FASHION HEADLINEがお届けする新着記事一覧 (840/857)
ドキュメンタリー番組「『1本の腕時計を探す旅』 デザイナー佐藤オオキが行くパリ―ジュネーブ」が4月27日18時から18時55分、BSフジで放送される。デザインオフィス「ネンド(nendo)」代表の佐藤オオキが、自分のための腕時計を探しにパリ、ジュネーブを訪問。腕時計のデザインをしたことはあるものの、個人的に1本も持っていないという佐藤がパリのアンティークショップやジュネーブのSIHH会場などを巡り、高級腕時計の魅力を紐解く。本番組は、5月1日から31日まで一部路線を除くJAL全国際線でも放映予定。
2014年04月24日14SSコレクションのランウエイから今春夏メイクのヒントを紹介するシリーズ。4回目はニューヨークの「マーク ジェイコブス(MARC JACOBS)」の、目元を強調したサマールック。ディールブルーやロイヤルブルーのアイライナーで、目頭と目尻の両方に長めのラインを描く。目尻側を少しはね上げ、目を囲んで輪郭をはっきりさせることで爽やかでクールな印象に。ブルーを使うことで、白目をきれいに見せる効果も期待できる。また、ラインの長さとはね上げる角度で印象が変わので、スタイルに合わせてアレンジできそうだ。目元と合わせて肌にも透明感が出るように、保湿効果の高いスキンカラーの下地とコンシーラー、フェイスパウダーで仕上げた。リード・アーティストは「ナーズ(NARS)」創始者でクリエーティブディレクターのフランソワ・ナーズ(Francois Nars)。使用アイテムは、「ピュアラディアント ティンティッドモイスチャライザー」「ラディアントクリーミーコンシーラー」「ライトリフティングセッティングパウダー」「アイライナーペンシル」「シングルアイシャドー」「ラージャーザンライフ レングスマスカラ / ボリュームマスカラ」(すべてナーズ)など。
2014年04月24日東京・世田谷の高島屋二子玉川店本館1階「ストラスブルゴ(STRASBURGO)」が、ウィメンズ専門ストアとして4月25日にリニューアルオープンする。研璧宣男手掛ける「サポート・サーフェス(Support Surface)」とのコラボレーションによるシャツワンピースとカプリパンツ、エクアドルのかごバッグ店「センシ・スタジオ(Sensi Studio)」のミニバッグ(1万9,000円)とネックレス(4万4,000円)、ニューヨークより日本初上陸する「ボーイ(Boyy)」のクラッチなどの限定アイテムを用意。5万円以上の購入で、フランスのキャンドルブランド「カンテサンス(Quintessence)」とのコラボキャンドルを先着50名にプレゼントする。
2014年04月24日ロンドンのブランド「アート カムズ ファースト(ART COMES FIRST)」のポップアップストアが、4月25日から5月20日まで「ユナイテッドアローズ(UNITED ARROWS)」の原宿本店 メンズ館にオープンする。胸ポケット付きのTシャツ(白黒2色、各9,000円)やベージュのチノパンツ(2万6,185円)、黒いスキニーベルト(1万9,000円)などの今季コレクションに加え、「ユナイテッドアローズ&サンズ(UNITED ARROWS & SONS)」とART COMES FIRSTのデザイナーであるシャカ・メイドー(Shaka Maidoh)とサム・ランバード(Sam Lambert)が愛用するオランダのデニムブランド「デンハム(DENHAM)」とのトリプルコラボレーションによる「テイラーズエプロン」(1万5,361円)を発売。開催初日にはシャカとサム、そしてアート カムズ ファーストのコラボプロジェクト「ザ コール プロジェクト(THE COAL PROJECT)」の一員でもある伊・帽子ブランド「スーパーデューパー ハッツ(SuperDuper Hats)」のマッテオ・ジョリ(Matteo Gioli)が来店し、18時よりオープニングパーティーを開催。ART COMES FIRSTは、スタイリスト兼ファッションコンサルタントのシャカとブランドのクリエーティブディレクターのサムにより、13-14AWより開始。ニューヨークのスポーツアパレルショップ「ポニー(PONY)」、ノルウェーでレインウエアを製造する「ノルウェージャンレイン(Norwegian Rain)」を始めとするブランドやアーティスト、職人とコラボレーションを行っている。ユナイテッドアローズ&サンズディレクターの小木ポギー(”POGGY”)基史が注目しており、2013年10月にもポップアップイベントが開催された。
2014年04月24日ソックスブランド「ハッピーソックス(Happy Socks)」は、フランスのフットボールクラブ「パリ・サンジェルマン(PARIS SAINT-GERMAN)」とコラボレーションアイテムを発売する。2種の限定ソックスを製作。デザインはパリとパリ・サンジェルマンを象徴する百合の花とエッフェル塔のモチーフを、フランス国旗のトリコロールカラーで構成。ソックス下部にはハッピーソックスとパリ・サンジェルマンのロゴスタンプが入る。2足1セットで販売。メンズサイズのみ。3,000円。4月下旬より渋谷パルコ及びルミネエスト新宿のハッピーソックス店舗にて扱われる。
2014年04月24日「ドリス・ヴァン・ノッテン, インスピレーションズ(DRIES VAN NOTEN, INSPIRATIONS)」展開催に合わせ、書籍『DRIES VAN NOTEN』が発刊された。日本では、5月3日より英語版の販売がスタートする。3月1日より8月31日まで、ルーブル美術館に隣接するパリ装飾美術館で開催されている同展。ドリス ヴァン ノッテンのメンズ・ウィメンズのコレクションの数々と、イヴ・クラインの「青いヴィーナス」や映画「時計じかけのオレンジ」の映像、デヴィッド・ボウイの写真などのヴィジュアルやアート作品、そして同館が所蔵するコレクションたちが共に並べられ、彼のインスピレーションの源を表現した展示となっている。展覧会の図録でもある『DRIES VAN NOTEN』も、そんなインスピレーション源が集約されたもの。モード、絵画、写真、映画、音楽などの多岐にわたる要素で構成されたパーソナルなコレクションが収録され、様々なアート作品とドリス・ヴァン・ノッテンの作品の類似性やコントラストなど、意外な関係性を知ることができる。また、コエン・デ・ワール(Koen de Waal)が撮影した彼の自宅と庭の写真も初公開。1986年からのコレクションもビジュアルとして要約されている。5月3日よりドリス ヴァン ノッテン 青山店で取り扱う。価格は9,200円。
2014年04月24日書体にインスピレーションを受けた眼鏡ブランド「タイプ(TYPE)」のポップアップショップが、4月26日から5月6日まで東京・中目黒の「ワンエルディーケー アパートメンツ(1LDK apartments.)」にオープンする。会場では、シューズブランド「エンダースキーマ(Hender Scheme)」の組み立て式メガネケース「2D グラスケース(glass case)」の別注ネイビーバージョン、通常は3個掛けのメガネ掛け「グラスウォールホルダー(glass wall holder)」の6個掛けバージョンを発売。また、タイプのルック画像のように眼鏡姿で撮影できるフォトブースも登場。ハッシュタグ「#TYPE1LDK」を付けてツイッターやフェイスブックに投稿された写真は、タイプのオフィシャルタンブラーに掲載予定。タイプは、「ナイキ(Nike)」や「コカコーラ(Coca-Cola)」などのキャンペーンを手掛けたクリエイティブ・エージェンシーの「ワイデン+ケネディ トウキョウ(Wieden-Kennedy Tokyo)」が、2014年1月にローンチ。二つの書体「ヘルベチカ(Helvetica)」と「ギャラモン(Garamond)」からスタートし、フレームの太さと色を各3種から選択できる。
