FASHION PRESSがお届けする新着記事一覧 (2143/2232)
ジャーナル スタンダードが提案する「J.S. パンケーキカフェ(J.S. PANCAKE CAFE)」より、抹茶など秋の味覚とパンケーキとを組み合わせた新メニューが登場。2016年11月2日(水)より展開する。良質な愛知県産西尾の抹茶を使用した「抹茶と丹波黒豆のパンケーキ」は、ふんわりとしたパンケーキ生地に、濃厚な抹茶のガナッシュをたっぷりと施したもの。大粒の丹波産の黒豆を混ぜ込んだきなこのジェラートに、北海道産の小豆、そして上品に金箔を散らした贅沢な一皿。芳醇な香りが漂う。「抹茶のあんみつパフェ」は、抹茶のブランマンジェに、黒豆、白玉、濃厚クリーム、そして2種のジェラートを盛り合わせたもの。濃厚な抹茶ソースをかけるとまた違った味が楽しめそう。【概要】展開期間:2016年11月2日(水)~11月20日(日)メニュー:・抹茶と丹波黒豆のパンケーキ 1,380円+税・抹茶のあんみつパフェ 680円+税・パンケーキパイ (ラムレーズンバター) 350円+税展開店舗:J.S. PANCAKE CAFE全店中野セントラルパーク店 / ルミネ立川店/町田モディ店 / ららぽーと富士見店 / ラゾーナ川崎店 / テラスモール湘南店 / マークイズみなとみらい店 / 名古屋ラシック店 / 天王寺ミオ店 / くずはモール店 / 札幌ステラプレイス店 / 金沢百番街Rinto店
2016年10月06日モスキーノ(MOSCHINO)の2017年春夏ランウェイショーで発表されたカプセルコレクションが、2016年10月7日(金)頃より発売される。今回は“カプセル”コレクションと薬の“カプセル”をかけて、市販薬のパッケージやその取扱説明書にインスパイアされたウェア、アクセサリーを展開。ドラッグ・薬のモチーフを取り入れた、刺激的でカラフルなアイテムに注目したい。ツートーンのカプセルをグラフィックにし、散りばめたロングTシャツ、ワンピースのほか、様々な取扱説明書からインスパイアされたメッセージがプリントされたTシャツドレスやジャケットが登場。また「JUST SAY MOSCHI NO」といったドラッグに対する警告メッセージが描かれたウェアも。人気のiPhoneケースは、薬用のクラシックなボトルのほか、プラスティックのブリスターパックをモチーフにした斬新なデザイン。さらに、立体的なPVCブリスターパックのピル型のクラッチやショルダーバッグ、薬のグラフィックがプリントされたナイロン製バックパック、そしてカプセル型ケース付の折りたたみ傘などのアクセサリーも豊富に展開される。【詳細】モスキーノ カプセルコレクション発売日:2016年10月7日(金)頃取り扱い:モスキーノ全ショップ※オンラインではすでに発売中。価格帯:・Tシャツ 30,000〜55,000円+税・ドレス 39,000〜134,000円+税・バッグ 95,000〜148,000円+税・iPhoneケース 10,000〜14,000円+税【問い合わせ先】ウールン商会TEL:03-5771-3515
2016年10月06日津森千里によるナイトウェアブランド「ツモリ チサト スリープ(tsumori chisato SLEEP)」が、 デビュー20周年記念パジャマを発表。宇宙の鍵をテーマに、宇宙に光る星や彗星をイメージしたプリントとラインストーンのアクセントがキュートなパジャマだ。ツモリ チサト スリープは、 ワコールと津森千里の協業によって誕生。大人の感性に応える“質"と少女の頃の“元気さ"も取り戻させてくれるブランドとしてスタートして以来、 ナイトウェアの他、ルームウェアやインナーウェア、小物雑貨まで拡大してきた。今回のパジャマは、2016年10月初旬より全国の百貨店、 専門店、 ワコールウェブストアにて発売する。【問い合わせ先】ワコール お客様センターTEL:0120-307-056※平日9:30~17:00
2016年10月06日フルーツタルト専門店「キル フェ ボン」は、2016年10月17日(月)より「2016年 クリスマスケーキ」の予約受付を開始する。ツリー・リース・ポインセチア、それぞれをイメージして作られた3種類のケーキは、どれもクリスマスが待ち遠しくなるような華やかなものばかり。瑞々しいフルーツをふんだんに使って飾りつけた、特別なタルトに仕上がっている。〜タルト プレミエ〜クリスマスツリーのタルト「〜タルト プレミエ〜クリスマスツリーのタルト」はたくさんのベリーを丁寧に飾った、クリスマスツリーのタルト。フルーツの下はじっくりと焼き上げたピスタチオ風味のアーモンドクリームになめらかな“ル ガール”クリームチーズムースを重ねた。色とりどりのフルーツリースタルト雪の結晶のオーナメントを飾り、リースをかたどった「色とりどりのフルーツリースタルト」。10種類以上のフルーツを今まで以上に贅沢に、タルトいっぱいに詰めて、濃厚なホワイトチョコ風味のカスタードクリームと組み合わせた。華やかな味わいがクリスマスの夜にぴったり。ブルターニュ産“ル ガール”クリームチーズムースのタルトクリスマスの花・ポインセチアのような鮮やかなデコレーションの「ブルターニュ産“ル ガール”クリームチーズムースのタルト」。ウサギの親子が遊んでいる可愛らしいオーナメントが散りばめられている。ふんだんに飾った甘酸っぱいイチゴとなめらかな舌触りのチーズムースの組み合わせを楽しんで。【詳細】キル フェ ボン 2016年 クリスマスケーキ予約開始:2016年10月17日(月)各店舗開店時間より受付開始予約方法:店頭・電話受付予約可能店舗:キル フェ ボン全店(10店舗)受け渡し期間:2016年12月20日(火)〜12月25日(日)価格:■〜タルト プレミエ〜クリスマスツリーのタルト・W19.0×D19.04〜5名用6,739円・W26.0×D25.58〜10名用11,936円■色とりどりのフルーツリースタルト・15cm 2〜3名用3,367円・17cm 3〜4名用3,984円・21cm 7〜8名用5,938円■ブルターニュ産“ル ガール”クリームチーズムースのタルト・15cm2〜3名用3,470円・19cm5〜6名用5,581円※電話が集中し、繋がりにくい状態となる場合あり。※数量に限りあり。※価格はすべて税込※ソラマチ店では、ケーキに東京スカイツリーをかたどったプラスチック製のピックがつく。
