FASHION HEADLINEがお届けする新着記事一覧 (800/854)
「エルメス(HERMES)」がクリスマスに向けて、オリジナルのデジタルスノードームを作ってシェア出来る「エルメスが贈る、手のひらのスノードーム」イベントをエルメス銀座店、御堂筋店にて開催する。イベントは、特設ステージにて撮影し、自身が中に入ったデジタルスノードームを作るというもの。11台のカメラにより、立体的な画像が完成する。しかもスノードームのベースはメゾンのアイコンレザー「バレニア」が忠実に再現されているなど、ディテールが利いている。撮影後は、キーワードとURLが書かれたカードが渡される。PCもしくはスマートフォンでそのサイトへアクセスし、フォームにキーワードを入力すると作成された自分だけのスノードームがデジタル上で届く仕組みだ。また、写真として保存し自分の手の中で楽しむことも、大切な人に贈ることも可能。エルメス銀座店では、12月12日から25日の14時から20時(最終受け付け19時半)、エルメス御堂筋店では、12月19日から25日の16時から20時(最終受け付け19時半)に実施。銀座店では14・16・18時に、御堂筋店では16・18時に整理券が配布される予定。また、エルメス公式サイトでは誰でも利用出来るオリジナルスノードームを作るデジタルサービスを実施中。エルメスアイコンの馬がトナカイに扮した“うまトナカイ”、エルメスのバッグ、クリスマスツリーなどのモチーフを選択し、中央に配置。続いて、周りの風景を決めると完成する。エルメスのオレンジボックスに包装され、メッセージを付けてFacebookやTwitterなどのSNSを通じてシェアしたり、メールフォームで大切な人に贈ることが可能となる。
2014年12月11日各ブックストアがFASHION HEADLINE読者に向けて「今読むべき1冊」をコンシェルジュ。毎週木曜日は、アート・ブックショップ「ナディッフ」各店がオススメする1冊をご紹介。今回は東京・恵比寿の本店、ナディッフ アパート(東京都渋谷区恵比寿1-18-4NADiff A/P/A/R/T1階)です。■「Records by artists 1958-1990」ジョルジオ・マッファイ(Giorgio Maffei)2013年ボローニャ大学図書館にて開催された、イタリア人美術評論家ジョルジオ・マッファイのキュレーションによる展覧会の図録。本展では、自身がコレクトした約500点に及ぶレコードのジャケットを展示。50年代は、音楽家に限らずビジュアルアートやパフォーマンス、文芸といった多分野の作家が新しい表現手段として「音」を用い始めた時代。その時代から音を使った実験的な試みが行われていたことが膨大なレコードコレクションによって明らかにされている。図録では、ブライアン・イーノ、スティーヴ・ライヒに代表される音楽家のレコードや、イヴ・クライン、ジャン・デュビュッフェ、黒川紀章らがアートワークを手掛けた貴重なレコードジャケットなどの展示品を掲載している。ジョルジオ・マッファイはデザイナー、ブルーノ・ムナーリの書籍コレクターとしても有名。アートと音楽の関係性について研究を重ねている。【書籍情報】「Records by artists 1958-1990」著者:ジョルジオ・マッファイ出版社:Viaindusriae/Danilo Montanari言語:英語、イタリア語ソフトカバー/286ページ/160×230mm発刊:2013年価格:7,160円
2014年12月11日タワーレコードは1月19日、同社2件目のカフェ「TOWER RECORDS CAFE表参道店」(渋谷区神宮前6-3-9井門原宿ビル2階)をオープンする。営業時間は11時から23時。近隣で働く人達の普段使いを狙い、アメリカ西海岸の「古い工場跡にできたカフェ」をコンセプトに空間を演出。コンクリートの素地にカラーリングされた床など、素朴さのなかにスタイリッシュなデザインが配される。ランチタイムには定食メニューを週替わりで提供。一方、ディナータイムには、ワインに合うタパスメニューを中心に、オープンオムレツ、パスタ、サラダ等のメニューを販売。また、常設でDJブースを設置し、タワレコならではのBGMやDJイベントなどで音楽を提供。更にCDやオリジナルグッズ販売など、「食+音楽+カルチャー」のPOPで気軽に楽しめる“溜まり場”を目指す。
2014年12月11日「ヴァレンティノ(VALENTINO)」はニューヨーク・フィフスアベニューのフラッグシップストアのオープンを記念して、15SSオートクチュールコレクションを発表。ニューヨークで開催されるショーの様子はライブストリーミングで配信される。日本時間で12月11日10時から。フラッグシップストアは今年8月に、かつて高島屋百貨店があったニューヨーク5番街693番地にオープン。約2万平方フィートの面積を誇る8階建ての店舗には、ウィメンズ、アクセサリーのほか、メンズコレクション全般など、すべてのカテゴリーを取り揃えている。さらに、12月10日のストアオープンを記念して、メンズとウィメンズのプレタポルテアイテムやアクセサリーを集めたカプセルコレクションを発売する。
2014年12月11日「アディダス(adidas)」の最上級フットウエアライン「アディダス・コンソーシアム(adidas Consortium)」から12月12日、メイドインフランスの「スーパースター(Superstar)」(3万円)が発売される。2015年はSuperstar45周年。この度原点に立ち返り、1970年代にフランス製アディダスを製造していたAteliers Heschungと連携し、メイドインフランスをよみがえらせる。アッパーには張りのある白いプレミアムレザーを採用し、特有のラバー製トゥキャップが手作業技術で縫製されている。また、3本線とブランドネームを刻印していないヒールタブにはスムースブラックレザーを使用しオリジナルを忠実に再現。ビンテージ感のあるアイボリーのレザーを、貝形のつま先からアウトソール、ソフトレザーライニングに至るまで使用している。そしてシュータンには高品質の素材と丁寧な製法で作られた証である、”Made in France”の旧ロゴがあしらわれている。ドーバー ストリート マーケット ギンザ 、ミタスニーカーズ(mita sneakers)、アンディフィーティッド東京(UNDEFEATED TOKYO)などで扱われる。
