FASHION HEADLINEがお届けする新着記事一覧 (807/858)
ロンドンファッションウィーク最終日の9月16日、各ブランドが15SSウィメンズコレクションを発表した。教会を会場に、パイプオルガンの生演奏に乗せて披露された「シモーネ・ロシャ(SIMONE ROCHA)」のコレクションは花のイメージでいっぱい。ヌードカラーのチュールに真っ赤な糸で刺繍した花がドレスやヴェールとなり、立体感のある赤系の花々が全面を覆うドレスはシノワズリを感じさせる。ランダムな曲線を描くヘムや靴、バッグのフェザートリミングはタンポポの綿毛のようだ。90年代グランジをベースとする「マルケス・アルメイダ(MARQUES’ALMEIDA)」は今シーズン、90年代から少し離れて、英ミュージシャンで詩人・アーティストとしても活動するPJハーヴェイ(Polly Jean Harvey)の難解な詩をインスピレーションとした。シャイニーなブラックデニムはルーズなトップや長い折り返しのある細身のパンツとなり、膝下まで垂れる長いベルトにはクリスタルがラフに乗せられる。デニムのドレスやスカートにはチュールが合わせられ、アシメトリーなレイヤードとなる。グリーン、レッド、フューシャ、アシッドイエローなど鮮やかな色はとりどりに組み合わされ、バイアスカットのドレスやフロントにギャザーをたっぷり寄せたトップにとなった。デニムをシグネチャーとし、デニムアイテムを中心に出してきたブランドだが、デニム以外のアイテムにもインパクトのあるピースが増えてきた。コインパースとキーホルダーが付いたバッグと小型のクラッチのダブル持ちは、強い色のスネークスキン柄もあってインパクト大。若手合同ショー「ファッションイースト」は、「アシュリー・ウィリアムス(ASHLEY WILLIAMS)」に代わって2013年にセントマーチン美術大学BA(学士)を卒業したばかりの「エド・マーラー(Ed Marler)」が加わり、それぞれ2シーズン目の「ヘレン・ローレンス(Helen Lawrence)」、「ルイーズ・アルソップ(Louise Alsop)」とともにコレクションを見せた。ヘレン・ローレンスはニットウエアを中心としつつもラテックスなど異素材も組み合わせてコントラストを見せた。一度作ったセーターは、切り目を入れてまた縫い合わせられている。ルイーズ・アルソップは、胸の下やウエスト付近にカットアウトを入れたセクシーなドレスやシアーな素材を重ねたオーバーサイズのトップ、糸くずを集めて縫い付けたような柄のドレスなどを見せた。エド・マーラーは、タペストリー柄やユニオンジャックを大胆に使ったゴス風味のコレクション。「既存のイメージとは違うヴァンパイア」を目指したが、SFアニメのコスプレに見えてしまう。セクシーなコルセットトップと長いスリットの入ったタイトスカートのコーディネートを基本としたのは「エミリオ・デ・ラ・モレナ(Emilio de la Morena)」。スパンコールやメタリック素材も多用して、グラマラスでゴージャスな雰囲気を盛り上げた。スパンコール使いと言えば「アシッシュ(ASHISH)」。今シーズンは、レインボーカラーのボーダーやスネークスキン柄、ギンガムチェックを作り、人の顔を乗せた。スパンコールで覆ったダメージデニムの穴のふちからは、これもぎらぎらのフリンジが伸びている。モデルたちのヘアに施されたメタリックなエクステンション、大ぶりなラインストーンのジュエリーも合わせ、グリッター感にあふれた。
2014年11月30日イタリア発のスポーツシックを体現するラグジュアリーブランド「ブルネロ クチネリ(Brunello Cucinelli)」は、伊勢丹新宿店にポップアップショップをオープンしている。期間は12月2日まで。ショップでは14-15AWシーズンを代表するアイテムから、クリスマスの彩りにぴったりなイブニングコレクションを紹介。エスニックフレーバーとアクティブスタイルが融合された15SSのイブニングコレクションからも、新作を先行販売する。会場は、本館4階のラグジュアリーステージ。
2014年11月30日デザイナー、ダイアン・フォン・ファステンバーグ(Diane von Furstenberg)の自叙伝『THE WOMAN I WANTED TO BE』(4,000円)が刊行された。販売はダイアン フォン ファステンバーグ路面店(銀座・六本木ヒルズ)。自叙伝は、ダイアンが掲げる「Love is Life is love(愛こそすべて)」というテーマに基づき、人生やパーソナリティーの重要な要素となる“The Woman I am”と、彼女の伝説的なキャリアを年代順に描いた“The Business of Fashion”の2セクションから構成される。彼女のビジネスに対する並外れた能力、人生におけるメッセージなど、時代のアイコンになるまでの過程に学んだ刺激的な教えから、夢に描いた人生の築き方のヒントが見つかるかもしれない。ダイアン・フォン・ファステンバーグは、1946年ベルギー出身。アイコンアイテム・ラップドレスは2014年に40周年を迎えた。
2014年11月30日仕事や家庭など、様々な場面で活躍する女性達を紹介するインタビュー企画「輝く女性の秘密」。第12回目は、11月1日から3日の3日間に渡り伊勢丹新宿店本館屋上アイ・ガーデンにて開催されたイベント「イセタン“スタイリング マルシェ”」に出展した5名の農業女子メンバー(長沼由紀さん、菜穂子さん、貫井香織さん、高博子さん、高橋佳奈さん)が登場。農業女子の農業への夢や情熱を聞いていると、思わず農業っていいな!なんて気持ちが沸いてくるものの、気になるのは日々のスケジュールだ。高橋さんは「夏季は、朝の4時から19時頃まで毎日畑にいます。休みですか?休んだら畑が気になって気になって(笑)。2年後には畑のそばにレストランを開業するという目標があるので、休みがなくても頑張れますね」と話す。さくらんぼの収穫時期は、慢性寝不足という長沼さんは「朝採りなので4時から収穫。事務仕事は夜になるので気がつけば23時、それを繰り返す日々です。休みは冠婚葬祭や家の行事、こんな風にイベントに参加している時だけ……」と笑う。人間都合ではなくすべてのスケジュールは農作物のためにある。繁忙期は早朝から深夜まで、もちろん休みはないのが現実だ。■植物に良いものは人にも良い、ナチュラルコスメ「ソザイローレル(sozai LAUREL )」に注目しかし日々、畑で過ごしていると思えないほど、5人の農業女子メンバーは肌がツルツルで健康的。何か特別なスキンケア方法があるのか気になる。高橋さんは「日焼け止めも汗でドロドロになるので塗らない」とキッパリ。その言葉に頷く高さんや貫井さん。しかし女性スタッフを率いる菜穂子さんは「うちはお化粧をすること!が会社の決まりごと。実は、会社でスイカとシラカバエキスで化粧水を作っています。これを使っているから肌の調子がいいのかも(笑)。農家が作るから、口に入っても安全なものを目指して作りました」と話す。そこでスタイリングマルシェでも販売していた国産素材にこだわったナチュラルコスメ「ソザイローレル(sozai LAUREL)」を試してもらう。保湿の“酒かすの化粧水”には、「甘い酒粕の香りやつけた感じも自然でいい」や「潤う感じがする」と好評。そしてとろみ成分の強い“がごめ昆布の美容液”を手に取り「コンブのアミノ酸は、農産物の肥料成分にも使われているんです。人にいいものは植物にもいい」と長沼さん。仕事後の肌ケアはもちろん、常に手荒れに悩まされるのでハンドケアにも人一倍気を使っていると話す農業女子。スキンケアアイテムから口に入れても安全なハンドクリームやバームなどの美容情報交換に花が咲いた。