FASHION HEADLINEがお届けする新着記事一覧 (826/854)
三宅一生とリアリティ・ラボチームが手がける「オム プリッセ イッセイ ミヤケ(HOMME PLISSE ISSEY MIYAKE)」が、15SSシーズンに東京・渋谷のイッセイ・ミヤケ本社で初の展示会を開催した。同ブランドは昨年7月、東京・渋谷の国立代々木競技場第二体育館で開催された三宅一生による特別企画公演「青森大学男子新体操部(Aomori University Men’s Rhythmic Gymnastics Team)」のオリジナルコスチュームとして初めて登場。展示会では最新の15SSコレクションとともに内見会で発表した14-15AWコレクションも展示。14-15AWのイメージビデオも上映した。オム プリッセ イッセイ ミヤケは、イッセイ ミヤケのプリーツ開発をルーツに、現代男性のための新しい日常着を提案するブランド。吸汗速乾素材や縫製後にプリーツ加工を施す製品プリーツの手法などを使った、軽さや動きやすさ、手入れが簡単で携帯しやすいデザインなどが特徴になっている。15SSは現代の男性がより快適に生活するための春夏の装いを提案。メッシュのプリーツや涼しく風通しの良い上に糸自体に防汚加工を施すことで汚れにくくしたスムーズプリーツと名付けられた新しいプリーツ、撥水加工を施したものなど、春夏シーズンに適した新素材を使用した服作りにチャレンジした。色はベーシックカラーである黒、ネイビー、チャコールグレー、ライトグレーとともに、マンスリーカラーとして海のグリーンやブルー、砂浜のサンドベージュ、夕日のオレンジ、イグアナをイメージしたダークグリーンなど自然からインスピレーションを得た色を使用。プリントはイグアナ、鳥、タカなど動物をモチーフにしたグラフィカルなパターンやエッジの効いたプリーツの山部分だけを転写プリントしたデザイン、フラットなボックスプリーツにプリントしたものなどバリエーションが広がっている。アイテムもテーラードジャケットやブルゾン、ジップアップパーカーの他、バカンスでも活躍する膝上丈のショートパンツなどの新アイテムが登場するなど、バリエーションを更に拡大している。一方、すでに店頭でも一部展開している14-15AWは「青森大学男子新体操部」のオリジナルコスチュームなどから続く、身体との対話を重視した服作りを発展させた。ブラジルの武術であるカポエイラに着目し、独特の足技や宙返りなどの激しい動きをしてもストレスを感じない服を研究するとともに、アフリカのボディペインティングの持つ野生の力強さをプリントや超音波でギザギザにカットしたパンツのディテールなどで表現している。
2014年09月24日ブランジスタは、30代の女性に向けた月刊の電子ビューティーマガジン『マレーナ(MALENA)』を創刊した。編集長を務めるのは、『ハーパース バザー(Harper’s BAZAAR)』『レオン(LEON)』『ニキータ(NIKITA)』創刊に携わった田上美幸。湘南美容外科クリニックの相川佳之総括院長とのコラボレーションにより、メイクアップからスキンケア、インナービューティーなど多角的な切り口により「キレイになる」ことへのモチベーションを喚起。若い頃より更にキレイになりたい女性を応援する。「日本の女性は30歳過ぎから地味になる傾向があるが、映画『マレーナ』出演時のモニカ・ベルッチ(Monica Bellucci)が35歳だったように世界基準では30歳からが女の本番」と田上編集長はコメント。「もっとキレイになって、大切な男性にもっと愛されたい!」という本音に応えるべく、大人の女性の美をナビゲートする。今号ではオイル美容やCCクリームなど最新美容テクを提案する「いい年齢(トシ)に勝つ!モテ美容10」を始め「ないのなら、つけてしまおう“つけボクロ”」「一触即LOVEボディメイク『くびれウエスト』」等の特集記事を掲載する。毎月20日発行、無料。
2014年09月24日パリファッションウィーク初日の9月23日、「ルシアン ペラフィネ(lucien pellat-finet)」が15SSウィメンズコレクションを発表した。夏を意識し、ブルーやオレンジなどビビッドカラーとトロピカルなモチーフを使用。ヤシの木にはスカルの実がなり、迷彩柄のスカルにはハイビスカスの花を飾って平和のシンボルとしている。レーザーで柄を描いたデニムやショートパンツ、ネオンカラーとのコンビネーションが特徴のトートバッグなどがラインアップした。毎シーズンアーティストとのコラボレーションも話題になる同ブランド。今季は写真家のラリー・クラーク(Larry Clark)とコラボしたTシャツが登場。デザイナーのルシアンにとってクラークは尊敬するアーティストの1人で、本社玄関にもクラークの作品が飾られている。一方クラークは、来日した時に東京ミッドタウンのルシアン ぺラフィネの店で買い物したほどぺラフィネの服を愛用していることからこのコラボが実現したという。スコットランド製カシミヤのドライな質感や、高い縫製技術による服作りがファンから根強い人気を集める同ブランドは今年ブランド設立20周年を迎えた。今後、東京オリンピックに向けて日本での新規出店も計画するなど、更なるビジネスの拡大を目指す。
2014年09月23日9月20日、開発に伴い生まれた一時的な空間を使ったクロスジャンルなアートプロジェクト「トランス・アーツ・トーキョー(TRANS ARTS TOKYO 2014)」が、東京・神田でスタートした。期間は11月3日まで。今年で第3回目となる同プロジェクト。今年は、“家族がリビングで過ごす時間のように人々が集まり対話を生み、多様な価値観を交換出来る場”をテーマに、旧東京電機大学11号館跡地、アーツ千代田3331、ワテラスコモンなどの神田エリアに会場を設け、音楽ライブ、巨大アート作品展示、キャンプ体験、カレーとスポーツのエキスポなど多彩なコンテンツを行う。開催初日の20日にはオープニングレセプションが行われた。それに合わせて、直径30m以上の巨大生物の気球作品「スカイホエール(Skywhale)」を展示するオーストラリアの現代美術家パトリシア・ピッチーニ(Patricia Piccinini)が来日。Skywhaleは今回のメイン会場・旧東京電機大学11号館跡地に展示され、しかも空を飛ぶデモンストレーションを行う(9月21・27・28日)。日本で飛行するは今回が初だ。ピッチーニ氏は、「この新しい取り組みを行うイベントだからこそ、『これはなんだろう?』と考えさせるインパクトのある作品を選んだ。『この生物がどんな生活をしているのか?』『どんな食物を食べているのか?』と考えながら見て欲しい」と話す。同作品は、海中で生きている生物は、空中でも生きることが出来るのではないか?という発想の下、生まれたという。その他、宇川直宏が設立した「ドミューン(DOMMUNE)」のキュレーションによるライブ「ドミューン・ライブ・プレミアム“カンダ・インダストリアル”(DOMMUNE LIVE PREMIUM “KANDA INDUSTRIAL”!!!!!!!)」(10月12日)や、都心のど真ん中に出現したキャンプ場にてテント泊を行い、非日常を体感出来る「アーバンキャンプ・トーキョーホテル」(11月1日から3日)、スポーツ体験とカレーの食べ比べ、アーティストの岩田草平によるワークショップなどを実施する「神田スポーツ&カレー エキスポ」(10月4・5日)、現代美術作家・椿昇と社会学者の室井尚によるバルーン作品「インセクト・ワールド―飛蝗(ばった)」の展示(10月19・20日)、ビルの谷間に設置した大規模スクリーンに、池田嘉人を始めとする主催の東京藝術大学にかかわる様々な映像作家の作品を上映するプロジェクト(10月11・12・13日)、「ジェニー・ファックス(JENNY FAX)」15SSコレクションファッションショー(10月19日)など盛り沢山のイベントが予定されている。トランス・アーツ・トーキョーは、神田に新たな産業・コミュニティーの場を生み出すための一歩として2012年10月に開始。初開催時には約300名のアーティストと1万人以上の来場者が集結し話題を呼んだ。統括ディレクターを務める中川政人氏は、「新しい縦構造の街を作るモデルとなるプロジェクトだと思っている。これからも4年、5年と続け、更には2020年のオリンピックに向けて、東東京の魅力をどんどん発信して行きたい」と意気込んでいる。【イベント情報】TRANS ARTS TOKYO 2014会場:旧東京電機大学11号館跡地、アーツ千代田3331、ワテラスコモンなど神田エリア会期:9月20日から11月3日
