FASHION HEADLINEがお届けする新着記事一覧 (799/858)
カール・ラガーフェルドから日本のアニメ製作会社・ガイナックスまで、様々な気鋭のクリエーター達とのコラボレーションプロジェクトなど話題が尽きないシャンパーニュメゾン「ドン ペリニヨン」。今冬パートナーに選んだのは、フランスのANDAMファッションアワード2014年度グランプリを受賞した気鋭のファッションデザイナー、イリス・ヴァン・ヘルペン(Iris Van Herpen)だ。今回彼女は、「ドン ペリニヨン ヴィンテージ2004」のボトルと限定ギフトボックス、そしてスペシャルアートピースを発表。日本でも全国主要百貨店などで「ドン ペリニヨン ヴィンテージ 2004 イリス ヴァン ヘルペン ギフトボックス」(2万1,000円)と「ドン ペリニヨン ロゼ ヴィンテージ 2003 イリス ヴァン ヘルペン ギフトボックス」(4万1,000円)が販売されている。ローンチに際し来日したイリスに今プロジェクトについて聞いた。――まず、ドン ペリニヨンについて具体的にどんな印象を持たれましたか?ドン ペリニヨンの歴史と世界観は、パワフルでクリエーティビティーに満ち溢れています。フランスのエペルネにあるドン ペリニヨンのセラーにも訪れ、醸造最高責任者、リシャール・ジェフロワ氏からシャンパーニュについて多くのことを聞きました。シャンパーニュは、その長い醸造プロセスの中で、様々な変化を経て、やがて熟成のピークを迎えます。そうしてドン ペリニヨンのアイデンティティーが醸成されていくのだと理解したのです。リシャール氏がシャンパーニュについて情熱的に語る様子に、まるで詩を綴っているような印象を受けました。このエペルネでの素晴らしい経験も、ビジュアルとして作品に落とし込んでいます。――(今プロジェクトの)テーマは「メタモルフォシス(Metamorphosis)」ですが、このワードからインスパイアされたことは?変容、再生、進化といった意味を持つこの言葉から、自然の中に存在する「変容」を象徴するものとしてコクーン(繭)のモチーフを思いつきました。アートピースは蚕がコクーンの中で時間を掛けて蝶になっていく様子を素材やシルエットで表現し、その中にドン ペリニヨンが抱かれるように収められるものです。時間と共に進化していく変態の様子は、ドン ペリニヨンの醸成プロセスとも重なりませんか。――あなたのコレクションは、最新テクノロジーを用いて作られることで有名ですが、今回もそのように製作しているのでしょうか?テクノロジーに、オーガニック(有機的)なものやクラフトの要素を融合することはいつも私のクリエーションのテーマにあります。今回も、複雑で立体的なデザインを具現化するのに不可欠である3Dプリンターを用いて、有機的なものであるワイン作りを表現しました。よく誤解されるのですが、私にとってテクノロジーとオーガニックは対極にあるものではありません。両者はバランスを取るのに必要なものであって、互いに補い合うものなのです。――今回、新しい挑戦だったことはありますか?以前、デザイナーのヨラン・ファン・デルヴィール(Jolan Van der Wiel)と一緒に、「磁界」をコンセプトにしたコラボレーション作品を作ったことがあるのですが、今回、それを更に進化させて、コクーンのシルエットを磁界の構造を元にデザインしています。また、蚕から出るココネーゼ(粘液)をイメージさせるこの不思議な質感は、「フェローフルート」という NASAのために開発された液体状の金属を使用して実現しました。――同時にデザインされたギフトボックスも素敵ですね。ギフトボックスにはコクーンをデザインしています。細部まで繊細に再現しました。深いグリーンは自然の象徴であり、シャンパーニュの醸造プロセスをイメージした色でもあります。一見このデザインは左右対称に見えますが、よく目を凝らすと対称ではないことが分かると思います。アートピースもそうです。自然界には、遠目では対称に見えても実際には非対称であるものが多く存在しますから。例えば指紋などもそうですよね。――あなたにとって、コラボレーションとは?インスピレーションを与えてくれるものです。新しい考え方に触れることで、それまでの自分が持っていた固定観念や習慣を壊すことが出来ますから。これまでも様々なジャンルのクリエーター達とコラボレーションしてきましたが、今回もこんな素晴らしい機会に恵まれたことを感謝しています。――今回来日されて、日本からもインスパイアされましたか?もちろんです!まず、私が暮らすオランダはあまり高い建物がないので、高いビルから景色を一望するのにとてもわくわくしました。日本の文化や言葉、食事、ディテールへのこだわり、古いものと新しいものが混在していること、それに大都市なのに平和であることに感銘を受けました。美術館や博物館もとても興味深いですね。
2014年12月24日12月24日のクリスマスイブ、バーニーズ ニューヨーク新宿店のウインドーにはるな愛がサプライズで登場する。18時にはるな愛本人が来店し、ウインドーの中でミニライブを行い、新宿のイブの夜を盛り上げる予定だ。なお、銀座店では昨年の11月にユーミンを起用したキャンペーンでユーミン本人がドアマンで客を出迎えるサプライズ演出を行った。バーニーズ ニューヨークでは今年のクリスマス商戦に合わせ全国の各店がそれぞれ"GIFT KING & QUEEN"をテーマに7種類のウインドーディスプレイを展開しているが、LGBTを応援している新宿店はトランスジェンダーのはるな愛をモチーフに起用している。彼女が"ミス・インターナショナル・クイーン 2009"で優勝した時のティアラやサッシュ、ハイヒールなどの私物を展示。ポートレートを写真と絵をミックスし、雑誌のコラージュやペインティングで、はるな愛が「KING&QUEEN」を演じている。更には彼女自身の思い出のエピソードと共に、超合金フィギュアがユーモアを誘っている。今回のバーニーズ ニューヨークのキャンペーンでは、横浜店でクレイジーケンバンドの横山剣、銀座店では夏木マリをイメージキャラクターに起用。全店でイラストレーターのソリマチアキラによるロゴとイラストが飾られ、ディスプレイは同店クリエーティブディレクターの谷口勝彦が全体を手掛けている。
