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【キハチ 青山本店】で『シャンパンテラス』を青山本店で毎年好評のシャンパンフリーフローが楽しめる「シャンパンテラス」。今年のテーマは「ラグジュアリーな一品でシャンパンフリーフロー」。シャンパンと相性ぴったりなキャビア・生雲丹・蟹・牛肉・イクラのラグジュアリーな5つの食材を使った前菜3品『キャビアとズワイ蟹のタルトレット』、『生雲丹と牛肉のタルタル仕立て』、『イクラとサーモンのホットサンド』を含んだ3つのプランを用意。シャンパンテラス前菜3品、『キャビアとズワイ蟹のタルトレット』、『生雲丹と牛肉のタルタル仕立て』、『イクラとサーモンのホットサンド』プランは3種類あり、『シャンパンテラス A』はラグジュアリー前菜3品とフリーフロー90分のスタンダードプラン。『シャンパンテラス B』は、ラグジュアリー前菜3品に加え、キハチ人気の定番前菜4品も楽しめるフリーフロー90分のプレミアムプラン。『シャンパンテラス C』は、ラグジュアリー前菜3品、キハチ人気の定番前菜4品、肉料理、フリーフロー120分のボリュームプラン。さらに、席の予約とフリーフロー90分のみで、食事は自由なものをオーダーできる『シャンパンテラス D』もあります。シャンパン、赤・白ワイン、カンパリ、カシス、ジンやソフトドリンクがフリーフローさらに今年のいちょう並木は、4年に1度行われるいちょうの樹の剪定前のため、枝ぶりがよく、樹齢100年を超えるいちょうのすばらしい黄葉が期待されています。深緑から黄葉まで、季節の移ろいを感じるテラスの特等席でシャンパンフリーフローが楽しめる期間限定企画を絶対にお見逃しなく。【キハチ 青山本店】電話番号:03-5785-3641開催期間:2018年12月9日(日)まで開催中アクセス:東京メトロ銀座線「外苑前」駅 徒歩4分営業時間:ランチ 11:30~16:00(L.O.14:30)、ティータイム 14:30~17:00 (L.O.16:30)、ディナー 18:00~23:00 (L.O.21:30) ※日・祝のみ 18:00~22:00 (L.O.20:30) ※翌日が休日の場合は平日の営業時間にて営業住所:東京都港区北青山2-1-19定休日:年末年始コース内容と価格・『シャンパンテラス A』6,800円ラグジュアリー前菜3品とフリーフロー90分・『シャンパンテラス B』8,800円ラグジュアリー前菜3品に加え、キハチ人気の定番前菜4品も楽しめるフリーフロー90分・『シャンパンテラス C』1万800円ラグジュアリー前菜3品、キハチ人気の定番前菜4品、肉料理、フリーフロー120分・『シャンパンテラス D』4,800円席の予約とフリーフロー90分のみで、食事は自由なものをオーダーできる可能(すべて税・サービス料込)
2018年10月02日松茸:銀座の『松茸と鱧の鍋料理』松茸:代官山の『松茸とツブ貝のパスタ』鮭:神楽坂の『鮭のはらこ釜飯』鮭:恵比寿の『チーズを乗せた炙りサーモン バジル風味』栗:日本橋の『焼き栗とズワイガニのご飯』松茸:【銀座 和久多】/銀座名残の鱧と出始めの松茸を使った京料理『鱧と松茸の小鍋仕立て』『鱧と松茸の小鍋仕立て』(コースの一品)銀座の会席料理店【銀座 和久多】では、厳選した旬の食材を使用し、素材の旨みを引き出した京風会席が味わえます。名残の鱧(ハモ)と出始めの松茸を使った高級鍋料理とされる『鱧と松茸の小鍋仕立て』は、鱧と松茸の両方が味わえる、今の季節だけの味わい。鱧の骨でとった出汁で上品に仕上げた逸品で、澄んだ出汁と松茸の風味、鱧の旨みが堪能できます。松茸:【RISTORANTE YAGI】/代官山貝の出汁をベースに旬の松茸を味わう『松茸とツブ貝のスパゲッティーニ』『松茸とツブ貝のスパゲッティーニ』(コースの一品)イタリア、日本などの旬の食材を使ったイタリアンが味わえる、完全予約制のリストランテ。