FASHION HEADLINEがお届けする新着記事一覧 (832/854)
6月17日から20日の4日間、フィレンツェで開催された2015SSメンズ展示会のピッティ・イマージネ・ウオモ86のファッションスナップを数回にわたりお届けする。第4回目はフルビアード(ヒゲ)。
2014年07月01日7月1日発売のメンズカルチャーマガジン『アイスクリーム(EYESCREAM)』8月号(スペースシャワーネットワーク)は、メイン特集として「コム デ ギャルソン(COMME des GARCONS)」を取り上げる。題して特集タイトルは「99人によるコム デ ギャルソン(99 PERSPECTIVES on COMME des GARCONS)」だ。内容は、同誌がクリエーター99人に対し異なった質問を投げ掛け、彼らが自分にとっての「コム デ ギャルソン」を語るという単純明快なもの。同社がリクエストしたことは「同じことは繰り返したくない。やるなら新しい切り口を考えて欲しい」と、特集巻頭に掲げられている。よしもとばなな、ファレル・ウィリアムス、操上和美、森永邦彦、中村ヒロキ、蘆田裕史、高橋盾、真鍋大度、菊池武夫、妹島和世、大友克洋、猪子寿之、ヴァーバル、ジュリアン・ディス、栗野宏文、加茂克也、バジョウ、草間彌生、フィリップ・パゴウスキー等々コム デ ギャルソンとかかわりが深い者からニュージェネレーションまでが54ページにわたり登場。各々が対談・寄稿・ビジュアル製作など様々な形で“語る”。表紙のグラフィックは、アーティスト・河村康輔がコム デ ギャルソンにまつわる様々な印刷物をコピーして製作したもの。彼は以前大友克洋とコラボレーションしている。過去、『ハイファッション(high fashion)』『ペン(Pen)』『美術手帖』などで大きく特集されたコム デ ギャルソンだが、ストリート的側面が強いEYESCREAMという意外な雑誌と組むことになった。
2014年06月30日6月17日から20日の4日間、フィレンツェで開催された2015SSメンズ展示会のピッティ・イマージネ・ウオモ86のファッションスナップを数回にわたりお届けする。第3回目はブルージャケット。
2014年06月30日サンローラン(SAINT LAURENT)が、14-15AWメンズコレクションのキャンペーンビジュアルを公開した。起用されたのは、バンド「ホワイトルーム(WHITE ROOM)」のリードシンガー、ジェイク・スモールウッド(Jake Smallwood)とギタリストのジャック・ダルビー(Jack Dalby)ら若き英国ミュージシャン2名。エディ・スリマン(Hedi Slimane)により、5月にロサンゼルスで撮り下ろされた。スモールウッドは同ブランド13-14AWメンズコレクションに登場している。ホワイトルームはブライトン出身のオルタナティブ系バンド。英ミュージシャン、ポール・ウェラー(PAUL WELLER)は「ホワイトルームからは目が離せない。特にジェイクは素晴らしい若きボーカリスト」とスモールウッドを評価している。
2014年06月30日スイスのバッグブランド「フライターグ(FREITAG)」は、サイクリストに向けたメッセンジャーバッグ「F152 ハーパー(HARPER)」(3万5,300円)とツールバッグ「F154 グレンジャー(GRANGER)」(5,300円)を発売した。プロメッセンジャーの厳しい要求にもマッチするF152 ハーパーは、頭から被る必要なく素早く背負え、前後左右に振れない左右対称モデル。エクステンションストラップにより19Lまで拡張可能な大容量で、ジッパー付きアウトポケットや取り外し可能なインナーコンパートメント、Uロックポケットが付属。「F1 ジョー(JOE)」と「F18 レックス(REX)」の後継モデルでもある。サイズは52×22×32cm。F154 グレンジャーは、サイクリストが不測の事態に見舞われた際に自転車の修理や救命に必要なアイテムを詰め込めるロールアップ式ツールバッグ。フィックスドギアライダーのパトリック・シーベース(Patrick Seabase)と共に作り上げ、サドルに固定できる仕様。タープ製フラップカバー付きのポーチにバイシクルツール、ジッパー付きインナーコンパートメントに交換用スペアやクレッジットカード、臓器提供カードなどを収容可能。サイズは14×37cm、直径約9cm。
2014年06月30日「サンローラン ミュージック プロジェクト(SAINT LAURENT MUSIC PROJECT)」の最新版に、英バンド「テンプルズ(TEPLES)」のメンバー、ジェームス・エドワード・バッグショー(James Edward Bagshaw)が起用された。写真はエディ・スリマン(Hedi Slimane)が、5月にテキサス州都・オースティン、6月にニューヨークで撮影。ファーを纏った姿、ソファーに腰掛けギターを手にするバッグショーの姿をモノクロで写し出した。9月に出版されるエディの写真集『ソニック(SONIC)』にも、バッグショーがメイン被写体の1人として登場する予定という。テンプルズは、英国・ミッドランズ出身の4人組サイケロックバンド。2012年発表の『シェルター・ソング』が反響を呼び、ノエル・ギャラガー(Noel Gallagher)やジョニー・マー(Johnny Marr)らビッグネームも絶賛。14年5月に初のジャパンツアーを行い、7月開催のフジロックフェスティバルにも参加予定。バッグショーはボーカル兼ギターを担当している。
2014年06月29日スペインのラグジュアリー・ポーセリン(磁器)ブランドのリヤドロが、デザイナー・森田恭通とコラボレーションした作品を7月から販売を開始する。これ先だって6月13日に同作品「Life is Flower」の発表を記念したイベントが行われ、リヤドロ社リサ・リヤドロ社長も来日した。「昨年7月にセニョール森田が奥様の大地真央さんを伴って我が社を訪れたときには、まさかこんな素敵な作品が出来上がるなんて夢にも思わなかった」と話すリサ・リヤドロ社長は今回の作品を絶賛。「リヤドロが長年培ってきたポーセリン技術と叡智で、スカルと花を用いて“生命の息吹き”を表現。作品のタイトル通りで、希望に満ちた幸せな未来を願ってます」と森田氏。リヤドロ社の職人が1枚ずつ花びらを作成し、無数の花で出来上がった作品は全世界100個限定で72万円(台座付き)。7月2日より森田が婦人服フロアのリモデルデザインを手掛けた伊勢丹新宿店で先行発売され、9日よりリヤドロブティックおよびリヤドロショップ、リヤドロオンラインショップ他、リヤドロ取り扱い店にて一般販売される。
