FASHION HEADLINEがお届けする新着記事一覧 (782/858)
バレンシアガ(BALENCIAGA)が2月18日に、「B.バレンシアガオードパルファム」(30ml/8,000円、50ml/1万500円、75ml/1万3,500円)を発売した。これは2012年にブランドのクリエーティブディレクターに就任したアレキサンダー・ワン(Alexander Wang)が手掛けた初のフレグランスとなる。その香りはユニークなグリーンエダマメと、みずみずしいリリーオブザバレーからなるグリーンノートでスタート。パウダリーなアイリスノートとシダーウッドのエッセンスが姿を現すと、カシミアウッドの深みのあるウッディノートで幕を閉じる。六角柱を象るボトルのクラック模様は、バレンシアガ発祥の地であるジョルジュサンク通り10番地のサロンにある大理石タイルに着想を得たもの。キャップのデザインは、ブランドのファッションやアクセサリーに登場するアーチをオマージュした。またフレグランスに合わせて、「B.バレンシアガボディローション」(200ml/6,600円)、「B.バレンシアガシャワージェル」(200ml/5,600円)も発売される。
2015年02月18日各ブックストアがFASHION HEADLINE読者に向けて「今読むべき1冊」をコンシェルジュ。毎週水曜日は、京都に店舗を構える、本と本にまつわるあれこれをセレクトしたショップ、恵文社一乗寺店(京都市左京区一乗寺払殿町10)がオススメする書籍を紹介します。■「夜の木」バッジュ・シャーム、ドゥルガー・バーイー、ラーム・シン・ウルヴェーティ本書を発刊したタラ・ブックス(Tara Books)は、南インド・チェンナイにある小さな出版社。少数民族や大衆画家達とともに、製紙、印刷、製本、販売まで全て自分達で賄っており、世界中の書籍愛好家の注目を集めている。中央インド・ゴンド民族出身のアーティスト、バッジュ・シャーム、ドゥルガー・バーイー、ラーム・シン・ウルヴェーティ、3人の共著により紡がれる樹木をめぐる物語。手漉き紙に古来からインドで使用されている無毒の染料を使った シルクスクリーン印刷により、独特の色合いとタッチで、神が住むと言われる聖なる木々が描かれる。1冊1冊丁寧に手作業で生み出される繊細さと温もりは、日本や欧米の出版物では味わえない神秘性を秘め、まさに工芸品とも言える。本書は、国内出版社タムラ堂より発刊された日本語翻訳版だが、製作は現地タラ・ブックスが行った。【書籍情報】「夜の木」著者:バッジュ・シャーム、ドゥルガー・バーイー、ラーム・シン・ウルヴェーティ出版社:タムラ堂言語:日本語ハードカバー/40ページ/230mm×350mm発刊:2015年価格:3,200円
2015年02月18日ドリス ヴァン ノッテン(DRIES VAN NOTEN)が2月18日から3月3日まで、伊勢丹新宿店本館3階のセンターパークで15SSコレクションをフィーチャーしたイベントを行う。ひとつひとつの服の中に手仕事の情熱を表現したドリス ヴァン ノッテンの15SSコレクションは、草原を歩きながら夏のロマンスやミステリーを夢見る女性をイメージ。再考された伝統モチーフやフラワーモチーフ、カラーブロック、ストライプなど、同ブランドらしいプリントを自由に組み合わせ、ポエティックな世界観を表現した。イベント会場では、ウェアだけでなく、シューズ、バッグなどのアクセサリーも充実したラインアップで展開する。
2015年02月18日東京・新宿のBギャラリーで野村佐紀子の写真展「flower」が開催されている。期間は3月4日まで。野村佐紀子は91年よりアラーキーこと荒木経惟に師事。93年以降は東京を中心に、ヨーロッパやアジアなどで展覧会を開いてきた。一方で、97年には初の写真集として、男性が備えた繊細さと凶暴さを暴いた「裸ノ時間」を出版。男性のヌードを被写体に数々の作品を発表してきたが、13年の瀬戸内国際芸術祭では、岡山県玉野市に住む48人の老人を撮影。老いた身体と人生の歩みの中に、野村が感じた美しさを写真に収めている。今回の写真展では、野村が長い間撮り溜めてきた花の写真をはじめとする膨大な作品群から抜粋し展示、販売。会場では写真集『flower』(2,750円)の販売も行われ、20日には18時から、写真集を発行している出版社リブロアルテの一花義広と、本書デザイナーの町口景、野村佐紀子の3名によるトークセッションが行われる。【イベント情報】野村佐紀子 写真展「flower」会場:Bギャラリー住所:東京都新宿区新宿3-32-6 ビームスジャパン6階会期:2月13日から3月4日時間:11:00から20:00休館日:なし
2015年02月18日ヨウジヤマモト(YOHJI YAMAMOTO)のアクセサリーブランド「ディスコード(discord)」より15SS新作として「ヴァニティーバッグ」が登場。YYを象った引き手で遊び心を表したキューブ形の「ヴァニティーバッグ」。きめ細かく上質なキップ(牛革)と、柔らかいディアスキン(鹿革)を使用し、日本伝統の絞り加工を施した。ストラップを利用することで、ショルダーバッグとしても使用可能。価格は黒6万8,000円、グレーの絞り柄8万5,000円。取り扱いは、ヨウジヤマモト青山本店、伊勢丹新宿店、福岡岩田屋店。14SSコレクションよりスタートした同ブランド。ブランド名の「ディスコード」は“不調和”を意味しており、アシンメトリーや未完成な美を追求した、ヨウジヤマモトらしいデザイン。過去には繊細でたおやか、そして奥ゆかしい日本の美しさをデザインに取り入れたバッグ、シューズ、スカーフなどを展開。今後もラグジュアリーアクセサリーを通して新しい価値観を提案していく。