2014年12月24日伊勢丹新宿店ベビー子供フロアでは、12月26日から「HAPPY HOLIDAY -アートと過ごすお正月-」と題し、アーティストのキム・ソンヘ(Kim Songhe)がアニメ『ひつじのショーン』をだるまや羽子板にコラージュした作品を販売する。同店本館6階ウェストパークで2015年1月13日まで。会場では「ジャンクコラージュ(別々の素材やものを組み合わせる)」という技法で作品を生み出すアーティスト、キム・ソンヘが自らのフィルターを通じて、日本の正月アイテムを紹介する。2015年の干支「ひつじ」にちなみ、日本でも人気の高い英国発のアニメ『ひつじのショーン』と同氏とのコラボレーションアイテムも同店限定で登場。同アニメがコラージュされた、だるま(6,800円)、羽子板(8,000円)やキーホルダー(3,800円)他、彼女が過ごす新年の世界観をソファやテーブル、ラグの展示によっても表現されるという。いずれの商品も手作りのため、1点1点風合いが異なり現品限り。2015年1月2日より販売される。1月11・12日には、同氏による絵馬づくりのワークショップ(各日11時、13時、15時/各回定員6名、参加費2,000円)が開催される。このワークショップでは家庭で不要になった玩具を持参し、絵馬にコラージュして楽しむこともできる。キム・ソンヘは1982年東京生まれ、国籍は韓国。織田デザイン専門学校卒業後、デザイン活動を開始した。ぬいぐるみやアメリカントイなど既成のアイテムをコラージュする手法を用いた制作を中心に、ショップ空間のディスプレイなども数多く手掛ける。ジャンクラージュでも表現できるそれらの作品は、ごちゃごちゃのようでいて奇妙なバランスで統合されている。伊勢丹担当バイヤーは「イベントを通じて、日本伝統の風習やモノにアート性をプラスした“新しい正月の価値観”を発信していきたい。ワークショップではアートという枠組みの中で、お子様が感性を磨きながら、新たな幸せや楽しみを感じることができるので、是非体験して欲しいですね」とコメントする。
2014年12月24日水戸芸術館の現代美術ギャラリーで「山口晃展 前に下がる 下を仰ぐ」が開催される。期間は2月21日から5月17日まで。山口晃とは馬を模るバイクに武士を乗せるなど、個性的な芸術観で注目を集める画家。13年には「ヘンな日本美術史」で小林秀雄賞を受賞するなど、キャンバスには美術や歴史に対する批判精神が描き込まれ、そのタッチは大和絵や浮世絵を思わせる。細部を緻密に書き込む作風も有名で、『Tokio山水』シリーズといった都市の鳥瞰図、合戦図などを数多く手掛けてきた。今回の展覧会では大作『続・無残ノ介』が50m規模の大展示室に飾られる他、代表作『忘れじの電柱』が発表時とは別の形で展示される。その他、小道のような通路につながる各部屋には、それぞれに異なる山口の作品世界が広がり、その先には新作のインスタレーションが待ち受けるという構成だ。3月21日と4月19日には山口によるトークイベントが開催される予定。また、5月2日には「お絵描き道場」として、会場を訪れた人から提案されたお題を元に、山口がその場で絵を描き上げる。その他、3月7日から5月17日までは週末に、市民ボランティアによるギャラリートークも催される。【イベント情報】山口晃展 前に下がる 下を仰ぐ会場:水戸芸術館 現代美術ギャラリー住所:茨城県水戸市五軒町1-6-8会期:2月21日から5月17日時間:9:30から18:00(入館は閉館の30分前まで)休館日:月曜日(5月4日は開館)入場料:一般800円(中学生以下、65歳以上は無料)
2014年12月23日アルマーニでは今冬、ホリデーシーズンのスタイルやギフトにおすすめのアイテムを取りそろえた。パーティーからライフスタイルまで、トレンドを採り入れながらラグジュアリーなムードを醸すアイテムに注目だ。「ジョルジオ アルマーニ(GIORGIO ARMANI)」のウィメンズスニーカー(7万8,000円)は、暖かみのあるフランネルスエードとカーフレザーの組み合わせ。ラグジュアリーでエレガントなデザインが大人の冬のコーディネートを完成させる。ショルダーバッグ(32万円)は、内側全面にラパンファーを贅沢に張ったショルダーバッグ。旅行には、ハードレザーのボストンバッグ(32万円)。収納力のあるスクエアなフォルムに、フラップ部分の下にポケットが付けられており、小旅行で活躍する。パーティーシーンにぴったりなのは、クロコのクラッチバッグ(200万円)。ジッパー開きの2室が備えられた機能的なデザインと美しいグラデーションカラーがポイント。「エンポリオ アルマーニ(EMPORIO ARMANI)」の今冬は、パールを全面にあしらったショルダーバッグ(11万3,000)円とシューズ(1万1,300円)が登場。パーティースタイルをシックに華やかに彩ってくれるアイテム。アルマーニの世界観をインテリアでも表現する「アルマーニ カーザ(ARMANI/CASA)」では、ギフトにぴったりのアイテムがそろう。ウォールナット材とレザーを使ったドミノゲームセット「ヒーロー(HERO)」(14万7,000円)は、ドミノピースにはレザーを用いて、裏側にブランドロゴを刻印。専用ボックスもレザー製。フォトフレーム「ホーリー(HOLLY)」は、アールデコ調のグラフィックにメタリックな質感を組み合わせたデザインがスタイリッシュ(大2万5,000円、小2万円)。
2014年12月23日資生堂トップヘアメーキャップアーティスト・原田忠。同社トップアーティストとして確固たるテクニックを駆使し、ヘアメイク表現の可能性に挑み続ける彼は、『ジョジョの奇妙な冒険』や『テラフォーマーズ』など型破りな作品を世に送り出し、業界を越えたインパクトを起こし続けてきた。その活動はこれまでヘア&メイクに関心が無かった人達の心まで惹きつけている。漫画や映画が好むという彼が生み出す世界観はダークファンタジー。インスパイアされた作品も原田の視点から官能性を孕んだファッションというファンタジーに昇華する。その独特の美意識とクリエーションはどこから生まれてくるのか。 氏にアンケートインタビューを行った。――作品に通ずる構築的な美しさはどのように生まれるのでしょうか。作品のテーマやコンセプトによりますが、一つのエッセンスとして、妖しさや艶かしさを意識し、見る人に感じてもらえるよう表現しています。例えば、男女問わず、体の持つ曲線美や骨格、筋肉の隆起、目元や口元、指先などに意識を払うことで、よりヘアメイク作品としての表現の奥行きや情緒的な感情を醸し出せると考えています。――究極のこだわりがあるように感じます。ディテールフェチなんです。自分はきっと、細部フェチであると思います。自然の造形美や動物、昆虫、絵画や建築などデザインされたもの等々……時間と労力を費やした人の手が作り出した細かい仕事にはとその人の思いを感じて、ついつい魅入ってしまいます。基本的に細かい作業や気の遠くなる作業は嫌いではないです。例えば髪の編み込みは、髪の毛1本1本を丁寧に扱い、制作に時間を要する繊細な作業です。細かいディテールが積み重なって形を成す過程や、作業に集中することで新たな発見に出合える楽しさを見出すことができます。それらのものづくりのエネルギーの結集が作品だと思っています。――妖しい美しさを感じますが、人生で初めてセンシュアリティーを感じた対象はなんですか。1976年公開のアメリカ映画『キングコング』のヒロイン(ジェシカ・ラング)に女性らしい優しさや母性を感じました。時に力強く、時に艶めかしく。キングコングとのコントラストでより際立っていたように記憶しています。その印象は、幼少期の自分の目に強烈に焼き付いた対象と言えます。――原田さんにとってセクシーなアイコンとは?