FASHION HEADLINEがお届けする新着記事一覧 (827/854)
ルミネ新宿2階の「イセタン ミラー」が、オリジナルコスメブランド「イセタン ミラー ボーテ(ISETAN MiRROR beaute)」とアーティスト・加藤ミリヤとのコラボレーションによって誕生した限定メイクキットを9月5日に発売した。ラインアップは、情熱的な真っ赤なリップがポイントとなる「ROMAN」、ピンクのチークが無垢な表情を呼び起こす「BABY LOVE」、意思のある瞳と生き生きした唇をもたらす「EMOTION」、少女と大人女性の中間のような絶妙な存在感を演出する「Young Lady」の4種類。いずれもミリヤの楽曲タイトルをテーマに選ばれたアイテムで構成されている。キャンペーン期間中は、これらの楽曲を始めとしたミリヤの人気曲が店内をジャック。また、ミリヤ本人がモデルを務めた特大ポスターが店内を彩る他、店頭サイネージには3日発売のニューシングル「YOU... feat. 仲宗根泉(HY)」収録楽曲のMVが流れる。更に、イセタンミラースタッフは、ミリヤが手掛けたユニフォームをまとって接客。このユニフォームのイメージソースは自身のブランド「カウイジャミール(KAWI JAMELE)」のパイピングシャツワンピ。それを元に、スカート丈を長くするなどして仕事のしやすさにも考慮した一着に仕上げた。今回のコラボレーションに関して売り場担当者は、「ミリヤさんはメイクに対する期待感が非常に高く、メイクで新しい自分を発見する楽しさを知っている人。一緒に物を作っていく中でも、彼女のメイクに対する想いに触れるたび共感を覚えた」とコメント。とりわけ、同店を訪れる10代や20代の女の子達にも、質の高い本物に触れてもらうことで、ラグジュアリーなものをまとう喜びを知って欲しいとの思いには共鳴できたという。キャンペーン初日にお忍びで店頭に姿を見せたミリヤさんは、「アイテム選びにはたっぷりと時間をかけて、実際の発色まで試しながら組み合わせを決めていった」と話し、売り場に並んだキットを前に満足げな表情。また、ユニフォームを着用したスタッフに、「もう少し明るい色のタイツのほうがよりかわいく見える」と気さくに声を掛けるシーンもみられた。ファッション、メイクともに人一倍こだわりが深い彼女ゆえ、9月6日の「ヴォーグ・ファッションズ・ナイト・アウト 2014(VOGUE FASHION’S NIGHT OUT 2014」でのパフォーマンスや着こなしにも注目が集まる。「音楽と同じくらいファッションが好きなので、私自身とても楽しみ。東京の街をあげてのお祭りなので、いつも以上におしゃれして出掛けるのがいいと思う。でも、夜遅くまで続くイベントだから、気合いれてメイクを盛りすぎると崩れるかもしれないから気を付けて」とのアドバイスも。なお、10月には、清水翔太との2MAN全国ライブツアー「THE BEST 2MAN TOUR 2014」もスタートする。スケジュールは、10月6・7日が名古屋(Zepp Nagoya)、10月15・16日が大阪(なんばHATCH)、10月17日が大阪(Zepp Namba)、10月23・24日が札幌(Zepp Sapporo)、10月27・28・29日が福岡(Zepp Fukuoka)、11月11・12・13日が東京(Zepp DiverCity)。チケットは、チケットぴあ、ローソンチケット、イープラスで9月13日から発売予定。イベントの開催期間などは、イセタン ミラーの公式サイト(www.isetanmirror.com)、Facebookページ(www.facebook.com/isetanmirror)でチェック出来る。
2014年09月06日メンズブランドの「ミスター ハリウッド(MISTER HOLLYWOOD)」と「ラグス マックレガー(Rags McGREGOR)」は、合同イベントを開催する。このイベントは9月6日に行われる「ファッションズ・ナイト・アウト(FASHION’S NIGHT OUT)」の一貫として行われるもの。昨年に引き続き、架空のホテル「ザ ホテル アメリカ(The Hotel AMERICA)」の支店という設定で催される。各ショップを訪ねると先着100名に、支店の証であるオリジナルキーホルダーの他、リストバンドをプレゼント。キーホルダーは、ラグス マックレガーに設置されるバーラウンジのメンバーズキーとなっており、リストバンドを提示することでドリンクサービスが受けられる。同ブランドの設立3周年を記念した限定Tシャツも、数量限定で販売される予定。【イベント情報】ザ ホテル アメリカ会場:「ミスター ハリウッド」 、「ラグス マックレガー」住所:東京都渋谷区神宮前4-13-16、東京都渋谷区神宮前4-13-4会期:9月6日時間:19:00から22:00(ドリンクサービス)
2014年09月05日伊勢丹メンズ館で9月10日から、夫婦兼用で子育てに使える「ペアレンツバッグ」の新作が販売される。同館では、館内でショッピングを楽しむ顧客達の「子供連れの男性が持つのにぴったりな買い物バッグがあればいいのに…」「奥さんのトートバッグを代わりに持つときも気恥ずかしさを感じないようなデザインだったらいいのに…」といった声に応えて、ユニセックスで使える色や形を追求。子育てを楽しくするためのバッグ数種を開発した。各ブランド共通の設計は「ベビーカーに掛けられるよう長めのハンドルであること」「着脱式のインナーバッグを内蔵していること」「子育てに必要なアイテムを詰め込むだけの収容力があること」の三つ。その他、ブランドによっては、ペットホルダー付きのものもある。参加ブランドは、「インディード(INDEED)」「スロウ(SLOW)」「オロビアンコ(Orobianco)」「ウルティマ トーキョー(ultima TOKYO)」「カツユキコマダ(KATSUYUKIKOMADA)」の5つ。カツユキコダマが手掛けたオールブラックのペアレンツバッグ(4万9,000円)は、底部分にジッパー式のオムツ入れが付いているのが特徴。内側には、お湯のボトルと哺乳瓶のためのホルダーが二つ着いているのもうれしいポイントだ。その他のブランドも、パパやママを応援するさまざまな機能を備えているだけでなく、ベーシックからモダンクラシック、イタリアンまで様々なテイストのデザインのものがそろっているので、夫婦それぞれの好みに合わせた一品を選ぶこと自体を楽しめる。
2014年09月05日9月10日から16日の1週間、伊勢丹新宿店本館1階のザ・ステージに、「ヴァレンティノ(VALENTINO)」のポップアップストアがオープンする。同ストアでは、クリエイティブディレクターのマリア・グラツィア・キウリとピエールパオロ・ピッチョーリが手掛ける、ヴァレンティノ ガラヴァーニのアイコン的存在のコレクション「ロックスタッズ」から登場する新シリーズがお披露目される。カラーブロックが印象的なイタリアンポップカラーの新作は、色鮮やかなイタリアのポップアートからインスピレーションを得て誕生。4色からなるカラ―コンビネーションが特徴で、ダブルハンドルバッグやミディアムショルダーバッグ(共に23万8,000円)、クロスボディバッグ(16万4,000円)、ミニトート(16万円)など、デザインバリエーションも豊富にそろう。また、パンプス(11万3,000円)、フラットパンプス(10万5,000円)といったシューズ各種も見逃せない。更に、ウォレットやポーチ、アクセサリーも展開。新しいヴァレンティノ・ワールドのポップなコレクションを存分に堪能できそうだ。会期初日の9月10日には、会場内でバッグを購入した先着10名に、モデルで女優のヨンアとフォトセッション出来る権利がプレゼントされる。また、13日には、ヨンアとスタイリストの佐々木敦子によるトークショーも開催される。また期間中、会場内で10万円以上購入した先着50名にはキーリングがプレゼントされる(なくなり次第終了)。