2014年04月23日近鉄百貨店は、約2年間にわたり実施してきた大阪・阿倍野のファッションビル「フープ(Hoop)」(大阪府大阪市阿倍野区阿倍野筋1-2-30)の大規模改装を終え、4月25日にリニューアルオープンする。メインターゲットは20代後半から30代の洗練された男女。従来からの高感度ファッションに加え、雑貨や食の充実を図り、全56区画中の7割以上をリニューアル。新規導入が34ショップ、改装店舗が8ショップとなる。25日には大阪2店舗目となるタルト専門店「キル フェ ボン(Quil Fait Bon)」、西日本初進出のセレクトショップ「フリークス ストア(FREAK’S STORE)」とライフスタイルショップ「サロン アダム エ ロぺ(SALON adam et rope)」、ニューヨークのバッグブランド「マンハッタン ポーテージ(Manhattan Portage)」が新規オープン。全館リニューアルを記念して、「フェアトレード学生ネットワーク」所属の大学生と共に「フェアトレード×フープ・アンド(Fairtrade×Hoop・and)スペシャルウィークス」を5月1日から14日まで開催。期間限定ショップ「ラブ&センス(Love&sense)」では南米に自生する植物の種子を用いた「タグア・ブローチ」(6,264円)、アルミ缶のプルタブを利用してブラジルの女性達が製作した「プルタブ ミディアムショルダー」(1万9,440円)などのフェアトレードアイテムを発売し、「無印良品」や「スープストックトーキョー(Soup Stock Tokyo)」でのフェアトレード商品買い回りビンゴなどを開催。5月4日には雑誌『ヴィヴィ(ViVi)』などで活躍中のモデル・マギーのトークショーも実施する。2000年開業のフープは、3月の「あべのハルカス近鉄本店」のグランドオープンに合わせ改装を段階的に実施。あべのハルカス近鉄本店の「モノ・コト・ヒトが出会う街のような場」、フープの「新・大人のための自分スタイル編集館」、「アンド(and)」の「都市生活素材館」というそれぞれのストアコンセプトに沿う役割を担いつつ連携を図り、阿倍野・天王寺エリアの訴求力向上を目指す。
2014年04月23日1980年代に日本で一大ブームを巻き起こしたドイツ・ミュンヘン発のブランド「MCM」が今春、再上陸を果たす。日本での新作お披露目に合わせて来日したMCM プロダクツ AGのパオロ・フォンタネリ(Paolo Fontanelli)CEOと、日本法人の加賀美由加里代表に今後の展望を聞いた。■MCMファッション・グループ・ジャパン 加賀美由加里代表取締役――MCMのどんな点に魅力を感じていらっしゃいますか?MCMは、ジェンダーレスでエイジレス、かつタイムレスな価値観を提案するブランドです。様々な枠を飛び越え、未来に向けた発信力を持つ点が、ラグジュアリーブランドとは一味違います。そこにブランドとしての大きな可能性を感じ、現職に就きました。――今回、日本再上陸となりますが具体的な戦略は?日本法人の設立により、MCMの世界観を正確に伝えることができる体制が整いました。イメージコントロールにも注力していきたいと思います。80年代ブームである今、再上陸には絶好のタイミングだと捉えています。――80年代に一世を風靡したことで、すでに多くの消費者がブランドを認知しています。一方、ブランドに馴染みの薄い若者には、どのようにアプローチをしていくのでしょうか?ジャスティン・ビーバーやクロエ・セヴィニー、ファレル・ウィリアムスら、若者に人気のある海外セレブがMCMを愛用しているので、ブランドを知っている人も大勢います。そういった状況下でリローンチすることで、新鮮なブランドとして受け止めてもらえると期待しています。また、MCMはストーリーのあるブランドです。ブランド名はローマ数字「1900」を意味し、旅行が脚光を浴び始めた20世紀を象徴しています。そういった背景や既成概念に捕われない考え方は、若者に魅力的に映ると考えています。――銀座旗艦店が4月25日にオープンします。再上陸の拠点として、銀座を選んだ理由は?銀座は日本のみならず、世界の有数のファッションエリア。ファッションブランドであれば、銀座に出店することは一つの目標です。約330平方メートルの広々としたショップが誕生します。メガブランドがひしめく中でインパクトを出せるよう、オープンに向けて調整中です。オープン時には、銀座旗艦店の限定アイテムの他、東日本大震災の復興支援として、岩手県三陸の職人と協業したトートバッグ2型、クラッチバッグ1型を販売します。このプロジェクトにより被災地の雇用を創出するとともに、売り上げの一部を他の被災地に寄付します。双方に利益を生むウィン・ウィンではなく、今後は双方が幸せになるハッピー・ハッピーであることが重要だと考えています。――銀座旗艦店ではアパレルラインの取り扱いもありますが。ジェンダーレスでエイジレスなウエアをそろえています。ただ、全体のコレクションに占める割合は数%で、バッグコレクションを補足するような形で展開しています。――その後の出店計画は?直営店は、年内に東京に2店舗目、大阪に1店舗をオープンする予定です。2015年には、福岡や名古屋などへの出店を計画しています。伊勢丹や三越、高島屋、大丸、阪急を始めとする全国有力百貨店へ販路を拡大しながら、従来通り、セレクトショップでの卸しも継続していきます。これまで国内の販売店が少なく、顧客がアジアの店舗まで足を運び商品を購入するケースも多かったので、販売店舗と共に商品のバラエティーも充実させていきたいと考えています。――今後、ブランドをどのように成長させていこうとお考えですか?80年代のイメージから、新しく生まれ変わるMCMをアピールしていきたいと思います。まずは、ブランドのDNAを伝えていくことが私達の仕事。店舗を拠点にブランドの魅力を発信していきます。多様なメディアやセレブリティと協力して幅広い層にアプローチしていきたいとも考えています。売り上げは3年間で100億、店舗は直営店5店舗、卸し20から30店舗を目指します。MCM プロダクツ AGのパオロ・フォンタネリCEO編に戻る。加賀美由加里は1946年、東京都生まれ。97年にランバンパリ100%出資となったランバン ジャパン社長に就任。03年に同社会長に就任。現在はランバンビジネスのアドバイザーを務める。06年にドーメル・ジャポン株式会社の代表取締役に就任。現在は、MCMファッション・グループ・ジャパンとドーメル・ジャポン双方の代表に加え、国際連合世界食糧計画WFP協会顧問及び、子供地球基金理事も務める。11年には一般社団法人LOOM NIPPONを設立し、東日本大震災の復興支援活動にも携わっている。
