FASHION HEADLINEがお届けする新着記事一覧 (828/858)
羽田空港国際線ターミナルで、9月27日、「空の日フェスティバル 2014」と題し、JAL歴代の客室乗務員の制服のファッションショーが開催された。これはJALとその連結子会社であるJAL エクスプレス(以下、JEX)による、10月1日の合併前の最初で最後の制服ファッションショーとして開催されたもの。JAL エクスプレスとしては初めて制服のショーを行った。羽田国際線ターミナルの江戸舞台に、旧日本エアシステムや旧日本航空、そしてJAL エクスプレスの客室乗務員の歴代制服を、総勢15名の客室乗務員が着用して次々と登場した。JAL初代から、2、4、5、6、7、9 代目、現役という具合に順を追ってウォーキング。制服にはそれぞれの時代のトレンドが如実に反映されており、このショーには1971年から今年までの歴史を一気に振り返ることができる面白さがある。パワフルなオレンジのツーピースは71年より着用された2代目で、いかにもスィンギンロンドンを思わせるミニスカート。カラーは当時の期待塗装のオレンジにマッチさせたものだそう。旧日本航空の8代目は87年に完全民営化を記念して作られたもので、パワーショルダーのミリタリー調のツーピースだ。97年、ボーイング777-200の登場に合わせて作られた5代目の制服は、ボーダーの長袖Tシャツをレイヤードしたアクティブな印象。歴代のデザイナー陣も、森英恵や稲葉賀恵、丸山敬太といった著名な顔ぶれがそろう。これらの制服は当時のスカイキャスト(客室乗務員)のニーズや、流行のファッションを取り入れており、歴代制服を通し、近現代からの時代の変遷をかいま見ることができた。
2014年09月30日ウエディングプロデュースを手掛ける婚礼会社テイクアンドギヴ・ニーズ(T&G)は、ウエディングドレスショップ「ミラーミラー(Mirror Mirror)」を10月31日、表参道にオープンする。“鏡に映る自分を愛せるように”をコンセプトに、トレンド最先端のインポートドレスをセレクト。「ピーター ラングナー(PETERLANGNER)」や「イネス ディ サント(INES DI SANTO)」、日本初上陸となる「オースティン スカーレット(Austin Scarlett)」など、オリジナルブランドのドレスアイテムと、相性の良いアクセサリーや小物などを幅広くラインアップする。ドレスや小物を身に付けて、お気に入りの1点を心ゆくまで探せるよう、店内にはラグジュアリーなドレススイートルーム「Vivide Closet」を用意。ドレスを着た花嫁が自由に小物を組み合わせながらコーディネートを追求出来る。その他、ドレスを着用したままの状態でも受けられる、メイクアップアーティストによるヘアメイクサービスも提供。“お客様の心の想いまで汲み取る「トータルコーディネート力」”を意識したサービスを展開していく。クリエイティブプロデューサーは、石田純一・東尾理子夫妻や女優の田丸麻紀のウェディングなど、数多くの著名人ウェディングを担当した経験を持つウェディングプランナーの野上ゆう子が担当。野上はT&Gでも10人にしか与えられていない称号「ファーストウェディングプランナー」を受けた、同社を代表するウェディングプランナー。他にもロックバンドKISSのジーン・シモンズ(Gene Simmons)など、国内外問わず多くの著名人の衣装を手掛けている。10月25日にはオープニングイベントを開催。オープンに先駆け、嶋田ちあきなどメイクアップアーティストによる花嫁メイクが体験出来るヘアメイクサービスが提供される他、ショップの内覧会やドレスショーなどが行われる予定。イベントは応募制で、当選者のみが招待状を受け取れる。応募はオフィシャルサイトにて10月4日まで受け付けている。
2014年09月30日10月10日から19日までの10日間、「下北沢カレーフェスティバル 2014」が今年も開催される。ファッション、音楽、演劇など、個性的で多様な文化が魅力の下北沢は、グルメの街としてたびたびテレビや雑誌でも取り上げられ、個性豊かなカレー店が多い「隠れたカレーの街」でもある。「下北沢カレーフェスティバル」は年に1度のカレーの祭りとして 2012年10 月よりスタート。3年目となる今年は、地域密着型SNS「I LOVE 下北沢」と、あずま通り商店街との共催で、参加店舗数はついに104店舗となり(前回76 店舗)、規模を拡大して開催される。また、今回はアイリッシュ・ウイスキー「ジェムソン(JAMESON)」とコラボレーションし、一部の参加店舗でスペシャルカクテルを提供する。ジェムソンをベースにしたスペシャルカクテル「ジェムソン ジンジャー&ライム」は、ウイスキーの豊かな香りとスムーズな味わいに、爽やかでスパイシーな風味がマッチ。ソーダの軽やかな飲み口もあって、スパイシーなカレーとの相性も抜群だという。ジェムソンは下北沢の演劇やアートのイベントでコラボを重ねており、今回の催しでは美味しさの新発見を提案しているとのこと。一方、下北沢カレーフェスティバルは今年で3回目の開催となり、実に104店舗ものショップが参加。期間中は限定メニューや食べ歩き向けのミニカレーなどが提供される。
2014年09月30日「プラダ(PRADA)」は、伊勢丹新宿店と阪急うめだ本店にレースアップシューズのポップアップストアをオープンする。レースアップシューズの新作の他、限定デザインのシューズも用意。更に、レースアップシューズのメイド・トゥ・オーダーも受け付ける。メイド・トゥ・オーダーでは、アッパーとソールを自由にセレクト可能。アッパーはコバルトブルーやレッドなどのソリッドカラーに加え、ブラック×レッドといったバイカラーなど全32種類を用意。素材には定番のブラッシュド・カーフの他、クロコダイル、パイソンといったプレシャススキンもそろう。ソールには全5色のバリエーションを用意した。また、インソールにはゴールドカラーのイニシャルを入れることも可能。注文してから3から4ヵ月で完成し、スペシャルパッケージで届けられる。価格は、既製品の価格に対し20%のチャージを加えたものとなる。開催期間は新宿伊勢丹本館2階で10月1日から14日まで、阪急うめだ本店で22日から28日まで。その他、プラダの各路面店でも実施される。プラダ 名古屋店が10月1日から18日まで、プラダ 青山店が10月18日から28日まで、プラダ 大阪心斎橋店が11月1日から15日まで、プラダ銀座店が11月1日から30日まで、プラダ 神戸店が11月19日から30日まで。
2014年09月30日パリのショコラティエ「ジャン=ポール・エヴァン(JEAN-PAUL HEVIN、以下エヴァン)」の2014-15年のテーマと新作コレクションが発表された。新しいテーマは、「甘美な狂気(Folie Douce)」。「狂気」の単語をチョイスした理由は、エヴァンのショコラに対する狂おしいほどの情熱を表したかったから。29日に行われた新作発表会に、本国・フランスから駆け付けたエヴァンは、「狂気といっても、おいしいものを味わう幸せと、それを分かち合う喜びを作り出すということに対するやさしい狂気ですので、安心してお召し上がりください」と笑顔でアピール。エヴァンによるとその狂気は、彼のチョコレートを食べたすべての人に「おいしい笑顔」になってもらうべく、類まれなる良質なカカオ豆が収穫できる産地を探し求める、常軌を逸した旅でもあるのだという。また、「その年のテーマを決めるときには、世情や世の中の動きと照らし合わせて考える」といい、新しいテーマを決定した理由の一つとして、「これからの1年間が世界的に甘美で幸せな1年になればいいとの願いを込めた」とも語った。新作コレクションの中でも注目すべきは、クリスマスシーズンに合わせて制作されたノエルのビュッシュ3種。一つ目は、ショコラ ノワールの球体の中に、オレンジのコンフィとジンジャー風味の2枚のビスキュイに挟まれたヴァンショー(ホットワイン)風味のガナッシュを詰め込んだ「ビュッシュ マブール(Buches Maboule)」。ヴァンショーは寒い季節にフランス人が身体を温めるために飲むワインだが、チョコレートに使用する際には加熱してアルコールが飛んでいるので、酔っぱらうことなく風味だけを心ゆくまで楽しめるという。また、「ビュッシュ マブール」という言葉は、「まともではない」と「私のボールではない」という二つの意味を持つんだとか。