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クリエイティブディレクター、ニゴー(NIGO(R))と「ダブルタップス(WTAPS)」のディレクター、西山徹が手がける新アパレルブランド「ダウトフル アズ ダブル(DOUBTFUL AS DOUBLE(R)」が、東京・表参道にあるファッション複合ビル・ジャイル(GYRE)のギャラリースペース・アイ オブ ジャイル(EYE OF GYRE)にて展覧会を開催中。期間は12月13日から2015年2月15日まで。15SSコレクションをシーズン0として2015年3月よりスタートする「ダウトフル アズ ダブル」。同展覧会では、その先駆けとして、ものづくりの本来の形を表現したというコレクションやアートワーク、展覧会の舞台裏や80年代サブカル談義を収録したビデオプログラムなどを公開。更に、同展覧会限定で、15SSコレクションでリリースする5種類のグラフィックTシャツも先行発売する。【イベント情報】NIGO(R) & TETSU NISHIYAMA DOUBTFUL AS DOUBLE(R)展 ~2ドル札のように疑わしい~会場:アイ オブ ジャイル(EYE OF GYRE)住所:東京都渋谷区神宮前5-10-1 ジャイル(GYRE)3階会期:12月13日から2015年2月15日時間:11:00から20:00(12月31日は18:00まで)休館日:1月1日
2014年12月14日ケリングは環境保全に必要な数量的目標を実行するために、大学関係者や専門家、NGOなどの協力を得て、二つのツールを導入した。一つは、環境負荷を測定するツールで「環境損益計算書(EP&L/Environmental Profit and Loss account)」と呼ばれるものだ。通常は二酸化炭素の排出量はトン、排水はリットルという単位を用いるが、ケリングではすべてドルやユーロの貨幣単位で表している。この方法を用いると財務部門とも意思疎通が容易になり、企業としてのリスクマネジメントに役立つという。※グループ内のプーマは既に2010年にEP&Lを公表している。グループ、及びブランドでこの共通指標を採用することで、投資の優先順位や、環境負荷を削減する手段の策定に繋がり、コストパフォーマンスの向上にも役立つ。こうした発想は、20世紀的な資本主義のビジネスモデルとは一線を画し、新たなビジネスの機会創出につながるというのが、ケリングの考えだ。「現在の使命は、遅くとも2016年までにグループレベルのEP&Lを作成すること」とダヴォ氏は言う。後日ケリングから、企業の気候変動対策のグローバルなデータベースを持つ唯一のNPOカーボン・ディスクロージャー・プロジェクト(CDP) が発表するクライメート・パフォーマンス・リーダーシップインデックス(CPLI)2014年版で、二酸化炭酸ガスの放出を削減し、気候変動にもたらすリスクを抑える取り組みに対して、A判定の評価を得たとのリリースが配信された。このA判定は世界187社にのみ与えられたもので、ケリングの真摯な取り組みを物語っている。もう一つは、環境負荷を少なくしようというマテリアル・イノベーション・ラボ(MIL/Material Innovation Lab)の取り組みだ。MILは、最もサステイナブルな原材料(例えばオーガニックコットンやウールなど)の特定や、テキスタイル製造過程(染色やなめしの方法など)の研究をミラノ郊外の研究室で行っている。MILで開発された原材料は、グループ内のブランドに提案されるシステムだ。温暖化に伴う大型台風や大洪水を引き起こす気候変動の話題は、ニュースやTVの情報番組で頻繁に取り上げられている。2015年末にはパリで、2020年以降の世界の気候変動、温暖化対策を話し合うCOP21が開催される。環境への配慮は消費者1人ひとりが避けて通れない問題となっているのだ。3/3に続く。
2014年12月13日ネイキッド(NAKED Inc.)が東京タワーの大展望台で、夜景と3Dプロジェクションマッピングが融合する「CITY LIGHT FANTASIA」を開催する。期間は12月15日から2015年2月28日まで。東京タワーの大展望台1階に縦3mx横10mの半透過スクリーンを設置し、展望台から見える夜景と重ねて幻想的な世界を浮かび上がらせる「CITY LIGHT FANTASIA」。まるで、空に花火や雪の結晶が降り注ぐ中、東京の上空をクルーズするような新しい夜景体験ができる。【イベント情報】TOKYO TOWER CITY LIGHT FANTASIA会場:東京タワー大展望台1階西側フロア住所:東京都港区芝公園4-2-8会期:12月15日から2015年2月28日まで時間:18:00から21:30(各時0分と30分の合計8回、1回あたり約7分間)
2014年12月13日――そもそも曲作りを始めたきっかけはなんだったのでしょうか?子供の頃、ピアノの先生に真っ白い紙を渡されて「これに曲書いてきて」って言われたのがきっかけかもしれないですね。当時、僕は全く練習しないでレッスンに向かうばかりか、先生のお手本演奏を聴いては感動して「今日はもう(僕の演奏は)いいんじゃないですかね?」っていう感じの子だったんです(笑)。でも作曲だけはちゃんと続けていたから、もしかしたら先生は僕の関心事を見抜いて紙を渡してくれていたのかもしれないですね。それ以来、「新しい楽器を手にしたら、それを使って作曲する」っていうのが僕の中でプログラミングされてるんです。――来週、12月16日には新代田FEVERで「DEERHOOF JAPAN TOUR 2014」初日を迎えますね。譜面だけは起こしてメンバーに送ってるんですけど、現時点(12月9日)でまだ1度も音合わせしてないので未知数ではありますが、いいライブになるであろう確信はあります。あまりリハーサルしないのは、音源は根詰めて1曲1曲完璧なものに仕上げるというスタンスを取ってるんですけど、ライブに関しては、「会場で生きる音」を大切にしていて、ライブをやることによって曲が成長していくのを楽しんでいる節があります。なので、ライブまでに完璧なものに仕上げるということは、そんなにしないんです。