FASHION HEADLINEがお届けする新着記事一覧 (800/858)
オンライン予約サイトのエクスペディアから登場したスマホアプリを実際に使ってみた様子をレポート。後編。■現地でも大活躍フライト予約・ホテル予約を無事終えた後は、アプリ右上の「予約確認」ボタンからいつでも予約情報の確認が可能。フライト関連情報は、ゲート番号、ターミナル情報、飛行場までのアクセス、予約確認番号、離陸時間から乗り継ぎ情報まで、フライトに必要な情報は全部教えてくれる。すべての情報は自動アップデートされ、遅延、欠航等のフライト状況もリアルタイムで確認出来る。私のiPhoneにも、「パリ行きの全日空のフライトは 24時間後に出発します。」と前日にお知らせが来た。出発当日。成田空港に到着し、出国審査を終え、ターミナル内のカフェで一服。「定刻通りに出発」のメッセージを確認してゲートへ向かった。そして、約12時間のフライトを終え、パリに到着。市内に向かうバスの中で早速アプリをチェック。ホテルのチェックイン時間やホテルの住所、地図も表示されている。地図はタクシーで行き先を告げる際に大活躍だ。無事ホテルに到着したら、息つく暇もなく明日からの取材準備。フロントでキープされていた招待状やファックスをチェックし、フライト中に来たメールに返信。怒涛のファッションウィークが始まる。今回のパリコレクションは9月23日から10月1日までの9日間だった。ショー取材にインタビュー、展示会取材。コレクション期間が終わってからも、蚤の市やパリを代表する百貨店「ボン・マルシェ」で開催されていた日本がテーマのイベントを取材。あっという間に時間が過ぎていく。そしていよいよ帰国日前日に。出発前と同様、iPhoneにフライト情報のプッシュ通知が来た。「定刻通りに出発」のメッセージと共に、チェックアウト時間も表示されている。タクシーを呼んだら、ターミナルの場所もアプリで確認して、運転手さんに告げ、空港へ。ところが、空港に着いた後にアプリを確認すると、「5時間17分後に遅れて出発」というメッセージが。日本に台風が到着する時刻と重なるため、フライトが遅れるという。仕方ないが、とにかくパリコレクション取材は無事終了した。
2014年12月19日10月に開催されたパリコレクション取材に向けて、 FASHION HEADLINE編集部では8月から準備が始まった。オンラインメディアであるファッションヘッドラインでは、出張予約もオンラインサービスをフル活用。中でも大活躍なのがアプリが今年6月にエクスペディアから登場。今回、実際に使ってみた様子をレポートする。アプリの DLはiTunes、Google playから。アイコンをクリックすると、美しい画像と共に、世界各国の風景がトップページに映し出され、旅への期待が膨らんでくる。ここから、国内外のホテル予約と航空券予約が出来るようになっている。■フライト予約は4ステップまずはフライト予約から。 約 400社のフライトの即時予約が4ステップで完了。しかも出発時間の12時間前まで予約が可能とのこと。空席のみ表示されるシステムなのもポイントだ。出発地・目的地・旅行期間を検索。発着空港を選択し、旅行期間を選択(片道のみも可)。航空会社・フライト時間を選択すると、画面上には空席のみが表示される。希望の航空会社とフライトを選択。往路・復路共に選択可能で、選択の都度料金や移動時間がアップデートされるので、フライト別に比較もしやすい。最後の決済では、ゲスト情報、クレジットカード情報などを記入(支払いはクレジットカードのみ)。サポートのリクエストや、座席を窓側・通路側かも選べる。手配・発券手数料はもちろん無料だ。その後、フライトに関する情報、例えばチケット番号や予約番号、ターミナル情報、スケジュールなどがすべてアプリに記録され、フライト状況、搭乗ゲート番号、空港までのアクセスなどの情報がリアルタイムで反映される機能も搭載されている。■ホテル予約も4ステップフライト予約の後は、ホテル予約。3万都市、32万5,000軒以上のホテルの即時予約が、当日0時まで可能。急なスケジュール変更にも対応出来る。ホテル予約もフライトと同じく4ステップで完了。まずアプリのトップページ左上の「ホテル」アイコンをクリック。滞在都市、チェックイン・チェックアウト日程を指定すると、すぐに検索結果を表示。五つ星ホテルからコンドミニアムまで、豊富な写真と共に紹介されているので、更に価格やランクを絞り込んで、条件にぴったりのホテルを探す。 フライトと同じく空き室のみ表示されるので探しやすい。アプリのトップページでは、世界中の素敵なホテルの写真がどんどん映し出されるが、よそ見はほどほどに、検索条件に「パリ、フランス」と入力。絞り込み検索で価格や星を表示したり、人気度や価格で表示したり、地図やユーザーによるレビューを確認したり。ホテルの概要は、オンラインメディアには必須の Wi-fi環境や朝食、対応言語などの情報も細かくまとまっている。時期により、様々な割引も実施されているので、そこも要チェック。今回は、パリ中心部までのアクセスも容易で、展示会の会場に使われるギャラリーも多いマレ地区のホテルに決定。最後は決済。ゲスト情報、クレジットカード情報などを記入(支払いはクレジットカードのみ)する。手配・発券手数料はもちろん無料だ。フライト予約・ホテル予約共に、年中無休、 24時間電話サポートを実施している。編集部の場合、翌日、決済がうまく行っていないとホテルから連絡が来た。カスターマーサービスに電話したところ、日本語で応対してもらうことが出来、すぐにホテルにメールして、無事決済が完了した。そして最後に、パリコレクション出張で必須なのが、ホテルへの事前連絡。滞在日の数日前から、ホテルに招待状やファックスが次々と届く予定になっているので、全部きちんとキープしてね、とお願いのメールをしておくのだ。航空券の予約を終えて 9月に入ると、パリでのファッションショーや展示会・イベントを開催予定のファッションブランドから、案内が送られてきた。その数約30。そこへそれぞれ取材申し込みを返信し、それ以外にもインタビューなど個別取材の申し込みを広報担当へ申請。通常業務と並行しながら、出張準備におおわらわだ。後編では、いよいよパリへ出発。現地での様子をレポートする。
2014年12月19日「ヨウジヤマモト(YOHJI YAMAMOTO)」は12月20日、アイウエアコレクションを発売する。ヨウジヤマモト青山本店、全国のメガネ専門店にて販売。テーマは、「本質への統合」「非対称」「異素材との組み合わせ」「伝統とモダンの融合」。ボストンシェイプ、スクエアシェイプなどのクラシックなフォルムに、ポリッシュ、マット等異なる質感をシルエット別にプラス。また、メタルとプラスチックのコンビネーションを採用し、素材のコントラストを表現するなど、ディテールにこだわった。テンプルエンドには、シグネチャーロゴが刻印される。価格は、オプティカル3万8,000 円、サングラス4万5,000 円。