2014年04月22日1980年代に日本で一大ブームを巻き起こしたドイツ・ミュンヘン発のブランド「MCM」が今春、再上陸を果たす。昨年8月21日には、MCMファッション・グループ・ジャパンを設立。ランバン ジャパン社長を務めた後、ドーメル・ジャポン代表を務めている加賀美由加里を代表に迎え、再スタートに向け準備を整えてきた。4月25日にオープンする銀座旗艦店を皮切りに、全国へと販路を広げていく。今回、日本での新作お披露目に合わせて来日した、MCM プロダクツ AGのパオロ・フォンタネリ(Paolo Fontanelli)CEOと加賀美代表に今後の展望を聞いた。■パオロ・フォンタネリ氏――MCMの魅力について、どうお考えですか?MCMは1976年、ドイツ・ミュンヘンで誕生しました。当時のミュンヘンはアートや音楽、映画において先駆的な役割を担っていました。そんな時代背景からインスピレーションを受けてMCMはスタートしたのです。最も大切にしていることは、エイジレスでジェンダーレスであること。そのDNAを表現した代表的なアイテムがバックパックだと言えるでしょう。――フォンタネリCEOが打ち出す戦略とは?ブランドのルーツを前面に打ち出していきたいと考えています。また、MCMを象徴するヘリテージラインを主軸に、コレクションの幅を広げていきます。その一つが、成熟した消費者に向けた高級ラインです。上質なレザーを使ったコレクションは、フィレンツェのファクトリーで生産しています。――現在はどのようなビジネス展開をされていますか?現在世界32ヶ国で41店舗を展開しており、うち29店舗が直営です。2005年に韓国企業に買収されて以来、韓国が最も大きな市場です。ヨーロッパとアメリカに次ぎ、中国も急速に成長しています。中国は昨年末までに35店舗オープンしており、今年中に50店舗にまで拡大予定です。アメリカは景気が回復してきたこともあり、業績が順調に伸びています。ニューヨーク初の旗艦店を9月にオープンする他、ラスベガス、ビバリーヒルズにも出店予定です。ブランド誕生40周年を迎える2016年に向け、まだ内容は明かせませんが、大きな目標を掲げています。――グローバル戦略における、日本進出の意義は?私の役割はMCMを国際的なブランドへと成長させていくことです。その中で、日本再上陸は重要な意味を持っています。消費者が既にブランドを認知していることは、大きな財産といえます。ヘリテージラインを筆頭に、高級ラインを含めた魅力的なラインアップを消費者に提案していきます。――MCMファッション・グループ・ジャパン代表に加賀美氏を抜擢した理由は?ファッション産業における素晴らしい経験を持ち、日本市場を熟知している加賀美は、再上陸には欠かせない人材です。彼女を迎えることができ、今後の日本での展開に大きな希望が持てました。――今後、コラボレーションなどを予定していますか?毎シーズンアーティストとコラボレーションを行っています。14-15AWコレクションでは、アートシーンが活気づくドイツから、注目のアーティストとコラボレーションを行う予定です。MCMファッション・グループ・ジャパン 加賀美由加里代表取締役編に続く。パオロ・フォンタネリは1957年、イタリア生まれ。天体物理学の研究に携わった後、95年にサルバトーレ フェラガモ CEOのフェルッチョ・フェラガモのビジネスアシスタントとなり、98年に同社CFOに就任。99年、ハーバードビジネススクールのマネジメントプログラムに参加。2000年にジョルジオ アルマーニ S.P.A.のCFOに就任。03年、ジョルジオ アルマーニ香港と中国のCFOに就任し、中国に35店舗のショップをオープン。07年、フルラで、ファミリー以外出身者として初のCEOに就任。13年、MCM プロダクツ AG(チューリッヒ)のCEOに就任。
2014年04月22日京王電鉄は、京王井の頭線吉祥寺駅に接続した商業施設「キラリナ京王吉祥寺」を4月23日にオープンする。21日、館内が初公開された。キラリナ京王吉祥寺は地下2階から地上9階の駅ビル。「いろんな私に出会える、私のお気に入り」をテーマに、自分の価値観を大切にする30代女性をターゲットとしたファッション、コスメ、雑貨、フードなどをそろえる。開業1年間の来場者数は1,800万人、売り上げは130億円を目標としている。子供を遊ばせながら休憩できる芝生やテラスの屋上スペース、キッズトイレ、授乳室・おむつ替えスペースを設置した他、ベビーカーの貸し出しサービスも行っており、「ベッドタウンという土地柄ゆえ、子連れ客が利用しやすい空間作りをした。5階にあるトイレには、ゆっくり化粧直しができる1室ずつのイス付きドレッサーやフィッティングルームを充実させ、女性のニーズにアプローチしている」とキラリナ京王吉祥寺広報担当。施設の内装には「アートの街・吉祥寺」を意識し、吉祥寺ゆかりのアーティストを起用。エレベーター前の壁面イラストや、トイレ内にある鳥かごモチーフのドレッサー、キッズトイレの壁面タイル、ベンチスペースの壁面など随所にアートワークを施した。テナントは98店舗中70店舗という約7割の店舗が吉祥寺初出店となる。「“吉祥寺にありそうでなかったものを”をコンセプトに誘致した」(同広報)と言い、「ビームス(BEAMS)」「ジャーナルスタンダード(JOURNAL STANDARD)」「アーバンリサーチ(URBAN RESEARCH)」などの大型セレクトショップが吉祥寺に初出店した。また、「フレディ アンド グロスター(FREDY&GLOSTER)」「アクアガール(aqua girl)」「ケービーエフ(KBF)」「タビオ(Tabio)」「カシラ(CA4LA)」「オリエンタル トラフィック(Oriental Traffic)」などのアパレルも吉祥寺初出店。新業態の雑貨やライフスタイルショップも充実。バッグから化粧品まで取りそろえた大型雑貨店「アートマン アートマン(atman atman)」、京都の和食器「たち吉」の和雑貨ショップ「ここり」、コスメショップ「ハウスオブローゼ」が「朝食」をテーマにパンケーキやハチミツ、米などの食品を扱う「グッドモーニング ハウスブローゼ(Good Morning HOUSE OF ROSE)」、ルミネ立川にあるメンズセレクトショップ「コンチネンタル リズム セクション(continental rhythm section)」が“大人カジュアルパリジェンヌ”をコンセプトに展開するウィメンズセレクト雑貨「ソナタ トーキョー(SONATA TOKYO)」、ナチュラル・オーガニックコスメショップ「コスメキッチン(Cosme Kitchen)」のオリジナルブランドだけを販売する「エッフェ オーガニック(F organic)」などが都内でも初出店となる。
2014年04月22日サイモン・ポート・ジャックムス(Simon Porte Jacquemus)手掛けるブランド「ジャックムス(JACQUEMUS)」が、4月26日から5月22日までドーバー ストリート マーケット ギンザ(DOVER STREET MARKET GINZA)6階でイベントを開催する。会場では、ワーキングクラスがよく利用する南仏のビーチリゾート「ラ・グラン・モット(LA GRANDE MOTTE)」にインスパイアされた14SSコレクションを公開。限定スペシャルTシャツや世界先行登場となるフォトブック『ジャックムス・ラ・グラン・モット(JACQUEMUS LA GRANDE MOTTE)』も販売する。イベント初日である26日の14時から17時には、初来日となるジャックムス自身が今シーズンのモチーフであるアイスクリームを来場者に提供する。ジャックムスは、スタイリストのブノワ・ベシューン(Benoit Bethume)のもとで6ヶ月ファッションを学び、11年に自身のブランドを創設。「工場」や「病院色」「行進」をテーマとするコレクションで、ミニマルかつメンズライクなシルエットのアイテムを発表している。LVMHが主催するヤングファッションデザイナー賞においてファイナリスト12名に選出されている。