2016年10月06日sacai(サカイ)からブランド初のバッグコレクションが登場。2017年1月28日(土)より発売される。元「マーク BY マーク ジェイコブス(MARC BY MARC JACOBS)」のクリエーティブディレクターで英国人デザイナーであるケイティー・ヒリヤー(Katie Hillier)をデザインパートナーに迎えた今回のコレクション。展開される6型のバッグは、すべてマルチカラーで、キャンバス地や上質なレザー、クロコダイルやミンクといった異素材を組み合わせた。サカイのシグネチャーである「ハイブリッド」の美学を採用し、異なるバッグを組み合わせたようなデザインが特徴だ。バッグはそれぞれ2〜3wayで、様々な表情が楽しめる。“002”2サイズ展開のクラッシックなトートバッグは、サッチェルフラップをかぶせたり、内側にしまい込んだりすることで、異なる顔をみせる。“003”クラシックな「003」はダッフルバッグと組み合わせ、タブラーハンドルのストラップ、チェーン、ショルダーストラップの3つのピースを自由に付け替えられる仕様に。“004”クラシックなバッグのフレームを再構築した「S004」も登場する。【詳細】サカイ 初のバッグコレクション発売日:2017年1月28日(土)■発売スケジュール・1月18日(水)~1月24日(火)<先行発売>場所:伊勢丹新宿店本館1Fバッグ売り場(プロモーション)住所:東京都新宿区新宿3丁目14-1・1月25日(水)~1月31日(火)場所:阪急うめだ本店3F(コトコトステージ31)住所:大阪府大阪市北区角田町8-7・1月28日(土)場所:sacai旗艦店, sacai ドーバー ストリート マーケット ギンザ・2月1日(水)~2月7日(火)場所:銀座三越1Fバッグ売り場(グローバルメッセージ)住所:東京都中央区銀座4−6−16br>【問い合わせ先】sacaiTEL:03-6418-5977
2016年10月06日長編アニメーション映画『コウノトリ大作戦!』が、2016年11月3日(木・祝)より全国の劇場で公開される。「赤ちゃんはコウノトリが運んでくる。」という世界的に有名な寓話を基にした本作。劇中に登場する「コウノトリ宅配便社」は、とある事件をきっかけに“赤ちゃんのお届け”を禁止し、小包の配達など売上重視の政策を採っていたが、会社No.1の配達員で主人公のコウノトリ・ジュニアは、思わぬ手違いから誕生した人間の赤ちゃんにメロメロに。そして彼は、会社に内緒で赤ちゃんを人間界に届けることを決心するーー。本作でニコラス・ストーラーと共に監督を務めるダグ・スウィートランドは、『ファインディング・ニモ』をはじめ、『モンスターズ・インク』『カーズ』『トイ・ストーリー』など、数々のディズニー/ピクサー作品を手掛けてきたアニメーター。今回は海やおもちゃの世界から抜け出し、コウノトリを主役に大空を駆け巡る大冒険をスリル満点に描き出す。製作は、『トムとジェリー』や『トゥイ―ティー』を生み出したワーナー・ブラザースのアニメーション制作チームであるワーナー・アニメーション・グループが担当。ニコラス監督は、「『トムとジェリー』のような表現が伝統になっているワーナーだからこそ、他の大手スタジオでは絶対に生き残れないアイデアをふんだんに盛り込むことができたんだ」とコメントしている。本作最大の魅力は、『トイ・ストーリー』や『モンスターズ・インク』で“ウッディとバズ”や“サリーとマイク”が見せたような、“ジュニアと赤ちゃん”がみせるバディ物語だ。到着した予告編の冒頭では、“赤ちゃんを配達したら焼き鳥”と社長にきつく言いつけられたジュニアが、その直後に手違いで生まれた赤ちゃんを、こっそり人間のもとへ届けてしまおうと奮闘する姿が描かれる。さらに今回の映像では、日本語吹替版の声優を務めることが決定して話題を集めたアンジャッシュの2人の演技もついに公開。仕事がデキて周りからの人望も厚い一方で、おっちょこちょいな一面を持つ、“人間味”溢れるジュニアを渡部が、次期社長の座を狙いジュニアの邪魔をするけれど“どこか憎めない”社長のスパイ、トーディ(緑色のハト)を児嶋が、それぞれのキャラクターを巧みに表現する。【作品情報】映画『コウノトリ大作戦!』公開日:2016年11月3日(木・祝)監督:ニコラス・ストーラー、ダグ・スウィートランド脚本:ニコラス・ストーラー製作:ブラッド・ルイス、ニコラス・ストーラー製作総指揮:フィル・ロード、クリストファー・ミラー、グレン・フィカーラ、ジョン・レクア、ジャレッド・スターン声の出演:アンディ・サムバーグ、ケルシー・グラマー、ケイティ・クラウン、キーガン=マイケル・キー、ジョーダン・ピール、ジェニファー・アニストン、タイ・バーレル、ダニー・トレホほか©2016 WARNER BROS. ENTERTAINMENT INC.
