FASHION HEADLINEがお届けする新着記事一覧 (832/865)
「シャッツィ・チェン(SHIATZY CHEN)」の15SSコレクションは、「海記」がテーマ。海中世界に住む生物たちのエネルギーや美しい海の伝説からインスパイアされ、ランウエイの背景にも海の映像が映し出された。中国の地誌「山海経」をイメージしたブラックやホワイトのルックから始まり、エメラルドグリーン、ブルー、ピンク、オレンジなど明るいカラーが加わり、7色の光輝く世界を表現。ビーナスやマーメイド、クラゲや貝殻、魚達がモチーフとなり、刺繍やレースなどフェミニンなディテールデザインで彩られた。メッシュ素材やアシンメトリックなデザインでモダンな要素もプラス。伝統的な刺繍や中国の腰巻をモチーフにしたデザインなどオリエンタルなムードでブランドならではの個性もアピールした。バッグにはカラフルなクラゲや花々がペイントされ、シューズはクリアなPVCをアッパーやストラップに使用し、夏らしい。会場は、パリのグラン・パレ。同ブランドにとって、パリファッションウィークでの発表は13シーズン目となる。モデルのミランダ・カーを始め、台湾の女優、アン・イーシュアン、ジョー・チェンや、中国の女優のスン・リー、ファッションブロガーのリンダ・リー、フランキー・ハン、リ・フイ、中国のスーパーモデルのハオ、香港のスーパーモデルのジャニス・マンらが来場し、花を添えた。
2014年10月08日「エルメス(HERMES)」が届ける新たなショートムービー「Men etcetera」が公開された。2014年のエルメスの年間テーマ「メタモルフォーズ―変身」というプリズムを通したエルメス14AWメンズコレクションを表現したものだ。ユーモラスでインタラクティブ、都会的な遊び心で“メタモルフォーズ”を表現した前作のショートムービー『Man on the Move』が登場したのは14SS。この秋冬バージョンでは、ホテルの一室、ひとりの男性が主人公。軽やかなステップで鏡をのぞきこむと、そこには“もう一人”の自分の姿が……。ダークトーンのレイヤーと、マット×艶のコントラストが美しい14年AWコレクションの夢の中に迷いこんだかのようなシュールなファッションショーが繰り広げられる。 少し奇妙な感覚を味わえると同時に、最新コレクションのバリエーションを楽しめるスタイリッシュな動画に仕上がっている。エルメスのメンズユニバースアーティスティック・ディレクター、ヴェロニク・ニシャニアンによる今シーズンのプレタポルテコレクションの魅力を約1分に凝縮したこのショートムービーは、銀座メゾンエルメスのサイトでもフィーチャーされている。
2014年10月08日10月15日から28日まで、伊勢丹新宿店本館6階「マタニティ・新生児」エリアで、日本の伝統技術や文化をとりいれたベビーアイテム各種が紹介される。出産祝いとして贈れるものをお探しなら、伊勢丹とシォンシォンガーゼ(SION SION Gauze)の共同取り組みで作った「ギフトセット」(2万3,000円)がおすすめ。セット内容は「まっすぐに育ってほしい」との意味を込めて、麻の葉の縁起柄を刺し子であしらったドレスとスタイ、そしてお手玉が三つ。お手玉のうち一つはうさぎのデザインで、大きく飛躍してほしいとの想いを込めた。残り二つには、縁起物である梅が施されている。また、それぞれの中身の詰めものにはガラガラと音の鳴るものが使用されており、初めてのボール遊びにも活用してもらうのも狙い。加えて、ラッピングも日本らしさにこだわった。熨斗の上に、折り紙の原型といわれる「折形」で作られた矢羽根を乗せることで、見た目の美しさも表現しながら、「邪気を祓う力をもつ矢によって、穢れから身を守って」とのメッセージも添えられる。新生児を卒業したお子さん向けに、そろばんの用意もある。兵庫県小野市の、400年を超える歴史を持つ「播州そろばん」を、子供用にアレンジした商品だ。大きめの玉を使用した「子どもそろばん」(2,800円)は、握りやすさにもこだわった逸品。規則正しく並んだ玉に触れることで、数への興味が芽生えるだけでなく、論理的思考も養えるのが特徴だ。また、カラフルな色味の美しさも魅力の「100玉カラーそろばん」(2,600円)は、本格的な計算もできるため、子供の暗算力が磨かれることも期待できる。「今は、計算は電卓やコンピューターを使用する時代だが、昔は、そろばん教室はどこにでもあったもの。子供の頃から、伝統ある播州そろばんに親しむことで伝統の良さを理解するだけでなく、集中力の強化などの副次的効果も実感してほしい」と伊勢丹担当バイヤーはコメントする。また会場では、神奈川県湘南生まれのベビー用品ブランド「サンアンドビーチ(sun&beach)」からは、伊勢丹新宿店限定のベビーキャリアモデルが登場。ベビーキャリアの側面には、布作家hikiによる“こぎん刺し(青森県津軽地方に伝わる刺し子技法の一つ)”の鱗デザインも見られるユニークな仕様。会期中、会場にはその他にも子供の豊かな心を育むのに役立つアイテムが数々並ぶ。
2014年10月08日東京の街や通りの発展に多大な影響を与えた人たちの足跡を見つめる「シリーズ東京/街はこうして輝いた」が、NHK BSプレミアムで10月8日よりスタートする。毎週22時から23時まで放送。第1回「銀座・並木通り」にはインポートファッションとインテリアの輸入・販売を行う「サンモトヤマ」会長の茂登山長市郎が登場。現在92歳の茂登山は、東京・日本橋で祖父が創業した高級ニット雑貨卸問屋の3代目として生まれる。第2次世界大戦従軍中に中国・天心の租界で目にした欧米の一流品に感動し、復員後は有楽町駅前で「外国の文化を売りたい」という夢を実現。1955年に有楽町駅の反対側に借りた2階建ての店でサンモトヤマを創業し、57年に日比谷に移転、59年位銀座・みゆき通りに出店した。以来、「エルメス」「グッチ(Gucci)」などヨーロッパの一流ブランドを次々と日本に紹介し続けている。第2回「青山通り」では「ヴァン(VAN)」ブランド創設者の故・石津謙介、第3回「六本木」にはイタリアンレストラン「キャンティ」オーナーを務めた故・川添梶子を特集する。
2014年10月08日東京・神楽坂で「文豪達が愛した街。神楽坂×文京~ BUNGOマツリ」が開催される。期間は10月12日から10月19日まで。この催しは夏目漱石や森鴎外など数々の文豪に愛された神楽坂、および文京区に関する魅力を再発見するためのもの。期間中には神楽坂の地蔵通り商店街で、毎日18時より大小244基の灯篭によるイルミネーションを展開。その他、神楽坂を中心に様々なイベントが催される。中でも注目なのが、12日の午後に神楽坂の赤城神社で行われるイベントだ。境内では「和スイーツ大試食会」と題して、文京区にある様々な和菓子屋がお店を出店。「コパン」や「梅花亭」、「神楽坂菓寮」といった名店の和菓子が無料でふるまわれる他、お茶のお点前体験に参加出来る。神楽殿でも神楽坂ゆかりの人物を集め、詩吟や漫談などのステージイベントを開催。一方、神楽坂では「文豪仮装パレード」が催され、作品の登場人物に扮した人たちが坂を練り歩く。人力車で移動する文豪の姿などに、当時の神楽坂の様子を垣間見ることが出来そうだ。また、14日から17日にかけては、文京区の各所で「文豪が愛したまち体験」を開催。“夭折の作家一葉・啄木ゆかりの“文人の街”本郷を行く”など毎日1コース、計4コースの街歩きで、文豪が愛した店や旧居、作品に登場したスポットなどを巡ることが出来る。申込期間は10月10日までで、参加費は無料。最終日となる19日には区内19箇所の会場で、「神楽坂・文京 商店街スポーツラリー」が行われる予定。かつては野球選手だった正岡子規や、サッカーを愛した太宰治など、文豪が愛したスポーツにちなんだアトラクションが催される。スポーツの秋にちなんで身体を動かしたいなら、元日本代表の北澤豪によるサッカー教室や、狂言師の和泉元彌による狂言教室など、文京シビックセンターで行われる参加型イベントに挑戦するのもいいだろう。イベントに先駆けて1日には、「神楽坂・文京 リアル宝探し 文京神楽財宝伝 ー 文豪郷に隠された謎 ー 」がスタート。商店街の各店舗で配布される宝の地図を元に宝箱を見つけると、抽選で商品がプレゼントされる。その他、期間中に商店街で買い物をした人には、文豪ブックカバーや、街の魅力を描いた漫画『BUNGOマツリ小冊子』が配布される予定。