2014年04月21日エーケーエム(AKM)は4月19日、ウノ ピュ ウノ ウグァーレ トレ(1 piu 1 uguale 3)六本木ヒルズ店で、女優の沢尻エリカとのコラボレーションによる限定コレクション「ウノ ピゥ ウノ ウグァーレ トレ エリカ(1 piu 1 uguale 3 ERIKA)」のデビューコレクションショーを開催した。ウノ ピュ ウノ ウグァーレ トレは「wjk」の立ち上げメンバーの1人で、AKMの創始者である小澤智弘がデザインするプライベートコレクション。去年3月にはメルセデス・ベンツファッション・ウィーク 東京に参加し、13-14AWコレクションをショー形式で発表した。沢尻エリカが初めてプロデュースしたウノ ピゥ ウノ ウグァーレ トレ エリカは、六本木ヒルズ店のオープン1周年記念として企画されたもの。沢尻は以前よりデザイナーと面識があり、13-14AWコレクションにも来場したことなどがきっかけで1年を掛けてこのコラボが実現した。「至高」「究極」の服作りに挑戦する「ウノ ピュ ウノ ウグァーレ トレ」の作品に沢尻エリカの洋服に対するこだわりを掛け合わせたコレクションは、実際に沢尻が企画やデザインを行い、生地も選んだという。カジュアルだがドレスのようなデザインをポイントにした今回。スウェット素材のパーカー、ロングスカート、Tシャツ、デニムなどカジュアルなアイテムに、こだわりを随所に散りばめたというデザインが登場。ウエストを絞り、おへそも出したボディコンシャス風のスタイルからフードの裏にも異素材を付けたもの、ライダースパンツ風、ロングスカートまで様々なデザインのスウエットなどが登場。異素材のパッチワークや切り替え、キルティング、チェック、レザーなどをパッチワークでプラスするとともに腰部分の裏地にもラメを使うなど、細部にこだわったデニムやライダースパンツなどがそろう。ピンク、ブルー、イエロー、グリーンなどVネックTシャツやグレーのシンプルなスウェットには、ブランド名であると共に、沢尻のラッキーナンバーだという数字の「3」が付いている。価格は1万5,000円のTシャツから、5万円台のデニム、7万円台のパーカまで。今夜からスタートするドラマ「ファーストクラス」でも使用される予定。なお、今回の限定コレクションはクルーズコレクションとして企画されたが、第2弾も発表する予定など今後も継続していく考えだという。
2014年04月19日ジュエリーブランド「アガット(agete)」は、「ボタニカルコースト(BOTANICAL COAST)」をテーマとしたサマージュエリーコレクションを4月18日から順次発売する。イヤーカフ、ダブルフェイスなどのピアスがトレンドだが、今季アガットは同コレクションにおいて様々に組み合わせ可能なピアス、「イヤードレス(EAR DRESS)」シリーズを提案する。9種のスタッズピアスと19種のチャームやキャッチからチョイスし、着回しを楽しめる。店頭では、来店者のコーディネートに合わせてチャームの位置を耳の前後で変えたり、あえて片耳のみチャームを付けたりと組み合わせを披露し、今年らしいイヤースタイルを提案するという。天然石を花びら型にカットしたチャームや天然石のモザイクパターンが特徴のチャーム、デコラティブなチェーンなど、ボリューム感のあるアイテムをラインアップ。アメジストやシェル、ピンクトルマリン、ターコイズなどがそろう。取り扱いアイテムは店舗により異なる。価格帯は9,000円から2万6,000円。
2014年04月18日60年度の「コカ・コーラ」のプロダクトの復刻版を伊勢丹新宿店限定商品と共に紹介するイベント「ディケイド フューチャリング コカ・コーラ(DECADE feat. Coca Cola)」が同店2階ウエストパーク・ディケイドにて開催されている。4月22日まで。ジョージア州アトランタで誕生し130年の歴史を持つコカ・コーラは、DECADE(10年)ごとに様々なグラフィックを展開していることから、同店でのイベント開催が決定。コカ・コーラグッズは、インテリア雑貨ショップなどで取り扱われることはあるが、本イベントの規模で商品をそろえるのは珍しいという。1917年当時のデリバリートラックを1/24スケールで再現した「ダイキャストミニカー デリバリートラック1917年 1/24スケールミニカー」(3,800円)や、1938年当時のボトルトラックを1/87スケールで再現した「ダイキャストミニカー ボトルトラック1938年 1/87スケールミニカー 」(1,000円)など、ディテールにこだわって作り込んだコレクター必見のダイキャストミニカーが数々並ぶ。コカコーラがFIFAワールドカップ(TM)のオフィシャルパートナーであることから、サッカーをモチーフにしたアイテムも展開。置き時計(680円)、壁掛け時計(1万6,000円)などを販売。ワールドカップを前に手に取る顧客も多いという。この他にも、スツール(1万7,800円)や鏡(2,800円から8,500円)などインテリアも展開。女性に人気なのは、塗った瞬間口元で甘い香りが広がる、コカ・コーラ、スプライト、ファンタオレンジの香りのするルップクリーム3本がハート形の缶にセットされた「リップクリームギフトセット」(1,000円)。グラスやマグ、ポーラーベアのキーホルダー(760円)などスモールグッズも取りそろえている。伊勢丹限定アイテムのレディースウエアでは、60年代のアメリカンファッションを意識したデザインのTシャツ(2柄/6,800円)、スカート(2柄/1万3,000円)、カーディガン(2色/1万5,000円)などを展開。ポーチ(2柄/3,800円)、シュシュ(2色/2,500円)と合わせて同店限定品として販売する。期間中、ディケイドのファッションアイテムをより楽しむため、代官山蔦屋書店のコンシェルジュがセレクトしたコカコーラを始め、食に関する書籍や音楽、映像なども用意されており、当時の雰囲気を味わうことが出来る。
2014年04月17日アイウエアブランド「マイキータ(MYKITA)」は、「メゾン マルタン マルジェラ(Maison Martin Margiela)」とコラボレーションしたサングラス2モデルを発売した。前世期のクラシックなモデルに着想を得た「エッセンシャル(ESSENTIAL)」は、ステンレススチール素材のみを使用。モノクロのフレームとそれに合うレンズを用いた、ユニセックスの6型各4色がそろう。「デュアル(DUAL)」は、一つの型から生まれたアセテートフレームを二つに分解して製作。4種のユニセックスモデルで、同系のトーンもしくはコントラストを成すカラーの5色展開。両モデル共5万6,500円。マイキータとメゾン マルタン マルジェラショップ全店の他、アイウエア専門店及びセレクトショップで取り扱われる。
