FASHION HEADLINEがお届けする新着記事一覧 (780/854)
イヴ・サンローラン・ボーテが2月14・15日の2日間限定で、原宿のカフェ・モントークにポップアップスペース「ヴォリュプテ ラビリンス バイ イヴ サンローラン(VOLUPTE LABYRINTH by YSL)」をオープンする。このイベントはブランド初のオイルルージュ「ヴォリュプテ ティントインオイル(VOLUPTE TINT-IN-OIL)」(3,800円)の発売を記念したもの。会場ではラビリンスをテーマに、スマートフォンのカメラを使って遊べるゲームなどを開催。14日の18時には月本えりが「DJプレイ」イベントを行い、バレンタインの夜を盛り上げる。また、会場ではブランドのメイクアップアドバイザーが1人1人に合った色のリップをアドバイスしてくれるサービスも実施。3月に発表予定のファンデーションや非売品のボディローションなど、同ショップ限定のお土産セットも用意する。その他、会場1階では「ヴォリュプテ」シリーズのリップの象徴でもあるマンゴーの香りにインスパイアされたスペシャルスイーツ(1,000円)や、リップカラーにインスパイアされたベリーのカクテル(900円)などが提供される予定だ。13日に発売された「ヴォリュプテ ティント イン オイル」は、独自のティント色素を採用しており、唇にのせると内側からにじみ出るように発色する。更に、栄養価の高さで知られるパッションフラワーなど、厳選された五つの植物オイルを配合。高いトリートメント効果で唇の荒れや乾燥を防ぎ、滑らかで血色のよい状態をキープしてくれる。
2015年02月13日昨年に引き続き、今年も「日本橋 桜フェスティバル ―ビューティフル日本橋―」が開催される。期間は3月6日から4月12日まで。期間中はコレド室町に面した仲通りに、イベントでも初の試みとなる「花見舞台」が登場する。これは、桜の咲き誇る姿をLED照明とオーナメントで表現したもの。提灯や行燈とともに、アーティスティックな桜街道が出現する。それに合わせて、三井本館やコレド室町では、桜をモチーフとした建物のライトアップが実施される予定だ。また、3月28日、29日の2日間には「夜桜オープンバル」を開催。日本橋料飲組合「日本橋三四四会」の加盟店を中心に、コレド室町のレストランなどが屋台を出店する。その翌日の3月30日から4月5日までの1週間は「ニホンバシ桜バル2015」が開催され、3枚つづりのチケット(当日3,300円/前売り2,900円)を購入すると、1枚ごとに食事や買い物が可能。チケットはコレド室町や周辺エリアにある約50店舗で利用出来、中にはビストロ石川亭のような人気店も参加する予定だ。期間中には日本橋周辺で、様々な連携イベントが計画されている。日本橋三井ホールの「食べるアート展」では3月6日から24日まで、美食をテーマに北大路魯山人の世界を表現した体験型アートイベントを開催。中でも、注目なのがプロジェクションマッピングを用いた作品で、何もない皿の上へと、一流料亭による旬の盛り付けが次々と投影されていく。更に、日本料理の神髄を実際に味わうことも出来、生前に魯山人が愛した「銀座 久兵衛」「紀尾井町 福田家」といった名店が限定メニューを提供。和食のおもてなしが体験出来るバーチャルカウンターも用意される。その他、コレド室町では桜をテーマとした和菓子やグッズを扱う「コレド桜WEEKS」を開催。飴細工職人による展示、桜の和菓子作りや芸者遊びなどが楽しめる「OMOTENASHI Experience」、着物の着付けレッスンなどの催しも行われる。更に、期間中には日本橋周辺を春らしいラッピングが施された「日本橋桜バス」や「日本橋桜タクシー」が運行。「日本橋 桜スタンプラリー」では、毎日先着1,000人にオリジナルの手拭いがプレゼントされる。
2015年02月13日チームラボ(teamLab)がミハラヤスヒロ(MIHARAYASUHIRO)のウェブサイトをリニューアルした。リニューアルされたサイトでは、既存の枠や表層にとらわれず、深く踏み込んだデザインワークを発表する同ブランドのイメージを表現している。トップページの背景では15AWコレクションの動画とともに、15SSコレクションのルックを表示。「COLLECTION」ページに飛ぶと、各シーズンのルックが流れるように展開され、フォーカスしたコレクションがポップ表示される。その他のメニューも操作に連動してポップアップで表示されるなど、見やすさとデザイン性を両立した作りに仕上がった。更に、スマートフォンにも対応したことで、外出中でも店舗探しやルックの表示が容易となった。こちらも、背景にルック画像を使用し、動画やスライドビューなどのギミックをスマートに取り入れている。
2015年02月13日ナイキ(NIKE)が、ランニングシューズ「ナイキフライニットルナ 3」(1万6,200円)を2月21日に発売する。「ナイキフライニットルナ2」に続く同シューズでは、最新のナイキフライニットイノベーションによりパーツごとの編み目を精巧に設計。かかとはサポート性を高めるために編み目を細かく、前足部は通気性を高めるために緩めの編み目とし、必要な部分に伸縮性を持たせた。更に、軽く、よりすぐれたクッション性と反発性を実現したナイキルナロンミッドソールを統合。アウトソールのパターンは足圧分布図のデータに合わせ、自然で流れるような足運びとライド感を追及している。ランニングフットウエアでシニアデザインディレクターを務めるロブ・ウィリアムズは、「『ナイキフライニットルナ 3』は究極の軽さとサポート感のあるフィットに、柔らかく反発性があり贅沢な履き心地のルナロンクッショニングを組み合わせた、最高のランニングのためのシューズです」と語る。カラーパレットはメンズ、ウィメンズともに5 色展開。12日にはメンズ、ウィメンズ各1色をNIKE.COM にて先行発売し、20日よりNIKEiDでも展開を開始する。