2014年09月05日三越伊勢丹オリジナルバッグブランド「アンミマユス(AMMIMAJUS)」の、14-15AWコラボレーションモデルが発表された。今回のコラボレーションにあたって白羽の矢が立ったのは、スタイリストの地曳いく子、デザイナーの佐原三重子の2名。ファッション誌『eclat』や『croissant』の他、テレビ番組でも活躍する地曳は、「持つだけで気分があがるバッグ」をコンセプトに、伊勢丹新宿店が長年信頼を寄せている日本のファクトリーと共に、洗練された大人の女性に似合う3型を作りあげた。トートやショルダーとしても使える3wayのボストンバッグ(3万9,000円)、荷物が多い日のサブバッグとしても活躍するボストンバッグ(3万4,000円)、スタイリングの要として使いたいバックパック(4万円)は、いずれも美しい色使い。一方、佐原は、三越伊勢丹オリジナルシューズブランド「ナンバートゥエンティワン」でも活躍するデザイナー。柔らかなイエローレザーにネイビーテープを合わせて遊び心を加えたバックパック(4万4,000円)、まるみを帯びたフォルムが印象的なハンドバッグ(3万8,000円)、トレンドカラーのホワイト×ブラックを配したスタイリッシュな雰囲気のトートバッグ(5万2,000円)を完成させた。同プライベートブランドは、ブランドイメージを固定させず、常に新しい試みに挑戦し続けていく姿勢。今後も、信頼の置けるファクトリーと二人三脚でよりよいものを生み出していきたいという。地曳いく子、佐原三重子の両氏とアンミマユスのコラボレーション商品の販売は9月10日から。いずれも三越伊勢丹限定で販売する。
2014年09月04日伊勢丹新宿店ではペルシャ絨毯の伝統美とハイクラスなモダン家具との出合いを演出するイベント「Traditional meets modern - with Persia carpet」が9月9日まで開催されている。同イベント企画担当者によると、今回のイベント開催の目的は来場者に「生活の中にあるペルシャ絨毯」を感じてもらうこと。ペルシャ絨毯と和家具を組み合わせた「Japanese modern」、ヨーロッパのモダン家具とのコラボレーションで織りなす「European modern」の二つのスペースを構築することで、来場者が、自分の家にペルシャ絨毯を取り込むとどんな空間が生まれるかをイメージしやすいように演出する。もちろん、各アイテムは実際に触って手触りを確かめることが可能。ペルシャ絨毯は1枚1枚が手作りのため、品物ごとに表情が違うばかりか、写真ではその表情を伝えきることが困難なため、直に見ることで印象が大きく変わるのも特徴である。そのため、担当者も「歴史ある芸術作品をぜひ間近に鑑賞してほしい」と語る。また、会場では、ペルシャ絨毯の産地、歴史、個々の柄が持つ意味などをパネルで紹介。これまでペルシャ絨毯に関心を持ったことがないという人にも分かりやすいよう、1から丁寧に説明する。会期中、イラン出身のタレント サヘル・ローズによるトークショーを開催。かつて自身もペルシャ絨毯を織っていたというサヘルは、質疑応答を交えながら、イスラムの文化やペルシャ絨毯の魅力を語っていく。今後のトークショー開催日の予定は9月6・7日(各日15時)からスタートする。トークショーの会場傍らでは、サヘルの母親によるペルシャ絨毯作りの実演が行われる。話の流れによっては、サヘルとの掛け合いも期待できるかもしれない。
2014年09月04日伊勢丹新宿本館1階で、9月10日から16日まで「JAPAN TEXTILE のみの市@ISETAN」が開催される。同企画は、日本が世界に誇るテキスタイルの魅力を四つのテーマで紹介するもので、日本ならではの優れた技と感性が光る数々の商品が披露される他、原反測り売りなどのイベントも予定されている。四つのテーマとは、「海外×JAPAN」「JAPANから世界へ…世界に誇る染織技術」「JAPANが誇るデザイン力」、そして「JAPAN最新技術」だ。「海外×JAPAN」では、ラグジュアリーブランドのアイテムも手掛けるイタリアの紡績メーカーの糸を使い、愛知県一宮市で昭和初期から使用されている低速織機を使って織りあげた「SATIO JAPAN」のストール、ドイツ在住デザイナーが手掛ける「SUZUSAN」の有松絞りなど3ブランドを紹介。愛知県の有松地域を中心に生産される有松絞りの技術の高さは世界的にも評価が高く、オートクチュールメゾンに技術提供していることでも知られる。「JAPANから世界へ…世界に誇る染織技術」では、東北山形でモヘアニットを作り続ける「サトウセンイ」、丹後の藤布の有数な継承者である「遊し社」など5ブランドの商品を取り扱う。両社共にハイエンドブランドに買い付けられている。「JAPANが誇るデザイン力」では、国内の藝術大学数校の講師や准教授とタッグを組んで商品開発に挑んだ4ブランドが紹介される。「JAPAN最新技術」で展開されるのは、インクジェットプリントイノベーションプロジェクト、略して「IPIP」。島精機の新デザインソリューションシステム「APEX3」の再現力の高さを自らの目で確認することができる。紹介される商品の中心価格帯は、1万円台から5万円台だが、ヘアアクセサリーなどの小物は3,000円台から展開。また、期間中、「JAPANが誇るデザイン力」に参加している「ニノミヤテキスタイル」デザイナー・二宮とみを招いての「ハンカチの箔プリント&色づけの有料体験イベント」が実施される。所要時間は40分から1時間程度で、参加費は3,000円。
2014年09月03日モデルのSHIHOがクリエーティブディレクターとしてものづくりを行うライフスタイルブランド「ラディアンス ドゥ シセ(radiance de SYHSE)」の初の期間限定ショップが9月3日、伊勢丹新宿店2階アーバンクローゼットにオープンした。今回の期間限定ショップ「ラディアンス ドゥ シセ・ニューデイリースタイルA/Wコレクション」は、伊勢丹新宿店で展開されているライフスタイルブランドからSHIHOが好きなモノ、日々の生活で使っているモノ、ブランドの世界感に合うモノをセレクト。バスグッズ、タオル、リネンやハーブティー、ジャム、オリーブオイル、水など、同ブランドがテーマとするシンプル・ナチュラル・ラグジュアリーな“大人の女性のためのリラクシングウェア”に、コーディネートされたライフスタイルが提案されている。「ブランド名にラディアンス(輝き)とあるように、“日常が輝くための世界”を空間全体で構成した。健康で幸せなことが輝ける原点。洋服だけではなく小物などを含め、スタイリッシュで清潔感があって、ハッピーになれる空気感を全体で感じていただければ」とSHIHO。今回、伊勢丹限定商品としてポーチ付きTシャツワンピース(1万2,000円)を限定販売。「彼のTシャツを借りたイメージで、朝食の時に着たくなる1枚。旅行に便利なようにポーチ付き」(本人)。また6日にはSHIHOが1 日店長として来店。スタイリングアドバイザーとしてコーディネート。「最近のお気に入りのワントーン合わせなど大人の着こなしなどを提案します」と意気込む。また期間中、同ブランドの世界感に合わせたゲストを招いたトークイベントを開催。オープン当日は菊池直子(Harper's BAZAARファッション クリエイティブ ディレクター)、市川麻衣子(デザイナー )が登場。トークではSHIHOは「年齢と共に似合う服が変わり、30代、40代になると着飾るだけでは追いつかない。本当に自分自身の普段の生活がそのままスタイルに出るので、家に帰ってまず袖を通したくなる服、犬の散歩などでも気分の上がる服を作りたかった」がコメント。「(SHIHOちゃんとは)昔からの友人だけれど、プライベートで着ている服がシンプルで、家族ができて生活も変化した今のタイミングでのブランドデビューはちょうど良かったのでは。彼女の大人の世界感の出たブランドになれば」(市川さん)とエールを送り、「SHIHOさんのように自分のなりたい女性像が永遠にある姿勢が大切。素敵な女性でいるためにはシンプルにすることが一番だけれど、オンとオフの切り替えが上手なことも重要」(菊池さん)と、輝いている大人の女性についてトークが盛り上がった。7日には坂井佳奈子(ELLE girl編集長)、渡辺いく子(スタイリスト)をゲストにトークライブが行われる。1 回目は13時から30分、2 回目は16時から30分。
