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仕事や家庭など、様々な場面で活躍する女性達を紹介するインタビュー企画「輝く女性の秘密」。第8回目は、「無添加主義」を掲げて上質なアイテムを提供するコスメブランド「ハーバー(HABA)」のビューティープロデューサー・廣森知恵子(ひろもり・ちえこ)さん。美容業界のキャリアは36年。今年の8月には銀座へコンセプトストア「ハーバー銀座館」をオープンしたばかりで、同所で行われる一般向けの美容セミナーや各地で開く講演会も大盛況。幅広い年代から支持を集める廣森さんに美の秘訣を伺った。--美容のお仕事に就くようになったのはどんなことがきっかけでしたか?母の影響が大きいと思います。とてもお洒落な人でした。私は4姉妹の末っ子だったのですが、姉妹でよくおそろいの服で出掛けていました。ギンガムチェックのワンピースをよく着ていたな、など鮮明に覚えています。末っ子だったこともあって、私はどこに行くにも母と一緒でした。そんな母のイメージと言えば、毎朝起きると鏡台の前に座って、口紅を差している姿。今流行っているような赤い口紅です。そして髪を夜会巻きにして、引き出しに入っているすずらんの香りのする香水をつけて。そして割烹着を着て家事をしていました。私は無意識のうちに母の姿に憧れていたのでしょうね。母が留守の時にはこっそり鏡台のカバーを外して、口紅を差したりしていました。--とても素敵なお母様の姿が目に浮かびます。だから幼い頃から百貨店の美容部員になりたいと思っていました。結局、夢が叶いましたね。母は、「女性は綺麗にしていなくては」という考えの持ち主だったので、その考えが私にも染みついています。--ビューティープロデューサーというのはどんなお仕事の内容なのでしょう?人が綺麗になる手助けをする、美に関してあらゆる方面から美を追究してみるという仕事です。とはいえ私が提案するのは、エステに行くとか特別なことをするのではなく、普段の暮らしの中で実践出来ることばかり。それぞれの女性のライフスタイルに合わせて、その方が綺麗になるためのお手伝いをしているというところでしょうか。セミナーにいらした方とお話すると、よく「美容液は?ファンデは?」などと質問されることもありますが、「お話を伺っていると、早く寝るのが一番ではないでしょうか」ってお答えする時もあるんですよ。--決して、化粧品やお手入れの方法だけじゃないんですね。もちろんそういうお話もしますけれど、それ以外のこともとても大切ですから。セミナーでは(参加者に)お食事のことを伺ったり、洗顔の時にごしごしこすったりしていませんか?とか寝堀り葉堀り伺います。そこから、それぞれに合ったご提案をするんです。掛けられるお金だって限られてますし、今使っている化粧品を全部取り替えましょう、なんて非現実的。それよりも、綺麗になりたいという気持ちを持っている方がずっと大事だと思います。--スキンケアのアイテムを販売されているのに?商品には絶対の自信がありますが、でもフルラインでそろえるべき、とは決して思っていません。化粧品を変えたらすぐにでも綺麗になれると思っている女性が少なくないのですが、そんなことは絶対にありませんからね。今お持ちの化粧品で、現状の肌に合っているものはそのまま使い続けながら、今よりも綺麗になる方法をお教えしようといつも思っています。--多忙な中でも美しさをキープされながら、業界の第一線でずっと活躍されている、その秘訣はなんでしょう?基本的にくよくよすることはありません。生死に関わるということ以外、大体時間が解決してくれると思っています。結果が良くても、悪くても時間は平等に訪れる。精一杯努力して、どうしても出来ないという時にくよくよしないのが大事。もう一つ、何か嫌なことがあったら「きっと今日が1番嫌な日だ、明日はもう少しいいぞ」と思うようにして、帰り際に一つ良いことをしていくんです。会社の洗面台がちょっと汚れていたら、ペーパーで拭くとか、本当にちょっとしたことですが、自分の中のマイナスのことをプラスにして、嫌なことがあっても険しい顔を見せず、なるべく笑顔でいたい、と思っています。多分、これも母の影響ですね。「女の子はぶすっとしていても可愛くないから、にこにこしていなさい」といつも母に言われていましたもの。--病院や福祉施設でのメイクを通じたボランティアなど、活動の幅も広げておられますね。13年前に一度入院したことがきっかけでした。周りには大きな病を抱えている方も多く、やはりどうしても気持ちが暗くなってしまって。その経験から、何か私が出来ることってないかしら、と思うようになりました。そこで患者さんにメイクをして差し上げたら、皆さんの顔がぱっと明るくなったんです。介護施設での活動も同じようなことがきっかけです。自分だって必ずお世話になる場所だからと思いメイクのボランティアを始めたら、とても喜んでいただけました。それは女性だけじゃなく、男性だって同じこと。身だしなみを整えてかっこよくなりましたよ、と言うととても喜んでくださいます。また、このような活動が出来るのは、HABAの化粧品を使っているからだと思います。これまで1件も肌トラブルがないので安心して使うことが出来ます。--お話を伺っていると、何だか元気が出てきます。そうなんです。私、皆さんに元気になってもらいたいな、と思っているんです。やりたいことはまだいっぱい。これからも、皆さんが綺麗に、そして元気になるお手伝いをしていきたいですね。後半では、より深く美容の秘訣やファッションについての哲学をお聞きします。
2014年10月26日NTTドコモは、11月3日まで神宮外苑で開催されているデザインイベント「東京デザイナーズウィーク2014(TOKYO DESIGNERS WEEK 2014)」にイベントブース「カタチとナリタチ(Form & Origin)」を出展した。細長く伸びた展示スペースに、ベルトコンベアーのような可動式のインスタレーションが設けられている。ベルトコンベアーには、等間隔に193枚のプレートが並び、その上にNTTドコモの最新スマートフォン3機種や、それに呼応する有機的・幾何学的な造形が並ぶ。NTTドコモ プロダクト部の滝本真氏はこのブースデザインについて、「普段、何気なく触れているスマートフォンの形には、それぞれコンセプトがあり、色、手触り、持ちやすさなどが試行錯誤されて生まれているという“成り立ち”を感じさせるものを考えました」と話す。ベルトコンベアーの途中には数ヶ所、黒いボックスが設けられている。数分おきにベルトコンベアーが可動し始めると同時に、フラッシュ照明が瞬き、そのボックス内を通過するスマートフォンがパラパラ漫画のように形を変化させていく様を目にすることができる。現れては消える形状は、機種それぞれに込められたコンセプトを表現したものだ。樹脂製のフレームにより水のような透明感を持つスマートフォンには、水紋や水の弾ける様子を。手触り、テクスチャーにバリエーションのあるスマートフォンには、多様な幾何学形体を。硬質な印象の角ばったスマートフォンには、鉱石が切り出されたような様子など、3Dプリンターによる複雑な造形が、端末それぞれの個性とテーマを際立たせている。また、黒いボックスの前に立つと、水の形状を見ている時には水音のようなオリジナルサウンドが流れるなど、視覚と合わせて聴覚でも感じられる仕掛けが組み込まれ、先端技術の詰まったスマートフォンを当たり前のように使用している現代において、そのプロダクトとしての価値をアナログな手法で、シンプルに見つめ直す場が生み出された。滝本氏は、「止まっている時に一つひとつの機種をじっくり見ていただき、動き出したら映像的なインスタレーションと音楽で、コンセプトを感覚的に体感してもらえたらいいですね。来場者が見て楽しむと同時に、そのカタチとナリタチについても知っていただくきっかけになれば」と話した。【イベント情報】東京デザイナーズウィーク2014会場:明治神宮外苑絵画館前住所:東京都新宿区霞ヶ丘町2-3会期:10月25日から11月3日まで時間:11:00から21:00(最終日は20:00まで)料金:一般3,000円大学生2,000円高校生1,500円中学生1,000円