2016年10月06日ドルチェ&ガッバーナ(DOLCE&GABBANA)2016-17年秋冬ウィメンズコレクションから、新作バッグ&シューズを紹介する。「Fashion,Fabulous,Fantasy」をテーマにした今季は、おとぎ話のプリンセスをシンボリックに表現した。ランウェイを彩るドレスには、「白雪姫」のりんごや「不思議の国のアリス」の時計、「シンデレラ」のねずみなどを連想させるモチーフがあしらわれ、ドラマティックな仕上がり。新作バッグ&シューズも、装いに負けないほどドリーミーなムードに包まれている。かぼちゃの馬車風バッグシンデレラが舞踏会へ向かうシーンに登場するかぼちゃの馬車。ドルチェ&ガッバーナは、この馬車をモチーフに新作バッグを制作した。中央にゴールドのフラワーモチーフを散りばめより華やかに。パーティーにぴったりなコンパクトなサイズ感もポイントだ。お城バッグまた、プリンセスたちが住むお城もハンド バッグに形を変えて登場する。お花の飾りや小さな時計をデコレーションして、おとぎ話が始まる前のような‟ウキウキ”とした高揚感を添えた。ガラスの靴シンデレラと王子様を結ぶガラスの靴は、ファッションピースへと昇華。中央に配置したリボンをアクセントに、細やかなカットワークとビジューの装飾でモダンなデザインに仕上げている。時計シューズさらにシューズラインからは、時計をモチーフにした新作も。ソール部分にデコラティブなモチーフをあしらった。0時前の時計の針が、「シンデレラ」のあの名シーンを想起させる。アイテム詳細ドルチェ&ガッバーナ2016-17年秋冬 シューズ&バッグ【問い合わせ先】ドルチェ&ガッバーナ ジャパン カスタマーサービスTEL:03-6419-2220 (10:00-18:00 土日祝を除く平日のみ)
2016年10月06日マックスマーラ(MaxMara)から新アイコンバッグ「ボ バッグ(Bobag)」が誕生。全国のマックスマーラショップで、2017年1月より順次展開される。2017年春夏コレクションのランウェイでデビューした、新作「ボ バッグ」は丸みを帯びたフォルムとボリューム感がポイント。インスピレーションソースとなったのは、2017年春夏のニュールックと同じ、ブラジルで活躍したイタリア人建築家・デザイナーのリナ・ボ・バルディだ。彼女の自邸「ガラスの家(Casa de Vidro)」に飾られた椅子から着想を得て、上品なステッチングが生み出された。このステッチをハンドル・フラップ両方に施したカーフレザーモデルと、ハンドルのみにあしらったディアスキンモデルを用意。ワンハンドルで洗練された印象だが、取り外し可能なストラップも付属するので、シーンに応じて様々なコーディネートが楽しめる。マックスマーラは、この「ボ バッグ」でSee now Buy nowの取り組みに参加。イタリア・ミラノのマックスマーラストアとオンラインにてコレクション発表後に展開を開始。発売を祝い、人気モデルのジジ・ハディッドも店内を訪れ、多くのファンに「ボ バッグ」の魅力を伝えた。店内には、彼女を一目見ようと4,000人以上のファンが集まったという。そして2017年1月、2017年春夏アクセサリーキャンペーンのビジュアルが公開。モデルを務めるのは、ショーにも登場したモデルのジジ・ハディッド。2016年秋冬アクセサリーキャンペーンに続き2シーズン目となる。ジジは、カーリーヘアにスーツ姿で現れ、大人の魅力を発揮。手には「ボ バッグ」を抱えセンシュアルな表情を浮かべている。【概要】新アイコンバッグ「ボ バッグ(Bobag)」発売日:2017年1月より順次発売場所:全国のマックスマーラショップ価格:168,000円~※参考 キャンペーンビジュアルに使われているものは175,000円。【問い合わせ先】マックスマーラ ジャパンTEL:03-5467-3700
2016年10月06日イザベル マラン(ISABEL MARANT)の2017年春夏ウィメンズコレクションが、パリ・ファッション・ウィーク3日目の2016年9月29日(木)に発表された。今シーズンは、一皮めくれたような新境地またはストリートへの着想と表現するべきなのだろうか、ブランドのDNAは崩さない形で新しいイザベル マランのスタイルを見出しているような気がする。得意のフェミニニティは、少し抑えめな印象。フリルトップスやワンピース、キャミドレスなど女性らしいウェアは存在するが、ピンストライプ模様をあしらったり、ブラックで染め上げたりして強さをプラスしている。代わって、主役を担ったのはマスキュリンなウェアだ。デニム風のワイドパンツとノーカラージャケットのセットアップやジャンプスーツ、オーバーサイズのフード付きベストなどが登場する。また、時流に乗りスポーツ要素もミックス。思いっきりビーチシーンを想起させるワンピースタイプをはじめ、ほのかに香らせるビキニタイプなど、スイムウェア着想のアイテムが存在している。男性性と女性性が共存する中、ブランドらしい色気の打ち出し方はウエストラインの強調にある。トップスをタックインしたり、ベルトやコルセットディテールでアクセントを加えたり、上半身をおへそが見えるまでショート丈にしたりして、とにかくくびれの曲線を優雅に描いている。また、シックなカラーリングの小花模様が連続的に採り入れられているのもポイント。足元は、ビーチサンダルとも下駄とも分類しがたい、鼻緒のついたニューシューズを採り入れていて、ブーツタイプは近未来的で斬新に映る。
2016年10月06日ロエベ(LOEWE)は、ジョナサン・アンダーソンが全てのディレクションを手掛ける初のフレグランス「001」を発表。2017年春夏ウィメンズコレクション発表後の2016年10月1日(土)よりグローバルローンチをし、日本展開は11月15日(火)を予定している。ジョナサンが“かなりの時間をこのプロジェクトに費やし、このフレグランスが今のロエベの姿の有機的な延長である”と表現した新フレグランスは、“Woman”と“Man”の2タイプを用意。カップルが初めて親密な夜を過ごした翌朝に心に残った純真な想いや不確かな約束といったものが表現されている。ロエベ001“Woman”は、タンジェリンとベルガモットのトップノートとサンダルウッドのミドルノートに、ジャスミンとバニラがほのか香るラストノートがブレンドされている。ユニークなのは“Man”も同じトップノートを使用していること。“Man”には、ミドルノートにはシダーとムスクを組み合わせて、時間が経つごとに男女で異なる香りを楽しむことができる。パッケージには、2016年春夏ウィメンズ コレクションのプリントにも採用されたカール・ブロスフェルトの植物写真を使用。アートというレンズを通して自然界のフォルムを捕えた作品には、ロエベの真髄・クラフツマンシップが顕著に抽出されている。【問い合わせ先】ロエベジャパン カスタマーサービスTEL:03-6215-6116
