FASHION HEADLINEがお届けする新着記事一覧 (791/854)
今日からの1週間は、着回し力のバンプアップに挑戦してはいかがでしょう。いち早く買った春夏の新作でも、セールでGETしたものでもOK。自分の開運アイテムに当てはまるものをひとつ選んだら、あえてその1着を色々と着回しすることでファッションの“筋力トレーニング”をして欲しいのです。冬のうちに鍛錬しておけば、花開く暖かい季節にはよりいっそう美しく咲く事ができるでしょう。■牡羊座(3.21 - 4.20) ブルー、ニット帽、そして渦巻きが開運です。アクネ ストゥディオス14-15AWの波のうねりを表現したコレクションはまさにど真ん中。健康面を安定させるには加湿や換気など空気の流れを良くしておきましょう。■牡牛座(4.21 - 5.21) 触りたくなるような肌をキープすると魅力がアップ。Aライン、チェーンバッグで作るガーリー&フェミニンなスタイルで周りの人からの評価も上々に。但しモテそうな男性からの甘い誘惑には気をつけて。■双子座(5.22 - 6.21) トレンドのデニムを先取り。70'Sのレトロシックな雰囲気のサングラスをオンして上級な雰囲気で着こなして。多忙を極めるこの時期は、客観的な判断や手際の良さをアピールできるチャンスでもあります。■蟹座(6.22 - 7.22) 努力が実るとき。サンローラン15SSにも見られるようなスパンコールをあしらったドレスは気分を上げてくれるでしょう。情熱的なレッドも吉。お気に入りブランドの最新コレクションをチェックして。■獅子座(7.23 - 8.22) カジュアル、コットン、スニーカーが開運スタイルのキーワード。周囲に引き立てられるような運気なので、ファッション同様気負わず流れに身を任せるスタンスがラッキーな結果を呼びそう。■乙女座(8.23 - 9.23) クロエの15SSのように、ロマンティックなレースをふんだんに使ったスタイルが繊細でフェミニンな乙女座の魅力にマッチ。おとぎ話のプリンセスの気分になれるファッションを選んで。ピンクが吉。■天秤座(9.24 - 10.23) 自分らしいのが一番。ローマ字のロゴがラッキーなので、自分のイニシャル入りの雑貨やチャームを身につけるだけでも開運に。誰かに振り回されそうなときは、ファーのショールがお守りになるでしょう。■蠍座(10.24 - 11.22) ミニスカート、ドットといったガーリーな要素を取り入れて。色はパールピンクがラッキー。無邪気な女性らしさをアピールしてポジティブな流れを作りましょう。雑貨を扱う店へ足を運ぶと吉。■射手座(11.23 - 12.21) ボディラインを際立たせるようなスタイル、透け感のあるシルクなどセンシュアルなムードが開運の鍵。勢いで発したひと言が思いのほか相手を傷つけていることがあるので、言葉選びは慎重に。■山羊座(12.22 - 1.20) カルヴェンの15SSのようなパイソン柄、ベージュ、ダークグリーンを味方につけると自分のペースで物事が回りそう。ウィンタースポーツ、旅などエネルギッシュに出かければ更に運気が好転します。■水瓶座(1.21 - 2.19) ツイードにゴールド。華やかでクラシカルな装いが素敵な出会いを呼び寄せます。恋のアピールも冴えるとき。行列のできる流行りのショップやできたばかりの商業施設がラッキースポットです。■魚座(2.20 - 3.20) パテントやペイントなどでコーティングされた素材が開運になります。丸襟やフリルといったガーリーなニュアンスで愛されオーラをまとって。迷ったときには誰かのアドバイスや判断に上手に頼るべし。【プロフィール/ムーン・リー】 西洋占星術師。『numero』『mina』など数々の人気女性誌での連載やエッセイや書籍の執筆など実績多数。「怖いほど当たる!」鑑定士として話題を呼んでいる。当連載では12星座占いとファッションを融合させたハイブリッドな週間占いを提案。長年の鑑定や研究から導き出される開運のメッセージを届ける。
2015年01月12日「モスキーノ(MOSCHINO)」は本日、ロンドンで開催する15-16AWメンズコレクションショーをライブストリーミングで中継する。日本時間23時(現地時間14時)より。モスキーノは、2013年からジェレミー・スコット(Jeremy Scott)がクリエーティブディレクターに就任。メンズは15SSシーズンよりジェレミーが手掛けている。※会場の都合などにより、開始時間が遅れる場合あり。
2015年01月11日「シュウ ウエムラ(shu uemura)」は、16色のヌードカラーをセットした初のアイシャドーパレット「シュウ パレット」(1万2,000円)を、2月1日に数量限定で発売する。パレットに並ぶのは、ヌードカラーに「マット」、「パール」、「イリデッセント」、「メタリック」、「グリッター」、「シマー」の6種類の質感を与えた16色。これ一つで、ヌードメイクからスモーキーアイまで様々なグラデーションを作ることが出来る。アイホール用とアイライン用のブラシを両端にセットしたWエンド ブラシと、便利な大型ミラーが備えられている。
