FASHION HEADLINEがお届けする新着記事一覧 (832/858)
「レッド ヴァレンティノ(RED VALENTINO)」は8月20日、阪急うめだ本店3階に新ショップをオープンする。オープンを記念して、おとぎ話の白雪姫からインスパイアされた14-15AWコレクションを象徴するアイテムの一つである、リンゴのプリントとチュールスカートが可愛らしいドレス(9万1,000円)が同店で先行販売される。レッド ヴァレンティノは14-15AWコレクションでディズニーとコラボレーション。トレンドに敏感でクールな女性へと成長したレッド ヴァレンティノ ガールを表現している。
2014年08月18日マイケル・コース(MICHAEL KORS)がサポートし前書きを寄稿した、写真家のクレイボーン・スワンソン・フランク(Claiborne Swanson Frank)によるポートレート写真集『ヤング ハリウッド(Young Hollywood)』(アスリーン社刊)が発売される。クレイボーンは、マイケルが様々なジャンルで活躍する人々とコラボレーションするデジタルプロジェクト「コース コラボレーション(KORS COLLABORATION)」の初代コラボレーターとして、2012年秋に登場している。マイケルは同コラボの成功を受け、『アメリカン ビューティー(American Beauty)』に次ぐクレイボーンの2作目となる『ヤング ハリウッド』の支援を決定した。被写体として登場するのは、イザベル・ルーカス(Isabel Lucas)、エリザベス・モス(Elisabeth Moss)、ダコタ・ジョンソン(Dakota Johnson)、イモージェン・プーツ(Imogen Poots)、ミッキー・サムナー(Mickey Sumner)、アンバー・ハード(Amber Heard)などハリウッドで活躍する若手女優、監督、プロデューサー、脚本家、スタイリスト等60名以上の女性達。中にはマイケル・コースのアイテムを纏ったモデルも。序文は女優のエイミー・セイメッツ(Amy Seimetz)が担当。前書きを寄稿したマイケルは「クレイボーンは才能豊かで、私と同じ“グラマー”のビジョンの持ち主。同書には現代女性に求める全要素が盛り込まれ、被写体は実年齢を超えた知性と洗練性を感じさせる」と話している。マイケル・コースは、内容の独占紹介やクレイボーンとのオンライン対談、写真集製作の舞台裏を垣間見られるショートフィルムなど様々な企画を展開。米・ロサンジェルスを舞台にしたコンテンツをウェブサイト「デスティネーション コース(DestinationKors)」やブランドのソーシャルメディアチャンネルで配信する。六本木ヒルズ店を含む世界のマイケル・コース10店舗で8月22日に発売され、9月以降はアスリーン社販売ルートからも購入可能。価格は7,700円。10月にはマイケル・コース主催の出版記念ディナーパーティーをロサンゼルスにて開催予定。
2014年08月18日「ナーズ(NARS)」は、ブランド誕生20周年を記念して全40色(内限定30色)の「オーデイシャスリップスティックコレクション」(各3,600円)を9月12日に発売する(一部店舗で10日先行発売)。現在は600以上もの製品を展開するナーズだが、その始まりは創始者のフランソワ・ナーズが1984年にバーニーズニューヨークで12本のリップスティックを発売したこと。本コレクションはその原点と功績に敬意を表している。スムースな付け心地のリップスティックは一塗りで濃密に発色しつつ、唇に滑らかさと潤い、ボリューム感をプラス。ケースはメタリックなマットブラックで、リップスティック本体には「NARS」のロゴをデボス加工した特別仕様となっている。また、1本1本に、フランソワが彼のキャリアにおいて影響を受けた女性の名が付けられている。鮮やかなピンクの「GRETA」、ヌーディーなモーブの「VANESSA」など様々な名前を冠しているが、インスパイアの源となった人物は明かされていない。コレクションの顔を務めるのは、『さらば愛しき女よ』『評決』等の映画で知られる女優のシャーロット・ランプリング(Charlotte Rampling)。大胆(オーデイシャス)なキャラクターの持ち主であることが起用のポイントとなり、フランソワ氏は「彼女は現在の“ルネッサンス”を体現する女性で真のアーティスト。ものすごくナーズらしい」と語る。コレクションには、「CHARLOTTE」と名付けられたダークバーガンディも登場する。伊勢丹新宿店や阪急うめだ本店、西武百貨店池袋本店などで販売される限定10色も登場するほか、オーデイシャスリップコレクションとネールポリッシュ Rからそれぞれ10色をセレクトし、ミラー付きケースにセットした特別記念ボックス「ザ ナーズ ヴォルト」(5万1,000円)も伊勢丹新宿店、阪急うめだ本店で数量限定発売となる。尚、伊勢丹新宿店・阪急うめだ本店・西武百貨店 池袋本店では9月10日に先行発売予定。
2014年08月18日「トム ブラウン ニューヨーク(THOM BROWNE. NEW YORK)」がメンズテーラードの新ライン「トム ブラウン クロージング プログラム(THOM BROWNE. CLOTHING PROGRAM)」が登場。デビューイベントが8月20日より阪急メンズ東京にて行われる。同ラインは、クラシックなグレースーツをメインに、スーツ、シャツ、タイ、コートで構成。これまでの同ブランドのスーツと比べオーソドックスなシルエットで、ジャケットのパターンもクラシックで丈がやや長く、ラペルも広め。トラウザーもくるぶしが見えない丈となっている。素材も含めすべてがメイド・イン・アメリカで、様々な気候に対応しうるステップ・ツイル、ウール、フランネル、梳毛ウールなど伝統的な素材を用いた。デビューに伴い、8月20日から26日までの期間、阪急メンズ東京1階イベントスペースにてスーツやジャケット等をオーダー出来るイベントを開催する。価格はシャツが3万4,000円(予価)、オーダースーツは29万円から。
2014年08月18日ヨウジヤマモト(YOHJI YAMAMOTO)は、同社のブランドを複数展開するブランドセレクト業態のコンセプトショップ「グラウンド ワイ(Ground Y)」を渋谷パルコ パート1の1階に9月5日オープンする。渋谷カルチャーに共感する人々をターゲットに、「ユニセックスで服を着る」をテーマとしたラインアップを用意。新ブランド「グラウンド ワイ」や「エドウイン(EDWIN)」とのコラボレーションによるジーンズブランド「ヨウジ ジーンズ(Yohji JEANS)」の他、「バイ ワイズ(by Y’s)」「ワイズ ピンク レーベル(Y’s Pink Label)」の同ショップ限定アイテム、シルバーアクセサリーブランド「ゴシック ヨウジヤマモト(GOTHIC YOHJI YAMAMOTO)」を取り扱う。グラウンド ワイのオープニング・イメージビジュアルは、写真家のレスリー・キー撮影する若者100名。グラウンド ワイを「プレイグラウンド(play ground)」として若者達の積極的な参加を仰ぎたいという考えから、レスリーが新プロジェクト「グラウンド ワイ ファクトリー(Ground Y factory)」を設立。「昔から山本耀司氏をリスペクトしてきた。彼のクリエーションと世界観の魅力を、写真を通して世界に広めたい」(レスリー)。本プロジェクト第1弾として、グラウンド ワイのイメージビジュアルモデルを8月20日まで募集中。詳細はヨウジヤマモト公式ホームページ及びSNS「グラウンド ワイ ファクトリー」から閲覧可能。
2014年08月18日編集部が選ぶ「夏休みかき氷特集」、お気に入りは見つかりましたか?最後を締めくくるのは、マンダリンオリエンタル東京の最上階・38階に位置するダイニング「ケシキ」のコース料理を頼んだ方だけが楽しむことができる、至高のデザートです。“シンプルだけどハイクオリティー”なイタリアンを、“低価格”で提供するのがケシキ最大の魅力。ランチのコースは2,900円から、ディナーのコースは5,500円から用意されているので、「マンダリンは敷居が高くて…」という方にもオススメ。色鮮やかな前菜、ボリューム満点のパスタ、豚ロースや鯛のソテーなど、選べるメインディッシュを食したあとにやってくるデザート「アーモンドミルクのグラニタ チェリー ミントの香り」は、夏季限定のひんやり爽やかなかき氷(グラニータ)。かき氷の命とも言えるシロップは、アーモンドミルクとアーモンドシロップを混ぜた子供用ドリンク「オルザータ」をベースにしたもの。オルザータはイタリアでは非常にポピュラーな飲み物で、ケシキのイタリア人料理長ダニエレ・カーソンも子供の頃よく母親に作ってもらったとのこと。氷は、凍らせたオルザータを砕いてシャーベット状にしたものなので、しっかりと味がしみ込んでいます。カクテルグラスの底とグラニータの上にのせたシロップ漬けのブラックチェリーで酸味をプラス。また、あえて砕いたりせず葉のまま添えられたミントは、見た目にも味にもアクセントとなっており、甘いだけじゃないちょっと大人な仕上がりに。オルザータのまろやかで優しい味わいと、ミントの爽やかさがスーッと口の中に広がり、後味もスッキリ。一口食べただけで夏を感じられること間違いなしです!