■機能優先ながらも個々にこだわりがあるワークスタイルおしゃれな農業女子メンバーだが、普段のワークスタイルは?「バンダナを頭に巻いて、長袖、デニムに長靴。つなぎの時もあります」と普段着もカジュアル派というオシャレな菜穂子さん。「帽子に長袖、野菜を収穫する際に便利なのでエプロンもつけます。でも仕事以外は、必ずスカートで外出。なかなか履けません(笑)」とプライベートでは女子的スタイルを楽しむ高さん。頭は帽子かバンダナ・手拭、シャツは長袖か半袖にアームカバー、パンツはデニムやつなぎにジャージなど…、仕事着は機能優先と言いつつも、個々にこだわりのスタイルがあるようだ。そこでマルシェでも販売していたワークブランド「ナプロン(NAPRON)」の帽子や手袋やエプロン、またセルビアの農夫用防水シューズから始まった「オパナック(The OPANAK)」のスリッポンを見てもらう。「ツバが広い帽子はいいけど風で飛ぶから紐が必須」や「肘まである長い軍手でカジュアルなものがないのでコレはステキですね」、「畑では長靴必須だけど、このスリッポンは出荷作業時などにいい」など、実情に即した様々な意見が飛び交った。■人を繋ぎ、アイデアを広げ、魅力的な農業へ、農業女子プロジェクトに注目彼女達が農業女子プロジェクトにかかわって得たものは何だろうか?プロジェクト準備段階からかかわってきた貫井さんは「全国の農業女子と知り会えたこと、そしてスタイリング マルシェも含めていろんなことがカタチになっていること、でしょうか。今後も活動が根付いていくように頑張りたい」との言葉に女子達が頷く。長沼さんも「いろんな人と出会うことで新たな発想も沸いてくる。西洋梨の新たな食べ方を提案したいと思えるようになるなど、プロジェクトに参加することで刺激になったことは多い」と話す。また「農業女子プロジェクトが世代や地域を超えて、タテにもヨコにも広がっていけばと思っています。女性の就農者が増えていけばいい」と菜穂子さん。人と人を繋ぎ(生産者同士、生産者と消費者)、新たなアイデアや可能性を広げ、更に魅力的な農業へと高めていく。100名からスタートして1年、参加数が既に200名を超えたという農業女子プロジェクトの今後に注目して行きたい。【農業女子メンバープロフィール】■菜穂子さん山形県村山市で女性スタッフだけの「山形ガールズ農場」の代表。五種のお米、完熟果実のジュースや焼き菓子などの加工品を作る。大学の教育実習に行った際、「子供たちが健康に成長することに携わるなら、学校より畑から!」と思ったことが農業をスタートすることになったきっかけ。■長沼由紀さん山形上山市で家族とともに「四季の果実 長沼果樹園」を営む。西洋梨、さくらんぼ、果実のジュースを作る。会計事務に勤務の後、果樹農家で半年間研修し、その後実家に後継者として就農。■貫井香織さん埼玉県入間市で代々続く「貫井園」を営む。原木しいたけ、緑茶を栽培する。採用コンサルティング会社、PR会社を経て父が経営する貫井園に就農。■高博子さん石川県七尾市で夫と「NOTO高農園」を営む。300種類以上もの野菜(伝統野菜、西洋野菜、有機野菜)やハーブを栽培。「農業の時代が来る」という言葉を聞いたことをきっかけに2000年、「能登島」で夫と就農を決めた。■高橋佳奈さん滋賀県高島市で夫と「みのり農園」を営む。様々な野菜を手掛ける。農業を一生の仕事にすることを誓い、サラリーマンだった夫を口説き、自分の出身地である滋賀県で農園を開業。
2014年11月29日メゾン マルタン マルジェラ(Maison Martin Margiela)は、「レプリカ」シリーズのフレグランスに新しく加わる2種の香りのローンチを記念して、写真展「#smellslikememories」を開催する。期間は12月13日から28日まで。「#smellslikememories」は2013年からスタートしたフレグランス「レプリカ」ローンチを記念した写真プロジェクト。香りのテーマから連想されるような作品が、世界中のアーティストや写真家、作家、セレブリティーから集められ、ギャラリーで展示された。オンラインギャラリーも設けられている。今回は過去にパリやロンドンなどで行われた同展に出品された写真に加え、新たに東京を拠点に活動する写真家、アーティスト、アートディレクター、建築家、作家など総勢50人による作品が公開される。フレグランス「レプリカ」(1万2,000円)は、同カプセルコレクションの服やアクセサリーにインスピレーションを得た作品。12年の発売以降、2年間で6種類の香りが発表されている。12月には新たに2種類の香りがラインアップに加わる。「アット ザ バーバー」は石鹸やラベンダーなど、クリーンな理髪店を思わせる香りが特徴。シダーがモダンに再解釈され、ラストノートにはレザーやウッドの香りが漂う。一方、茶道にインスピレーションを得た「ティー エスケイプ」でベースとなるのは、緑茶のさわやかで魅惑的な香り。ベルガモットやピンクペッパーをアクセントに、パフトライスが全体をクリーミーに包み込む。【イベント情報】#smellslikememories会場:メゾン マルタン マルジェラ トウキョウ住所:東京都渋谷区恵比寿南2-8-13会期:12月13日から28日時間:12:00から20:00入場無料
2014年11月29日仕事や家庭など、様々な場面で活躍する女性達を紹介するインタビュー企画「輝く女性の秘密」。第12回目は、農林水産省が推進する「農業女子プロジェクト」から、5名の女性達が登場。この農業女子プロジェクトは、女性農業者が日々の生活や仕事、自然とのかかわりの中で培った知恵を様々な企業と結び付け、新たな商品サービス、情報を社会に広く発信することを目的に2013年にスタート。三越伊勢丹ホールディングスも今年から同プロジェクトに参画し、11月1日から3日の3日間、伊勢丹新宿店本館屋上では農業女子が手掛けた農作物などを販売する「イセタン“スタイリング マルシェ”」が開催された。このイベントを盛り上げた全国各地から集結したのが今回登場する5名の農業女子メンバー。山形県からは、西洋梨やさくらんぼなどの果樹農家を営む「四季の果実 長沼果樹園」の長沼由紀さん、女性だけの農業会社「山形ガールズ農場」代表・菜穂子さん。埼玉県でお茶としいたけ栽培を手掛ける「貫井園」の貫井香織さん。石川県からは、300種類もの野菜やハーブを栽培する「NOTO高農園」の高博子さん。琵琶湖のほとり滋賀県で自然薯や西洋野菜を作る「みのり農園」の高橋佳奈さんだ。農業女子と一言で言っても、手掛ける農作物や規模や業態も全く違う彼女達。そんな彼女達に就農へのきっかけや仕事の魅力、農業女子プロジェクトへの思いを伺った。■家業、会社の新事業、彼の一言など、就農きっかけは様々長引く景気の低迷だけではなくものづくりへの強い関心から、就農を始める若い男性が増えていると聞くが、農業女子メンバーの就農へのきっかけは一体何だったのだろうか。別の仕事をしていたけれども、代々の家業であった農家を受け継いだと話すのは、貫井さんと長沼さん。また教職を目指すうちに子供への「食の重要性」を強く感じ、地元に戻り家業の農業を手伝いながら自ら農業会社を作った菜穂子さん。農家の娘である、貫井さんや長沼さんや菜穂子さん、の3人は同じように「親から農業を継ぐように言われたことは一切ない」と話し、家業ではあっても自身のチャレンジの場として農業へと飛び込んだそう。農業とは縁もゆかりもないのに「勤めていた企業が、新事業としてはじめた農業ビジネスの担当となったことがきっかけ。それでのめり込んでしまいました。彼(現在の夫)に仕事を辞めてもらい一緒に農家として独立」と笑う高橋さん。