2015年01月11日2014年12月11日に新丸ビルで開かれたエシカルファッションのエキシビション会場では、4人のパネリストによって「新しい世界を切り開くエシカルなファッション」「ファッションは人々を幸せにできるか?」をテーマに、熱いディスカッションが交わされた。以下、質疑応答をレポートする。――ITCはどんなことをするところですか?アランチャ・ゴンザレス(ITC):世界をよりよい方向に導くために国連機関の一つITCは、1貧困の削減、2雇用の創出、3女性の地位向上、を目指しEFIを通して活動を続けています。――EFIの活動目的と内容について教えてください。シモーネ・チプリアーニ(EFI):業種が違う企業でも今一番気にしているのはフットプリント(人間が環境に与えた負荷)です。私達は地球環境に悪いものをたくさん生み出してきました。それをなんとか相殺しなければいけないと思い、アフリカやハイチの貧困な国で暮らすアルチザンの手(ハンド)を借りてものつくりをすることで、地球に良いことをしよう!と活動しています。フットプリントからハンドプリントに変えよとしているのです。――あなたのエシカルなファッション観とは?ステラ・ジーン(「ステラ・ジーン」デザイナー):私の仕事は、ファッションに意味を持たせることです。そして役割は、途上国と先進国、北と南、違う文化を融合させること。異なる文化を融合させて新しいスタイルを完成させる。しかも、貧困にあえぐ人たちに働いてもらい、彼らの生活が向上するなら素敵なことですよね。ファッションができるのなら、実社会でも可能でしょう?新しい世の中のコンセプトをみんなで考え、新しい視点を加え、今こそ行動を起こす時がきたのです。時代は変わるのです!(※ステラ・ジーンのウィメンズは伊勢丹新宿店、メンズはユナイテッドアローズで販売されている)――EFIとの出合い、「TEGE」誕生、エシカルについて。栗野宏文(ユナイテッドアローズ上級顧問):僕らの仕事は世界中の面白いもの、素敵なものを紹介することだと思っています。あるジャーナリストにEFIを紹介された時、ケニアやブルキナファソやハイチでものが作れるというプロジェクトがとても魅力的でした。これまでやってきた仕事のスタートとなんら変わりありませんでした。ただ、中身が違った。現地へ赴き、アルチザンと呼ばれる女性達の生き生きと働く姿が印象に残りました。そうしてこのプロジェクトに加わることでこれからのファッションビジネスのスタイルが変わっていくことを実感しました。――こうした活動をすることで何が変わった?シモーネ・チプリアーニ(EFI):私達は、ケニアやハイチで行っている活動の成果を数値化して世の中の人に知って欲しいと思います。以下が最新版の数値です。94%のアルチザン(職人)が技術支援により技術が向上した。86%のアルチザンの日々の食事の質が大幅に向上した。100%の女性アルチザン達は自信を持つことができ、家庭では夫や子供達から尊敬されるようになった。90%のアルチザンは学校へ授業料の半分もしくはそれ以上支払えるようになった。61%のアルチザンは貯金ができるようになった。88%の現地小規模生産者たちは経済的な独立は自分達の生活を大きく変えたと答えた。ここから新しいファッションシステムがスタートしていくのです。1/2「ファッションは人々を幸せにできるか?」に戻る。
2015年01月10日各ブックストアがFASHION HEADLINE読者に向けて「今読むべき1冊」をコンシェルジュ。毎週土曜日は、洋書を専門に扱う原宿のブックショップ「シェルフ(Shelf)」(東京都渋谷区神宮前3-7-4)が選ぶ書籍をご紹介します。■「Solon」アリ・マルコポロス(Ari Marcopoulos)ストリートカルチャーやボードカルチャーを長年ドキュメントしている写真家、アリ・マルコポロスのZINスタイルの写真集。ニューヨークを拠点に活動するアリが、故郷オランダに住む兄の日常風景を撮り溜めたもので、大西洋を隔てた2つの国に住む兄弟の仲の良さが伺える、親密な空気感で溢れた作品となっている。製本はホチキスで留めただけのシンプルな作り。アートとカルチャーに特化したフォトジンやリトルプレスを定期的に発行し、根強いファンを獲得しているスイスの出版社「ニーヴス(Nieves)」の新作ということで、日本でも注目を集めている1冊だ。アリはオランダ・アムステルダム出身。アンディ・ウォーホールのアシスタントを経てアメリカを拠点に活動する写真家に。25年に渡りアーティスト、スノーボーダー、ミュージシャン、スケートボーダーを撮り続けており、「シュプリーム(Supreme)」や「ナイキ(NIKE)」などのイメージフォトでも人気が高い。【書籍情報】「Solon」著者:アリ・マルコポロス出版社:Nieves言語:英語ソフトカバー/24ページ/200×260mm発刊:2014年価格:1,800円
2015年01月10日シュウ ウエムラ(shu uemura)は、日本の伝統工芸品である漆器の赤色からインスピレーションを受けて開発したリキッドルージュ「ラック シュプリア」(3,200円)を、2月1日に発売する。宮内庁御用達の老舗漆器店「山田平安堂」とのコラボレーションから生まれた特別カラーも登場する。新しいリップメイクを追究するシュウ ウエムラは、漆の赤色のように力強く透明感のある赤色を実現するため、先進テクノロジーを採用。なめらかで快適なつけ心地のリキッドは、唇の上で鮮やかに発色し、漆のようなつややかな輝きが長時間持続する。唇にフィットするアプリケーターも、特別に開発された専用のもの。コンパクトな形状で、繊細な口角や輪郭のラインを描き易いよう設計されている。山田平安堂とのコラボレーションカラー「アカ レッド」を始め、レッド、ピンク、オレンジ、コーラル、ベージュ、バイオレットといった暖色系のカラー15色をラインアップした。同時に、口元を引き立てるカラーをそろえた「プレスド アイシャドー(レフィル)」(各1,800円)新5色と、ボリューム&カールアップタイプの「ペタルラッシュ マスカラ」(3,400円)の新色も発売する。
