FASHION HEADLINEがお届けする新着記事一覧 (757/858)
無印良品のプロジェクト「ファウンドムジ(Found MUJI)」が、4月24日から7月2日まで企画展「印度の布」を開催する。期間中は、インドの伝統的な手工芸“カンタ”と“ブロックプリント”を用いた作品が販売される。ラインアップは、クッションカバーやポーチ、スロー、多様布など。カンタは農村に住む女性たちの手によって作られてきたベンガル地方の布。女性たちが大切な家族のことを思いながら製作した、温もりあるテキスタイルだ。一方、ブロックプリントは木版を用いたプリントで、大きく広げた生地に隙間なく版を押すという作業を何百回と繰り返す。インドに発祥すると、その後はヨーロッパ、アジアを通じて世界各地へ広がったとされている。その際、各地で形を変えて発展したプリント技法だが、インドでは現在も原形を留めたまま、昔ながらの職人技が引き継がれている。カンタとブロックプリントを用いたアイテムは、Found MUJIの青山店、有楽町店、池袋西武店、自由が丘店、コレド室町店、丸井吉祥寺店、テラスモール湘南店、グランフロント大阪店、神戸BAL店、MUJIキャナルシティ博多店で取り扱う。また、4月22日まで関連イベントとして、無印良品有楽町2階のATELIER MUJIでカンタについて学べる企画展「ベンガルのたなごころカンタ彼女たちの針仕事」を開催中。70年代から現地に足を運んで一枚一枚収集された岩立フォークテキスタイルミュージアムの貴重なコレクションの中から、当時の祈りや想いを手作業に込めたカンタが展示される。更に、4月24日から6月28日にかけては、「ラジャスタンのたなごころブロックプリント職人たちの染仕事」を開催する予定。
2015年04月18日ライフスタイルファニチャーブランド「アルフレックス(Arflex)」が、テキスタイルデザイナーの鈴木マサルとコラボレーション。特別展「MARENCO×鈴木マサル」が4月21日まで、アルフレックスショップ大阪で開催中。鈴木マサルは多摩美術大学の染織デザイン科を卒業後、粟辻博デザイン室に勤務。やがて独立すると、05年からファブリックブランド「オッライピイヌ(OTTAIPNU)」を主宰している。その後はフィンランドの老舗ファブリックブランド「マリメッコ(marimekko)」のデザインを手掛けるなど、これまで様々なメーカーやブランドのプロジェクトに携わってきた。今回のイベントは家具とテキスタイルデザインの楽しさを伝えることを目的に、昨年東京で開催された展示会を再現。アルフレックスのシンプルな家具に、鈴木の大胆かつ鮮やか、そしてユーモラスな要素を併せ持つデザインが融合している。中でも注目なのが、ブランドを代表する「マレンコ(MARENCO)」のコラボモデル。このソファーはデザイナーのマリオ・マレンコが一瞬のうちに描いたスケッチから生まれたもので、無駄のない個性的なフォルムは、発売から40 年経った現在でも多くの人々に愛され続けている。コラボ作品の一つ「ダンス(DANCE)」(3人掛け/78万8,000円)は、鈴木が“攻める”気持ちで手掛けたという、日常使いのリアリティから逸脱したデザインが特徴。「色も柄も、なるべく合わないようなものを隣に並べた」という鈴木の言葉通りに、名作ソファーが現代アートのように芸術的な姿へと生まれ変わっている。一方、「パーク(PARK)」(3人掛け/74万2,000円)はシャープなモダニズムとは対局の存在として、可愛らしく感情移入のしやすい動物をモチーフに使用。ソファー全体を1枚のキャンバスとして捉え、座面や肘掛けなどを横断するようにプリントした。その中で、各パーツ間で分断され、結合されたモチーフが絵画的に表現されている。これと良く似た技法を用いているのが「バルーン(BALOON)」(3人掛け/61万2,000円)だ。マレンコのフォルムにも似たドッドモチーフを横断的にプリントすることで、予測出来ない変則的なパターンが誕生。あたかもソファの形が変化しているような錯視を生み出している。素材にはマレンコの定番である麻を用い、一版ずつ手捺染でプリントした。更に、木目の方向にまで気を配り、途切れることなく流れるようなフォルムを生み出しているチェア「リン(RINN)」(5万3,000円から)でも、今回鈴木とのコラボが実現。座面にマレンコにも用いられた全20種類のファブリックを使用し、アートな感性をプラスしている。また、音響メーカー「バング&オルフセン ジャパン」とコラボし、今年3月に発表された「BeoPlay A9」の限定スピーカーカバーも出展される。今回のコラボについて、鈴木は「異なる技術で作られた3種類のテキスタイルに包まれたマレンコは、皆さんの知っているあのクールなマレンコとはまったく別の姿を見せました。色柄が空間を漂い、人の心の中で揺らぎ、高揚させ、形にならない感覚が新しいリアリティとなって生活を、そして環境を変えていくのです。モダンデザインとカワイイデザインが絡み合い、テキスタイルによって劇的にソファー自体が、環境が、変わっていくその瞬間。皆様、是非高覧下さい」と語っている。【イベント情報】MARENCO×鈴木マサル会場:アルフレックスショップ大阪住所:大阪府大阪市中央区南船場4-2-11 ベネトン心斎橋ビル6階会期:4月10日から21日まで時間:11:00から19:00まで(10日は18:00から20:00まで)休館日:4月15日
2015年04月18日バーバリー(BURBERRY)が、4月17日(日本時間)、昨年末にビバリーヒルズにオープンした新旗艦店のオープンを記念したイベント「ロンドン・イン・ロサンゼルス」をロサンゼルスのグリフィス天文台で開催。デビット&ヴィクトリア・ベッカム夫妻、英国人ミュージシャンのエルトン・ジョンら豪華ゲストが出席した。2月にロンドンコレクションで行われた、バーバリー プローサム15-16AWウィメンズ コレクションのファッションショーが再現され、ショーの終盤には大勢の近衛兵が行進するロンドンならではなパフォーマンスも。ゲストには、ベッカム夫妻を始め、彼らの息子であり昨年キャンペーンモデルを務めた ロメオ・ベッカム、さらにミラ・クニス、ジャニュアリー・ジョーンズらハリウッド女優、映画監督のデヴィッド・ファーニッシュ(『プライドと偏見』など)、今シーズンのキャンペーンモデルのナオミ・キャンベルと、ジョーダン・ダン、カーラ・デルヴィーニュ、スキ・ウォーターハウス、米版『VOGUE』編集長のアナ・ウィンターなど世界中から700人以上が出席し、大きな盛り上がりを見せた。ちなみに、この日のイベントの模様は公式サイトを始め、Facebook、Twitter、Instagram、Periscope、Snapchat などのソーシャルプラットフォームでライブ配信された。
2015年04月17日リーボッククラシック(Reebok CLASSIC)が4月29日、「インスタポンプフューリー “Ballistic Pack”」(1万6,800円)を発売する。予約が18日から開始。このモデルはブランドのアイコンスニーカー「インスタポンプフューリー」の単色モデル。アッパーには一般のナイロンの5倍という、優れた耐久性を持つ「バリスティックナイロン」を使用。カラーバリエーションはブラック、グレー、ネイビーの3色で、ミッドソールはいずれもホワイトで統一。取り扱いはブランドの公式サイトに加え、リーボックフィットハブ 六本木ヒルズ、小田急百貨店新宿店 リーボック フィットハブ、ABC-MART Grand Stage、ACE SHOES、And A、Another Edition、atmos本店、BEAUTY&YOUTH UNITED ARROWS 、BILLY’S、Charlotte、CORNERS(みなとみらい店、岡山店、沖縄ライカム店)、JOURNAL STANDARD、KICKS LAB、Mexico、mita sneakers、monkey time、nano・universe、OSHMAN’S新宿店、RESTIR、SPORTS AUTHORITY(幕張新都心店、港北ニュータウン店、岡崎店)、STEVEN ALAN、Styles、SUPER SPORTS XEBIO(X’tyle)、UNDEFEATED、UNITED ARROWS、UPTOWN Deluxe、URBAN RESEARCHで行われる。