2014年12月19日伊勢丹新宿店本館2階センターパーク ザ・ステージ#2では「アクセサリーマーケット(ACCESSORY MARKET)―Choose happiness―」が開催されている。12月25日まで。同イベントはシーズンごとに行われるアクセサリープロモーションで、今回で開催4回目を迎える。会場では素材やものづくりなどの“原点回帰”をキーワードに、注目度の高い13ブランドがラインアップされた。伊勢丹担当者によれば“自分仕様”もまたキーワード。カスタムを得意とするブランドが集まったことから、売り場をアトリエ風に装飾するアイデアが生まれたという。参加ブランドの一つ「ジョリリ(JOLILI)」は、フランス語で“ステキ、かわいい”の意味を持つ“JOLI”を“更に楽しそうな響きに”して、ブランド名としている。リングのティアレ(1万4,000円)、ディアマン(1万4,000円)、ジグザグ(1万6,000円)など、ネーミングもかわいいアイテムは、いずれも金または銀製。デザイナー川瀬靖子氏は「素材を叩いて形を変えている時間を楽しむことも大切にしている」とコメント。「フェノメナ コレクション(phenomena collection)」のデザイナー辻冬華は、写真家としても活躍してきたことから、アクセサリーが光を受けたときに生じる“影”にも興味を持っている。影がダイヤのような形を作る「ここでしか見えないもの Cリング」(6万円)、カットされた素材に太陽光が当たると虹が出現する「光の先に見えるもの」(リング3万5,000円、ピアス1万5,000円)など、唯一無二のアイテムがそろう。大手国内自動車メーカーでプロダクトデザイナーとして活躍していたデザイナーのTanaka Yukaが手掛けるのは「ルクス(luxu)」。独自の完成が煌めくOriシリーズは、リング(3万1,500円から)、ピアス(2万6,000円から)に至るまで、折り紙の折れ線をイメージさせる構造体が神秘的なアイテムがそろっている。多摩美術大学彫刻科で鉄を専攻していた寺西麻紀 のブランド「ルーチェ マッキア(Luce macchia)」もユニークそのものだ。光をまとうガラスのジュエリーは、なめらかな質感と繊細なデザインが相俟って独自の空気を放つのが魅力。クラウンリング(8,000円から)、ハニカムリング(7,000円から)など各アイテムのネーミングもかわいらしい。この他会場では、「ラマナ ジュエルズ(lamana jewels)」「アン バイ ヨシダトモヨ(un by yoshida tomoyo)」「チャンルー(Chan Luu)」「マユ(mayu)」「ルラメイ(LULA MAE)」「シモン(simmon)」「サレット バイ エリタケカワ(salet by Eri Takekawa)」「ミニマムナッツ(MINIMUMNUTS)」「グラビ トーキョー(GULABI TOKYO)」が紹介されている。
2014年12月19日東京国際フォーラムで照明、立体映像を駆使し、音楽とダンスパフォーマンスを織り交ぜた新しいスタイルのイベント「TOKYO stylish Night “REFLECTION 2014/2015”」を12月19日から28日の期間に開催される。東京国際フォーラムが初めて自主企画として行う同イベントでは、東京国際フォーラムの屋外地上広場一帯をステージに、イルミネーション、パフォーマンス、プロジェクションマッピングを用いた全4部構成のインスタレーションを行う。18日に行われたプレス内覧でイベントプロデューサーを務める東京国際フォーラムの企画事業部ジェネラルマネージャー・和田裕次氏は、「従来のイルミネーションとは違ったアートに近い体感が出来るエンターテインメントを目指した。観客にはドラマティックに変貌する会場に身を置くことで、外的刺激のみならず内面でも捉えてもらい、リフレクション(内省・黙想)して欲しい」と話す。19時より第1部「PART I Classic NIGHT―“夜の調べ”」がスタート。ドミトリー・ショスタコーヴィチのピアノ協奏曲第2番第2楽章の美しい旋律をBGMに、訪れた観客をも風景要素の一つとし、照明が呼応する風景のインスタレーションで幕を開ける。続いて、第2部「PART II Dancing NIGHT―“ダンシングナイト”」では、ダンスカンパニー「ダズル(DAZZLE)」主宰の長谷川達也が監修したダンスパフォーマンスが繰り広げられる。出演は、ダズルを始め、タップダンサーの當間里美、ストリートダンサーのTATSUO、ハウスダンサーのNAO CHA CHA CHA、また23日から28日の限定出演で、ダンス×男子新体操チームのBLUE TOKYOが登場。第3部の「PART III Lonely NIGHT―“夜との対話”」では、自分との対話という意味合いを込め、場内に流れるローラン・プティガン「アメール アメリカより PREMIER JOUR・RONDE LANTINALE・PARFUMS・CLOAQUE・HYMNE AMER AMERICAIN・E DURU DURUR」をじっくりと堪能することが出来る。第4部「PART IV Holy NIGHT―“聖夜の映像万華鏡”」は、プロジェクションマッピングと音楽のコラボレーション。広場の天井、柱、床にまでもダイナミックに投影されたモノクロ映像により、非現実的な空間が生み出される。光の雪や羽が舞い落ち、ラストはヨハネス・ブラームスの「ハンガリー舞曲第4番(ポール・ジュオン編)」で幕を閉じる。使用される音楽は、2005年より毎年東京国際フォーラムを会場に開催されている音楽祭「ラ・フォル・ジュルネ・オ・ジャポン(LFJ)」の公式アルバムより全25曲を選曲(23日以降はアントニオ・ヴィヴァルディの「四季」より「冬」の第3楽章、第1楽章が追加される)。プロジェクションマッピングを手掛けたのは、ベルリン国際映画祭など海外の映画祭で活躍する映像作家の奥秀太郎。長谷川達也率いるダズルは、ダンスエンターテインメントの日本一を決める「Legend Tokyo」で優勝経験を持ち、国内外で自主公演「花ト囮」を始め、様々な舞台でパフォーマンスを披露。演劇界から高い評価を得ている。【イベント情報】会場:東京国際フォーラム 地上広場住所:東京都千代田区丸の内3-5-1会期:12月19日から28日時間:19:00から22:00公演プログラム:19:00から20:15「PART I Classic NIGHT―“夜の調べ”」20:15から20:45「PART II Dancing NIGHT―“ダンシングナイト”」20:45から21:15「PART III Lonely NIGHT―“夜との対話”」21:15から22:00「PART IV Holy NIGHT―“聖夜の映像万華鏡”」入場無料
2014年12月19日ライカギャラリー京都は、小山薫堂とアレックス・ムートン(Alex Mouton)による写真展「KYOTO KOTOKOTO TOKOTOKO」を開催する。期間は2015年1月10日から3月29日まで。小山薫堂は「料理の達人」などを手掛けた放送作家で、人気キャラクター「くまモン」の作者としても有名。現在は料亭「下鴨茶寮」の主人や、アンテナショップ「京都館」の館長を務めている。一方、アレックス・ムートンは写真を愛する旅人で、先日にはパリを訪問したくまモンを撮影したことで話題となった。なお、今回の展覧会は京都市が提唱する“歩くまち・京都”憲章に則り、京都市内を散策中に2人が見つけた魅力的な景色を展示。それぞれの生まれ年に製造されたアンティークレンズを用いて、古都京都の雰囲気が伝わるような作品が撮影された。【イベント情報】KYOTO KOTOKOTO TOKOTOKO会場:ライカギャラリー京都住所:京都市東山区祇園町南側570-120ライカ京都店2階期間: 2015年1月10日から3月29日時間:11:00から19:00休廊日:月曜日入場無料