2014年10月08日P&Gは、新ヘアケアブランド「ヘア レシピ」の世界観を表現するイベント「ヘア レシピマーケット」を六本木ヒルズ・大屋根プラザで10月16日から18日までの3日間開催する。会場では“心に、体に、髪に、ごちそう。”をテーマに、オーガニック野菜や果物、はちみつ、オリーブオイルなどを扱うマーケットが登場。更に、「ごちそうブース」では、特別限定レシピによる「ごちそうスムージー」を提供する。この企画はブランドの公式サイトで提供中の期間限定コンテンツ、「マイヘアレシピ」とコラボしたもので、サイト内の質問に回答すると、そのときの心や体の状態に合わせたレシピが紹介される。会場では、この結果をシェアすることで、管理栄養士でインナービューティープランナーの木下あおいがプロデュースした「ごちそうスムージー」が味わえる他、「ヘア レシピ」の無料サンプルが可愛いスペシャルボックスでプレゼントされる。提供されるスムージーは全部で3種類あり、青山のジュースバー「スカイ ハイ(Sky High)」が提供。オーガニック食材にこだわる同店のメニューは、体の中からキレイになれると女性から高い人気を集めている。「ハニー&アプリコット エンリッチ スムージー」は、「ヘア レシピシリーズのトリートメント「ハニーアプリコット エンリッチ モイスチャー レシピ」にちなんだもの。温熱効果のあるアプリコットと、甘い香りのハチミツがブレンドされ、特にリラックス効果に期待が持てる。その他、甘酸っぱいキウイで気持ちを前向きにする「キウイ&いちじく エンパワー スムージー」、ビタミンCが豊富で美肌効果のあるイチゴに清涼感あるミントをミックスした「ストロベリー&ミント クレンジング スムージー」を用意した。イベント開催時間は、16日が13時から20時まで、17日・18日が12時から20時まで。同イベントはP&Gでは7年振りとなる新ヘアケアブランド「ヘア レシピ」の誕生を祝うもの。このブランドでは“髪に効果を発揮するとともに心も喜ばせてくれるヘアケア”というユーザーニーズをキャッチしており、美味しい料理が空腹だけでなく心も満たすように、髪へのごちそうとなるようなヘアケア製品を展開。食べ物にインスピレーションを受けたという香りの他、とろりとおいしそうなテクスチャー、もちもちと豊かな泡などの質感にもこだわっている。シャンプーでは髪と地肌をクレンジングするとともに、甘酸っぱい香りで心身をリフレッシュさせる「ミントブレンドクレンジングレシピ」など3アイテムをラインアップ。トリートメントは「ハニーアプリコット エンリッチ モイスチャー レシピ」と「キウイ エンパワー ボリューム レシピ」の2種類で、前者は芯までみっちり潤うつややかさを、後者は弾力あるボリュームヘアをサポートする。その他、ヘアフードマスク「ハニーアプリコット エンリッチ モイスチャー レシピ」、スカルプフィードエッセンス「キウイ エンパワー ボリューム レシピ」など、全7アイテムを販売している。
2014年10月08日ラフォーレミュージアム原宿は今年で第8回を迎えるパフォーマンスイベント「HARAJUKU PERFORMANCE+」を開催する。今回は電子音楽作曲家の池田亮司が登場する。演目は、現代社会に広がる不可視なデータを知覚することをテーマとしたアートプロジェクト「datamatics」の集大成と位置づけられる「datamatics[ver2.0]」と、0と1という最小単位に還元された世界から0と1の重ね合わせの状態が存在する量子的な世界へと思考の対象を広げ表現の進化を遂げる「supercodex[live set]」の代表的パフォーマンス作品の二つ。12月21日の17時よりシアタースタイルの「datamatics[ver2.0]」、19時よりスタンディングの「supercodex[live set]」を上演する。1プログラムのみは前売り2,778円、当日3,241円、2プログラム通し券は前売り・当日共に4,630円。池田は1966年岐阜生まれ、パリ在住の電子音楽作曲家兼アーティスト。音の本質的な特性と映像の本質的な特性としての光を、数学的精度と美学の両面から追求し、音響、映像、物質、物理現象、数学的概念の精緻な構成を用いたライブパフォーマンスやインスタレーションを発表している。強力な白色光を用いた大規模インスタレーションにより公共空間を変容させる「spectra」シリーズはアムステルダム、パリ、愛知トリエンナーレ、ロンドン等で実施され話題を呼んだ。
2014年10月08日10月15日から28日まで伊勢丹新宿店本館、メンズ館で開催される「ジャパンセンセィズ(JAPAN SENSES)」期間中、本館7階のメガネサロンに、「ケン オクヤマ アイズ(Ken Okuyama EYES)」のメガネフレームが約50種類登場する。同ブランドのメガネは常時10から15種類の品ぞろえがあるが、ここまで豊富な種類が一堂に会すのはこの機会だけだという。デザインを手掛けるは、フェラーリやマセラティなどの他、秋田新幹線、北陸新幹線、SL銀河なども手掛けた工業デザイナー。メガネの設計も人間工学に基づいて行い、無調整の状態でもフィット感がよくなるよう工夫しているのが特徴だ。また、大量生産するメガネはキャストで作る(型に流し込んで成型する)のに対し、ケン オクヤマ アイズは高圧プレスをかけて形を作るため、時間と手間が通常の何倍も掛かっている。これにより、他に類を見ない素晴らしい掛け心地と強度を両立させているのだ。今回の品ぞろえのうち最も高額なものは、福井県鯖江市で作られたメガネに、新潟県燕市の職人が手磨き処理したジュラルミンのフロントを施したKO-210モデル(9万3,000円)。テンプルの表面仕上げは、すべてヘアライン仕上げとなっているが、これはポリッシュ仕上げの表面のキズなどを防止するための処理だ。立体的ディテールまで美しい、ボリューミーなフロントに、鯖江の職人の匠の技を垣間見ることができるKO-303(8万3,000円)は、フロントとテンプルが異素材であることを感じさせない高精度のフォルムが魅力。樹脂テンプルを使いながらも、細身なデザインでフレーム全体の軽さや掛け心地の良さを実現したKO-209モデル(8万3,000円)は、しなやかな曲線美を描く。建築物の構造体からイメージした「トラス形状」を取り入れてデザインしたKO-209モデル(8万3,000円)は、ツーポイントでありながらも強度に優れている。ブリッジとヨロイの上面抜き形状は、かける人の個性をさらに引き出してくれそうだ。いずれのモデルもカラーバリエーション豊富で、約7から8色の用意があるので、好みのデザインを見付けたら、ゆっくりと時間を掛けて全色試着して、「お気に入りの一本を選ぶ時間」も存分に楽しんでほしい。