2014年09月03日イタリア・フィレンツェ発のラグジュアリーストールブランド「ファリエロ サルティ(Faliero Sarti)」が、日本初の旗盤店である「ファリエロ サルティ青山店」を東京・南青山(東京都港区南青山5-3-25)にオープンした。オープンを記念して、クリエーティブディレクターのモニカ・サルティがデザインした限定ストール(4万8,000円)を発売。東京の南青山周辺のマップをベースに、ファリエロ サルティが本拠地を構えるフィレンツェと東京のランドマークなどをモニカがハンドペイントしたこのストールには「イタリアから東京へ愛をこめて」という思いが込められている。同店では、常時100種類以上のフルコレクションが並び、他店では取り扱いのない商品も多い。デザインはプリント、レース、無地の三つがベース。今秋登場したディズニーの限定コレクションには、手書きコミック調でミッキーマウスやミニーを描いた柄や、タイポグラフィーで描いたメリーポピンズ柄、映画も人気のマレフィセントの柄など全9柄がそろう。各5万9,000円。ファリエロ サルティは1949年にフィレンツェで創業。1992年に創業者の孫であるモニカがクリエーティブディレクターに就任し、最高級ストールのコレクションをスタート。優れた技術によって作り出される独特の柔らかな肌触りや纏った時の立体感が支持を得、ラグジュアリーストールブランドとしての地位を確立した。
2014年09月03日夜のしじまを彩る蝉の声が鈴虫の羽音へと変わってきたら、夏はもう終わりに近づいている証拠。クラシカルな雰囲気が似合うシーズンに向けて、部屋の装いも秋仕様にスイッチさせてはいかがだろう?烏丸御池の「セブンティービーアンティークス(70B ANTIQUES)」(京都市中京区三条通高倉東入桝屋町53-1)でなら、照明や食器棚などの家具から、カトラリーやお菓子缶の小物まで、他店と比べてリーズナブルな価格で入手できるので、模様替えが何倍にも楽しくなること必至だ。同店がオープンしたのは2012年3月のこと。以来、本場イギリスのアンティーク業界で経験を積んだオーナーが、他店とは全く異なる独自のルートを駆使した買い付けを行い、他のどんな店でもみることができないような品を集め続けている。加えて、家具類のグラつきやガタつきを修繕は現地で修業した専門スタッフが担当し、一度解体して組み直すことで、永く愛用できる状態に整えてくれるのもうれしい。店内には、1860年代から1960年代のイギリスやフランス、ベルギー、オランダのものを中心にセレクトしたアイテムが所狭しと並ぶ。アイテムはすべて現地で買い付けて倉庫に保管しているが、聞けば、月1でコンテナが到着するたびに倉庫はシャッターすれすれまで満杯になるとのこと。しかも、そこから店への搬入は週に約5日。理由を尋ねると、「回転が早いんです。毎日新しいアイテムが投入されているので、一週間後、一ヶ月後には店の雰囲気ががらりと変わるのが常です」とショップスタッフ。センスの良い品がそろっている上、安価な価格設定ゆえ、常連も一見さんもあれもこれもと買い占めたくなるのだろう。二者択一できずに困ったときや商品の蘊蓄を知りたいときは、店員と会話に花を咲かすのもまた楽しい。「スタッフは1人ひとり好みが全く異なるんですよ」と教えてくれたスタッフにイチオシ商品を問うと、レジ前にぶらさがった店一ゴージャスなシャンデリア(6万9,875円)や個性的なデザインの「マッスルミラー」(2万3,750円)を挙げてくれたが、尋ねた相手が違えばきっと答えも違っていただろう。ということは、自分と似た趣味の店員を見つけてコミュニケーションを深めれば、自ずとアンティークへの造詣も深まってくるはず。そう。この店は、何気なくふらと立ち寄り、「やあやあまた来たよ」の挨拶からはじまるひと時までをも満喫できる店なのだ。人と人とが時代を超えてつながり、買い物を通して店員との絆が深まる。いわばアンティークとは、人間の心により豊かな色彩をもたらすものなのかもしれない。
2014年09月03日イッセイ ミヤケ(ISSEY MIYAKE INC.)が展開する「ハート(HaaT)」が、日本で作るテキスタイルに焦点を当てた企画展「Heart in HaaT」テキスタイル展を9月8日まで、東京・港区のLA COLLEZIONE3階で開催している。ハートはテキスタイルデザイナー皆川魔鬼子と企画チームによる「テキスタイルから発想する」ブランド。2000年のブランドスタートから日本で作るテキスタイルにこだわり、日本の産地とともに開発した新しい技法を現代の服に生かしてきた。今回は00-01AWのファーストコレクションの有松絞りのジレや14-15AWで発表した京都西陣の階段絣(かすり)柄をジャカード織りで表現したテキスタイルなど、15年間のアーカイブの中から、厳選した服や小物67点を展示。絞り、丸編、加工、先染め、一本の糸を結んで多色 にすることで多品種小ロット織物生産システムを可能にする機械アレンジワインダーなど、技法別に分けることで、よりわかりやすく表現している。会場で渡される清水早苗編集によるテキストで、見ただけではわからないアイテムの詳細な説明や作られた産地、テキスタイルの混率なども知ることが出来る。また、空間デザイナーh220430の板坂諭によるルーペのように糸や技法の細部を拡大したように見ることが出来る、しずくや水滴をイメージした展示など、多くの人が楽しめるようになっている。トータルディレクターの皆川さんは企画展の開催について「10周年の時にできなかったので以前からこのような企画展をしたいと考えていた。次のステップに向けて新しい方向性を打ち出すためにも、これまで明かしていなかった技法や工夫を公開し、気持を新たにしたい、というのが一番大きな理由。日本ではこういうものが作られている、こんなことも出来る、ということをたくさんの人に知ってもらいたいという思いもある」と語った。また、日本での物づくりについて「リーマンショック以降、低価格商品の求められた頃が一番大変だったが、そういう時代に日本で何が出来るのかを考えて作ってきました。ブランドスタートから仕事をしてきた多くの企業は今も健在ですが、糸染めなどの各工程や最終の整理や加工をする企業が少なくなり、以前なら2ヶ月から3ヶ月で出来ていたものがさらに1ヶ月掛かるような状況になっています。日本にも、テキスタイルのきっかけになる糸をストックする企業が増えれば織りやすくなるし、若手のデザイナーも見本を作りやすくなる。そうした問題をデザイナーも考えなければいけないし、一般の人達にも知ってもらえれば」と話した。6日には18時半からトークイベントを開催し、22時まで開場する。
2014年09月03日セブン&アイホールディングスは、地域最大規模の商業施設「グランツリー武蔵小杉(GRAND TREE MUSASHIKOSUGI)」を11月下旬にオープンする。最新記事『グランツリー武蔵小杉徹底解剖』はこちら同施設では、「物を売るだけでも便利なだけでもなく、お客様一人ひとりの暮らしを、人生を、もっと豊かに、もっと幸せにする場所でありたい」という抱負のもとに、様々な“愛”をテーマにした仕掛けを用意。各フロアをファッションや雑貨、食品といったジャンルで分けるのではなく、ライフスタイルを意識したコンセプトのもとで店舗を展開していく。1階はフロアコンセプトを「My Beautiful Life」とし、例えば女性が仕事や子供の送り迎えに立ち寄れば、ぐるっと一周することで気持ちが上がるようなフロアを目指す。セレクトショップでは「ビームス(BEAMS)」や「アーバンリサーチロッソ(URBAN RESEARCH ROSSO)」、アーバンリサーチの新業態「アーバンリサーチ サニーレーベル(URBAN RESEARCH Sonny Label)」などの他、雑貨も扱う「ラウンジドレス ガリャルダ ガランテ(Loungedress GALLARDAGALANTE)」が出店。一方、コスメでは世界中のナチュラル&オーガニックコスメを中心に雑貨も扱う「コスメキッチン(Cosme Kitchen)」、オーストラリア初のオーガニックコスメブランド「ジョンマスターオーガニック(john masters organics)」が出店する。レストランではタルトカフェ「ハンドベイクス」、2012年ピザW杯世界チャンピオンによる本格石釜ピザ「ダ・ボッチャーノ」の他、「原宿餃子楼」「活 美登利寿司」など、いずれ劣らぬ人気店が集結した。一方、食品物販ではワインを豊富にそろえた「エノテカ」や、しっとり食感のシフォンケーキ専門店「ザ シフォン アンド スプーン」、色とりどりのエクレアを中心に取りそろえる「エクレール ド リーヴ」などをラインアップしている。また、正面入口には、共有スペース「AQUA GARDEN」が登場。1階から4階まで続く吹き抜け空間となっており、14mの高さから音と光の演出とともに水が流れるオブジェを設置した。木と緑の演出のなかでリラックスしながらベンチで一休み出来る。2階のフロアコンセプトは「CLOSET&MIRROR」。