FASHION HEADLINEがお届けする新着記事一覧 (802/854)
各ブックストアがFASHION HEADLINE読者に向けて「今読むべき1冊」をコンシェルジュ。毎週木曜日は、アート・ブックショップ「ナディッフ」各店がオススメする1冊をご紹介。今回は、2014年9月23日まで東京都写真美術館のミュージアムショップとして営業し、現在ナディッフ アパート内にショップインショップを展開中のナディッフ バイテン(東京都渋谷区恵比寿1-18-4NADiff A/P/A/R/T1階)です。■「Photograph」濱田祐史国内外のグループ展に数多く出品し、精力的に活動している写真家、濱田祐史初の本格的な写真集。本書は2014年、世界最大の写真アートフェアPARIS PHOTOにおいて、NYのAperture社が主催するPhotobook Award 2014にノミネートされたばかり。「印画紙の上で光を描きたい」と考え制作したシリーズで、日常的な場所・空間にある眼には見えないはずの「光」を、独自の撮影方法によって、一目で「光」と感じることができるよう見事に映し出している。表紙が4種類の中から選べるのも嬉しい。濱田祐史は、1979年大阪府生まれ。2003年に日本大学芸術学部写真学科卒業。出版社勤務後、2006年よりフリーランスに。イギリス滞在時に写真賞「Magenta Foundation, Flash Forward 2011Emerging Photographer」においてイギリスの新進写真家として受賞、その後、同賞世界巡回展に選抜され参加している。現在は東京を拠点に制作、活動中。【書籍情報】「Photograph」著者:濱田祐史出版社:lemon books言語:日本語ハードカバー/64ページ/257×364mm発刊:2014年価格:5,800円
2014年12月04日東京・銀座の「メグミオギタギャラリー(MEGUMI OGATA GALLERY)」は、12月6・7日の2日間、ベン・アイン(Ben Eine)のタイポグラフィーが印字されたキューブ「objet d’art」を展示する。ベン・アインは店のシャッターや公共の壁などの様々な場所に、“シャッターフォント”と呼ばれるフォントでグラフィティを描くストリートアーティスト。イギリスのキャメロン首相が初めてアメリカを訪問した際に、アインの作品をオバマ大統領に贈ったことで一躍有名に。12年には「ルイ・ヴィトン(LOUIS VUITTON)」とコラボレーションして、グラフィティをあしらったスカーフを発表した。今回の展示会では、アート作品の3次元化を手掛ける「Fragile Ventures」とコラボレーションした作品を披露している。これまでにアインが描いてきた「シャッター」、「デンダーロイン」、「サーカス」の3つのフォントで、アインを表す「E」の文字を打刻した。材質はコンクリート、メタル、ウッドの計3種類で、すべて手仕上げで製造されている。キューブは3種類全てが120ミリの正方形。コンクリート製にはアインがシャッターに描いた「シャッターフォント」が、木製には初期の作品に用いられた「サーカスフォント」が、金属製には「テンダーロインフォント」がそれぞれ使用された。「objet d’art」はFragile Venturesのオンラインストアーで購入も可能。価格は3種類とも約50万円。
2014年12月04日恵比寿のショコラティエ「ジョンカナヤ(JOHN KANAYA)」は12月、「クリスマスタルト」と「ボンボンショコラアソート」をメニューに追加する。東洋と西洋が融合する「和モダン」なショコラを提案するジョンカナヤ。クリスマス限定メニューとして発売するのは、ジャパニーズシングルモルトウィスキーを使用したガナッシュの芳醇な香りが楽しめる「クリスマスタルト」(3,500円)。少し小さめなサイズなので、自分自身へのプレゼントや、大切な人と2人きりで食べるのにピッタリだ。また、ジョンカナヤ定番のボンボンショコラをベースに21種類のフレーバーを詰め合わせた「ボンボンショコラアソート」(1万円)も提供。シンプルなチョコレートで作られた「スタンダード」や、山椒の実や大葉、生姜などを加えた「和」、ノチェロ、アブサン、赤ワインなど大人の味わいが楽しめる「酒」、ライチやすだちといった果物のフレーバーが入った「果実」など、4つのテーマにちなんだショコラを5種類ずつ展開。さらに、ドン ペリニヨンを練り込むことで、気品ある香りに仕上がった「シャンパンパール」をラインアップに加えている。クリスマスタルトの予約受付は20日まで。取扱い店舗はジョンカナヤ恵比寿店、スカイツリータウンソラマチ店、プランタン銀座店など。
2014年12月04日雑誌『アール(ar)』は12月14日まで、2014年に入籍した夫婦を対象に、“ウエディング年賀状”を無料でプロデュースするキャンペーンを実施中。抽選で選ばれた2組4名に、ウエディング写真の撮影会を実施し、更に撮影会の写真から選んだ1枚を2015年用年賀状としてプレゼントする。イメージガールには、「ar読者の真似したい顔No.1」に選ばれたモデルの森絵梨佳を起用。当選者は、森を担当するスタイリスト、ヘアメイク、カメラマンのトータルプロデュースの上、森が実際に着用したウエディングドレスを身に付けて、撮影会に臨める。撮影したウエディング写真の中から1枚が、オリジナルデザインの年賀状としてプレゼントされる。その他にも、エステやネイルアートの施術、リムジンによる送迎、豪華ホテルでの宿泊など様々な特典が楽しめる。同キャンペーンには、PC又はスマートフォンにてキャンペーンオフィシャルサイト()にアクセス、必要事項と夫婦写真1枚を送付し応募完了。募集期間は11月28日から12月14日。撮影会は20日・21日の2日間、東京近郊で行われる。
2014年12月04日本当に美味しいものは、現地の人に聞くのが一番!シャンパーニュ・ファン垂涎の年に一度のイベント、伊勢丹新宿店の「ノエル・ア・ラ・モード―シャンパーニュの祭典―」(11月19日から24日)の会場で、フランス本国から来日したシャンパーニュメゾンの生産者達に、現地でおすすめのレストランを聞きました。ミシュランの三つ星レストランはもちろん、現地の人々が密かに通うローカルなレストランまで、自らが生産者であり、その楽しみ方には並々ならぬこだわりを持つ、食のプロフェッショナルたちが推薦する11店舗をご紹介します。「イチオシは“ル・ミレジム(Le Millesime)”だね。この店でシャンパーニュを楽しむなら、ホタテがメインの料理をオーダーするのがいいよ。繊細な味わいの一本と相性抜群だから。それと、ル・ジャルダン・デ・クレイエール(Le Jardin des crayeres)もとてもいい。この店には、来年からうちのシャンパーニュも置かれる予定だから、来仏することがあればぜひ足を運んでほしいね」(ムーゾン・ルルー・エ・フィス/セバスチャン・ムーゾン)「フランスにきたらまず行ってほしいのがル・ ジャルダン・デ・クレイエール。伝統的なフランス料理とシャンパーニュのマリアージュを堪能できるよ。それと、高級トリュフ専門店のメゾン・ド・ラ・トリュフ(La Maison de la Truffe)もいいね。トリュフとシャンパーニュって最高の組み合わせだからぜひ一度試してほしいよ」(ローラン・ペリエ/ギョーム・パヤール)「日本のみんなにすすめたいのは、ジャルダン・デ・クレイエール。シェフの奥さんは日本人だから、彼女と話す機会があれば、現地のおすすめスポットなんかについて質問してみてもいいんじゃない?パリのおすすめなら、ギー・サヴォワ(Guy Savoy)と7区のアルページュ(L’aepege)。アルページュはエッフェル塔から歩いて30分弱だから、観光ついでに立ち寄るのもいいと思うよ。もちろん、うちのシャンパーニュも置いてるさ。この店のフォワグラのミルフィーユは、うちのキュヴェ ルイとぴったりだから、ぜひセットで楽しんでほしいね!」(タルラン/ブノワ・タルラン)■Guy Savoy18 Rue Troyon, 75017 Paris■L’Arpege84 Rue de Varenne, 75007 Paris■Le Millesime1 rue Traversiere, 21220 Chambolle-Musigny, France■Le Jardin des crayeres7 av du General Giraud, 51100 Reims, France (Barbatre)■La Maison de la Truffe19 Place de la Madeleine, 75008 Paris, France (Opera)「ランス(Reims/フランス北部シャンパーニュ=アルデンヌ地域圏マルヌ県の郡および都市)にあるラシェット・シャンピノワーズ(L’Assiette Champenoise)をおすすめするよ。