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「チームラボ(teamLab)」は、花をモチーフとしたインスタレーション作品を展示する「Infinity of Flowers」展をグッチ新宿で開催する。期間は9月13日から28日まで。展示は花が咲いて、散って、また芽生える様子を、コンピュータープログラムによってリアルタイムに描き続けたもの。スクリーンに人が触れると花が舞うなど、見る人の偶発的な振る舞いを映像に反映したため、同じシーンはひと時となく、まるで花の世界に入り込んだかのような不思議な感覚を体験出来る。チームラボはプログラマー、ロボットエンジニア、建築家、グラフィックデザイナーなど、情報化社会におけるスペシャリストが参加するテクノロジスト集団。サイエンス、テクノロジー、デザイン、アートを融合し、ウェブサイトの開発や空間設計などを手掛けている。また、代表の猪子寿之氏によるメディアアート作品は海外でも高く評価されており、12年にはヨーロッパ最大規模のバーチャルリアリティ博覧会「Laval Virtual 2012」で設計芸術文化賞を受賞した。期間中には新宿通に面した8メートルにおよぶウインドーにも、チームラボによる作品が展示される。【イベント情報】Infinity of Flowers会場:グッチ新宿 3階イベントスペース住所:新宿区新宿3-26-11 新宿高野ビル会期:9月13日から9月28日まで時間:11:00から20:00入場無料
2014年09月13日『ハーパーズ バザー(Harper’s Bazaar)』(ハースト婦人画報社刊)は、9月20日発売の11月号で、オードリー・ヘプバーン(Audrey Hepburn)の孫娘エマ・ファーラー(Emma Ferrer)を表紙とする特別版を発売する。2,000部の限定発行。一部書店とアマゾン(予約受付中)で販売。同誌電子版の表紙もエマとなる。米国の定期購読者向け『ハーパーズ バザー』の表紙でモデルデビューを飾ったエマだが、11月号では彼女のポートレイトと素顔を8ページにわたり特集。オードリーと1950年代の『ハーパーズ バザー』で様々なコラボレーションを行った写真家のリチャード・アヴェドン(Richard Avedon)の孫、マイケル・アヴェドン(Michael Avedon)がエマを撮り下ろした。その他、通常版の表紙を飾るレディー・ガガ(Lady Gaga)など総勢17名が旬のファッションに身を包む「アイコンズ バイ カリーヌ ロワトフェルド(ICONS BY CARINE ROITFELD)」、20代の太田莉奈、30代の菊地凛子、40代の梨花など年代別の日本人女性5名が今考えていることを告白する「ファビュラス アット エブリー エイジ(FABULOUS AT EVERY AGE)」などを掲載。また、これまで隔月で発行してきた『ハーパーズ バザー』だが、2015年1月20日発行の3月号より年10回の月刊で発行する。エマは、オードリーの息子であるショーン・ファーラー(Sean Ferrer)の長女としてスイスで誕生。2歳で移り住んだ米・ロサンゼルスでアートとバレエに着手し、14歳よりイタリア・フィレンツェ在住。
2014年09月12日藤原ヒロシがディレクションする「ザ プール アオヤマ(the POOL aoyama)」(東京都港区南青山5-12-24シャトー東洋南青山1階)に、「ダブルタップス(WTAPS)」の西山徹をディレクターに迎えたテンポラリーショップ「オリーブ(OLIVE)」が9月13日にオープンする。「オリーブ」をテーマにインスパイアされた色や言葉を可視化し、緑のシェルターを設置した店内では、「フラグメント デザイン(fragment design)」と「エヌハリウッド(N.HOLLYWOOD)」がコラボレーションしたMA-1ジャケット「モディファイド(Modified)“V”」(18万円)を限定発売。「フライトジャケットの名品、MA-1で何か面白いことができないか」ということからコラボが開始し、実際に米軍が使用していたビンテージの「MA-1(8279)」の初期型(8279A)から最終モデル(8279F)までのラインアップを軍正式採用には存在しなかったダークブラックに染め上げ、ボディ以外の全パーツを外しオリジナルパーツにリビルトした。コラボレーションサインとして、エヌハリウッドのミリタリーカテゴリー「エヌハリウッド テストプロダクト エクスチェンジサービス(N.H. TPES)」のホワイトラベルと、フラグメントデザインのブラックピスネームをインサートし、左腕にハンドペイントによるカリグラフィーが施されている。
2014年09月12日この本は「カルティエ(CARTIER)」を愛した8人の女性たちの生涯を、当時の写真と共に綴った書籍『カルティエを愛した女たち』(集英社/2,300円)が上梓された。川島ルミ子著。カルティエの結婚指輪を指にはめ、ハリウッド女優からモナコ公妃となったグレース・ケリー(Grace Kelly)、20世紀初期にハイジュエリー部門でディレクターを手掛け、ブランドの基礎を築いたジャンヌ・トゥーサン(Jeanne Toussaint)、大富豪の娘として生まれながらも、その生い立ちゆえに薄幸の人生を歩んだバーバラ・ハットン(Barbara Hutton)、その他、アレクサンドラ王妃やバーレイ公妃、ウィンザー侯爵夫人、マリー・ボナパルト(Marie Bonaparte)、ユゥジェニー皇后が登場。それぞれのカルティエにまつわるエピソードが収録されている。本のあとがきで川島は「『王の宝石商 宝石商の王』と称され、167年にも及ぶ長い歴史を刻んできたカルティエともなると、アーカイヴに保管されている台帳に連なる人々の名は、ジュエリーのごとくに華やかで目眩を覚えるほどだ。一つひとつのジュエリーを所有していた人々が歩んだ生涯を知ることによって、それぞれのジュエリーに命が宿り、それぞれの物語が語られ、さらなる意味が生まてくれる」と語る。川島は東京生まれ。ソルボンヌ大学、エール・ド・ルーブルで学んだ後、執筆活動をスタート。美術、歴史、文化、ファッションなど幅広い分野で著作を手掛け、日仏の文化相互交流や講演活動なども積極的に行う。パリ在住。主な著書に『最期の日のマリー・アントワネット』『ナポレオンが選んだ3人の女』などがある。
2014年09月12日第5回東京アートミーティング「新たな系譜学をもとめて-跳躍/痕跡/身体」が、東京都現代美術館で9月27日から1月4日まで開催される。同展は“身体のパフォーマンス”をテーマとし、様々なアーティストが作品の展示やパフォーマンスを披露。絵画や映像、インスタレーションといった現代的な手法を用いて、歴史の中で受け継がれてきた身体表現の系譜をたどる内容になっている。総合アドバイザーは狂言師の野村萬斎が務め、高谷士郎の“ハイパーデジタルセンシビリティ”によって構築された高さ20mの舞台装置の中で、「三番叟」や「ボレロ」といった演目を披露する催しも予定されている。美術や演劇、音楽、映像など、異なる専門分野で活動するメンバーで結成されたアーティストグループ「ダムタイプ」は、“高度情報化社会”や“ジェンダー”などをテーマに過去に演じたパフォーマンスを再構築し、グループの世界観を音と映像で表現した新作インスタレーションとして発表する。作家の岡田利規が脚本と演出を担当する演劇カンパニー「チェルフィッチュ(Chelfitsch)」は、台詞と動作を分離させる仕掛けを施し、ダンスと演劇の要素を取り入れた新作インスタレーション「4つの瑣末な、駅のあるある」を出品。ダグラス・ゴートン(Douglas Gordon)とフィリップ・パレーノ(Philippe Parreno)は、共同制作作品「Zidane:A 21st Century Portrait」を2チャンネルの映像インスタレーションとして発表。これは、サッカー選手のジネディーヌ・ジダンが、05年にレアルマドリードの試合で見せたプレーや表情を記録したもので、元サッカー選手の中田英寿による解説映像とあわせて展示される。出展者は、チェルフィッチュ チョイ・カファイ ダムライプ ダグラス・ゴートン&フィリップ・パレーノ 金氏徹平 シャロン・ロックハート ノア・エシュコル アンリ・マティス ジュリー・メーレトゥ 村上三郎 エルネスト・ネト 野村萬斎 大植真太郎+森山未來+平原慎太郎 インバル・ピント&アブシャロム・ポラック・ダンスカンパニー ジャクソン・ポロック デンツウ ラボ トウキョウ&ライゾマティクス 白髪一雄 田中敦子 サイ・トゥオンブリー 吉原治良。【イベント情報】第5回東京アートミーティング「新たな系譜学をもとめて-跳躍/痕跡/身体」会場:東京都現代美術館 企画展示室1階、地下2階住所:東京都江東区三好4-1-1会期:9月27日から1月4日まで休館日:月曜日(10月13日、11月3日、11月24日は開館、翌日休)、12月28日から1月1日入場料:一般1,200円 大学生・65才以上900円 中高生600円 小学生以下無料