2014年08月17日ジュエリーブランド「アーカー(AHKAH)」は、伊勢丹新宿店本館1階のアーカーショップで、メンズジュエリーコレクションの「アーカー オム(AHKAH HOMME)」を期間限定で販売している。また、新作コレクション、ブライダルジュエリーも紹介している。8月18日まで。同ブランドは会期中、売り場面積を拡大し、通常同ショップでは取り扱いのないメンズラインのアーカー オムを展開。繊細かつユニークなモチーフで支持されているという同ブランドのパームツリー(ヤシの木)がモチーフになった新作ネックレス(22万5,000円)やクロスのシルバーダイヤネックレス(3万7,000円)、イエローゴルドやホワイトゴールドのブレスレット(2万7,000円から2万9,000円)、リング(1万5,000円から4万5,000円)など、メンズアイテムを紹介する。アーカー オムは、2013年から同ブランドのメンズジュエリーコレクションレーベルとして本格展開を開始、表参道ヒルズ店が旗艦店。ユニセックスアイテムとして男性だけでなく女性視点でも使うことができ、ペアで着けるカップルも多いという。また、同ブランドでは、今シーズンのテーマ「HOW TO GET A DIANMOND―ダイヤモンド泥棒―」という架空の映画ストーリーを作り出し、その映画からインスパイアされた新作アイテムも紹介している。ビーズネックレス(8万円)、エトワールパヴェモアイアンネックレス(28万円)、ヌーディードロップスネックレス(17万円)などを展開する。これらはそれぞれ映画のように背景ストーリーを持つ。ブライダルジュエリーも会期中拡大。注目はロサンジュエンゲージリング(32万3,000円)。ダイヤモンドのように輝きに満ちた未来を歩むカップルを表現したというエンゲージリングで、ひし形のアーム部分には、お互いのイニシャルやダイアモンドを入れることができ、購入後に追加することも可能。同店アーカーの店長は「カップルの方や男性1人の方が多く来店している。今回、メンズラインを紹介することで、アーカー オムの上品でありながらも存在感があるデザインをより多くの方に認知していただき、毎年12月に伊勢丹ザ・ステージで行うクリスマスイベントにも繋げていきたい」と話す。
2014年08月17日仕事や家庭など、様々な場面で活躍する女性達を紹介するインタビュー企画「輝く女性の秘密」。第3回は、RIE OMOTO(リエ・オモト)さん。2009年にスタートしたコスメブランド「THREE(スリー)」。「NEW ATTITUDE FOR BEING NATURAL(ナチュラルはこんなにも自由になれる)」というコンセプトは、多くの女性の心をつかみ、現在は全国に27店舗を百貨店を中心に展開している。このブランドのメイクアップ・クリエイティブ・ディレクターを務めるのがRIEさんだ。世界を舞台に「輝く女性達」の最前線にいる彼女に、お話を伺った。――キャリアの最初の転機は、19歳での渡英でしょうか?デヴィッド・ボウイやセックスピストルズが大好きだったんです。それで一度はロンドンに行きたいと思っていました。そこで目にしたファッション・カルチャー誌『i-D』に大きな影響を受けました。『i-D』に登場するモデルのメイクは、とにかくかっこいい!それに衝撃を受けてメイクアップアーティストという職業を意識するようになったんです。――その後帰国して、岡山で美容師として仕事をしていた時に、当時、パリで活動していたイギリス人メイクアップアーティスト リンダ・カンテロ(Linda Gantello)がセミナーを開催するという情報を耳にして、渡仏。これも大きな転機のきっかけですね。金銭的にも簡単なことではありませんでしたが、どうしても参加したかったので、えい!と渡仏しました。――そしてRIEさんのメイクがリンダの目に止まって「パリに来ない?」と誘われたんですね。すぐに彼女についてパリコレを回るようになったと伺いました。RIEさんが世界の舞台一歩を踏み出した瞬間と言えますね。名だたるメゾンのショーのメイクに携われたのはとても勉強になりました。その後、ニューヨークに拠点を移すことになったのは、フォトグラファー、リチャード・アヴェドン(Richard Avedon)に出会ったから。ニューヨークのオープンな雰囲気が私に合うなと思ったんです。――では、メイクのお仕事に戻ってお話を伺いますが、エディトリアルの世界でも、『ヴォーグ』誌や『エル』誌といった世界的なファッション誌をRIEさんのメイクが飾っていますね。最近の作品の中でのお気に入りは?『ヌメロ チャイナ』の表紙とカバーストーリーを、THREEのモデルも務めるグィネヴィア・ヴァン・シーナス(Guinevere Van Seenus)を主役にして制作したのですが、すごくきれいでかつユニーク。それから、エールフランスの広告は、今回、まったくイメージを変えました。いろいろなシーンをシリーズで撮ったので、楽しんでもらえると思います。『ハーパーズバザー』ではTHREEの新しいアイライナーを使いました。どの作品も皆、自信作ですよ。――そういうお仕事では、どうやってメイクを組み立てていくのですか?エディトリアルだったら、ストーリーがあって、そのストーリーの中にいるべき女性像を想像します。編集者達とはそのシーンやストーリーがどういうものか、綿密に打ち合わせます。きちんと責任を持って、納得のいく仕事をしたいんです。昔はすごく暇な時もありましたから、来る仕事は選ばずにやっていましたけれど、段々と、選ぶこともお互いの礼儀みたいなことなのかな、と思うようになりました。現場に行けば、100%の力を出し切って一生懸命やりますが、それでもお互いに「違うな」と違和感を持つのも嫌ですよね。だからそうならないように、モデルは誰でスタイリストは誰でとか、彼ら、彼女らと一緒なら良い仕事ができると思え、情熱を傾けてやろうと思える仕事を選ぶようにしています。大切な時間を費やすのですから、「イケてない」という仕事をするのは自分にとっても良くない事ですしね。――忙しいと、そう思っていなくても疎かになってしまうことがありますね。そう。毎日働いて疲れ過ぎると、仕事にかけるパワーがどんどん薄いものになるような気がするんです。だから、10の仕事をするよりも、本当に集中してできる3つの仕事をやるほうが、お互いハッピーになれると思うようになりました。――RIEさん個人としては他に、何かお考えになっていることはありますか?メイク、ヘアやファッションをトータルに見る小さな学校を創れたらいいなと思っているんです。既存のメイクの学校は、卒業してからアシスタントをしつつ仕事の勉強をしていくわけですが、となると、学校の役割は何なのか疑問になりますね。卒業したらすぐに実践できることを学べる学校があったらいいんじゃないかと思うんです。というのも学校ではメイクのことしか教えません。従来の学校では、テキストはアップデートされず、教え方も変わらないから、時代遅れになってしまって、そこで学んだことを仕事で生かすことができないのです。しかも、メイクもヘアも、教わるのは首から上だけ。――というと?ファッションやライフスタイルとかけ離れているんです。例えば一口にドレスに合うメイクといっても、赤いリップにしたほうがいい場合と、ヌーディーにしたほうがいい場合があるし、昼間なのか夜なのかによっても変わってきますよね?「どういうメイクやヘアがいいの?」というのは、着る服やシーンという背景が必要なんです。――残念ながらこれまでの学校には、そういう発想がなかったということですね。ええ。だから、ファッションやシーンも含め、トータルに教えられたらいいな、学校を卒業して、メーキャップアーティストやヘアスタイリストやスタイリストのアシスタントについて学ぶようなことを、学校にいる間に学べたらいいな、と思うんです。若いうちってものすごく吸収できるから、学校で、勉強と業界の現場のことを両方学べればいいのに、とずっと考えているところです。後半では、メイクや美容についての哲学をお聞きします。
2014年08月16日銀座三越は、写真展「竹下景子親善大使が見た国連WFP(世界食糧計画)の食糧支援―母と子の絆、子どもたちの未来―」を8月17日まで開催している。それにともない13日、国連WFP協会親善大使としても活動する、女優の竹下景子によるトークショーが行われた。彼女は05年9月より国連WFP協会顧問として活動しており、10年11月に親善大使に就任。同企画では、竹下が訪問したセネガルとフィリピンの状況や、そこで暮らす母子の様子について話を聞くことができた。12年に干ばつによって食糧危機に見舞われたセネガルでは、5歳未満の子供や妊娠中の母親のために食糧支援を行った。実際に赤ちゃんを抱き上げたという竹下氏は、「13ヶ月の赤ちゃんなのに、6、7ヶ月ぐらいの大きさしかなかった」と現地の悲惨な状況についてコメント。更に、「食料をあげたら、かぶりつくようにして食べる赤ちゃんを見て、懸命に生きようとしている命があることを実感した」と語った。またセネガルでは、WFPが行う給食の配布に参加。セネガルを始め、途上国では子供は労働力であり、満足に学校に通えないのが現状。「母親は子供にお腹いっぱいになってほしいと思うもの。だから、給食があることで、学校に行きなさいって言うんです」と給食と教育の関係の重要性を述べた。13年には、台風被害にあったフィリピンも訪問。同国ではこの被害により、7人に1人が被災し、6,000人以上の死者を出した。彼女が訪問したのは被災から半年後。多くの地域で食料の配給が終息する中、サマール島東部の貧しい地域では食糧配給が続けられていた。そこでは、1人5kg(2週間分)の米が配られており、竹下氏は「現地の人は、ただお米を配っているだけの私にまで、『ありがとう』と言ってくれるんです。それほど、食料の切実な問題があったんです」と当時を振り返った。こうした厳しい現実に、「今日のような明日があると思いがち。でも、この瞬間にも飢えに苦しんでいるはたくさんいるんです」と食べたくても食べられない人がいる現実について言及。「余力があるから寄付をするのではなく、離れた国にいる人のことも考えてほしい」と訴えた。WFPでは11年から「レッドカップキャンペーン」を行っている。これは、チキンラーメンやとんがりコーンなど、「レッドカップ」のイラストと「WFP」のマークが入っている食品を購入することで、売り上げの一部が支援に繋がるという仕組み。最後に、「レッドカップキャンペーンを始め、ボランティアや募金を通じて、お手伝いをお願いしたいです」と支援を呼びかけた。