お客様のお好みと食材の入荷状況に応じてメニューを提案しています。『松茸とツブ貝のスパゲッティーニ』は、【RISTORANTE YAGI】では定番の、オリーブオイルと貝の出汁をベースに、旬の食材の滋味深い味わいを楽しめるパスタです。鮭:【つみき 神楽坂】/神楽坂村上の塩引き鮭と魚沼産コシヒカリでつくられた名物『はらこ飯』『村上塩引き鮭のはらこ釜飯』味噌汁付(2人前から)1人前890円、追加味噌汁200円【神楽坂 つみき】は、新潟の郷土料理店。名物『はらこ飯』は、魚沼市塩沢町の指定農家から仕入れる魚沼産コシヒカリや村上の塩引き鮭など、新潟産のこだわりの食材を使用しています。鰹と昆布の出汁に調味料を加え、身をほぐした秋鮭を少量のせて炊き上げた土鍋ご飯に香ばしく焼き上げたシャケのほぐし身と醤油漬けにしたいくらをたっぷりとのせています。鮭:【鮭殻荘】/恵比寿格別のハーモニーを生み出す『チーズを乗せて炙ったサーモン』『チーズを乗せて炙ったサーモン バジルのドレッシング』890円サーモンの魅力を余すことなく楽しめるビストロ【鮭殻荘】では、北海道石狩市の協力のもと、自然産卵のみのサイクルが維持された河川の良質なサーモンを使用した鮭料理が堪能できます。『チーズを乗せて炙ったサーモン バジルのドレッシング』は、チーズとともに表面を香ばしく炙ったサーモンが格別。イクラとバジルを加えた特製フレンチドレッシングが、美味しさをより一層引き立てます。栗:【日本橋 柚こう】/日本橋旬のズワイガニと丹波の焼き栗を炊き上げた『ズワイガニと焼き栗のご飯』『ズワイガニと焼き栗のご飯』(神無月おまかせ懐石コース1万2,800円の一品)裏路地に佇む、和の洗練された雰囲気が漂う二階建ての一軒家【日本橋 柚こう】。1日2組までの完全予約制で、食事は月替わりのコースとなります。10月から提供される『ズワイガニと焼き栗のご飯』は、旬のズワイガニ、丹波の焼き栗に、南魚沼産のつややかなお米を、昆布と鰹のおだしでふっくら炊き上げています。旬の食材を使った懐石とともに堪能できます。野菜、果物、魚介類など、美味しい旬の食材が出回る、秋。今だけしか味わえない旬の食材だからこそ、職人の技が光る名店で味わってみてはいかがでしょうか?
2018年09月23日世界中から食べにくる、スペインの【LA VINA(ラ・ヴィーニャ)】のチーズケーキを再現スペインの美食の街、サンセバスチャンの小道に【LA VINA(ラ・ヴィーニャ)】という有名なバルがあります。そのお店のチーズケーキは、絶対に食べておきたい一大名物! 世界中からそのチーズケーキを目当てに客が訪れます。そんな【LA VINA(ラ・ヴィーニャ)】のチーズケーキは、長年家族経営の身内にしかレシピが明かされませんでした。まさに、ここでしか食べられない幻のチーズケーキ。ですが、【GAZTA(ガスタ)】のパティシエ―ルは、このチーズケーキに深く惚れ込み、何度もその味を学びたいと働きかけ、世界でただ一人、家族以外でレシピが伝授されたのです。サンセバスチャンのバル【LA VINA(ラ・ヴィーニャ)】名物の『バスクチーズケーキ』は焼き色が印象的だつまり、そんなバスクで長年愛されている【LA VINA(ラ・ヴィーニャ)】のチーズケーキを再現したのが、白金にオープンした【GAZTA(ガスタ)】です。同店パティシエールは、「現地で味わった感動をたくさんの皆様に感じていただきたい」と語ります。商品がなくなり次第、閉店。早めの来店がオススメそして、2018年夏に東京・白金にようやくオープンした【GAZTA(ガスタ)】ですが、そのバスクチーズケーキの味は、スイーツ好きを筆頭に、老若男女の心を掴み、早くも話題に。人気の秘訣は、固すぎず柔らかすぎないしっとりとした絶妙な食感や、濃厚な味わい。こんがりと焼きあげられたバスクチーズケーキならではの見た目もまた印象的です。このこんがりとした焼き目がおいしさの印自分で食べるのはもちろんですが、友人や取引先などの手土産にも、『バスクチーズケーキ』を持っていけば喜んでもらえること間違いなし! チーズケーキは2つのサイズがあるので、状況に応じて選択が可能。