2014年12月11日彼へのクリスマスプレゼントは決まっただろうか?「センス良いアイテムで、とびきり喜んでもらいたい」、そんな想いを叶えてくれるアイテムをそろえる伊勢丹新宿店メンズ館バイヤーに、エターナルなオススメギフトを紹介してもらった。カジュアルなお洒落を追及する彼には「ファーロ(FARO)」がオススメ。同館1階のスモールレザーグッズ売り場の一角に構える同ブランドは、素材作りから縫製に至るまで日本の職人技が光る。それは“レザーの薄さ”だ。ジャケットの内ポケットに入れてもかさばらず、出し入れもスムーズという長財布(3万7,800円)は、1mm以下の単位で革作りがなされ、洗練されたスマートなフォルム。名刺入れ(1万5,120円)、キーケース(6,264円)も用意されている。同店先行販売のグリーン系の迷彩柄も一見アクティブながらも、上品な雰囲気。また、英国の「シンプソンロンドン(SIMPSON LONDON)」のLジップ財布(1万6,200円)のパープルもカジュアルさを保ちながら気品ある男のアイテムとしてオススメだ。“大人の男のたしなみ”の代表格、万年筆も忘れてはならない。ダンディーな男のアイテムを展開する同館8階の売り場担当者が薦めるのは「ペリカン(Pelikan)」のスーベーレーン(Souveran)M800 緑縞」(5万2,000円)。この万年筆は、1997年にドイツの万年筆専門誌による“世界の万年筆人気投票”でペン・オブ・ザイヤーの栄冠に輝いた逸品。高品質を求める彼には同ブランドが最適だ。万年筆は初心者という彼には、ペン先が柔らかく、漢字が書きやすく定評がある「パーカー(PARKER)」の「ソネット(SONNET)オリジナル ラックブラックCT」(2万円)がオススメ。優雅でバランスのとれたこのスタイルは、手になじむ心地良い大きさだ。同フロアからもう一つエントリー。その洗練されたルックスもさることながら、初心者にも扱いやすいシリーズもあるドイツの高機能カメラ「ライカ(Leica)」だ。ライカは初めてという彼には、シンプルな操作で扱いやすく、圧倒的な描写性能の「ライカX」(26万8,000円)がオススメ。ボディ全体に高品質のメタル素材を使用し、外装には上質なレザーが施され、スナップ写真や風景を撮影するのに最適というから、旅行に携行するのも◎。一番人気は「ライカD-LUX」(15万5,000円)だという。高性能な大口径ズームレンズを搭載で、ボケ味を活かした表現も楽しめるので、“文科系の彼”にオススメ。“お洒落な着こなしをモットーとする彼”には、同館1階メンズプロモーションで12月25日まで展開している期間限定ショップ「コスチューム アクセサリー コレクション」へ立ち寄ってみてはいかがだろうか。「ルイファグラン(Louis FAGLIN)」のカフリンクスは、1万円から2万円代のラペルピンやカフリンクス、タイバーヴィスを中心に展開している。同ブランドは1899年の設立以来、1世紀以上にわたりヨーロッパを中心とした多くの著名ブランドのカフスリンクスを作り続けてきたフランスのメンズアクセサリーブランド。さりげないお洒落を楽しむ彼へのプレゼントに最適だ。
2014年12月10日カルチュア・コンビニエンス・クラブは、蔦屋書店をベースにした文化複合施設「湘南T-SITE」を、神奈川県藤沢市に位置する「藤沢サスティナブル・スマートタウン」(以下、藤沢SST)内に12月12日オープンする。10日に内覧会を実施した。湘南SSTは藤沢市とパートナー企業が官民一体となって進める共同プロジェクトで、約20万平方メートルの敷地内に1000戸もの住宅が並ぶ次世代型タウン。T-SITEは代官山に次いでの誕生となるが、“湘南”ブランドの注目度の高さと子どもを持つ団塊ジュニアファミリーが多く住まうことから同地に出店を決定した。事前に近隣住民に募ったアンケートで、カフェや本屋が近くに欲しいという声が多く挙がったことで、“本屋”を基盤としたコンセプトを考案。蔦屋書店の本棚が拡張したかのようにすべてのショップに本があり、雑誌の数だけでも1万冊に及ぶ。書店と専門店が有機的な繋がりをもつ類を見ないモールで、料理本のまわりには、食品や食器を扱うショップ、さらに料理教室を置くといったように、蔦屋と30のショップが共同で湘南らしいライフスタイルを提供する。施設全体がBOOK&CAFEストアとなっており、屋内外合わせて300席を用意。どこでも自由にコーヒーを片手に読書が楽しめる。蔦屋の象徴である“蔦”の葉が浮き彫りになった真っ白な外壁に鮮やかな緑の蔦が絡む印象的な建物は、代官山同様建築ユニットの「クライン・ダイサム・アーキテクツ(Klein Dytham architecture)」が手掛けた。2階建ての建物が三つ並び、1号館はエンターテインメントの館として、トラベルグッズ「Globe walker」、ペットサービス「GREEN DOG」、コンビニエンスストア「ファミマ!」などがあり、「アップル(Apple)」とのコラボレーションで販売店や修理所を設置。「スターバックスコーヒー」は、壁や椅子のファブリックを湘南の海をイメージした青で統一した。2号館は“スローフード&スローライフ”をテーマにした館で、“食”に関連した店舗を中心にラインアップ。ベーカリーバール「midi a midi」、料理道具「釜浅商店」、すかいらーくが手掛けるスローフード中心のカジュアルレストラン「THANKS ON THE TABLE」、代々木のスローフードイタリアンレストランLIFEとコラボした「LIFE sea」などがオープン。国内外のコスメがそろう「イセタンミラー」も出店している。3号館は子どもと過ごす豊かな時間をテーマにした“ファミリー”の館。ものづくり機械とシェアキッチンを組み合わせたオープンスペース「FERMENT」は、料理や手芸、フラワーアレンジメントなどのワークショップを展開。スペースを随時利用できるスタジオ会員を募る他、ホームパーティーなどの需要に合わせて調理器具や食器の貸し出しサービスも行なう。料理教室「T-SITE湘南料理塾」では、日々のごはんや保存食を作るコースを用意。地元の農家の人たちとの繋がりをもち、旬の食材を使った料理をプロの料理人が丁寧に教えてくれる。この他、カーライフの提案発信基地として「カーライフラボ 湘南マガジンテラス」も設置。エコカーなどの展示を中心に、イベントの開催も行なう。
2014年12月10日ギンザ・グラフィック・ギャラリーは、アートディレクター浅葉克己の個展「ASABA’S TYPOGRAPHY」を開催する。期間は1月9日から31日まで。浅葉克己は広告デザインを得意としており、西武百貨店の「おいしい生活」や、サントリーの「夢街道」など数々の作品を手掛けている。これらの活動が評価され、過去には日宣美特選や日本アカデミー賞最優秀美術賞など、数々の芸術賞を受賞した。会場ではタイポグラフィーを中心に、コラージュや掛け軸などの新作も幅広く展開。08年に開催された展示会「祈りの痕跡。」で発表された日記については、その後の展開も明らかにされる予定だ。【イベント情報】ASABA’S TYPOGRAPHY会場:ギンザ・グラフィック・ギャラリー住所:東京都中央区銀座7-7-2DNP銀座ビル会期:1月9日から31日時間:11:00から19:00(土曜日は18:00まで)休館日:日曜日、祝日入場無料