――2014年中のライブは残すところ数回ですが、今年1番印象に残ったことは?10周年企画の一つとして、2004年にニューヨークのレーベルから発売した1stアルバムを完全に再現するライブを行ったんですけど、1からコピーしたことで新たな発見がありました。僕は自分の作るほとんどすべての音楽に、“再発見出来るギミック”を盛り込んでいるんですけど、久しぶりに音源を聴き直したことでそれを見付けて、「こんなの入れてたよな」って懐かしい気持ちになりました。でも、ギミックといっても本当に自分にしか分からないようなもので、なんのメッセージ性もなく、例えば、子供の頃に親がカセットデッキで録音してた日常の音だったりを、ただ自分を楽しませるためだけに入れてるだけ。他の人が聴いたらただのノイズにしか聴こえないレベルですね(笑)。元々変な音楽、くだらないことをやってる人が好きで、例えば、無音のレコードというのがあるんですけど。なぜ無音かというと、パントマイムをやっているから(笑)。拍手の音しか聴こえないんですけど、その音の向こうでどんなことが行われてるんだろう?って想像するのが好きで。一般的にはあまり理解されないですけど、僕はそういうのに感銘を受けるんです。――2012年にはご自身のレーベル「トノフォン(TONOFON)」を立ち上げ、ますます精力的にご活躍ですね。トノフォンは自分にとっての基盤のようなものですね。トノフォンを使って新しいことをやるのではなく、「誰もやってくれないことをトノフォンでやる」っていう(笑)。思い付いたことをぱっとやるためにトノフォンを立ち上げたんですが、来年は第3回目の「TONOFON FESTIVAL」を予定しているので、今はそれが楽しみです。なんせ、「自分が見たいもの、聴きたい音」を1番いい環境で形にするのがフェスの目的ですから。もちろん、フェスに限らず、音楽が1番生きる環境を作って、出来上がったものを見たり聴いたりするのが僕にとって最も幸せなことなんで、今回のエムアイカード()のプロモーション映像も、たくさんの人に見てもらえたら嬉しいですね。【トクマルシューゴ(Shugo Tokumaru)プロフィール】東京生まれ。100種類以上の楽器を駆使し、製作のすべてを1人でこなすマルチアーティスト。2004年にアメリカのレーベルよりアルバム『Night Piece』を発表して以来、これまで5枚のアルバムを発表。日本、アメリカのみならず、アジア、ヨーロッパなど世界中で高い評価を得ている。ニューズウィーク誌が特集した「世界が尊敬する日本人100人」にも選出され、NHK「トップランナー」に出演。バンクーバーオリンピックのスポットCMに起用。無印良品、googleなど多くのCMを手掛けている。現在、2015年へ向けた、トクマルシューゴの新プロジェクトが進行中。その一環として、12月には“段ボールプレイヤー付き”という特殊シングル『Lita-Ruta』を発売。2015年4月には舞台化が決定した、いしいしんじ原作「麦ふみクーツェ」の音楽監督を務め、東京(世田谷パブリックスアター)と大阪(シアターBRAVIA!)にて公演されることが決定している。詳細はオフィシャルサイト()まで。1/2に戻る。
2014年12月13日トクマルシューゴの勢いが止まらない。2004年のデビュー以降、アメリカ、ヨーロッパと縦横無尽に駆け巡り、インディーシーンにおいて高く評価され、2008年には「ニューズウィーク(Newsweek)』誌が特集した「世界が尊敬する日本人100人」にまで選出。更に近年では、バンクーバーオリンピックのスポット広告など名だたる企業のCMに楽曲を提供し続けている。そして今日、作品ラインアップに新たな1曲が加わった。三越伊勢丹グループのクレジットカード「エムアイカード()」のプロモーション動画のための1曲だ。日々のカードによる買い物でポイントが貯まり、ショッピングが楽しくなることを伝える本曲をいかなる想いで生み出したのか、ご本人に伺った。――今回のオファーを受けて、どのような楽曲にしたいと考えましたか?ストップモーション作品になるとお聞きしたので、まずはその映像に合う楽曲であることを意識しました。加えて、映像素材として、あめやえいたろうさんが手掛けた金太郎飴が使われるとのことだったので、飴のキャラクターが色んなところでカードショッピングを楽しんでいる様子が伝わればいいなと考えました。映像に使われる飴を初めて拝見した時は、すごく小さい飴だから表現出来ることが限られるんじゃないかなと想像したんですけど、出来上がった映像は思った以上にかわいらしく仕上がっていて嬉しかったです。――トクマルさんご自身も、普段、カードでショッピングを楽しむことはあるのでしょうか?僕は、楽器以外にはほとんどお金を使わないんですよ。ほぼ楽器に消えてしまうって感じですね(笑)。欲しいものがあれば迷わず買うことがストレス解消法でもあるし、それが血肉になるというか。演奏方法や鳴らした時の音が分からなくても想像で買っちゃいます。海外のちょっと変わったおじさんがオリジナルで作ってる楽器を取り寄せるなんてこともよくありますよ。どうやってそんなもの見付けてるのかと訊かれても答えるのが難しいんですけど、興味があるものを見ているうちに辿り着くんですよ。オリジナル楽器や古楽器自作している人って変わった人が多いですけど、そういう人を探すこと自体大好きで、変な人には変な人のコミュニティーがあるんで、自然とつながっていきますね。それで気になるものを見付けたら直接連絡取って、「譲ってもらえませんか?」ってお願いするんです(笑)。――最近、お気に入りの楽器は?最近、音が出るキャラクターグッズをよく見掛けるのですが、見つけると手当たり次第買ってますね。「こんなのも作ってるんだ!」なんてものまで。僕、楽器を作りたいっていう気持ちが強いんですけど、手を出すと果てしなく追求してしまいそうなので、そこにだけは足を踏み入れないようにしてるんですよ(笑)。でも、作られた楽器は買える限り買おうと思っていて。楽器に限らず、例えば街中で見掛けるガチャガチャの中に、いい音が鳴りそうなものが入っていたら、当たるまで買い続けますね。2/2に続く。