2015年02月18日ディオール(Dior)が、伊勢丹新宿店本館1階のステージにポップアップショップをオープンする。期間は2月25日から3月3日まで。会場では、ラフ・シモンズ(Raf Simons)による15SSレディトゥウエアコレクションがそろい、「ディオラマ(Diorama)」バックを日本先行発売する。ディオラマは15SSコレクションで初登場したバッグコレクション。“進歩と伝統を踏まえながら、歴史をダイナミックにリミックスすることで、その先の未来を見つめること”というテーマをバッグで表現した。そこにはアーティスティックディレクターのラフが持つ未来的なビジョンと、ディオールに影響を与えた18世紀のスタイルが交差している。ベーシックで普遍的なデザインから、高度に洗練された装飾を施したものまで全22パターンを用意。多彩なデザインで洋服のワードローブのようなコーディネートを可能にした。その中には、メゾンのアイコンモチーフであるカナージュ(格子)パターンも採り入れられた。これは、クリスチャン・ディオール(Christian Dior)が初のコレクションで客を迎えた籐椅子をモチーフとしている。サイズは全部で4種類を展開。チェーンを長くすれば斜め掛けに、二重にして肩掛け、チェーンを仕舞ってハンドバックのようにと、様々な使い方が出来るのも特徴だ。
2015年02月18日モード誌『ハーパーズ バザー(Harper’s BAZAAR)』が、2月20日に発売される4月号の表紙でミランダ・カー(Miranda Kerr)を撮り下ろした。この写真はミランダとの親交も深く、これまでに数々のセレブリティーのポートレートを撮影してきた、ファッションフォトグラファーのテリー・リチャードソンが手掛けたもの。彼女の一糸まとわぬアッパーボディが大胆に披露され、女性の美しさと強さが生々しく表現されている。J.W.アンダーソンの大ぶりな帽子がコントラストをなしている。更に誌面に掲載されたインタビューでは、オーランド・ブルームとの離婚後も恋の噂が絶えない彼女の私生活に接近。“ミランダ流 恋愛ティップス”として、愛されるための極意が伝授されている。その中で、デートでの着こなしをミランダは「着ていて自分らしくいられるもの。さらに良い下着を身に着けていれば、自身を与えてくれるわ」と語っている。その他、特集では15SSコレクションのレポートやトレンドを案内。「映画界を賑わす男優たち」としてアカデミー賞で注目されている男優や話題作を紹介する他、「BAZAAR LIBRARY」ではフォトグラファーのヒロ(HIRO)にフォーカスしている。
2015年02月18日エスカーダ(ESCADA)が15年限定フレグランス「ターコイズ サマー」を発売した。ブランドの23作目となる限定フレグランスは、日常からの解放がコンセプト。風にそよぐ髪、肌に感じる日差しなど、サマーシーズンのワクワク感を呼び覚ます、フルーティーかつパワフルな香りに仕上がった。トップノートがイメージしたのは、砂糖漬けのフルーツをたっぷり含んだアイスクリーム「トゥッティフルッティ」。ストロベリーとラズベリーのジューシーな果実味に、ブラックカラントの酸味が加わり、ひんやりと爽やかなビジョンを呼び覚ます。ミドルノートではピーチ、ヴァイオレット、オレンジフラワーが爽やかに調和。それらの香りは、クリーミーなバニラ、滑らかなサンダルウッドのラストノートへと繋がっていく。夏の解放感を伝えるターコイズカラーのボトルには、内側から浮かび上がるような蝶のモチーフをデザイン。シルバーキャップにもピンクの蝶が止まり、ハッピーなバケーションを彷彿とさせる。パッケージも花や蝶で鮮やかに彩られ、そのイメージをモチーフとしたピンクのドレスに身を包んだエスカーダ ガールが、自由奔放な姿を見せつけた。オードトワレ(30ml/5,600円)は発売中。2月18日からボディローション(150ml/3,300円)の販売が開始される。
2015年02月17日アディダス オリジナルス(adidas Originals)が音楽プロデューサーのカニエ・ウェスト(Kanye West)とのコラボコレクション「YEEZY SEASON 1」を、2月12日にニューヨークのファッションウィークで発表した。今回ウェストが目指したのは、自由に組み合わせられるハイクオリティのアパレルピースをデザインすること。ウェストの着こなしをモチーフとし、上はゆったりとしたビッグサイズなトップスに、パンツはタイトでスリムなシルエットに仕上げた。ストリートとラグジュアリー、ビンテージとニューコレクションといったコントラストを押し出したモダンなスタイルだ。メンズのラインアップは、特大フラップポケット付きの MA-2 ボンバージャケット、ウォッシュドコットンの襟なしブルゾンジャケット、仕上げ加工された特大スウェットなど。タイトなシルエットのTシャツは、キャメル、オリーブ、ブルーグレー、カモフラージュ柄などのカラーバリエーションを用意した。どのアイテムもユニセックスで着用出来る。一方、ウィメンズではハイウェストで膝丈のボディコンシャスなニットスカート、床まで届く丈のコットン・チューブドレス、タイトに織られたTシャツなどをラインアップ。女性の曲線的なシルエットを強調することで、新しい女性らしさを表現している。そしてフットウエアは、ウェストがアディダスのプロダクトチームの全面協力のもとで開発。メンズ用にロートップ・スニーカーを、ウィメンズ用にスエード・スティレットヒールと、ウエッジソールのスノーブーツを用意した。尚、コレクションは15-16AWシーズンに全世界に向けて発売される。それに先駆けて、コレクションの第1弾となる「YEEZY BOOST」(4万5,000円)を、日本国内では2月28日に先行発売。シルエットでスニーカーファッションのネクストトレンドを提唱するとともに、アディダスの「ブースト(BOOST)」テクノロジーを採用し、クッション性と反発性を両立させたモデルだ。また、ニューヨークファッションウィークの様子は、YouTubeで公開されている。ショーは目がくらむほどの眩しさでライトが点灯したところからスタート。ウェストが近日発売するスタジオ・アルバムからの未発表トラック『Wolves』なども流れ、盛り上がりを見せた。ゲストにはビヨンセ(Beyonce)やジェイ・Z(Jay-Z)、リアーナ(Rihanna)を始め、ブランド契約のアスリートであるジョン・ウォール(John Wall)やボン・ミラー(Von Miller)らも招かれた。