2014年08月15日「マルニ(MARNI)」が、「ポーター(PORTER)」とのコラボレーション第3弾として、新カジュアルコレクションを発売する。同コレクションではポーターの定番であるミリタリーテイストが特徴な“PACKABLE”仕様のモデルをベースに、3種類のバッグをラインアップ。内装ポケットに畳み込むことでコンパクトに収納でき、旅行や出張などではエキストラバッグとして重宝する。ボディはオリジナルプリント“SEQUENCE PAILLETTES(スパンコールの連続)”柄を施した、薄くて丈夫なナイロン・リップストップ素材を二重にして使用。ミリタリーや登山グッズに多用されるテープをディテールデザインに取り入れた。ブルーとグリーンの2色展開。また、トラベルポーチとして人気のポーターのジップクローズシリーズを、マルニでは旅行用のボックスカバーとして新提案。センターのナイロンテープを引くことで、中身をスムーズに取り出せる。サイズは全3種類で、それぞれソックスやアンダーウエア、畳んだシャツ、ニットやジャケットの収納を想定し設計されている。ファスナーはゴールドで、ナス管やD管などの金属パーツはブラッククロームで統一し、クラシックでプロフェッショナルユースなイメージに仕上げている。その他、オリジナルデザインのポーチも2種類用意。「3WAY LAUNDRY PORCH」はシンプルなフラットポーチをベースとしており、ホテルのクローゼットにハンガー掛けするのにベストなデザイン。着ていた服を収納しておけば、そのままクリーニングに持ち込むときのバッグにもなる。また、サイドのベルトに腕を通せば、リュックとしての利用も可能。一方、「2WAY POACH FOR SHOES」はスニーカーやジム用シューズなどの収納に便利なシンプルなデザイン。各アイテムではフロントおよび右下にポーターのロゴを、その下にマルニのロゴをそれぞれ据え付けた。このうち、マルニのロゴの織りネームには、ポーターのタグと同じ糸が使用されている。コレクションの発売に合わせ、8月20日から26日まで阪急メンズ大阪1階にポップアップショップ「MARNI MEN’S ACCESSORY LIMITED SHOP」がオープン。23日には阪急メンズ東京4階にアクセサリーショップ「MARNI MEN’S ACCESSORY SHOP」がオープンする。各店でコラボ商品を購入すると、コラボ企画限定のスペシャルノベルティがプレゼントされる。尚、「2WAY POACH FOR SHOES」と、旅行用のボックスカバーの一番大きなサイズは、阪急メンズ東京のアクセサリーショップで先行販売予定。更に8月24日から9月15日まで、JR品川駅エキュート品川 サウス内の吉田カバン編集によるニューコンセプトショップ「PORTER STAND」内でも同コレクションが期間限定で販売される。
2014年08月15日「ディプティック(diptyque)」は、ブランド誕生20周年を記念して誕生した新たな香りのフレグランス キャンドル3種(450g/各8,900円)を9月1日に発売する。いずれもブランド創立と深いかかわりのあるオブジェや場所にインスパイアされたもので、あらゆる原材料を一つに結晶させることで複雑な香りを生み出した。「ル ルドゥテ」は、ディプティック創業者であるデスモント・ノックス=リット(Desmond Knox-Leet)、クリスチャンヌ・ゴトロ(Christiane Gautrot)、イヴ・クエロン(Yves Coueslant)の3名が好んでいたポプリの香り。ブティックの引き出しの奥から数十年前の小袋が見つかったのをきっかけに、ウッディーでスパイシーなフローラルノートのキャンドルとして蘇った。「レ リラ」は、イヴとデズモンドが愛した、ノルマンディー地方の絶壁の上にあるイギリス式庭園がモチーフ。ホワイトライラックやヘリオトロープ、スペアミントが青々としたフローラルノートを紡ぎ出す。「キュリオジテ」はクローブやローズウッド、アンバーグリスが織りなす温かみを感じさせる香りで、デズモントの工房のドライフラワーやインク、木片や貝殻などを想起させる。ディプティックはもちろん、他ブランドのキャンドルにも使用できるキャンドルホルダー3種(各1万7,900円)も登場。セラミック工房で職人の手作業により作られた「ペイザージュ(風景)」は、黒と白が混じり合い風景のような紋様を生み出す。「プリュマージュ(羽)」には孔雀の羽にインスパイアされたレリーフ模様が施され、「フォイヤージュ(葉)」はキャンドルを灯すと透かし細工による陰影を楽しめる。青山店及び全国12店舗で販売。
2014年08月15日「ディオール(Dior)」は、2014年の新作ウォッチコレクション「ディオール タイムピーシズ ユニークピース」を国内で販売する。同メゾンのオートクチュールにインスパイアされた素材や色彩感覚に、熟練した職人の技が組み合わさって誕生した同コレクション。「ディオール グランソワール“折り紙”」(2,090万円)は折り紙をモチーフとしたデザインで、三次元構造をに仕上げられたダイヤルにはマザーオプパールを使用。ベゼルにはトライアングル、バケット、ヘリックスなど様々なフォルムにカットされたファインストーンが美しく輝く。ケースバッグのローターには、レモンイエローやピンクのラッカーで幾何学模様を描いた。「ディオール グランソワール」(2,790万円)はイブニングドレスのパニエをイメージしたベゼルデザインが特徴。そのレイアウトには一つのツメで二つの石を固定するという、高度な技術が用いられており、バケットカットのセッティングがきれいな曲線を描き、サファイアのカラーグラデーションをより一層美しく演出している。ダイヤルにはマザーオブパールを使用し、彫刻と幾何学モチーフによってドレスの裾を表現した。「ディオール ユィット グランバル」(1,950万円)はダイヤル前面のローターに、メゾンにちなんだ物語を装飾したシリーズ。ゴールド、オパール、マザーオブパール、サファイアを使用した透かし模様で、“冬の庭”をテーマに花や葉を立体的に組み合わせている。ホワイトゴールドのケースは、スノーセッティングのダイヤモンドで覆った。「ラ ディ ドゥ ディオール」(5,570万円)はベゼルを囲むように配置されたホワイトダイヤを始め、ケース側面、リュウズ、バックルに至るまで、そのすべてをスノーセッティングにこだわったジュエリーウォッチ。ダイヤルには無数のピンクダイヤモンドを配置。製作は「ディオール ファインジュエリー」クリエーティブディレクターであるヴィクトワール・ドゥ・カステラーヌが手掛けた。尚、ラ ディ ドゥ ディオールシリーズでは、アニマルモチーフがラッカー加工された“ミッツァ”ダイヤル(221万5,000円)が池袋で先行販売される。その他、日本限定3本で、オパールダイヤルを使用したモデル(317万円)も用意されている。
2014年08月14日14-15AWコレクションのランウエイから今秋冬メイクのヒントを紹介するシリーズ。5回目は今シーズンのトレンドキーワード「ストリームライン(STREAMLINED)」を取り入れた「ケンゾー(KENZO)」。目元や眉に「ストリームライン(=流線型のライン)」を入れることで、目が大きく見え、生き生きとした表情に。アイラインは目頭から徐々に太く描いていき、目尻から大きくはみ出すように跳ね上げることで、パンキッシュな雰囲気をプラスした。使用したブルーは今秋冬に大ヒット間違いなしのカラー。下瞼にはブラウンのアイシャドーを馴染ませ肌との一体感を出し、頬骨の上から目尻に向かってハイライトを入れることで、透明感があり華やかな印象に。アイメイクを際立たせるためには、肌はミニマルに仕上げることが重要。クリームタイプのコンシーラーと赤味を含んだカラーの下地を重ねることで、素肌のような仕上がりに。リップはヌーディーなピンクやベージュカラーをチョイス。艶を出すためにリップバームをトントンと重ねるのがポイント。ネイルも目元に合わせたネイビーブルー。使用アイテムは「クロマグラフィック ペンシル ハイデフ シアン」「スタジオ スカルプト コンシーラー」「クリーム カラー ベース」「リップコンディショナー」(すべて「マック(M・A・C)」)など。