2015年04月17日サカイ(sacai)のレース×ボーダーニットプルオーバー(10万5,000円)は、花モチーフのエンブロイダリーレースとマリンテイストのボーダーをミックスしたロマンティックな雰囲気。15SSシーズンは、ミリタリーウエア、ユニフォームなど、あらゆるアイテムを解体し、融合させたサカイ。このトップスはニットをベースに、衿・スリーブ・裾を大胆に切り替えた大柄のフラワーレースが特徴。胸元やスリーブからは素肌が覗き、フェミニンな印象に。裾部分にはチュールを重ね、強度を保つことで張りのあるペプラムのシルエットを作っている。涼しげなパステルブルーと、ミリタリーテイストな肩章のアクセントのコントラストもサカイらしい1着だ。ランウェイではタートルネックを立て着用し、衿元のレースをより強調させた。<問い合わせ先>サカイTEL:03-6418-5977
2015年04月17日アディダス オリジナルス(adidas Originals)が原宿に4月24日、国内初の旗艦店「アディダス オリジナルス フラッグシップ ストア トウキョウ(adidas Originals Flagship Store Tokyo)」をオープンする。住所は東京都渋谷区神宮前5-17-4神宮前トーラス。ベルリン、上海、ソウル、ロンドン、ミラノに続く世界では6店舗目の旗艦店となる同店では、れもんらいふ主宰のアートディレクター・千原徹也をコンセプトクリエイターとして起用。周辺の街並みや文化に根付き、コンシューマーとストリートカルチャーを発信するというブランドの新たなコンセプトが反映された。1階にはストリートカルチャーの発信や体験などを行うためのスペースを用意している。同ショップでは国内最多のバリエーション展開となるフットウエアを始め、ブランドの象徴的なアイテムや原宿の街に合わせてセレクトされたアイテムなど、日本でも最大規模の商品ラインアップを誇る。5月中旬にはオープンを記念して、現代の東京の景観や文化を表現したランニングシューズ「ゼットエックス フラックス(ZX FLUX)」(1万3,200円)を発売。シューズには東京の夜の街並を想起させるネオンサインが施されている。更に、アディダスロゴのブランドネームを都市の名前に置き換えた「トレフォイル トウキョウ ティー」(4,500円)も登場。オープンを記念して制作された限定グラフィックは、写真や画像を用いて自分だけのアッパーをデザイン出来るスニーカーカスタマイズサービス「マイ ゼットエックス フラックス フォトプリント(mi ZX Flux Photo Print)」にて無料で提供される。また、オープンを記念して千原がプランニングを担当するオープニングアクティベーションが開催される。ネオンサインやオフィスの灯りが昼夜を問わず輝き、ストリートの若者に力を与えている東京の街を、「東京の光(過去 / 現在)祭り」というテーマをもとに表現。当日は現代のライトともに、祭りには欠かせない“提灯”が会場を彩る。更に、芥川賞作家の川上未映子が東京の若者の心情を解釈し、店舗の象徴として書き下ろした“マニフェスト”を発表。編集者の伊藤ガビンのディレクションによって、人の動きに応じて動き出すインタラクティブウォールとなって展示される。
2015年04月17日コス(COS)が、ニューヨークで活動する建築現代アーティストの「スナーキテクチャー(Snarkitecture)」とコラボレーションし、ミラノサローネでインスタレーションを発表した。スナーキテクチャーはアレックス・ムストネン(Alex Mustonen)とダニエル・アーシャム(Daniel Arsham)によるユニット。“重要でないものを排除し、見る人が体験することによって得られるものを重視する”というコンセプトの元、アートと建築の間を行き来しながら、様々な空間・オブジェを発表してきた。14年には「カルバン・クライン(Calvin Klein)」とコラボし、ニューヨーク・マディソンアベニューにある旗艦店のウインドーディスプレイを手掛けている。COSにとってミラノサローネへは4回目の出展となる本作は、“驚き(WONDER)”“リラックス(RELAX)”“探検(EXPLORE)”という三つの要素を観る者に提供することがコンセプト。今まで固体を掘削し、洞窟を作って来たが、透明な素材を無数の帯状にカットし、それを天井から吊り下げることで別のアプローチから洞窟を完成させた。今回の展示についてスナーキテクチャーは「私達はこのインスタレーションを多くの方々に体験していただけることを楽しみにしています。最後に通る空間は静けさと驚きの要素を持っており、それを見ることで再度来場していただけることを願っています。変化し続ける空間や動く光によって、見る度に違った体験をしていただけることと思います」と話している。一方、COSメンズデザインの責任者であるマーティン・アンダーソンは「デザイン界全体からインスピレーションを得ている私達のようなブランドにとって、アートや建築との融合を計ってくれるクリエーターとのコラボレーションは、とてもエキサイティングで新鮮に感じました」とコメント。また、ウィメンズデザインの責任者であるカリン・グスタフソンは「COSのアイテムを使用しなくても、スナーキテクチャーは独特のシンプルさと思いもよらない表現方法によって、ブランドの世界観を見事に表現してくれました」と話している。
2015年04月17日M/M(Paris)は1992年に活動をスタートして以来、実にさまざまなブランドとの仕事をしている。アー・ペー・セー(A.P.C.)やルイ・ヴィトン(LOUIS VUITTON)、ヨウジヤマモト(YOHJI YAMAMOTO)などのファッションブランドをはじめ、マドンナのアルバムジャケットやビョークのミュージックビデオを手がけるなど、ここでは書ききれないほどの幅広い活動を続けている。なぜ彼らはパリを拠点にしているのか。 「パリを拠点しているのは、すごくクリエイティブに向いている場所だからだと思うから。大きすぎないし、小さすぎない。視覚的にもおもしろい街なので、すごくいいインスピレーションをくれる場所なんだ。あとは単純にフランス人だから自分の国の方が落ち着くのかも」と話すマティアスは、元々、生物学を学んでおり、小さい頃からアーティストになろうとは特に思っていなかったという。ただ、絵を描くことは好きだったようで、自分の部屋で小さな展覧会を開き、彼の両親を招待したという微笑ましいエピソードも教えてくれた。その後、「流れに身を任せた(笑)」と名門、パリ国立高等美術学校に入学し、後のビジネスパートナーとなるミカエル・アムザラグと運命の出会いを果たす。そしてマティアスとミカエルはグラフィックスタジオとして「M/M(Paris)」を立ち上げた。アート、ファッション、エンターテイメントと縦横無尽に活動するからこそ、彼らの肩書きをひと言でまとめるのは難しいが、マティアスに今ならどんな肩書きがふさわしいか、尋ねてみた。