2014年09月21日アメリカ・西海岸を拠点に運営するギャラリー「ブラム・アンド・ポー(BLUM&POE)」が9月19日、東京・原宿にオープンした。住所は東京都渋谷区神宮前1-14-34原宿神宮の森5階。ブラム・アンド・ポーは、1994年カリフォルニア州サンタモニカにギャラリスト、ティモシー・ブラム(Timothy Blum)とジェフリー・ポー(Jeff Poe)によって設立された。現在、彼らはサンタモニカにある約2,050平方メートルの工業用倉庫を改装し、そこを拠点にギャラリー運営を行っている。今回は、サンタモニカ、ロサンゼルス、今年5月にオープンしたばかりのニューヨークに続いて4店目となる。創業当初から一貫してアーティストと密接にかかわり、野心的な作品の制作に取り組み、これまで多くの展覧会を美術館レベルで志向してきた。現在は日本、中国、ヨーロッパ、アメリカのアーティストに脚光を当て、若手アーティストの作品普及に努めている。90年代半ばから日本でも、村上隆、奈良美智を紹介している他、最近活躍している菅木志雄や榎倉康二などが所属してる。東京で行われる最初の展覧会は、現代美術家マイク・ケリー(Mike Kelley)のもとでアシスタント経験を持つ、LAで活動するアーティスト、デイヴ・ムラー(Dave Muller)の日本初となる個展「Sublime Memory Garden」。昔から音楽に深い関心を持って作品作りを行ってきたムラーは、いかに音楽が日常に浸透し、生活をかたち作り、様々な文化・文脈間で対話を可能にするかに着目している。同展では、その音楽への思いを「自然」に結びつけ、思索のガーデンを作り出した。ギャラリーの窓いっぱいに明治神宮の森が広がる空間の壁に直接描かれたのは、音楽界の経済の担い手であったロックンロールの興隆と衰勢を年表形式で現したドローイング作品。中央にはポラロイド形式の作品が数多く並ぶ。オープン前日の18日にはオープニングレセプションが開かれ、オーナーのブラムとポー、アーティストのデイヴが来日。デイヴ氏は「オーナー2人とは95年からの付き合いで、今回9回目の個展。現在は家族のような関係」とにこやかに話した。また、日本の美術界からも、画家で彫刻家の奈良美智らが駆け付け華やかなオープニングとなった。【イベント情報】Sublime Memory Garden会場:ブラム・アンド・ポー住所:東京都渋谷区神宮前1-14-34原宿神宮の森5階会期:9月19日から11月15日時間:10:00から18:00休廊日:月曜日、日曜日・祝日入場無料
2014年09月19日資生堂トップヘア&メーキャップアーティスト・原田忠(はらだ・ただし)が、漫画『テラフォーマーズ』(原作:貴家悠、作画:橘賢一)とのコラボレーションによる作品を製作した。同氏による漫画キャラクターの実写化は、昨年の『ジョジョの奇妙な冒険』に続き2作目。集英社『週刊ヤングジャンプ』にて連載中の『テラフォーマーズ』は、人型に進化したゴキブリと人類の戦いを描いたSF作品。コミックス累計発行部数870万部以上を誇る人気作品で、9月26日からはTOKYO MXにてテレビアニメの放送も開始される。今回彼が製作したのは、原作のキャラクターをモデルで実写化したヘア&メイクアップとファッション、CGを掛け合わせたクリエーション作品。実写化が困難と言われていた『テラフォーマーズ』に登場する1人の美人女性キャラクター「ミッシェル・K・デイヴス」をモチーフに、ファッション性に違いを持たせた三つの異なるアプローチで作品を完成させた。「2度目の実写化となる今回は、 ヘアメーク表現の枠を超えて更なる表現の可能性に向かう挑戦でもあった。 信頼できるジョジョの撮影チームをベースに、それぞれの分野でのスペシャリスト達を新たに迎え入れ、 その同志達とのコラボレーション作品となった」と原田氏。招集されたスペシャリストは、スタイリストの高橋毅、コスチュームディレクションの辻沙織、CGアーティストの早野海兵という分野の異なる3名のプロフェッショナルだ。高橋との作品では、「ソマルタ(SOMARTA)」の白のボディスーツと「マサヤクシノ(Masaya Kushino)」の新作シューズを使用し、スタイリッシュにエレガントに表現。辻との作品では甲冑を取り入れ、昆虫のエグさと力強さを実写化した。早野とのCGを用いたビジュアルは11月発売の『週刊ヤングジャンプ』にて公開される。漫画を愛する原田氏同様、この3人もテラフォーマーズを愛読。心で共鳴し、作り上げたようだ。 「それぞれの感性が融合し、化学反応を起こし、美しく力強いミッシェル・K・デイヴスに昇華させることができた。既成概念を打ち破る革新的な美の表現にたどり着くには、志を共にした盟友の惜しみない支援と協力があればこそ。彼らなくしてこのミッションは実現できなかった」と原田氏は製作を振り返る。これらの作品は9月19日発売の月刊誌『ウルトラジャンプ』(集英社)10月号、10月18日発売の同誌11月号にて特集掲載される。また、『テラフォ―マーズ』が連載されている『週刊ヤングジャンプ』でも特集が予定されている。
2014年09月18日「フェンディ(FENDI)」は、14-15AW新作バッグコレクションをそろえるポップアップショップ「STYLE ME, FENDI」を伊勢丹新宿店本館1階ハンドバッグプロモーションスペースに9月17日にオープンした。23日まで。グラフィカルな「トゥージュール(2JOURS)」シリーズのレギュラーサイズ(21万5,000円)、ミニサイズ(18万1,000円)に加え、5月の発売以来フェンディの新しいアイコンバッグになった「バイ ザ ウェイ(By The Way)」も併せて展開する。イベントを記念し、「プチトゥージュール(PETITE 2JOURS)」シリーズのカラフルなスペシャルタグ(2万円)が同店限定品として期間限定で販売される。また、タグに好みのイニシャル(3文字)や、ブランドキャラクター・バッグバグズ(Bag Bugs)の目をモチーフとしたアイコンを刻印できるホットスタンプサービスも実施する。