2014年12月19日12月20日、六本木ヒルズ(東京都港区六本木6-10-1)のヒルサイド2階にUGG Australiaのポップアップショップがオープンする。売場面積は82平米、オープンは15年4月5日までの期間限定。12月20日から25日までは、対象のシューズを購入すると先着で、スワロフスキーで商品をカスタマイズできる「Bling it on」の無料サービスがプレゼントされる。イニシャルやハート、星などのモチーフをあしらえば、ホリデーギフトにもぴったり。このポップアップショップ限定のモチーフ「Snowman」も登場する。また12月20日、24日には、オープンを記念して来場者に先着でイルミネーションうちわが配布。UGG Australiaは、1978年の創立以来、世界屈指のクラフトマンシップを活かして、最高品質の素材のみを使用したオリジナルのシープスキンブーツやスリッポンをはじめとする革新的アイテムを生み出し続けている。UGG Women、UGG for Men、UGG Kidsの3つのラインで、フットウェアやラウンジウェア、アウターウェア、ホームコレクション、アクセサリー、ハンドバッグを展開する他、UGG handbags、UGG Loungewear、UGG HOME、I HEART UGG(R)ラインまで展開するプレミアムライフブランドとして成長。現在では、ニューヨーク、サンフランシスコ、ロサンゼルス、パリ、ロンドン、東京、上海、北京など、世界120ケ所以上にショップを構える。
2014年12月19日「ホワイトマウンテニアリング(White Mountainneering)」は12月21日、15SSプレアイテムとなるiPhone6ケースを発売する。15SSコレクションのメインテキスタイルでもあるハミングバード柄を使用したのが「HUMMINGGBIRD PRINT i Phone6 CASE」(3,700円)。カラフルな草の中に紛れ込む鳥のイラストがプリントされており、見ているだけで楽しい気分にさせられる。一方、「WHITE LOGO PRINT i Phone6 CASE」(3,700円)は、太めのフォントで“WHITE”のロゴを描いた、インパクトを与える仕上がりだ。カラーはハミングバード柄がネイビーとグリーン、ホワイトボックスロゴがネイビーとなる。ホワイトマウンテニアリングの直営店のみで限定発売。その他、ホリデーシーズンに向けて、「ポーター(POTER)」とコラボしたウォレットシリーズや、新作のパジャマも入荷する。
2014年12月19日ショコラティエ「ジャン=ポール・エヴァン(JEAN-PAUL HEVIN)」は、新年の訪れを祝福したコレクション「Bonne Annee(よいお年を!)」を展開する。アーモンドクリームとショコラをショコラ風味のパイ生地で包んだ「ガレット デ ロワ」(3,932円)は、フランスでは古くから年明けに食べられてきた伝統菓子。一層一層を薄く焼き上げたパイ生地がサクサクとした食感を生み、カカオの風味豊かな上品なスイーツに仕上がった。さらに、メニューのバリエーションとして、ピスタチオ風味のクレーム ダマンドを使用した「ガレット デロワ ピスターシュ」(4,044円)も発売される。期間は12月29日から1月12日まで。なお、フランスでは “フェーヴ”と呼ばれる陶器の人形が入れられ、これを当てた人はその年、幸福に恵まれるとされている。エヴァンのガレットでは、人形の代わりにアーモンドが入れられており、それとは別にフェーヴも用意。また、期間中にはイートインの「バー ア ショコラ」でも、ガレット1カットとドリンクのセットメニュー「ムニュ ガレット デ ロワ」(1,415円)が提供される。その他、12月26日から1月13日までは、ニューイヤー期間限定のボンボンショコラが店頭に並ぶ。ラインアップは「ピエド プール」(452円)と「ヴィシー ローズ」(452円)の2種類。「ピエド プール」はアーモンドとヘーゼルナッツのプラリネに、食感のアクセントとしてカボチャの種をプラス。「ヴィシー ローズ」はソバの花から集めたフランス産ハチミツを使用し、ショコラノワールのガナッシュを完成させた。
2014年12月19日「エンポリオ アルマーニ(EMPORIO ARMANI)」は、15SSの広告キャぺーンにカルヴィン・ハリスを起用した。撮影はブー・ジョージ。カルヴィン・ハリスは、英スコットランド出身のDJ・歌手・ソングライター・プロデューサー。グラミー賞受賞歴もあり、『フォーブス』のDJ長者番付で2年連続1位にランクイン。コレクションだけでなく、アイウエアと時計、アンダーウエアのイメージ広告にも登場し、エンポリオ アルマーニと音楽の世界との繋がりを更に深めるための起用となった。カルヴィン・ハリスは、「エンポリオ アルマーニの精神には親近感を持っていたし、昔からデザインのファンだった」とコメントしている。
2014年12月19日「インターテキスタイル上海アパレル・ファブリックス-2014年秋」では、日本もパビリオン「Japan Pavilion 2014」を中心に各社が出展。日本からテキスタイルトレンドを発信した。会場では連日、日本ならではの高付加価値商品を求めて、多くのバイヤーが足を運んだ。12回目の参加となる東洋紡は、アクリル素材をメインに、中国のインナー用途に素材提供。スポーツやホームウエアへの需要増を受けてインドネシアやベトナム、台湾など海外生産オペレーションを強化している。世界初の吸湿発熱性繊維や、徐々に注目を集め始めているという除菌繊維などを紹介。「日本ゾーンには、高くても他にはない高品質やユニークな素材を求めてくる。世界で戦うには、日本らしさ、東洋紡らしさを出していきたい。中国の若者ファッションへの意識が変化しており、インナーなど見えないおしゃれにもこれから気を使うようになると予想している」と担当者。東レは、主力であるエクセーヌやニットなど最新の素材をそろえた。パリコレクションに参加している著名ブランドが使用する素材にも注目が集まった。担当者は「前は値段を聞いただけで帰ってしまうバイヤーが多かったが、今は商談になる。高い機能性や感性が受け入れられるようになった。まだまだこの分野には伸びる余地がある」という。モリリンの担当者も、「日本の素材は高いが他にはないものがあるので人気が高い。海外オペレーションビジネスも好調で、3年目を迎えるベトナムでは2年目に黒字を達成。今年バンコクに拠点を開設し、素材開発から行う。インドネシアでも今年再開した」と話す。齋栄織物は今秋、中国のテキスタイル市場で最も権威ある賞の一つである、China International Fabrics Design Competitionで「Prize for Best Colour Application」と「Putstanding Prize」をダブル受賞。繊細な薄いシルクテキスタイルはブースでも手に取る人が多く、「高価な素材も受け入れられる土壌が整ってきた」と同社。「中国市場全体は伸び悩んでいるが、本物志向になってきたのを感じる。消費者も目が肥えてきたのではないか」と語るのは旭化成の担当者。ベンベルグは欧米中心に人気が持続しており、中国でも様々なブランドが採用している。蝶理も、「去年よりも引き合い多く、商談スペースが足りないほど。