フランス語が分かる人にとっては、言葉遊びまで楽しめるおしゃれな逸品だ。二つ目は、「ビュッシュビーハッピー(BucheBeHappy)」。このチョコレートには、アクセントとして、イチゴ、柚子、ロゼ・シャンパーニュをカクテルにしたジュレが盛り込まれているのが特徴だ。そして三つ目の「ビュッシュ タンブレ(Buche Timbree)」は、ショコラのタンブレ(切手)が散りばめられたデザインがとってもユニーク。味わいの異なる数種のタンブレがトッピングされたノエルで、「カカオのオリジンを巡る旅」を楽しんでほしいとエヴァンは話す。また、この商品名は「頭が変」と「切手を貼った」の二つの意味にとることができるとのことだが、そのことを説明するエヴァンの顔はなんとも楽しげ。常日頃から遊びゴコロをたっぷり携えて、狂おしいまでに「みんなに楽しんでもらえる」チョコやサービスを考えていることがはっきりとうかがえる。更に発表会では、バレンタインシーズンを見越して製作された期間限定のショッピングバッグも紹介された。一面は男の子を意識してデザイン、もう一面は女の子を意識してデザインしたという紙バッグは、「女性の面」にのみレースを使用するなどこだわりが満載だ。ショコラ ノワールのシェルに包まれた濃厚なマカロン「スモーキング」、そのマカロンとうり二つに作られたため名前が同じというユニークなボンボン ドゥ ショコラ「スモーキング」など、ヴァレンタインの贈り物としてもぴったりな新作も多数登場するので、プレゼントを購入することで紙バッグは自分のものにしてしまうのもありかも。
2014年09月30日アートスペース「AM」(東京都渋谷区神宮前6-33-14神宮ハイツ301/302号室)が10月16日、東京・表参道にオープンする。2010年より14年春まで中目黒を拠点に活動していた「インポッシブルプロジェクトスペース(Impossible Project Space)」の企画スタッフが運営。更なるバージョンアップとなった。写真展を核に、様々なジャンルの表現者とのコラボレーションプロジェクトを多様な形で紹介する。オープニング企画として、写真家・荒木経惟のインスタントフィルムによる写真展「結界」を12月15日まで開催。「結界」はインスタントフィルム作品をカッターで二つに切り裂き再び貼り合わせた作品群で、その数数百点以上。世界各国で注目を浴びる華やかな活躍の一方、妻の死、癌の手術や右眼失明などを経て撮影された作品は聖俗を象徴的に表現しており、両極をしっかり結び合わせることで更に複雑なカオスを作り出す。会場ではインスタントフィルム原寸サイズ特製ボックスに入った荒木の作品集『結界』(アイセンシア刊)を先行発売する。【イベント情報】荒木経惟インスタントフィルム写真展「結界」会場:AM住所:東京都渋谷区神宮前6-33-14神宮ハイツ301/302号室会期:10月16日から12月15日時間:14:00から20:00休廊日:月・火曜日(最終日除く)入場無料
2014年09月30日「ヴァレンティノ(VALENTINO)」が、9月30日14時半(日本時間同21時半)にパリで開催する15SSウィメンズコレクションショーをライブストリーミングで配信する。デザイナーはマリア・グラツィア・キウリとピエールパオロ・ピッチョーリ。
2014年09月30日株式会社三越伊勢丹ホールディングスは、9月29日、同社子会社の株式会社三越伊勢丹が2015年春、東京・六本木の東京ミッドタウンに中小型店舗となる伊勢丹のセレクトストアを出店することを発表した。同社は、中小型店舗事業の基本的戦略として、同社のグループが強みとする独自性や編集力を活かした高収益かつ機動性の高いフォーマットで、“首都圏や大都市の既存グループ百貨店周辺でエリアとしての競争力を向上させること”、“百貨店MDやサービスへの一定のニーズがあるエリアにおける新規顧客の創造”を目的としており、中小型店舗事業を多店舗展開による効率的なチェーンオペレーションで収益を上げていく事業と位置付けている。今回の東京ミッドタウンへの出店はその一環という。同社はこれまで、中小型店舗の出店としては、従来型のサテライト小型店舗のほか、イセタンミラー(ISETAN MiRROR)、イセタン羽田ストア、エムアイプラザ(MI PLAZA)など、様々なライフスタイルやニーズに合った百貨店以外の外部店舗を展開してきている。今回の出店について同社は、東京ミッドタウンを商業店舗、オフィス、レジデンスなどで構成される大規模複合施設で、高感度でクリエイティブな多くの人々がさまざまな目的で訪れる東京の新名所の一つとして捉え、当地に伊勢丹新宿店のサロン機能を持つセレクトストアを出店することで、伊勢丹として“新しい顧客との接点拡大”、“百貨店業態では出来ないことの実現”に新たにチャレンジすることで新たな価値の提供をするという。同社によれば、出店するセレクトストアの店舗名称は、現時点(2014年9月29日)では未定。店舗面積は約900平方メートルで、開店は2015年春を予定しているという。また、顧客ターゲットは、港区および近隣地区に居住で高い感性を磨きたいと感じながら、これまで百貨店にはあまり来店していない人と設定している。展開商品は、婦人衣料品や服飾雑貨などが中心であり、ファッションに強みを持つ伊勢丹新宿本店の有する商品供給力を背景に、モードからリアルクローズまでの感度の高い商品を編集し、世界中から選りすぐった逸品雑貨の編集に加え、オリジナルウェア・雑貨を展開するという。
2014年09月30日「ケンゾー(KENZO)」は9月28日、15SSコレクションを発表した。メンズコレクションに続く内容。ディッド・リンチに題材を取った14-15AWのミステリアスな雰囲気から一転、ホワイト、ブルー、ピンクなどをキーカラーに明るくフェミニンなコレクションを作り上げた。クリエーティブディレクターのキャロル・リムとウンベルト・レオンはオプティミスティックに“未来へと前進”する思いを込めたという。フレアがシルエットのポイント。かなりルーズなワイドパンツやジャンプスーツ、裾だけ広がったペンシルワンピース、コートなどが登場。ワンピースは前進を意図し、前身頃のみフレアが入るユニークな仕様。ワイドパンツは高田賢三が作ったトランペットパンツがインスピレーション源。もちろん高田のコクーンシルエットも健在だ。用いるマテリアルも凝っている。「KENZO」が連なるレースや光沢のあるイギリス刺繍、ゴムをランダムに織り込んで作ったストライプ地、ラバー素材の多用など未来的。ラバーにプリントされた抽象柄はパリの街にあふれる広告をコラージュしたもの。それぞれをサテンやコットン、デニムと組み合わせて今シーズンのテーマを表現する。ラバーは襟元やポケット口、ラペルのへりなどにもポイントとして使用。またジップの取っ手、袖開き見せのボタンなどは大降りのリングで代用。細かいディテールも見所だ。ケンゾーの次なる未来はどこなのか。来シーズンにも期待が高まる。
2014年09月30日オーダーシャツのECサービズを展開する「オリジナルスティッチ(Original Stitch)」が、無料でシャツショップを開設出来る新プラットフォーム「Original Stitch Designer Shops」の提供を開始した。オリジナルスティッチは3Dデザインを見ながら素材や各部のデザインを組み合わせ、計10億パターンにも及ぶシャツをオーダー出来るEC。2014年4月に日本でもサービスを開始し、現在1万8,000人が登録している。この仕組みを利用したのが新サービスの「Original Stitch Designer Shops」。200種類を超える生地を始め、袖や襟、ボタン、プリーツなど細部までを選んでシャツをデザインし、ショップ名と支払先、告知情報を入力するだけで、同ブランドのサイト内に自分のお店が持てる仕組みだ。また、同サービスは、自分でシャツをカスタマイズすることが難しいと感じているユーザーへのデザイン提案キュレーションサービスとしても機能する。販売金額は下限が設定されているものの、それ以外は自由に設定することが可能。売り上げのうちの12%がデザイナーに分配されるが、それを寄付することも出来る。オーダーメイドのため在庫を抱える心配がなく、決済や配送の処理、サポートなどはすべてオリジナルスティッチが行う。このプラットフォームを利用して、既にスタイリストやモデル、タレント、ブロガーらがショップを開設している。
