FASHION HEADLINEがお届けする新着記事一覧 (828/854)
伊勢丹新宿店本館2階センターパーク ザ・ステージ#2で雑誌『シュプール(SPUR)』とのコラボレーションによる期間限定イベントが開催される。9月10日から16日まで。イベント名は「SPUR CITY―今を楽しもう―」。会場を一つの「街」(=CITY)に見立てて、「街に入っていくような感覚が味わえるように」と売り場壁面の角度にも工夫をこらすという。伊勢丹とSPURとのコラボレーションは今回で3度目となるが、2度目のテーマが「SPUR TOURS」であったことから、旅である買い物を楽しんだ後、みんなが戻ってくることができる場所としての「CITY」を構築し、原点に立ち返ってもらおうとの狙いから、今回のタイトルに決定。こうした試みの中でメインキャラクターとして選ばれたのは、ディズニーが最初に生んだとされるうさぎのキャラクター「オズワルド(OSWALD)」。ミッキーマウス誕生のきっかけとなったともいわれる同キャラクターを起用することで、原点回帰のイメージを色濃く打ち出した。また会場には、初お披露目となるオズワルドの立像も展示され、来場客を迎える。オズワルドをあしらったコラボレーションアイテムも製作。アメリカーナ(Americana)によるプルオーバー(1万3,000円)、パーカ(1万8,000円)、「ベッド・アンド・ブレックファースト(BED & BREAKFAST)」が手掛けるトートバッグ(1万9,000円)など、伊勢丹人気ブランドとの限定商品が多数お目見えする。その他、スリッパやクッション、ラグなど、家族全員で共有できるものも数多くそろえる。商品はすべて三越伊勢丹限定。京都、立川、浦和、羽田、静岡、オンラインの各ショップで販売を行うが、一部取り扱い店舗を限定するものもある。
2014年08月25日「メゾン マルタン マルジェラ(Maison Martin Margiela)」が15SSメンズコレクションを発表した。会場は工事途中のパリ大学校舎内のオープンスペース。メゾンが貫くシュールな作風を、より一歩推し進めたコレクション。服を解体し、素材も丈も違えて左右非対称に仕上げたパンツには、美しいラインのジャケットやライダースを合わせ、細身のスーツには左右の素材が違うブルゾンを重ね、インナーにはヌードカラーのシャツをコーディネート。オーソドックスでは終わらせない、独特の遊びを見せる。パラシュート素材で仕立てたパンツやトレンチは、布帛では出せない柔らかなシルエットを描き、不思議な印象。アーティザナルコレクションのアイテムとして、チュール素材にビーズ刺繍を施したヌーディなトップスも唐突に登場。熱狂的なファンを納得させる、マルジェラらしい“ねじれ”や“ひねり”は健在だ。
2014年08月24日原美術館では企画展や演奏パフォーマンスなど、今秋に掛けて三つのイベントを開催する予定だ。「『アート・スコープ2012-2014』-旅の後(あと)もしくは痕(あと)』は7月12日から開催中の展覧会。この「アート・スコープ」とは日独2国間で互いに現代美術家を招聘しあうダイムラー・ファウンデーション ジャパンの芸術支援プログラムのことで、派遣されたアーティストは異文化での生活を体験しながら、その経験を踏まえた新作を発表。異国への旅程で何を感じ、それが創作活動にどのように反映されたのか。その体験を作品の中に感じ取ることができる。2012年にはドイツからリタ・ヘンゼン、およびベネディクト・パーテンハイマーを招聘。一方、日本からは2013年に今村遼佑と大野智史を派遣しており、今回の展覧会ではプログラムに参加した4人の作品が展示された。リタ・ヘンゼンは日本での滞在の記録を写真に収め、それをドイツの風景と織りまぜた。更に、日本での体験をモチーフとしたオブジェやドローイングなどを出品している。また、ベネディクト・パーテンハイマーは、人物の後ろ姿をロングショットでとらえた「方向転換」シリーズで定評があり、今回も日本で撮影した写真や映像作品も出品した。一方、日本勢では今村遼佑が新作のインスタレーションを、大野智史は新作絵画をそれぞれ出品している。10月25日からは「開館35周年記念 原美術館コレクション展」を開催。一昨年に収蔵した「対話」を始め、「線より」「点より」「風と共に」「関係項」など、リ・ウーファン(李禹煥)の代表作を俯瞰できる展示となる予定である。リ・ウーファンは自然素材に最小限の手を加えるという独特の芸術手法で知られるアーティスト。代表作には石や鉄板を配した彫刻や、広い余白にわずかな筆を残した絵画などが挙げられ、その作品は見るものを深い思索に誘うと言われている。また、彼の作品は60年代後半になると、木や石などの自然素材を用いる「もの派」の作家に大きな影響を与えた。会場では、そんな「もの派」のほか、50年代半ばの前衛美術「具体」の作品も見られる。9月20日には2人のサウンド・アーティストによるデュオイベント「鈴木昭男/恩田晃 デュオ・パフォーマンス」も開催される予定。鈴木昭男は日本を代表するサウンド・アーティストの一人で、創作楽器を制作することでも知られている。96年からは街のエコーポイントを探る「点音(おとだて)」プロジェクトをスタート。世界各国の美術館や音楽祭などに招待され、高い評価を受けている。一方、恩田晃は音楽カセットを使ったフィールド・レコーディングをライフワークとしており、その音源を使った作曲やパフォーマンスが人気。会場では創作楽器「アナラポス」やカセットテープなど、それぞれが独自の音源を用いた演奏を繰り広げる。ともにヨーロッパを中心に活動してきた2人にとっても初の経験となる、貴重な共演を間近で見られる唯一の機会だ。【イベント情報】「アート・スコープ2012-2014」-旅の後(あと)もしくは痕(あと)会場:原美術館住所:東京都品川区北品川4-7-25会期:7月12日から10月13日時間:11:00から17:00(水曜日は20:00まで。入館は閉館の30分前まで)料金:一般1,100円大高生700円小中生500円(学期中の土曜日は小中生無料)休館日:月曜日(祝日の場合は開館)、7月22日、9月16日鈴木昭男/恩田晃 デュオ・パフォーマンス会期:9月20日時間:17:30から(開場は17:00)料金:4,000円(予約制・入場料込み)開館 35 周年記念 原美術館コレクション展会期:10月25日から1月12日時間:11:00から17:00(水曜日は20:00まで。入館は閉館の30分前まで)料金:一般1,100円大高生700円小中生500円(学期中の土曜日は小中生無料)休館日:月曜日(祝日の場合は開館)、11月4日、11月25日、年末年始
2014年08月24日フレッシュハンドメイドコスメショップ「ラッシュ(LUSH)」は、初となる野外イベント「ラッシュライフパーク(LUSH LIFE PARK)2014」を10月4・5日の2日間にわたり六本木の東京ミッドタウン芝生広場で開催する。「2050年のLUSHな(みずみずしく、みどりと潤いにあふれた)未来のために」をコンセプトに持続可能な未来像を目指す。100%自然エネルギーで運営する、子供から大人まで楽しめるエコフレンドリーなイベントだ。ライブパフォーマンス「ラッシュグリーンステージ(LUSH GREEN STAGE)」には4日に「マイリトルラバー(My Little Lover)」のアッコ(akko)、5日に坂本美雨、両日ともに「ラッシュスパ(LUSH SPA)」サウンド総合プロデューサーのサイモン・エマーソン(Simon Emmerson)が出演。日本のツリーハウス第1人者の小林崇による「ラッシュクリスマスツリーハウス(LUSH CHRISTMAS TREE HOUSE)」が登場し、限定アイテムの製造体験ができるポップアップショップもオープン。「ラッシュライフワールド(LUSH LIFE WORLD)」ではラッシュスパやフレグランスコレクションの「ゴリラパフューム(GORILLA PERFUME)」を体感でき、エシカルワークショップ等も実施。イベント会場にラッシュ商品の空容器5個を持参すると各日250名に限定オリジナルエコバッグとマグカップを、空容器1個でエコバッグをプレゼントする。回収した容器はラッシュ商品の容器にリサイクル予定。ラッシュは、オリジナル風呂敷「ノットラップ(KNOT WRAP)」やエコバッグの持参を呼び掛け、商品パッケージやギフトラッピングに可能な限りリサイクル素材もしくは生分解性の素材を使用。原材料・商品の輸送には飛行機でなく船便、国内におけるスタッフの移動にも自転車や公共機関を利用するなど、環境負荷の削減を念頭に置いた商品開発・販売を推進している。