「いつもぴったりと合う肩書きを見つけるのが難しいかな。特にグラフィックデザイナーとしてやってきているわけでもないし。だから、ユニット名も名前の頭文字をとって『M/M(Paris)』にしている。私たちは、物(作品)を作るのではなく、アイディアをプロデュースしているからね」とマティアス。また、ジャンルの垣根を超えた様々なプロジェクトに対するアプローチ方法も、特に振り分けておらず、同じ姿勢で挑むようにしているという。ヨウジヤマモトやのほか、福島発のアートマガジン『X MAGAZINE』のロゴ、パルコの広告キャンペーンなど、日本に関わる多くの仕事もこれまでに携わってきた2人。約10年前に初めて来日してから何度も日本に訪れているというが、そんな日本からも多くのインスピレーションを毎回得ているという。「日本で好きなものはたくさんあるけど、私たちを初めて日本に招待してくれたアート・ディレクターの浅葉克己さんのことは尊敬しているし、感謝している。彼はバランスのとれた素晴らしい方だと思うよ」。M/M(Paris)がロゴを手がけたという『X MAGAINE』は、福島出身の八木沢俊樹が、東日本大震災に対する文化支援的な意味合いで、2013年に立ち上げたプロジェクト。M/M(Paris)をかねてから敬愛していた八木沢がメールを通じて直接オファーしたことで、コラボレーションすることになったという。「どんな困難な状況であっても生きることに対する信念が感じられるのは、世界中を見ても日本しかないと思う。東日本大震災や原発の問題からも、復興に向けて力を合わせる姿は本当に素晴らしい。だからこそ、福島発のアートマガジン『X MAGAZINE』でロゴを手がけたことは、微力ながら協力できたと思っているよ」。グラフィックデザイン全盛期ともいえる1990年代に、視覚的に理解し合える“タイポグラフィ”を用い、そのミステリアスで暗号性のあるデザインでクリエイティブな表現方法を生み出したM/M(Paris)。そんな彼らがこれまでの20年にどのような道を歩んできたのか?その答えは、展覧会で見つけ出してほしい。【展覧会場法】M/M(PARIS)SUGOROKU DE L’OIE会期:4月20日18:00まで会場:パルコミュージアム住所:東京都渋谷区宇田川町15-1 渋谷パルコ・パート1・3FTEL:03-3477-5873--【前編】「過去20年間のポスター作品からゲームのように紐解く、M/M(Paris)の軌跡」を読む。
2015年04月17日フランスを拠点に活動するクリエイティブデュオ、M/M(Paris)のポスター展「M/M(PARIS)SUGOROKU DE L’OIE(エムエムパリス スゴロク ドゥロア)」が4月20日まで、渋谷のパルコミュージアムにて開催中だ。2008年に行われた展覧会「The Theatre Posters」以来となる本展は、日本の“すごろく”に似たフランスの伝統的ボードゲーム「LE JEU DE L’OIE」を題材に、これまでに制作したポスターをマス目に見立てて展示するという、ユニークな内容。会場内はまるで迷路のように入り組んだ回廊で構成されている。どうしてこのようなポスター展を日本で行うことに決めたのか?今回、本展の開催に合わせて来日していたM/M(Paris)のマティアス・オグスティニアックに話を聞いた。2014年秋冬シーズンから、パルコの広告を手がけている「M/M(Paris)」だが、今回パルコで展覧会を行うことにしたのは「他よりもさまざまなトレンドがミックスされている場所なので、展示会のテーマにもふさわしいと思ったから」だそう。「展示会場も螺旋のようなレイアウトにし、ポスターもフランスのボードゲームである『LE JEU DE L’OIE』のマス数である、“63”に合わせてフランスからアーカイブの63枚の厳選されたポスターを運んできた」という言葉通り、まさにマティアスが話す“テリトリーがあってルールがある、ゲームのような感覚の展覧会”が創り上げられていた。ところで、どうしてマティアスは日本の「すごろく」を知っていたのだろうか。「もちろん、リサーチして見つけたんだよ。やったことはないけれど、だいたい、同じようなゲームが各国1つずつ存在するもの。それで『すごろく』が『LE JEU DE L’OIE』と同じような気がしたので、それらの名前を混ぜ合わせた展示会名にしたんだ」。展覧会の構成をゲーム仕立てにした理由について、「ゲームのように駒を進めていくようにするなかで、自分たちが決めたことがどのような運命を歩むことにつながったのか、ということを表現している。20年続けてきたポスター作りのアーカイブを並べることで、それを伝えることにもなる」と話す。つまり、ゲームというものは、サイコロを振ることでさまざまな人生が決まる。次にどんな目が出るか予想できないように、これまでM/M(Paris)が経験した出会いもまた偶然。彼らのクリエイションとゲームとを重ねる展示方法が、彼らの作品特有の神秘性や暗号性を現わしている。まさに「すごろく」のボードを彷彿とさせるレイアウトの展示会場では1996年に芸術センター「Le Theatre de Lorient」とのコラボレーションで制作したポスター作品「Brancusi contre Etats-Unis」から2014年に公開した最新作まで、順を追って展示している。その中には、M/M(Paris)がタッグを組むことが多いフォトグラファー、イネス・ ヴァン・ラムスウィールド&ヴィノード・ マタディンとのコラボレーション作品で、俳優のビル・マーレイをコラージュのように見せた「Opening Parenthese」、カール・ラガーフェルド、ビョークが登場するビジュアルなど、アーティストやクリエイターとの共同作品も展示。彼らのこれまでの“軌跡”とも呼べるマス目に見立てたポスターを、来場者が“コマ”を進むように1枚ずつ観ていく、ユニークな体験ができる会場になっている。--後編はM/M(Paris)と日本との繋がりについて。
2015年04月17日ドルチェ&ガッバーナ(Dolce&Gabbana)は、本格的な春の到来にあわせて、4月18日よりブランド初となる日本限定品を発売する。限定の「FIORI DI PRIMAVERA(=フィオリ ディ プリマヴェーラ・春の花)」の取り扱いは世界でも日本の6店舗のみと、貴重なシリーズ。「FIORI DI PRIMAVERA」シリーズの特徴は、まるで花畑のように咲き誇るフラワープリントの数々。“春の花”を意味するテーマどおり、ウェアはもちろん、バッグ、シューズ、スモールレザーグッズにいたるまで、ウィステリア(藤の花)やザガラ(オレンジフラワー)など、シチリアの春を彩る花々があしらわれ、来たるホリデーシーズンへの気分を盛り上げる。日本限定品としては、ドレス、トップス、スカードなどのウェアが20型、バッグ10 型、シューズ4型、スモールレザーグッズ12型の他にもジュエリー&ビジューなどが展開され、非常に豊富なバリエーションでラインアップ。春麗らかな幸福感溢れるシリーズとなっている。取り扱い店舗は、ドルチェ&ガッバーナ 表参道、銀座、栄、御堂筋、伊勢丹新宿WOMAN、阪急うめだ本店WOMAN。