2015年01月10日東京オペラシティアートギャラリーが2015年度(15年4月から16年3月)の展覧会ラインアップを発表した。10月10日から12月23日まで「アンダーカバー(UNDERCOVER)」のエキシビションが開催される。デザイナー・高橋盾手掛けるアンダーカバーは今年ブランド設立25周年。今展ではその足跡をコレクションアーカイブ、 ショー映像、デザインノートなどで振り返る。 ファッションの領域におさまらない、カルチャー性に富んだブランドの本質を紹介することを企図。 この他の展覧会は鈴木理策写真展、現代美術家サイモン・フジワラの個展などが予定されている。
2015年01月10日「バオ バオ イッセイミヤケ(BAO BAO ISSEY MIYAKE)」は、クリエーターとのコラボレーションによって商品を開発するシリーズ「BAO BAO PARK」の第6弾として、デザイナーユニット「エムテド(MTDO inc.)」とのコラボレーションバッグ「チェンジ(CHANGE)」を、1月17日に発売する。おなじみの三角ピースから構成されるCHANGEは、2ハンドル、ジッパー開閉式の縦長バッグ。最大の特徴は、同じく三角ピースで作られた折り畳み式のインナーパッドが付属すること。六つのスリット式ポケットを備え、片サイドに11インチから15インチまでのラップトップを、もう一方に タブレット、スマートフォン、周辺機器、書類などを収納出来るようになっている。バッグの本体カラーは、ブラック、シルバー、イエロー、ターコイズの4色。パディングを取り外しての2ウエイでの使用が可能。代官山 蔦屋書店、MoMA デザインストア、ザ・コンランショップ丸の内店他で取り扱う。価格は8万8,000円。CHANGEのプロダクトデザインとデザインマネジメントを手掛けたエムテドは、田子學と田子裕子によるクリエイティブユニット。日本においてデザインマネジメントを実践する数少ないデザイナーである。既成概念を超えた新たな価値観から、進化し続けるデザインを生み出すことをモットーに、幅広い産業分野において、コンセプトメイキングからプロダクトアウトまでをトータルでデザイン、ディレクション、マネジメントする。彼らは、このCHANGEをクリエイティブ・クラス(リチャード・フロリダの言葉。知識や情報を統合し、新しい価値を生み出す人々のこと)のためのバッグとしてデザインした。
2015年01月10日ライフスタイルブランド「スカーゲン(SKAGEN)」は、ブランド初となるインスタレーションをマンダリン オリエンタル 東京で展示する。期間は1月9日から2月14日まで。バルト海に面したデンマークの街「スカーゲン」。そこに何世紀にも渡り受け継がれてきた文化にインスピレーションを受けた同ブランドは、現代デンマークデザインの流れをくんだアイテムを提案してきた。時計やジュエリー、レザーグッズなどを展開する。今回世界に先駆けてお披露目されるインスタレーション「Where Horizons Meet」では、ブランドのシンプルな機能美と、自然を大切にする文化を表現。そこには、デンマークと日本、両国の共通点も見て取れるという。新作のウォッチやジュエリー、アクセサリー、レザーグッズが展示され、一部販売も行われる。スカーゲンは1989年に創業。2012年にフォッシルグループ傘下となった。現在、80ヶ国以上のショップとオンラインショップで取り扱われている。
2015年01月09日東京・新宿のホテル「ハイアット リージェンシー 東京」のペストリーショップで、「バレンタイン&ホワイトデー ―カカオの誘惑―」が開催される。期間は1月26日から3月14日まで。期間中には様々なチョコレートを使い分けた、カカオの苦味と風味を楽しむ大人のショコラスイーツが提供される。そのコンセプトを最もわかりやすい形で表現したのが、「5種のショコラマカロン」(1,400円)だ。バナナや森林の空気を思わす芳醇な風味、ジャスミンやシトラスの香り、心地よい苦味の余韻を兼ね備えたアリバ・ナシオナル種のカカオを使用し、カカオ分やミルクブレンドを使い分けたものが3種類。更にベリーの風味と酸味を持つクリオロ種を使用したビターチョコ「サンビラーノ75%」、カカオの持つ力強い味わいを感じる「スルデラゴ75%」と全5種類のマカロンを用意。甘み、苦味、酸味、香りなど、チョコレートが持つ多彩な表情が姿をのぞかせる。その他、「生チョコレート」(1,000円)、「トランシュ オランジュ」(1,100円)、「ショコラ・ダムール」(2,800円)など、多彩な味わいが楽しめる1口チョコをラインアップ。「ノワール」(2,700円)はスポンジに「レミーマルタン V.S.O.P.」を染み込ませたチョコレートケーキで、カカオとコニャックの風味が絶妙にマッチ。更に最高級として知られるイタリア・ドモーリ社のチョコレートを使用したガナッシュを、アーモンド入りのチョコレートビスキュイと共に積み重ねた。なお、ハイアット リージェンシー 東京では、1月26日から3月31日にかけて「カンプリニ スイーツフェア」を開催。M.O.F.受賞のショコラティエ、クリスチャン・カンプリニを招き、限定スイーツコースやプティガトーを提供している。このうちペストリーショップでもイベントで取り扱われるアイテムの中から、二つの限定チョコが販売される予定だ。「バール・ショコラテ“ミニ・ミディ”」(2,000円)は、アプリコット、フランボワーズ、ココナッツライム、パッションフルーツと4種のフレーバーが楽しめるチョコバー。フィリングとなったキャラメルガナッシュには、クリームの代わりにフルーツピュレを使用している。一方、チョコレートスティックにマカロン生地、マシュマロをトッピングした「シュセット」(600円)は、それぞれ異なる食感が楽しい、カジュアルなギフトにもってこいの一品だ
