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イタリアのレザーブランド、「ドローム(DROMe)」と、ウィメンズブランド「ツイスティーパラレルユニバース(TWISTY PARALLEL UNIVERSE)」の合同ポップアップイベントが伊勢丹新宿店本館3階ステージ3にて行われている。期間は10月7日まで。ドロームにとって日本初となる期間限定ショップには、ムートンコートやジャケットを中心とした約30型のアイテムに加え、マリアンナが手掛けるアートと写真をテーマに展開するもう一つの布帛を中心としたブランド、ツイスティーパラレルユニバースのワンピースやトップスなど約30型が並ぶ。そして、4日にはマリアンナ・ロザーティ(Marianna Rosatti)が来日、店頭へ来店した。今シーズンのコンセプトについて、「ロンドンのストリートカルチャーとアンダーグラウンドな雰囲気から着想を得たコレクション。ベースカラーはダークブルー、バーガンディー、カーキなどのくすんだ色味を選択。グラフィカルなプリントはストリートグラフィックを反映させた」と説明。ジップを強調したライダース風ジャケットや、ムートン素材を用いたスタジアムジャンパー風のアイテムも登場。これらの重衣料はカラーバリエーションも豊富で、レザーや毛皮の可能性を見せるアイテムとなっている。「シンプルな形のアイテムが人気だが、個人的にはファッショナブルな日本人の方々にはデザイン性の高いアイテムを是非着てほしいと思っている。日本に訪れる度、日本人のファッションから得る刺激は大きいの」(マリアンナ)。更にデザインについて、「日々、例えば“コーヒーカップの取っ手が変わった形で面白い”など日常のちょっとしたことをインスピレーション源にし、パズルのように組み合わせて自分のデザインにしている。それには常にオープンマインドでいることが重要」と語ってくれた。また同日には、マリアンナの弟で、イタリアを拠点に活動するドローイングアーティスト、ガブリエレ(Gabrielle)によるライブペインティングパフォーマンスが行われた。彼のドローイングはツイスティーパラレルユニバースのニットにも用いられるなどし、様々なコラボレーションも図っている。「彼の描くものや感性にインスピレーションを受けることが度々あるの」とマリアンナ。ドロームは、レザーブランド「サンタクローチェ(Santacroce)」の創業者フェレーロ・ロザーティ(Ferrero Rosatti)と、彼の娘であり右腕としてデザインを担当していたマリアンナにより2009年にスタートしたブランド。フェレーロはこれまでイタリアンレザーの革新者として「プラダ(PRADA)」「ニール バレット(Neil Barrett)」「ジル・サンダー(JIL SANDER)」など名高いブランドのレザーアイテムを一手に引き受けていた。その蓄積されたレザーの知識や経験に裏付けられた高い技術に、アートやカルチャーをこよなく愛するマリアンナのクリエーティビティーを掛け合わせたブランドだ。自社工場を持っていることから、他ブランドと比べ、手頃な価格を実現している。
2014年10月05日スペイン出身のアーティスト・パブロメサ(pablomesa)による初の東京展示会「COLLAGENO」が、10月18日より東京・代官山の「M ROOM」にて開催される。絵画制作からアパレル・店舗デザインまで幅広く手掛ける作者が、日本の古雑誌や地図を中心に素材を厳選し初のコラージュに挑戦。同じくギリシャ語の「kolla(膠)」を語源とする「コラージュ」と「コラーゲン」の共通点に着目し、真の美しさについて問い掛ける。パブロメサは1981年スペイン・マドリード出身。プラド美術館の傍で生まれ育ち、デザイン学校を卒業後は絵画を始め企業ロゴデザイン等を制作。2009年開催の「ヴォーグファッションナイト イン マドリード」では「ミッソーニ(Missoni)」の店舗デザイン、11年にはブルゴス・人類進化博物館の展示物制作を手掛けた。13年の来日後は名古屋での個展やライブペインティング、企業用キャラクターを制作した。【イベント情報】パブロメサ「COLLAGENO」会場:AMIW/バナーバレット(Banner Barrett)代官山店内「M ROOM」住所:東京都渋谷区猿楽町11-1ラフェンテ代官山1階会期:10月18日から26日時間:11:00から20:00入場無料
2014年10月05日伊勢丹新宿店に、期間限定で「ケンゾー(KENZO)」のポップアップショップがオープンする。オープン期間は10月8日から14日で、本館3階センターパーク ザ・ステージ#3、同フロア「ビストロカフェ レディース アンド ジェントルメン」、メンズ館2階インターナショナルクリエイターズの3ヶ所に同時オープンする。中心となるアイテムは、アメリカ北西部のカルチャーに注目し、映画監督兼アーティストとして活躍するデヴィッド・リンチの作品に着想を得たウィメンズ・メンズコレクション。その他、秋冬コレクションのアイコン「モンスター」をモチーフにした伊勢丹新宿店限定スウェットシャツ(4万8,000円)や、日本限定発売となる、「ファイヤーキングジャパン(fireking japan)」とケンゾーのコラボレーションによって誕生したオリジナルマグカップ(4,600円)などのユニークなアイテムも展開。また、「ニューエラ(New Era)」とのコラボレーションキャップ新作(7,000円から8,000円)の先行発売も決定している。本館3階「ビストロカフェ レディース アンド ジェントルメン」には、ケンゾーのスペシャルインスタレーションも登場。ミステリーとエモーションが共存する14-15AWのケンゾーの世界をたっぷりと堪能することができる。会期中、3万円以上購入した方には、先着で秋冬コレクションのアイコン「モンスター」柄のカードケースがプレゼントされる。
2014年10月05日「ディーゼル キッズ(DIESEL KIDS)」は、ブランド創立30周年を記念し、アーティスティックディレクターのニコラ・フォルミケッティ(Nicola Formichetti)によるカプセルコレクション「30th Anniversary カプセルコレクション」を10月11日に発売する。このコレクションはディーゼルのアーカイブコレクションからインスパイアされたもの。若き反逆者のロックなムードを表現した未来的なデザインが、ブランドの主役であるデニムに新たな魅力を加えている。スタッズをあしらった定番のデニムジャケットを始めとする全18アイテムをラインアップ。パッチやバックポケット、ボタンを施した「Jogg Jeans」の他、「#DIESELREBOOT」のオールオーバープリントTシャツなども、キッズ向けにリメイクされている。価格はジャケット9万8,000円、Tシャツ1万3,100円、ジョグ・ジーンズ(Jogg Jeans)3万9,800円など。また、コレクションの発売に合わせて、ディーゼルのユーズドデニムを使用したテディベアも国内100体限定で発売する。職人が1体1体を手作りで仕上げており、デニムならではの柄と質感を生かしたデザイン。価格は2万円。