2014年09月12日伊勢丹新宿店本館3階クローバーショップに9月10日、新ブランドがお目見えした。ブランド名は「マンナイン(mannine)」。ヨーロッパで7年間、テキスタイルデザインに携わってきたデザイナーの岸本万里(まんり)が立ち上げたブランドだ。同氏はマンナインについて「プリントが主役のブランド。プリントを楽しむ服」というコンセプトを掲げ、洋服自体のアイテムやパターンはスタンダードながら、テキスタイルで個性や遊び心を打ち出している。ふんわりとしたシルエットのワンピース8型(価格帯は2万7,000円から3万3,000円)の他、オータムコート2型、ダウン2型など、秋冬のスタイリングを楽しめるアイテムがそろう。また、素材やシルエットにこだわった1点ものも展開する。ラインアップは、シルクコート(24万4,800円)、シルクドレス(15万8,000円)、スカート(9万2,500円)、シャツ(5万2,500円)の4点。いずれも感度が高く、上質な仕上がりだ。ブランドデビューを記念して、スタイリストの相澤樹によるファッションコンサルティングが開催される。(9月13・27日。各日11時から18時まで)当日は相澤によるコーディネイト提案とプロカメラマンによる撮影サービスを行う(5,400円)。予約受け付け中。各日定員5名。所要時間は1名につき約1時間。
2014年09月11日伊勢丹メンズ館1階で「エディション・ドゥ・パルファン フレデリック・マル(EDITIONS DE PARFUMS FREDERIC MALLE)」がフィーチャーされている。EDITIONS DE PARFUMS FREDERIC MALLEは、生まれながらにして優れた嗅覚を持ち、“香水のエディター”として活躍してきたフレデリック・マルが、2000年にパリで立ち上げたブランド。「エディション(編集)」という言葉を用いている理由は、文学界における出版物のように、香水という一つひとつのクリエーションに、作者(調香師)の名前をサインするからだ。創業13年目の2013年には、「エディション・ドゥ・パルファン フレデリック・マル」のコレクションは、12人の調香師による19の作品によって構成され、フランスの高級香水業界において誰もが認める存在にまで上り詰めていた。そして14年、透明感あるフレッシュな香りの「オー・ドゥ・マグノリア」(2万8,080円)が20本目の新作として誕生。手掛けたのはカルロス・ベナイム。これまでにも数多くの名香を世に送り出してきた調香師だ。伊勢丹メンズ館では、この新作を含むすべてのラインアップをそろえる。
2014年09月11日伊勢丹新宿店が、雑誌『シュプール(SPUR)』とタッグを組み、館内随所にファンタジックな街を作り上げた。今回のテーマはその名も「SPUR CITY」。期間は9月16日まで。「買い物は旅である」をテーマに繰り広げられる同イベント開催中、本館2・3階を中心とする参加フロアの各所が、飛行機やスーツケースといった、旅を想起させるオブジェやアイテムで彩られる。嗅覚から旅をイメージさせてくれるのは、本館1階のフレグランスコーナーで展開する「ジョー マローン ロンドン」。販売員が香りの重ねづけを通じて世界各地へといざないながら、未知なる香りとの出合いを提供してくれる。旅に必須なスキンケア・ヘアケアアイテムは、ファッションブランドのポーチとセットになって登場。本館地下2階のビューティアポセカリーで取り扱いのあるナチュラルコスメティックブランドのボディ・ヘアケア製品が美しいポーチにおさまったセットは、旅行に行く予定がなくとも手に入れたくなること必至だ。「ミュベール×ジョンマスターオーガニック」「ミュベールワーク×オブ・コスメティック」「ビューティフル ピープル×ウカ」、「レキサミ×コレス ナチュラル プロダクツ」「アンドワンダー×ユメドリーミング エピキュリアン」「ラドロー×ジュリーク」のいずれも、1週間程度の旅行にぴったりなミニサイズのコスメがキットになっている。旅に着ていく洋服やバッグを見つけたいなら、本館3階のリ・スタイルに特設された「リ・スタイル エアポートラウンジ」に並ぶドメスティックブランドをチェックしよう。刺しゅうアーティスト高木耕一郎による動物ワッペンがポイントとなるナイロンのデイパック(1万6,000円)や、アーティストのHiroshi IguchiとKensei Yabunoが手掛けたグラフィカルな迷彩柄のネックピロー(3,600円)、ナップザック付きワンピース(2万1,000円)など多彩なアイテムを一度に楽しめる。自宅に居ながらにして旅行気分を楽しみたい人におすすめは、期間限定で販売される、世界各地の都市名入りTシャツをまとったぬいぐるみ「ボビー・ダズラー」。「PARIS」「TOKYO」「HAWAII」「LONDON」「NY」などから、お気に入りの都市をチョイスできる。購入者先着20名にはオリジナルバッグのプレゼントもあるのでこちらも要チェックだ。日本国内を旅行した気分を味わいたいなら、石川県の伝統工芸である九谷焼のブランド「KUTANI SEAL」が、イラストレーターAkkoとコラボレーションして作った器を購入してはいかがだろう。「菊小鉢“ハワイ”」(2客セットで2,500円)の他、東京、ハワイ、NYなどの街をイメージしたカラフルイラストがデザインされたアイテムがそろっているので、眺めるだけでも愉快な気持ちになれそうだ。また、「KUTANI SEAL」による、自分だけの九谷焼を作ることができる工作キットもイチオシ。好きなシールを選んで器に貼って郵送すれば、焼きつけて送り返してくれる。また、同イベントのメインキャラクターとして選ばれた「オズワルド(OZWALD)」のアイテムも幅広く展開。アメリカーナとコラボレーションしたパーカー(1万8,000円)、「ビューティフル ピープル(beautiful people)」とのコラボレーションで生まれたトートバッグ(1万4,000円)など、実際の旅行でも活躍しそうなものばかり。店頭は、今にもオズワルドは現れそうな架空の街で飾られている。13・14日には、オズワルドとのフォトシューティングを楽しめるイベントを開催。本館2階ステージ2内のフォトポイントで、プロカメラマンが撮影した写真をその場でプリントアウトして渡してもらえるばかりか、CD-ROMに焼いて、専用冊子(マグネットケース)に入れてくれるサービスも(撮影料金1,000円)。旅するように買い物を楽しめる、スペシャルな期間となりそうだ。
2014年09月11日東京・丸の内の「パレスホテル東京」は9月10日、ペストリーショップ「スイーツ&デリ(Sweets & Deli)」で販売するクリスマスケーキを発表した。ツリーなどが飾られたクリスマスムード満点のスイートルームで、クリスマスケーキ7種やクリスマスブレッドを披露。前年のクリスマスが終了するなり準備段階に入り、試作を重ねてきた力作ぞろいだ。ホワイトチョコレート製のギフトボックスを開けるとショコラのシュークリームを積み上げたクリスマスツリーが登場する「エモーション」(1万3,000円)、サンタの赤い帽子を取るとサンタクロース型ショコラが乗ったチーズケーキが現れる「ボネ・ド・ペール・ノエル」(8,000円)など、サプライズ演出のあるものはパーティーに最適。調理部ペストリーシェフの窪田修己氏は「新しいケーキを追求し、パッと見て分かる形で表現。子供に食べさせたいものを製作した」と語る。クリスマスリースがモチーフの「クロンヌ・ド・ノエル」(3,800円)、オーナメント型のチェリーコンポートムースを飾った「スフェール」(3,800円)、トナカイのモチーフを飾ったチョコレートケーキ「エベーヌ」(4,500円)に加え、定番の「ストロベリー・ショートケーキ」(5,000円)や雪山をイメージした限定スタイルの「モンブラン」(5,500円)がそろう。いずれも10月1日より購入日の3日前まで予約を受け付け、12月20日から25日まで販売。クリスマス時期のドイツ伝統菓子・シュトーレン(各2,100円)は、ドライフルーツたっぷりの定番はもちろん、きな粉と柚子の香りで仕上げた和風、ヘーゼルナッツとミルクキャラメルの風味を楽しめる新作の3種が登場。ドライフルーツやナッツをふんだんに用いた仏・アルザス地方のイースト菓子「ベラベッカ・アン・ソシソン」(1,100円)、洋酒香るフルーツを使用したイタリア伝統のパン「パネトーネ」(L1,200円、S400円)と併せて12月1日から25日まで販売。シュトーレンやジンジャークッキー等の焼菓子を紅茶と蜂蜜、コンフィチュールと詰め合わせた「クリスマスハンパー」(6,000円)、大山鶏や温野菜などをセットにした「クリスマスギフト ローストチキン」(4から6名用7,500円、シャンパン付き1万2,000円)も12月1日から購入4日前まで予約を受け付け、12月20日から25日まで販売する(要予約)。
