目の出展となる本作は、“驚き(WONDER)”“リラックス(RELAX)”“探検(EXPLORE)”という三つの要素を観る者に提供することがコンセプト。今まで固体を掘削し、洞窟を作って来たが、透明な素材を無数の帯状にカットし、それを天井から吊り下げることで別のアプローチから洞窟を完成させた。今回の展示についてスナーキテクチャーは「私達はこのインスタレーションを多くの方々に体験していただけることを楽しみにしています。最後に通る空間は静けさと驚きの要素を持っており、それを見ることで再度来場していただけることを願っています。変化し続ける空間や動く光によって、見る度に違った体験をしていただけることと思います」と話している。一方、COSメンズデザインの責任者であるマーティン・アンダーソンは「デザイン界全体からインスピレーションを得ている私達のようなブランドにとって、アートや建築との融合を計ってくれるクリエーターとのコラボレーションは、とてもエキサイティングで新鮮に感じました」とコメント。また、ウィメンズデザインの責任者であるカリン・グスタフソンは「COSのアイテムを使用しなくても、スナーキテクチャーは独特のシンプルさと思いもよらない表現方法によって、ブランドの世界観を見事に表現してくれました」と話している。
2015年04月17日M/M(Paris)は1992年に活動をスタートして以来、実にさまざまなブランドとの仕事をしている。アー・ペー・セー(A.P.C.)やルイ・ヴィトン(LOUIS VUITTON)、ヨウジヤマモト(YOHJI YAMAMOTO)などのファッションブランドをはじめ、マドンナのアルバムジャケットやビョークのミュージックビデオを手がけるなど、ここでは書ききれないほどの幅広い活動を続けている。なぜ彼らはパリを拠点にしているのか。 「パリを拠点しているのは、すごくクリエイティブに向いている場所だからだと思うから。大きすぎないし、小さすぎない。視覚的にもおもしろい街なので、すごくいいインスピレーションをくれる場所なんだ。あとは単純にフランス人だから自分の国の方が落ち着くのかも」と話すマティアスは、元々、生物学を学んでおり、小さい頃からアーティストになろうとは特に思っていなかったという。ただ、絵を描くことは好きだったようで、自分の部屋で小さな展覧会を開き、彼の両親を招待したという微笑ましいエピソードも教えてくれた。その後、「流れに身を任せた(笑)」と名門、パリ国立高等美術学校に入学し、後のビジネスパートナーとなるミカエル・アムザラグと運命の出会いを果たす。そしてマティアスとミカエルはグラフィックスタジオとして「M/M(Paris)」を立ち上げた。アート、ファッション、エンターテイメントと縦横無尽に活動するからこそ、彼らの肩書きをひと言でまとめるのは難しいが、マティアスに今ならどんな肩書きがふさわしいか、尋ねてみた。「いつもぴったりと合う肩書きを見つけるのが難しいかな。特にグラフィックデザイナーとしてやってきているわけでもないし。だから、ユニット名も名前の頭文字をとって『M/M(Paris)』にしている。私たちは、物(作品)を作るのではなく、アイディアをプロデュースしているからね」とマティアス。また、ジャンルの垣根を超えた様々なプロジェクトに対するアプローチ方法も、特に振り分けておらず、同じ姿勢で挑むようにしているという。ヨウジヤマモトやのほか、福島発のアートマガジン『X MAGAZINE』のロゴ、パルコの広告キャンペーンなど、日本に関わる多くの仕事もこれまでに携わってきた2人。約10年前に初めて来日してから何度も日本に訪れているというが、そんな日本からも多くのインスピレーションを毎回得ているという。「日本で好きなものはたくさんあるけど、私たちを初めて日本に招待してくれたアート・ディレクターの浅葉克己さんのことは尊敬しているし、感謝している。彼はバランスのとれた素晴らしい方だと思うよ」。M/M(Paris)がロゴを手がけたという『X MAGAINE』は、福島出身の八木沢俊樹が、東日本大震災に対する文化支援的な意味合いで、2013年に立ち上げたプロジェクト。M/M(Paris)をかねてから敬愛していた八木沢がメールを通じて直接オファーしたことで、コラボレーションすることになったという。「どんな困難な状況であっても生きることに対する信念が感じられるのは、世界中を見ても日本しかないと思う。