アーマロイド・レディー(漫画『コブラ』のキャラクター)草薙素子(『攻殻機動隊』のキャラクター)キューティーハニー(漫画『キューティーハニー』のキャラクター)キャットウーマン(アン・ハサウェイ、ハル・ベリー、ミシェル・ファイファー)――作品に美しさや官能性を感じるアーティスト・クリエーターがいたら、教えてください。H・R・ギーガー(イラストレーター)空山基(イラストレーター)寺田克也(イラストレーター)荒木飛呂彦(漫画家)池上遼一(漫画家)寺沢武一(漫画家)永井豪(漫画家)――原田さんのクリエーションに裏側にあるものとは?自己に欠けたもの、もしくはまだ見ぬもの、手に入れられないものへの欲求であり羨望。その欲求がより新たな美しさや、価値に向かうことで、自分や周りの他者との美意識の共有化と高次元化を目指すことが、次なるクリエーションにつながる原動力です。――ものづくりをしていて喜びや達成感を得られる瞬間は?作品をイメージし、そのイメージを超える仕上がりと完成度に達した時。また、完成した作品が多くの目に留まるような状況を作り出し、世の中に向けて発信された時。0から1を生み出す一連の流れが、イメージ通り達成できた瞬間です。【原田忠プロフィール】1971年生まれ。群馬県沼田市出身。航空自衛隊航空管制官を経て、資生堂傘下のヘア&メイクスクールSABFA卒業後、2000年資生堂入社。資生堂「ウーノ」の宣伝広告のヘアディレクター、ニューヨーク・パリコレクションでのヘアメイクチーフ、メンズファッショントレンドのヘアメイク分析や予測、ヘア商品開発などを行う。美容業界最高峰の権威を誇るジャパンヘアドレッシングアワードのグランプリを04・12年に2度獲得、その他受賞歴は美容業界内で最多のタイトルホルダー。13年開催した個展「原田忠 全部!! Ver.5.0」(目黒)と、「Japan Original Beauty」展(銀座)の中で発表された『ジョジョの奇妙な冒険』とのコラボレーション作品は、そのクオリティーの高さから国内外で大きな話題になり、来場者数8,000人(10日間)を超える動員、公式HP期間限定の作品公開では300万を超えるアクセス数を記録するなど、ヘア&メイクの枠を超えた革新的なクリエーティブ活動に業界内外から注目が集まる。著書に『一流の男のボディケア』(PHP研究所)がある。
2014年12月23日各ブックストアがFASHION HEADLINE読者に向けて「今読むべき1冊」をコンシェルジュ。毎週火曜日は、東京・南青山に店舗を構えるビジュアル洋書店、嶋田洋書(東京都港区南青山5-5-25 T-PLACE1階 A103)がオススメする書籍を紹介します。■「THE CRAFT AND THE MAKERS」ダンカン・キャンベル、シャルロット・レイ、スヴェン・エーマン他家具や時計、カバン、帽子、宝飾品から石鹸、パイプオルガン、地球儀に至るまで…魂を込めたものづくりと熱いクラフトマンシップに焦点を当てた1冊。それぞれの伝統を受け継ぎ、今もなお活躍している世界中の製造会社を40以上取り上げ、その歴史や製品、職人たちの姿勢、工房での作業風景などを豊富な写真と共に紹介している。日本からは「中川木工芸」の桶やおひつ作り、「開化堂」の茶筒、京都の朝日焼などが掲載されている。本書を手掛けたのは、ドイツ・ベルリンを拠点としたアート&デザイン書籍の出版社「ゲシュタルテン」の編集者たち。同出版社ではイラストレーション、グラフィックデザイン、建築、アートなど、あらゆる視覚的メディアの先鋭的才能やトレンドを発見し、積極的に紹介している。現在はロンドン、ニューヨーク、東京にもオフィスを構えている。【書籍情報】「THE CRAFT AND THE MAKERS」著者:ダンカン・キャンベル、シャルロット・レイ、スヴェン・エーマン他出版社:GESTALTEN言語:英語ハードカバー/272ページ/305×250mm発刊:2014年価格:8,140円
2014年12月23日ロジェ ヴィヴィエ(Roger Vivier)は、日本版フェイスブックや公式YouTubeチャンネルで動画「シャトー・ドー通りの多彩なギフト」を公開している。ブランドアンバサダーのイネス・ド・ラ・フレサンジュが、パリのお気に入りスポットを紹介する、公式ホームページ内でも人気のコンテンツ「イネスのリトルダイアリー」。今回公開された動画は、そのクリスマス編にあたるもの。映像ではシャトー・ドー通りにある二つのショップ、「ラ・トレゾルリー(La Tresorerie)」「ジャミニ(Jamini)」が紹介されている。クリスマスギフトを探すなら、この2店舗を押さえておけば間違いないというイネス。雑貨店「ラ・トレゾルリー」では店内を巡り、雑貨からキッチン用品まで、様々なアイテムがチェックされた。因みに、イネスがオススメするには靴磨きキットを収納するためのスツールだが、個人的に欲しいと思ったのはブロンズカラーのカトラリーとのこと。一方、インド製のファブリックを扱う「ジャミニ」でも、iPadカバーやクッション、ファブリックカバーのノートブックなどが紹介されており、ホリデーギフト選びのいいヒントになりそうだ。
2014年12月23日セレクトショップ「リステア(RESTIR)」にて、ドイツ発のモバイルアクセサリーブランド「アイフォリア(IPHORIA)」のiPhoneケースの発売がスタート。続いて15年1月からはユナイテッドアローズ(UNITED ARROWS)やフランフラン(Francfranc)でも取り扱いが始まる。アイフォリアのiPhoneケースは香水の瓶やサングラス、ハンドバッグなどをモチーフとした遊び心あるデザインが特徴。インスピレーションの源となったのは、都会的な光、喧噪、異文化や未知なる世界との交流などで、女性がファッションとしてiPhoneを着飾る上で、魅力的なアイテムがラインアップされる。中には「ラグジュアリー レザー コレクション」のようにヨーロッパでハンドメイドされたものもあり、そのクォリティーからドイツ『VOGUE』やアメリカ『ELLE』といったファッション誌でも注目されてきた。
2014年12月22日12月26日から2015年1月6日、デンマーク出身のフラワーアーティスト、ニコライ・バーグマン(Nicolai Bergmann)と日本の伝統工芸品とのコラボレーションイベントが、伊勢丹新宿メンズ館で開催される。会場は1階のメンズプロモーションスペース。同館の2015年新春のテーマは「伝統と革新」。会場では、伝統の北欧スカンジナビアスタイルを活かしながらも日本の美意識を大切にするニコライの花と、京都で伝統工芸を扱う「開化堂」「金網つじ」「公長齋小菅(こうちょうさいこすが)」という異文化のコラボレーションが楽しめる。開化堂は、日本最古の手作り茶筒を製作し、130以上の作業工程が施された茶筒を製作する創業140年の老舗だ。今回、ニコライのプリザーブドフラワーがアレンジメントされた銅製のプレシャスボックス(各3万2,000円)や、銅製のフラワーベース(10万円)などを展開する。同店6代目の八木隆裕は、「生涯に渡り使い込むことができるものづくりを継承し、茶筒にとどまらない新製品を誕生させていきたい」と語る。金網つじは、とうふすくい、茶こし、焼網などを作り、店の起源は平安時代にまでさかのぼる京金網の老舗。今回はニコライとコラボレーションするために、銅製のウェーブバスケットを用意、彼のプリザーブドフラワーを活けた作品(5万円)を誕生させた。このほか、銅製のコーヒー匙(1万2,000円)、八角のとうふすくい(4,700円)も販売する。公長齋小菅は、1898年に創業、日本で古くから親しまれてきた“竹”で作られた実用品は国内外から高い評価を得ている。会場では、竹籠に活けられたニコライの生花(1万円)をはじめ、7寸18cm角の2段重(7,000円)、孟宗竹しのぎ花生け(1万3,000円)も販売される。伊勢丹担当バイヤーは「(今回のイベントを通じて)日本古来の伝統工芸が生み出す世界観を大切にしながらも、新しい要素を取り入れ、次世代に残していくことができる“新しい価値”を伊勢丹メンズ館から発信していき、お客さまにもそれを感じて頂きたい」と話している。