2014年09月11日ニットメーカー・イエリデザインプロダクツは9月10日、15SSシーズンより立ち上げるメンズブランド「イイザ ローン(IISER LOEN)」のファーストコレクションをランウエイショーで発表した。デザイナーは同社代表取締役社長の手塚浩二。場所は六本木のバー「1967」。奇しくも手塚が生まれた年という。40から50代の男性をターゲットにスタイリッシュなリアルクローズを提案する。数多くの洋服を着てきた手塚らしく、パターンはアーストンボラージュなどを手掛けてきた熟練の職人に依頼、デニムは岡山でかつてのビンテージファブリックを復刻、シューズはバッカスと協業するなど、物作りにこだわった。ランウエイには17体が登場。十八番とするニットはインターシャのプルオーバー、シルエットが美しいカットソー、前立てをレザーで切り替えたカーディガンなどを提案。パンツは細身のストレート、アウターはワッペンを施し、遊びを利かせたテーラードジャケットやトレンチコート、アウトシームのレザーブルゾンなどリアルな中に1さじスパイスを加えたアイテムをラインアップした。所々ラメが光り、大人の男の艶を表現。表情のあるパンツはオリジナルで織ったペイズリー柄のテキスタイルだ。「大人の男性達をかっこよくしたい。今は女性無しでは成り立たない時代。身なりや体型に気を使って、女性に良い印象を与えたほうが得。女を味方に付けることは仕事を味方に付けることにもつながるということ。ファッションはライフスタイルやカルチャーへの入り口となる。株や経済だけでない会話の広がりを生む。イイザ ローンがファッションに興味を持つちょっとしたきっかけになれば」と手塚デザイナー。ファーストシーズンは卸しを中心に展開し、2015年2月には表参道ヒルズに直営店をオープンする。店ではカラーやグラフィックを選べるTシャツなど、顧客がデザインに参加できる仕組みを考えているという。アイテム価格帯はトップス9,000から3万5,000円、ニット1万5,000から3万円、ボトムス1万5,000から3万5,000円、アウター7万5,000から25万円。今後ウィメンズ、キッズも構想しているとのことだ。
2014年09月11日資生堂は9月10日、マーケティング改革第3弾として新生するメイクアップブランド「マキアージュ(MAQUillAGE)」の発表会を資生堂銀座ビルで実施した。同社が開発に向け20・30代の女性に意識調査を行ったところ、現況では半数以上がメイクアップを「身だしなみ・習慣」(51.0%)として捉えているが、本心では「楽しみ・上がる」(48.3%)ためにメイクをするのが理想だと考えていることが判明。またリーマンショック等による閉塞感があったムードから脱却し、女性達は「前向き・攻め」の姿勢へと転じていることも明らかになったという。新マキアージュは、「可愛い」だけでなく「華やかさ」「艶っぽさ(セクシー)」を求めるようになった女性達に向け、「ほのかな艶・色っぽさ」をプラスしてワクワク感を楽しめるメーキャップを提案する。自分の中に眠る「女度」をグッと上げる「レディ」がキーワード。既存イメージよりクールでグラマラス、かつエレガンスを備えた比類ないブランドとしてマキアージュを進化させていく。第1弾として、11月21日に「ドラマティックルージュ」(ノープリントプライス)を発売。13万通りの配合により見出された美容オイルをそのままリップスティックにし、潤いを閉じ込めつつクリアな発色とツヤの持続効果、なめらかなテクスチャーを兼備する口紅が誕生した。会場には広告モデルに継続起用された水原希子が登場。「そろそろ『ガール』は卒業。上品で清楚、おちゃめなところもある『レディ』が理想」と水原さん。ドラマティックルージュについて「唇が乾燥しがちな撮影現場でもリップクリームいらず。キーカラーの『イノセントグラマー』は大人っぽいけれど透明感あるレッドで普段から愛用できる」と語り、チャーミングな投げキスで会場中を魅了した。新モデルに起用された長谷川潤も登場する広告は、11月中旬よりテレビや雑誌、ウェブなどで展開。店頭販売は全国ドラッグストアやデパートなど約1万1,000店で行い、韓国やシンガポールを始めとするアジアの9の国と地域でも発売する。
2014年09月10日伊勢丹メンズ館は、昨年9月に好評を博した「トゥミ(TUMI)」と「ソフネット(SOPHNET.)」によるコラボレーションアイテムの第2弾を発売した。地下1階にて取り扱う。ラインアップは、スリングバッグ(3万3,000円)、バックパック・トート(5万7,000円)、ブリーフケース(5万5,000円)、2輪キャリーケース(10万円)など。外装には、前回と同じくネイビーのバリスティックナイロンを使用し、ライニングにはブルーのレオパード柄を採用した。また、オリジナルのネームタグが搭載されているのもポイントだ。ベーシックなビジネスバッグの販売を基本とするトゥミが、派手めなライニングをデザインに取り込むのは、アパレルメーカーとのコラボレーション展開時のみ。また、グレーがかったネイビーの外装は、ソフネットとのジョイントアイテムのみに使用している。伊勢丹の売り場担当者によると、「同シリーズの魅力は、デザイン性の高さに加えて、生地の耐久性と機能面の充実ぶりにある」という。バリスティックナイロンを使ってしっかりと仕上げているため、長期出張に繰り返し使っても劣化が少ないので、永く愛用できるのがうれしい。防水仕様のポケットはペットボトルを気にせず入れられ、キャリーケースの取っ手にブリーフケースの持ち手を通してセットアップで使えば、携帯に便利。デザインと機能が両立したアイテムに仕上がっている。
2014年09月10日銀座三越7階に、9月10日から23日まで、「銀座三越シューズバー(GINZA MITSUKOSHI SHOES BAR)」がオープンする。コンセプトは「男女を酔わせる紳士靴コーナー。」銀座三越は銀座の街に根付くバーに着目し、東京都中央区銀座3丁目の「バー・エバンス(bar Evans)」の澁谷貴光と独自の染色技術で注目を集める「ユハク(YUHAKU)」の仲垣友博にカラーの提案を依頼。二人が考案したカラーを澁谷はカクテルで、仲垣は「チェントフェリーナ(CENTO FELINA)」「フレジーノ(FREGINO)」へのカラーリングで表現した。この二つのシューズは、各4色展開で販売される(チェントフェリーナは4万1,000円、フレジーノは3万3,000円)。サイズ展開はいずれも24.5cmから26.5cm。また、9月13・14日には仲垣による手染め実演が店頭で行われる。ユハク最大の特徴は、同氏自らが考案した染色技術とされるだけに、ファンならずとも一度は見ておきたいところ。色付けは100%染料で行われ、複数の色を手作業で染め重ねる技法は、革本来の表情を美しく浮かび上がらせるので、使いこむほどに味わいが増し、経年変化を楽しむことができるという。