2014年10月26日「ラッド ミュージシャン(LAD MUSICIAN)」が10月20日、東京・恵比寿のガーデンホールにて15SSコレクションを発表した。ブランド創立20周年を迎える今シーズンのテーマを「SPACEMEN」とし、好きなテイストで固めることを試みたデザイナー・黒田雄一。本人が最も好きなミュージシャン、ソニック・ブーム(SONIC BOOM)へも今回のコレクションのために声を掛けたという。レーザーとスモークによるオーロラのベールに包まれた会場。最初に目を引いたのは、サイケデリックでグラフィカルなプリントだ。これはソニックブームとのコラボレーションによるシリーズで、氏が中心メンバーであったバンド、スペースメン3(SPACEMEN 3)や、スペクトラム(SPECTRUM)のアートワークを使用したもの。その後も、首元に十分ゆとりを持たせた宇宙服を髣髴とさせるフード付きのパーカーなど、立体的で構築的なディテールや、ブレてぼやけたような柄のブルゾンやシャツなどサイケかつフューチャリスティックなムードが続く。しかし、細身のパンツとスタイリングしたり、プレーンな質感の素材を用いたりとミニマルにラッドらしく統一。レーザーのように細く華奢なネックレス・ブレスレットなどのアクセサリーもさりげなくアクセントを与える。終盤になるとモデル達はシルバーグレー一色となり、静かな迫力を感じさせた。ショー終了後には同会場でアフターアニバーサリーパーティーを開催。ソニック・ブーム、日本のオルタナディブロックバンド「ザ・ノーベンバーズ(THE NOVEMBERS)」、宇川直宏が率いるVJチーム「DOMMUNE VIDEO SYNDICATE」などがライブパフォーマンスを行った。
2014年10月26日「マッキントッシュ(MACKINTOSH)」と「ハイク(HYKE)」のコラボレーションライン「MACKINTOSH×HYKE」の2シーズン目となる15SSコレクションが発表された。今回のコレクションは、8月20日に販売スタートした1シーズン目に続く第2弾で、12種類のアウターがお披露目された。基調となる型は4種類。それぞれの型をブラック、パイソン、デニムの計3種類の生地で仕立てている。パイソン柄はハイクの15SSともリンクする。ロング丈はVネックタイプ(ブラック16万円、パイソン18万円、デニム16万5,000円)、スタンドカラータイプ(ブラック16万円、パイソン18万円、デニム16万5,000円)、フーディータイプ(ブラック16万5,000円、パイソン18万5,000円、デニム17万5,000円)の3種類。その他、シンプルなブルゾンタイプ(ブラック14万円、パイソン16万円、デニム14万5,000円)もそろえる。
2014年10月26日資生堂が10月24日、ミス・シセイドウ誕生80周年を記念した特別公演「新 近代美容劇 ひとを美しくするひと―資生堂ビューティーコンサルタントものがたり―」を資生堂銀座ビルで開催した。ミス・シセイドウは、接客対応をする現在のビューティーコンサルタント(以下BC)の前身で1934年に誕生。社会で活躍する女性がまだ少なく化粧が一般的でなかった昭和初期に、7ヶ月にも及ぶ研修期間で彼女達は広い知識と教養を身につける。そしてテレビのなかった時代に正しい美容法を伝えるべく、生活の中の化粧シーンを切り取った「近代美容劇」の上演を全国で行ったという。本公演はミス・シセイドウ誕生から80年の節目を迎え、受け継がれた思いや未来の希望を綴り観客に体感させる“演劇形式のプレゼン・ショー”として、多くの現役BCが出演し1日限りで上演。研修中の新人BC「椿」(主演・マイコ)のもとに80年前のミス・シセイドウ(真行寺君枝)が現れ、資生堂の歴史と未来を共に辿るストーリーだ。放送作家・脚本家の小山薫堂が原作、舞台演出家・劇作家のG2が脚本・演出を務めた。劇中にはBC歴代の制服が登場するが、これまでに山本耀司や三宅一生といった日本を代表するデザイナーが手掛けており、今年に入ってからはベルギーのデザイナーヴェロニク・ブランキーノ(Veronique Branquinho)がデザインした制服も話題を呼んだ。また未来へ向けた取り組みなども披露し、世界初取得特許サービスとなるウェブを通じてカウンセリングを行う「おうちで美容相談」や、画面を通しバーチャルで新作メーキャップを体験できる「トゥルーミラー」、フェイスマッサージの手の動きを音に変えた、リラックス効果のある音楽ソフトなどを紹介した。
2014年10月25日「フルラ(FURLA)」は、デンマーク出身のフラワーアーティスト、ニコライ・バーグマン(Nicolai Bergmann)とのカプセルコレクション「Walking with Fiori」を、10月25日に全国フルラショップで発売した。フルラの看板的存在といえるバッグ「キャンディ(CANDY)」(5万4,000円)は、従来のものとは一線を画し、いかにもニコライらしい繊細で女性的なフローラルプリントがデザインされている。その他にはミニバッグ「メトロポリス(METROPOLIS)」(3万6,000円)、トートバッグ「ムーザ(MUSA)」(4万円)、ポーチ、コインケースなど、バリエーションも豊富。当初は日本のみでの発売予定だったが、世界中のフルラショップでも販売が決定し注目を浴びている。コレクションの発売に伴い、ショッパーと路面店及び一部ショップのウインドーもニコライ仕様になる他、バラやカーネーションなど、ピンクの花々を敷き詰めた「スペシャルプリザーブドフラワーボックス」も登場する。フルラオーナーのジョヴァンナ・フルラネットにラブコールを受け、コラボレーションを果たしたニコライ氏は、「フルラのバッグを愛用する自立し、凛とした女性をイメージし、オンシジウムの花やイタリアンベリーのフラワーデザインに仕上げました。花と一緒に歩くという意味で“Walking with Fiori”と名付けたので、花を手に持っている気分でバッグを色々な場所へ連れて行ってください」と語る。発売前日の24日は本コレクション「Walking with Fiori」のプレローンチを記念したパーティーが、南青山の「Nicolai Bergmann Flowers & Design Flagship Store」で行われた。会場には、モデルのエリー・ローズらが祝福に訪れた。場内中央にはこの日のためにニコライが設えた花とバッグのコラボレーションのフラワーディスプレイが用意され、ゲストの目を楽しませた。また、普段はカフェとして営業しているスペースには、特別にフラワーフレームのフォトシューティングブースが登場。発表された新作バッグを持ち撮影出来るという贅沢な空間にニコライ本人も参加し、ゲストと共に写真を撮るなどして華やかな一夜となった。