2014年09月17日「エルメス」は9月15日、世界で5番目となる「メゾンエルメス」を上海にオープンした。住所は上海市黄浦区淮海中路217。ショップは中庭のある赤レンガ造りの趣ある建物を6年掛けて改装したもの。パリを拠点に世界中のエルメスブティックを手掛けるドゥニ・モンテル(Denis Montel)率いる建築設計事務所RDAIが設計を担当した。エルメスCEOのアクセル・デュマ(Axel Dumas)氏は、「レンガ、石、木のマリア―ジュは、この建築が歴史と現代をつなげていることを意味している。広々とした空間と暖かな光のもとで、エルメスのオブジェの多様性と豊かさを紹介していく」と話す。ショップ構成は4フロアで広さ1,174平方メートル。地上1から3階が売り場、4階にはイベントスペースが導入された。1階はシルク製品、バッグ、ジュエリー、香水など、2階はウィメンズ・メンズのプレタポルテ、シューズなどを世界観で紹介している。オープン記念限定アイテムとしてクロコダイルの鞍、アリゲーターのバッグなどのアイテムを用意。3階はホームコレクションやテーブルウエアなどのインテリアアイテムがそろう他、銀器メゾン・ピュイフォルカのラウンジバー「La Timbale」が設けられた。4階ではオープンを記念して、アーティストのフィリップ・デュマ(Philippe Dumas)のキュレーションによる展覧会「エルメスの馬」を開催している。エルメスは1997年に中国初となるブティックを北京にオープンして以降、20数店舗をオープン。上海のメゾンエルメスは、パリのフォーブル・サントノーレ、ニューヨークのマディソン・アヴェニュー、東京の銀座、韓国のドサンパークに次ぐ世界5番目。
2014年09月17日東京・神田のアートギャラリーカフェ「TETOKA」は、東泉一郎の個展「the show 5」を10月31日から開催する。会場では東泉が幼い頃から興味を持ち続けているという景色、生物、車、建築などをモチーフにした妄想スケッチと、「はじめてつくるものをつくる」という仕事におけるコンセプトをもとに描いた研究スケッチ。そして、目の前の世界を即興で書き写すライブスケッチからなる、ドローリングのインスタレーションが発表される。東泉は映像やプロダクトデザイン、空間演出などを手掛けるグラフィックデザイナー。科学と芸術、研究機関とストリートなど、対局でありながらも根本で繋がっているものを行き来しながら、新たな仕組みやコミュニケーションを生み出し続けている。アルスエレクトロニカでゴールデン・ニカを受賞した“Sensorium project”のディレクターとして世界各地で実験的インスタレーションを行う他、日本科学未来館の「インターネット物理モデル」や、「2002 FIFAワールドカップ」における演出デザインワークなども手掛けた。初日となる10月31日には、東泉を囲んだオープニングレセプションを開催する予定。【イベント情報】東泉一郎「the show 5」会場:TETOKA住所:東京都千代田区神田司町2-16 楽道庵 1F会期:10月31日から11月30日時間16:00から23:00休廊:水曜日
2014年09月17日ランジェリーブランド「リリピアーチェ」が、日本初となるポップアップショップを伊勢丹新宿店本館3階マ・ランジェリーで開催する。9月17日から9月29日まで。日本の服飾専門学校時代の同級生のデザイナー3人でニューヨーク発のランジェリーブランドとして創設したリリピアーチェ。3人は卒業後、それぞれ婦人服、ランジェリーデザイナー、パタンナーとしてキャリアを積み、旅行で何度か訪れたエネルギッシュでなニューヨークに惹かれ、渡米した。彼女達は、クリエーションに世界中の人達に自分達のデザインするランジェリーを着てほしい、日本の良質の素材、日本が誇る物作りへのこだわり、技術、テクノロジーを伝えたい、そんな思いを込めているという。シルクやオーガニックコットンなどの天然素材、フランス、日本のリバーレースなどの素材の美しさを生かした、フェミニンでラグジュアリーなデザインが特徴。米国では高級ランジェリーショップの「ジョアネル(journelle)」を始め、セレクトショップ「アンソロポロジー(Anthropologie)」のブライダルライン「BHLDN」などでも取り扱われている。
2014年09月15日アーティストの清川あさみは1979年9月15日生まれ。兵庫県淡路島出身。子供の頃から絵が好きだったという清水は、高校を卒業すると上京し、文化服装学院に入学。在学中にはモデルとして、『ジッパー(Zipper)』や『キューティ(CUTiE)』、『エイガアル(A-GIRL)』などのファッション誌で活躍していた。その後、卒業製作をきっかけに、布とミシンで絵を描くという独自の手法を考案。モデル事務所との契約を打ち切ると、アーティストとしての活動を本格的にスタートさせる。06年には写真を刺繍やCGで装飾した「美女採集」シリーズを発表。被写体となった女性のイメージにちなんだ動植物を組み合わせることで、女性自身を1枚のアート作品に仕上げている。以降はこれがライフワークの一つとなり、ライフスタイル誌『フラウ(FRaU)』で「美女採集neo」を連載。12年に「清川あさみ|美女採集」展を開催すると、表参道ヒルズの最多動員記録を塗り替えた。一方、美容雑誌『ヴォーチェ』では、「美女採集」の男性版ともいえる「男糸 DANSHI」シリーズを発表。その展覧会を13年に東京パルコで開催している。また、美術作品を発表する傍らで、衣装や映像、広告など幅広い分野でも活躍。CDジャケットやアーティストグッズのデザインを担当する他、ドラマや映画、CMのディレクションも手掛けている。06年からは絵本も発刊しており、12年に谷川俊太郎と共同で発表した「かみさまはいる いない?」は、ロンドンで開催された児童書の世界大会で日本代表に選ばれた。13年には『不思議の国のアリス』筆者のルイス・キャロル(Lewis Carroll)自らが子供向けに易しく書き直した『こども部屋のアリス』を題材にした「こども部屋のアリス」絵本原画展を開催。その他、BS日テレ系「TOKYO DESIGNERS WEEK.tv」では番組MCを担当。数々のテレビやラジオにも出演している。12年には通信販売を行う「ニッセン」のアートディレクターに就任。同社の衣装やカタログのプロデュースを手掛けた。13年には渋谷パルコのクリスマスイベントに、アレキサンダー・マックイーンのワンピース姿で登場。14年にはスターバックスカード「バタフライ」のデザインを描き下ろしている。
2014年09月15日「グッチ(GUCCI)」を象徴する「フローラ」をモチーフに、ウルトラテクノロジスト集団「チームラボ(teamLab)」が手掛けたインスタレーション作品「Infinity of Flowers」が、グッチ新宿3階イベントスペースで公開されている。ヨーロッパ最大のバーチャルリアリティー博覧会「Laval Virtual 2012」で設計芸術文化賞を受賞、台湾の国立美術館では外国企業として初となる個展を開催、更に2014年夏には世界の現代アートシーンを牽引するニューヨークの名門ギャラリー「ペース・ギャラリー(Pace Gallery)」で大規模な個展を開催するなど、独創的な発想で生み出されるメディアアート作品が、国境を越え、海外でも高く評価されているチームラボ。今回の作品は、イベントスペースの壁一面に、コンピュータープログラムによってリアルタイムに描かれ続ける花々のインスタレーション。スクリーンに映し出された映像に人が触れると、ある花は咲き、またある花は一斉に舞い始める。やがて散り、枯れて、消えては、新たなつぼみをつけて、成長し、咲き始める。「永遠と生まれて、永遠と散っていく花々は、鑑賞者の偶発的なふるまいの影響を受けながら、映像の中で変容し続けます。今この瞬間の絵は2度と見ることは出来ません。以前の状態が複製されることなく、まさに永遠に続く生命の物語のごとく、描かれ続けます」と記者内覧会に登場した代表の猪子寿之氏。制作にかけた時間は約3から4ヶ月。約10人のスタッフで作り上げたという。「例えば、花はミツバチに選ばれるために、より花を咲かせます。単体では次の世代に子孫を残せないから、ミツバチに選んでもらうことによって、次の世代につないでいくわけですが、他者に選ばれる形を選ぶということは、極めて不安的であり、場合によっては、他者に負けやすい形ではないかと。でも、最終的に、地球上で圧勝しているのは花達、つまり被子植物だったりします。今確認されているもので約25万種あるといわれています。対して、裸子植物は約800種類、種子植物は約1,000種類ほど。つまり、共生関係を選んだ花の方が、繁栄したという意味で、私達は、“共生の象徴”だと思っています」(同氏)。「花と人については、“文化的な共生関係”といえるかもしれません」と猪子氏は語る。タッチパネルと同じ仕組みになっているという作品に触れると、花の世界に入り込んだような不思議な感覚に包まれ、まさに彼の言う“共生”を存分に体感出来るだろう。また本展期間中、新宿通りに面した8mのウインドーにもチームラボによる作品が展示される。【イベント情報】Infinity of Flowers会場:グッチ新宿3階イベントスペース住所:新宿区新宿3-26-11新宿高野ビル会期:9月13日から28日時間:11:00から20:00入場無料