2014年12月13日各ブックストアがFASHION HEADLINE読者に向けて「今読むべき1冊」をコンシェルジュ。毎週土曜日は、洋書を専門に扱う原宿のブックショップ「シェルフ(Shelf)」(東京都渋谷区神宮前3-7-4)の1冊。■「I Just Arrived in Paris」ユルゲン・テラー(Juergen Teller)& ニコラ・ジェスキエール(Nicolas Ghesquiere)「ルイ・ヴィトン(LOUIS VUITTON)」のアーティスティックディレクターにニコラ・ジェスキエールが就任して以来、同ブランドのイメージビジュアルを撮影している写真家ユルゲン・テラー。本書は、2人が14-15AWで再びタッグを組んだことで実現した、ルイ・ヴィトンの豪華フォトボックスセット。ユルゲンが手掛けた14-15AWのルックや広告キャンペーンのフォトシート9枚、大判ポスター6枚、フォリオ12枚、テキスト冊子1冊などが、ボックスに収められている。【書籍情報】「I Just Arrived in Paris」著者:ユルゲン・テラー、 ニコラ・ジェスキエール出版社:Steidl言語:英語ソフトカバー/380×300mm発刊:2014年価格:17,090円
2014年12月13日「マグノリアベーカリー(MAGNOLIA BAKERY)」が12月1日から12月25日まで、期間限定のクリスマスコレクションを発売する。マグノリアベーカリーは表参道にある商業施設GYRE(東京都渋谷区神宮前5-10-1)の地下1階に今年6月オープン。日本上陸が話題となっている。クリスマスならではの可愛らしいデコレーションを施した同スイーツコレクション。ラインナップは、カップケーキの上に雪だるまやサンタクロースなどを乗せてデコレーションをした「クリスマス カップケーキ」(480円)や、角を立てたメレンゲで雪の帽子を表現した「スノーキャップ カップケーキ」(480円)、雪に見立てたパウダーシュガーをまぶした「スノーボールクッキー」(150円)をはじめ、「チョコレートクリンクル クッキー」(180円)、「アイスト モラセス クッキー」(180円)など。さらに、フレッシュストロベリーを使用した「ストロベリー カップケーキ」(530円)、「ストロベリー ケーキ」(スライス/730円、ホール/7,300円)、「ストロベリー アイスボックスパイ」(880円)も発売する。
2014年12月13日女性誌『フラウ(FRaU)』(講談社)が12月12日発売の1月号で「ムーミン」を大特集する。老若男女問わず、多くの人々の心を惹きつける名作「ムーミン」シリーズ。2014年は、そんな「ムーミン」の作者であるトーベ・ヤンソンの生誕100周年だった。同号ではそれにちなみ、“ムーミン谷から学ぶこと”と題して「ムーミン」の魅力についての大特集を展開している。コンテンツは、女優・菅野美穂が、ムーミン谷の物語が生まれた地であるフィンランドに旅した「トーベ・ヤンソンを辿る旅in FINLAND」を始め、女優・黒木瞳、タレント・壇蜜などが登場する「MOOMIN LOVERS インタビュー」、料理研究家・野口真紀が提案する「ムーミン谷気分のごちそうレシピ」の他、「翻訳家・渡部翠さんに訊くトーベとの出会い、トーベとの思い出」「ムーミン谷のキャラクター&名言」「トーベ・ヤンソンという生き方」「私の大好きな、ムーミンマグ」など。約100ページ近くを「ムーミン」が埋め尽くす1冊となった。さらに、特別付録として「FRaUオリジナル・ムーミンカレンダー」も付いている。
2014年12月13日「ステラ マッカートニー(Stella McCartney)」は、ブランドを代表するフレグランス「ステラ(STELLA)」をリニューアルし、2015年2月18日に発売する。今回のリニューアルに伴い、ステラ マッカートニーでは新たな広告キャンペーンを展開。ビジュアルにはモデルのララ・ストーン(Lala Stone)を起用し、その1枚は彼女の瑞々しい唇がボトルをくわえた遊び心ある演出に。もう1枚はララの官能的なボディラインに、ステラのボトルを組み合わせ、大胆でセクシャルなイメージを完成させた。また、新ステラではパッケージも一新され、プラムカラーにゴールドのドットを散らした、鮮やかなデザインとなった。このプラムカラーはボトルにも使用されており、アメジストの輝きにインスピレーションを得たというグラデーションが、ステラの洗練された世界観を予感させる。新ステラではラインアップとして、オードパルファム(1万200円/50ml)とボディローション(4,900円)の2種類を用意した。トップノートを飾るのは、柔らかなローズフローラル、フレッシュなマンダリンエッセンス、軽やかなピオニー。ミドルノートは女性らしさを象徴するローズ一色に染まり、アンバーの力強いラストノートで、柔らかなフローラルの香りを大胆かつセクシーにまとめ上げている。
2014年12月12日「グッチ(GUCCI)」のクリエーティブディレクター、フリーダ・ジャンニーニが2015年2月末で退任することがわかった。ケリングが発表した。ジャンニーニは、15-16AWコレクションを2015年2月25日に発表した後、2月末で退任となる。同ブランドの新たなクリエーティブディレクターについては、追って発表される。ジャンニーニは、ケリンググループ、そしてグッチに12年以上在籍。2002年にグッチに入社し、04年にレザーグッズのデザインディレクターに。加えて05年にはウィメンズウエアのクリエーティブディレクターにも就任し、2006年には全体を統括するクリエーティブディレクターとなった。また、同社CEOパトリツィオ・ディ・マルコも2015年1月1日付けで退任する。次のCEOにはケリング ラグジュアリー・クチュール&レザーグッズディビジョンのCEOマルコ・ビッザーリが就任する。