2014年10月25日「シュウ ウエムラ(shu uemura)」は、カール・ラガーフェルドの愛猫「シュペット(Shupette)」とのコラボレーションコレクション「シュペット by カール・ラガーフェルト for シュウ ウエムラ」の発売を記念して、発売前日の10月31日のハロウィンに「ニャロウィン パーティー」を開催する。先着100名へのアイラッシュ サービスや“肉球”メイクサービスが行われ、猫気分が味わえるフォトコーナーも設置。マドモアゼルユリアやMAPPY、Soft&Hardらスペシャルゲストによるパフォーマンスなどが予定されている。会場は、東京・麻布十番のELE TOKYO。時間は18時半から22時。入場料無料(入場時IDチェックあり)。ドレスコードは「cat」だ。シュペット by カール・ラガーフェルト for シュウ ウエムラ」全22アイテムは、11月1日に限定発売(うち1アイテムのみ12月1日限定発売)。アイシャドーやリップ、クレンジングオイルがセットになったキットや、スキンケアキット、ファンデーションキット、限定色のアイシャドーやグリッターパウダー、アイラッシュなどが限定デザインのパッケージに入って登場する。なお、限定公開中のキャンペーンサイト「ラ・メゾン・ド・シュペット(La Maison de Shupette)」では、コレクションの詳細やメイクアップ法の紹介の他、インスタグラムで参加できる写真コンテストなどを実施中。シュウ ウエムラのLINE公式アカウントでは、オリジナル チャームがプレゼントされるクーポンを配布(11月1日から30日まで、なくなり次第終了)。店頭での購入額に応じてオリジナル トートバッグやポーチがプレゼントされる企画も用意されている。
2014年10月25日フィンランドのファブリックブランド「マリメッコ(marimekko)」と日本の和菓子店「HIGASHIYA」のコラボレーションカフェ「UNIKKO CAFE」が、10月25日から11月3日の期間限定でオープンした。マリメッコ史上最もアイコニックなプリントである「ウニッコ(UNIKKO)」の50周年を記念し、マリメッコは今年に入り世界の主要都市で記念イベントを開催。伝統的な手法や感性を受け継ぎながら、現代の生活に合わせて革新的なものづくりに向き合うHIGASHIYAの姿勢が、ウニッコの辿った道のりに通じるものがあるとのことから、日本では銀座中央通りの和菓子店HIGASHIYA GINZAにコラボカフェをオープンするに至った。イスのファブリックや壁に飾られた絵など、店内は色とりどりのウニッコで彩られ、メニューには数量限定のウニッコスペシャルプレートが登場。鮭の押し寿司、ブルーベリーソースのロールキャベツ、蓮根甘酢漬け、豆のスープ、ウニッコをかたどった和菓子に、オリジナルブレンドティーがセットになっており、価格は2,500円。併設の売り場とHIGASHIYA man(青山店)では、ウニッコ柄の風呂敷に包まれたお持ち帰り用のウニッコの和菓子も販売される。24日に行われたプレスプレビューには、本国から来日したマリメッコのデザインチームとHIGASHIYA代表の緒方慎一郎がそろって登場し、トークセッションを開催。マリメッコのチーフオペレーティングオフィサーであるティーナ・アラウータ・カスコ(Tiina Alahuhta Kasko)氏は、「去年の4月に初めてHIGASHIYAを訪れ、日本のテイストが詰まった美しい空間に魅了された。私達のプリントが日本の文化と融合できたことをとても嬉しく思う。本来ウニッコはビビッドカラーの展開だが、和菓子では日本らしい自然な五つの色を使って仕上げたということで、ウニッコの新たな一面を見ることができた。何よりも美味しかったことに満足している」と述べた。緒方氏は、「マリメッコとHIGASHIYAは伝統を守りながらも努力を惜しまず新しいものに変えていく姿勢など、非常に通ずるところが多い。海外のファブリックメーカーとのコラボレーションは初だが、二つ返事でOKした。ウニッコはシンプルながらも模様の大きさやカラーで様々な表情を見せるところが最大の魅力であり、長く愛され続ける理由である。自分達も後世に繋げていくためにこういうシンボリックなものを作らなければならないと、今回のコラボがとてもいい勉強になった」とコメントした。全国のマリメッコショップでは、ウニッコカフェのオープンを記念してアニバーサリースペシャルカラーのファブリックバッグを限定販売する他、1万円以上の買い上げでウニッコの落雁をプレゼントするサービスも行う。
2014年10月25日ルミネ新宿は10月25日からエシカルイベント「LUMINE AUTUMN CINEMA & Marche」を開催する。このイベントはルミネの環境推進プロジェクト「チョロコ(choroko)」の一環として行われるもの。“秋の夜長”と“食欲の秋”をテーマに、ルミネ新宿 ルミネ1の屋上にあるエルテラスで様々なイベントが催される。11月3日までのイベント開催期間中は、毎日「Roof Top Cinema」と題して映画が上映される。タイトルのセレクトは“自分らしく考える”をテーマとしており、『ティファニーで朝食を』や『ファッションが教えてくれたこと』などが視聴できる。入場無料のフロアはキャンドルによる光の演出で彩られ、映画鑑賞に欠かせないフードやドリンクも販売される予定。上映開始は平日が19時から、土日・祝日が18時半からとなる。また、11月1日からの3日間限定で飲食店やマルシェも出店される。これは“オーガニック”や“手作り”をテーマとしており、飲食ブースではアルゼンチンスタイルホットドックや、オーガニックなパンやスープなどを提供。マルシェでは弁当やジンジャードリンク、グラノーラなどが販売される。さらに、京都紋付によるポップアップショップも開かれ、古着のリサイクルプロジェクト「PANDA BLACK」による、服やジーンズなどを黒染めするサービスが提供される。11月1日にはストリートフォトグラファーのシトウレイや、ファッションジャーナリストの生駒芳子などのゲストを招いてのトークショー「トレンドをエシカル視点で読み解く」を開催。スターバックスのコーヒースペシャリスト田原象二郎による講演「エシカルなコーヒーをおいしく楽しむミニセミナー」も開かれる。その他、イベント開催期間中にはルミネ1の各店舗にて、「オーガニックコスメで冬のモテ顔レッスン」や「オーガニックアロマハンドケア」などのイベントが催される予定だ。
2014年10月25日「カルバン・クライン コレクション(Calvin Klein collection)」は10月24日、14年秋メンズコレクションをそろえるフィーチャーイベントをドーバー ストリート マーケット ギンザ6階にオープンした。このイベントのためにカルバン・クラインでは、ボンバージャケット(黒・カーキ)、パーカ、「ESCAPE」ロゴが入ったスウェットシャツの3点からなるスペシャルカプセルコレクションを発表。他にも、フレグランスロゴが一際目を引くグラフィックスウェットシャツなどが並ぶ。なお、コレクションの発売に合わせて、川崎剛史が手掛けるスペシャルフォトブックを製作。モデルは柳俊太郎が担当し、キーアイテムを着こなす姿を瀬尾ひろゆきが撮影した。今回のコラボレーションについてデザイナー、イタロ・ズッケーリは、「ドーバー ストリート マーケットは、今の時代にマッチした、世界でもっともエキサイティングな店」とコメント。