2014年08月14日帰省先や旅の宿泊先に持参するために、前日からお土産を購入して荷物を重くするのはナンセンス。なぜなら、羽田空港には、最旬スイーツから空港限定商品までそろっているので、お土産調達にはもってこいなのである。まずおすすめしたいのが、第1旅客ターミナル2階 南ウイングと北ウイングに店を構える「PIER」。和洋とりどりのお土産品をそろえるこちらの店で販売されているお菓子は、いずれも人気商品ばかり。受け取り手の年齢性別問わずすすめたい一品は、パッケージデザインが愛らしい「麻布かりんと」各種。厳選素材を使って作るかりんとは、抹茶味、蜂蜜味など約50種類ものラインナップをそろえ、「PIER」では厳選した20種類を販売。オススメは羽田空港限定パッケージで販売されている3品。国内産黒糖を使用して、黒ごまでおいしく仕上げた「麻布かりんと」(343円)、さつまいも、ほうれん草、にんじん、かぼちゃ、たまねぎの5種類の野菜を練り込んだ「野菜ミックスかりんと」(343円)、甘みをおさえたごぼうの風味が生きた、ピリ辛味の「きんぴらごぼうかりんと」(305円)はどれも、素材の旨みを活かした優しい味わいだ。和菓子好きな相手への手土産をお探しなら、「HIGASHIYA」の最中3種セット(1,800円)がイチオシ。丹波粒餡、紫芋餡、黒胡麻餡(各600円)は、いずれも国産のもち米を使用して昔ながらの製法で丹念に焼き上げているので、香ばしさがひとしお。大切な人に贈ると、センスの良さを高く評価されそうである。お子さんがいるご家庭への手土産なら、「Anniversary」の「お絵かきマカロン」(5個1,200円)はいかがだろう。かわいらしいデザインと彩りが、受け取った人をほっこり笑顔にしてくれること間違いなしだ。お菓子以外の手土産をチョイスしたいなら、空港限定の「SORAIRUKAペットボトルキャップオープナー」(850円)もおすすめ。その他、「木製ひこうきセット ANA」(2,000円)なんて空港らしさ満点のお土産も必見。お酒好きの家族や友人への贈り物は、なんといっても「羽田スカイエール」(2本入り・オリジナル保冷バッグ付き1,426円)がイチオシ。羽田空港限定(第1旅客ターミナル 東京食賓館 Cゲート前、第2旅客ターミナル SMILE TOKYOでのみ販売)の地元・東京のクラフトビールは、フルーティーで飲み応え抜群。贈る前に自分が飲んで味を確かめたいという人は、館内の各種レストランで販売されているので、心ゆくまで味見をどうぞ。あまりのおいしさに飲み過ぎてしまっても、そのあと飛行機に乗ってしまえばゆっくり睡眠を堪能できるので安心だ。女友達やおしゃれな男性への手土産を選びたいときは、第1旅客ターミナル地下1階マーケットプレイス内の「KINOKUNIYA entree」を目指そう。こちらではエコロジーバッグ各種が大人気。なかでも羽田空港限定「KINOKUNIYA」オリジナルの「Kマーク」の代わりに飛行機のマークがプリントされているのが人気。トランクに入りきらない荷物を運べるトラベルショッピングバッグ(2,400円)や、お弁当やドリンクを入れるのにぴったりのコーデュラランチバッグ(1,900円)など、見ているだけでも楽しくなるものぞろい。軽くてコンパクトな商品なので、お土産だけではなく自分用に購入するのだっておすすめだ。
2014年08月14日伊勢丹新宿店">伊勢丹新宿店本館7階催事場にて、「ザ・ブラックセンス・マーケット・イン・イセタン(THE BLACK SENSE MARKET in ISETAN)」が8月27日から9月1日まで開催される。雑誌『センス(SENSE)』が手掛ける特別受注企画「ザ・ブラックセンス・マーケット(THE BLACK SENSE MARKET)」と伊勢丹メンズ">伊勢丹メンズ館とのコラボレーションによって誕生したリアル店舗は、今年2月に続き、今回で2度目。総計60ブランド以上が参加するメンズファッションの祭典だ。今回はメンズ館の2・3・6階で展開される40を超えるブランドがブランドの色を込めたライダースジャケットを本企画のために特別に用意。男の艶や嗜みをエレガントなライダーススタイルを表現する。ドメスティックからは肉厚なホースハイドを使用した「ビズビム(visvim)">ビズビム(visvim)」(68万円)、前身頃が2重となったデザインの「ファセッタズム(FACETASM)">ファセッタズム(FACETASM)」(20万円)、「キリュウキリュウ(kiryuyrik)」によるヒザ上丈のブルゾン(18万円)などがお目見え。更には、あぶり出しデザインを施した「ミハラヤスヒロ">ミハラヤスヒロ(MIHARAYASUHIRO)」(18万円)、ロイヤルブルーの襟元が美しい「ベドウィン&ザ ハートブレイカ―ズ(BEDWIN & THE HEARTBREAKERS)」(14万円)、往年の名作ライダースにインスパイアされた「ホワイトマウンテニアリング(White Mountaineering)」(14万円)、脱着式ライナーが裾から覗く「サカイ(sacai)」(11万円)なども登場する。インポートでは「マルニ(MARNI)」(37万7,000円)、「ラフ シモンズ(Raf Simons)」(28万円)、「リック・オウエンス(Rick Owens)」(55万3,000円)、「アン・ドゥムルメステール(Ann Demeulemeester)」(48万円)などが発売。期間中は、ライダースに似合う雑貨も各種展開する。「ゴージャスアクセサリー」と題して、サングラスやリング、腕時計などの煌びやかなアイテムを紹介する。また、本館7催事場には、「ザ・ブラック・センス・ラウンジ(THE BLACKSENSE LOUNGE)」がオープン。厳選したシングルモルトウイスキーを始め、会期中のみ楽しめるという特別なハイボールも提供される。また、8月31日には、前回も好評だった同誌編集長の守谷聡と同企画参加デザイナーを交えたトークショーを開催する。
2014年08月14日理想のキャリアを手に入れるために、異動願いを出したり転職活動に勤しんだりと精を出してはいるものの、思うような結果が出せずジレンマを感じている人は意外と多いだろう。もう万策尽きた!という心の叫びが今にも表出しそうな状態に陥っているなら、ここらで一度、思いの丈を神様にぶつけてみてはどうだろう?祈願をきっかけに状況が好転するか、「出直してこい」と御叱りを受けるかは、1人ひとりの努力次第かもしれないが、参拝にあたって自らの願望を頭の中で整理することは、誰にとってもきっと有益であるに違いない。では早速、仕事運向上を願うあなたにぴったりな、東京都内の神社をまとめてご紹介。■日枝神社未来のニッポンを背負って行きたい!との熱い志を胸に秘めている人におすすめなのは日枝神社。古くから、国を支えるような大きな仕事を担っている人に支持されてきたパワースポットだ。御祭神は大咋神(おほやまくひのかみ)。山や水を司り、大地を支配して万物の成長発展を守護する神だ。また、魔が“去る”よう力を貸してくれる神の使い・猿の像が安置されている他、猿の顔型をした「まさる守り」も販売されているので、キャリアアップ同様にキュートなキャラクターも好物だという人にも打って付け。住所:東京都千代田区永田町2-10-5赤坂駅徒歩3分■小野照崎神社日本映画ファンなら一度は訪れておきたいのは、台東区の小野照崎(おのてるさき)神社だ。ここは、俳優の故・渥美清が、駆け出し時代に仕事成功に参拝したことから、仕事運上昇に効果があるとされる神社だ。売れなかった時代の渥美清が、役者として芽が出ないことに対する不安な気持ちを友人にこぼしたところ、「人生、欲しいものすべてを望むことは出来ない。何かを手入れたければ何かを我慢しろ」と諭され、同神社で「一生タバコを吸いませんので仕事をください」と願を掛けたのだとか。その後、間もなくして、『男はつらいよ』で大ブレイクに至ったという話ゆえ、こちらに参拝するなら、何かを手放す覚悟を決めるといいかもしれない。住所:東京都台東区下谷2-13-14入谷駅徒歩3分■三囲神社フリーランスや自営業者におすすめなのは、向島にある三囲(みめぐり)神社。三井家の守護社として崇拝されている同神社は、現在でも三井家と三井グループ各社から信仰されている。商売繁盛にご利益があることは、グループの繁栄をみても明らか。神社を守っている狐の他、大黒様や恵比寿様も祀られているため、そのパワーは相当強大だと推測される。住所:東京都墨田区向島2-5-17本所吾妻橋駅徒歩8分■英信寺最後に一つ、神社ではなく寺をご紹介。台東区の英信寺は、古くから出世・商売繁盛に高いご利益があるとして有名である。その歴史は古く、創建は慶長年間(1596年から1614年)だと伝えられる寺だ。同寺院には、弘法大使作と伝えられる大黒を中心に、弁財天、毘沙門天を合体させた「三面大黒天」を安置していることで知られる。三神が合体している分、ご利益も高いことを期待して一心に念じてみるといいだろう。住所:東京都台東区下谷2-5-14入谷駅徒歩3分