2014年にミシュラン三つ星を獲得したレストランで、現地でも大人気だから。うちのシャンパーニュも、時々置いてもらってるんだけど、この店でうちのシャンパーニュを楽しむならロゼだね。ここのフォンダンショコラとの相性がとってもいいんだ」(オリヴィエ マルトー/オリヴィエ・マルトー)「なんといってもラシェット・シャンピノワーズ。ミシュランの三つ星を獲得したシェフが生み出す料理は最高さ!もちろんうちのシャンパーニュも置いてもらってるよ。『リュファン・エ・フィス・シャルドネ』はフレッシュな魚と、『リュファン・エ・フィス・ノビリス』はフォアグラや伊勢エビなんかと合わせるのがおすすめ。シャルドネは食前酒としてもすすめたいね!」(リュファン・エ・フィス/アレクサンドル・リュファン)「ラ・ブリケトリ(La Briqueterie)に一票。シャンパーニュを楽しみたいなら、白身魚の料理だとかテリーヌだとかに合わせてね。フランス料理好きなの?うちのキュベはフォアグラやロブスターと相性がいいからぜひ試してみてよ」(ヴァダン・プラトー/ヤーン・ヴァダン)■l’assiette champenoisea Tinqueux, 40 av. Paul Vaillant-Couturier 51430 Tinqueux■La Briqueterie4 Rte de Sezanne, 51530 Vinay「私のおすすめはダヴィッド・トゥタン(David Toutain)ね。私はとにかく新しい店や才能のある若手シェフを発掘するのが大好きなの。おいしい店があるっていう噂を聞きつけたら、いつもすぐに足を運んでみるのよ。ダヴィッドは80年代生まれでまだとても若いけれど、ソースとシャンパーニュの絶妙な併せ方を考案するのも得意なの。シャンパーニュはとってもデリケートな飲み物だから、ソースによってはおいしさが半減してしまうこともあり得るんだけど、彼の料理はその真逆。シャンパーニュの魅力が何倍にもアップするんだから!ライトなソースを使用した白身魚とシャンパーニュとのマリアージュは、ぜひ一度トライ味わってほしいわね」(ボワゼル/エヴリーヌ・ロック=ボワゼル)■Restaurant David Toutain29 rue Surcouf 75007 Paris「トロワ(Troyes/フランス北部シャンパーニュ=いアルデンヌ地域圏の都市)にあるヴァレンティノ(Valentino)が一番。シャンパーニュ地方自慢のレストランだよ。僕のシャンパーニュもいつかここに置いてもらえたらうれしいね。究極のビオで、日本人のお客さんからは、寿司との相性も抜群だっていうおほめの言葉をいただいているよ!中でもロゼは生魚に合うから、ぜひ一度試してみてよ」(エリック・シュレイバー/ガエル・シュエイバー)■Le Valentino35 Rue Paillot Montabert - 10000 TROYES「フランスでは最近、食事にシャンパーニュを合わせるのが流行ってるんですよ。最新の飲み方を楽しみたいなら、レストラン・ラセール(Restaurant Lasserre)がいいんじゃないかしら。季節ごとに一番おいしいものを供してくれるから、どんな料理とシャンパーニュを合わせるかはシェフに任せるのが一番ね。シャンパーニュって塩辛いものにも甘いものにも合うところがいいですよね」(シャンパーニュ・モニアル/エマニュエル・カロン)■Restaurant LasserreAvenue Franklin Delano Roosevelt, 75008 Paris「女性三つ星シェフが腕を振るってくれるラ・ダム・ドゥ・ピックム・ドゥ・ピック(La Dame de pic)が最近のお気に入り。彼女は本当に華がある人だよ。料理の腕はもちろん、自分の売り方もうまいから、これからもっと有名になると思うよ。今でも十分話題になってるけどね。なんせガストロミー(料理と文化の関係を考察すること)界の女王って評判のシェフだから、シャンパーニュをおいしく楽しむためのいろんな趣向も凝らしてるはずだよ」(ヴーヴ・エー・ドゥヴォー/ジャンノエル・ジラール)■La Dame de pic20 Rue du Louvre, 75001 Paris
2014年12月04日銀座メゾンエルメス フォーラムは、現代美術家モニカ・ソスノフスカ(Monika Sosnowska)の展覧会を1月20日から開催する。3月31日まで。ソスノフスカは1972年ポーランド生まれ、現在ワルシャワを拠点に活動。建築物をモチーフとしたインスタレーションや彫刻で高い評価を受けている。その特徴は壮大なスケール感にあり、放棄された建築物の壁や階段などのディテールを断片的に抽出し、作品に落とし込む。それは、共産主義の崩壊とともに、公共施設や建築物が打ち壊されていく姿を目の当たりにした、祖国での原体験にインスピレーションを得たものと言われている。今展はソスノフスカにとって日本初個展。“個人宅のゲート”を題材とした新作が発表される。政権が崩壊し、夢や希望が消えても、生き残って再生していく人の回復力を表現した、ソスノフスカからのメッセージ性を強く感じる作品となるという。【イベント情報】「ゲート」モニカ・ソスノフスカ展会場:銀座メゾンエルメス フォーラム住所:東京都中央区銀座5-4-1会期:2015年1月20日から3月31日時間:11:00から20:00(日曜日は19:00まで)休廊日:会期中無休入場無料
2014年12月04日「カルティエ(Cartier)」は新作「アミュレット ドゥ カルティエ」コレクションと共に、32点の貴重なアーカイブコレクションジュエリーを伊勢丹新宿店本館1階ザ・ステージで披露している。9日まで。1983年に創設されたカルティエ コレクションとは、メゾンの歴史とその創作スタイルの変遷をたどることを目的にメゾンの過去の創作物の中から宝飾芸術として価値の高い作品をオークションなどでカルティエが再収集したもの。現在、約1,500ピースを所有し、パリのグランパレ、ニューヨークのメトロポリタン美術館などでも企画展示されたこともあるコレクションだ。同期間「ブラック&ホワイト」「ラッキーチャーム」「ゴールドと幾何模様」「球体・ディスクモチーフ」の4つのカテゴリーでセレクトしたアーカイブ作品を展示。中でも注目なのは、1914年に創作されたティアラ。このティアラは黒く加工したスチールが土台で、その上にプラチナ、ダイヤモンド、ルビーで装飾を施した華麗なデザイン。100年の時を越えても色褪せない斬新なデザインで、宝石の輝きを黒の土台が引立てている。3代目であるルイ・カルティエは、初めてジュエリーにプラチナを採用するなど、斬新な技法を取り入れて新たな表現方法を模索し続けた人物。これらのアーカイブ作品にはアールデコ様式が最盛を極めた時期のエッセンスを取り入れながらも、現代においてもなおモダンな佇まいであるのは、その確かな技術と審美眼によるものだろう。これらのアーカイブコレクションをインスピレーションの源に作られたのが今年4月にデビューした新作コレクション「アミュレット ドゥ カルティエ」。オニキス、マザーオブパール、ダイヤモンドなどで彩ったパドロックから着想を得たシリーズだ。小石のような丸みを持ったシルエットでネックレスを中心にブレスレットも展開する。中にはアーカイブ展示中のティアラを連想させるダイヤモンド、ホワイトゴールド、オニキスに赤いルビーがアクセントになったデザインのネックレスもある。ファサードはパリ本店をイメージし、外側には街灯が飾られ、壁面には同店同様、13番地を意味する“13”の文字がデザインされている。柱には各国王室御用達の証となるロイヤルワラントの紋章も飾られており、165年あまりの歴史ある同メゾンの世界観を堪能できる企画だ。
