FASHION HEADLINEがお届けする新着記事一覧 (829/854)
各地でかき氷がホットトピック、この夏ぜひ押さえておきたいところ。今夏に続々オープンした専門店や、ラグジュアリーホテルが提供する新作の中から、編集部が選ぶ“11”のかき氷をご紹介します。「かき氷なんてコドモの食べ物でしょ?スイーツ食べるくらいなら、お酒飲みたいし」という呑兵衛な方もいらっしゃるはず。そんなあなたに紹介したい、甘党も辛党も唸らせる一品があるんです。その名も、パレスホテル東京の「サマーフローズンカクテル」。ネーミングから涼しげですが、しゃりしゃり食感のカクテルが火照った身体をクールダウンしてくれます。豊かな香りと繊細な渋みのダージリンにグレープフルーツが効いた「ダージリンスカッシュ」、ライムとミントがスカッと爽やかな「フローズン モヒート」、新鮮なブルーベリーを用いた目にも鮮やかな「ベリーベリー」、パッションフルーツとマンゴーが南国の風を運ぶ「ソレイユ」、ミントとカカオ香る「フローズン グラスホッパー」の5種がラインアップ。1杯1,900円です。どれも夏にピッタリな、清涼感漂うフレーバーですね。提供するのは、6階のシックなラウンジバー「プリヴェ」。ムーディーなカウンターや夏の風そよぐテラスが用意され、眼前には夜景が広がる最高にロマンティックなシチュエーション。ちょっとオシャレして楽しみたいですね。オトナも満足させる爽やかカクテル、あなたは誰と飲みたいですか?
2014年08月12日ヴィーナスフォートは9月27日、開業15周年を記念したグランドオープンを実施する。それに向けて新店舗の開店や、店舗のリニューアルを段階的に行っていく予定だ。今回のグランドオープンでは最終的に35店舗がニューオープンする他、15店舗がリニューアルを予定。これは、営業面積の約3割に相当する。その第一弾として7月18日には6店舗を先行オープン。日本初出店となるフローズンヨーグルトショップ「ピンクベリー(Pinkberry)」などが話題となった。ニューオープンする店舗の一つ、「ナイキファクトリーストア お台場(NIKE FACTORY STORE)」は今回が都心では初の出店となる。フットウェアやアパレル、イクイップメントなど、同ブランドのラインナップを幅広く用意。世界共通のスタイリッシュなデザインの店内で、男女を問わず、大人から子供までショッピングが楽しめる。店内にアメリカ西海岸の街並みを再現した「ジョーカーズタウン(JOKER’S TOWN)」は、“ペットと人が共存する街”をコンセプトとするペット関連ショップ。アイテムの販売だけでなく、ペット向けの美容院や飲食店、ドッグランなどを完備しており、ペットと楽しく過ごせる空間となっている。また、都内初出店となる「フェリシモサーカス(FelissimoCircus)」は、女性向け通販でお馴染みな「フェリシモ」のリアルショップ。“毎日着たくなる、おしゃれで可愛い普段着”を中心としたラインアップを、実際に見て、着て確認出来る。ヨーロッパ発のトラベルグッズブランド「アリフ ストア(ALIFE STORE)」も日本初出店となり、同ブランドの全アイテムを用意。ヴィヴィットな色使いが特徴で、その品ぞろえはカッコいいものから可愛いものまで様々だ。その他、“アメリカンモーターカルチャー”をコンセプトとした「マーベリック(Maverick)」では、ガレージ風の店内に、カスタムバイクやバイク搭載のキャンピングカーを展示。ウェアやグッズ、アクセサリーなどの関連グッズも販売しており、併設カフェはバイカーが集う憩いの場所になりそうだ。革小物のセミオーダーに興味があるなら、100%本革使用の小物やアクセサリーを扱う「アルズニ(ALZUNI)」にも注目。オンリーワンな財布やベルト、シルバー製品などをオーダー出来、ギフト目的でも人気が高い。9月27日にはスペシャルパーティーを開催予定。グランドオープンから10月13日までの約2週間はアニバーサリーウィークとなり、様々なイベントが催される。
2014年08月11日東京・西麻布の「ギャラリー ル・ベイン」にて、ウィンザーチェアにまつわる展示「ウィンザー デパートメント(Windsor Department)03」が9月9日より開催される。本展は、庶民の実用的なイスとして17世紀に英国ウィンザー地方で誕生したアノニマスなイス・ウィンザーチェアを研究するグループ「ウィンザー デパートメント」による3度目の展示。家具デザインを中心に建築家とのコラボレーションやプロダクト・空間デザインを手掛ける藤森泰司、猪田恭子とデンマーク出身のニルス・スパイエ(Nils Sveje)によるデザインチーム「イノダ+スパイエ(INODA+SVEJE)」、林裕輔と安西葉子によるデザインスタジオ「ドリルデザイン(DRILL DESIGN)」ら、グループのメンバー3組が参加する。会場には各デザイナーがこれまでに生み出したウィンザーチェア10種を展示。ウィンザーチェアの持つ要素を取り出し新たな椅子が誕生するまでのデザインプロセスで発生するスケッチや模型、各メンバーが集めたウィンザーチェアにまつわる資料も同時に展示する。9日18時よりオープングレセプション、13日16時よりギャラリートークを開催。「ロエベ(LOEWE)」新クリエーティブディレクター、ジョナサン・アンダーソン(Jonathan Anderson)も好むウィンザーチェアを巡る今展に足を運んでみてはいかがだろう。「ウィンザー デパートメント」は、ウィンザーチェアの形式や存在に惹かれる理由を意識的に探る研究を2011年に開始。「ウィンザー的なるもの」を様々な方法で集積し、次なるデザインに繋げることを企図。11年12月に会場そのものをリサーチルームとして各デザイナーが最初に試みた現在形のウィンザーチェアを展示、13年2月にはウィンザーチェアの「佇まい」に焦点を当て新作チェアを開発中のラグと共に展示した。【イベント情報】「ウィンザー デパートメント(Windsor Department)03」会場:ギャラリー ル・ベイン住所:東京都港区西麻布3-16-28会期:9月9日から14日時間:11:00から19:00(最終日は16:00まで)入場無料
2014年08月11日本社ショールームにて、プレゼンテーション形式で15SSメンズコレクションを発表した「アー・ペー・セー(A.P.C.)」。会場では、デザイナー、ジャン・トゥイトゥ(Jean TOUITOU)本人が説明をしながら各アイテムを紹介した。ミニマリズムに徹し、80年代から90年代のスタイルを同ブランドらしく再構築。クラシカルなラインナップながら、ミニマルでシャープなカッティングによりモダンな印象で、スクールボーイ的なフレッシュさを漂わせる。シャツに見られるジオメトリックなモチーフは、新進気鋭のイラストレーター、ピエール・マリー(Pierre Marie)によるもの。プレゼンテーション最後に、「ルイ・ヴィトン(Louis Vuitton)」のメンズ部門で経験を積んだルイ・ウォン(Louis Wong )とのコラボレーションライン、「ルイ・W フォー アー・ペー・セー(Louis W. for A.P.C.)」のボンバージャケットが本人と共に紹介された。
2014年08月11日「ポール・スミス(Paul Smith)」はパリ中心部の旧商業取引所を会場に15SSメンズコレクションのショーを開催した。円形のランウエイには、様々な種類の植物が置かれ、現代美術の国際展覧会「ベネツィア・ビエンナーレ」の初日に、世界から集まるアーティストやギャラリストたちのクリエーティブで機能的な着こなしからインスパイアされたコレクションを展開。サテンのジャケットや植木鉢柄のジャカードニットには、パジャマ風のサテンパンツを合わせ、リラックスした雰囲気。ボタニやペイズリー、ボーダーなどの他に、ポップアート調に描かれた手、皮をむいたバナナなど、キッチュなモチーフのニットが豊富。スコティッシュチェックのブランケットのような、フリンジを施したシャツやショーツなども目を引いた。いわゆるビジネス向きのスーツは影を潜め、多くは遊びのある、明るくて享楽的なアイテムで全体を構成していた。