2014年10月04日デザイナーの丸山敬太がディレクションする「ニューヨーカー バイ ケイタ マルヤマ(NEWYORKER BY KEITA MARUYAMA)」は今秋、多彩なツイードアイテムを展開する。昨年好評だったというハリスツイードのジャケットは定番柄を中心に提案。アンコン仕立てでありながら、構築的なシルエットに仕上がっているのも、ツイードならではの魅力だ。スコティッシュツイードを代表する繊維工場「ロバート・ノーブル」のファブリックも採用。薄手の柔らかな素材感が特徴で、着心地の良さにもこだわった。主なラインアップはヘリンボンジャケット(5万9,000円)やタッターソールジャケット(5万9,000円)、タータンチェックジャケット(6万3,000円)など。また、ツイード素材のアイテムでは上衿とフラップポケットのデザインがアクセントとなったチェスターコート(8万6,000円)の他、ハットやキャップといった小物も用意した。ジャケットではトリコットベルベット(4万6,000円)やカシミヤビーバーギンガム(5万3,000円)などを展開。ミリタリーポロコート(8万3,000円)、スノウドン ダウンブルゾン(6万9,000円)、ウルトラメルトン Pコート(6万3,000円)といったアイテムの他、ベルベットのアイテムや、クラッチバッグ3モデルをラインアップする。尚、10月17日から26日にかけては、ニューヨーカー バイ ケイタ マルヤマ全国6店舗(阪急メンズ東京、伊勢丹新宿メンズ館、阪急メンズ大阪、名鉄百貨店メンズ館、そごう広島、熊本鶴屋東館)でツイードフェアを開催。ツイードアイテムを購入すると、オリジナルワッペンがプレゼントされる。
2014年10月04日「ジバンシィ バイ リカルド ティッシ(Givenchy by Riccardo Tisci)」は9月28日、15SSウィメンズコレクションをパリで発表した。70年代のスタイルと、リカルド・ティッシ自身がクリエーティブディレクターに就任した頃のクリエーションから着想。レースやコルセット風デザインがクラシックなチロリアンスタイルに加え、丸鋲スタッズやアイレット、レースアップを用いたティッシらしいハードな雰囲気も健在だ。レザーやニットのパッチワーク、歩くたびに優しくゆれるプリーツやフリルなど、クチュールメゾンならではの職人技を贅沢に使用しながらモダンなスタイルに昇華した。ファーストルックのミニドレスのように、トップス部分は肩を出して首元を大胆に開け、スカート部分はフレアやプリーツでAラインを描いたシルエットがメイン。バックスタイルを大きく開けたスタイルも多く、ロングベストのようにはおったレザーウエアは後ろ身頃が無いエプロンのような仕様。背中を開けたボディスーツをレイヤードすることでセンシュアルな後ろ姿を演出する。他にも、レースやシフォンとレザーの組み合わせ、エレガントなドレスとTシャツやボディスーツのレイヤードなど、強さと儚い美しさという両極端なものを共存させたスタイルも魅力的だ。スカートには、スクリュー風ピンヒールのニーハイブーツを合わせ、パンツはハイウエストのレギンスタイプや、はしごレースを施したショートパンツ。幾何学模様をシフォンにプリントしたトップスは、同柄のトップスやストライプのボディスーツなどに重ねてグラフィカルな柄の重なりを楽しんでいる。バッグの新作は、四角くフラットなショルダーバッグ。ウエアと同じストライプ柄やスタッズをあしらい、キャンバス地を使ったカジュアルなデザインなどが展開する。
2014年10月04日東京・青山にある京都造形芸術大学の外苑キャンパスで、フォトフェスティバル「STEP OUT!」が10月5日に開催される。このイベントは写真雑誌『IMA』で特集された、写真家向けのステップアップガイド「STEP OUT!目指すは世界!トップ写真家への道」から立ち上げられたもの。会場では写真家や批評家、キュレーターなどによるトークセッションやセミナーを開催。ワークショップでは若手写真家に向けたレクチャーが催される。トークショーは全部で三部構成となっている。写真家の鷹野隆大が得意とするポートレート作品の魅力について、批評家の布施英利が語る「現代写真の向かう先」。ライフワークとする「記録」シリーズとともに歩んできた写真家の森山大道が半生を語る「夜明け前のDAIDO ―『記録』をたどりながら―」。ロシア出身の写真家アレキサンダー・グロンスキーなどが、現代におけるランドスケープ写真の可能性について話し合う「境界線上のランドスケープ」。いずれも開催は1時間30分を予定しており、定員は80名までの先着順となる。参加費は一般が2,000円、雑誌『IMA』定期購読会員が1,600円。一方、セミナーについても全3回の講義を予定。時代とともに変化する展示表現について、写真家の北島敬三がナビゲートする「写真家に必要なプリントとは―写真展示の必要条件―」。アートサイト「Ocula」で日本担当を務める津田礼沙などが、海外を見据えたサイト作りのポイントをアドバイスする「世界のアートマーケットの今とこれから―アート× ITの新たな動き―」。国内外のフェスティバルでの作品発表について、その方法やギャラリーとの関係性などを写真家の西野壮平が解説する「写真家として世界を舞台に活動すること、写真家と世界で仕事をすること」。「写真家に必要なプリントとは―写真展示の必要条件―」は1時間の講義となっており、定員は50名まで、参加費は無料。それ以外は1時間30分の講義となり、定員は60名まで、参加費は一般が1,000円、雑誌『IMA』定期購読会員が800円となる。ワークショップではアートディレクターとして様々な写真集を手掛けてきた田中義久が、そのノウハウとプロセスを紹介。写真家の横田大輔による写真集プロモーションについてのレクチャーも行われる。開催は1時間30分から2時間。定員は30名で、参加費は一般が2,000円、雑誌『IMA』定期購読会員が1,600円となる。さらに、田中のワークショップでは定員の中から5名限定で、過去に作った作品集や、製作予定のダミーブックを講評してもらうことも可能。この“プレゼンテーション有”プランを選択した場合、追加の参加費は一般が2,000円、雑誌『IMA』定期購読会員が1,600円となる。