2015年02月13日アンダーカバー(UNDERCOVER)の新作が、2月14日にドーバーストリートマーケットギンザにて先行発売される。対象となるアイテムは、15SSコレクションで登場した巨大なチェリーのオブジェをモチーフにしたTシャツ(6,000円)とスウェットシャツ(1万3,000円)の2点。Tシャツのプリントは、ポップなチェリーのイラストの下に「PEPPER」の文字が入ったものと、チェリーの実がスカルになったダークファンタジー調の2パターン。スウェットシャツは同じスカルのデザインのみの展開で、カラーはそれぞれ白と黒の2色展開となる。なおモチーフとなった巨大なチェリーのオブジェを使ったインスタレーションが、1階イベントスペースに期間限定で展示される。
2015年02月13日フェンディ(FENDI)15SSコレクションから、鮮やかな原色カラーのオーキッドが全面にプリントされた「ピーカブー(PEEKABOO)」(H30×W40×D15/73万7,000円)が登場した。「PEEKABOO = いない、いない、ばあ!」という名の通り、バッグをオープンにすると外側とは違った印象が顔をのぞかせる、フェンディのアイコンバッグ、ピーカブー。今季は、既に絶滅した種類の胡蝶蘭をグラフィックに落としんでプリントしている。ワイルドな表情の大小のオーキッドが重なり合うように咲き乱れる様が、魅惑的。コレクション内で、同じモチーフはコレクションのファーストルックから前半にかけて中心的に用いられた。バッグの開き口のパーツには、花々と同色でデザインされたモザイク調のプレキシグラスを採用。レトロな色彩とモダンなフォルム、エキゾチックな力強さが合わさり、パワーとモダニティを感じさせる。<問い合わせ先>フェンディ ジャパンTEL:03-3514-6187
2015年02月13日三陽商会が新ブランド「サンヨー・エッセンシャルズ(SANYO ESSENTIALS)」の販売を3月中旬に開始する。同社では初のEコマースを主体とするブランド「サンヨー・エッセンシャルズ」。ラインアップはメンズ、ウィメンズともに、シャツやジャケットをはじめとしたトータルアイテムで、その作りはメイド・イン・ジャパンが基本。今後は日本の技術の粋を結集して、品格あるベーシックな服を提供していく。同ブランドは13年に策定したタグライン“TIMELESS WORK.ほんとうにいいものをつくろう。”を体現することも目的の一つ。今後は、“美しい仕立て”“心地よい風合い”“品質の良さ”“今らしさ”の四つをキーワードに、流行に左右されることなく、着る度に愛着が湧くようなもの作りを目指していく。取り扱いは公式オンラインストア「サンヨー・アイストア」を中心に展開。3月中旬には公式サイトを開設し、ブランドの世界観とアイテムの詳細を発信していく。
2015年02月13日フレッドペリー(FRED PERRY)が、ブランドのサブカルチャーを表現した音楽イベント「サブソニック・ライブ(Sub-Sonic Live)」を開催する。このライブは、ブランド主催の音楽ポータルサイト「サブカルチャー」のイベントとして企画されたもの。2007年にイギリスでスタートし、これまでにポール・ウェラー(Paul Weller)やザ・スペシャルズ(The Specials)、エイミー・ワインハウス(Amy Winehouse)といった大スター達も出演してきた。14年9月に行われた初の日本公演では、リトル・バーリー(Little Barrie)や東京スカイパラダイスオーケストラらが出演している。今回は、ブランドが15SSシーズンのテーマに掲げる、90年代ブリットポップ(Brit Pop)をフィーチャーした「ブリットスポーツ(Britsports)」をイメージ。ブリットポップシーンで活躍するザ・シャーラタンズ(The Charlatans)が出演する。彼らはファーストアルバム『サムフレンドリー』をはじめ、数々の作品が全米チャートで1位を獲得している伝説的なバンド。2月4日にリリースされたニューアルバム『モダン・ネイチャー』を引っさげての登場となる。【イベント情報】サブソニック・ライブ会場:渋谷TSUTAYA O-EAST住所:東京都渋谷区道玄坂2-14-8 2階会期:3月19日時間:18:00から(開演19:00)料金:オールスタンディング4,500円(別途ドリンク代500円)会場:梅田CLUB QUATTRO住所:大阪府大阪市北区太融寺町8-17 プラザ梅田10階会期:3月25日時間:18:00から(開演19:00)料金:オールスタンディング4,500円(別途ドリンク代500円)
2015年02月13日三陽商会が「バーバリー・ブルーレーベル」、及び「バーバリー・ブラックレーベル」の後継となる新ブランドを発表した。これは、6月にライセンス契約が終了する両ブランドに代わり、三陽商会が新たに立ち上げるもの。ポジションとしては後継ブランドという立ち位置で、現在のブランドコンセプトや資産を継承していく。新ブランドとなる「ブルーレーベル・クレストブリッジ」「ブラックレーベル・クレストブリッジ」では、クリエーティブディレクターに三原康裕を起用。“英国らしさ”と“プレミアムベーシック”をキーワードに、英国ヘリテージをベースとしたアイテムを展開していく。そのデビューコレクションは、3月31日に発表される予定だ。なお、ブランド名のうち“クレスト”は、イギリスにおける紋章、頂点、質の高さを表す単語。一方、“ブリッジ”は古くからイギリスの地名に使われてきた。これらは、コレクションに先駆けて公開されたティザーサイトで発表されており、今後もトラディショナルなイギリススタイルを継承していくことを表明している。