2014年06月28日フレッド・ペリー(Fred Perry)と英ブランド「ナイジェル・ケーボン(Nigel Cabourn)」は6月16日、お互いテーブルテニスを愛しているという共通点から、コラボレーションアイテムをロンドンで発表した。フレッド・ペリーの創設者フレデリック・ジョン・ペリー(Frederick John Perry)は英国で生まれ、1930年代にウインブルドン大会を始めとする多くの世界選手権で優勝したテニスフプレーヤーとして知られているが、実はテーブルテニスの世界チャンピオンでもあった。一方デザイナーのナイジェルは、現在も週に5日は元英国代表のコーチと共に練習をしている程のテーブルテニス好き。フレッド・ペリー自身のファンでもあることから、過去にフレッドが現役時代に着用していた服からインスパイアされ「テーブルテニスをベースとしたコレクション」をテーマにコレクションを発表したこともあった。初コレクションはメンズウエアのみ。展示会場には、クラシックなユニフォームを思わせるポロシャツやブルゾンなどのカジュアルなルックに加え、トートバックやキャンバスシューズなども並んだ。ナイジェル自身が、コレクションの説明やコラボレーションに至までのエピソードを語り、来場者にスタイリングを組むなどして、デザイナーの人柄が伝わるアットホームなムードのイベントとなった。会場となったロンドン・コヴェント・ガーデンのスペースには、今秋ナイジェル・ケーボンのオンリーショップがオープンする予定という。ナイジェルは、今回のコラボに関して「フレッド・ペリーは、英国の歴史や伝統、英国生産にも注力しているという点で、私と同じく真の英国ブランドとして持つ、高い意識にとても共感出来る。更に、フレッドの大ファンであることから共作出来て光栄」と語る。
2014年06月27日「ナイキ(NIKE)」は、ブラジルの2大都市であるリオデジャネイロとサンパウロへの旅に着想を得て誕生したブラジルパックを発売した。本コレクションでは、リオとサンパウロでそれぞれ愛される3モデルのナイキのスタイルにオリジナルプリントを施して各都市を表現。手触りの良さが持ち味のジャカード地で描いた。リオパックは、リオデジャネイロの起伏に満ちた地形や豊かな緑を表現。様々なトーンの緑を使った皮革・合成皮革の素材の重ね使い、カラフルな蘭の花や野生生物などの刺繍を、ホワイトソールと組み合せた。高さを4分の3カットにしてルナロンソールを用いた「ナイキ ルナ フォース 1 MID ジャカード(NIKE LUNAR FORCE 1 MID JACQUARD)」(2万2,000円)、フルレングスのビジブルエアユニット使用の「ナイキ エアマックス 97 ジャカード(NIKE AIR MAX 97 JACQUARD)」(2万円)、90年代のフットボールに着想を得て薄いソールを用いた「ナイキ ティエンポ ズーム MID 94 ジャカード(NIKE TIEMPO ZOOM MID 94 JACQUARD)」(1万4,000円)の3モデルがラインアップ。サンパウロパックは「ポルトガル舗装」とも呼ばれる石畳の歩道をモチーフとし、フルグレインレザーの重みのあるキャンバスに、ポリエステル糸を用いたジャカードの有機的・幾何学的な模様を組み合わせた。上に重ねたパネルは端を織り込んですっきりと仕上げ、ソールはホワイト。「ナイキ ルナ フォース 1 MID ジャカード(NIKE LUNAR FORCE 1 MID JACQUARD)」(2万2,000円)、スケートボーダーのニーズに応えるために誕生した「ナイキ ブレーザー ズーム HI ジャカード(NIKE BLAZER ZOOM HI JACQUARD)」(1万4,000円)、取り外し式シュータン付き「ナイキ ティエンポ MID 94 ジャカード(NIKE TIEMPO MID 94 JACQUARD)」(1万5,000円)がそろう。Nike.com/nikelab及び一部販売店で扱われる。軽装となる夏のスタイリングにアクセントとなる足元を演出する。
2014年06月27日中野ブロードウェイに7月10日、アートギャラリー「Gallery リトルハイ」がオープンする。22日まで初回展示として造形作家・小林和史の個展「小林和史 ムシウム(MUSISUM) ―造形昆虫思考―」が行われる。展示タイトルは「虫」と「アニミズム(万物に霊魂が宿っているという考え方)」を掛け合わせた造語。小林のライフワークでもある、1枚の紙からハサミによって即興で切り抜き立体に折り上げた、本物の虫も騙されたほどリアルな切紙虫たちを展示する。「人間が自然の一部でしかないとすれば、人間も昆虫も同じ存在。視点を変えて昆虫の立場になって人間界を眺めたってイイ訳で、僕は子供の頃からそうしている」と小林氏はコメント。小林はイッセイミヤケのデザイナーを経て独立。伊勢丹新宿店、メゾンエルメス、銀座ソニービル、六本木のリッツカールトンホテルなどで展示を行う。「自然」「身体性」をテーマとするコスチュームデザインや舞台、映像、CMなどのトータルデザインを手掛け、「U2」ギタリストのジ・エッジ(The Edge)や「ローリング・ストーンズ(The Rolling Stones)」ギタリストのロン・ウッド(Ron Wood)も作品を所持。Gallery リトルハイは、国内外から年間800万人が来館するサブカルチャーの聖地・中野ブロードウェイに出店。誰もが気軽に立ち寄れる「路面店のアートギャラリー」として誕生した。主宰する小高均氏は、「中野ブロードウェイの来館者はモノに対する感度が高く、潜在的なアート需要があると思う」と話す。小さくてコンパクト(LITTLE)な空間で上質(HIGH)なアートに出合える「人とアートを結びつける企画&レンタルギャラリー」がコンセプト。【イベント情報】「小林和史 MUSISUM ―造形昆虫思考―」会場:Gallery リトルハイ住所:東京都中野区中野5-52-15ブロードウェイセンター4階会期:7月10 日から22日時間:12:00から19:00(最終日は17:00まで)休廊日:水曜日入場無料
2014年06月27日180年以上の歴史を誇るスイスの時計ブランド「ジャガー・ルクルト(JAEGER-LE COULTRE)」が、ジュネーブで発表したばかりの新作と定番コレクションをそろえたイベント「マニュファクチュールの伝統とエレガンスフェア」を伊勢丹新宿店本館4階=ジュエリー&ウォッチで7月1日まで開催している。同フェアにはジャガー・ルクルトの定番コレクションのほか、アイコンウォッチ「レベルソ」の新作「グランド・レベルソ・ナイト&デイ」や、男性用の「マスター」の新作「マスター・ウルトラスリム1907」、女性用の「ランデヴー」の新作「ランデヴー・デイト」などがそろう。6月28日には、日本でただ1人というジャガー・ルクルト彫刻師がレベルソのケース裏にイニシャルやデッサンを施す様子を実演するデモンストレーションも行われる。時間は13時から15時までと16時から18時までの2回。また、期間中の購入者を対象に数量限定の特製ギフトも用意されている。