2016年10月06日ジバンシィ バイ リカルド ティッシ(Givenchy by Riccardo Tisci)の2017年春夏ウィメンズコレクションが、パリ・ファッション・ウィーク6日目の2016年10月2日(日)に発表された。今シーズンは、自然界のスピリットと女性との関係性に着目。パワーストーンからインスパイアされた鮮やかな色彩と、曲線美を映し出すタイトなルエットを基に、力強いジハンシィウーマンを創り上げている。赤やオレンジ、エネルギッシュなカラーがランウェイで舞っている。石をモチーフにしたデザイン、グラフィカルなボーダー。それらは、シースルー素材を用いた独特のコーディネートで融合される。透けたドレスの下から顔を出す様々な色柄。中盤からは、サイケデリックな色使いで描かれた曼荼羅も加わりよりパワフルに。上から重ねたブラトップは、どこか挑発的な印象だ。テーラードはタイトにアレンジを施した。一枚布をアタッチしてコート風に仕立てたもの、ジップ付きの大きなポケットが付属するものもある。ボトムスはフレアな裾にして、緩やかな動きを加えた。ドレスも同様にスリムなシルエットだが、解剖学から着想を得た幾何学的な生地の貼り合わせが、より細くそして曲線的にボディを象っている。今季よりバッグ&シューズデザイナーが変更となり、アクセサリーラインはバリエーション豊かになった。踵のないミュール風のシューズにはカラフルなソックスをマッチさせて、フェミニンな着こなしを披露。ボックス型バッグの多いメゾンに、ソフトレザーで仕上げた球体型のバッグが新たに仲間入りしている。
2016年10月06日アクネ ストゥディオズ(Acne Studios)の2017年春夏ウィメンズコレクションが、パリ・ファッション・ウィーク5日目の2016年10月1日(土)に発表された。‟デジタル社会でどんな情報でも得られる環境なのに、なぜ国と国の境を閉ざすのだろう。もっと開放的に世界中を見て回ったらいいじゃない。”、クリエイティブ・ディレクターのジョニー・ヨハンソンが抱いた、とてもチャーミングで素朴な疑問から歩み出した今シーズン。ジョニーの優しさで包み込んだような穏やかさと温かみに満ちたコレクションである。ランウェイにはシースルー素材のドレス、カシミヤ仕立てのオーバーオールが並ぶ。どれも非常にオーバーサイズで、布団や毛布で覆うように身体を囲っている。肩の落ち感、たっぷりとした身幅は、緩くそれでいてルームウェアとは異なるフォーマルさを纏い、独自の世界観を構築している。スカーフやブランケットからの着想は、床をはうようなロングラインと余韻を残す贅沢な生地感へと繋げた。さらに各国から学んだ文化は様々な色柄で象徴的に描かれ、ペイズリー、チェック、インドの織物調のエキゾチック模様などが、時に拡大され時に縮小され、はたまた色を変えて、服地の上で手を繋ぐようにパッチワークされている。フットウェアには世界中のエッセンスがわかりやすく投影。東ローマ帝国で見られたスリッパ、ビジューで彩られたモロッカンシューズなどが登場している。ロングオンロング。とにかく長い丈と袖のものがコンビネーションされている。そこにプラスαとしてスーパーロングスカーフが盛り込まれ、ショー全体にリラックス感が広がっている。間に差し込まれたデニム地が意表を突くが、それらはストーンウォッシュを施した、クラフトを感じされるもので、ビックサイズのオーバーオールやシャツになって、アットホームな雰囲気をより高めている。
2016年10月06日マリメッコ(marimekko)の2017年春夏ウィメンズコレクションが、フランス・パリで2016年10月2日(日)に発表された。フィンランドを代表するブランド・マリメッコは、自国が100周年を迎える2017年アニバーサリーイヤーに、伝統と革新を融合させた新たなコレクションを提案する。目を向けたのは、1960年~70年代のアーカイブテキスタイルだ。そこにボヘミアンスピリットを纏わせて、モダンなピースを完成させる。テキスタイルブランドらしい贅沢な生地使い。フレアスカートや一枚布のドレスは風を孕んで舞い動き、ブラウスにはたっぷりのギャザーを寄せた。ミドル丈のスカートには立体的なポケットをエプロンのようにあしらい、ワンピースにはポンチョのようにもう一枚布を重ねて袖の部分を加えている。テキスタイルはバリエーション豊かで、馬をモチーフにしたもの、鮮やかな草花を描いたもの、黒と白だけで陰影を表したものなどがロングラインの中で生きている。また、今季はキャンバス地やレザーとのコンビネーションも面白く、ミリタリーコートやレザーコートと合わせた着こなしが提案されている。アクセサリーラインも豊作だ。チャンキーヒールのパンプス、サイハイブーツ、楕円形のクロスボディバッグなどがラインナップしている。これらの革小物も、テキスタイル同様に鮮やかなカラーリングで表現され、春の訪れを感じさせた。
2016年10月05日ルシアン ペラフィネ(lucien pellat-finet)2017年春夏コレクションを紹介。コレクションは、“ラグジュアリーストリートスタイル”をキーワードに、ルシアン・ペラフィネ自身によってパリの街を舞台に撮影された。今季はいつにもまして鮮やかなカラーが目立つ。キーカラーは、レッド・イエロー・ブルー・イエローグリーンといったところだろうか。これらの色を組み合わせたシンプルなシルエットのカーディガンや、胸元にモスキートを大胆に描いたブライトイエローのニットなどが、都会的なパリの街中にリゾート感漂う空気を運んでいる。快適で気張らないシルエットながらも、素材はカシミアや、繊細な触り心地のエジプシャンコットンといった上質なものにこだわる。ホットドックを描いたニットにレザーの光沢を生かしたミニスカートを合わせるなど、ユニークなデザインが生むラフさを、選りすぐった素材感によって洗練されたテイストにまとめているのだ。また、前をオープンにして肌を見せる着方など、ルシアン・ペラフィネ自身によるスタイリングが、快適さを備えたラグジュアリーを生み出している。ユニークなデザインに華を添えるコラボレーションは、本コレクションにおいても継続。サングラスをかけたスヌーピーや、サーフィンをするザ・シンプソンズのキャラクターなどが、まるでバカンスを楽しんでいるようなポーズで登場した。