2015年02月13日各ブックストアがFASHION HEADLINE読者に向けて「今読むべき1冊」をコンシェルジュ。毎週金曜日は、代官山蔦屋書店(東京都渋谷区猿楽町17-5)が選ぶ書籍を紹介します。■「What my daughter wore」ジェニー・ウィリアムズ(Jenny Williams)ブルックリンを拠点に活動するアーティスト、ジェニー・ウィリアムズが自身のブログで掲載していたイラスト作品が1冊にまとまった。本書は、彼女のミューズである娘や娘の友人など、彼女の周りの女の子たちが着ている洋服をイラストで紹介している。描かれているのは子供と大人の女性の中間世代の女の子達。その個性的で自由な発想は様々なファッションスタイルを生み出し、現代のファッションカルチャーをありのままに映し出す。洋服のスタイリングはもちろん、カチューシャやサングラスなどといった身につけている小物、ヘアスタイルにも注目。自分のファッションにもつい取り入れたくなってしまう、インスピレーション広がる1冊だ。【書籍情報】「What my daughter wore」著者:Jenny Williams出版社:powerHouse Books言語:英語ソフトカバー/150ページ/156×211mm発刊:2014年価格:3,430円
2015年02月13日アディダスオリジナルス(adidas Originals)とNIGO(R)がコラボレーションした最新シューズ「スーパースター 80s バイニゴー(Superstar 80s by NIGO)」(1万6,000円)が2月11日に発売された。「アディダス」のアイコンモデルであるスーパースターをベースに製作された同アイテム。アッパーにはニューヨークで開催されるプロバスケットボールリーグ、NBAのオールスターゲームから着想を得たグラフィックプリントが、靴全体を包み込むようにプリントされている。NIGO(R)は、東京を「ストリートファッションに強い影響力を持つ都市」として位置づけた立役者の1人。シューズには、そんな彼のスポーツウエア、アメリカンカルチャー、クラシックフットウエアに対する愛情が表現された。取り扱い店舗は、アディダスオリジナルスショップ、公式オンラインショップなど。
2015年02月13日レッドヴァレンティノ(RED VALENTINO)は2月18日、伊勢丹新宿店にポップアップショップをオープンする。店内では「船乗りと恋をしたシンデレラ」をテーマとする15SSコレクションを展開。ストライプと錨をまとった現代のシンデレラが、現実を遊び心にあふれたクールな創造の世界へと変貌させる。更に、コレクションの象徴的なルックの一つである、爽やかなホワイトとネイビーのバイカラーが印象的なニットドレス(8万4,000円)を限定発売。他にも、ポップアップショップだけの限定アイテムを多数用意する予定だ。
2015年02月13日1月23日、15区にあるパリ交通公団(RATP)の整備所でショーを開催したドリス ヴァン ノッテン(Dries Van Noten)。ミリタリー、イブニング、エスニックなど、様々なエレメントをミックスさせながら、メンズの仕立服をレイヤードスタイルで多面的に見せたコレクションを披露した。ドレスアップとドレスダウン両面を兼ね備えたアイテムが多く見られ、BGMはシンガーソングライター、DM・スティス(Dm Stith)によるザ・ロネッツ(The Ronettes)『Be My Baby』のカバー。反射板のようなストライプをあしらったコートや、モワレ織りのリボンを縫い付けたブルゾンはワークウエアをイメージさせ、ミリタリー風のショーツやキルトをコーディネートして独自のスタイリングを提案。グログランのベルトで締めることの出来るリバーシブルコートは、キルトサテンがエスニックな雰囲気を漂わせる。サイケデリックなプリントや、中国のミャオ族のモチーフから着想を得たジオメトリックな刺繍によってエスニックテイストは更に増し、タータンチェックのキルトスカートなども相まってコレクション全体にカルチャーミックスの豊潤さを強く感じさせた。
2015年02月13日マックスマーラ(Max Mara)がポップアップショップ「タイユール・サルトリアーレマックスマーラ(TailleurSartoreiale Max Mara)」を、伊勢丹新宿店本館と日本橋三越本店でオープンする。このショップではブランドが14AWから始動したジャケットコレクション「プロジェット・タイユール・サルトリアーレ」が展開される。このジャケットでは通常の製作工程に必要とする時間の2倍以上をかけ、ハンドメイドの正確さと丁寧さが追求された。2シーズン目となる15SSコレクションでは、ニューヨークをベースにグローバルで活躍するエグゼクティブ・キャリアウーマンをイメージ。ボタンにマザー・オブ・パールを使用した夏らしいデザインや、着心地と通気性を兼ね備えたしなやかな生地を採用。会期中はサルトリアーレエキスパートがイタリアより来日し、1人1人にあった1着をセレクトしてくれる。開催期間は伊勢丹新宿店の本館4階センターパークが2月18日から23日まで、日本橋三越本店の本館3階スペース#3が2月25日から3月3日まで。