また彼の一言で農家へ飛び込んだ高さんは「付き合っていた彼(現在の夫)が農業を始めたいと言い出しまして、それも良いかなと(笑)。そして、ご縁もあり風景に一目惚れした現在の場所で始めることに」と福岡から夫婦でIターンした。そんな風に就農のきっかけは、メンバーそれぞれだけれども、新たなチャレンジの場として農業を選んだことは共通していた。■農産物を通して得た人との繋がりがパワーの源農業の魅力や続ける理由について、どう考えているのだろうか。果樹農家の長沼さんは「生産物を通じた、お客様との繋がりでしょうか。雹被害で大きな影響が出た時、大勢のお客さまから『大丈夫?』という声と共に全国からお米などが届いて…状況問わず応援してくれるお客様の存在は、続ける上での力になります」と話す。独立して2年目の高橋さんは「作物が育っていくことが面白いです。土地や肥料など、条件一つでトマトが全く違う味になる。そして作る品種から出荷先まで自由度が広い」のも魅力だとか。また「うちはレストランや百貨店との取引が主。同世代のシェフからあと10年は野菜を作ってください、と言われるようにもなり、野菜を通して人との信頼関係が深まるのが楽しい」と高さん。日々畑に向き合う仕事とはいえ、生産物を媒介にいろんな出会いがあるのが農業の魅力であり、それがやりがいへと繋がるとメンバーは口をそろえる。今、力を入れて取り組んでいることを聞いてみると、「作るだけではなく届けることも大事にしたい。今回のようなイベントで農の魅力とともに貫井園のこだわりを伝えることも、その一つです」と貫井さん。今回、様々な加工品も販売した菜穂子さんは「加工品をブランド化していくこと。また子供から大人まで食の重要性を考えてもらいたくて、年7回ほどの農業体験にも力を入れています」と話す。安全や安心にこだわったおいしい農作物を作るのは当然。その上で、作ったものをどう届けるのか、作り手の情熱や農業を身近に感じてもらうためにどうするのかを、農業女子はそれぞれの場所で実践中だ。後半では、日々キラキラと輝く太陽の光の下でアクティブに活動を行う彼女達のファッションや美容という観点から農業女子的ライフスタイルについて聞く。
2014年11月29日各ブックストアがFASHION HEADLINE読者に向けて「今読むべき1冊」をコンシェルジュ。毎週土曜日は、洋書を専門に扱う原宿のブックショップ「シェルフ(Shelf)」(東京都渋谷区神宮前3-7-4)がオススメする1冊を毎週紹介。■「kontrapunkt」鈴木崇トーマス・ルフを代表とするドイツの現代写真のテイストを色濃く感じさせる写真家、鈴木崇のファースト写真集。写真を見る行為、鑑賞者が作品を知覚するプロセスを追及して制作する彼の作品から、日用品のスポンジを使ったコンセプチュアルな作品『BAU』と、これに共鳴するようにセレクトされたスナップショットを織り交ぜて作られた、非常に実験的な本に仕上がっている。【書籍情報】「kontrapunkt」著者:鈴木崇出版社:TRADEMARK PUBLISHING言語:日本語ソフトカバー/72ページ/210×280mm発刊:2014年価格:2,500円
2014年11月29日ベルギー発のチョコレート専門店「ビーバイビー(BbyB.)」が11月29日、銀座に日本初の直営店をオープンした。住所は東京都中央区銀座3-4-5。ビーバイビーはベルギー北部にある2つ星レストラン「バルトロミューズ」のシェフ、バルト・デスミット(Bart Desmid)のインスピレーションと、ショコラティエのヤン・ヴェルレイエ(Jan Verleye)とのコラボレーションから生まれたチョコレート専門店。バルトロミューズのデザートメニューをチョコレートの中に凝縮させ、“Chefチョコ”という新たなカテゴリーを創り上げた。そのフレーバーは全部で28種類に及び、さわやかなフルーツや香ばしいナッツの他、“パッションフルーツ&バジル”“ストロベリー&ペッパー&レモン”など、個性豊かなラインアップとなっている。見た目よりもフレーバーの違いを楽しんでほしいという想いから、チョコレートの外見はどれも同じスティック状に統一。1口食べれば口の中でチョコレートとデザートのフレーバーが混ざり合い、その外見に見合わないサプライズな味わいを堪能出来る。初めてビーバイビーのチョコレートを食べる人にも選びやすいように、銀座店では全5種類のセレクションが展開される。大小2種類のパッケージとなる「The Chefs Favorites」と「Favorites of the Chef」は、シェフお気に入りのフレーバーを集めたチョコレート通に人気のセレクション。他にも、昔から多くの人に親しまれてきたフレーバーをチョイスした「The Classic」、ダークチョコレートをチョイスした「The Black」、ビーバイビーのフレーバーの中から人気の高いものをピックアップした「The Golden」などをラインアップ。シェフが日本になじみ深い食材からインスピレーションを得たという「The Japan Box」も、どんな味わいに仕上がっているのか非常に興味深い。各セレクションは「Collections」(2,600円)と「Boxes」(6,500円)の二つのパッケージで提供される。「Collections」は10個入りのアソートコレクションで、「Boxes」は1箱5個入りの「Sleeves」(各1,300円)が5箱セットになったもの。なお、「The Japan Box」は「Boxes」のみの扱いとなる。更にオリジナルパッケージをオーダー出来る「BbyB. For Business to Business」も展開しており、贈り物としても活躍しそうだ。ショップデザインはnendoの佐藤オオキが手掛けた。ビーバイビーのパッケージをヒントに、店舗の中央に“チョコレートが浮遊する透明な引き出し”を設置。訪れた人が自らの手で商品を引き出しながら選ぶことで、パッケージの世界観をそのまま具現化した。奥に進むに従って透明な引き出しはチョコレートを陳列するショーケースに変化し、更にカフェ用の黒いカウンターテーブルへと変身する。ショップからパッケージ、チョコレートを食べるまでの行為が連続し、より一体的な体験となることを目指したという。
2014年11月29日いよいよクリスマスシーズンの到来。大切な人との心温まる時間を楽しむために、ローストビーフやターキーの用意があるレストランを予約するのもいいけれど、特別な1日をゆっくり過ごしたいなら、リラックスしておいしいお肉を堪能できるホームパーティーがおすすめだ。料理の腕に自信がないという人も、他に類を見ないほど豊富な肉がそろう伊勢丹新宿店本館地下1階フレッシュマーケットで食材を購入すれば間違いなし。有名レストラン級の逸品を自宅で完成させることができる。その手助けをしてくれるのが、I’S MEAT SELECTION専属シェフの岩田晴美さん。「良質な食材を使って丁寧に調理すれば、誰でも簡単においしい料理を作れます。分からないことがあればどんどん訊いてほしいし、下ごしらえも手伝います」と力強いお言葉。そんな岩田さんがこの冬一押しするのは、フランス産の鶏肉「コクレ」(1羽1,000円)。柔らかな肉質はさっぱりした味わいで、塩コショウのみのシンプルな味付けで十分楽しめる一品なんだとか。「背中と胸の両サイドにキッチンバサミを入れて開いたら、オリーブオイル、塩、コショウをして焼くだけでいいんです。オーブンなら200度で30分。オーブンがなければ、フライパンでも調理できます」。塩は、肉のうま味と甘味を引き出してくれる、粒子が粗めのものがベスト。2人でちょうどいいサイズのため、ライトな味付けだと最後までおいしくいただけるのもうれしいポイント。