2014年09月10日グラフィックデザイナーやイラストレーターとして幅広く活動するアーティスト・田名網敬一の新作個展「夜桜の散る宵闇」が、東京・渋谷のギャラリー「ナンヅカ(NANZUKA)」で10月25日より開催される。本展では、横3mの大作「夜桜の散る宵闇」を含む新作ペインティングや大型立体作品などを発表予定。新作立体作品は2012年制作の『赤い太鼓橋』をモチーフとした一連のシリーズの新作で、渡ることのできない橋の上に飛行機に乗ったキャラクターが鎮座している。田名網氏は「暗い過去の体験も自身の性格によりポジティブな表現に変換してしまう」とコメントを寄せている。10月25日の18時からはアーティストを囲んでのオープニングレセプションを開催予定。1936年生まれの田名網は、武蔵野美術大学在学中にデザイナーとしてデビューし、ファインアート作品も制作しつつ60年代半ばにはサイケデリックカルチャーやポップアートの洗礼を受け、特にアンディ・ウォーホル(Andy Warhol)との出会いに触発されたという。ベルリンやスイスでの個展開催の他、2015年にアメリカ各地を巡回する「インターナショナル ポップ(International Pop)」展にも出展が予定されている。近年は主な労力をキャンバスに向け、2010年以降は大作ペインティングを中心に自身の歴史を記した、いわば「曼荼羅図」の制作に取り組んでいる。ワコールやユニクロなどとのコラボレーションアイテムも発表している。【イベント情報】田名網敬一個展「夜桜の散る宵闇」会場:「ナンヅカ(NANZUKA)」住所:東京都渋谷区渋谷2-17-3渋谷アイビスビル地下1階会期:10月25日から12月13日時間:11:00から19:00休廊日:月・日曜日、祝祭日入場無料
2014年09月10日オンラインショッピングサイトの「ファーフェッチ(Farfetch)」は、ロンドン発のブランド「ビバ(Biba)」によるアーカイブコレクションを10日から発売する。このイベントはビバの創立50周年を記念したもの。同ブランドはファンションイラストレーターのバーバラ・フラニッキ(Barbara Hulanicki)が立ち上げ、「スウィンギンロンドン」と呼ばれた時代に最も輝いていた。大胆なプリント柄やミニスカートが有名で、ケンジトンのショップは、当時ロンドンのランドマークとして著名となった。今回のコレクションは、ロサンゼルスに店舗を構えるセレクトショップ「ディケーズ(Decades)」との協力のもとで販売される。ブランド黄金期の60年代から70年代にかけて発表された、約100点のアイテムをラインアップ。73年に『ヴォーグ』の撮影でツイッギーが着用したレオパード柄のロングコート(参考価格・23万1,000円)の他、アールヌーヴォー調のプリントブラウス(参考価格・4万7,250円)、白のボタンやバックルをコントラストに用いたミニドレス(参考価格・8万9,250円)など、貴重な一点ものが数多く出品される。発売に先駆け、ファーフェッチCEOのホセ・ネヴェス(Jose Neves)は「ビバは英国ファッションを象徴するブランドで、今日もなお私たちに結びつきがあります。ネクストジェネレーションにどう受け入れられるか楽しみです」とコメントした。
2014年09月09日伊勢丹新宿店メンズ館は、1968年に「男の新館」としてオープンしてから今年で46周年、メンズ館となってから11周年を迎えるにあたり、これまで同館の象徴として使用してきたタータン柄「ブラックウォッチ」を、「ブラックウォッチ/イセタンメンズ」として10月29日にリニューアルする。今回、新たにオリジナルデザインを担当したのはスコットランド・タータン協会の理事であり、タータン大使としても活躍するデザイナー、ブライアン・ウィルトン。お馴染みの緑、青、黒の3色に、新たに日本の伝統色である少し黄味掛かった赤・丹色(にいろ)を加えた。この丹色は、1日の始まりを照らす太陽と、伊勢丹の「丹」の字が意味する“まごころ”を表したもの。昨秋、伊勢丹のタータンが「マクミラン/イセタン」へ生まれ変わった時と同様、「ブラックウォッチ/イセタンメンズ」でも、オリジナルの布地を織ることから始め、その柄を全世界のタータンを一括統制するためスコットランドが国として管理する「スコットランド・タータン登記所」に正式登録する。10月29日からは、伊勢丹新宿店本館1階=ザ・ステージにて、「ブラックウォッチ/イセタン」のお披露目と「マクミラン/イセタン」のリニューアル1周年を記念したプロモーションが行われ、新ブラックウォッチ柄を使用した「ポーター(PORTER)」のトートバッグ、「マッキントッシュ(MACKINTOSH)」のゴム引きコート、「ヒロシツボウチ(HIROSHI TSUBOUCHI)」のスニーカーなどの限定アイテムが披露される。なお、ブランドロゴ「イセタンメンズ」の入ったショッパーは新宿店メンズ館、京都伊勢丹紳士のみで使用。その他伊勢丹店舗の紳士領域(現在「ブラックウォッチ」のショッパーを使用している部門)では「イセタン」のロゴが入ったものが使用される。
2014年09月09日伊勢丹新宿メンズ館1階のメンズアクセサリーを紹介するスペースで「アンティーク&ビンテージジュエリー」のプロモーションイベントが開催中だ。9月16日まで。同イベントでは、イギリスを筆頭とするヨーロッパ諸国で買い付けられたアンティークジュエリー、アクセサリーを期間限定で紹介。会場に集められたアイテムはすべて、19世紀初期から20世紀初期に生み出されたもので、いずれも細やかな彫刻や天然石のあしらいから当時の卓越したクラフトマンシップが伺える。中には、保存状態が良く、ケースまでそろっているものもあり、会場を訪れて眺めるだけでも贅沢な気分に浸ることができる。価格は安いものだと3万円前後で、100万円を超える高額商品もある。ちなみに、一番の高額商品は黒人モチーフのカメオがついたブレスレットで、金額は324万円。その他、22金のアンティークロケット(162万円)、ビンテージのプラチナダイヤモンドリング(140万4,000円)なども一見の価値がある。ほとんどが1点ものだ。同イベントのメンズ館での開催は今回が2回目となるが、前回と比べてモチーフもののラインアップが増えているという。本格的な秋の訪れを前に、ぜひお気に入りの一点を見付けたい。
2014年09月09日「パルコ(PARCO)」は、福岡パルコの新館を11月13日にグランドオープンする。現在の福岡パルコは、地下鉄天神駅と西鉄福岡(天神)駅に直結。交通拠点に面した立地特性を活かした“天神のコンフォータブルストア”として開業した。今回オープンする新館では、このコンセプトを更に進化させ、働く女性や高消費マインドの大人、ファミリーなど幅広い層をターゲットに個々に応じた環境を用意。福岡天神の新たなスタンダードプレイスとして、毎日通いたくなる場を提供していく。各フロアには九州初登場となるショップを始め、セレクトショップ、オン・オフタイムの両シーンにあわせたショップなどが集結した。九州初上陸となるショップでは、アメリカンカジュアルを扱う「フリークス ストア(FREAK'S STORE)」、ベーシックながらも個性が光るファッションとデイリーな小物のセレクトショップ「ネストローブ/ネストローブ コンフェクト(nest Robe/nest Robe CONFECT)」、デイリーユースなアイテムからユニークな雑貨やお土産品までをそろえたウィメンズ・メンズセレクトショップ「アダム エ ロペ ル マガザン(Adam et Rope' Le Magasin)」、遊び心あるスタイルを提案するニューヨーク発の「ケイトスペードサタデー(KATE SPADE SATURDAY)」、ギリシャ発のナチュラルコスメブランド「アピヴィータ(APIVITA)」がオープンする。その他、福岡旗艦店となる「ビームス(BEAMS)」が2フロアで展開。服と雑貨のライフスタイルブランド「ユナイテッドアローズ グリーンレーベルリラクシング(UNITED ARROWS green label relaxing)」、パリのメリーディッシー地区で生まれた女性をイメージしたセレクトショップ「ディッシー バイ サロン デュ ラ トリニーテ(D'issy By Salon de la Trinite Petit)」、長く親しまれるスタンダードなアイテムをそろえる「ノーリーズ(NOLLEY'S)」、チャーミングな女性のスタイルを提案する「ミミ&ロジャー(mimi&roger)」、大人のクラシックスタイルをベースに小物などをセレクトする「アンシェヌマン ミニョン(enchainement mignon)」、シンプルで都会的なスタイルを提案する「ノンブルアンペール(NOMBRE IMPAIR)」などが出店する。また、新館では来館者がコミュニケート出来る「シーン」や「場」として、カフェも充実させた。