2014年04月17日「プリーツ プリーズ イッセイ ミヤケ(PLEATS PLEASE ISSEY MIYAKE)」が、グラフィックデザイナーの永井一正とのコラボレーションによるシリーズを発表した。三宅一生が、永井の個展を見たことがきっかけで始まったこのコラボレーション。動植物を愛らしく時にユーモラスに手描いた「LIFE」シリーズのポスターをモチーフに、白い生地に色鮮やかな転写を施した「LIFE」シリーズ、動物からインスピレーションを受けた色を配した「LIFE-JOY-」シリーズ(路面店限定)、横向きにプリーツが掛けられているため動きに合わせて動物の表情が変わる「LIFE BOUNCE」シリーズなど3シリーズが登場。ワンピース(2万9,000円から3万4,000円)やトップス、パンツなどのウエアに加え、バッグ(1万8,000円から2万5,000円)やスカーフなどがそろう。本シリーズは、4月19日より富山県立近代美術館で開催される「永井一正ポスター・ライフ1957-2014」においても作品として展示され、館内ミュージアムショップで一部販売される。また、展覧会の情報や各デザインなどを紹介するスペシャルサイトもスタートしている。PLEATS PLEASE ISSEY MIYAKE / AOYAMAで4月17日から5月8日まで、ELTTOPB TEP ISSEY MIYAKE / GINZAで4月17日から5月7日まで、ウェブストアで4月17日から、PLEATS PLEASE ISSEY MIYAKE / ROPPONGI、ELTTOB TEP ISSEY MIYAKE / SEMBAで5月10日から30日まで販売し、6月5日より全国のPLEATS PLEASE ISSEY MIYAKEショップでも取り扱う予定。永井一正は1929年大阪生まれ。東京藝術大学で彫刻を専攻後、51年に中退してグラフィックデザイナーとして活動を開始。これまでに、東京ADCグランプリ、第1回ワルシャワ国際ポスタービエンナーレ金賞、紫綬褒章など数多くの賞を受賞している。
2014年04月16日「トップショップ(TOPSHOP)」が、スーパーモデルのケイト・モス(Kate Moss)とのコラボレーションによる14SSコレクションを4月30日に発売する。両者のコラボは、2007年のスタートから2010年まで続き、毎回各国で行列ができるほど話題となっていた。今回は、その“伝説のタッグ”が4年振りに復活する。ケイト自身がコンセプト作りから素材選びまで全工程に関わったという同コレクションは、彼女のワードローブに基づいてデザイン・構成されている。「私が好きなものをたくさん加えた」と彼女が語るように、ケイトのアイコニックなスタイルを採り入れてビンテージアイテムがアレンジされている。刺繍入りトップスやビンテージ風シルクブラウス、ホワイトカフタン、そして手作り感のあるアズテック柄のドレスなどは、スペイン・バレアレス諸島からインスピレーションを得たデザイン。花柄のパジャマドレスや、スエードのウエストコート、フリンジブルーのジャケットなど、ケイトを象徴するようなスタイルが勢ぞろい。フリンジスパンコールで彩られたカクテルドレスや、タキシード、メタリックラメのドレスなどフォーマルアイテムもラインアップする。また、よりプレミアムなコレクションとなった今回、素材にもこだわり、シルクシフォンやイタリア製のゴールドラメ、インド製のレースなどを使用した。今回のコラボについてケイトは、「2007年の私の最初のコレクションから、私自身も成長して、着たい洋服も自然に変わり始めた。今までのコラボでいろいろと勉強してきたつもりだし、その時得たものもすごく多かったから、今回は一切戸惑うことがなかった。目指したのは、何度も着られるタイムレスなピースであること。みんなが未だに私のファーストコレクションをオンラインで買っていると聞いているので、私のコレクションは寿命が長いの」と語る。「Kate Moss for TOPSHOP SPRING SUMMER 2014 COLLECTION」は、全世界40ヶ国で販売予定。全国のトップショップ店舗と公式オンラインストア、オンラインセレクトショップのネッタポルテ(Net-a-Porter.com)、ノードストロームの店舗とオンラインショップで取り扱う。日本は、TOPSHOP / TOPMANの店舗に加え、ゾゾタウンとラブーでも販売する。
2014年04月16日4月16日から伊勢丹新宿店で始まる「フランス展」。フードはもちろん、職人技による伝統的なフランス雑貨、食器、ワインなどを取りそろえ紹介する。21日15時まで。素朴な温もりを感じる鮮やかな色味の「スフレンハイム陶器」は、アルザスの小さな町スフレンハイムで850年以上前から作られている陶器。可愛らしい絵付けが特徴。今でも伝統技法を守り、ガチョウの羽を使った道具で描かれている陶器はすべてが1点物。飾り絵皿(7,500円)、なべしき(4,200円)、装飾用クグロフ型(3,200から3,500円)までインテリア雑貨としても楽しめる陶器がラインアップされる。また、印象派の画家達が愛用したと言われる「ラ・メゾン・デュ・パステル社」のパステル5本セット(2万2,500円)など、暮らしに彩りを添えるアイテムも展開。会場では、共立女子大学文芸学部・須田基揮教授によるパステルの使い方やパステル画の楽しさをレクチャーするイベントも行われる(20日11時、15時各回約2時間、予約制)。フランス語で「厚紙工作」を意味する「カルトナージュ(cartenage)」の写真立ても登場。厚紙で組み立てた箱に紙、布を貼り付けて仕上げるフランスの伝統的な技法で、今回はカルトナージュ技法で作られた雑貨の販売の他、作り方のワークショップも開かれる(4月19日11時、14時半各回約2時間半、参加費1万8,360円)。立体陶器にシンデレラを描いたリモージュボックス(3万円)もフランス展ならではの一品。会期中は、ジャン=ピエール・ラポーによるペインティング実演もあり、リモージュボックスの購入客には名入れサービスを行う。また、ワインの一大産地として知られるフランスのワインは、生産量もクオリティーのもトップクラス。今回は、太陽に恵まれ降雨量も少ないアルザスのぶどう畑から生まれたワインを多数用意。マルク・テンペが特級畑で作り出すアルザスワイン「ゲヴュルツトラミネール マンブール・SGN・S2006」(8,500円)は、限定12本での販売。また、アルザスワイン「シルヴァネール2012」(2,400円)は日本初上陸で限定48本の限定販売となる。会場にはフランス各地のワイナリーから作り手やオーナーが来場し、接客を行う。
2014年04月15日フランスのグルメを一堂にそろえる「フランス展」が4月16日から伊勢丹新宿店本館6階催物場で開催される。21日15時まで。今回はフランス北東部のアルザス地方にフォーカスし、同地方のスイーツや伝統料理を紹介する。今回注目なのは、日本初輸入のスイーツ「メゾン・アダム」のこうのとりの卵型チョコレート(1,900円/限定600点限り)。アルザスのシンボルといわれる“こうのとり”の卵をかたどったプラリネチョコレートをキャンディコーティングしたものだ。「ビスキュイ・アルザシアン」のこうのとりの卵型チョコレート(3,400円/限定800点限り)は会期初日で完売したという。会場内にはイートインコーナーを設置。チョコレートの祭典「サロン・デュ・ショコラ」でも活躍するパティシエ浅見欣則のパフェは、三つの味(いちご系、ショコラ&キャラメル系、ショコラ&マンゴー系、各1,280円/各日80点限り)で初登場。浅見は昨年フランスより帰国し、アルザスの魅力をショコラで表現している。会期中は本人が来場し、できたてのパフェを提供する。フォアグラの名産地として知られるアルザス・ストラスブール創業「フェイエル」のフォアグラを使用したガレット(2,000円)、バゲットを添えてワインと一緒に楽しめるムースフォアグラ(2,800円)もイートインで堪能できる。テイクアウトコーナーのアルザス伝統料理にも注目したい。アルザス・ロレーヌ地方の郷土料理として知られるキッシュ。「ル・プティ・トノー(Le Petit Tonneau)」の生クリームと卵を使って焼きあげたキッシュロレーヌ(600円)や、サーモンとほうれん草のキッシュ(600円)も販売される。ナチュラルチーズ専門店「チーズオンザテーブル(Cheese on the table)」は、アルザス山中にある谷・マンステルが原産のチーズ・マンステール(1,600円)や、フルーツやナッツと相性がいいとされるシュプレーム(1,700円)を販売。マンステールは7世紀に修道士が作り始め、ゆでたジャガイモに合わせるのがアルザス流だという。