2015年04月17日「ソニア リキエル(SONIA RYKIEL)」のセカンドライン「ソニア バイ ソニア リキエル(SONIA RYKIEL BY SONIA RYKIEL)」15SSシーズンのショートムービーが登場。“都会的な誘惑についての覚書(NOTES ON URBAN SEDUCTION)”と題された本作は、ひとりの少女がパリを舞台に、3人の男性との唐突な出会いのシーンを描いた刺激的な3部作となっている。ドキッとするような素振りを見せる、コケティッシュなパリジェンヌを演じるのは、フランス人若手女優のジュリエット・ラメ。1本1分程のショートムービーながらも、シネマチックな作品でパリの日常へと誘う。#1#2#3
2015年04月17日各ブックストアがFASHION HEADLINE読者に向けて「今読むべき1冊」をコンシェルジュ。毎週金曜日は、代官山蔦屋書店(東京都渋谷区猿楽町17-5)が選ぶ書籍を紹介します。■「333 TROIS vol.2」石井りか東京・勝どきにある「アグライア(aglaia)」という花屋を営むフラワーデザイナー、石井りかが作る冊子。2冊目の刊行となる本書のテーマは「Home&333」。“花のある部屋”にフォーカスし、花を囲む人々の素敵な暮らしが紹介されている。部屋のいたるところに飾られた花を通じて、そこに暮らす人々の豊かさを知ることができる心温まる1冊に仕上がった。【書籍情報】「333 TROIS vol.2」著者:石井りか言語:日本語ソフトカバー/48ページ/182x257mm発刊:2015年価格:1,200円
2015年04月17日12月18日にシリーズ最新作『スター・ウォーズ/フォースの覚醒』の全世界同時公開を控え、“STAR WARS YEAR”となる今年。フロリダ ウォルト・ディズニー・ワールド・リゾート(フロリダ州オーランド)では、『スターウォーズ』をテーマにしたイベント「スター・ウォーズ・ウィークエンド」を5月15日から6月14日(現地時間)の間、毎週末(金・土・日曜日)に開催する。毎年開催されるこのイベントは、『スター・ウォーズ』の世界観をディズニーパークのマジックと共に体験できるというもの。期間中には『スター・ウォーズ』ver.の特別なパレードが行われ、『スター・ウォーズ』コスチュームに身を包んだディズニーキャラクターが登場するとのこと。さらに、ジェダイに扮したミッキーを始めとするディズニーの仲間たちと一緒に食事ができるキャラクター・ダイニングなども展開されるようだ。この期間だけでなく、フロリダ ウォルト・ディズニー・ワールド・リゾートでは常設の『スター・ウォーズ』アトラクションも人気で、中でも訓練用のライトセーバーを使い、ジェダイ・マスターから戦闘技術が学べるゲスト参加型ショー「ジェダイ・アカデミー」は要チェック。また、「スター・ウォーズ・ウィークエンド」の期間中、1日のフィナーレには『スター・ウォーズ』キャラクターが登場し、魔法のエッセンスが散りばめられたダイナミックな花火「シンフォニー・イン・ザ・スターズ」が繰り広げられるとのことだ。<スター・ウォーズ・ウィークエンド 2015>場所:ディズニー・ハリウッド・スタジオ(フロリダ ウォルト・ディズニー・ワールド・リゾート)期間:5月15日から6月14日の毎週末(金・土・日)
2015年04月17日ペリエ ジュエ(Perrier-Jouet)に、新プレステージシャンパーニュ「ペリエ ジュエ ベル エポック 2007」(750ml/2万1,000円)が登場した。「ベル エポック」は同ブランドにおいて、いいブドウが収穫された年のみに造られるビンテージシャンパン。軽快な泡立ちによるライトゴールドの輝きが特徴。フローラルかつダイヤモンドのように多面に輝くペリエジュエのスタイルはそのままに、6年間の熟成を経てより透明感あふれる芳醇なシャンパンに仕上がっている。その香りは洋なしや桃のように甘く、モクレンやハニーサックル、シトラスといったアロマによって包まれている。ほのかにアーモンドミルクを感じさせる、爽やかな白い果実の味わいも大きな特徴だ。また、伊勢丹新宿本店2階のシャンパーニュバー「THE STAND」では、4月22日から5月12日まで「ペリエ ジュエ バー」をオープン。期間中は「ベル エポック 2007」(3,000円)に加え、複数の年に収穫されたブドウを用いたノンビンテージシャンパーニュ「グラン ブリュット」(1,000円)などを提供。更に、サーモンピンク色に輝く「ブラゾン ロゼ」(2,000円)の飲み比べも楽しめる。これらのシャンパンとともに、「プティ・フルコース」(1,158円)を提供。前菜、主菜、デザートのプチコースと、フローラルなベル ポックのマリアージュを楽しみたい。
2015年04月17日アディダス(adidas)の最上級フットウエアライン「アディダス・コンソーシアム(adidas Consortium)」が、「アンディフィーテッド(UNDEFEATED)」「アベイシングエイプ(R)(A BATHING APE(R))」とトリプルコラボ。新作スニーカー「adidas Consortium Superstar 80v UNDFTD x BAPE(R)」(1万8,000円)を発売した。この3者によるコラボレーションは2年前にも行われ、「ZX 5000」と「Campus 80s」の傑作スニーカーを生み出している。今回登場のニューモデルでは白と黒、2色のベースカラーを持つスーパースター80をカスタマイズ。内側のスリーストライプスをはじめ、ヒールタブ、シュータン、ライニングには、アベイシングエイプを象徴するカモフラージュ柄があしらわれた。その他、スリーストライプスの脇には「UNDFTD-BAPE」のネームを、サイドにはコラボブランドのロゴをそれぞれ金色で配置。素材にはプレミアムソフトレザーが用いられている。取り扱いは原宿、渋谷を除く全国のBAPE STORE、アンディフィーテッドの静岡・東京・大阪店、DOVER STREET MARKET GINZA、mita sneakers、Styles DAIKANYAMA、V.A.で行われる。
2015年04月17日ヴァレンティノ(VALENTINO)の神戸大丸店が4月18日にオープンする。2フロアで構成される同ショップでは、ウィメンズとメンズの両コレクションに加え、アクセサリーなどすべてのカテゴリーを展開。更に、オープンを記念してバッグやシューズの限定アイテムも発売する。ストアコンセプトはクリエイティブ・ディレクターのマリア・グラッツィア・キウリとピエールパオロ・ピッチョーリ、建築家のデヴィッド・チッパーフィールドらが考案した構成を継承。テラッツォストーンのウォールパネルと、パラディアーナ大理石のフロアリングが、スイミングプールのような美しさと堅実さを感じさせる。一方、ディスプレイシステムは、木と真ちゅうという対照的な材料を採用。テラッツォストーンの上で軽やかな素材が、コンテンポラリーな要素とクラシックな要素の緻密なコントラストを生み出している。その他、ベンチはシンプルに、カウンターはアイランドスタイルで仕上げられた。
2015年04月17日建築家のザハ・ハディッド(Zaha Hadid)が、「ブルガリ(BVLGARI)」のアイコンモチーフ「セルペンティ」を多角的なアートとして再解釈した作品を、4月14日にミラノデザインウィークで発表した。「セルペンティ」はブルガリが60年代に発表したアイコンモチーフ。現在までにジュエリーを始め、ウォッチやバッグ、アイウエアなど様々なアイテムに採用されてきた。これらのコレクションはハリウッド女優のジェシカ・アルバ(Jessica Alba)やミランダ・カー(Miranda Kerr)を始め、数々の海外セレブに愛用されている。会場では「セルペンティ トゥボガスネックレス」の最新作を展示。このネックレスではピンクゴールドとパヴェダイヤモンドとともに、現代の息吹が吹き込まれたトゥボガスがあしらわれている。なお、発表当日には、ザハ・ハディッドやブルガリCEOのジャン-クリストフ・ババンを始め、女優でモデルのナスターシャ・キンスキー、建築家でデザイナーのアントニオ・チッテリオ(Antonio Citterio)などが来場。そのグラマラスなエンブレムに祝杯を上げた。