2014年08月10日東京・名古屋・神戸の3都市で開催され、計75万人を超える驚異的な動員数を記録した2009年開催の「だまし絵」展の続編「だまし絵II 進化するだまし絵 Into the Future」が、8月9日より、Bunkamura ザ・ミュージアムで開催する。美術の歴史における「イリュージョン」の効果に注目し、古典的絵画から近代を経て、現代美術に至る歴史的な流れの中で、作品の系譜を紹介した初回の展覧会に対し、本展では、タイトルにもある通り「進化」する現代美術の展開を軸とする作品群が並ぶ。「プロローグ」では、ダブル・イメージの傑作、ジュゼッペ・アルチンボルドの「司書」やアルブレヒト・デューラーの「アイリスの聖母」(16世紀後半の複製)など、古典的巨匠によるだまし絵の名作が展示されており、続いて「トロンプイユ」「シャドウ、シルエット&ミラー・イメージ」「オプ・イリュージョン」「アナモルフォ―ズ・メタモルフォーズ」の4つのテーマに沿った構成となっている。第2章「トロンプイユ」では、画中の女性の目が数秒ごとに動く福田美蘭の「婦人像」や見慣れたモチーフを本物そっくりに再現するカズ・オオシロの「フェンダー・デラックス・リヴァ―ブ・アンプ2」など、まさに“目をだます”作品が続々登場。美術の世界では、物体を本物らしく見せるための“引き立て役”のモチーフとして使われてきた「影」や「鏡」だが、20世紀後半以降、これらを“主役”と捉え、既存の固定観念を打ち破る作品が生まれ出すようになった。第3章「シャドウ、シルエット&ミラー・イメージ」では、福田繁雄の「アンダーグラウンド・ピアノ」やマルクス・レーツの「姿見II」をはじめ、虚像と実体間で起きる不思議かつ立体的なだまし絵が体感できる。そのほか、第4章「オプ・イリュージョン」では、パトリック・ヒューズの描く「広重とヒューズ」やヴィクトル・ヴァザルリの「BATTOR」、第5章の「アナモルフォ―ズ・メタモルフォーズ」では、エヴァン・ペニーの「引き伸ばされた女 #2」、ルネ・マグリットの「赤いモデル」、ヴィック・ムニーズの「自画像悲しすぎて離せないバス・ヤン・アデルによる」など、ウィットに富み、遊び心あふれる技の競演が凝縮されている。なかでも、一辺7センチの木片784枚を基盤状に敷き詰めたダニエル・ローズィンの「木の鏡」は必見。木片にはモーターが、本作品の中央には小型カメラが取り付けられており、とらえた映像に従って、明暗を創り出すその様は“鏡”。記者内覧会に登場したダニエル氏は、「ぜひ作品に近づいてみてください。ご自身の姿が映し出されます」とデモンストレーションして見せた。8日に行われたセレモニーには、本展のナビゲーターを務める俳優・八嶋智人さんが登壇。「(音声ガイドを録ったので)作品は把握していましたが、本物の作品を間近で見たら、脳がグラグラするような衝撃を受けました。自分が当たり前だと思っていることが覆される、不思議な世界にどっぷりと浸かって頂きたい」とコメントした。新鮮な発見と驚きに満ちた本展。難しい理屈は抜きにして、この夏、現代美術が奏でる“だまし絵ワールド”に足を踏み入れてみては?【イベント情報】だまし絵II 進化するだまし絵 Into the Future会場:Bunkamura ザ・ミュージアム住所:渋谷区道玄坂2-24-1 Bunkamura B1階会期:8月9日から10月5日時間:10時から19時(入館は18時まで)料金:一般1,500円、大学・高校生1,000円、中学・小学生700円
2014年08月08日8月8日から20日まで、西武池袋本店別館2階の西武ギャラリーで、「攻殻機動隊25th Anniversary攻殻機動隊 大原画展」が開催される。同原画展は、士郎正宗のコミック『攻殻機動隊』の生誕25周年を記念して開催されるもので、『攻殻機動隊』全シリーズから選りすぐった漫画原稿やアニメーション原画、セル画、資料など約300点が展示される。また、同原画展のためにデザインされたオリジナルグッズや、歴代の『攻殻機動隊』シリーズから様々なクリエーターが手掛けたイラストの版画が発売される。版画は全14種類で、価格は4万円から12万円。同原画展のための図録(2,000円)の販売も行われる。原画展開催にあたって士郎は、「よくこんな読みづらいマイナー系の非文系型マンガが25年も生き続けられたと思う。出版社を始めアニメやゲーム、映画、コミカライズ関係者の努力の賜物であろうと思う」とコメント。また、Production I.G代表取締役 石川光久、『GHOST IN THE SHELL/攻殻機動隊』監督の押井守など、作品関係者からのお祝いコメントも多数展示されている。合わせて、『ターミネーター』『タイタニック』『アバター』の監督としても知られるジェームズ・キャメロンからの「『攻殻機動隊』の映像表現は文学的ともいえる最高レベルに達した、真の意味での初めての大人向けアニメーション」との賛辞の言葉を綴った色紙の展示も興味深いところ。その他、S.A.C.の宣伝用に作製された「タチコマ」の模型展示など、入口から出口まで見どころ満載な内容だ。入場料は一般が800円、大学生・高校生が600円、中学生以下無料。また、特製缶バッジ付き入場料(1,200円)の用意もある。【イベント情報】「攻殻機動隊 大原画展」東京開催会場:西武池袋本店別館2階=西武ギャラリー住所:東京都豊島区南池袋1-28-1会期:8月8日から8月20日まで入場料:一般800円大高生600円大阪開催会場:阪神梅田本店8階催場住所:大阪府大阪市北区梅田1-13-13会期:8月27日から9月8日まで入場料:一般800円大高生600円
2014年08月07日フランスの伝統製法でつくられたナチュラルソープブランド「ランパル・ラトゥール(Rampal Latour)」の石けんが人気を集めている。2012年に日本でも販売を開始し、百貨店などを中心に取り扱われているこの石けんブランドは、1828年、ランパル家の家業としてランパル・ラトゥールがマルセイユで設立、1907年よりプロヴァンスに拠点を移し、国から「マルセイユソープ」の認証を受けて5代に渡り製造を続けている。マルセイユソープとはルイ14世によって厳しい製造基準が定められたフランスの伝統製法によってつくられた石けんの総称で、その名前を名乗るには国の認証が必要とされている。ランパル ラトゥールで人気の「エクストラピュア マルセイユソープ 72%」もその内の一つだが、認証を受けた商品を扱うのはフランス国内では数社しかないという。5代目まで続いたランパル ラトゥールのビジネスを買い取り、ランパル ラトゥール社のCEOとして敏腕を振るうのが、ジャン・ルイ・プロット(Jean-Louis PLOT)氏だ。氏は食品関係の企業で7年間化学の技術者として勤め、経営学博士号(MBA)も取得。当時87歳で後継者を探していた5代目のランパル氏と出会い、その石けんの魅力にまたたくまに引かれ、オーナーとなることを決めた。氏を最も引きつけたのは、その製造工程から生まれる質の高さだった。「“BIO”オーガニック オーバルソープやラフィネ ラウンドソープは、(石けんの原料を)固めて、削って水分を飛ばし、固めて、削って水分を飛ばし…という工程を6回繰り返すことで純粋な成分を圧縮して出来上がった超高級品。この固めて削ってという作業を3回繰り返した製品でも高級品とされているのに、それを6回も行うことで密度を高くしたこの石けんは、より長く持ちますし、最後まで形が崩れません。また、最後の1滴まで香りもしっかり残ります」。その原材料にもこだわりがある。「“オーガニック”と謳っている製品は世の中にたくさんありますが、楕円形が目印の「”BIO”オーガニック オーバルソープ」は、エコサート認証を受けた製品。エコサートという第3の認証機関がテストをして条件をクリアした製品にのみ与えられるもので、100%天然香料、100%植物オイルを使っており、化学香料、動物性オイル、パラベン、防腐剤は一切使っていません」と胸を張る。「植物オイルを豊富に使っているので、保湿効果が高く、乾燥肌の人にはとてもいいです。日本でも、サンプルで使っていただいたお店が次の日に発注をかけてくださるなどとても反応が良いです」とプロット氏。更に、この石けんは髪から歯にも使用できる。「歯磨き粉としては、「エクストラピュア マルセイユソープ」の『オリーブオイル』がベスト。うちの製品は昔から時代を通して使われてきたオールマイティな定番品。『絶対体にはいいからおじいちゃん家に行ったら必ず置いてある』といった感覚のものなのです」最後に、日本の夏におすすめのアイテムを聞くと、「「ラフィネ ラウンドソープ」の『バーベナ』」との答えが返ってきた。「バーベナはプロヴァンスで6から8月の夏の盛りに咲く花で、レモンみたいな柑橘系の爽やかな香り。『ラベンダー』も夏の花で、リラックスさせる効用があります。子ども向けには『ピーチ』のような柔らかめの甘い香りがおすすめです。ただし、匂いにつられて食べないように(笑)。「”BIO”オーガニック オーバルソープ」では、『クレイ&バーベナ』がクレイを配合しているので皮脂をすっきり流したい人におすすめです」。