2015年02月17日■職人魂の酒造りを貫きながら新たな伝統を創造していく姿勢福光屋は、毎年9月にその年最初の米を蒸す蒸米甑立て(こしきだて)を行い、10月頃から3月頃まで新酒の仕込み、そして4月には最後の蒸米作業である甑倒し(こしきだおし)で酒造りを終える。7月には、土用洗いといって酒造りに使う道具すべてを洗浄。細かい機材はもちろん、タンクやホースなどにも及ぶため、今でもほぼ1ヶ月はメンテナンスと整備に費やす。さて酒造りには、多くの工程がある。中でも「一麹(こうじ)、二もと、三造り」と昔から言われるほど、麹づくり重要な工程だ。他の作業は機械化しても、麹は手作業という酒蔵は多い。福光屋でも吟醸麹は、昔ながらの手法で蔵人が2日間昼夜を分かたず麹づくりをしている。蔵内の仕込みタンクを覗いてみると表面に泡が広がっている。米麹が蒸米のでんぷんを糖化させ、酵母がその糖分をアルコールへと発酵させているからだ。これを「並行複発酵」といい、世界でも珍しく複雑な醸造方法だとか。この泡の様子を見ながら20日間から1ヶ月ほど発酵させて仕上げる。できあがった醪をしぼり、原酒と酒粕に分けるのが「上槽(じょうそう)」。しぼりたての原酒をいただくが、飲み口のフレッシュさとアルコール度の高さに驚く。「しぼりたてだからアルコール度は高いですよ(笑)。このまましぼりたてとして出荷する以外は、濾過後に火入れして秋まで貯蔵します。味わいの設計に合わせてブレンドを行い、加水して瓶詰め時に再度火入れして出荷します」と生産本部・部長の正司和利さん。条件は同じでも、自然の恵みゆえに味が変わることはある。だからブレンドすることによって、その商品一定の味わいに整えて出荷するのだ。職人魂の酒造りを貫きながら、業界初の取り組みを数多く成し遂げてきた福光屋。「古い業界でもあるので、日本酒造りの領域を広げていくと業界初になってしまう」と福光屋13代当主の福光松太郎さん。老舗の暖簾を守るために、新たな価値を提案して発信し続けている。最後、ご当主に好きな自社銘柄をたずねると「よく嗜むのは『黒帯』ですね。料理に合わせて飲んでいただけるように、悠々、堂々、飄々、燦々と4種類あります。でもパッと直感で飲みたいと思うものを飲んで欲しい。黒帯は、右脳で飲む酒ですから」と笑った。前編に戻る。
2015年02月17日2013年にユネスコ世界文化遺産に登録された、日本人の伝統的な食文化“和食”。南北に広がり、四季がある日本には豊かな自然風土があり、そこで生まれた食文化もまた、これに寄り添うようにはぐくまれてきた。そして和食と同じく、日本が誇る食文化の一つである日本酒は、自然の恵みそのものだ。地域の風土や四季の自然を醸した酒造りを見せてもらうため、新酒の仕込み最盛期時期の老舗酒蔵を訪ねた。■純米造り、百年水、社員蔵人 福光屋の酒造りの三つの要六本木の東京ミッドタウンや都内の百貨店に直営店があることで、日本酒ファン以外にも名を知られる金沢の酒蔵・福光屋。日本酒から米発酵技術を生かしたコスメや食品まで手掛ける福光屋は、寛永2(1625)年に創業した酒蔵だ。『金沢』を著した作家・吉田健一が命名した「黒帯」、華やかで威勢のいい「加賀鳶」、高い地元シェアを誇る「福正宗」、長期熟成酒の「百々登勢」など10銘柄の日本酒を展開している。多種多様な日本酒を手掛ける福光屋は、2001年よりそのすべてを純米造りに変えた。純米造りの酒蔵は増えているものの、出荷量が生産高万石単位の酒蔵では全国初の試みとして業界内外で大いに注目を集めた。「酒は米と水という自然の恵みに、微生物の働きによる自然の力が加わって生まれる。自然に敬意を払い、自然の力を引き出すための知恵や工夫を授かる場として酒蔵は存在します。純米蔵になることは、自然に還ることであり、必然の選択でした」と福光屋13代当主の福光松太郎さん。そして純米造りを可能にした背景には、1960年から生産農家と土作りから共に取り組む契約栽培がある。顔の見える関係性があることで、高品質の酒造好適米がの安定確保できるようになった。こだわりの酒米はもちろん、酒蔵にこんこんと湧く良質の仕込み水にも胸を張る。「百年水」と名づけられた仕込み水は、1世紀前に降った雨が、幾重にも重なった貝殻層を抜け、酒造りに欠かせない成分が溶け込んでいる。「昔と比べて造る酒の種類が増えて、もう少し広ければと思うこともありますが、百年水があるから創業以来の地を離れることはできないですね」と生産本部・部長の正司和利さん。蔵人の後継者問題もあり、福光屋では1990年代から社員を蔵人として育成する「社員蔵人制度」を導入した。今では15名の社員蔵人が20から30種類ある商品の原酒を醸造している。ベテラン蔵人が伝統の技や経験による勘を伝授し酒造りを継承。更に数値化できるものはすべてデータにして勘の裏付けを取る。勘や経験、データによるシステム化、そのバランスをうまくとりながら酒造りに挑む。「昔は、杜氏がこれ!と決めたらその酒の味だった。もちろんおいしい酒も数多く生まれました。でも社員蔵人の良さは、時代や市場のニーズを反映した酒造りができること。特に当社は直営店もあるので、お客様からの声も直接お聞きできますからね」と正司さん。後編に続く。