2014年12月10日もうすぐホリデーシーズンが到来。恋人や友人とディナーを楽しんだり、パーティーを開いたりする予定の方も多いのでは?ここ数年のトレンドは自宅で気軽に楽しむ「おうちパーティー」。今回は、そんなアットホームなパーティーを、おしゃれに盛り上げてくれるエコなアイテムを紹介する。まず、パーティーに必須のカトラリ―でおすすめしたいのは紙の器。日本ならではの感性から生まれた紙の器「WASARA」なら、流麗なフォルムのデザインで、料理やスイーツを鮮やかに引き立ててくれる。さまざまな大きさがそろうので、盛り皿としても取り分け皿としても活躍し、ちょっとフォーマルなパーティーにも対応。おそろいのフォークやスプーン、カップ類もあり、価格も紙皿1セット500円台からと手頃。土に還る素材を使用しているので、環境にも配慮されている。WASARAの公式オンラインショップや紀伊国屋などで購入可能。そして、夜のパーティーに欠かせないアイテムと言えばキャンドル。リアルな炎のゆらぎとロウの質感が再現されたカナダのノーザン・インターナショナル社のLEDキャンドル「フレームレス キャンドル(FLAMELESS CANDLES)」なら、環境にも配慮出来る。火を使わないので自宅でも安全に、繰り返し使えるので経済的。子供やペットがいる家庭でも安心だ。アメリカのラグジュアリーホテルでも使用されているというスタイリッシュなデザインは、パーティーの雰囲気をより一層おしゃれに見せてくれるだろう。日本では、インテリアショップ「Shop ASPLUND Ebisu」やAmazon公式ストアなどで購入が可能。Lサイズ2,500円から。更に、ポップコーンやクッキーなど、気軽に楽しめるパーティースナックも必須。今なら、クリスマスムードたっぷりのアイシングクッキー(カルディコーヒーファーム 1個210円から)や、パーティーにぴったりのビッグサイズのポップコーン(POP! gourmet popcorn 表参道本店、1袋907円から)などがおすすめ。飲み物は、チルドカップタイプが便利。例えば、スターバックスから発売されているディスカバリーシリーズなら、コンビニエンスストアで手軽に購入出来、パッケージも高級感のある華やかなデザインなので、おしゃれな雰囲気作りに一役買ってくれる。冬季限定で発売中の「スターバックス ディスカバリーズ ホワイト モカ WITH メープル」は1本219円。スターバックスの店舗で人気の「ホワイト モカ」にメープルが甘く香り、冬にぴったりの濃厚味わい。光り輝くモチーフをあしらったデザインが、ホリデーシーズンの気分を盛り上げる。普段はおでかけ派の方も、今年のホリデーシーズンはおしゃれでエコな「おうちパーティー」を楽しんでみてはいかがだろう。
2014年12月10日女性誌の魅力を再発見するためのイベント「NEXT MAGAZINE」が、12月27日からネット上()で開催される。1月4日まで。このイベントでは女性ファッション誌を中心とする全47誌から、最新号の一部コンテンツを公式サイト上で公開。スマートフォンでもダウンロード不要で気軽に楽しめ、年末の空いた時間の暇つぶしにはもってこいだ。なお、イベント開催に先駆けて、10日にはティザーサイトがオープンされた。イベントに参加する雑誌がいち早くチェック出来るので、あらかじめ読みたい雑誌の目星をつけておくとよいだろう。参加媒体は、JJ、美ST、CLASSY. Wedding、Sprout、VOGUE JAPAN、VOGUE GIRL、VOGUE Wedding、フィガロジャポン、Seventeen、non-no、MORE、MAQUIA、SPUR、BAILA、Marisol、LEE、eclat、MyAge、CanCam、AneCan、Oggi、Domani、Precious、美的、和樂、SAKURA、家庭画報、GOLD、LaLa Begin、ときめき、エル・ジャポン、エル・ガール、エル・ア・ターブル、エル・デコ、エル・マリアージュ、婦人画報、ヴァンサンカン、リシェス、25ansウエディング、ハーパーズ バザー、美しいキモノ、いろはにキモノ、フィッテ、la farfa、CREA、an an、Hanako
2014年12月10日世界中からメディアやバイヤーなどファション関係者が集まるパリファッションウィークでは、ショーの他、様々なファッションイベントが開催される。そのうちの一つが合同展示会。「トラノイ」や「パリ・シュール・モード」などパリ各地で合同展示会が開催され、魅力的な商品やブランドを探して、バイヤー達が駆け巡る。ブランドにとっても、新しい取り引き先を見つけるチャンスだ。中でも重要な展示会の一つとされているのが、アクセサリーブランドが集まる「プルミエール・クラス」。1989年に始まったこの展示会は、3月と10月に開催。パリファッションウィークのメイン会場でもあるチュイルリー公園に5,000平方メートルにも及ぶ大きな白いテントが設置され、会期中1万7,000人が訪れる。今シーズンも、出展申し込みから審査を経て、約400のブランドが世界中から集まった。日本のブランドも参加しており、中でも気になった4ブランドを紹介する。靴下ブランド「アヤメ(Ayame)」は、出展して3シーズン目。ブランドスタートと同時にロンドンにも拠点を設けており、取り引き先の3割がロンドンの「セルフリッジズ」「リバティ」、アメリカの「J.クルー」「フリーピープル」など海外のショップ。本展には、パリなどヨーロッパでの販路拡大を目指して出展。既に引き合いも増えているが、ショップを厳選中だという。デザイン性の高さに加え、実際に履いてからクオリティーを理解してリピーターになるケースが国内外問わず増えているとデザイナー・阿賀岡恵さんは話す。「ユキ ミツヤス(YUKI MITSUYASU)」はデザイナーのYUKIによるシンガポール拠点のブランド。出展は3回。トラノイにも出たが、こちらのバイヤーの方がブランドの方向性に合っていると判断して今回の出展を決めたという。ハート型の留め具モチーフが代表的アイテム。今回、カンボジアで撤去された地雷を用いてジュエリーを製作する「Saught」とのコラボレーションによる、地雷をアップサイクルしたリングを発表した。地雷に使われた部品をリングに加工し、その上にうずらの卵の殻がセットされているこのリング。卵はコーティングされておらず、いつかは壊れてしまう。壊れた時に表れるのが地雷の部品、というデザインには、このリングを付けることで、平和な世界への思いを感じてほしいというデザイナーの願いが込められている。日本でもセレクトショップなどを中心に人気の「ハム(Hum)」は、出展して4年目になる。ロンドンのドーバー ストリート マーケットやポールスミスショップで扱われているが、海外での更なる拡大のために出展した。ニューヨークの展示会なども視察したが、プルミエール・クラスが一番ブランドに合っていると判断して出展を決めた。欧米のジュエリーショップで受ける大振りなものや、20号近いサイズも取りそろえた。ジュエリーブランド「シリ シリ(SIRI SIRI)」も4度目の出展。海外では本展にのみ参加している。アクセサリーやシューズに関しては世界一レベルの展示会で、出展基準も厳しいという。出展を重ねるにつれて、リピーターも増えてきた。今回は、大分県の伝統工芸活性化プロジェクトにより誕生した、網代編みのバッグや、京都の銀糸やラタンを使ったアイテムに注目が集まった。