2014年08月07日「くまのプーさん展 WINNIE THE POOH EXHIBITION」が8月6日、松屋銀座で開幕した。プーさんが住む“100エーカーの森”を再現した他、関連資料を約400点展示する。会場に入るとまずは“物語のはじまり 父から息子への愛”と題して、作家アラン・アレクサンダー・ミルンが息子クリストファー・ロビンのために書いたと言われる原作と、それにまつわる物語をパネルなどで紹介。ミルンのサインが書かれた貴重な原作本の他、ロビンが持っていたテディ・ベアと同じビンテージモデルが展示されている。このぬいぐるみは、後にプーさんのモデルとなった。やがて、プーさんというキャラクターはウォルト・ディズニーと出会って映像化される。会場にはディズニー秘蔵の貴重な資料を約200点展示。『プーさんとはちみつ』などの映画タイトルごとの展示はワンシーンの映像を放映するだけでなく、そのセル画やプロダクションアート、製作秘話までが並べて公開されており、アニメーションの製作過程の一部始終を見ることができる。モデルシートにはプーさん達キャラクターが喜怒哀楽するパターンが描画され、ユーモラスな表情の数々が会場を訪れた人達を和ませていた。その他にも、絵本やコミックス、フィギュア、ぬいぐるみなど、形を変えながら世界中で愛されているプーさんのコレクションの数々もおよそ80点を展示。ぬいぐるみ一つとっても様々な年代のものが集まっており、その顔立ちや表情もユーモラスからキュートまで様々だ。映画『くまのプーさん』がハリウッド・ウォーク・オブ・フェームを受賞したときの記念プレートも日本で初めて公開されている。また、会場には各界のクリエーターがプーさんへの思いを込めて作った作品の数々も出品された。同じプーさんの立体モデルを利用したシリーズでは、チョコレートでコーティングした「chocolate」や、琥珀色のスケルトン加工を施した「はちみつになりたいな(夢)」などのアート作品が集結した。6日に行われたオープニングイベントには、プロゴルファーの東尾理子さんが息子の理太郎君と登場。展示について東尾さんは「プーさんの始まりから現代まで、いろいろな展示があってとても楽しいプーさん展になっていると思います」とコメント。特に、お気に入りだったのはプーさんがはちみつにまみれたシーンの特大パネルということで、「見ていて思わずはちみつに埋もれてみたいと思っちゃいました」。自身が出品した写真については「子供の時からプーさんのぬいぐるみを大事にしているのですが、見ていると本当に心が和むんですよね。そんな様子を写真にしてみました。おなかの出っ張り具合がとても気に入っています」と語った。併設されたグッズマーケットでは会場限定のオリジナルグッズの他、先行販売の最新グッズも多数用意。ぬいぐるみやマグカップ、プレート、Tシャツ、ポストカード、額装、キャンバスアートなど、プーさんファンならぜひ手に入れておきたいアイテムが勢ぞろいしている。また、2,000円以上の購入で数量限定オリジナル缶バッヂがプレゼントされる。同展は8月25日まで松屋銀座にて開催。その後、約1年半掛けて日本全国を巡回する予定となっており、9月2日から10日は福岡三越での開催が決定している。【イベント情報】くまのプーさん展 WINNIE THE POOH EXHIBITION会場:松屋銀座8階住所:東京都中央区銀座3-6-1会期:8月6日から8月25日時間:10:00から20:00(25日は17:00まで。入館は閉館の30分前まで)料金:一般1,000円、高大生700円、中学生500円、小学生以下無料
2014年08月06日上野商会は8月6日、同社が今年秋から日本での展開を手掛ける「ガント ラガー(GANT RUGGER)」の日本発のショールーミングストアを東京・代官山にオープンした。住所は東京都渋谷区猿楽町27-4RAWLIFE代官山店の2・3階。同ストアは、9月5日に原宿通り(通称とんちゃん通り)にガント ラガーの日本1号店を開くのに先駆けてオープンしたもの。今回、買った商品を持ち帰らなくてもいいことから米国でも人気だというこの“ショールーミングシステム”を採用した。店舗では基本的に在庫を持たず、展開アイテムの各サイズ、各カラーのサンプルを店内に展示。来店客はそれらを試着して素材感などを確認した上で、希望のサイズ・カラー・丈詰めのサイズまでを選び、店舗に設置されているタブレットやスマートフォンからオンラインショップを通じてオーダーすることが出来る。シーズンテーマ性を強調した店内は、ニューヨークでも活躍する日本人ガーデニスト・川本諭が主催する「グリーン フィンガーズ(Green Fingers)」からインスピレーションを受けたコレクションのテーマ「Green Fingers」をテーマに装飾され、2階ではメンズ・ウィメンズ、3階ではメンズの14-15AWコレクションがフルラインアップでそろう。価格はシャツ1万2,000円から1万5,000円、ジャケット6万円から8万円など。ガントは1927年に米・コネチカット州でバーナード・ガント(Bernard Gant)が設立したシャツ工場からスタート。「ポール スミス(Paul Smith)」や「ジェイプレス(J.PRESS)」「ブルックス ブラザース(Brooks Brothers)」などのシャツをOEMで手掛け、世界で初めてボタンダウンシャツを考案したことでも知られる。41年には自身のブランドであるガントをスタート。60年代にはアイビーリーガー御用達ブランドとして認知された。日本でも70年代に「VAN」などが販売しコンサバなアメリカンシャツブランドとして定着。その後もセレクトショップなどで扱われてきた。また、2010年にはニューヨークの百貨店「バーグドルフグッドマン」のメンズディレクターだった、マイケル・バスティアン(Michael Bastian)を迎え「ガント バイ マイケル バスティアン(Gant by Michael Bastian)」を発表。その後も、今回日本での展開をスタートするカジュアルライン、ガントラガーを加え、メンズ・ウィメンズのカジュアルライフスタイルブランドとして米国全土で注目を集めている。日本では9月にオープンする原宿店も含め、六本木や丸の内などファッション感度の高いエリアを中心に3年間で5店舗程度オープンする予定。
2014年08月06日自社ショールームで15SSメンズコレクションのプレゼンテーションを行ったルシアン・ペラ・フィネ(lucien pellat-finet)。南国に咲く花やサーフィンなど、共通テーマに「自然」を掲げながら、定番の迷彩やスカルモチーフを随所に散りばめ、全体のコレクションに溶け込ませている。今シーズンのカシミアニットのインターシャモチーフに選ばれたのがシンプソンズ。ユーモラスでありながら、どことなく毒を漂わせる。また、映画監督であり写真家の、ラリー・クラーク(Larry Clark)の写真をプリントしたコラボレーションTシャツシリーズも登場。クラークが得意とする、痛いけな少年たちのポートレートを前面にプリント。Tシャツ本体は、目の細かい織りながら通気性に優れ、このメゾンならではの高級感溢れる定番アイテムだ。