2015年02月12日2月11日より伊勢丹新宿店1階ザ・ステージでスタートした「バーサストーキョー(VERSUS TOKYO)」のポップアップショップは、初日から来場制限が行われ、東京デザイナーのネクストウェイブのコラボショップに多くのファンが集った。同イベントをスポンサードする資生堂メンと各ブランドとのコラボポーチをはじめ、多くの商品が今回の限定商品で、初日には資生堂パーラーと仲條正義のイラストをコラボしたC.EのTシャツが完売。普段一堂に会することのないブランドをムラカミカイエが代表を務めるSIMONE INC.がクリーンでポップな空間にデザインした。今回のイベントに参加しており、東京ネクストブランドとして期待される2人のデザイナー「ファセッタズム(FACETASM)」の落合宏理と「タロウホリウチ(TARO HORIUCHI)」の堀内太郎にインタビューした。――落合さんはバーサストーキョーに第1回目から参加されているので、イベントへの思いも特別なのでは?落合宏理:(ヴァーサストーキョーには)これまで行われた3回すべてに参加させて頂いており、僕にとって大きなステップアップとなったイベントです。一般ユーザーにもショーを開放しているということもあり、ショー自体は通常よりプラスアルファしたエンターテイメント性は意識していますが、特に前回の10月のショーは東京ファッションウィークのフィナーレということもあって、気分が暗くなるような演出は避けて気分が明るくなるようにと考えました。毎回、大勢の方に見て頂いてその時に並んでくれたファンや、入れなかった方たちに向けても、次につながることをしなければという使命感もあります。――堀内さんは前回の10月が初めての参加で、プレゼンテーション形式での発表も日本では初めてでしたが、参加した印象は?堀内太郎:楽しかったですね(笑)。普段、展示会で提案しているのと同じように洋服を主軸にして見せるやり方は変わりないですが、一般の方が来場できるイベントということでパタンナーさんや工場の方など、ブランドに携わって頂いている方々に、実際にモデルが着て歩いている洋服を見てもらえたことに満足しています。これだけのブランドを一堂に会して、人を集めるというのは(バーサストーキョーのスペシャルオーガナイザーの)吉井(雄一)さんの力がなくては難しいし、伊勢丹新宿店のセンターステージというなかなか一つのブランドでは出来ない場所に、こういう形で参加できたことはうれしいですね。――今回参加しているブランドで、普段デザイナー同士でお付き合いとかはあるのですか?堀内:落合さんとはよく会って話をしますね。C.Eは個人的に好きなブランドで海外にいるときに買うことが多かった。今回、伊勢丹で販売されている白黒ニットも自分で買って持ってますよ。トーガの古田(泰子)さんはリキッドルームでライブのイベントで良く会います(笑)。落合:トーガの古田さんは今の東京のデザイナー中でも最もエネルギッシュで、以前から尊敬しています。C.Eのスケシンさんも昔から尊敬する存在で今回同じ売り場で展開できて光栄です。第2回バーサストーキョーに参加したGANRYUのデザイナー丸龍君とは、伊勢丹メンズ館2階で一緒にポップアップショップもやったことがあります。勿論、第1回目から参加してきたオオスミ(タケシ/フェノメノン、ミスター・ジェントルマンのデザイナー)さんもよく知っていて、一緒に売り場にアイテムが並ぶことは、うれしいし刺激にもなります。■東京らしさは、「ポップの中の上品さ」(落合)と「洗練されたストリート」(堀内)――落合さんは1月のパリのメンズファッションウィークでJFWの支援イベント「ショールームトーキョー」にも参加されましたが、海外からの東京ブランドへの注目度はどう感じていらっしゃいますか?また、ファッションにおける東京らしさというのはどの部分だとお考えですか?落合:パリでは思った以上に認知されていて、今後へのいろいろな可能性を感じました。それはこれまでパリで活動されてきた先達のデザイナーの方々が築いた道の上に僕たちがいることも理解しています。東京らしさというのは一言では難しいのですが、自分たちが好きなことを形にしているという要素と、ポップなことをやってもそこに上品さがあるという、洋服への落とし込み方の表現方法なのだと思います。ただ、僕たちがモードという言葉で表現していても、東京ではストリートに消化されるという、海外との背景の違いは最近強く感じています。――堀内さんはロンドン、アントワープでの生活も長く、客観的に東京ファッションを見ていたのではと思いますが?堀内:(東京ファッションは)短い言葉で言えば、“洗練されたストリート”なんだと思います。アメリカのストリートファッションはもっとゴツゴツしたカジュアルのイメージで、東京はコンテンポラリーなストリート感が特徴。それはジャンルレスということかもしれません。ただ、それは最近顕著に現れたのではなくて、昔から東京のデザイナーが潜在的に持っていて、その進化した形が今のユーザーの「KENZO」などの支持に現れているのではと思います。すべてがボーダーレスになって、着る人次第でどうにでも表現できる時代なので、東京ファッションの境界のないスタイルが注目されているのかもしれません。――最後に今回のポップアップショップで展開されている商品に関して、少し解説して頂けますか?落合:カモフラージュ柄のミリタリージャケットは以前から発表したいと思っていたのですが、今回のために作りました。キャッチーなのでイイかなと。個人的にはシーズンテーマの波のグラフィックのiPhoneケースが気に入っています。これまでケースは使ってなかったのですが、付けてみると気分が上がりますね。資生堂さんとの限定ポーチも同柄で気に入っています。堀内:伊勢丹新宿店ではデビューした翌年の2011年から婦人服で展開して頂いているのですが、メンズは初めて今回のためにTシャツを制作しました。フラッグのイラストはシーズンコレクションのテーマが「UFO」だったので、月に降り立ったときに月の表面にささっているアメリカ国旗をイメージしています。フリスビーバッグ以外のアイテムは、すべて今回のために作ったもので、コレクションラインよりカジュアルに着られることを意識してラインアップしています。