2014年12月04日伊勢丹新宿店の「リ・スタイルプラス(RESTYLE PLUS)」は同店本館3階ザ・ステージ#3で東京・渋谷のセレクトショップ「フェイク トーキョー(FAKE TOKYO)」とコラボレーションし、「グラデーション(GRADATION)」と題した期間限定ショップを12月3日にオープンした。12月9日まで。フェイク トーキョーは「キャンディー(CANDY)」と「シスター(Sister)」を運営し、国内外の新鋭ブランドから海外メゾンブランドまでを独自の感性で提案するショップ。今回のコラボレーションショップは、伊勢丹とフェイクトーキョーが協働でディレクションを行いブランドをセレクトした。伊勢丹が提案する“上質な個性とモードなクリエーター”とフェイク トーキョーが得意とする新進気鋭ブランドが融合されたラインアップを展開する。韓国人デザイナー・バジョウ(Bajowoo)が手掛ける「ナインティナイン パーセントイズ(99%IS-)」からは、同ショップ限定のライダースジャケット(ブラック、ネイビー/14万3,000円)、(ブラック地にホワイト、レッド地にブラック、ブラック地にネイビー/14万7,500円)を紹介。メンズコレクションをメインに手掛ける同ブランドだが、今回はウィメンズサイズ(0サイズ)で用意した。「クリスチャン ダダ(CHRISTIAN DADA)」は、同ショップ限定のブルゾン(5万6,000円)をはじめ、“GRADATION”と描かれた花柄プリントのTシャツ(1万8,000円)、レザーブレスレット(1万1,000円)を紹介する。リ・スタイルプラスからは、「アンドレア クルーズ(ANDRES CREWS)」のロゴ入りTシャツ(1万6,000円)、「フィービー イングリッシュ(PHOEBE ENGLISH)」のワンピース(7万3,000円)、ジャケット(10万3,000円)、コート(12万円)がエントリー。「スーコンマ ボニー(suecomma bonnie)」のスタッズ付きサンダル(5万3,000円)は、ブラック、ホワイトのほか、マルチカラーまで用意する。雑貨アイテムでは「エンジェル ジャクソン(ANGLE JACKSON)」のクラッチバッグ(5万円)、ショルダーバッグ(6万3,000円)を販売する。フェイク トーキョーからエントリーされる注目ブランドは「クロマット(CHROMAT)」。2012年にニューヨークを拠点に活動をスタートし、“ボディコンシャス”“力強い女性”“幾何学的”といったキーワードがマッチするブランドだ。会場では近未来を予感させるような透明なルック(7万5,000円)がVPとなり、その存在感がショップ全体の“現実と未来が混じり合った空気感”を醸し出している。「シスターオリジナル(Sister Original)」は、ソックス(2,500円から6,000円)、タイツ(4,500円から6,000円)を紹介。そのほかの展開ブランドは、「アンブッシュ キャンディー(AMBUSH × CANDY)」、「エンジェル ジャクソン(ANGLE JACKSON)」、「ケーティーゼット(KTZ)」、「マメ(mame)」、「ユニフ キャンディー(UNIF×CANDY)」など。ショップ名の「グラデーション」は、さまざまなカラーが交じり合い、一言で説明することができない感覚でありながら、ひとつの形式としてカテゴライズしたという意味が込められているという。
2014年12月04日「ラコステ(LACOSTE)」が、オーストラリアのセレクトショップ「Highs & Lows」とコラボレーションした限定スニーカー「LACOSTE × Highs & Lows “Salute Pack"」を発売する。同スニーカーは、ラコステのハイカットブーツモデル「SAUVILLE MID」のシルエットを再構築。アウトドア感溢れるリップソールはそのままに、ミリタリーテイストを追求。足首に巻きつけるシューレースやバックストラップなど細かなディテールを採用し、濃カーキとブラック、ネイビーとレッドの2タイプの展開。価格は2万4,000円でそれぞれ24足限定だ。12月13日世界同時発売、日本ではスニーカーセレクトショップの「アトモス(atmos)」「ビームス(BEAMS)」原宿店のみでの展開となっている。このプロジェクトで両社が目指したのは、テクニカルな要素を用いた機能面と、デザインの美しさの共存。ヒール全体を包み込むイタリアンレザーは耐久性と保護機能を確保。快適な履き心地を実現するために、アッパー素材にはカーフスキンと肌触りの良いネオプレンを組み合わせフィット感を追求。また、ミッドソールにはクッション性の高いEVA素材を用い、軽量化に成功した。西オーストラリアのパースに店舗を構える「Highs & Lows」は、スニーカーを始め、ストリートウエアやアクセサリーを展開するセレクトショップ。特に限定アイテムのみを取扱うことで有名で世界にプレミアムスニーカーショップとして名を馳せる。また、「ニューバランス(NEW BALANCE)」「リーボック(Reebok)」など数々の著名ブランドとコラボレーションプロジェクトを手掛けており、ラコステとは2012年にもコラボレーションモデルを発表している。「Highs & Lows」が今年で創業9年目を迎えることを記念し、同スニーカーのタン部分には九つの星を刻印している。
2014年12月04日「ジャガー・ルクルト(JAEGER-LECOULTRE)」が、伊勢丹新宿店で12月3日から16日までフェアを開催する。今回特に注目なのは、今年発表されたばかりの新作「レベルソ・スクアドラ・レディ・デュエット」(118万円)。表ダイヤルのベゼルには上下にダイヤモンドのラインが輝き、太陽と月のシンボルが優雅にデイ/ナイト表示を刻む。一方、反転式ケースの裏ダイヤルにはギョーシェ彫りが施され、時と分のみのシンプルな表示とした。ダイヤル両面の白と黒、2色のコントラストをシチュエーションに合わせて使いこなせる。その他、「レベルソ」や「ランデヴー」など、ブランドを代表するコレクションをラインアップ。期間中にウィメンズモデルを購入すると、先着順でスイスのクリスマスをイメージした特製フラワーボックスがプレゼントされる。
2014年12月04日「エンジニアド ガーメンツ(Engineered Garments)」は、人気ラーメン店「一風堂」のニューヨーク店の制服をデザインした。今回のコラボレーションはエンジニアド ガーメンツの鈴木大器と、一風堂NYのマネージャーとの交流から発足したもの。このプロジェクトのために、エンジニアド ガーメンツではジャケットとタブリエを製作。デザインには店のロゴとして知られる雷紋があしらわれた。なお、これらの制服は一風堂NYで購入出来る。価格はジャケットが300ドル、タブリエが100ドル。バーカウンターのある、大人の和モダンを感じさせる店内で日本の味を楽しんだ後には、ぜひお土産に一つ購入したい。IPPUDO WESTSIDE321 West 51st Street,(Between 8th and 9th Avenue)New York, NY 10019
2014年12月04日「ヘッド・ポーター(HEAD PORTER)」は12月6日、「ルナ(LUNA)」シリーズの第2弾となるバッグ4型を発売する。ルナシリーズはモードスタイルをキーワードとする新コンセプトライン。ブランド設立15周年を迎えた昨年デビューした。今回発表された新モデルは、“ミリタリーモード”がコンセプト。前作と同様にウエットスーツ風の素材を使用した、非常に軽い使い心地が特徴。ストラップテープやハンドル、スナップボタン、ファスナーなども上品な作りとなっており、普段使いに適したミニマムかつシンプルなデザインに仕上がった。カラーパレットはミリタリーグリーンとブラックの2色で展開される。ベルトで開閉するフラップの縁にファスナーを配置するという、ユニークな構造を採用したリュックサック「SP-2092」(2万4,000円)は、前面にポケットを配置して実用性を追求。ショルダーバッグ「SP-2072」(1万8,000円)は、底部にボリューム調整用のファスナーが付き、その開閉によってシルエットが変化する。これらにラグビーボールのような曲線が印象的なウエストバッグ「SP-2093」(2万1,000円)を加えた3アイテムは、いずれもストラップテープによって、フラップが開閉する構造を採用した。ブランドネームはあえて背面にあしらわれ、大人のオシャレを演出している。その他、開閉にファスナーを使用する、シンプルなデザインのトートバッグ「SP-2091」(2万円)も用意。販売は全国のヘッド・ポーターショップ、およびオンラインサイトにて取り扱う。