2015年04月17日ユニクロが2015-16秋冬シーズン、ファッションエディターのカリーヌ・ロワトフェルドとのコラボレーションコレクションを発売する。カリーヌはモデルとして活動後、エディターに転身。01年から11年まで、フランス版『Vogue』で編集長を担当。その後は雑誌『CR Fashion Book』を創刊し、『ハーパーズ バザー』のグローバルファッションディレクターとしても活動している。その中で、「グッチ(GUCCI)」や「イヴ・サンローラン(YVES SAINT LAURENT)」「カルバン・クライン(Calvin Klein)」「シャネル(CHANEL)」など、様々なブランドのキャンペーンを手掛けてきた。彼女の活躍は2013年に映画化されたほど。そんな彼女の名を冠したコレクションでは、ユニクロのラインアップにはない最新トレンドを取り入れたアイテムをリーズナブルなプライスで提供。スタイリッシュなシルエットのアウターから、フェミニンなムードのインナーまで約40アイテムがラインアップされる。今回のコラボについて、カリーヌは「新しいモードの表現を作り出していくことに喜びを感じています。それが何かを、常に自問自答している私が、ユニクロの『LifeWear』というコンセプトの中で新しい服を作り出すことは大きなチャレンジです。私自身がこんな服を着たい、という想いから着想し、誰もが着たいと思えるような、そして服を着た時に自分が変わったことに気付くような女性が理想とする服を届けたいと思います」と話している。また、デザインを務めるユニクロの滝沢直己は「世界中のコレクションに必ず足を運び、常にファッションの最先端を追求しながら編集者として生み出す彼女の表現は、ファッション界に大きな影響を与えています。彼女がモードの世界に最も影響力を持つクリエーターたちと共に作り上げる、新鮮でそして斬新なビジュアルの中に写しだされる服は、なぜか誇らしげに見えます。私も彼女との仕事を通じ、新しい『LifeWear』が生まれることを確信しています」とコメントした。なお、コレクションは10月下旬より世界中のユニクロ旗艦店、及びオンラインストアで展開される予定。
2015年04月17日サカイ(sacai)は28日、ブランド初の作品集『SACAI:A to Z』を発刊する。この本は単なる作品集やアーカイブという形態にとどまらず、理念や考え方といったブランドの裏側を伝えるために制作された。紙面は人々を“驚かす”ことを意味する「Astonish」にはじまり、「Brand」、「Creation」というようにアルファベット順に並んだテーマ別に構成。アーカイブやショーの風景など200点を超える写真が収録されており、ファッションに斬新なアプローチを開発するデザイナー、阿部千登勢の製作プロセスが明らかにされている。更に、巻頭ではファッション評論家のサラ・モーア(Sarah Mower)をはじめ、ファッションジャーナリストやブランドを取り巻く人々によるエッセイを収録。アルファベットの“V”にちなんだ「Voice」でも、『Teen Vogue』の編集長Amy Astleyなど9人による、サカイについてのコメントが掲載された。なお、国内ではボックス付きのスペシャル版が、サカイ青山店、及びドーバーストリートマーケットで販売される。【書籍情報】「SACAI:A to Z」著者:Sarah Mower、Sarah Andelman、Tim Blanks、Angelo Flaccavento出版社:Rizzoli New York言語:英語装丁:ハードカバー/232ページ/8インチ1/2×11インチ発刊:2015年価格:75ドル発売:アメリカ、イギリス、カナダ、日本
2015年04月17日南青山に、株式会社ベイクルーズが仕掛ける新しいメンズセレクトショップ「レショップ(L’ECHOPPE)」が、4月25日オープンする。住所は東京都港区南青山5-5-4。「レショップ」は、グルマン(食道楽)が足繁く通うパリのエピスリー(総菜屋)のように、ファッショングルマン(服道楽)の感性を刺激する旬のワードローブを展開。様々なスタイルを経験してきた大人の男性も、改めてファッションが楽しめる場となっている。ファッションアイテムだけでなく、地下1階には資生堂が展開するグローバルブランド「SHISEIDO」のプレステージメンズライン「SHISEIDO MEN」初のショップが登場。男性の肌のバリア機能に着目した同ラインからは、ボディーケア、フレグランス等全19アイテムが販売される他、化粧品の枠を超えたライフスタイルの提案も行なっていく。さらに、本ショップのオープンにあたり、各方面のクリエイター陣が力を結集させた。まず、ショップデザインは、ダミール ドマ(Damir Doma)ショップやギャラリーラファイエットグループのオフィスなどを手掛け、都会的でアーティスティックなデザインを得意とするパリの建築・デザイン会社「CUT architectures」が担当。パリのエピスリーから4つの要素を取り入れ建設された店内は、地上2階、地下の計3層から成り、それぞれ違った空間演出がポイントだ。また、シェルフには20世紀の主要なインダストリアル・デザイナーの一人であるディーター・ラムスの「606 ユニバーサル・シェルビング・システム」を導入。そして、ショップのグラフィックデザインは、パリを拠点に活躍するタイポグラフィーでありグラフィックデザイナー、そして文字デザイナーであるエレーヌ・マリアンを起用。店名に見られる“L”と“E”を組み合わせることで伝統的なパリのエショップ(店)を連想させると同時に、コンテンポラリーな雰囲気を醸し出すデザインとなっている。
2015年04月16日4月17日オープンの「ログロード代官山」に、アメリカのライフスタイル複合セクレクトショップ「フレッド・シーガル(Fred Segal)」が、国外初出店、及び日本初上陸で登場している。フレッドシーガルは1961年にロサンゼルスで創業し、ライフスタイル提案型セレクトショップの先駆けとして多くのセレブたちに親しまれ、西海岸を代表するショップへと成長。海外初出店となる「フレッドシーガル代官山」は、“Laid-back cal luxe”をコンセプトに、アメリカ西海岸のゆったりとしたリラックススタイルと、都会的でモダンなライフスタイルを提案する。ターゲットは30から40代の大人の男女。3号棟に入居する「フレッド・シーガル・ウーマン(Fred Segal WOMAN)」は、ホワイトベースにライトな木調什器が映えるフレッシュな空間を演出。個室のように仕切られたコーナーでは、「マルニ(MARNI)」「ランバン(LANVIN)」「ヌメロ ヴェントゥーノ(N°21)」といったラグジュアリーブランドをラインアップしている。カウンター周りではコスメやライフスタイル雑貨を展開し、トートバッグやiPhoneケースなどのロゴ入りグッズの他、「モレスキン(MOLESKINE)」のノート(2,800円)や吉田カバン「ポーター(PORTER)」のナップサック(1万8,500円)といったコラボレーションアイテム、ランジェリーやワンマイルウェアを展開する「スキンウェア(SKINWARE)」の別注トラベルセット(1万円)などを、オープン記念限定で用意。また2週間ほどで内容の変わるポップアップコーナーでは、シャネルのヴィンテージバッグを多数そろえた。