2014年06月26日銅版画家の山本容子が個展「山本容子展 アート イン ホスピタル」を伊勢丹新宿店本館7階催事場にて開催している。2005年から山本が新たなライフワークの一つとして取り組んでいる「アート イン ホスピタル」。これは、絵の持つ力で患者を始め看病する家族や医療従事者達が心穏やかに過ごせるよう病院内でアートを活用するという考え方だ。山本は自身の父の死をきっかけにアート イン ホスピタルに興味を持ち始め、福祉先進国のスウェーデンにて勉強した経験もある。まだ国内ではなじみの薄い病院でのアートについて山本氏は、「病院を訪れる患者の心情には治りたいという前向きな思いと共に、緊張や不安もある。心の底ではどこか怖い場所というイメージがあるかもしれない。実際に病院内でアートを取り入れているスウェーデンは、病院こそ最も美しく快適でなければならないという考え方だ。私もアーティストとして、アートを通じて日本での病院に対する意識を変えられないかと考えている」と話す。病院に飾られるアートに求められるものは「作品の善し悪しではなく、その環境や土地にふさわしいものでなければならない」と語る山本氏は、制作のオファーを受けると即現場に出向き、患者や病院スタッフとそこに何を描くかミーティングを重ねる。そこには彼女の「病院内のアート作品は自分の好きな世界観を描いてはダメ。その場で過ごす方々と会話を重ね、どんな絵が効果を生み出すのかを一緒に検討することが大事」という考えがあるからだ。同展示で入口すぐのスペースに展示される原画は、高松赤十字病院の西玄関に描いた作品のために制作したもの。同作品は2000年に描いた『愛の小径(Les chemins de L’amour)』というフランスのシャンソンをモチーフにしたエッチングをベースにしている。しかし、原画には元のエッチングには無い要素が描かれている。島や海、オリーブの木は現地での関係者達との会話の中で、直島や小豆島など瀬戸内海の島々と海やオリーブの木を描いて欲しいという声が上がったことから加えられた。また、病院のエントランスに飾られるという立地性から、子供の目の高さにはカエルを書き加えるなど通行者の目の高さも意識した工夫が凝らされている。高松で前述の作品を1週間掛けて描く間、患者やその家族だけでなく、病院で働く医療従事者にも日々変化する作品の制作過程を楽しみにする様子が見られたという。その経験から、彼女は「医療従事者にとって病院は日常生活の大半を過ごす場所。その場が殺風景だったら彼らも癒やされない。患者と同様、医療従事者の方にもリラックスするための空間は必要」だと考える。また、病院において求められるアートについて「環境音楽のようにさりげなく環境に溶け込み、見る人に静かに何かを語りかけてくれるものではないかと思う」と自身の考えを述べた。山本はこれまでにも同店で個展を開催してきたが、今回は百貨店で展示を行う意義を強く感じているという。「百貨店は人々が夢を求めて来る場所。買い物ついでに立ち寄って作品を見ていただき、病院におけるアートの在り方や医療現場に求められることを考えてみるきっかけになれば嬉しい」
2014年06月26日銅版画家の山本容子は、「山本容子展 アート イン ホスピタル」を伊勢丹新宿店本館7階催事場にてスタートした。会期は6月30日まで。彼女が病院におけるアートをテーマに大規模展を開催するのは今回が初。会場には、病院という場で過ごす患者や医療関係者が心穏やかに過ごせるようにと山本が手掛けた作品やその原画などが展示される。会場には山本が未来を感じたという病室で過ごす患者自身が病室に飾る絵を選ぶ「アートテイク」のためにセレクトした作品も展示され、その一部は購入することも可能だ。アートテイクゾーンの作品には、本を読むのもつらいという症状の子供のために、その絵があることで家族や看護師と会話が広がるようにと山本が選んだ作品もある。展示作品は、会場中央には同氏が初めて手掛けた病院におけるアート作品である中部ろうさい病院特別室2室の天井画『チューリップ』や和歌山県立医科大学付属病院母子医療センター治療室前の壁画『鳥の歌』『オーヴェルニュの子守歌』、エントランスには今年山本が手掛けた高松赤十字病院の西玄関に描かれた壁画『愛の小径(Les chemins de L’amour)』の原画など。この原画は、制作期間の限られた病院での作業を前に、山本のアトリエで描かれた現場と同サイズのキャンバスに描いた設計図とも呼べる下絵だ。山本は趣味人だった父が病院での闘病生活の末亡くなった後、そのベッドに横になってみたという。そこで病室のぶつぶつと穴の空いた白い殺風景な天井が目に入り、最期に見た光景はこの天井だったのかと悲しい気持ちになった。それ以降、病院におけるアートの力を問うべく、医療関係者に出会う度に「病院で天井画を描かせて欲しい」を語り続け、ある対談で出会った中部ろうさい病院院長が山本に賛同し、2005年に第一号となる天井画が生まれた。山本氏は、「今回は自分の世界観を一方的に伝える展示ではなく、病院環境の質という社会問題をアーティストの視点で捉えて制作した作品を展示している。アート イン ホスピタルには一つの正解がある訳ではないので、鑑賞者も知恵を出し合って様々な問題を解決できる社会になれば嬉しい」と語った。28日11時から12時の間、山本自身がキャンバスの仕上げをライブで見せる公開制作を実施。また、29日14時45分から15時45分にはサイン会を開催。会期中会場で書籍を購入した先着80名にサイン会整理券を配布する。