2014年12月04日2014年英国ファッション大賞授賞式が12月1日、ロンドンで開催され、ウィメンズウエア大賞は「アーデム(ERDEM)」、メンズウエア大賞は「J.W.アンダーソン(J.W.Anderson)」がそれぞれ初受賞となった。授賞式にはサマンサ・キャメロン英首相夫人、ケイト・モス、英ボーイズグループ「ワン・ダイレクション(ONE DIRECTION)」のハリー・スタイルズなど多数のセレブリティが出席し華やかなイベントとなった。永年功労賞を受賞した『ヴォーグ(VOGUE)』編集長、アナ・ウィンターへのプレゼンターとしてジョン・ガリアーノが登場、ファッション界への復帰を印象付けた。続いて、セントマーチン美術大学MAファッションの名物教授で今年5月に亡くなったルイーズ・ウィルソンへの追悼として、彼女の教え子であるクリストファー・ケイン、メアリー・カトランズ他の作品を着たモデルたちが登場するセレモニーが行われた。また、ランウエイ写真の第1人者として60年のキャリアを持つクリス・ムーアには特別功労賞が贈られ、長年の仕事仲間であるスージー・メンキスからトロフィーが手渡された。今年の各賞と受賞者は以下の通り。新人賞ウィメンズウエア部門/「マルケス・アルメイダ(MARQUES’ALMEIDA)」新人賞メンズウエア部門/「クレイグ・グリーン(Craig Green)」新人賞アクセサリー部門/「プリズム(PRISM)」イザベラ・ブロウ記念ファッションクリエーター賞/エドワード・エニンフル(Edward Enninful)モデル・オブ・ザ・イヤー/カーラ・デルヴィーニュ(Cara Delevingne)レッドカーペット賞/「アレキサンダー・マックイーン(Alexander McQueen)」ニューエスタブリッシュメント賞/シモーネ・ロシャ(Simone Rocha)エスタブリッシュメント賞/「プリーン(Preen)」デザイナーブランド賞/「ヴィクトリア ベッカム(Victoria Beckham)」スタイル賞/エマ・ワトソン(Emma Watson)永年功労賞/アナ・ウィンター(Anna Wintour)インターナショナルデザイナー賞/ニコラ・ジェスキエール(Nicolas Ghesquiere)アクセサリーデザイナー賞/「アニヤ・ ハインドマーチ(ANYA HINDMARCH)」メンズウエア大賞/「J.W.アンダーソン(J.W.Anderson) 」ウィメンズウエア大賞/「アーデム(ERDEM)」特別功労賞/クリス・ムーア(Chris Moore)
2014年12月03日――今後“メディア”を取り巻く環境には、どのような変化が起きると考えていますか。ツイッターやフェイスブック、またはスマートフォンが登場する以前は、それらがこれだけ社会一般に普及するということは、皆さん一様に想像できなかったことと思いますし、それは僕も同じです。けれど日常的にプロフェッショナルとしてかかわっている専門家というのが必ずいて、そういう人たちは普通の人達よりもいくらか早く先が見えているんですね。なので、ココイクでは分野の専門家を講師に招きます。教育の専門家というよりは、それぞれのジャンルの専門家から指導を受ける形です。――メディアは場所に捕らわれることなく、世界と繋がれるという魅力もありますね。そうなんです。YCAMでも離島へワークショップをしに行ったりしていましたが、プログラミングとかスライドショーとかを作る環境としては東京の子と全く変わらない環境がありますから。一方で、その題材は漁師さんや里山の自然をテーマとしていたりして、当然大都会とは異なります。同じアニメーション作りのプラットフォームを用いて、それらの作品交換を通じて都会と地方が交流できると面白いと思っています。――ココイクでは「創造力」がコンセプトになっています。メディアを通じて身に付く創造力とは。ココイクでは創造力に関して明確に定義しています。いわゆるアートとかデザインを小綺麗にセンスよくまとめる能力のことではなく、全然違う確度で定義します。たとえば、思いも寄らないトラブルが起きた時には、未曾有の状況の中で思考回路が停止してしまい何も出来ない人と、現状をよく観察してこの次に何をすべきなのが考えられ一歩踏み出していける人と、2パターンの人達が出てきます。次の一歩を踏み出していける人の方が打開力がありますし、そういう能力を「創造性」と定義したい。社会の変化が早く先が見えない状況があるからこそ、どんな状況に対しても一歩踏み出せる頭の柔軟さや勇気、深く考えられる思考力というのが求められます。そのためには、メディアの使い方をHow toとして学ぶのではなく、様々なジャンルの専門家の多様な「創造性」に直接触れることが重要だと考えています。――一方、思考回路が停止してしまうのはなぜなのでしょう。やっぱり立ち止まってしまうのは、失敗を酷く叱責された経験がトラウマになっていることが多いと思うんです。失敗を恐れずトライアルしてみる、表現してみるということを、安心して出来る体験が繰り返されていくと、気軽に挑戦できるようになりますよね。特に子供のうちは安心して失敗できる環境が必要だと思います。ココイクはそういう場でありたいと思っています。――安心して失敗できる環境が必要なのですね。そもそも“安心して失敗できる環境”を教育と言ってもいいんじゃないかと思うんです。例えば、インターネット上に書き込みをする時も、実名が出てしまう取り返しのつかない形でやるのは怖いですよね。ある意味守られた環境の中で試してみて、こういう書き方だと人を傷つけてしまうとか、傷つけられたときにはこう考えたほうがいいとか、安全な環境の中でやってみてコツを掴んでいくのが教育なのかなと。「安心して失敗できる場」というのを用意しておくのが大事なことです。――来春からのココイクには親のための授業も用意されていますね。こと“メディア”については変化のスピードも速く“あいうえお”を教えるのとは全く次元が異なりますね。その通りですね。インターネット関連のプロフェッショナルでも、自分の子どもがどうやってネットと触れるべきか、まだまだ議論は尽きません。それでも「とにかく危ない」と素人が叫ぶよりは、建設的な議論が重ねられるのではないでしょうか。「触れさせる/触れさせない」という二者択一ではなく、子どもの成長段階にあわせた付き合い方を、家族も一緒に探っていく必要があります。事実、就職活動になって初めてパソコンでネットに接続する、という大学生も出てきはじめています。その時に急にネットの中に放り出されて事故に巻き込まれても、それまで素朴に「禁止」していた人がその責任を取ってくれることはありません。子どもに親が全て教えてあげるという関係よりも、子どもと共に親が学んでいける場になると良いのかも知れませんね。それは結果的に、子どもが歩みながら育つ環境としても有効だと思うわけです。1/2に戻る。
2014年12月03日新年まで、あと1ヶ月を切った。ファッションの世界に留まらず、多様な角度から、少し先の未来を読み解くヒントとなる言葉を各人に聞こうと思う。最初に登場するのは、ミュージアムエデュケーター・会田大也。会田は03年から14年まで「メディアアートをコンテンツとして扱う山口情報芸術センター(以下、YCAM)で経験を積んだ人物。現在は、東京大学のGCL育成プログラム特任助教として大学院生の教育にある他、15年4月に開校する三越伊勢丹のメディアに特化した学びプロジェクト「ココイク(cocoiku)」を監修する。“メディア社会”と言われて久しい今日において、情報に溢れた「メディア社会」を生きるとはどういうことか。今後、求められる力について訊いた。――「メディア」という言葉の概念をどのようにとらえていますか。メディア(media)はメディウム(medium)の複数形で、真ん中、ミドル、ということを表します。何かと何かを繋ぐものはすべてメディアといっていいと思っています。具体的にこれまでは電話なら電話線、想いを伝えるなら手紙であるとか、「モノ」が繋いでいて、90年代頃まではこれだという名指しができるものでした。それが電子テクノロジーの発達によって形のない「電子メディア」が登場したことで、現在は実に様々なメディアが出てきている状況だといえますね。環境のような、ありふれたものの一つになりつつあると思います。――世間では、ツイッターやフェイスブックなどのSNSも「メディア」と認識され、身近な表現手段である一方、オンラインで世界中にプライベートが流出するリスクもあるという考えが定着しつつあります。これは僕がよくする例え話ですが、森に住む人は森のことを、海に住む人は海のことを知っています。こっちに行けば川が流れていて、この実は食べてはいけないということを知っていて、波や天候から明日嵐が来るということが分かる。