2015年01月09日「イヴ・サンローラン・ボーテ(YVES SAINT LAURENT)」は1月9日、春の限定コレクション「SPRING LOOK 2015」を発売する。今回のコレクションがテーマとするのは“昼の欲望”。モデルにカーラ・デルヴィーニュを起用し、リアルとファンタジー、ピュアとセンシュアルといった、現実と空想の狭間で夢見る女性達の欲望を表現した。中でも注目なのが、ベストセラーリップ「ルージュ ヴォリュプテ シャイン」(3,800円)の新色だ。“大人のキスの血色レッド”をキャッチコピーとするのが、肌馴染みのいい「アンバーアンディソント」。「ローズインタイム」はスイートなローズカラーで、“おいしいキスのジューシィーチェリー”を表現している。これらは官能的な色と艶、滴るような潤い、マンゴーの香りに象徴されるシリーズに、新たにトレンドの血色感をプラスした。その他、全3アイテムの限定商品も展開。アイシャドウ「パレット オンブルドジュール」(7,800円)は、ピンクパールが煌めくマットブラックを中心とした全5色。インディッセントなシャンパンホワイトに、シアーピンクが色気を差し込む。一方、繊細なピンクの煌めき、柔らかなシルクタッチで、アジア女性の肌に血色のいい美しさを引き出すのが、フェイスパウダー「パレット ルミエールドジュール」(7,800円)。ネイルカラーには「ラ ラッククチュール ニュイブランシュ」(3,000円)、「ラ ラッククチュール ニュイノワール」(3,000円)の2色をラインアップした。
2015年01月09日「ルイ・ヴィトン(Louis Vuitton)」は15SSコレクションの広告キャンペーン「SERIES 2」を公開した。これは、アーティスティックディレクターのニコラ・ジェスキエール(Nicolas Ghesquiere)がブランドで初めて手掛けた広告キャンペーン「SERIES 1」の続編にあたるもの。この作品でルイ・ヴィトンはブリティッシュ・ファッション・アワードのベスト広告キャンペーン賞を受賞。今回も3人のフォトグラファーが、前回と同様にそれぞれ独自の視点を通してコレクションを解釈した。アニー・リーボヴィッツ(Annie Leibovitz)の撮影で舞台となったのは、ニューヨークで建設されている三つのビル。セントラルパークを見下ろすアングルで、フライヤ・ベハをモデルにビジュアルを撮り下ろした。その視点にはコレクションの親しみやすいワードローブ、サヴォアフェールの斬新なテイストが見て取れる。その一方で、プライベートハウスの黒い壁、薄暗い照明によって、日常と非日常の視覚的不調和を表現したのがユルゲン・テラー(Juergen Teller)。パリの貴族的なインテリアが並ぶ室内で、ジーン・キャンベル、リアナ・フォン・ロンパエイ、ダフニー・シモンズ、マルテ・ヴァン・ハースターをフィルムに収めた。また、ブルース・ウェーバー(Bruce Weber)はモデルにジェニファー・コネリーを起用。彼女のボディラインがマイアミの太陽に映し出され、光と影との融合によって写実的な姿を見せている。なお、キャンペーンのビジュアル・動画などは、ルイ・ヴィトン公式ページ、公式アプリ、公式SNSで展開される。ハッシュタグは#LVSERIES2。
2015年01月09日資生堂ギャラリーは第9回「shiseido art egg」展を開催する。期間は1月9日から3月29日まで。「shiseido art egg」展とは、一般から広く公募した作家にギャラリーを解放するという、若手アーティスト育成のためのプログラム。今年は340件の応募があり、そのうち審査員に選ばれた3人の作品が、各21日間に渡って展示される。9日から2月1日にかけて開催される川内理香子の個展では、“食”をテーマとした絵画が出品される。身体に取り込んだ異物をエネルギーに変換し、体や精神を形作る食事。川内はその人間と食の不可分な有様を描き続けており、ギャラリーでは壁面を活かして食べ物の持つ存在感が表現される。その後、2月6日から3月1日には、“家族の記憶”をテーマに現代における家族の在り方を模索する彫刻家、飯嶋桃代の作品を展示。そのうちの一つ、家形のパラフィンワックスには、実際に使われていた古食器が閉じ込められた。表面に露出した部分は切断され、地縁や血縁が希薄となった現代社会を象徴している。3月6日からの最後の21日間に展示されるのは、狩野哲郎によるインスタレーション。その作品では陶磁器などの人工物、枝や果実などの自然物が本来の役割から解放され、狩野によって生み出される新たな風景のパーツとなる。今回の展示ではギャラリーに鳥が放たれ、その自由な振る舞いによって、コントロール不能な秩序を出現させる。各展示の2日目には、作家によるギャラリートークが開催される予定。さらに、4月下旬にはサイト上にて、shiseido art egg賞が発表される。【イベント情報】第9回「shiseido art egg」展会場:資生堂ギャラリー住所:東京都中央区銀座8-8-3東京銀座資生堂ビル地下1階会期:1月9日から3月29日時間:11:00から19:00(日曜日・祝日は18:00まで)料金:無料休館日:月曜日
2015年01月09日フランスのシューズブランド「クリスチャン ルブタン(Christian Louboutin)」は大丸博多天神店で店舗限定シューズを発売中。大丸博多天神店は、昨年9月3日にオープンした、国内8番目となる直営店。この店舗の内装を手掛けたのは、マイアミ店の設計でデザイン賞を受賞したエリック・クラウ。銀座路面店、青山旗艦店などのデザインも手がけており、今回もセンシュアルなショッピング空間を完成させている。新店舗のオープンを記念して発売された、博多天神店限定アイテム「FIFI 100 Strass Leopard Suede Burma」(48万5,000円)は、全面のクリスタルとレオパード柄が特徴。クリスチャン ルブタンのコレクションの中でも一番細いピンヒールのFIFIに、クリスタルがすべて手作業であしらわれているという。