2014年08月14日飛行機はなぜあれだけの重量がありながら空を飛ぶことができるのか。機体のメンテナンスはいかにしておこなわれているのか…誰もが一度は抱く疑問を易しく紐解き、空の旅をより身近に感じさせてくれる見学ツアー+ミュージアムが羽田空港ほど近くにある。その名も「JAL工場見学 SKY MUSEUM」。日本航空(JAL)が運営する同施設では、JALの歴史やスタッフの仕事内容を紹介する「展示エリア」や実際に飛行機を整備している「整備工場」を見学できるばかりか、航空教室に参加して、飛行機の飛ぶ仕組みなどについて学ぶこともできる。見学は無料だが、インターネットから事前に予約することが必要。見学会開催は、年末年始を除く毎日で、10時から11時半、11時から12時半、13時から14時半、15時から16時半の1日4回。予約は、見学希望日6ヶ月前の同一日9時半より受け付けている。見学は約90分のコースで、「展示エリア見学約20分」「航空教室約30分」「格納庫エリア見学約40分」の配分。展示エリアは、1951年の会社設立から現在までのJALの変遷を辿ることができる「アーカイブスエリア」、客室乗務員や運航乗務員、整備士の仕事内容や業務に使用する“七つ道具”を紹介する「仕事紹介エリア」で構成。「アーカイブスエリア」では、歴代制服を展示する華やかなディスプレイに目を奪われる他、JALの歴史を彩ってきたハイセンスな機内誌やポスターなどを見ることができる。「仕事紹介エリア」では、各スタッフの仕事を分かりやすく図解すると共に、様々な疑似体験を楽しめる仕掛けも用意している。注目は、グランドハンドリングスタッフによる飛行機の誘導の疑似体験。画面上に映し出される飛行機を見ながら、両手にパドルを持って誘導することで、「前進」「右に曲がる」などの合図の出し方も覚えることができる。また、実際に使用されていた客室乗務員用のシートも設置されているため、ここに腰掛けて記念撮影する見学者も多いという。ちなみに、見学中の撮影は自由。ただし、ブログやfacebookなどへの投稿は禁止なので注意しよう。「展示エリア見学」の締めくくりには、パイロットや整備士、客室乗務員や空港スタッフの制服を着用して記念撮影するのがおすすめ。撮影用に用意された制服なので、割烹着のように前から袖を通して背中でマジックテープを止めればOKの簡単仕様。着ているものの上からまとえる気軽さがいい。「航空教室」で教鞭を執るのは、同社のOB・OG。それぞれの経験を生かしながら、映像や画像を使って、飛行機や空港についてのあれこれを分かりやすく解説してくれる。また、右3列、中4列、左3列という、飛行機の機内を模したイスの並びで授業が行われるというのもユニークだ。そしてクライマックスとなるのが、整備中の飛行機を目の当たりにできる「整備工場見学」。間近で飛行機の迫力を感じることができるのはもちろん、エンジンやタイヤなどそれぞれのパーツについての説明を受けることができるのも楽しいもの。ちなみに、ボーイング777に搭載されているGE社製エンジンのファンブレードは、1枚約1,000万円もするのだとか。エンジン一基あたり約22枚のファンブレードが取りつけられているので、ブレードだけで2億2,000万超えということになる。機能美の高さゆえ、ニューヨークのMoMA(The Museum of Modern Art)にも展示されているというこちらのファンブレードも、もちろん撮影OK!見学後に家族や友人に話したくなるネタがたっぷり詰まったミュージアムだ。
2014年08月13日夏休み中、飛行機に搭乗する機会があるなら、早めにチェックインを済ませて空港での時間を満喫するのもオツなもの。話題のショップが軒並みそろった羽田空港なら、炎天下を歩き回ることなく有意義な時間を過ごせるのだから、食事もエステもゆったりリラックスして楽しめるのだ。まずおすすめしたいのが、朝一のフライトで空港入りする際にぜひ立ち寄ってほしい「ひとしなや(Hitoshinaya)」。第1旅客ターミナル2階北ウイングで5時30分から営業しているこちらは、「あさごはん」「ひとはち」「すりながし」の三つの店舗を一つの軒下に集めた珍しい形態のお店。「あさごはん」は、その名の通りおいしい朝ごはんを提供する店で、鮭膳(926円)や肉膳(1,389円)魚膳(1,667円)など、メイン料理に白い御飯や味噌汁、副菜が添えられたメニューの他、白粥(695円)を楽しめる。メニュー名をそのまま店名にした「すりながし」は、だしと旬の食材で作る和風ポタージュのこと。単品(556円)の他、五目ちらし(季節の野菜、自慢の卵焼き入り)または白米(香の物付き)がセットになった御膳(834円)の用意もある。「ひとはち」は、米茄子出汁餡かけ鉢(880円)、三元豚麹炙り焼き出汁餡かけ鉢(1,204円)、穴子山葵粉揚げ出汁餡かけ鉢(1,389円)など、だしあんと食材を一つの鉢で楽しめる和丼の店だ。いずれの店舗も、和食の基本である「だし」の旨みを追求しているため、口に流し込んだ途端、身体の奥底から緊張が解け、ほうっと心が和らいでいくのを実感する。ちなみに、だしに使っているのは、マグロ、アジ、ソウダガツオ、サバ、イワシの計5種類の魚。暖簾をくぐって入店するや、厳選素材を煮込む過程で店に充満した香りが優しく鼻孔をくすぐってくるのがなんとも心地良い。続いて紹介するのは、ランチタイム目掛けて足を運んでほしい「エア ターミナル グリルキハチ」。離着陸する飛行機を眺めながら、キハチといえばおなじみのこだわりスイーツや、季節感あふれる食材を使った食事メニューを堪能できるというなんとも粋な店である。注目のランチメニューは、定番ステーキセットの「豪州リブロース肉(120g)季節野菜のグリル添え」(1,806円)。また、サラダまたはスープ、ライスまたはパン、デザート、ドリンクがセットになっているので食べごたえ満点だ。シェフいわく、「セットのスイーツを楽しみにしている女性客も多いので、デザートにもきっちり手をかけています」とのこと。季節の素材をたっぷり使った、身体にも心にもおいしいメニューだ。※キハチのメニュー価格は8月時点のもの。ティータイムのご利用をお考えなら、一度は試してほしいのが「滑らかな口当たりと甘さのあるマンゴーのミルフィーユ」(981円)。アーモンドをふんだんに使用したこちらのデザートは、テーブルに登場するや誰もが歓声をあげてしまうほどのボリュームながら、甘さ控えめでやさしい食感ゆえ、ぺろりと平らげられてしまう。生のマンゴーもいいアクセントになっており、思わずおかわりしたくなってしまうほど美味。季節ごとに使われるフルーツが変わるから、そちらも見逃せない。出発直前に食事を楽しみたいなら、第1旅客ターミナル2階出発ゲートラウンジ南ウイング10番搭乗口そばの「イセタン 羽田 ストア(レディス)ターミナル1」の「ローズベーカリーオン・ザ・ラン」がおすすめだ。フルーツサラダヨーグルト、フルーツサラダグラノーラやヘルシースイーツを楽しみながら飛行機を待つのは至福のひと時。この店一番人気のキャロットケーキは、空港限定でホールでも販売しているので、お土産にももってこい。1ピース463円、ホール1,667円共にテイクアウトも可能だが、1ピースタイプは、持ち運びしやすいよう、空港店限定でスクエアにカットされているので、こちらをチョイスすると話のネタにもなるかも!更に時間に余裕があるなら、同じく「イセタン羽田ストア(レディス)ターミナル1」内にあるネイルサロン「uka」のご利用はいかがだろう。こちらのメニューは、「8分半で乾く新しいマニキュア。カラーチェンジ by VINYLUX」(20分2,000円)、「忙しいビジネスマンのためのメンズネイルケア」(30分3,000円)など、短時間で気軽にトライできるものばかりだ。反対に、あまり時間がない中で身体をケアしたい場合は、10番搭乗口すぐそばの「Sky High fly by」のご利用をどうぞ。ほうれん草やセロリ、キュウリなど7種類の野菜を使った「エッセンシャルグリーン」(1,019円)、オレンジ、キャロット、レモンをブレンドした「ACE」(787円)など、フレッシュな野菜と果実のみを使って作るヘルシージュースメニューがたくさんそろっているので、その日の体調や肌の調子に合わせた1杯を選ぶのもよい。プラス139円で、マカやスピルリナ、ゴジベリーなどのスーパーフードを投入してもらうことも可能。
2014年08月13日各地でかき氷がホットトピック、この夏ぜひ押さえておきたいところ。今夏に続々オープンした専門店や、ラグジュアリーホテルが提供する新作の中から、編集部が選ぶ“11”のかき氷をご紹介します。「かき氷なんてコドモの食べ物でしょ?スイーツ食べるくらいなら、お酒飲みたいし」という呑兵衛な方もいらっしゃるはず。そんなあなたに紹介したい、甘党も辛党も唸らせる一品があるんです。その名も、パレスホテル東京の「サマーフローズンカクテル」。ネーミングから涼しげですが、しゃりしゃり食感のカクテルが火照った身体をクールダウンしてくれます。豊かな香りと繊細な渋みのダージリンにグレープフルーツが効いた「ダージリンスカッシュ」、ライムとミントがスカッと爽やかな「フローズン モヒート」、新鮮なブルーベリーを用いた目にも鮮やかな「ベリーベリー」、パッションフルーツとマンゴーが南国の風を運ぶ「ソレイユ」、ミントとカカオ香る「フローズン グラスホッパー」の5種がラインアップ。1杯1,900円です。どれも夏にピッタリな、清涼感漂うフレーバーですね。提供するのは、6階のシックなラウンジバー「プリヴェ」。ムーディーなカウンターや夏の風そよぐテラスが用意され、眼前には夜景が広がる最高にロマンティックなシチュエーション。ちょっとオシャレして楽しみたいですね。オトナも満足させる爽やかカクテル、あなたは誰と飲みたいですか?