地方初出店の「みのりカフェ」は、JA全国農業協同組合連合会のプロデュースによる、国産の食材にこだわったカフェ。「フタバ図書」と連動し、本を片手に寛げる場所になっている。「カワラ カフェ&ダイニング フォーワード」は、“オトナたちの癒やしの刺激空間”をコンセプトに、トークショーやライブイベントなどが楽しめるエンターテインメントカフェとして展開。抹茶&日本茶カフェ「ナナズグリーンティー」が新展開するあんこ専門店のカフェ「アン&コー」に加え、世界各地から厳選されたドライフルーツ、塩、スパイス、ジェラート、グラノーラなどを取りそろえた「ファーイーストバザール」もカフェを併設して登場。どちらも新業態店舗として、地下1階の「コンネマート」にオープンする。その他では、ビルイン初となるカフェ「コーデュロイカフェ」、若手ブーランジェとしてパリで注目されるゴントラン・シェリエがプロデュースするベーカリー&カフェ「ゴントランシェリエ」、焼き立てパンからスイーツまで素材を活かしたメニューを提供する「24/7 カフェ アパートメント」、東急ハンズのコンセプトカフェ「ハンズカフェ」も登場。定番の「スターバックスコーヒー」も出店を予定している。その他、各フロアの構成は以下の通り。ビルの顔となる1階はウィメンズとメンズファッションフロア。2階と3階ではリビングにいるような居心地の良い空間を演出し、2階はウィメンズとメンズのアイテムを、3階はウィメンズのアイテムを提供。主に働く大人の女性に向けた店舗をラインアップした。4階は“アーバンライフカジュアル”をテーマに、ライフスタイル提案型ショップやカフェなどファミリーやカップルが楽しめる店舗をラインアップ。5階は“じぶんスタイルカスタマイズ”をテーマに店舗を展開。全国初の「ハンズビー」と「ハンズカフェ」の複合店舗、ワークショップも開催する雑貨ショップ「ラップル」、九州のものづくりを紹介するギャラリー&ストア「シトラス」が出店する。6階にはアートやカルチャー、ブックを楽しめる場として「タマリバ6」が設置された。地下の2フロアは博多弁で“おいで”を意味する“来んね”にちなんだ名で、それぞれ食品とギフトを販売する。地下2階の「コンネキッチン」は、イートインとワイン・グロッサリー専門店で構成。博多流本格派スペインバル「バルトト」、福岡パルコ本館で人気のハンバーグ店がプロデュースするニクヤキダイニング「きわみや ごはん」などが登場する。地下1階の「コンネマート」は“使い勝手良く、私の好きが見つけられる”をテーマに、生活雑貨やコスメ、食品を扱う店舗がそろった。東京発のライフスタイルを提案する「アタッシェドゥイデー」、雑貨とギフトのセレクトショップ「ボンフィット」、すべてのアイテムに蜂蜜を配合したナチュラルコスメブランド「ベキュアハニー(VECUA honey)」など、女性目線の癒しのショップが展開される。その他、新館では、“時間(とき)を楽しむ”をテーマに、館内各所にアート、グリーン、デザインをコンセプトにした空間を配置した。最上階となる6階には、風と季節が感じられる「グリーンウォールテラス」を設置。同フロアのトイレには、若手クリエイターを中心とした作品を鑑賞出来る「アートトイレ」を用意した。4階から5階には「ロフトハウス」をテーマした吹き抜けを設け、木や石などを素材に遊び心あるデザインを取り入れた開放感溢れるフロアとなっている。地下1階から地下2階にかけてのエスカレーターサイドは「グリーンウォール」となっており、四季折々の鮮やかな緑が感じられる空間を演出。また、館内には誰でも接続可能なWi-Fi環境を完備。2・3・5階に休憩スペース「したくば」を配置し、ショッピング中にメールのチェックやお気に入り商品のピックアップなどが出来る。
2014年09月08日ルミネ新宿2階の「イセタン ミラー」が、オリジナルコスメブランド「イセタン ミラー ボーテ(ISETAN MiRROR beaute)」とアーティスト・加藤ミリヤとのコラボレーションによって誕生した限定メイクキットを9月5日に発売した。ラインアップは、情熱的な真っ赤なリップがポイントとなる「ROMAN」、ピンクのチークが無垢な表情を呼び起こす「BABY LOVE」、意思のある瞳と生き生きした唇をもたらす「EMOTION」、少女と大人女性の中間のような絶妙な存在感を演出する「Young Lady」の4種類。いずれもミリヤの楽曲タイトルをテーマに選ばれたアイテムで構成されている。キャンペーン期間中は、これらの楽曲を始めとしたミリヤの人気曲が店内をジャック。また、ミリヤ本人がモデルを務めた特大ポスターが店内を彩る他、店頭サイネージには3日発売のニューシングル「YOU... feat. 仲宗根泉(HY)」収録楽曲のMVが流れる。更に、イセタンミラースタッフは、ミリヤが手掛けたユニフォームをまとって接客。このユニフォームのイメージソースは自身のブランド「カウイジャミール(KAWI JAMELE)」のパイピングシャツワンピ。それを元に、スカート丈を長くするなどして仕事のしやすさにも考慮した一着に仕上げた。今回のコラボレーションに関して売り場担当者は、「ミリヤさんはメイクに対する期待感が非常に高く、メイクで新しい自分を発見する楽しさを知っている人。一緒に物を作っていく中でも、彼女のメイクに対する想いに触れるたび共感を覚えた」とコメント。とりわけ、同店を訪れる10代や20代の女の子達にも、質の高い本物に触れてもらうことで、ラグジュアリーなものをまとう喜びを知って欲しいとの思いには共鳴できたという。キャンペーン初日にお忍びで店頭に姿を見せたミリヤさんは、「アイテム選びにはたっぷりと時間をかけて、実際の発色まで試しながら組み合わせを決めていった」と話し、売り場に並んだキットを前に満足げな表情。また、ユニフォームを着用したスタッフに、「もう少し明るい色のタイツのほうがよりかわいく見える」と気さくに声を掛けるシーンもみられた。ファッション、メイクともに人一倍こだわりが深い彼女ゆえ、9月6日の「ヴォーグ・ファッションズ・ナイト・アウト 2014(VOGUE FASHION’S NIGHT OUT 2014」でのパフォーマンスや着こなしにも注目が集まる。「音楽と同じくらいファッションが好きなので、私自身とても楽しみ。東京の街をあげてのお祭りなので、いつも以上におしゃれして出掛けるのがいいと思う。でも、夜遅くまで続くイベントだから、気合いれてメイクを盛りすぎると崩れるかもしれないから気を付けて」とのアドバイスも。なお、10月には、清水翔太との2MAN全国ライブツアー「THE BEST 2MAN TOUR 2014」もスタートする。スケジュールは、10月6・7日が名古屋(Zepp Nagoya)、10月15・16日が大阪(なんばHATCH)、10月17日が大阪(Zepp Namba)、10月23・24日が札幌(Zepp Sapporo)、10月27・28・29日が福岡(Zepp Fukuoka)、11月11・12・13日が東京(Zepp DiverCity)。チケットは、チケットぴあ、ローソンチケット、イープラスで9月13日から発売予定。イベントの開催期間などは、イセタン ミラーの公式サイト(www.isetanmirror.com)、Facebookページ(www.facebook.com/isetanmirror)でチェック出来る。
2014年09月06日メンズブランドの「ミスター ハリウッド(MISTER HOLLYWOOD)」と「ラグス マックレガー(Rags McGREGOR)」は、合同イベントを開催する。このイベントは9月6日に行われる「ファッションズ・ナイト・アウト(FASHION’S NIGHT OUT)」の一貫として行われるもの。昨年に引き続き、架空のホテル「ザ ホテル アメリカ(The Hotel AMERICA)」の支店という設定で催される。各ショップを訪ねると先着100名に、支店の証であるオリジナルキーホルダーの他、リストバンドをプレゼント。キーホルダーは、ラグス マックレガーに設置されるバーラウンジのメンバーズキーとなっており、リストバンドを提示することでドリンクサービスが受けられる。同ブランドの設立3周年を記念した限定Tシャツも、数量限定で販売される予定。【イベント情報】ザ ホテル アメリカ会場:「ミスター ハリウッド」 、「ラグス マックレガー」住所:東京都渋谷区神宮前4-13-16、東京都渋谷区神宮前4-13-4会期:9月6日時間:19:00から22:00(ドリンクサービス)