快適に暮らすためには、住まう地域や環境に合わせた知恵というのが必要です。現在の日本はどういう社会かというと、メディアに取り囲まれた社会です。そういう意味でメディアのことについてよく知っている必要がある。海に住む人が海洋学を知っているとか森に住む人が地学をしっているとかそういうアカデミックな学問としての知恵ではなく、日常的な知恵として使いこなす術としてメディアを知っておくべきだと思います。――実際に生活の中で、どう使いこなしていくかという部分が重要であるということですね。そうです。現代のメディアは、「文房具」としての役割を果たすものだと思います。それを駆使して様々なことを学んだり考えたり表現したりしていくことが重要です。――来春から未就学児童にメディアについて教育する場「ココイク」を監修されるとのことですが、その意図は。メディアってこういうところが楽しいよね、こういうところは怖いよね、ということを知恵として知っておくのは大切なことなので、それを身につけられる教室にしたいと考えています。学校でも家庭でもない、それ以外の場所を作るイメージです。――子供にとって「学校」や「家庭」以外の場所の必要性とは?子どもが増えていく時代においては、効率的な知識の伝達は急務であったので、知のコピー&ペーストという教育システムを用いるのは必然でした。しかし、少子化や国際的、文化的多様性といった社会状況の中での教育となると、これまでとは多少やり方を変えてみてもよいのかな、と考えています。それが「学校」や「家庭」以外の教育の場の必要性につながると考えています。――学校以外の場で、学校では習えないことを教える場所が必要であると。もちろんこれだけ電子メディアが普及しているので、いま現在は学校で「メディア」について学ぶ機会は設けられています。ただ、その内容は、ブラインドタッチが出来るようになりなさい、インターネットは危ないですというようなものが多いのです。それはメディアの文房具としての使い方としてはあまり正しくないと思うのです。メディアも日々状況が変わっていくものだし、SNSが出る前と出た後のメディア環境は全然違いますから。そういった内容に対して、学校型の教育システムはあまりフィットしない。本当に実質的なことを習うとするなら相当の時間を要しますし、学校で習うのは難しくなる。家庭でもお父さんお母さんが教えるのは難しい。それならメディアに詳しい人が、教える場が必要だと考えています。2/2に続く。
2014年12月03日五つの蚤の市を回って集めた戦利品を前に、パリ蚤の市のスペシャリストである清水友顕さんに、その魅力や買い物の際のポイントを聞きました。――清水さんにとって、蚤の市の魅力は?様々なアイデアの宝庫であり、発見が尽きないことです。現在まで大切に扱われ、その姿を留めているところに驚きと感動があり、長い時間を経て残ってきた物へのリスペクトと感謝の念が生まれます。保存状態の悪い場合は、オリジナルの姿に最大限近付ける作業も楽しいです。古くても使えるものが沢山存在することを気付かせてくれ、現在の世界的な過剰生産・消費について考えるきっかけを与えてくれるのが蚤の市です。――蚤の市に行く時の必需品は?まず、あまり良い恰好でいかないこと。値段言い値のことがほとんどなので、お金持ちに見えるとふっかけられる可能性がありますからね(笑)。買ったものを梱包する新聞紙やショッパーも用意されていないことが多いので、持参すると安心です。――お店で気を付けることは?まず、お店の人と挨拶すること。それでだいぶ印象が違います。商品には、触っていいいか聞いてから触れると、更に印象がいいですよ。観光の場合写真を撮りたくなりますが、それも許可をもらってからにしましょう。――正直、ガラクタばかりに見えるのですが、どうやったら素敵なものが見つけられるのですか?一番重要なのは、何度も通って、全部の商品を見ること。私の場合、週5日マーケットに行くこともあります。返ってから商品に傷があるのを発見したり、高値で買ってしまったり、失敗することもあります。ですが、そういう経験を繰り返して良い買い物が出来るようになるのだと思います。私の場合、マーケットに来てつい舞い上がって買ってしまうことも今でもあるので、日々勉強中です。――戦利品は、持ち帰って丁寧にケアされるそうですが、その時に活躍するアイテムは?メラミンスポンジと、フランス製の金属用の研磨洗剤各種、ベンジンです。洗剤はベー・アッシュ・ヴェー (BHV)という百貨店でよく購入します。――マーケットの開催情報はどうやって入手する?ネットで発見することが多いです。vide-greniers.orgやbrocabrac.frをよくチェックします。清水さんは、12月5日より代官山のショップ「プピ エ ミミ(pupi et mimi)」で蚤の市イベントを開催予定。パリのビンテージの魅力を感じに出掛けてみたい。【イベント情報】蚤の市イベントin pupi et mimi会期 : 2014年12月5日から12月10日 ※12月8日は定休日住所:東京都渋谷区猿楽町13-5 代官山ステラハウス1-A
2014年12月03日FASHION HEADLINEを始め、雑誌・新聞などでファッションジャーナリストとして活躍する清水友顕さんは、ブログ『友くんのパリ蚤の市散歩』や書籍『パリのヴィンテージファッション散歩 』などの著者としても知られる、パリのビンテージのスペシャリスト。約20年前、ファッションを学ぶ学生だった時にファッションのネタ探しのために蚤の市に通い始め、今では週5日通うこともあるほど。長年の経験から培われた審美眼と独自の感性でセレクトされたビンテージアイテム達は日本にも届けられ、日本各地で開催されるポップアップショップはいつも大盛況。毎回心待ちにしているファンも多い。今回、そんな清水さんの蚤の市散歩(買い付け)に同行。清水さんのビンテージワールドの舞台裏をレポートする。取材当日は 9時半にパリ8 区のモンソー公園に集合。そこから 5分ほど歩いて、清水さんとの待ち合わせ場所であるトレラール通りに到着した。高級住宅街で開催されるこの蚤の市は、プロが少なく、住民による出店が多いのも特徴。「蚤の市というより、地域住民によるバザーといった方が正しいかも」と清水さん。食品以外は何でも売っていいことになっているという。「お金持ちが多い地区だから良いものが出てくる可能性がある」と清水さん。先祖が撮影したのではと推測される古いスナップ写真から、子供が昔遊んだおもちゃ、家具など、様々な商品が並ぶ。魚屋の店先では、昔店で使っていた魚の形の陶器や皿などが売られていた。インテリアを扱う店先では、 1950年代のデザイナーズランプなどを日本のビンテージショップにも卸しているという。清水さんは、コレクターズアイテムであるキノコのキャニスターを発見。ホーローの水差しやレースを購入。次に向かったのは、シャンピニー・シュール・マルヌのマーケット。 2,000件以上が出店する大規模なもので、月1回の開催。地元の人や、古物業者が芝生の上に軒を連ねる。ここでは、18世紀から20世紀初頭に掛けての食器などを中心に物色。洗剤やスニーカーなど、新品の日用雑貨などの店も多く、うっかり通り過ぎてしまいそうだが、そんな店の片隅にも、お宝もののアンティークアイテムがこっそり隠れていたりするから面白い。そして、次はモントルイユ市へ向かう。パリからメトロでも短時間でアクセスできるモントルイユは、最近クリエーター達にも人気の都市。パリの地価高騰を避けて引っ越す人が増え、ニューヨークで言うブルックリンのような立ち位置なのだそう。クロワ・ドゥ・シャヴォーは、そんなモントルイユの駅のそば、下町にある蚤の市。元々泥棒市のようだったとのことで、がらくた市のような雰囲気。が、清水さんはさすがプロ。おもちゃの山から発見したのは、シュタイフ社製のクマのぬいぐるみ。蚤の市散歩は、本当に宝探しのようだ。モントルイユ駅から少し離れ、住宅街で開催されていた蚤の市へ。ここも住民が多く出店するバザーのような雰囲気。取材で到着したのは夕方近くで店仕舞い直前。こんな時は正に残り物に福ありで、値引きのチャンスタイムでもある。最後は、モントルイユ駅前の広場での、エマウスによる特別開催の蚤の市へ。ホームレスの救済のためピエール神父が創設した慈善団体「エマウス」は、古着や日常品を扱うショップをパリ市内で運営している。郊外では家具なども扱うことがあり、今回のような家具の市も開催されている。シャンデリアやソファなどが日本円にして1 万円からそろう。不定期開催とあってか、このチャンスを逃すまいとお客さん達も真剣勝負だ。五つの蚤の市を回って集められたアイテム達を並べてみると、見事に“友くんワールド”が誕生していた。これらは清水さんの自宅で大切にケアされて、日本へ届く。後編では、清水さんに、蚤の市散歩の魅力や、出掛ける前に知っておきたいルールなどをお聞きします。