2014年10月25日ベーカリーレストラン「ル・パン・コティディアン(Le Pain Quotidien)」が、メニューのラインアップをリニューアル。「ル・パン・コティディアン」は全世界に約220店舗を展開しており、オーガニックな食材をシンプルな調理法で提供。ファッショナブルな盛り付けで、ニューヨークセレブの間でも高い評価を受けている。今回のリニューアルで注目すべきは、看板メニュー「タルティーヌ」のレシピの変更。セサミやコリアンダーなどをトッピングした「デトックスタルティーヌ」(1,190円)の他、「グリルチキン&グリエールチーズタルティーヌ」(1,390円)、「リコッタ&マッシュルームタルティーヌ」(1,290円)、「チキンクラブタルティーヌ」(1,290円)などを用意。全6種類をラインアップし、価格もよりリーズナブルに抑えている。その他、ニューヨーク店で人気の「エッグベネディクト」(990円)や、ヨーグルトやターメリックをトッピングした「バナナスプリットデトックス」(790円)などが日本初上陸を果たした。これら多彩なグランドメニューに加え、平日11時まではドリンクとジャム、スプレッドが付いた「ブレックファーストセット」を販売。その後、15時まではランチメニューやブランチセットを提供する。新メニューは旗艦店の芝公園店で10月下旬より提供。その後、他の店舗でも順次展開していく予定だ。
2014年10月25日LVMHグループの現代アートミュージアム「フォンダシオン ルイ・ヴィトン」が10月27日、パリ・ブローニュの森にオープンする。その開館式が20日に開催された。開館式ではLVMHグループ代表のベルナール・アルノー、フランス共和国大統領フランソワ・オランドらが美術館の開館を宣言した。その他、文化・通信大臣フルール・ペルラン、パリ市長のアンヌ・イダルゴ、建物の設計を担当したフランク・ゲーリーなどが式に参加。また、ニコラ・ジェスキエール、カール・ラガーフェルド、J.W.アンダーソン、ラフ・シモンズなどグループのデザイナーや映画監督のソフィア・コッポラ、女優のミシェル・ウィリアムズ、US『VOGUE』編集長のアナ・ウィンター、建築家のピーター・マリノらセレブリティが駆け付けた。式の当日、会場となった美術館の建物は、照明デザイナーのエルヴェ・デコットによるイルミネーションで彩られた。また、オペラ歌手のナタリー・デセーが、チェリストのアンリ・ドマルケットによる演奏と共に、セルゲイ・ラフマニノフ作『ヴォカリーズ』を歌い上げ祝福。その後、オランド大統領が退席すると、会場では美術館に併設されるレストラン「ル・フランク」のディレクター、ジャン=ルイ・ノミコによるディナーがふるまわれた。
2014年10月24日ニューヨーク発の自転車の祭典「バイシクル フィルム フェスティバル(bicycle Film Festival、以下BFF)」が、11月1・2日に東京・青山にて開催される。東京での開催は3年ぶり。世界中から数百もの応募があった中から厳選されたプログラムを始め、日本での未発表作品を加えたベストヒットのプログラムを用意。青山学院・アスタジオ等で上映する。青山国際連合大学前広場のファーマーズマーケットでは、自転車関連グッズの販売や各種ワークショップを実施予定。1日の21時より「バイクス ロック パーティー(Bikes Rock Party)」も開催され、大人から子供まで楽しめるイベントが目白押しだ。チケットは1プログラムあたり前売り1,000円、当日1,100円でPeatixにて販売中。全プログラム共通のパスも2,800円で用意。BFFは2001年にニューヨークで誕生した、自転車にまつわる映像作品を集めたイベント。メキシコシティーやブエノスアイレスを始めとする中南米の都市や、イスタンブール、ケープタウンでも開催されている。プロアマ問わず数百の映像作品が集結し、BFFでしか観られないバラエティーに富んだプログラムがそろう。
2014年10月24日東京・目白のホテル「ホテル椿山荘東京」は、この冬限定のプラン「Winter Fantasia」を11月22日から提供。それに伴い、館内で様々なイベントが行われる。庭園内の幽翠池付近では「森のオーロラ」が開催される。これは、光の演出によって、空に青や緑のカーテンを映し出すというもの。BGMと共に冬の夜を幻想的に演出する。開催期間は12月28日までで、時間は18時から22時40分まで。また、ホテル椿山荘東京ではこの時期、日没頃にはほたる沢周辺に霧が広がり、ちょうど盛りを迎える紅葉と共に幽玄の世界が楽しめるとのこと。夜には紅葉のライトアップも行われるので、夕方から夜に掛けて、この冬ならではの景色を満喫したい。期間中に館内のレストランでは、オーロラにインスピレーションを受けた特別ディナー「イヤーエンドブッフェ」が提供される。タラバ蟹とズワイ蟹の食べ比べの他、サーモン、ニシンなど北欧をイメージした食材を使い、オーロラのように色とりどりの料理を用意した。開催期間は12月28日までで、価格は大人が8,500円、小学生が4,000円、幼児が2,500円。他にも、ロビーラウンジ「ル・ジャルダン」ではオーロラの色彩のゼリーを、メインバー「ル・マーキー」ではオーロラをフローズンカクテルで再現した「東雲空」というように、館内の飲食店ではオーロラ尽くしのメニューが提供される。12月には各界のアーティストによるディナーショーも開催。12月15日には“100年に1人の天才女形”と名高い早乙女太一が、12月16日にはサイレントコメディー・デュオ「が~まるちょば」が、12月25日には氷川きよしがそれぞれ登場する。12月16日と17日には、ジャズミュージシャンTOKUとヒップホップMCのZEEBRAによるコラボステージも公演予定だ。なお、ホテル椿山荘東京では、10月1日からホテルスパ業界初となる骨気(コルギ)の体験プラン「クイック骨気」を提供中。血流を作る骨に刺激を与えることで、血行を良くしたり、小顔効果を体感出来る。15分、30分の2プランを用意しており、フェイシャルやボティトリートメントと組み合わせての利用も可能だ。価格は4,200円から。その他、“自然豊かな庭との融合による上質なくつろぎが心地よい第2の我が家”をコンセプトに、全260室のリニューアルを3年がかりで計画している。その第一弾となる「プライムスーペリアルーム」の予約を10月24日にスタート。宿泊は11月15日からとなり、12月26日まではリニューアル記念の宿泊プランを用意した。価格は1室4万5,000円からで、土曜と休前日はプラス5,000円での宿泊となる。
2014年10月24日メンズブランド「ヴェイパライズ(VAPORIZE)」は10月23日、ルミネマン渋谷にブランド初となる単独店舗をオープンした。ヴェイパライズは、アメリカの人気バンド「スマッシング・パンプキンズ」の元ギタリストであるジェームス・イハが監修し、2001年日本にて、セレクトショップ「ビームス(BEAMS)」より立ち上げた。ブランド名はイギリスのバンド「フリーウッド・マック(Fleetwood Mac)」の詞に登場する“Vapor Flower”に由来したもので、これが転じて“VAPORIZE”となった。脆く儚い瞬間をファッションに昇華させて蒸発させ、音楽が空気と一体化するように空間や風景に溶け込む“フィーリング・ウエア”を構築。ノンジャンルファッションとコンテンポラリーミュージックの、自由な融合を目指している。同店ではオープンを記念し、限定Tシャツを発売。ミニマルなロゴのみで構成されたロングスリーブTシャツは、90年代のカットソーをイメージしたもので、ネック部分のみリブ使いにしている。素材から縫製まで、全てメイド イン ジャパンにこだわって仕上げられたのも特徴だ。価格は7,800円、ホワイト・グレー・ネイビーの3色を展開。また税込10,000円以上の買い上げで、オリジナルフリースストールを先着でプレゼントするキャンペーンも同時に開催している。