クリスマスの定番・ステーキをメインディッシュにしたいなら、肉の種類によって油の量を変えるのがコツ。「霜降りの和牛ならオリーブオイルだけで焼いたほうがおいしいし、赤みの洋牛ならオリーブオイルとバターで焼くとコクが出ておいしいですよ。焼いている最中は、バターを焦がさないように中火でグツグツさせることを心掛けましょう。バターがムース状であることを目で確認しながら火加減を調節すれ失敗することはありません」また調理中、上下の温度を均一にするために、フライパンの中で溶けているオリーブオイルやバターをすくって肉の上部から掛けるというプロの技も、ぜひ真似したいところ。焼き上がったら、すぐにお皿に盛りつけることなく、フライパンの余熱で中まで熱を伝えていくことが大切。実際に中心温度計を使って中の温度を測ると、20度から50度まで徐々に上がっていく。因みに28度がベリーレア、58度がミディアムレアなのだとか。「中心温度計は4,000円くらいから売っているので、家で肉料理を作るのが好きなら、一つくらいは持っておくといいですよ」十分に余熱がいきわたった肉をお皿に盛り付けた後は、肉の上に塩をまぶし、口の中でマリアージュさせる。粗挽きのコショウが口の中で弾けると共に、塩が甘味を引き出してくれるため、おいしさが一段アップするのでぜひお試しを。また、イブ当日も仕事が忙しく調理する時間が十分に取れないなら、フォアグラパテ用(5,400円)をスライスにしてブリオッシュに載せて食べるだけおいしい。中に閉じ込められた干しがきのアクセントが効いたフォアグラは、家族や友達みんなを、笑顔でいっぱいにしてくれるだろう。「私達はお客様ご自身で、ご自宅で料理する楽しさを実感していただけるために全力でお手伝いしています。ご家庭で一手間加えるだけでプロの味を再現できる食材をそろえているのはもちろんのこと、食材に関しての質問には常に丁寧にお答えさせていただいておりますので、どんなことでも訊いてください。料理がおいしいことを“美味”と書くように、おいしい料理は見た目にも美しいものです。お客様1人ひとりが、食べる人を幸せにする料理を作ることができるよう、これからも応援していきますよ」
2014年11月29日「プリティーグリーン(Pretty Green)」は、カメラマンのミック・ロック(Mick Rock)とのコラボレーションアイテムを12月6日に販売する。今回発売された作品は、彼が長年に渡り追い続けたデヴィッド・ボウイ(David Bowie)をフィーチャーしたオリジナルTシャツ。特製布バッグとピンバッジの付いた限定セットで提供される。「Heroes」にプリントされたデヴィッドは、73年8月に撮影されたアルバム『ピンナップス』のジャケット写真。手に持ったアルト・サックスは、13歳の時に母親が初めて買い与えた楽器として、デヴィッドのアイコン的な存在となっている。一方、日本限定版の「Low」では、山本寛斎デザインの衣装を着た姿がアートデザインに選ばれた。この衣装にプリントされた日本語は、よく読むとデヴィッド・ボウイと書かれている。その他、「Spiders from Mars」は、アルバム『ジギー・スターダスト』のラストツアー時に撮影したデヴィッドがプリントされたもの。ミックによってセピアラインに加工された写真の中のデヴィッドは、今にも歌いだしそうだ。更に、デヴィッドの初アメリカツアーのワンシーンが納められた「Diamond Dogs」、72年12月のアメリカツアーのラストライブの写真が使用された「Hunky Dory」の全5種類を用意する。価格は1万5,000円。青山本店、札幌、大阪、名古屋パルコ店の他、オンラインショップでも開始。また、発売を記念してプリティーグリーン青山本店では、ミック・ロックの直筆サインが書かれた写真集(3,500円)が限定50冊で発売される予定。
2014年11月28日「フェンディ(FENDI)」は、メンズコレクションにフォーカスしたポップアップストアを伊勢丹メンズ館3階で開設している。会期は前半(12月9日まで)と後半(12月10日から1月13日まで)に分かれ、先行販売や15SSの新作アイテムを紹介する。会期前半は、世界に先駆けて発売となる“バッグ バグズ”シリーズの新作「ピーカブー」のバッグ(68万8,000円)を始め、バックパック(15万6,000円)、トートバッグ(9万4,000円)、チャーム(3万7,000円から7万4,000円)、ウォレット(7万円から9万7,000円)、ベルト(4万9,000円)まで15SS新作をアクセサリーを中心に展開する。また、同店で完売が続出したというジャケットやコート、アクセサリーなど14AWの人気アイテムの再販売も行っている。会期後半は、15SSの新作ウエアを中心に紹介する。15SSのテーマは「現実からの逃避」。絶え間ない動きが存在する都会暮らしの現実を見据えつつ、イヤフォンでは自前のサウンドトラックを聴きながら頭の中では旅の幻想に浸っているといったイメージのルックで展開する。“スーツに素足”のスタイルは“あなた自身がルールを決めて欲しい”という同ブランドのサインだという。また、ベーシックにひとひねり加えたスタイルの革新と実験は、細部にまで表現されている。サンドブラスト加工されたデニムがプリントされたレザージャケット(34万4,000円)は、ゴムのような感触で、革新的な技術でデニムのようなプリントに仕上がっている。ボマージャケット(221万1,000円)に密集するピクセルは、正方形にカットされた極小のレザーをモザイク状にはぎ合わせたもので、袖部分には極細のレザーが編み込まれている。
2014年11月28日各ブックストアがFASHION HEADLINE読者に向けて「今読むべき1冊」をコンシェルジュ。毎週金曜日は、東京・代官山に店舗を構える書店、代官山蔦屋書店(東京都渋谷区猿楽町17-5)がオススメする1冊を毎週紹介。■「NEW DOCUMENTARY」ホンマタカシ写真家ホンマタカシの個展「ホンマタカシ ニュー・ドキュメンタリー展」(2012年)と、水戸芸術館で開催された展覧会「拡張するファッション展」(2014年)の展示風景をもとに構成されたユニークな写真集。192ページというボリュームの中で、ホンマタカシの過去から現在に至る作品の数々が展示された“壁面”と“紙面”の間を交錯しながらフローする。代表的な作品も数多く登場しているが、実験的な編集方法によって、まったく新しい見方で楽しむことができる一冊。【書籍情報】「NEW DOCUMENTARY」著者:ホンマタカシ出版社:スーパーラボ言語:日本語ハードカバー/192ページ/190×250mm発刊:2014年価格:8,200円
2014年11月28日「プロエンザ スクーラー(Proenza Schouler)」が、伊勢丹新宿店本館にポップアップショップをオープンする。期間は12月10日から16日まで。今回のポップアップショップは、来年夏に伊勢丹新宿店で予定している国内初の直営店のオープンに先駆けて開催されたもの。サーフィンやスケートカルチャーを元に、メンズウエアにシフォンなどのフェミニンな素材を組み合わせたプレスプリングコレクションから、青をキーカラーとするエレガントな春の装いを提案。バッグコレクションや新作のレザー小物なども豊富に取りそろえる。今回のための限定アイテムも登場。デザインと機能性を兼ね備えたエクスクルーシブのバッグ「PS1」シリーズから、フリンジスタイルの新作を発売。容量の大きい「PS1 Medium Leather Fringe」(23万円)と、斜め掛けバックとして使えるミニチュアサイズの「PS1 Pouch Leather Fringe」(18万円)の2種類を用意している。その他、クラッチバッグ「lunch bag」(11万5,000円)では、伊勢丹新宿限定色のシルバー&ゴールドモデルが登場。財布やクレジットカードケース(2万1,000円から)でも、限定モデルが販売される。その他、ブランド初となるメンズバッグもデビュー。「PS1 new extra large」(23万円)のオールレザーやナイロンとのコンビモデルやバックパックが登場。財布やカードケースなど小物の新作も取りそろえる。