2014年12月03日「アンリアレイジ(ANREALAGE)」の森永邦彦が来年1月から放送されるNHKスペシャルの新シリーズ「ネクストワールド 私たちの未来」の衣装を担当する。12月2日、東京・江東区の日本科学未来館で記者会見が開催された。5回に渡って放送される「ネクストワールド 私たちの未来」は、ビジネス、医療、娯楽などの分野で日々出現する新しいテクノロジーが生活をどう変えていくのかを紹介するもの。世界の科学者への取材などの最新のドキュメンタリー映像と、コンピューターの進化によって人工知能が人間の脳を上回ると言われている2045年を舞台にした近未来ドラマの2部構成で放送する。神木隆之介が番組ナビゲーターを務め、番組のドラマでの未来の若者役を演じるほか、サカナクションが番組テーマ曲「グッドバイ」リミックスバージョン、アンリアレイジの森永邦彦が衣装デザイン、ライゾマティクスの真鍋大度がテクニカル演出を、それぞれ担当。森永は神木の衣装や、1月3日の第1回「未来はどこまで予測できるのか」の中で登場する、モーションコントロールカメラとAR(拡張現実)による最先端の映像技術とインタラクティブ演出などで2045年のライブパフォーマンスを再現したサカナクションのライブ「ネクストワールド ライブ」の衣装などをデザインする。番組の公式サイトでライゾマティクスが開発した視聴者の好みを学習し、最適なスタイリングやリミックスを提案するA.I.(人工知能)「SYMPHONY」を使った視聴者参加も特徴。「SYMPHONY」が各視聴者の好みを推測しアンリアレイジがデザインしたアバターの服のスタイリングを提案。アバターはバーチャルオーディエンスとして「ネクストワールド ライブ」に参加することが出来る。また、「SYMPHONY」は視聴者の好みを推測しサカナクションによるテーマ曲のリミックスも提案し、テーマ曲はカスタマイズして、より自分の好みにリミックスすることも出来る。森永氏は「これまでに無い服を創り出すチャンス。2045年には装うという意味も変わっていると思う。今回は光をキーワードに、光を纏うようなものになるが、まだどうなるかわからない」とした上で、「サカナクションの衣装は1度作ったことがあるが、今回は全員違うものにするつもり。また、神木さん、サカナクションの衣装とも、新素材を使うだけでなく、ARとインタラクティブ演出によって現在の技術ではまだ出来ない、未来のデザインを表現したい」と話した。第4回「人生はどこまで楽しくなるのか」のドキュメンタリー部分ではアンリアレイジのパリコレクショの様子なども放送される予定だ。また、神木氏は「未来について考えるきっかけになれば」、サカナクションのボーカル山口一郎氏は「音楽はテクノロジーで進化してきたが、未来の音楽がどんなものになるのかを考えきっかけをもらった。音楽は進化しても歌は残ると思う」と挨拶。真鍋氏は「テクニカル演出は現在開発中だが、30年後も感情や感動は残るし、人の手が入らなければ作品は完成しないということは変わらないだろう」と語った。
2014年12月03日異才のアーティスト集団「ブラックスモーカーレコーズ(BLACK SMOKER RECORDS)」が、12月4日から7日まで東京・恵比寿のLIQUIDROOM 2階ギャラリーKATAにて音楽とアートのイベント「BLACK GALLERY」を開催する。3回目を迎えるこのイベントでは、KILLER-BONGや田我流、伊藤篤弘、河村康輔、5.L.A.C.Kらの作品展示に加え、ライブペイント、DJ、トーク、アートパフォーマンスなど、日々異なるラインアップによる濃厚なプログラムが展開される。【イベント情報】BLACK SMOKER RECORDS PRESENTS『BLACK GALLERY』会場:LIQUIDROOM 2階ギャラリーKATA住所:東京都渋谷区東3-16-6LIQUIDROOM2階会期:12月4日から7日時間:15:00(19:00からショータイム)入場無料(ショータイムは1,000円)
2014年12月03日東京・銀座6丁目の瀧山町ビル跡地について、新たな商業ビルを設立するための開発計画が発表された。15年秋に開業予定の商業ビルは全4階立てとなり、ヴェルサーチ(VERSACE)とブルネロ クチネリ(BRUNELLO CUCINELLI)が出店を予定。それぞれが、西側と東側の1階から3階までのフロアを利用し、新店舗をオープンさせる。商業ビルの開発は北辰不動産が担当。12月1日から既に工事が始まっている。
2014年12月03日伊勢丹新宿店本館地下1階の食品フロアでは、クリスマスパーティーや正月の食卓需要に応えるため、12月3日より精肉のラインアップを増やし展開する。また、“普通の肉”では満足しない顧客へ向けて、“肉の塊”での購入を推奨、その焼き方の調理例と併せて紹介する。2014年は肉の本場、アメリカのステーキハウス「ウルフギャング・ステーキハウス by ウルフギャング・ズウィナー(Wolfgang's Steakhouse by Wolfgang Zwiener)」や「BLT STEAK」が日本上陸を果たし、グルメニュースを席巻した年でもある。伊勢丹新宿店の担当バイヤーは「(肉の外食産業が増加していることを受け)今年は単に肉を販売をするだけでなく、お客様にはじっくりと肉本来の旨みをご家庭で堪能して欲しい。そのためにも“肉の塊”での購入を勧めたい」とコメントする。同フロアの精肉コーナー「アイズ ミート セレクション(I’s MEAT SELECTION)」では、“肉の塊需要”に応える。「兵庫県産の神戸牛モモ ブロック」(100g/2,000円)は、まさに、但馬牛の中でも一定の品質基準を満たした選りすぐりの神戸ビーフだ。きめ細かく上品な旨みのある赤身はローストビーフに最適だという。担当バイヤーによれば、「塊肉は、焼いた時間だけ休めさせることが鉄則。つまり、焼き時間と同じだけアルミホイルに包んで肉を休ませることで、肉汁が中に戻り、抜群にジューシーに食べることができる」という。焼く前の下味としては、アメリカ・ユタ州で採掘した岩塩で、海塩と比較しても味がまろやかな「ジャパンソルト(JAPAN SALT)」のリアルソルト細粒(450円)がおススメだそうだ。同店食品フロアに店を構える「国産仔牛専門店 小島」の「国産仔牛 骨付きロース」(100g/1,389円)は、クセがなくきめ細やかで柔らかい肉質が特徴だ。焼き方としては、焼く直前に塩、こしょうをふり、フライパンで表面を焼き固め、きつね色くらいのやさしい焼き目にするのがポイント。すると、脂分が少ない仔牛でも肉汁を含んだ柔らかい仕上がりになるという。同じく、小島の「国産黒毛和牛の熟成肉 手切り すき焼き用サーロイン」(100g/2,223円)は、伊勢丹の専用熟成庫で3週間以上置いた肉を熟練の職人が手切りで厚さ約3mmにしているため、柔らかく香り高い肉感のすき焼きを楽しめる。担当バイヤーは「肉をスライサーで切ると旨みは逃げてしまうが、手切りにすることで肉の繊維が壊れにくく旨みが残りやすい」と説明する。また、食品フロアでは、肉料理にマッチするワインやジャムも紹介する。同店の酒売場「グランド カーヴ(Grande Cave)」で発売する「ニュートン(NEWTON)」のワイン「ザ パズル 2010」(60点限定/10,500円)は、112区画の自社畑のぶどうをパズルのように合わせて造る最高級キュヴェだ。重厚な味わいはパンチのある肉料理とマッチする。世界各地から伊勢丹がセレクトした編集ショップ「プラ ド エピスリー(plats d’epicerie )」で販売する「ミセスブリッジス(Mrs Bridges)」の「クリスマス プリザーブ(ミックスジャム)」(900円)は、ベリー系をベースにスパイスを入れたクリスマス限定テイスト。ジャムとしてはもちろん、赤ワインで煮詰めて鴨肉のソースとしても利用できるという。