2014年10月04日ナチュラルミネラルウォーター「エビアン(evian)」は、「ケンゾー(KENZO)」とのコラボレーションによるデザイナーズボトルを発売する。「2015年「エビアン」デザイナーズボトル」は、映画監督デヴィッド・リンチによって大きな影響を受けたケンゾー14-15AWコレクションにちなんで、“要素を変化させる”というアイディアを元に、壊れた床の模様をデザインに取り入れた。バラバラに配置された模様は、水が詰められた状態では虫めがね効果でジグザグな線を描き、見る人に水が歪みねじれているように錯覚させる。それは、両ブランドを繋ぐテーマ”naturally playful(生まれながらの遊び心)”を具体化させ、エビアンが持つ神秘性やひねりを効かせた精神をも表現した。エビアンでは08年から、世界中のデザイナーとコラボレーションした限定ボトルを発売。「イッセイミヤケ(ISSEY MIYAKE)」や「エリーサーブ(ELIE SAAB)」など、名だたるブランドがプロジェクトに参加している。「2015年『エビアン』デザイナーズボトル」は10月27日に発売予定。価格は700円。
2014年10月03日「ルシアン ペラフィネ(lucien pellat-finet)」はデザイナーの森田恭通によるコラボレート作品を発表した。13年に公開のクリスタル花瓶に続くコラボ作品として発表されたのは、クリスタルガラス製の切子グラス。ルシアン ペラフィネのアイコンであるスカル柄があしらわれており、価格は5万5,000円。発売は10月下旬を予定している。
2014年10月03日ヨウジヤマモト大丸神戸店は、アートフェア「FASHION IS ALWAYS」を10月11日から26日まで開催する。このフェアはヨウジヤマモト14-15AWコレクションの中でも高い評価を得た、現代美術家・笹田靖人とのコラボレーション作品にフォーカスしたもの。期間中には笹田が描いた原作を展示。さらに、本コレクションの他、笹田とのコラボレーションによる神戸店限定アイテムを展開する。なお、11日の14時からは笹田によるライブペインティングも予定されている。当日は彼の繊細なタッチの中にも圧倒的な迫力を持つ作品が、大丸神戸店をアーティスティックに彩ることになりそうだ。
2014年10月03日10月15日から21日にかけて、伊勢丹新宿店本館5階アートギャラリーにて、版画家・坪内好子による「―夢の時間旅行―坪内好子 新作銅版画とガラス絵の世界」が開催される。手作業での金箔貼り、手彩色によって、一作一作見事に異なる風合いを持つ坪内の作品は、観賞者の心を異世界へといざなってくれる不思議な魅力を持つ。同時に、今回のタイトルにも反映されている通り、“時を超える旅”を想起させるモチーフがさまざまに描かれている点も興味深い。蒸気機関車や気球、帆船が描かれた世界を彩る金箔は、年月を経て徐々に剥がれるにつれてさらに深みを増し、時間旅行というものの味わいの深さを体現し続けるのだろう。また、「夢の時間旅行」という言葉は、「幸福の国への旅」という裏テーマも孕んでいるのか、大きな気球にさりげなく引っ掛かっている鍵など、幸せを手にするためのキーアイテムが描かれている作品が満載。一点一点細部までじっくりと観察することで、作家の意図を汲み取る楽しみも味わえそうだ。美大卒業後、スロバキア共和国に渡って数年間版画の勉強をした坪内だからこそ描ける、エキゾチックなアイテムの数々に心を鷲掴みにされること必至。展示作品数は、新作約10点を含む40点程度。「VENTO BOM, AGUA NA VELA V(日本語訳:良い風が吹いてきた、船出の時だ!)」(45×60センチ/20万5,000円)、「Eppure Si muove III(日本語訳:それでも地球は回っている)」(60×45センチ/20万5,000円)、「とろうるの森」(34×45センチ/17万円)などの大型作品から、「時間旅行-Le Chateau-」(21×15センチ/7万7,760円)など、一人暮らしの部屋のインテリアにもってこいなサイズのものまでそろう。また、メインの展示となる「時間旅行シリーズ」以外に、ウォーターガラスに描かれたガラス絵作品も併せて展示される。会場では、制作に使用するプレートやニードルも観ることができるため、銅版画制作についての知識を深めたい人にもぜひ足を運んでみてほしい。10月18日には、作家本人によるギャラリートークも開催。当日都合がつかないという人は、期間中は作家常駐のため、作品についての質問をぶつけてみるのもいいかもしれない。
2014年10月03日レイジースーザン(LAZY SUSAN)が運営する、フランスのパティスリー&ショコラティエ「フレデリック・カッセル」が10月2日、六本木の国際会館にて新作発表会を開催した。フレデリック・カッセル(Frederic Cassel)は、国内外で賞を受賞するなど幅広い活躍をするショコラティエ。世界最高レベルの菓子職人が集まるルレ・デセールに属し、2003年には若干36歳にして会長に就任。パリ郊外の深い森に囲まれた古都フォンテーヌブローを拠点とし、日本ではハイアットリージェンシー京都、銀座三越と2店舗を構え、今年は東急百貨店渋谷本店にも期間限定店舗を出店している。今回の発表会のため来日したフレデリックは、クリスマスからバレンタインまでの新作コレクションを自ら紹介。クリスマスコレクションでは、“バニラの達人”と呼ばれる同氏らしく、バニラをテーマにしたケーキなど全7種を用意。チョコレートケーキにはフランボワーズを添え、バニラにはイチゴを掛け合わせた。いずれも雪の結晶をかたどったホワイトチョコレートを飾り付け、またクリスマスケーキに見立てた焼き菓子が人気の「ミニ クグロフ」(450円)は、今年はホワイトとピンクで愛らしくデコレーションしている。ニューイヤーズケーキコレクションでは、フランスの伝統的な“ガレット・デ・ロワ”に、ショコラとフランボワーズのコンビネーションが官能的な、見た目も味も新しい、真っ赤な「ルル」が2015年の顔として登場。また今年20周年を迎えたフレデリック・カッセルは「Heritage & Future」をテーマに、古き良きものを守り受け継ぐという同氏のモットーを象徴する2種類のバレンタインコレクションを発表。1つ目のコレクション「バラード・ア・フォンテーヌ・ブロー」(8個入り・2800円)は、フレデリックの愛するフォンテーヌブローを散歩しながら香りを見つけていくストーリーを綴じ込めたショコラ。駅に張られた古いポスターをモチーフにしたボックスに、庭園のデザインを施した色とりどりのショコラを詰め合わせた。