2014年09月30日伊勢丹新宿店の地下2階ビューティアポセカリーは「10年後も美しく健康であるために」をコンセプトに掲げ、心身の美しさをサポートするアイテムを展開している。ナチュラルコスメやボディケア、ヘアケアアイテムに加え、食や書籍、クリニックなど多方面から美と健康のためのコンテンツを提案する。今回はイギリスをテーマに、オーガニックスキンケアブランド、ハーブ飲料をご紹介。まずは、今年4月に日本へ上陸したばかりの、ラグジュアリーオーガニックスキンケアブランド「バンフォード(bamford)」。貴族の称号を持つキャロル・バンフォード(Carole Bamford)の“オーガニックで環境に優しい生活こそ、真のラグジュアリー”という理念の下、2006年にスタートした。オーガニック植物の精油をブレンドし、フレグランスのような贅沢な香りで心身のバランスを整えることを目的として開発された商品は、英国ソイルアソシエーションにも認定されている。9月1日からはパレスホテル東京のアメニティーとして国内初採用となった。ブラウンシュガーやセサミオイルを配合した「ボタニック シュガーポリッシュ」(200ml/8,000円)は、“取り去る・整える・与える”の三つのケアを同時にこなせるアイテム。「ボタニック ボディオイル」(125ml/8,000円)、または「ゼラニウム バスオイル」(9,000円/250ml)、「ゼラニウム ハンド&ボディローション」(250ml/6,000円)と一緒に使用するとより効果が高いという。キャロルの好きなハートをモチーフとした「ペブルソープ」(3,800円)は、清潔なジャスミン、甘すぎないローズ、フレッシュなゼラニウムの全3種類の香りがそろう。その他、赤ちゃん用、敏感肌用オーガニック ベビーコレクションは母子ともに使うこと出来、ギフトとしても人気が高いとのことだ。「ハーブファーマシー(herbfarmacy)」は、ソイルアソシエーション認定ハーブを全製品に使用したオーガニックコスメ。「ハーブ」「ファーム」等言葉遊びさせた造語で、創始者ポール・リチャーズ植物学博士の集大成として立ち上がったブランド。代表的商品は11種類のバーム。フェイス、ボディー、リップなど様々な場所へ、それぞれの悩みによって使い分けることが出来る。「マロー ビューティー バーム」(30g/4,200円)は、肌粘膜の再生する役割があり、エイジングや乾燥肌におすすめのフェイス用バーム。「アスリート バーム」(30g/3,800円)は、身体のどこへでも使えるバーム。生姜やブラックペッパー配合で塗るとポカポカ暖かくなるのが特徴。筋肉をほぐす効果があり、運動後の疲れた部分へ直接塗るのが最適だそう。「スキン ブースター バーム」(30g/3,800円)はマッサージにおすすめなフェイス、ボディー用バーム。使い方について「容器の中でよく混ぜるとホイップ状になり、肌馴染みが良くなる」と店頭スタッフ。イギリスでは、西洋の漢方と呼ばれているバームを一家に一つ持つのが当たり前だという。その他にも、W洗顔不要の「ウォッシュオフ クレンジング ムース」(95g/3,800円)や、珍しいエキナセアという花の成分を配合した「ダマスクローズ アンド エキナセア トナー」(100ml/4,500円)などのアイテムも展開する。続いて紹介するのは、1984年に誕生した「クリッパーティー(Clipper Tea)」。熟練テイスターが調達したオーガニック・フェアトレード原料のみを熟練使用したハーブティーだ。同店では17種類の味を取り扱う中、特に人気が高いのは緻密なシーン設定の下ブレンドされたティーパック「ハイエンドハーブティーライン」。「アフターディナーミント」は、ペパーミントに甘さとスパイシーさを合わせたもの。爽やかな後味は、商品名の如くディナーの後に飲むことをおすすめする。「スノア&ピース」は、カモミールとラベンダー、レモンバームが香るハーブティー。このように生活に寄り添い、その時々の時間を演出してくれるのがこのティーブランドの特徴だ。そんな紅茶と同じくらいイギリスで伝統的に飲み継がれているという天然ハーブ飲料も一つご紹介。英国ソーンクロフト社「ハーブコーディアル(HERB CORDIAL)」は大人から子供まで幅広い層に人気だそう。10から15倍に薄めて使用する同商品は全6種類。水や炭酸で割ってジュースに、お湯で割ってハーブティーに、アルコールで割ってカクテルに、料理にはドレッシングやソースにとアレンジ次第であらゆるレシピで楽しめる。レモンとジンジャー風味が爽やかな「ピンクジンジャー」は、栄養を損なわないよう手間隙掛けて作られているため風味や香りをしっかり楽しめる。また、お湯で割ってホットドリンクにすれば、夏の冷房で弱った身体を労わってくれるという。ビタミンCがたっぷり入った「クランベリー&ハイビスカス」は紫外線でダメージを受けた肌に効果的。秋の夜長にハーブティーやナチュラルコスメで癒やしの時間を過ごしてみるのもおすすめ。
2014年09月29日クリエイティブ集団「スイミーデザインラボ」の吉水卓が、結婚式や子どもの成長記録の写真データから作る、世界にひとつだけのアルバム「リ・スタイル×スイミーデザインラボメモリアル アート アルバム」の受注をスタートした。サービスの受付場所は伊勢丹新宿店本館3階 リ・スタイル。9月24日から10月7日での限定サービスで、約1か月後の受け渡しとなる。アルバムは全部で60ページ、基本料金は6万円。購入者自身が選んだ20枚のメインショットとその他80枚の写真および吉水の描き下ろしイラストから構成される。描き下ろしイラストは基本1ページだが、オプションで点数を追加することも可能。また、写真と切り絵、イラストを織り交ぜたアートページ(=見開き2ページ)もデフォルトで設定されている。表紙のカラーは100色以上。合皮仕様(追加料金5,000円)、クロス貼り仕様(追加料金3,000円)などのオプションの用意もあり、細部までこだわった一冊を作成することが出来る。中面には敢えてマットな質感の紙を使うことで、アートブック風に仕上がるのも特徴だ。アルバムには、お客一人ひとりの好みに合ったデザインが施されるばかりか、お気に入りの一枚を使用したページは、レーザーカット技術を用いて作成した切り絵と、吉水自身が描き下ろすイラストを融合させたアート作品に仕上がるのがミソだ。こうしたサービスに関して伊勢丹新宿のリ・スタイル担当者は「お客様に、自分の感性を生かしてオリジナルの一品を作る楽しさを味わってほしく思っている」とコメント。第一級のクリエイターの手により、センスが光る逸品に仕上がる歓びを提供したいという。また、吉水が「商品名は『メモリアル アート アルバム』だけど内容はアートブック」と話すように、大切な思い出をアートへと昇華させることが出来るのが大きなポイントだ。三越伊勢丹では9月第2週目に「オンリーエムアイ 秋のキャンペーン」で、「他にはない新しい価値」を持つ商品を発信しているが、今回のアルバムオーダーをはじめとするサービス型の通年企画「イセタン百貨“事”店」では、お気に入りのモノとの出合いや体験の提供も視野に入れ、様々なイベントやセミナーを開催していく。
2014年09月29日「グッチ(Gucci)」が日本上陸50周年を記念して、1年間を通じてスペシャルイベントを開催。この特別な年を祝うための日本限定カプセルコレクションの第2弾が10月に発売される。クリエイティブ・ディレクター、フリーダ・ジャンニーニによってデザインされたコレクションは、ハンドバッグ、ウィメンズウェア、スカーフ、ウィメンズシューズ、スモールレザーグッズのフルラインで展開する。同コレクションは、日本初のグッチショップがオープンした2年後の1996年に誕生した、グッチ不朽のアイコン「フローラ」プリントからインスピレーションを得て作られたもの。この「フローラ」はモナコのグレース大公妃のためにデザインされたスカーフに端を発する、エレガントで洗練されたコレクションだ。生まれ変わったフローラプリントは、地がほんのりとブルーががっているのがポイント。この新しいカラ―のフローラは、ウェアやライニングにも使用されている。また、秋冬コレクションではカラーバリエーションがさらに増え、ウォレットには新しい形のものも誕生。フラップ式で、ライニングにフローラプリントのファブリックが施されているのが特徴だ。商品は、10月1日から7日まで阪急うめだ本店で開催される「Gucci the House of Artisans」にお目見えする他、随時各店舗でも展開。ECサイト限定で、ユーカリリーフカラーも販売される。50周年の節目を迎え、社会貢献にもさらに力を注いでいるグッチ。ユネスコ協会就学支援の他、日本のクラフトマンシップの支援にも注力しているが、これは、日本の文化・芸術や伝統の職人技を尊重しているグッチならではの貢献といえよう。今回のコレクションでも、グッチのシグネチャーともいうべきバンブーハンドルを昇華させた「バンブーショッパー」がお披露目されているが、その歴史は、第二次世界大戦後の物資不足の時代に、日本から輸入した竹をハンドルに使ったことがはじまり。1947年に発売されて以来、世界中に知られるアイコンバッグの最新型、一度は店頭で直に見ておきたいものである。