2014年10月08日東京・表参道の「アニヴェルセル 表参道」(東京都港区北青山3-5-30)は、2014年のクリスマスプロモーションを10月下旬より開始する。エントランスと「アニヴェルセル カフェ&レストラン」のテラス席が並ぶ回廊を彩る天然白樺アーチのイルミネーションは毎年恒例となったが、今年は「CRYSTAL OF NEW BIRTH」をテーマとした結晶のオブジェが登場。見ればどのような条件で成長してきたか分かる結晶を、多くの縁を紡いで交わす結婚のイメージに重ね合せた。11月1日から15年2月15日にわたり、16時から23時まで点灯する。アニヴェルセル カフェ&レストランでは、ビターガナッシュとフランボワーズのチョコレートクリームをパリパリの板チョコレートでミルフィーユ仕立てにしたクリスマス限定ケーキ「ノエル(Noel)」(834円)を12月1日から28日まで提供。アニヴェルセルのタブレット型ショコラ「ショコレットル」の人気フレーバー「ボーテ」と「リッシュ」、ナチュラルな枝にオーナメントや松ぼっくりをあしらったオリジナルクリスマスリースを組み合わせた限定ギフトセット(4,630円)も10月23日から12月2日まで販売する。
2014年10月08日「テオ・ヤンセン展―砂丘の生命体―」が、10月9日から12月7日まで長崎県美術館で開催される。オランダ人アーティストのテオ・ヤンセンは、1990 年よりプラスチックチューブを用いた作品「ストランドビースト」の制作を開始。ストランドビーストとは、オランダ語で“砂浜”の“Strand”と“生命体”の“Beest”の2語をつなげたテオ・ヤンセン自身による造語で、日本語では“砂浜の生物”を意味する。コンピューター上の仮想生物として誕生した同作品は、生き残りを賭け様々な進化を遂げた。当初は1本の線の形であったが、現在は「胃袋(=プラスチックボトル)」「感覚器官(=感知器)」「神経細胞(=チューブと弁)」「脳(=計器)」までをも備え、砂の上をスムーズに移動したり、風に飛ばされないため、波に飲まれないための能力などを身に付けてきた。同展では、そのビーストの初期作品「アニマリス・ヴァルガリス」を始めとする全15 体や関連資料がそろい、この新種の生物の進化の過程や全貌を見せる。それに加え、新作「アニマリス・プラウデンツ・ヴェーラ 2 世」も世界初披露。この新作は400 年に及ぶ長崎とオランダの友好の歴史をオマージュし同展のためだけに作り上げたもので、当時の帆船をモチーフとし、日本語では“はためく帆”を意味する。会期中、毎日1時間ごとに作品を動かすデモンストレーションも行われる。更に関連企画として、10月12日13時30分にはヤンセン本人が来館しアーティストトークを、10月9日から13日の期間はサイン会を実施する予定だ。1948 年、オランダ・スフェベニンゲンに生まれたテオ・ヤンセン。デルフト工科大学で物理学を専攻後、1975年に画家へ転向した。2009 年にはベルギー・ブリュッセルにて開催された「第1回エコー・フェスティバル」にて、UNEP(国連環境計画)より「エコー・アワード」を授与。これまでに、東京・お台場の日本科学未来館の他、韓国、台湾、アルゼンチン、ウルグアイ、フランス、ロシアなど世界各国で個展を開催している。【イベント情報】テオ・ヤンセン展―砂丘の生命体―会場:長崎県美術館 企画展示室住所:長崎県長崎市出島町2-1期間:10月9日から12月7日時間:10:00から20:00(最終入場19:30)休館日:10月14日、27日、11月10日、25日入場料:一般1,200円70歳以上・大学生・高校生1,000円小中学生700円小学生未満無料
2014年10月08日六本木の「イマ コンセプト ストア(IMA CONCEPT STORE)」にて、「ファッションデザイナーのイメージ論」を探る講座が3日間に渡って開催される。同イベントは、「キャンペーン写真はどのような意味を持つのか」「ブランドイメージをどのようにコントロールしているのか」といった“ファッションデザイナーのイメージ論”を、デザイナー自身と親交のある写真家や演出家、編集者などとのトークショーで探るもの。10月30日20時からは、「アンリアレイジ(ANREALAGE)」のデザイナー・森永邦彦と、写真家の奥山由之が登場する。アンリアレイジは、今年9月のパリのファッションウィークに公式スケジュールで初参加。ショーの様子や舞台裏から、ブランドから生まれるファッションイメージの作り方について対談する。11月2日20時からは、「タロウ ホリウチ(TARO HORIUCHI)」のデザイナー堀内太郎と女性ファッション誌『GINZA』編集長の中島敏子が対談。中島は堀内が10代後半から20代前半に影響を受けていたカルチャー誌『relax』を手掛けており、2人はファッションを軸にカルチャー的な視点から東京らしさとは何かを語る。11月11日20:00からは、「マメ(mame)」のデザイナー黒河内麻衣子と演劇団体「マームとジプシー」を手掛ける演出家の藤田貴大が登場。黒河内は「毎日ファッション賞」、藤田は「岸田戯曲賞」の受賞経歴を持ち、20代で注目を集めている。同い年の2人が、ファションと女性の価値観を探っていく。いずれの回も司会を務めるのは、“猫×クリエーター”をテーマにしたウェブマガジン「ilove.cot」主宰で編集者の服部円。各トークショーの申し込みは開催日の前日まで、全受講の場合は10月30日まで、「イマ コンセプト ストア」の公式ページにて受け付ける。なお、一般料金は2,500円となっており、写真雑誌『IMA』の定期購読会員は2,250円で受講出来る。
2014年10月08日レッド・ツェッペリンの最新リマスタリングシリーズの続編発売を記念して、同バンド・ギタリストのジミー・ペイジと50年近い親交があるというポール・スミス(Paul Smith)が、バンドとのコラボレーションアイテムを発表した。発表場所となったのは表参道のPaul Smith SPACE。全世界に先駆けての東京での発表に、デザイナーのポール・スミスとジミー・ペイジの2人も本国から駆け付けた。伝説のバンドと世界的ファッションブランドのコラボレーションによって誕生したのは、6種類のアートワークをプリントした1.5×1.5mの大判スカーフ。2014年6月からスタートしたリマスタープロジェクトの第1弾『レッド・ツェッペリン』『レッド・ツェッペリン2』『レッド・ツェッペリン3』と、10月29日に発売となるリマスタープロジェクトの続編『レッド・ツェッペリン4』『聖なる館』の計5作品のジャケットビジュアルを元にデザインしたものに、今回のコラボレーションのためにデザインされた全く新しいデザインの1枚を加えた全6枚のスカーフ(7万3,000円)は、いずれも全世界で50枚の限定販売となる。これに関してポールは、「数が少ないから取り合いになると思うよ!」とコメント。それでも生産枚数を限定した理由を訊かれると、「だって、ジミーは僕にとって特別な存在だから」と笑顔を見せた。ジミーによると、2人が最初に出会ったのは1967年のこと。アメリカ・サンタバーバラでライブ中だったジミーは、共通の友人からポールを紹介されてすぐに意気投合したという。この話を傍で聞いていたポールは、「お互い、『世界で活躍するイギリス人』っていう共通点があったから、仲間意識が芽生えたんだよね」と当時を懐かしそうに振り返った。また、「その頃、巷には無難な洋服しかなかったから、ジミーのためにステージ映えする洋服を作ったこともあるよ!だから今回コラボレーションできたうれしさもひとしおなんだ」と微笑んだ。これを聞いた報道陣から、「その当時の自分達にとっては、ここで今、2人で話しているなんて想像できなかったこと!」と質問されると、「全く想像できなかったね」とポール。しかし、それから50年近く経った今なお世界中から支持される音楽やファッションを生み続けている彼らにとって、「クリエーティブの世界で評価され続けること」は必然のことだ。その秘訣を尋ねられたポールは、「仕事に対して情熱を持つこと。これに尽きるね。自分が心から愛せるものを作ることだよ」と即答。今回のコラボレーションにおいても、1枚1枚のスカーフに並々ならぬ情熱を捧げ、細部までこだわって形にした。そのこだわりの強さゆえ、会見中も報道陣一同に1枚1枚の図柄を余すところなく見せようと、2人で協力して大判スカーフの端と端を持つ姿が何度も見られた。