4号棟の「フレッド・シーガル・マン(Fred Segal MAN)」は2フロアで構成。“紳士の館”をコンセプトに、古き良き時代のアメリカンスタイルを継承しつつ、独自のフィルターを通したモダンなスタイルを発信する。1階のデニムバーではヴィンテージデニムを豊富に取りそろえ、充実のシューズコーナーではオープン記念の限定商品として、「トリッカーズ(Tricker's)」とコラボレーションしたレースアップシューズ(8万3,000円)を発売。自転車やヘッドホンといったこだわりの雑貨もセレクトしている。2階では「ランバン」「マーク ジェイコブス(MARC JACOBS)」「メゾン マルジェラ(Maison Margiela)」といった高感度なアパレルブランドを展開し、アイウェアコーナーには検眼室も設置。大きなソファを置いたくつろぎスペースや開放感溢れるテラス席を設けており、買い物中にもゆったりとした時間を過ごせる。フレッドシーガル最高経営責任者のポール・ブラム氏は、「本国のショップをそのまま持ち込んだわけではなく、日本のためのローカルストアとして再編集した。都会でありながら自然も取り込める代官山は海外初出店の地に相応しく、住宅地なので住まう人が気楽に足を運べるところも魅力。買い物目的でなく、ライフスタイルに組み込まれるような場所を目指したい。今後はアメリカからの来客も増えることだろう」と語った。2号店は横浜への出店が決定しており、立地条件が見合えば今後も国内店舗を増やす意向だ。
2015年04月16日サルヴァトーレ フェラガモが、フィレンツェと京都の姉妹都市提携50周年を記念したエキシビション「Salvatore Ferragamo Jewels & Creations Shoes Exhibition」を開催する。会場は京都の二条城で、期間は4月16日から22日まで。フェラガモでは日本の歴史や文化にインスピレーションを受けながら、これまで数多くの作品を手掛けてきた。中でも、両者の関係を象徴するのが、51年に発表された「Kimoサンダル」。この作品では日本人女性の足袋に敬意を表し、サンダルとソックスを融合させた画期的なシューズを生み出している。会場にはブランドの本拠地「スピーニ・フェローニ宮殿」のフレスコ壁画を模したキャンバスが設置され、日本とブランドの関係を体感出来る空間となった。その中で展示されるシューズの中でも、特に注目なのが「Kimoサンダル」をはじめとする、サルヴァトーレ・フェラガモが自ら手掛けたアーカイヴ作品。38年にクーチ・ビハール王国の王妃のために作られた「マハラニ」、ルネサンス時代の木製厚底ハイヒールにインスパイアされた「ハイヒールサンダル」、イタリアの女優ソフィア・ローレンのために57年にデザインされた「ダミジェラ」など、フェラガモ・ミュージアムの収蔵品が今回特別に出展されている。その他、会場では今回のために特別に制作された限定アイテムや、アーカイブシューズの限定復刻版など、ブランドの様々な作品が登場。その中には、アイコンシューズをモチーフとする18金ペンダント「ミニチュア・プレツィオーゼ」の姿も見ることが出来る。このジュエリーではマリリン・モンロー(Marilyn Monroe)の「レッド」や「ハニー」、歌手のジュディ・ガーランドの「レインボー」などをモチーフに、そのフォルムが忠実に再現された。なお、4月15日には姉妹都市提携50周年を記念したイベントを開催。将軍塚青龍殿でブランドの15-16AWコレクションのファッションショーが開催され、16年プレスプリングコレクションの一部が公開された。会場では女優でタレントの森星が、50周年記念の限定ドレスを身に着け登場している。また、このイベントでフェラガモグループ社長のフェルッチォ・フェラガモは「父・サルヴァトーレは日本を愛し、日本から受けたインスピレーションをもとに『Kimo サンダル』をつくりました。我々にとって、いわばこの場はホームなのです」と話している。その他、ブランドでは姉妹都市提携50周年を記念し、京都の織物屋「近江屋」とコラボ。絹織物「三軸組織」を使用したバッグやシューズ、ドレスを限定発売する予定だ。【イベント情報】Salvatore Ferragamo Jewels & Creations Shoes Exhibition会場:元離宮二条城 二の丸御殿台所住所:京都市中京区二条通堀川西入二条城町 541会期:4月16日から4月22日時間:8:45から17:00(入場は閉館の1時間前まで)
2015年04月16日伊勢丹新宿店本館4階で“最旬×上質”なアイテムを提案するポップアップショップ「ISETAN×TOKYO MUSE」が4月21日まで開催されている。「ISETAN×TOKYO MUSE」はファッションクリエイティブ・ディレクターの軍地彩弓がプロデュースする期間限定ショップ。軍地は4日に虎の門ヒルズで開催されたイベント「東京ミュゼ」のスペシャル・アドバイザーも務めた。コンセプトや商品について、「上質で新しい発見があるアイテムをセレクトしました。蜷川実花さん、辺見えみりさんをはじめ、自己発信性がある女性たちが関わるブランドを通じてライフスタイルを提案しています。高感度アイテムも、歳相応の体型に合わせ隠す部分は隠すなど、大人女性の気持ちに沿った商品を集めました」とコメント。女性にとって、ターゲットとなる35歳から45歳は既婚、未婚、子供の有無など、生活に多様性のある世代でもある。「この世代の女性は、つい子供のことや家事など、自分のことを後回しにしがち。でも新しいファッションを取り入れてみると、簡単に見た目が変わるだけでなく、気持ちに変化を与えてくれるはず」。同ショップでは、モデルの佐田真由美ディレクションするアクセサリーブランド「エナソルーナ(Enasoluna)」、辺見えみりがコンセプターのファッションブランド「プラージュ(Plage)」、フォトグラファーの蜷川実花がディレクションする「エム ミカ ニナガワ(M / mika ninagawa)」などを展開。ダイニングゾーンには、村上萌が提案する「ネクストウィークエンド(NEXTWEEKEND)」の桜や杉の木を使用したウッドボードや、「メゾン カイザー(MAISON KAYSER)」のオリジナルブレッドが並ぶ。18日にはメゾン カイザー代表の木村周一郎、19日には軍地彩弓、長谷川理恵、辺見えみりがトークショーを行う。【イベント情報】イセタン×東京ミュゼ(ISETAN×TOKYO MUSE)期間:4月15日から24月21日会場:伊勢丹新宿店本館4階=センターパーク/ザ・ステージ#4トークショー:18日 12:00から15:00、4月19日 12:00から15:00MAISON KAYSER木村周一郎社長19日 15:00から16:00長谷川理恵×軍地彩弓、16:30から17:30辺見えみり×軍地彩弓