2015年01月09日1月7日に起こった、フランス・パリの風刺画で知られる政治週刊誌『シャルリー・エブド(Charlie Hebdo)』本社襲撃事件。編集長のステファン・シャルボニエ、同誌に所属する著名な風刺漫画家のCabu(ジャン・キャビュ)など10数人の死傷者が出ている。この事件を受け、フランス全国で7日夜から現在、犠牲者を偲んで大きな追悼集会やデモが広がっている。ファッション業界ではデザイナーのニコラ・ジェスキエール、ジャンポール・ゴルチエ、リカルド・ティッシからエディターのカリーヌ・ロワトフェルド、『ヴォーグパリ』『GQフランス』など雑誌社までツイッター、インスタグラム、フェイスブックなどのSNSで、「JE SUIS CHARLIE(フランス語で“私はシャルリー”)」とポストし、言論の自由を訴えている。『シャルリー・エブド』は1970年に創刊されたフランスの週刊紙。過激な風刺画を用い、フランスの情勢や様々な宗教、政治等に関しての調査報道を行っている。2011年の福島原発事故の際、ショッキングな風刺画を発表したことが日本でも話題となった。
2015年01月09日「マークジェイコブス(MARC JACOBS)」は4月22日、人気の「デイジー」シリーズから2つの春限定フレグランスを発売する。「デイジー オードトワレ ソルベエディション」(50ml/8,400円)は、ペアーとパッションフルーツのフルーティーなトップノートが特徴。ミドルノートはジャスミンとスズランによる爽やかなコンビネーションで、ウッディなベースノートが香りを締めくくる。一方、「デイジー オー ソー フレッシュ オードトワレ ソルベエディション」(75ml/7,900円)は、遊び心ある演出が加えられたフルーティー フローラルの香り。ジューシーなマンダリンに、水連やリンゴの花が快活な印象を与えるトップノート。ミドルノートには木蓮と露に濡れたヴァイオレットが咲き、クリームウッドのベースノートと混ざり合っていく。ボトルキャップには2色のデイジーが花開き、色鮮やかな春の訪れを予感させる。クリアなジュエルストーンをミックスしたボトルデザインは、涼やかなソルベをイメージしたもの。その中でフローラルカラーのジュースが、華やかな存在感を放っている。
2015年01月09日プランタン銀座はバレンタインフェアで「Tokyo Sweets Collection オリジナル・ショコラ・アソート」(3,500円)を発売する。期間は1月28日から2月3日まで。今回のバレンタインフェアでは、日本を代表する人気パティシエ6人によるコラボレーションが実現。14年11月に開催されたイベント「Tokyo Sweets Collection」の参加メンバーが、この日のためにオリジナルショコラを開発し、それらをワンパッケージにアソートした。フランボワーズとイチジクの果実味を閉じ込めたボンボンショコラ「レスパース」は、05年の「ワールドショコラマスターズ」で総合3位に選ばれた和泉光一が手掛けたもの。ベルギーモンドセレクション世界大会「ショコラ・コンフィズリー・サブレ部門」で最高金賞を受賞した高木康裕は、木の実の食感やフルーツの酸味が利いた「ショコラ ドゥ ボワ」を提供。アメリカの製菓国際コンクールで日本代表に選ばれた田中二朗は、コーヒーの香りとプラリネの食感が楽しい「プラリネ・キャフェ」を用意した。これに、薔薇が香るキュートなリップ型「ファーストキス」、オーガニックショコラの濃厚かつ爽やかな味わい「パッション」、アプリコットとベルガモット、プラリネでそよ風を表現した「ブリーズ」を加えた6個のチョコレートがセットで提供される。350個だけの数量限定販売となり、本館5階の催物会場にて取り扱われる予定だ。
2015年01月09日リーボック(Reebok)は、スニーカー「ベンチレーター(VENTILATOR)」の初代モデルを1月17日に復刻限定発売する。ベンチレーターは、1990年リリースのランニングシューズ。「送風機」という意味の名称通り、サイドに搭載されたウインドーメッシュによる高い通気性が特徴。クッションはNASAと共に開発、オリジナルで開発した衝撃吸収素材「ヘキサライト(Hexalite)」やアーチ部分のプラスチックパーツなど、当時としては斬新で、テクノロジーを取り入れたスニーカーの先駆けともいえる存在だ。機能性もさることながら、シャークスキン柄、ネオンカラーのコンビネーションのデザイン性がファッションピープルからも支持された。価格は1万3,000円。リーボックオンラインショップ、六本木ヒルズと小田急百貨店新宿店の直営店、一部スニーカーショップなどで販売される。サイズは23から30cm。