2014年06月26日「ビルケンシュトック(BIRKENSTOCK)」は6月24日、新商品のサンダル「マドリッド エヴァ モデル(MADRID EVA MODEL)」(以下、EVAマドリッド)の発売を記念したローンチパーティーを、原宿・VACANTで開催した。EVAマドリッドは、柔らかさと弾力のある軽量樹脂素材「EVA」を使用。さらにプラスチック製のバックルを採用することで、丸ごと“ウォッシャブル”という、ビルケンシュトック史上初の特徴を備えたアイテムに仕上げている。カラーはオールホワイト・オールブラックの2色、サイズは36(約23.0cm)から41(約26.5cm)の展開で、価格は3,500円。6月16日に旗艦店で発売され、1週間で1,200足以上の売上を記録したという。ローンチパーティーにはビルケンシュトックのアンバサダーであり、今季商品のフォトシューティングモデルも務めたモデルのメロディー洋子さんが登場。ビルケンシュトックPRの井上仁介さん、オープン当初からビルケンシュトックを扱っているという「アーバンリサーチ ドアーズ(URBAN RESEARCH DOORS)」のウィメンズバイヤー・井上良子さんと共に、トークセッションを行った。3人はそろって新作EVAマドリッドを着用。カリフォルニア育ちのメロディーさんはビルケンシュトックには小さな頃から馴染みがあるといい、「最近は色や柄も豊富になり、デザイン性が高くなってきた。お洒落に履けるものが増えたと思う」と語った。ビルケンシュトック広報の井上さんは、「ビルケンシュトックは30から40代の人たちに広く受け入れられているが、20代の若年層にはまだ認知度が低い。メロディーさんはブログなども人気で若い世代に影響力が強く、アンバサダーへの起用に至った」と話した。アーバンリサーチ ドアーズ・バイヤーの井上さんは「履き心地の良さを重視したこのEVAマドリッドなら、無理のないお洒落が楽しめる。マニッシュな装いに合わせてもスタイリッシュに履きこなせるのでは」とコーディネートアドバイスを行った。約230年の歴史を誇るドイツのシューズブランド、ビルケンシュトックはコルクやラバー、レザーなどの素材を組み合わせることにより、履くほどに足に馴染むデザインのフットウエアを製造してきた。
2014年06月25日花結い師TAKAYAの初写真展「MEN」が6月24日から29日まで東京・六本木のギャラリー ル・ベインで行われている。彼のアーティスティックで精力的な活動は、国内外問わず多くのメディアで取り上げられ、大絶賛されている。初日のオープニングレセプションには性別も年代も国籍も様々な人々が、TAKAYAの作品を一目見ようと集まった。ギャラリーでは計31枚の写真作品が展示されている。大作が10枚ほど壁をL字に彩り、入り口右手の壁に組み写真、左手の壁に2枚の写真が配置され、更に中央近くへ5枚、窓側に12枚とスペースを最大限に生かした間隔で天井吊りの作品が並んでいる。「MEN」は、花や植物のヘッドドレスを着けた男性を被写体にした作品だ。愛らしくも野性味あふれ、オーガニックな曲線を描く自然の形は人間の肉体の持つ曲線美に通じる。それは清々しい生命力に満ちた美しさとして1枚1枚に捉えられている。また、同日には本人によるライブパフォーマンスも行われた。頭部に葉を結わえたモデルが静かに登場すると、ガスパール・カサド作「無伴奏チェロ組曲」の生演奏が始まり、TAKAYAが花束を持って登場。その花束をモデルに手渡すと、TAKAYAはそこから一輪の花を選び、既に結わえている葉をベースにして次々と生花を結っては、形をまとめていく。既に完成形が見えているのか、花を選ぶ指先に迷いがない。観客は息を潜めて、彼の手に握られた花の行方を静かに見守っている。「今回はたくさんの花を色々使いたかった」(TAKAYA氏)というように、自身の好きな花であるダリアを始め、色とりどりの花々は、色彩豊かなヘッドドレスへと変化していった。会場には、ファッションデザイナー・桂由美の姿も。ショーやイベントでTAKAYAとコラボレーションしている桂氏は、「アーティスティックな感覚は誰でも持っているものではないですから。これは一つの芸術だと思うので、そういう人とコラボレーションしたいと思います。例えばこのターバンは先日お亡くなりになった平田暁夫さん(帽子デザイナー)が25年間作ってくれていたのだけど、誰でもこのターバンをつくれるわけではなくて。だから、そういうものってあるわけですよ。TAKAYAさんだから一緒にコラボレーションをするけれども、フラワーデザイナーだったら誰でも良いかっていう感じではないのです。本当に一つのものを持っていらっしゃるし。やはり、そういう人と組みたいです」と話し、一緒に組むことでTAKAYAの感性にインスパイアされ、それに共鳴して新しい何かが生み出せるという。「みんなそうだけれど、人はその表現がそれぞれで。やっぱりこういう感覚を持っている人と一緒に仕事をしたいと思う」。また、彼女は今回の展示で馬酔木(あせび)のヘッドドレスをまとった写真がお気に入りの1枚と話してくれた。初個展を果たしたTAKAYA氏だが、次の展望を尋ねると何とも力強い言葉が返ってきた。「もっと海外で何かをしたいと思っています。個展としては初めてだったのですが、たくさんの方が来てくださり今回は成功したと思っています。次はパフォーマンスをショーとして海外で行うとか、フランスで何かをするということをしたいですね」花の形、人の形、同じものが二つとない個としての美をあらためて感じる興味深い展覧会である。【イベント情報】花結い師 TAKAYA 写真展 「MEN」会場:ギャラリー ル・ベイン住所:東京都港区西麻布3-16-28会期:6月24日から29日時間:11:00から19:00(最終日は16:00まで)入場無料
2014年06月25日伊勢丹新宿店は、2014年七五三のお祝着を同店本館7階呉服の特選きもの売場で紹介している。11月中旬まで。同店呉服売り場では、七五三コーナーを設け、お祝着を始め、髪飾り、祝帯、バッグ、足袋などを紹介、祝う年齢(3・5・7歳)ごとに必要なアイテムをそろえる。お祝着には、単品販売とセット販売があり、単品価格は3歳は10万円から、5歳は19万8,000円から、7歳は19万8,000円から。セット販売はお祝着の他、襦袢、巾着、髪飾り、草履までがそろうセット(セット内容は年齢により異なる)で、価格は3歳は3万8,000円から、5歳は10万円から、7歳は25万円から。今年の七五三ファッションについて担当者は、「特に、7歳女の子のお祝着は、アニメ・プリキュアの主人公が着ているような、水色やエメラルドグリーン系のカラーに人気が集中しています。お子様が憧れるテレビのキャラクターと同じ色を着たいという声を良く聞きますね。一方で、親御さんは定番の赤、ピンクで古典柄をお探しの方が多く、お子様とのご意見を調整するためにも余裕をもって来店いただければ」と話す。今回注目なのは、「藤代工房(神奈川県座間市)」のお祝着。担当者によれば、同社は昨年までインターネット販売を行い、古典的なお祝着とは異なる可愛さがあると評判であったが、今年からは販売ルートを伊勢丹新宿店のみに限定。そのため、全国の顧客からの引き合いも出始め、売り場での同社売り上げが前年比300%まで伸びてきているという。同売り場では7月23日から28日まで「七五三サマーフェスティバル」と題し、売場規模を拡大して販売。7月26・27日は同会場で髪飾り製作実演を行う。