2014年08月06日写真家・荒木経惟の写真展「荒木経惟往生写集-愛ノ旅」が、8月9日より新潟市美術館にて開催される。本展は回顧展ではなく、仏教書『往生要集』が死後の極楽往生のために日々念仏を唱えることを説いたように、自らの日常や人々の営み等を撮影する「いま」の姿勢を初期代表作から新作までを通して紹介する。キーワードは「愛」。妻・陽子との新婚旅行を撮影した初期体表作『センチメンタルな旅』(1971)、妻の子宮肉腫判明から死去前後までを日付け入りで撮影した『冬の旅』(1991)を経て、荒木の愛は飼い猫や生まれ育った東京の街、女優、花、空へと展開していく。1980年代末の新潟・古町界隈の活気ある街並みと人々を記録した『新潟エレジー』(1988)、新潟の港や旅館で女優・大竹一重との「恋愛旅行の情景」をまとめた『冬恋』(1998)の2シリーズで、旅人・荒木が新潟の街とどのように向き合ったかも紹介。自らの似顔絵を始めとしたイラスト、写真集題字などの手仕事でも知られる荒木だが、本展でも和紙に墨書きで記した『愛ノ旅』と、二つに切ったポラロイドの組み合わせを変え貼り合わせた写真新作『愛切』(2014)の展示空間を盛り上げる「書」を寄せた。口紅部分は手彩色で妻を描いたシルクスクリーンも展示。また、伊藤若冲を紹介した美術家・辻惟雄と荒木による「アラーキーの奇想対談」(9月7日14時、メディアシップ日報ホールにて)、ヌードモデル撮影風景から妻への思いを語る姿まで荒木の日常に密着したドキュメンタリーの上映(9月6日から12日)など、荒木の魅力に多角的に切り込むイベントも開催する。【イベント情報】「荒木経惟往生写集-愛ノ旅」会場:新潟市美術館企画展示室住所:新潟市中央区西大畑町5191-9会期:8月9日から10月5日時間:9:30から18:00(観覧券販売は17:30まで)休館日:8月18・25日、9月1・8・16・24・29日入場料:一般1,000円大高生800円中学生以下無料
2014年08月05日「ティファニー・アンド・カンパニー(Tiffany & Co.)」は新コレクション「Tiffany T」を、9月4日から全国のブティックで発売する。それに先駆けて7月31日に、アンダース東京で記念パーティーを開催した。同コレクションは「ティファニー」という名前へのオマージュとしてデザインされたもの。各ジュエリーには、「T」の文字がグラフィカルかつ洗練されたラインで表現されている。会場となった地上247メートルに位置するテラスは、ブルーの照明でライトアップされ、コレクションのブレスレットやリングなどが展示された。当日は昨年9月にデザインディレクターに就任したフランチェスカ・アムフィテアトロフも来日。ジャズの生演奏やDJダイアナチアキのパフォーマンス、クリスタル・ケイのライブなどが行われた。ジューススタンドやPHOTOマシーンを使ったユニークな写真撮影企画も、パーティーを盛り上げた。
2014年08月05日コピーライターの糸井重里が主宰するサイト「ほぼ日刊イトイ新聞」が、東京・南青山に初のリアル店舗「TOBICHI(トビチ)」(東京都港区南青山4-25-14)をオープンした。店舗、ギャラリー、そしてイベント会場としての機能を持つTOBICHIでは同サイトとコラボレーションし、ギャラリーやイベントなどさまざまな催しを開催する。催しの内容はサイト上で紹介され、リアルとネットを行き来する中で、コンテンツをより広く伝えていくのが店の狙いだ。建設デザインのコンセプトは“30歳くらいの特にお金もコネもない人が、一所懸命になにかやりたくてつくった場所”。什器や家具は天然素材を得意とする「三角屋」の姉妹店でもある「六角屋」が担当した。ゆくゆくは同店の製品をその場で発注できるようになるという。なお、10日までの期間、オープニング企画として「福森雅武のあそび部屋」が開催される。福森は伊賀にある「土楽」の七代目当主で、陶芸の傍らで花や絵、書などを趣味にしている。会場では氏が趣味に戯れる様子が見られる他、器や花器、陶仏などの作品を購入することも出来る。8月下旬には「いちにちだけの大坊珈琲店(仮)」や「ほぼ日手帳2015(仮)」などのイベントも開催される予定だ。
2014年08月05日新丸ビル7階飲食店ゾーン「丸の内ハウス」は、様々なセレクトショップとコラボレーションしたファッションイベント「ピースフルジャーニー(Peaceful Journey)vol.4」を8月8日19時半より開催する。24時まで。丸ノ内からファッショントレンドを発信する同イベントは、2013年に開始され今回で4回目を迎える。「ビームス(BEAMS)」「ユナイテッドアローズ(UNITED ARROWS)」「ワイルドライフテーラー(WILD LIFE TAILOR)」に加え、「ベイクルーズ(BAYCREW’S)」が参加。メイン会場となる同フロア内のグレートホールにはDJブースを設置。世界で活躍するエレクティックDJ「アレックスフロムウトーキョー(ALEX FROM TOKYO)」や、各セレクトショップから選出するDJによるミュージックリレーなど、スペシャル企画を予定している。また、ファッションカメラマンによる来場者のスナップ撮影が行われ、各ブランドのイメージに合った人には賞が与えられ、景品のプレゼントも。丸の内ハウスは、2007年に新丸の内ビルディング7階にオープンした飲食店ゾーン。深夜営業も行うダイニングやバーを集積しており、丸の内エリアの“コミュニティーレストラン”として、ファッション、音楽、アート、食という四つをテーマに様々な情報を発信している。過去の同イベントには、「キングオブディギン(King of Diggin’)」ことDJムロ(MURO)や、「タイシノブクニ(TAISHI NOBUKUNI)」デザイナーの信國太志、大沢伸一、沖野修也などが参加したり、スタイリスト、バイヤー達のよるトークショーや無料ヘアカット体験なども行われた。
2014年08月05日モデルに栗原類をキャスティングしたことも話題となったヨウジヤマモト(YOHJI YAMAMOTO)の15SSメンズコレクション。会場となったのは、パリのショールーム。インスピレーション源となったのは、小津安二郎の映画『東京物語』。人間の生と死までをも見つめた深淵なこの映画のストーリーから、「PERDU(失われたもの)」というテーマを導き出しコレクションに落とし込んだ。ジャカード織りのスーツには、プリントのシャツを合わせてモチーフ・オン・モチーフに。ホルスターやハーネスのようなベルトのジャケットがあるかと思えば、ノマド風のケープが登場し、バリエーション豊かなシルエットを見せた。ピンストライプの生地をくり抜いてアップリケ刺繍したスーツや、ボタンを沢山縫い付けたジャケットなど、手の込んだアイテムも。ゆったりしたシルエットのデニムのセットアップも印象的だ。刷毛で汚したようなモチーフのシーチング地のシリーズでは、バックサイドに迷いネコや迷い犬の写真をプリントし、山本耀司本人の写真に「使い捨てOK」と書かれたジャケットも登場。様々な素材を駆使し、様々なスタイルを見せたが、ヨウジヤマモトらしいシックなコードは終始失われず、最後にユーモア溢れる遊び心を見せて締めくくった。
2014年08月03日イタリアのラグジュアリーブランド「トッズ(TOD’S)」は、2011年3月に起きた東日本大震災に対していち早く支援の手を差し伸べたブランドだった。トッズの会長兼CEOのディエゴ・デッラ・ヴァッレは企業として、ミラノ・スカラ座及びローマのコロッセオ修復とイタリア文化遺産を継承するための文化貢献を行っている。デッラ・ヴァッレ個人としては、子供達の育成を目指すデッラ・ヴァッレ小学校をトッズ本社のあるガゼッテ・デテに建築し支援を続けている。こうした人道支援の精神に基づき、東日本の大震災が起こると、デッラ・ヴァッレの「子供達の教育の機会を絶やしてはいけない」という信念に基づき、すぐさま子供を支援する国際NGOの公益社団法人セーブ・ザ・チルドレンへ1億円の寄付を決定した。「震災から3ヶ月後、具体的にどのような支援ができるか東北各県を視察することから始めました」とトッズ・ジャパンの宅間頼子代表取締役は言う。その後、セーブ・ザ・チルドレン・ジャパンの協力を得てトッズの寄付金は、石巻市向陽小学校の学童の建設、釜石市白山小学校の校庭備品の整備、鹿妻保育所の建設、大船渡バス支援、山田幼稚園の再建に活用され、2013年3月までにこれら五つのプロジェクトが完了した。震災当初は物資の支援を中心に教育現場のインフラを整えることが優先されたが、次第にメンタルケアの支援の必要性が浮き彫りにされ、トッズ・ジャパンとセーブ・ザ・チルドレン・ジャパンの取り組みも次のステージへ進むことになった。震災から3年が過ぎると、支援する個人も企業も少しずつ減っている。復興に向けて自力で立ち上がろうと、被災地の人達が積極的に動き始めているのも確かだ。とはいえ、目に見えない心の奥底にある傷跡は癒えたといえるのだろうか。■夢と希望をもたらすサッカー教室実施へ2013年7月トッズ・ジャパンとセーブ・ザ・チルドレン・ジャパンは、元サッカー日本代表の北澤豪が立ち上げた一般社団法人スポーツプロボノが開催する「子どもサッカー教室」を支援する新たなプロジェクトをスタートさせた。施設を提供して終わるのではなく、子供達を継続的にサポートすることで心を癒やしていこうという北澤の提案に賛同してのことだ。