2015年02月17日ナイキラボ(NikeLab)がベルリンを拠点とするデザイナー、ヨハンナ・シュナイダーとコラボしたモジュール式コレクション「NikeLab×JFS」を発表した。「体をきちんと覆いたい、またはサポート性が欲しい時もあれば、風通しの良いものや、開放感のあるものを着たいこともあります」と語るヨハンナ。今回のコレクションは、そんなワークアウトにおける願望をモジュール単位で叶えたもの。アウトフィットを1着ずつセレクトすることで、その時その場所での行動に合わせた装いが組み上がっていく。それと同時に普段着に取り入れることで、日常に機能性も提供出来るワードローブを完成させた。そんなコレクションを象徴するのが、シーンに合わせて3パターンに着こなせるスリーブレスケープだ。アウターとして前を開いたまま着用したり、ベルトを締めたり、ウォームアップスカートのように腰に巻くことも出来る。また、プリントタイツやブラは、運動中に主要な筋肉の動きが強調されるように、ヨハンナが自ら描いたアートワークを体の形に合わせて配置。一方、ゆったりとした筒型のキュロットは裾に斜めのカットを入れ、体の動きを強調させるデザインに仕上げた。裏地にはメッシュを用いており、タイツの上からでも、キュロット単独でも着用出来る。更に、コレクションでは機能素材「DRI-FIT」など、ナイキの先端技術を結集。レーザーカットによる通気性を高めるパターン配置や、接着仕上げによる素材の軽量化などのイノベーションが採用された。こうした細部のディテールは全て意味を持っており、身体のシルエットを程よく見せたり隠したりしながら、誰かの視線を気にせずスポーツに専念できる構造となっている。その他、カラーパターンについて、ヨハンナは「様々な肌の色合いになじむ、洗練された色にしたいと考えました。自然との深いつながりを持つ色合いは、なじみ深く自然な印象を与え、コレクションのテクニカルな側面に対して穏やかな好対照を成しています」と語っている。発売は2月26日を予定。取り扱いはNIKELAB DSM GNZ、NIKELAB公式オンラインショップ。
2015年02月17日阪急うめだ本店の「モスキーノ(MOSCHINO)」が2月18日にリニューアルする。今回のリニューアルに伴い、フロアを5階から3階へと移動。「モスキーノ」のファーストラインをはじめ、「モスキーノチープ&シック」も含めたフルラインアップを展開する。また、2月25日から3月3日までは、1階イベントスペースにポップアップショップをオープン。「バービー人形」がテーマの15SSのメインコレクションを先行発売する。更に、2月27日からは、前日に開催されるミラノコレクションのショーで発表される、15AWカプセルコレクションを世界のどこよりも早く販売する予定だ。
2015年02月17日ポール & ジョー シスター(PAUL & JOE SISTER)×コンバースのコラボレーションスニーカー第3弾が4月17日に発売される。1万2,000円。コンバース定番のALL STARローカットスニーカーをポール & ジョー シスターがポップかつキュートにデザイン。中敷きやタン裏のキャットフェイスプリント、ロゴやホールのパステルピンクとミントグリーンの配色などが春らしく愛らしい。シューレースはスタンダードなホワイトの他、キャットフェイスプリントも付属し、気分によって変えられる。サイズは23・24・25cm展開。ポール & ジョー シスターショップ、オンラインストアで販売。3月20日より、オンラインストアにて先行受注が行われる。
2015年02月17日ダイエットブッチャー スリムスキン(DIET BUTCHER SLIM SKIN)の期間限定イベントが2月18日から23日まで伊勢丹新宿店メンズ館2階プロモーションスペースで開催される。15SSの新作が並ぶ。伊勢丹新宿店は同日から春の立ち上がりプロモーション「花々祭」をスタート。これに合わせ、今イベントも花に着目する。同ブランド15SSコレクションのルックと展示会の装花を手がけたフラワークリエーター・篠崎恵美が今回もフラワーデコレーションを担当。15SSテーマ「ユートピア(UTOPIA)」を表現した特別装飾で彩られる予定。また、伊勢丹限定で篠崎による花柄を用いた裏毛プルオーバー(2万6,000円)、ショーツ(2万6,000円)、Tシャツ(1万9,000円)、テラリウム(1万2,000円)が発売される。2月28日から中目黒の同ブランド旗艦店でも同様のプロモーションが行われる。
2015年02月17日スペインから4人の新鋭カメラマンによる作品が出展される展覧会「Photography Now! Vol.2 - Spanish New Horizon」が、3月13日から4月26日まで東京・六本木の「イマコンセプトストア(IMA CONCEPT STORE)」で開催される。昨年行われた「Photography Now!」展に続く2度目の開催となる同展は、一昨年にパリの写真ギャラリー「ル・バル(LE BAL)」で行われた展覧会の巡回展となる。会場にはスペインという土地と向かい合いながら、それぞれ4年以上の歳月をかけて制作された写真家たちの作品を展示。写真集から展覧会への変換を模索しながら、4人の個性が共存しあうことを目指した。展覧会に参加するメンバーは、いずれも出版した写真集が高く評価された4人。リカルド・カセスはスペインのカラフルな鳩レースを記録した「Paloma al aire」を発表し、写真界で一躍有名に。オスカー・モンゾンは車とそれに乗る人の関係性を暴いた写真集「KARMA」を、アレックス・プラデモントは“一番近いもの”と“一番遠いもの”という両極端の概念について追求した「Almost There」をそれぞれ発表。アントニオ・コバノヴァはスペイン最大級の都市型公園であるカサ・デ・カンポを舞台に、「Casa de Campo」を制作した。また、3月14日には来日作家によるギャラリートークを開催。20日から22日までの3日間には、リカルド・カセスによる「フォトジンワークショップ」が行われる。このワークショップでは、参加者が持ち寄った写真を用いながらフォトジンを制作。初日は参加者1人1人の作品の分析しながら、それぞれにカセスがソリューションを提案。それを2日目にはイメージとしてふくらませ、3日目に編集やレイアウトなどの作業を行う。完成したフォトジンは印刷、撮影されて会場に展示される他、ブログでも公開。持ち帰り用のPDFデータも用意する。【イベント情報】Photography Now! Vol.2 - Spanish New Horizon会場:イマコンセプトストア(IMA CONCEPT STORE)住所:東京都港区六本木5-17-1 AXISビル会期:3月13日から4月26日まで時間:11:00から22:00まで休館日:不定休料金:無料