2014年12月12日各ブックストアがFASHION HEADLINE読者に向けて「今読むべき1冊」をコンシェルジュ。毎週金曜日は、東京・代官山に店舗を構える書店、代官山蔦屋書店(東京都渋谷区猿楽町17-5)がオススメする1冊。■「Magazine B issue30」毎号一つのブランドをピックアップし全ページにわたって特集する、韓国発のカルチャー雑誌「Magaizne B」。過去には「レペット(repetto)」や「ポーター(PORTER)」を始めとするファッションブランドの他、「レゴ(LEGO)」や「グーグル(Google)」など、あらゆるジャンルの有名企業を取り上げており、デザイン・ファッション関係者からの注目度も高い。30号目となる今回は、ドイツのレコード会社・ECMを特集。ジャズを主としたレーベルで、美しいジャケットデザインが高く評価されており、多くの固定ファンを抱えている。本誌では、人々が感じているECMのイメージをインタビューした記事や、所属するアーティストの紹介、選りすぐりのCDジャケット写真などを掲載している。【書籍情報】「Magazine B issue30」出版社:JOH & Company言語:英語ソフトカバー/124ページ/170×240mm発刊:2014年価格:1,780円
2014年12月12日パリ生まれのフードブランド「フォション(FAUCHON)」は12月23日から25日まで、高島屋で店舗限定を含むクリスマスケーキを販売。3種のブッシュと初登場の「サンタハット」などを用意している。今年のテーマは、「ノエル・エクラ」。グアバ、マンゴー、南国のフルーツ、花椒などエキゾチックなスパイスがふんだんに使われている。ブッシュは、テクスチャーのバリエーションがこだわられており、スポンジケーキの柔らかさ、ムースのなめらかさ、ナッツ類のカリッとした食感が1本のうちで楽しめる。高島屋全店(一部店舗を除く)で販売される「ブッシュ カラクティック」は、キャラメルやバニラ、砕いたスパイスクッキーをホワイトチョコで包んだもの。ココナッツクッキーにライム風味のクリームチーズ、ベリージェリーが入った「ブッシュ フリュイテ」、ウィスキーを使った栗のムースに煮た洋梨を入れてミルクチョコレートで包んだ「ブッシュ マロンポアール」は日本橋、新宿、横浜店のみで展開。価格は各4,000円。日本橋店限定で初登場の「サンタハット」(2,000円)は、サンタクロースの帽子に見立てたユニークなケーキ。ビスキュイショコラの土台にミルクガナッシュ、ミルクチョコムースが重なっている。ポンポン部分はギモーブ。なお、12月14日まで予約を受け付け中。
2014年12月12日「ロベルト カヴァリ(Roberto Cavalli )」が、ドバイに初めてのカフェ「カバリカフェ(Cavalli Caffe)」をオープンした。カフェは、高級ホテルジュメイラビーチレジデンスの反対側のビーチモールに位置。店内80席、テラス80席を設けている。ブランドらしく、黒を基調としたインテリアにゼブラやジラフプリントのチェアが引き立つコンテンポラリーな空間で最高級のイタリアンを提供。イタリアから輸入したチョコレート、プラリネ、カントゥチーニクッキー、ギフトボックスなどのスイーツも販売。ロベルト カヴァリは現在フィレンツェ、ミラノ、ベイルート、ニューデリー、イビサなどで飲食店を運営。今後、サウジアラビア、バーレーン、クウェート、トルコ、中国にカフェがオープン予定という。
2014年12月12日ニューヨークを拠点に、「機能とスタイル」の新しい融合をコンセプトとしたメンズブランド「イサオラ(ISAORA)」が、日本版オンラインショップを開設した。イサオラは2009 年にデビュー。アメリカのバーニーズ、ブルーミングデールズ、オープニングセレモニー、フレッド・シーガル、日本の伊勢丹新宿店メンズ館やビームス、ロンハーマンなど高感度ショップと取り引きしていたが、14SSシーズンより自社ECのみでの展開に方針を転換。消費者とダイレクトなやりとりを求め、卸しを停止したという。結果、30から40%のプライスダウンを実現。平均価格帯は、防水シェル4万5,000円、ダウン5万円、中綿入りシャツ2万4,000から3万4,000円、パンツ2万円ほど。
2014年12月12日マーク BY マーク ジェイコブス(MARC BY MARC JACOBS)が、オンライン上でキャンペーンゲームを公開した。12月25日までの限定。URLは。オンラインゲーム「マーク BY マーク ジェイコブス リゾート2014 スペースゲーム」は、「宇宙」にインスパイアされた2014年リゾートコレクションのキープリントの一つである「スターゲイザー」をモチーフとしたスペース空間の中で、好みのアイテムを選びつつミッションをクリアしていくという内容。宇宙遊泳をしているような疑似体験を楽しめる。スマートフォン・PC・タブレットに対応。ゲームをクリアした画面を店頭で見せるとコレクションを象徴するキープリントやキャラクターなどでデザインされたオリジナル缶バッジがプレゼントされる(数量限定)。
2014年12月12日輸入雑貨の専門店「プラザ銀座(PLAZA GINZA)」は、クリスマスに向けたスペシャルサービス「I WRAP (ハートマーク) YOU(アイ・ラップ・ユー)」をスタートした。期間は12月25日まで。店内に用意されたブースで、カメラマンがプレゼントを購入した人の顔を撮影。それをその場で包装紙に印刷して、世界に一つだけのラッピングを提供する。“I LOVE YOU”をもじったサービス名の通りに、自分の気持ちを包んで恋人に手渡すのもよし。他にも、孫と一緒に写った1枚で両親のプレゼントを包んだり、同僚と一緒に撮影した写真を送別会の贈り物に仕上げたりするのもおすすめだ。店内での撮影だけでなく、写真の持ち込みも受け付けているので、アイディア次第で色々なギフトが作れそうだ。21日には写真家の桐島ローランドによる撮影会も予定しており、特別なプレゼントを用意するには絶好の機会となる。プラザ銀座では14年夏から、手提げ袋や包装紙にクラフトペーパーを採用。今回のサービスにも同じ種類のペーパーが使用され、アーティスティックな中にも人肌の温もりを感じるような、味のあるラッピングが完成する。商品に合わせて3サイズのペーパーを用意。価格はSとMが200円、Lが500円。通常は10分程度でラッピングが完了するが、Lサイズは印刷と乾燥に時間がかかるため、商品の受け渡しまでに15分程度が必要とのこと。2016年にプラザ銀座が50周年を迎えるのを機に、全国のプラザ店舗では、今後も「HAPPY PLAZA Project」として、様々なイベントを開催予定。今回のラッピングについても、新たな試みや多店舗展開なども含めた企画を検討しているようだ。