誕生日ならホールがオススメ。かわいらしい袋や箱もまた、より一層相手に喜ばれそうです。(左)1名様用バスクチーズケーキ(直径8cm)/1個700円(税抜)(右)6~8名様用バスクチーズケーキ(直径15cm)/1個4,000円(税抜)シンプルにかわいらしい、クリーム色のボックスちなみに、イートインスペースはないので、おうちでゆっくり味わってくださいね。チーズケーキが食べたくなったら、ぜひ立ち寄ってみてください。【バスクチーズケーキ専門店 ガスタ】電話番号:03-3440-7495住所:東京都港区白金1-14-10営業時間:9:00~19:00定休日:月曜日(※月曜日が祝日の場合は、翌日火曜日に振替)※お電話でのご注文・ご予約は承っておりません。商品がなくなり次第、閉店
2018年09月10日【ピエール マルコリーニ カフェ】に、マロンを使ったカフェメニューが登場秋を代表する味覚「栗」が、ショコラティエブームの先駆け【ピエール マルコリーニ】と出会い、気品溢れるスイーツが完成しました。【ピエール マルコリーニ カフェ】を併設する銀座本店、名古屋店では、マロンを使用したカフェメニュー、アイスクリーム、エクレアが限定発売されます。『パフェ シーズン「モンブラン」』1,500円(税抜)毎年秋恒例のマロンパフェの今年のテーマはモンブラン。キャラメリゼしたクルミの香ばしさと、ラム酒“トロワリビエール”が口に広がるマロンのアイスとクリームの組み合わせは至福の味わい。酸味の効いたカシスのソースがアクセントを加えます。『マルコリーニ ブリュッセルワッフル シーズン「モンブラン」』1,200円(税抜)ふわふわのワッフルに、ラム酒の香るマロンアイスと定番のチョコレートアイスクリームの贅沢な組み合わせ『マルコリーニ ブリュッセルワッフル シーズン「モンブラン」』。口いっぱいに広がるモンブランクリームとカシスのソースとワッフルの抜群の相性が楽しめます。『グラス シーズン「マロン」』TAKE OUT 600円 / カフェ800円(税抜)マロンをたっぷりと使用し、ラム酒“トロワリビエール”と合せたリッチなテイスト『グラス シーズン「マロン」』は、毎年、この時期にしか登場しない秋の楽しみです。スクープは、銀座本店、名古屋店に加え、グランスタ店でも提供されます。定番人気のエクレアからは、3種の秋限定の味が登場カフェで人気のエクレアにも、2018年9月1日(土)から3つの味が新しく加わります。「マロン」は、芳醇なラムの香りが効いたマロンクリームに、キャラメリゼしたヘーゼルナッツがアクセントに。「カシス フロマージュ」は、カシスの旨みがしっかりと詰まったマスカルポーネクリームに、ホワイトチョコレートとカシスのグラサージュ。「カプチーノ」は、芳ばしいコーヒーの香りの効いたカスタードクリームにミルクチョコレートのグラサージュ。『エクレア「マロン」』物販700円 / カフェ800円(税抜)『エクレア「カシス フロマージュ」』物販700円 / カフェ800円(税抜)『エクレア「カプチーノ」』物販700円 / カフェ800円(税抜)秋限定のパティスリーは全店舗で発売されますマロンを使ったパティスリーが、酒々井店を除く全店舗で、2018年9月1日(土)~11月30日(金)の期間限定で発売されます。「パティスリー オータム セレクション」は、ダックワーズ(マロン)、サンドサブレショコラ、チョコレートケーキ(1/5カット)のセット。3個入り、9個入り、14個入りの3展開なので、用途に合わせて選べます。「パティスリー オータム セレクション」14個入り 5,000円(税抜)定番の人気のキャラメルケーキに、しっとりとしたマロンを練りこみ焼き上げた「マルコリーニ キャラメル マロン ケーキ」は、ほろ苦さを感じるビターなキャラメルケーキと、シロップに漬けたイタリア産マロンの贅沢な味わいが楽しめます。