こうした支援を継続できるのは、トッズの「限定チャリティーブレスレットの収益の一部が活動資金にあてられるからだ。収益の一部が寄付(ドネーション)になるというコーズマーケティングは近年日本でも盛んになりつつある。このブレスレットを買うことで,東北大震災の復興に寄与しているというモチベーションは、買い物の楽しみに加え、ショッピングを意味あるものにするという考え方だ。「子どもサッカー教室」の第1弾は2013年7月29・30日に岩手県釜石市と山田町の学窓に向けたものだった。1年後の今年7月28日には宮城県石巻市にある向陽地区の放課後児童クラブの児童を対象に第2弾となるサッカー教室を開催した。夏休み中の1年生から4年生までの170名を超える放課後児童クラブの子供が集まり、北澤豪と元フットサル日本代表の藤井健太と横江怜の3人の講師の指導を受けた。サッカー経験の無い子供も参加する教室は、てんでバラバラの方向を向いている集団から始まった。そんな子供達も遊びの中でボールの扱い方を学び、いつの間にか北澤のペースに巻き込まれていく。最後には男女別のチームを結成し30から40人の子供対講師3名+大人3名による試合をやることになった。手抜きしない大人を懸命に追い掛け、パスカットしゴールしたときの晴れやかな子供達の顔は、震災のことをすっかり忘れているかのようだ。忘れる瞬間を作り、前へ進み出す活力を与えるのもスポーツの力なのだ。「試合に負けて泣く子がいたけど、単純に泣けるというのはリラックスできてきたってことなんだよね」と北澤の鋭い指摘。去年は子供達もどことなく心を閉ざし、それが主催者側を緊張させていた。ところが、今年は子供達が日常を取り戻しつつあるのか、明るい兆しを感じたという。「ものの支援から人的な支援を経て、支援の仕方は次の段階を迎えているのかもしれない。今回のサッカー教室は夏のフェスタっぽくできた気がするな」と北澤の軽快な口調がすべてを物語っているかのようだ。3回目のサッカー教室について訊ねると、トッズ・ジャパンとセーブ・ザ・チルドレン、そうしてスポーツプロボノの活動は、今後も継続されていくとのこと。復興支援は新しい局面を迎えている。
2014年08月02日様々な場面で活躍する女性達の“輝き”の理由に迫る連載インタビュー企画、第3回は世界最大のオンライン旅行サイト「エクスペディア」で、北アジアマーケティングディレクターとして活躍する木村奈津子さんが登場。スラリとした長身と自信に満ちた表情が印象的な木村さんに、ファッションや美容へのこだわりを聞きました。■仕事中もワークアウト健康管理に気を配っているという木村さんは、オフィスでもワークアウトを実践中。「バランスボールに座って仕事をしています。体幹が鍛えられていいですよ。1日中座っているのは大変なので、半日くらいがオススメです。半年ほど前に使い始めたのですが、今では4割ぐらいの社員がバランスボールを使っています(笑)。ダイエットスリッパを履いたり、オフィスでできることをコツコツと続けています」スリムな体型をキープするのに、食事にも気を使う。「欠かせないのがお豆腐。グリーンスムージを飲ん だり、おやつ代わりにトマトを食べるなど、野菜もたくさんとるようにしています」■ファッションでも体系維持!!取材当日は仏ブランド『フィフィーユ(FIFILLES)』のピンクのワンピース姿を披露してくれた木村さん。色白の肌にも原色系のファッションがよく似合う。「勝負服はレッドと決めています」(木村さん)。 ボディーコンシャスなシルエットだったり、ベルトでウエストマークするタイプだったり、自然と体型を気にするような服を選ぶことが、体系維持にも役立っているよう。■ファッションに負けない“ポイントメイク”がオススメそんな木村さんのメイクを今回手掛けたのは、イセタンミラーガールの鈴木恵美さん。「明るい色のファッションに負けないよう、メイクもどこか強調するポイントを置くといいですね。木村さんはスタイルがよくかっこいい女性なので、今回は少し柔らかさをメイクでプラスしていきたいです」と、目元はブラウン、頬はピンク、ピンクのリップで口元を印象付けるようなメイクを紹介してくれた。「目をぱっちり見せたい」という木村さんのリクエストには、目尻にブラックのアイラインを太めに引き、下まぶたにブラウン系のアイラインを引いた。「下まぶたに黒ではなくブラウンを使うことで、自然な感じで目元が強調され、失敗も少ないですよ」と鈴木さん。また、「アイメイクが目の下に滲んでしまうという木村さんには、お湯で落とす洗い流すタイプのマスカラがオススメ。目の下が黒くなりにくく汗にも強いので、運動好きの方にはぴったりです」とアドバイス。普段はレッド系のリップが多いという木村さんに、今回はあえてピンク系をチョイス。イヴ・サンローラン・ボーテのリップは、数々の美容雑誌で取り上げられ店頭では入荷するとすぐ売り切れてしまう人気商品。チークもピンクを使用し、ナチュラルでフェミニンなメイクで木村さんの新たな一面が引き出されたようだ。主な使用アイテムは、イセタン ミラー ボーテ「アイシャドウ 01」、同「アイライナーペンシル 01」、パルファム ジバンシイ「ル・プリズム・ブラッシュ 22」、イヴ・サンローラン・ボーテ「ルージュ ヴォリュプテ シャイン 08」。【木村奈津子プロフィール】慶應大学商学部卒。消費財の海外マーケティング、インターネットマーケティング、PRとブランディングを得意とし、複数のグローバル企業で常に日本文化と海外文化の狭間に立ってきた。 これまでに仕事、プライベートで 40 都市以上に居住+旅行してきた大の海外好き。2007 年よりエクスペディアのマーケティング責任者を務め、北アジアのサイト立ち上げ、 マーケティング戦略なども統括する。ラテンダンスでは 2チームに所属しイベントなどでパフォーマンス活動をし、また最近ズンバのインストラクターの資格を取得。最近ではジャズピアノ・ラテンパーカッションに挑戦するなどプライベートでも活動の幅を広げている。【イセタンミラーについて】イセタンミラーは「欲しい時に好きなように欲しいモノだけ買えるラグジュアリーコスメショップ」がコンセプトのコスメショップ。そこで働くのがイセタンミラーガールだ。かつて百貨店でしか買えなかったブランドコスメを、ブランドの垣根を越えてセレクト出来る同ショップでは、アイテムを一人で試して選ぶことも、イセタンミラーガールに相談して選ぶことも可能。現在、国内で9店舗展開している。
2014年08月02日仕事や家庭など、様々な場面で活躍する女性達を紹介するインタビュー企画「輝く女性の秘密」。第3回は、世界最大のオンライン旅行サイトを運営する「エクスペディア」の木村奈津子さん。北アジアマーケティングディレクターとして、日本を拠点にシンガポールや韓国、香港、台湾を飛び回る日々。そんな忙しさの中でも、ラテンダンスやジョギングなど多彩な趣味を持ち、メリハリのある生活を送るパワフルウーマンだ。前半のインタビューでは、その多忙な毎日をアクティブに乗り切る秘訣について聞きました。――エクスペディアに入社されたきっかけを教えてください。米系ベンチャー企業、i2 テクノロジーズ、ソニー、アマゾン・ジャパンを経て、2007年にエクスペディアに入社しました。元職で身に付けた海外マーケティングやインターネットマーケティングの知識を活かしながら、ゼロベースからプロジェクトの立ち上げに関わりたいと思っていた時、エクスペディアでマーケティング職の募集を見つけたのです。当時、日本法人が設立されたばかりだったので、初期メンバーとして参画することに。学生時代から大の旅行好きで、これまで訪れた場所は40都市以上。興味のある業界で働くことはワクワクするし、やりがいにも繋がっています。――マーケティングディレクターとはどのようなお仕事ですか?日本語サイトを軌道に乗せた後、韓国と台湾、香港のサイトの立ち上げを手掛けました。英語圏でないこれらの国々では、欧米のマーケティング手法は通用せず、ローカライズされた独自の手法が求められます。そこで、これまでの日本語サイトでの経験がとても役に立ちました。例えば、クマのキャラクター「エクスベア(Exbear)」は、日本でのプロモーションにしか登場しないんですよ。立ち上げ当初は出張も多く、月1回はアジア諸国を回る忙しい日々を送りました。今は日本と韓国のマーケティングを中心に見ています。国内でいえば、エクスペディアの認知を高め、売り上げを拡大していくことが私の役割。