2014年10月24日「N.ハリウッド エクスチェンジサービス(N.HOOLYWOOD EXCHANGE SERVICE)」は、「メレル(MERREL)」とのコラボレーションシューズを10月25日に発売する。メレルはアメリカ発のシューズブランド。1981年には『バックパッカー・マガジン』が“北米でもっとも機能的で快適な靴”に選出。アメリカ海軍に採用されるなど、タウンからアウトドアまで使えるパフォーマンスシューズとして知られる。今回のコラボでは、ロードランニングやマルチスポーツ、ライトハイキングなどで活躍するライン「OUTSIDE ATHLETIC(アウトドア・アスレチック)」のシューズをN.HOOLYWOOD EXCHANGE SERVICEを別注した。靴型はフィット感がよく、快適な履き心地を実現するストロベルコントラクションを採用。アッパーは軽量性と耐久性が特徴で、ライナーにはゴアテックス コネクトフィットを使用し伸縮性と防水・透湿性を兼ね備えた。フットベットは軽量なEVA素材で、メレル独自の抗菌テクノロジーにより防臭効果も。ミッドソールは足の形や動きに合わせて足運びをサポートするよう設計され、アウトソールはライトハイキングに適したメレルの独自素材を使用している。また、シューズベラにオリジナルミルスペックを入れた他、インソールにダブルネームロゴをプリントした。カラーはブラックのみで、価格は1万6,000円。
2014年10月24日「コール ハーン(COLE HAAN)」は、ニューヨーク・ シティ・ バレエ団所属のトップバレリーナ3人とパートナーシップ契約を結び、新たなシューズコレクションを発売した。ニューヨーク・シティ・バレエ団は90人以上の所属ダンサーを率いる、世界最高峰のバレエ団の一つ。今回のコラボではバレエ団に所属するサラ・マーンズ、メーガン・フェアチャイルド、グレッチェン・スミスの3名のバレエのステージからインスパイアされた素材やカラーリングを使用し、日常生活にマッチするデザインを追求している。バレリーナのトゥシューズからインスパイアされたのが、リボンのクロスがバックに施された「エイヴァリー ポインティー バレエ」(3万円)。ブラックスワンメタリックとダイアモンドメタリックの2色を展開。また、「エイヴァリー プリンテッド チュチュバレエ」(3万3,000円)は、トゥにブラックスエードを使用。ヌードカラーのナッパレザーにチュールをプリントし、ファブリックのような質感とした。国内での取り扱い店舗は、コール ハーン銀座本店、伊勢丹新宿店、銀座三越、福岡岩田屋、池袋西武、横浜そごう、日本橋三越、梅田阪急、大阪高島屋、玉川高島屋、JR名古屋高島屋、日本橋高島屋、渋谷東急本店。
2014年10月24日表参道ヒルズがあるケヤキ通りから一歩裏に足を進めると、サンローランのブティックがあることをご存知だろうか。9月1日にひっそりとオープンした神宮前ギャラリーストアは、同ブランドによると、日本で初めて、完全にエディ・スリマンのニューコンセプトのストアとして期間限定でオープンした路面店だという。店内にはメンズ、ウィメンズ共にコレクションラインからアクセサリーまでフルラインアップでそろう。これから、ホリデーシーズンに向けたベイビー・サック・ド・ジュールやベイビー・ダッフルの新色などが新しく展開される予定。 2012年3月に新クリエーティブディレクターにエディ・スリマンが就任して以来、着実に新たなファン層を拡大している新生サンローラン。そしてこの神宮前のコンセプトストアをはじめ、建築デザインまでもを、エディ自身が手掛けているという徹底具合だ。デザインコンセプトは、フレンチデコのマテリアルとテクニックの融合。大理石のディスプレイなど、エディ・スリマンらしいコンテンポラリーでモダンな世界観を体感できる。住所は東京都渋谷区神宮前4-25-13。いつクローズするかも未定ということで、まだ訪れていない人はこれを機に、サンローランの神宮前ギャラリーストアを訪れてはいかが。
2014年10月24日松屋銀座、銀座三越、プランタン銀座の3店が共同で開催するファッションイベント「ギンザ ファッション ウィーク(GINZA FASHION WEEK)」が10月22日にスタートした。11月4日まで。今回で7回目を迎える同イベントの趣旨は、「銀座から世界に向けて、旬のファッションを発信していく」こと。今回は同3店舗が初めて、銀座の街の祭り“オータムギンザ”にも参加するため、多方面から銀座地区が盛り上がるのではないか、と注目されている。オータムギンザとは、茶道五流派が一堂に集まり、銀座の秋の風物詩にもなっている“銀茶会”や、銀座の名店レストランメニューを特別価格で賞味できる“ダイナースクラブ銀座レストランウィーク”などのイベントを総称した呼称。22日に行われたギンザ ファッション ウィークのオープニングセレモニーでは、松屋銀座、銀座三越、プランタン銀座の3店舗が、各店独自のテーマを設け、担当者が今年の秋冬のスタイリングを紹介した。松屋銀座は“ジャパンパワー(JAPAN POWER)”をテーマに日本製、日本素材、日本人デザイナーに焦点をあて、ニットを中心とした製品を紹介。「ナネットレポー(nanettelepore)」のワンピース(3万9,000円)は、尾州産の生地を使用したチェック柄とロイヤルブルーのリバーシブル。「アルチザン(ARTISAN)」のカーディガン(5万3,000円)は、ブリテッシュウール糸を使用し、新潟県五泉市で編み上げたという。銀座三越は“NEW 70’s ギンザ ニュー トラディション”をテーマに70年代のスタイルをモダンにアップデートした“GIN-TRA”スタイルを提案。ハマトラ御三家の一つ「フクゾー(FUKUZO)」とお嬢様系ワンピースの王道「マーリエ(Maglie)」がコラボレーションしたワンピース(4万2,000円)は、トラッドな雰囲気のタータンチェックに胸元のタツノオトシゴの刺繍がアクセントとなる。横浜元町の「キタムラ(Kitamura)」からは、タブレットが収納できる前ポケットを備えた、機能的なハンドバッグ(41,667円)を同店限定で販売する。プランタン銀座のテーマは“フレンチ テイスト(FRENCH TASTE)”で、銀座で感じるフランス風ライフスタイル”を提案。フランスワインをイメージさせるボルドーをメインカラーにしたファッションを紹介する。「ランバン オン ブルー(LANVIN en Bleu)」のドレス(3万8,000円)はスワロフスキー付きの大きなリボンがアクセントの華やかなドレス。また、スマートフォン対応ジャージグローブはバイカラー(3,600円)、刺繍入り(4,300円)、レースリボン(3,600円)を展開、グローブをはめたまま電話操作ができるというプランタン銀座オリジナルデザインを用意している。