2つ目のコレクションは、フレデリックが日本の“山椒”の香りにインスパイアされて生み出した「パルファン・ド・サンショウ」(5個入り・2,400円)。創業明治13年の山本勝之助商店の伝統的な石臼挽きによって柑橘が鮮烈に香る、和歌山産のぶどう山椒に感銘を受けた同氏は、山椒と柑橘を組み合わせたボンボンショコラを考案。ぶどう山椒が本来持つフルーティーな香りの立つ、日本人にもフランス人にも愛される逸品を作り上げた。このコレクションは、創業98周年を迎える富山県高岡市の鋳物メーカー「能作(のうさく)」とのコラボレーションによるリミテッドエディション(5個入り・5,000円)も販売する。これはフランスの「シルヴィー・アマール・スタジオ」デザインによる純度100%の錫製テーブルアクセサリー「カプリス(Caprice)」がセットになったもので、ボンボンショコラを載せてカップに添えたりと様々な使い方を楽しめる。「私は緑に囲まれた自然を愛する気持ちから、2015年新作のテーマを“庭園”にした。今回重きを置いたのは聖なる大地。私たちが使う食材はどこから来ているのか、そこを大事にしながら新しい商品を生み出した。いいものに出会わなければ、いい商品は作ることが出来ない」とフレデリック氏。クリスマスコレクションは12月中の期間限定販売となり、種類によっては店頭での予約販売のみ受け付ける。ニューイヤーズコレクションは12月27日から翌年1月12日までの期間限定販売で、バレンタインコレクションは1月下旬の販売開始を予定している。
2014年10月03日「クリスヴァンアッシュ(KRISVANASSCHE)」は、ブランド10周年を記念して限定スニーカーを発売する。これは、15SSシーズンにローンチ予定の「マルチレース ローカットスニーカー」の限定モデルにあたるもの。同モデルに先行しての発売となり、ディテールはそのままにデザインをカスタマイズ。アッパーにはカーフレザーとスウェードを、履き口にはネオプレーンを使用し、ブルーのラバーソールと組み合わせた。販売はパリのフラッグシップストア及びオンラインストアで行われる。価格は385ユーロ。
2014年10月03日アイウェアショップ「MYKITA(マイキータ)」は、ロスのスケートボードシーンに迫った著書『Palm Angels』とコラボし、新作サングラスを発売した。『Palm Angels』ではスケーターのメッカとされるヴェニスビーチ、マンハッタンビーチにフォーカス。現地のストリートカルチャーを捉えた写真を掲載するとともに、映画『Dogtown&Z-boys』のスピリッツに基づいた、スケートボードのエフォートレスなスタイルを提案している。Palm Angelsエディションのサングラスでは、ピッチブラックでゴールドのフラッシュレンズを採用。レンズをやや奥まった位置に配置することでフレームが強調され、その姿はミニマムなスケートの作りをイメージさせる。太陽や風から保護することで快適にスケートを楽しむことができながらも、スタイリッシュなフォルムに仕上げた。製品にはヤシの葉とイラストロゴが付いた、キャンバストートのアイウェアケースが付属し、それをサングラスとともにブラックのプレゼンテーションボックスに梱包。さらに、『Palm Angels』とサイン入りフォトがセットとなる。日本ではMYKITA SHOP TOKYOで10月上旬に販売され、価格は6万9,000円を予定。
2014年10月03日「パルファム ジバンシイ(PARFUMS GIVENCHY)」は、新作フレグランスを10月3日に発売する。「ダリア ディヴァン オーデパルファム」(9,720円から)は女神(ディヴァン)の名が表すように、ジュエリーのような神々しい光が人の心を虜にするフレグランス。ネック部分に黄金の糸をまとい、その名を刻んだラベルのファブリックな印象が、まるで光のドレスのような質感を醸し出している。トップノートは淡い甘さが印象的な黄金色の果実ミラベル。ジャスミンをベースとしたホワイトフラワーブーケに続き、ベチバー、サンダルウッド、パチョリなどのウッディノートが官能的な香りを纏わせる。また、「ダリア ディヴァン オーデパルファム」のローンチに合わせ、ボディジェル「ダリア ディヴァン スキン デュウ」(7,128円)も数量限定で発売。保湿効果に優れた黄金色のジェルが、肌をリフレッシュさせるとともに、パールのような輝きで肌を艶やかに演出する。なお、「ダリア ディヴァン」ではミュージシャンのアリシア・キーズ(Alicia Keys)が、フレグランスでは初のコラボレーションとしてミューズに就任している。テレビCMではジバンシィクチュールによる黄金のドレスを身に纏い、太陽のような存在感を持つ女神(ディヴァン)の世界観を体現した。「ダリア ディヴァン オーデパルファム」の発売に伴い、パルファム ジバンシイでは公式サイトでプレゼントキャンペーンを開催する。「ダリア賞(1名)」としてシリーズの全ラインを集めたスペシャルセットを提供する他、新作2アイテムがセットで贈られる「ディヴァン賞(5名)」や、「ダリア ディヴァン オーデパルファム」のミニチュアをプレゼントする「ミニ ディヴァン賞(100名)」などを用意した。応募期間は10月21日まで。
2014年10月03日スキンケアブランド「キールズ(Kiehl’s)」は、モデルのラブリとのコラボレーションによる美肌セットを数量限定で発売する。「キールズ×ラブリ 美肌セット」(7,000円)は、キールズによる東北復興支援プロジェクトの一環として提供されるもの。9月末に日本上陸したばかりの通称“スーパークリーム”やブラー、ディープクレンジング ジェルのミニサイズといった、同ブランドのアイテム5品をパッケージ化している。中でも、現品サイズが入っている「ミッドナイトボタニカル コンセントレート」は人気。これは夜用美容オイルの先駆けとなった製品で、肌の生まれ変わりサイクルをサポート。エモリエント効果の高いスクワランやヒマワリ種子オイル、老化や角化を防ぐイブニングプリムローズなど、天然由来成分が配合されている。「キールズ×ラブリ 美肌セット」は10月3日よりキールズの公式サイトで予約が開始される。また、10月17日にはラブリがキールズの一日店長に就任。原宿店で製品を購入した人限定で、先着順にラブリとチェキ撮影が出来る特典を用意した。アイテムの売り上げの一部は、震災で遊べなくなった福島の子供ための施設「ふくしまインドアパーク」の運営費用として寄付される。キールズでは2011年より対象商品の売り上げの一部を、東日本大震災の復興を支援する「COMFORT FOR KIDS(子どもたちに安心と安らぎを)」プログラムなどに寄付してきた。14年には引き続き“We Care - いつも想っているよ”をコンセプトに活動を行っている。