春展にも出展して、商品の見せ方などいろいろ工夫していきたい」と中国市場へ期待を寄せる。瀧定名古屋は、「メンズライクなものや、スポーティーなテイストがトレンドで、ダブルジャカードや段ボールニットなどが好調。数年前は中国と日本でトレンドに差があったが、今はほぼ同じ」という。今回が初出展となったのはセイレン。会社として、グローバル化の取り組みの一つとして参加を決め、中国の見本市に出展するのも初だという。予想以上の反響で、客足が途絶えず、好調な滑り出しとなった。今秋上海事務所も営業を開始した。三菱ファッションも初出展。独自開発の素材を紹介。機能素材と天然素材の二つをテーマに、高い付加価値商品を紹介している。欧米からのバイヤーも約3割を占めた。服飾資材を扱う嶋田商事は、スポーツの要素をタウンユースへ採り入れ、圧着ファスナーや反射材を取り入れたデザインを提案。ブースでは、展示品の側に記載されているバーコードをスマートフォンで読み取ると各商品の詳細説明を見られるという仕組みを導入。今後オンラインでのサンプル発注システムなども検討しているという。
2014年12月19日フランス婦人プレタポルテ連盟主催の展示商談会「第38回モード・イン・フランス展」が、ウェスティンホテル東京で開催される。期間は2015年1月14日から16日まで。プレタポルテ、レザー、ファー、モードアクセサリーから、2015-16秋冬コレクションが発表される。今回は、前回のヒルトン東京から会場を移し、52社62ブランドが参加を予定。うち6社10ブランドがイベント初の出展となる。会場ではコートなどの重衣料ブランド「レネール・ファブリック・ドゥ・マント(LENER,FABRIQUE DE MANTEAUX)」や「イネス・ド・ラ・フレサンジュ(Ines de la Fressange)」とのコラボレーションや「ジャンポール・ゴルチエ(Jean Paul GAULTIER)」「ディオール(Dior)」など著名メゾンとの取り引きも行う、手縫い皮手袋の「ジョルジュ・モラン(GEORGES MORAND)」が新作を発表。「レ・ザトリエ・ドゥ・ラ・マイユ(LES ATELIERS DE LA MAILLE)」では日本の看護士が着ていたブラウスが、その70%が竹を素材としていることに着目し、“身にまとう自然”をテーマとしたオーガニックコレクションを手掛けている。一方、乗馬服を発祥とする「ギベール・パリ(GUIBERT PARIS)」では、ジネット・ニューヨークとのカプセルコレクションが発表される予定だ。また、「ナタリー・シェーズ(NATHALIE CHAIZE)」では、デザイナーのナタリー本人が来日を予定。その他、「アナイド・サン・タンドレ(Anahide Saint Andre)」「アーティクル・ドゥ・パリ(Articles de Paris)」「ボンヌ・メゾン(Bonne Maison)」「ビュスカルレ(Buscarlet)」「クリスティアン・マリー(Christian Marry)」「オノレ(Honore)」「ホップホップホップ(Hophophop)」「レ・ゾリヴァド(Les Olivades)」「ルーカス・ジャック・ロンドン(Lucas Jack London)」「サムウェア(Somewhere)」などが参加する。【イベント情報】モード・イン・フランス場所:ウェスティンホテル東京9・10階住所:東京都目黒区三田1-4-1恵比寿ガーデンプレイス内会期:1月14日から16日時間:10:00から18:00問い合わせ:プレザンスinfo@presence-biz.com
2014年12月18日ちょっとした毒気のあるギフトアイテムをセレクトした「CREATORS GIFT SHOW」が伊勢丹新宿店本館3階に期間限定オープン。見た目が面白く、少しグロテスクなキャンドル、アクセサリー、インテリアオブジェなど幅広いアイテムを提案する。12月25日まで。パグやチンパンジーなどをモチーフにしたキャンドルは台北のブランド「アイ キャンドル(eye candle)」のもの。ギフトにしやすい3,000円前後のアイテムを中心に、臓器をガラス瓶に入れたような、インパクトのあるデザインのキャンドルも取りそろえる。妙にリアルな動物達の表情をオブジェにする「トゥルースタイルラボ(true style Lab)」。フェルトなどを使い“ハムスターのお尻”(1万2,500円)や“獲物を狙うフクロウ”(5万9,000円)を製作。ファサードにも同ブランドの蛇や羊をモチーフにした作品が飾られている。クリエーティブユニット「マグマ(MAGUMA)」は、ゴルビンなどユニークなモチーフの蛍光色キーホルダー(2,100円から)のようなプチギフトから、古いものと新しいものを融合させたランプなど、存在感たっぷりなアイテムを展開。指や手など、身体の一部がモチーフになったアイテムが楽しめる。韓国ブランド「マンデーエディション(MONDAY EDITION)」は、真鍮に金属メッキを施すことで、手頃な価格のコスチュームジュエリーを提案。人気が高いのはイミテーションパールにイニシャルをデザインしたリング(6,500円)。イニシャルとしてだけでなく、好きな言葉や尊敬する人の頭文字をセレクトする人もいるとか。伊勢丹限定アイテムとして、イミテーションパールと喜平のゴールドチェーンを組み合わせたデザインのネックレス(2万円)、ブレスレット(1万5,000円)を用意。青山のビンテージショップ「ライラヴィンテージ(LAILA vintage)」がプロデュースする様々な年代のカトラリーに手を加えたリングやピアスなどのリメイクアクセサリーにも注目したい。よく見るとスプーンやフォークの持ち手の部分の装飾をいかしたリングやピアスになっている。一つしかないアイテムの持つ価値を提案する。インパクトのあるクリスマスギフトをセンスよく贈りたい人にオススメだ。
2014年12月18日リアーナ(Rihanna)と「プーマ(PUMA)」は、15年1月から複数年にわたるパートナーシップを締結した。今回のパートナーシップによって、リアーナはウィメンズトレーニングにおけるグローバルアンバサダーに就任。これにより、リアーナは同カテゴリーにおけるアイコン的存在となり、ブランドキャンペーン“Forever Faster”にも、ウサイン・ボルトやセルヒオ・アグエロらと共に参加する。その他、ファンに向けたイベント、トレーニングやフィットネスに関するSNSコンテンツ、商品関連のプログラムなども展開していく計画だ。また、リアーナは今後クリエーティブディレクターとして、そのスピリットやスタイルをブランドに反映していく。プロダクトクリエーションチームへの参加は15年を予定しており、ブランドのスタイルをカスタマイズすると共に、自らも新たなデザインを手掛けることになる。なお、以降のコレクションは、女性が“トレーニングによって体を鍛える”ことにフォーカスされるとのことだ。今回のパートナーシップについて、リアーナは「強さと個性を称えるブランドと出合えたことはとても素晴らしいことです。クリエーティブディレクターとしてかかわるにこれほど完璧なパートナーは他にはいないでしょう」とコメントを発表している。