2014年10月24日ファッション雑誌『スウィート(sweet)』の公式ショッピングサイト「スウィート オフィシャル モール」は、「ハンアンスン(HAN AHN SOON)」とのコラボレーションアイテムを限定予約販売する。ハンアンスンは、デザイナー韓安順手掛ける独自の色彩美やフェミニンな素材使いが特徴のウィメンズブランド。2009年にはBNN社が選ぶ日本のファッションデザイナー100人に選出されている。今年4月にマークスタイラーから独立し、自身の会社を設立した。今回登場するのは9月7日に東京ランウエイで紹介されたコートとワンピースで、11月11日までの限定販売となる。「Woolコート」(4万4,000円)は、ボリュームを抑えたウールの軽快な風合いが特徴。ドレスとしてまとえば優しいラインを描き、更にチャックを開ければガウンのように着用できるダブルフェイス仕様。一方、「フィットタックワンピース」(2万8,000円)は、Aラインのデザインでスウィートらしい可愛さを表現。グレーで厚みがあるウールが、オフィスなどで大人可愛い自分を演じるのにぴったりな1枚となっている。なお、今回のコラボアイテムを購入すると、先着100名にオリジナルTシャツがプレゼントされる。
2014年10月24日東京・目白のホテル「ホテル椿山荘東京」が、体験型ストーリーイベント「大人だけのハロウィンパーティー」を10月31日に開催する。このイベントでは劇団の俳優達が繰り広げる演劇に、ゲストがそれぞれ登場人物の1人として参加。みんなで協力しながら謎やミッションをクリアしていく。ストーリーは完全オリジナルとなっており、様々なサプライズも用意されているようだ。大人限定のイベントのため、参加資格は20歳以上。また、当日のドレスコードには仮装が指定されており、ハロウィンにちなんだ衣装で参加することになる。会場では仮面の貸出が行われる他、洋食ビュッフェでのディナーも用意した。また、ハロウィン関係ではパーティーに先駆けて、29日に「子どもと一緒に楽しむハロウィン:ハッピーハロウィンランチ&クッキー作り」が開催される。これはホテルのシェフと一緒に、かぼちゃおばけ型のクッキーづくりを体験するイベント。子供が喜ぶデザートブッフェ付きのハロウィンランチも用意され、2時間掛けてハロウィンムードをじっくり満喫出来る。親子連れ限定のイベントとなり、12時より受付を開始。参加費は大人が5,000円、子供が3,000円。その他、29日から31日に掛けては「子どもと一緒に楽しむハロウィン:ハッピーハロウィンスタンプラリー」を実施。魔女やドラキュラなどに仮装してホテル内を探検すると、“トリック・オア・トリート”の合言葉でお菓子がもらえる。【イベント情報】大人だけのハロウィンパーティー会場:ホテル椿山荘東京住所:東京都文京区関口2-10-8日時:10月31日19:00(18:30受付)料金:8,000円
2014年10月24日10月20日から3日間、日本最大のファッション総合展「ファッションワールド 東京 2014秋」(リード エグジビション ジャパン主催)が東京ビックサイトで開催された。出展社数は昨年比250社増の610社、来場者は約3万人を見込む盛況振りとなった。展示会の目玉となる特別セミナーでは、22日に三越伊勢丹執行役員紳士・スポーツ統括部長の近藤洋が登壇。消費における価値観が多様化する中で、顧客感心の重要性について触れながら、伊勢丹メンズ館の立ち上げ背景から今後の戦略について語った。「今は、自分の好きなものにはこだわり、それ以外は無駄を省くという消費の二極化が進んできている。2000年以降、他の百貨店では紳士の売り上げが低迷する中、伊勢丹は売り上げを伸ばすことが出来た。それは、顧客創造をして様々な仕掛けをしてきたから。当時、紳士売り場では女性の代理購入が多かったが、ファッションに関心が高く、自ら商品を選んでコーディネートすることが出来る男性の潜在ニーズを想定。男性が選ぶ店づくりを目指し、2003年に“男である幸福”をコンセプトにしたメンズ館をオープンした。ブランドの壁を取り払い、世界最高峰のファッション、こだわりの品を取りそろえ、今までにないメンズコスメやメンズアクセサリーの売り場といった、お客様の“思ってもみなかった”“あったらいいな”(という潜在ニーズ)を幅と奥行をもって提案してきた」更に近藤氏は、オープン1年後に、売り上げは伸びていたが新規顧客が40%増えたのに30%流出してしまっていたことについても言及。2007年には、“ウェルネス”や“趣味”をテーマにメンズライフスタイルフロア(8階)を設け、スパやカフェ、男の趣味・書斎をイメージしたライブラリーのコーナーを新設するなど、リニューアルを進めた。「何度でも売り場に足を運んでもらえるような仕掛けとして、“心の豊かさ”に着目した。日本の技術が詰まった良い品を集め、“日本”の良さを再発見できるような新しい価値を提案するということ。また、お客様間の価値共有のきかけとなるよう、元プレイボーイ編集長の島地勝彦氏によるバー『サロン ド シマジ』をオープンした。これによりファッション、シングルモルト、シガーといった男の憧れのライフスタイル、彼の生き方に共感する人が集まるようになった。これからもメンズ館って面白いって思っていただければ」と述べた。これからのメンズファッションビジネスの方向性、伊勢丹メンズ館の今後の課題について、「これから次の10年、価値観の変化(スペンドシフト)に対応するには、ニーズ対応ではなく、“これが欲しかった”と思わせるようなウォンツ対応の品ぞろえを実現し、心が豊かになる共感価値を創出し、伊勢丹メンズ館のファンづくりのマーケティングへの転換が必要。インナーブランディングによる、“これが伊勢丹メンズ館だよね”という価値共有を行ってもらえるように、人・生きざま・生き方までを表現できるような“存在”、チャリティイベントなどの心の表れ方としての“活動”、モノ・コトだけではなく、作り手の思いまで伝える“作品”を軸に取り組んでいく。日本の優れた製品に込められた和の精神気質は、グローバ ル戦略の際に強みにもなる。常に一歩先を読み、新しい情報を発信して挑戦し続けていく」と話した。同展示会では他にも、パルコ代表執行役社長・牧山浩三、バーニーズジャパン代表取締役・上田谷真一、ビームス取締役副社長・遠藤恵司、アーバンリサーチ専務取締役・竹村圭祐による基調講演が行われ、メンズバイヤー達が熱心に耳を傾けていた。なお、今回会場では世界中のハイファッション商材が一堂に集まる特設エリア「PLUS+ ハイファッション ゾーン」が新たに設けられた。メンズでは「サルヴァトーレ ボサ(SALVATORE BOSA)」のシャツや「ミハラヤスヒロ(MIHARAYASUHIRO)」の靴、ウィメンズでは、「ジュリアン・ヘイクス(Julian Hakes)」の“底のない”デザインで話題となったユニークなシューズや、日本初上陸の韓国ブランド「BRHAS PATI」などが注目を集めていた。その他、アパレル、アクセサリーやシューズ、バッグなどの出展ゾーンでも、熱心に商談する姿が見られにぎわいを見せた。