2014年09月29日六本木の東京ミッドタウンは、11月13日から12月25日までクリスマスイベント「ミッドタウン・クリスマス2014」を開催する。今年で8回目を迎える東京ミッドタウンのクリスマスだが、今回のテーマは「ミッドタウン・クルーズ」。街全体を「地球」から「宇宙」への旅を表現する様々なイルミネーションで飾る。メインイベントは、広さ約2,000平方メートルの芝生広場のイルミネーション「スターライトガーデン2014」。東京ミッドタウンのイルミネーションカラーとしてお馴染みの青をベースにした18万個の光の中に、「スティックイルミネーション」が最大4メートルの高さで日本初登場。ダイナミックな天体の動きを高さや交差、連続性のある光で強弱・緩急をつけて演出し、浮遊感のある幻想的な空間を創出。駅からのアクセス至便で東京タワーも臨めるスポットは、ショッピングやディナーと共に楽しめる。外苑東通り沿いのプラザ1階にはオーロラやサンライズなどの自然現象をフルカラーLEDで表現する「ウェルカムイルミネーション」が登場。ミッドタウン・ガーデンには、ホワイトとブルーが基調の「スターライトロード」、約2万個のホワイトLEDと雪が舞い降りる様を表すスノーフォールを用いた「シャンパン・イルミネーション」、キャンドルのような暖かみのある「ツリーイルミネーション」が出現する。館内でも、色鮮やかな光の粒が輝く「ダイヤモンド・ダスト」、約1,800体のサンタクロースを積み上げた「サンタツリー」など昨年好評を博したイルミネーションが再登場。オリジナルクリスマスカードが作れるスタンプラリー、ゴスペルやオペラのクリスマスライブなどのイベントも実施する。
2014年09月29日東京・日本橋の三越本店にて、クリスマスケーキのプレス向け内覧会が9月26日に開催された。クリスマスシーズンにそろう計65型の内、会場には約30種が登場。一際異彩を放っていたのが、表参道のアイスケーキ専門店「グラッシェル」が三越日本橋店限定で提供する「ボノムドネージュ」(限定100点、7,000円)。帽子をかぶった雪だるまがマスカルポーネシャーベットとアーモンド生地で形作られ、中にはイチゴのコンポートとバニラのアイスクリームが詰まっている。三越伊勢丹限定の「ノエルサパンルージュ」(限定100点、8,000円)は、シャンパンとイチゴのシャーベットが織りなす大人のフレーバー。グラッシェルの百貨店出店は今回が初となる。「ドゥボーヴ・エ・ガレ&アニバーサリー」による、大きなリボン型の砂糖菓子が飾られた「マリーアントワネットのケーキ」(30点限定、8,000円)、「マドモワゼルC」が手掛けた軽やかな味わいのバラ型ショートケーキ「テークマイハート(Take my heart)2014」(20点限定、1万2,000円)、「パティスリー西洋銀座」のピラミッド型「クリスマス和栗モンブラン」(80点限定、4,500円)なども三越日本橋店限定で登場する。若年層への訴求力が高いスタイリッシュなケーキが数多くそろう一方、家族皆で楽しめる昔ながらのショートケーキも健在。三越日本橋店第1位の売上を誇る「ホテルニューオータニ パティスリーサツキ(SATSUKI)」の「スーパークリスマスショートケーキ」(100点限定、1万2,000円)を始め、「日本橋 千疋屋総本店」の「ストロベリーキャロル」(50点限定、1万円)などの食べ応えがあるラインアップはリピーターも多い。世代を超えて様々なニーズに応じられる点が、三越日本橋店におけるクリスマスケーキの強みと言えそうだ。予約受付は10月7日から12月15日まで。
2014年09月29日アメリカ発の時計ブランド「ハミルトン(Hamilton)」がウィメンズコレクションを日本で本格展開する。26日には、東京・虎ノ門のアンダーズ東京でローンチイベントが開かれた。創設120年以上に渡る同ブランドは、アメリカで最も長い歴史を誇る時計ブランドの一つとして、1世紀以上経った今も変わらず人気を博している。ハリウッド映画「チャーリーズ・エンジェル」を始め「シカゴ」や、ドラマ「ゴシップガール」など過去400作品以上の映画やドラマなどのヒロインにアイテム提供も行っている。日本ではこれまでメンズのイメージが強い同ブランドであったが、今回、ロングセラー定番モデル「ジャズマスター レディ オート」や新作の「バグリー」など、様々なシーンに応じた全ラインアップのウィメンズアイテムの販売をスタート。更に新作として、大人のモードスタイルを演出するホワイトカラーの「ベンチュラ レディ」や、シャープなカットアウトで文字盤にレッドルビーが輝く「ジャズマスター スケルトン レディ」のステンレスブレスモデルなども提案。これらは10月より発売開始予定。イベントの会場内は、インテリアコーディネーターの天木樹里監修のもと、NYのビジネススタイルをイメージした“NY Office”、アメリカ・西海岸をイメージした“Happy weekend by the sea”、ドレスアップするパーティーへ行く前の部屋をイメージした“Dress up before Paris”と、3つのシーンを設定しインスタレーション形式で展示された。また、ハミルトンインターナショナルCEOのシルバン・ドラ(Sylvan Dora)も今回のために来日。「感度の高い日本の方々の意見は最も重要視しており、日本のマーケットで成功するということはブランドとしても成功するに値すると考えている。このローンチで、更に幅広い日本人に愛されるブランドとなることを願っている」とコメントした。
2014年09月29日「ヴィクター&ロルフ(VIKTOR&ROLF)」は9月27日、15SSコレクションを発表した。ギャザーを寄せ、ボリュームを出した造形的なトップスやワンピースがメイン。片方のショルダーやウエストなどにフリルを形作り、歩くたびに揺れる。スカートもフレアで軽やかな表情。合わせられるのはタンクトップやサイクリングショーツ・トラウザーなどスポーティーなアイテム達。造形のみならずテキスタイルも印象的。パンチングが施されたスポーツ素材に明るいフラワープリントやアブストラクトなグラフィックを乗せた生地が面白い。白、ラベンダー、スカイブルーと相まって春夏らしい明るい雰囲気にまとまっている。
2014年09月29日アリエルトレーディングは、米国・カリフォルニア発のスーパーフード・ブランド「ナビタス ナチュラルズ(NAVITAS NATURALS)」の日本展開を開始する。10月9日より「オーガニック ポメグラネート パウダー」「オーガニック ココナッツウォーター パウダー」など12アイテムを伊勢丹新宿店本館地下2階のビューティーアポセカリーで販売。発売日から14日まで、同じくカリフォルニア生まれのスーパーフードのパイオニアブランド「サンフード スーパーフーズ(Sunfood SUPERFOODS)」との特別展示「サンフード スーパーフーズ&ナビタス ナチュラルズ スーパーフードフェア」を開催。気になる商品が試食でき、フェアだけの限定キットも登場する。2003年創業のナビタス ナチュラルズは、多忙な現代人の健康増進に適した高栄養・高品質なスーパーフードを提供。現在はアメリカやカナダを中心に、大型チェーンのナチュラルフードストア「ホールフーズ(WHOLE FOODS)」や専門店「エレホン(Erewhon)」など1,000から1,500店舗で幅広く取扱中。