2014年08月22日「ランコム(LANCOME)」は、2010年にリリースして以来人気のファンデーション「タンミラク リキッド」のリニューアル発売を記念し、8月20日に美容家の神崎恵を招いて記念イベントを開催した。ブランドマネージャーの都築誠也氏が「渾身の最新ファンデーション」と語るタンミラク リキッドは、ランコムのメイクアップ商品として初めて「ユニバーサルライト テクノロジー」を搭載。光を反射する光エッセンスに、光を自在に透過する「ミラク パーティクル」を新配合し、肌の表面だけではなく内側からの輝きをより増幅させるという。イベントでは『読むだけで思わず二度見される 美人になれる』の著者である、ビューティライフスタイリストの神崎さんが、タンミラク リキッドを使用して振り向いてしまうほど美しいオーラ肌になるメイク法を参加者に伝授した。「作り込んでいるけれどそうみえない、元々(オーラのある肌)だったように見える天然っぽさがポイント」と語る神崎さん。参加者の中からモデルとして選ばれた女性の顔に、下地としてBBクリームを顔の中央をメインに薄く馴染ませるようにと伸ばした後、タンミラク リキッドを薄くスポンジで塗布。「頬の下の部分で色を選ぶのが重要。ファンデの量は小豆一つ分くらいで十分。リニューアルしたミラク デ スポンジがすごく良くて、これを使ってポンポンと乗せて行くだけでスムーズに伸びてくれます」と神崎さん。仕上げとしてルースパウダーを艶を消さないように注意しながら鼻のサイドや眉間を中心に乗せ、チークで血色感をプラス。ブラウンにアイシャドーを指でグラデーション状にまぶたに乗せて、オーラ美肌が完成した。モデルの女性も、メイク完成後の自分の顔を見て「すごいです!いつもファンデを塗っているのに、暗くなっているのが気になっていました。本当に綺麗に光を集めてオーラ肌になって、肌が明るくなっているような気がします」とコメント。会場に集まった60名の女性達も、真剣な眼差しで指導に聞き入り、各テーブルに用意されたアイテムを使って神崎流メイクを実践していた。イベントでは他にも、ヘアスタイルやアクセサリーの選び方、タッチアップのアドバイス、普段の生活シーンに合わせた“2度見される愛されしぐさ”のレクチャーも行われた。タンミラクリキッド(全7色、30ml/5,800円)とスポンジ デ ミラク(900円)は8月22日に発売。
2014年08月21日モンキー・パンチ原作の人気作品『ルパン三世』がついに実写映画化された。国民的アニメ作品として根強いファンを多く持つ本作だけに、否が応にも期待が高まるところ。メガホンを取ったのは『あずみ』『ゴジラFINAL WARS』を手掛けた北村龍平。ハリウッドでも活躍する監督だけに、画面はとにかくド派手。ロケは海を超えタイでも行われ、カーチェイスや大爆発などアクションムービーに期待する要素がこれでもかと詰め込まれている。おなじみのメロディーが流れないのは残念ではあるが、布袋寅泰によるエッジィなテーマが要所要所で流れ、気分を盛り上げてくれる。ディテールにもこだわりが見られ、パーティーシーンでのルパンやガンプレイで裾を翻す次元の衣裳は、出演者の希望もあり「ディオール オム(Dior Homme)」が協力。今回のお宝「クリムゾン・ハート・オブ・クレオパトラ」もジュエラー「桑山」に製作を依頼。入念な時代考証にのっとり、ラピスラズリやトルコ石を用いた古代エジプト風ネックレスが完成した。実製作した場合は小売り価格5,000万円近くになるという。その他、ルパンの愛車・黄色い「フィアット」や拳銃「ワルサーP38」など、おなじみのアイテムが登場する。人気キャラクターだけに、配役が発表された際には賛否両論の嵐が巻き起こった。キャスト陣には並々ならぬ重圧が掛かっていただろうが、ルパン三世役の小栗旬はアニメ版さながらの軽妙洒脱なセリフ回しと鮮やかなアクションを披露。8kgの減量により実現したスリムな体型にも注目だ。黒木メイサは、アニメというよりは原作準拠のハードボイルドで憂いを含んだ峰不二子のイメージ。もちろん入浴シーンやレザースーツなどセクシーな姿はたっぷり拝めるのでご安心を。次元大介役の玉山鉄二、石川五右衛門役の綾野剛、銭型警部役の浅野忠信も好演。アジアンスターも含め、美男美女が華やかなアクションを見せてくれる“眼福”な作品であった。想定していたより年齢層が若め、かつ旧来のイメージと多少ギャップがあるキャスティングではあったが、鑑賞後にはこれも“アリ”という気分に。アニメ版の声優が2011年に一新されたこともあり『ルパン三世』はイメージを刷新、新たな局面を迎えつつあるのかもしれない。そして、飛行機のシーンには意外な人物がカメオ出演するのでお見逃しなく。8月30日よりTOHOシネマズ日劇他全国東宝系で公開。
2014年08月20日「マックスマーラ(Max Mara)」グループのブランド「マレーラ(MARELLA)」は、新プロジェクト「ART.365」では初となるフェアを開催する。同プロジェクトは“独自のスタイルをつくりあげること”がコンセプト。365日シーズンレスで着回すことが出来、3+6+5=14のもと、14のアイテムを展開。ファブリックにはすべて同一素材を使用し、ジャケット、ワンピース、パンツなどをラインアップする。エッグシェイプライン、トランスペアレント、光沢ある外観などが特徴。なお、「ART.365」では12年からミューズにミラ・ジョヴォヴィッチ(Milla Jovovich)を起用し、彼女とコラボした広告キャンペーンを展開。13年秋にはミラノの旗艦店をリニューアルし、コンセプトやロゴも一新していた。開催期間は8月20日から26日まで。伊勢丹府中店、小田急百貨店新宿店、伊勢丹相模原店、名鉄百貨店本店、近鉄百貨店上本町店、そごう神戸店、大丸芦屋店、高島屋大阪店、そごう徳島店で実施。会期中3万円以上購入でショッピングバッグがプレゼントされる。
2014年08月20日「ディオール(Dior)」は伊勢丹新宿店1階ザ・ステージにて、香りと色の祭典「ディオール レ パルファン」を開催する。会期は8月20日から25日まで。「香り」に関しては、ディオール フレグランスのスペシャリスト達が、12種類の限定フレグランス「ラ コレクション プリヴェ クリスチャン ディオール」から、1人ひとりに最も合った香りをセレクトするというサービスを提供。ディオール独自のクリエーティビティーの集大成ともいえる同コレクションは、「クチュリエであり、パフューマーである」という、ブランド創設期より受け継がれるエスプリの象徴。12種類はいずれもディオール ハウスと関係が深い名前を持ち、値段は各3万1,500円(125ml)。ディオール本店のアドレス「モンテーニュ通り 30番地」を表現したシプレーの香りを楽しめる「グリ モンテーニュ(GRIS MONTAIGNE)」、光り輝くフローラルブーケの香りでディオールが魅了された大舞踏会を表した「グラン バル(GRAND BAL)」などがそろう。また、伝統的キャンドルメイキングの技術から生まれた5種類のキャンドル「エクスクルーシブ キャンドルコレクション」もお目見え。各9,500円で、別売りでキャンドル アクセサリーもそろえる。そして「色」に関しては、カラーのエキスパートである、ディオール メイクアップ アーティスト達が、アイシャドウやネイルの限定カラーを用いながら、フレグランスのイメージに合わせたメイクを提案。「グリ モンテーニュ」にインスパイアされて誕生した限定アイシャドウ パレット「サンク ルール #656 パステル ショック」(7,600円)、「グラン バル」にインスパイアされた色味のアイシャドウ パレット「トワ クルール スモーキー #531」(5,800円)を使ったルックは、ともに秋冬に似合うエレガントな表情が魅力だ。加えて、ネイルも限定色が販売される。併せて、同店1階ファッションゾーン フレグランスコーナーでもディオールの限定フレグランスの販売を開始する。