欧米では業界シェアNo.1のエクスペディアですが、日本では海外旅行者の半分程度にしか知られていません。ですから、効果的な広告掲載やPR、サイト上のキャンペーンなどを企画し、より多くの人に利用してもらえるよう戦略を練っています。――最近の取り組みにはどのようなものがありますか?今年5月には、従来のスマートフォンアプリをアップデートした「エクスペディア旅行予約(Expedia Hotels&Flights)」をリリースしました。エクスペディアで取り扱う約3万都市、29万軒以上のホテル、約400社のフライトの予約が出来、フライト状況、搭乗ゲート番号、空港までのアクセスなどの情報がリアルタイムで反映される機能を持っています。予約時だけでなく、旅行先でもお客様に便利な情報をお届けするサービスで、好評いただいています。――多忙な毎日を過ごされているとのことですが、活力の源はなんですか?朝6時半に起床、朝食の後に約1時間、6.5kmから7kmの距離をウォーキングやジョギングして体を目覚めさせるのが日課です。大好きなサルサは20代半ばから習い始めました。カリフォルニア州サンディエゴに1年間出張していた時に出会い、すっかりハマってしまい、帰国後もチームに所属しコンテストに出場するまでに。その後1人でも楽しめるダンスをしようと、今度はラテンダンスを習うことにしました。最近は、ラテン音楽に合わせて踊るズンバのインストラクターの資格も取りました。仕事のストレスも多いので、とにかく発散することが大事。私の場合、それが身体を動かすことだったんです。運動すると気分がすっきりするし、頭痛も軽くなります。――オンもオフもアクティブに過ごされているのですね。これまでの人生の中で目標とする人や影響を受けた人はいますか?憧れの女性はアマゾン・ジャパンの元上司、ローレン川崎さん。ステキなパートナーと結婚して、お子さんに恵まれ、バリバリ働き社会的な地位もある。女性として欲しいものをすべて手にした彼女の姿からは、“何かを手に入れるために、何かを犠牲にする必要はない”ということを教えてもらった気がします。後半では、木村さんの美容とファッションに迫ります。
2014年08月02日日本橋三越本店は、お盆休みの帰省客や国内外の観光客に向けた“日本橋ならでは”のみやげ物をこの夏、期間限定で紹介する。8月18日まで。東京・日本橋は、本年3月に新商業施設「コレド(COREDO)室町2」「コレド(COREDO)室町3」がオープン、施設内には人気飲食店やシネコン(複合映画館)も入居し、開業以来、日本橋を訪れる人はカップルや家族連れなど、前年には見られなかった客層まで拡大している。日本橋三越の宣伝担当者によれば、同店を訪れる客数は、コレド室町の開業との相乗効果もあり、前年比115%だという。同店では、このような顧客への日本橋みやげ、夏の帰省みやげの需要を見込み、同店限定の菓子や雑貨を提案する。今夏、同店では、昨年50万人を動員し、累計300万人の来場者を突破した水中アート展「アートアクアリウム」(コレド室町三井ホール)に着目し、「目にも涼しい、夏の粋」と題して、“金魚”をテーマにしたみやげ物を推奨する。「宗家 源吉兆庵」の金魚(2,000円)は、涼感あふれる“和風ゼリー”で、フルーティーな香りのゼリーの中には涼しそうに金魚が浮かぶ。「亀屋良長」の夏まつり(750円)は、金魚が漂う水景色を琥珀羹で表現。「KITAYA六人衆」のあかいべべ(900円)は、赤い金魚が今にも泳ぎだしそうに水中を佇んでいる。また、「ROKKAN」のぽいぶみ(520円)は、暑中お見舞いのメッセージカードで、金魚すくいの“ポイ”の紙と、透明の袋をイメージした封筒がセットされている。このほか同店では、“日本橋ならでは”“三越ならでは”をテーマにした、日本橋三越限定のみやげ物も紹介する。「槌谷」の威風百々(各1個325円)は、三越のライオン像を3Dプリンターで再現。金箔入り琥珀羹、紅羊羹、ホワイトチョコ羊羹、小豆羊羹、抹茶羊羹など、5種類の味を用意する。「サザエ食品」の道路元標おやき(1個/131円)は、豆乳クリームとカスタード風味のクリームを入れたおやきに、“日本国道路元標”が焼印されている。「新宿中村屋」の月餅日本橋詰合せ(1,100円)は、スマイルライオン(小豆餡)、道路元標(木の実餡)、日本橋(パイナップル餡)の絵柄の月餅がセットで販売される。
2014年08月01日7月29日、ゼニアグループの「アニオナ(AGNONA)」がイタリア大使館 大使公邸にて、ステファノ・ピラーティによる14AWコレクションのプレゼンテーションを開催した。同社は1953年創業のイタリアンラグジュアリーブランドで、カシミア、ウールなど獣毛繊維素材を生かしたコレクションで知られる。今年5月に新CEOに就任したアレッサンドラ・カッラも来日し、イタリアンシックな空間に華を添える中、多くのモード関係者らが来場。新作レディトゥウエア及びハンドバッグのコレクションを始め、ブランドヒストリー、素材サンプルのアーカイブも併せて披露され、時代を超えて支持される同ブランドを強くアピールした。ダブルフェイスカシミア、ウールやアルパカなどアーカイブの素材がステファノ・ピラーティに多様なレベルでインスピレーションを与えたという秋冬コレクションは、レトロな色合いを基調に、明度の高いターコイズやピンク、タンジェリン他、多色にくすんだニュアンスを添えたセンシュアルなカラーを用い、デイウエアからカクテルルックまで幅広く展開している。ドレープの美しいブラウスや、シンプルに表現された一枚布のドレスからコート、ブレザーやワイドレッグパンツ、イブニングドレスに動きをもたらすボリュームは様々なテーラリングのシルエットで表現され、技術的にダーツやサイドシームを取り入れることで“ウェーブ”というテーマを表し、ラグジュアリーで心地良いライフスタイルを好むパワフルでハンサムな女性像を思わせるエレガントな存在感と独自性を深く印象付けた。また、アイコンバッグ「CARA」は、ステファノ・ピラーティが同社のために初めてデザインし、イタリア最高級の職人技術によって実現したもの。独自開発の高品質な天然フルスキングレインレザー“アニオナグラナート”を用いた、機能的ながらもタイムレスで優美なかたちは、レディトゥウェアのコレクションにみられる彼の美学にも通じる。モデルで女優のドリー・ヘミングウェイを起用し、イネス&ヴィノードが撮影した広告ビジュアルも話題となっている。
2014年08月01日「アンリアレイジ(ANREALAGE)」は、15SSシーズンよりパリファッションウィークに進出する。デビューコレクションはパリファッションウィーク初日の現地時間9月23日17時(日本時間24日0時)開始。公式カレンダーのオンスケジュールでデビューショーを発表する。ショー演出は金子繁孝、映像は「ライゾマティクス(Rhizomatiks)」の真鍋大度が担当。ショー後、25日より現地で展示会を行う。また9月22日より、渋谷のパルコミュージアムで2012年に開催された展覧会「ア リアル アンリアレイジ(A REAL UN REAL AGE)」の巡回展をパリのセレクトショップ「レクレルール(L'ECLAIREUR)」セヴィニエ店で開催。コレクションでの新作発表に加え、展覧会でこれまでの軌跡を示すことにより、アンリアレイジが一貫して追求してきた服作りの信念をパリでも伝える。森永邦彦デザイナーは、「得るものも、失うものもありますが、社会や、歴史や、世界と、正面切ってぶつかれるのは、今。一歩踏み出し、闘っていこうと思います。ここから先が本当の勝負」と話す。なお東京でのショーはしばらく未定だ。