2014年09月29日「サルヴァトーレ フェラガモ(Salvatore Ferragamo)」は、「フィアンマ(FIAMMA)」バッグのデビューコレクションを伊勢丹新宿店本館1階ハンドバッグプロモーションで発売する。9月30日から10月7日まで。フィアンマは、創始者サルヴァトーレ・フェラガモの長女、故フィアンマ・ディ・サンジュリアーノ・フェラガモにちなんで名づけられたネーミング。14-15AWコレクションで誕生した。今回、同店ではフィアンマのバッグデビューコレクションとして、同店先行販売となるバッグ(35万円)を含め、フルラインアップで紹介する。また会期中、同店でフィアンマを購入した人には、付属のチャームにイニシャル刻印(2文字)のサービスを行う。同ブランドのクリエーティブディレクター、マッシミリアーノ・ジョルネッティによる、レザークラフトのマスターピースとなるフィアンマは、五つのスタイルで展開。フェラガモの象徴的アイコンでもあるガンチーニを思わせるロック式の機能的なポケット、トップステッチを入れたリブハンドル、ダブルジップ開閉、取り外し・長さ調整可能なショルダーストラップ、エレガントなサテン地のライニングといったディテールが取り入れられた。カラーはココア、ブラック、モス、コッパーの秋らしいブラウン系と共に、プラム、アトランティック・ブルー、グレープ、軽やかな印象のニュービスクといった季節感のある色彩を多用。バッグのメタルアクセサリーはゴールドの輝きを帯びている。同スペースでは、希少な素材をミックスしたミニサイズのコレクションも紹介。フリンジ刺繍を施したナッパ革、エイジングしたスネークスキンにツートーンのフォックスファーをハンドステッチで留めたもの、古びたスワロフスキークリスタルをあしらったツイード地とリザードスキンのハンドルの組み合わせ、ガルーシャ(エイ)のディテールを組み合わせたカーフスキンなども登場する。フェラガモは、フィアンマバッグコレクションの誕生を記念し、同ブランドの公式ウェブサイトに特設ページを開設。フェラガモファミリーの女性達と彼女達が選んだフィアンマのバッグ、今回の映像のメイキングまで閲覧することができる。
2014年09月29日「ロエベ(LOEWE)」は9月26日、ウィメンズコレクションを発表した。ジョナサン・アンダーソンによるファーストウィメンズの発表の場となったのはイサム・ノグチが作庭したパリ ユネスコ庭園。アンフィニッシュなレザーパーツをボディに数ポイントで留めたレザードレスからスタート。このテクニックがコレクションを象徴する。このデザインはバッグにも応用され、歩くたびに揺れる。動くことで完成するとの意図だ。レザーだけでなく布帛にも登場し、ブラックボディにカラフルな布の端切れが刺繍されたドレスも。このランダム感は途中で規則性を失う編み込みレザーのシリーズにも拡大。一見普通だが、一部に施されたデザインアクセントがそのルックに大きなインパクトをもたらす。スカートは右ウエストに袋状の造形が作られ、ベルト付きのパンツはフロントのベルトループが排除され、わざとベルトが下がるようにデザイン。どこまでもウィットが利いていて見ていて面白い。その感覚がとてもアンダーソンらしい。レザー以外ではローシルク、コットン、リネンといった質感のあるプリミティブな素材を用い、エアリーな雰囲気をプラス。アンダーソンらしいシルエットにお腹の開きやフロントのみのトップスなどシュールなデイテールは健在。太いシューズのヒールは先日発表された「JW.アンダーソン」にもつながる。若干30歳のデザイナーらしく、プロモーションも現代的だ。15SSキャンペンビジュアルはパリファッションウィーク中に街頭に掲げられ、コレクションの一部のアイテムはECで販売がスタートしている。
2014年09月29日画家ジョルジョ・デ・キリコ(Giorgio de Chirico)の創作の足取りを辿る「ジョルジュ・デ・キリコ―変遷と回帰―」が、10月25日より東京・新橋のパナソニック 汐留ミュージアムにて開催される。未亡人イザベッラ・デ・キリコ(Isabella de Chirico)の旧蔵品を中心に、イタリアの美術館や個人、日本国内の所蔵作品から約100点を展示。油彩を始め、水彩や素描、彫刻など画家の各時代を代表する作品のおよそ8割が日本初公開となる。本展監修者でパリ市立近代美術館学芸部長のジャクリーヌ・マンク(Jacqueline Munck)によるオープニング記念講演会を東京・恵比寿の日仏会館ホールで10月25日14時、美術評論家の山田五郎がデ・キリコの魅力を語るアートトーク(定員200名、無料)をパナソニック汐留ビル5階ホールで11月14日14時より開催するなど、関連イベントも実施。デ・キリコは、イタリア人の両親のもと1888年にギリシャで誕生。青年期を過ごしたミュンヘンで、アルノルト・ベックリン(Arnold Bocklin)などの幻想絵画とフリードリヒ・ニーチェ(Friedrich Nietzsche)の思想に影響を受け、1911年にパリに出て「形而上絵画」でシュルレアリスト達に大きな影響を与える。第1次世界大戦後は古典主義絵画への関心から大きく様式を変えるが、晩年には初期の形而上絵画へと回帰した。【イベント情報】「ジョルジョ・デ・キリコ -変遷と回帰-」展会場:パナソニック 汐留ミュージアム住所:東京都港区東新橋1-5-1 パナソニック東京汐留ビル4階会期:10月25日から12月26日時間:10:00から18:00(入館は17:30まで)休館日:水曜日(12月3・10・17・24日は開館)入館:一般1,000円65歳以上900円大学生700円中・高校生500円小学生以下無料
2014年09月29日阪神電気鉄道と阪急電鉄が推進する「梅田1丁目1番地計画」(大阪・阪神梅田本店の入居する大阪神ビルディングと新阪急ビルの建替計画)の事業着手日が、10月1日に決定した。I期工事として新阪急ビル解体工事を開始し、2022年春頃の全体竣工を目指す。計画地は大阪の中心地である梅田地区にあり、御堂筋の起点に位置。両ビル間の道路上空を活用した建替えと周辺公共施設整備を一体的に行い、都市機能の高度化や防災機能の強化、公共的空間の創出、良好な景観形成等を通じた快適で質の高いまちづくりを推進する。ビル内には11フロアから成る現在と同規模の百貨店ゾーン、西日本最大規模のフロア面積を有し最新機能を備えるオフィスゾーンに加え、災害時に帰宅困難者の一時対流スペースとしても活用予定のカンファレンスゾーンを整備。オフィスゾーン11階のスカイロビーと低層部分の屋上広場は、オフィスワーカーや来街者に開放する。ビル周辺では地下、地上、デッキレベルでの3層歩行者ネットワークを強化し回遊性の向上を図る。
2014年09月29日9月26日、閉館後の伊勢丹新宿店本館3階で、音楽イベント「MODE & JAZZ NIGHT」が開催された。特設会場に設けられたメインステージに登場したのは、次世代のダンスミュージックを追求すべく結成されたスペシャルユニット「トレメン(tres-men)」。トレメンは、クラブ・ジャズ・シーンにおいて日本を代表するバンドの一つ「クオシモード(quasimode)」を始め、数々のバンドでパーカッショニストやDJとして活躍する松岡“matzz”高廣と、東京や大阪を中心に数々のビッグパーティーを手掛けている他DJとしても注目されている櫻井喜次郎、ニュージャズバンド「ブルー・スウィング(BLU-SWING)」のキーボードやコンポーザーとして活躍する中村祐介によって2011年に結成された。当イベントでは、サポートベーシストの渋井旭、ドラマー・藤井伸昭と共に軽快なサウンドを刻み、瞬時にして会場を音の渦に包み込んだ。会場にはスパークリングワイン、カクテル、ソフトドリンクも用意され、観客達は好きな飲み物片手にリズムに合わせ、なじみの店員との会話を楽しみながら上質な音楽に酔いしれたりと、自分なりのスタイルでイベントを満喫。中盤、MCタイムを迎える頃には会場の空気も温まり、出演者観客が一体となり和気あいあい。そしてライブ後半には、ダンス・クリエーティブアーティスト集団「スタックスグルーブ(STAX GROOVE)」のリーダーIZMと、ダンスチーム「ブロークンスポート(BROKEN SPORT)」によるダンスパフォーマンスも融合。音楽に合わせて軽やかに舞うダンサーたちに連られて、一緒に踊り始める観客もちらほら現われ始めた。さらに、スタッフから配布されたエッグシェイカーを全員で振りながら踊って楽しむ段階になると、会場は一際ヒートアップ。ダンサーのレクチャーによってステップの刻み方をマスターした観客たちの足踏みやターンで、一帯の空気が揺れ動くほどの盛り上がりを見せた。ラストの曲を演奏し終わると「アンコール!」の掛け声の嵐。白熱した観客の勢いに押され、伊勢丹側が延長OKのサインを出したところで演奏が再スタート。会場の熱気は更に高まり、終了時間を迎える頃には額に汗をにじませる観客の姿も見られた。