2014年10月03日10月1日、エスティ ローダー グループ(以下、ELGC)による「ピンクリボン キャンペーン 2014」がスタートした。その幕開けとして同日、東京・虎ノ門ヒルズで「ピンクリボン イルミネーション点灯式」が行われた。イベントには、ピンクのネクタイを着用したELGC代表のエリック・ドゥイエと、2014年アンバサダーに就任した女優の鈴木保奈美がピンクのワンピース姿で出席。カウントダウンが始まり、18時30分、鈴木の合図で東京タワーがピンクに点灯。更には同時刻、虎ノ門ヒルズ、東京スカイツリー、京都の清水寺も一斉にライトアップされた。1992年より、乳がんの知識啓発月間として世界規模で取り組み22周年を迎える同キャンペーン。今年は「皆で力を合わせて乳がんに打ち克ちましょう」をいうテーマのもと、例え病気になってしまっても世界中の人が支え合うことの大切さを発信する。鈴木さんは「このキャンペーンをきっかけに、皆さんに乳がんについて意識を高く持ってもらえるよう後押しが出来れば」とアンバサダーを務めることへの思いを語り、「これまで検診を受ける立場に無かった人、若い人なども含めたすべての女性に検診を受けて欲しい」と呼び掛けた。また、主婦であり母でもある彼女は周りのママ友にもこのキャンペーンを広めているという。同キャンペーンでは、支援対象アイテムの販売も同日より開始。ELGCに所属する八つのコスメブランドのキットアイテムのほか、ユナイテッドアローズからも、バッグやニット帽、アクセサリーなどが登場する。
2014年10月03日「ステラ マッカートニー(Stella McCartney)」は、乳がん意識向上月間を支援するため、ランジェリーシリーズ「リラックスするジェマ」を発売する。イメージビジュアルにはケイト・モス(Kate Moss)が起用された。同シリーズは14-15AWランジェリーコレクションの1部。ネオンピンクのカラーリングで、ステラが象徴するナチュラルかつフェミニンな雰囲気をアピール。シンプルなスタイルに幾何学的なディティールを施している。コントゥールブラやソフトカップブラ、ビキニブリーフをラインアップし、価格はビキニブリーフが6,000円から、バルコネットブラが1万円から。オンラインストアや世界各国の直営店、百貨店などで販売される。また、売上の一部が、イギリス・リバプールにある「リンダ・マッカートニー・センター」に寄付される。同センターは、乳がん患者やその家族をサポートする目的で2000年に設立。寄付金は乳がんの早期発見や治療、新しいマンモグラフィー装置のための資金に役立てられる。
2014年10月03日「マイケル・コース(MICHAEL KORS)」は、飢餓撲滅を目的とした「ウォッチ・ハンガー・ストップ(WATCH HUNGER STOP)」キャンペーンに伴う新たな活動を発表した。このキャンペーンは10月16日の世界食糧デーを記念したもの。マイケル・コースは国連世界食糧計画(国連WFP)と協力し、昨年4月に“100 Series”のスペシャルウォッチを発売。時計が1本売れる毎に、栄養価が高い100食分の食事を現地に届ける活動を行っている。今回の取り組みでは新たに限定版スペシャル・チャリティ・ウォッチ(3万8,000円)を、10月1日に世界同時発売。ローズゴールド調のステンレスケースを採用し、ダイヤル部分には世界地図をあしらった。裏側にはマイケル・コースのサインやキャンペーン名の「WATCH HUNGER STOP」などが刻まれている。サイズは38mmと45mmの2種類を用意。また、キャンペーンに先駆けて、発足当初から活動に協力しているアカデミー賞女優のハル・ベリーが、今年7月に同キャンペーンを代表してニカラグアを訪問。学校給食プログラムの現場を視察しており、その模様が10月16日にCNNで放送される。その後、マイケル・コースのマイクロサイトでも公開される予定だ。10月には一般の人も現地視察が出来る懸賞プログラムを企画しており、当選者とその友人1名の旅費、宿泊費、食費をマイケル・コースが負担。さらには “100 Series”もプレゼントされる。申し込みは同ブランドの公式ウェブサイトから。世界食糧デー当日の10月16日には、マイケル・コースの表参道店でTシャツを無料配布。このTシャツを着て撮った写真を、ハッシュタグ#WatchHungerStopをつけてSNSに投稿することで、マイケル・コースの取り組みの普及に協力出来る仕組みだ。その他、マイケル・コースの全店舗では、10月中に国連WFPへの寄付金を受付。1,000円の寄付で、児童1人に1ヶ月分の食事を届けられるという。
2014年10月03日セレクトショップ「ナノ・ユニバース(nano・universe)」は創業以来初のテレビコマーシャルを制作し、10月4日から全国放映を開始する。今回制作されたCMはメンズバージョン、ウィメンズバージョンの2本。東京カジュアルをベースに、イギリス、フランス、イタリアなどのヨーロピアントラディショナルを織り交ぜた、大人の洗練された装いを提案している。メンズバージョンは歴史ある美しい街並のロンドンが舞台となっており、英国のロックバンド、オアシス(Oasis)の名曲「ワンダーウォール」を、ウィメンズバージョンは反射する光が美しい水の都ヴェネチアを舞台とし、イタリアを代表するディーバ、フィリッパ・ジョルダーノ(Filippa Giordano)の「ハバネラ」を、それぞれCMソングに起用した。監督を務めたのは、嵐やMr.Childrenらのミュージックビデオ、「リーバイス」やアクエリアスの広告を手掛けた柿本ケンサク。CMは、ナノ・ユニバース公式サイト、YouTubeからも閲覧可能。ナノ・ユニバース ショップ デジタルサイネージ、全国各地の街頭ビジョンでも放映される。また、CMのオンエア期間中ある10月25日から28日の4日間、オアシス史上初の展覧会「CHASING THE SUN : OASIS 1993-1997 #あなたにとってのオアシスとは」が、ラフォーレミュージアム原宿で開催される。同展は、オアシスが世界的人気を確立していく上で最重要期間となった1993年から97年までを振り返るプロジェクト「チェイシング・ザ・サン」の一環として、4月にロンドンでスタートしたものだ。