2014年08月01日「グッチ(GUCCI)」や「サンローラン(SAINT LAURENT)」などラグジュアリーブランドを数多く展開する「ケリング(Kering)」は、スイスのウォッチメーカー「ユリス・ナルダン(Ulysse Nardin)」の株式を100%取得することで合意した。2014年度内に取り引き完了予定。この買収によってケリングは、ラグジュアリー:ウォッチ&ジュエリーディビジョンの強化と体制の構造的な発展を企図。ケリング会長兼CEOのフランソワ=アンリ・ピノー(Francois-Henri Pinault)氏は「ユリス・ナルダンは豊かな伝統と高い成長性を誇り、独立経営の稀有な存在。ブランドがルーツとアイデンティティーを大切にしつつ国際的拡大を進めることをサポートする」とコメント。ユリス・ナルダンにとってはアジアパシフィック地域の強化に繋がり、同社の技術面や業界に関する専門性はケリングの既存ビジネスとシナジーを生み出すと期待。ユリス・ナルダン取締役会長のチャイ・スナイダー(Chai Schnyder)氏は「私達のブランドは国際的拡大と技術革新を続けつつ、アイデンティティーを守りながら知識と専門性を未来へ繋げられる。ケリングはベストパートナー」と語る。1846年にスイスの時計技師、ユリス・ナルダンが設立した同ブランドは、168年にわたり機械式時計の生産に従事。ナルダンによるマリンクロノメーターは現存する中で最も正確と言われ、ウォッチコレクター垂涎のアイテム。日露戦争で両国の海軍に採用され、明治天皇ご用達になるなど日本との縁も深い。1983年ロルフ・W・シュナイダー(Rolf W. Schnyder)によりリローンチされた後は、ビジネス上も高い利益率を誇る健全な経営を続けている。
2014年08月01日レザーグッズブランド「メゾン タクヤ(MAISON TAKUYA)」が15SSコレクションを発表した。東京・南青山で開催された展示会には、デザイナーのフランソワ・ルッソ(Francois Russo)本人が来日した。美術展のように演出された会場には、定番のバッグや小物に加えて新作を数多くラインアップ。“シティーウーマン”をテーマに、街で女性がスタイリッシュに持てるバッグとしてデザインされた「ティナ-T(Tina-T)」は、コンパクトな外見でありながらもマチが広く取られ、内部にはポケットも備えている。正面から見た時に、ファスナーの務歯が表面から見えないような作りになっているのも特徴。スカイブルーとサンドベージュのバイカラーの「プラチナムX スカイブルー(PlatinumX Skyblue)」には2型が加わった。バックパック「PlatinumX Skyblue Backpack」は、表面にデザインアクセントとして大胆に大振りのファスナーを付け、同時に中身へのアクセスを容易にしている。ボディバッグ「PlatinumX Skyblue Bodybag」は、まるで持っていないかのようなフラットさを表現し、コンパクトさを追求したアイテム。カモフラージュ柄の「カモフラージュ ダーク ナチュラル シリーズ(Comouflage Dark Natural Series)」の新作は2ウエイで使うことのできるショルダーバッグや、ポイント的に柄を配置したトートバッグなどが登場。総カモフラージュ柄のトートバッグは、内側にもプリントが施されている。このプリントは入れ墨の様に針で顔料を染み込ませて描かれており、、「商品を買ってもらったお客様には、長く愛用して欲しいし、(品質において)絶対に後悔させたくない」(ルッソ氏)と考えから採用された。その他、スタイリッシュなビジネスマン向けの「GSC チタニウム グレー メンズ バッグ(GSC Titanium Grey Men’s Bags)」シリーズには翡翠をパーツに用いた新作が登場。ドイツ・ペリンガー社のシュランケン・カーフを中心に、Aランクのヤギ革や、野生のワニから採取したワニ革、オーストリッチなどを使用したアイテムもそろう。「製品作りの全工程に携わってこそ真のもの作り」と考えるロッソ氏、「世の中には既に沢山のものが溢れているが、そんな今だからこそ本当に良いものを選ぶことが重要」と話す。また自身のブランドについて、「最低でも300年は受け継がれるようなラグジュアリーブランドに育てたい。これからも、お客様の5感に訴えかけるようなもの作りを続けていくつもりだ」と思いを語った。今後はウィメンズラインも充実させていく予定だ。メゾン タクヤの商品は現在、日本を始めフランス、スイス、シンガポール、韓国など世界17ヶ国で展開されており、コレットやバーグドルフ・グッドマンズなどの高級ショップで扱われている。日本では、阪急メンズ東京と大阪、伊勢丹メンズ館が取り扱う。テレビ東京の人気番組「俺のダンディズム」で財布が紹介され、問い合わせが増えているという。
2014年07月31日「エルメス(HERMES)」は、伊勢丹新宿店1階のブティックを11月1日にリニューアルするに当たり、7月30日から同店に仮店舗とモバイルブティック(移動店舗)をオープンした。仮店舗は、本館4階 ザ・ステージ#4とパークに出店。また、モバイルブティックは約1ヶ月毎に伊勢丹新宿店内に出没する。4階の店舗ではプレタポルテの他、シューズ、バッグ、革小物、ウォッチやジュエリー、フレグランス、タオルまでそろう。初のバスライン「ル バン エルメス(LE BAIN HERMES)」も同日から先行発売され、シャワージェルやボディーローション、ソープなどがシリーズとして登場した。また、店内やウインドーに、パリのエミール・エルメス・コレクションに収蔵されている絵画やオブジェと、漫画家・横山裕一による漫画が飾られる。ウィメンズウエアのラック上には、メゾンの精神とも言える絵画「デュックとタイガー(四輪馬車と従者)」と、これを横山流に解釈した作品が掲げられている。モバイルブティック第1弾は、8月25日まで本館2階 ザ・ステージ#2に出現。今回は、同メゾンのアイコンとも言えるスカーフ「カレ」とエナメルブレスレットなどのアクセサリーをメインに扱う。シルクのカレ(4万9,000円)や春夏通して使用出来る大判のカシミアシルク(14万1,000円)、新作のシルクバンダナ(2万4,000円)などを手に取って見ることが出来る。特にバンダナはファサードに面したVPスペースで大きく展開され、アイキャッチとなる。また、トルソー達がカレをパレオ風・羽織り風など様々に着用し、カレのスタイリングを提案している。2階は比較的若年層へ向けたブランドが扱われるフロアだが、「エルメスのアイテムに触れる機会の少なかった方々に、カジュアルに提案することで、もっと身近に感じて欲しい」とエルメスのPR。モバイルブティックは今後、9月3日から30日まで本館2階ウィメンズシューズコーナー、10月1日から28日までメンズ館1階に出没する。今回の店舗設計は銀座のメゾンエルメス フォーラムで開催されたクリスチャン・ボヌフォワ展で会場構成を行った建築家・中山英之が担当。日本の編み込み細工から想を得、“陣を張る”ことをテーマに設計した。木と布が編み込まれたようなテクスチャーが用いられ、ラフで開放感のある作りとなった。 現在改装中の1階ブティックは改装期間中、横山裕一による漫画が描かれた仮囲いで覆われる。これはリニューアルオープンまでのストーリーが表現され、工事が進むにつれて内容が更新されて行く予定だ。漫画は7月31日から公開された。新装となる店舗は“モバイル”をキーワードに空間を演出。メンズ、ウィメンズ、ライフスタイルをそれぞれ世界観として表現するという。
2014年07月31日コム デ ギャルソンが展開するブランド、「ノワール・ケイ ニノミヤ(noir kei ninomiya)」が14-15AWコレクションをそろえるポップアップショップを7月30日、伊勢丹新宿店3階にオープンした。期間は8月5日まで。シーズンごとのテーマを特に設けないブランドだが、14-15AWコレクションは「黒くて静か、そして力強い。同じ“黒”の中にも動きと奥行きがある」(デザイナー・二宮啓氏)をキーワードに製作。新たなテクニックとして、布にリングを通して、服とアクセサリーを一体化させる技法を取り入れ、普通の縫製とは違う“違和感”の表現に挑戦したという。会場では、コム デ ギャルソンのデザイナー・川久保玲がデザインした漆黒の格子の中にガーメントが並ぶ。約70型あるコレクションのうち、20から30型を販売。腕から背中に掛けてフェイクレザーを重ね、シルエットを立体的に出したライダースジャケット(18万5,000円)、前見頃にプリーツ加工と丸いパンチングを施したドレス(9万4,000円)、キルティングスカート、レースのロングスカートなど、ブランド名でもある「ノワール(黒)」のアイテムがそろった。黒の中に素材や技法・加工を駆使して様々な表情を生み出している。13SSの発足から1年半が経ち、徐々に取扱店舗が増えている同ブランド。今シーズンから西武渋谷でも販売を開始。ドーバー ストリート マーケット ギンザ(DOVER STREET MARKET GINZA)では1フロア下り、5階に常設スペースができた。アジア・ヨーロッパなど海外からの客も増えており、8月にはパリの老舗百貨店・ボンマルシェのイベントで扱われる。二宮氏は「日常生活に取り入れにくいデザインもあると思うが、これからも、服に対しての驚きと、着た時のドキドキ感を伝えていきたい」と話した。