2014年10月24日大分県立美術館(Oita Prifectural Art Museum 、OPAM)が2015年4月24日にオープンする。10月末に竣工を予定。23日に概要を披露する記者会見が都内で開かれた。美術館のコアとなるコンセプトは、「五感で楽しむことができ、自宅のリビングと思えるようにリラックスできる、大分県民とともに成長する美術館」だ。設計を手掛けたのは今年3月にプリツカー賞を受賞した坂茂。坂氏は、「美術館が展覧会のチケット収入のみで運営を続けることは難しく、美術館の企画や役割が展示に限らないかたちで多様化しているのは世界的なトレンド」と述べた上で、アート愛好家に限らず、社会に開かれる美術館を目指したという。ファサード1階は折り戸によって開閉し、屋外と屋内が一体化する。また、展示用のパネルは自由に配置可能で、フレキシブルな展示を実現。サイン表示やショップ・カフェカウンターなどの什器も移動式で都度様相が変わる。「従来の美術館のように、中身が見えないブラック・ボックスではなく、世界に他に類を見ない、フレキシブルなことができる新しい形の美術館の設計を目指した」と坂氏。館長は西武美術館・セゾン美術館勤務を経た武蔵野美術大学教授の新見隆が務める。新見氏は、「美術館というよりは、新しいライフスタイルを提案する文化施設」としてOPAMを運営していく方針を語り、年間4度入れ替わる予定の今後の展示について説明した。「大分県には、大分県立芸術会館が所蔵してきた大分に縁のある19世紀と20世紀の近・現代作家の約4,000点の作品がある。1977年に芸術会館が設立されて以来うまく活用されてこなかった、これらの作品をフル活用して展示することが、第1の目標」と述べた上で、「これらの作品と西欧の名作やコンテンポラリーな作品を織り交ぜて見せることで、従来の展示とは違った、独自の美術展を企画していく」と今後の構想を明かした。例えば、大分の仏教美術とグスタフ・クリムトの作品が並ぶような展示をみることができるという。地方の美術館では、他の美術館で行われた展示をそのまま見せる巡回展が頻繁に行われるが、OPAMではそれら巡回展の受け皿になることは拒否し、あくまでも独自のコンテンツで勝負する。新見氏は、「大分には高山辰雄や、宇治山哲平などの、単なる地方作家の作品に留まらない、世界レベルを誇る素晴らしい近代美術の作品がある。それらの作品を別分野の美術作品と並列させ、独自の方法で展示することによって、金沢(21世紀美術館)、瀬戸内(直島)、青森(県立美術館)、ニューヨーク現代美術館や、ポンピドゥー・メス(フランス)で見られるのとは違った、唯一無二の、日本、いや世界で一番面白い美術館となることを約束する!」と意気込みを見せた。また、美術作品に限らないライブやダンスパフォーマンスを中心とした企画で、街中に飛び出して行くような「開かれた美術館」らしい展示も行う予定だ。2006年開館の青森県立美術館以来、国内の県立美術館としては9年ぶりにオープンするOPAM。ミュージアムショップやカフェでも、大分の商材や食材を提供することで、地域性を発揮する。スペインのビルバオ・グッゲンハイム美術館が集客力を発揮し成功したように、そしてポンピドゥー・メスの来館者によって地域の活性化が計られたように、坂茂の建築そのものが大分の観光資源となって、地域産業の発展と経済効果を生むことが期待される。その中で、箱としての「ブランド美術館」の一歩先を行く新見のキュレーションに注目が集まる。11月23日から30日には開館に先駆け「OPAM誕生祭」と称して様々なイベントが行われる。
2014年10月24日“カーオーディオとしてのラジオ番組”が再発見されている。大手のラグジュアリーカーブランドが自身のエッセンスを体現すべく、独自のプログラムを展開。トレンド情報などを発信するとともに、リスナーとインタラクティブな関係を構築中だ。7月4日にはレクサスのプロモーションスペース「インターセクト バイ レクサス 東京(INTERSECT BY LEXUS-TOKYO)」のサウンドプロデュースを担当するDJテイ・トウワによる番組「SoundLines from "INTERSECT"」(InterFM/金曜日19時)がスタートした。カフェブームの仕掛け人となった山本宇一など、毎回ユニークなゲストを招いて最新のトレンド情報を発信。街をSoundLineで交差させ、新たな刺激をリスナーに提供している。また、メルセデスベンツでは「Mercedes Me Music Factory」(J-WAVE/土曜日17時)で、ドライブと音楽を愛するリスナーから様々なテーマでエピソードなどを募集している。これを元に9月6日に発表されたのが、オリジナルドライビングソング「Drivin’ Love」だ。他にも、リスナーと共同で「ドライビング プレイリスト」を製作するなど、様々なプロジェクトを実施している。その他、アウディでも土曜正午から「atelier nova」(J-WAVE)を配信中。世界を駆け回る建築家・隈研吾による裏話や、映画監督スパイク・ジョーンズによる製作エピソードなど、次の時代をデザインする人達によるクリエーティビティーに溢れたトークを展開している。ラジオと言えばBGMが欠かせないが、ラグジュアリーカーブランドが薦める音楽を聴けるというのも面白い。デザイナーやアーティストなどもゲストに出演しており、ファッションのトレンドなどもキャッチできそうだ。
2014年10月24日イタリア発のバッグブランド「ザネラート(ZANELLATO)」は、阪急メンズ東京でPOSTINAのオーダー会を開催する。POSTINAは50年代にイタリアの郵便配達員が使用していたバッグをベースとしており、シーズンごとに様々な素材やカラー、プリントによるバリエーションを展開。ブランドのアイコンバッグとして多くのファンを魅了している。ザネラートによるオーダー会は今回が世界でも初の試みとなる。カスタマイズ出来るのは本体とフラップ、および金具の素材。本体とフラップ部分にはマルカプントと、これに波型の型押しを施したマルカプントブランティーンをセレクト出来る。カラーはブラック、レッド、ネイビーを用意した。一方、金具はシルバー、シャンパンゴールド、ディアマンテの3色で、このうちディアマンテにはボーダー状に刻み細工を施した。シルバー、シャンパンゴールドについては、イニシャルの刻印サービスを提供する。価格は10万3,896円。会場は1階バッグ売り場となり、受注期間は10月28日まで、納期は3月下旬となる。なお、25日にはオーダー会の開催を祝って、CEOのフランコ・ザネラートが来日する予定。
2014年10月23日ヒルサイドテラス代官山で「目黒インテリアコレクション2014」が開催される。期間は11月1日から3日まで。会場では今年もエキシビションとして、目黒エリアのインテリアショップが世界の家具を用いて空間をプロデュースする。会場にはアーリーアメリカン、イギリスやイタリアのアンティーク、北欧のビンテージ、アジアンテイストなど様々なインテリアが登場。近年では耐震性や断熱性、機能性を向上させるためのリノベーションが注目されているが、これを受けて今年のテーマは“リノベーション オリンピック”とした。家具以外にもカーテンやラグ、輸入壁紙、ペイントなどを駆使して、本格的なコーディネートが行われる。その他、開場では様々なイベントも行われる。11月1日には杉野服飾大学によるファッションショーの他、ドレスメーカー学院の生徒による作品を展示。ゴスペルフォークシンガーの神山みさによるスペシャルライブも開催される。テーブルのオイル仕上げメンテナンスや、左官職人の植田俊彦による漆喰壁の塗り方教室といったワークショップもオープン予定だ。その後、2日にはインテリアショップのオーナーを、3日には建築家を招いてのトークショーを開催。1日限定の蚤の市「蚤ヒルサイドフォーラム前中庭」も3日に開催され、世界各国の珍しい小物やインテリアなどが出品される。なお、イベント期間中には参加店で特別セールが行われる他、スタンプラリーも開催。抽選で商品券などが当たる他、スタンプ5個を集めるとオリジナルエコバッグがプレゼントされる。