2015年01月09日アメリカン・エクスプレスは、夫婦2人の時間を大切にしてほしいという願いを込め、「2人をつなぐ、アメリカン・エキスプレス・ゴールド・カード」キャンペーンを展開している。その一環としてショートムービー「GOLDEN MOMENT(SURFING×YOGA篇)」を製作。YouTube()などで公開している。このムービーは、サーフィンとヨガというそれぞれの趣味の世界に生きる夫婦の日常を描いたもの。結婚から5年、次第に離れていく2人の距離に戸惑う夫婦は、やがてそれを超えて、互いの趣味を理解しようとする。2人の心を再びつなぎ合わせる瞬間を求めて…主演は宇賀神亮介と小野あかね。監督は伊坂幸太郎の人気小説を映画化した『オー!ファーザー』などを手掛け、数々の国際映画賞も受賞している若手映像作家の藤井道人が務めた。音楽は堤祐介、製作はBABEL LABEL。同社はこのキャンペーンを実施するにあたり、首都圏・大阪・名古屋の600人の夫婦を対象に実施したアンケート調査を実施。その結果、夫婦の絆を強めるために大切だと思っていることベスト5として、「日頃感謝の気持ちを伝えること」「もっと多くの会話をすること」「感動体験を共有すること」「一緒に旅行をすること」「共通の趣味を楽しむこと」が挙げられることが分かった。ムービーもこれらの結果を踏まえて製作されている。アメリカン・エキスプレス・ゴールド・カードは年会費2万9,000円。“大切な人と過ごす時間や体験をサポートする”カードとして様々な特典を用意している。家族カードは年会費が1枚無料になる他、指定レストランでの割り引き、空港でのVIPラウンジの利用、ホテルの宿泊で関連ゴルフ場のプレー代金が無料などがある。
2015年01月09日各ブックストアがFASHION HEADLINE読者に向けて「今読むべき1冊」をコンシェルジュ。毎週金曜日は、代官山蔦屋書店(東京都渋谷区猿楽町17-5)が選ぶ書籍を紹介します。■「LUKETH issue1」NORITOほか2013年に車でロードトリップに出た写真家NORITOが編集長を務める旅雑誌「ルークス(LUKETH)」の創刊号。雑誌名は「LUKE」と「EARTH」を足した造語。今号では、写真家・むらいさちが訪れたトルコ、同じく写真家・河野鉄平が訪れたインド、NORITOが訪れたキューバの3ヶ国を特集。全体的に淡い色合いの写真が特徴的で、各国の人々の生活や風景から1日の1コマをリアルに感じる事ができる。読めば読むほど、今すぐ旅に出たくなる1冊だ。【書籍情報】「LUKETH issue1」出版社:ORIZINE著者:NORITO他言語:日本語、英語ソフトカバー/128ページ/213×278mm発刊:2014年価格:1,830円
2015年01月09日「コム デ ギャルソン(COMME des GARCONS)」は2015年のDM(ダイレクトメール)にパリを拠点に活動するアーティスト・JRを起用した。コム デ ギャルソンのDMは毎年選んだアーティストの作品を川久保玲が自由に用いてデザインするもの。JRは世界各地で貧困や差別に苦しむ人達と建物の壁面などに写真を貼る制作活動を実施しているストリートを美術館に変えるアーティスト。日本では2013年にワタリウム美術館で個展を開催した。DMには彼の作品にコム デ ギャルソン15SSコレクションを思わせる血しぶきのような赤のグラフィックが施されている。今年の初号は例年より判型が大きくなり、「The Spring-Summer 2015 collections have arrived 2015年春夏のコレクションがそろいます。どうぞおでかけください」とのテキストが入ったカードが挟まれている。例年DMに関連したアイテムや特別インスタレーションなどが発表されており、今回も期待される。同社DMには、今まで現代美術家のアイ・ウェイウェイ(艾未未)、写真家のルネ・ブリ(Rene Burri)、漫画家の大友克洋などが起用されている。
2015年01月08日ユニマットプレシャスは、南青山に高級焼肉店「焼肉 碧山」(東京都港区南青山2-13-18)をオープンした。営業時間は17時30分から23時。年中無休。ユニマット青山ビル裏の小路に佇む同店は、3階建ての一軒家を使用。外観・内装ともに青山という街に合わせたスタイリッシュで落ち着いたデザイン。1階と2階はテーブル席と個室、3階は全席個室で、プライベートから接待などのビジネスまで様々なシーンに対応する。場所柄ファッション関係者や近隣の伊藤忠商事勤務者が多いという。また、187全席に無煙ロースターを備えているため、においが付く心配はない。メニューは、カルビ(1,500円から)やロース(1,500円から)はもちろん、ホルモン(900円から)等、国産牛を中心としたA5ランクのお肉を提供。オードブル、キムチ、デザートなどとセットとなったお得なコース3種(6,500円、8,000円、9,500円)も用意している。サイドメニューも豊富にそろえ、サラダ(700円)やスープ(450円から)、チャプチェ(900円)、チヂミ(1,200円)、ビビンバ(ハーフ550円、レギュラー850円)、冷麺(ハーフ780円、レギュラー1,200円)など充実。また、お肉に合うワインが赤を中心に多数そろう。近隣には、系列店のレストラン& バー「サーティシックス カリフォルニア キュイジーヌ&バー(THIRTY SIX California Cuisine & Bar)」「すし割烹海舟」がオープンしており、青山の注目グルメエリアとなりそうだ
2015年01月08日「ワイズ(Y’s)」は、15SSコレクションの販売を1月9日より開始する。新コレクションを10万円以上購入するとオリジナルトートバッグが先着でプレゼントされる。トートバッグは岩手県花巻市にある大正から続く染め工場で仕上げた帆布。深いネイビーから藍染めのようだが、硫化染めで仕上げられた。藍より色が落ちにくく、長く愛用される仕事着に用いられてきた。全国のY’sショップで展開される。