2014年06月25日「ロンシャン(LONGCHAMP)」は、「シックとチャーム」をテーマとする14-15AWキャンペーンビジュアルを公開した。8月より展開する。ビジュアルは仏・トゥールに近い18世紀の建造物、シャトー・デ・オルム(Chateau des Ormes)で撮影された。フォトグラファーはマックス・ヴァドゥクル(Max Vadukul)。「シック」を体現する新アイコンバッグシリーズ「ル・プリアージュ(R)・エリタージュ」のエクリュ、深みのあるレッド、ベビーヘアカーフにパンサープリントをあしらったリュクスバージョンが登場し、前シーズンに引き続きキャンペーンモデルを務めるアレクサ・チャン(Alexa Chung)が「チャーム」を表現する。ロンシャンのヘッドオブグローバルコミュニケーションズを務めるマリーサビーヌ・レクレルク(Marie-Sabine Leclercq)は、今季キャンペーンについて「ル・プリアージュ(R)・エリタージュはアルチザンとモダニティーが共存したスタイル。ソーシャルメディアを含めた360度のメディアキャンペーンにより、メゾンが新たなステージに向かうことを確信している」とコメントを発表している。ル・プリアージュ(R)・エリタージュはベストセラー「ル・プリアージュ(R)」20周年を記念して新たに作られたハイエンドモデル。折りたたみ可能な柔らかな革を用いた既存シリーズとは異なり、スクエアなフォルムとしっかりした質感が特徴。9月発売予定。価格は14万円から21万円。ブランド既存アイテムに比べ高価格だが、値段に見合うクオリティーを見せる。9月9日(フランス時間)には、「不思議の国のアリス」をイメージしたショートフィルムをオンライン配信。楽曲にはフレンチエレクトロのシンガーソングライター、クリスティーヌ・アンド・ザ・クイーンズ(Christine and The Queens)の新譜を採用した。また、ロンシャンとのコラボによるグラフィックノベル『私の二人の恋人、バッグとパリ』を手掛けたイラストレーター、ファビエンヌ・ルグラン(Fabienne Legrand)が本キャンペーン撮影に同行し、アレクサや撮影クルーを描いた作品5点を制作している。
2014年06月25日東京・日本橋で江戸をテーマにした納涼イベント「ECO EDO 日本橋 2014 ―五感で楽しむ、江戸の涼―」が開催される。期間は7月11日から9月23日まで。今年で7回目となる同イベントは、電気がなかった江戸時代の暮らしをヒントに、涼をとる知恵や工夫を現代風にアレンジして楽しむもの。「浴衣」や「舟遊び」「打ち水」、食べて味わう「涼メニュー」、見て涼を感じる「アートアクアリウム」など、五感で涼が取れる催しが行われる。今年は新たに“耳で”涼を感じる「風鈴」を日本橋地域の約170店の商店や商業施設の軒先に飾り、街中に風鈴の音色が溢れる「日本橋 風鈴めぐり」も実施される。また期間中、コレド室町5階の日本橋三井ホールでは恒例の「アートアクアリウム2014 ―江戸・金魚の涼&ナイトアクアリウム―」を開催。また8月1日から3日、8日から10日、22日から24日、29日から31日には、江戸時代創業の老舗和紙専門店による「老舗体験ワークショップ」を実施。金魚など夏の風物詩をモチーフとしたちぎり絵を使ったうちわ作りなどが体験出来る。日本橋三越本店や日本橋高島屋などでは、「日本橋金魚すくいグランプリ」の予選が7月12日から8月3日に掛けて開催され、その決勝戦が8月31日に日本橋 滝の広場で行われる。他にも、人間国宝・一龍斎貞水による怪談噺(かいだんばなし)や、江戸時代の手品“手妻”の体験イベントなどを予定。更に期間中の日中には日本橋の上などで打ち水も実施。一方で、夜になると三井本館やコレド室町などが涼を感じさせる青色でライトアップされ、入り口には江戸の町並みをイメージさせるような大暖簾が設置される。コレド日本橋では「ゆかたステーション」も設置。浴衣の着付けなどのサービスが提供される。金魚のデコレーションをした観光船も出船しており、隅田川をクルーズしながら川風を浴びて涼を取ることが出来る。
2014年06月24日障害者と多様な分野のプロフェッショナルによる現代アートの国際展「ヨコハマ・パラトリエンナーレ2014」が、8月1日より横浜都心臨海部で開催される。初開催となる今回のテーマは「First Contact ―はじめてに出会える場所―」。時間を掛けて実験と挑戦を繰り返すことでしか生まれない表現を発信しつつ、障害者の創作活動において制作をサポートする「伴奏者」のノウハウ集積や人材発掘と育成、会場案内や広報活動など障害の有無を越え誰もが参加できるフェスティバルの開催などを企図。同時期開催のヨコハマトリエンナーレとは巡回バスが運行予定。注目のプロジェクトは、「ミナ ペルホネン(mina perhonen)」デザイナーの皆川明が、同ブランドの生地に障害者地域活動ホームの人々が刺繍を施しアート性に富んだプロダクトへと転換するプロジェクトを実施。「ライゾマティクス(Rhizomatiks)」の真鍋大度、石橋素、照岡正樹、堤修一が、聴覚障害ダンサー「ソウル・ファミリー(SOUL FAMILY)」との共同作業により、触覚デバイスを用いて異なる感覚がクロスする作品を発表する。その他、北京オリンピック・パラリンピック閉会式に出演したダンサーのクリシー・喜陽、2011年のヴェネチア・ビエンナーレや13年のあいちトリエンナーレやに参加したミハイル・カリキス(Mikhail Karikis)、世界30ヶ国で開催された暗闇のエンターテインメント「ダイアログ・イン・ザ・ダーク」など多くのアーティストが参加。【イベント情報】ヨコハマ・パラトリエンナーレ2014会場:象の鼻テラス他住所:神奈川県横浜市中区海岸通1丁目会期:8月1日から11月3日まで(コア期間は9月7日まで)
2014年06月23日「エムシーエム(MCM)」が、世界的に有名な6人のサッカー選手達とのカスタムデザインプロジェクト「#TeamMCM」を発表した。参加しているのは、クリスティアーノ・ロナウド(Cristiano Ronaldo)、ネイマール(Neymar)、マリオ・バロテッリ(Mario Balotelli)、孫興民(Heung Min Son)、ジェルダン・シャチリ(Xherdan Shaqiri)、マリオ・ゲッツェ(Mario Gotze)。それぞれMCMのデザインチームと連携を取りながら、バックパックを細かいディテールに至るまでデザインしカスタマイズしている。これらのバックパックの販売予定はないが、MCMのフェイスブックページやインスタグラムでは、各選手がデザインしたバックパックと共に、ブラジルからライブレポートも掲載されている。