2014年12月12日東京・丸の内のパレスホテル東京は2015年2月1日から14日までの期間中、地下1階のペストリーショップ「スイーツ&デリ(Sweets & Deli)」で、バレンタインデー限定スイーツ6種類を販売する。「クレヨン・コロレ」(5本入り)は、色鉛筆を模したユニークなショコラ。軸の部分には江戸千代紙や着物の模様など日本の伝統的な柄があしらわれており、ペンケースをイメージしたボックスに詰められる。300個限定で2,800円。中央にそえられた真紅のハート型のショコラが目を引く「スペリュール」(10個入り)は、パッションフルーツやコニャック、シャンパンなど6種類の味が楽しめる。200個限定で3,800円。ハート型のマンディアン風ショコラの「クール」(1個)は、濃厚なナッツのプラリネをフランス産クーベルチュールで包み込んでいる。250個限定で1,700円。「トリュフ」(9個入り)は、ダークとホワイトがアソートされており、3日前までに予約すれば希望のメッセージを添えることが出来る。300個限定で2,300円。「キモーヴ・ショコラ」(4種、各45g)は、ギモーヴをホワイトチョコレートで包み込み、ココア、キャラメル、シュガー、ストロベリーの4種のフレーバーで仕上げられている。各300個限定で600円。「シランドル」(4種、各50g)は、ピーカンナッツをココア、キャラメル、抹茶、和三盆の4種の味わいのショコラで用意。各100個限定で1,000円。
2014年12月12日伊勢丹新宿店は、日本の財布縫製技術とアート・カルチャーを掛け合わせた「CULTURE&ART WALLET」で、新しい財布の提案を行う。財布の市場は現在、「グッチ(GUCCI)」や「プラダ(PRADA)」といったラグジュアリーブランドの売り上げシェアが全体の90%を占め、残りの10%が財布編集売り場の売り上げという。同店の財布コーナーでは、デコラティブでカラフルなデザインのものが好まれる傾向にあることと、カルチャーに興味のある日本女性が増えてきたことを鑑み、アーティストとコラボレーションした新しい切り口の財布を考案した。第1弾企画では、3名の“旬の日本人アーティスト”との共演を企画。財布をキャンバスに見立て、思い思いのデザインを施すこのプロジェクト。広告や空間デザイン、映画や音楽のアートワークなど幅広く手掛けているアートディレクター・森本千絵は、オリジナルのイラスト「goen°曼荼羅(ごえんまんだら)」を描き、“食の価値”を伝えることをテーマに活動するフードアーティスト・諏訪綾子は、野菜を使ったアート作品を転写プリント。全国各地でライブペイント活動を行うアーティスト・チアキコハラは、ネコのイラストを全体に施している。またデザインのみならず、縫製もこだわった仕様だ。各長財布2型が用意され、価格はすべて2万6,000円。
2014年12月12日世界文化社は12月12日より、「ティファニー(TIFFANY)」とコラボレーションしたウエディングブック『ディア・ブライズ・フロム・ティファニー(DEAR BRIDES FROM TIFFANY)』とオリジナルレターセットを特製ボックスに詰め込んだセット『ディア・ブライズ・フロム・ティファニー・スペシャルボックス(DEAR BRIDES FROM TIFFANY Special Box)』を1万部限定で発売した。ウエディングブックは、ニューヨークスタイルの結婚式の紹介や、ティファニーをイメージしたウエディングの提案から、パートナーとうまくいく39のアドバイス、両親への手紙の書き方アドバイスまで、八章から構成。レターセット(便箋10枚+封筒3枚)は、ニューヨークのティファニー本社が特別に制作したもの。ティファニー店頭では販売されない、今回の企画のための限定品だ。価格は、書籍のみが1,500円、レターセット付限定セットが2,600円。
2014年12月12日東京・新宿の文化学園服飾博物館は、「時代と生きる ―日本伝統染織技術の継承と発展―」展を開催する。期間は12月17日から2月14日まで。会場には江戸時代後期の絞り染めや、昭和時代の小紋や友禅染めなど、資料的にも高い価値を持つ数々の着物や帯が展示される。江戸時代に確立され、明治の産業革命を経て、現代へと受け継がれてきた日本の染織技術。時代を追った展示と共に、画像や動画も用いられ、その歴史を紐解くような展示になりそうだ。【イベント情報】「時代と生きる ―日本伝統染織技術の継承と発展―」展会場:文化学園服飾博物館住所:東京都渋谷区代々木3-22-7新宿文化クイントビル会期:12月17日から2015年2月14日時間:10:00から16:30休館日:日曜日、祝日、12月27日から1月4日入場料:一般500円大高生300円小中生200円
2014年12月12日写真家の木村伊兵衛は1901年12月12日生まれ。東京都下谷出身。1974年5月31日逝去。台湾への在住中に撮影の技術を学ぶと、帰国後は日暮里で写真館を開業。木村といえばライカの達人として知られているが、その出合いは29年のことだった。霞ヶ浦に飛行船グラーフ・ツェッペリンが着陸した際、船長のフーゴー・エッケナーが首から下げているのを見て、ライカを購入することを決意したという。30年に花王石鹸の広告部に入ると、それ以降、木村は数多くの広告写真を手掛けるようになる。中でも、高い評価を受けたのが、女性のポートレート撮影だった。ライカの機動力を生かして、被写体の一瞬の表情を捉えると、意図的に浅くしたフォーカスが女性の魅力をこの上なく引き出している。また、街頭スナップも数多く手掛けており、そのシャッターチャンスを逃さない素早い所作は、居合術に例えられるほどだった。33年には写真エージェンシー「日本工房」を組織し、以降は報道写真へと活動の幅を広げている。やがて、第2次世界大戦がはじまると、内閣情報部の傘下にあった写真協会へと所属。終戦後は日本写真家協会の初代会長に就任し、アマチュア写真家の指導に当たった。その一方で、52年に秋田県で行われた写真展に審査員として参加すると、そこに暮らす人々や自然を気に入った木村は、撮影旅行としてたびたびこの地を訪れている。この時に撮られた写真の1枚が、後に木村の代表作となる「おばこ」だ。これは、写真集『秋田』の表紙に使用されたもので、農村で働く女性の端正な顔立ち、上品な表情が木村ならではの構図で巧みに切り取られている。その後、木村は昭和を代表する写真家として、日中文化交流協会の常任理事や、日本リアリズム写真集団の顧問などを歴任。74年に逝去すると、その功績を称えて「木村伊兵衛賞」が創設された。これは新人を対象とした作品賞であり、ここから数多くの著名な写真家が世に送り出されている。03年には、朝日新聞出版社より代表作59点を収録したエッセイ集『僕とライカ』が出版された。