2016年10月05日アリス アンド オリビア(alice + olivia)の2017年春夏コレクションが発表された。今シーズンの舞台は、ロマンチックで神秘的な庭。18世紀のタロット・カード、そして太陽、月、地球といった情緒的モチーフによって、その世界を広げていく。モノトーンとカラフル。幻想的世界は、対照的なパレットの混合によって成り立っている。ブラックのミニドレスはラッフルが靡き、ランジェリーのようなセンシュアルさを、ホワイトのドレスは繊細なレースを味方にエレガントを紡ぐ。一方で、カラフルを具現化するものは、プリントだけでなく刺繍やビジュー、パッチワーク、レース使いなど多々挙げられる。立体的かつデコラティブな表現が加わることで、トレーンをひくようなナイトドレスも、モダンなデニムスタイルも、全てが甘美な演出となっている。その演出に拍車をかけたのは、“2つで1つ”を思わせるようなコーディネート提案。同デザインで長さが違うドレス、同素材のパンツスタイルとスカートスタイル、そして同アイテムの色違い……。ある一種のものを基準において並列させることで、幻想的世界はさらにファンタジックなものへ。小物ではタロットをそのまま落とし込んだバッグが印象的だが、なによりも今季のコーディネートに欠かせないのはアイウェアの存在だろう。特大サイズのキャットアイ、80年代のスタイルを踏襲する丸フレームなどが提案されている。ドレスルック、あるいはガウンやジャケットを取り入れたパンツルックにも馴染む多様なアイウェア。それらは、おそらく神秘的世界に現代女性を誘う一種の手段なのかもしれない。
2016年10月05日クレ・ド・ポー ボーテ(Clé de Peau Beauté)のクリスマス限定コレクションを紹介。「虜にするひと。」をテーマに展開してきたコレクションの第3弾となる最終章で、2016年10月21日(金)より順次展開される。コレクションのテーマは、豪華絢爛でデカダンなパーティが繰り広げられていたヨーロッパの狂騒の時代、1920年代。現代美術の米国人アーティスト、アシュリー・ロングショアを起用し、エレガントでモダンなパッケージに仕上がっている。クレ・ド・ポー ボーテ パレットクルールジュー当時の豪華な雰囲気を伝える8色のカラーがセットされた限定アイシャドウパレット。左上の2色はカメリアの上品な赤とピンク、続く2色と左下の1色は、極楽鳥や孔雀の羽を思わせるゴールドに、緑がかったシルバー、そして青緑。残る3色は、スパンコールやジュエリーの煌きを表現する、ソフトピンクやメタリックが加わったシルバー。クレ・ド・ポー ボーテ パレットクルールレーブル口紅とリップグロスの限定パレットは、レッド系とピンク系の2種類。それぞれ、ヴェルヴェットとシルクの異なる質感を持った2色をセット。それに、唇に光沢感を与えるグロスがセットされている。クレ・ド・ポー ボーテ パンソーマキアージュ5本の贅沢なブラシセットは、広島県熊野の職人によって作られる極上の仕上げ。チーク・フェイスカラー用と口紅用ブラシに加えて、まぶたの広い部分用と細かい部分用、ライン用の3種類のアイシャドウブラシが付属。孔雀のヘッドピースを付けた女性が描かれたポーチに収められ、特別感を感じるコフレとなっている。また、11月21日(月)には肌研究の成果を結集し肌サイクルに着目したクリーム、「クレ・ド・ポー ボーテ ラ・クレームn」が発売される。使った翌朝の肌にうるおいとハリ、弾力をもたらしてくれる。【詳細】クレ・ド・ポー ボーテ クリスマス限定コレクション・クレ・ド・ポー ボーテ パレットクルールジュー 12,000円+税<数量限定品>・クレ・ド・ポー ボーテ パレットクルールレーブル 2種類 各6,000円+税<数量限定品>・クレ・ド・ポー ボーテ パンソーマキアージュ 18,000円+税<数量限定品>発売日:2016年10月21日(金)・クレ・ド・ポー ボーテ ラ・クレームn 60,000円+税<数量限定品>発売日:2016年11月21日(月)【問い合わせ先】資生堂インターナショナルTEL:0120-30-4710
2016年10月05日アー・ペー・セー(A.P.C.)は、2016年10月1日(土)フランス・パリにてプレゼンテーション形式で、2017年春夏コレクションを発表した。会場は、ムーラン・ルージュ近くのクラブハウスCARROUSEL DE PARIS。モデルたちはサウンドに合わせて、踊りながらステージに登場し、新作ピースを披露した。アー・ペー・セーは今季も変わらずシンプルだ。ミニ丈のワンピース、トレンチコート、ハーフ丈のジャケット。どれも日常に寄り添う着やすいものだ。無駄を削ぎ落としたクリーンな下地であるからこそ、胸元を飾るフリルやポケット、大きなボタンといったディテールが際立つ。ショーの後半では、デニムラインを多数紹介。後ろ前のように見えるポケット付きのスカート、ロールアップして登場したストレートパンツ、ブラックボタン付きのシャツなどをデニムオンデニムの形でコーディネートしている。合わせた、キャメルのベルトやフラットサンダルもカジュアルで心地よい。なお、このプレゼンテーションは「A.P.C. BAM BAM PARTY」と名付けられており、パリでの開催を皮切りに、今後様々な国を巡りパーティ形式で行われるそうだ。
2016年10月05日メゾン マルジェラ(Maison Margiela)「デフィレ」2017年春夏ウィメンズコレクションが、パリ・ファッション・ウィーク2日目の2016年9月28日(水)に発表された。今季ジョン・ガリアーノが綴るのは、3つのメッセージ。ナポレオンとその妻ジョゼフィーヌ・ド・ボアルネが生き抜いた18世紀、銀行員などに見られる典型的なユニフォーム、そしてスポーツ。これら3つの要素の再解釈し、日常に溶け込むように仕上げる。この主張は、時に一つの洋服の中に詰め込まれ、時にコーディネート全体で表現されている。トレンチコートには、英国バブアージャケットに見られるチェック模様を裏地にあしらい、ユニフォームのエッセンスを注入。バッグスタイルにはカッティングを入れ、さらにストラップを取り付けて、ドレスとして着られるように設計した。ドレスとして纏うと、コートのラペル部分が美しい二等辺三角形のエンパイアラインを描き、18世紀のイメージへと繋げる。一方、アクセントはドローコードを選び、スポーツのエレメントを香らせている。また、銀行員のようなシャツにはポリティカルメッセージのようにロゴを散りばめ、制服と18世紀のスタイルを融合させた。そこに、クラシカルなレーススカートをマッチさせるのだが、下にPVCを仕込むことでアクティブな要素をプラスしている。ウィンドブレーカーをドレスに変形させたり、ハリのあるメッシュでヴィクトリアンブラウスを作ったり、バックパックのネット部分でワンピースを仕立てたり…。奇想天外な手法はどれもクチュールライン「アーティザナル」に通じている。バルーン(風船)の装飾も、高いウエストラインの構築もすべて、クチュールからレディトゥウェアへと綺麗に落とし込まれている。シューズラインには、アイコン‟足袋”にスニーカーブーツが誕生。柔らかに屈曲するラバーソールを採り入れ、アッパーは18世紀調のジャカードやベルクロテープをプラス。洋服のエッセンスがそのまま取り込まれている。