2014年11月28日レザーブランド「エンダースキーマ(Hender Scheme)」から初となる書籍『Manufacture』が出版される。4,500円、500分限定。ブランド設立前から浅草に身を置くデザイナーの柏崎亮は、この街の持つ“人情深く世話焼きな暖かい側面”、またその真逆とも言えるような“よそ者を寄せ付けにくい側面”の両面を持ち合わせた独特な空気や温度を感じてきたという。この本には、そんな環境の中で靴を製作する際にかかわってきた職人達の素晴らしさ、暖かさ、また相反する難しさなど様々な側面から捉え、脚色せずありのままの浅草という街を伝える。“人から人へモノは渡り、製品になって、それを人が使ってその人なりの完成品になっていく”という柏崎の理念に沿った、その過程や経過を表現した。販売は2015年1月中旬から全国の卸先にて順次開始する予定。国内外のアートブックを取り扱う「ユトレヒト(Utrecht)」(東京都渋谷区神宮前5-36-6ケーリーマンション2C)が12月5日から14日まで、展示・先行発売を実施。また、12日19時半から、代々木上原の弁当・ケータリング店「チオベン(chioben) 」による出版記念ディナーショー(3,000円、ドリンク別)を開催する。現在先着30名でユトレヒト問い合わせ窓口にて予約を受け付け中。
2014年11月28日京都初出店となる「H&M KYOTO」が11月29日にオープンする。地下1階から地上6階までの7層構造で、売り場総面積は3,400万平方メートルで現時点では国内最大。地下1階はメンズ、地上1階から4階はウィメンズ、5階はガールズ、6階はボーイズを販売。今店舗はウィメンズスポーツやマタニティラインもそろえ、フルコンセプトラインを扱う。H&M KYOTO限定商品として、赤と黒を基調としたウィメンズアイテムを用意。ロングワンピース6,490円、ノースリーブワンピース7,490円、キャミソール2,490円、スパンコールショートパンツ5,490円、スパンコールショートパンツオールインワン6,490円というラインナップ。またオープン当日には先着100名にH&M KYOTOオリジナルのクラッチバッグをプレゼントする。京都店のオープンに際して、H&Mジャパンのクリスティン・エドマン社長は「大都市への出店はほぼ完了できた。今後は郊外への出店を進めたい」と述べ、家族連れで毎日でも通いたくなるようなコンビニのような便利なショップというイメージを浸透させたい考え。また先日、青山に1号店をオープンした「COS」に関して、「数字は明かせないが予想以上の売上高でスタートできた。日本は他国に比べて口コミで広がるスピードが速い」と驚きを見せる。COSの今後の国内出店については「多店舗化は間違いないが次の出店はまだ検討中」と話すにとどまった。
2014年11月28日ロンドンファッションウィーク4日目の9月15日、各ブランドが15SSウィメンズコレクションを発表した。デザイナーには、ショーのプレスレリースでインスピレーションやシェイプ、素材について語り尽くす人、シーズンを象徴する言葉を書き連ねる人もいれば全く語らない人もいる。「アーデム(ERDEM)」は語らないタイプで、これまでスタッフクレジット以上のものがショーで配布されたことはほぼなかった。そのアーデムが今シーズンは小冊子を配布した。そこには、19世紀後半のものと思われる巨大温室の側面図と平面図、そして19世紀のガーデンにたたずむ人と温室を写した3枚の写真が掲載されている。この3枚の写真と1枚の建築図面が、アーデムの今シーズンのコレクションを雄弁に語っている。1851年のロンドン万国博覧会をきっかけに各地に建設された巨大な温室と、そこにあふれるエキゾチックで生命力の強い熱帯の草木を、ヴィクトリア朝のシルエットを借りてドレスに仕立てたのが、このコレクションなのだ。深みのあるグリーンとブルーを多用し、刺繍やレースを贅沢に使って立体感を出したアイテムは、赤系の色をほとんど使っていないこともあって、どこかダークでメランコリックな雰囲気を醸し出す。温室の中を散策する女性のドレスは、白のコットンレースやシアーなイエローのレース、白地に白糸で立体感のある刺繍を施したトップとたっぷりしたスカートで、熱帯植物とのコントラストを描き出す。同じく刺繍やレースをふんだんに使い、木の葉モチーフや立体的な花のモチーフを使いつつ、アクリル板やメタリック素材を取り入れてサイバー風味の感じられるコレクションを見せたのは「ピーター・ピロット(PETER PILOTTO)」。フローラルやペイズリーのオーガニックな曲線が、円や長方形の幾何学パターンとコントラストを作り出す。今回プリントは使用せず、柄はジャカードや刺繍、パッチワークで表現されている。こちらも柄の上にアクリル板の飾りを乗せたのはユーゴスラビア人デザイナーによる「ロクサンダ・イリンチック(ROKSANDA ILINCIC)」改め「ロクサンダ(Roksanda)」。星や矢印を思わせる幾何学パターンにむらに色を乗せ、さらに円や球のアクリル板で飾った。無地アイテムはピンクやブルー、オレンジなど鮮やかな色のベースに色違いの大きな円を散らし、ときには円を切り刻んで重ね合わせている。鮮やかな色同士を1着の中で用い、時にはドレスの脇や肩にフリルと言うには大きすぎるパーツをはためかせることで微妙なバランスを作り上げた。「クリストファー・ケイン(Christopher Kane)」は、今年5月に亡くなったセントマーチン美術大学の名物教授、ルイーズ・ウィルソン(Louise Wilson)にコレクションを捧げた。ウィルソンは、セントマーチン美術大学MAファッションコースのコースディレクターとして、「アレキサンダー・マックイーン(Alexander McQueen)」を始め多くのデザイナーたちを育てた人物として知られる。もちろんケインも教え子の一人だ。ケインは、セントマーチン美術大学MAの学生として過ごした日々の思い出から出発して、自分自身の歴史を辿った。センセーションを巻き起こした卒業コレクションのボディコンスタイルをラグジュアリーに洗練させたサテンのボディコンドレスは、紐状のサテンが透けるシルクの上にコルセットのボーンのようなラインを描く。サテンのロープをニットのように編んだアイテムは、ケインが昔から好きだという写真家・荒木経惟をインスピレーションとしたものだ。ウエストをぎゅっと絞って腰回りにフェザーを施したデニムジャケットに膝下丈のイエローのスカートは、春のイングリッシュガーデンには書かせない蜂のシルエットを写したものか。「バーバリー プローサム(BURBERRY PRORSUM)」の今シーズンは「The Birds & the Bees (鳥と蜂)」をテーマに、イングリッシュガーデンの春を柔らかいカラーパレットとウエストをぎゅっと絞ったシルエットで表現した。柔らかいトーンのグリーンやイエロー、ブルーにピンクとパープルを加えたカラーパレットも、春のガーデンの色彩だ。フェザーや大きな丸いスパンコール、丸くカットした布が花びらのように重なり、ランダムなティアードのスカートがふんわりと風をはらむ。花はアブストラクトにアレンジされたプリントともなり、ウエストを絞るベルトはチュールを重ねてトンボの羽根を表現したドラゴンフライベルト。メンズでフィーチャーされた40年代のタイポグラフィーは、クラッチバッグやトレンチコートのプリントとなって登場、メンズからの連続性を見せた。「ジャイルズ(Giles)」は、クラシックなシルエットにヒョウや大蛇を大胆に乗せた、楽しくて少々怖いコレクション。ヒョウの毛皮の柄を模した一般的なヒョウ柄ではなく、ヒョウそのものの顔や手をモチーフに使っている。品のいいスクールガール風のパフスリーブのブラウスには背中に大きなヒョウの手が乗り、真っ白なケープ風ドレスの肩にもヒョウの手が。ゴージャスなロングドレスは全面を大蛇のプリントが飾る。