「マルコリーニ キャラメル マロン ケーキ」 1,700円(税抜)限定店舗で展開するチョコレートメニューにも注目!銀座本店限定の『グルマンディーズ シーズン「マロン」』は、ラム酒を効かせたマロンペーストに、荒く刻んだ栗を混ぜ込みビターチョコレートでコーティング。甘くしっとりした舌触りとほくほくした食感を楽しめる、栗好きには絶対に食べて欲しい限定商品。銀座本店限定『グルマンディーズ シーズン「マロン」』30円/g(税抜)定番のショコランブルに、マロン生クリームと濃厚なマロンクリームを絞った「ホット ショコランブル マロン」は、ビターなチョコレートとマロンの香りが優しく溶け合う、この時期限定のチョコレートドリンク。銀座本店、名古屋店、横浜店、渋谷店、新宿店、酒々井店で発売します。「ホット ショコランブル マロン」 TAKE OUT/700円(税抜)10月のみのハロウィン限定商品は「オレンジ チョコレート ケーキ」また、ハロウィン限定商品として、酒々井店を除く全店で、2018年10月1日(月)010月31日(水)の期間、「マルコリーニ オレンジ チョコレート ケーキ」を発売。マルコリーニ定番のチョコレートケーキに、オレンジを加えた限定商品です。華やかに広がるオレンジの香りが、カカオの美味しさを引き立てます。そのままで食べることはもちろん、生クリームやアイスクリーム、コンフィチュールなどと合わせても、新しい美味しさが楽しめます。ハロウィン限定「マルコリーニ オレンジ チョコレート ケーキ」1,700円(税抜)チョコレート好きじゃなくても、その名前を聞くだけで胸が踊る【ピエール マルコリーニ】。この秋しか味わえないマロンを使ったスイーツを、カフェでのひとやすみに、大切な人への手土産に、様々な用途で利用してはいかがでしょう。【ピエール マルコリーニ 銀座店】(SHOP/CAFE)住所:東京都中央区銀座5-5-8電話:03-5537-0015営業:[月~土]11:00~20:00、[日・祝]11:00~19:00定休日:年末年始他、下記店舗でも取り扱い中。名古屋店、羽田店、グランスタ店、横浜店、渋谷店、新宿店、酒々井プレミアムアウトレット店
2018年09月04日2016年、信頼する山形や山梨の農家が育てたぶどうを使った7本のワイン『NECO series(ネコシリーズ)』を完成させ、日本産ヴァン・ナチュールのマイルストーンとして注目を集めた。植樹から4年たった今、ぶどうの樹はすくすくと育っている。そして今年7月、【Fattoria AL FIORE】が完全なるワイナリーとして生きるために必要な最大にして最後のピースが揃った。2018年7月28日、旧支倉小学校が食と体験の観光交流施設として生まれ変わったぶどう畑のある本砂金から車で10分ほど麓へ下りると、時計台のあるヨーロピアンな建物が見えてくる。旧支倉小学校だ。平成24年に廃校となったこの小学校が、新たな命を得た。校舎は、地域産品のショップやレストラン、体験交流施設などを擁する【イーレ!はせくら王国】としてオープン。その右手に立つ旧体育館が、まるごと【Fattoria AL FIORE】としてリノベーションされたのだ。体育館をそのまま利用。気温や湿度はコントロールせず、ここ川崎町の気候にまかせて醸造を行う。素材から手法、思想まで、すべて「あるがままに」醸すヴァン・ナチュールセラーの中はスタッフアテンドにより見学可能暖簾をくぐれば、まるで古い教会のようにやわらかい光の降るエントランス。右に進めば、体育館の床をそのまま活かしたフロアにワインショップが開け、広いセラーをガラス越しに眺めることができる。カウンターでは、その日おすすめのボトル5種類程度が抜栓され、【AL FIORE】お手製の小さなおつまみとともに試飲を楽しむことができる。レストランスペースは、かつて向山で営業していた時と同じ【AL FIORE】と名付けた。完全予約制(4名~)なので、電話にて相談を自然豊かな川崎町の四季を凝縮したようなおつまみは、【AL FIORE】のイタリア料理のエッセンスとふるさと伝統の手法をミックスしたスタイルだ。