2014年12月12日15年3月に公開を予定しているドキュメンタリー映画『ディオールと私』から、その場面写真の一部が公開された。この作品は12年にラフ・シモンズ(Raf Simons)が「ディオール(Dior)」のアーティスティックディレクターに就任してから、パリコレクションで新作を発表するまでの8週間に迫ったもの。47年の設立以来、初めてメゾンへのカメラの立ち入りが許されたことで、業界では大きな話題となった。悩ましい表情でドレスを見つめるシモンズ、その制作を支えるスタッフ、ショーに立つモデルとその裏側。公開されたビジュアルでは、ブランドに携わる人々の素顔が明かされている。これらが一連の物語となって、一体どんな作品となるのか。ディオールのファンならずとも、ぜひとも注目しておきたい。
2014年12月11日クリスマス、忘年会、年越し……。週末に友人や仕事仲間を自宅に招いてホームパーティーを企画している人も多いのでは。そんな年末の特別な時間にふさわしいのは、いつもより贅沢なシャンパーニュとお料理。とっておきのシャンパーニュに合わせたいお料理を、食とお酒に精通する料理家・稲垣知子さんが提案します。シャンパーニュの美味しさをより一層引き立て、しかも簡単にできて、パーティでの会話も弾ませる、まさに一石三鳥のレシピです。このレシピの一番のポイントは、“牡蠣”のグラタンの中に“柿”が入っているという驚きがあるということ。くすっと笑える要素と、食材としても意外な組み合わせがその場をパッと明るくしてくれます。季節感もあって、うきうきとした気持ちにさせてくれる。そんなお料理とシャパーニュがあれば、年末を華やかに楽しく過ごせそう!■レシピ 1 「柿と蕪のマリネサラダ」…調理時間8分<材料>柿1/2個蕪1個セルフィユ適量・ドレッシング白バルサミコ大さじ1エクストラバージンオリーブオイル大さじ1塩小さじ1/8カルダモンシード1粒<作り方>1.まずはドレッシング作りからスタート。カルダモンシードは香りがよく出るよう手で裂き、種をほぐすように軽くもんで白バルサミコ、エクストラバージンオイル、塩と合わせてよく混ぜておく。2.蕪は葉の部分を切り落とし厚めに皮をむき、1センチ程度の厚みのくし形に切る。塩(分量外)をして少しおき、水気がでてしんなりしたらつぶさないよう軽く絞る。3.柿は皮をむいて蕪と同じくらいの大きさのくし形に切り、種は除く。4.1のドレッシングと蕪と柿をざっくり混ぜ、味がなじむまで20分ほどマリネしたら出来上がり。お好みでセルフィユなどをあしらいます。<ポイント>サラダとして楽しむので、柿は熟れすぎていない歯触りが残っているものがオススメ。今回は富有柿を使っています。また「白バルサミコが家にない」という場合はレモン汁大さじ1に蜂蜜小さじ1を合わせてもおいしいのでぜひお試しを。■レシピ 2 「牡蠣と柿のグラタン」(2人分)…調理時間20分(焼き時間含む)<材料>牡蠣(殻つきで大粒のもの)6から8個熟れ柿1/2個生クリーム大さじ3から4胡桃(乾煎りしたもの)3から4粒とろけるチーズ適量塩適量粗挽き黒胡椒少々<作り方>1.牡蠣は水洗いして汚れを落としたらペーパータオルでおさえて水気をふいておく2.熟れた柿の種をのぞきつぶして生クリームと混ぜ合わせ塩少々で味を調える3.耐熱の器に1の牡蠣を並べ2のソースをかけたら砕いた胡桃、溶けるチーズを乗せて魚焼きグリルで10分から15分焼く。牡蠣が熱々になってチーズに香ばしい焦げ目がついたらできあがり。<ポイント>生クリームに合わせる柿は、熟れてとろみのあるものがベスト。まだ柿が固い場合はすりおろして。また、牡蠣とチーズの塩気があるので、お塩は控えめがオススメ。最後にお好みで粗挽きの黒胡椒をあしらうと見た目もプロっぽい仕上がりに。「この季節、牡蠣は旬で料理によく登場しますが、私自身、シャンパーニュか泡の日本酒に合わせるのがとても好きなんです。牡蠣は生でもいいのですが、今回ご紹介したグラタンにすると、よりクリーミーでふっくらしたお味になる上に果物のフルーティーな甘みが加わるため、一層シャンパーニュとの相性が良くなります。ブラン・ド・ブランのような繊細でありながらキレと酸のあるシャンパーニュとも合いますし、一方、厚みがあってコクのあるタイプを合わせて、深みを増すような合わせ方も、またいいですよね」料理家・稲垣知子【稲垣知子プロフィール】料理研究家・酒肴家。雑誌、書籍、料理教室などで、丁寧でからだにやさしいレシピを紹介しつつ蔵元勉強会を主宰し、お酒と肴のマリアージュと楽しみ方を提案している。誠文堂新光社刊『日本酒マリアージュ』、文化出版局刊行『おかずおつまみ』、プレジデント社『dancyu』、池田書店『焼酎・泡盛BOOK』、徳間書店『食楽』、NHK出版『男の酒肴』他。