2015年04月16日ログロード代官山のオープンで日本初上陸を果たした「フレッド・シーガル(Fred Segal)」には、食マーケットの「ザ・マート・アット・フレッド・シーガル(THE MARAT AT FRED SEGAL)」(ザ・マート)が本国にはない、日本だけの新業態として注目されている。フレッドシーガルの生まれたアメリカ西海岸はオーガニック&スローフードの先進エリアとして名高く、食生活は確立されたものとしてライフスタイルに組み込まれている。日本だけの展開となるザ・マートでは、そんなアメリカ西海岸テイストのカジュアルなフードやグルメコーヒー、また生活雑貨を集積した“大人のためのフードマーケット”を提案。店舗は同施設の2号棟に位置し、店内ではマグカップやトートバッグ、カトラリーといった日本限定販売のオリジナル雑貨に加え、こだわりの食材もそろえている。アメリカ発祥のグラノーラは、地元代官山のサーフスタイルカフェ「ポートオブコール(PORT OF CALL)」とのコラボレーションで、五つのフレーバーをラインアップ。さらに注目されるのが、オレゴン州ポートランドで人気のドーナツ店「カムデンズ ブルー☆ドーナツ(CAMDEN’S BLUE ☆ DONUTS)」の出店だ。日本初出店となる同店は、2012年の創業以来“行列ができる人気店”として高く評価され、地元はもとより旅行客の間でも話題を集めている。季節限定メニューを含めその個性的なフレーバーや大きなサイズから“大人のドーナツ”とも呼ばれ、ふっくらとした食感や食べ応えのあるボリューム感が最大の魅力として挙げられる。本国で人気があるのは、ブルーベリーをピューレ状にしてフレッシュバジルとバーボンで香りづけした「ブルーベリーバーボンバジルリング」、アップルとレーズンを練り込みシナモンとコリアンダーで風味づけした「ハードアップルサイダーフリッター」、甘いクリスピーブリュレにコアントローシロップのピペットをつけた「コアントロークリームブリュレ」(いずれも352円)の3種だが、今回のオープンでは日本ならではの抹茶を使った新たなフレーバー「抹茶ケーキ(324円)」を用意した。また建物に隣接するフレッドシーガルキッチンカーでは、西海岸テイストのカジュアルフードを期間限定にて提供する。オープン時にはこだわりのホットドッグやシュリンプサンド、アウトドアの定番スイーツであるスモアパフェなどバラエティ豊かにラインアップ。フードはいずれも建物内のイートインスペースまたは屋外に設けたテラス席、ログロード代官山の散策道でも味わうことができる。
2015年04月16日中国・広州にて4月8日(現地時間)、「を開催。今年1月にパリにてお披露目されたサルトリアル(縫製・仕立)スタイルをテーマとした同シーズンのリピートショーで、ランウェイではオーケストラメンバーによる生演奏も再現された。今回は、2013年の北京、2014年の上海に続き、3度目となる海外でのランウェイショー。“オープニングナイト&デイドリーミング”をテーマにしたこの日のショーは、「プリツカー賞」も受賞したイギリス人建築家ザハ・ハディドが手掛けたオペラハウスで行われたが、この建物内でファッションショーが行われるのは初めての試みだ。インターナショナルモデルと中国人モデルをミックスしたランウェイでは、40人もの広州シンフォニックオーケストラメンバーによる生演奏で「Koudlam」のオリジナルサウンドトラックが披露された。更に、ミュージシャン本人がサプライズで登場するシーンもあり、VIP、セレブリティを含む約600人のゲストを大いに沸かせた。同ブランドのデザイナーで、クリエイティブ ディレクターを務めるクリス・ヴァン・アッシュは、今回のショーについて「中国で再びランウェイショーを行えたことを光栄に思っている。コレクションはテクノ-サルトリアルのエレガンスさをコードに用いて発表しているが、広州で行うことによりまた新たな視点でコレクションを捉えてもらえたと思う。それは、先行と継承を追求する私の仕事を高めてくれると同時に、多数派と個性に対する探求心をより深いところへ導いてくれる。コンテンポラリーな魅力がどんどん増す中国での様々な経験がそれを裏付けてくれた」とコメントを寄せている。PHOTO by MATHIEU RIDELLE
2015年04月16日アディクション(ADDICTION)が、夏のメイクアップコレクション「ピンクホリデー(Pink Holiday)」を5月15日に発売する。デイタイムからナイトシーンにまで幅広く対応するアイテムがそろった。「アディクション レディ トゥ ウェア アイパレット」(限定商品/6,200円)は、パール感、発色、質感が異なる4色がセットされたアイパレット。1色ずつ異なる質感のパールが含まれ、保湿成分としてセンチフォリアバラ花エキスを配合。付属の両端アイシャドウチップと毛質ポニーのクリースブラシを使い、自由に色を組み合わせて使用出来る。新たにパール入りで登場した「アディクション チークポリッシュ」(各2,800円)には、エモリエント効果のあるローズヒップオイルとラベンダーオイルが配合され、シアーなツヤ感が肌にリフレクション効果を与える。ライトベージュとライトピンクのハイライトカラー、つややかなローズカラーの新色3種に、リキッドを乗せやすいコシのある筆を採用した。「アディクション ネイルポリッシュ」(各1,800円)は、シロップのようなシアー感と光沢感で重ね付けにも使えるクリアカラーの限定3色に加え、夏のナイトシーンに映えるシックな新色2種が登場。クイックドライタイプで、エモリエント成分としてローズヒップオイルを配合している。夏の乾燥が気になる肌や髪をつややかに整える「アディクション ビューティ オイル」(限定商品/30mL/4,500円)は、カメリアオイルやアルガンオイルなどのボタニカルオイルを配合した、リッチでのびやかなテクスチャーの限定マルチ美容オイル。精油ジュニパーベリーの爽やかでほのかな香り。またこの「ピンクホリデー」コレクションから、他のアイテムに先駆けて、リニューアル版「リップスティック シアー」(2,800円)が4月3日より発売されている。
2015年04月16日各ブックストアがFASHION HEADLINE読者に向けて「今読むべき1冊」をコンシェルジュ。毎週木曜日は、アート・ブックショップ「ナディッフ」各店がオススメする1冊をご紹介。今回は東京・恵比寿の本店、ナディッフ アパート(東京都渋谷区恵比寿1-18-4NADiff A/P/A/R/T1階)です。■「クララ洋裁研究所」写真:久家靖秀・立花文穂、文:小池一子、英訳:ケン・フランケルクリエーティブディレクター、小池一子の両親が昭和の大戦などの時代の波にもまれながらも移転、倒壊を経て、1950年に再建した出版社兼洋裁学校の「クララ」。2000年、そのモダンで端正な建物の解体を余儀なくされた小池一子の母が続けてきた服作りの足跡をアーティスト・立花文穂に委ね、解体の前日に建物内で立花によるプライベートエキシビジョンが行われた。本書は、その様子をまとめ、2000年に出版された同名書籍の新装版。包装紙の裏を使った型紙や、デザインスケッチ、使い込まれた道具類…当時の様子が蘇るような写真とともに、型紙用の茶色い薄紙と、型紙を生地に写す際に用いるロウ引き紙が挿入された美しい1冊だ。時代は遡るが、今見てもモダンで清廉な雰囲気のクララ洋裁研究所を写した写真は、洋裁経験者はもちろん、そうでなくとも楽しんで見ることができるだろう。また一般書店での販売は無く、250部限定と希少なアイテムだ。【書籍情報】「クララ洋裁研究所」写真:久家靖秀・立花文穂、文:小池一子、英訳:ケン・フランケル発刊元:立花文穂言語:日本語ソフトカバー/145×211mm/250部限定発刊:2013年価格:5,000円