2014年12月22日六本木のラグジュアリーホテル「グランド ハイアット 東京」は、ひつじ年にちなんだ宿泊プラン「Sleep with the Sheep!」を提供する。期間は15年1月4日から3月31日まで。「Sleep with the Sheep!」では、干支にちなみ、睡眠環境診断士の藤橋徹の薦める「ボールウールピロー」と羊のぬいぐるみを各部屋に用意。上質なウールを使った独・ビラベック社の枕は吸湿性と通気性に優れており、首元や頭が蒸れることなく心地よい眠りを提供してくれるとのこと。この枕とぬいぐるみは宿泊客へのプレゼントなので持ち帰れるのも嬉しい。また、グランド ハイアット 東京では1月7日から3月31日まで、館内の中華料理レストラン「チャイナルーム」で、開運にちなんだディナーメニュー「口福 日本海の霜降り鰤の“開運”太極式コラーゲン薬膳火鍋」(8,800円)が提供される。これは、立身出世にちなんだ寒ブリ、金運を象徴する羊と牛のロース、家庭円満を願う鱈の白子など、全15種類の縁起物食材を使用したもの。鶏肉のコラーゲンが溶け出した薬膳スープには、美肌効果やデトックス効果が期待出来る。食後には飴で作った直径30センチのドラゴンエッグが登場し、木槌で割ると中から縁起物の桃饅頭が姿を現すという、開運祈願にもってこいのデザートだ。その他、ペストリーブティック「フィオレンティーナ」では、フランスで新年に食べられる伝統菓子「ガレット デ ロワ」(3,800円)が1月限定で販売される。世界の洋菓子大会での受賞歴を持つパティシエたちが手掛けた、アーモンドクリーム入りのパイケーキ。その中には、フェーヴと呼ばれる陶器製の人形が入れられた。フランスではこのケーキを切り分けたときに、フェーヴの入ったピースを食べると、その年は幸運に恵まれると言われている。
2014年12月22日「メゾン キツネ(MAISON KITSUNE)」は12月9日、ホリデーコレクションを発売した。同ブランドによる今年のホリデーコレクションは、シンプルなデザインの中にも上質さを感じる小物の数々。コインパース(2万2,000円)、カードホルダー(1万8,000円)、スモールクラッチ(2万3,000円)、クラッチバッグ(2万7,000円)などが展開される。クラッチはタブレットケースとしても使えるサイズだ。その他、キツネを模ったキーチャーム(1万7,000円)といった、遊び心あふれるアイコニックなアイテムもそろっている。
2014年12月22日ニューヨーク発のクラシックアメリカンスイーツを手掛ける「マグノリアベーカリー表参道(東京都渋谷区神宮前5-10-1 表参道GYRE B1F)」は12月26日、期間限定メニュー「ニューイヤー カップケーキ」(530円)を発売する。「ニューイヤー カップケーキ」はベースとなった生地の軽い食感と、たっぷりとしたバタークリームのアイシングが特徴。トッピングされたダークチョコレートには「Happy New Year! 2015」の文字がプリントされ、贅沢に散りばめられた金銀箔のシュガートッピングと共に、新年の訪れを華やかに祝福する。なお、マグノリアベーカリー表参道では、31日の営業時間が普段よりも短く、18時に閉店予定。その後、元旦の休業を挟み2日からは通常通りの営業を再開。
2014年12月22日ボッテガ・ヴェネタ(BOTTEGA VENETA)からホリデーシーズンのスペシャルムービーが公開された。雪景色の中に立ち並ぶメールボックスを開けると、それぞれから色とりどりのギフトが飛び出す。これらのギフトは同ブランドのホリデーシーズンのための特設ページで実際に購入できる14年ホリデーコレクションの商品。特設サイトでは、ウォレットをはじめとするレザーグッズ、スカーフ、フレグランス、シューズなどウィメンズ・メンズともに、ギフトにぴったりのアイテムをテーマに合わせて紹介している。また、色、アイテムなどで検索もできるようになっており、よりギフト選びがしやすいように。オンラインでも店舗同様ギフトラッピング等のサービスを行っており、送料は無料。また、200文字までのメッセージをボッテガ・ヴェネタのメッセージカードに印字して同封するサービスはオンラインだけの嬉しいサービスだ。
2014年12月22日「マックス ファクター(MAX FACTOR)」は、イベント「SK-II 美肌体感ミュージアム」を全国の主要都市で開催する。期間は15年1月16日から6月下旬までで、全国のSK-IIカウンターやイベントスペースでの実施を予定。このイベントは化粧品ブランド「SK-II」の35周年を記念した新キャンペーン「運命よりも、きれいになろう。」の一環として行われるもの。女性は肌の悩みを自分の体質ゆえと思いがちだが、実際に影響するのは20%から30%程度。その多くは環境やライフスタイルに由来しており、それらを解決して美しい肌を手に入れよう、というのが今回のコンセプトとなる。1月16日から18日には、表参道ヒルズに特別ブースがオープン。ブランドの歴史をデジタルアートで紐解く「35周年ヒストリーアート」、生まれ持った肌資質を超えた美肌を手に入れる秘訣を紹介する「美肌ギャラリー」、肌分析マシン「マジックリング」による無料のお肌チェックやカウンセリングなどが展開される。その他、会場ではSK-IIの製品を無料で試せる他、カウンセリングを受けた人に無料サンプルをプレゼント。さらに、「SK-II フェイシャル トリートメント エッセンス」(8,500円/75ml)を購入すると、自分の名前などを刻印したオリジナルボトルが配られる。また、1月10日には「SK-II 35th アニバーサリー フルライン トライアル キット」(9,900円)が数量限定で発売される。キットには洗顔から美容乳液まで、SK-IIのスキンケア製品4種類がフルラインでパッケージされており、その美肌効果をトータルで体験できるという仕掛けだ。