2014年04月14日「オトナディズニー」の和食器シリーズ「ディズニーコレクション/ 日本生活」より、第3弾として「ふしぎの国のアリス」の美濃焼が発売される。「ディズニーキャラクターたちが日本中を旅したら、きっといいものを再発見できるはず」というコンセプトで誕生した「ディズニー/ 日本生活」。ミッキー、ミニーの九谷焼、プーさんの波佐見焼に続く今回は、1300年有余の歴史をもつ岐阜県美濃地方の東部で生産される焼物「美濃焼」の和食器に、「ふしぎの国のアリス」の世界感を表現した。ディズニーキャラクターとの旅をトータルでディレクションしたのは、日本のものづくりを「むりなく、たのしく」伝える姉妹ユニット「スタイル ワイツー(Style Y2)」。子供の頃から慣れ親しんだキャラクターと、古くから日本の生活に溶け込んでいる美濃焼のコラボレーションは、大人こそ楽しめるものに仕上がった。
2014年04月14日――クリエーションにおいて、ファッションとアートのバランスはどうお考えですか。非常に難しいと思うんですけど、僕の中では突き抜けたものに関してはどちらかと言うとアートな感覚がありますね。それをもうちょっとコントロールしたものがファッションという認識です。その靴を履いている対象をイメージできることがファッションかもしれないですね。――完成した靴には必ずご自身で足を入れて履かれるとか。「靴」と言っている以上、足を入れられるとか立っていられる、一歩進められるということは最低限欠かせないことだと思っています。靴として譲れないことを外しちゃうと中途半端になっちゃうので。ある種彫刻みたいな感覚でもあるんですけど、履けるということでアートとファッションの中間のいい塩梅になるのではと感じています。アートって直接体感するというよりは、飾ったり観賞する作品が多いじゃないですか。でも、靴って履けますよね。そういう意味で靴は直接体感できるアートであり、より作品と人を近づける新しい物質だと考えています。――今回、伊藤若冲の作品を西陣織で表現した靴をつくられたのはなぜですか。もともと伊藤若冲が好きだったということもあります。今回、京都近代美術館で開催される「日本ファッション:不連続の連続」という展示会に出展することになり、自分が温めてきたテーマの中で「伊藤若冲」が一番ハマるんじゃないかなと思いました。伊藤若冲は京都の錦市場が出身なので、彼が存在していたその当時、京都に既にあった素材を使いたいという理由で、西陣織で表現しました。想像なのですが、伊藤若冲がもの作りに対してのスタンスが自分に近いのではという思いもありました。日本画という古くからある技法なのに、超絶技法とまでも言われるような描きこむ手法を生み出しています。それは、その当時の「革新」だったと思うんです。彼の場合はその技法を2Dで表現し、僕の場合は靴をベースに3Dで表現するという感覚です。――日本のファッションにはどんな未来があると思いますか? ファッション全体は、面白くなるかというと、正直なかなか将来性が見出だせないと思います。コレクションなんてランウエイが始まってから、実際に商品が発売されるまでの間に飽きてしまうくらい情報に溢れています。販促という側面が重要視されていて、その時の面白さや感動や、実際に見に行きたいというワクワク感がなくなってきています。これをセーブすることはできないと思う。そういう意味で将来が明るいとは言えない。ただ、それ故に際立つところも絶対あって、本物だけが残る。きちんとしたロジックや、しっかりしたベースがあるものだけが残るんじゃないでしょうか。少数派かもしれませんが、僕自身はそんな中でも「やっぱりファッションって夢があるよね」という物を残したい。 もしかしたら、そんなに面白くない服でも売れている可能性はあって、そういう服にはまた違うところで満たされるというのもあると思う。役割分担じゃないですけど、そういうことはそういう人に任せておけばいいと思っているので。僕は、僕が僕である理由みたいなのが、生まれてきた以上欲しいんです。アイデンティティーみたいなものです。例えば、自分の先祖が作ったものが美術館に入っていたら自慢になるし、単純に嬉しかったりするじゃないですか。今後結婚して子供が出来たりして、自分にとって親しい人にとって自慢になるような正直なもの作りを残していきたいなと思っています。目に見える部分が変わるのではなく、見る人の気持ちや心が動く物作り。自分が美術館で感動して、そこからインスピレーションを受けてものを作るというような、プライスレスで時代を超えた、形の違うバトンタッチができるようなものを作りたいです。――最後の質問ですが、串野さんにとってファッションとはどういった存在でしょう? 飽くなき探求です。ファッションは気持ちと直結してますよね。明るい服を着ると気持ちも明るくなると思うし。ファッションはもともと楽しむもの。毎日、その日をどう楽しむかとか、好きな人とデートする時にこれを着たいと思えるとか、それがファッションの魅力だと思います。他の動物は服を着ないですし、まとうことは人間の特権だと思う。だから気持ちを豊かにしてくれる大切なものです。だからこそ、自分のクリエーションのレベルは、どこまでも高く持っていきたいですね。例えば、宇宙に持って行く初めての靴を作るとか(笑)。そこにはロマンがあると思う。想像して何か作るということは僕にとって「飽くなき探求」ですね。 1/3に戻る。
2014年04月13日――串野さんの作品からは、物語や時間の流れを感じます。作品を作る時どんなところから着想を得ているのですか。 シンプルなものだと思います。自分が目にした時に美しいと感じた第一衝動のようなものをどう組みあわせていくか。普段見慣れた奇麗なものを、ジャンルにとらわれず、どう組み合わせていくかです。異なるジャンルの要素を組み合わせていくことは僕が得意とするところなので。理由が無くても美しい物はたくさんあると思うんです。でも、人間は何かしら理由を付けたい生き物じゃないですか。「何で」って。それが哲学に至ったりするんですが。そこに僕は理屈じゃなくて「良いものは単純に良い」と感じてもいいんじゃないかと考えています。どれだけコンセプトに複雑な想いが込められているものでも、僕は最終的に、ビジュアルが美しくないと僕が作るものとして感動できない。美しさも極めると、理屈と関係なく飛び抜ける一線があると思う。なので作品を作る時はコンセプトが先の場合もありますが、そのコンセプトを飛び抜けるところまで美しさを極めることを考えています。――だからこそ、目指す美しさに到達するまで妥協はしないんですね。