2014年10月08日オンリーザブレイブ(OTB)グループは、ジョン・ガリアーノ(John Galliano)が「メゾン マルタン マルジェラ(Maison Martin Margiela)」のクリエーティブディレクターに就任したことを正式発表した。同グループプレジデントのレンツォ・ロッソ氏は、「マルジェラに新たなカリスマを迎える準備が整った。ジョン・ガリアーノは最高の、疑う余地のない才能の持ち主。唯一無二で類稀なるメゾンのクチュリエは、世界のファッションに常に挑み、革新してきた。私は、彼にしか創造できない『ファッション・ドリーム』のため、彼が再びこの世界に戻ってきたことを嬉しく思う。ここを新たなホームと思って欲しい」とコメントを発表している。ガリアーノと親交のある「シェアスピリット(SHARE SPIRIT)」デザイナー・片野光氏は、「ジョンは感覚が違う。見ている視覚が異なるというか。一つの素材から無限のファンタジーを語れる人物。ピカソとかダリとか芸術家と同じレベルだと思う」と話している。ガリアーノは1996年に「ディオール(Dior)」のクリエーティブディレクターに就任。以後エジプシャンルック、ギャルルック、フランス革命など、類稀なるクリエーティビティーを発揮し、センセーショナルなコレクションを発表してきた。しかし、2011年2月に人種差別発言を報道され、ディオールから解雇。今後の動向が常に注目されていた。メゾン マルタン マルジェラでの初コレクションへの期待が高まる。OTBはメゾン マルタン マルジェラの他、「ディーゼル」「 マルニ(MARNI)」「ヴィクター&ロルフ(VIKTOR&ROLF)」などを傘下に持つ。2013年のOTBの総売り上げは16億ユーロに上る。
2014年10月07日今年でブランドスタートから20周年を迎えた「ケイタ マルヤマ(KEITA MARUYAMA)」は、伊勢丹新宿店本館1階ステージ#1で“KEITA MARUYAMA 20周年ミュージアム『丸山景観』”と題した、期間限定ショップをオープンする。10月15日から10月21日まで。このイベントでは、同ブランド20周年を記念した限定商品を数多く販売する。ミュージアムピースと呼ばれる美しいハンドワークの1点もののフラワーコートや人形作家によるライトスタンドを販売。また、日本の伝統工芸とコラボレーションしたアイテム“江戸小紋”のストール、張り子の人形など、日本の伝統美を堪能できる雑貨やファッションアイテムを始め、過去のアーカイブ商品など、このイベントでしか手に入れることができないアイテムがそろう。なかでも、アーカイブ刺繍の「菊と芍薬柄」「サーカス柄」「ドラゴン柄」を施したカシミアカーディガンは、ケイタマルヤマファンには見逃せない。もちろん、今シーズンのコレクション「BOY meets GIRL」のアイテムも充実。椿刺繍のニットからパーティードレスまで、ケイタ マルヤマワールドが楽しめる。イベント会場を飾るメインビジュアルは、クリエーターの森本千絵によるもの。「敬太さんの服を着ることは、景色や季節を着ることだと思う」と話す同氏は、同ブランド20年のプリントをコラージュすることで、美しくもダイナミックな作品に仕上げている。会場では森本千絵による20周年記念本『丸山景観』(1万5,000円)や、写真家レスリー・キーが撮り下ろした「SUPER KEITA MARUYAMA」(6,000円)などの写真集、ミュージアムグッズも販売する。同店では会期中、全館と連動させたイベントも開催する。各フロアには、丸山が各ブランドとコラボした限定企画商品が登場する。食品フロアからは「京都 下鴨茶寮」の弁当、「鈴懸」のどら焼き、「鶴屋吉信」のオリジナル和菓子が登場。婦人服フロアからは「ビストロカフェ レディス&ジェントルメン(BISTRO CAFE LADIES & GENTLEMEN)」のドリンク、「レディ フォア ザ ウィークエンド バー ウィズ スカイハイ(Ready for the Weekend BAR with SKY HIGH)」のスムージー、リビングフロアからは「ロイズ アンティークス(Lioyds Antiques)」のイスなど、同氏監修の商品がそろう。「イセタンブライド」にはケイタ マルヤマのウェディングドレスが披露される。「ケイタ マルヤマ」デザインのスミレの花を散りばめたロマンチックなドレスやベール、リングピローは会期中のみオーダーすることができる。また、丸山は10月19日には自らが買い物客の出迎えから見送りまでを担当する「1日店長」を務める。本館1階ステージでは、同氏と屋上でランチパーティー(10月19日12時から)やお茶会(10月19日14時30分から)を楽しむことができる参加チケットを販売する(ランチパーティーとお茶会は、雨天中止の場合あり)。さらに、同店では全館スタンプラリーも実施。各フロアにあるケイタ マルヤマ関連商品の展開場所に設置されたスタンプ台では、スタンプを押印して指定の数をクリアすると、各日100名限定でノベルティをもらえるという。早いもの勝ちなので、週末や昼休みなどを利用してウインドーショッピングをしながら楽しむのもおすすめ。スタンプの数が増えるにつれ、ケイタ マルヤマの世界観にも大いに惹きこまれること間違いなしだ。
2014年10月07日「マッシモ アルバ(massimo alba)」が日本初となる路面店を10月17日に表参道にオープンする。住所は東京都渋谷区神宮前4-21-7エスパス表参道1階。メンズ・ウィメンズ両コレクションがそろう同ショップ。ブランドのアイコンアイテムであるカシミアニットを始めコート、シャツ、パンツ、デザイナーであるマッシモ・アルバがセレクトしたアクセサリーやバッグ、ハットやサングラスなどトータルでラインアップする。セレクトブランドはバッグの「ANAT GELBARD」、サングラスの「CONSERVATOIRE DE LUNETTES」、トレッキングシューズの「SENTIER」など。ショップオープン時のオリジナルと買い付けの比率は9:1。マッシモ アルバは、イタリア・トレヴィーゾに生まれたマッシモ・アルバが、「マーロ」や「アニオナ」「バランタインカシミア」のクリエーティブディレクターを経て、2006年に設立したカシミアブランド。07-08AWにてウィメンズ、メンズ、子供服のコレクションで同時にデビューした。