2014年12月22日3.1 フィリップ リム(3.1 Phillip Lim)より、デザイナー フィリップ・リムの愛犬、フレンチブルドッグの「オリバー・リム」主演の、ホリデームービーが届いた。デザイナーはオリバーのことを“ブランドアンバサダーとも言えるわれらが スター”と呼ぶほどの溺愛ぶり。クール、イージー、シック…そしてほんの少しのウィットを。そんなブランドのスタイルを体現する存在なんだとか。オリバーがこちらのムービーで着用したのは、なんと当ブランドのホリデーコレクションのルック20番をドッグウェアにアレンジしたもの。残念ながらこちらのドレスは商品化はされていないということ。ブランド創立10周年を迎える2015年を迎える3.1 フィリップ リムらしい、ユーモアと遊び心あふれるグリーティングムービーに仕上がっている。
2014年12月22日不動産事業を営むヒューリックは、渋谷に新商業施設をオープンすると発表した。住所は東京都渋谷区宇田川町83-4・5・6。オープンは2016年秋を予定。敷地面積282.46平方メートルで、延べ床面積2,016.43平方メートルを予定している。構造は地下2階、地上10階の見込み。立地は東急ハンズ渋谷店に近い井の頭通り沿い角地に位置。視認性が高く、繁華な場所だ。渋谷のカルチャーが集まる立地ポテンシャルを生かし、流行、情報、スタイルを発信する商業施設となることを目指す。建築設計は、六本木の泉ガーデンを手掛けた櫻井潔建築設計事務所・ETHNOS。箱がランダムに積み重なったファサードパースが公開されている。
2014年12月22日クリエイティブでロマンチックな気分をデートで味わうには、今、東京都現代美術館の展示がいい。ミシェルの日本初の個展となる「ミシェル・ゴンドリーの世界一周」と、「新たな系譜学を求めて(跳躍/痕跡/身体)」という2つの異なる展示を楽しむことができる。ミシェルは、リアルを天才的にデフォルメするファンタジックな映画監督。『エターナルサンシャイン』や『恋愛催眠のすすめ』は恋愛の痛みを知る人にはたまらない作品で、男性のファンも多い。そして、ミシェルと言えば、Music Video。生粋のクリエイターであるミシェルの手がけたVideoはプロモーションの域を超えたアート作品だ。Around the World in 19 videos では、迷路のような白い壁に映し出されるミシェルの代表的な19作品を楽しむことができる。スクリーンの下に表示されるSTOP、GOの指示に従い、アイディア溢れるミシェルのMusic Videoをふたりで全身に感じながら、スクリーンを追いかけよう。ホームムービー・ファクトリーでは、カフェやガレージ、町中やリビングなどの様々なシーンのセットが展示されており、見てまわるだけで想像力がかき立てられる。それぞれのセットから、どんな登場人物やシーンが思いつくか、シーンを描き、カメラ位置や音楽まで監督になったつもりでアイディアを交換してみると、想像力や発想から互いの新たな一面を知ることができるかもしれない。そして、『新たな系譜学をもとめて』の展示では、野村萬斎による狂言が受け継ぐ伝統の型への挑戦や、身体の動きそのものをリアルタイムで模倣したり、トレースする最先端のテクノロジーを使った実践など、身体のもつ力や可能性、神秘を感じられる。ダムタイプの「Trace/React」というサウンドインスタレーションでは、身体によるパフォーマンス(つまり、言葉や視覚では表現できない何か)を360°回転する超指向性スピーカー5台から流れてくる音で体験できる。パフォーマーの身体が発する音、呼吸、衣擦れ、足音をインスタレーションするという試みだ。ふたりで手をつないで目を瞑り、音の波の中を歩いてみよう。彼の手に引かれてスピーカーの間を前進すると、音の波がつくる壁や亀裂、そこにいないパフォーマーの動きの気配と、隣にいる彼の気配や動き、体温を同時にそしていつもより密接に感じることができるのはないだろうか。2つの展示に触発されて、互いの想像力を覗き、身体そのものの形態やそれがもつ機能に敏感になるデート。感性を刺激し合う体験が、ふたりの距離を縮めてくれるに違いない。【イベント情報】「ミシェル・ゴンドリーの世界一周」展第5回東京アートミーティング「新たな系譜学をもとめて-跳躍/痕跡/身体」会場:東京都現代美術館住所:東京都江東区三好4-1-1会期:9月27日から1月4日休館日:月曜日(10月13日、11月3日、11月24日は開館、翌火曜日休館)時間:10:00から18:00(入場は17:30まで)料金:「ミシェル・ゴンドリーの世界一周」展 一般1,000円大学生・65才以上800円中高生600円小学生以下無料、第5回東京アートミーティング「新たな系譜学をもとめて-跳躍/痕跡/身体」 一般1,200円 大学生・65才以上900円 中高生600円 小学生以下無料
2014年12月22日今月、英国発のグローバル情報誌「モノクル(Monocle)」が新雑誌を創刊した。タイトルは「ザ・フォーキャスト(The Forecast)」。発行は年に1度(12月)で、トレンドに流されない「新しい雑誌」を目指す。「次の1年に向けて、読者を刺激し良い展望が持てるような雑誌」と広報担当のエミリー・スミス(Emily Smith)さんは話す。初号では、世界中のコーヒー通やビジネスマンを魅了する「日本の喫茶店文化」やロシア情勢を取り巻くカザフスタンからの現地レポートなど、外交・デザイン・ファッションなどに精通した記者が新しい視点やテーマを提案している。また、モノクルが同誌のことを「Bookish(書物)」と呼んでいるように、雑誌に比べてやや小さめのブックサイズを採用している点も大きな特徴だ。モノクルは、2007年に編集長のタイラー・ブリュレ(Tyler Brule)によりロンドンで設立。外交・デザイン・アート・ライフスタイルなどを扱う英文雑誌モノクルマガジンを軸に、ラジオ、カフェ、ショップなど幅広い分野で事業を行っている。ニューヨーク、イスタンブール、東京など8カ国に支局を持ち、日本では2011年に有楽町阪急メンズ館地下1階に世界初のモノクルカフェをオープンさせ、今年10月にはオフィスと融合した新しいショップ「モノクルショップ東京」を東京・富ヶ谷(東京都渋谷区富ヶ谷1-19-2 ルナロッサ渋谷1階)にオープンした。「ポーター」「コム デ ギャルソン」、有田焼を始めとした日本のファッションブランド・伝統工芸品・地場産業とコラボレーションした商品を積極的に展開する他、近年ではホテルオークラの保存キャンペーンを行うなど日本文化の世界への発信にも力を入れている。来年で設立8年目を迎えるモノクル。「新雑誌創刊は新しいチャレンジ」と話すように、世界の雑業業界をリードしてきたモノクルの新たな展開に注目が集まりそうだ。The Forecastはモノクルショップ東京、モノクルカフェ他、都内一部の蔦屋書店や紀伊国屋書店等で販売。価格は2,500円。