2015年02月17日ジースター ロゥ(G-Star RAW)が、15SSコレクションのキャンペーンビジュアルを公開した。同キャンペーンを手掛けたのはファッションモデルを引退後、フォトグラファーや映画監督として活躍しているエレン・フォン・アンワース(Ellen von Unwerth)。キャンペーンを通じてジーンズのもつ自由な空気、ジーンズの本質と可能性について考え、1人1人がオリジナルのスタイルで見せるジーンズのあり方を表現した。キャンペーンではブランドの様々なバリエーションのジーンズが登場する。そのラインアップはスキニーフィットからルーズフィット、ロゥデニムからディストレスドデニム、ダークインディゴからチョークホワイトまで様々。今風から時代を超えたスタイルまで、メンズ、ウィメンズともに幅広く展開される。特に、ウィメンズのジーンズは、スタイルを最高に美しく見せるためのデザインを追求。形、サイズをはじめ、バックポケットやサイドシームの配置、理想的なウエストの位置まで、ディテールを徹底的に研究してデザインされた。アンワースは、「私が選んだモデルたちは、セクシーで女性らしいだけでなく、勝ち気で人を惹きつけ、情熱的。ジースターには常に自然体で若く、荒削りな一面があります。それらが私の作品に合っています」と語っている。また、キャンペーンタグとハッシュタグを組み合わせた「Wear it #tightorwide」を使ったキャンペーンもオンライン上で展開。スキニージーンズなどの「タイト」派と、今流れがきているボーイフレンド、バギー、フレアといった「ワイド」派で票を集め、どちらがより多くの票を獲得するか対決する。
2015年02月17日フェンディ(FENDI)15SSコレクションに新たに仲間入りしたのは、アイコンバッグ「ピーカブー」「バゲット」のマイクロサイズと、「バイ ザ ウェイ」のミニサイズ。ラージ、レギュラー、ミニサイズでこれまで展開されてきたピーカブーを、手のひらに乗るほど小さくアレンジしたのが「マイクロピーカブー」(H15×W15×D5.2cm/16万1,000円)。ウォーターグリーン、フューシャ、ブラック、ピンク、サンフラワー、ネオンブルー、ホワイト、ネブラに加え、松屋銀座限定色アザレアの全9色と遊び心たっぷりなカラーバリエーションがそろう。フランスパンを小脇に抱えて持ち歩く様子が名の由来であるバゲットからも「マイクロバゲット」(H8.5×W13.5×D8.5cm/21万3,000円)が登場。ペールブルーのパイソンに、チャーミングなファーをあしらいとびきりハッピーに。ハンドバッグとしてはもちろんだが、バッグチャームとしてもユニークな存在感を発揮する進化形バッグは、今季最も注目すべきアイテム。アジャスター付きハンドルと、取り外し可能なロングストラップを備えた機能的なボストンバッグ「バイ ザ ウェイ」からレギュラー、スモールサイズに続き発表された「ミニ バイ ザ ウェイ」(H12.5×W21×D9.5cm/47万6,000円)はパイソンのベースに、ビジューを施したクロコダイルテールがラグジュアリーだ。<問い合わせ先>フェンディ ジャパンTEL:03-3514-6187
2015年02月17日フェリペ・オリヴェイラ・バティスタ(Felipe Oliveira Baptista)による「ラコステ(LACOSTE)」が2月15日、ニューヨークのリンカーン・センターでショーを開催した。「WINTER TENNIS」をテーマに、ブランドの創始者ルネ・ラコステ(Rene Lacoste)とその起源である「テニス」にインスパイアされ、レトロスポーティーかつフレンチシックなミックススタイルを見せた今シーズン。ラコステのシグネチャーカラーである、グラスグリーン、レッド、ブルーをベースに、ライムグリーンと鮮やかなパープルを挿し色として使用。ロングコート、ナイロンのショートトレンチなどのアウターは、グレーやベージュ、キャメルでライトな印象。スポーティーなトラックスーツは、厚手の起毛素材で上品に。細やかなプリーツスカートや、細い直線の走るドレス、ウールとナイロンでグラフィカルにカラーブロッキングされたレインコートなど、一見スタンダードなアイテムも素材使いや柄の配置により、これまで以上にアーバンに進化。冬のスポーツミックススタイルを都会的に楽しむ要素がふんだんに盛り込まれたコレクションとなった。