2014年12月11日ベルギーのラグジュアリーバッグブランド「デルヴォー(DELVAUX)」は、伊勢丹新宿店本館4階ウェストパーク/ラグジュアリー・ステージでポップアップショップをオープンしている。会場では14AWコレクションを始め、15SSや180万円の限定バッグも販売されている。12月16日まで。会場では同ブランドが歩んだアーカイブコレクションの他、ベストセラーモデルであるボストンバッグ「ルイーズ(Louise)」(17万円)の伊勢丹新宿店限定カラー・フューシャピンク(20個限定)を特別に用意。ルイーズシリーズはフロントにデザインされたさりげない“D”のロゴがアイコン。このスタイルの形態をとる「パン(Le Pin)」は1972年に発表され、もともと馬の飼い葉桶からヒントを得たものでユニークなボトムが特徴だ。一方、1958年にブリュッセル万国博覧会のためにデザインされた、デルヴォーのアイコンとなるバッグ「ブリヨン(Le Brillant)」は、アートピースのバッグ(180万円)として登場。合計9点あり、それぞれのアイテムが世界に一つしかない貴重なアイテムだ。9点のうち6点は同ショップ横のウインドーに、もう3点は店頭にディスプレイされている。インテリアは“マダム・デルヴォー”の部屋がイメージされ、遊び心あるイラストが踊り、伝統と格式にとらわれない“新しいデルヴォー”の世界観を提案する。会期中、同ブランドのバッグを購入した先着70名に、オリジナルチャームのプレゼントの用意があるという。
2014年12月11日画家クリス・ナイト(Kris Knight)の個展「SMELL THE MAGIC」が、マイアミ・アートフェア2014のオープニングとして、12月2日からの6日まで開催された。カナダ出身のナイトは、アイデンティティの境界線上にあるミステリアスな世界を肖像画として表現する画家。王権や神秘主義といった歴史概念をテーマに、18世紀のフランス貴族の肖像画やポラロイド写真にインスパイアされた作品を、原色と淡いパステルカラーで描く。本展のオープニングレセプションには、グッチ(GUCCI)のクリエイティブディレクターであるフリーダ・ジャンニーニも姿を現した。グッチでは14-15AWメンズコレクションで、ナイトの作風にインスピレーションを得た、グレイッシュな色調の作品を発表。以降もナイトとグッチはコラボレーションを続け、今年10月にはランウエイのルックをまとった少年の肖像画をナイトが描き、それをプリントしたTシャツをグッチが発売している。更に、ナイトはグッチを代表する「フローラ」のプリントに独自の解釈を加えた「フローラ ナイト」も描いている。そこには、ベラドンナやダチュラといった妖艶な花が咲き誇り、さらに魔除けを象徴するクローバーやイヌホウズキなどがあしらわれた。美しさと魔性、この相反した要素を兼ね備えたモチーフは、2015クルーズコレクションに採り入れられ、ウエアやハンドバッグ、ラゲージなどにデザインされて登場した。このクルーズコレクションの発表に合わせて、グッチは「フローラ ナイト」の制作秘話を収録したショートムービーを公開している。普段は肖像画を描くナイトが、花に魅せられ、そこに秘められた美しさと魔性をどのように描いたのか。その経緯を知ることで、「フローラ ナイト」というモチーフが持つ意味をより深く知ることが出来るだろう。
2014年12月11日リコーイメージングスクエア新宿で特別展覧会「Light & Nature ~Photography and the Art of Projection」が開催。期間は12月10日から22日まで。この展覧会ではプロジェクションマッピングを得意とするネイキッドの村松亮太郎、及び写真家の金城真喜子とコラボレート。リコーの先端技術「円筒プロジェクションマッピング」を用いた、クリスマスインスタレーションが展示される。従来では困難とされていた、円筒状スクリーンへのプロジェクションマッピングを実現。本来動きのない写真にプロジェクションマッピングで光の動きをつけることで写真の枠を超えた表現になっている。展示リコーでは今後この技術を、デジタルサイネージや広視野角没入感ディスプレーなどに応用していく計画だ。会場で配布されるパンフレットにも仕掛けが施されており、スマホのカメラで撮影すると、制作の舞台裏やメイキングムービーなどが視聴出来る。
2014年12月11日12月12日オープンの「湘南T-SITE」は、“スローフード&スローライフ”がテーマの2号館に女性が喜ぶショップを充実させている。1階の生活雑貨「本と物の店」は、奈良の人気カフェ「くるみの木」オーナーの石村由起子が企画したコンセプトショップで、本物にこだわった仕事をしている人や、本物の技が生み出したアイテムを提案する。蔦屋書店に足を運ぶ人々が関心を寄せる“本”にまつわる“物”を紹介する意味と、“本物”とは何かというメッセージをかけた店名は、「ミナ ペルホネン(mina perhonen)」デザイナー・皆川明の手書き文字を採用。12月12日から1月12日までは、ミナ ペルホネンの皆川明、ほぼ日刊イトイ新聞の糸井重里、d design travelのナガオカケンメイ他3名が“自分が影響を受けた本”と、それにまつわるアイテムをセレクト。ミナ ペルホネンは、過去のテキスタイルを継ぎ合わせたぬいぐるみやブローチも展開する。店舗の床材には同ブランドオリジナルテキスタイルのタイルを使用し、石巻工房で設えた木製棚に商品をディスプレイする。同じく1階には、新潟魚沼の豊かな食と文化を紹介する、米・麹・発酵の専門店「千年こうじや」が出店。同店は清酒「八海山」の蔵元が立ち上げたブランドで、八海山の全ラインアップを始めとした酒類、麹や酒粕などの発酵食材を使った食品やスイーツが並ぶ。看板商品である、砂糖不使用・ノンアルコールの「麹だけでつくったあまさけ」を使ったソフトドリンクやアイスクリームなど、イートイン・テイクアウトメニューも充実させた。また八海山を使用したスキンケア用品「cotte」は、シャンプー、トリートメント、ボディソープ、フェイスジェルを取りそろえる。2階には、国内外選りすぐりのアイテムをピックアップする「イセタンミラー」が登場。スローライフのコンセプトに合わせ、ラグジュアリーブランドの他、アロマ、ランドリー、ヘアケア、ボディケア、スキンケア、ワールドソープバーの、七つのゾーンで商品を展開する。晴れの日のメーキャップだけでなく、日々使うアイテムをそろえ、ゆったりと買い物を楽しめるようにした。ヘアケアゾーンのシャンプーバーやソープバーなど、同店初の試みも導入している。また、食料品を扱う「フレスカ(FRESCA)」が初めての常設店舗として併設でオープン。世界中から集めた食材を、直接見て、触れて、味わうことのできるショップで、ギフトや手土産にぴったりの商品を提供する。イートインでは、ニューヨークやロサンゼルスで人気のサードウェーブコーヒーのブランド「インテリジェンシアコーヒー」や、コールドプレスジュース、スムージー等、日替わりメニューを味わうことができる。