2014年12月22日まだ観れていない展覧会や映画があるなら、是非今週中にギャラリーやシアターを訪れるようにしましょう。クリスマスのデートコースにアート鑑賞を入れるとふたりの距離もぎゅっと縮まりそう。忙しくて足をのばせない人は、好きな映画監督、俳優、アーティストのエッセンスを生活の中に取り込むことを心がけると、ハッピーなホリデーシーズンを味わえます。エンターテイメントから得られる感動が幸運を呼び寄せてくれるはずです。■牡羊座(3.21 - 4.20) クリスマスを過ぎると少し健康運が下がり気味。特にノドには気をつけて。重ね着しても肩のこらない暖かくて軽い素材のものを身につけましょう。赤、キャメル、ブラウンが開運カラー。■牡牛座(4.21 - 5.21) 年明けに向けて運気が整います。初売りや冬のセールの情報収集は抜かりなく。絶対押さえたい年末のラッキーアイテムはハットです。つば広やフェルト帽などで上手にトレンドを取り入れて。■双子座(5.22 - 6.21) イベントが沢山で忙しくなるので、大切な待ち合わせを忘れたりしないように気をつけましょう。うっかりミスを避けるにはゼブラやレオパードなどアニマル柄、そして編み目が立体的なニットがオススメ。■蟹座(6.22 - 7.22) 少し太ったかな?と思う人はゆとりのあるシルエットでごまかさず、あえてミニスカートやタイトな服を着て、自分を戒めるように。エステやヘアサロンで美の自己投資をすると恋愛運が上昇します。■獅子座(7.23 - 8.22) 結果が出ないならスパッと切る潔さが大事。邪気を払うには、反射する素材、メタリックカラー、透け感のある素材、光沢のあるシルクジャカードを身につけて。人の集まる観光地やイルミネーションも吉。■乙女座(8.23 - 9.23) 波乱の運気が落ち着き、集中力が高まります。通信力がキーワードなので「今年もありがとう」の気持ちをメールや電話で伝えましょう。エフォートレス&リラックススタイルで年末を迎えて。■天秤座(9.24 - 10.23) ディオール15SSに見られるボタンがいくつも連なるディテールは、運気のリズムを整えてくれます。ゆらゆら揺れるピアスや、大振りなジュエリーをメインにしたコーデが面白い出会いを呼び込みそう。■蠍座(10.24 - 11.22) ケープやポンチョなどAラインに広がるアウターがラッキー。挑戦の中で助けてくれる仲間との出会いや深い友情に恵まれます。色はネイビー、黒などを選び、あまり冒険しない方がいいでしょう。■射手座(11.23 - 12.21) 土星が入るため吉凶混合の運。慎重になりすぎず、マイペースを貫いて。地下のお店やかまくら、こたつが厄よけに。ドリスヴァンノッテンの15SSのような自由で奔放な色合わせの冒険は吉。■山羊座(12.22 - 1.20) ボリュームのあるムートンブーツやもこもこのソックスなど足元を暖めるスタイルで美容運アップ。アクティブに動いて積極的に社交すると仕事運も回ります。黄、オレンジ、カーキがラッキーです。■水瓶座(1.21 - 2.19) 社交はプライドが災いするとき。些細なことに捕われないよう、柔軟な気持ちで過ごすにはボッテガ・ヴェネタのイントレチャートのような編み込みのディテールを味方につけて。■魚座(2.20 - 3.20) 変動の激しい運気に翻弄されそう。アシンメトリーやリバーシブルなどひねりの利いたデザイン、フェミニン×マニッシュのMIXスタイルが、もやもやした思考や迷いをクリアにしてくれます。【プロフィール/ムーン・リー】 西洋占星術師。『numero』『mina』など数々の人気女性誌での連載やエッセイや書籍の執筆など実績多数。「怖いほど当たる!」鑑定士として話題を呼んでいる。当連載では12星座占いとファッションを融合させたハイブリッドな週間占いを提案。長年の鑑定や研究から導き出される開運のメッセージを届ける。
2014年12月22日東京・京橋の写真センターTOKYO INSTITUTE of PHOTOGRAPHY内ギャラリー・72Galleryで2015年2月4日より、「オードリー・ヘップバーン-KOBAL コレクションより」が開催される。3月29日まで。清純な美しさで未だ人気が衰えないオードリー・ヘプバーン。「ジバンシィ(GIVENCHY)」のアイコンであり、ファッションフォトグラファー、リチャード・アヴェドンのミューズだった。今展ではキャリア初期のポートレート27点のオリジナルプリントが展示販売される。コバール・コレクションは1969年ジョン・コバール(John Kobal)がロンドンで設立した映画写真のアーカイブ。映画スターのポートレートやシーンスチール、ポスターなどを収集している。【イベント情報】オードリー・ヘップバーン-KOBAL コレクションより会場:TOKYO INSTITUTE of PHOTOGRAPHY住所:東京都中央区京橋3-6-6エクスアートビル1階会期:2015年2月4日から3月29日時間:12:00から20:00(金・土・日曜日は19:00まで、最終日は17:00まで)休館日:月・火曜日入場無料
2014年12月21日高級シャンパーニュの代名詞といえば「ドン ペリニヨン」。その歴史は17世紀末、オーヴィレール大修道院の修道士ドン・ピエール・ペリニヨンによって独自の技術が構築され、世界最高のシャンパーニュとして世に送り出されたことに始まる。その意思と探究心は現シェフ・ド・カーヴ(醸造最高責任者)のリシャール・ジェフロワに受け継がれ、白ぶどうのシャルドネと黒ぶどうのピノ・ノワールという2種類のぶどうをアサンブラージュ(ブレンディング)し、デリケートで神秘的なバランスを完璧に仕上げながら絶え間なく刷新。明確なドン ペリニヨンのスタイルを継承するビンテージを毎年リリースしている。そんな比類なきメゾンから、新商品「ドン ペリニヨンP2-1998」(750ml 5万円)が誕生。早くも話題を集めている。通常シャンパーニュは一定の品質を維持するため、様々な年のぶどうをアサンブラージュ(ブレンド)してバランスを均一に保っている。ドン ペリニヨンの場合、単一年に収穫したぶどうからのみ造られる。つまり、ビンテージシャンパーニュしか存在しない。そのぶどうも、シャンパーニュ地方の八つの特級畑(グランクリュ)を中心に、17のグランクリュを使用する。そして、世界最高たらしめるのがプレニチュード(熟成)。ドン ペリニヨンはビンテージシャンパンに設けられている醸成期間3年の基準をはるかに超え、最低でも7年以上の歳月を掛けて熟成される。更に「P2」に至っては、少なくとも16年の時を経てから現れ、エネルギーが最高潮に達するという第2のプレニチュードを待って、長期熟成。幾年の月日を経てようやくお披露目の時を迎えた。1998年のぶどう栽培は極端に変化に富んだ気候だったが、同メゾンでは季節の個性に新しい解釈を付加。それぞれのビンテージに少しずつ違った潜在能力を与え、希少な味わいを造り出している。力強くふくよかな輝きのあるブーケ、噛みしめることが出来るほどクリーミーで、先鋭的ながら丸みを帯びた波のような香りの余韻が堪能できる。その比類ない味わいはもとより、確固たる地位に甘んじることのないあくなき探究と革新の姿勢こそ、“キングオブシャンパーニュ”と称される所以。5感を刺激し、感性を揺さぶる味わいをこの冬、堪能してはいかがだろう。