東日本大震災や原発の問題からも、復興に向けて力を合わせる姿は本当に素晴らしい。だからこそ、福島発のアートマガジン『X MAGAZINE』でロゴを手がけたことは、微力ながら協力できたと思っているよ」。グラフィックデザイン全盛期ともいえる1990年代に、視覚的に理解し合える“タイポグラフィ”を用い、そのミステリアスで暗号性のあるデザインでクリエイティブな表現方法を生み出したM/M(Paris)。そんな彼らがこれまでの20年にどのような道を歩んできたのか?その答えは、展覧会で見つけ出してほしい。【展覧会場法】M/M(PARIS)SUGOROKU DE L’OIE会期:4月20日18:00まで会場:パルコミュージアム住所:東京都渋谷区宇田川町15-1 渋谷パルコ・パート1・3FTEL:03-3477-5873--【前編】「過去20年間のポスター作品からゲームのように紐解く、M/M(Paris)の軌跡」を読む。
2015年04月17日フランスを拠点に活動するクリエイティブデュオ、M/M(Paris)のポスター展「M/M(PARIS)SUGOROKU DE L’OIE(エムエムパリス スゴロク ドゥロア)」が4月20日まで、渋谷のパルコミュージアムにて開催中だ。2008年に行われた展覧会「The Theatre Posters」以来となる本展は、日本の“すごろく”に似たフランスの伝統的ボードゲーム「LE JEU DE L’OIE」を題材に、これまでに制作したポスターをマス目に見立てて展示するという、ユニークな内容。会場内はまるで迷路のように入り組んだ回廊で構成されている。どうしてこのようなポスター展を日本で行うことに決めたのか?今回、本展の開催に合わせて来日していたM/M(Paris)のマティアス・オグスティニアックに話を聞いた。2014年秋冬シーズンから、パルコの広告を手がけている「M/M(Paris)」だが、今回パルコで展覧会を行うことにしたのは「他よりもさまざまなトレンドがミックスされている場所なので、展示会のテーマにもふさわしいと思ったから」だそう。「展示会場も螺旋のようなレイアウトにし、ポスターもフランスのボードゲームである『LE JEU DE L’OIE』のマス数である、“63”に合わせてフランスからアーカイブの63枚の厳選されたポスターを運んできた」という言葉通り、まさにマティアスが話す“テリトリーがあってルールがある、ゲームのような感覚の展覧会”が創り上げられていた。ところで、どうしてマティアスは日本の「すごろく」を知っていたのだろうか。「もちろん、リサーチして見つけたんだよ。やったことはないけれど、だいたい、同じようなゲームが各国1つずつ存在するもの。それで『すごろく』が『LE JEU DE L’OIE』と同じような気がしたので、それらの名前を混ぜ合わせた展示会名にしたんだ」。展覧会の構成をゲーム仕立てにした理由について、「ゲームのように駒を進めていくようにするなかで、自分たちが決めたことがどのような運命を歩むことにつながったのか、ということを表現している。20年続けてきたポスター作りのアーカイブを並べることで、それを伝えることにもなる」と話す。つまり、ゲームというものは、サイコロを振ることでさまざまな人生が決まる。次にどんな目が出るか予想できないように、これまでM/M(Paris)が経験した出会いもまた偶然。彼らのクリエイションとゲームとを重ねる展示方法が、彼らの作品特有の神秘性や暗号性を現わしている。まさに「すごろく」のボードを彷彿とさせるレイアウトの展示会場では1996年に芸術センター「Le Theatre de Lorient」とのコラボレーションで制作したポスター作品「Brancusi contre Etats-Unis」から2014年に公開した最新作まで、順を追って展示している。その中には、M/M(Paris)がタッグを組むことが多いフォトグラファー、イネス・ ヴァン・ラムスウィールド&ヴィノード・ マタディンとのコラボレーション作品で、俳優のビル・マーレイをコラージュのように見せた「Opening Parenthese」、カール・ラガーフェルド、ビョークが登場するビジュアルなど、アーティストやクリエイターとの共同作品も展示。彼らのこれまでの“軌跡”とも呼べるマス目に見立てたポスターを、来場者が“コマ”を進むように1枚ずつ観ていく、ユニークな体験ができる会場になっている。--後編はM/M(Paris)と日本との繋がりについて。