中途半端なのって、かっこ悪いと思うんですよ。目指しているとこが見えているのに、その過程を途中で止めるということが一番ナンセンスじゃないかなと。ただ、ファッショントレンドに対して、僕は真逆のことをやっていると自覚しています。服がファッションである以上、実用性や時代性に合っていて、その時々の人々に受け入れられるものを考えるのがデザイナーの目的という考え方もあります。でも、自分はそうではない作品作りをしています。 今のファッションサイクルは早過ぎて、良いものが出てもすぐ風化してしまう。この風潮はすごく残念です。シーズンというカテゴリーを設けるだけで一気に風化してしまうのなら、僕はシーズンとかを無くしてしまいたい。自分のスタンスとしてはシーズンを越えて残るものを作りたい。僕の一つの目標としては自分の靴は100年後とか200年後とかに見た人が高揚するような感じの物を作りたいと思っています。――京都に住んでいるメリットはありますか? すごくありますね。時間の流れ方も東京とは全く違うと思います。東京は常に新しい物が生まれて消えていく文化。なので、東京でしか生まれないファッションというのも絶対にあると思います。僕の場合は「時間を越える」作品を作るという感覚があるので、そういった意味では京都には時間を越えて残る歴史がある街です。街に残ってきた技術には、残る理由が絶対にあって、物が溢れている時代にもかかわらず受け継がれてきた技術は素晴らしいと思う。その時代を越えて残った技術をお借りしている感覚です。僕にとってもクリエーションの結果が良ければ嬉しいし、技術をお借りした人にも何かしらプラスになれば嬉しいです。 3/3に続く。
2014年04月12日2015年3月7日から5月10日に掛けて開催されるアートイベント「パラソフィア(PARASOPHIA): 京都国際現代芸術祭2015」の参加作家第1弾が発表された。国内外の約40名による先鋭的な作品や芸術表現を紹介する同イベント。今回発表された作家は、北京オリンピック開会式の花火の演出や火薬で描く「火薬絵画」などのダイナミックな作品制作や奇抜なプロジェクトで世界的に知られるツァイ・グオチャン(蔡國強)、ベルリンを拠点に活動し、都市環境下の建築と居住の問題を過激なユーモアを盛り込んだ美術的手法で表現するユニット・ヘフナー/ザックス(Hoefner/Sachs)、映画監督のみならず美術、音楽、映像が融合するグループ「キュピキュピ」を主宰し、作品制作やパフォーマンスも行う石橋義正、家具や日用品などを取り込む大型のビデオインスタレーションを多く手がけるピピロッティ・リスト(Pipilotti Rist)、“動くドローイング”とも呼ばれる素描をコマ撮りした手描きアニメーション・フィルムで世界的に知られる美術家ウィリアム・ケントリッジ(William Kentridge)、サウンドインスタレーションを多く手掛けるスーザン・フィリップス(Susan Philipsz)、イメージとフィクションの関係を様々なメディアを使ってパフォーマンスや映像作品を制作するドミニク・ゴンザレス=フォルステル(Dominique Gonzalez-Foerster)、制服姿のエレベーターガールの写真シリーズなど現代社会に生きる女性を扱った作品で知られるやなぎみわら8人。ピピロッティ・リストとスーザン・フィリップスについては、4月に行われるオープンリサーチプログラムにも参加。オープンリサーチプログラムとは、芸術祭に向けて行う調査研究の公開のことで、制作の準備と調査のために来日する作家から直接構想や活動について話を聞くことができる。
2014年04月10日アメリカ・ポートランド発の季刊誌『キンフォーク(KINFOLK)』の世界観を伝えるブランド「アウアー・バイ・キンフォーク(Ouur by KINFOLK)」が、ライフスタイルストア「スローハウス(SLOWHOUSE)」のオープンを記念して限定アイテムを発売する。1796年に英国で誕生した歴史ある生地ブランド「トーマスメイソン(Thomas Mason)」とのコラボレーションで誕生したのは、上質なコットン生地を使用した「サンデー・シャツ」(メンズ2万3,000円/ウィメンズ2万2,000円)と、「サタデー・ドレス」(2万6,000円/ホワイト・ブルーの2色)。アウアー・バイ・キンフォークはキンフォーク編集長を務めるネイサン・ウィリアムズ(Nathan Williams)が今春スタート。「ありのままの、美しいくらし」をコンセプトに、上質で適正な価格のウエアや雑貨などを展開し、快適で機能的かつシンプルな暮らしを提案する。同ブランドのアイテムは、アクタス直営店(アクタス新宿店、青山店、名古屋店、福岡店、スローハウス梅田店)などで取り扱われており。今月から来月にかけて、都内各所や大阪、京都のセレクトショップにも商品が入荷する予定。また、スローハウスは4月25日に東京・天王洲にオープン。ワイルド&オーガニックレストランの「SOHOLM」も併設する。住所は東京都品川区東品川2-1-3。
2014年04月10日若槻千夏がプロデュースする「クマタン(KUMATAN)」のポップアップショップが、4月26日から5月11日に掛けてラフォーレ原宿にオープンする。いち早く最新のクマタンアイテムを販売し、ラフォーレ原宿の限定商品も多数そろう。トートバッグ(1,900円)、コスメポーチ(1,700円)とミラー(1,500円)、マグカップ3色(各500円)などの雑貨類に加え、親子で着用できる刺繍Tシャツ(子供用/3,900円、大人用/4,900円)を展開。8,000円以上の購入者に、先着で限定ノベルティもプレゼントする。また、クマタンオリジナルの限定ネームシールやガチャガチャも設置予定。クマタンは、タレントの若槻千夏が手掛けるクマのキャラクターをモチーフとするブランド。ライン(LINE)のスタンプやファミリーマートや三菱鉛筆とのコラボによるステーショナリーも登場し、トートバッグ&ポーチが付属するムック本も発売。昨年末に行われた「ミキオサカベ(MIKIO SAKABE)」とのコラボレーションも話題となった。今年夏から本格始動。
2014年04月10日資生堂は4月8日、新社長に就任した魚谷雅彦による会見と、グローバルブランド「シセイドー(SHISEIDO)」の発表会を資生堂銀座ビルにて行った。魚谷氏は、社長就任までの100日間で国内事業所約6,000名の社員と対話。多くの社員が変革への情熱を抱いていることを知り、「おっとりとした社風と思われがちだが、マーケティングで勝利する“闘う集団”を目指したい」とコメント。ここ数年苦戦している国内市場における事業の回復と共に、既に売上高の50%を占める海外市場での収益拡大を命題に掲げた。また、高級ラインからトイレタリーまで幅広く展開するため不明瞭になりがちな資生堂ブランドを再定義。世界89の国と地域で展開するSHISEIDO、国内で高い売り上げを誇る「エリクシール(ELIXIR)」、メイクアップブランド「マキアージュ(MAQUillAGE)」の3ブランドを徹底強化する。革新する資生堂の象徴として、SHISEIDOブランドから新美容液「アルティミューン パワライジング コンセントレート」(30ml/8,000円、50ml/1万2,000円)を開発。20年以上にわたる皮膚研究により誕生した独自成分「アルティミューン コンプレックス」を配合し、肌が本来持ちうる免疫力を高め、ダメージに負けない強い肌を目指す。年齢や人種、肌タイプを選ばず使用できるため、「本アイテムはすべての女性を美しくする具体的アクション」と国際マーケティング部長の下村敦氏は語る。伊勢丹新宿店及び阪急うめだ本店にて7月30日より先行販売し、9月1日より世界各国で順次発売。