2014年09月28日食器や日用道具を扱う神戸・六甲のセレクトショップ「フクギドウ」が、日本橋の「COREDO 室町3」2階の「LIVETART コレド室町店」に期間限定ショップをオープンする。期間は10月10日から26日まで。東京初出店となる今回は、沖縄や九州、山陰、丹波、益子などの窯元から取り寄せた陶芸品のほか、ガラス工芸やスリップウエア、絨毯など、秋にぴったりのアイテムを厳選し取り扱う。出展作家は、石川昌浩(硝子)、齊藤十郎(スリップウエア)、萩原芳典(益子焼)、崔在皓(チェ・ジェホ/白磁)、中川紀夫(スリップウエア)、Gallery ONO(GABBEHのおざぶと絨毯)、菊地流架(真鍮のカトラリー)など。女性2人が店主として運営するフクギドウは民藝や普段使いのアイテムをテーマに、“豊かな暮らし”をイメージした品ぞろえが人気。関西では特に評価が高く、阪神百貨店でのポップアップには毎年多くのファンが駆けつけている。住所は兵庫県神戸市灘区八幡町3丁目6-17六甲ヴィラ1階。
2014年09月28日「フルラ(FURLA)」は、メンズライン「フルラ ウオモ(FURLA UOMO)」のフロアを青山本店の3階に9月27日にオープンした。14-15AWシーズンにおけるフルラ ウオモのコレクション発売を記念し、デザインや機能性にこだわったメイドインイタリーのビジネスバッグやショルダーバッグ、3WAYトートバックの他、財布やベルトなどデイリーに使えるアイテムを豊富にラインアップ。「BOSTON」シリーズの「LARGE BOSTON」(9万5,000円から)は、シンプルなデザインとカラーが特徴のボストンバッグで、旅行などでアクティブに活動する男性に向けたもの。両サイドにはポケットを施した他、内ポケットやダブルジップを備えるなど機能面も充実。脱着可能なショルダーストラップも付属している。「MILITARY」シリーズからは、今シーズンらしいカモフラージュ柄をホース風のカウファーに施した「BAG PACK」(9万5,000円)と「BIG CLUTCH」(5万6,000円)が登場。カジュアルな迷彩柄を落ち着いたカラーで仕上げることで、スタイリッシュでエレガントな雰囲気を演出。「BAG PACK」のハンドルはレザー製で、ハンドバックとしても使用出来る。「FUNCTIONAL BAG」は2種類のバッグをそれぞれブラックとネイビーの2色でラインアップ。「U100」モデル(8万5,000円から)は、A4サイズが収納可能な大きさで、トートバッグやバッグパックとして使用出来る。ブラックモデルでは、両サイドとフロントのアウトポケットにキルティング加工を施した。遊び心あるデザインながら、ダブルジップや脱着可能なカードケース付きアウトポケットなど、機能面も充実している。「U098」モデル(9万円から)は、トートバッグとショルダーバッグ、バックパックになる3WAYバッグ。両サイド上部をセンターに折り込めば、シルエットも変えられる。「U104」モデル(5万8,000円から)は、シンプルなデザインのトートバッグ。ダブルジップや内ポケットを備えて、機能性にこだわり、脱着可能なショルダーストラップ付きで、ワークシーンでの活躍が期待出来る。ブリーフケースは2種類を用意。縦長の「U096」モデル(8万円)と、バッグパックとしても使用可能な横長の「U097」モデル(7万円)をそろえた。「CROSSBODY」では2種類のボディーバッグが登場。ネイビーのみで展開する「U102」モデル(6万円)は、フロント部のB5サイズのアウトポケットが特徴。柔らかなアルチェ風レザーがボディにフィットし、バッグ内側にハンドルを折り畳めばハンドバッグとしても利用出来る。「U101」モデル(5万4,000円から)は、アウトポケットや内ポケットを充実させ、コンパクトでありながらも機能性も追求した。「BIG CLUTCH」(4万2,000円)は、大きなアウトポケットが特徴的なクラッチバッグ。ファスナーが大きく開閉するため、型崩れしてほしくない書類も収納出来る。「MESSENGER」の「MEDIUM SHOLDER BAG」(6万円)は、シンプルでありながらも細部にわたって機能面を充実させたデイリーバッグ。ダブルジップやショルダーストラップで実用性を確保し、床においた時には自立する仕様になっている。その他、内側にはファスナー付きポケットやフォンケースを、アウトポケットには着脱可能なカードケースを備えた。
2014年09月28日『エル・ジャポン』は、創刊25周年を記念して9月27日発売の11月号でスペシャルコンテンツやインバウンド・ビジネスなど様々な特別企画を実施する。表紙がゴールド箔仕様の特別版を1万部限定で発行し、通常版の内容に加え本国フランス版『エル(ELLE)』の歴史を振り返るアーカイブを52ページにわたり紹介するスペシャルコンテンツを収録。全国主要書店やネット書店で販売し、アマゾンでも予約受け付け中。別冊付録『東京ガイド(TOKYO GUIDE)東京大好き!2014』(特別版では本誌内で展開)は、知っておきたい10大ニュースから銀座、表参道、渋谷のニュースポットを紹介する保存版ガイドブック。英語版を9月30日より「エル・オンライン」に掲載し、中国版を12月末発売予定の中国版『エル』定期国読者を対象に8万部送付する。エディターがプロデュースするオンライン・セレクトショップ「エル・ショップ」では、ブランドとコラボしたエクスクルーシブなアイテムを販売。「アレキサンダー・マックイーン(ALEXANDER McQUEEN)」「バンドオブアウトサイダーズ(BAND OF OUTSIDERS)」「バーバリー(BURBERRY)」「カルヴェン(CARVEN)」「10クロスビー・デレクラム(DEREK LAM 10 CROSBY)」「ディースクエアード(Dsquared2)」「フェンディ(FENDI)」「イッサ(ISSA)」「ケンゾー(KENZO)」「メゾン マルタン マルジェラ(Maison Martin Margiela)」「マーク ジェイコブス(MARC JACOBS)」「マルニ(MARNI)」「エムエスジーエム(MSGM)」「マルベリー(MULBERRY)」「ニナ リッチ(NINA RICCI)」「ヌメロ・ヴェントゥーノ(N°21)」「ピエール アルディ(PIERRE HARDY)」「ラグ&ボーン(rag&bone)」「ロジェ ヴィヴィエ(Roger Vivier)」「サカイ(sacai)」「ステラ・マッカートニー(STELLA McCARTNEY)」「ザ・ロウ(THE ROW)」「トム フォード(TOM FORD)」「アンダーカバー(UNDER COVER)」「ヴィクター&ロルフ(Viktor & Rolf)」の25ブランドが参加する。アップストアのニューススタンドで電子雑誌『エル・ジャポン』の定期購読を申し込むと『エル・ジャポン』11月号を1ヶ月無料で楽しめるキャンペーンも実施する。