2015年02月12日ワコールが不要なブラジャーを回収する「2015ワコール ブラ・リサイクル」をスタートした。期間は2月12日から4月22日まで。このキャンペーンでは回収されたブラジャーを、RPFと呼ばれる産業用固形燃料にリサイクル。この燃料を使うと二酸化炭素の排出量を抑えられるため、温暖化防止などに効果があるとされている。尚、店頭で配布するリサイクル用のバッグも、RPFを燃料に製紙工場で作られており、ブラジャーを密封出来る構造となっている。15年度におけるバッグのデザインは、刺繍作家の大塚あや子が手掛けた。ワコールではこの取り組みを2008年から行っており、過去に約82万1,500枚のブラジャーを回収してきた。今年はキャンペーンに先駆けて特設サイトをオープン。YouTubeで人気の3人の配信者が、プロモーションムービーを公開する。そのうちの1人、メイクアップパフォーマーの佐々木あさひは「今まで捨てられなかったブラジャーを処分するときに、そのままゴミ袋に入れてというのもなんか気分が悪い。それを回収してもらえて、社会貢献になるというのはいいと思う」とコメントしている。尚、2月下旬にはロシア人YouTuberのアシヤが、3月上旬にはメイクやファッションについての動画を配信するkumamikiがムービーを公開する予定だ。
2015年02月12日女性誌『VoCE』と男性誌『MEN’S CLUB』のコラボレーションイベント「DRAMATIC PARTY」が2月9日、DHCの協賛のもと東京・青山一丁目の青山EDITIONで開催された。読者男女それぞれ24人が参加、バレンタイン5日前というタイミングにちなんだ両雑誌編集長によるトークショーや参加者対抗のゲームなどが行われ、男女の出会いを演出した。VoCE編集長の石井亜紀さんとMEN’S CLUBの戸賀敬城氏は、『接近Beauty』をテーマにバレンタイン5日前の「今からでも間に合う美容法」についてトークを展開。まず、『男性のどんなときにドキッとしますか?』『女性のどんなときにドキッとしますか?』といった男女それぞれの目線のアンケート結果を発表。女性回答は、1位「腕まくりなど、男性的なパーツが見えたとき」(55.5%)、2位「恋愛相談されたとき」(39%)、3位「服装・髪型を褒められたとき」(32.7%)、4位「近くに行ったとき、さりげなく良い香りがしたとき」(30.9%)、5位「さり気ないボディタッチ」(12.7%)、6位「最近流行りの『壁ドン』」(10%)、7位「話しているとき、じっと目を見つめられたとき」(7.3%)という結果に。対して男性は1位「話しているとき、じっと目を見つめられたとき」(63%)、2位「近くに行ったとき、さりげなく良い香りがしたとき」(44.6%)、同率2位「タイトスカートなどから足がふと見えたとき」(44.6%)、4位「さり気ないボディタッチ」(41.3.%)、5位「恋愛相談されたとき」(20.7%)、7位「服装・髪型を褒められたとき」(18.5%)と、男女の違いが顕著に表れる結果となった。戸賀氏はアンケート結果を踏まえて女性は「『線』が見えた方が良いのでは。足首や鎖骨は見せた方が良い」「香りについては、洋服と同じでその人に合うか合わないかが大事。その人の前には出ないけれどうっすらまとっていると『使いこなしてるな』と感じますね」とコメント。また、「この間ゴルフに行った時に僕が落とした物を拾ってくれた20代の女性から加齢臭がしたんですよ」といったエピソードを披露、石井さんも「女子が臭うと事件ですね」と応じて会場の笑いを誘った。また、石井さんは「顔が近いとドキッとする。ドキドキと接近は比例すると思いますね」と述べ、「最低限肌だけはきれいにしておかないと。きれいで当たり前と思っている男の人は多い」とコメントした。更に戸賀氏は「僕は助手席との距離が近い小さい車の方が好き。大きい車だと助手席までの距離が遠くなりますよね。近いと会話が生まれやすいんです。ギアを変えるときに彼女の膝に当たって話すきっかけが生まれる、という話を聞いたことも」と接近術を指南。「彼女の足の組む方向によって、こちらに興味があるのかないのかが分かってしまう」と語る戸賀氏に対して石井さんも「好意を持っている相手じゃないと接近には耐えられないので、接近することで脈があるかないかが如実に分かりますね」とコメント。「5日間で底上げする即効性のあるスペシャルケアとしてマスクなどをすれば今からでも一気に肌を変えることが出来る。あるいは、化粧水でも面倒がらずに手をかけて、入れ込む意識でつけると違う」とアドバイスした。トークショー後半では、バレンタイン直前に効くコスメとして、DHCの化粧品シリーズの紹介も。男性向けには不快臭や皮脂の匂いを防ぐ「DHC MEN」シリーズ、女性向けにはパーツケアや接近戦に備える「DHC ゲルマニウムシリーズ」が登場。マッサージクリーム、化粧水、クリーム、立体マスク、部分用クリームの効能についての説明が行われた。会場に置かれていたテスターで使用感を試した女性は『DHC Wエフェクト クリーム GE』を指して「これが欲しい。すごいサラサラしていて伸びる。メイクの上から試してみたところ、軽いから問題なく塗ることが出来た。日中でも使えるかも」とコメント。また別の女性は『DHC GE クリーム』について「高級感のある外観から重いテクスチャーなのかなと思ったけど、サラッとしていて気にならない。朝からでも塗れそう」と話した。その後会場では食事が振る舞われ、参加者たちはフリータイムやペア対抗チョコ探しゲームを楽しんだ。最後にはベストカップル賞、ベストドレッサー賞も発表され、受賞者たちは豪華ヘリ遊覧チケットや赤沢迎賓館ペアチケットなどの豪華賞品を獲得。更に参加者にはDHCからのお土産も提供された。