2014年12月18日東京駅のグランルーフで12月1日から開催中のイベント「Tokyo Colors.」では、12月20日の開業100周年を記念した特別イルミネーション演出を、19日と20日の2日間限定で実施する。この2日間は17時から23時まで約15分に1回、グランルーフの大屋根にカラフルな光のアートを投影。デッキ上に設置された約3,000本のLEDカラーバー、BGMと連動した演出が行われる。更に、銀の鈴広場にはクリスマスツリー「1225 FLOWERS FOR XMAS」が25日まで展示されており、高さ約3mのツリーに1,225本のベゴニアが飾られ、花言葉の「愛の告白」にちなんだロマンチックな空間を演出する。また、開業100周年記念のアイテムを取り扱う「トーキョーボックス(TOKYO BOX)」は、1月12日まで期間を延長。「ポーター(PORTER)」の100個限定バッグ「東京駅100周年記念完全オリジナルモデル記念タグ付」(4万2,120円)、「リー(Lee)」のマスコットとして人気のバディ・リー「JR 東日本駅長・駅員制服モデル」(7万200円)などの記念アイテムが引き続き発売される。これらは、東京駅限定。更に、東京駅のエキナカ施設「エキュート東京」では、年明けに向けて限定ショップがオープン。オーガニックコットンを扱うライフスタイルブランド「プリスティン(PRISTINE)」、世界チャンピオンの生サラミなどユニークな食材をセレクトする「グッドフォーチュンファクトリー」、北越後の蔵元「菊水酒造」が登場する。その他、施設内の各店舗では「奈良 天平庵」による「花びら餅」(378円)など、年末年始のギフトにぴったりなアイテムを展開中。「和楽紅屋」や「ビスコッティ トーキョウ デザイン」などでは、年明けに福袋も用意される予定だ。なお、東京ステーションホテルでも開業100周年を記念し、「あまおうフレンチトースト」を1月20日から30日までの期間限定で発売。厚切りのブリオッシュを調味液に1日浸した後、表面を香ばしく焼き上げており、カリカリふわふわな触感とジューシーなイチゴが同時に味わえる。
2014年12月18日「シュヴァリエ」に聞く、思い出のシャンパーニュとマリアージュ。世界ベストレストラン50日本審査委員長も務める中村孝則さんの思い出の味は、「モエ・エ・シャンドン グランヴィンテージ2006」だそう。こちらはメゾンのグラン ヴィンテージ コレクションによる最新作。中村さんがその魅力を思い出と共に語ります。「2007年にシャンパーニュ騎士団シュヴァリエに任命されたこともあり、日頃から親しんでいるお酒の一つです。思い入れが強い銘柄といえば、『モエ・エ・シャンドン グランヴィンテージ2006』。同メゾンにとって71回目となるヴィンテージです。『モエ・エ・シャンドン』といえば、とてもポピュラーで知名度の高いシャンパンとして知られていますが、このグランヴィンテージはまったく違う味わい。アニスや南国の白い花を思わせるボタニカルなフレーバーがとても印象的。ピーチ、マンゴーなどのフルーツ香や、後半に感じさせるナッティな口当たりも気に入っています。このシャンパンを始めて飲んだのは、今年6月。シャンパーニュ地方エペルネにあるモエ・エ・シャンドンの迎賓館『LE&』という1ヶ月限定のレストランで、三つ星シェフのヤニック・アレノ氏やモエのアンバサダーでテニスプレーヤーのロジャー・フェデラー氏達と一緒に飲んだのが良い思い出です。ブランドイメージからするとパーティーシーンを連想させますが、この2006ヴィンテージは『食中酒』。それも日本料理に合うと思います。上質な出汁はもちろん、松茸やシイタケなど香り高い日本のきのことの相性もいい。日本料理の真髄である旨味が絶妙にリンクするのでしょう。シャンパンで食事を通すというスタイルがようやく定着してきた感もあります。また、銘柄から一歩先の楽しみとして、シャンパンをヴィンテージで味わってみるのもおすすめです」【プロフィール】中村孝則/Takanori Nakamuraファッションや旅、ガストロノミーなど“ラグジュアリーライフ”をテーマにメディアで活躍中。現在、世界ベストレストラン50日本審査委員長。著書に『名店レシピの巡礼修業』(世界文化社)がある。
2014年12月18日ドイツのアイウエアブランド「マイキータ(MYKITA)」は、「メゾン マルタン マルジェラ(Maison Martin Margiela)」とのコラボレーションサングラスを発売する。両ブランドによるコラボは今回が2度目となり、今年春のコレクションと同様に「ESSENTIAL」(5万6,500円)と「DUAL」の2アイテムが提供される。このうち、「ESSENTIAL」は12月中旬から、「MYKITA SHOP TOKYO」などで順次発売。「DUAL」は1月からの発売を予定している。「ESSENTIAL」はステンレススチールの素材感が特徴。透明なパウダーコーティングを施したフレームは凸状に盛り上がり、ピュアで革新的なルックとなった。今回用意されるのは実験的なひし形と、四角いナビゲーター型の2モデル。また、既存のモデルについても、新たにピンクとダークグレーのカラーバリエーションが展開される。一方、「DUAL」から新たに展開される2モデルは、片方が部分的にへこみ、もう片方が盛り上がるという補完的なデザインを採用。フレーム素材にアセテートを使用し、こちらもブラウン/ダークブラウン、ティール/ペトロールという新たなカラーバリエーションが用意される。
2014年12月18日存在を認め、受け入れる。それは関係を築くための第一歩だ。森美術館では今、観客参加型アートで知られるリー・ミンウェイの『リー・ミンウェイとその関係展』が開催されている。なぜ人は近づき、つながるのか。参照作品として展示されていたアラン・カプローの映像作品「アクティビティ」では、男女が椅子に座り、少しずつ距離をつめていく様子が映し出されていた。近づいていく二人の距離に、緊張や違和感がわき上がる。映像の中の二人の関係性は不明だ。ゼロになる距離を受容できる関係は、何がそうさせるのか。リー自身のパーソナルな経験から発想されたアートは、何気なく過ごす日常が、いくつもの時の交換で成り立っていることに気づかせてくれた。くじで選ばれたひとりのゲストのために、食事を用意し、展示室の一角でともに食事をする「プロジェクト・ともに食す」。ここでは、ゲストとの食事のため、ホストは場を整え、相手を想像し、自らの経験やあらゆる知識を活かして、食材を選び、調理し、盛りつけ、提供する。そしてふたりは食卓を囲み、同じものを“ともに”食す。また、「プロジェクト・ともに眠る」では、くじ引きで選ばれた参加者たちが、眠るときにいつも使っているアイテムを持参し、リーまたは美術館スタッフと美術館で一対一で一夜を過ごす。これらは、見知らぬ者同士が一対一で互いの人生に参加するアート。選ばれたゲストの情報から、あるいはベッドルームから連れ出された極めてパーソナルなモノから、その人という存在を作り上げた時間を見つめ、想像し、自らも時のなかで得た学びから、相手を理解し、受け入れ、その時間を“ともに”にする。そうやって、私たちは今この瞬間まで互いの自己をつくりあげてきた時を見つめ、交換する。【イベント情報】リー・ミンウェイとその関係展会場:森美術館住所:東京都港区六本木6-10-1 六本木ヒルズ森タワー53階会期:9月20日から2015年1月4日時間:10:00から22:00(火曜日は17:00まで。9月23日、12月23日は22:00まで。入館は閉館の30分前まで)料金:一般1,500円学生1,000円4歳から中学生500円会期中無休