2014年08月12日ヴィーナスフォートは9月27日、開業15周年を記念したグランドオープンを実施する。それに向けて新店舗の開店や、店舗のリニューアルを段階的に行っていく予定だ。今回のグランドオープンでは最終的に35店舗がニューオープンする他、15店舗がリニューアルを予定。これは、営業面積の約3割に相当する。その第一弾として7月18日には6店舗を先行オープン。日本初出店となるフローズンヨーグルトショップ「ピンクベリー(Pinkberry)」などが話題となった。ニューオープンする店舗の一つ、「ナイキファクトリーストア お台場(NIKE FACTORY STORE)」は今回が都心では初の出店となる。フットウェアやアパレル、イクイップメントなど、同ブランドのラインナップを幅広く用意。世界共通のスタイリッシュなデザインの店内で、男女を問わず、大人から子供までショッピングが楽しめる。店内にアメリカ西海岸の街並みを再現した「ジョーカーズタウン(JOKER’S TOWN)」は、“ペットと人が共存する街”をコンセプトとするペット関連ショップ。アイテムの販売だけでなく、ペット向けの美容院や飲食店、ドッグランなどを完備しており、ペットと楽しく過ごせる空間となっている。また、都内初出店となる「フェリシモサーカス(FelissimoCircus)」は、女性向け通販でお馴染みな「フェリシモ」のリアルショップ。“毎日着たくなる、おしゃれで可愛い普段着”を中心としたラインアップを、実際に見て、着て確認出来る。ヨーロッパ発のトラベルグッズブランド「アリフ ストア(ALIFE STORE)」も日本初出店となり、同ブランドの全アイテムを用意。ヴィヴィットな色使いが特徴で、その品ぞろえはカッコいいものから可愛いものまで様々だ。その他、“アメリカンモーターカルチャー”をコンセプトとした「マーベリック(Maverick)」では、ガレージ風の店内に、カスタムバイクやバイク搭載のキャンピングカーを展示。ウェアやグッズ、アクセサリーなどの関連グッズも販売しており、併設カフェはバイカーが集う憩いの場所になりそうだ。革小物のセミオーダーに興味があるなら、100%本革使用の小物やアクセサリーを扱う「アルズニ(ALZUNI)」にも注目。オンリーワンな財布やベルト、シルバー製品などをオーダー出来、ギフト目的でも人気が高い。9月27日にはスペシャルパーティーを開催予定。グランドオープンから10月13日までの約2週間はアニバーサリーウィークとなり、様々なイベントが催される。
2014年08月11日東京・西麻布の「ギャラリー ル・ベイン」にて、ウィンザーチェアにまつわる展示「ウィンザー デパートメント(Windsor Department)03」が9月9日より開催される。本展は、庶民の実用的なイスとして17世紀に英国ウィンザー地方で誕生したアノニマスなイス・ウィンザーチェアを研究するグループ「ウィンザー デパートメント」による3度目の展示。家具デザインを中心に建築家とのコラボレーションやプロダクト・空間デザインを手掛ける藤森泰司、猪田恭子とデンマーク出身のニルス・スパイエ(Nils Sveje)によるデザインチーム「イノダ+スパイエ(INODA+SVEJE)」、林裕輔と安西葉子によるデザインスタジオ「ドリルデザイン(DRILL DESIGN)」ら、グループのメンバー3組が参加する。会場には各デザイナーがこれまでに生み出したウィンザーチェア10種を展示。ウィンザーチェアの持つ要素を取り出し新たな椅子が誕生するまでのデザインプロセスで発生するスケッチや模型、各メンバーが集めたウィンザーチェアにまつわる資料も同時に展示する。9日18時よりオープングレセプション、13日16時よりギャラリートークを開催。「ロエベ(LOEWE)」新クリエーティブディレクター、ジョナサン・アンダーソン(Jonathan Anderson)も好むウィンザーチェアを巡る今展に足を運んでみてはいかがだろう。「ウィンザー デパートメント」は、ウィンザーチェアの形式や存在に惹かれる理由を意識的に探る研究を2011年に開始。「ウィンザー的なるもの」を様々な方法で集積し、次なるデザインに繋げることを企図。11年12月に会場そのものをリサーチルームとして各デザイナーが最初に試みた現在形のウィンザーチェアを展示、13年2月にはウィンザーチェアの「佇まい」に焦点を当て新作チェアを開発中のラグと共に展示した。【イベント情報】「ウィンザー デパートメント(Windsor Department)03」会場:ギャラリー ル・ベイン住所:東京都港区西麻布3-16-28会期:9月9日から14日時間:11:00から19:00(最終日は16:00まで)入場無料
2014年08月11日本社ショールームにて、プレゼンテーション形式で15SSメンズコレクションを発表した「アー・ペー・セー(A.P.C.)」。会場では、デザイナー、ジャン・トゥイトゥ(Jean TOUITOU)本人が説明をしながら各アイテムを紹介した。ミニマリズムに徹し、80年代から90年代のスタイルを同ブランドらしく再構築。クラシカルなラインナップながら、ミニマルでシャープなカッティングによりモダンな印象で、スクールボーイ的なフレッシュさを漂わせる。シャツに見られるジオメトリックなモチーフは、新進気鋭のイラストレーター、ピエール・マリー(Pierre Marie)によるもの。プレゼンテーション最後に、「ルイ・ヴィトン(Louis Vuitton)」のメンズ部門で経験を積んだルイ・ウォン(Louis Wong )とのコラボレーションライン、「ルイ・W フォー アー・ペー・セー(Louis W. for A.P.C.)」のボンバージャケットが本人と共に紹介された。
2014年08月11日「ポール・スミス(Paul Smith)」はパリ中心部の旧商業取引所を会場に15SSメンズコレクションのショーを開催した。円形のランウエイには、様々な種類の植物が置かれ、現代美術の国際展覧会「ベネツィア・ビエンナーレ」の初日に、世界から集まるアーティストやギャラリストたちのクリエーティブで機能的な着こなしからインスパイアされたコレクションを展開。サテンのジャケットや植木鉢柄のジャカードニットには、パジャマ風のサテンパンツを合わせ、リラックスした雰囲気。ボタニやペイズリー、ボーダーなどの他に、ポップアート調に描かれた手、皮をむいたバナナなど、キッチュなモチーフのニットが豊富。スコティッシュチェックのブランケットのような、フリンジを施したシャツやショーツなども目を引いた。いわゆるビジネス向きのスーツは影を潜め、多くは遊びのある、明るくて享楽的なアイテムで全体を構成していた。
2014年08月10日東京・名古屋・神戸の3都市で開催され、計75万人を超える驚異的な動員数を記録した2009年開催の「だまし絵」展の続編「だまし絵II 進化するだまし絵 Into the Future」が、8月9日より、Bunkamura ザ・ミュージアムで開催する。美術の歴史における「イリュージョン」の効果に注目し、古典的絵画から近代を経て、現代美術に至る歴史的な流れの中で、作品の系譜を紹介した初回の展覧会に対し、本展では、タイトルにもある通り「進化」する現代美術の展開を軸とする作品群が並ぶ。「プロローグ」では、ダブル・イメージの傑作、ジュゼッペ・アルチンボルドの「司書」やアルブレヒト・デューラーの「アイリスの聖母」(16世紀後半の複製)など、古典的巨匠によるだまし絵の名作が展示されており、続いて「トロンプイユ」「シャドウ、シルエット&ミラー・イメージ」「オプ・イリュージョン」「アナモルフォ―ズ・メタモルフォーズ」の4つのテーマに沿った構成となっている。第2章「トロンプイユ」では、画中の女性の目が数秒ごとに動く福田美蘭の「婦人像」や見慣れたモチーフを本物そっくりに再現するカズ・オオシロの「フェンダー・デラックス・リヴァ―ブ・アンプ2」など、まさに“目をだます”作品が続々登場。美術の世界では、物体を本物らしく見せるための“引き立て役”のモチーフとして使われてきた「影」や「鏡」だが、20世紀後半以降、これらを“主役”と捉え、既存の固定観念を打ち破る作品が生まれ出すようになった。第3章「シャドウ、シルエット&ミラー・イメージ」では、福田繁雄の「アンダーグラウンド・ピアノ」やマルクス・レーツの「姿見II」をはじめ、虚像と実体間で起きる不思議かつ立体的なだまし絵が体感できる。