2014年09月05日伊勢丹メンズ館で9月10日から、夫婦兼用で子育てに使える「ペアレンツバッグ」の新作が販売される。同館では、館内でショッピングを楽しむ顧客達の「子供連れの男性が持つのにぴったりな買い物バッグがあればいいのに…」「奥さんのトートバッグを代わりに持つときも気恥ずかしさを感じないようなデザインだったらいいのに…」といった声に応えて、ユニセックスで使える色や形を追求。子育てを楽しくするためのバッグ数種を開発した。各ブランド共通の設計は「ベビーカーに掛けられるよう長めのハンドルであること」「着脱式のインナーバッグを内蔵していること」「子育てに必要なアイテムを詰め込むだけの収容力があること」の三つ。その他、ブランドによっては、ペットホルダー付きのものもある。参加ブランドは、「インディード(INDEED)」「スロウ(SLOW)」「オロビアンコ(Orobianco)」「ウルティマ トーキョー(ultima TOKYO)」「カツユキコマダ(KATSUYUKIKOMADA)」の5つ。カツユキコダマが手掛けたオールブラックのペアレンツバッグ(4万9,000円)は、底部分にジッパー式のオムツ入れが付いているのが特徴。内側には、お湯のボトルと哺乳瓶のためのホルダーが二つ着いているのもうれしいポイントだ。その他のブランドも、パパやママを応援するさまざまな機能を備えているだけでなく、ベーシックからモダンクラシック、イタリアンまで様々なテイストのデザインのものがそろっているので、夫婦それぞれの好みに合わせた一品を選ぶこと自体を楽しめる。
2014年09月05日9月10日から16日の1週間、伊勢丹新宿店本館1階のザ・ステージに、「ヴァレンティノ(VALENTINO)」のポップアップストアがオープンする。同ストアでは、クリエイティブディレクターのマリア・グラツィア・キウリとピエールパオロ・ピッチョーリが手掛ける、ヴァレンティノ ガラヴァーニのアイコン的存在のコレクション「ロックスタッズ」から登場する新シリーズがお披露目される。カラーブロックが印象的なイタリアンポップカラーの新作は、色鮮やかなイタリアのポップアートからインスピレーションを得て誕生。4色からなるカラ―コンビネーションが特徴で、ダブルハンドルバッグやミディアムショルダーバッグ(共に23万8,000円)、クロスボディバッグ(16万4,000円)、ミニトート(16万円)など、デザインバリエーションも豊富にそろう。また、パンプス(11万3,000円)、フラットパンプス(10万5,000円)といったシューズ各種も見逃せない。更に、ウォレットやポーチ、アクセサリーも展開。新しいヴァレンティノ・ワールドのポップなコレクションを存分に堪能できそうだ。会期初日の9月10日には、会場内でバッグを購入した先着10名に、モデルで女優のヨンアとフォトセッション出来る権利がプレゼントされる。また、13日には、ヨンアとスタイリストの佐々木敦子によるトークショーも開催される。また期間中、会場内で10万円以上購入した先着50名にはキーリングがプレゼントされる(なくなり次第終了)。
2014年09月05日三越伊勢丹オリジナルバッグブランド「アンミマユス(AMMIMAJUS)」の、14-15AWコラボレーションモデルが発表された。今回のコラボレーションにあたって白羽の矢が立ったのは、スタイリストの地曳いく子、デザイナーの佐原三重子の2名。ファッション誌『eclat』や『croissant』の他、テレビ番組でも活躍する地曳は、「持つだけで気分があがるバッグ」をコンセプトに、伊勢丹新宿店が長年信頼を寄せている日本のファクトリーと共に、洗練された大人の女性に似合う3型を作りあげた。トートやショルダーとしても使える3wayのボストンバッグ(3万9,000円)、荷物が多い日のサブバッグとしても活躍するボストンバッグ(3万4,000円)、スタイリングの要として使いたいバックパック(4万円)は、いずれも美しい色使い。一方、佐原は、三越伊勢丹オリジナルシューズブランド「ナンバートゥエンティワン」でも活躍するデザイナー。柔らかなイエローレザーにネイビーテープを合わせて遊び心を加えたバックパック(4万4,000円)、まるみを帯びたフォルムが印象的なハンドバッグ(3万8,000円)、トレンドカラーのホワイト×ブラックを配したスタイリッシュな雰囲気のトートバッグ(5万2,000円)を完成させた。同プライベートブランドは、ブランドイメージを固定させず、常に新しい試みに挑戦し続けていく姿勢。今後も、信頼の置けるファクトリーと二人三脚でよりよいものを生み出していきたいという。地曳いく子、佐原三重子の両氏とアンミマユスのコラボレーション商品の販売は9月10日から。いずれも三越伊勢丹限定で販売する。
2014年09月04日伊勢丹新宿店ではペルシャ絨毯の伝統美とハイクラスなモダン家具との出合いを演出するイベント「Traditional meets modern - with Persia carpet」が9月9日まで開催されている。同イベント企画担当者によると、今回のイベント開催の目的は来場者に「生活の中にあるペルシャ絨毯」を感じてもらうこと。ペルシャ絨毯と和家具を組み合わせた「Japanese modern」、ヨーロッパのモダン家具とのコラボレーションで織りなす「European modern」の二つのスペースを構築することで、来場者が、自分の家にペルシャ絨毯を取り込むとどんな空間が生まれるかをイメージしやすいように演出する。もちろん、各アイテムは実際に触って手触りを確かめることが可能。ペルシャ絨毯は1枚1枚が手作りのため、品物ごとに表情が違うばかりか、写真ではその表情を伝えきることが困難なため、直に見ることで印象が大きく変わるのも特徴である。そのため、担当者も「歴史ある芸術作品をぜひ間近に鑑賞してほしい」と語る。また、会場では、ペルシャ絨毯の産地、歴史、個々の柄が持つ意味などをパネルで紹介。これまでペルシャ絨毯に関心を持ったことがないという人にも分かりやすいよう、1から丁寧に説明する。会期中、イラン出身のタレント サヘル・ローズによるトークショーを開催。かつて自身もペルシャ絨毯を織っていたというサヘルは、質疑応答を交えながら、イスラムの文化やペルシャ絨毯の魅力を語っていく。今後のトークショー開催日の予定は9月6・7日(各日15時)からスタートする。トークショーの会場傍らでは、サヘルの母親によるペルシャ絨毯作りの実演が行われる。話の流れによっては、サヘルとの掛け合いも期待できるかもしれない。
2014年09月04日伊勢丹新宿本館1階で、9月10日から16日まで「JAPAN TEXTILE のみの市@ISETAN」が開催される。同企画は、日本が世界に誇るテキスタイルの魅力を四つのテーマで紹介するもので、日本ならではの優れた技と感性が光る数々の商品が披露される他、原反測り売りなどのイベントも予定されている。四つのテーマとは、「海外×JAPAN」「JAPANから世界へ…世界に誇る染織技術」「JAPANが誇るデザイン力」、そして「JAPAN最新技術」だ。「海外×JAPAN」では、ラグジュアリーブランドのアイテムも手掛けるイタリアの紡績メーカーの糸を使い、愛知県一宮市で昭和初期から使用されている低速織機を使って織りあげた「SATIO JAPAN」のストール、ドイツ在住デザイナーが手掛ける「SUZUSAN」の有松絞りなど3ブランドを紹介。愛知県の有松地域を中心に生産される有松絞りの技術の高さは世界的にも評価が高く、オートクチュールメゾンに技術提供していることでも知られる。「JAPANから世界へ…世界に誇る染織技術」では、東北山形でモヘアニットを作り続ける「サトウセンイ」、丹後の藤布の有数な継承者である「遊し社」など5ブランドの商品を取り扱う。両社共にハイエンドブランドに買い付けられている。「JAPANが誇るデザイン力」では、国内の藝術大学数校の講師や准教授とタッグを組んで商品開発に挑んだ4ブランドが紹介される。「JAPAN最新技術」で展開されるのは、インクジェットプリントイノベーションプロジェクト、略して「IPIP」。島精機の新デザインソリューションシステム「APEX3」の再現力の高さを自らの目で確認することができる。紹介される商品の中心価格帯は、1万円台から5万円台だが、ヘアアクセサリーなどの小物は3,000円台から展開。また、期間中、「JAPANが誇るデザイン力」に参加している「ニノミヤテキスタイル」デザイナー・二宮とみを招いての「ハンカチの箔プリント&色づけの有料体験イベント」が実施される。所要時間は40分から1時間程度で、参加費は3,000円。