2014年12月18日ウェブサイト「エル・オンライン(ELLE ONLINE)」は12月17日、姉妹メディアの『エル・マリアージュ』や『エル・ア・ターブル』と共同で、特別コンテンツ「365日、いつだってパーティ!」を公開した。このコンテンツはサラ、モーガン、アデルの3姉妹が、パーティーをナビゲートするというもの。「STYLING PARTY」「COSME PARTY」「DREAMING PARTY」「D.I.Y. PARTY」の4コーナーで、シーン別のドレスアップ術やクイック変身メイクテク、パーティーを盛り上げる演出などをナビゲートしてくれる。コンテンツの閲覧はスマホ限定となっており、アニメーションをふんだんに用いたユニークなデザインが特徴。触って遊べる仕掛けや、セルフィーに使えるデジタルマスクなど、スマホならではのギミックも用意した。
2014年12月18日「ジョー マローン ロンドン(JO MALONE LONDON)」は15年2月20日、限定コレクション「ロック ザ エイジ」(コロン30mL全5種/各8,000円)を発売する。ロック ザ エイジはイギリスの歴史を語る上で欠かせない、五つの時代にオマージュを捧げたフレグランス。ラベルやキャップにはその時代を象徴する装飾が施され、気高くも優雅な香りが提供される。1400年代後半から1600年代に掛けてのチューダー朝にインスピレーションを得た「チューダー ローズ & アンバー」は、華やかなローズに、スパイシーなクローブとジンジャーをブレンド。それらの香りをゴールデンアンバーが官能的に包み込み、時代のダークな壮麗さをたたえている。一方、ジョージアン時代をモチーフとした「リリー オブ ザ ヴァリー & アイビー」は、上流階級のペールカラーを連想させる優雅な香り。カシスとアイビーの爽やかさの後に、繊細なスズランと退廃的なスイセンが花を開く。その他、ヴィクトリアン朝の黄金時代を、ドラマティックかつ情熱的に描いた「ポメグラネート ノワール」。エドワード朝のエレガンスなガーデンパーティーと、そこに集まる人たちのカリスマ性をクールに再現した「ゼラニウム & バーベナ」もラインアップに加わる。「バーチ & ブラック ペッパー」では現代のイギリスを、スパイシーなブラックペッパーとスモーキーなバーチ、温かみのあるガージャンのコントラストで表現。サプライズに満ちた香りに、伝統に対する敬意とパンクに表れる反逆精神が込められた。
2014年12月18日ポンピドゥー・センター・メス、エルメス財団による初の共同展覧会「シンプルなかたち展:美はどこからくるのか」が、4月25日から7月5日まで森美術館に巡回される。19世紀以降の芸術、建築、工業製品に見られる機能美。更に、日本の工芸品などに見られるような、世界各地の伝統文化に芽吹いたプリミティブアートや民族芸術など、シンプルであることに美しさを見出そうとした思想。今回の展示ではそうした静謐かつ詩的、普遍的な美しさを持つ作品が、国境や年代を超えて約130点出品される。その作品はパリのポンピドゥー・センターの他、ピカソ美術館、ル・コルビュジェ財団などフランスの名だたる施設から収集されており、今回が初公開となるものも数多く登場するとのことだ。また、日本展限定で仙がいの円相図、長次郎の黒樂茶碗といった、日本美術史を代表する傑作も出品される。これらは、主にセクション2「孤高の庵」にて展示。このエリアは芸術家グザヴィエ・ヴェイヤンによって構築された庵となっており、自然のシンプルな美を昇華させたオブジェや工芸品などが並べられる。また、グザヴィエ・ヴェイヤンや大巻伸嗣など、日仏の現代アーティストによる新作インスタレーションも、森美術館限定で発表される予定だ。その他、「形而上学的風景」や「宇宙と月」「機械のかたち」「自然のかたち」など、会場は全9セクションによって構成。考古学、生物学、数学、物理学、機械工学に至るまで、あらゆるジャンルの作品が展示される。その外見は一言にシンプルといっても、“ル・コルビュジェが浜辺で拾った石”といったマテリアル、北米先住民族のバード・ストーン、航空力学に触発されたコンスタンティン・ブランクーシのブロンズまで様々。中には、スタンリー・キューブリックの映画『2001年宇宙の旅』に登場した黒いモノリスなども登場し、その造形の美しさだけでなく、カタチに込められた意図、起源、神話などを考えさせられるような展示となっている。なお、展示会の開催期間に合わせて、銀座メゾンエルメスフォーラムでは展覧会「線を聴く」を開催。自然の中に見出された線、線の生まれる場所に焦点を当てた作品が出展される。【イベント情報】シンプルなかたち展:美はどこからくるのか会場:森美術館住所:東京都港区六本木6-10-1六本木ヒルズ森タワー53階会期:4月25日から7月5日時間:10:00から22:00(火曜日は17:00まで。5月5日は22:00まで)料金:一般1,500円学生1,000円子供500円休館日:なし
2014年12月18日各ブックストアがFASHION HEADLINE読者に向けて「今読むべき1冊」をコンシェルジュ。毎週木曜日は、アート・ブックショップ「ナディッフ」各店がオススメする書籍をご紹介。今回は東京・恵比寿の本店、ナディッフ アパート(東京都渋谷区恵比寿1-18-4NADiff A/P/A/R/T1階)です。■「MOTHER NATURE」エリック・ケッセルス(ErikKessels)自ら撮影したものではなく、蚤の市で買った写真や、拾った写真、ウェブ上にアップされている撮影者の特定されない写真などを用いて作品とする「ファウンド・フォト」という手法。日本でもアーティストの木村 友紀や写真家のホンマタカシがその手法を取り入れ、近年注目されている。本書は、オランダの広告代理店ケッセルスクライマーの共同創設者でありクリエイティブディレクターを務めるエリック・ケッセルスによる、ファウンド・フォトを使用した写真集。花の前でポーズをとる女性の写真を集めたもので、国籍や地域、年代は違えど、撮影者に微笑む女性たちという共通の画が収められている。また同時期に刊行されたエリック・ケッセルスの写真集で、家族アルバムの写真で構成された「ALBUM BEAUTY」も合わせて観ると、ファウンド・フォトの魅力をより深く味わうことができる。【書籍情報】「MOTHER NATURE」著者:エリック・ケッセルス出版社:RVB BOOKS言語:英語ハードカバー/140ページ/130×210mm発刊:2014年価格:4,600円
2014年12月18日マンダリンオリエンタルホテル東京は1月28日、デンマークのレストラン「ノーマ(Noma)」のシェフを招いての特別ディナー「MAD Fundraiser at Noma Tokyo」を提供する。「ノーマ」は地元の素材や調理法をベースに、独創的な料理を提供する料理人ルネ・レッゼピが手掛けるレストラン。ミシュラン二つ星を獲得する他、イギリスの『レストランマガジン』による“サンペレグリノ 世界のベストレストラン50”で最優秀に4回選ばれており、世界で最も予約が取りづらいレストランの一つとして知られている。なお、このディナーを味わるためには、12月18日まで開催中のネットオークションで、参加権を購入する必要がある。今回は日本の食材を使った料理に挑戦するということもあって、その入札額は17日の時点で、2席3,500ドルを超えている。オークションの収益のうち10%は、開発途上国への援助を行うNPO 法人「TABLE FOR TWO International」へと寄付され、アフリカの子供達のための給食費などに使われる予定だ。