2014年07月30日「コム デ ギャルソン・オム(COMME des GARCONS HOMME)」が7月29日、15SSメンズコレクションショーを開催した。デザイナーは渡辺淳弥。前半はチャコールグレーや深いネイビー、黒のスーツやセットアップスタイルがメイン。全体的に細めのシルエットで、パンツ丈は短い。細かいチェックやボーダーのシャツは淡く明るいカラーだ。素足にレザーシューズを履いたスタイリングで爽やかな夏のテーラードを提案した。後半は、ハーフパンツのセットアップや白のステッチを効かせたインディゴのブルゾン、ボーダーのカーディガンやパンツなど。マリンテイストを含んだリラックスしたカジュアルな雰囲気。今季の特徴は、アイテムを仕立てた後に加工を施すことで、新たな表情を作り出したこと。ベジタブルコーティングで古着のような風合いを出した綿麻のアイテム、パーカやブルゾンなどに使用されたナイロンも紙のような質感、後染めのスニーカーなどが登場した。毎回様々なブランドとコラボレーションするコム デ ギャルソン・オムだが、今季は1035年創業のイタリアブランド「シーラップ(Sealup)」とのボンディングコートを製作した。
2014年07月30日三越伊勢丹では、7月よりランドセルの販売を開始した。今年から、ランドセル売場で展開するすべての商品をオリジナルで企画・販売している伊勢丹新宿店では、既に店頭にある10型に加え、8月6日から27型が追加となる。中でも昨年から力を入れているデザイナーズブランドとのコラボレーションは、今年も注目を集めている。子供服ブランド「コキチカ」と老舗鞄メーカー「大峡製鞄」は、職人技に現代感覚のデザインが融合した、ランドセルのニュースタンダードを提案。昨年人気だったブラック、グリーン、キャメル、レッド、ネイビーの5色に加え、新宿店とウェブ限定でバーガンディーとグレーが仲間入り。価格は7万5,600円。イタリアのバッグブランド「オロビアンコ(Orobianco)」とのコラボは、オリジナルの型押しを施したかぶせ、メタルプレート、ストライプの裏面プリントが施されており、創設者のジャコモ・ヴァレンティーニが“自分の子供に持たせたいランドセル”を想定してデザインされた。ブラック、ブルー、ピンク、イエローの4色展開で、価格は7万5,600円。三越伊勢丹オリジナルブランド「ヴェルニカ(velnica)」からは、サイドに白鳥の刺繍、ツヤなしゴールドの金具類、飾りベルトなど、女の子らしさ満点のランドセルが登場。カラーはキャメル×ピンクベージュ、ピンクベージュ×ピンク、ピンク×キャメル の3種類。価格は6万8,040円。(なお、こちらの商品は既に完売)その他、ランドセルデザイナー・森田陽子が手掛けた、ピンク・水色・キャメルを使ったバイカラーがキュートな「プロモスタイルランドセル」(5万9,400円)や、特殊な二重構造のかぶせでカットレースを表現した「カットレースランドセル」(6万9,120円)など女の子らしいデザインの他、シルバーのかぶせと“惑星の軌道”を表現した刺繍が個性的な「コスモガールランドセル」(6万8,040円)も人気という。男の子向けでは、かぶせやベルトにスタッズを使った「ロックスタイルスペシャルランドセル」(6万1,560円)や、サイドにブリティッシュなエンブレムのワッペンが付いた「ユナイテッドランドセル」(6万4,800円)、かぶせに並んだ穴から見えるドット柄の型押しと、かぶせ裏の格子柄がアーティスティックな「アートフェイスランドセル」などが注目を集めている。伊勢丹新宿店では昨年、3,000個のランドセルを売り上げた。今年は販売個数3,500個を目指すという。
2014年07月30日8月1日、東京・御茶ノ水に全9室がすべてスイートルームという、スモールラグジュアリーホテル「ホテル龍名館お茶の水本店」がオープンする。運営は、創業から116年間、ホテルや旅館、レストランを手掛けている龍名館。ホテルの前身は、創業116年の旅館「旅館龍名館本店」。2014年3月まで営業していた同旅館は、幸田露伴の次女で小説家の幸田文が、小説『流れる』にて名店だと紹介した他、伊東深水や川村曼舟ら画家や多くの文化人に愛されてきた老舗。新規オープンするホテルは、旅館時代に培われたおもてなしの精神を受け継ぎ、高品質のサービスや文化の提供を行っていく。1泊5万2,000円から。「食」にも力を注ぎ、ホテル1階のレストランでは、『日本茶を「入れる」「食す」』をコンセプトとしたレストラン「グリーンティー レストラン 1899 お茶の水(GREEN TEA RESTAURANT 1899 OCHANOMIZU)」を運営する。店内48席、テラス32席の広々とした造りだ。レストランには、自宅で急須を使ってお茶を入れる習慣が薄れている昨今において、日本文化の良さを改めて見直すきっかけになってほしいとの考えから、お茶を入れる専属スタッフ「茶バリエ」を常駐させ、茶葉にふさわしい温度と入れ方にこだわったお茶を提供する。茶葉の種類は10種類。店内に陳列した約50種の湯飲み茶わんから好きなものを選び、使用することができる。また、朝食、ランチ、夕食には、日本茶を使ったさまざまな料理とスイーツが用意されている。朝食メニューには、ほうじ茶と鰹の出汁を合わせた特製出汁でいただくお茶漬け8種(紀州南高梅、塩昆布、青紫蘇わかめ、焼き鯖、鶏そぼろ、ちりめん山椒、明太子、鮭/各500円)がそろう他、抹茶椀によそわれた上品な見た目のアサイーボウル(850円)もある。ランチは、「特製鯛茶漬け」(880円)、7種の造り魚たたき丼(980円)などバラエティー豊かなメニューぞろい。ディナーは、北海道男爵芋を使用したポテトサラダに抹茶を練り込んだ「抹茶ぽてと」(560円)など約60種類のメニューを提供する他、抹茶が入ったオリジナルビールカクテル「1899抹茶ビール」(720円)などのアルコールもそろえている。龍名館代表取締役社長の浜田敏男氏は、「宿泊者だけでなく、地域の人にも気軽に利用してもらえるよう、値段設定やメニュー選びにもこだわった」とコメント。営業時間は、朝食が6時半から11時、ランチが11時から15時、ディナーが17時から23時。また、14時から17時からは、厳選した日本茶数種の他、「1899手作りプリン抹茶蜜がけ」(630円)などのカフェメニューも楽しめる。
2014年07月29日有限会社ジェーケーコレクティブ(本社:東京都渋谷区)は今秋から、ハンドバッグを中心に展開するイタリアブランド「メトロシティ(METROCITY)」の日本での輸入販売を開始する。8月の日本向けオンラインショッピングサイトのオープンを皮切りに、秋から百貨店、ポップアップショップ、セレクトショップでも販売。15SSコレクションからは百貨店を中心に本格展開する。同社では日本での展開を3年計画で推進。韓国や日本国内の著名人や顧客などを招待したファッションショーやイベントなども予定している他、来年には東京にフラッグシップストアもオープンしたいという考えだ。メトロシティは1992年にフィレンツェで誕生。Mのロゴがポイントで、ミニマルなシルエットとメタルパーツの装飾を使ったデザインのバッグが話題となった。97年からは拠点を韓国に移し、現在韓国国内102店舗で展開している。97年以降は累計で約576万個のバッグを販売。韓国では20歳から50歳の女性の3人に1人がメトロシティのバッグを所有している計算になるほどの人気だという。また、毎シーズン広告イメージビジュアルにセレブリティを起用しており、2011年はミラ・ジョヴォヴィッチ、2012年はミーガン・フォックス、2013年はアドリアナ・リマが広告を飾り、今年はケイト・ベッキンセールを起用している。ターゲットは20代から40代。商品構成はウィメンズ85%、メンズ15%。バッグを中心にシューズ、革小物、スカーフ、帽子、ウエア、フレグランスなどを展開し、メンズはバッグ、ベルト、財布、革小物などもそろえる。ウエアは全体の2%程度でウィメンズのスウェット、Tシャツなどをラインアップ。価格はウィメンズのハンドバッグ、メンズのビジネスバッグが6万から7万円前後、財布が3万から5万円前後、シューズが4万から6万円前後など。また、日本上陸を記念して“メディベア(メトロシティとテディベアの造語)”なども発売する予定だ。
2014年07月29日