2014年10月03日「イッセイ ミヤケ(ISSEY MIYAKE)」は9月26日、15SSコレクションを発表した。今回のテーマは「風が描く景色=風景」。雲や水面を揺らすさざ波、砂丘の曲線などを作り出す風から着想したという。驚愕のテクニックを披露した前シーズンだったが、今回はそれを更に進化させたウエアを見せた。デザイナー宮前義之の創造性は止まらない。「3D Steam Stretch」テキスタイルが更に発展した。今回のポイントは、線から面へ。先シーズンは曲線だったが、今回は無数の面が立ち上がるのだ。テキスタイルにあらかじめ“折り目”を織り込んでおき、スチームをかけると折り目に沿い無数の面が現れ、幾何学模様を作り出す。折られる順番も研究して決めたという。このテキスタイルによるトップスやジャケット、ワンピース、パンツが登場。ブラック&ホワイトの他、光のようなライトイエロー、海面のようなブルー、アースカラーなど自然を想起させる色使いで提案された。一見するとお針子が手作業で仕上げるキルティングや刺繍のようにも見える。しかしそうではなく“織る”時点で作り出されたディテールだ。これは技術の進歩がもたらした新しい“テクノロジークチュール”と呼べるのではないか。合わせるアブストラクトな形の帽子も「3D Steam Stretch」。曲線プリーツの1枚布を接いで造形した。他に提案されるウエア達は幾何学模様に合わせられるように、チェックや色とりどりのカラーブロックで構成。ゆとりのあるフォルムが、テーマの通り動くことでそよめく。アイコンバッグ「ガストン」は新たにハンドバッグやトートバッグが登場。もちろんリバーシブルで付属品もオリジナル。ハンドルを着脱して裏返す仕様は使う方も楽しい。また、パラボラアンテナを製造するメーカーと共に作り出したネット状のバッグを新たに発表。テキスタイルからアクセサリーまで日本の技術の結晶だ。奇しくも老舗百貨店ボン・マルシェが日本展を開き、北斎展がグランパレで始まったパリ。「日本に良い風が吹いて来ているのでは。高い技術力を持つ日本の他分野のメーカーと取り組むことで新しいものが生まれたりする。今回のテクニックは構想1年ほど。秋冬に向けて考えていることもある」と宮前デザイナー。次シーズンはどんなコレクションで楽しませてくれるのだろう。
2014年10月02日セレクトショップ「ランプ ハラジュク(Lamp harajuku)」は、新しい結婚スタイルを提案するプロジェクト「オルタナティブマリッジ(ALTERNATIVE MARRIAGE)」によるイベントを開催する。オルタナティブマリッジは、ファッションやライフスタイルに個性を求める女性を対象としたもの。今年5月に行われた第一弾イベントでは、“ストリートマリッジ”などをテーマとしたラインアップが、オルタナティブを志向する花嫁による人気を集めた。第2弾となる今回のイベントでは、伊勢丹新宿本店「TOKYO解放区」とコラボレーション。今度は“パーク ウェディング”をテーマに、新郎新婦からゲストまでに対し、日常でも使えそうな、カジュアルな中にも個性が光るスタイリングを提案する。クラシカルなヘッドドレスでエレガンスを演出しながらも、自然の景色に溶け込むスニーカーをマッチング。ご祝儀袋や引き出物、テーブルセッティングなども、結婚式という枠組みにとらわれないコーディネートを披露する。その他、完全オーダーメイドによるウエディングブランド「クレイジーウェディング(crazy wedding)」とのコラボも実現。会場には自分だけのマリッジスタイルを想像させるようなイメージボードが設置される。開催期間は10月8日から14日まで。また、ランプ ハラジュクでも4日から14日まで、同イベントが催される。
2014年10月02日CCCメディアハウスは、ライフスタイル雑誌『Pen』の最新号として「1冊まるごと おいしいコーヒー」を発刊する。この号では話題のサード・ウェーブ・コーヒーに着目し、コーヒーの歴史やキーワード、焙煎方法に至るまでのディープな情報を収録する。特集ではサード・ウェーブ・コーヒーの旗手として知られる「ブルー・ボトル・コーヒー」を取材し、オークランドの最新店舗の模様を伝えながら、そのコーヒー哲学を紹介。『コーヒー好きが語る「コーヒー道」』では3人のコーヒー愛好家が登場し、“1日に3回以上スタバに通う理由”や“豆ではなく「人」に対するこだわり”など、コーヒーについての思い入れを熱く語った。その他、パックンとベリッシモがそれぞれ母国のアメリカとイタリアのコーヒー文化を語る対談や、東京の個性的なカフェスタンドなどを紹介するページを用意。まるごと1冊コーヒー大特集といった内容となっており、ファンにはたまらない1冊となっている。
2014年10月02日スターバックス コーヒー ジャパンは、日本上陸18年目にして初めて定番商品「スターバックス ラテ」を全面リニューアルした。10月1日から全国の店舗で販売している。今回のリニューアルで大きく変化したのは「ミルク」。エスプレッソに絶妙にマッチするよう約1年研究を重ね、これまでより乳脂肪分が高く、芳醇で甘みのあるサラッとした後味のミルクに切り替えた。エスプレッソに使用する「コーヒー豆」は、よりフレッシュな状態で店舗に届けられるよう、工場からの出荷ルートを見直し、鮮度向上を図った。さらに、全国約2万5,000人のスターバックスバリスタに対しミルクのスチーミングを始めとする技術トレーニングを実施。ドリンク作成スキルの向上にも成功した。9月30日には新作ラテの発表会が行われ、同社マーケティング・カテゴリー本部執行役員の堀江裕美さん、女優・キャスターのホラン千秋さんが登壇。トークショーでホランさんは、自身がスターバックスの大ファンだと語り、「仕事で行く駅や、遊びに行った街にお店があると寄ってしまいます。スタバを飲むとテンションが上がるので、仕事前には欠かせないです」と熱弁。また、一足早く新作ラテを試飲し、「従来のラテに比べて、リッチでコクがある。後味もすっきりしていてミルク臭さが残らない。全然違います!」と絶賛した。また、スターバックスのグリーンエプロンを着用し、ラテハートにも挑戦。高い技術を要するラテハートに悪戦苦闘し、中央から真っ二つに割れてしまったハートを見て「これはきっと、今は仕事に専念しなさいってことなのかな…」と嘆く一幕も。手渡されたラテカップには“新しいスターバックス ラテでステキな一時を…”と書き込んだ。なおスターバックス全店では同日より、商品のリニューアルに伴い「スターバックス ラテ」を始めとするエスプレッソドリンクなど12種類を新価格で販売している。