2014年08月20日デザイナーのヴィヴィアン・ウエストウッド(Vivienne Westwood)は、国際環境保護団体・グリーンピースと共に、気候変動の影響を確かめるために北極を訪問した。今回の訪問の様子は、2015年リリース予定のドキュメンタリーフィルムで特集予定。ヴィヴィアンは長年にわたりグリーンピースのサポーターを務めており、希少な動物が生息する北極を次世代に残す「セーブ・ジ・アークティック(Save the Arctic)」キャンペーンにも携わっている。ヴィヴィアンは広く環境保護活動を行っており、絶滅寸前の森林保護を支援する「クールアース(Cool Earth)」と12年にアマゾン熱帯雨林地域を訪問。14-15AWコレクションでも、環境保護を意識した深いグリーンを多用している。
2014年08月20日コルドゥリエ修道院跡のパリ医大ホールにて15SSメンズコレクションショーを開催した「アン ドゥムルメステール(ANN DEMEULEMEESTER)」。創設者のアン・ドゥムルメステールがメゾンを去り、14-15AWウィメンズコレクションよりデザインチームへ引き継がれた同ブランド。現在チーフデザイナーを務めるセバスチャン・ムニエ(Sebastien Meunuer)が、フィナーレにて挨拶のために姿を現した。1974年生まれのムニエは、エスモードでファッションを学び、98年にイエールのコンクールでメンズ賞を受賞。以後、ボンデージからインスパイアされたフェティッシュなメンズコレクションを毎シーズン発表していたが自身のブランドを閉鎖し、2010年よりアン・ドゥムルメステールのアシスタントに就いていた。今シーズンは、アール・ヌーボーに繋がるウィリアム・モリス(William Morris)が提唱したアーツ&クラフツ運動や、美術家ロバート・ラウシェンバーグ(Robert Milton Ernest Rauschenberg)と、彫刻家ルイーズ・ブルジョワ(Louise Bourgeois)の作品がイメージソース。アーツ&クラフツ運動はジャケットなどの刺繍に意匠となり、ロバート・ラウシェンバーグ作品はレイヤードのアイデアに直結し、ルイーズ・ブルジョワは、作品に登場する花と麦のモチーフがアクセサリーなどに引用されている。ムニエは、アン・ドゥムルメステールのDNAを引き継ぎながら、見事メゾンに新風を吹き込むことに成功していた。
2014年08月19日アメリカの家具メーカー「ノル(Knoll)」は、日本での販売開始50周年を迎えるアニバーサリーイヤーを目前にして、日本初のフラッグシップストア「ノル ストア(Knoll Store)青山本店」(東京都港区北青山2-12-32)を8月20日オープンする。1階は、往年の名作を含むコレクション「ノル スタジオ(Knoll Studio)」と、独自にセレクトしたテーブルウェアやガラス製品、書籍、アートなどを融合させたモダンな世界観を演出。数々の賞を獲得した高品質カバーリング部門「ノル テキスタイルズ(Knoll Textiles)」と組み合わせたオーダーメイドソファの製作を行い、専門的なアドバイスも提供する。2階ではSOHOやオフィスユースに適した「ノル オフィス(Knoll Office)」を展開。カラフルで知的な、洗練されたオフィス環境に合致する最新スタイルをラインアップ。その他、パブリックや住宅など様々なニーズに対応しトータルコーディネートも提案する。営業時間は11時から19時半。1938年設立のノルの歴史は「アメリカの近代デザイン運動の歴史でもある」と言われるほどデザインに精通。バウハウスが父、クランブルックが母と例えられるように、双方の思想の流れを汲む。「バルセロナコレクション」「チューリップコレクション」などデザイン性に優れた家具を生み出している。
2014年08月19日「フルラ(FURLA)」は今秋冬より、メンズライン「フルラ ウオモ(FURLA UOMO)」のコレクションをアイテムラインアップを拡充し本格展開する。イタリア国内生産にこだわり、ラグジュアリーなデザインながらデイリーに使えるアイテムをそろえた。アクティブな男性をターゲットに、アウトポケットや長さ調節可能なショルダーストラップ、ダブルジップ使用など機能面にも考慮し設計されている。ボストンバッグ(9万5,000円、10万3,000円)や、トレンドのカモフラージュ柄のバックパック(10万2,600円)やビッグクラッチ(5万6,000円)、トートバッグとしても使える2ウエイのバックパック(8万5,000円、9万3,000円)、トートバッグ・ショルダーバッグ・バックパックの3ウエイバッグ(9万円、10万円)などがラインアップした。ユナイテッドアローズ六本木 メンズストアは、フルラ ウオモのコレクションを9月16日から販売。これを記念してポップアップストアもオープンし、コレクションの先行販売を行う。期間は六本木 メンズストアが8月29日から9月15日まで、心斎橋店が9月19日から29日まで。
2014年08月19日「レッド ヴァレンティノ(RED VALENTINO)」は8月20日、阪急うめだ本店3階に新ショップをオープンする。オープンを記念して、おとぎ話の白雪姫からインスパイアされた14-15AWコレクションを象徴するアイテムの一つである、リンゴのプリントとチュールスカートが可愛らしいドレス(9万1,000円)が同店で先行販売される。レッド ヴァレンティノは14-15AWコレクションでディズニーとコラボレーション。トレンドに敏感でクールな女性へと成長したレッド ヴァレンティノ ガールを表現している。
2014年08月18日マイケル・コース(MICHAEL KORS)がサポートし前書きを寄稿した、写真家のクレイボーン・スワンソン・フランク(Claiborne Swanson Frank)によるポートレート写真集『ヤング ハリウッド(Young Hollywood)』(アスリーン社刊)が発売される。クレイボーンは、マイケルが様々なジャンルで活躍する人々とコラボレーションするデジタルプロジェクト「コース コラボレーション(KORS COLLABORATION)」の初代コラボレーターとして、2012年秋に登場している。マイケルは同コラボの成功を受け、『アメリカン ビューティー(American Beauty)』に次ぐクレイボーンの2作目となる『ヤング ハリウッド』の支援を決定した。被写体として登場するのは、イザベル・ルーカス(Isabel Lucas)、エリザベス・モス(Elisabeth Moss)、ダコタ・ジョンソン(Dakota Johnson)、イモージェン・プーツ(Imogen Poots)、ミッキー・サムナー(Mickey Sumner)、アンバー・ハード(Amber Heard)などハリウッドで活躍する若手女優、監督、プロデューサー、脚本家、スタイリスト等60名以上の女性達。中にはマイケル・コースのアイテムを纏ったモデルも。序文は女優のエイミー・セイメッツ(Amy Seimetz)が担当。前書きを寄稿したマイケルは「クレイボーンは才能豊かで、私と同じ“グラマー”のビジョンの持ち主。同書には現代女性に求める全要素が盛り込まれ、被写体は実年齢を超えた知性と洗練性を感じさせる」と話している。マイケル・コースは、内容の独占紹介やクレイボーンとのオンライン対談、写真集製作の舞台裏を垣間見られるショートフィルムなど様々な企画を展開。米・ロサンジェルスを舞台にしたコンテンツをウェブサイト「デスティネーション コース(DestinationKors)」やブランドのソーシャルメディアチャンネルで配信する。六本木ヒルズ店を含む世界のマイケル・コース10店舗で8月22日に発売され、9月以降はアスリーン社販売ルートからも購入可能。価格は7,700円。10月にはマイケル・コース主催の出版記念ディナーパーティーをロサンゼルスにて開催予定。