2015年02月17日毎年春になるとスターバックスから登場する「さくら」シリーズ。今年も2月15日より日本限定ドリンク「キャラメリー さくら チョコレート ラテ」(420から540円)をはじめ、「さくらシフォンケーキ」(380円)、桜をデザインしたグッズなど2015年“SAKURA”シリーズが展開されている。ドリンクは3月17日、さくらシフォンケーキは3月31日、ドリンクウエアは4月中旬まで販売。これに合わせ東京・上野公園内のスターバックス 上野恩賜公園店(2月16日から4月上旬)と大阪・梅田の桜橋プラザビル店(2月26日から4月上旬)を、フラワーアートユニット・プランティカ(plantica)が桜でデコレーション。満開の桜で飾られた華やかな店内で、ひと足早くお花見気分を楽しめる。「店舗に入った時に、満開の花の下でドリンクを楽しんで頂けるように考えました。ウインドーには桜のシートを貼っていますが、桜の配置の密度に差をつけて、季節の移ろいを感じさせるイメージで作りました。この桜はすべて本物の桜を撮って、プリントしています。外からも今回の装飾を楽しんでいただけるのでは。店内の装花については、ソメイヨシノやハナザクラなど本物の枝と造花を5、6種類を使っています。ところどころイエローを隠しているのは、タンブラーなどのドリンクウエアを意識した色使いです」とプランティカの木村亜津さん。スターバックス ジャパン広報部の西垣友裕さんは「“SAKURA”シリーズは14年目、ドリンクは5年目になりました。スターバックスはその国や地域や文化を尊重する考え方をしています。桜は日本の象徴的な花であり、皆が咲くのを待ち遠しくなるような花ということで、その文化をリスペクトして“SAKURA”シリーズが始まりました。昨年も目黒の本社下の店舗の桜の装飾をプランティカさんにお願いしたのですが、今年は桜の名所、上野でやろうということになりました」と話している。
2015年02月17日アニヤ・ハインドマーチ(ANYA HINDMARCH)は、3月18日から24日まで、伊勢丹新宿店本館1階ザ・ステージにおいてポップアップショップをオープンする。イベントタイトルは「STICKER SHOP」。デザイナーのアニヤが学生時代に熱中したステッカーをモチーフにデザインしたという、今シーズンのコレクションの数々が登場する。当時のアニヤにとって、カバンや文房具をデコレーションすることは、いわば「パーソナライズ」。その原点に立ち返って、ハンドバッグやスマホ、お財布などの普段使いアイテムを、ちょっぴり贅沢なレザーのステッカーでパーソナライズしようという試みだ。今回のポップアップショップで先行発売されるのは、「All Over Stickers」各種。目玉焼きや吹き出し型のステッカーに覆い尽くされたバッグ(21万円から)やペンケース(4万6,000円)など、眺めているだけでも心躍るアイテムがそろう。ステッカー単体での販売もある。アルファベットや吹き出し、目玉などをデザインしたステッカーの価格帯は6,000円から9,000円。手持ちのレザーアイテムに直接貼って楽しむことができる。注目は、「いいね!」「KAWAII」のメッセージステッカー、ウインクがキュートな赤いフェイスステッカーの3点。いずれも日本限定・伊勢丹新宿店先行販売となる。担当バイヤーは「コアなファン以外にもアニヤの魅力をアピールできたら嬉しい。会場のポップな装飾にも注目していただきたい」とコメント。オープンに先駆け、3月11日10時から、ECサイトでの販売もスタートする。
2015年02月17日各ブックストアがFASHION HEADLINE読者に向けて「今読むべき1冊」をコンシェルジュ。毎週火曜日は、東京・南青山に店舗を構えるビジュアル洋書店、嶋田洋書(東京都港区南青山5-5-25T-PLACE1階A103)がオススメする書籍を紹介します。■「INVITATION STRICTLY PERSONAL」イアン・ウェブ(IAIN R. WEBB)本書は、世界4大ファッションが行われるニューヨーク、パリ、ロンドン、ミラノで過去40年間に開催された約300以上のイベントやショーの多彩なインビテーションカードの写真と解説を収録したもの。著者は、『ロンドン・タイムズ』『ELLE UK』を経たファッションエディターのイアン・ウェブ。業界内でもトリプルAリストに値する限られた人しか配られないと言われる、貴重なインビテーションが紹介されている。フォーマットは、パスポート型、バンダナ、鍵、CD、お面、スカルプチャーなど一つの型にはまらないユニークなものばかりで心を奪われる。「アレキサンダー・マックイーン(Alexander McQueen)」や「ジョン・ガリアーノ(John Galliano)」「ジャンポール・ゴルチエ(Jean Paul GAULTIER)」「 エルメス(HERMES)」「プラダ(PRADA)」「ルイ・ヴィトン(LOUIS VUITTON)」「 ヨウジヤマモト(YOHJI YAMAMOTO)」など、招待状を通して各ブランドのアイデアやショーの歴史を垣間見ることが出来、デザインの参考資料としてもファッション業界への手引きとしてもおすすめの1冊。冒頭には、ファッションショーの歴史とストーリーも紹介されている。【書籍情報】「INVITATION STRICTLY PERSONAL」著者:IAIN R. WEBB出版社:Goodman言語:英語ハードカバー/304ページ/255×220×25mm発刊:2014年価格:7,500円
2015年02月17日3月11日から17日まで、伊勢丹新宿店本館2階TOKYO解放区にて、東京で活躍する新鋭・個性的デザイナーにクローズアップしたイベント「TOKYO up coming」が開催される。いずれのデザイナーも独自性が強く、今後の飛躍が予想される7ブランドがラインアップ。5SSシーズントレンドとしても注目のシアーやメッシュによるレイヤード感、ライトな色合い、カラフルな柄などをキーワードに選ばれたブランドが、同店にいち早く春の息吹をもたらす。斬新な異素材ミックスで魅せる「タマキ フジエ(TAMAKI FUJIE)」は、リゾートでも活躍しそうなボーダーカットソー(2万3,000円)、存在感抜群のスカート(11万2,000円)など、他ブランドとの合わせも楽しめそうなアイテムを展開する。「ラマルク(LAMARCK)」は、カットジャガードトップス(2万9,000円)、カットジャガードスリムパンツ(3万9,000)など透け感が美しいアイテムぞろい。