ファッションとビューティーを取り扱うショップを展開し、大きなクローゼットのようになんでもそろう空間を目指す。「そごう・西武」では、「ケイトスペード(Kate Spade)」「セオリー(theory)」「レペット(Repetto)」などの人気ブランドをラインアップ。他にも「バナナリパブリック(BANANAREPUBLIC)」や「シェアパーク(SHARE PARK)」「ベイフロー(BAYFLOW)」など大人の男女向けのライフスタイルショップ、「「ザラ(ZARA)」」や「ギャップ(GAP)」などウィメンズやメンズ、キッズまでそろうファストファッションが出店する。その他、原宿で人気のヘアサロン「GARDEN」が手掛ける「ニュートラル」が郊外では初めて出店。ニュージーランド生まれの自然派コスメブランド「リビングネイチャー」も、日本ではこれが初の出店となる。3階はフロアコンセプトを「Enjoy Living!」とし、本や楽器といった暮らしのショップをそろえる。「白ヤギ珈琲店」と「紀伊國屋書店」による初のコラボが実現し、こだわりのコーヒーを味わいながら本が読める、くつろぎの空間も提供される。インテリアや雑貨では、モードなライフスタイルを提案する「フランフラン(Francfranc)」、新しくも懐かしいアイテムを集めた「ウニコ(Unico)」、既存店とはテイストを一新させた。「ロフト」、利便性やデザイン性を取り入れたライフスタイルを提案する「ホーム アンド ワークス(HOME&WORKS)」、オリジナルラッピングやデコレーションを扱うギフトショップ「キャナエル(canaelle)」、キッチン雑貨「アンジェ ボン ルパス(Angers bon repas)」などがオープン。他にも、トレッキングアイテムを扱う「スノーピーク(snow peak)」など、趣味を楽しく飾るショップも充実させた。4階のフロアコンセプトは「Handy for Moms」。子供向けのアイテムから家族のファッション、フードコートまでを展開する、ママのためのお助けフロアとなっている。ナチュラルな可愛さを演出するガールズ&ボーイズブランド「プティマイン(petit main)」、ポップでキュートな雑貨を安価に提供する「レインボースペクトラム(rainbow SPECTRUM)」、ベビー用品専門店「アカチャンホンポ」、手芸材料の専門店「マーノクレアール」、「グッディ パーク(gooday park)」がオープン。「グッディ パーク」は、イトーヨーカドーの新しいファミリーカジュアルショップで、毎日の生活に“ちょうどいい”を提案している。フロアには、ボールプールや滑り台などで遊べる知育プレイグランド「あそびのせかいボーネルンド」を設置。カリフォルニア生まれの子供向けフィットネスクラブ「マイジム」では、ネイティブな英語で語学学習も兼ねた情操教育を提供する。子育て中のママや幼い子供を意識したタリーズコーヒーの新業態カフェ「タリーズコーヒー キッズコミュ」もオープンする予定。フードコートには、韓国を中心に展開する「ペックスビビンバ」が、赤坂で人気のゼスン食堂のプロディースで日本初上陸。山田宏巳が手掛けるファストイタリアン「パスタヒロ」、台湾の高級茶葉を使用したタピオカジュースを提供する「ブルプル」など、幅広いメニューを提供する。共有スペースは2ヶ所を用意。「スマイルスクエア」では裸足で遊ぶことが出来るよう、床全面に安全性に配慮した人工芝カーペットを敷いた。その他、子供達が双方向で遊べる大型マルチモニターを設置し、絵本の読み聞かせやファッションショー、ミニコンサートといった子供向けのイベントも開催される。一方「PARTY FOR YOU」では、1階で購入したフードコートメニューなどが持ち込み可能。“ママ友とゆっくりくつろぎたい””おともだち家族と一緒に”と言った目的に使えるレンタルパーティースペースとなっている。屋上には“都会の中のオアシス”をイメージした、商業スペースでは日本最大級の庭園「The Roof Park」を用意。“PLAY&JOY”“RELAX”“EAT&FLAVOR”の三つのテーマで構成され、テーマに応じて約300本の樹木や約8,000株の植物が植えられる予定。心地よい光や風が吹き抜ける中で、天然芝やウッドデッキを散策出来る。一方、花壇では、春には「ミリオンベル」や「マーガレット」、夏には「サンビーナス」や「サマースプラッシュ」、秋は「サフィニア」、冬には「ウィンティー」など季節を通じて色とりどりの植物と触れ合える。庭園にはウッドベンチや木製の遊具も設置。子供から大人までゆっくりとした一時が過ごせる。
2014年09月03日イッセイ ミヤケ パルファムが、男性用新香水「ニュイドゥ イッセイ(NUIT D'ISSEY)」を10月8日に発売する。ニュイドゥ イッセイは「夜」からインスピレーションを得て創られたもの。今回、フレグランスに黒や夜の香りという新しい世界観を表現するために、30年以上のキャリアの中で100近い香水を手掛け、2012年にはフランス芸術文化勲章を受章しているドミニク・ロピオンと、業界初のアジア人調香師として知られ、合成香料への革新的な取り組みを得意とするロック・ドンという2人の調香師を起用。イッセイ ミヤケらしいシンプルで爽快な香りの中に「夜の暗闇の中に刺す光」から発想した香りを加えることで、力強さを兼ね備えた、ウッドとスパイスに包まれたレザーの香りが誕生した。トップノートはベルガモットとグレープフルーツで構成。新しいフレグランスの基本となるミドルノートはブラックペッパーとベチバーをレザーノートの引き立て役として採用。また、ベースノートは夜を表現する力強い香りとしてダークウッド、パチョリ、トンカビーンを使用している。また、ボトルデザインとパッケージには夜を象徴する黒を使用。ボトルのガラスはスモーキーなグラデーションやブラッシングでガラスの表面に刻まれた黒の細縞によって、夜陰や光の戯れ、水面に反射する月の光と光輪などを表現した。キャップにはマットな漆黒にすることでボトルに優雅さを加えている。パッケージはボトルに使った2種類の黒を水平線で分割配色することで対照的に表現した。価格は7,560円(75ml)、1万260円(125ml)。イメージビジュアルでは、イギリスのビジュアルアーティストで写真家であるライアン・ホプキンソンが、1人の男性が大自然の夜の世界を旅していく様子を表現した。27日に開催された発表会では、ボーテ プレステージ インターナショナル社の、イッセイ ミヤケ パルファム インターナショナル マーケティング ディレクター、アニエス・サタンさんが登壇。「夜はスポーツと並んで香水の重要なテーマとなっていますが、ニュイドゥ イッセイで表現したのは従来の香水にみられる官能やグラマラス、クラブなどのイメージではありません。『自然がもっとも素晴らしい香水である』というイッセイ ミヤケ パルファムのコンセプトをもとに、自然からインスピレーションを受けた、崇高で慈悲深く、新しい感性やエネルギーを蓄えて蘇生するという意味での夜を表現しています」と話した。イッセイ ミヤケ直営店、百貨店、ブルーベルジャパンで取り扱う。
2014年09月01日6万年とも言われる長い間、大自然の中で狩猟採集生活をしてきたオーストラリアの先住民・アボリジニは、文字を持たなかったことから、砂の上や人体に「文字に代わるビジュアル」を描いて自らの想いを表現してきた。そんな彼らに転機が訪れたのは1971年のこと。イギリス人の美術教師ジェフリー・バーデンが、アクリル絵の具を使ってキャンバスに描くことを教えたことがきっかけとなり、彼らの描く「アボリジニアート」は瞬く間に現代美術界に知られるところのものとなったのだ。西洋美術からかけ離れた偏狭の地で生まれる“裸足のアーティストたち”による作品は、今や最先端のコンテンポラリーアートとして高く評価され、世界各国のメジャーな美術館に所蔵されているほど。日本では紹介されることが少ないその貴重なアートの数々が、9月10日から16日まで、伊勢丹新宿本館5階アートギャラリーでお披露目される。展示点数は60点ほどで、中には、アボリジニの天才画家と評されるエミリー・ウングワレーの作品もある。すべて購入可能で、中心価格帯は10万円台から40万円台だが、エミリーの作品に限っては少々高額。作品をセレクトしたのは、アボリジニアート・プロデューサーの内田真弓。日本語教師として派遣された現地の村で、アボリジニアートと運命的な出合いを果たしてすっかり魅了され、そのままメルボルンのギャラリーでアボリジニアートコーディネーターとして6年間働いたというキャリアの持ち主だ。6年の時を経て独立後は、メルボルンに拠点を置く「Land of Dreams」を設立し、日本におけるアボリジニアートの啓蒙に努めている彼女の力添えによって、2008年には国立新美術館で「エミリー・ウングワレー展」が開催されたこともある。今回の展示には、エミリーの他にも数々の、天賦の才を持ったアーティスト達の作品が集結。いずれもメッセージ性が強く、作品の前に立つとパワーの強さに驚かされること必至だ。気にいったものが見つかれば、リビングや寝室に置いて毎日エネルギーチャージするのもおすすめ。モダン家具とも相性がよく、部屋の雰囲気が一気にランクアップしそうだ。会期中は内田も連日在廊するので、作品や作家についての疑問をぶつけてみるのもいいだろう。真摯に受け答えしてくれる彼女から、作品に込められた想い同等の熱い気持ちを感じることができるに違いない。また、9月13日14時から30分、ギャラリートークも開催される。アボリジニアートへの造詣を深めたい人は必見。