2015年04月17日ドルチェ&ガッバーナ(Dolce&Gabbana)は、本格的な春の到来にあわせて、4月18日よりブランド初となる日本限定品を発売する。限定の「FIORI DI PRIMAVERA(=フィオリ ディ プリマヴェーラ・春の花)」の取り扱いは世界でも日本の6店舗のみと、貴重なシリーズ。「FIORI DI PRIMAVERA」シリーズの特徴は、まるで花畑のように咲き誇るフラワープリントの数々。“春の花”を意味するテーマどおり、ウェアはもちろん、バッグ、シューズ、スモールレザーグッズにいたるまで、ウィステリア(藤の花)やザガラ(オレンジフラワー)など、シチリアの春を彩る花々があしらわれ、来たるホリデーシーズンへの気分を盛り上げる。日本限定品としては、ドレス、トップス、スカードなどのウェアが20型、バッグ10 型、シューズ4型、スモールレザーグッズ12型の他にもジュエリー&ビジューなどが展開され、非常に豊富なバリエーションでラインアップ。春麗らかな幸福感溢れるシリーズとなっている。取り扱い店舗は、ドルチェ&ガッバーナ 表参道、銀座、栄、御堂筋、伊勢丹新宿WOMAN、阪急うめだ本店WOMAN。
2015年04月17日「ソニア リキエル(SONIA RYKIEL)」のセカンドライン「ソニア バイ ソニア リキエル(SONIA RYKIEL BY SONIA RYKIEL)」15SSシーズンのショートムービーが登場。“都会的な誘惑についての覚書(NOTES ON URBAN SEDUCTION)”と題された本作は、ひとりの少女がパリを舞台に、3人の男性との唐突な出会いのシーンを描いた刺激的な3部作となっている。ドキッとするような素振りを見せる、コケティッシュなパリジェンヌを演じるのは、フランス人若手女優のジュリエット・ラメ。1本1分程のショートムービーながらも、シネマチックな作品でパリの日常へと誘う。#1#2#3
2015年04月17日各ブックストアがFASHION HEADLINE読者に向けて「今読むべき1冊」をコンシェルジュ。毎週金曜日は、代官山蔦屋書店(東京都渋谷区猿楽町17-5)が選ぶ書籍を紹介します。■「333 TROIS vol.2」石井りか東京・勝どきにある「アグライア(aglaia)」という花屋を営むフラワーデザイナー、石井りかが作る冊子。2冊目の刊行となる本書のテーマは「Home&333」。“花のある部屋”にフォーカスし、花を囲む人々の素敵な暮らしが紹介されている。部屋のいたるところに飾られた花を通じて、そこに暮らす人々の豊かさを知ることができる心温まる1冊に仕上がった。【書籍情報】「333 TROIS vol.2」著者:石井りか言語:日本語ソフトカバー/48ページ/182x257mm発刊:2015年価格:1,200円
2015年04月17日12月18日にシリーズ最新作『スター・ウォーズ/フォースの覚醒』の全世界同時公開を控え、“STAR WARS YEAR”となる今年。フロリダ ウォルト・ディズニー・ワールド・リゾート(フロリダ州オーランド)では、『スターウォーズ』をテーマにしたイベント「スター・ウォーズ・ウィークエンド」を5月15日から6月14日(現地時間)の間、毎週末(金・土・日曜日)に開催する。毎年開催されるこのイベントは、『スター・ウォーズ』の世界観をディズニーパークのマジックと共に体験できるというもの。期間中には『スター・ウォーズ』ver.の特別なパレードが行われ、『スター・ウォーズ』コスチュームに身を包んだディズニーキャラクターが登場するとのこと。さらに、ジェダイに扮したミッキーを始めとするディズニーの仲間たちと一緒に食事ができるキャラクター・ダイニングなども展開されるようだ。この期間だけでなく、フロリダ ウォルト・ディズニー・ワールド・リゾートでは常設の『スター・ウォーズ』アトラクションも人気で、中でも訓練用のライトセーバーを使い、ジェダイ・マスターから戦闘技術が学べるゲスト参加型ショー「ジェダイ・アカデミー」は要チェック。また、「スター・ウォーズ・ウィークエンド」の期間中、1日のフィナーレには『スター・ウォーズ』キャラクターが登場し、魔法のエッセンスが散りばめられたダイナミックな花火「シンフォニー・イン・ザ・スターズ」が繰り広げられるとのことだ。<スター・ウォーズ・ウィークエンド 2015>場所:ディズニー・ハリウッド・スタジオ(フロリダ ウォルト・ディズニー・ワールド・リゾート)期間:5月15日から6月14日の毎週末(金・土・日)