2014年10月02日スタイリストの小沢宏がクリエーティブディレクターを務める「トランスコンチネンツ(TRANS CONTINENTS)」が10月1日、銀座ベルビア館にショップをオープンした。3階エレベーター脇に位置する同店は、約76平方メートル。空港のラウンジをイメージしたという店内には、ハーマンミラー社の椅子を置き、寛ぎながら買い物ができる空間を演出している。同ブランドのアイコンである地球モチーフのサークル型ランプを吊るして連ね、その先の壁面には90年代に一世を風靡した同ブランドを象徴するロゴ入りバッグが飾られている。ターゲットとなるのは、90年代のトランスコンチネンツ全盛期を知る30代男女。『東京ジェットセッター』を合い言葉に、自転車やバスに地下鉄、飛行機などの移動手段を巧みに使いこなし、仕事も遊びもアクティブに楽しむ人々のライフスタイルをサポートする。「館自体がメンズ中心のショップが集積しているため、メンズ7割・ウィメンズ3割のシェア構成にしているが、夫婦やカップルで訪れても楽しめる内容にした。スーツに特化したはるやま商事としては新しい業態と位置付けており、あえてスーツのバリエーションを減らし、土日も着られる“ビジネスカジュアルウエア”をそろえた。小物は買い付け商品も扱うため、“セレクトショップ”として出店するのも同社としては初の試みとなる」と、はるやま商事担当者。小物類はスーツケースやパスポートケース、またコンパクトに畳めるウエストポーチにトートバッグなどをラインアップ。ストールや腕時計、手帳などのアイテムも充実させ、ビジネスシーンに限らずビジネスマンのオンオフ両方を考慮した品ぞろえになっている。「1号店は銀座ならではの高級感や重厚感といったものに配慮し、内装と商品いずれも突出しないバランス感を意識した。『動くオフィス』というテーマの中で、はるやま商事の紳士服の強みを存分に生かし、ウォッシャブル対応のものなど機能性に優れたアイテムを良心的な価格で用意することが出来た。ここに“スーツの先のものを提案していきたい”ということで本来のスーツのルールを崩し、遊びのある掛け合わせなどが楽しめるような品ぞろえにしている。自身のスタイリストとしての経験をうまく投影できたと思う」と話すのは、ディレクターの小沢氏。トランスコンチネンツは同店オープンを皮切りに、10月17日にイオンモール京都桂川店、10月30日にららぽーと大阪和泉店と、今季6店舗のオープンを予定している。5年後には75店舗に拡大し、年間売上目標高は100億円。
2014年10月02日伊勢丹新宿店は、15年3月の本館6階ベビー子供フロア全面リモデルにあわせ、未就学児童(3から6才)を対象とした「学校プロジェクト」を始動させる。来春のグランドオープンに先駆け、10月1日にエスカレーター周りの「パーク」と呼ばれるゾーンが同館6階にも誕生。ここに“遊び”を通じて子どもの想像力をを磨く“体験ゾーン”として、50平方メートルほどの広さをもつワークショップが設置された。第1回は芸術・建築・ファッションなどのアートディレクションやデザインを手掛ける橋詰宗氏を講師に招き、『あべこべな本を作ろう』をテーマにしたキッズデザインワークショップを開催。テーマは2、3週間ごとに刷新され、その都度外部より講師を招く形式をとる。3月にはガラス張りの本格的な教室スペースとなり、料理やダンス、運動、映像など様々な分野の体験ができるようになるという。「現代では子どもに対して、グローバルな世界で活躍できる人になってほしいという想いを強く持つ親が増えている。その現状を捉え、『パーク』は文部科学省が掲げる“健康・人間関係・環境・言葉・表現”という5つの幼稚園教育要領を身につけて世界に羽ばたく子どもたちを育成する、“きっかけの場”にしていきたいと考えている」と、フロア担当者。そのきっかけからもっと深く学びたいという思いに応える形用意されるのが、伊勢丹会館に来年3月にオープン予定の「学校プロジェクト」だ。パークでの30分ほどのワークショップを体験した後のステップアップとして、“時代に合ったスキルを身に付ける教育の場”と位置付ける。日本には“ニューメディア”に特化した教育を行う場がないとのことから、webやデジタルに基軸を置き、エンターテイメント性やコミュニケーション能力、情報リテラシーを磨けるよう、実際にプログラミングを学ばせたり、フェイスブックやツイッターといったSNSの仕組みや役割を説いたりと今までになかった発想のもとで知育を行っていく。授業は伊勢丹がITグループと組み、様々な体験ができるようなものにしていくという。このプロジェクトには、ミュージアムエデュケーター・東京大学GCL育成プログラム特任助教の会田大也氏が“教頭先生”という役割で参加。会田氏は山口情報芸術センター(YCAM)にて、開館当初より教育普及担当としてオリジナルワークショップの開発や、教育普及プログラムのプロデュースを行うなど教育部門において、めざましい活躍をしている。学校プロジェクトは、3ヶ月全10回のコース(6万円)を用意。この時間に合わせた親向けのコースも設ける予定で、子育てに付随した親の教育を授業として取り入れるという。
2014年10月02日伊勢丹新宿店のショーウィンドウに、スパークリングワイン「フランチャコルタ」によるディスプレーが登場する。これは、9月24日から10月14日に開催される「イタリアウィーク 地下食品」の一環として行われるもの。瓶やコルクといった小物とイタリアファッションを融合させたディスプレーが、ウィンドウを華やかに彩る。“La vita con il Franciacorta(フランチャコルタのある人生)”というタイトルとともに、Adagio(ゆっくりと)、Con grazia(優雅な)、Naturale(自然な)、Tenero(優しい)、Alla moda(ファッショナブルな)、Serioso(厳粛な)という6つのテーマでフランチャコルタの生産哲学を表現した。ナビゲーターはメンズ館にギャラリーとサロンを持つチャーリー・ヴァイス。ウィットにあふれるライフスタイルを提案する彼の言葉は、フランチャコルタをイメージさせる、“チャコ”という名の凛とした女性像を描き出した。「イタリアウィーク 地下食品」の開催中は、地下1階のグランド カーヴでフランチャコルタのスパークワインが取り扱われる。イベント終了以降も展開アイテムの強化を予定しており、同ブランドの様々なスパークリングワインを楽しむことが出来そうだ。また、伊勢丹新宿店では9月30日から10月5日にかけて、「イタリア展」を6階催物場で開催している。期間中にはフランチャコルタも本館6階にブースを出展。約30種類に及ぶスパークリングワインの試飲イベントを行う。「フランチャコルタ」はイタリア北部の丘陵地帯フランチャコルタで作られるスパークリングワイン。伝統的な瓶内二次発酵による製法を受け継いでおり、最短で3年、長い時には5年をかけてゆっくりと熟成される。イタリア最高峰のD.O.C.G.に認定されており、国内のセレブリティーによる評価も高い。