2014年10月07日スキンケア・コスメブランド「ハーバー(HABA)」は「ハーバー銀座館」をオープンした。住所は東京都中央区銀座5-6-6。ハーバーは廣森知恵子がビューティープロデューサーを手掛け、防腐剤などを一切使用せず無添加主義をモットーに商品生産・販売を行うブランド。ロングセラー商品で910万本(※2014年9月末現在)売り上げを突破した、純度99.9%の天然美容オイル「スクワラン」(15ml/1,400円、30ml/2,500円、60ml/4,600円、120ml/8,500円)を中心にスキンケア、メイクアップコスメ、ヘア・ボディケア商品や、健康食品に至るまで幅広く展開している。同館では“明日のキレイを応援する、学んでためせるコンセプトストア”をコンセプトとし、スキンケア、メイク、サプリメントなどハーバー全商品を自由に試しながら買い物することが出来る。また、ヘルス&ビューティー情報を多角的に発信し、美容に関心のある全ての女性のサポートを行えるショップを目指した。3フロアからなる館内は、無垢木材を基調とした落ち着いた雰囲気。1階がスキンケア、ミネラルコスメなどを自由に試しながら買い物が出来るハーバーショップ、2階はオリジナル美顔器「イオンマイエステII」が設置されたセルフエステの体験コーナーや、美容ドリンクを無料で試飲出来るバーカウンターなどを配した内外美容体験フロア、3階は廣森を講師に「肌のチカラ応援塾」を行うセミナールームとなっている。定期的に開催される同セミナーでは、美容知識やお手入れ方法、生活習慣などに至るまで綺麗になるためのノウハウをレクチャーする。10月5日はオープンを記念し、モデルの鈴木サチが来館。1日ビューティー大使とし、廣森とトークショーを行った。普段からハーバー製品を愛用しているという鈴木さんは「無添加で安心なので我が子と一緒に使っている。シンプルな使用ステップは時短にも最適。働く女性や子育て中のままなど忙しい女性の味方ですね」とコメント。「今日は廣森先生に美容法の裏技など沢山伝授いただいたので早速実践したい」と話した。鈴木サチは女性誌『AneCan』が2007年に創刊してから7年間専属モデルとして活躍。その他『ef』『ViVi』や、TVやCM、ラジオなどでも注目を集めつつ、2児の母として育児も行う。
2014年10月07日「ニナ リッチ(NINA RICCI)」が、新しいクリエーティブディレクターにギョーム・アンリが就任することを発表した。ギョームはフランス国籍の35歳。2000年にエコール・デュペレ、その後パリのモード大学院IFMを卒業した。「ジバンシィ(GIVENCHY)」や「ポール カ(Paule Ka)」で経験を積んだ後、2009年から「カルヴェン(CARVEN)」のアーティスティックディレクターとして活躍。同メゾンを再興させた。ニナ リッチを擁するプーチ・グループのファッション ディヴィジョン社長、ラルフ・トレダノ氏は「ニナ リッチの新しいクリエーティブディレクターに、ギョーム氏を迎えられることを大変嬉しく思います。 彼のアーティスティックな視点や洞察力、知性、そして人々を魅了するその才能は、ニナ リッチに素晴らしいエネルギーをもたらしてくれると確信しています」とコメント。ギョームは2015年1月5日付けで着任し、15-16AWコレクションがファーストコレクションとなる。
2014年10月07日イッセイ ミヤケ パルファムは、男性用新香水「ニュイドゥ イッセイ(NUIT D'ISSEY)」を10月8日に発売する。日本での発表会のために来日したボーテ プレステージ インターナショナル社イッセイ ミヤケ パルファム インターナショナル マーケティング ディレクター、アニエス・サタン(Agnes Satin)さんにイッセイ ミヤケ パルファムでの取り組みや香水の楽しみ方などを聞いた。--イッセイ ミヤケ(ISSEY MIYAKE)のクリエーションをどのように香水に表現するのでしょうか。ブランドイメージからイッセイ ミヤケの関係するさまざまな仕事、最新のニュースまで、すべての情報を集め、香水作りに生かしています。コラボレーションによって、イッセイ ミヤケというブランドの世界観を翻訳し、具体的な香水にすることが私達の仕事と言えるかもしれません。--イッセイ ミヤケの香水を創るときに重視していることは何ですか。イッセイ ミヤケらしいシンプルな香水であるということです。もちろん、それは単純なという意味のシンプルではありません。たくさんのものの中から選び抜かれたもの、洗練されたものだけが持つシンプルです。また、ブランドのアイデンティティとなる一貫性のある香りを構築することやコントラストも大切です。『自然はもっとも素晴らしい香水』というコンセプトが示すように、イッセイ ミヤケの香水を創る上で自然との関わりは無くてはならない、最も大切なものです。でも、『これはバラの香りだな』、『これは森のだな』とすぐにわかるような、自然の香りが主張しすぎるようなものであってはいけません。--イッセイ ミヤケはこれまでもロードゥ イッセイなどでいくつかの男性用の香水を発表していますが、新しい香水とこれまでの香水との違いは?今回は新しい2人の調香師(ドミニク・ロピオン氏とロック・ドン氏)を起用しました。自然というイッセイ ミヤケのアイデンティティを尊重しながら、これまでとは違う新しい視点を取り入れた香水を創りたかったからです。具体的な香りについては、これまでの香水に比べてレザーの香りが主張しているということが特徴になっています。--男性用の香水と女性用の香水では作り方やこだわりの違いはあるのでしょうか。それは非常に難しい質問です。男性と女性は違うので、一般的には男性用の香水と女性用の香水を創る方法は違いますが、イッセイ ミヤケの香水はスタンダードな意味での男性的なイメージや女性的なイメージを香水という形で表現するようなことは一切していないからです。先ほども言ったように、まず、自然に着目し、感情(EMOTION)や体験を香りを通して提供していく。既製の男性像や女性像では無く、つけることによって、より自分が自分らしくいることができるというのがイッセイ ミヤケの香水の考え方なのです。--以前と比べて増えているとはいえ、ヨーロッパの男性と比べると、日本では香水を使用する男性はまだ少ないと思います。日本の男性、特に若い男性に香水の楽しみ方をアドバイスするとしたら、どんなことが言えますか。私自身10代の子供がいるので、親の観点からということでお答えします。グループの中に属したいと思う気持ちがある反面、自分のアイデンティティを主張したいというのが若い人たちの特徴だと思います。香水をつけるというのは自分自身のアイデンティティを表現したり強調したりするための一つの方法です。 ベースボールキャップをかぶったり、ナイキのスニーカーを履いたりするのと同じように、自分の好きな香水をつけることでも、自分が自分であることを主張することが出来るのです。若い人はアイデンティティがまだ完成されていませんし、常に自分自身を探し、アイデンティティを構築しているものですが、『ニュイドゥ イッセイ』を付けることによって自分自身を深く見つめ、アイデンティティを見つけることが出来るでしょう。--日本の女性に対しては?香水は服などとは違い一日中、24時間纏うことが出来るものですが、アクセサリーとして香水を使う楽しみ方もあります。実は、フランスなどヨーロッパでは男性と女性で香水の使い方が若干違うのです。たとえば、男性の場合は、シャワーを浴び、香水をつけて、それから服を着るという順番ですが、そこには 衛生的な意味とともにパンチを加えるというような意味もあります。それに対して、女性の場合はシャワーを浴び、服を着て、それから香水をつけます。つまり、フランスなどでは女性は香水をアクセサリーの代わりに使って楽しんでいるのです。日本の女性もアクセサリーを変えるようにいろいろな香水を楽しんではいかがでしょうか。