2014年08月18日「ナーズ(NARS)」は、ブランド誕生20周年を記念して全40色(内限定30色)の「オーデイシャスリップスティックコレクション」(各3,600円)を9月12日に発売する(一部店舗で10日先行発売)。現在は600以上もの製品を展開するナーズだが、その始まりは創始者のフランソワ・ナーズが1984年にバーニーズニューヨークで12本のリップスティックを発売したこと。本コレクションはその原点と功績に敬意を表している。スムースな付け心地のリップスティックは一塗りで濃密に発色しつつ、唇に滑らかさと潤い、ボリューム感をプラス。ケースはメタリックなマットブラックで、リップスティック本体には「NARS」のロゴをデボス加工した特別仕様となっている。また、1本1本に、フランソワが彼のキャリアにおいて影響を受けた女性の名が付けられている。鮮やかなピンクの「GRETA」、ヌーディーなモーブの「VANESSA」など様々な名前を冠しているが、インスパイアの源となった人物は明かされていない。コレクションの顔を務めるのは、『さらば愛しき女よ』『評決』等の映画で知られる女優のシャーロット・ランプリング(Charlotte Rampling)。大胆(オーデイシャス)なキャラクターの持ち主であることが起用のポイントとなり、フランソワ氏は「彼女は現在の“ルネッサンス”を体現する女性で真のアーティスト。ものすごくナーズらしい」と語る。コレクションには、「CHARLOTTE」と名付けられたダークバーガンディも登場する。伊勢丹新宿店や阪急うめだ本店、西武百貨店池袋本店などで販売される限定10色も登場するほか、オーデイシャスリップコレクションとネールポリッシュ Rからそれぞれ10色をセレクトし、ミラー付きケースにセットした特別記念ボックス「ザ ナーズ ヴォルト」(5万1,000円)も伊勢丹新宿店、阪急うめだ本店で数量限定発売となる。尚、伊勢丹新宿店・阪急うめだ本店・西武百貨店 池袋本店では9月10日に先行発売予定。
2014年08月18日「トム ブラウン ニューヨーク(THOM BROWNE. NEW YORK)」がメンズテーラードの新ライン「トム ブラウン クロージング プログラム(THOM BROWNE. CLOTHING PROGRAM)」が登場。デビューイベントが8月20日より阪急メンズ東京にて行われる。同ラインは、クラシックなグレースーツをメインに、スーツ、シャツ、タイ、コートで構成。これまでの同ブランドのスーツと比べオーソドックスなシルエットで、ジャケットのパターンもクラシックで丈がやや長く、ラペルも広め。トラウザーもくるぶしが見えない丈となっている。素材も含めすべてがメイド・イン・アメリカで、様々な気候に対応しうるステップ・ツイル、ウール、フランネル、梳毛ウールなど伝統的な素材を用いた。デビューに伴い、8月20日から26日までの期間、阪急メンズ東京1階イベントスペースにてスーツやジャケット等をオーダー出来るイベントを開催する。価格はシャツが3万4,000円(予価)、オーダースーツは29万円から。
2014年08月18日ヨウジヤマモト(YOHJI YAMAMOTO)は、同社のブランドを複数展開するブランドセレクト業態のコンセプトショップ「グラウンド ワイ(Ground Y)」を渋谷パルコ パート1の1階に9月5日オープンする。渋谷カルチャーに共感する人々をターゲットに、「ユニセックスで服を着る」をテーマとしたラインアップを用意。新ブランド「グラウンド ワイ」や「エドウイン(EDWIN)」とのコラボレーションによるジーンズブランド「ヨウジ ジーンズ(Yohji JEANS)」の他、「バイ ワイズ(by Y’s)」「ワイズ ピンク レーベル(Y’s Pink Label)」の同ショップ限定アイテム、シルバーアクセサリーブランド「ゴシック ヨウジヤマモト(GOTHIC YOHJI YAMAMOTO)」を取り扱う。グラウンド ワイのオープニング・イメージビジュアルは、写真家のレスリー・キー撮影する若者100名。グラウンド ワイを「プレイグラウンド(play ground)」として若者達の積極的な参加を仰ぎたいという考えから、レスリーが新プロジェクト「グラウンド ワイ ファクトリー(Ground Y factory)」を設立。「昔から山本耀司氏をリスペクトしてきた。彼のクリエーションと世界観の魅力を、写真を通して世界に広めたい」(レスリー)。本プロジェクト第1弾として、グラウンド ワイのイメージビジュアルモデルを8月20日まで募集中。詳細はヨウジヤマモト公式ホームページ及びSNS「グラウンド ワイ ファクトリー」から閲覧可能。
2014年08月18日編集部が選ぶ「夏休みかき氷特集」、お気に入りは見つかりましたか?最後を締めくくるのは、マンダリンオリエンタル東京の最上階・38階に位置するダイニング「ケシキ」のコース料理を頼んだ方だけが楽しむことができる、至高のデザートです。“シンプルだけどハイクオリティー”なイタリアンを、“低価格”で提供するのがケシキ最大の魅力。ランチのコースは2,900円から、ディナーのコースは5,500円から用意されているので、「マンダリンは敷居が高くて…」という方にもオススメ。色鮮やかな前菜、ボリューム満点のパスタ、豚ロースや鯛のソテーなど、選べるメインディッシュを食したあとにやってくるデザート「アーモンドミルクのグラニタ チェリー ミントの香り」は、夏季限定のひんやり爽やかなかき氷(グラニータ)。かき氷の命とも言えるシロップは、アーモンドミルクとアーモンドシロップを混ぜた子供用ドリンク「オルザータ」をベースにしたもの。オルザータはイタリアでは非常にポピュラーな飲み物で、ケシキのイタリア人料理長ダニエレ・カーソンも子供の頃よく母親に作ってもらったとのこと。氷は、凍らせたオルザータを砕いてシャーベット状にしたものなので、しっかりと味がしみ込んでいます。カクテルグラスの底とグラニータの上にのせたシロップ漬けのブラックチェリーで酸味をプラス。また、あえて砕いたりせず葉のまま添えられたミントは、見た目にも味にもアクセントとなっており、甘いだけじゃないちょっと大人な仕上がりに。オルザータのまろやかで優しい味わいと、ミントの爽やかさがスーッと口の中に広がり、後味もスッキリ。一口食べただけで夏を感じられること間違いなしです!
2014年08月17日ジュエリーブランド「アーカー(AHKAH)」は、伊勢丹新宿店本館1階のアーカーショップで、メンズジュエリーコレクションの「アーカー オム(AHKAH HOMME)」を期間限定で販売している。また、新作コレクション、ブライダルジュエリーも紹介している。8月18日まで。同ブランドは会期中、売り場面積を拡大し、通常同ショップでは取り扱いのないメンズラインのアーカー オムを展開。繊細かつユニークなモチーフで支持されているという同ブランドのパームツリー(ヤシの木)がモチーフになった新作ネックレス(22万5,000円)やクロスのシルバーダイヤネックレス(3万7,000円)、イエローゴルドやホワイトゴールドのブレスレット(2万7,000円から2万9,000円)、リング(1万5,000円から4万5,000円)など、メンズアイテムを紹介する。アーカー オムは、2013年から同ブランドのメンズジュエリーコレクションレーベルとして本格展開を開始、表参道ヒルズ店が旗艦店。ユニセックスアイテムとして男性だけでなく女性視点でも使うことができ、ペアで着けるカップルも多いという。また、同ブランドでは、今シーズンのテーマ「HOW TO GET A DIANMOND―ダイヤモンド泥棒―」という架空の映画ストーリーを作り出し、その映画からインスパイアされた新作アイテムも紹介している。ビーズネックレス(8万円)、エトワールパヴェモアイアンネックレス(28万円)、ヌーディードロップスネックレス(17万円)などを展開する。これらはそれぞれ映画のように背景ストーリーを持つ。ブライダルジュエリーも会期中拡大。注目はロサンジュエンゲージリング(32万3,000円)。ダイヤモンドのように輝きに満ちた未来を歩むカップルを表現したというエンゲージリングで、ひし形のアーム部分には、お互いのイニシャルやダイアモンドを入れることができ、購入後に追加することも可能。同店アーカーの店長は「カップルの方や男性1人の方が多く来店している。今回、メンズラインを紹介することで、アーカー オムの上品でありながらも存在感があるデザインをより多くの方に認知していただき、毎年12月に伊勢丹ザ・ステージで行うクリスマスイベントにも繋げていきたい」と話す。