2014年06月21日伊勢丹新宿店は、本館1階アクセサリーコーナーで海外セレブにも人気が高く、この夏注目を集める個性的なリングを多数そろえる。同コーナーでは、ピンキーリングを始め、2本の指に通して着けるトゥリングやフォークのような形で指を挟むように着けるフォークリング、手の平(パーム)に着けるパームリング、ネイルの上に重ねるように着けるチップリングなど、リングの楽しみ方を提案する。フォークリングは、フォークのように上部が開いており、リングの両端で指を包み込むように着けるリング。指に合わせて多少のサイズ調整も可能で、関節が太く指輪選びに悩んでいた方でも指にフィットしやすいデザイン。担当バイヤーによれば「地金にダイヤモンドがあしらわれたシンプルなデザインが好評だが、最近では地金にカラーストーンが着いたタイプも人気。第一・第二関節の間に着けるファランジリングは、サイズが合えばピンキーリングとしても使えるため、個性的なトレンドリングを初めて購入する方におすすめ」とコメント。関節の間に着けるアクセサリーは、同店では昨年7月、ジュエリーブランドの「イーエム(e.m.)」が同店本館1階ステージで紹介したが、当時はまだ個性派なアイテムとして取り扱われていたという。同時期、海外セレブの間でも、エッジの効いたデザインのリングのコーディネートの人気が高まったこともあり、今年3月10型を販売したところ、発売2週間で800万円を売り上げた。人気の兆しを感じたバイヤーがジュエリーブランド「ジュエッテ(Jouete)」に声を掛けたことからリング専門セレクトショップ「ジュエッテ ユビカザリ(Jouete yubikazari)」を立ち上げ、同店で展開する運びとなった。ジュエッテではシルバー製のリングを中心に取り扱っており、リングは5,000円台から展開。1人当たりの購入平均単価は1万1,000円程度で、二つ以上のリングをコーディネート購入する傾向が見られるという。
2014年06月21日伊勢丹新宿店は、今シーズンの新作浴衣を一堂に取りそろえるイベント「イセタンユカタセレクション2014」を同店本館7階呉服売り場でスタートした。同イベントのカタログはスタイリストの山口壮大がディレクションしている。また「アンリアレイジ(ANREALAGE)」や「ミントデザインズ(mintdesigns)」は、自身のブランドのアイコンや定番技法を取り入れた新感覚の浴衣を披露する。昨年に引き続き浴衣をデザインしたアンリアレイジは、着物の「片身替わり」と呼ばれる右半身と左半身、袖の左右で模様や色合いなどが異なる手法を浴衣に取り入れ、同ブランドの定番であるパッチーワークで製作した。また、レーザーカットで切り抜いた素材を使った帯など同ブランドらしい技術を駆使したアイテムを取りそろえる。また、浴衣・着物には「おはしょり」と呼ばれる着丈を調整する部分があるが、同ブランドの浴衣にはおはしょりを設けず、ジャストサイズに仕上げた「対丈(ついたけ)」での着こなしを提案。おはしょりがないことで洋服の上から羽織るコーディネートが可能となる。いずれも同店限定で販売する。「ミントデザインズ(mintdesigns)」は今年初登場。浴衣生地にはブランドのアイコン的なドール柄やジグザグ柄を採用。一方、帯には伝統技法を取り入れ、銀箔を落としたような個性的なデザインに仕上げた。洋服のコレクションで使用している柄を取り入れることで、洋服感覚で着られる浴衣を提案する。また、伝統的な染色技法と最先端の素材を組み合わせた新世代浴衣が三越伊勢丹オリジナル商品として登場。現在では職人が減り希少な愛知県有松絞りの技法の一つである「雪花絞り」の技法を用いた仕上がり浴衣(5万8,000円)は伝統的な技にポップなカラーを合わせることでトレンド感を演出している。アンティーク着物収集家の池田重子とコラボレーションし、池田が持つアーカイブの中からセレクトしたテキスタイルを現代風に再構築した浴衣も登場。素材は吸水速乾性に優れ、肌に触れると冷たく感じる接触冷感素材「ウェーブロン」を使用し、化学繊維でできているため洗濯も可能で薄くて軽いのも特徴。ウェーブロンを使用したアパレルウエアが販売されるのは初となる。「浴衣を着崩すことに抵抗があるお客様も多かったが、ここ数年は洋服やヒールのある靴などとコーディネートして浴衣を気軽に楽しんでもらえるようになってきた。浴衣は花火大会の時に着るなどイベント性が強いアイテムだが、これからは日常的に着てもらいたい。」と担当者は語る。同フロアでは6月25日から7月8日までスタイリストの山口壮大と日本各地の伝統工芸メーカーがコラボレーションしたプロジェクト「こりしょう(KORI-SHOW)」から七夕にも楽しめるライフスタイル雑貨を紹介。ワンマイルウエアとして秋口にも着られる新ウエア「夜着」も登場する。また、7月9日から15日まで同店本館1階ザ・ステージ#1でスペシャルイベントを開催。「ルシアン ペラフィネ(lucien pellat-finet)」や「アンダーカバー(UNDERCOVER)」など国内外ブランドが伝統技法「捺染(なっせん)」で染め上げた生地を使い、新たな解釈でデザインした浴衣を販売する。コーディネートする小物も「ポーター(PORTER)」のオリジナル素材を使用した合切袋などをラインナップする。7月27日には着物に造詣が深い「リップスライム」のスーと彼のスタイリストのカワイヨシロウによる浴衣の着こなし、コーディネートについて語るトークショーを開催する。この他にも、着付けのワンポイントアドバイスやメイクアドバイスなど浴衣に関する様々なイベントが予定されている。
2014年06月20日東洋と西洋の近現代美術コレクションを持つ世界トップクラスの台湾コレクター「ヤゲオ財団」。その全面的な協力を得て、ユーモアとチャレンジに満ちた展覧会「現代美術のハードコアはじつは世界の宝である展」が、東京国立近代美術館で6月20日よりスタートした。展覧会には珍しく、一見多弁に見えるタイトル。しかし、ここに記された「世界の宝」という言葉には二つの意味が込められている。一つは、展示作品の市場価格・保険評価額からしてまぎれもなく「世界の宝」であるということ。一体、どれほど「宝」なのか。一例を挙げるなら、パリで活躍した北京生まれのザオ・ウーキーの作品が、2013年12月1日に行われたサザビーズのオークション(北京)で8,968万元(約15.3億円)、また、フランシス・ベーコンにおいては、2011年2月10日に行われた同オークション(ロンドン)で2,300万1,250ポンド(30億822万円)という莫大な金額でそれぞれ落札されている。もう一つは、美術史的に見ても「世界の宝」であること。今回、展示される作品を生み出したアーティスト達はアートの長い歴史を踏まえつつ、「今」にフォーカスし、「今」表現すべきことを表現し、同時に移ろうことのないメッセージを未来に向けて伝えようとしてきた。