2014年10月07日ティファニー・アンド・カンパニー(Tiffany&Co.)は、ティファニー横浜高島屋店を10月4日に増床・移転しリニューアルオープンした。同店は2005年に横浜高島屋2階にオープン。今回のリニューアルでは、白い大理石をベースに、ティファニーブルーをアクセントに使用した外観で、クリーンでフレッシュなティファニーのイメージを表現している。店内にはニューヨークの美しい風景やティファニーのジュエリーをテーマにしたアートワークを配し、ティファニーのアーカイブスケッチに数多く登場する「マグノリア」をモチーフに用いた装飾が施されている。総面積は約231平方メートル。ファインジュエリーとファッションジュエリーを中心としたエリアと、ブライダルジュエリーを中心としたブライダルサロンの二つに分かれている。ファインジュエリーとファッションジュエリーによるエリアは、壁全体を淡いブルーで仕上げたエレガントな空間。ショーケースには新デザインディレクター、フランチェスカ・アムフィテアトロフ(Francesca Amfitheatrof)のデビューコレクション「ティファニーT」を始め、数々のジュエリーが並ぶ。ソファに座りながらゆっくりとジュエリーを見られるよう、個室も新たに設置された。一方、ブライダルジュエリーによるエリアはホワイトを基調とした優雅な空間にテーブルセットが配されている。リニューアルオープン前日に行われたオープニングセレモニーには、モデルや歌手として活躍するすみれさんが登場。計39.31カラットもの希少なイエローダイヤモンドを贅沢に使用したネックレス(1億5,865万円相当)を身に着け、「ティファニーは、いつでも、どこでも、何歳になってもつけられる、タイムレスなジュエリーブランドだと思います」と語った。また、ティファニー・アンド・カンパニー・ジャパン・インクのダニエル・ペレル社長は、「この度、ブライダルのエリアを新設し、ラグジュアリーなスペースでより多くの方に、ティファニーが誇るエンゲージメントリングやマリッジリングをゆっくりとご覧いただけるようになったことを、大変喜ばしく思っております」とコメントを発表している。
2014年10月07日パリ在住のデザイナー、前濱進作手掛ける「ゴレム(golem)」がブランド創立10周年を記念して、東京・表参道のセレクトショップ「ブティークW(boutique W)」(東京都渋谷区神宮前5-39-3)にポップアップショップをオープンする。期間は10月31日から11月9日まで。ハンドメイドによる限定アイテムを多数用意。また先着150名に10周年記念プリント入りコットンショルダーバッグをノベルティーとしてプレゼントする。golemは前濱がパリのサンディカ(オートクチュール組合学校)卒業後2004年設立。アンティーク素材や天然素材を用いた風合いのあるウィメンズ・メンズコレクションを発表している。
2014年10月07日「ギャップ(Gap)」は、アートファッション誌『ヴィジョネア(VISIONAIRE)』とのコラボレーション企画によるファイナルコレクションを10月18日に発売する。このコレクションはシルクスクリーン、フォトプリント、デジタルプリント、総柄プリントなどを使用し、VISIONAIREが取り上げるテーマやアートを題材としたアートワークを施したもの。雑誌初のTシャツコレクションとして人気になった、シルバーのホイルスタンプを使用した「メタル(METAL)」、紫外線感光インクを使用した「ソーラー(SOLAR)」に続く、コレクターズ向けの限定コレクションとなる。今回新たに発表されたのは、デザインにゴールドホイル加工を取り入れたTシャツコレクション「ゴールド(GOLD)」と、著名アーティストたちがVISIONAREの既刊号から得たイメージをスウェットシャツやTシャツに投影した「アート(ART)」の二つ。GOLDコレクションとコラボしたアーティストは以下の通り。アレキシス・ロックマン(Alexis Rockman)、サイモン・ペリトン(Simon Periton)、ブルマーズ&シャムウィズナターシャ・ポリ(Blommers & Schumm with Natasha Poly)、ジェイムズ・ネアーズ(James Nares)、フランソワ・バーソード(Francois Berthhoud)、ピーター・サヴィル(Petter Saville)、ウーゴ・ロンディノーネ&ジョン・ジョルノ(Ugo Rondinone & John Giorno)、マーク・ロマネク(Mark Romanek)、ピエールパオロ・フェラーリ(Pierpaolo Ferrari with Lea T)、アダム・ファス(Adam Fuss)、サム タイラー・ジョンソン(Sam Taylor-Johnson)、フィリップ・ターフェ(Philip Taaffe)、ヴィック・ムニーズ(Vik Muniz)、ジョン・バルデッサリ(John Baldessari)、クレイグ・マックデーン(Craig McDen)。一方、ARTコレクションとコラボしたアーティストはこちら。アリシア・クワテ(Alicia Kwade)、アナ・ブレスマン&ピーター・サヴィル(Anna Blessman & Peter Saville)、ツァイ・グオチャン(Cai-Guo Qiang)、キャサリン・チャルマース(Catherine Chalmers)、クリストファー・バックロー(Christopher Bucklow)、デヴィッド・アームストロング(David Armstrong)、ダイアナ・ヴリーランド(Diana Vreeland)、グレッグ・フォーリー(Greg Foley)、マルコ・ブランビリア(Marco Brambillia)、マッシモ・ヴィターリ(Massimo Vitali)、ピエール・エ・ジル(Pierre & Gilles)、ルーベン・トレド(Ruben Toledo)、シャロン・エリス(Sharon Ellis)、スティーブン・クライン(Steven Klein)。日本ではGapフラッグシップ原宿店で取り扱われる。
2014年10月07日10月15日から28日まで、伊勢丹新宿店本館では「岩手ごちそうさまツアー」と題し、岩手県の多彩な食文化と伝統工芸品を紹介する。開催にあたり、伊勢丹担当者と共に岩手県内の食と工芸を探訪したのは、ミシュラン三ツ星「銀座 小十」の主人、奥田透。フランス・パリにも店舗を構え、「本物の日本料理」の素晴らしさを世界に発信し続けている料理人だ。同氏が岩手県探訪に同行した理由は、現地で出合った食材・調理法を岩手伝統の器に盛り付け、それぞれの良さを最大限に引き出す方法を考案するため。現地での、浄法寺塗の塗師との対談では、「日本人は、日本の伝統品に対する興味や誇りが弱い。伝統工芸品の緻密さや性能、それを作るための高い技術にもっと目を向けてほしい」とコメントしている。探訪後、現地で出合った食材や器をもとに同氏が考案したメニューは、地下1階のキッチンステージで味わうことができる。メニュー名は、「岩手をまるごと味わうコース」(1人あたり3,000円)。真崎天然わかめと鮃の昆布締め、立花椎茸と法連草 薄揚げのお浸し、白金豚と木の子の味噌幽庵焼きなど盛りだくさんの内容で、器には南部鉄器や浄法寺塗りが使用されている。提供期間は10月8日から21日までで、翌22日からは、岩手県内のフレンチレストラン「ロレオール」シェフ・伊藤勝康による、岩手の食材を活かしたフレンチを楽しむことができる。加えて、会期中は岩手自慢の食材の数々が売り場に並ぶ。シナノゴールドとつがるの交配種となるりんご「奥州ロマン」は、まだ市場には出回っておらず、三越伊勢丹で初お披露目となるという。ドイツから輸入した100年以上前の醸造設備でクラシックビールを作っているブルワリー「ベアレン醸造所」からは、口当たりがよくうまみが詰まった「フェストビール」(389円)が紹介される。その他にも、伊勢丹バイヤーが「岩手は食材の宝庫。野のもの、山のもの、海のものともに良質なものがたくさん摂れる土地」と語る通り、「完熟山のきぶどう ジュース」(1,800円)、「いわて山形村短角牛ロース」(100gあたり1,700円)、無農薬・無化学肥料栽培の岩手県産エゴマとイエローマスタードを合わせた「エゴマスタード」(600円)などバラエティー豊かな食材がお目見えする。また、同イベントは、日本橋三越本店、銀座三越でも並行して開催、26日には日本橋三越本店、銀座三越にて、同氏と食ジャーナリストの柴田泉によるトークショー(参加費1人あたり1,000円)も開催される。今回のイベント開催前に産地を視察した2人が、現地で出合った食材や郷土料理に見出した岩手の魅力について語るだけでなく、岩手県のプライベートブランド「ぺっこ(pecco)」のお土産まで用意されているのがうれしい。開催時間は、日本橋三越本店は17時から17時45分、銀座三越は13時から13時45分。それぞれ定員16名。