2015年01月08日「ラルフ ローレン(RALPH LAUREN)」が、ニューヨークにレストラン「ザ ポロ バー(THE POLO BAR)」をオープンする。ザ ポロ バーは99年にシカゴで1号店をオープン。以来ラルフ・ローレンの愛するメニューをアレンジした、クラシックなアメリカンスタイルの料理を提供している。画家のヘンリー・コーラが手掛けた外壁は、ポロマッチにインスパイアされたもの。他にも、インテリアにサドルレザーやエクエストリアンアートを取り入れ、ラルフ・ローレンが考える“家族や友達と過ごす食卓”をカタチにしてきた。提供される料理はクリスピーケルサラダ、クラブケーキ、コーンビーフサンドイッチ、ステーキなど。看板メニューの「ポロ バー バーガー」には、コロラドの牧場から直送されたビーフを使用している。アイスクリームやカスタムコーヒーブレンドなどは併設するフラッグシップストアの2階にあるカフェ「Ralph’s Coffee」がホームメイドしたデザートやドリンクメニューだ。
2015年01月08日TOTOギャラリー・間は展覧会「TANGE BY TANGE 1949-1959 丹下健三が見た丹下健三」を開催する。期間は1月23日から3月28日まで。この展覧会では戦後を代表する建築家の丹下健三が、自らのカメラで撮影した建築写真を展示。その内容は50年代に撮影されたものが中心となっており、多くの未公開写真が今回初めて出品される。東京都庁舎や広島平和会館原爆記念陳列館が、完成当初の姿のままフィルムに収められているが、中でも注目なのが初期代表作の一つとなった香川県庁舎だ。10年間にわたる建設の過程が、丹下の写真によって再現されている。また、丹下は自身の建築物のみならず、桂離宮など国内の伝統建築や、フランスの建築家ル・コルビュジエによる作品なども写真に残している。ファインダーを通じて、丹下が建物のどこに注目していたのか。後に巨匠と呼ばれるに至った、丹下の建築家としてのモーメントを知る、またとない機会となりそうだ。同展の監修を行った建築家の岸和郎は「丹下健三は今でこそ戦後日本を代表する建築家ですが、1人の建築家として何に興味を持ち、それを自分の目でどうとらえようとしたかがよく伝わってくるため、初めて丹下さんが自分にとって近しい存在に思えた」とコメントしている。なお、丹下の10回忌にあたる3月22日には、建築会館ホールでシンポジウム「丹下健三没 10 年『今、何故、丹下なのか』を問う」が開催される。ゲスト講演者には、建築家の岸和郎や豊川斎赫などを招聘。「不安と混乱に満ちた1950 年代を駆け抜けた丹下健三」「20 世紀に丹下健三は何を成し遂げたのか?」「21 世紀に丹下健三は可能か?」の三つのプログラムで、丹下の生涯とその功績を紐解いていく。これに先駆けて、1月には豊川斎赫の編著による書籍『TANGE BY TANGE 1949-1959/丹下健三が見た丹下健三』が発刊される予定だ。【イベント情報】TANGE BY TANGE 1949-1959 丹下健三が見た丹下健三会場:TOTOギャラリー・間住所:東京都港区南青山1-24-3 TOTO乃木坂ビル3階会期:1月23日から3月28日時間:11:00から18:00料金:無料休館日:月・日曜日、祝日(3月22日は開館)
2015年01月08日「ボッテガ・ヴェネタ(BOTTEGA VENETA)」は、写真家の荒木経惟が撮影した15SS広告キャンペーンビジュアルを発表した。15SSコレクションはダンサーなどの身体の自由な動きにヒントを得た、上品でリラックスした雰囲気を前面に押し出した。洗いをかけたカーフスエード、驚くほど柔らかいラムスキンなど、風雨にさらされたような独特の手触りを持つマテリアルを採用している。これにメンズではスモッキングやステッチ、退色加工などを施し、着古したような風合いを再現。ウィメンズではスパンコールやキャビアビーズといった装飾があしらわれた。カラーパレットにディープネイビーやスカイブルーを中心に、ペール、ミスト、バナーヌなどの明るい色合いを採用。一方、メンズはブルーやグリーンを多く用いて、淡い色合いの中でのバランスを追及している。キャンペーンビジュアルの公開にあたり、クリエーティブディレクターのトーマス・マイヤーは「ただ単純に刺激的であるという以上に、荒木氏の作品には力強い誠実さと人間としての痛切な感情がひそんでいるからこそ、いつまでも記憶に残るのだと私は思います」とコメントしている。なお、2月には撮影の現場を記録したドキュメンタリービデオが、公式サイトの「アート・オブ・コラボレーション」コーナーで公開される予定。
2015年01月08日ヴァン クリーフ&アーペル(Van Cleef & Arpels)は、新作腕時計「ピエール アーペル ユール ディシ エ ユール ダイヨール」(402万5,000円)を発売した。この時計は14年1月にジュネーブで開催された「Salon International de la Haute Horlogerie 2014」で発表された、ピエール アーペル コレクションの最新作。二つのタイムゾーンを表示出来る時刻表示ディスクを配置することで、今この瞬間と遠い地平線への思いが交差し、旅情への思いを詩的に表現した。非対称デザインの文字盤は、ピケモチーフをあしらったホワイトラッカー仕上げ。夜会服のシャツフロント、ブランドのホールマークを思わす装飾で、紳士の洗練された魅力をイメージした。繊細な筆記体で記されたネームが、その言葉が持つ詩情な響きをかき立てる。薄型ケースが印象的なコレクションの特徴を受け継ぐため、新モデルではAgenhorアジェノー社製の自動巻きムーブメントが採用された。その最大の見どころとなるのが、デュアルタイムのジャンピング表示とレトログラードによる分表示。内部機構はサファイアクリスタル越しに見ることが出来、ブリッジには渦型模様とブランドのホールマークが、マイクロローターにはピケモチーフを連想させるブルーラッカーデザインがあしらわれている。なお、コレクションのラインアップとして、「ピエール アーペル プラチナ」が展開されている。ブラックラッカー仕上げの文字盤には、やはりピケモチーフを配置。プラチナベゼルとのコントラストが、男性のドレスコードのようにエレガンスな印象を放つ。サイズは直径38mmと42mmの2種類。更に、ダイヤモンドによる装飾の有無で、異なるベゼルデザインのモデルがある。