2014年09月14日「チームラボ(teamLab)」は、花をモチーフとしたインスタレーション作品を展示する「Infinity of Flowers」展をグッチ新宿で開催する。期間は9月13日から28日まで。展示は花が咲いて、散って、また芽生える様子を、コンピュータープログラムによってリアルタイムに描き続けたもの。スクリーンに人が触れると花が舞うなど、見る人の偶発的な振る舞いを映像に反映したため、同じシーンはひと時となく、まるで花の世界に入り込んだかのような不思議な感覚を体験出来る。チームラボはプログラマー、ロボットエンジニア、建築家、グラフィックデザイナーなど、情報化社会におけるスペシャリストが参加するテクノロジスト集団。サイエンス、テクノロジー、デザイン、アートを融合し、ウェブサイトの開発や空間設計などを手掛けている。また、代表の猪子寿之氏によるメディアアート作品は海外でも高く評価されており、12年にはヨーロッパ最大規模のバーチャルリアリティ博覧会「Laval Virtual 2012」で設計芸術文化賞を受賞した。期間中には新宿通に面した8メートルにおよぶウインドーにも、チームラボによる作品が展示される。【イベント情報】Infinity of Flowers会場:グッチ新宿 3階イベントスペース住所:新宿区新宿3-26-11 新宿高野ビル会期:9月13日から9月28日まで時間:11:00から20:00入場無料
2014年09月13日『ハーパーズ バザー(Harper’s Bazaar)』(ハースト婦人画報社刊)は、9月20日発売の11月号で、オードリー・ヘプバーン(Audrey Hepburn)の孫娘エマ・ファーラー(Emma Ferrer)を表紙とする特別版を発売する。2,000部の限定発行。一部書店とアマゾン(予約受付中)で販売。同誌電子版の表紙もエマとなる。米国の定期購読者向け『ハーパーズ バザー』の表紙でモデルデビューを飾ったエマだが、11月号では彼女のポートレイトと素顔を8ページにわたり特集。オードリーと1950年代の『ハーパーズ バザー』で様々なコラボレーションを行った写真家のリチャード・アヴェドン(Richard Avedon)の孫、マイケル・アヴェドン(Michael Avedon)がエマを撮り下ろした。その他、通常版の表紙を飾るレディー・ガガ(Lady Gaga)など総勢17名が旬のファッションに身を包む「アイコンズ バイ カリーヌ ロワトフェルド(ICONS BY CARINE ROITFELD)」、20代の太田莉奈、30代の菊地凛子、40代の梨花など年代別の日本人女性5名が今考えていることを告白する「ファビュラス アット エブリー エイジ(FABULOUS AT EVERY AGE)」などを掲載。また、これまで隔月で発行してきた『ハーパーズ バザー』だが、2015年1月20日発行の3月号より年10回の月刊で発行する。エマは、オードリーの息子であるショーン・ファーラー(Sean Ferrer)の長女としてスイスで誕生。2歳で移り住んだ米・ロサンゼルスでアートとバレエに着手し、14歳よりイタリア・フィレンツェ在住。
2014年09月12日藤原ヒロシがディレクションする「ザ プール アオヤマ(the POOL aoyama)」(東京都港区南青山5-12-24シャトー東洋南青山1階)に、「ダブルタップス(WTAPS)」の西山徹をディレクターに迎えたテンポラリーショップ「オリーブ(OLIVE)」が9月13日にオープンする。「オリーブ」をテーマにインスパイアされた色や言葉を可視化し、緑のシェルターを設置した店内では、「フラグメント デザイン(fragment design)」と「エヌハリウッド(N.HOLLYWOOD)」がコラボレーションしたMA-1ジャケット「モディファイド(Modified)“V”」(18万円)を限定発売。「フライトジャケットの名品、MA-1で何か面白いことができないか」ということからコラボが開始し、実際に米軍が使用していたビンテージの「MA-1(8279)」の初期型(8279A)から最終モデル(8279F)までのラインアップを軍正式採用には存在しなかったダークブラックに染め上げ、ボディ以外の全パーツを外しオリジナルパーツにリビルトした。コラボレーションサインとして、エヌハリウッドのミリタリーカテゴリー「エヌハリウッド テストプロダクト エクスチェンジサービス(N.H. TPES)」のホワイトラベルと、フラグメントデザインのブラックピスネームをインサートし、左腕にハンドペイントによるカリグラフィーが施されている。
2014年09月12日この本は「カルティエ(CARTIER)」を愛した8人の女性たちの生涯を、当時の写真と共に綴った書籍『カルティエを愛した女たち』(集英社/2,300円)が上梓された。川島ルミ子著。カルティエの結婚指輪を指にはめ、ハリウッド女優からモナコ公妃となったグレース・ケリー(Grace Kelly)、20世紀初期にハイジュエリー部門でディレクターを手掛け、ブランドの基礎を築いたジャンヌ・トゥーサン(Jeanne Toussaint)、大富豪の娘として生まれながらも、その生い立ちゆえに薄幸の人生を歩んだバーバラ・ハットン(Barbara Hutton)、その他、アレクサンドラ王妃やバーレイ公妃、ウィンザー侯爵夫人、マリー・ボナパルト(Marie Bonaparte)、ユゥジェニー皇后が登場。それぞれのカルティエにまつわるエピソードが収録されている。本のあとがきで川島は「『王の宝石商 宝石商の王』と称され、167年にも及ぶ長い歴史を刻んできたカルティエともなると、アーカイヴに保管されている台帳に連なる人々の名は、ジュエリーのごとくに華やかで目眩を覚えるほどだ。一つひとつのジュエリーを所有していた人々が歩んだ生涯を知ることによって、それぞれのジュエリーに命が宿り、それぞれの物語が語られ、さらなる意味が生まてくれる」と語る。川島は東京生まれ。ソルボンヌ大学、エール・ド・ルーブルで学んだ後、執筆活動をスタート。美術、歴史、文化、ファッションなど幅広い分野で著作を手掛け、日仏の文化相互交流や講演活動なども積極的に行う。パリ在住。主な著書に『最期の日のマリー・アントワネット』『ナポレオンが選んだ3人の女』などがある。