2015年02月12日レペット(repetto)は4月29日、新作フレグランス「レペットオーフローラルオードトワレ」(30ml/5,500円、50ml/8,000円、80ml/1万1,000円)を発売する。今回発売されるのは、13年にプリマバレリーナをモチーフに製作されたフレグランスの第3弾。調香師のジュリエット・カラグーゾグーとニコラ・ボーリューが調香した。オープニングを飾るのは、これまでのフレグランスすべてに使用されたローズ。それに続いてプラムブロッサムに包まれたジューシーなグレープフルーツの香りが、まるでプリマバレリーナのように弾けていく。ミドルノートではローズの香りがバイオレットのブーケと溶け合い、きりっとしたヴァージニア産シダーの香りが、ダークパチョリへと移り変わる。ラストノートでは、ほのかなアンバーが香りが個性を添えた。ボトルはカラーリングをローズソルベピンクに変更し、大胆さを追加。その他は、丸みを帯びたシルエット、ボトルネックに巻かれた長いサテンリボン、「r」のペンダントなどが前作から継承されている。アンバサダーはフレグランスのデビュー当初から変わらず、プリマバレリーナのドロテ・ジルベール。広告ビジュアルではライトピンク、ボンボンピンク、ガーデンローズなどの豪華なバラのブーケに囲まれ、こぼれんばかりの笑顔を浮かべた。
2015年02月12日各ブックストアがFASHION HEADLINE読者に向けて「今読むべき1冊」をコンシェルジュ。毎週木曜日は、アート・ブックショップ「ナディッフ」各店がオススメする1冊をご紹介。今回は東京・清澄白河の支店、ナディッフ コンテンポラリィ(東京都江東区三好4-1-1 東京都現代美術館内)です。■「Kishio Suga: Situated Latency菅木志雄:置かれた潜在性」長谷川祐子、関直子(東京都現代美術館)、サイモン・グルーム(スコットランド国立近代美術館)現在、東京都現代美術館で開催中の展覧会「菅木志雄:置かれた潜在性」の公式カタログを兼ねた作品集。菅は1970年代前後の日本で、それまでのパフォーマンスを主流とした反芸術運動を問い直し、ほとんど手を加えない木や石、鉄などの物質を未加工のまま提示しすることで芸術の再創造を行おうとした「もの派」メンバーの1人。イメージすることを徹底的に排除し時間を掛けて再考した認識概念により、差異や関係性を保ちながら本質を露にする「もの」達は異様な存在感を放つ。インスタレーションを始めとするそれらの作品を公開した展覧会では、訪れた人へ強烈なリアリティーをもたらす。本書は、菅のコンセプトが先鋭的に現れた70年代の作品を中心に紹介する図版ページと、1967年から2015年までの48年間に及ぶ活動歴を網羅したモノクロページほか、担当キュレーターによる菅論や、初公開となる制作ノートにおける解説など、じっくり読み解きたいテキストも所収されている。「もの派」に関する書物が少ない中重要な1冊となりそうだ。展示風景写真冊子付き。なお、同展覧会は1月24日からスタートし、3月22日まで行われている。【書籍情報】「Kishio Suga: Situated Latency菅木志雄:置かれた潜在性」著者:長谷川祐子、関直子(東京都現代美術館)、サイモン・グルーム(スコットランド国立近代美術館)出版社:HeHe言語:日本語、英語ハードカバー/200ページ(カラー図版72ページ)/260 x 210 mm発刊:2015年価格:3,500円
2015年02月12日デンマーク発のライフスタイルブランド「スカーゲン(SKAGEN)」が、デザイナーのカミラ・スターク(Camilla Staerk)とモデルで写真家のヘレナ・クリステンセン(Helena Christensen)によるカプセルコレクションを発表した。共にデンマーク出身のふたりのユニークな創造性と、スカーゲンのモダンでミニマルなデザイン精神が融合した同コレクション。自由の象徴とされる飛翔するツバメのシルエットをモチーフに、金メッキ加工を施した真鍮を質感豊かに掘りあげた。クールなトーンのコントラストを生み出すゴールドの色合いは、デンマークの“スカーゲンの画家たち”と呼ばれる灯台を思わせる。ラインアップはリング、ブレスレット、ブローチの3点。このうちブローチはペンダントやネックレスとしても利用することが出来る。価格は100ドルから250ドルの間で、スカーゲンの直営店、およびブランドの公式サイトにて5月より発売される予定だ。スタークとクリステンセンは今回のコラボについて、「スカーゲンとコラボレーションし、作品をデザインするのは、創造的な旅のようにとても素敵な体験でした。どちらも非常に馴染み深いデンマークの伝説に根づいた独特の美意識を共有していたので、お互いのビジョンの融合はとても自然に進めることが出来ました」と述べている。また、スカーゲンのチーフ・クリエイティブ・オフィサーであるマリツァ・スコッチも、「スカーゲンのジュエリーの今後の方向性について共通認識を浸透させる上でも、今回のプロジェクトはまさに理想的なものであったと言えるでしょう」と語った。
2015年02月12日デニムが旬の今シーズン。ウエアを着こなすのもいいが、差を付けたいならステラ・マッカートニー(Stella McCartney)のアイコン的バッグ「ファラベラ」から15SS新たに登場した全面デニムの「ファラベラ デニムアップリケ刺繍 ミニフォールドオーバー」(H24×W26×D10cm/13万7,000円)に注目。フロントに施されているのは、今季トップスでも用いられているアップリケ。デニムONデニムや異素材で刺繍されたコミカル&ポップなモチーフは、コーディネートにリラックスした印象をもたらしてくれる。アウトラインに沿って編みこまれたチェーンは、ファラベラバッグの特徴のひとつ。黒味を帯びたメタルカラーがハードな印象をプラスしている。チェーンストラップはハンディー用とショルダー用の2種類が取り付けられた、2WAY仕様。発売は春を予定。<問い合わせ先>ステラ マッカートニー ジャパンTEL:03-6427-3507