2016年10月05日ロエベ(LOEWE)の2017年春夏ウィメンズコレクションが、パリ・ファッション・ウィーク4日目の2016年9月30日(金)に発表された。ジョナサン・アンダーソンが描くロエベウーマンも5シーズンを迎え、3度目となる夏を迎えた。今季は「サマーハウス」をキーワードに、彼女好みの陶器・ランプ・オブジェ・家具を揃えたリラクシングな空間がコレクションの舞台となる。好きなものに囲まれた贅沢な環境、この空気感はプリントとなり、装飾となり、ディテールとして花を咲かせる。キッチンに置かれたテーブルクロス、リンビングに敷かれたラグ。そんな温かみのあるファブリックがストライプ模様やチェック柄、バードモチーフとなって、服地の上から顔を出す。日本の家屋に飾られた生け花の花瓶はシルバーブレスレットへと転身し、‟こんなクッションがあったらいいな”という願望は、グラデーションストライプのレザーバッグで体現された。シルエットはなめらかなロングライン。袖は大きく広がり、ウエストは帯ベルトでタイトさを強調させて女性らしく仕上げた。そんな美しいキャンバスでは、ロエベならではのクラフツマンシップが‟わかりやすい形”でアナウンスされている。メッシュのように見えるスカートは、細いレザーリボンを編み込んだものであり、コットンドレスにはレザーのコルセットディテールを融合。ノースリーブドレスには未完成のクロシェを胸元にあしらって、フェミニニティを加えた。特筆すべきは、これらの職人芸がいつもより軽さを持って表現されていることだ。袖を通すとわかる、ロエベならではのシルエットの綺麗さに加え、軽量感による着心地の良さもよりパワーアップし、素敵なレディトゥウェアに仕上がっている。人気のバッグラインからは、丸みを帯びた「カヌーバッグ」が仲間入り。人気の「ハンモック バッグ」は新しいシェイプとなり、「フラメンコ」シリーズには、アイコンスエード・オロにカーペットデザインを施した新作も加わった。また、昨シーズンの‟キャット”に代わって、ヒロインとなったのは‟コウモリ”。ビックサイズネックレスとして登場している。
2016年10月05日クレージュ(courrèges)の2017年春夏ウィメンズコレクションが、パリ・ファッション・ウィーク2日目の2016年9月28日(水)に発表された。アルノー・ヴァイヤンとセバスチャン・メイヤーも3シーズン目を迎えた。昨シーズンまでの半円状ランウェイから舞台を移し、新しい形で新作ウェアを披露する。発表形式は変更になったが、彼らのクリエーションの原点は変わらない。創設者アンドレ・クレージュへの敬意と、フューチャリスティック・スポーティ・イノベーションの3つの掟はいつも隣にあるようだ。アンドレがコレクション発表を行っていた時代。当時、ランウェイにスポーツの要素を持ち込むことがとても斬新で、アバンギャルドであった。時代は移り変わり現代は、スポーツミックスが当たり前となっているが、デザイナーデュオは変わらず「スポーツ」に新鮮味を見出している。ランウェイに登場したのは、ダイバー素材風のボンディングボディスーツ、細身のジャケット&パンツだ。どれも身体にピタッとフィットし非常にタイト。厚みがあり柔らかな素材は美しいボディラインを強調し、スポーツ着想ながら女性らしさを表現する。ホワイトのテーピングはアスレチックさを誇張し、シルバーのブローチは近未来的だ。フューチャリスティックのアイデアは、コミカルにも落とし込まれた。スペースステーションのモチーフがパッチワークとなりジャケットへ、そしてプリントとなりTシャツに姿を現している。アイコンのビニールジャケットは新素材でアップデート。軽く柔らかな生地を用いて、ビニールの重さを取り除き、アーカイブの良さを保ちながら、次世代が担う未来へと繋げる。‟カンガルーポケット”で話題をさらったミニドレスは、前身頃にクロスで布を貼り合わせてポケットをあしらったもの。シンプルな作りであるが、凹凸感のあるシルバー素材は未来的な光を放ち、他のコレクションピースと波長が合っている。
2016年10月04日リック・オウエンス(Rick Owens)の2017年春夏ウィメンズコレクションが、パリ・ファッション・ウィーク3日目の2016年9月29日(木)に発表された。毎シーズン、様々な架空の動物たちをテーマにしているリック・オウエンス。今季は、アマゾンに実在するセイウチがモデルとなっている。昔からその地で進化せずずっと同じままで生息する姿勢に美しさを見出し、コレクションピースへと落とし込んだ。セイウチのなめらかなライン、動くときにできるシワ・くぼみ。そんな姿をイマジネーションさせるのは、ロングラインのドレスだ。服地の上には波のようにドレープが生まれ、うねるように流線を描いている。バックスタイルは、エプロンのような作りで大胆に肌を見せ、センシュアル。また、翼のように左右に大きくメッシュ地を広げたトップスは鳥をイメージしたものだという。複雑なレイヤードのように映るが、全体像を完成させているのは、ハーフパンツ、チュニック、タートルネックなど、アイテム数も少なくシンプル。ただ着こなしは、腕の部分から頭を出したり、カットした後ろ身頃からに腕を通したり、自由自在に楽しんでいる。昨シーズン生まれた、スリット入りのショートパンツは、前方にマキシスカートのように長い生地を張りつけアップデート。また、人気のウィンドブレーカーはハイネック仕様に。首から背中にかけて配置したハーフジップを開放すれば、襟を落としたモダンな着こなしを楽しむことができる。テキスタイルは、オリジナルが豊作だ。日本の着物からインスピレーションを得た「kimono」は、16本の糸を1本に寄り合わせて作った上質なもの。ウェディングドレスに使われるようなシルク地で、独特のハリ感が凹凸を作る。また、ポリエステルと馬の毛を織り込んだものはジャケットに、オーストリッチを手作業で糸に巻き付けたファーはコートに採り入れた。渦をまくファーのデコレーションなど、贅沢すぎるほどラグジュアリーな要素がランウェイに転がっている。
2016年10月04日エルメス(HERMÈS)が2017年春夏ウィメンズコレクションを、日本時間の2016年10月3日(月)23:30よりフランス・パリで発表。ショーの模様は、ファッションプレスでも生中継する。2016-17年秋冬ウィメンズコレクションでは、構築的なシルエットや軽やかな色使いによって、より追求したフェミニティを披露した。一方で、洗練とラフさなど相違するものが同居したルックも登場し、コレクション全体に変化とアクセントを加えていた。【詳細】エルメス 2017年春夏ウィメンズコレクション日本時間:2016年10月3日(月)23:30 / 現地時間:2016年10月3日(月)16:30