2014年09月12日第5回東京アートミーティング「新たな系譜学をもとめて-跳躍/痕跡/身体」が、東京都現代美術館で9月27日から1月4日まで開催される。同展は“身体のパフォーマンス”をテーマとし、様々なアーティストが作品の展示やパフォーマンスを披露。絵画や映像、インスタレーションといった現代的な手法を用いて、歴史の中で受け継がれてきた身体表現の系譜をたどる内容になっている。総合アドバイザーは狂言師の野村萬斎が務め、高谷士郎の“ハイパーデジタルセンシビリティ”によって構築された高さ20mの舞台装置の中で、「三番叟」や「ボレロ」といった演目を披露する催しも予定されている。美術や演劇、音楽、映像など、異なる専門分野で活動するメンバーで結成されたアーティストグループ「ダムタイプ」は、“高度情報化社会”や“ジェンダー”などをテーマに過去に演じたパフォーマンスを再構築し、グループの世界観を音と映像で表現した新作インスタレーションとして発表する。作家の岡田利規が脚本と演出を担当する演劇カンパニー「チェルフィッチュ(Chelfitsch)」は、台詞と動作を分離させる仕掛けを施し、ダンスと演劇の要素を取り入れた新作インスタレーション「4つの瑣末な、駅のあるある」を出品。ダグラス・ゴートン(Douglas Gordon)とフィリップ・パレーノ(Philippe Parreno)は、共同制作作品「Zidane:A 21st Century Portrait」を2チャンネルの映像インスタレーションとして発表。これは、サッカー選手のジネディーヌ・ジダンが、05年にレアルマドリードの試合で見せたプレーや表情を記録したもので、元サッカー選手の中田英寿による解説映像とあわせて展示される。出展者は、チェルフィッチュ チョイ・カファイ ダムライプ ダグラス・ゴートン&フィリップ・パレーノ 金氏徹平 シャロン・ロックハート ノア・エシュコル アンリ・マティス ジュリー・メーレトゥ 村上三郎 エルネスト・ネト 野村萬斎 大植真太郎+森山未來+平原慎太郎 インバル・ピント&アブシャロム・ポラック・ダンスカンパニー ジャクソン・ポロック デンツウ ラボ トウキョウ&ライゾマティクス 白髪一雄 田中敦子 サイ・トゥオンブリー 吉原治良。【イベント情報】第5回東京アートミーティング「新たな系譜学をもとめて-跳躍/痕跡/身体」会場:東京都現代美術館 企画展示室1階、地下2階住所:東京都江東区三好4-1-1会期:9月27日から1月4日まで休館日:月曜日(10月13日、11月3日、11月24日は開館、翌日休)、12月28日から1月1日入場料:一般1,200円 大学生・65才以上900円 中高生600円 小学生以下無料
2014年09月12日伊勢丹新宿店本館3階クローバーショップに9月10日、新ブランドがお目見えした。ブランド名は「マンナイン(mannine)」。ヨーロッパで7年間、テキスタイルデザインに携わってきたデザイナーの岸本万里(まんり)が立ち上げたブランドだ。同氏はマンナインについて「プリントが主役のブランド。プリントを楽しむ服」というコンセプトを掲げ、洋服自体のアイテムやパターンはスタンダードながら、テキスタイルで個性や遊び心を打ち出している。ふんわりとしたシルエットのワンピース8型(価格帯は2万7,000円から3万3,000円)の他、オータムコート2型、ダウン2型など、秋冬のスタイリングを楽しめるアイテムがそろう。また、素材やシルエットにこだわった1点ものも展開する。ラインアップは、シルクコート(24万4,800円)、シルクドレス(15万8,000円)、スカート(9万2,500円)、シャツ(5万2,500円)の4点。いずれも感度が高く、上質な仕上がりだ。ブランドデビューを記念して、スタイリストの相澤樹によるファッションコンサルティングが開催される。(9月13・27日。各日11時から18時まで)当日は相澤によるコーディネイト提案とプロカメラマンによる撮影サービスを行う(5,400円)。予約受け付け中。各日定員5名。所要時間は1名につき約1時間。
2014年09月11日伊勢丹メンズ館1階で「エディション・ドゥ・パルファン フレデリック・マル(EDITIONS DE PARFUMS FREDERIC MALLE)」がフィーチャーされている。EDITIONS DE PARFUMS FREDERIC MALLEは、生まれながらにして優れた嗅覚を持ち、“香水のエディター”として活躍してきたフレデリック・マルが、2000年にパリで立ち上げたブランド。「エディション(編集)」という言葉を用いている理由は、文学界における出版物のように、香水という一つひとつのクリエーションに、作者(調香師)の名前をサインするからだ。創業13年目の2013年には、「エディション・ドゥ・パルファン フレデリック・マル」のコレクションは、12人の調香師による19の作品によって構成され、フランスの高級香水業界において誰もが認める存在にまで上り詰めていた。そして14年、透明感あるフレッシュな香りの「オー・ドゥ・マグノリア」(2万8,080円)が20本目の新作として誕生。手掛けたのはカルロス・ベナイム。これまでにも数多くの名香を世に送り出してきた調香師だ。伊勢丹メンズ館では、この新作を含むすべてのラインアップをそろえる。
2014年09月11日伊勢丹新宿店が、雑誌『シュプール(SPUR)』とタッグを組み、館内随所にファンタジックな街を作り上げた。今回のテーマはその名も「SPUR CITY」。期間は9月16日まで。「買い物は旅である」をテーマに繰り広げられる同イベント開催中、本館2・3階を中心とする参加フロアの各所が、飛行機やスーツケースといった、旅を想起させるオブジェやアイテムで彩られる。嗅覚から旅をイメージさせてくれるのは、本館1階のフレグランスコーナーで展開する「ジョー マローン ロンドン」。販売員が香りの重ねづけを通じて世界各地へといざないながら、未知なる香りとの出合いを提供してくれる。旅に必須なスキンケア・ヘアケアアイテムは、ファッションブランドのポーチとセットになって登場。本館地下2階のビューティアポセカリーで取り扱いのあるナチュラルコスメティックブランドのボディ・ヘアケア製品が美しいポーチにおさまったセットは、旅行に行く予定がなくとも手に入れたくなること必至だ。「ミュベール×ジョンマスターオーガニック」「ミュベールワーク×オブ・コスメティック」「ビューティフル ピープル×ウカ」、「レキサミ×コレス ナチュラル プロダクツ」「アンドワンダー×ユメドリーミング エピキュリアン」「ラドロー×ジュリーク」のいずれも、1週間程度の旅行にぴったりなミニサイズのコスメがキットになっている。旅に着ていく洋服やバッグを見つけたいなら、本館3階のリ・スタイルに特設された「リ・スタイル エアポートラウンジ」に並ぶドメスティックブランドをチェックしよう。刺しゅうアーティスト高木耕一郎による動物ワッペンがポイントとなるナイロンのデイパック(1万6,000円)や、アーティストのHiroshi IguchiとKensei Yabunoが手掛けたグラフィカルな迷彩柄のネックピロー(3,600円)、ナップザック付きワンピース(2万1,000円)など多彩なアイテムを一度に楽しめる。自宅に居ながらにして旅行気分を楽しみたい人におすすめは、期間限定で販売される、世界各地の都市名入りTシャツをまとったぬいぐるみ「ボビー・ダズラー」。「PARIS」「TOKYO」「HAWAII」「LONDON」「NY」などから、お気に入りの都市をチョイスできる。購入者先着20名にはオリジナルバッグのプレゼントもあるのでこちらも要チェックだ。日本国内を旅行した気分を味わいたいなら、石川県の伝統工芸である九谷焼のブランド「KUTANI SEAL」が、イラストレーターAkkoとコラボレーションして作った器を購入してはいかがだろう。「菊小鉢“ハワイ”」(2客セットで2,500円)の他、東京、ハワイ、NYなどの街をイメージしたカラフルイラストがデザインされたアイテムがそろっているので、眺めるだけでも愉快な気持ちになれそうだ。また、「KUTANI SEAL」による、自分だけの九谷焼を作ることができる工作キットもイチオシ。好きなシールを選んで器に貼って郵送すれば、焼きつけて送り返してくれる。また、同イベントのメインキャラクターとして選ばれた「オズワルド(OZWALD)」のアイテムも幅広く展開。アメリカーナとコラボレーションしたパーカー(1万8,000円)、「ビューティフル ピープル(beautiful people)」とのコラボレーションで生まれたトートバッグ(1万4,000円)など、実際の旅行でも活躍しそうなものばかり。店頭は、今にもオズワルドは現れそうな架空の街で飾られている。13・14日には、オズワルドとのフォトシューティングを楽しめるイベントを開催。本館2階ステージ2内のフォトポイントで、プロカメラマンが撮影した写真をその場でプリントアウトして渡してもらえるばかりか、CD-ROMに焼いて、専用冊子(マグネットケース)に入れてくれるサービスも(撮影料金1,000円)。旅するように買い物を楽しめる、スペシャルな期間となりそうだ。