モノトーンのシックな装いが好みなら「ディファレス(differess)」のフリルシャツ(2万5,000円)やチュール重ねスカート(2万5,000円)がオススメ。色で遊ぶのが好きなら、「コトナ(KOTONA)」のブルゾン(4万8,000円/伊勢丹新宿店先行)、スカート(2万6,000円)などにトライしてみてはどうだろうか。「アキコ アオキ(AKIKO AOKI)」は女子校出身デザイナーが、学生時代の気持ちを反映させながらデザインしているブランド。シースルーブラウス(2万1,000円)、ロングスカート(4万8,000円)など、纏うことで心に懐かしい感覚が蘇りそうなアイテムも多数そろっている。今年注目のメッシュをさりげなく取り入れたいなら、「ティート(tiit)」のワンピース(2万4,000円から2万5,500円)、メッシュシャツ(1万7,000円)もオススメだ。そして、残り1ブランドの「ノーカ(nocca)」はアクセサリーを展開。樹脂にラベンダーなどを流し込んで作成したイヤーアクセサリー(3,500円から5,000円)、ブローチ(4,700円)、リング(9,000円)、バングル(8,500円から9,000円)、ネックレス(9,000円から1万円)は、同企画に登場する他ブランドのアイテムと組み合わせてもきっと楽しいはず。
2015年02月17日エルメス(HERMES)が写真家のゾエ・ガートナー(Zoe Ghertner)によるショートムービー、「Ultramarine」を2月17日に公開する。ゾエはエルメスがシーズンごとに発表しているブックレット「ヴェスティエール(Vestiaire)」で撮影を数シーズン担当。写真を通してウィメンズコレクションのエッセンスを伝えてきた。そんなゾエにとって、今回公開した作品は初のショートムービーとなる。ムービーの舞台となったのは、燦々と太陽が照り付ける砂浜。1人の女性がバカンスを楽しむシーンが不ぞろいにつなぎ合わされ、ゆっくりとした時間を紡ぐ。静かな波音の中、儚げでノスタルジックな彼女の表情と、クリストフ・ルメール最後となった15SSウィメンズコレクションのセンシュアルな魅力が呼応し、優美な夏物語を完成させている。
2015年02月16日伊勢丹新宿店のエルメス(HERMES)ブティックリニューアルに際し、作品を提供したことが記憶に新しい、現代美術家で漫画家の横山裕一作品展「横山裕一<これをネオ壁面と呼ぶ>集合する名士とけもの」が、3月6日より京都国際マンガミュージアムで開催される。世界的なアーティストが集まるアートの祭典「PARASOPHIA:京都国際現代芸術祭2015」の後援事業として開催される同イベント。期間中は横山が今回のために書き下ろした漫画を、建物の壁にプロジェクションマッピングで投影。更に、作品世界を再現した会場に原画も展示され、本で読むのとは一味違った横山ワールドを体験出来る。また、3月8日には横山の作業風景が見られるライブドローイングイベント「これがネオ漫画である」を開催。展覧会場に設置されたアトリエで、独特の技法を用いて漫画に取り組む横山の姿が見られる。横山は“ネオ漫画”と称される独創的な作風で有名。奇妙な格好をした人物たちが、目的不明の土木工事を黙々と遂行したり、意味不明の会話を交わしたりするなど、異色の漫画で国内外の漫画界やアート界から注目されている。これまでに、漫画作品集として『ニュー土木』『トラベル』『世界地図の間』、画集では、『横山裕一カラー画集』などを発売してきた。【イベント情報】横山裕一<これをネオ壁面と呼ぶ>集合する名士とけもの会場:京都国際マンガミュージアム2階ギャラリー6住所:京都府京都市中京区烏丸通御池上ル会期:3月7日から5月31日まで(プロジェクションマッピングは3月6日から)時間:10:00から18:00まで(入場は閉館の30分前まで、プロジェクションマッピングは18:00から21:00まで)休館日:水曜日(4月1日、29日、5月6日は閉館)、4月30日、5月7日(プロジェクションマッピングは無休)
2015年02月16日ホットマン(Hotman)が3月4日、イラストレーターのバギー(buggy)とのコラボレーションコレクションを伊勢丹新宿店5階で発売する。「ホットマン」は明治元年創業で、100%純国産のアイテムを製作する“東京生まれのタオル”ブランド。中でも有名なのがブランドの代名詞でもある、1秒以内で沈み始めるほどの吸収性がある「1秒タオル」。肌に当てるだけで水分を吸収するため、敏感な肌や髪、赤ちゃんなどに向いたアイテムとなっている。同コレクションは、そんなホットマンが“自宅をデザインホテルのような装いに”をコンセプトに始動させた新プロジェクト「ディーワンダーラスト(D WANDERLUST)」の第1弾として企画された。プロジェクト名の「D」はデザインを表し、「ワンダーラスト」は旅行熱、旅心を意味している。自宅でホテルのように過ごすために、これまでの日用品にワンアクセントを加えたデザインを意識した。ラインアップは「1秒タオル」に認定されたバスタオル(7,000円)、フェイスタオル(2,500円)、ウォッシュタオル(1,200円)を始め、ローブ(2万6,000円)、ターバン(3,000円)、ルームシューズ(7,000円)など。白地に浮かぶカラフルで鮮やかな花々が印象的なデザインになった。今回デザイナーを務めたバギーは、07年に「UNIQLO CREATIVE AWARD 2007 天野喜孝賞」を受賞したイラストレーター。雑誌『ヌメロ・トウキョウ(Numero TOKYO)』『ヴォーグジャパン(VOUGE JAPAN)』やCDジャケットなどのデザインワーク、有名ブランドのTシャツデザインなどを手掛けている。