2014年09月01日「アナ スイ(ANNA SUI)」は、新たなフレグランス「ラ ニュイ ドゥ ボエム」のオーデトワレ(30ml/5,300円、50ml/7,500円)を9月4日、オーデパルファム(30ml/5,300円)を10月3日に発売する。オーデトワレは、日没が訪れセクシーさとロマンスに満ちた夜の世界へと変化する様を表現。シャンパンシトラスやブラックベリーの泡立つような香りがロータスやローズペタルで深まり、最後にシダーウッドやバニラオーキッド、インドネシアパチョリが広がるフローラル ウッディ フルーティノート。オーデパルファムは、深夜に顔を出す大胆さや女性的な魅力を表す。カラブリアベルガモットやマンダリンから始まり、ジャスミンやブロッサム、プラムが続きサンダルウッドやダークアンバー、ムスクで終わりを迎えるフロリエンタル フルーティーの香り。パッケージはビアズリーやミュシャ、クリムトに代表されるアールヌーボーにインスパイアされたゴージャスなデザイン。オーデトワレはゴールド、オーデパルファムはブラックが基調となり、フィリグリー(金線加工)がエンボスされたゴールドの盾にアナスイを象徴する蝶を配した。全体にバラをあしらったデコラティブなボトルのキャップにも、蝶をデザイン。広告ビジュアルには、モデルのグレイシー・ヴァン・ガステル(Gracie Van Gastel)が登場。ゴールドの衣裳をまといゴールドのクッションに身を横たえた千夜一夜物語のシェヘラザード姫を想起させる姿で、「新しいボヘミアンラグジュアリー」を体現している。
2014年09月01日8月27日から伊勢丹新宿店本館5階グローバルダイニングにて、13人の若手陶芸作家の作品を紹介・販売するイベント「陶ISM@ISETAN 月待ちの宴」が開催されている。9月2日まで。今回のイベントでは、月を眺めながら一献傾けたくなる秋の夜長を意識して、酒器を中心としたラインアップを展開。また、酒器と相性のよい皿や鉢など、食卓を彩ってくれるアイテムの数々も紹介する。酒器の中心価格帯は3,000円前後から8,000円前後。手頃な価格でそろえているため、ちょっとしたプレゼント選びにも利用できそうだ。参加作家13人はすべて、陶芸業界の情報サイト「陶ISM」でも活躍している陶芸家。平均年齢は30代から40代。同世代の来場者にも陶芸の魅力を伝えていくことを目的に、会期中、作家による実演も行う。実演するのは、益子焼を中心に制作している陶芸家・豊田雅代。その他の参加作家は、阿部慎太朗、天野智恵美、岩下宗晶、潮桂子、大澤哲哉、川崎萌、田川亜希、根本幸一、野田あき子、船串篤司、松本良太、村上祐二。また、会場は和の雰囲気でまとめ、「月夜のおもてなし」を提案。ライフスタイルの中に陶芸品を取り込むことの楽しさを、会場全体を使って表現している。
2014年08月31日建築家、磯崎新の個展「2×5=60」が、8月31日から東京・神宮前のワタリウム美術館で開催される。2015年1月12日まで。“建築外的思考”に焦点をあてた本展。ここで用いられる“建築外的思考”とは、美術、音楽、映像、写真を始めとする現代の文化表象全般における具体的「建築外」思考と、その文化表象の手法を動員して解体・再編を試みる「アーキテクチャー」というという二つの意味を持つ。磯崎はこの建築家という職名を逸脱した多面的な方法で“建築外的思考”の可視化を目指したという。会場は、磯崎が夏期に東京のアトリエを離れ、建築外の仕事をする為の「鳥小屋(トリーハウス)」と呼ばれる軽井沢の書斎の実寸代模型を中心に構成。2・3階は「12の建築外的思考」「12のコラボレーション」とテーマを設け、磯崎が曲線定規として使用していたマリリン・モンローのプロポーションのトレース画や、これまでにコラボレーションしてきた岡本太郎、高松次郎、イサム・ノグチらとの作品などが公開される。4階には、「12の栖」「12の旅(東洋篇オリエント)」「12の旅(西洋篇オクシデント」という三つのテーマの下、磯崎が旅した際に描いたスケッチなどを展示。また、同展では会期中に様々なイベントを開催予定。ダンサー田中泯によるパフォーマンスや、笙奏者宮田まゆみとバイオリニスト庄司紗矢香によるコンサートも実施される。これらのイベントはいづれも予約が必要。磯崎新は、東京大学工学部建築学科卒業。1963年、磯崎新アトリエを設立し、大分県立中央図書館を始めとする、60年代に大分市に集中した建築群から90年代に国内外問わず実現された多岐に渡る建築物を、個人的な思考と空間を重視し作り出して来た。半世紀を越えるその活動は、思想、美術、デザイン、音楽、映画、演劇など常に建築の枠組みを超えた様々な表現方法で、時代や他領域を交錯する問題提起を生み出している。【イベント情報】磯崎新「12×5=60」展会場:ワタリウム美術館住所:東京都渋谷区神宮前3-7-6期間:8月31日から2015年1月12日時間:11:00から19:00(毎週水曜日は21:00まで延長)休廊日:月曜日(9月15日、10月13日、11月3日、24日、12月1日、8日、15日、22日、29日、1月12日は開館)、12月31日から1月3日入場料:大人1,000円学生(25歳以下)800円小・中学生500円70歳以上700円ワークショップ「モンドリアンの茶会」会場:ワタリウム美術館 2階 モンドリアンの茶室開催日:会期中の毎週水曜日(12月31日を除く)時間:18:00から参加費:1,500円(抹茶、和菓子付き)※限定10名予約制パフォーマンス「ひらがなをどり」会場:ワタリウム美術館開催日:9月20日開催日:時間:19:00から出演:田中泯(ダンサー)参加料:2,500円※予約制コンサート「笙とヴァイオリンによる細川、バッハ、ケージ ―磯崎新へのオマージュ―」会場:ワタリウム美術館開催日:11月3日時間:16:00からの部と19:00からの部出演:庄司紗矢香(ヴァイオリン)、宮田まゆみ(笙)参加料:3,500円※予約制対談「だから、茶室はやめられない」会場:建築家会館 本館 ホール(ワタリウム美術館より徒歩5分)住所:東京都渋谷区神宮前2-3-16開催日:11月7日時間:18:30から20:00出演:藤森照信(建築家)、磯崎新参加料:2,000円※予約制
2014年08月30日8月28日、大阪・梅田のファッションビル「ルクア」がリニューアルオープンした。今回のリニューアルでは58店を改装。全国初の新規出店は「フクスケ」「221リステア」「ルリア4C」「ロデスコアーバンリサーチ」「スリーピー・スリーピー」「ビバ!チチカカ」と惣菜・食品の「ブーズキッチン」の7店舗。その他、「ミラオーウェン」や「スポーツラボBYアトモス」「ムーミンショップ」など17の西日本初出店があった。今回の改装では、2階から4階に移転したラメールがライセンス生産するウィメンズブランド「ランバン オン ブルー」が4つの限定商品を販売するとともに、28日・29日の両日限定で商品購入者に「マグノリアベーカリー」のクッキーがプレゼントされた。「マグノリアベーカリー」はニューヨーク発の人気カップケーキ店で、人気ドラマ『セックス・アンド・ザ・シティ』をはじめ、『プラダを着た悪魔』、『サタデー・ナイト・ライブ』、『ゴシップガール』などの人気テレビ番組や映画に登場しており、今年6月に東京・表参道に初上陸したばかりで関西には未上陸。今回のようなアパレルとのコラボレーションも、店外へのケータリングも初めての試みとなる。もちろん関西では初登場だ。ランバン オン ブルーの限定品として販売されている4品は、半袖裏毛スエット、バルーンスカート、キャンバストートバッグ、裏毛ブルゾン。半袖裏毛は胸に大きなグログランのリボンが縫いこまれており、価格は1万4,000円となる。裏毛ブルゾンは1万6,000円、バルーンスカートは1万7,000円、キャンバストートバッグは大が1万円、小が7,000円。また3万円以上を購入した客にはキャンバス製のミニポーチがプレゼントされる。