そのほか、第4章「オプ・イリュージョン」では、パトリック・ヒューズの描く「広重とヒューズ」やヴィクトル・ヴァザルリの「BATTOR」、第5章の「アナモルフォ―ズ・メタモルフォーズ」では、エヴァン・ペニーの「引き伸ばされた女 #2」、ルネ・マグリットの「赤いモデル」、ヴィック・ムニーズの「自画像悲しすぎて離せないバス・ヤン・アデルによる」など、ウィットに富み、遊び心あふれる技の競演が凝縮されている。なかでも、一辺7センチの木片784枚を基盤状に敷き詰めたダニエル・ローズィンの「木の鏡」は必見。木片にはモーターが、本作品の中央には小型カメラが取り付けられており、とらえた映像に従って、明暗を創り出すその様は“鏡”。記者内覧会に登場したダニエル氏は、「ぜひ作品に近づいてみてください。ご自身の姿が映し出されます」とデモンストレーションして見せた。8日に行われたセレモニーには、本展のナビゲーターを務める俳優・八嶋智人さんが登壇。「(音声ガイドを録ったので)作品は把握していましたが、本物の作品を間近で見たら、脳がグラグラするような衝撃を受けました。自分が当たり前だと思っていることが覆される、不思議な世界にどっぷりと浸かって頂きたい」とコメントした。新鮮な発見と驚きに満ちた本展。難しい理屈は抜きにして、この夏、現代美術が奏でる“だまし絵ワールド”に足を踏み入れてみては?【イベント情報】だまし絵II 進化するだまし絵 Into the Future会場:Bunkamura ザ・ミュージアム住所:渋谷区道玄坂2-24-1 Bunkamura B1階会期:8月9日から10月5日時間:10時から19時(入館は18時まで)料金:一般1,500円、大学・高校生1,000円、中学・小学生700円
2014年08月08日8月8日から20日まで、西武池袋本店別館2階の西武ギャラリーで、「攻殻機動隊25th Anniversary攻殻機動隊 大原画展」が開催される。同原画展は、士郎正宗のコミック『攻殻機動隊』の生誕25周年を記念して開催されるもので、『攻殻機動隊』全シリーズから選りすぐった漫画原稿やアニメーション原画、セル画、資料など約300点が展示される。また、同原画展のためにデザインされたオリジナルグッズや、歴代の『攻殻機動隊』シリーズから様々なクリエーターが手掛けたイラストの版画が発売される。版画は全14種類で、価格は4万円から12万円。同原画展のための図録(2,000円)の販売も行われる。原画展開催にあたって士郎は、「よくこんな読みづらいマイナー系の非文系型マンガが25年も生き続けられたと思う。出版社を始めアニメやゲーム、映画、コミカライズ関係者の努力の賜物であろうと思う」とコメント。また、Production I.G代表取締役 石川光久、『GHOST IN THE SHELL/攻殻機動隊』監督の押井守など、作品関係者からのお祝いコメントも多数展示されている。合わせて、『ターミネーター』『タイタニック』『アバター』の監督としても知られるジェームズ・キャメロンからの「『攻殻機動隊』の映像表現は文学的ともいえる最高レベルに達した、真の意味での初めての大人向けアニメーション」との賛辞の言葉を綴った色紙の展示も興味深いところ。その他、S.A.C.の宣伝用に作製された「タチコマ」の模型展示など、入口から出口まで見どころ満載な内容だ。入場料は一般が800円、大学生・高校生が600円、中学生以下無料。また、特製缶バッジ付き入場料(1,200円)の用意もある。【イベント情報】「攻殻機動隊 大原画展」東京開催会場:西武池袋本店別館2階=西武ギャラリー住所:東京都豊島区南池袋1-28-1会期:8月8日から8月20日まで入場料:一般800円大高生600円大阪開催会場:阪神梅田本店8階催場住所:大阪府大阪市北区梅田1-13-13会期:8月27日から9月8日まで入場料:一般800円大高生600円
2014年08月07日フランスの伝統製法でつくられたナチュラルソープブランド「ランパル・ラトゥール(Rampal Latour)」の石けんが人気を集めている。2012年に日本でも販売を開始し、百貨店などを中心に取り扱われているこの石けんブランドは、1828年、ランパル家の家業としてランパル・ラトゥールがマルセイユで設立、1907年よりプロヴァンスに拠点を移し、国から「マルセイユソープ」の認証を受けて5代に渡り製造を続けている。マルセイユソープとはルイ14世によって厳しい製造基準が定められたフランスの伝統製法によってつくられた石けんの総称で、その名前を名乗るには国の認証が必要とされている。ランパル ラトゥールで人気の「エクストラピュア マルセイユソープ 72%」もその内の一つだが、認証を受けた商品を扱うのはフランス国内では数社しかないという。5代目まで続いたランパル ラトゥールのビジネスを買い取り、ランパル ラトゥール社のCEOとして敏腕を振るうのが、ジャン・ルイ・プロット(Jean-Louis PLOT)氏だ。氏は食品関係の企業で7年間化学の技術者として勤め、経営学博士号(MBA)も取得。当時87歳で後継者を探していた5代目のランパル氏と出会い、その石けんの魅力にまたたくまに引かれ、オーナーとなることを決めた。氏を最も引きつけたのは、その製造工程から生まれる質の高さだった。「“BIO”オーガニック オーバルソープやラフィネ ラウンドソープは、(石けんの原料を)固めて、削って水分を飛ばし、固めて、削って水分を飛ばし…という工程を6回繰り返すことで純粋な成分を圧縮して出来上がった超高級品。この固めて削ってという作業を3回繰り返した製品でも高級品とされているのに、それを6回も行うことで密度を高くしたこの石けんは、より長く持ちますし、最後まで形が崩れません。また、最後の1滴まで香りもしっかり残ります」。その原材料にもこだわりがある。「“オーガニック”と謳っている製品は世の中にたくさんありますが、楕円形が目印の「”BIO”オーガニック オーバルソープ」は、エコサート認証を受けた製品。エコサートという第3の認証機関がテストをして条件をクリアした製品にのみ与えられるもので、100%天然香料、100%植物オイルを使っており、化学香料、動物性オイル、パラベン、防腐剤は一切使っていません」と胸を張る。「植物オイルを豊富に使っているので、保湿効果が高く、乾燥肌の人にはとてもいいです。日本でも、サンプルで使っていただいたお店が次の日に発注をかけてくださるなどとても反応が良いです」とプロット氏。更に、この石けんは髪から歯にも使用できる。「歯磨き粉としては、「エクストラピュア マルセイユソープ」の『オリーブオイル』がベスト。うちの製品は昔から時代を通して使われてきたオールマイティな定番品。『絶対体にはいいからおじいちゃん家に行ったら必ず置いてある』といった感覚のものなのです」最後に、日本の夏におすすめのアイテムを聞くと、「「ラフィネ ラウンドソープ」の『バーベナ』」との答えが返ってきた。「バーベナはプロヴァンスで6から8月の夏の盛りに咲く花で、レモンみたいな柑橘系の爽やかな香り。『ラベンダー』も夏の花で、リラックスさせる効用があります。子ども向けには『ピーチ』のような柔らかめの甘い香りがおすすめです。ただし、匂いにつられて食べないように(笑)。「”BIO”オーガニック オーバルソープ」では、『クレイ&バーベナ』がクレイを配合しているので皮脂をすっきり流したい人におすすめです」。