2014年08月17日仕事や家庭など、様々な場面で活躍する女性達を紹介するインタビュー企画「輝く女性の秘密」。第3回は、RIE OMOTO(リエ・オモト)さん。2009年にスタートしたコスメブランド「THREE(スリー)」。「NEW ATTITUDE FOR BEING NATURAL(ナチュラルはこんなにも自由になれる)」というコンセプトは、多くの女性の心をつかみ、現在は全国に27店舗を百貨店を中心に展開している。このブランドのメイクアップ・クリエイティブ・ディレクターを務めるのがRIEさんだ。世界を舞台に「輝く女性達」の最前線にいる彼女に、お話を伺った。――キャリアの最初の転機は、19歳での渡英でしょうか?デヴィッド・ボウイやセックスピストルズが大好きだったんです。それで一度はロンドンに行きたいと思っていました。そこで目にしたファッション・カルチャー誌『i-D』に大きな影響を受けました。『i-D』に登場するモデルのメイクは、とにかくかっこいい!それに衝撃を受けてメイクアップアーティストという職業を意識するようになったんです。――その後帰国して、岡山で美容師として仕事をしていた時に、当時、パリで活動していたイギリス人メイクアップアーティスト リンダ・カンテロ(Linda Gantello)がセミナーを開催するという情報を耳にして、渡仏。これも大きな転機のきっかけですね。金銭的にも簡単なことではありませんでしたが、どうしても参加したかったので、えい!と渡仏しました。――そしてRIEさんのメイクがリンダの目に止まって「パリに来ない?」と誘われたんですね。すぐに彼女についてパリコレを回るようになったと伺いました。RIEさんが世界の舞台一歩を踏み出した瞬間と言えますね。名だたるメゾンのショーのメイクに携われたのはとても勉強になりました。その後、ニューヨークに拠点を移すことになったのは、フォトグラファー、リチャード・アヴェドン(Richard Avedon)に出会ったから。ニューヨークのオープンな雰囲気が私に合うなと思ったんです。――では、メイクのお仕事に戻ってお話を伺いますが、エディトリアルの世界でも、『ヴォーグ』誌や『エル』誌といった世界的なファッション誌をRIEさんのメイクが飾っていますね。最近の作品の中でのお気に入りは?『ヌメロ チャイナ』の表紙とカバーストーリーを、THREEのモデルも務めるグィネヴィア・ヴァン・シーナス(Guinevere Van Seenus)を主役にして制作したのですが、すごくきれいでかつユニーク。それから、エールフランスの広告は、今回、まったくイメージを変えました。いろいろなシーンをシリーズで撮ったので、楽しんでもらえると思います。『ハーパーズバザー』ではTHREEの新しいアイライナーを使いました。どの作品も皆、自信作ですよ。――そういうお仕事では、どうやってメイクを組み立てていくのですか?エディトリアルだったら、ストーリーがあって、そのストーリーの中にいるべき女性像を想像します。編集者達とはそのシーンやストーリーがどういうものか、綿密に打ち合わせます。きちんと責任を持って、納得のいく仕事をしたいんです。昔はすごく暇な時もありましたから、来る仕事は選ばずにやっていましたけれど、段々と、選ぶこともお互いの礼儀みたいなことなのかな、と思うようになりました。現場に行けば、100%の力を出し切って一生懸命やりますが、それでもお互いに「違うな」と違和感を持つのも嫌ですよね。だからそうならないように、モデルは誰でスタイリストは誰でとか、彼ら、彼女らと一緒なら良い仕事ができると思え、情熱を傾けてやろうと思える仕事を選ぶようにしています。大切な時間を費やすのですから、「イケてない」という仕事をするのは自分にとっても良くない事ですしね。――忙しいと、そう思っていなくても疎かになってしまうことがありますね。そう。毎日働いて疲れ過ぎると、仕事にかけるパワーがどんどん薄いものになるような気がするんです。だから、10の仕事をするよりも、本当に集中してできる3つの仕事をやるほうが、お互いハッピーになれると思うようになりました。――RIEさん個人としては他に、何かお考えになっていることはありますか?メイク、ヘアやファッションをトータルに見る小さな学校を創れたらいいなと思っているんです。既存のメイクの学校は、卒業してからアシスタントをしつつ仕事の勉強をしていくわけですが、となると、学校の役割は何なのか疑問になりますね。卒業したらすぐに実践できることを学べる学校があったらいいんじゃないかと思うんです。というのも学校ではメイクのことしか教えません。従来の学校では、テキストはアップデートされず、教え方も変わらないから、時代遅れになってしまって、そこで学んだことを仕事で生かすことができないのです。しかも、メイクもヘアも、教わるのは首から上だけ。――というと?ファッションやライフスタイルとかけ離れているんです。例えば一口にドレスに合うメイクといっても、赤いリップにしたほうがいい場合と、ヌーディーにしたほうがいい場合があるし、昼間なのか夜なのかによっても変わってきますよね?「どういうメイクやヘアがいいの?」というのは、着る服やシーンという背景が必要なんです。――残念ながらこれまでの学校には、そういう発想がなかったということですね。ええ。だから、ファッションやシーンも含め、トータルに教えられたらいいな、学校を卒業して、メーキャップアーティストやヘアスタイリストやスタイリストのアシスタントについて学ぶようなことを、学校にいる間に学べたらいいな、と思うんです。若いうちってものすごく吸収できるから、学校で、勉強と業界の現場のことを両方学べればいいのに、とずっと考えているところです。後半では、メイクや美容についての哲学をお聞きします。
2014年08月16日銀座三越は、写真展「竹下景子親善大使が見た国連WFP(世界食糧計画)の食糧支援―母と子の絆、子どもたちの未来―」を8月17日まで開催している。それにともない13日、国連WFP協会親善大使としても活動する、女優の竹下景子によるトークショーが行われた。彼女は05年9月より国連WFP協会顧問として活動しており、10年11月に親善大使に就任。同企画では、竹下が訪問したセネガルとフィリピンの状況や、そこで暮らす母子の様子について話を聞くことができた。12年に干ばつによって食糧危機に見舞われたセネガルでは、5歳未満の子供や妊娠中の母親のために食糧支援を行った。実際に赤ちゃんを抱き上げたという竹下氏は、「13ヶ月の赤ちゃんなのに、6、7ヶ月ぐらいの大きさしかなかった」と現地の悲惨な状況についてコメント。更に、「食料をあげたら、かぶりつくようにして食べる赤ちゃんを見て、懸命に生きようとしている命があることを実感した」と語った。またセネガルでは、WFPが行う給食の配布に参加。セネガルを始め、途上国では子供は労働力であり、満足に学校に通えないのが現状。「母親は子供にお腹いっぱいになってほしいと思うもの。だから、給食があることで、学校に行きなさいって言うんです」と給食と教育の関係の重要性を述べた。13年には、台風被害にあったフィリピンも訪問。同国ではこの被害により、7人に1人が被災し、6,000人以上の死者を出した。彼女が訪問したのは被災から半年後。多くの地域で食料の配給が終息する中、サマール島東部の貧しい地域では食糧配給が続けられていた。そこでは、1人5kg(2週間分)の米が配られており、竹下氏は「現地の人は、ただお米を配っているだけの私にまで、『ありがとう』と言ってくれるんです。それほど、食料の切実な問題があったんです」と当時を振り返った。こうした厳しい現実に、「今日のような明日があると思いがち。でも、この瞬間にも飢えに苦しんでいるはたくさんいるんです」と食べたくても食べられない人がいる現実について言及。「余力があるから寄付をするのではなく、離れた国にいる人のことも考えてほしい」と訴えた。WFPでは11年から「レッドカップキャンペーン」を行っている。これは、チキンラーメンやとんがりコーンなど、「レッドカップ」のイラストと「WFP」のマークが入っている食品を購入することで、売り上げの一部が支援に繋がるという仕組み。最後に、「レッドカップキャンペーンを始め、ボランティアや募金を通じて、お手伝いをお願いしたいです」と支援を呼びかけた。