2014年11月28日「ダイアン フォン ファステンバーグ(DIANE von FURSTENBERG)」は、今年40周年を迎えたアイコンアイテム・ラップドレスの歴史と軌跡の集大成となるアートブック『JOURNEY OF A DRESS』(9,000円)を11月29日に発売する。販売は同ブランド路面店(銀座、六本木ヒルズ)。アートブックは、今年ロサンゼルスで開催されたラップドレス回顧展“Journey of a Dress”の展示模様が収録され、初期のデザインから最新のラップドレスまで鮮やかな色彩に富んだ内容となっている。また、ヘルムート・ニュートンなど著名な写真家の作品や、ダイアンと親交の深いアンディ・ウォーホルなどのアート作品も収録。
2014年11月28日「女性そのものを感じさせる、女性のための香りを」ーーそんなガブリエル・シャネル(Gabrielle Chanel)の想いから、物語を紡ぎ始めたシャネルNo5。複雑に構成された花の香りは独創的で、永遠の女性らしさを表現しています。その広告やTVCMを彩ってきたミューズたちもまた、世界中の女性たちが憧れ、理想とする女性らしさに満ちていました。女性が社会的地位を手にするようになった近年。“女性らしさ”の定義もまた変遷してきました。美貌はもちろん、ファッションや佇まいなどビジュアルへの憧れが強かった以前とは異なり、自立した女性像が理想とされ、その “生き方”までもが羨望の的となったのです。現代の女性らしさを数々のストーリーとして紡ぎ出したのは、幾人もの映画界の巨匠たち。たとえば、『レオン』や『トランスポーター』シリーズで知られるリュック・ベッソン(Luc Besson)監督もその一人。グリム童話の「赤ずきん」をモチーフにした世界を描き出し、No5のイメージを刷新しました。元シンクロナイズドスイミング選手であるエステラ・ウォーレン(Estella Warren)が女優の道を歩むきっかけになった作品とも言われており、真っ赤な衣装を纏った彼女の健康美はまさに2000年代の始まりにふさわしいもの。新しい人生の扉を開こうとする前向きな女性像が数分間の映像に投影されていました。2004年のミューズは、二コール・キッドマン(Nicole Mary Kidman)。『ムーラン ルージュ』の世界観そのままに表現したのは、バズ・ラーマン(Baz Luhrmann)監督。恋を捨て仕事に生きる女性を描いた作品は、自分らしさを模索しながらも輝かしいキャリアを手にしたいと願う女性たちを映し出す鏡のようでした。2009年に発表されたジャン=ピエール・ジュネ(Jean-Pierre Jeunet)監督の作品では、また違った女性像が描かれます。『アメリ』でもタッグを組んだ女優オドレイ・トトゥ(Audrey Tautou)が旅の中で恋する女性を演じたもの。色彩豊かなショートムービーのような作品の中で、1人旅を楽しむ自立した女性が自らの想いに素直に恋愛と向き合う姿は、仕事も恋も楽しみたいという新たな女性像といえるでしょう。そして2014年の最新作では再びバズ・ラーマン監督が現代を象徴する理想の女性像を描きます。ミューズはジゼル・ブンチェン(Gisele Bundchen)。サーフィンをひとり楽しむ時間、子供と笑顔で過ごす時間、スポットライトの下に立つ時間……それぞれが描き出される数分間の映像美。愛する人々だけでなく充実したキャリアまでも手にした女性が自分自身の想いと向き合う姿は、仕事と家庭の両立に悩む現代女性の憧れそのもの。私生活でもモデル、女優、母、慈善活動家、そして女性実業家と様々な顔を持つジゼルはまさに今の時代のミューズなのです。■Inside CHANELについてブランドの発展の軌跡をショートフィルムで紹介する公式ウェブサイト、Inside CHANELの第1章でも、No5の伝説が紹介されており、そちらでも過去の広告写真やムービーを見ることができます。
2014年11月28日「私が寝る時、身にまとうのはシャネルNo5を数滴」。余りにも有名なマリリン モンロー(Marilyn Monroe)が放ったこの言葉は当時の女性たちを魅了し、No5をこれまで以上に特別なフレグランスへと昇華させました。その歴史的インタビューから半世紀以上経った今なお、シャネル No5は世界中の女性たちに愛され続けているのです。1921年のNo5誕生から93年。シャネルNo5のミューズとなったのは、マリリン・モンロー(Marilyn Monroe)だけではありません。その時代を代表する女性たちがNo5を纏い、イメージを表現し続けてきました。初めて広告ヴィジュアルを飾ったのは、ガブリエル・シャネル(Gabrielle Chanel)本人。レディースファッションの概念を根本から変えた彼女は、フレグランスにおいても革新をもたらしました。単一の香りが主流であった当時、80種以上のエッセンスで創られた抽象的な香りは驚きをもたらしました。既成概念にとらわれず、新しいスタイルを生み出した彼女は、この革新的なフレグランスを表現するのに最もふさわしい存在だったのです。1952年にはマリリン・モンロー(Marilyn Monroe)によるNo5の伝説が誕生しました。彼女は戦後間もない激動の時代だった50年代、人々の理想の女性でした。“セクシーさの中に垣間見える可愛らしさ”をもつ彼女のウィットにとんだ発言は、たちまち世界じゅうをかけめぐりました。その後、スージー・パーカー(Suzy Parker)、アリ・マッグロー(Ali MacGraw)、ローレン・ハットン(Lauren Hutton)、キャンディス・バーゲン(Candice Bergen)、シェリル・ティーグス(Cheryl Tiegs)など次々と時代を象徴する女性たちがミューズをつとめました。60年代後半から、世界一の美女と謳われたパリジェンヌであるカトリーヌ・ドヌーヴ(Catherine Deneuve)を抜擢。ポップでカラフルな服装に身を包んだ彼女は、まさに70年代のファッションアイコン的な存在。スクリーンの中で、ガーリーなファッションを纏い恋に命を懸けるその姿は女性の憧れそのものでした。ベッティナ・ランス監督は、彼女の独白というスタイルで、凛とした女性像を表現したコマーシャルフィルムを作成しました。そして1980年代から90年代にかけては、キャロル・ブケーがを10年以上にわたってミューズをつとめました。その変わらぬ美貌と魅力、そして聡明さ…単なる「キレイ」や「カワイイ」だけでは表現しきれない大人のスタイルに、女性たちは新世代の理想像を見たのです。