2014年12月10日パリの老舗百貨店ル・ボンマルシェ・リヴ・ゴーシュ( Le Bon Marche Rive Gauche)で8月30日から10月18日まで、日本をテーマにしたイベント「ル・ジャポン・リ ヴ・ゴーシュ」展が開催された。過去最大規模となる2,000平方メートル超の会場には、ファッションから日用品、食品、コスメなど幅広いジャンルの100を越える日本ブランドが参加。ベネッセアートサイト直島と安藤忠雄の作品を紹介するエキシビションや、「サカイ(sacai) 」のポップアップショップも登場。店内は日本をイメージした紺地に赤の水玉のデザインで装飾され、ウインドーもサカイがジャックした。 初日には多くの人が来場し、完売アイテムも続出。メディアからの注目も大きく、同様の企画では過去最高レベルの来場者数を記録。盛況の内に幕を閉じたこのイベントについて、イベントを統括するソフィー・ジョリー(Sophie Joly)さんに話を聞いた。――今回日本をフィーチャーしたきっかけは?ボンマルシェでは、定期的に様々な国や街をテーマにした企画を行っています。ブラジルやニューヨーク、ロンドンといった風に、東京も以前取り上げたことがあります。中でも日本はいつもフランス人にとって憧れの国の一つです。歴史や遺産、洗練されたデザインなど、フランス人が好む要素をたくさん持っているからです。ボンマルシェのチームは、2012年、震災の2ヶ月後に日本を訪れました。そこでファッションからデザイン、食品、日用品に至るまで様々な商品のサプライヤーと出会い、コンセプトストアや百貨店を訪れ、日本のエナジー、クリエーティビティーに触れました。「ベネッセアートサイト直島」もその時に訪れて、景色と建築、アートすべてが素晴らしい融合見せるこの場所こそイベントで紹介すべきと考え、カルチャーについてはベネッセアートサイト直島と安藤忠雄氏をスペシャルゲストとして招くことを決めました。――百貨店の企画として、エキシビションスペースに力を入れているのが印象的でした。ボンマルシェにとってアートは欠かせないものです。商品だけでなく、それを取り巻くカルチャーやアートについて、私達の顧客と共にその背景にあるストーリーを共有することこそが大切だと思っているのです。今回、3階のエキシビジョンスペースでは、安藤氏や福武總一郎氏がベネッセアートサイト直島というプロジェクトの意義について語るムービーを、フォトグラファーのガブリエル・デ・ラ・シャペル(Gabrie de la Chapell)氏とビデオグラファーのクエンティン・ラベイル氏(Quentin Labeil)に特別に製作してもらいました。エコールブール国立工芸学校の学生達が手掛けた模型と共に、福武氏と安藤氏の思いを感じられる空間となっています。――販売する商品はどのようにして決めましたか?アイコニックなもの、パリで初めて取り扱うもの、伝統を感じるもの、一方でコンテンポラリーなものなど、様々です。チームが訪れたのは東京と京都でしたが、沖縄の食品や白鳳堂(広島)の筆などその他の地方のものもたくさんあります。伝統的なものと現代的なものをミックスしながら、私達が表現したい日本を作り上げました。顧客に彼らの知らない日本を紹介することを目指したのです。――ビジュアルプレゼンテーションが秀逸でした。ボン・マルシェにはアーティスティックチームがいて、すべてのデザインを監修しています。フロアの赤い球体のオブジェも特別に製作したものです。ネイビーに赤い水玉模様のビジュアルは、「エルメス」のビジュアルも手掛けたジュリエット・マイ(Juliette Mai)が担当しています。――イベント初日は大盛況だったようですね。初日はクリスマスシーズンの百貨店のようでした。完売も続出しました。ファッションも文房具も化粧品もあらゆるジャンルのものに皆興味を持ってくれました。フランス人だけでなく、日本人や他の国からの観光客など大勢訪れて、大成功でした。ジャーナリストも多く、テレビや雑誌などメディアにも多数掲載されましたし、問い合わせも多かったです。――どんな商品が人気でしたか?「まかないこすめ」の化粧品、「デルフォニクス(DELFONICS)」の文房具、サカイの服、「ニュウニュウ(newneu.)」のバッグ、「こっぷのふちこちゃん」「ビームス(BEAMS)」のアイテム……私も一目で見て大好きになりました。この中には、今後もボンマルシェで扱い続けるものが出てくると思います。――日本ブランドがフランスで成功するには何が必要だと思いますか?伝統を重んじるフランス人は、日本の伝統に特に引かれます。日本の商品のクオリティーはパーフェクト。そこに過去と未来への視点、クリエーティブなコンセプトをミックスすれば、それこそフランス人が求めているものです。
2014年12月10日「リーガル(REGAL)」のコンセプトストア「リーガル(REGAL Shoe&Co.)」(東京都渋谷区神南1-9-4) は12月12日から、日本製水染めコートバンを使用した期間限定のオーダー会を開催する。水染めコートバンとは、表面だけを染め革の張り感を際立たせたもので、透明感や色の深みが特徴。今回のオーダー会では、ブラック、バーカンディー、ネイビー、カーキの4色を用意。REGAL Shoe&Co.の定番アイテム、「プレーントゥ」(9万円)、「ウィングチップ」(9万円)、「チャッカーブーツ」(9万2,000円)の三つの靴型から好きなものをオーダーできる。デリバリーは4月下旬を予定。
2014年12月10日「シアタープロダクツ(THEATRE PRODUCTS)」が、伊勢丹新宿店本館2階TOKYO解放区にて新コンセプトショップ「“読むお店”SHOP of words THEATRE PRODUCTS @ TOKYO解放区」を期間限定でオープンした。16日まで。“読むお店”では、同ブランドの各アイテムにメッセージが隠されたバーコードをつけて展開し、同ショップ内に設置したバーコードリーダーで、そのバーコードを読むと一遍の詩やクリスマスメッセージが出力される仕組み。詩を提供した作家は、江口芳典、最果タヒとウィリアム・シェークスピア。バーコードからメッセージを出力する技術は、AR三兄弟が提供した。期間中に同ショップで商品を購入した顧客に、商品タグにつけられたバーコードから出力したメッセージをレシートプリンターで印刷し、同ブランドのクリスマスカードに留めてプレゼントする。1アイテムごとに異なるメッセージが隠されたバーコードタグがつけられているので、顧客がセレクトしたコーディネートによって、異なるメッセージが紡ぎだされる仕組みだ。TOKYO解放区限定のバーコードロゴがデザインされたプルオーバー(1万5,000円)やリボン付きガーデンバッグ(6,400円)を用意。ブランド名がバーコードのように並ぶロゴは本企画のためにデザインされたもの。商品担当バイヤーは本企画にあたり、「ファッションの可能性について真摯に取り組む同ブランドと、クリスマス間近のギフトニーズが高まる時期にファッションを通じて何が出来るかを一緒に考えた。ファッションを通じて“伝える”という行為を体感し、そこでコミュニケーションや新たな発見が生まれれば嬉しい」とコメントする。期間中、同ショップに来店すると商品購買の有無にかかわらず、商品につけられたバーコードをディスプレイに表示させる体験が可能。10日19時から15分程度、同ショップで技術提供したAR三兄弟とモデルの満島みなみが登場し、“店員”と“お客様”に扮したデモンストレーションを行う。
2014年12月10日神奈川・茅ヶ崎のエスプレッソスタンド「イキエスプレッソ(iki ESPRESSO)」(神奈川県茅ヶ崎市東海岸北2-1-57)に12月11日、メンズブランド「リップヴァンウィンクル(ripvanwinkle)」「シヴィライズド(CIVILIZED)」の期間限定ショップ「SEAMLESS STORE」がオープンする。28日まで。同ストアはイキエスプレッソが考えるシームレス且つミニマルで理想的なライフスタイルを、毎日身に着けるウエアの観点から具現化するという試み。期間中、各ブランド3万円以上購入でノベルティーを贈呈(数量限定)。DM持参または、各ブランドサイトの本件掲載記事(スマホ可)を店頭で提示すると、フロレスタ鎌倉のネイチャードーナツを1つプレゼント。世界最高峰のエスプレッソマシン「ラ・マルゾッコ」で淹れるエスプレッソを飲みながらブランドの世界館を体感できるイベントとなっている。営業時間は6時半から19時。水曜日定休。