2015年02月12日ナポリのカミチェリアのクラフツマンシップを受け継ぎ、ハンドメイドのシャツで日本でもファンの多い「フィナモレ(Finamore)」が創業90周年を迎え、ピッティ・イマージネ・ウオモ87の開催期間中にフィレンツェのホテル、ヴィラ・コーラでパーティーを開催した。会場にはエルメスやミッソーニの店舗でのインスタレーションでも知られているミラノの現代アート作家のダニエレ・パプーリ(Daniele Papuli)の、ペーパーアートを展示。フィナモレの歴史をプリーツで表現したサルトリアルらしい演出で、創業者の祖母カロリーナから現在ブランドを受け継ぐ創業者ファミリーを祝った。ピッティ・ウオモで発表された15-16AWコレクションでは、オールハンドメイドのホワイトシャツやコットンカシミアのインディゴのデニムシャツなどが90周年の記念タグでラインアップ。また15-16AW新作として、ライトブルー×パウダーピンク、スカイブルー×マスタード、エメラルド×サンドモノクロームなどのカラーをチェック、ストライプで展開。170番双糸のポプリンによるオールハンドメイドシャツや、120番手のツイルのハンドメイドシャツなど同ブランドを代表する素材を中心に、よりソフトで着やすさを重視したラインに移行するクラシコのジャケットスタイルに合わせシャープなシルエットを強調、襟もこれまでより細めの芯が使用されている。
2015年02月12日ヴィクター&ロルフ(VIKTOR&ROLF)は、パレ・ド・トーキョーを舞台に1月28日、15SSオートクチュールコレクションを発表。牧歌的でシュールな作品を見せた。「私は、自分の作品に心と魂を込める。そして制作過程で我を失う」というフィンセント・ヴァン・ゴッホ(Vincent van Gogh)の言葉を引用しながら、ゴッホの描く風景画が放つ強いエネルギーにインスパイアされたという。女性のハミングが不気味な印象を残す映画『ローズマリーの赤ちゃん』のテーマのリミックスが流れる中、麦わら帽子とサンダル、そしてバティック(ろうけつ染め)のドレスを着用したモデルが登場。ファブリックはオランダのブリスコ(VLISCO)社とのコラボレーションで、布の両面にプリントを施すことで、花柄をカットアウトしてコサージュに仕立てることを可能にさせた。ショー冒頭はモチーフのアウトラインのみで、徐々に色が増し、ドレスのボリュームが膨らみ、バティック、あるいは麦で編んだコサージュが加えられ、麦わらの帽子が極端に大きくなっていく。本コレクションのうち3点は、既に現代アートコレクターであるハン・ネフケンス(Han Nefkens)によって買い上げられている。これは、購入、コミッションピースをボイマンス・ヴァン・ベーニンゲン美術館に寄贈、長期貸し出しするという「the Han Nefkens Fashion on the Edge project」の一環で、最終的には美術館に寄贈する予定。
2015年02月12日ジャンポール・ゴルチエ(Jean Paul GAULTIER)がオートクチュールライン「ゴルチエパリ(GAULTIER PARIS)」15SSコレクションショーを、本社ビルにて開催した。会場には、カトリーヌ・ドヌーヴやカーラ・ブルーニ・サルコジ、ピエール&ジルなどが駆け付けた。プレタポルテからの撤退を宣言して初のクチュールコレクションは、「Ouiというための61の方法」と題し、61体のマリエ(ウエディングドレス)で構成。ゴルチエの気迫が伝わってくるかのような力強いコレクションとなった。主軸となるアイデアは、別々の二つのものを左右にドッキングさせる折衷法。右半分がテイラードのパンツスーツで、左半分がショールカラーのワンピース、あるいは半分がスモーキングで半分がホースヘア入りのホルターネックドレス、右半分だけプリーツが掛かっているワンピースなど、ゴルチエらしいユニークなウェディングが招待客達を楽しませた。また、パイソンをモチーフにしたアイテムが多く見られ、パイソン柄を玉留めだけで表現したカーディガンドレスや、スワロフスキーのクリスタルを組み合わせてパイソンモチーフを描いたワンピース、丸いウッドビーズのみでガラガラヘビのモチーフを描いたカーディガンなどが登場。ショーの中盤には、80年代に活躍したクリスティーヌやヴィオレッタ、スザンヌ等がドレスをまとって現れ会場を盛り上げたが、61体目のブーケドレス姿のナオミ・キャンベルがランウエイを歩くと、割れんばかりの拍手と歓声が沸き起こった。
2015年02月11日東北復興支援として、デザイナー・芦田多恵が南三陸の縫製技術者とコラボレーションして生み出すアイテム「ミナ・タン チャーム(MINA-TAN CHARM)」にバレンタイン、ホワイトデーに最適な新作「メッセージベア」が加わった。メッセージベアはテディベアタイプ。デニムに刺繍が施されたエレガントな男の子とヘッドアクセサリーと首飾りがアクセントの女の子の2 種類が登場。いずれもハート型のポケットにメッセージカードが入る。価格は1万6,000円。ブティック アシダ 代官山本店、ブティック アシダ 銀座、ブティック アシダ 御堂筋、三越日本橋本店タエ アシダコーナーにて販売中。3月12日から18日まで東急百貨店渋谷本店3階にポップアップショップがオープンする。ミナ・タン チャームは被災地の手作り品ではなく、イタリア製テキスタイルや付属品を用いた被災地からの“高品質な商品”を追求。売り上げから販売経費を除いた金額が製作に携わった人達に支払われる。
2015年02月11日各ブックストアがFASHION HEADLINE読者に向けて「今読むべき1冊」をコンシェルジュ。毎週水曜日は、京都に店舗を構える、本と本にまつわるあれこれをセレクトしたショップ、恵文社一乗寺店(京都市左京区一乗寺払殿町10)がオススメする書籍を紹介します。■「10セントの意識革命」片岡義男膨大な著作数を誇る小説家であり、写真、翻訳、評論などの分野でも幅広く活動する片岡義男。本書は、若い読者にとって入門編となるであろう、そのエッセンスが詰まった初期エッセイ集が晶文社より復刊されたもの。50年代から70年代のアメリカンカウンターカルチャーを捉え、エルビス・プレスリーの好物がピーナッツ・バター・サンドであることや、ドラッグ・レース、ポケット・ビリヤード、パロディマガジンやSF雑誌の数々を紹介した。日本とアメリカがまだ遠かった頃、その文化をつまびらかに綴った片岡のエッセイは、その後のカタログ雑誌文化のさきがけとなった。【書籍情報】「10セントの意識革命」著者:片岡義男出版社:晶文社言語:日本語ハードカバー/324ページ/四六判上製発刊:2015年価格:1,600円