2015年02月16日エムエム6 メゾン マルジェラ(MM6 Maison Margiela)が2月18日、横浜高島屋3階に新店舗をオープンする。同店ではオープンに合わせて、アメリカのポップカルチャーと日本の伝統的なエレメントを融合させた、モダンなミックススタイルを提案する15SSコレクションをフルラインアップで展開。内装は白いキュービックを積み重ねたシェルフとナチュラルウッドのラックをベースに、シルバーとブラックのデコレーションでアクセントを与え、モダンでクリーンな雰囲気に仕上げた。エムエム6 メゾン マルジェラはプリント、やわらかいボリューム、遊びをテーマに、女性らしさを表現するライン。ガーメントに加え、シューズ、アクセサリーなども展開している。また、12年8月にニューヨーク・ブリーカーストリートに世界初となるグローバルストアをオープンしたのを皮切りに、ニューヨーク・ソーホー、ロンドン、ソウルにも出店。国内にも6店舗を構え、グローバルにビジネスを展開している。
2015年02月16日デザイナー、ドリス・ヴァン・ノッテンの展覧会「ドリス・ヴァン・ノッテン, インスピレーションズ(DRIES VAN NOTEN, INSPIRATIONS)」が、2月13日から7月19日までMoMu-アントワープ・モード博物館で開催される。この展覧会は14年にパリで開催されたものを、内容と表現方法を進化させることにより更にパワーアップさせたもの。ベルギー出身でアントワープ王立芸術アカデミー卒のドリスにとって故郷への巡回展となる。歴史、写真、民族的要素、映画、音楽、地理など、あらゆる分野のアート作品を一同に集め、ドリスの作品との共通点や矛盾を指摘。それにより、彼の80年代初期からのコレクションにおける主要なテーマや特徴、そして多種多様なインスピレーション源を通した独特なクリエーションのプロセスが感じ取れるようになっている。会場では自身の作品に19世紀の作者不詳作品などを加え、エルザ・スキャパレリ(Elsa Schiaparelli)、クリスチャン・ディオール(Christian Dior)などの象徴的なクチュリエたちの作品と共に展示。若さ、原形、多義性、情熱といった個々の内面的なテーマを提起している。
2015年02月16日杉山純と宮澤謙一によるアーティストデュオ「マグマ(magma)」の展覧会「magma exhibition “Worst Destiny”」が、3月21日から4月5日まで東京・中目黒のギャラリーVOILLDで開催される。マグマは店舗什器、PV セット、アートワーク、オリジナルプロダクトなどを通じて独自の世界観を表現してきた2人組のアーティスト。これまでに、「ケイスケカンダ(keisukekanda)」の直営店「ケイスケカンダトシンジュク」の内装や、「ファセッタズム(FACETASM)」のアクセサリー、木村カエラの名曲『WONDER volt』のMVに登場したロボットなどを手掛けてきた。ファセッタズムとは伊勢丹新宿店にポップアップショップを共同でオープンしている。同イベントは、そんなマグマが“magmaの現在”に焦点を絞った久々の新作展となる。身の回りにあるオモチャや廃材など、“誰かに一度捨てられたもの”を用いて作った彼らの作品を展示。そこには、PUNKやPOP、FUNKYといった言葉を彷彿とさせる、一度見たら忘れられない独特な世界感が広がる。また、3月28日の19時から22時にかけては、「炎とmagma のカーニバる↑?」と題したスペシャルイベントを開催し、シンボパンによる限定フードを販売する。更に、会場ではマグマの作品やイラスト、作品の製作過程までが見られる80ページの小冊子『mag(m)azine』を500部限定で発売。他にも、同展限定のオフィシャルグッズが販売される予定だ。ケイスケカンダを主宰する神田恵介は、「magma のつくるものには、こんなの見たことがないという衝撃と、幼い頃の記憶にあるような懐かしさが同居する凄さがある。だから僕はこんなにも好きになってしまった」と話している。【イベント情報】magma exhibition “Worst Destiny会場:ギャラリーVOILLD住所:東京都目黒区青葉台3-18-10カーサ青葉台地下1階会期:3月21日から4月5日まで時間:12:00から20:00まで休館日:木曜日料金:無料
2015年02月16日伊勢丹新宿店本館5階リビングフロアでは、3月4日、国内外の工芸品を扱うセレクトショップがグランドオープンする。これを記念して、同フロアウェストパークでは、同日から3月24日まで開催されるオープニング企画展に、九谷焼作家が絵付けしたウルトラマンのキャラクターたちがお目見えする。参加アーティストは約60組。下は30代の若手から上は70代の大御所までが、各々の技法で腕を振るった。九谷焼には、絵具を器面に落とすようにして極小の点を一つひとつ描く「青粒(あおちぶ)」、赤色絵具のにじみにくい特性を活かして、器全体に“細描”と呼ばれる細かい描き込みを施す「赤絵」などいくつかの技法があるが、それぞれの名匠の作品を間近に見ることができる貴重な機会となりそうだ。大御所の中でも名前を知られる、九谷焼作家の福島武山(ぶざん)は、バルタン星人に赤絵の技術を施したものを披露。若手の注目株・竹内瑠璃は、エレキングに色絵細描を施して参加する。また、イベント会場には、円谷プロの造形部門が手掛けたジオラマが登場予定。九谷焼の産地である石川県能美市に実在する遊園地をモデルにしたもので、横幅約180cmという大型の作品だ。ジオラマ内では、ウルトラマンとバルタン星人の戦いが繰り広げられるというが、この2体が九谷焼であることも興味深い。3月23日には、本館7階バンケットルームにて、九谷焼ウルトラマン絵付けワークショップ(3,000円/11時から、14時から)が開催される。所要時間は約60分。各回12名定員。3月17日11時から参加受け付けをスタート。問い合わせは伊勢丹新宿店代表(03-3352-1111)まで。写真:(C)円谷プロ
2015年02月16日