2014年12月10日巨大なチェリーが乗った帽子などユーモラスでポップなデザインが人気のヘッドアクセサリーブランド、「ピアース・アトキンソン(Piers Atkinson)」から、クリスマス限定コレクションが発売された。カチューシャをベースに雪だるまやクリスタルの星、チュールなどを乗せたクリスマスらしいコレクションとなっている。販売はピアース・アトキンソンのオンラインショップとイギリスの高級百貨店「セルフリッジズ(Selfridges)」、英国発ハイエンドECサイト「ネッタポルテ(Net-a-porter)」のみ。また、各ショップには限定商品も用意されている。デザイナーのピアース・アトキンソンはその他にも、アーティスト、ファッションエディター、DJ、コスチュームデザインナーなどとして幅広く活動を行い、レディ・ガガ(Lady Gaga)などを始めとするアーティストの間でも注目を集めている。
2014年12月10日西麻布のギャラリー「ル・べイン」で12月9日より「雪の器」展が開催されている。今年が4回目の開催となる皆川明と安藤雅信のコラボレーション企画展では、“雪の器”をテーマに鍋や器などを展示する。皆川明はファッションブランド「ミナ ペルホネン(mina perhonen)」のデザイナーで、家具やテーブルウエアなどのインテリアデザインも手掛ける。一方、安藤雅信は日常食器と茶胴部、彫刻的な作品も製作するアーティスト。今回発表された作品は皆川が安藤の工房に直接出向き、耐熱性の生地に雪をモチーフとする文様を描いた。また、オリジナルのキャンドルスタンド、ガラス食器などのアイテムも展示される。食卓で冬を楽しむヒントが見つかるかもしれない。併設の茶房「souen」では期間中、雪景色をイメージした茶菓子や、冬に咲き誇る花畑をイメージした飲み物を提供。またミナ ペルホネン特製の巾着とブレンド茶も販売される。【イベント情報】皆川 明+安藤 雅信 「雪の器」展会期:12月9日から24日まで会場:ギャラリー ル・べイン住所:東京都港区西麻布3-16-28時間:11:00から19:00料金:無料休館日:月曜日
2014年12月10日「ヨウジヤマモト(YOHJI YAMAMOTO)」は、リッツォーリ(Rizzoli)社から書籍『YAMAMOTO & YOHJI』を発売した。デザイナー・山本耀司のアーティスティックな側面をクローズアップしており、映画や演劇、オペラなどとのコラボレーションと、そこに至った経緯が記されている。未発表の写真や貴重な寄稿も収録され、展示会でのトピックスを含め、山本のキャリアが様々な視点から紐解かれる。その他、「Y-3」「エルメス」「マンダリーナ・ダック」など、数々のブランドとのコラボレーションの記録が残されており、ブランドの歴史をたどる上では欠かせない1冊となっている。女優シャーロット・ランプリングからの手紙、映画監督ヴィム・ヴェンダースなど長年の友人からのコメント、写真家パオロ・ロベルシらが捉えた山本の姿なども収録されており、資料的価値が非常に高い。書店他、ヨウジヤマモト青山本店、Ground Y 渋谷パルコ店、s'yteウェブサイトにて販売。
2014年12月10日シューズブランド「リーガル(REGAL)」は、2014年12月10日から25日まで、キャンペーン「REGAL クリスマスウィーク」を開催する。期間中、全国のリーガル専門店「リーガルシューズ(REGAL SHOES)」で、税込1万円以上の靴を1足購入する毎に、2014年版 リーガルオリジナルテディベア「ブーティ」(数量限定)、もしくはリーガルクラブポイント1万ポイントがプレゼントされる。複数点購入の場合は、購入した数だけプレゼントを受け取ることが出来る。リーガルはブランドと同じアメリカ生まれのテディベアを18年前から顧客へのギフト用に製作。以後継続して登場しており、コレクションしているファンも多い。毎年毛並みや色が変わり、衣装もディテールまで拘ったつくり。毎年流行のファッションを纏っている。今年はグレーのTシャツに迷彩柄のパンツ、そして「R」のロゴ入りエプロンというコーディネート。尚、1997年の公募により、男の子は「ブーティ(BOOTEE)」と命名されている。リーガルシューズは、1961年に日本に上陸したリーガルブランドのメンズドレスシューズ、カジュアルシューズ、ウィメンズシューズを取り扱う専門店。各店には、「フィッティングモデレーター」と呼ばれる独自の資格を取得したスタッフが在籍しており、最適なフィッティングのシューズを提案する。
2014年12月09日日頃からお世話になっている人を会食にお招きする機会があれば、ぜひオーダーして欲しいのがシャンパーニュ。泡立ちのよいシャンパーニュで乾杯すれば、ゲストの緊張もほぐれ、和やかなムードで会食を楽しめるでしょう。というわけでこの3/3では、レストランにおいてゲストをおもてなしする際、相手を満足させるテクニックをお伝えします。―――ワインエキスパート、フードアナリスト瀬川あずさ<Lesson 3>レストランでその席にふさわしい1本を選ぶには■ソムリエと事前に相談しましょうレストランでのシャンパーニュの選び方は、ゲストの好みや予算を伝えて、ソムリエと相談するのが一番です。ポイントは、事前に電話で相談しておくこと。どんなタイプのものを楽しみたいか、予算はどこまでOKかなどをきちんと伝えれば、おすすめをいくつか提案してくれます。事前に電話で相談することが難しい場合は、ゲストに気を遣わせるのはご法度なので、選んだものの値段が分からないよう、ワインリストから気になるものを指差ししてソムリエに伝えましょう。■「ランク」と「ブドウ」の味の特徴を頭に入れてソムリエと相談するときに知っておくと便利なことは、シャンパーニュのランクと味の特徴です。(1)ランクまず大きく分けて、「ノン・ビンテージ(NV)」と「ビンテージ」があります。一般的なシャンパーニュは「ノン・ビンテージ(NV)」といい、複数の収穫年の異なるブドウをブレンドして製造されています。ブレンドに関しては各メゾンの特徴が表れるところ。熟成期間は最低でも15ヶ月です。「ビンテージ」と呼ばれるシャンパーニュは、優れた作柄の年に、ブレンドなしで造られたもの。熟成期間は3から5年で、よく知られている「ドン ペリニヨン」に関しては7年程度と言われています。更に、各メゾンのプライドがかかった最高級シャンパーニュは「プレスティージュ」と呼びます。状態のよいビンテージのグランクリュ(シャンパーニュ地方で100%の格付けを与えられた村)を基本に、最高級の原種ワインのみが使用されています。(2)ブドウもうひとつのポイントは、ボリューム感がある黒ブドウだけで作られたものか、爽やかな白ブドウ主体のものかということ。材料となるブドウの種類が味を決める重要な要素です。シャンパーニュ地方では、黒ブドウの「ピノ・ノワール」「ピノ・ムニエ」と白ブドウ「シャルドネ」の3品種が栽培されているのですが、黒ブドウのみのものを「ブラン・ド・ノワール(Blanc de Noir)、白ブドウだけ使うものを「ブラン・ド・ブラン(Blanc de Clanc)」と呼び、また黒ブドウと白ブドウとの混合のものもあります。ソムリエには、重めが好きなのかさっぱりめが好きなのかゲストのお好みを伝えるだけでも十分ですが、ブドウの種類やランクを理解しておくと、お店が選んだシャンパーニュがどういう特徴かをつかむことができ、食事の席の話題づくりにもなりますよ。