2014年08月30日11月1日、宝塚大劇場の武庫川河川敷でギネス世界記録への挑戦が行われる。2014年は宝塚市にとって、宝塚歌劇団創設100周年、市制60周年、手塚治記念館設立20周年を迎える「トリプル周年」にあたる。この記念すべき年に、新たな記録に挑むのは、一体どんな人たちなのだろう。その答えを教えてくれたのは、宝塚と大変縁が深い女優・汐美真帆。宝塚市出身で、元宝塚歌劇団の男役、現在は舞台女優としてだけでなく、ヨガやジャズダンスの指導者としても活躍している。取材に訪れたのは、普段、汐美がダンスやヨガを教えている立川のレッスンスタジオ。「こんにちは」と朗らかな笑顔で迎えいれてくれた彼女は、爽やかなライムグリーンのレッスンウエアを着ていた。この日もギネス世界記録へ向けてのレッスンが行われていた。小学生の子供たちからその親世代まで幅広い年代の女性がスタジオに集い、一緒になってラインダンスを踊る。「1万人のラインダンス」と名付けられた同イベントは、宝塚市「子ども委員会」の発案によるもの。現在のラインダンスにおけるギネス世界記録である2,569名を大幅に超える1万人超えに挑もうというのだ。宝塚市民はもちろん、全国津々浦々から参加表明してほしいとの想いから、汐美は、東京から参加する人のために無料でレッスンを教えている。「実は、私自身、ラインダンスを踊るのは95年の(宝塚歌劇団)研究科5年に在籍時以来なんです。ラインダンスは名前の通り、“人と人がつながる”ダンスなので、手をつないだ相手の動きの邪魔しないように、メンバーみんなの動きがキレイにみえるように踊るものだから、自然と思いやりの心が芽生えるのもステキですよね。しかも、今回の挑戦には石巻の中学生11人も参加したいと言ってくれています。きっかけは、数年前に震災支援で女川に行った際の中学校の先生との出会いです。その先生が石巻に転勤された先の11人の生徒と、宝塚でラインダンスを一緒に踊りたいという想いを抱いています。今は、その遠征資金の募金活動を必死に行っているところです」兵庫と宮城はともに震災を経験した土地であることからも、汐美の想いは並々ならぬものがあるのだろう。インタビューに答えるいきいきとした表情から、彼女自身が、今回の挑戦を通して様々な人との触れ合いを楽しんでいることがよく分かる。彼女のその気持ちはもちろん、レッスン受講者たちにもしっかりと届いている。「私は運動が大の苦手だったのですが、汐美さんのレッスンならと思って受けてみたところ、歌って踊ることの楽しさに目覚めました(笑)」「イベントには息子と旦那と一緒に参加予定なので、私が家族代表で受講しにきています」「宝塚のファンなんで、勝手に娘役になった気分でレッスンを受けさせていただいています」と受講生1人ひとりが笑顔で話すのを見ている汐美もとてもうれしそう。「とにかく楽しんでやることが第一ですよね。イベント当日にもご縁ができて、いろんな人たちとつながっていく場になればいいなと願っています。そしてそれがきっかけで、日本中がつながっていくことができたら、本当にステキなことですよね」イベント開催まであと数十日。興味のある方は、「宝塚1万人のラインダンス」公式webサイトをのぞいてみてほしい。
2014年08月30日女優ステイシー・マーティンが、今秋日本公開の映画『ニンフォマニアック(NYMPH()MANIAC)』の出演やミュウミュウ(miu miu)の広告キャンペーンのモデル起用で注目を集めている。『ニンフォマニアック』は、『奇跡の海』『ダンサー・イン・ザ・ダーク』『ドッグヴィル』など、暗く悪夢のような作品を発表してきた、ラース・フォン・トリアー(Lars von Trier)監督の最新作。「女性のセクシュアリティー」をテーマに、自らをニンフォマニアック(=色情狂)と自覚するヒロインの半生をポエティックかつユーモラスに八つのチャプター、Vol.1・117分、Vol.2・123分の長きに渡り、主人公のジョーによる回想録形式で描き出す。本作のVol.1でジョーの若かりし頃を演じるステイシー・マーティンがミュウミュウ14-15AWの広告キャンペーンにも抜擢されたのは、本作で高い評価を得たことが飛躍のきっかけとなっており、業界内外で注目度はさらに急上昇しているという。ステイシー・マーティンは色情狂という難しい役を堂々と演じ人々を魅了し、高い評価を得ている。1991年にパリで生まれた彼女は、本作でデンマーク映画批評家協会賞の主演女優賞にノミネートされたほか、今後はイギリスの俊英ベン・ウィートリによるSFアクション『High-Rise』やイタリアのマッテオ・ガローネ監督による歴史ファンタジー『Il racconto dei racconti』などへの出演を控えており、女優としてのキャリアを猛進している。『ニンフォマニアック Vol.1』は10月11日(土)、『ニンフォマニアック Vol.2』は11月1日(土)より、新宿武蔵野館、ヒューマントラストシネマ有楽町・渋谷ほか全国順次公開。
2014年08月29日「ジェイ クルー(J.CREW)」は、チャリティープロジェクト“ガーメンツ・フォー・グッド”の一環として、チャリティTシャツを発売した。イギリスのイラストレーター エマ・スミス(Emma Smith)とコラボレーションし、メンズモデルではスズメバチ、ウィメンズモデルではミツバチ、ボーイズモデルにはマルハナバチ、ガールズモデルには女王蜂がそれぞれデザインされている。価格はメンズ・ウィメンズが7,336円、ボーイズ・ガールズが6,847円(為替相場により変動の可能性あり)。このTシャツの売り上げの50%は無脊椎動物の保護を目的としたヨーロッパで唯一の組織である「バグライフ」に寄付される。同団体は、2050年には世界中で15万種の動植物が絶滅する可能性があることを受け、蜂など受粉の仲立ちをする生物の保護に主に取り組んでいる。田園地方に蜂が自由に飛び回るための専用区画「Bライン」を設置するなど、市街地や都市部に恵みを与えるための様々なプロジェクトを実施している。
2014年08月29日イタリア・ミラノ生まれのラグジュアリーブランド「ヴァレクストラ(VALEXTRA)」が、8月27日から9月2日の期間、伊勢丹新宿店本館1階ハンドバッグコーナーでプロモーションを展開する。ヴァレクストラは、1937年の創業以来、イタリア職人のもの作りの伝統を守り続け、歴史に残る名品の数々を生み出しているブランド。職人の手で丁寧に施されたディテールそのものがブランドの顔であるという自信から、敢えて表面にはブランドロゴは出さない姿勢を貫いている。同店の担当バイヤーによると、同ブランドはもともとメンズ館で展開していたが、男性に同伴して来店する女性にも人気が高く、レディースのシェアが高まっていったことから導入を決めたという。また、時代の移り変わりによって廃れることのない、本物の輝きを持つ「エターナルブランド」の取り扱い数増加を考えたとき、一番に浮かんだのがヴァレクストラだったという。本館での取り扱いにあたっては、カラーバリエーションの豊富さを楽しんでもらうことに重きを置き、プロモーションにもメインの一つとして登場するスモールボストンバッグ(28万円)は15色以上をそろえる。ラインナップは、ホワイト、パウダーピンク、イエロー、オレンジ、レッド、マジェンダ、コバルトブルーなど。同じピンクでもニュアンスの違うものをそろえたのがポイントだ。その他、オープンを記念して特別にデザインされたオンリーMIのトートバッグは、コバルトブルー、オレンジ、フラミンゴ、パウダーピンク、ホワイト、ブラックの全6色を揃えている。カッティングやコバ塗り(=革の断面に"COSTA"と呼ばれる独自に配合した塗料を何層にも重ねて塗る製法)の美しさを堪能できる名品ぞろい。同ブランドは、プロモーション期間終了後も、本館1階ハンドバッグ売り場で販売される。