2015年01月08日各ブックストアがFASHION HEADLINE読者に向けて「今読むべき1冊」をコンシェルジュ。毎週木曜日は、アート・ブックショップ「ナディッフ」各店がオススメする書籍を紹介します。今回は東京・恵比寿の本店、ナディッフ アパート(東京都渋谷区恵比寿1-18-4NADiff A/P/A/R/T1階)です。■「Photographer of style」ホルスト・P・ホルストロンドンにあるVictoria&Albert Museumにて、今年1月4日まで開催された大規模写真展に合わせて発行されたファッションフォトグラファー、ホルスト・P・ホルストの作品集。本書では、「ヴォーグ」などに掲載されたファッション写真だけでなく、ココ・シャネルを始めとするファッションデザイナーや、サルバドール・ダリを始めとするアーティスト、映画監督のルキノ・ヴィスコンティなど、交流のあった有名人のポートレート、ヌード、植物写真や、ホルスト晩年の作品である欧米の裕福な家庭の家と庭を撮影したシリーズなど、1930年代から60年代に撮影された彼の幅広い作風を見ることができる。ホルストはドイツ出身。デザインスクールで建築を学び、1929年にパリへ渡りル・コルビュジエの事務所で下働きを始める。その後、様々な出会いを経てファッション誌「ヴォーグ」で写真を撮るようになった。収録された写真は戦間期に撮影されたため、モデルが着用するドレスのデザインに若干の古さを感じるかもしれない。しかし、建築やデザインに造詣があるホルストによる緻密な室内セットで撮影された作品は、いつ見ても美しく新鮮な仕上がりとなっている。【書籍情報】「Photographer of style」著者:ホルスト・P・ホルスト出版社:Skira言語:英語ハードカバー/336ページ/247mm×319mm発刊:2014年価格:1万120円
2015年01月08日伊勢丹新宿店本館4階イーストパークでは、職人との対話を通じて、モノづくりの過程を楽しむイベント“Japan artisan×Made to order”(日本の職人×オーダー会)を1月7日から1月13日まで開催する。会場では三つのブランドにフォーカスし、職人の実演等を通じて“日本のモノづくり”を紹介する。「タッドファー(TADFUR)」は、毛皮の修理やリフォームの専門店。日本中のクローゼットに眠る毛皮アイテムの再生を手掛けている。同社は、毛皮再生だけを探求してきたプランナーをはじめ、大手毛皮メーカーの熟練スタッフ、今の生活感とデザインを肌で感じ具現化できる若手スタッフ、毛皮専門の縫製・特殊加工のプロ達と連携し、“定番の毛皮ロングコート”をスタイリッシュなファージャケット、リング、ポーチ等、小物雑貨アイテムにリメイクさせる。会場には毛皮専用ミシンも持ち込まれ、匠の技を披露する。タッドファー担当者は、「重要なのは顧客の生活スタイル。新しいものを買わずとも良い選択肢があることをイベントを通じて発信していきたい」とコメントする。「ホノヨ(honoyo)」は、帽子デザイナーの今井ほのよが2012年に立ち上げたブランド。会場では、既製品からセミオーダーまで、今井自らコンサルティング販売を行う。今井は2012年、世界の帽子コンテスト「The Hat Designer of the Year 2012」で和紙で製作した作品「OMIKUJI」で優勝。以後、パリで行われる展示会プルミエールクラスで毎シーズンコレクションを発表。彼女は「帽子というカテゴリーにとらわれることなく、“頭のオシャレ、頭の個性”をテーマに新しいヘッドアクセサリーとして、生み出し続ける」と語る。岡本拓也が手掛ける「タクヤ メイド バイ ハンド(T.MBH)」は、現在、東京蔵前で革製品のデザイン、製作を行っている。会場では、客の好きな種類のレザーやカラーを選ぶスマートフォンケースや名刺ケース、バッグやペンケースまでパターンオーダーの相談に応じる。岡本氏は「色気のある革製品を作りたい。本体の形状はもちろん、細部の作り込みまでもデザインと考えている。すべて手作業にこだわるのは、ステッチもコバの仕上げもデザインの一部として考えてるから」とコメントしている。
2015年01月08日「ジャン=ポール・エヴァン(JEAN-PAUL HEVIN)」は、ヴァレンタインとホワイトデーに向けた期間限定コレクションを販売する。期間は1月14日から3月14日まで。15年のコレクションテーマは“甘美な狂気”。エヴァンのカカオへの情熱が詰め込まれた、遊び心あふれる新作ショコラが展開される。中でも注目なのが、オレンジやアプリコットなど6種類のフレーバーが楽しめるボンボンショコラ(452円)。果実をコンポートとして直接封じ込めるだけでなく、プラリネやキャラメルに仕立てるなど、様々なテイストと食感、驚きに満ちたバリエーションとなっている。また、ハート型の「クール ショコラ」(452円)も、ヘーゼルナッツクリームをベースに、オレンジで風味付けした「クール ショ ノワール ルージュ」と、アーモンドプラリネとジンジャーを組み合わせた「クール ドゥ フォリ レ ルージュ」の2種類を用意。これらの新作ショコラは、ボンボンショコラをアソートした「ボワットゥ ショコラ」にも盛り込まれる。その他、トリュフや円盤型のパレからも新作ショコラが登場。ラインアップもボックスタイプからバッグ入りまで様々で、パッケージのデザインには、すべてコレクションテーマが反映された。
2015年01月08日