2014年08月15日「マルニ(MARNI)」が、「ポーター(PORTER)」とのコラボレーション第3弾として、新カジュアルコレクションを発売する。同コレクションではポーターの定番であるミリタリーテイストが特徴な“PACKABLE”仕様のモデルをベースに、3種類のバッグをラインアップ。内装ポケットに畳み込むことでコンパクトに収納でき、旅行や出張などではエキストラバッグとして重宝する。ボディはオリジナルプリント“SEQUENCE PAILLETTES(スパンコールの連続)”柄を施した、薄くて丈夫なナイロン・リップストップ素材を二重にして使用。ミリタリーや登山グッズに多用されるテープをディテールデザインに取り入れた。ブルーとグリーンの2色展開。また、トラベルポーチとして人気のポーターのジップクローズシリーズを、マルニでは旅行用のボックスカバーとして新提案。センターのナイロンテープを引くことで、中身をスムーズに取り出せる。サイズは全3種類で、それぞれソックスやアンダーウエア、畳んだシャツ、ニットやジャケットの収納を想定し設計されている。ファスナーはゴールドで、ナス管やD管などの金属パーツはブラッククロームで統一し、クラシックでプロフェッショナルユースなイメージに仕上げている。その他、オリジナルデザインのポーチも2種類用意。「3WAY LAUNDRY PORCH」はシンプルなフラットポーチをベースとしており、ホテルのクローゼットにハンガー掛けするのにベストなデザイン。着ていた服を収納しておけば、そのままクリーニングに持ち込むときのバッグにもなる。また、サイドのベルトに腕を通せば、リュックとしての利用も可能。一方、「2WAY POACH FOR SHOES」はスニーカーやジム用シューズなどの収納に便利なシンプルなデザイン。各アイテムではフロントおよび右下にポーターのロゴを、その下にマルニのロゴをそれぞれ据え付けた。このうち、マルニのロゴの織りネームには、ポーターのタグと同じ糸が使用されている。コレクションの発売に合わせ、8月20日から26日まで阪急メンズ大阪1階にポップアップショップ「MARNI MEN’S ACCESSORY LIMITED SHOP」がオープン。23日には阪急メンズ東京4階にアクセサリーショップ「MARNI MEN’S ACCESSORY SHOP」がオープンする。各店でコラボ商品を購入すると、コラボ企画限定のスペシャルノベルティがプレゼントされる。尚、「2WAY POACH FOR SHOES」と、旅行用のボックスカバーの一番大きなサイズは、阪急メンズ東京のアクセサリーショップで先行販売予定。更に8月24日から9月15日まで、JR品川駅エキュート品川 サウス内の吉田カバン編集によるニューコンセプトショップ「PORTER STAND」内でも同コレクションが期間限定で販売される。
2014年08月15日「ディプティック(diptyque)」は、ブランド誕生20周年を記念して誕生した新たな香りのフレグランス キャンドル3種(450g/各8,900円)を9月1日に発売する。いずれもブランド創立と深いかかわりのあるオブジェや場所にインスパイアされたもので、あらゆる原材料を一つに結晶させることで複雑な香りを生み出した。「ル ルドゥテ」は、ディプティック創業者であるデスモント・ノックス=リット(Desmond Knox-Leet)、クリスチャンヌ・ゴトロ(Christiane Gautrot)、イヴ・クエロン(Yves Coueslant)の3名が好んでいたポプリの香り。ブティックの引き出しの奥から数十年前の小袋が見つかったのをきっかけに、ウッディーでスパイシーなフローラルノートのキャンドルとして蘇った。「レ リラ」は、イヴとデズモンドが愛した、ノルマンディー地方の絶壁の上にあるイギリス式庭園がモチーフ。ホワイトライラックやヘリオトロープ、スペアミントが青々としたフローラルノートを紡ぎ出す。「キュリオジテ」はクローブやローズウッド、アンバーグリスが織りなす温かみを感じさせる香りで、デズモントの工房のドライフラワーやインク、木片や貝殻などを想起させる。ディプティックはもちろん、他ブランドのキャンドルにも使用できるキャンドルホルダー3種(各1万7,900円)も登場。セラミック工房で職人の手作業により作られた「ペイザージュ(風景)」は、黒と白が混じり合い風景のような紋様を生み出す。「プリュマージュ(羽)」には孔雀の羽にインスパイアされたレリーフ模様が施され、「フォイヤージュ(葉)」はキャンドルを灯すと透かし細工による陰影を楽しめる。青山店及び全国12店舗で販売。
2014年08月15日「ディオール(Dior)」は、2014年の新作ウォッチコレクション「ディオール タイムピーシズ ユニークピース」を国内で販売する。同メゾンのオートクチュールにインスパイアされた素材や色彩感覚に、熟練した職人の技が組み合わさって誕生した同コレクション。「ディオール グランソワール“折り紙”」(2,090万円)は折り紙をモチーフとしたデザインで、三次元構造をに仕上げられたダイヤルにはマザーオプパールを使用。ベゼルにはトライアングル、バケット、ヘリックスなど様々なフォルムにカットされたファインストーンが美しく輝く。ケースバッグのローターには、レモンイエローやピンクのラッカーで幾何学模様を描いた。「ディオール グランソワール」(2,790万円)はイブニングドレスのパニエをイメージしたベゼルデザインが特徴。そのレイアウトには一つのツメで二つの石を固定するという、高度な技術が用いられており、バケットカットのセッティングがきれいな曲線を描き、サファイアのカラーグラデーションをより一層美しく演出している。ダイヤルにはマザーオブパールを使用し、彫刻と幾何学モチーフによってドレスの裾を表現した。「ディオール ユィット グランバル」(1,950万円)はダイヤル前面のローターに、メゾンにちなんだ物語を装飾したシリーズ。ゴールド、オパール、マザーオブパール、サファイアを使用した透かし模様で、“冬の庭”をテーマに花や葉を立体的に組み合わせている。ホワイトゴールドのケースは、スノーセッティングのダイヤモンドで覆った。「ラ ディ ドゥ ディオール」(5,570万円)はベゼルを囲むように配置されたホワイトダイヤを始め、ケース側面、リュウズ、バックルに至るまで、そのすべてをスノーセッティングにこだわったジュエリーウォッチ。ダイヤルには無数のピンクダイヤモンドを配置。製作は「ディオール ファインジュエリー」クリエーティブディレクターであるヴィクトワール・ドゥ・カステラーヌが手掛けた。尚、ラ ディ ドゥ ディオールシリーズでは、アニマルモチーフがラッカー加工された“ミッツァ”ダイヤル(221万5,000円)が池袋で先行販売される。その他、日本限定3本で、オパールダイヤルを使用したモデル(317万円)も用意されている。
2014年08月14日14-15AWコレクションのランウエイから今秋冬メイクのヒントを紹介するシリーズ。5回目は今シーズンのトレンドキーワード「ストリームライン(STREAMLINED)」を取り入れた「ケンゾー(KENZO)」。目元や眉に「ストリームライン(=流線型のライン)」を入れることで、目が大きく見え、生き生きとした表情に。アイラインは目頭から徐々に太く描いていき、目尻から大きくはみ出すように跳ね上げることで、パンキッシュな雰囲気をプラスした。使用したブルーは今秋冬に大ヒット間違いなしのカラー。下瞼にはブラウンのアイシャドーを馴染ませ肌との一体感を出し、頬骨の上から目尻に向かってハイライトを入れることで、透明感があり華やかな印象に。アイメイクを際立たせるためには、肌はミニマルに仕上げることが重要。クリームタイプのコンシーラーと赤味を含んだカラーの下地を重ねることで、素肌のような仕上がりに。リップはヌーディーなピンクやベージュカラーをチョイス。艶を出すためにリップバームをトントンと重ねるのがポイント。ネイルも目元に合わせたネイビーブルー。使用アイテムは「クロマグラフィック ペンシル ハイデフ シアン」「スタジオ スカルプト コンシーラー」「クリーム カラー ベース」「リップコンディショナー」(すべて「マック(M・A・C)」)など。