2015年04月17日ペリエ ジュエ(Perrier-Jouet)に、新プレステージシャンパーニュ「ペリエ ジュエ ベル エポック 2007」(750ml/2万1,000円)が登場した。「ベル エポック」は同ブランドにおいて、いいブドウが収穫された年のみに造られるビンテージシャンパン。軽快な泡立ちによるライトゴールドの輝きが特徴。フローラルかつダイヤモンドのように多面に輝くペリエジュエのスタイルはそのままに、6年間の熟成を経てより透明感あふれる芳醇なシャンパンに仕上がっている。その香りは洋なしや桃のように甘く、モクレンやハニーサックル、シトラスといったアロマによって包まれている。ほのかにアーモンドミルクを感じさせる、爽やかな白い果実の味わいも大きな特徴だ。また、伊勢丹新宿本店2階のシャンパーニュバー「THE STAND」では、4月22日から5月12日まで「ペリエ ジュエ バー」をオープン。期間中は「ベル エポック 2007」(3,000円)に加え、複数の年に収穫されたブドウを用いたノンビンテージシャンパーニュ「グラン ブリュット」(1,000円)などを提供。更に、サーモンピンク色に輝く「ブラゾン ロゼ」(2,000円)の飲み比べも楽しめる。これらのシャンパンとともに、「プティ・フルコース」(1,158円)を提供。前菜、主菜、デザートのプチコースと、フローラルなベル ポックのマリアージュを楽しみたい。
2015年04月17日アディダス(adidas)の最上級フットウエアライン「アディダス・コンソーシアム(adidas Consortium)」が、「アンディフィーテッド(UNDEFEATED)」「アベイシングエイプ(R)(A BATHING APE(R))」とトリプルコラボ。新作スニーカー「adidas Consortium Superstar 80v UNDFTD x BAPE(R)」(1万8,000円)を発売した。この3者によるコラボレーションは2年前にも行われ、「ZX 5000」と「Campus 80s」の傑作スニーカーを生み出している。今回登場のニューモデルでは白と黒、2色のベースカラーを持つスーパースター80をカスタマイズ。内側のスリーストライプスをはじめ、ヒールタブ、シュータン、ライニングには、アベイシングエイプを象徴するカモフラージュ柄があしらわれた。その他、スリーストライプスの脇には「UNDFTD-BAPE」のネームを、サイドにはコラボブランドのロゴをそれぞれ金色で配置。素材にはプレミアムソフトレザーが用いられている。取り扱いは原宿、渋谷を除く全国のBAPE STORE、アンディフィーテッドの静岡・東京・大阪店、DOVER STREET MARKET GINZA、mita sneakers、Styles DAIKANYAMA、V.A.で行われる。
2015年04月17日ヴァレンティノ(VALENTINO)の神戸大丸店が4月18日にオープンする。2フロアで構成される同ショップでは、ウィメンズとメンズの両コレクションに加え、アクセサリーなどすべてのカテゴリーを展開。更に、オープンを記念してバッグやシューズの限定アイテムも発売する。ストアコンセプトはクリエイティブ・ディレクターのマリア・グラッツィア・キウリとピエールパオロ・ピッチョーリ、建築家のデヴィッド・チッパーフィールドらが考案した構成を継承。テラッツォストーンのウォールパネルと、パラディアーナ大理石のフロアリングが、スイミングプールのような美しさと堅実さを感じさせる。一方、ディスプレイシステムは、木と真ちゅうという対照的な材料を採用。テラッツォストーンの上で軽やかな素材が、コンテンポラリーな要素とクラシックな要素の緻密なコントラストを生み出している。その他、ベンチはシンプルに、カウンターはアイランドスタイルで仕上げられた。