2014年12月11日「コール ハーン(COLE HAAN)」が、ブランドのを代表するシューズである「ゼログランド」コレクションのウィメンズモデルを発売した。14年7月にメンズモデルが発売され、軽量、屈曲性、クッション性などで高い人気を集めたゼログランド。ソールに新クッショニングシシステム「グランドOS」を採用し、片足260g(8.5サイズ、ステッチレスタイプの場合)という軽量感も話題になった。新たに登場したウィメンズでも、そのクラフトマンシップ、革新的なテクノロジーは健在で、快適な履き心地を提供する。ラインアップは、「ゼログランド ノンステッチ」(3万3,000円)、「ゼログランド オックスフォード」(3万3,000円)、「ゼログランド スリップオン」(2万6,000円)、「ゼログランド スニーカー」(2万8,000円)の4型。一部店舗は、同モデルを購入すると、手持ちのオックスフォードシューズに組み合わせて使用出来るリボンシューレースがプレゼントされるキャンペーンを実施している。
2014年12月11日セレクトショップ「ユナイテッドアローズ(UNITED ARROWS)」(以下、UA)が、15SSシーズンより海外若手ブランドの新規取り扱いをスタートさせる。全九つの内、日本初上陸となる六つのブランドとも新たに契約を結び、UAで国内初展開する。中でも注目したい、国内初上陸ブランド「カレン(KAELEN)」「タイトル A(TITLE A)」、初導入となるブランド「サイモン ミラー(SIMON MILLER)」「トーマス マイヤー(TOMAS MAIER)」「トゥエンティトゥー/フォー(22/4)」の全5ブランドを紹介。「カレン」は、NYを拠点に2010年よりスタートした。同ブランドのデザインを手掛けるのは、「ステラ・マッカートニー(Stella McCartney)」等を経たカレン・ハワース(Kaelen Haworth)だ。ストライプのワンピースやウィンドーペーンのショートパンツなどクリーンで華やかなアイテムがそろう。「サイモン ミラー」は、UAと「スティーブン・アラン(Steven Alan)」のみのエクスクルーシブで展開される。ロンハーマンの人気のデニムライン「ロンハーマンデニム(RON HERMAN DENIM)」など様々なブランドのデニムに携わってきたサイモン・ ミラーが今シーズン初めて自身の名を冠して展開される。モデルのアギネス・ディーン(Agyness Deyn)がデザインを手掛ける「タイトル A」は、ブリティッシュスタイルとLAの抜け感がマッチした彼女のパーソナルを表したようなコレクションを見せる。価格もリーズナブルでECサイト「ネッタポルテ(Net-A-Porter)」などでも人気を集めている注目のブランド。「ボッテガ・ヴェネタ(BOTTEGA VENETA)」で現クリエーティブディレクターを務めるトーマス・マイヤーがリスタートさせた「トーマス マイヤー」は、グッチグループ支援の下、カジュアルなデイリーウエアの新ラインを展開。ハットやスイムウエアなどのアイテムも入荷を予定している。ミニマルなデザインに、ペイント加工やレーザープリントを施したアイテムが特徴。テーラリングを得意とするドイツ人デザイナー、ステファニー・ハーン(Stephanie Hahn)手掛ける「22/4」は、ジェンダーレスでマニッシュなコレクションを見せる。スポーツテイストを加えた構築的なシルエットのトレンチやジャケットはスリーブレスでクールな印象。その他にも、リビングアイテムを展開するブランドには、元モデルでNYのジュエリーブランド「ミーアンドロー(Me&Ro)」のデザイナーを経たミッシェル・クワンがスタートさせた陶器ブランド「エムクワン(MQUAN)」や、2014年設立のオランダ・アムステルダム発ユニセックスアンダーウエアブランド「バナナタイム(BANANA TIME)」、高品質リネン製品を中心に展開するトルコ・イスタンブールのホームグッズブランド「ハルムリーク(HAREMLIQUE)」などがあり、何れも国内初展開となる。UAの今シーズンのテーマは「オリエンタルエスニック」と「エフォートレス」。「オリエンタルエスニック」は、同ショップがこれまで大切にしてきた“和”の美意識や精神を、クラフト感のある素材やディテールを含んだアイテムのセレクトで表現。「エフォートレス」では、力の抜けたりラックスした空気感をまといながらもシックでリッチなモノトーンスタイルを提案する。
2014年12月11日「リック・オウエンス(Rick Owens)」が15SSプレスプリングコレクションのポップアップショップを伊勢丹新宿店メンズ館2階インターナショナル クリエーターズにオープンした。会期は12月16日まで。ブラック、ホワイト、グレーといったモノトーンカラーがアイコンでもあるリック・オウエンスだが、今季はマスタードのようなイエローも挿し込まれたカラーパレット。毎シーズン、ベーシックアイテムを中心に展開するプレコレクションだが、ラインアップの中でも売れ筋なのはシューズとMA-1だ。シューズは今回特にバリエーション豊富にそろえており、会期中に入荷するローカットやスリッポンを加えると7型ほど、カラーバリエーションを含めると約15点店頭にそろう。価格は15万から20万円台。タンが大きく出たハイカットのスニーカーは新色メタリックブラック、ブラック、ダークダスト(グレー)、ホワイトの4色で展開されている。昨年第1弾が発表されて以来、話題となっているアディダスとのコラボレーションシューズの15SSコレクションについては、会期後販売店舗にて2015年2月頃入荷を予定しているという。MA-1(16万9,000円から)はショート丈とロング丈の2型、またナイロン地とスーツ地の2種の素材で展開されている。
2014年12月11日