2014年12月18日「トリー バーチ(TORY BURCH)」は15年2月に、ブランド3回目となるバレンタインコレクションを発売する。今年はポーチやコインケースに加えて、新たにバッグ、財布、キーホルダー、iPhoneケースを展開。デザインにハート柄を多用した、ヴァレンタインにふさわしいアイテムがそろう。レザーのカットワークが特徴のハンドバッグ「ロビンソン ダブルジップ トート」(6万6,000円)や、ポーチ「ブリジットコスメティクスケース」(1万円)からは、ハートマークを全体に散らした限定バージョンが登場。一方で、ブランドの定番チェーン付きウォレット(4万6,000円)や、ロングウォレット(3万3,000円)には、ハート型のエンボス加工が施されている。その他、大容量なトートバッグ(4万3,000円)、バッグのアクセサリーとしても使えるコインケース(1万4,000円)、キーホルダー(8,500円)でも、ブランドロゴとハートマークをあしらった限定エディションが登場。iPhoneケース(8,500円)はiPhone 5/5S用のアイテムとなる。コレクションは直営店での取り扱いとなり、銀座店、心斎橋店、神戸店、金沢店で展開。公式ECサイトでも販売される。
2014年12月18日伊勢丹新宿店本館6階ベビー子供フロアに、「玩具」「マタニティ・新生児」「スクールライフ」の3ゾーンがリモデルオープンした。同フロアでは、2015年春のベビー子供フロアのグランドオープンに先駆ける形で、子供の成長をサポートするための数々のリモデルが打ち出されている。10月1日には、同フロアにプロモーションスペース「パーク」がソフトオープン。今回のリモデルオープンはそれに続くもので、12月10日には「玩具ゾーン」「マタニティ・新生児ゾーン」、12月17日には「スクールライフソーン」がオープンした。同店によると、これまで同フロアのアイテムは、子供の年齢を軸に分類していたというが、今回のリモデルにあたっては“子育てのシーン”と”親の価値観”を軸に展開することを意識。まず、知育を意識したのが「玩具」。遊びを通して知恵や感性を育むことができるよう、「健康・人間関係・環境・言葉・表現」の5領域にアプローチするアイテムを豊富に取りそろえ、見た目にも楽しい売り場へと昇華させた。「マタニティ・新生児」ゾーンには、生まれてくる新生児のことや、母親の体調やメンタルの変化について熟知した「マタニティコンシェルジュ」を配属。妊娠中や産前産後の悩みなどについてもリラックスして気軽に相談できるよう、居心地の良さにもこだわったスペースに仕上げている。また、赤ちゃんと一緒に買い物を楽しみたい女性のために、ベビー休憩室も新調。個室授乳室を完備していることはもちろん、自動販売機には離乳食を導入。更に、おむつ交換台も最新のものにグレードアップされている。よりゆったりとしたスペースでおむつ替えすることも可能となった。「スクールライフ」ゾーンでは、子供靴からセレモニーウェア、水着やランドセルなどのシーズンオケージョンアイテム、肌着、ナイトウエアまで幅広く取り扱い、幼稚園や小学校でのあらゆるシーンで活躍するアイテムの提案を行う。加えて、学校や塾など、一定の規則がある場所においても子供が個性を発揮できるよう、細部やカラーバリエーションに工夫をもたせたアイテムをそろえているのもポイントだ。もちろん、使い心地の良さも追求されている。伊勢丹はこうした取り組みに加え、2015年4月には、新たな学びプロジェクト「ココイク(COCOIKU)」もスタートさせる。これは、デザインの本質的な考え方を学ぶことができるというキッズ向けクラスで、既に「プレ ココイク(PRE-COCOIKU)」として1クラス6,000円の単発講義も実施されている。
2014年12月18日「インターテキスタイル上海アパレル・ファブリックス-2014年秋」で注目のキーワードとなったのは、「エコ」「デニム」「デザイン」。中でも、「サスティナビリティのすべて(All About Sustainability zone)」と題されたゾーンでは、アパレル界にもグローバル規模でサスティナビリティの波が到来しているのを予感させた。同ゾーンには、リサイクル再生素材や天然素材を用いた素材を展開するメーカーが出展した他、サスティナビリティに関するコンサルティング会社など35社が出展。サスティナビリティーに関する知識や業界動向などの情報を提供する「教育」ゾーンと、既製品を展示する「ecoBoutique」ゾーンも設けられた。「メッセ・フランクフルトでは、“サスティナビリティ”に約6年前から注目している。昨年同展で行ったプレゼンテーションも好評だったので、今年は更にサスティナブルなビジネスモデルを追求すべく、規模を148%に拡大した。素材そのものだけでなく、その生産工程から最終製品に関する展示も行うことで、アパレル業界のすべての生産者に向けて提案しているのが特徴。技術向上に伴う品質の向上やコストの低下により、これからますます発展していく分野だと確信している」と同見本市を主催するメッセフランクフルトベルント・ミュラー氏。来年3月の春展でも同企画を実施予定という。日本からは、蝶理が出展。染色工程におけるサスティナビリティへの取り組みや、セルロースを原料とするトリアセテートを混合した機能素材などを紹介。ecoBoutiqueでは、米国のユニファイ(Unifi)が、100%リサイクルポリエステル素材を使用したスポーツウエアを展示した他、サスティナブルファッションの普及を目指して2011年よりNGO団体「Redress」が開催しちている「EchoChic Design Awards」の受賞作品も並んだ。スイスに本社を置くブルーサイン・テクノロジーズ(Blue Sign Technologies)は、商品の生産工程におけるサスティナビリティ施策の提案を行うコンサルティング会社。ブルーサイン認証という独自の基準もさまざまな企業で取り入れられている。同社のアジア担当者によると、アウトドア・スポーツメーカーは既に積極的な取り組みが見られるが、アパレル業界でも興味を持つ企業が増えているという。会期中行われた、中国と東南アジアのアパレル市場に関する国際会議でも、各団体の代表より、中国のアパレル市場の成長鈍化が懸念される中、その突破口としてエコやオーガニックなどが注目されているという指摘が上がった。また今回、中国で近年テキスタイルデザインへの需要が急増しているのを受け、デザインスタジオが集まる「ヴァーヴ・フォー・デザイン(Verve for Design)」ゾーンの規模も昨年より56%拡大した。イタリア、スペイン、イギリス、オーストラリアなどから21のデザインスタジオが参加した。「中国のブランドがハイエンドでグローバルなブランドへと成長するためには強い個性を持ったクオリティーの高いデザインが必要。プリントと刺繍を組み合わせたアーティスティックなデザインや、欧米のトレンドに沿うようなデザインが人気」と話すのは、イギリスのデザインスタジオ「サークルライン(Circleline)」。他社に比べ高めの価格設定ながら初日からブースは盛況となった。なお、今後は日本市場への進出も目論んでいるという。デニムについても、近年の需要の高まり設け、「ビヨンド・デニム(Beyond Denim)」スペースも25%拡大。フランスの「ネリーロディ・エージェンシー」がデザインした新ホールでは、最新のデニムデザインのトレンドや加工技術が紹介された。