2014年09月11日東京・丸の内の「パレスホテル東京」は9月10日、ペストリーショップ「スイーツ&デリ(Sweets & Deli)」で販売するクリスマスケーキを発表した。ツリーなどが飾られたクリスマスムード満点のスイートルームで、クリスマスケーキ7種やクリスマスブレッドを披露。前年のクリスマスが終了するなり準備段階に入り、試作を重ねてきた力作ぞろいだ。ホワイトチョコレート製のギフトボックスを開けるとショコラのシュークリームを積み上げたクリスマスツリーが登場する「エモーション」(1万3,000円)、サンタの赤い帽子を取るとサンタクロース型ショコラが乗ったチーズケーキが現れる「ボネ・ド・ペール・ノエル」(8,000円)など、サプライズ演出のあるものはパーティーに最適。調理部ペストリーシェフの窪田修己氏は「新しいケーキを追求し、パッと見て分かる形で表現。子供に食べさせたいものを製作した」と語る。クリスマスリースがモチーフの「クロンヌ・ド・ノエル」(3,800円)、オーナメント型のチェリーコンポートムースを飾った「スフェール」(3,800円)、トナカイのモチーフを飾ったチョコレートケーキ「エベーヌ」(4,500円)に加え、定番の「ストロベリー・ショートケーキ」(5,000円)や雪山をイメージした限定スタイルの「モンブラン」(5,500円)がそろう。いずれも10月1日より購入日の3日前まで予約を受け付け、12月20日から25日まで販売。クリスマス時期のドイツ伝統菓子・シュトーレン(各2,100円)は、ドライフルーツたっぷりの定番はもちろん、きな粉と柚子の香りで仕上げた和風、ヘーゼルナッツとミルクキャラメルの風味を楽しめる新作の3種が登場。ドライフルーツやナッツをふんだんに用いた仏・アルザス地方のイースト菓子「ベラベッカ・アン・ソシソン」(1,100円)、洋酒香るフルーツを使用したイタリア伝統のパン「パネトーネ」(L1,200円、S400円)と併せて12月1日から25日まで販売。シュトーレンやジンジャークッキー等の焼菓子を紅茶と蜂蜜、コンフィチュールと詰め合わせた「クリスマスハンパー」(6,000円)、大山鶏や温野菜などをセットにした「クリスマスギフト ローストチキン」(4から6名用7,500円、シャンパン付き1万2,000円)も12月1日から購入4日前まで予約を受け付け、12月20日から25日まで販売する(要予約)。
2014年09月11日ニットメーカー・イエリデザインプロダクツは9月10日、15SSシーズンより立ち上げるメンズブランド「イイザ ローン(IISER LOEN)」のファーストコレクションをランウエイショーで発表した。デザイナーは同社代表取締役社長の手塚浩二。場所は六本木のバー「1967」。奇しくも手塚が生まれた年という。40から50代の男性をターゲットにスタイリッシュなリアルクローズを提案する。数多くの洋服を着てきた手塚らしく、パターンはアーストンボラージュなどを手掛けてきた熟練の職人に依頼、デニムは岡山でかつてのビンテージファブリックを復刻、シューズはバッカスと協業するなど、物作りにこだわった。ランウエイには17体が登場。十八番とするニットはインターシャのプルオーバー、シルエットが美しいカットソー、前立てをレザーで切り替えたカーディガンなどを提案。パンツは細身のストレート、アウターはワッペンを施し、遊びを利かせたテーラードジャケットやトレンチコート、アウトシームのレザーブルゾンなどリアルな中に1さじスパイスを加えたアイテムをラインアップした。所々ラメが光り、大人の男の艶を表現。表情のあるパンツはオリジナルで織ったペイズリー柄のテキスタイルだ。「大人の男性達をかっこよくしたい。今は女性無しでは成り立たない時代。身なりや体型に気を使って、女性に良い印象を与えたほうが得。女を味方に付けることは仕事を味方に付けることにもつながるということ。ファッションはライフスタイルやカルチャーへの入り口となる。株や経済だけでない会話の広がりを生む。イイザ ローンがファッションに興味を持つちょっとしたきっかけになれば」と手塚デザイナー。ファーストシーズンは卸しを中心に展開し、2015年2月には表参道ヒルズに直営店をオープンする。店ではカラーやグラフィックを選べるTシャツなど、顧客がデザインに参加できる仕組みを考えているという。アイテム価格帯はトップス9,000から3万5,000円、ニット1万5,000から3万円、ボトムス1万5,000から3万5,000円、アウター7万5,000から25万円。今後ウィメンズ、キッズも構想しているとのことだ。
2014年09月11日資生堂は9月10日、マーケティング改革第3弾として新生するメイクアップブランド「マキアージュ(MAQUillAGE)」の発表会を資生堂銀座ビルで実施した。同社が開発に向け20・30代の女性に意識調査を行ったところ、現況では半数以上がメイクアップを「身だしなみ・習慣」(51.0%)として捉えているが、本心では「楽しみ・上がる」(48.3%)ためにメイクをするのが理想だと考えていることが判明。またリーマンショック等による閉塞感があったムードから脱却し、女性達は「前向き・攻め」の姿勢へと転じていることも明らかになったという。新マキアージュは、「可愛い」だけでなく「華やかさ」「艶っぽさ(セクシー)」を求めるようになった女性達に向け、「ほのかな艶・色っぽさ」をプラスしてワクワク感を楽しめるメーキャップを提案する。自分の中に眠る「女度」をグッと上げる「レディ」がキーワード。既存イメージよりクールでグラマラス、かつエレガンスを備えた比類ないブランドとしてマキアージュを進化させていく。第1弾として、11月21日に「ドラマティックルージュ」(ノープリントプライス)を発売。13万通りの配合により見出された美容オイルをそのままリップスティックにし、潤いを閉じ込めつつクリアな発色とツヤの持続効果、なめらかなテクスチャーを兼備する口紅が誕生した。会場には広告モデルに継続起用された水原希子が登場。「そろそろ『ガール』は卒業。上品で清楚、おちゃめなところもある『レディ』が理想」と水原さん。ドラマティックルージュについて「唇が乾燥しがちな撮影現場でもリップクリームいらず。キーカラーの『イノセントグラマー』は大人っぽいけれど透明感あるレッドで普段から愛用できる」と語り、チャーミングな投げキスで会場中を魅了した。新モデルに起用された長谷川潤も登場する広告は、11月中旬よりテレビや雑誌、ウェブなどで展開。店頭販売は全国ドラッグストアやデパートなど約1万1,000店で行い、韓国やシンガポールを始めとするアジアの9の国と地域でも発売する。