2014年10月07日2014年に創業130周年を迎えた「ブルガリ(BVLGARI)」は、12月に創業100周年を迎えるカーメーカー「マセラティ(MASERATI)」とのコラボレーションによるスポーツウォッチ「ブルガリ オクト マセラティ クロノグラフ」(120万円)を発表した。ブルガリは、イタリア語で「最速」を意味し1時間3万6,000振動を誇る自社クロノグラフ ムーブメント「キャリバー ヴェロチッシモ」を搭載。シリコン製のエスケープと、クロノグラフをシーケンシャル・ギアボックスと同レベルで正確に作動させるクラッチの役目を果たすスイングピニオンを採用し、50時間分のパワーリザーブとともに性能、精度、自律性を兼備。技術的な側面のみならず、独特のケースデザインを始めケースフィニッシュまですべてがマセラティの世界を反映する。マセラティの創業年にちなみ1,914ピース限定発売。マセラティは、ボローニャでアルフィエーリ・マセラティと6人兄弟のうちエットレとエルネストの2人により設立。現在モデナに本拠を置く。ブルガリとのコラボレーションは、12年にマセラティを象徴するカラーを纏って誕生した「ブルガリ オクト クアドリレトロ クロノグラフ」から開始した。
2014年10月07日伊勢丹新宿店にショップを構える「バジーレヴェントット(BASILE 28 VENTOTTO)」「ベータ(β)」「アルチザン(ARTISAN)」、「ギャバジンK.T(Gabardine K.T)」の4ブランドは、青森の伝統技法「こぎん刺し」を現代のファッションに昇華させたアイテム各種を販売する。販売期間は10月15日から10月21日まで、販売場所は本館4階ステージ#4。この取り組みは、日本の伝統や文化にスポットを当てた「イセタン ジャパンセンセィズ(JAPAN SENSES)」とのプロモーションの一環。「こぎん刺し」は、その昔、青森県津軽地方で、綿の栽培が困難であったことと、「農業倹約分限令」によって農民の衣類に制約があったことにより、農民達が目の粗い麻布でできた着物(こぎん/小布)に麻糸を差し込み、布目を補強して保温性を高める工夫を凝らしたことによって生まれたものだ。やがて明治に入ると、刺繍糸に木綿糸を使用するようになったばかりか、女性達の美意識も高まり、様々な模様が誕生。更に昭和には、柳宗悦らによる民藝運動をきっかけに、色とりどりの糸や布がこぎん刺しに用いられるように、今なお人々を魅了するものへと発展を遂げたのだ。今回のプロモーションでは、胸元に銀糸でこぎんを刺したウール混ワンピース(アルチザン/7万2,000円)、アシンメトリーな布地の切り替えに箔プリーツを施したスカート(アルチザン/4万8,000円)、ダッフルにあえてこぎんを刺したコート(バジーレヴェントット/18万円)など、斬新なアイテムがそろう。中には、異素材ミックスのアイテムもあり、こぎん刺しの新たな魅力が垣間見えるラインアップとなっている。更に、本館4階の「ワイズ(Y’s)」でもこぎん刺しアイテムが披露される。黒の地にあえて白い糸を刺すことで、日本の伝統技法とワイズの感性を巧みに融合させたロングジャケット(16万円)などの粋なアイテムがそろう。ロングジャケットは、地素材が2重(ダブルガーゼ)になっているため、布目を数えながら、こぎんを刺すにはかなり高い技術が要求されるという。高度なテクニックを有した匠の技を、ぜひ店頭で間近にみてほしい。また、ワイズのこぎん刺しアイテムは、ロングジャケット以外のものも含めECでも販売される。
2014年10月06日ドイツの高級機械式時計「A. ランゲ&ゾーネ(A. Lange & Sohne)」は、限定モデル「ランゲ1“20thアニバーサリー”」を発表した。これは94年にブランド復興後、発表された初モデルの一つ、「ランゲ1」の20周年を記念したもの。アウトサイズデイト表示や72時間のパワーリザーブなど、革新的な技術が発売当時メディアなどで絶賛されている。今モデルはランゲ1より1サイズ小さな「リトル1」をベースとしており、ペアウォッチとしても最適な2本組となる。ギョーシェ彫刻を施したダイヤルは金無垢で、ベゼルには64石のブリリアントカットダイヤモンドをセッティング。ランゲ自社製のキャリバー「L901.0」は365個の部品で構成され、テンプ受けにはハンドエングレービングで「20」の数字が刻まれた。ケースとダイヤルの組み合わせは、プラチナ&ブラックやホワイトゴールド&ブルーなど全部で5種類。それぞれ2本セットの20組限定で販売する。また、ランゲ1“20thアニバーサリー”の発売を記念し、日本では世界3番目にお披露目を兼ねたイベントを開催する予定。10月31日と11月1日にアワーグラス銀座店で、11月2日と3日にA. ランゲ&ゾーネ 東京にて行われる。
2014年10月06日早稲田大学ビジネススクール(以下、WBS)は9月30日、シンポジウム「日本発、ラグジュアリーブランドへの挑戦」を早稲田キャンパス大隈小講堂で開催した。WBS教授、早稲田大学ラグジュアリー ブランディング研究所所長・長沢伸也による基調講演「日本発、ラグジュアリーブランドの可能性」の他に、「レクサス」ブランドマネジメント部部長・高田敦史、資生堂「クレ・ド・ポー ボーテ」ブランドマネジャー・藤井恵一が登壇し、現在の取り組み、今後の戦略についてトークセッションが実施された。長沢教授は、ラグジュアリーブランドビジネスの現状を俯瞰し、日本発のラグジュアリーブランドが成功する可能性について講演。「ラグジュアリーブランドには、高くても売れる製品があり、熱烈なファンがいる。LVMHモエヘネシー・ルイ・ヴィトン、ケリング(KERING)、リシュモングループに代表される世界的なラグジュアリー企業・ブランドは安定的な収益と売り上げ増加が期待でき、実際に高い利益率を生んでいる。一方で日本企業はQCD(Quality、Cost、Delivery)が強みだったが、現在の短いライフサイクルに対応するために、次々新製品を出し続け、利益なき繁忙に落ち入っているケースも。独自性があり高付加価値、感性価値志向のラグジュアリーブランドの戦略に学ぶべきところはたくさんある」などと語った。トークセッションで高田氏は、レクサスの取り組みについて「2012年に社内カンパニー『LEXUS INTERNATIONAL』が誕生。意思決定などもトヨタとは完全に別で、独自の生産ラインで、こだわり抜いたクラフトマンシップを大切にしている。強化すべきは“Emotional LEXUS”。ラグジュアリーであるためにはエモーショナルでなくてはいけない。ストーリー性のあるCMや、車の販売目的とは別にLEXUSの考えるライフスタイルを提案する旗艦店“INTERSECT BY LEXUS”をオープンさせるなど、ブランドの世界観を発信していく」と話した。