■ホスト・テイスティングは堂々と緊張する方もいらっしゃると思いますが、ホスト・テイスティングを断るのは、あまりおすすめしません。ホストとしてのマナーであり、シャンパーニュをみんなで楽しむための大切な儀式でもあるので、堂々と行うようにしましょう。まずはソムリエがボトルを見せてくれるので、生産者の表示などが、頼んだものと異なっていないか確認しましょう。グラスに注いでもらったら、口にする前に香りを確かめます。シャンパーニュの場合、泡が香りを運んでくれるので、グラスをしっかり回す必要はありません。その後、味が劣化していないかどうかを確かめ、ボトルの見た目、香り、味わいともに問題なければ、ソムリエに「美味しいです」と一言お礼を言って、全員に注いでもらいましょう。■注がれたシャンパーニュ。その泡と香りを堪能してソムリエがグラスにシャンパーニュを注いでくれている間、グラスに目を留めるのがマナーです。注ぎ終わった後は、すぐに口を運ばず、酵母の香りを堪能することも大切です。■最初の一杯で相手の心をつかむいずれにしろ、スターターにシャンパーニュを楽しむ場合は、「最初の1杯で相手の心をつかむ」ことを意識して選ぶのがポイント。シャンパーニュへのこだわりが強いゲストがいらっしゃるなら、特に最初の一杯が肝心です。相手に喜んでもらうことを一番に考えながら、感謝の気持ちを十分に伝えることができるよう、おもてなしの心が大事です。【瀬川あずさプロフィール】聖心女子大学卒業後、施工会社の秘書を務め、多くの飲食店のリーシングや施工業務に携わる。その後、趣味が高じてワインエキスパート、日本酒利酒師の資格を取得。記者・ライター業、飲食コンサルティング業、ワイン講師など食やワインにまつわる仕事に携わる。2014年、食に特化したリレーションサービスを提供する 株式会社食レコの代表取締役に就任。ワインスクール「レコール・デュ・ヴァン」新宿校の主幹講師も務め、食やワインを通じた豊かなライフスタイルを発信している。撮影協力・ジョンティ アッシュ(東京都港区白金台5-18-17-2階)
2014年12月09日パーティーシーズンの12月は、自宅に同僚や友だち、親族を招いてホームパーティを開催するという人も多いのでは。前編の1/3で手に入れたとっておきのシャンパーニュをどのように、ふるまうとより美味しくいただけるかについて提案していきます。―――ワインエキスパート、フードアナリスト瀬川あずさ<Lesson 2>正しく「キープ」「サーブ」「チェンジ」でシャンパーニュの魅力を最大限に。■保存の仕方が美味しさの決め手セラーで保存するのがベスト。結構リーズナブルに購入できるものもあるので、ホームパーティーを開くことが多いなら、一つ持っていてもいいかもしれません。温度管理はもちろん、湿度管理もできるので、より美味しくいただくことができます。セラーがない場合は、パーティー当日までは、直射日光を避けて涼しい場所に保管しましょう。開催当日は、ある程度冷蔵庫で冷やしておいて、人が集まり始めたら、氷を入れたシャンパーニュクーラーに移し替えてくださいね。クーラー自体がとても見栄えのするものなので、いくつかそろえておくとコーディネートを楽しめます。例えば透明なものだと凝ったボトルが映えますし、檜を使った和風なものもおしゃれですね。最近、お邪魔したおうちの方が、陶器の器をクーラーに見立てて使っていたんですけど、それもとってもステキでした。お手持ちの大きい花瓶もクーラーの代わりに使ってもいいんですよ。■注ぐときは「2段階」でエレガントにまず、ホストがサーブするというのは基本です。お店では男性がサーブするものですが、ホームパーティーの場合、女性であってもホストであれば率先してサーブしましょう。ボトルを持つときは、エチケットを避けるようにして片手で持つのがポイント。ただし、女性の場合は特に、重いとバランスが保てないこともあると思うので、慣れていない場合は反対の手を添えたほうが安全です。グラスに注ぎ終わったら、手首のスナップを利かせてボトルをくるっと回すと、シャンパーニュがフチから垂れないので安心です。シャンパーニュは泡立ちが豊かなので、まずは全員分をグラスの半分くらいまで注ぎ、泡立ちがおさまった頃、残り半分を注いでいくと、短時間で全員分注ぎ終えることができますよ。■料理ごとにシャンパーニュを変えるという提案基本、シャンパーニュはさほど料理を選びませんが、あえて料理に合わせて特徴的な1本を選んだり、1品ごとに違うシャンパーニュを合わせても楽しめます。濃厚なソースのお料理やお肉料理なら、ふくよかな黒ブドウ主体のもの。和食なら、白ブドウ主体の繊細なものが相性抜群。お寿司とシャンパーニュもとっても相性がいいんですよ。えびちりなどしっかりとコクがある料理が多い中華やエスニック料理と合わせるなら、ドザージュ(澱の除去によって目減りした分をリキュールで補うこと)がやや多めのほうがマッチするかもしれません。ドザージュの量が多いものは、デザートシャンパーニュとして食事の最後に楽しむのにもぴったりです。さあ、それでは最後の章3/3ではレストランでホストとして皆さんをもてなすときの流儀をお伝えしますよ。
2014年12月09日クリスマスや忘年会など、年末のパーティーシーズンに欠かせないのはシャンパーニュ!泡がしゅわしゅわっと立ち上る、その見た目の華やかさもさることながら、幅広いお料理に合わせやすいのもシャンパーニュの持つ魅力です。普段、ワインスクール レコール・デュ・ヴァンで講師をしている経験を生かし、今日はシャンパーニュの選び方、ふるまうときのマナー、レストランでの作法など、3部に渡りレッスンします。―――ワインエキスパート、フードアナリスト瀬川あずさ<Lesson 1>ワインショップでの選び方■パーティー用なら、予算とTPOが大事まずはお店の人に予算とシーンを伝えましょう。例えばホームパーティー用なら、どういう人が参加して、どんな料理と一緒にいただくのか。レストランに持ち込みするのなら、その店の雰囲気を伝えるのもいいですね。ボリューム感がある黒ブドウだけで作られたものか、爽やかな白ブドウ主体のものか、などのポイントもあるとさらに選びやすいです。詳しくはVol.3でご紹介します。理想通りの1本を手に入れるためにも、信頼できるお店を見付けておくことはとっても大切。高いものやコスパがいいものだけでなく、生産者のこだわりが感じられるものやストーリーが面白いものなど、厳選したラインアップをそろえている店だと、店員さんとの会話も弾みます。■女性なら“華やぎ”、男性なら“ストーリー性”で選んで好みは人それぞれですが、女性が多く参加するパーティなら、エチケット(ボトルのラベル)が華やかなものだと気分も華やぐのでおすすめです。シャンパーニュはスターターとして楽しむことが多いものなので、フランソワーズ・ベデルの「アントル・シエル・エ・テール」(9,720円)など、その場にきらびやかな空気をもたらすものを選ぶのもポイントです。また、注いだときのことを考えるなら、ロゼもおすすめ。ピンクは女性を美しく見せてくれる色なので、グラスを手にしたときの美人度がアップしますよ。マニアックなものを好む男性が参加するパーティーなら、ストーリー性の高いものを選ぶといいですね。例えば、「ボランジェ・スペシャル・キュヴェ」(9,180円)。