2015年04月16日ミラノ国際博覧会の日本館に、チームラボの新作2タイトルが出展される。期間は5月1日から10月31日まで。今年開催されるミラノ万博で、日本館はテーマを“Harmonius Diversity -共存する多様性-”に設定。自然を慈しみ、食に関わる様々な人々への感謝の気持ちを、訪れる人々へのメッセージとした。これを受けてチームラボでは、“鑑賞型ではなく、体感、そして、参加型にすること”、及び“体感したことのないアート空間にすること”を目的に、2つの作品を完成させている。このうち、「HARMONY」と名付けられた作品では、円形プレート状のスクリーンを無数に用意。それを棚田に見立てて腰の高さから膝下ほどの位置までで、部屋全体へと敷き詰めるように配置した。天井からはプロジェクションマッピングによって、風に揺れる稲穂、鯉や小エビが泳ぐ水面などが投影され、部屋全体に日本の食の原風景たる“水田”の風景が再現されている。観客はプレートをかきわけるように進むことで、まるで稲穂の群れへと分け入ったかのような体験が出来る。更に、映像そのものも観客の位置やふるまいに合わせて変化。人と自然の共生が生んだ日本の原風景が、一年を通して再生されていく。一方、「DIVERSITY」という名のインスタレーションでは、日本の急な川の流れを象徴する“滝”を部屋の中央に設置。その水面に食の多様性を捉えたいくつもの写真を、プロジェクションマッピングによって放流した。観客はスマートフォンを装置にセットした後、流れてきた画像をタッチすることで、それを端末へと保存。鑑賞後はスマホを取り外すことで、保存された画像と、その詳細を読むことが出来る。体感を共有するための象徴たる滝と、個人が持つスマートフォン。両者をつなげることにより、感動の共有、情報収集の利便性を共存させようという試みだ。【イベント情報】2015年ミラノ国際博覧会会場:2015年ミラノ国際博覧会 日本館会期:5月1日から10月31日開館時間:日本館(展示)10:00から21:00、日本館(レストラン)11:00から22:30※ミラノ万博全体の開館時間は10:00から23:00料金:大人32ユーロシニアチルドレン25ユーロ休館日:なし
2015年04月16日美しい花々は、我々の目を楽しませてくれるだけでなく、心地よい毎日を送るためのナチュラルコスメにも込められている。その香りから気分を変えるもよし、花から抽出したエキスを飲むもよし。瑞々しい花々はヘルシーな毎日の味方になってくれるだろう。伊勢丹新宿店本館地下2階の「ビューティアポセカリー(ビーアポ)」には、世界各国から厳選した約150ブランドのナチュラルアイテムがそろう。そんなビーアポに常駐するコンシェルジュに、今オススメのフラワーコスメブランドを聞いた。■北欧の大自然で育った花のパワー「フランシラ(Frantsila)」フィンランド生まれのフランシラは、300年の歴史を持つフランシラハーブ園で培われたブランド。たっぷりと自然の力を蓄えたフラワー、ベジタブル、ハーブによって、肌のコンディションを整えてくれる。肌に優しいミルククレンジング「クレンジングエマルジョン」(150mL/5,500円)、天然のダマスクローズ花水ベースの化粧水「フランシラフェイシャルウォーター」(150ml/5,500円)が入門編。メイクの上から乾燥した肌に使えるコーンフラワーベースのビューティークリーム(20ml/6,500円)や、希少なブルガリアンローズを原料にした「ロッサウォーター」(100ml/6,600円)も、化粧水として顔に直接吹き掛けたり、コットンに浸してパックにしたりと便利な使い方が出来る優れもの。ポリフェノールを含み、原国ではジャムなどにして食べられているリンゴンベリーという真っ赤な果物を凝縮したシリーズはエイジングに特化したシリーズ。ラベンダーとダマスクローズをベースにした化粧水「リンゴンベリーOPCモイスチュアローション」(120ml/5,500円)、ビタミンCやクエン酸を豊富に含んだ美容液「リンゴンベリーOPCセーラム」(30ml/1万2,000円)、ホホバオイルの含まれたナイトクリーム「リンゴンベリーOPCクリームマスク(40ml/1万2,000円)に加え、まつげ美容液「リンゴンベリーOPCアイラッシュセラム」(10ml/4,800円)までラインアップ。■「ヴァレ ド ローズ(Vallee des roses)」モロッコ砂漠に育つサボテンの種子からコールドプレスで抽出したオイルをベースに、アルガン、ダマスクローズなど、モロッコ産の植物オイルや成分を加えて作られるピュアでパワフルなヴァレ ド ローズのコスメ。「ヴァレ ド ローズ W-ローズ プレシャスオイル」(25ml/7,000円)は、“王妃のバラ”と呼ばれるセンフォリアローズと、ダマスクローズの精油をブレンドしたフェイス用オイル。うっとりする程芳醇なバラの香りが特徴。「ヴァレ ド ローズ セラム」(18ml/8,200円)は、モロッコでも希少で高価なサボテン種子オイル98%、ダマスクローズの精油のみで作られた贅沢な美容液で、肌にもっちりとした艶感を与えてくれる。■飲んでケアするフローラルウォーター「シゲタ(SHIGETA)」オーガニック栽培された植物を原料としたプロダクトによるセルフケアを推奨するシゲタ。「ローズウォーター」(125ml/3,500円)は、100%ブルガリア産のオーガニックダマスクローズの蒸留水。高濃度なローズの精油成分とまろやかな甘い香り立ちで、ホルモンバランスの乱れなど女性特有の悩みを解消してくれる。カモミールの花を蒸留して作られる「カモミールウォーター」(300ml/2,400円)には、カモミールの精油同様の成分が含まれ、神経系を落ち着かせリラックス効果をもたらしてくれる。目安は、1日あたり1.5lにキャップ5杯(コップ1杯の水に5滴)を入れて摂取。他、スパークリングウォーターや、スムージー、ヨーグルトに振り掛けて食べるのもオススメ。もちろん、化粧水やパック、拭き取りクレンジング、入浴剤としてなど外側からのケアにも使用出来る。花の美しさを見て楽しむだけでなく、毎日の暮らしに花コスメを取り入れてみるのもオススメ。14日までは伊勢丹新宿店の北欧ウィークにあわせて、同フロアでフランシラのプロモーションも開催中。実際にフラワーコスメを手に取って、その優しい香りとテクスチャーを感じてみるのもいいだろう。植物の力を感じるコスメ【ボタニカル編】はこちら。
2015年04月16日モデル・女優として活躍する中条あやみが、イオン飲料「ポカリスエット」の新CMに起用されることが決定。4月18日からの全国での放送を前に、その新CM「Jump」編の映像が到着した。常に挑戦する人を応援してきた「ポカリスエット」。今回の新CMのテーマは“潜在能力をひき出せ”だ。映像は、セーラー服に見を包んだ中条さんがいつもの朝、いつもの光景につまらなさそうな表情を浮かべるシーンから始まる。そんな惰性の日常を突き破るかのように朝礼の挨拶に登壇した校長先生が突然、「クイーン(Queen)」の名曲「WE WILL ROCK YOU」歌い出す。それをきっかけに、何かに駆り立てられるかのように中条さんは学校から駆け出し、街中を疾走しながら、眠っていた潜在能力が花開き、成長、進化していく様が描き出される。衝動的な音楽と生命力が湧き出るような今回の新CM。鮮やかなポカリスエットのブルーの中で踊る、「自分は、きっと想像以上だ。潜在能力をひき出せ。」というメッセージはすべての学生たちへ向けたエールだろう。さらに、今回の新CMはCMの中だけでなく、中条さん自身が撮影を通じて潜在能力がひき出され、成長していったものでもあったよう。映像からも分かるように、学校、街中、ビルの屋上、港まで様々な場所でロケが行われたが、とにかく“走る”撮影だったそうで、実際の道路を封鎖して行われた街中を疾走するシーンでは「約500人のエキストラのみなさんと呼吸を合わせて 全力疾走したときは、走る距離も長くてすごく大変でしたが、終わったときは達成感があり、とても楽しかったです」と中条さんも興奮気味にコメントを寄せている。「ポカリスエット」新CM「Jump」編は、4月18日より全国にてオンエア。
2015年04月16日