2015年02月11日ジョルジオ・アルマーニ(Giorgio Armani)のオートクチュールライン「ジョルジオ アルマーニ プリヴェ(Giorgio Armani Prive)」が1月27日、15SSコレクションをパレ・ド・トーキョーで発表。フロントローには、クリステン・スコット・トーマス、ロビン・ライト、ジュリエット・ビノシュといった英米仏を代表する女優たちの姿が見られた。今シーズンは竹をモチーフとし、竹の持つしなやかさや繊細さ、そして強さを、最高級の素材で表現。アルマーニらしい造形的な美しさを余すことなく見せたコレクションを見せた。グリーンやモーブ、ナチュラルホワイト、サンドベージュ、ブラックなどの他、特にイブニングにはチャイニーズブルーを使用。デイウエアは、竹をプリントしたジャケットやキュロットで構成し、特にキュロットには太い帯のようなベルトが合わせられ、東洋的なスタイルを強調。チューブ状にしたシルクを束ねたショールや、スワロフスキーの長いバゲットクリスタルをあしらったトップス、ビーズを繋いだメッシュのドレスなど、斬新かつ美しいアイテムが登場する度に、会場からは大きな拍手が起きた。
2015年02月11日70年代ムーブメントの波に合わせて、スカーフ柄がひとつのトレンドとなっている15SS。ヴァレンティノ(VALENTINO)から、スカーフ柄のようなレトロフラワーのプリントが施された新作バッグ「SINGLE HANDLE BAG」(W33×H26×D13cm/39万1,000円)が発売される。同メゾンのアクセサリーライン「ヴァレンティノ ガラヴァーニ(VALENTINO GARAVANI)」のクリエーティブ・ディレクターを務めるマリア・グラツィア(Maria Grazia)とピエールパオロ・ピッチョーリ(PierPaolo Piccioli)が今季インスパイアされたのは、イタリア紀行の旅。牛革で仕立てられたワンハンドルタイプのそのバッグは、イタリア紀行を通して出会った風景やバロック様式のフラワーモチーフを反映した、華やかなプリンド柄。紳士鞄のようにかっちりと直線的なシルエットから、華奢に伸びた女性らしいハンドルも絶妙なバランス。コレクションではバッグと同色のミリタリーカラーのドレスと合わせられ、力強い存在感と繊細さを印象付ける女性像を表現している。<問い合わせ先>ヴァレンティノ インフォメーションデスクTEL:03-6384-3512
2015年02月11日ラグ&ボーン(rag & bone)が、15AWメンズコレクションのルックとショートフィルムを公開した。15AWメンズコレクションは“アーバンアーマー(都会の戦士)”をコンセプトに、新しいストリートスタイルを展開。ハイ&ローのテキスタイルを積み重ねて作る気だるいシルエットに、ネックラインやドローコードなどの機能的なディテールをミックスした。そのキーアイテムとなるアウターは、パフォーマンスウエアやテクニカルスタイルをベースに、リネンやメルトンコートをラバーでコーティング。更に、シームを圧着加工したパファージャケットや、リュクス(luxe)をモダンに再解釈したアンコンのフェルトウールコートなどが登場している。その他、クラシックなテイラードファブリックをルースパンツに使用し、スポーツウエアにインスパイアされたトラックパンツを構築されたシルエットにアップデート。既存の枠組みを超えたファブリックやシルエットに挑戦しながら、グラフィカルなストライプやステッチのディテールなども積極的に取り入れている。カラーパレットはグレー、ネイビー、セージなどの抑え目のトーンでまとめられ、刺し色にサバイバルイエローを使用した。ラグ&ボーンは15SSシーズンより、コレクションをショー形式ではなく、クリエーティブなアプローチで発表してきた。15AW シーズンではバレエダンサーで演出家のミハイル・バリシニコフ(Mikhail Baryshnikov)と、ライジングスターのダンサーであるリル・バック(Lil Buck)を起用。白一色の背景をバックに2人が踊る姿を映したショートフィルムを製作している。
2015年02月11日フィンランドのファッションブランド「イヴァナ・ヘルシンキ(Ivana Helsinki)」が、銀座三越でポップアップショップをオープンする。期間は2月11日から15日まで。今回のポップアップショップでは、ムーミンとのコラボレーションによる15SSウィメンズコレクション「ムーミン バイ イヴァナ・ヘルシンキ」にフォーカス。そのコレクションが全国に先駆けて販売される。デザインにはトーベ・ヤンソンの原画を元にしたオリジナルのビジュアルや柄が使用され、ブランドのメランコリーかつピュアなデザインが、よりファンタジックに彩られた。その他、店内では銀座三越限定のショッピングバッグ(5,400円)も販売される予定。デザイナーのパオラ・スホネンによる展示も行われ、一つひとつの作品やデザインにこめられた彼女の思いを知ることが出来る。また、2月14日には長年ムーミンの取材を行ってきた、白泉社MOE編集部の森下訓子によるトークショーが行われる予定だ。2月13日には映画『劇場版ムーミン 南の海で楽しいバカンス』が全国で公開される。これを記念してポップアップショップでは、ワンピースまたはセーターを購入すると、先着15人に映画の無料鑑賞券がプレゼントされる。
2015年02月11日