2014年08月07日「くまのプーさん展 WINNIE THE POOH EXHIBITION」が8月6日、松屋銀座で開幕した。プーさんが住む“100エーカーの森”を再現した他、関連資料を約400点展示する。会場に入るとまずは“物語のはじまり 父から息子への愛”と題して、作家アラン・アレクサンダー・ミルンが息子クリストファー・ロビンのために書いたと言われる原作と、それにまつわる物語をパネルなどで紹介。ミルンのサインが書かれた貴重な原作本の他、ロビンが持っていたテディ・ベアと同じビンテージモデルが展示されている。このぬいぐるみは、後にプーさんのモデルとなった。やがて、プーさんというキャラクターはウォルト・ディズニーと出会って映像化される。会場にはディズニー秘蔵の貴重な資料を約200点展示。『プーさんとはちみつ』などの映画タイトルごとの展示はワンシーンの映像を放映するだけでなく、そのセル画やプロダクションアート、製作秘話までが並べて公開されており、アニメーションの製作過程の一部始終を見ることができる。モデルシートにはプーさん達キャラクターが喜怒哀楽するパターンが描画され、ユーモラスな表情の数々が会場を訪れた人達を和ませていた。その他にも、絵本やコミックス、フィギュア、ぬいぐるみなど、形を変えながら世界中で愛されているプーさんのコレクションの数々もおよそ80点を展示。ぬいぐるみ一つとっても様々な年代のものが集まっており、その顔立ちや表情もユーモラスからキュートまで様々だ。映画『くまのプーさん』がハリウッド・ウォーク・オブ・フェームを受賞したときの記念プレートも日本で初めて公開されている。また、会場には各界のクリエーターがプーさんへの思いを込めて作った作品の数々も出品された。同じプーさんの立体モデルを利用したシリーズでは、チョコレートでコーティングした「chocolate」や、琥珀色のスケルトン加工を施した「はちみつになりたいな(夢)」などのアート作品が集結した。6日に行われたオープニングイベントには、プロゴルファーの東尾理子さんが息子の理太郎君と登場。展示について東尾さんは「プーさんの始まりから現代まで、いろいろな展示があってとても楽しいプーさん展になっていると思います」とコメント。特に、お気に入りだったのはプーさんがはちみつにまみれたシーンの特大パネルということで、「見ていて思わずはちみつに埋もれてみたいと思っちゃいました」。自身が出品した写真については「子供の時からプーさんのぬいぐるみを大事にしているのですが、見ていると本当に心が和むんですよね。そんな様子を写真にしてみました。おなかの出っ張り具合がとても気に入っています」と語った。併設されたグッズマーケットでは会場限定のオリジナルグッズの他、先行販売の最新グッズも多数用意。ぬいぐるみやマグカップ、プレート、Tシャツ、ポストカード、額装、キャンバスアートなど、プーさんファンならぜひ手に入れておきたいアイテムが勢ぞろいしている。また、2,000円以上の購入で数量限定オリジナル缶バッヂがプレゼントされる。同展は8月25日まで松屋銀座にて開催。その後、約1年半掛けて日本全国を巡回する予定となっており、9月2日から10日は福岡三越での開催が決定している。【イベント情報】くまのプーさん展 WINNIE THE POOH EXHIBITION会場:松屋銀座8階住所:東京都中央区銀座3-6-1会期:8月6日から8月25日時間:10:00から20:00(25日は17:00まで。入館は閉館の30分前まで)料金:一般1,000円、高大生700円、中学生500円、小学生以下無料
2014年08月06日上野商会は8月6日、同社が今年秋から日本での展開を手掛ける「ガント ラガー(GANT RUGGER)」の日本発のショールーミングストアを東京・代官山にオープンした。住所は東京都渋谷区猿楽町27-4RAWLIFE代官山店の2・3階。同ストアは、9月5日に原宿通り(通称とんちゃん通り)にガント ラガーの日本1号店を開くのに先駆けてオープンしたもの。今回、買った商品を持ち帰らなくてもいいことから米国でも人気だというこの“ショールーミングシステム”を採用した。店舗では基本的に在庫を持たず、展開アイテムの各サイズ、各カラーのサンプルを店内に展示。来店客はそれらを試着して素材感などを確認した上で、希望のサイズ・カラー・丈詰めのサイズまでを選び、店舗に設置されているタブレットやスマートフォンからオンラインショップを通じてオーダーすることが出来る。シーズンテーマ性を強調した店内は、ニューヨークでも活躍する日本人ガーデニスト・川本諭が主催する「グリーン フィンガーズ(Green Fingers)」からインスピレーションを受けたコレクションのテーマ「Green Fingers」をテーマに装飾され、2階ではメンズ・ウィメンズ、3階ではメンズの14-15AWコレクションがフルラインアップでそろう。価格はシャツ1万2,000円から1万5,000円、ジャケット6万円から8万円など。ガントは1927年に米・コネチカット州でバーナード・ガント(Bernard Gant)が設立したシャツ工場からスタート。「ポール スミス(Paul Smith)」や「ジェイプレス(J.PRESS)」「ブルックス ブラザース(Brooks Brothers)」などのシャツをOEMで手掛け、世界で初めてボタンダウンシャツを考案したことでも知られる。41年には自身のブランドであるガントをスタート。60年代にはアイビーリーガー御用達ブランドとして認知された。日本でも70年代に「VAN」などが販売しコンサバなアメリカンシャツブランドとして定着。その後もセレクトショップなどで扱われてきた。また、2010年にはニューヨークの百貨店「バーグドルフグッドマン」のメンズディレクターだった、マイケル・バスティアン(Michael Bastian)を迎え「ガント バイ マイケル バスティアン(Gant by Michael Bastian)」を発表。その後も、今回日本での展開をスタートするカジュアルライン、ガントラガーを加え、メンズ・ウィメンズのカジュアルライフスタイルブランドとして米国全土で注目を集めている。日本では9月にオープンする原宿店も含め、六本木や丸の内などファッション感度の高いエリアを中心に3年間で5店舗程度オープンする予定。
2014年08月06日自社ショールームで15SSメンズコレクションのプレゼンテーションを行ったルシアン・ペラ・フィネ(lucien pellat-finet)。南国に咲く花やサーフィンなど、共通テーマに「自然」を掲げながら、定番の迷彩やスカルモチーフを随所に散りばめ、全体のコレクションに溶け込ませている。今シーズンのカシミアニットのインターシャモチーフに選ばれたのがシンプソンズ。ユーモラスでありながら、どことなく毒を漂わせる。また、映画監督であり写真家の、ラリー・クラーク(Larry Clark)の写真をプリントしたコラボレーションTシャツシリーズも登場。クラークが得意とする、痛いけな少年たちのポートレートを前面にプリント。Tシャツ本体は、目の細かい織りながら通気性に優れ、このメゾンならではの高級感溢れる定番アイテムだ。
2014年08月06日写真家・荒木経惟の写真展「荒木経惟往生写集-愛ノ旅」が、8月9日より新潟市美術館にて開催される。本展は回顧展ではなく、仏教書『往生要集』が死後の極楽往生のために日々念仏を唱えることを説いたように、自らの日常や人々の営み等を撮影する「いま」の姿勢を初期代表作から新作までを通して紹介する。キーワードは「愛」。妻・陽子との新婚旅行を撮影した初期体表作『センチメンタルな旅』(1971)、妻の子宮肉腫判明から死去前後までを日付け入りで撮影した『冬の旅』(1991)を経て、荒木の愛は飼い猫や生まれ育った東京の街、女優、花、空へと展開していく。1980年代末の新潟・古町界隈の活気ある街並みと人々を記録した『新潟エレジー』(1988)、新潟の港や旅館で女優・大竹一重との「恋愛旅行の情景」をまとめた『冬恋』(1998)の2シリーズで、旅人・荒木が新潟の街とどのように向き合ったかも紹介。自らの似顔絵を始めとしたイラスト、写真集題字などの手仕事でも知られる荒木だが、本展でも和紙に墨書きで記した『愛ノ旅』と、二つに切ったポラロイドの組み合わせを変え貼り合わせた写真新作『愛切』(2014)の展示空間を盛り上げる「書」を寄せた。口紅部分は手彩色で妻を描いたシルクスクリーンも展示。また、伊藤若冲を紹介した美術家・辻惟雄と荒木による「アラーキーの奇想対談」(9月7日14時、メディアシップ日報ホールにて)、ヌードモデル撮影風景から妻への思いを語る姿まで荒木の日常に密着したドキュメンタリーの上映(9月6日から12日)など、荒木の魅力に多角的に切り込むイベントも開催する。【イベント情報】「荒木経惟往生写集-愛ノ旅」会場:新潟市美術館企画展示室住所:新潟市中央区西大畑町5191-9会期:8月9日から10月5日時間:9:30から18:00(観覧券販売は17:30まで)休館日:8月18・25日、9月1・8・16・24・29日入場料:一般1,000円大高生800円中学生以下無料
2014年08月05日