2014年12月21日「シュヴァリエ」に聞く、思い出のシャンパーニュとマリアージュ。ワインにも造詣が深い、食空間プロデューサーの山本侑貴子さんの思い出の味は、奇跡の味といわれ、JALファーストクラスでも提供されているサロン社のシャンパーニュだそう。山本さんがその魅力を思い出と共に語ります。「これまでいろいろなタイプのシャンパンを飲んできましたが、その中で特に印象的なのが『サロン』。シャルドネの聖地で知られるコート・ド・ブランの中でもグラン・クリュ(特級畑)で育ったぶどうのみを使い、ぶどうの出来の良い年にだけ造られるという独特の哲学を貫くシャンパンです。その潔さに惹かれるだけでなく、味わいは繊細でエレガント。何ともいえない透明感と『サロン』にしか出せない高貴さを持ちあわせています。あれは2008年の初夏。シャンパーニュメゾンを7・8ヶ所見学してまわったときのこと。『サロン』の畑は決して広くもなく、生産量も少ない畑でしたが、天使や妖精の存在を感じさせるスピリチュアルな経験をしました。特別な何かを感じさせる、それこそがテロワールであり、格別な味わいを生む理由なのだと思いました。価格的に非常に高価なシャンパンなので、『この時だけは』という特別な記念日、元日やお祝いごとなどにおすすめしたいですね。あまり冷やし過ぎるとせっかく味わいが閉じていて、本来の華やかさが感じらせません。しっかり冷やしたところから抜栓して、徐々に温度を上げながら楽しむといいでしょう。ロマンチックさには欠けますが、シャンパンストッパーを使うと、時間が経ってもいきいきとした泡が楽しめます。料理は前菜からデザートまで『サロン』1本で通すことも出来ますし、出汁が効いた和食、あるいはグレープフルーツやライムが香る牡蠣のジュレとも相性がいいですね」【シュヴァリエ プロフィール】山本侑貴子/Yukiko Yamamoto食空間プロデューサー。「dining&style」代表。ワイン、シャンパーニュに造詣が深く、ワインエキスパートの資格を持つ。近著に「初めてのおもてなしレッスン」(講談社)がある。■シュヴァリエとは1656年に、ルイ14世の宮廷のグルメとして知られる貴族たちによって設立された、歴史的にも由緒ある団体「シャンパーニュの騎士団」が認める称号。「シャンパーニュの騎士団」は1956年再興され、シャンパーニュ愛好家である世界各国の政財界の名士、芸術家、ジャーナリストをはじめ業界人、一般の美食家など、5,000人を毎年、シュヴァリエ(騎士)に叙任している。日本でも叙任式が行われており、最近では秋元康や北野武など著名人が叙任されていることで注目が集まっている。
2014年12月20日ケリングは18のラグジュアリーブランドと五つのスポーツ&ライフスタイルブランドのグループだ。そのうちの4分の3を占めるラグジュアリーブランドについてダヴォ氏に聞くと、「これまでのラグジュアリーから連想される言葉は、ヘリテージ(歴史的遺産)、サヴォアフェール(伝統技)、トラディション(伝統)といったものでした。しかし現在のラグジュアリーは、環境と社会に配慮したサステイナブル・ディベロップメントという考え抜きでは語れません。ピノー会長が定義するように、サステイナブル・ディベロップメントは製品のクオリティーに内在するものである、とケリングは考えているのです」インタビュー中に手渡されたグッチのバッグは、専門家や大学関係者、なめし業者と共に、重金属フリーのなめし工程を開発して作られたものだった。従来のクロムを使用したなめし工程は、六価クロムという人体に有害な物質が発生していたことを考えると、画期的なバッグと言える。またこの開発は、各ブランドが目指している環境保全に必要な数量的目標と実行計画に沿うもので、有害物質削減の目標達成に近づくと共に、排水量を減らし、エネルギー消費量の削減にもつながっている。グッチは2020年までに有害物質の使用を完全に廃止する目標を掲げているのだ。開発にはそれなりの初期投資が必要となる。その分が製品の価格に上乗せされているのではと思われがちだが、グッチは価格を据え置いたという。なぜなら、長期的には生産ラインに乗り、増産していくうちに初期投資の費用は少しずつ軽減され、しかもエネルギー消費量が減ることで直接的には経費削減につながり、初期投資費用の軽減を加速させるという理由に基づいている。差し出されたグッチのバッグは、これまでのバッグの手触りとは違う感触だった。この重金属フリーのなめし工程がすべてのラグジュアリーなバッグに採用されていくなら、この手触りがラグジュアリーのスタンダードになっていくのかもしれない。「これからの消費者は環境や社会的な問題に関心を高めています。例えばパイソン製品を購入するお客様は、クオリティーの高い素材であることと同時に、絶滅危惧種や生態系を破壊しないパイソンであることを望んでいるのです。こうした課題は、長いスパンで重要性を増していくはずです。企業も長期的な存続を目指していますから、こうしたサステイナブル・ディベロップメントの取り組みを通じて、将来のビジネスに備えているのです」とダヴォ氏。彼女の言葉からはこれからの社会とビジネスの関係性、そしてあらゆる角度で未来と対峙するケリングのビジネススタイルが展望されるものだった。1/3に戻る。
2014年12月20日「ジル・サンダー(JIL SANDER)」は、新クリエーティブディレクター、ロドルフォ・パリアルンガによる、初キャンペーンビジュアルを公開した。モデルのアンリー・バウマ、ロジール・ボスハールトが彼の15SSコレクションをまとう。ピュアでライトな雰囲気で、マスキュリンとフェミニンの間のバランスを表現。ウィメンズは左右非対称な巻きスカートに様々なシャツのバリエーションとレイヤリングが特徴。撮影はコーリアー・ショアが担当した。
2014年12月20日各ブックストアがFASHION HEADLINE読者に向けて「今読むべき1冊」をコンシェルジュ。毎週土曜日は、洋書を専門に扱う原宿のブックショップ「シェルフ(Shelf)」(東京都渋谷区神宮前3-7-4)の1冊。■「Daido Moriyama: Dazai」森山大道、太宰治、ラルフ・マッカーシー(訳)森山大道が、終戦直後のクリスマスから年末を舞台とした太宰治の小説『ヴィヨンの妻』のイメージで自身の写真作品をセレクト。アートディレクター町口覚が、ラルフ・ マッカーシーによる『ヴィヨンの妻』英語訳のテキストを添え、凝った装丁の中に収めた1冊。ふんわりと透ける和紙風の紙を重ねた表紙、3種類の紙を使った本文ページ、幾重もの扉や別丁、凝った文字組み…。写真ファンや文学ファンはもちろん、『ヴィヨンの妻』初の英訳版ということで、外国の知人にもプレゼントしたくなる美しい本だ。なお、本書の刊行を記念し、森山が太宰へのオマージュとしてセレクトした、70年代から現在に至るまでのモノクローム作品約50点を展示する写真展「Dazai」が、原宿のアートスペース「AM」で開催される。会期は12月20日から2015年2月23日まで。【書籍情報】 「Daido Moriyama: Dazai」著者:森山大道、太宰治、ラルフ・マッカーシー(訳)出版社:match and company言語:英語ソフトカバー/160×230mm発刊:2014年価格:5,000円