本展では、マン・レイ、アンディ・ウォーホル、ゲルハルト・リヒターといった西洋の現代美術の大御所並びに、サンユウ(常玉)やツァイ・グオチャン(蔡國強)、リウ・ウェイなど、中国近現代美術を代表する面々、東西混合計40人のアーティストによる74点の作品が「ミューズ」「崇高」「記憶」「新しい美」といったキーワードを元に、10章に分けられて展示されている。この展覧会のポスターにも使われているマーク・クインの「ミニチュアのヴィーナス」やアンドレアス・グルスキーによる「メーデー(May Day)」、今回、唯一の日本人アーティストである杉本博司の「最後の晩餐」や「ティレニア海、コンカ」などを始め、多種多様な見応えある作品群が並ぶ。開幕にあたって、来日したヤゲオ財団代表のピエール・チェン氏はこう語る。「優れた作品とは、倉庫の中に大事にとって眠らせておくものではないのです。アートはもっと身近なもの。生活の中に溶け込ませて、共に生きてこそ、意味がある」かつて苦学生だったというチェン氏。大学の学費をアルバイトで稼ぎながら、1年半掛けて貯金した1万5,000元(約5万1,000円)で初めてアート作品を購入した。「台湾にあるチェン氏のご自宅にお邪魔したのですが、バスルームにマン・レイがあったり、リビングにウォーホルがあったり。アートと共に生活する。これをまさに地で行くライフスタイルに仰天しました」と同美術館主任研究員の保坂健二朗氏。作品の展示と共に、ヤゲオ財団のコンセプトである“living with art”“art is accessible”を表現すべく、チェン氏の自宅やゲストハウス、オフィスなどに飾られたアート写真も見所の一つだ。また、同美術館館長の加茂川幸夫氏は「若い人達にもぜひ親しんでいただきたい」と語り、来場者には作品を楽しみつつ、アートコレクターの感覚を追体験できる「ゲーム」も用意した。東京国立近代美術館での開催後は、9月6日から名古屋市美術館、12月20日から広島市現代美術館、2015年3月31日からは京都国立近代美術館と3都市を巡回する。【イベント情報】現代美術のハードコアはじつは世界の宝である展会場:東京国立近代美術館住所:東京都千代田区北の丸公園3-1会期:6月20日から8月24日時間:10:00から17:00(金曜日は20:00まで)料金:一般1,200円、大学生500円、高校生以下無料休館日:月曜日124
2014年06月20日代官山のビンテージブティック「エヴァ(EVA)」は、60年代のビンテージアイテムとオリジナルレーベルを販売する期間限定イベント「ビンテージ ドレス(Vintage DRESS)」を伊勢丹新宿店2階ウエストパーク・ディケイドにてスタートした。会期は7月1日まで。エヴァはヨーロッパやアメリカから買い付けたデザイナーズビンテージアイテムとオリジナルレーベルを展開するショップ。歴史を経た洋服を新たに蘇らせるアイデアが個性的なファッションを愛する人に支持されているという。今回はエヴァならではのセンスで14-15AWのトレンドである60年代のカラフルでポップなファッションと現代のテイストを上手くミックスしたアイテムを取りそろえた。60年代のアメリカで大流行したペーパードレスの型を用いたワンピース(2万9,000円)を同店限定アイテムとして販売。ペーパードレスとは名前の通り紙製のドレスで、アメリカ製の安価な使い捨ての服。アームホールはやや狭くミニ丈、グラフィカルなプリントなど60年代に流行した要素がそろう。バストダーツのみのシンプルなデザインであり、安くて軽くて使い捨てを標榜した60年代を象徴するファッションアイテムだ。今回は、エヴァがセレクトした幾何学模様やフルーツ柄などのアフリカテイストのコットン100%の生地にワックス加工を施すことによってペーパードレスのハリと光沢感を再現した。この他、膝丈で台形のデザインが60年代を思わせるキルティングのスカート(2万4,000円)と腰履きの前ポケットが付いたデニムスカート(2万6,000円)も同店限定で販売する。ドレープなど曲線的な要素を排除し、今秋冬のトレンドである凹凸感のある素材を使うことで両世代の雰囲気を融合している。ウエア以外にも「ピエールカルダン(Pierre Cardin)」のビンテージスカーフ(1万5,000円)、ビンテージイヤリング(9,000円から1万2,000円)やブローチ(9,000円から1万5,000円)などレトロポップなファッションをコーディネートするアクセサリーも並ぶ。
2014年06月19日NY発のアンダーウエアブランド「ハンキィ パンキィ(Hanky Panky)」の国内初のショップが東京・表参道にオープンした。同ブランドのアンダーウエアは、メイド・イン・USAにこだわった、高品質なストレッチレースや綿を使用したストレスフリーな履き心地と、20色以上のベーシックカラーに加え、シーズン毎に登場するプリントなどカラフルなバリエーションが特徴。ショップには、アイコン商品であるローライズショーツ「タンガ」を始め、ボーイショーツ、ブラ、キャミソール、スリープウエアなど幅広いアイテムが、女性の部屋をイメージしたインテリアの中で並べられている。2階には、東京・目黒区に本店を構え、全国に支店を持つレストラン「AWキッチン」の渡辺明が監修するフレンチ・ベトナミーズ料理のカフェ&バー「ルード ボーイ カフェアンドバー(RUDE BOY CAFE+BAR)」も同時にオープン。海老や野菜をターメリックの効いた薄い生地で巻き、レタスやハーブと一緒に食べるベトナムの定番料理「パインセオ」や、ストウブ鍋で提供する「スパイシー レッドカレー」など、フランスとベトナムの料理を融合させたメニューが堪能出来る。また、ダッチオーブンで焼き上げる「ダッチベイビー パンケーキ」や日替わりのランチメニューなども提供。ドリンクは、トマトやマンゴーを使ったオリジナルの「フレッシュカクテル」や、ハンキィ パンキィカラーをイメージしたカラフルな「クリームソーダ」なども用意されている。営業時間は11時半から27時まで。ハンキィ パンキィは、1977年にゲイル・エプスタイン(Gale Epstein)が創設したブランドで、現在もクリエーティブディレクターを務める。ハンカチからハンドメイドでランジェリーを制作したことからハンキィと名付けた。ニューヨーク近代美術館やMOMAのパーマネントコレクションにも認定されており、ニーマン・マーカスやロンハーマンで取り扱いがある。イタリアではエクセルシオール、ロンドンではセルフリッジなど、世界30ヶ国以上の百貨店やセレクトショップでも展開されている。また、レディー・ガガやアンジェリーナ・ジョリー、キャメロン・ディアス、パリス・ヒルトン、ビヨンセなどのセレブリティにも愛用されている。