実は、このフロアには大きな秘密がある。カウンターの背後にあるのは、ただの厨房ではない。向山で愛されたイタリア料理店【AL FIORE】を彷彿させる、瀟洒なレストランフロアが隠されているのだ。なぜか荘厳な雰囲気さえ漂うエントランス。体育館の名残のガラス窓が、教会のステンドグラスのようテイスティングカウンター。試飲は30ml・300円~、60ml・600円~。プラス500円でおつまみも楽しめる。アルコール以外のオリジナルドリンクも用意「常にオープンしているレストランではなく、川崎という町や人、このワイナリーを愛してくれる人が〝おいしいものを食べながら、何か楽しいことをしよう0という時に利用できるような場所にしたい、と思ってるんです」シェフである目黒さんの料理をフルコースで味わいながら、ふるさとの未来を思い描く。なんと豊かな空間だろう。醸造責任者である坂口礼奈さんと、顧問・目黒浩敬さん。「このワイナリーを起点に、川崎ならではの新たな食や文化が生まれたらすばらしいことですよね」。その萌芽は、すでに始まっている。醸造のためのスペースは、体育館の原型をほぼそのまま活かして構成。スタンダードなステンレスのタンクはもちろん、陶製のアンフォラや木樽などが並び、彼らのやりたいことがどれだけ幅広く多彩であるかがよく分かる。宮城県内限定で販売される『かもしかワイン』(2,800円)。エチケットも川崎町の画家・佐藤 牧さんが描いたもの。地元・川崎町の素材を使った料理とぜひ合わせたい醸造責任者である坂口礼奈さんは、完成間近のスペースを前にこう語る。「自社栽培のぶどうは、2000300㎏の収穫が見込めますから、280本程度を目標に醸造する予定です。試してみたいことは山ほどある。最初からすべてがうまくいくとは思わないけれど、失敗から得るものも、きっとたくさんある。成功も失敗も、ひとつひとつのすべてが、これからの私たちにとってとても大切なことですから」さらに進化を続ける“Fattoria AL FIORE”の活動は、今後も目が離せない。【Fattoria AL FIORE】住所:柴田郡川崎町支倉塩沢9電話:0224-87-6896時間:11:00~17:00定休日:木曜日
2018年09月03日【Cafe & Dining ZelkovA】からふたつの秋限定パフェが登場「ザ ストリングス 表参道」のラグジュアリー空間【Cafe & Dining ZelkovA】。「欅」を意味する「ZelkovA(ゼルコヴァ)」を店名に掲げた、表参道を象徴するような空間です。ケヤキ並木から続くロビーに、緑の木洩れ陽が差し込むテラス。世界の美食が集まるNYをイメージした、インターナショナルキュイジーヌが楽しめます。そんな【Cafe & Dining ZelkovA】の、旬のいちじくを使用した秋限定の大人パフェ『いちじくパフェ』と、マロンやトリュフなど秋の味覚を詰め込んだハロウィン限定パフェ『ハロウィン チョコマロンパフェ』をご紹介します。旬のいちじくに紅茶とチーズが香る秋限定の大人パフェ紅茶とチーズが香る秋限定の大人パフェ『いちじくパフェ』1,700円(税込、サービス料12%別)『いちじくパフェ』は、旬のいちじくを2個使用し、素材の味を活かすように甘さは控えめ。グラスの底にいちじくを敷き詰め、紅茶とウイスキーのゼリー、カスタードクリーム、自家製のいちじくジャム、ブルーチーズクッキー、フレッシュのいちじく、ミルクアイス、ミルクティーアイスを丁寧に重ね、さらにフレッシュのいちじくと飴細工をデコレーション。紅茶とブルーチーズが香り、ウイスキーのほろ苦さもアクセントになった大人のためのパフェです。