2014年04月09日ドーバー ストリート マーケット ギンザ(DSMG)は、エシカルブランド「カルミナ・カンプス(Carmina Campus)」をフィーチャーしている。「メイド・イン・アフリカ」ラインの新作がそろう。同ブランドは再利用素材を用いたバッグやアクセサリーなどをデザイン。来日したデザイナーのイラリア・ヴェントゥリーニ・フェンディに話を聞いた。――今回DSMGで発表しているコレクションについて教えてください。「メイド・イン・アフリカ」ラインは、ケニアで開発・生産されているバッグです。サファリテント用の丈夫なキャンバス生地を外側に用い、内側には伝統的なカンガという色鮮やかなプリントの布を貼っています。このプロジェクトでは、“NOT CHARITY, JUST WORK”をスローガンにしています。特に女性の地位向上を目指し、将来自立できるような技術を身につけてもらえるよう訓練を行っています。――もともとイタリアのラグジュアリーブランド、フェンディ一族の出身で、「フェンディッシモ」ラインのクリエーティブディレクターだったと伺いましたが、起業の経緯は?フェンディを離れた時は、根本的に人生を変えたいと思っていて、ファッションの世界にはもう戻って来ないと思っていました。もともと幼少期は自然が大好きな父のもと、田舎で自然に触れ合う生活をしていたのです。その後、フェンディ一族の母と共に暮らすようになって、ファッションの世界に入り、バッグやアクセサリーをデザインしていました。けれどもグローバリゼーションの流れの中で、2000年にフェンディがLVMHグループに売却され、ファッションのあまりの時間の流れの速さについていけないと感じるようになりました。一生懸命デザインしても、シーズンが終わればすぐ古くなることに疲れ果ててしまったのです。それで、ファッションと違う時間が流れる農業に関心を持ちました。季節ごとの時間を受け入れ、昔のように自然の流れの中で生活したいと思ったのです。会社を辞めると、ローマ郊外のオーガニック農場の経営を始めました。農業にかかわる内に、エコロジカルな支援や社会貢献をしていきたいと思い始め、ローマの大学が企画した養蜂コースに私の農場を提供したのです。この時知り合ったカメルーンの女性と親交が深まり、カメルーンへ赴くことになりました。現地では家の中で養蜂をしていて、人々は外で生活をしていました。そんな生活の中でも、女性達がカメルーンの毛糸で編んだ伝統的な帽子をプレゼントしてくれました。そこで彼らの状況を少しでも支援したいと思い、帽子を使った「カメルーンバッグ」を製作したのです。それをドーバー ストリート マーケット ロンドンが販売してくれたのが、ブランドの始まりです。――なるほど。現在はどう発展しましたか。ファッションと社会貢献活動を結びつけた新しい形の起業であり、いらなくなったモノに再び新しいカタチを与えるデザイン活動と思っています。今は廃材やデッドストック、生産から外れてしまった最終処分品、品質チェックから落ちてしまった製品などを再利用し、バッグやアクセサリー、家具まで製作しています。高い技術を誇るイタリアの職人が生産するラインと、アフリカの素材を使い、アフリカで生産するラインがあります。この活動によって、世界を変えられるとまでは思っていませんが、少なくとも世界で起こっている様々な問題について語る手段にはなります。――カルミナ・カンプスとフェンディ時代で、デザインの違いはありますか。以前はデザインが最初にあり、それに合わせて素材を選んでいましたが、今はあるものを利用するので、素材を見て発想するようになりました。私が好きなのは工場に行って、工場廃棄物から素材探しをすることです。例えば、自動車ブランド「BMWミニ」とのコラボレーションでは、自動車のクラッシュテストに使われ、廃棄される車の部品を使って、バッグをつくりました。車のハンドルがバッグの持ち手になったり、バックミラーを転用したり。バッグの製作費用はBMW社が持ち、バッグの収益金はすべてアフリカに寄付しました。――農業を続けつつ、ファッションの世界に復帰したことについて、どのような心境でしょう。私にとっては、羊を飼いチーズをつくることと、素材を集めてバッグをつくることは、同じように自然なことに感じます。自分のための時間を持ちたいと思って、ファッションを離れたのに、今はまた忙しくなってしまいました(笑)。けれども、好きなことで忙しい今は、とても幸せなのです。
2014年04月09日ギリシャのコスメブランド「コレス(KORRES)」が伊勢丹新宿店で先行販売中の、ベルガモットペアーのシャワージェル(250ml/1,800円)とボディミルク(200ml/2,200円)が人気を博している。洋梨とベルガモットペアーのノートは、ナチュラルコスメブランドのコレスとしては異例のフェミニンな香り。取り扱いフロアであるビューティーアポセカリーのバイヤー間でも話題となり、先行発売開始後は定番商品で一番人気のジャスミンやバジルレモンを上回った。ホワイトデーを前に何十本もまとめ買いする男性客も現れ、一時は入荷待ち状態にも。一般発売は8月5日を予定。また、雑誌『シュプール(SPUR)』と伊勢丹新宿店グランドオープン1周年を記念して、冨田靖隆手掛けるブランド「ディクショナリー(dictionary)」とのコラボレーションアイテム「コレス ディクショナリー クラッチバッグ ベルガモット&ペアーセット」(8,000円)を販売中。前述のベルガモットペアーのシャワージェル&ボディミルク、人気アイテムのリップバタースティックなどをオリジナルデザインのクラッチバッグにセット。クラッチには黒地にメタリックプリントの洋梨が三つ描かれ、左の梨のヘタはジッパーに配されている。ホワイト版のクラッチに入ったキットも6月発売予定。
2014年04月07日3輪ベビーカー「エアバギー」の企画・製造・販売を行うGMPインターナショナルは4月5日、大阪・北堀江に大阪初出店となる旗艦店「エアバギー大阪店」をオープンした。同社の直営店舗はこれで6店舗目。これまで関西には兵庫県に苦楽園店があったが店舗面積が狭かったため、66平方メートル以上ある大阪店の開業となった。「エアバギー」は強度の高いアルミフレームと、空気入りのタイヤ、フットブレーキを装備しているため、通常のベビーカーよりも操作性が高いばかりでなくカラーバリエーションも豊富。また同社が輸入窓口を務めるオランダのチャイルドシートブランド「マキシコシ」のチャイルドシートを取り付けることもできるという利便性もある。価格帯は4万3,000から5万円。同社はもともと海外ベビーカーの輸入代理店を営んでいたが、海外品は日本の生活様式に合わない部分があったことから、12年前に自社オリジナルのベビーカーを開発。それ以来、自社ブランド「エアバギー」を企画製造販売すると同時に、「マキシコシ」、オランダのベビーカーブランド「クイニー」、アメリカの抱っこヒモブランド「オンヤベビー」などの輸入代理店も務めている。自社オリジナル製品はベビーカー以外に、ヘッドパピーやマット、サンシェイド、iphoneフォルダーなどを展開。同社の「エアバギー」は女優の小雪、タレントの梨花など芸能人も愛用しているという。
2014年04月07日