2014年09月10日伊勢丹メンズ館は、昨年9月に好評を博した「トゥミ(TUMI)」と「ソフネット(SOPHNET.)」によるコラボレーションアイテムの第2弾を発売した。地下1階にて取り扱う。ラインアップは、スリングバッグ(3万3,000円)、バックパック・トート(5万7,000円)、ブリーフケース(5万5,000円)、2輪キャリーケース(10万円)など。外装には、前回と同じくネイビーのバリスティックナイロンを使用し、ライニングにはブルーのレオパード柄を採用した。また、オリジナルのネームタグが搭載されているのもポイントだ。ベーシックなビジネスバッグの販売を基本とするトゥミが、派手めなライニングをデザインに取り込むのは、アパレルメーカーとのコラボレーション展開時のみ。また、グレーがかったネイビーの外装は、ソフネットとのジョイントアイテムのみに使用している。伊勢丹の売り場担当者によると、「同シリーズの魅力は、デザイン性の高さに加えて、生地の耐久性と機能面の充実ぶりにある」という。バリスティックナイロンを使ってしっかりと仕上げているため、長期出張に繰り返し使っても劣化が少ないので、永く愛用できるのがうれしい。防水仕様のポケットはペットボトルを気にせず入れられ、キャリーケースの取っ手にブリーフケースの持ち手を通してセットアップで使えば、携帯に便利。デザインと機能が両立したアイテムに仕上がっている。
2014年09月10日銀座三越7階に、9月10日から23日まで、「銀座三越シューズバー(GINZA MITSUKOSHI SHOES BAR)」がオープンする。コンセプトは「男女を酔わせる紳士靴コーナー。」銀座三越は銀座の街に根付くバーに着目し、東京都中央区銀座3丁目の「バー・エバンス(bar Evans)」の澁谷貴光と独自の染色技術で注目を集める「ユハク(YUHAKU)」の仲垣友博にカラーの提案を依頼。二人が考案したカラーを澁谷はカクテルで、仲垣は「チェントフェリーナ(CENTO FELINA)」「フレジーノ(FREGINO)」へのカラーリングで表現した。この二つのシューズは、各4色展開で販売される(チェントフェリーナは4万1,000円、フレジーノは3万3,000円)。サイズ展開はいずれも24.5cmから26.5cm。また、9月13・14日には仲垣による手染め実演が店頭で行われる。ユハク最大の特徴は、同氏自らが考案した染色技術とされるだけに、ファンならずとも一度は見ておきたいところ。色付けは100%染料で行われ、複数の色を手作業で染め重ねる技法は、革本来の表情を美しく浮かび上がらせるので、使いこむほどに味わいが増し、経年変化を楽しむことができるという。
2014年09月10日グラフィックデザイナーやイラストレーターとして幅広く活動するアーティスト・田名網敬一の新作個展「夜桜の散る宵闇」が、東京・渋谷のギャラリー「ナンヅカ(NANZUKA)」で10月25日より開催される。本展では、横3mの大作「夜桜の散る宵闇」を含む新作ペインティングや大型立体作品などを発表予定。新作立体作品は2012年制作の『赤い太鼓橋』をモチーフとした一連のシリーズの新作で、渡ることのできない橋の上に飛行機に乗ったキャラクターが鎮座している。田名網氏は「暗い過去の体験も自身の性格によりポジティブな表現に変換してしまう」とコメントを寄せている。10月25日の18時からはアーティストを囲んでのオープニングレセプションを開催予定。1936年生まれの田名網は、武蔵野美術大学在学中にデザイナーとしてデビューし、ファインアート作品も制作しつつ60年代半ばにはサイケデリックカルチャーやポップアートの洗礼を受け、特にアンディ・ウォーホル(Andy Warhol)との出会いに触発されたという。ベルリンやスイスでの個展開催の他、2015年にアメリカ各地を巡回する「インターナショナル ポップ(International Pop)」展にも出展が予定されている。近年は主な労力をキャンバスに向け、2010年以降は大作ペインティングを中心に自身の歴史を記した、いわば「曼荼羅図」の制作に取り組んでいる。ワコールやユニクロなどとのコラボレーションアイテムも発表している。【イベント情報】田名網敬一個展「夜桜の散る宵闇」会場:「ナンヅカ(NANZUKA)」住所:東京都渋谷区渋谷2-17-3渋谷アイビスビル地下1階会期:10月25日から12月13日時間:11:00から19:00休廊日:月・日曜日、祝祭日入場無料
2014年09月10日オンラインショッピングサイトの「ファーフェッチ(Farfetch)」は、ロンドン発のブランド「ビバ(Biba)」によるアーカイブコレクションを10日から発売する。このイベントはビバの創立50周年を記念したもの。同ブランドはファンションイラストレーターのバーバラ・フラニッキ(Barbara Hulanicki)が立ち上げ、「スウィンギンロンドン」と呼ばれた時代に最も輝いていた。大胆なプリント柄やミニスカートが有名で、ケンジトンのショップは、当時ロンドンのランドマークとして著名となった。今回のコレクションは、ロサンゼルスに店舗を構えるセレクトショップ「ディケーズ(Decades)」との協力のもとで販売される。ブランド黄金期の60年代から70年代にかけて発表された、約100点のアイテムをラインアップ。73年に『ヴォーグ』の撮影でツイッギーが着用したレオパード柄のロングコート(参考価格・23万1,000円)の他、アールヌーヴォー調のプリントブラウス(参考価格・4万7,250円)、白のボタンやバックルをコントラストに用いたミニドレス(参考価格・8万9,250円)など、貴重な一点ものが数多く出品される。発売に先駆け、ファーフェッチCEOのホセ・ネヴェス(Jose Neves)は「ビバは英国ファッションを象徴するブランドで、今日もなお私たちに結びつきがあります。ネクストジェネレーションにどう受け入れられるか楽しみです」とコメントした。
2014年09月09日伊勢丹新宿店メンズ館は、1968年に「男の新館」としてオープンしてから今年で46周年、メンズ館となってから11周年を迎えるにあたり、これまで同館の象徴として使用してきたタータン柄「ブラックウォッチ」を、「ブラックウォッチ/イセタンメンズ」として10月29日にリニューアルする。今回、新たにオリジナルデザインを担当したのはスコットランド・タータン協会の理事であり、タータン大使としても活躍するデザイナー、ブライアン・ウィルトン。お馴染みの緑、青、黒の3色に、新たに日本の伝統色である少し黄味掛かった赤・丹色(にいろ)を加えた。この丹色は、1日の始まりを照らす太陽と、伊勢丹の「丹」の字が意味する“まごころ”を表したもの。昨秋、伊勢丹のタータンが「マクミラン/イセタン」へ生まれ変わった時と同様、「ブラックウォッチ/イセタンメンズ」でも、オリジナルの布地を織ることから始め、その柄を全世界のタータンを一括統制するためスコットランドが国として管理する「スコットランド・タータン登記所」に正式登録する。10月29日からは、伊勢丹新宿店本館1階=ザ・ステージにて、「ブラックウォッチ/イセタン」のお披露目と「マクミラン/イセタン」のリニューアル1周年を記念したプロモーションが行われ、新ブラックウォッチ柄を使用した「ポーター(PORTER)」のトートバッグ、「マッキントッシュ(MACKINTOSH)」のゴム引きコート、「ヒロシツボウチ(HIROSHI TSUBOUCHI)」のスニーカーなどの限定アイテムが披露される。なお、ブランドロゴ「イセタンメンズ」の入ったショッパーは新宿店メンズ館、京都伊勢丹紳士のみで使用。その他伊勢丹店舗の紳士領域(現在「ブラックウォッチ」のショッパーを使用している部門)では「イセタン」のロゴが入ったものが使用される。