2016年10月04日パレスホテル東京が、舘鼻則孝とコラボレーションしたアフタヌーンティーを開催。2016年10月10日(月・祝)から10月31日(月)まで期間限定で提供する。静かな秋の夜長になかなか昇らない月を横になって待つ「寝待月 -MOONRISE-」がテーマで、舘鼻則孝にとっては、初となるフードメニューのディレクション。夜空を表現したナイトブルー、そして光と影で月をメニューに表現している。アフターヌーンティーでは、三段重をカクテルと一緒に提供。舘鼻らしい独特な色彩のスイーツを薄墨色のサブレで覆って月の光を輝かせた「光のお重」や、満月をダークチョコレートで表した「影のお重」はそれそれ儚く美しい月をイメージしている。それらに加えて、クロワッサンサンドウィッチやサーモンの手毬寿司が入る食事の「お重」が加わる。秋らしく巨峰のリキュールを使用したカクテルは、澄み切った夜空と満月を表現。まろやかで優しい味わいだという。「ザ パレス ラウンジ」ではアフターヌーンティー&カクテル、メイン バー「ロイヤル バー」ではカクテルを展開する。 今回のコラボレーションは、「美しい国の、美しい一日がある。」というコンセプトを掲げるパレスホテル東京と、日本が古来から培ってきた精神性を用い独創的な作品を発表してきた舘鼻則孝。それぞれがその世界観に共鳴し実現した。【開催概要】「アフタヌーンティー ~MOONRISE~」提供場所:1F ロビーラウンジ「ザ パレス ラウンジ」料金:1名 4,800 円/カクテル又はシャンパン付き 6,600 円(税込・サービス料別)提供期間:2016年10月10日(月・祝)~10月31日(月)※13:00~16:30 ※土曜日・日曜日・祝日は14:00より提供※平日13:00~15:00のご来店にて、アフタヌーンティーセットを利用の場合に限り席の予約可能。問合せ・予約:03-3211-5309「カクテル ~MOONRISE~」 提供場所:1F ロビーラウンジ「ザ パレス ラウンジ」1F メイン バー「ロイヤル バー」料金:2,000円(税込・サービス料別) 提供期間:2016年10月10日(月・祝)~10月31日(月)問合せ・予約:「ザ パレス ラウンジ」 03-3211-5309「ロイヤル バー」 03-3211-5318
2016年10月04日「カナヘイのゆるっとカフェ」が大阪・心斎橋に限定オープンする。期間は、2016年10月15日(土)から11月28日(月)まで。東京や名古屋、福岡に続き、大阪に初登場する「カナヘイのゆるっとカフェ」。大阪店だけの新メニューや定番メニュー、オリジナルグッズが展開される。注目の新メニューは、「きつねうどん」と「串カツ」。「串カツ」は、実のところ串カツに“見える”デザートで、中身はイチゴ、キウイ、バナナ、うさぎのミニチョコシューだ。ソースの代わりはピスケが浸っているチョコソースで、それを付けて食べるスタイルだ。ほかにも、ピスケ&うさぎと記念撮影ができるフォトスポットが店内に登場するので、カフェに立ち寄った際に是非写真を撮ってみてはいかがだろう。【概要】カナヘイのゆるっとカフェ期間:2016年10月15日(土)〜11月28日(月)時間:10:00〜21:00(L.O. 20:30) ※最終日のみ 〜18:00(L.O.17:30)場所:THE GUEST cafe & diner住所:大阪市中央区心斎橋筋1-6-1 心斎橋161 2Fメニュー価格:・ふんわりフカフカ優しいお味 ピスケとうさぎのスヤスヤきつねうどん 1,280円+税・トンデモスイーツ!うさぎがカラッと串カツに!? 〜チョコソースをつけてお召し上がりください〜 1,380円+税コピーライト:© kanahei / TXCOM【問い合わせ先】THE GUEST café&diner 心斎橋店06-6281-8922(営業時間10:00~21:00)
2016年10月04日企画展示「身体をめぐる商品史」が、千葉・佐倉の国立歴史民俗博物館で開催される。会期は、2016年10月18日(火)から12月18日(日)まで。日常生活の中で、変わったということを実感するほど、劇的な変化を生むことが少ない、身体にかかわる“生活習慣”や“美意識”。しかし長い歴史を俯瞰すると、過去と現在の価値観は大きく変わっており、その違いに驚かされることもしばしば。本展では、このような身体観の変化をファッション、石鹸、歯ブラシ、化粧品などの身近な商品の歴史から鑑みる。明治時代からの欧米化や、その末期からの工業化。そこから日本文化の見直しや衛生面・健康面への配慮など、新たな価値観が形成され、あらゆる生活へと落としこまれた。展示では、おもに大正時代から1980年代頃までの身体観やデザインの変化を商品や雑誌、カタログ、広告などで表現していくことで、日本における身体観が変化してきた様子を服飾、レジャー、スポーツ、衛生、美容を中心として描写していく。一例を挙げると、明治時代から昭和時代の入浴の習慣に関しての変化がある。元々頻繁に入浴することが習慣付いていない時代に、洗顔用の高級な化粧石鹸が開発され髪専用のシャンプーが発売された。また、歯磨き粉が生まれ、品種改良が進むことで、衛生や健康を人々が意識するようになったという移り変わりが見られるのだ。その他、呉服から始まる百貨店が、食品や文具を取り扱うことで大衆化していった軌跡や、実物の化粧品を見比べることで時代間の美意識が動いていく様を感じることができる。【概要】企画展示「身体をめぐる商品史」会期:2016年10月18日(火)〜12月18日(日)会場:国立歴史民俗博物館 企画展示室A・B住所:千葉県佐倉市城内町117開館時間:9:30〜16:30(入館は16:00まで)※開館日・開館時間を変更する場合有り。休館日:毎週月曜日料金:一般 830(560)円、高校生・大学生 450(250)円、小・中学生無料※( )内は20名以上の団体※総合展示もあわせて観覧可能。※毎週土曜日は、高校生の入館が無料。※障害者手帳等保持者は手帳提示により、介護者と共に入館が無料。【問い合わせ先】ハローダイヤルTEL:03-5777-8600(8:00〜22:00)
2016年10月04日「カフェ アクイーユ(café accueil)」で、ジャック・オ・ランタンをイメージしたハロウィンパンケーキを提供。2016年10月3日(月)から10月31日(月)まで恵比寿(東京)、横浜の店舗で楽しめる。パンケーキ生地に特製パンプキンクリームを組み合わせ、一緒に添えられた塩カボチャをトッピングしている。カフェ アクイーユ恵比寿住所:東京都渋谷区恵比寿西2-10-10営業時間:11:00 ~ 23:00問合わせ先:03-6821-8888カフェ アクイーユ マルイシティ 横浜)住所:神奈川県横浜市西区高島2-19-12 マルイシティ横浜 4 階営業時間:10:30~20:30問合わせ先:045-534-6661