007のジェームス・ボンドが愛飲するシャンパーニュとして知られているものなんですが、そうしたストーリーがあれば会話も広がり、男性から好感を持ってもらえる確率もアップしそうです。■飲みなれている方には、「マニアックな一本」を色々な銘柄を知っているシャンパーニュに詳しい方へ、目新しいものをプレゼントしたいような場合には、例えば、「ピエール・カロ・アヴィズのクロ・ジャカン・ブリュット・グランクリュ」(1万7,900円)はおすすめですね。エチケットに「RM」の文字が入っているのですが、これは「レコルタンマニピュラン」の略で、自社畑のブドウだけで製造するメーカーのことなんです。比較的規模が小さい造り手が多く、こちらの場合生産数は800本のみ。反対に、ブドウの一部もしくは全ブドウを生産農家から購入して製造するメーカーのものには、「NM」(ネゴシアンマニピュランの略)のマークが入っています。また、シャンパーニュではなくクレマンなのですが、ジャン・ピエール・ボニーの「クレマン・ド・ブルゴーニュ・ロゼ」(3,460円)も年産わずか400本という希少なレアスパークリングワインです。ちなみにフランスでは、シャンパーニュ地方“以外”でシャンパーニュ同様の製法で製造されたワインのことを『クレマン』と呼びます。■オリーブやリエットもお忘れなくシャンパーニュと一緒にワインショップで併せて購入するといい食材をご紹介します。シャンパーニュは幅広い食材と相性がいい万能な飲み物。ちょっとしたおつまみがほしいなら、オリーブや生ハムは手ごろでイチオシです。それから、リエット(パテに似たフランスの肉料理を塗ったパン)なんかは特におすすめ。ぜひ試してみてください。お料理とシャンパーニュとの相性については、2/3で解説します。取材協力・a day. 代々木店(東京都渋谷区富ヶ谷1-9-23)
2014年12月09日「ニューヨーカー(NEWYORKER)」は、銀座の旗艦店でイベント「バー クラブ バーガンディ」を全4日に渡って開催する。これは14AWコレクションのテーマ「クラブ バーガンディ」をモチーフとした期間限定バーを、ニューヨーカー銀座店内にオープンするというもの。店内では日本カクテルコンペティションでの優勝経験を持つバーテンダー、松尾一磨が提案する“今ニューヨークで流行しているカクテル”(500円)を提供。その他、「クリントン ストリート ベイキングのフード」も、同じくワンコインでオーダー出来る。なお、イベント開催日にはニューヨークのコスメブランド「ボビィ ブラウン(BOBBI BROWN)」による出張メイクも実施される予定。営業時間が1時間延長され、酒や料理を味わいながら、21時まで買い物が楽しめる。【イベント情報】バー クラブ バーガンディ会場:ニューヨーカー銀座店住所:東京都中央区銀座1-5-13ゼットエックスビル1、2階会期:12月11日、12日、18日、19日時間:18:00から21:00(ラストオーダーは20:30まで)
2014年12月09日デビッド・ベッカム(David Beckham)がメンズウエアブランドをスタートする。ブランドは、妻ヴィクトリアのブランドを運営し、スパイスガールズ時代から夫妻のビジネスパートナー兼アドバイザーを務めてきているサイモン・フラー(Simon Fuller)とともに設立するもので、香港のファッション企業、リー&フォン傘下のグローバルブランズとの契約により、世界展開を図る。新ブランドからの商品発売時期、詳しいラインアップなどは不明だが、グローバルブランズ側がベッカムのスポーツスターでありつつスタイルアイコンでもある部分を高く評価していることから、スポーツウエア系となる可能性が高いと見られている。
2014年12月09日12月19日から代官山「GALLERY SPEAK FOR」で、画家・イラストレーター曄田依子の「犬の系図」展が開催される。1月14日まで。獅子のような犬、鯉の態様を借りた金魚、絵画化された文字、現代女性による吉祥図など透明水彩画が展示される。グラデーション豊かで繊細だが、伝統文様とそのコンセプトを土台に、ミックスカルチャーによるズレや違和感が少なからず含まれている。インド、中国、朝鮮半島、日本など、アジアの信仰のあり方や世界観、幸福の思想を観察して得られた視点から生み出される作品には、深さと妖しさ、愛らしさが混在。本展タイトルは、彼女の絵画観を最もよく表す「獅子狛(ししこま)」シリーズから。「古代、信仰のため日本に呼ばれ、獅子から犬へと転じた狛犬に、愛玩犬の歴史や、それがぴったりと寄り添い続けてきた人の歴史との相関を見続けている」という。獅子狛の新作が本展の骨格となり、「福字」「違和感」などこれまでのアーカイブの他、大小の原画やジークレープリント、立体作品など約40点あまりを展示・販売。また、獅子狛をモチーフにしたアクセサリーやクラッチバッグ、クッション、オリジナルのダルマやしめ縄飾りも販売される。【イベント情報】曄田依子犬の系図会場:ギャラリー スピーク フォー住所:東京都渋谷区猿楽町28-2スピークフォー2階会期:2014年12月19日から2015年1月14日時間:11:00から19:00(最終日は18:00まで)休廊日:木曜日、12月28日から1月5日と1月8日入場無料
2014年12月09日ラフォーレ原宿はファッションドール「バービー(Barbie)」とのコラボレーション企画、「Barbie in LAFORET -Limited Collection-」を開催する。期間は2月7日から3月1日まで。この企画はバービーの55周年を記念したもの。期間中にはバービー人形とその着せ替え服のセットが、一部ブランドにて先行もしくは限定販売される。その他、イベントには館内にある約20のファッションブランドが参加しており、バービーオリジナルアイテムも発売される予定だ。バービーは59年のデビュー以来、世界中の少女に愛され続けてきた。日本でも昭和30年代に約10年間製造されており、そこには女性が願う夢や人生をかなえられるようにとの、原作者ルース・ハンドラーの願いが込められている。過去には「クリスチャン・ディオール」や「プラダ」「ジョルジオ・アルマーニ」などとのコラボレーションが実現しており、ファッションアイコンとしても人気となった。
2014年12月09日デザイナー・芦田多恵は、宮城県南三陸町の復興支援の一環として、南三陸の仮設住宅に入居する縫製技術者とコラボレーションし、マスコット付きキーホルダー「ミナ・タン チャーム(MINA-TAN CHARM)」を12月10日から、伊勢丹新宿店と日本橋三越本店で販売する。今回で2度目の販売となるミナ・タン チャームは、ウマのキーラ(1万5,000円)、ペガサスのリア(1万8,000円)、ネコのミナ(1万5,000円)、キリンのサン(1万3,000円)、イヌのリック(1万4,000円)に加え、初登場のヒツジのエリザベス(1万5,000円)、ジョージ(マフラー付き/1万4,000円)、セーラ(1万2,000円)の合計6種類が全てハンドメイドで販売される。伊勢丹新宿では、伊勢丹のタータン柄(マクミランイセタン)のオリジナルのパッケージに入り販売される。このチャーム販売を通じた復興プロジェクトは、2013年7月、南三陸町の長期的な復興支援を目的として、株式会社ジュン アシダが“Support Tohoku Eternal Project(S.T.E.P)”を発足。