2014年12月03日六本木・国立新美術館にて12月3日から展覧会「エレガンス不滅論。―ジュン アシダの軌跡と未来にみる、ファッションのひとつの本質―」がスタートした。8日まで。「ジュン アシダ(Jun Ashida)」創立50周年を記念した本展は、芦田淳の娘である、デザイナー・芦田多恵がディレクションを手掛けた。会場は七つのゾーンで構成。ゾーン1では「エレガンスとは、何なのか?」をテーマに、芦田淳がデザイナーの道を歩むきっかけとなった、カリスマクリエーター・中原淳一との出会いを、3分間のアニメーションに仕立てた。芦田が好み、コレクションでも使用したことのあるイタリアの作曲家・ピエトロ・マスカーニのオペラ「カヴァレリア・ルスティカーナ」の有名な間奏曲がバックに流れる。ここでは、1950年代から現在に掛けての、“ジュン アシダ”ブランドを彩る映像も見ることが出来る。ゾーン2「エレガンスの条件。」では、ジュン アシダのメゾンを紹介。芦田淳がデザインするところから、アトリエの技術者による製図・仮縫い・縫製・仕上げまでの工程を、手元にフォーカスを当てて撮影した映像が5台のモニターで流される。1990年のカクテルジャケットを筆頭に、テクニックを駆使した代表作3点を展示。ゾーン3「エレガンスの結晶。」では、エレガンスの条件を満たし、メゾンを象徴する作品でもあるウエディングドレスを展示している。ゾーン4は「エレガンスの記憶。」。芦田淳の愛する物や人、事、転機となった事象を通して、デザイナーの世界観とメゾンのヒストリーを、日本におけるハイファッションの歴史や世相とともに紐解く。女優の浅岡ルリ子や藤原紀香、歌舞伎役者の市川海老蔵など、芦田と親交の深い著名人のビデオメッセージを流す。少年時代のスケッチブックや愛読書、手紙やテニスの試合記録、また師匠である中原淳一のデザイン画や人形も展示される。芦田は過去に子供服を手掛けたこともあり、ここでは貴重なデザイン画と実際に販売された商品も見ることが出来る。天皇家に御用命を賜った際の、直筆デザイン画と写真も披露。ゾーン5「エレガンス追求の軌跡。」では、半世紀以上にわたる芦田のクリエーションを支える“不滅のエレガンス”を、構築性とクチュール性の融合という観点で構成。アーカイブ作品50点を、「SPIRIT of Jun Ashida」「WEDDING DRESS」「GOLD」「DAZZLING」「PASTELS AND FLOWERS」「ART」「SCULPTURAL」「GRAPHICAL」「FLUID」の八つのテーマごとに展示。幾重にも重ねた立体的なティアードパンツ“ボンブー(R)”や、まばゆい光を放つスパンコールのドレス、彫刻的な曲線を描くティアードドレスなど、造形美を追求した高級既製服達には各時代の躍動感を感じる。ゾーン6「エレガンス、その最新系。」では、ジュン アシダ15SSコレクションのキーアイテムを映像でプレゼンテーションする。ゾーン7「エレガンスの、可能性。」は、芦田淳オリジナルの中心をくり抜いたドーナツ状のストール“コンパス(R)”の世界。世界で活躍する、デザイナー、クリスチャン・ラクロワ(Christian Lacroix)とプロダンサーTAKAHIROによる、コラボレーションを展示。ジュン アシダで経験を積んだラクロワは、コンパス(R)を使ったフューシャピンクのドレスを製作。蘭のコサージュをあしらい、芦田との作業の思い出としてリボンを飾り付けた。TAKAHIROは、コンパス(R)を纏いパフォーマンスをする映像を披露。会場には、芦田淳の人生哲学を、メッセージとして随所に掲出。展覧会の最後は、アーティスト・草間弥生の特別寄稿「ファッションについてのメッセージ」、服飾史家・中野香織と芦田多恵のメッセージで締めくくられる。芦田多恵氏は「父が何を見てきたかを客観的に捉え、未来を見出すための展示にしたいと思った。これまでかかわってきた外部の方とも一緒に作り上げた、ジュン アシダの本質を辿る展覧会。過去を振り返ることを嫌う父なので企画にはかかわることはなかったのだが、今日この展覧会に訪れ、涙する父の姿を見て改めて歴史の深さを実感した」と話す。【イベント情報】エレガンス不滅論。―ジュン アシダの軌跡と未来にみる、ファッションのひとつの本質―会場:国立新美術館3階講堂住所:東京都港区六本木7-22-2期間:12月3日から8日時間:10:00から18:00まで(金曜日は20:00まで)入場無料
2014年12月03日2015年2月13日から17日の期間、ドイツ・フランクフルト国際見本市会場にて開催される、世界最大規模の消費財見本市「アンビエンテ2015」の概要が、11月26日から3日間東京ビッグサイトを会場に行われた、アンビエンテの関連見本市の一つである「IFFT/インテリアライフスタイルリビング」で公表された。同見本市は、有数のグローバルカンパニーから新進気鋭の若手デザイナーまで世界中から4,700社以上の企業が集結する年2回の世界最大の消費財見本市。前回、2014年に開催の際には5日間で89ヶ国、4,749の出展者が参加。160を超える国々から約14万4,000人の来場者が訪れたという実績を持つ。主催は、世界各国で 年間約100本の見本市を開催している「メッセフランクフルト GmbH」。アンビエンテ2015の会場は、「ダイニング」「リビング」「ギビング」と三つのセクションに分かれ、テーブルウエア、キッチン用品、家庭用品だけでなく、ギフト雑貨、ハウスウエア、ジュエリー、コスメ、インテリア、インテリア装飾品など全ての消費財が展示される。また、製品の展示だけでなく様々なイベント、トレンドのプレゼンテーション、アワード授賞式、若手デザイナー向けのプロモーションプログラムも予定されている。IFFT/インテリアライフスタイルリビング初日にはアンビエンテ/テンデンスの総責任者ニコレット・ナウマン氏が来日。氏は「アンビエンテは世界の消費財業界向けの他では追随を許さないビジネス・プラットフォームとなっている。サッカー場約46個分の会場はバイヤーがビジネスを行い易いよう緻密に構成し、ハイエンドなデザインの製品を一同に見ることが出来る。消費財業界にとって最も重要なビジネスの場と言えるだろう」と述べた。デンマーク、フランス、日本に続き4番目となるパートナーカントリーにはアメリカを選定。フランクフルトでの開催後、2015年6月25日から3日間はインド・ニューデリーにて関連見本市「アンビエンテ インディア2015」の実施も決まっている。また、IFFT/インテリアライフスタイル リビング内の、35歳以下の若手デザイナーが商品化前のプロトタイプを発表する「TALENTS」エリアの参加デザイナーの中から、最優秀デザイナーを選ぶ「YOUNG DESIGNER AWARD」授与式も同時開催。最優秀賞に輝いたのは、3人組のデザインユニット「オルト デザイン ワークス(ALT DESIGN WORKS)」。彼らは“こんなものがあったらいいな”と思うものを形にするというコンセプトの下、ペンを耳にかける仕草をモチーフとしたボールペンや、持ち運べる試験管型歯ブラシなどを発表。特典として、フランクフルトでの「アンビエンテ2015」への出展権が与えられる。
2014年12月03日大人気ガチャガチャ「コップのフチ子」による初の展覧会が、12日から名古屋パルコで開催される。コップのフチ子はマンガ家タナカカツキが生み出したキャラクター。ガチャガチャでは奇譚クラブによって立体化されたフィギュアが販売され、コップのフチに腰を掛けたり、ぶら下がらせて遊ばせられるという目新しさが人気を集めた。発売から約2年間で累計700万個を販売しており、SNSにはコップに座るフチ子を撮影した写真が数多く投稿されている。「コップのフチ子展」ではタナカカツキによる原画や設定資料など、ここでしか見れないレアアイテムを数多く公開。シャンパンタワーには大量のフチ子が腰かけ、過去に発売された200体以上のフチ子も一堂に集まる。「フォトスポットのフチ子」では、大きなコップに入ってフチ子と一緒に撮れる、記念写真のスペースも。会場では展覧会だけの限定アイテムを含め、100種類以上の関連グッズが販売される。様々な展示も含めて、まだ見ぬフチ子に出会える数少ないチャンスになりそうだ。【イベント情報】コップのフチ子展会場:パルコギャラリー住所:愛知県名古屋市中区栄3-29-1 名古屋パルコ西館 8階会期:12月12日から25日時間:10:00から21:00(最終日は18:00まで)入場無料