2015年04月17日建築家のザハ・ハディッド(Zaha Hadid)が、「ブルガリ(BVLGARI)」のアイコンモチーフ「セルペンティ」を多角的なアートとして再解釈した作品を、4月14日にミラノデザインウィークで発表した。「セルペンティ」はブルガリが60年代に発表したアイコンモチーフ。現在までにジュエリーを始め、ウォッチやバッグ、アイウエアなど様々なアイテムに採用されてきた。これらのコレクションはハリウッド女優のジェシカ・アルバ(Jessica Alba)やミランダ・カー(Miranda Kerr)を始め、数々の海外セレブに愛用されている。会場では「セルペンティ トゥボガスネックレス」の最新作を展示。このネックレスではピンクゴールドとパヴェダイヤモンドとともに、現代の息吹が吹き込まれたトゥボガスがあしらわれている。なお、発表当日には、ザハ・ハディッドやブルガリCEOのジャン-クリストフ・ババンを始め、女優でモデルのナスターシャ・キンスキー、建築家でデザイナーのアントニオ・チッテリオ(Antonio Citterio)などが来場。そのグラマラスなエンブレムに祝杯を上げた。
2015年04月17日ユニクロが2015-16秋冬シーズン、ファッションエディターのカリーヌ・ロワトフェルドとのコラボレーションコレクションを発売する。カリーヌはモデルとして活動後、エディターに転身。01年から11年まで、フランス版『Vogue』で編集長を担当。その後は雑誌『CR Fashion Book』を創刊し、『ハーパーズ バザー』のグローバルファッションディレクターとしても活動している。その中で、「グッチ(GUCCI)」や「イヴ・サンローラン(YVES SAINT LAURENT)」「カルバン・クライン(Calvin Klein)」「シャネル(CHANEL)」など、様々なブランドのキャンペーンを手掛けてきた。彼女の活躍は2013年に映画化されたほど。そんな彼女の名を冠したコレクションでは、ユニクロのラインアップにはない最新トレンドを取り入れたアイテムをリーズナブルなプライスで提供。スタイリッシュなシルエットのアウターから、フェミニンなムードのインナーまで約40アイテムがラインアップされる。今回のコラボについて、カリーヌは「新しいモードの表現を作り出していくことに喜びを感じています。それが何かを、常に自問自答している私が、ユニクロの『LifeWear』というコンセプトの中で新しい服を作り出すことは大きなチャレンジです。私自身がこんな服を着たい、という想いから着想し、誰もが着たいと思えるような、そして服を着た時に自分が変わったことに気付くような女性が理想とする服を届けたいと思います」と話している。また、デザインを務めるユニクロの滝沢直己は「世界中のコレクションに必ず足を運び、常にファッションの最先端を追求しながら編集者として生み出す彼女の表現は、ファッション界に大きな影響を与えています。彼女がモードの世界に最も影響力を持つクリエーターたちと共に作り上げる、新鮮でそして斬新なビジュアルの中に写しだされる服は、なぜか誇らしげに見えます。私も彼女との仕事を通じ、新しい『LifeWear』が生まれることを確信しています」とコメントした。なお、コレクションは10月下旬より世界中のユニクロ旗艦店、及びオンラインストアで展開される予定。
2015年04月17日サカイ(sacai)は28日、ブランド初の作品集『SACAI:A to Z』を発刊する。この本は単なる作品集やアーカイブという形態にとどまらず、理念や考え方といったブランドの裏側を伝えるために制作された。紙面は人々を“驚かす”ことを意味する「Astonish」にはじまり、「Brand」、「Creation」というようにアルファベット順に並んだテーマ別に構成。アーカイブやショーの風景など200点を超える写真が収録されており、ファッションに斬新なアプローチを開発するデザイナー、阿部千登勢の製作プロセスが明らかにされている。更に、巻頭ではファッション評論家のサラ・モーア(Sarah Mower)をはじめ、ファッションジャーナリストやブランドを取り巻く人々によるエッセイを収録。アルファベットの“V”にちなんだ「Voice」でも、『Teen Vogue』の編集長Amy Astleyなど9人による、サカイについてのコメントが掲載された。なお、国内ではボックス付きのスペシャル版が、サカイ青山店、及びドーバーストリートマーケットで販売される。【書籍情報】「SACAI:A to Z」著者:Sarah Mower、Sarah Andelman、Tim Blanks、Angelo Flaccavento出版社:Rizzoli New York言語:英語装丁:ハードカバー/232ページ/8インチ1/2×11インチ発刊:2015年価格:75ドル発売:アメリカ、イギリス、カナダ、日本
2015年04月17日