2014年08月29日伊勢丹新宿店本館7階催事場にて、「ザ・ブラックセンス・マーケット・イン・イセタン(THE BLACK SENSE MARKET in ISETAN)」がオープンした。同期間限定ショップは雑誌『センス(SENSE)』が手掛ける特別受注企画「ザ・ブラックセンス・マーケット(THE BLACK SENSE MARKET)」と伊勢丹メンズ館とのコラボレーションによって誕生したリアル店舗で、2月に続いて2度目となる。期間は9月1日まで。今回のテーマは「The Riders Creation」。男の艶や嗜みを表現するエレガントなライダーススタイルがドラマチックに紹介され、総計60ブランド以上のアイテムが一堂に会す。会場には、「ファブリック」「レザー」「ビンテージ」「ミニマム」「デコラティブ」などのキーワードごとに集められたライダースが所狭しと並ぶ中「ハーレーダビッドソン(HARLEY DAVIDSON)」のバイクも展示され、着用して街を駆け抜けるシーンをも彷彿させる。また、イタリアバイク「ドゥカティ(DUCATI)」の横に並ぶのは、同ブランドと「ジョルジオブラット(GIORGIO BRATO)」とのコラボレーションによって誕生したアイテムの数々。日本初お披露目となるコラボレートアイテムは全16型で、イベント期間中に受注オーダーが出来る。価格帯は20万円台から60万円台。更に、会場奥に設えられた「THE BLACK SENSE LOUNGE」では、「タリスカー ストーム スパイシー ハイボール(TALISKER STORM Spicy Highball)」「アードバッグ 10年 ジンジャーハイボール(ARDBER TEN Ginger Highball)」「ロン サカパ モヒート(Ron Zacapa Mojito)」(各800円)に加え、「ヘネシーソーダ(THE Hennessy Soda)」(600円)などのプレミアムハイボールを楽しむことも出来る。8月31日の15時から17時には、『センス(SENSE)』編集長の守谷聡と、今回の企画に賛同した8名のデザイナー・ディレクターによるスペシャルトークショーが開催される。参加者は、「ファセッタズム(FACETASM)」の落合宏理、「ホワイトマウンテニアリング(White Moutaineering)」の相澤陽介、「ユリウス(JULIUS)」の堀川達郎、「バックボーン(BACK BONE)」の北原哲夫、「ミハラヤスヒロ(MIHARAYASUHIRO)」の三原康裕、「ファクトタム(FACTOTUM)」の有働幸司、「ベドウィン&ザ・ハートブレイカーズ(BEDWIN & THE HEATBREAKERS)」の渡辺真史、「アタッチメント(ATTACHMENT )」の熊谷和幸。トークは1名につき10分程度で入場無料。
2014年08月28日「イッセイ ミヤケ(ISSEY MIYAKE)」が家具メーカーの天童木工と共に創作したアクセサリーを店舗限定で販売。今シーズン、「Rhythmatic Forest―森の鼓動―」をテーマに、これまでにない新しいファブリックを用いて“曲線”を描き、森の持つ雄大な造形美を表現したイッセイ ミヤケは、木と向き合い素材の特徴を最大限に生かす技術と、機能的で美しいデザインを探求する天童木工の姿勢に同じモノ作りに携わるものとして共感。モノ作りに対する姿勢とテーマが共鳴し合い、今回のコラボレーションが実現した。今回、アクセサリーに起用した材木は、日本特有である“杉”の木。柔らかく傷つきやすい杉は、毎日の暮らしの中で使われる家具へ利用することが難しいといわれている。常に新しい家具づくりに取り組んでいる天童木工は、杉などの間伐材を加工して成形合板として利用する新技術を研究開発。今年、欠点とされていた強度と、繊細な曲線を描くデザインを兼ね備えた木製家具の新しい領域を開拓した。天童木工の新しい技術にイッセイ ミヤケのアイディアが加わり、バングルに代表されるような曲線美と木の温もりが感じられるスペシャルアイテムが生み出された。商品は、バングル(3万2,000円)、ブローチ、ネックレス(各1万6,000円)。8月27日から9月2日まで伊勢丹新宿店4階ザ・ステージ4にて、9月4日から、ISSEY MIYAKE / AOYAMA、ELLTOB TEP ISSEY MIYAKE / GINZA、ISSEY MIYAKE / KOBEにて販売される。天童木工は、山形県天童市で職人の組合というかたちからスタートし、1940年に創立。成形合板(※)のパイオニアと言われるほど、時代の要請に技術で応えてきた歴史をもつ家具メーカー。※木の薄い板(単版)を何枚も接着剤で重ね合わせ、型(治具)に挿入し、巨大なプレス機で圧力と熱を加えることで、木を自在に成形する技術。
2014年08月28日取り壊しが予定されているビル1棟を美術館として再利用したアートプロジェクト「ビクション(BCTION)」が、9月1日から15日まで、東京・麹町で行われる。主宰は美術家の大山康太郎と写真家の嶋本丈士。都心のデッドスペースである取り壊し予定のビルをアート空間として再利用することで、アーティストが社会に関与出来る機会を広げると共に、表現の場を増やし、更にはマーケティング拡大を目指すことを目的としている。東京・麹町にある某オフィスビル全9フロアを会場に、50組以上の様々なジャンルの若手気鋭アーティストと賛同者達がDIY精神の元、壁や床など建物全体を使って作品を発表。DRAGON76、FRANKIE CIHI、RYUICHI OGINO、SHOGO IWAKIRI、SD duet with NUKEME、MICHINORI MARU、KLEPTOMANIAC 、苦虫ツヨシらが参加する。なお、同プロジェクトは完全予約制となっており、現在公式サイトにリンクされている予約登録サイトから受付中。申し込みをすると、予約完了と共に会場などについての詳細情報が入手出来る。8月31日にはオープニングレセプションが開かれ、プロジェクトの全貌が明かされる。大山康太郎は、京都市立芸術大学を卒業後、ライブペイントパフォーマンス、壁画制作を軸にインスタレーション、キャンバス作品等を発表し活動している。ネイティブジャパニーズ・アイヌとネイティブアメリカン・ハイダから強く影響を受けており紋様、古代の寺院から引用した極彩色パターンなどの要素を組み込んだ作品が特徴。嶋本丈士は、米・アカデミー・オブ・アート大学の写真科を卒業。在米中にアメリカで数々の写真展を開催、企画する。2008年帰国後、新宿のギャラリー「The Artcomplex Center of Tokyo」で大規模な写真展を開催。その翌年には『STUDIO VOICE』の別冊として発行された『日本の100人の写真家』にも選ばれた過去を持つ。近年ではラフォーレ原宿やBLUE NOTE TOKYOでの写真展示を行ったりと精力的に活動をしている。【イベント情報】「BCTION」会場:某オフィスビル住所:東京都千代区麹町某所期間:9月1日から9月15日時間:12:00から20:00入場無料
2014年08月27日モエ・ヘネシー・ディアジオ(MHD)は8月26日、シングル・モルト・ウイスキー「アードベック(ARDBEG)」の限定カクテルを提供するポップアップバー「ARDBEG SPACE BAR on Planet Peat」を銀座「B.E.HOUSE HIBIYA Bar」(東京都中央区銀座5-6-5NOCO7階)にオープンした。9月14日まで。1815年にスコットランド・アイラ島で誕生したアードベックは、2012年から“初めて宇宙を旅するウイスキー”として現在ISS(国際宇宙ステーション)にて宇宙実験を行っている。同プロジェクトは、アードベックから抽出した分子と、焦がした樽の木片をロケットに搭載してISSまで運び、無重力状態でウイスキーの熟成経過を観察。同時に地上の蒸留所と、研究施設で勧めている観察結果を比較することにより、ウイスキーの樽熟成に重力が与える影響を解明するというもの。そしていよいよこのミッションを終えたアードベックが9月に地球へ帰還する。今回のポップアップバーの空間は、その宇宙実験とアードベックの味の特徴であるスモーキーさがテーマ。アードベック定番のウイスキー3商品「アードベック10年」「アードベック ウーガダール」「アードベック コリーヴレッカン」の比較テイスティングに加え、日比谷バーと共同開発したアードベックをベースとしたカクテルを味わうことが出来る。提供されるカクテルは全5種類。