2014年12月03日コンセプトショップ「221RESTR」は12月1日、大阪店及び公式のショッピングサイトでスウェーデン発のブランド「ストゥッテルハイム(Stutterheim)」の取り扱いをスタートした。ストゥッテルハイムはレインコートやアクセサリーなどを展開する、スウェーデン発のアウターコートブランド。デザイナーのアレキサンダーが、漁師だった祖父の愛用していたコートを偶然見つけたのがブランドの始まりとなった。日本では今回が初めての出店となる。ストゥッテルハイムではレインコートを元に、伝統スタイルのアウターコートをアップグレード。素材にラバーコーティングを施したコットンを使用することで、防水性と耐風性を備えるとともに、高い耐久性を実現させた。ミュージシャンのカニエ・ウェスト(Kanye West)やジェイ・Z(Jay Z)なども愛用しており、レインコートを普段使いに着まわせる、スタイルなデザインに仕上げている。なお、全体的に大きめなサイズ感になっているため、普段のサイズより1サイズ下を選ぶのがお薦めとのことだ。「Stockholm Opal Coat」(4万5,360円)は光沢のあるブラックが艶やか。一方、「Stockholm Coat」(3万6,700円)はブラック、レッド、グレーの3色を展開する。シックなカラーリングとその機能性で、厳しい気候下でもスタイリッシュに過ごせそうだ。
2014年12月03日「ミュベール(MUVEIL)」の旗艦店「GALLERY MUVEIL」で11月28日から、女性デザインデュオ「アホネン&ランバーグ(AHONEN & LAMBERG)」の展覧会が開催されている。期間は12月4日まで。アホネン&ランバーグは、フィンランド出身のアンナ・アホネン(Anna Ahonen)とカタリーナ・ランバーグ(Katariina Lamberg)によって2006年に立ち上げられたパリを拠点に構えるデザインスタジオ。主にクリエーティブコンサルティング、ビジュアルアイデンティティー、グラフィックのデザインなどを行い、「カルヴェン(CARVEN)」「ラコステ(LACOSTE)」「シャルル・アナスタス(Charles anastase)」などを始めとする様々なファッションブランドや著名雑誌、新進気鋭アーティストなどと幅広く仕事をしている。今回、アホネン&ランバーグが手掛けたミュベールのバッグ「アルブル(ARBRE)」シリーズのクリスマス限定モデルは、ミュベールの“M”と“V”をモチーフにモノグラムにデザインしたもの。本展を機に来日した2人に話を聞いた。「デザインにおいて1番大切にしていることはコミュニケーション。“お互いをリスペクトし合えて初めて新しい良いものが生まれる”という理念は一緒に仕事をするクライアントを決める条件でもあります」とアホネン氏。ランバーグ氏は「それは私達自身にも言えることで、日々2人で一緒に居ても常に新しい発見がありますし、お互いを刺激し合える関係でこれからも居続けることはとても大事」と話す。「デザインのインスピレーション源は日々の生活の中に潜んでいて、見るものすべてがデザインソースなんです」とアホネン氏は続ける。今後について、「この会場にも展示しているフランス人シンガーソングライター、ケレン・アンのアルバムジャケットを始め、積極的に音楽関係者との活動を視野に入れています。また現在は雑誌、特にカルチャー誌にもとても興味があります」とコメントした。同展では、彼女達の得意とする有機的なモチーフをデジタル処理で抽象的に表現した、クリーンで洗練された作品約50点が一堂にそろっている。通路入り口で最初に迎えるのは「ディーゼル(DIESEL)」13SSシーズンに手掛けたプリント柄のアートワーク。続いて、「ジョンローレンスサリバン(JOHN LAWRENCE SULLIVAN)」やパリのセレクトショップ「マリア・ルイーザ(MARIA LUIZA)」のルックブック、ファッション・カルチャー誌『ドシエ(Dossier)』のアートディレクションを手掛けたページなどを一つの額にコラージュした作品が並ぶ。整列する12個のロゴ作品は、これまで彼女達が仕事を行ってきたクライアント名だ。2人の手掛けたクリスマス限定アイテムはGALLERY MUVEILで取り扱い中。S、Mの2サイズのトートバッグとクラッチバックはいずれもネイビー、ホワイトの2色展開。
2014年12月02日「メゾン マルタン マルジェラ(Maison Martin Margiela)」が伊勢丹新宿店本館3階=ウエストパーク/プロモーションにポップアップストアをオープンする。期間は3日から9日まで。“贈り物”をコンセプトに展開される今回のポップアップストアでは、メゾンの世界観を表現した空間で、クリスマスに向けたアイテムを紹介する。15SSプレコレクションからライン’11’「女性のためのアクセサリーコレクション」の新作バッグやウォレットの他、ライン’22’「女性のための靴のコレクション」、ライン’12’「ファインジュエリーのコレクション」、ライン’13’「オブジェと出版物」などを用意。レザー小物、アクセサリー、シューズなども並ぶ。場所は伊勢丹新宿店の本館3階にあるウエストパーク/プロモーション。せっかくのクリスマスシーズン、大切な人への贈り物にいいかもしれない。
2014年12月02日南青山のライフスタイルセレクトショップ「ザ・テイストメイカーズ・アンド・コー(The Tastemakers & Co.)」が12月5日から、「トッド・スナイダー(TODD SNYDER)」のポップアップショップをオープンする。25日まで。トッド・スナイダーのコレクションの他、数々のブランドがコラボレーションしたアイテムが扱われる。「ロッキーマウンテンフェザーベッド(Rocky Mountain Featherbed)」のキルティングダウンジャケット(4万8,600円・テイストメイカーズ別注カラーあり)、「ピーエフ フライヤーズ(PF FLYERS)」のスニーカー(1万5,120円から)、「ブリーフィング(BRIEFING)」のスウェットバッグ(3万8,880円)、「グローブ・トロッター(GLOBE-TROTTER)」のトラベルケース(12万9,600円から)などを販売する。
2014年12月02日「グランド ハイアット 東京(GRAND HYATT TOKYO)」は2015年1月から、館内のバーやレストランでビールにちなんだ新メニューを提供する。「オーク ドア バー」では、ビールをベースとした新作カクテルが登場。その一つ「エル マタドール」(1,600円)は、オーク ドア自家製のブラッディマリーミックスとトマトジュースにクラフトビールを加え、メキシコで人気のカクテル“ミチェラーダ”をアレンジした。その他、ビールのほろ苦さの中にバーボンのコクが味わえる「ボイラー メイカー」(1,300円)、ベリーの甘みを生ビールの炭酸でさっぱりと仕上げた「ストロビアー」(1,300円)、マルガリータソルトで縁取りしたグラスにテキーラとビールをミックスした「サブマリーノ」(1,300円)、ウォッカとギネスビールをブレンドした「アイリッシュバックファイア」(1,500円)などが提供される。一方、ステーキハウス「オークドア」では、料理との相性を考えた4種のクラフトビールが、一皿ごとに提供されるディナーコース「ペアリングディナー」(1万1,500円)を展開。前菜の「鯛の冷製 前菜」には、「ジャパニーズペールエール」の緑茶やワサビのような爽やかな風味が絶妙にマッチ。メインディッシュ「牛ほほ肉のビール煮込み」には、ビールらしいホップの苦味やコクを感じる「インディアペールビール」を組み合わせた。その他、「熟成チェダーチーズ」ではフルーティーなフレーバーの「アンバーエール」との、デザート「チョコレートタルト」ではまろやかな甘みの「ダークエール」とのマリアージュが楽しめる。ビアカクテルの提供期間は1月2日から、ペアリングディナーは1月5日からそれぞれ3月31日まで。時間はビアカクテルが11時30分から25時まで、ペアリングディナーが18時から22時までの提供となる。
2014年12月02日「ボス(BOSS)」の15SSキャンペーンビジュアルが公開された。キャストに、モデルで女優のアビー・リー・カーショウと、クラシックバイオリニストのチャーリー・シエムを起用。アビーは、ランウエイショーのホワイトドレスキールックをまとい、チャーリーは、BOSSメンズの代名詞であるダークスーツを粋に着こなし、ブランドのDNAを体現。明暗好対照なビジュアルとなった。BOSSを手掛けるジェイソン・ウーは、「余計なグラフィックもセットも要らない。女と男の本質だけを形にした。チャーリーもアビーも、ユニークで溢れる才能を持っていて個性も豊か。BOSSにとってはそれが何よりも重要。着る人のたたずまいがスタイルを生み出す、というコンセプトだ」とコメントしている。
2014年12月02日