資生堂の藤井氏は、「クレ・ド・ポー ボーテ」の海外展開について「海外進出をスタートしたのは1998年。資生堂ネームに頼らない独立したブランディングを開始した。2010年に、国内と海外の事業を一環して行える単独の事業部門、クレ・ド・ポー ボーテ グローバルユニットを結成。わずか12人からスタートし、今は約30名ほどに。現在は日本を含め米州13ヶ国で展開している」と話した。2008年発売当時、12万円のクリームが話題となったブランド最高峰のシネルジックラインを今年グローバル統一名称“シナクティフ(SYNACTIF)”に変更など、常に世界を見据えたグローバルハイプレステージ化粧品市場を牽引するブランドを目指している。「実は、2007年に欧州撤退の過去もあり、情緒ベネフィットの打ち出し方で海外ブランドとの差を感じる。“高い効果実感と究極のテクスチャー”というブランドの特長をいかにエモーショナルに伝えていくかが課題。化粧品は夢を売ること、今後はいかにフレグランスを売れるようなブランドになるか、それが欧州への再挑戦だと思う。機能ではなく、エモーショナルのみに訴求していくフレグランスで、ビジネスを成功させるのが目標」と今後の課題についても語った。また長沢教授は、パリ、ニースの2店舗だった「ルイ・ヴィトン」が1978年に日本に進出し、一挙に6店舗を開店してグローバル化に成功した例を挙げ、ラグジュアリー企業を日本が育てたことについても言及。「ラグジュアリーブランドにはストーリーがあり、知名度と普及率の差があるほど、憧れのブランドとなる。日本企業が苦手とする感情に訴えるクリエーション、エモーショナルな戦略を克服すれば、日本の高い品質、技術力が詰まったこだわりの製品が高い価格で売れるということ。ぜひ、ラグジュアリー戦略をつき進めて欲しい」と述べた。
2014年10月06日ポール&ジョー(PAUL & JOE)の15SSウィメンズコレクションは、70年代のハッピーでリラックスしたムードに包まれていた。ペイズリー柄のスーツから始まり、シャツとジャンパースカートの組み合わせ、スーツとショート丈のトップス、白の丸衿付ワンピース、フリンジバッグやスエードのアイテム、スカーフなど、70年代を象徴するアイテムから構成されるワードローブを提案。ソフトな色使いがフレンチブランドのポール&ジョーらしい。スリットの入ったロングスカートや背中が大きく空いたフリルのサンドレスなど、セクシーなデザインも採り入れ、コートはオーバーサイズが今季の気分。インビテーションにもあしらわれた、フクロウモチーフも登場。足元はレザーのサンダルでリラックスなスタイルにまとめ上げた。
2014年10月06日「約300人のブックカバー展」が、渋谷パルコ パート1地下1階の「ギャラリーX」及びロフト(LOFT)渋谷店及びにて10月14日(ロフトは16日)まで開催中だ。第1回を大阪・梅田のロフト、第2回を渋谷パルコパート1のロゴスギャラリーで開催し好評を博した「架空の本屋さんの、架空のブックカバーの展覧会」。今回は「こんな本屋さんがあったらいいなぁ」とイラストレーターやデザイナーから作家やショップ、会社員や学生まで約300人が考えたブックカバー約300種を展示・販売する。ブックカバーを手掛ける孔版印刷専門の印刷会社「レトロ印刷JAM」による、簡単シルクスクリーンワークショップも開催。自宅でも出来るシルクスクリーントイ(TOY)を用いて、無線綴じノートか布のブックカバーに好きな図案を選んで印刷出来る。10月11日の12時から14時まで渋谷ロフト7階のロフトフォーラム、15時から18時までギャラリーXで実施。予約不要で参加費は1,000円。インターネットラジオ「ホナガと千原のヤギさんラジオ」の公開収録も13日17時よりギャラリーXで行う。ダンスパフォーマーのホナガヨウコとアートディレクターの千原徹也が荻窪のブックカフェ「6次元」のナカムラクニオをゲストに迎え、本や書店、人や場所、イベント等多岐にわたるトークを繰り広げる。
2014年10月06日「アンダーカバー(UNDERCOVER)」のデザイナー・高橋盾と「ナイキ(NIKE)」が、ランナーに最高のパフォーマンスを提供する決意をもとにコラボレーションした「ギャクソウ(GYAKUSOU)」の2014年ホリデーコレクションが、10月23日より発売開始となる。コレクションには、ナイキランニングとナイキ リサーチ ラボによる最高レベルのイノベーションが取り入れられているばかりか、高橋と彼が率いるGIRAランニングクルーによる厳しいテストを重ねた成果が反映され、その結果として画期的なランニングユニフォームが誕生した。デザインにあたって高橋がこだわったのは、タイツにショーツを重ねることなく、一枚のボトムで走れるということ。とはいえ、単にショーツを取り除くのでは意味がない。例えば、家の鍵や電車のパス、ランニング中に自動販売機で水を買うための小銭をいれるポケットを取り付けることは必要だ。このようにしてアイディアを練る段階で、最終的に「1,000年後のランニングフォームはどのようなものだろう?」ということにまで思いを馳せた。そうして誕生したメンズユーティリティロングタイツは、機能面も快適さもこれまでにない秀逸な仕様。必需品を入れるポケットを装備した上部はゆるめのフィットで、足全体をカバーするタイツはランナーにとって必要な温かさを提供してくれる。また、エンジニアド スリープ コンポジットジャケット(メンズ、ウィメンズともに展開)は、悪天候から身を守るガーメントのボディ部分にはストームFITコンポジットの合成素材を用いる一方、袖と首には動きやすいエンジニアドニット素材を使用。また、鍵やコインを入れるためのポケットの他、レーザー裁断して接着した隠しジップのハンドポケットも装着している。さらに、レーザーで穿孔した脇の通気孔と、後ろ身頃に縦に描いた「GYAKUSOU」のロゴが、体熱を冷ます役割を果たすのもポイントだ。この画期的なジャケットは、ドライフィット スウェットマップ ロングスリーブトップスと、ドライフィットスウェットマップ ショートスリーブトップス(メンズ、ウィメンズともに展開)にも連携。ギャクソウの2014年春コレクションに初めて登場したこのパフォーマンスシャツは、ナイキが開発した身体の発汗分布図であるスウェットマップを元に、身体の熱が最も高くなりやすい部分の通気を促すよう、ジャガー度素材を機能的に編み上げて作られている。この「NIKE×UNDER COVER GYAKUSOU HOLIDAY 2014コレクション」は、世界各地のNike LabおよびNIKI.COM/NIKE LABで販売される。
2014年10月06日「ヴァレンティノ(VALENTINO)」は15SSコレクションを発表した。マリア・グラツィア・キウリとパオロ・ピッチョーリがインスパイアされたのは18世紀上流社会子弟達の伝統である「グランドツアー(ヨーロッパ大陸巡遊紀行)」。目を引くのは様々な趣向を凝らしたドレス達。どれもクラシカルなシェイプだ。ハイウエスト、ティアード、背中の開いたエプロンドレスなど様々なタイプが登場。直線的にカットされた秋から覗く肌がセンシュアルだ。クリーンなレースや軽やかに舞うシフォン、ボタニカルのような華やかなパターン、フェザーの刺繍、ヒトデや貝など海洋生物の刺繍、レースのようなカットワークなどで見せる。海の要素は織りにも取り入れられ、大胆なサンゴ、タツノオトシゴを織り込んだドレス、コートを製作。カラーパレットはホワイトにパステル調のグリーン、ブルー、イエローなどの優しいトーンに、インディゴ、カーキ、ブラックの力強い色合いをミックス。フラットなグラディエーターサンダルや軽量のハイヒールが旅を感じさせる。
2014年10月06日