アードベックをライムとジンジャエールで割り、黒ゴマをブレンド。そして最後に泡をトッピングした「ブラック・ホール」(950円)や、グレープキャンディーの入ったグラスに移し変えて飲む「プラネット・ピート」(950円)、ドライアイスをグラスに入れ、煙を発生させて提供されるフローズンタイプの「スペース・ミント・ジュレップ」(1,050円)の他、大人数でシェアするパンチカクテル「B.I.G(ビルズ アイラ ギャラクシー)」(1万円)や、同店でのイベント開催時に数量限定で配られる、宇宙食のようなパッケージのアドベックゼリー「ピート・チャージ」(500円)など、目で見ても楽しめる斬新なメニューがラインアップ。また、それらのお酒に合ったオリジナルスモーク料理も提供される。25日のプレオープンに来店した、シングル・モルト・アンバサダーを務めるロバート・ストックウェル氏は「世界を旅した、最もピーティーでスモーキーな “究極のアイラ・モルト・ウイスキー”を多くの方に味わって欲しい」とコメント。アードベックは、製造工程の中で原料となる大麦麦芽を乾燥させる燃料として、ピート(泥炭)が使われており、独特で複雑な風味を味わえることが特徴だ。営業時間は、バータイムは17時から23時30分、カフェタイムはシングルモルトセミナーが開催される9月1日、5日、10日、11日以外の14時から17時まで。
2014年08月26日アパレルブランド「サロン ド バルコニー(Salon de Balcony)」は、フィリップ・ガレル(Philippe Garrel)監督作品『ジェラシー』とのコラボレーションアイテムを発売する。映画の1シーンを切りとった7分丈Tシャツ(ホワイト・グレイ/各6,800円)、作品タイトルの入った半袖Tシャツ(ホワイト・グレイ・ブラック/各5,800円)のラインアップで、9月末発売予定。『ジェラシー』は、『ギターはもう聞こえない』『恋人たちの失われた革命』などを手掛けた映像作家、フィリップ・ガレルの最新作。恋愛、結婚、離婚を繰り返すカップルが愛と嫉妬に狂う様をモノクロ映像で描き出す。処女作からフィリップの作品のほとんどに出演した父、モーリス・ガレル(Maurice Garrel)の30歳の頃の物語であり、演じるのはフィリップの息子、ルイ・ガレル(Louis Garrel)。9月より東京・渋谷のシアターイメージ・フォーラムにてロードショー。
2014年08月26日虎ノ門ヒルズに食の複合スペース「ピルエット(Pirouette)」が、9月3日オープンする。ビストロ、カフェ、エピスリーが融合された店内では、“気軽さと上質の両立”をテーマとした人と食の新しいコミュニティーが展開される。シェフがオススメする旬の食材をビストロで味わった後は、帰りにそれをエピスリーで購入。食を通じてゲストとスタッフが新たな関係を作れるような、上品な中にも、堅苦しさを感じさせない空間を目指す。シェフには生産者や食材とのつながりを大切にする小林直矢を招いた他、アドバイザリーシェフとしてM.O.F.(国家最優秀職人)受賞のエリック・トロション(Eric Trochon)を招聘。ミシュランで星を獲得した「オマージュ」や「オステルリージェロンム」などで積んだ経験を活かし、食材を活かした小林ならではの料理を提供する。ビストロではランチとディナーのそれぞれで、最先端フレンチのプリフィックスコースを2種類用意。コースのメニューはアラカルトでもオーダーでき、約150種類のフランスワインと共に味わえる。ミーティングや会食に利用できる個室も用意した。カフェではランチメニューやパティシエの作るデザートを提供する他、ランチボックスの販売も予定。夜にはアラカルトとワインがオーダーでき、スタンディングスタイルで気軽に利用できるテーブルも配置した。エピスリーではビストロやカフェで利用している食材やワイン、食器などを販売。そのどれもがシェフやスタッフが生産者から探し集めたこだわりの一品で、調理法などのアドバイスをスタッフに聞くこともできる。
2014年08月25日伊勢丹新宿店本館7階「イセタンブライド」では、現在ブライダルフェアを開催中。8月24日には、今年3月に結婚したばかりの安田美沙子を招き、トークショーを実施した。本イベントは女性限定として、事前予約をした約20名の女性が参加。雑誌「ヴァンサンカン ウェディング(25ansウエディング)」の元編集者で、現在花嫁ライフコンシェルジュ「salon de 花yume」を主宰する梅沢由美が特別MCとして登場し、“女子会”のような和やかなムードの中でトークを繰り広げた。安田さんは、自ら選んだという元建築家の男性デザイナーが手掛けるイタリアの高級ドレスブランド「アントニオ リーヴァ(ANTONIO RIVA)」のウエディングドレスに身を包んで登場。ベアトップ型のドレスはスカート部分の緩やかなウエーブラインや、バックスタイルに飾ったコサージュなどが特徴的な1着。「ガーリーなものが苦手なので、エレガントでかっこいい雰囲気に惹かれた。立体感のあるフォルムが印象的だと思う」と選んだ理由を話した。来春の挙式に向け準備中という安田さんは、ドレスを「イセタンブライド」でオーダー。「海外ブランドのドレスや小物も豊富にそろい、オーダーもできるので(イセタンブライドへ)迷わず足を運んだ。2回の来店で10着ほど試着したがすぐに決まった」と言い、「レースの繊細さにアンティークの雰囲気が漂うもので、シンプルだけど存在感のあるデザイン。生地や素材にこだわりたかったので、満足する一着に出合えた」と話した。試着の際、イセタンブライドの小川店長には様々なアドバイスをもらったと明かし、式の当日にも付添人をお願いしたいと懇願。「結婚式は初めてのことで分からないことばかりだが、本当に細かなことまで教わった。普段からランニングをし、結婚してからは食事面なども気遣い、料理に励むなど体調には配慮している。ドレスを着るために身体のラインにこだわるなら、今から就寝用下着を着けるべきというアドバイスも受け既に実践している」と述べた。また結婚式のスタイルについて尋ねられると、「格式のある式場を選んでおり、春なので桜を使った演出をしたい。京都出身なので、お色直しは着物を着る予定」と話した。この日は緩くウェーブの掛かったダウンスタイルにきらきらと輝くヘアバンドを付けたラフなヘアスタイルだったが、会場から当日の髪型について質問が飛ぶと「様々なアレンジができるよう前髪を伸ばしている最中。かっちりしたスタイルとラフなスタイル両方考えているが、たとえば2次会では髪をバッサリカットして現れる演出も面白いかな」と独自の意見を披露。これから花嫁準備をする女性達に向けて、特にこだわるべきアドバイスを求められると、「やはり一生に一度のイベントなので会場選びとドレス選びにはこだわってほしい。“自分のためだけのもの”という意味も込めて、ドレスをオーダーで作ることは特にお薦めしたい」と話した。
2014年08月25日グッチ(GUCCI)は、新フレグランス「グッチ プルミエール オードトワレ」(30ml/8,200円、50ml/1万100円、75ml/1万3,800円)を9月3日に発売する。2010年開催のカンヌ国際映画祭でデビューした「グッチ プルミエール オートクチュールコレクション」にインスパイアされたフレグランス「グッチ プルミエール オードパルファム」に、フレッシュな香りをプラス。オレンジブロッサムとシトラスオイルのトップノートがシャンパンを想起させ、ミドルノートはフリージアやジャスミン、ブルガリアンローズなどの花々が織りなす香り。ラストノートは温かみのあるレザーやパチョリ。ボトルとパッケージにもブランドアイコンのホースビットとメダルチャームなどオードパルファム同様のモチーフを採用し、キャップには「グッチ プルミエール」のロゴを施した。ボックスには創業者グッチオ・グッチ(Guccio Gucci)の手描きサインが描かれ、フレグランスの色と外箱には従来の光り輝くゴールドではなく柔らかなゴールドを新たに使用。プロモーションビジュアルはマート&マーカスが撮影。ミューズに選ばれたのはブレイク・ライヴリー(Blake Lively)。グッチのクリエーティブディレクターのフリーダ・ジャンニーニ(Frida Giannini)は「ジャスミンサンバックとブルガリアンローズが調和し、フリージアとのコントラストによりモダンでフェミニンな香りが完成した。デイリーにもふさわしい」とコメントを寄せている。
2014年08月25日