2014年06月18日世界中のアーティストを撮り続けてきた写真家ベンジャミン・リーの個展「草間彌生『とこしえの愛の部屋』写真展―ベンジャミン・リーが撮る、草間彌生宇宙―」が東京・表参道のジャイル(GYRE)内アートスペース、アイ・オブ・ジャイル(EYE OF GYRE)で開催される。8月1日から9月6日まで。リーはこの3年間、現代美術作家の草間彌生を追い続けており、展示作品には、パリ、香港、ニューヨーク、東京、長野など、世界各地で精力的に創作活動に取り組む草間の姿が収められている。リーはカナダ・トロントのライアーソン・ポリテウニカル・インスティテュートで写真を学び、1977年にロンドンに自身のスタジオを設立して以来、多方面で活躍。87年より日本に拠点を移し、安藤忠雄、磯崎新、三宅一生などを撮影。02年には写真集『オデッセイ』を出版した他、個展も開催した。03年以降は世界中を旅しながら写真を撮りつつ、写真展も開催。09年より雑誌『pen』にて、熊川哲也、蜷川幸雄など多くのアーティストやクリエーターを撮影した。10年、「写真家ベンジャミン・リーの見た彫刻家 佐藤忠良」を開催し、ムック本『草間彌生を知りたい』(12年)ではメインフォトグラファーを務めた。これまでに、英国デザインアート・ディレクション賞(80年と84年)、日経広告賞グランプリ(94年)、日本写真ビエンナーレ賞‘95(95年)など、多くの賞を受賞している。【イベント情報】草間彌生「とこしえの愛の部屋」写真展―ベンジャミン・リーが撮る、草間彌生宇宙―会場:EYE OF GYRE住所:東京都渋谷区神宮前5-10-1-3階会期:8月1日から9月6日時間:11:00から20:00入場無料
2014年06月18日リサイクルバッグブランド「フライターグ(FREITAG)」は、iPhone5/5S用ケース(8,900円)を発売した。バッグと同様トラックのビンテージタープを使用し、1点1点表情が異なる。クリップを自転車のインナーチューブでカバーしたことによりiPhoneを傷つけずに固定。扉はマグネットで開閉する。自立式カバーのためハンズフリーで会話や動画鑑賞が可能だ。
2014年06月17日英スコットランドのブランド「バリー(Barrie)」は、日本初となるポップアップショップを伊勢丹新宿店本館4階ウエストパーク/ラグジュアリーステージにオープンした。6月24日まで。同ブランドは1903年、“カシミアの里”と呼ばれるホーイック地方にて設立。100年を越える歴史を持ち、数々のビックメゾンのニットを製作してきた老舗のカシミアニットウエアメーカーだ。2012年にファクトリーブランドとして「シャネル(CHANEL)」の傘下に入り、バリーというブランドとして14-15AWコレクションを発表した。今回オープンしたショップではウエア、ストール、ニット帽、手袋などのニットアクセサリーまで幅広くそろえる。袖を二の腕で切り替え、ふんわりとボリュームを出したカモフラージュ柄のカーディガン(13万9,000円)やアーガイルとカモフラージュ柄で切り替えたワンピース(13万9,000円)、リーフ柄のセーター(13万6,000円)、同柄のペンシルスカート(8万9,000円)など20型以上のアイテムを展開。いずれも流線的なラインで女性のボディラインを美しく見せる。アイテムは見た目華奢で繊細なイメージだが、実際手に取ってみると肉厚でしっかりとした質感を持った上質なカシミアを使用。日本の島精機製作所のホールガーメントで生産されている。鮮やかな色彩も特徴。グレーとキャンディーピンク、赤とネイビー、グリーンとネイビーなどの組み合わせでいくつかカラーバリエーションがあるが、同じ柄でも配色によってガーリーやスポーティーなど全く異なる表情を持つ。イメージモデルにはリリー・コリンズ(Lily・Collins)を起用し、ルックブックの写真はブランドローンチに合わせてシャネルのデザイナー、カール・ラガーフェルド(Karl Lagerfeld)自身が特別に撮り下ろした。
2014年06月17日イタリアで3代続くジュエリーブランド、「ダミアーニ(DAMIANI)」が、今年創業90周年を迎えた。その記念として、ダミアーニのイニシャルである“D”を囲んだ装飾的なモチーフが施された「ダミアニッシマ」コレクションを発売した。肌なじみの良いピンクゴールド(PG)をベースにダイヤモンドをあしらった優美なバージョンと、同じくPGとセラミック、ダイヤモンドを合わせ、斬新な素材合わせがモダンなバージョンの2タイプ。セラミックは、白と黒がリバーシブルになり、二つの表情が楽しめる。「エレガントで非常に軽やかなジュエリーを企画していた中で、“D”の周りを装飾していくアイデアに行き着いた。セラミックを用いたのも軽く、強度があり、とてもモダンだから。夏、オールホワイトのコーディネートに『ダミアニッシマ』のジュエリーを合わせて」とダミアーニ本国PRは語る。価格は、ロングネックレス(2連と1連の2タイプ)44万円から47万円、ネックレス(直径約17mmから50mmまで3タイプ)15万8,000円から52万円、ピアス(直径約13mmから30mmまで3タイプ)17万4,000円から39万6,000円、バングル(サイズS-M、M-L共に2タイプ)37万円から38万円。ダミアーニ ブティック東京、ダミアーニ ブティック大阪、日本橋三越本店、銀座三越、西武渋谷店、西武池袋店、高島屋横浜店、高島屋大阪店、阪急うめだ本店、高島屋京都店、札幌三越で扱われる。イタリアの職人技が光る美しい透かし模様は、オールハンドメイドのジュエリーならではの繊細な美しさを見せる。
2014年06月16日「エムシーエム(MCM)」は、サッカーワールドカップ ブラジル大会を記念した限定コレクション「ミュンヘン キュート モンスターズ」を発売した。同コレクションでは、旅行用品やバックパック(11万8,000円)、ポーチ(8万3,000円)、トートバッグ(5万9,000円)の他、革小物製品としてパスポートサイズの財布、ジッパー付き財布、カード入れ、革製キーホルダーなどをラインアップ。各アイテムには、ブラジル国旗をイメージした緑、青、黄で塗られたモンスター「ビクター&ビクトリア」や、サッカーボールが描かれている。東京・銀座の旗艦店「エムシーエム 銀座 ハウス アイン」のみで取り扱う。なお、ビクター&ビクトリアを始めとする19のモンスター達が登場し、ブラジル文化の活気と白熱するワールドカップの様子を描いたアニメーションが、オフィシャルサイトで公開されている。
2014年06月16日