2014年11月28日イタリア発のベビー用品ブランド「ナナン(nanan)」は、銀座に日本初の路面店をオープンした。ファーニチャーやインテリア、ウエア、グッズなど、ベビーグッズを豊富なラインアップで展開。そのデザインはシンプルな中にも愛らしさを備え、複数展開するシリーズによって、ベビールームをトータルコーディネートできる。可愛いクマのキャラクター「プッチョ」や「タット」のグッズは、赤ちゃんにとって初めてのお友達になる存在だ。また、乳幼児の安全についても細心の注意が払われており、EUの国際安全基準を上回る基準を設定。イタリアらしいデザインと安全性を兼ね備えたアイテムは、女優やACミランの選手など、数々のセレブリティーに愛用されている。ナナン銀座本店では1階でウエアやグッズが、地下1階でファーニチャーなどが販売される。愛らしいボックスに入った小物などは、ギフトとしても利用できそうだ。オープニングレセプションではオーナー兼デザイナーのフランカ・マンタナ、及びその娘でマーケティングディレクターのリーチャ・アンジェリが来日。その他、モデルの藤井悠や生方ななえ、えれな、伊藤ニーナ、ファッションプロデューサーの植松晃士などが祝福に駆け付けた。
2014年11月28日「2014年ベストドレッサー賞(日本メンズファッション協会主催)」の発表・授賞式が27日、都内で行われ、宮沢りえ、片岡愛之助ら7人が受賞した。同賞は、各界で活躍した著名人の中からその年を代表する「ベストドレッサー」を選び、表彰するもの。43回目となる今回はトヨタ自動車の豊田章男社長(政治・経済部門)、歌舞伎俳優の片岡愛之助(学術・文化部門)、放送作家の小山薫堂(同)、女優の宮沢りえ(芸能部門)、俳優の鈴木亮平(同)、プロ卓球選手の福原愛(スポーツ部門)、フォトジャーナリストの笹本恒子(特別賞)が選ばれた。また、ベストドレッサー賞受賞者の中からクールにウールが似合う人を選ぶ「クールウール賞」には鈴木亮平さんが選ばれた。宮沢さんは「素材の良いもの、着てハッピーになれるものにこだわっています」と笑顔。豊田社長は「ファッションに気を遣うようになって世の中や車のデザインの見方が変わった。自分の着るものは日本製にこだわっている」。片岡さんは「僕ではなく五大陸のスーツがいいのです」と話した。小山さんは「恥ずかしいの一言。今日の服は友人のチャーリーヴァイスにアレンジしてもらった。今日も会場のどこかにいると思う」とあいさつ。また、鈴木さんは「衣装は役になるためのトリガーのようなもの。僕の中でウールのイメージが新しくなった。来年は愛之助さんのようにスーツを着るような役もやってみたい」と各々コメントした。
2014年11月28日「アー・ペー・セー(A.P.C.)」は12月3日、フレグランスキャンドル「BOUGIES」の新作を発売する。新たにラインアップに加わる香りは「No6. ENCENS」。価格は3,800円で、全国のアー・ペー・セーショップとオンラインショップで発売される。更に、クリスマスには3種類のミニキャンドルをセットにした「Coffret petites bougies 1.4.5.」(8,500円)も登場し、コロン、オレンジの花、いちじくの葉の香りが、聖なる夜をムーディーに演出してくれそうだ。
2014年11月28日各ブックストアがFASHION HEADLINE読者に向けて「今読むべき1冊」をコンシェルジュ。毎週木曜日は、アート・ブックショップ「ナディッフ」各店がオススメする1冊をご紹介。今回は東京・恵比寿の本店、ナディッフ アパート(東京都渋谷区恵比寿1-18-4NADiff A/P/A/R/T1階)です。■「Made in Tokyo」ダーン・ファンゴールデン(Daan van Golden)1936年生まれのオランダ人アーティスト、ダーン・ファンゴールデンは、作品制作のため63-64年にかけて東京に滞在。そこで見た日本の服や、猪熊弦一郎が手掛けた三越デパートの包装紙の模様などに強い刺激を受けた。以降彼は、既存の物事からインスピレーションを受け、アート作品として昇華する形式をとるようになった。本書は、2014年に東京のアートギャラリー「MISAKO&ROSEN」で行われた展覧会に出品された、東京を素材としたコラージュの近作を中心に収録。そのほか、60年代に制作した花柄やチェック模様を使った作品や、週刊誌『平凡パンチ』に掲載されたダーン自身がモデルとして登場した広告写真なども紹介している。【書籍情報】「Made in Tokyo」著者:ダーン・ファンゴールデン出版社:MISAKO&ROSEN言語:日本語、英語ハードカバー/71ページ/165×230mm発刊:2014年価格:3,240円
2014年11月27日東急不動産は11月28日、複合商業施設「テノハ ダイカンヤマ(TENOHA DAIKANYAMA)」をオープンする。27日に内覧会が開かれた。代官山入り口交差点に位置する同施設は、レストラン・ライフスタイルオフィス等が入居した新しい複合施設。既存施設の建物をリニューアルし、緑生い茂る外観とスタイリッシュで洗練された内観で刷新した。“新しい暮らし方”と“新しい働き方”を提案する、情報発信と新規事業の実験の場として、生活(LIFE)をテーマに、日々の暮らしと働くことを、一つの施設の中で体感できる機能を持たせた。これは実験的要素を含むため、5年間限定での開業となっている。約3,877平方メートルの敷地内は、ショップ「TENOHA & STYLE STORE」、レストラン「TENOHA & STYLE RESTAURANT」、イタリアンバール「ボンドルフィボンカフェ(Bondolfiboncaffe)」、ラボ「TENOHA LAB」の四つで構成。ビジネスゾーンと商業ゾーンを一貫したコンセプトのもとに融合させ、新しい“暮らし方”を提案する。インテリア・雑貨・食品・アパレル・グリーンを扱うライフスタイルショップ「TENOHA & STYLE STORE」は、国内外問わず、作り手の想いが込められた商品をセレクト。クリエーターの活動や発掘に力を注ぎ、店内には作家の紹介ポップを立て、その作家おすすめの商品などもラインアップしている。来店客と作家の、ふれあいを大切にしたイベントやワークショップも開催する。また、カラーやサイズ展開が豊富なアイテムを店内に置ききれないという問題を解消すべく、各商品付近にQRコードを設置し、それを読み込むとインターネットサイト「スタイルストア」の購入ページにアクセスできるシステムも導入予定。「TENOHA & STYLE RESTAURANT」は全140席の広々とした店内で、イタリア料理が堪能できる。個室やキッチンスタジオ、テラスを構えており、ウエディングの2次会や料理教室など、様々な使い方で楽しめる。また、ここに置かれているイスなどの什器や料理に使われている食材は、隣接する「TENOHA & STYLE STORE」で購入することができる。価格帯はランチ1,000円、ディナー5,000円程。日本初出店の「ボンドルフィボンカフェ(Bondolfiboncaffe)」は、150年もの歴史を持つイタリアンバール。イタリアはカウンターで立ってエスプレッソを飲むが、カウンターに席を置き、テーブル席も設え、日本人に配慮した店内空間を演出している。煎れたてのコーヒーによく似合うパニーニやピッツァ、ティラミスの他、イタリア伝統のお菓子も多数用意。ビジネスゾーンの「TENOHA LAB」は、会員制のワーキングスペース。1階のワーキングスペースには、ミーティングルームやライブラリーが設置されており、隣の「ボンドルフィボンカフェ」と繋がったオーダー窓口があり、ここでメニューを頼めば会員価格で利用できる。2階のシェアオフィスにはルームやデスクを多数配置。パーソナルルームも設え、さらに外階段から入店可能な店舗付きルームは、店舗併用オフィスとして活用できる。