2014年08月14日帰省先や旅の宿泊先に持参するために、前日からお土産を購入して荷物を重くするのはナンセンス。なぜなら、羽田空港には、最旬スイーツから空港限定商品までそろっているので、お土産調達にはもってこいなのである。まずおすすめしたいのが、第1旅客ターミナル2階 南ウイングと北ウイングに店を構える「PIER」。和洋とりどりのお土産品をそろえるこちらの店で販売されているお菓子は、いずれも人気商品ばかり。受け取り手の年齢性別問わずすすめたい一品は、パッケージデザインが愛らしい「麻布かりんと」各種。厳選素材を使って作るかりんとは、抹茶味、蜂蜜味など約50種類ものラインナップをそろえ、「PIER」では厳選した20種類を販売。オススメは羽田空港限定パッケージで販売されている3品。国内産黒糖を使用して、黒ごまでおいしく仕上げた「麻布かりんと」(343円)、さつまいも、ほうれん草、にんじん、かぼちゃ、たまねぎの5種類の野菜を練り込んだ「野菜ミックスかりんと」(343円)、甘みをおさえたごぼうの風味が生きた、ピリ辛味の「きんぴらごぼうかりんと」(305円)はどれも、素材の旨みを活かした優しい味わいだ。和菓子好きな相手への手土産をお探しなら、「HIGASHIYA」の最中3種セット(1,800円)がイチオシ。丹波粒餡、紫芋餡、黒胡麻餡(各600円)は、いずれも国産のもち米を使用して昔ながらの製法で丹念に焼き上げているので、香ばしさがひとしお。大切な人に贈ると、センスの良さを高く評価されそうである。お子さんがいるご家庭への手土産なら、「Anniversary」の「お絵かきマカロン」(5個1,200円)はいかがだろう。かわいらしいデザインと彩りが、受け取った人をほっこり笑顔にしてくれること間違いなしだ。お菓子以外の手土産をチョイスしたいなら、空港限定の「SORAIRUKAペットボトルキャップオープナー」(850円)もおすすめ。その他、「木製ひこうきセット ANA」(2,000円)なんて空港らしさ満点のお土産も必見。お酒好きの家族や友人への贈り物は、なんといっても「羽田スカイエール」(2本入り・オリジナル保冷バッグ付き1,426円)がイチオシ。羽田空港限定(第1旅客ターミナル 東京食賓館 Cゲート前、第2旅客ターミナル SMILE TOKYOでのみ販売)の地元・東京のクラフトビールは、フルーティーで飲み応え抜群。贈る前に自分が飲んで味を確かめたいという人は、館内の各種レストランで販売されているので、心ゆくまで味見をどうぞ。あまりのおいしさに飲み過ぎてしまっても、そのあと飛行機に乗ってしまえばゆっくり睡眠を堪能できるので安心だ。女友達やおしゃれな男性への手土産を選びたいときは、第1旅客ターミナル地下1階マーケットプレイス内の「KINOKUNIYA entree」を目指そう。こちらではエコロジーバッグ各種が大人気。なかでも羽田空港限定「KINOKUNIYA」オリジナルの「Kマーク」の代わりに飛行機のマークがプリントされているのが人気。トランクに入りきらない荷物を運べるトラベルショッピングバッグ(2,400円)や、お弁当やドリンクを入れるのにぴったりのコーデュラランチバッグ(1,900円)など、見ているだけでも楽しくなるものぞろい。軽くてコンパクトな商品なので、お土産だけではなく自分用に購入するのだっておすすめだ。
2014年08月14日伊勢丹新宿店">伊勢丹新宿店本館7階催事場にて、「ザ・ブラックセンス・マーケット・イン・イセタン(THE BLACK SENSE MARKET in ISETAN)」が8月27日から9月1日まで開催される。雑誌『センス(SENSE)』が手掛ける特別受注企画「ザ・ブラックセンス・マーケット(THE BLACK SENSE MARKET)」と伊勢丹メンズ">伊勢丹メンズ館とのコラボレーションによって誕生したリアル店舗は、今年2月に続き、今回で2度目。総計60ブランド以上が参加するメンズファッションの祭典だ。今回はメンズ館の2・3・6階で展開される40を超えるブランドがブランドの色を込めたライダースジャケットを本企画のために特別に用意。男の艶や嗜みをエレガントなライダーススタイルを表現する。ドメスティックからは肉厚なホースハイドを使用した「ビズビム(visvim)">ビズビム(visvim)」(68万円)、前身頃が2重となったデザインの「ファセッタズム(FACETASM)">ファセッタズム(FACETASM)」(20万円)、「キリュウキリュウ(kiryuyrik)」によるヒザ上丈のブルゾン(18万円)などがお目見え。更には、あぶり出しデザインを施した「ミハラヤスヒロ">ミハラヤスヒロ(MIHARAYASUHIRO)」(18万円)、ロイヤルブルーの襟元が美しい「ベドウィン&ザ ハートブレイカ―ズ(BEDWIN & THE HEARTBREAKERS)」(14万円)、往年の名作ライダースにインスパイアされた「ホワイトマウンテニアリング(White Mountaineering)」(14万円)、脱着式ライナーが裾から覗く「サカイ(sacai)」(11万円)なども登場する。インポートでは「マルニ(MARNI)」(37万7,000円)、「ラフ シモンズ(Raf Simons)」(28万円)、「リック・オウエンス(Rick Owens)」(55万3,000円)、「アン・ドゥムルメステール(Ann Demeulemeester)」(48万円)などが発売。期間中は、ライダースに似合う雑貨も各種展開する。「ゴージャスアクセサリー」と題して、サングラスやリング、腕時計などの煌びやかなアイテムを紹介する。また、本館7催事場には、「ザ・ブラック・センス・ラウンジ(THE BLACKSENSE LOUNGE)」がオープン。厳選したシングルモルトウイスキーを始め、会期中のみ楽しめるという特別なハイボールも提供される。また、8月31日には、前回も好評だった同誌編集長の守谷聡と同企画参加デザイナーを交えたトークショーを開催する。
2014年08月14日理想のキャリアを手に入れるために、異動願いを出したり転職活動に勤しんだりと精を出してはいるものの、思うような結果が出せずジレンマを感じている人は意外と多いだろう。もう万策尽きた!という心の叫びが今にも表出しそうな状態に陥っているなら、ここらで一度、思いの丈を神様にぶつけてみてはどうだろう?祈願をきっかけに状況が好転するか、「出直してこい」と御叱りを受けるかは、1人ひとりの努力次第かもしれないが、参拝にあたって自らの願望を頭の中で整理することは、誰にとってもきっと有益であるに違いない。では早速、仕事運向上を願うあなたにぴったりな、東京都内の神社をまとめてご紹介。■日枝神社未来のニッポンを背負って行きたい!との熱い志を胸に秘めている人におすすめなのは日枝神社。古くから、国を支えるような大きな仕事を担っている人に支持されてきたパワースポットだ。御祭神は大咋神(おほやまくひのかみ)。山や水を司り、大地を支配して万物の成長発展を守護する神だ。また、魔が“去る”よう力を貸してくれる神の使い・猿の像が安置されている他、猿の顔型をした「まさる守り」も販売されているので、キャリアアップ同様にキュートなキャラクターも好物だという人にも打って付け。住所:東京都千代田区永田町2-10-5赤坂駅徒歩3分■小野照崎神社日本映画ファンなら一度は訪れておきたいのは、台東区の小野照崎(おのてるさき)神社だ。ここは、俳優の故・渥美清が、駆け出し時代に仕事成功に参拝したことから、仕事運上昇に効果があるとされる神社だ。売れなかった時代の渥美清が、役者として芽が出ないことに対する不安な気持ちを友人にこぼしたところ、「人生、欲しいものすべてを望むことは出来ない。何かを手入れたければ何かを我慢しろ」と諭され、同神社で「一生タバコを吸いませんので仕事をください」と願を掛けたのだとか。その後、間もなくして、『男はつらいよ』で大ブレイクに至ったという話ゆえ、こちらに参拝するなら、何かを手放す覚悟を決めるといいかもしれない。住所:東京都台東区下谷2-13-14入谷駅徒歩3分■三囲神社フリーランスや自営業者におすすめなのは、向島にある三囲(みめぐり)神社。三井家の守護社として崇拝されている同神社は、現在でも三井家と三井グループ各社から信仰されている。商売繁盛にご利益があることは、グループの繁栄をみても明らか。神社を守っている狐の他、大黒様や恵比寿様も祀られているため、そのパワーは相当強大だと推測される。住所:東京都墨田区向島2-5-17本所吾妻橋駅徒歩8分■英信寺最後に一つ、神社ではなく寺をご紹介。台東区の英信寺は、古くから出世・商売繁盛に高いご利益があるとして有名である。その歴史は古く、創建は慶長年間(1596年から1614年)だと伝えられる寺だ。同寺院には、弘法大使作と伝えられる大黒を中心に、弁財天、毘沙門天を合体させた「三面大黒天」を安置していることで知られる。三神が合体している分、ご利益も高いことを期待して一心に念じてみるといいだろう。住所:東京都台東区下谷2-5-14入谷駅徒歩3分