2016年10月04日ヨウジヤマモト(Yohji Yamamoto)の2017年春夏ウィメンズコレクションが、パリ・ファッション・ウィーク4日目の2016年9月30日(金)に発表された。山本耀司が作るテーラード、この解体と再構築のショーである。気品があり男性性を象徴するジャケット、そこにカッティング、ペインティング、リサイジングを施して、新しいフォルムへと繋げている。ドレスへの転身は、片方を断ち切りワンショルダーにしたり、コルセットのようなリボンディテールを添えたり…と方法は様々。ウエストラインをキュッとしぼり、ラペルをデフォルメして折りたたみ、女性的なシルエットを作り出したものもある。セーラーカラーのような襟元もポイントだ。本来の形を保てているものも、それぞれに個性が宿っている。燕尾服のように前は短く後ろは長く加工したもの、バッグスタイルをラウンド型にカットしたもの、へそ上に断ち切りその下にもう一枚布地を重ねたものなど、美しいテーラードを保持しながら、どれもジャケットともコートともドレスとも言い難い、気品と艶めかしさを纏っている。次いで、キールックとなるのはオーバーオールのスタイルだ。さらしのようなブラトップに、フレアスカート型・クロップドパンツ型のオーバーオールを合わせているのだが、同時に腕や胸元に幾重にも布が巻かれ、どこまでがボトムスを支えるストラップか判別がつかない。それほど身体の上であらゆる線が交差し、複雑な構造が出来上がっているのだ。ショーはほぼほぼヨウジヤマモトの黒で進行する。時折現れる、純真の白と情熱的な赤がタイミングがよく心地よい。それらは前述したテーラードの再解釈を手助けしたり、身体に触れるかギリギリラインの一枚布ドレスとなって、コレクションに刺激と官能性を与えている。
2016年10月04日パコ ラバンヌ(paco rabanne)の2017年春夏ウィメンズコレクションが、パリ・ファッション・ウィーク3日目の2016年9月29日(木)に発表された。ショーの幕開けは斬新でどこか懐かしさを感じさせるルックから。「FUTURE SEX」のロゴTシャツにロングTシャツをレイヤード。ストリート風のTシャツオンTシャツに、ビーズの華奢なキャミドレスを重ねた。アクセサリーは、水泳帽のような顔全体を覆うヘッドピースで、スポーツ要素を香らせた。ここに登場したすべてのムードが、シーズン全体に投影されている。まず、Tシャツに見られる快活さは、フード付きのロングコートやナイロン風のノースリーブドレス、パーカーのようなハーフジャケットなど、アウトドアシーンでも活躍しそうな日常的なウェアに落とし込まれた。そこに投じた、センシュアルなエレメント。型押しして一枚の中で表情を出したミニドレス、ランジェリー調のブラトップ、レース素材のドレスなどは、女性らしく挑発的な一面を持っている。ワントーンでまとめてコーディネートも、序盤からラストにかけてほぼ継続されているスピリットだ。メッセージ性の強いロゴと奇抜なアクセサリーのコンビネーションは、どこか懐かしく近未来的なレトロ・フューチャリスティックの世界へと繋げた。かつて時の人となったブーツカットがボトムスに採り入れられ、ワッペン付きのレザー融合型ドレスが、非デジタルな懐かしい未来を描いている。ストッキングのようなシースルーカラータイツも古めかしいが、同時に奇抜で新鮮味を与えている。
2016年10月04日ロシャス(ROCHAS)の2017年春夏ウィメンズコレクションが、パリ・ファッション・ウィーク2日目の2016年9月28日(水)に発表された。色を楽しむ。とてもシンプルなキーワードであるが、アレッサンドロ・デラクアがこの春夏提案するのは、豊かなカラーコンビネーションだ。グリーンやイエロー、ベビーピンク、ブルー。花々が咲き始める頃だろうか、新緑が広がる頃だろうか、はたまた雲一つない青空が待っているのだろうか。とにかく暖かな季節が待ち遠しくなるほど、鮮やかな色彩がランウェイに転がり、モノトーンやヌードカラーと交わっている。1940~50年代、アメリカンヴォーグの表紙を担当したフォトグラファーから着想を得たというピースは、どれもクラシカルでフェミニン。スカートは、ふわりと広がったプリンセスタイプ、スリット入りのペンシル、軽やかなプリーツの3つがベース。ドレスはワンショルダー、キャミソール、ホルターネックタイプなどが用意された。型数はそれほど多くないが、ドット柄のレース、柔らかなジャージ、とにかく軽いデイジー柄のジャカード、レースとオーガンザを叩きつけたチュールなど、様々な素材で表現され、幾通りの組み合わせでレイヤードされている。色の重なりを楽しむスカートオンドレスのコーディネートが基軸であるが、マニッシュウェアの差し方もポイントに。ボーリングシャツのような胸ポケット付きシャツ、Rマーク入りのハーフスリーブニット、クロップドパンツがドレスと融合され、異なる光を届けている。コートは、肩から落としてレザーベルトでウエストマーク。オフショル風のスタイルもシーズンムードを反映した着こなしだ。
2016年10月04日アンダーカバー(UNDERCOVER)の2017年春夏ウィメンズコレクションが、パリ・ファッション・ウィーク4日目の2016年9月30日(金)に発表された。アンダーカバーの今季は、ピアニストのビル・エヴァンス、トランペット奏者のマイルス・デイヴィスといったアーティストたちが彩っている。彼らの名前や名盤はプリントとなり、愛する楽器たちはモチーフとなって落とし込まれた。トランペットモチーフのパンツ、ピアノやチェロなどを散りばめたジャケット、サックスプリントのロングTシャツ。それら洋服たちが奏でるサウンドは、リラクシングで心地よい。そして、そのムードは全体を包み込み、カーディガンやボーイフレンドデニムなど日常的で着心地のよいものが揃っている。カジュエルウェアには、リデザインの考えを宿して上品に仕立てる。ミリタリーパンツにはシャーリングを入れて、ワークジャケットには異素材を貼り合わせてロングコートに。また、パールのネックレスやサンバイザー風つば広ハットなどの小物たちも品よくまとめるための一仕事を担う。一方で、クラシックウェアはストリートへと変化。ツイードジャケットは、ミリタリー調のポケットとトリコロールテープを添えて躍動的に、ナポレオンジャケットは、タオルのような素材を用いてカジュアルダウンさせた。チェック柄のツイード生地で仕上げたカーゴパンツ、ドット柄のノーカラージャケット、f字孔にくり抜いたスーツもある。スポーツミックスも今季のスタイル。足元は、ラインソックス×スニーカーがお気に入りのようで、ピアノの鍵盤をモチーフにした可愛らしいソックスも登場している。ピンヒールにも同様に、カラフルソックスとコーディネートする。
2016年10月04日