2014年09月03日モデルのSHIHOがクリエーティブディレクターとしてものづくりを行うライフスタイルブランド「ラディアンス ドゥ シセ(radiance de SYHSE)」の初の期間限定ショップが9月3日、伊勢丹新宿店2階アーバンクローゼットにオープンした。今回の期間限定ショップ「ラディアンス ドゥ シセ・ニューデイリースタイルA/Wコレクション」は、伊勢丹新宿店で展開されているライフスタイルブランドからSHIHOが好きなモノ、日々の生活で使っているモノ、ブランドの世界感に合うモノをセレクト。バスグッズ、タオル、リネンやハーブティー、ジャム、オリーブオイル、水など、同ブランドがテーマとするシンプル・ナチュラル・ラグジュアリーな“大人の女性のためのリラクシングウェア”に、コーディネートされたライフスタイルが提案されている。「ブランド名にラディアンス(輝き)とあるように、“日常が輝くための世界”を空間全体で構成した。健康で幸せなことが輝ける原点。洋服だけではなく小物などを含め、スタイリッシュで清潔感があって、ハッピーになれる空気感を全体で感じていただければ」とSHIHO。今回、伊勢丹限定商品としてポーチ付きTシャツワンピース(1万2,000円)を限定販売。「彼のTシャツを借りたイメージで、朝食の時に着たくなる1枚。旅行に便利なようにポーチ付き」(本人)。また6日にはSHIHOが1 日店長として来店。スタイリングアドバイザーとしてコーディネート。「最近のお気に入りのワントーン合わせなど大人の着こなしなどを提案します」と意気込む。また期間中、同ブランドの世界感に合わせたゲストを招いたトークイベントを開催。オープン当日は菊池直子(Harper's BAZAARファッション クリエイティブ ディレクター)、市川麻衣子(デザイナー )が登場。トークではSHIHOは「年齢と共に似合う服が変わり、30代、40代になると着飾るだけでは追いつかない。本当に自分自身の普段の生活がそのままスタイルに出るので、家に帰ってまず袖を通したくなる服、犬の散歩などでも気分の上がる服を作りたかった」がコメント。「(SHIHOちゃんとは)昔からの友人だけれど、プライベートで着ている服がシンプルで、家族ができて生活も変化した今のタイミングでのブランドデビューはちょうど良かったのでは。彼女の大人の世界感の出たブランドになれば」(市川さん)とエールを送り、「SHIHOさんのように自分のなりたい女性像が永遠にある姿勢が大切。素敵な女性でいるためにはシンプルにすることが一番だけれど、オンとオフの切り替えが上手なことも重要」(菊池さん)と、輝いている大人の女性についてトークが盛り上がった。7日には坂井佳奈子(ELLE girl編集長)、渡辺いく子(スタイリスト)をゲストにトークライブが行われる。1 回目は13時から30分、2 回目は16時から30分。
2014年09月03日イタリア・フィレンツェ発のラグジュアリーストールブランド「ファリエロ サルティ(Faliero Sarti)」が、日本初の旗盤店である「ファリエロ サルティ青山店」を東京・南青山(東京都港区南青山5-3-25)にオープンした。オープンを記念して、クリエーティブディレクターのモニカ・サルティがデザインした限定ストール(4万8,000円)を発売。東京の南青山周辺のマップをベースに、ファリエロ サルティが本拠地を構えるフィレンツェと東京のランドマークなどをモニカがハンドペイントしたこのストールには「イタリアから東京へ愛をこめて」という思いが込められている。同店では、常時100種類以上のフルコレクションが並び、他店では取り扱いのない商品も多い。デザインはプリント、レース、無地の三つがベース。今秋登場したディズニーの限定コレクションには、手書きコミック調でミッキーマウスやミニーを描いた柄や、タイポグラフィーで描いたメリーポピンズ柄、映画も人気のマレフィセントの柄など全9柄がそろう。各5万9,000円。ファリエロ サルティは1949年にフィレンツェで創業。1992年に創業者の孫であるモニカがクリエーティブディレクターに就任し、最高級ストールのコレクションをスタート。優れた技術によって作り出される独特の柔らかな肌触りや纏った時の立体感が支持を得、ラグジュアリーストールブランドとしての地位を確立した。
2014年09月03日夜のしじまを彩る蝉の声が鈴虫の羽音へと変わってきたら、夏はもう終わりに近づいている証拠。クラシカルな雰囲気が似合うシーズンに向けて、部屋の装いも秋仕様にスイッチさせてはいかがだろう?烏丸御池の「セブンティービーアンティークス(70B ANTIQUES)」(京都市中京区三条通高倉東入桝屋町53-1)でなら、照明や食器棚などの家具から、カトラリーやお菓子缶の小物まで、他店と比べてリーズナブルな価格で入手できるので、模様替えが何倍にも楽しくなること必至だ。同店がオープンしたのは2012年3月のこと。以来、本場イギリスのアンティーク業界で経験を積んだオーナーが、他店とは全く異なる独自のルートを駆使した買い付けを行い、他のどんな店でもみることができないような品を集め続けている。加えて、家具類のグラつきやガタつきを修繕は現地で修業した専門スタッフが担当し、一度解体して組み直すことで、永く愛用できる状態に整えてくれるのもうれしい。店内には、1860年代から1960年代のイギリスやフランス、ベルギー、オランダのものを中心にセレクトしたアイテムが所狭しと並ぶ。アイテムはすべて現地で買い付けて倉庫に保管しているが、聞けば、月1でコンテナが到着するたびに倉庫はシャッターすれすれまで満杯になるとのこと。しかも、そこから店への搬入は週に約5日。理由を尋ねると、「回転が早いんです。毎日新しいアイテムが投入されているので、一週間後、一ヶ月後には店の雰囲気ががらりと変わるのが常です」とショップスタッフ。センスの良い品がそろっている上、安価な価格設定ゆえ、常連も一見さんもあれもこれもと買い占めたくなるのだろう。二者択一できずに困ったときや商品の蘊蓄を知りたいときは、店員と会話に花を咲かすのもまた楽しい。「スタッフは1人ひとり好みが全く異なるんですよ」と教えてくれたスタッフにイチオシ商品を問うと、レジ前にぶらさがった店一ゴージャスなシャンデリア(6万9,875円)や個性的なデザインの「マッスルミラー」(2万3,750円)を挙げてくれたが、尋ねた相手が違えばきっと答えも違っていただろう。ということは、自分と似た趣味の店員を見つけてコミュニケーションを深めれば、自ずとアンティークへの造詣も深まってくるはず。そう。この店は、何気なくふらと立ち寄り、「やあやあまた来たよ」の挨拶からはじまるひと時までをも満喫できる店なのだ。人と人とが時代を超えてつながり、買い物を通して店員との絆が深まる。いわばアンティークとは、人間の心により豊かな色彩をもたらすものなのかもしれない。