2014年12月18日「メゾン マルタン マルジェラ(Maison Martin Margiela)」が、フレグランス「レプリカ」をモチーフとした写真展「#smellslikememories」を12月28日まで恵比寿のメゾン マルタン マルジェラ トウキョウで開催している。2012年、フレグランス「レプリカ」がデビューしたことを記念し行われる同展では、世界中のアーティスト、写真家、作家、クリエーターの作品を展示し、2013年からこれまで世界各国のギャラリーで開催されてきた。それぞれの香りのテーマから連想されるイメージや、香りがもたらす思い出や思想を元に生み出された写真作品は、見た人1人ひとりが秘めた大切な記憶を刺激する。マルジェラのカタログなどでも撮影を手掛けるオラ・リンダル(Ola Rindal)、アンネ・シュヴァルベ (Anne Schwalbe)、マーク・ボスウィック(Mark Borthwick)を始めとする、パリ、ロンドン、ミラノ、ニューヨークでも出展された作品に、東京を拠点に活躍する写真家の小浪次郎や平野太呂、画家の松井冬子、作家の額賀章夫、アートディレクターの前田晃伸などが加わり、総勢100人の手掛けた作品が展示される。写真家ジェリー・バトルス(Jerry Buttles)が写したバーバーショップの作品は、「アット ザ バーバー」のクリーンでフレッシュな石鹸の泡の香りを彷彿とさせる。日本の伝統茶道にインスピレーションを得た「ティー エスケープ」の香りを思わせるのは、東京の町並みや、真っ白な天井、茶器を捉えた作品。また、これらの作品はオンラインギャラリー(www.replicafragrances.tumblr.com)でも見ることが可能。上記「ティー エスケープ」「アット ザ バーバー」の2品が12月より新たに加わり、全7種類となった「レプリカ」は、メゾン マルタン マルジェラ直営店全店舗及び、ドーバー ストリート マーケット ギンザで販売。価格は各1万2,000円。【イベント情報】#smellslikememories会場:メゾン マルタン マルジェラ トウキョウ住所:東京都渋谷区恵比寿南2-8-13会期:12月13日から28日時間:12:00から20:00入場無料
2014年12月17日相手を知ることは、自分を知ること。恋愛はいつも冒険に似ている。にぎわう表参道の中心部にある、隠れ家のようなGALLERY 360°。階段を上がると、色とりどりの鉛筆とクレヨンと地球儀が私たちを待っていた。ここで開催されているオノ・ヨーコの展覧会「GLOBE PEACE」は、インスタレーションされた様々な地球儀に観覧客自身が色を使い描いていくインタラクティブアート。互いが出会うまでに経験してきた世界、見てきた世界、そして二人で経験した世界、考える未来の世界を語りながら、地球儀に色をつけ、線を描いてみる。“カナダとアフリカに友人がいて、アルゼンチンに行ってみたい。ここは昔一つの大陸だったんだよ。どうやって大地は割れていったんだろう”いつも身の回りのことばかりを口にしてしまう日常を離れ、時空を超えて地球丸ごとふたりで見つめて語り合えるなんて、ロマンチックだ。彼の見ている地球に耳を傾けながら、同じ場所で生き、今一緒にこの小さなギャラリーにいることの奇跡を急に感じる。GALLERY 360°は、決して大きくはないが、82年のオープン以来、コンセプチュアル・アートやフルクサスなどの展示を続け、オノ・ヨーコの個展を96年に開いた。その後、横浜トリエンナーレが開催された2001年以来、ほぼ毎年12月にオノ・ヨーコの個展が開催されているという。地球儀を使って互いの過去と未来を描いたあと、ギャラリーのテーブルの上に目を落とすと『COUPLE EVENT(※)』という作品集があった。開くと、9週間の週末プログラムとしてカップルへのシンプルなミッションが書かれている。世界一有名なカップル、ジョン・レノンとオノ・ヨーコにも、危機があった。70年代の反戦活動後、社会や様々な組織からの圧力、そして政治的な絶望に襲われ、一時、ヨーコがニューヨーク、ジョンがロサンゼルスと別居を選択した二人。偉大なカップルのパートナーシップに入り込んできたのは、社会であり、時代だった。70年代当時、そんなカップルが沢山いたのだそう。そんなとき、『COUPLE EVENT』はジョンとのコミュニケーションのため、ジョンとの関係性にまたチャレンジするために、アーティスト ヨーコが作ったアートワーク。相手の存在をまるごと受け止める、そんな覚悟の予感がするインタラクションだ。命をかけて世界を変えようとしたカップルの願いは、世界一有名な日本人女性ヨーコの願いとなって、このGLOBE PEACEにも受け継がれている。ギャラリーを出るとイルミネーションがきらめく冬の表参道が私たちを待っていた。並木の無数の光の下を歩きながら、ジョンとヨーコが人生を捧げた愛と平和の世界と、ヨーコが今も戦い続ける意味をともに語り合おう。【展覧会情報】オノ・ヨーコ「GLOBE PEACE」会場:GALLERY 360°住所:東京都港区南青山5-1-27 2F会期:12月9日から12月27日時間:12:00から19:00休館:日祝※…『COUPLE EVENT』は、72年にアメリカの雑誌「Sundance Magazine」で掲載され、GALERY 360°の手によってその40年後に書籍化されたという、こことナディフでしか買えないものだ。
2014年12月17日「ディーゼル(DIESEL)」は、クリスマスギフト向けアイテムを発売した。時計には「ディーゼル タイムフレームス ホリデーコレクション(DIESEL TIMEFRAMES HOLIDAY COLLECTION)」からペア仕様の日本限定モデルが登場。ケースとブレスレットにセラミックを用いた限定モデル。裏面にはシリアルナンバーが刻印され、大胆に配した「02、03、04」のアラビアンインデックスが特徴的なデザインとなっている。ブラックとホワイトの2色展開でメンズ、ウィメンズ共に5万2,000円。その他、シンプルなデザインのウオレットやデイリーユースなバッグ、マフラーやニットキャップなどギフトにふさわしいアイテムを取りそろえる。12月25日まで数量限定でオリジナルギフトラッピングも行っている。
2014年12月17日トッズグループの「フェイ(Fay)」が2015年1月から、伊勢丹新宿店と阪急うめだ本店でポップアップショップをオープンする。伊勢丹は本館4階にて1月28日から2月10日までウィメンズを、メンズ館4階にて2月18日から3月3日までメンズをオープン。阪急はメンズ館1階にて1月21日から27日までメンズを、本館1階コトコトステージにて28日から2月3日までウィメンズをオープンする。フェイは、都会的でタイムレスなデザイン、エレガンスを特徴とし、ウィメンズとメンズウエア、アクセサリー等を幅広く展開。クリエーティブディレクターはアキラーノ・リモンディ。15SSシーズンより日本初上陸する。
2014年12月17日