2014年09月27日様々な場面で活躍する女性達の“輝き”の理由に迫る連載インタビュー企画。第6回は株式会社スプリー代表の安藤美冬(あんどうみふゆ)さん。--安藤さんには仕事を完全に切り離した時間はありますか?仕事を自分から切り離すことはないですね。プライベートと仕事の境界線が限りなくゼロに近い感じです。ワークライフバランスという言葉がありますが、私は今のような暮らしを「ワークライフブレンド」と呼んでいます。会社員時代には、フリーランスの人達が「確かに休みはないけど、仕事が遊びみたいなものだから」って言うのを、「どういうこと?」と思っていたのですが、自分がそういう立場になった今は、よく分かります。例えば、先日プライベートでインドネシアのジャカルタへ旅行に行きましたが、それを連載の原稿のネタにしましたし、現地で見聞きすることは全部、「これって、日本に帰ったらどんな仕事にできるかな?」と考えていたりしました。仕事でご一緒するのをきっかけにして、なんとなくウマがあってご飯を食べるようになって仲良くなることもしょっちゅうですし。--では、本当のお休みはないですか?まったく何もしない日は月に1日もありません。でも、この8月、9月は台湾、スリランカ、カタール、ルーマニア、ギリシャ、ロシアなど数カ国をプライベートや本の取材、地球一周の船旅「ピースボート」での仕事でまわってきて、会社員時代よりもより多くの海外や国内をまわっています。現地で仕事をするときもあれば、思いっきり美味しいモノを食べたり買い物をしたり海で遊ぶ事もある。先ほどの質問にお答えしたように、「遊びと仕事」の区別がほとんどない今、完全なオフモードになれるお休みがなくても、お休みを欲しがるほどのストレスは溜まらないのでこれでいいのかなと思っています。--今日の取材には、メイクも入っていますが、普段のスタイルはどんな感じですか?全体的にカジュアルなスタイルですね。好きなコーディネートはTシャツに細身のジーンズ、そしてジャケットスタイル。足下はフラットシューズかスニーカーです。例えば「ミュベール(Muveil)」のTシャツに「アクネ(ACNE)」のジーンズを合わせて、靴は「トムス(TOMS)」とか。ファストファッションでは「トップショップ(TOPSHOP)」が大好きで、「(Milly)」や「ダイアンフォンファステンバーグ(DIANE von FURSTENBERG)」のワンピースでドレスアップする時もあります。大学での講義や大企業との仕事、クリエイターや書籍編集者との仕事、各種パーティーや取材旅行など様々な仕事を同時並行でやっているので、基本のカジュアルなスタイルは定番として、割と幅広いテイストの服を着ていると思います。メイクについては、ナチュラルメイクですね。基礎化粧品からチーク、リップグロスまでほとんどは「スリー(THREE)」でそろえていて、もともとの顔立ちがはっきりしているであまり派手になり過ぎないように気を付けています。また、メディアに出演する時やここ1番で勝負をかけたい仕事の時などは、つけまつげをすることも多いですね。メイクは完全に門外漢で、自己流に適当にやっていることなので、今日はプロのメイクさんのお仕事からたくさん学ばせてもらいます(笑)そんな安藤さんのメイクを今回手掛けたのは、イセタンミラーガールの岡本智恵さん。普段はブラウン系のメイクが多いという安藤さん。「カジュアルなファッションにもフォーマルなファッションにも使えるブラウンに、ピンクを混ぜて女性らしさをプラスしたメイクがおすすめですね。安藤さんはお肌もすごく綺麗なので、その肌感をより引き立てるメイクにしていきたいです」と、目元はソフトブラウン、頬はナチュラルピンク、潤いのあるリップででナチュラルかつ口元を印象付けるようなメイクを紹介。「普段重視しているのはアイメイク」という安藤さんには、一つのコンパクトでグラデーションメイクが楽しめるランコムのパレットと、ルナソルのパレットを使用。ブラウン、ベージュ、ピンクとグラデーションをしっかり重ねて繊細な目元に仕上げた。アイライナーには書きやすく、落ちにくい便利なものを。下まぶたにはカーキを入れて自然に強調した目元に。チークは、ブラウンアイにもマッチする肌の内側から発色したようなナチュラルピンクを使用し、自然体な安藤さんの魅力が引き出されたようだ。一方で、リップはグロスのようなみずみずしい質感のピンクをチョイス。フェミニンさもさりげなくプラスし、ナチュラルビューティーが完成。主な使用アイテムは、THREE「フローレスエシリアル フルイド ファンデーション 204」、ランコム「イプノパレット ST3」、ルナソル「スリーディメンショナルアイズ 02」、イセタンミラーボーテ「アイライナーペンシル 05」、ローラメルシエ「セカンドスキン チークカラー ラッシュネクタリン」、RMK「イレジスティブル リップスC 25」。【安藤美冬プロフィール】(株)スプリー代表/ノマドライフ実践者1980年生まれ、東京育ち。慶応義塾大学卒業後、(株)集英社を経て現職。ソーシャルメディアでの発信を駆使し、肩書や専門領域にとらわれずに多種多様な仕事を手がける独自のノマドワーク&ライフスタイル実践者。多摩大学経営情報学部専任講師、講談社『ミスiD(アイドル)2015』選考委員、雑誌『DRESS』の「女の内閣」働き方担当相などを務めるほか、商品企画、コラム執筆、イベント出演など幅広く活動中。2014年より、スリランカ取材、講師としてピースボート乗船など海外活動も開始。TBS系列『情熱大陸』、NHK Eテレ『ニッポンのジレンマ』などメディア出演多数。著書に7万部突破の『冒険に出よう』、『20代のうちにやりたいこと手帳』(いずれもディスカヴァー・トゥエンティワン)がある。【イセタンミラーについて】イセタンミラーは「欲しい時に好きなように欲しいモノだけ買えるラグジュアリーコスメショップ」がコンセプトのコスメショップ。そこで働くのがイセタンミラーガールだ。かつて百貨店でしか買えなかったブランドコスメを、ブランドの垣根を越えてセレクト出来る同ショップでは、アイテムを1人で試して選ぶことも、イセタンミラーガールに相談して選ぶことも可能。現在、国内で9店舗展開している。
2014年09月27日仕事や家庭など、様々な場面で活躍する女性達を紹介するインタビュー企画「輝く女性の秘密」。第6回は、安藤美冬(あんどうみふゆ)さん。最近、少しずつだけれど「働き方にもいろいろあるね」と言われるようになってきた。特に女性を取り巻く仕事の環境は、政治の助けもあって追い風かも。でも、具体的にどうすれば?と思う人も少なくない。安藤さんは、そんな多様な働き方をいち早く実践している、ノマド(遊牧民)ワーカーの先駆者だ。まずは、出版社から独立した経緯から伺った。--新卒で大手出版社に内定したというのはある意味とても安定的な職業選択ですし、また出版社のお仕事であれば、それなりに刺激的でもあったと思います。にもかかわらずあえて独立するという選択をしたのは、どんな思いからでしょう?「何をやるか(What)」よりも「どう働くか(How)」というスタイルを大切にしたかったからです。就職活動時には「どんな職種か」「どこの会社か」ということにしか目に入らなかった自分が、20代をずっと会社員として過ごしてきて、次第に「どんな風に働きたいのか」に意識が向くようになりました。例えば、年に2回2週間の有給休暇を取得して海外に行くんじゃなくて、世界中をあちこち回りながら仕事がしてみたい。あるいは、肩書きの中で役割を決められるのではなくて、自分の興味の赴くままに、色々な仕事に挑戦してみたい……そんな願望が自分の中で抑えきれないくらい強くなった時、「この働き方のスタイルは、会社員のままじゃ出来ない」と確信して現在に至ります。--分かります。30歳ちょうどで会社を辞めたんですが、あと30年、40年もこのまま会社員として働くのは嫌だったし、会社や業界に何かが起きた時に共倒れするリスクだってある。収入を一つに頼るのはリスクが大きくて、それは一般的にブランドと称されるような企業だって例外じゃない。じゃあ、まずは小さな仕事でもいいから、複数の仕事を同時に手掛けることによってリスクを分散させながら、次第にフリーランスとして力を着けていこうと思ったんです。……とはいえ、会社を辞めてから約半年間は全く仕事も収入も無く、更に半年間はひとりで食べていくのもやっと(いや、足りない!)という状況だったんですけどね。--確かに、会社に自分の人生を預ける不安というのは、ありますね。1人の人間が一つの仕事に自分の人生を投資するというのは不思議なことなのじゃないかと思うのです。投資の分野であれば、リスクを減らすために対象を分散させるポートフォリオの構築が重要なのと同じように、自分という財産を複数のものに分散させるリスクヘッジもとても大切だと思います。例えばアメリカには「ポートフォリオワーキング」という言葉があって、ある時はプログラマー、ある時はヨガインストラクター、ある時はライター、ある時は料理研究家……なんて人も居たりする。複数の仕事をする理由が、単に「一つの仕事では食べられないから」というネガティブな意味合いではなく、経済的なリスクヘッジと同時に「色々な仕事をすることで自分の可能性を開き、結果人生を輝かせてくれる」というものだったりします。--その働き方は、自分がやりたいことを実現出来るという側面と、個人のリスクヘッジという側面がありますね。そうそう、そうです。大学で講師をしたり、企業さんに呼ばれて講演をしたり、イベントやサイン会に登壇したりする際に20代から40代くらいの男女からキャリアに関して相談を受けることがあります。