2014年09月09日伊勢丹新宿メンズ館1階のメンズアクセサリーを紹介するスペースで「アンティーク&ビンテージジュエリー」のプロモーションイベントが開催中だ。9月16日まで。同イベントでは、イギリスを筆頭とするヨーロッパ諸国で買い付けられたアンティークジュエリー、アクセサリーを期間限定で紹介。会場に集められたアイテムはすべて、19世紀初期から20世紀初期に生み出されたもので、いずれも細やかな彫刻や天然石のあしらいから当時の卓越したクラフトマンシップが伺える。中には、保存状態が良く、ケースまでそろっているものもあり、会場を訪れて眺めるだけでも贅沢な気分に浸ることができる。価格は安いものだと3万円前後で、100万円を超える高額商品もある。ちなみに、一番の高額商品は黒人モチーフのカメオがついたブレスレットで、金額は324万円。その他、22金のアンティークロケット(162万円)、ビンテージのプラチナダイヤモンドリング(140万4,000円)なども一見の価値がある。ほとんどが1点ものだ。同イベントのメンズ館での開催は今回が2回目となるが、前回と比べてモチーフもののラインアップが増えているという。本格的な秋の訪れを前に、ぜひお気に入りの一点を見付けたい。
2014年09月09日「パルコ(PARCO)」は、福岡パルコの新館を11月13日にグランドオープンする。現在の福岡パルコは、地下鉄天神駅と西鉄福岡(天神)駅に直結。交通拠点に面した立地特性を活かした“天神のコンフォータブルストア”として開業した。今回オープンする新館では、このコンセプトを更に進化させ、働く女性や高消費マインドの大人、ファミリーなど幅広い層をターゲットに個々に応じた環境を用意。福岡天神の新たなスタンダードプレイスとして、毎日通いたくなる場を提供していく。各フロアには九州初登場となるショップを始め、セレクトショップ、オン・オフタイムの両シーンにあわせたショップなどが集結した。九州初上陸となるショップでは、アメリカンカジュアルを扱う「フリークス ストア(FREAK'S STORE)」、ベーシックながらも個性が光るファッションとデイリーな小物のセレクトショップ「ネストローブ/ネストローブ コンフェクト(nest Robe/nest Robe CONFECT)」、デイリーユースなアイテムからユニークな雑貨やお土産品までをそろえたウィメンズ・メンズセレクトショップ「アダム エ ロペ ル マガザン(Adam et Rope' Le Magasin)」、遊び心あるスタイルを提案するニューヨーク発の「ケイトスペードサタデー(KATE SPADE SATURDAY)」、ギリシャ発のナチュラルコスメブランド「アピヴィータ(APIVITA)」がオープンする。その他、福岡旗艦店となる「ビームス(BEAMS)」が2フロアで展開。服と雑貨のライフスタイルブランド「ユナイテッドアローズ グリーンレーベルリラクシング(UNITED ARROWS green label relaxing)」、パリのメリーディッシー地区で生まれた女性をイメージしたセレクトショップ「ディッシー バイ サロン デュ ラ トリニーテ(D'issy By Salon de la Trinite Petit)」、長く親しまれるスタンダードなアイテムをそろえる「ノーリーズ(NOLLEY'S)」、チャーミングな女性のスタイルを提案する「ミミ&ロジャー(mimi&roger)」、大人のクラシックスタイルをベースに小物などをセレクトする「アンシェヌマン ミニョン(enchainement mignon)」、シンプルで都会的なスタイルを提案する「ノンブルアンペール(NOMBRE IMPAIR)」などが出店する。また、新館では来館者がコミュニケート出来る「シーン」や「場」として、カフェも充実させた。地方初出店の「みのりカフェ」は、JA全国農業協同組合連合会のプロデュースによる、国産の食材にこだわったカフェ。「フタバ図書」と連動し、本を片手に寛げる場所になっている。「カワラ カフェ&ダイニング フォーワード」は、“オトナたちの癒やしの刺激空間”をコンセプトに、トークショーやライブイベントなどが楽しめるエンターテインメントカフェとして展開。抹茶&日本茶カフェ「ナナズグリーンティー」が新展開するあんこ専門店のカフェ「アン&コー」に加え、世界各地から厳選されたドライフルーツ、塩、スパイス、ジェラート、グラノーラなどを取りそろえた「ファーイーストバザール」もカフェを併設して登場。どちらも新業態店舗として、地下1階の「コンネマート」にオープンする。その他では、ビルイン初となるカフェ「コーデュロイカフェ」、若手ブーランジェとしてパリで注目されるゴントラン・シェリエがプロデュースするベーカリー&カフェ「ゴントランシェリエ」、焼き立てパンからスイーツまで素材を活かしたメニューを提供する「24/7 カフェ アパートメント」、東急ハンズのコンセプトカフェ「ハンズカフェ」も登場。定番の「スターバックスコーヒー」も出店を予定している。その他、各フロアの構成は以下の通り。ビルの顔となる1階はウィメンズとメンズファッションフロア。2階と3階ではリビングにいるような居心地の良い空間を演出し、2階はウィメンズとメンズのアイテムを、3階はウィメンズのアイテムを提供。主に働く大人の女性に向けた店舗をラインアップした。4階は“アーバンライフカジュアル”をテーマに、ライフスタイル提案型ショップやカフェなどファミリーやカップルが楽しめる店舗をラインアップ。5階は“じぶんスタイルカスタマイズ”をテーマに店舗を展開。全国初の「ハンズビー」と「ハンズカフェ」の複合店舗、ワークショップも開催する雑貨ショップ「ラップル」、九州のものづくりを紹介するギャラリー&ストア「シトラス」が出店する。6階にはアートやカルチャー、ブックを楽しめる場として「タマリバ6」が設置された。地下の2フロアは博多弁で“おいで”を意味する“来んね”にちなんだ名で、それぞれ食品とギフトを販売する。地下2階の「コンネキッチン」は、イートインとワイン・グロッサリー専門店で構成。博多流本格派スペインバル「バルトト」、福岡パルコ本館で人気のハンバーグ店がプロデュースするニクヤキダイニング「きわみや ごはん」などが登場する。地下1階の「コンネマート」は“使い勝手良く、私の好きが見つけられる”をテーマに、生活雑貨やコスメ、食品を扱う店舗がそろった。東京発のライフスタイルを提案する「アタッシェドゥイデー」、雑貨とギフトのセレクトショップ「ボンフィット」、すべてのアイテムに蜂蜜を配合したナチュラルコスメブランド「ベキュアハニー(VECUA honey)」など、女性目線の癒しのショップが展開される。その他、新館では、“時間(とき)を楽しむ”をテーマに、館内各所にアート、グリーン、デザインをコンセプトにした空間を配置した。最上階となる6階には、風と季節が感じられる「グリーンウォールテラス」を設置。同フロアのトイレには、若手クリエイターを中心とした作品を鑑賞出来る「アートトイレ」を用意した。4階から5階には「ロフトハウス」をテーマした吹き抜けを設け、木や石などを素材に遊び心あるデザインを取り入れた開放感溢れるフロアとなっている。地下1階から地下2階にかけてのエスカレーターサイドは「グリーンウォール」となっており、四季折々の鮮やかな緑が感じられる空間を演出。また、館内には誰でも接続可能なWi-Fi環境を完備。2・3・5階に休憩スペース「したくば」を配置し、ショッピング中にメールのチェックやお気に入り商品のピックアップなどが出来る。
2014年09月08日