2014年12月20日原宿のギャラリー「ロケット(ROCKET)」は、「見える!クリエイターズ福袋」を発売する。期間は2015年1月17日から20日まで。このイベントは毎年恒例の「クリエイターズフリマ」をバージョンアップしたもので、名前通りに中身が見えるパッケージとなっている。その中身は総勢50組以上のクリエーターによる作品で、グッズ、私物、コレクションなどが詰められる。お得なサンプルやB級品なども充実しており、ここでしか手に入らないオリジナルアイテムも用意。各福袋の価格は中身別に3,000円、5,000円、1万円の3種類。イラストレーターの安藤晶子が手掛ける1万円の福袋では、ポストカード、ビーズネックレス、アンティークハンコといった小物に加え、それらをモチーフとした額付きの原画を出品。デザイナーの小高真理が手掛ける「malamute」は5,000円の福袋を用意し、靴下、シュシュ、チョーカー、ブレスレットなど計15アイテムを梱包している。姉妹によるアーティストデュオ「STOMACHACHE.」の3,000円福袋には、ポケット付きトートバッグやTシャツ、ステッカーセットなどが詰めこまれた。イベントの特設サイトでは福袋の中身を事前に公開。期間中には屋台も登場し、17日には焼き芋が、18日には「ケイタリング ロケット」として特別メニューが提供される。なお、主な参加者は以下の通り。acco/AKIKOAOKI/ancco/BANZAI/DILIGENCE PARLOUR/ecocolo 編集部/edenworks/FAKE FURNITURE by FAKE TOKYO/Food&Company/fumiko imano/HYOTA/Jenny Fax/JUN OSON/kloka/Ly/m×e/MERCI BAKE/mel/MIKIOSAKABE/momo/NORITAKE/OLGA-goose candle-/<PARADISE ALLEY BREAD & CO. × ロマーナけいこ × 南風食堂 × yoyo.× TABLE and BAR 10× 稲葉まり× 菊池良助 >/proto (egg) product project/Rouge Magic(横山沙織/sina(有本ゆみこ)/studioBOWL/The Little Vicious/YUKI FUJISAWA/YUKI SHIMANE/zazi/大原大次郎/奥山由之/かすみ/川上薫/庄司佳那/< 庄司佳那 & mel>/ステレオテニス/橘房図/点子/鳥羽史仁/長尾謙一郎/長坂常(スキーマ建築計画)/花代/平野紗季子/八木百合子/矢島沙夜子/山田遊/縷縷夢兎
2014年12月20日ベルギーのラグジュアリーレザーブランド「デルヴォー(DELVAUX)」が15SSよりメンズラインを本格ローンチした。最高級の「プレッセ(Press)」シリーズは、デルヴォーのマスターピースと言えるバッグを展開。しなやかで艶感のあるボックスカーフをベースに、アリゲーターをフロントにポイントで用い、控え目ながらも洗練された重厚感を放つ。使い込む毎に美しい革の表情を見せるという。型押しレザーのバッグ「ニュースペーパー(Newspaper)」の最大の魅力は機能性。今を生きるビジネスマンに向け、ジップを取り付けた二つの収納スペースやポケットなどの細やかなディテールや、ノートパソコンが収納出来るゆったりとしたマチ、サイドには頑丈なショルダーストラップも取り付けられている。また、フロントに伝う2本のストラップには、新聞や雑誌を挟むことも可能。「サンプリシーム(Simplissime)」は、現代性と機能性を追及したライン。用いられるレザーはマットなゴム引き仕上げが施され、コンテンポラリーな印象だ。フロントの止め具は1969年に発表された「コバルト(Cobalt)」を彷彿とさせ、現代的でありながらも、ブランドの伝統が反映されている。トートバッグ、メッセンジャーバッグ、スモールサイズのレポーターバッグの全3型で展開。今シーズンは新カラーとしてホワイトとカーキを導入。クリーンかつ現代的な印象のホワイトはブランドの新しい定番カラーとなるという。その他にも、クラッチ、ベルト、キーケース、ウォレット、ウォレットの中に差し込むことも出来るカードケースやネクタイ、カフリンクスなど、エレガントなジェントルマンに不可欠なアクセサリー類も充実。デルヴォーのプロダクト&イメージディレクター、クリスティーナ・ゼラー(Christina Zeller)氏は、「ウィメンズと違ってメンズは実用性に優れた作りを求められる。PCの大きさやポケット位置などを始め、様々なTPOを考慮し緻密に研究を重ねた」と話す。
2014年12月19日各ブックストアがFASHION HEADLINE読者に向けて「今読むべき1冊」をコンシェルジュ。毎週金曜日は、代官山蔦屋書店(東京都渋谷区猿楽町17-5)が選ぶ書籍をご紹介します。■「Weingart:The Man and the Machine」スーザン・クナップ(Susan Knapp)スイスのバーゼルを拠点に国際的に活躍したタイポグラファー、ウォルフガング・ワインガルト。彼は、1968年にバーゼル造形学校の設立に関わったタイポグラファー、エミール・ルーダーの後任として同校の教師に就任。2004年に定年を迎えるまで、延べ400名以上の学生を指導した。本書では、ワインガルトから教育を受けた学生77名によって語られる彼の強烈な個性や、学校での痛烈な批評や酒場での冗談など、これまであまり伝えられてこなかった知られざるエピソードを多数収録。また、タイポグラファーとしての経験に裏打ちされた基礎課題のプログラムなど、約30年間のタイポグラフィー教育の記録もまとめられている。ルーダー亡き後、バーゼルのタイポグラフィー教育の姿がどのように変化していったのかを検証するための貴重な資料である。【書籍情報】「Weingart:The Man and the Machine」出版社:karografik著者:スーザン・クナップ言語:英語ハードカバー/95ページ/250×280mm発刊:2014年価格:4,970円
2014年12月19日「リック・オウエンス(Rick Owens)」の青山旗艦店が、2015年1月2日にリニューアルする。2009年のオープン以来の改装。新しい店内はフロアがコンクリートの剥き出しとなり、ブロンズ家具シリーズのサイドテーブルを2基配置。パリのパレロワイヤル店と同じように床から天井まで続く棚も設置され、靴やバッグ、革小物などが陳列される。またリニューアルを記念して、青山旗艦店限定シューズを2日に発売する。スタイリッシュなデザインの「WOMENS CLASSIC WEDGE BOOT」(26万1,000円)、定番のひも無しレザースニーカー「WOMENS GEO BASKET」(16万1,000円)、「MENS GEO BASKET」(15万円)の3種類を用意。なお、12月26日から1月1日まで青山旗艦店はリニューアル工事のため休業となる。
2014年12月19日