2014年10月02日1950年創業の日本の老舗ベビー子供服ブランド「ファミリア(familiar)」が、2015年に65周年のアニバーサリーを迎える。それに先駆け、イベントやショップのリニューアルなど、さまざまな企画を展開している。本社のある神戸では、神戸オリエンタルホテルとタッグを組み、昨年から定期的にファミリー向けイベントを開催。2013年12月1日には、ホテルならではの非日常の時間を堪能してもらうべく、シェフが腕によりをかけた料理が並ぶクリスマスパーティーを開催。同パーティーは、小さな子供にも本物のクリスマスを楽しんで欲しいとの思いから企画したものだという。春には、生花に彩られた会場でコース料理を楽しむパーティーも開催した。子供用のメニューも豊富にそろう会場では、生演奏や家族写真撮影を楽しむ家族の姿が見られた。そして今年の10月31日には、同ホテルで家族で楽しむハロウィンパーティーの開催を予定している。仮装もしくはオレンジ色のものをまとうことが必須というドレスコードが設定され、小さな子供達も、自然とおめかしする楽しさを学ぶことができるのが嬉しい(完全予約制、対象は小学生以下の児童とその家族)。東日本でも、伊勢丹新宿店を会場に、子供のための“手芸”イベントを実施する(10月29日から2週間を予定)。こうしたイベント開催はすべて、子供達とその家族に心から楽しんでもらえるようにと計画されたもの。ブランドコンセプトを“自分の子供に着せるつもりでものづくりをしましょう”という意味の「愛情品質」と定めている同社ならではの、思いやりの精神がしっかりと反映されている。また今年9月7日には、子供服ブランドとして初めて東京ランウェイに参加。会場に集結した、ファッション感度の高い未来の顧客を前に「ファミリアらしさ」を発信して、会場全体を温かな空気で包み込んだ。海外では7月にパリで開催された子供服とマタニティ服の国際展示会『playtime』で、「ファミリアのものづくりの原点」を伝えるため、インファント(新生児から1歳まで)の商品を出展。子供達の健やかな成長をサポートする数々のアイテムを紹介するブースで、ファミリアの世界観を世界に発信した。そして今月10月4日には、銀座の旗艦店のリニューアルオープンを迎える。移転後の住所は、東京・銀座の銀座888ビル(東京都中央区銀座8-8-8)内。「世界一の体験と感動を!」をコンセプトに上質なものをそろえた2フロア構成で、1階はイベントスペース、2階にはファッションゾーンとベビーゾーンを設けている。同店でもさまざまな企画を実施予定。オープニングイベントは、ニコライ・バーグマンによる展示“ニコライ・バーグマン×ファミリア”(10月4日から11月6日)。ニコライプロデュースのテキスタイルを使用した、限定ファミちゃん(クマのぬいぐるみ)の販売や、「キッズパーティー」も開催予定(参加は事前予約が必要)。「パーティーレッスン」も企画中とのこと。日本に西洋式育児を取り入れたパイオニア企業として、新生児用肌着から受験にまつわるものまで、こだわりのアイテムを生み出し続けているファミリア。65周年の節目を機に、同社の今後の更なる躍進が楽しみだ。ファミリア公式サイト:
2014年10月02日「アレキサンダー・マックイーン(Alexander McQueen)」は9月30日、15SSコレクションを発表した。クリエーティブディレクターのサラ・バートンがインスパイアされたのはアンティークの着物。東京・青山の旗艦店で開かれたパーティーに来日したこともあってか、日本的要素を取り入れている。サラはリーのアシスタントの頃から日本に通っていたという。桜のアップリケをパイソンに施したアウター、家紋のような意匠を施した生地のジャケット、桜のプリントに桜をかたどった刺繍で装飾されたラッフルドレス、袖が和服のように広がったワンピース、帯のように太くウエストを切り替えたドレスなどインスピレーションソースが分かりやすい。柄合わせは切り替えやプリーツでも完璧になされており、ブランドの技術力を示している。直線的な切り替えやプリーツ、陣羽織のようなラペルは甲冑を思わせる。胸元の開きもスクエアにカットした。アイコンのスカルは鯉をまとったもの、芸者風に日本髪を結ったのものが登場し、楽しい。キーカラーは桜のようなピンクにブラック、ホワイトとで妖艶な芸者のようだ。現代美術家、マーク・クインの蘭の彫刻、漆塗りの床面がランウエイに花を添えた。
2014年10月02日伊勢丹新宿店本館6階ベビー&キッズフロアに10月1日、「こどものおへや」をテーマにセレクトしたインテリア・ルームウェア・生活雑貨を紹介するゾーンが誕生した。アイテムセレクトにあたって意識したのは、文部科学省が幼児教育において重視すべきだと提唱する5領域(=健康、人間関係、環境、言葉、表現)のうちの一つ「健康」。健康な身体作りに不可欠な睡眠にスポットをあて、快適な睡眠をもたらす寝具やルームウェアを多く取りそろえた。中でも注目は、東京西川と伊勢丹がコラボで企画したオーダーメイド枕「ORDER MADE PILLOW for KIDS」(1万5,000円)。今後、同ゾーンにて常時展開する伊勢丹新宿店限定のアイテムで、同エリアでの先行販売となる。同アイテムは、専用スケールで首の高さを計測して最適な厚みを選べるばかりか、硬さや色まで好みのものを選べるので、世界に一つのオリジナル枕が完成する。パルプのカラーは、アイスクリームをイメージしたという明るい色味のバリエーションからセレクトする。さらに、ピローケースのリボンのカラーもセレクト可能だ。また、子どもの成長に合わせて詰め物の量を変えることもできるので、長く愛用できるのがうれしい(身長110cm、130cm、150cmの目安ラインによって詰め物の量を調整)同店の担当バイヤーはこれに関して、「細かなパーツまで自分でこだわって作ることで、子どもにとっても愛着が深いものとなり、いつまでも大切に使ってもらえるはず」とコメント。さらに、汗をかきやすい子どもでも衛生的に使えるよう、丸洗い可能な仕様にしたのもポイントが高い。加えて、付属品として、オーガニックコットンを使用したピローケースもついてくる。他にもルームウェアやブランケットも豊富にそろう他、小人やきのこを模ったルームライトなどのユニークな品もそろう。さらに、就寝前に身体をあたためることで気持ちよく入眠できるよう、バスグッズも数々集めた。「お風呂に入ることを面倒くさがる子どもに、バスタイムは楽しいものだと思ってもらえたら」と担当バイヤーが話す通り、売り場には、見た目にもかわいいグッズがたくさん。ミネラル豊富なバスソルトを取り扱うブランド「ナムカ(NUMCA)」のアイテムもあるので、美容や健康に関心の高い母親も一緒になってアイテム選びを楽しめそうだ。
2014年10月02日