2014年08月14日飛行機はなぜあれだけの重量がありながら空を飛ぶことができるのか。機体のメンテナンスはいかにしておこなわれているのか…誰もが一度は抱く疑問を易しく紐解き、空の旅をより身近に感じさせてくれる見学ツアー+ミュージアムが羽田空港ほど近くにある。その名も「JAL工場見学 SKY MUSEUM」。日本航空(JAL)が運営する同施設では、JALの歴史やスタッフの仕事内容を紹介する「展示エリア」や実際に飛行機を整備している「整備工場」を見学できるばかりか、航空教室に参加して、飛行機の飛ぶ仕組みなどについて学ぶこともできる。見学は無料だが、インターネットから事前に予約することが必要。見学会開催は、年末年始を除く毎日で、10時から11時半、11時から12時半、13時から14時半、15時から16時半の1日4回。予約は、見学希望日6ヶ月前の同一日9時半より受け付けている。見学は約90分のコースで、「展示エリア見学約20分」「航空教室約30分」「格納庫エリア見学約40分」の配分。展示エリアは、1951年の会社設立から現在までのJALの変遷を辿ることができる「アーカイブスエリア」、客室乗務員や運航乗務員、整備士の仕事内容や業務に使用する“七つ道具”を紹介する「仕事紹介エリア」で構成。「アーカイブスエリア」では、歴代制服を展示する華やかなディスプレイに目を奪われる他、JALの歴史を彩ってきたハイセンスな機内誌やポスターなどを見ることができる。「仕事紹介エリア」では、各スタッフの仕事を分かりやすく図解すると共に、様々な疑似体験を楽しめる仕掛けも用意している。注目は、グランドハンドリングスタッフによる飛行機の誘導の疑似体験。画面上に映し出される飛行機を見ながら、両手にパドルを持って誘導することで、「前進」「右に曲がる」などの合図の出し方も覚えることができる。また、実際に使用されていた客室乗務員用のシートも設置されているため、ここに腰掛けて記念撮影する見学者も多いという。ちなみに、見学中の撮影は自由。ただし、ブログやfacebookなどへの投稿は禁止なので注意しよう。「展示エリア見学」の締めくくりには、パイロットや整備士、客室乗務員や空港スタッフの制服を着用して記念撮影するのがおすすめ。撮影用に用意された制服なので、割烹着のように前から袖を通して背中でマジックテープを止めればOKの簡単仕様。着ているものの上からまとえる気軽さがいい。「航空教室」で教鞭を執るのは、同社のOB・OG。それぞれの経験を生かしながら、映像や画像を使って、飛行機や空港についてのあれこれを分かりやすく解説してくれる。また、右3列、中4列、左3列という、飛行機の機内を模したイスの並びで授業が行われるというのもユニークだ。そしてクライマックスとなるのが、整備中の飛行機を目の当たりにできる「整備工場見学」。間近で飛行機の迫力を感じることができるのはもちろん、エンジンやタイヤなどそれぞれのパーツについての説明を受けることができるのも楽しいもの。ちなみに、ボーイング777に搭載されているGE社製エンジンのファンブレードは、1枚約1,000万円もするのだとか。エンジン一基あたり約22枚のファンブレードが取りつけられているので、ブレードだけで2億2,000万超えということになる。機能美の高さゆえ、ニューヨークのMoMA(The Museum of Modern Art)にも展示されているというこちらのファンブレードも、もちろん撮影OK!見学後に家族や友人に話したくなるネタがたっぷり詰まったミュージアムだ。
2014年08月13日夏休み中、飛行機に搭乗する機会があるなら、早めにチェックインを済ませて空港での時間を満喫するのもオツなもの。話題のショップが軒並みそろった羽田空港なら、炎天下を歩き回ることなく有意義な時間を過ごせるのだから、食事もエステもゆったりリラックスして楽しめるのだ。まずおすすめしたいのが、朝一のフライトで空港入りする際にぜひ立ち寄ってほしい「ひとしなや(Hitoshinaya)」。第1旅客ターミナル2階北ウイングで5時30分から営業しているこちらは、「あさごはん」「ひとはち」「すりながし」の三つの店舗を一つの軒下に集めた珍しい形態のお店。「あさごはん」は、その名の通りおいしい朝ごはんを提供する店で、鮭膳(926円)や肉膳(1,389円)魚膳(1,667円)など、メイン料理に白い御飯や味噌汁、副菜が添えられたメニューの他、白粥(695円)を楽しめる。メニュー名をそのまま店名にした「すりながし」は、だしと旬の食材で作る和風ポタージュのこと。単品(556円)の他、五目ちらし(季節の野菜、自慢の卵焼き入り)または白米(香の物付き)がセットになった御膳(834円)の用意もある。「ひとはち」は、米茄子出汁餡かけ鉢(880円)、三元豚麹炙り焼き出汁餡かけ鉢(1,204円)、穴子山葵粉揚げ出汁餡かけ鉢(1,389円)など、だしあんと食材を一つの鉢で楽しめる和丼の店だ。いずれの店舗も、和食の基本である「だし」の旨みを追求しているため、口に流し込んだ途端、身体の奥底から緊張が解け、ほうっと心が和らいでいくのを実感する。ちなみに、だしに使っているのは、マグロ、アジ、ソウダガツオ、サバ、イワシの計5種類の魚。暖簾をくぐって入店するや、厳選素材を煮込む過程で店に充満した香りが優しく鼻孔をくすぐってくるのがなんとも心地良い。続いて紹介するのは、ランチタイム目掛けて足を運んでほしい「エア ターミナル グリルキハチ」。離着陸する飛行機を眺めながら、キハチといえばおなじみのこだわりスイーツや、季節感あふれる食材を使った食事メニューを堪能できるというなんとも粋な店である。注目のランチメニューは、定番ステーキセットの「豪州リブロース肉(120g)季節野菜のグリル添え」(1,806円)。また、サラダまたはスープ、ライスまたはパン、デザート、ドリンクがセットになっているので食べごたえ満点だ。シェフいわく、「セットのスイーツを楽しみにしている女性客も多いので、デザートにもきっちり手をかけています」とのこと。季節の素材をたっぷり使った、身体にも心にもおいしいメニューだ。※キハチのメニュー価格は8月時点のもの。ティータイムのご利用をお考えなら、一度は試してほしいのが「滑らかな口当たりと甘さのあるマンゴーのミルフィーユ」(981円)。アーモンドをふんだんに使用したこちらのデザートは、テーブルに登場するや誰もが歓声をあげてしまうほどのボリュームながら、甘さ控えめでやさしい食感ゆえ、ぺろりと平らげられてしまう。生のマンゴーもいいアクセントになっており、思わずおかわりしたくなってしまうほど美味。季節ごとに使われるフルーツが変わるから、そちらも見逃せない。出発直前に食事を楽しみたいなら、第1旅客ターミナル2階出発ゲートラウンジ南ウイング10番搭乗口そばの「イセタン 羽田 ストア(レディス)ターミナル1」の「ローズベーカリーオン・ザ・ラン」がおすすめだ。フルーツサラダヨーグルト、フルーツサラダグラノーラやヘルシースイーツを楽しみながら飛行機を待つのは至福のひと時。この店一番人気のキャロットケーキは、空港限定でホールでも販売しているので、お土産にももってこい。1ピース463円、ホール1,667円共にテイクアウトも可能だが、1ピースタイプは、持ち運びしやすいよう、空港店限定でスクエアにカットされているので、こちらをチョイスすると話のネタにもなるかも!更に時間に余裕があるなら、同じく「イセタン羽田ストア(レディス)ターミナル1」内にあるネイルサロン「uka」のご利用はいかがだろう。こちらのメニューは、「8分半で乾く新しいマニキュア。カラーチェンジ by VINYLUX」(20分2,000円)、「忙しいビジネスマンのためのメンズネイルケア」(30分3,000円)など、短時間で気軽にトライできるものばかりだ。反対に、あまり時間がない中で身体をケアしたい場合は、10番搭乗口すぐそばの「Sky High fly by」のご利用をどうぞ。ほうれん草やセロリ、キュウリなど7種類の野菜を使った「エッセンシャルグリーン」(1,019円)、オレンジ、キャロット、レモンをブレンドした「ACE」(787円)など、フレッシュな野菜と果実のみを使って作るヘルシージュースメニューがたくさんそろっているので、その日の体調や肌の調子に合わせた1杯を選ぶのもよい。プラス139円で、マカやスピルリナ、ゴジベリーなどのスーパーフードを投入してもらうことも可能。
2014年08月13日