彼らに接してきて感じるのが、自分のやりたいことや出来ることを明確に持っているわけではないものの「今いるところは、一生自分が過ごす場所じゃない」と感じている人が多いことです。今の場所がそれなりに安定しているから、辞めたい気持ちもあるけど辞められない、でも自分の人生、このままでいいの?という疑問を持っているのですね。私自身が会社を辞めた時も、同じような気持ちだったのでよく分かります。今の仕事は嫌いじゃない。人間関係も仕事内容も、不満はあるけれどもすぐに辞めるほどではない。何より、自分が何をやりたいのかも、どんなことが出来るのかもはっきりしない。まるで雲をつかむような頼りない感覚だけがいつも自分の胸の内にくすぶっていて、焦っていました。そうして会社員時代には終業後や土日の時間を使って3000人を超える人に会ったり、大金をはたいてセミナーに通い詰めたり、自己啓発書を読み漁ったり、ブログをとりあえず始めてみたり、色んな事をやったんですけど(笑)、一度このモヤモヤに取り憑かれてしまったら最後、一生この気持ちをごまかせる気はしなかった。だから、成功する保証があったわけではなかったし、これといって華やかな実績を会社で積んでいる訳でもなかったけれども、新しい世界へ一歩を踏み出すことに決めたんです。--そういう、当時安藤さんが感じていた気分に対して、今は共感する人が増えてきたのではありませんか?そうですね。とはいえ、仕事に対する不安や不満はいつの時代にもあって、今のような「働き方ブーム」は数十年前から様々な主張や方法論によって人々の心をとらえてきたので、自分が特別だとは思いませんけれども。肩書きにとらわれず、多種多様な仕事をやる。SNS(私は「自分メディア」と呼んでいます)での発信を駆使して、社会とつながる。無名でも一般人でも「自分ブランド」を意識して、キャラクターや強みを明確にする。プロジェクトベースで身軽に働く『ルパン三世式ワークスタイル』のすすめなど、一つひとつ自分で実践してきたことが共感を呼んで、仲間が増えていくのはとっても嬉しく思っています。--独立したいけれど不安、という方にどんなアドバイスをされますか?まず、誰にでも他の人より、好きなこと、得意なことがあると思います。でも、もっと出来る人もいるから、と思う必要は無いんです。そこで、「100人中の1位」というのをまずは目指してみる。1000万人中の1位はオリンピック選手級でしょうし、1万人中の1位であっても県大会レベルくらいでしょうか。いずれも非常に大変でしょう。でも「100人中の1位」なら十分に目指せるレベルです。数年、場合によっては10年くらいの時間を掛けて、20代で一つ、30代で一つ、40代でまた一つ、と増やしていく。そうして「100人中の1位」になれる領域や分野、詳しいことを増やして掛け合わせていけば「1万人の1位」「100万人中の1位」だって夢じゃない。芸は身を助くと言いますが、私は更に「多芸は身を助く」と呼んでいます。器用貧乏じゃなくて、器用長者。変化が早くて競争も世界レベルで始まっている現代において、私を含めた一般の人たちがサバイブしていくための戦略だと思っています。--安藤さんのネーミングの才は、100人中の1位以上ですね(笑)。あ、そうですか。ありがとうございます(笑)。複数のことを同時に手がけること、それを現代経営学の父ドラッガーは“パラレルキャリア”と呼んでいて、ひとつの仕事やひとつの肩書きにはまらずに、2つ以上のしごと、2つ以上の組織、2つ以上の肩書きを持つくらいの気持ちで働いてみる。そうしたら、きっと人生の景色は一変します。今以上に少しでもお金を稼ぐ事が出来たら安心感にも繋がるし、意外なことが仕事になったら自信も付くし、今まで気付かなかった自分の才能を目覚めさせることが出来たら、何よりこんなに幸せなことはありません。大事なのは、行動すること。どんなに小さなことでもいいから、「そんなことは今は出来ない」「自分には出来ない」と思考停止するのではなくて、今出来ることから始めてみることです。--これからやりたいな、と思っていることは?一つは、海外も視野に入れた移住ですね。実はここ10年で8回引っ越するほどの「引越し魔」なんです。そもそもノマド的な生き方を選ぶ人は、定住が苦手なのかもしれません(笑)。ずっと東京育ちなので、東京以外のところに住んでみたいですし、東京と海外や地方を行き来するような「二拠点、多拠点生活」を送ってみたいですね。その都市のベストシーズンを渡り歩きながら生活できたら最高です。後は、英語力をつけること。大学時代にオランダのアムステルダムへ留学をして、これまで53ヶ国くらい旅をしてきてはいるのですが、本格的に「暮らす」「発信する」「仕事をする」ための英語力を付けたい。単に観光目的の英語ではなくて。そのために来年あたりはフィリピンのセブ島へ短期留学に行って、マンツーマンレッスンをしっかり受けながら英語力アップ出来たらいいなと思っています。後半では、ライフスタイルやメイクについての哲学をお聞きします。
2014年09月27日東京・目白のホテル「ホテル椿山荘東京」が、「ジルスチュアート(JILLSTUART)」とのコラボレーションによる期間限定イベントを展開する。開催期間は11月14日まで。このコラボは、ホテル椿山荘東京が今年初めて開催する五感で秋を感じるためのイベント「Harvest Greetings ~五感に響く秋~」の一環として行われるもの。ジルスチュアートの世界観を表現した新メニューやステイプランなどを用意する。ロビーラウンジ「ル・ジャルダン」では、2種類のティータイムプランを用意。12時からの「スペシャルアフタヌーンティー」(3,800円)では、ジルスチュアートの甘い香りのフレグランス「ヴァニラ ラスト」や、上品なブルガリアンローズからインスパイアされた可愛らしいケーキを提供する。一方、18時からは、夜のお茶会として「スペシャルイブニングキュートティー」(3,000円)を提案。花々の香りの可憐なフレグランス「クリスタルブルーム」のボトルを彷彿とさせる飴細工のまわりに、ジュエリーを思わせるカラフルなスイーツを添えた。メインバーの「ル・マーキー」では、3種類のカクテルをセットで楽しむ飲み比べプラン「ジルスチュアート コラボレーションカクテル」(3,800円、単品各1,900円)を提供。ジルスチュアートのフレグランス「クリスタルブルーム」、「ヴァニラ ラスト」、「ホワイトフローラル」をイメージしたカクテルを用意し、ブランドの洗練されたデザインや香りを表現した。イベント期間中にホテル椿山荘東京では、新作フレグランス「クリスタルブルーム」からインスパイアされた、女性限定のステイプラン「クリスタル スウィート レディスステイ」を展開。「スペシャル アフタヌーンティー」、または「スペシャル イブニングキュートティー」をセットで提供する他、客室には人気の「ホワイトフローラル」のバスアメニティを用意。「クリスタルブルーム」のミニサンプルや、「ジルスチュアート コラボレーションカクテル」が50%オフとなる特典も用意した。価格は1室2名の利用で、1人2万500円からとなっている。また、「スペシャル アフタヌーンティー」と「スペシャル イブニングキュートティー」、「ジルスチュアート コラボレーションカクテル」のいずれかを利用した人には、ジルスチュアートのフレグランスがミニサンプルでプレゼントされる。
2014年09月27日ニューヨークブランド「エリザベス アンド ジェームス(ELIZABETH AND JAMES)」が、玉川高島屋のインターナショナルクローゼットにコーナーショップをオープンした。同ブランドは、アシュリー・オルセン(Ashley Olsen)とメアリーケイト・オルセン(Mary-Kate Olsen)が07年にスタートしたファッションブランド。その特徴はアップタウンの洗練されたフェミニンさと、ダウンタウンのカジュアルなエッジさを巧みに融合させたバランス感覚。トレンド感のある洋服やシューズ、アクセサリーなどをフルラインアップしており、デイリーユースに取り入れやすいスタイルを提案している。「エリザベス アンド ジェームス」高島屋玉川店では、ショップの限定アイテムとなるシャツとワンピースを販売。その他、秋冬のウィメンズウエアやバッグ、アクセサリーを豊富にラインアップする。
2014年09月26日