2014年09月03日イッセイ ミヤケ(ISSEY MIYAKE INC.)が展開する「ハート(HaaT)」が、日本で作るテキスタイルに焦点を当てた企画展「Heart in HaaT」テキスタイル展を9月8日まで、東京・港区のLA COLLEZIONE3階で開催している。ハートはテキスタイルデザイナー皆川魔鬼子と企画チームによる「テキスタイルから発想する」ブランド。2000年のブランドスタートから日本で作るテキスタイルにこだわり、日本の産地とともに開発した新しい技法を現代の服に生かしてきた。今回は00-01AWのファーストコレクションの有松絞りのジレや14-15AWで発表した京都西陣の階段絣(かすり)柄をジャカード織りで表現したテキスタイルなど、15年間のアーカイブの中から、厳選した服や小物67点を展示。絞り、丸編、加工、先染め、一本の糸を結んで多色 にすることで多品種小ロット織物生産システムを可能にする機械アレンジワインダーなど、技法別に分けることで、よりわかりやすく表現している。会場で渡される清水早苗編集によるテキストで、見ただけではわからないアイテムの詳細な説明や作られた産地、テキスタイルの混率なども知ることが出来る。また、空間デザイナーh220430の板坂諭によるルーペのように糸や技法の細部を拡大したように見ることが出来る、しずくや水滴をイメージした展示など、多くの人が楽しめるようになっている。トータルディレクターの皆川さんは企画展の開催について「10周年の時にできなかったので以前からこのような企画展をしたいと考えていた。次のステップに向けて新しい方向性を打ち出すためにも、これまで明かしていなかった技法や工夫を公開し、気持を新たにしたい、というのが一番大きな理由。日本ではこういうものが作られている、こんなことも出来る、ということをたくさんの人に知ってもらいたいという思いもある」と語った。また、日本での物づくりについて「リーマンショック以降、低価格商品の求められた頃が一番大変だったが、そういう時代に日本で何が出来るのかを考えて作ってきました。ブランドスタートから仕事をしてきた多くの企業は今も健在ですが、糸染めなどの各工程や最終の整理や加工をする企業が少なくなり、以前なら2ヶ月から3ヶ月で出来ていたものがさらに1ヶ月掛かるような状況になっています。日本にも、テキスタイルのきっかけになる糸をストックする企業が増えれば織りやすくなるし、若手のデザイナーも見本を作りやすくなる。そうした問題をデザイナーも考えなければいけないし、一般の人達にも知ってもらえれば」と話した。6日には18時半からトークイベントを開催し、22時まで開場する。
2014年09月03日セブン&アイホールディングスは、地域最大規模の商業施設「グランツリー武蔵小杉(GRAND TREE MUSASHIKOSUGI)」を11月下旬にオープンする。最新記事『グランツリー武蔵小杉徹底解剖』はこちら同施設では、「物を売るだけでも便利なだけでもなく、お客様一人ひとりの暮らしを、人生を、もっと豊かに、もっと幸せにする場所でありたい」という抱負のもとに、様々な“愛”をテーマにした仕掛けを用意。各フロアをファッションや雑貨、食品といったジャンルで分けるのではなく、ライフスタイルを意識したコンセプトのもとで店舗を展開していく。1階はフロアコンセプトを「My Beautiful Life」とし、例えば女性が仕事や子供の送り迎えに立ち寄れば、ぐるっと一周することで気持ちが上がるようなフロアを目指す。セレクトショップでは「ビームス(BEAMS)」や「アーバンリサーチロッソ(URBAN RESEARCH ROSSO)」、アーバンリサーチの新業態「アーバンリサーチ サニーレーベル(URBAN RESEARCH Sonny Label)」などの他、雑貨も扱う「ラウンジドレス ガリャルダ ガランテ(Loungedress GALLARDAGALANTE)」が出店。一方、コスメでは世界中のナチュラル&オーガニックコスメを中心に雑貨も扱う「コスメキッチン(Cosme Kitchen)」、オーストラリア初のオーガニックコスメブランド「ジョンマスターオーガニック(john masters organics)」が出店する。レストランではタルトカフェ「ハンドベイクス」、2012年ピザW杯世界チャンピオンによる本格石釜ピザ「ダ・ボッチャーノ」の他、「原宿餃子楼」「活 美登利寿司」など、いずれ劣らぬ人気店が集結した。一方、食品物販ではワインを豊富にそろえた「エノテカ」や、しっとり食感のシフォンケーキ専門店「ザ シフォン アンド スプーン」、色とりどりのエクレアを中心に取りそろえる「エクレール ド リーヴ」などをラインアップしている。また、正面入口には、共有スペース「AQUA GARDEN」が登場。1階から4階まで続く吹き抜け空間となっており、14mの高さから音と光の演出とともに水が流れるオブジェを設置した。木と緑の演出のなかでリラックスしながらベンチで一休み出来る。2階のフロアコンセプトは「CLOSET&MIRROR」。ファッションとビューティーを取り扱うショップを展開し、大きなクローゼットのようになんでもそろう空間を目指す。「そごう・西武」では、「ケイトスペード(Kate Spade)」「セオリー(theory)」「レペット(Repetto)」などの人気ブランドをラインアップ。他にも「バナナリパブリック(BANANAREPUBLIC)」や「シェアパーク(SHARE PARK)」「ベイフロー(BAYFLOW)」など大人の男女向けのライフスタイルショップ、「「ザラ(ZARA)」」や「ギャップ(GAP)」などウィメンズやメンズ、キッズまでそろうファストファッションが出店する。その他、原宿で人気のヘアサロン「GARDEN」が手掛ける「ニュートラル」が郊外では初めて出店。ニュージーランド生まれの自然派コスメブランド「リビングネイチャー」も、日本ではこれが初の出店となる。3階はフロアコンセプトを「Enjoy Living!」とし、本や楽器といった暮らしのショップをそろえる。「白ヤギ珈琲店」と「紀伊國屋書店」による初のコラボが実現し、こだわりのコーヒーを味わいながら本が読める、くつろぎの空間も提供される。インテリアや雑貨では、モードなライフスタイルを提案する「フランフラン(Francfranc)」、新しくも懐かしいアイテムを集めた「ウニコ(Unico)」、既存店とはテイストを一新させた。「ロフト」、利便性やデザイン性を取り入れたライフスタイルを提案する「ホーム アンド ワークス(HOME&WORKS)」、オリジナルラッピングやデコレーションを扱うギフトショップ「キャナエル(canaelle)」、キッチン雑貨「アンジェ ボン ルパス(Angers bon repas)」などがオープン。他にも、トレッキングアイテムを扱う「スノーピーク(snow peak)」など、趣味を楽しく飾るショップも充実させた。4階のフロアコンセプトは「Handy for Moms」。子供向けのアイテムから家族のファッション、フードコートまでを展開する、ママのためのお助けフロアとなっている。ナチュラルな可愛さを演出するガールズ&ボーイズブランド「プティマイン(petit main)」、ポップでキュートな雑貨を安価に提供する「レインボースペクトラム(rainbow SPECTRUM)」、ベビー用品専門店「アカチャンホンポ」、手芸材料の専門店「マーノクレアール」、「グッディ パーク(gooday park)」がオープン。「グッディ パーク」は、イトーヨーカドーの新しいファミリーカジュアルショップで、毎日の生活に“ちょうどいい”を提案している。フロアには、ボールプールや滑り台などで遊べる知育プレイグランド「あそびのせかいボーネルンド」を設置。カリフォルニア生まれの子供向けフィットネスクラブ「マイジム」では、ネイティブな英語で語学学習も兼ねた情操教育を提供する。子育て中のママや幼い子供を意識したタリーズコーヒーの新業態カフェ「タリーズコーヒー キッズコミュ」もオープンする予定。フードコートには、韓国を中心に展開する「ペックスビビンバ」が、赤坂で人気のゼスン食堂のプロディースで日本初上陸。山田宏巳が手掛けるファストイタリアン「パスタヒロ」、台湾の高級茶葉を使用したタピオカジュースを提供する「ブルプル」など、幅広いメニューを提供する。共有スペースは2ヶ所を用意。「スマイルスクエア」では裸足で遊ぶことが出来るよう、床全面に安全性に配慮した人工芝カーペットを敷いた。その他、子供達が双方向で遊べる大型マルチモニターを設置し、絵本の読み聞かせやファッションショー、ミニコンサートといった子供向けのイベントも開催される。一方「PARTY FOR YOU」では、1階で購入したフードコートメニューなどが持ち込み可能。“ママ友とゆっくりくつろぎたい””おともだち家族と一緒に”と言った目的に使えるレンタルパーティースペースとなっている。屋上には“都会の中のオアシス”をイメージした、商業スペースでは日本最大級の庭園「The Roof Park」を用意。“PLAY&JOY”“RELAX”“EAT&FLAVOR”の三つのテーマで構成され、テーマに応じて約300本の樹木や約8,000株の植物が植えられる予定。心地よい光や風が吹き抜ける中で、天然芝やウッドデッキを散策出来る。一方、花壇では、春には「ミリオンベル」や「マーガレット」、夏には「サンビーナス」や「サマースプラッシュ」、秋は「サフィニア」、冬には「ウィンティー」など季節を通じて色とりどりの植物と触れ合える。庭園にはウッドベンチや木製の遊具も設置。子供から大人までゆっくりとした一時が過ごせる。
2014年09月03日