同社は芦田多恵によるデザイン及び技術指導、商品を制作する工程で生まれる高級輸入生地の残布や半端なパーツを提供し、プロジェクトをサポートする。チャームの売上金額から販売経費を除く金額が、工賃として縫製技術者に支払われるという。ミナ・タン チャーム(MINA-TAN CHARM)の“MINA”は南三陸、“TAN”は「タエ アシダ(TAE ASHIDA)」ブランドの「TA」に由来するほか、千利休の孫である「宗旦(そうたん)」の“TAN”でもあるという。この宗旦には逸話が残されている。ある寺の住職が庭に咲いた一輪の白玉椿を宗旦に見せようと思い小僧に届けさせるが、小僧は途中で転び、せっかくの花びらは飛び散ってしまった。しかし、宗旦は花を失った枝や花びらを生かし、花のない枝を茶室の床の間に生け、花びらを巻き散らすことで、茶室には宗旦特有の風情が生み出されたという。このように、同復興プロジェクトには、「いっときは美しく栄えていたものが価値を失ってしまっても、人のまごころを吹き込むことでふたたび輝きを取り戻させ、かかわるすべてのものを生かすことができる」という想いがある。洋服の生地やパーツとして価値のあったものが、洋服を制作した結果として残布や半端なパーツになってしまっても、今ふたたび“ミナ・タン チャーム”として生まれ変わってほしいという願いが込められているという。このミナ・タン チャームは、伊勢丹新宿店では本館4階「タエ アシダ(TAE ASHIDA)」ショップ横(12月25日まで)、日本橋三越では本館3階ライトウェル(12月16日まで)で販売される。
2014年12月09日仏ブランド「デヴァステ(DEVASTEE)」の世界初ショップ(東京都渋谷区神宮前6-11-4)が12月7日、オープンした。これに合わせてデザイナーのフランソワ・アラリィ(Francois Alary)とオフェリー・クレール(Ophelie Klere)が来日した。デザイナー自ら物件探し、内装も手掛けた同ショップは、表参道の喧騒から少し離れ奥まった通りに隠れ家のようにひっそりと佇む。ブランドアイコンカラーのモノトーンを基調としたショップは2階建て。洋服やアクセサリーに加え、クッションやテーブルウエアなどのインテリアや、ノートなどステーショナリーまで豊富なアイテムを展開。階段を上がって正面の壁に設置された大きな黒板には、デザイナーがチョークで描いたサンリスをイメージした風景が広がる。更に、フィッティングルームのカーテンや、柱など至る所に墓地からインスパイアされたおばけや墓石モチーフのイラスト描かれている。「風景にかなりインスパイアされる。地面の土や、古い建物の壁の質感などから素材選びを行ったり。ずっとオフェリーと生活を共にしながら日々デザインを行っているので、環境や日々の暮らしそのものがブランドの世界観」とフランソワ氏。彼らのアトリエ兼住居があるフランス・サンリスは、パリから約40マイル北へ位置し、森に包まれた中世の美しい街並みを残す自然豊かな土地という。「アトリエ周辺は小鳥がさえずり、田舎特有のとてもゆったりとした時間が流れている。その空気感をそのままこのショップへ持ち込みたかった」という2人。かねてからの夢であったショップをオープンすることが決まってから様々な物件を探し回ったのだが、この建物の天井の梁がアトリエと全く同じであったことから即決。「この裏路地の土地の方から僕達にここへお店を開くようにと誘い掛けて来た感覚に陥った」とフランソワ氏は話す。今後について、「インテリアの分野においても更にデザインの幅を広げていきたい。イスやテーブル、ラグ、それから書籍などまでファッションだけに止まらず、人々の人生に寄り添うようなブランドであることが目標」と展望している。
2014年12月09日各ブックストアがFASHION HEADLINE読者に向けて「今読むべき1冊」をコンシェルジュ。毎週火曜日は、東京・南青山に店舗を構えるビジュアル洋書店、嶋田洋書(東京都港区南青山5-5-25T-PLACE1階A103)がオススメする1冊を毎週紹介。■「VITRA: EVERYTHING IS CONNECTED」フロリアン・ベーム(Florian Bohm)、アナヒータ・カマーリー(Annahita Kamali)本書は、1950年にスイスで創業した家具ブランド「ヴィトラ(VITRA)」のプロダクトデザインや関連人物などを、写真を中心に構成したビジュアルブック。20世紀から今までヴィトラ社に関わってきた人物のポートレート、家具の写真や広告、スナップショット、スケッチなどを約300ページにわたって収録。イームズ夫妻、アレキサンダー・ジラルド、柳宗理、ノグチ・イサム、ジョージ・ネルソン、はたまた現代アーティストのブルース・ナウマンやヘラ・ヨンゲリウスら、ヴィトラ社とゆかりのあるデザイナーの作品も掲載している。「イームズ ラウンジチェア」のようなアイコン的なプロダクトの変遷なども、美しいビジュアルイメージの数々を通して見ることができる、インスピレーションを刺激される一冊。ヴィトラ社のプロモーションフィルムを制作したこともあるデザイナーのフロリアン・ベームとアナヒータ・カマーリーが書籍デザイン、編集を手掛けた。【書籍情報】「VITRA: EVERYTHING IS CONNECTED」著者:フロリアン・ベーム、アナヒータ・カマーリー出版社:GESTALTEN言語:英語ソフトカバー/304ページ/250×190mm発刊:2014年価格:5,530円
2014年12月09日東京オペラシティ アートギャラリーは「スイスデザイン展」を開催する。期間は1月17日から3月29日まで。この展覧会は日本とスイスの国交樹立150周年を記念したもの。鉄道、航空、時計、靴、家具、ファブリックなど、スイスから世界へと発信されていった様々なアイテムを集め、その歴史や思想をデザインの観点から紐解いていく。中でも、スイスを代表する2大デザイナーのマックス・ビル(Max Bill)、ル・コルビュジエ(Le Corbusier)については、その思想や哲学を解説するような展示が行われており、スイスデザインに一貫された合理性や普遍性に迫るきっかけになりそうだ。その他、会場では「バリー(Bally)」「ビクトリノックス(Victorinox)」「スウォッチ(Swatch)」「USMモジュラーファーニチャー」「シグ(SIGG)」など、スイスを代表する8ブランドの作品を展示。アーカイブを豊富に取りそろえ、ポスターやデザイン原画といった貴重な資料も見られる。また、バウハウスや抽象絵画の影響を色濃く残す「スイスタイポグラフィー」、スイスデザインアワード受賞者の作品にもフォーカスし、それぞれを代表するデザイナーの作品が展示される予定だ。なお、期間中には1月25日の「ル・コルビュジエとスイスデザイン」を皮切りに、全4回のギャラリートークが開催される。ゲストには大成建設ギャルリーの林美佐、デザインディレクターの柳本浩市などが招待され、スイスにおける現代デザインの起源から最先端までを把握するための参考となるだろう。【イベント情報】スイスデザイン展会場:東京オペラシティ アートギャラリー住所:東京都新宿区西新宿3-20-2会期:1月17日から3月29日時間:11:00から19:00(金曜日・土曜日は20:00まで。入館は閉館の30分前まで)休館日:月曜日、2月8日入場料:一般1,200円大・高校生1,000円中学生以下無料
2014年12月08日