2014年10月23日青森の十和田市現代美術館は、11月1日より展覧会「田中忠三郎が伝える精神」を開催する。本展は、生涯を懸けて青森の民俗文化を研究した田中忠三郎にフォーカスしたもの。アンティークコレクターとしても有名な田中が収蔵した、貴重な衣服や民具などを展示。更に、南部菱刺しや刺繍、衣装など独自の視点で素材と向き合う、山下陽光、「リトゥンアフターワーズ(writtenafterwards)」の山縣良和ら現代の作家による作品も多数出展される。期間中には館内に「手わざ工房」がオープン。刺し子や刺繍、あやとりなど、指先を使った仕事や遊びを楽しむ空間として開放される。また、週末にはワークショップも開催される予定。11月23日には青森伝統の南部菱刺しを用いて、小さなアート作品を製作出来る。12月7日には「津軽こぎん刺し体験」が、1月10日には「南部菱刺しでよみがえる思い出の服たち」が催される予定だ。その他、11月1日には宮城県の震災復興や障害者表現活動などをテーマに、様々な映像作品を撮り続ける監督、泉山朗土による作品を上映。翌日には“消えゆく昔の暮らしを体験し「ものにこめられた思い」をうけとる旅”と題して、バスツアーが開催される。【イベント情報】田中忠三郎が伝える精神会場:十和田市現代美術館住所:青森県十和田市西2-10-9会期:11月1日から2015年2月15日時間:9:00から17:00休館日:月曜日(祝日の場合は翌日)、12月26日から1月1日入場料:1,000円高校生以下無料
2014年10月23日東京・銀座の資生堂ギャラリーで「荒木経惟 往生写集-東ノ空・PARADISE」展がスタートした。期間は12月25日まで。展覧会のタイトルである「往生写集」は、平安時代の僧侶・源信が著した仏教書『往生要集』(985年)から着想を得た荒木の造語。源信は多くの仏教の経典や論書などから“極楽往生”に関する要文を集め「死後に“極楽往生”するためには一心に仏を想い、念仏を唱えることが大切」と説き、後にその教えは日本の浄土思想の基礎となったと言われている。本展は、豊田市美術館、新潟市美術館、そして資生堂ギャラリーの3館合同で開催する企画展で、それぞれに異なるサブタイトルと出品作で構成。2009年の前立腺癌の発症と摘出手術、その後の愛猫チロの死や東日本大震災の経験などが荒木に自らの「死=往生」を意識させ、それを機にこの合同企画展が実現したという。最終開催地となる資生堂ギャラリーでは、「死=往生」から「再生」に向かっていく、荒木の現在の心境を捉えた作品を中心に展示する。【イベント情報】「荒木経惟 往生写集-東ノ空・PARADISE」展会場:資生堂ギャラリー住所:東京都中央区銀座8-8-3 東京銀座資生堂ビル地下1階期間:10月22日から12月25日時間:11:00から19:00(日曜日・祝日は18:00まで)休廊日:月曜日入場無料
2014年10月23日エイベックス・グループ・ホールディングスは、大麻布を使用した生地ブランド「麻世妙 majotae(まよたえ)」をスタートした。エンターテインメントの領域に留まらず、文化領域でも新しい感動体験の創造を目指し、今までにないビジネス開拓に挑戦する。古来より日本人の生活に欠かせない存在だった大麻布だが、原料が有害物質を含むことから第2次世界大戦後に国内栽培を制限され、更に大麻繊維が紡績に適さず工業化に乗り遅れたことで、現在では全く一般流通していない。麻世妙は、そんな日本人が忘れてしまった大麻布を現代に蘇らせたファブリックブランドだ。幻覚物質を含まない無害な大麻を原料に使用。通常麻布というと固い風合いだが、麻世妙は柔らかく、速乾性・保温性・耐久性に優れる。“大麻布をもう一度、日本のスタンダードファブリックに”という指針のもと、自然布研究家である近世麻布研究所所長の吉田真一郎、京都帯匠誉田屋十代目の山口源兵衛、そしてエイベックス・グループの三者がタッグを組み誕生した。これに伴い10月23日から25日まで、代官山ヒルサイドフォーラムで「麻世妙展 日本人が忘れていた布」を開催。同展では、麻素材の権威である吉田所蔵の麻布や、麻世妙を使って山口が作り上げた作品が展示されている。22日に行われた発表会において、エイベックス・グループ・ホールディングスの竹内成和代表取締役は、「エイベックスは創業から数々のヒット作や流行を世に送り出し、現在は音楽・映像に留まらず“感動体験を創造する企業”へと進化を続けている。麻世妙は吉田さん、山口さんとの出会いをきっかけに、その麻布に対する熱い想いに動かされ挑んだプロジェクト。これは文化事業を担い自社の企業価値を上げると共に、エイベックスの名をより広げていく意義も持つ。3年半の年月を掛け、大麻の抱える法的問題や工業化への課題をクリアし、共感を得た三越伊勢丹ホールディングスとタッグを組むことで、製品化への道筋が開いた」と、これまでの経緯を説明した。また三越伊勢丹の大西洋社長は、「麻世妙に触れ、これまでの麻のイメージが180度覆った。綿や絹の良さに加え、麻本来の特性を両立した素晴らしい素材である。日本にはまだまだ良いものがあるにもかかわらず消費者に届いていない。三越伊勢丹には、麻の魅力を世界に発信していくミッションがある。商品企画は現在進行している最中だが、衣類に留まらず家具やファブリックなどライフスタイル型での提案を視野に入れており、来年3月には店頭でお披露目する予定」とコメントした。【イベント情報】麻世妙展日本人が忘れていた布会場:HILLSIDE FORUM住所:東京都渋谷区猿楽町18-8 ヒルサイドテラスF棟会期:10月23日から10月25日時間:9:00から21:00入場無料
2014年10月23日「タカヒロミヤシタザソロイスト.(TAKAHIROMIYASHITATheSoloist.)」が2015年1月、パリで15-16AWコレクションをエキシビション形式で発表する予定だ。デザイナーの宮下貴裕が「ナンバーナイン(NUMBER(N)INE)」のデザインから離れ、2010年に同ブランドを立ち上げて以来、初の海外でのコレクション発表となる。来秋冬シーズンに向けてのプレシーズンとなった15SSコレクション(#0011)はテーマを「チューニング(tuNINg.)」として、チェスターコートやフライトジャケット、シャツなどのアイテムの袖がカットされるなど、細部が“チューニング”されている。シルクコットンのロングポンチョや、シルクデニムなどピンストライプのパジャマジャケットやパジャマパンツもシルク素材を中心に構成され、念入りにラフに加工されたディテールをラグジュアリーなコレクションにまとめている。「ショーを行わないので見せる要素が減り、どんどん自分自身が着る服へと絞りこまれている。ルーツに戻っている気がする」と宮下デザイナー。シーズンごとに“固執”するテーマやアイテムで、海外のメンズモードに影響を与えてきた東京を代表するデザイナーが、今一度チューニングを終え、再びパリで奏でるイントロが楽しみだ。
2014年10月23日