2014年11月27日ミュベール(MUVEIL)」のバッグシリーズ「アルブル(ARBRE)」からクリスマス限定アイテムが登場。旗艦店「GALLERY MUVEIL」での発売に合わせ、そのグラフィックをデザインした女性デザイナーデュオ、「アホネン&ランバーグ(AHONEN & LAMBERG)」の展覧会を11月28日より開催する。2014年プレフォールコレクションから展開を始めたアルブル。21日から新たに発表したクリスマス限定バージョンは、以前の花のレオパードやカモフラージュ柄とは一変し、モノグラムパターンだ。アイテムは、S、Mの2サイズのトートバッグに加え、中央にバイカラーのグログランテープを施したクラッチバックで何れもネイビー、ホワイトの2色展開。今回のデザインを手がけたのが、フィンランド発の女性デザイナーデュオ、「アホネン&ランバーグ」だ。GALLERY MUVEILのギャラリースペースで11月28日から12月4日の期間、彼女達の作品を展示する。アホネン&ランバーグはフィンランド出身のアンナ・アホネンとカタリーナ・ランバーグによって2006年に立ち上げられ、パリに拠点を構えるデザインスタジオ。主にクリエイティブコンサルティング、ビジュアルアイデンティティー、インテリアやグラフィックのデザインなどを行い、クライアントには「ディーゼル(DIESEL)」「カルヴェン(CARVEN)」「ラコステ(LACOSTE)」を始め、デザイン誌『ウォールペーパー・マガジン(Wallpaper* Magazine)』、また国内からも「ユニクロ(Uniqlo)」「ジョン ローレンス サリバン(John Lawrence Sullivan)」「アキラナカ(Akira Naka)」などと幅広く活動を行っている。「グラフィックデザインとはビジュアルレベルでメッセージを伝えるものであり、ストーリーテリングである。それは今私たちが生きている時代や瞬間を反映するもので、かつタイムレスでもあり、未来を感じさせるものである」と語る彼女達。本展では、そんな彼女達のアートワークを間近で見て、世界観を存分に感じることが出来る。また、展覧会初日のレセプションに向けて2人の来日も決定している。【イベント情報】アホネン&ランバーグ展会場:GALLERY MUVEIL住所:東京都港区南青山5-12-24シャトー東洋南青山地下1階期間:11月28日から12月4日時間:11:30から20:00
2014年11月27日「アーカー(AHKAH)」が、“The Secret of Christmas”をテーマにしたクリスマスイベントを12月17日から25日まで、伊勢丹新宿店本館1階=ザ・ステージで開催する。7年目の開催となる今回のミューズは水原希子。幸福感に包まれながら、様々な魅力を持つダイアモンドによって、かわいらしさやセクシーさ、芯の強さなど、女性の持つ様々な側面を表現したイメージビジュアルを製作した。イベントでは、クリスマス限定コレクションの他、ザ・ステージ限定商品(プティビズーネックレス5万4,000円、ダイアモンドキスブレスレット3万8,000円、キャンディースターコードブレスレット2万円)やリップモチーフの数量限定キスミークラッチ(4,600円)を販売。更に伝統工芸「蒔絵」の技術を取り入れた「makie.J」コレクション(ピアス4万9,000円から)もいち早く先行発売される。また、17日から19日までの3日間、6万円以上購入で、ダイアモンドリング型のオリジナルミラーがプレゼントされる(各日先着20名)。
2014年11月27日15年3月に表参道でのオープンを予定している都市型商業施設「キュープラザ原宿」について、テナント構成など一部の詳細が明らかとなった。開発は東急不動産。出店を予定しているアパレルの中でも、注目なのがアーバンリサーチの新ブランド「センスオブプレイス(SENSE OF PLACE)」の旗艦店。カフェやフラワーショップを併設した店内では、“THE WORLD STANDARD FASHION”をコンセプトに、トレンドアイテムが手ごろな価格で提供される。その他では、映画「シザーハンズ」のモデルとなったエドワード・トリコミが手掛けるヘアサロン「ウォーレン・トリコミ」も、今回ニューヨークから日本へと初上陸。地下1階から地上2階までを貫く「アルモニーソルーナ(HARMONIE SOLUNA)」は、結婚式場とレストランの複合施設となっており、テラスを備えた開放感あふれる空間はイベントやパーティーなどにも活用出来る。キュープラザ原宿は表参道と渋谷をつなぐ明治通り沿いに位置しており、明治神宮からつながる緑豊かな環境を生かした、居心地の良い空間を提供していく。建築デザインを担当するのは、代官山 蔦屋書店を設計したクライン・ダイサム・アーキテクツ。ブローチのような樹木が印象的なエントランスの先にはテラスが広がり、物販や飲食など計16店舗が訪れた人たちを迎え入れる。
2014年11月27日ディズニーは15年4月25日の映画『シンデレラ』公開に先駆け、ファーストビジュアルを発表した。この実写版『シンデレラ』では、女優リリー・ジェームズがシンデレラ役として出演。その他、ケイト・ブランシェットやヘレナ・ボナム=カーターといった豪華なキャスティングでも話題となった。今回公開されたファーストビジュアルは、世界的写真家のアニー・リーボヴィッツが手掛けたもの。シンデレラに扮したリリー・ジェームズが、ブルーのドレス姿で階段を駆け下りる姿が写真に収められている。その足元にはガラスの靴が姿をのぞかせており、躍動感あふれるビジュアルの中にも、シンデレラを代表するストーリー性を盛り込んだ。
2014年11月27日「コスメキッチン(Cosme Kitchen)」は12月4日、隣接するカフェ「Sign」でスペシャルクリスマスランチ「Petit-macro Happy Chriatmas」を提供する。このイベントは代官山店のオープン10周年を記念したもの。マドンナ御用達しのパーソナルシェフとして知られる、マクロビオティックコーチ西邨マユミがプロデュースする、美しくなるためのスペシャルメニューを用意した。今回提供される「ホームメイド“Wheat-Meat”と新鮮野菜のランチョンプレート&スープ」(1,680円)は、カリフラワーのスープや、栗を詰めたセイタンなど、野菜を中心としたメニューとなる。なお、ランチは完全予約制となっており、申し込みはSignが電話にて受け付ける。
2014年11月27日14年5月に営業を終了した南青山の商業空間「ニーヨンロク コモン(246COMMON)」が、商業型コミュニティースペース「コミューン ニーヨンロク(COMMUNE246)」としてリニューアルオープンする。ニーヨンロク コモンは“コミュニティ型商業空間”というコンセプトのもと、車両型のモバイルショップやトレーラーが約20店舗出店。青空市場やフードコート感覚で利用出来る、都会のオープンスペースとして人気を集めていた。一方、リニューアルされたコミューン ニーヨンロクは、移転された自由大学のキャンパスや、共有型ワークスペース「みどり荘」から続く道沿いに、13店舗の飲食店が軒を連ねる構成となっている。中央にはエアドームを設置することで、訪れた人が自由に過ごせる共有スペースとした。フードカートゾーンでは12月から順次店舗がオープンする予定。豆乳スムージーの「一豆。」、クラフトビールが味わえる「Seasons Stand by Blue Moon」、ブルックリンスタイルのポテトフライが食べられる「Brooklyn Ribbon Fries」など個性的なラインアップとなっており、中でも注目なのが「Antenna <> WIRED CAFE」。キュレーションマガジン「Antenna」とWIRED CAFEによるコラボレーション喫茶となっている。
2014年11月27日