マロンやトリュフなどの秋の味覚を贅沢に使用秋の味覚を詰め込んだハロウィン限定パフェ『ハロウィン チョコマロンパフェ』2,000円(税込、サービス料12%別)ハロウィン限定パフェ『ハロウィン チョコマロンパフェ』は、カシスソース、ミルクチョコソース、洋ナシのコンポート、クルミのキャラメリゼ、トリュフクッキー、マロンクリーム、チョコアイス、ラムレーズンアイス、チョコマカロン、渋皮栗を丁寧に重ね、トップにジャック・オー・ランタン型のチョコレートとストリングスのロゴが入ったチョコレート、金箔を添えています。チョコレートをメインにマロンやトリュフ、洋ナシなどの秋の味覚を贅沢に使用し風味豊かに仕上げています。期間中は、『バタービール』、『パンプキンキャラメルラテ』のハロウィン限定メニューも展開します。表参道を象徴するような空間で、今だけのスペシャルメニューをお楽しみください。【Cafe & Dining ZelkovA】電話:03-5778-4566住所:東京都港区北青山3-6-8 ザ ストリングス 表参道アクセス:表参道駅B5出口直結販売期間:2018年9月5日(水)010月31日(水)営業時間:[月0金]11:30017:00、[土日祝日]11:00017:00定休日:不定休
2018年09月02日ガラスの表面にカットを入れる江戸切子は、東京都・国指定の伝統工芸だ。1834年、江戸大伝馬町のビードロ屋がガラスの表面に彫刻を施したのがはじまりだと伝えられている。明治時代に入るとヨーロッパのカットグラスの技法が導入され、多彩な柄が増えはじめた。【堀口切子】は、1921年に堀口市雄氏(初代秀石)が江戸切子技術伝承者に弟子入りし、前進となる「堀口硝子」を創業したことにはじまる。現在は三代秀石 堀口 徹氏がその伝統を継承している。堀口氏は、「ガラスを加工して、使い手を驚かせ魅了するというのが、江戸切子の本質と思える」と語る。その言葉の通り【堀口切子】の江戸切子は驚くほど美しく、受け継がれる伝統の技をベースに、シンプルなものから複雑なデザインのものまで多種多様なものが揃う。その繊細なカットや磨きといった技のひとつひとつが唯一無二の美しいグラスを生み出すのだ。また大切なのは、使い手のもとで完成を迎えることであるという。美しさは実際に酒を注いだときにより引き立つ。Tみ口や持ち手など、場所によって、ときに大きく、ときに小さくカットの形状を変えながらカットした面がきらきらと反射する様は見ていて飽きない。その瞬間が、堀口氏のいう「完成を迎える」ということなのだろう。堀口切子住所:東京都江戸川区松江5丁目10-番 2号電話番号:050-3735-3755
2018年08月26日ヒトサラ編集部員がオススメする「餃子がウマい店」アラサー男子が推す【豚八戒】/阿佐ヶ谷オーバー30女性が推す【池尻餃子.】/池尻大橋20代女子が推す【赤坂珉珉】/青山一丁目1.アラサー男子J太郎が推す【豚八戒】/阿佐ヶ谷中国・ハルビンの味を阿佐ヶ谷で楽しめる名物の『華餃子』580円(税込)は、丸い羽根がきれいな焼き餃子。にんにく不使用の優しい味わいヒトサラ編集部アラサー男子のJ太郎がおすすめするのは、阿佐ヶ谷駅から徒歩2分の、予約困難な人気店【豚八戒】。お店の前に行列ができているのですぐ分かります。名物『華餃子』は皮がパリッと軽やか。豚肉、きくらげ、ニラなどが入っていて、鶏ガラの旨味が凝縮されたジューシーな味わい。ちなみに、にんにく不使用なので女性と来ても安心です!こちらはパクチーがたっぷりかかった水餃子『四川風麻辣水餃子』560円(税込)。そのままでも、黒酢をつけても、辣油をプラスしてもウマい以前はカウンター7席のみだったが、2017年に増床。予約のみのテーブル席や個室が店の奥に用意されている。4名以上の予約で2階の座敷席も利用可能予約は基本、2ヵ月先までうまっていますが、予約なしの場合は1時間以上待つこともあるので、一緒に行く相手との関係性によって予約をおすすめします。入店するまでが困難な人気店の【豚八戒】。待ってでも食べたい餃子がそこにあることを保証します!【豚八戒】店舗情報電話:03-3398-5527住所:東京都杉並区阿佐谷南3-37-5アクセス:JR「阿佐ヶ谷」駅から徒歩2分、丸ノ内線「南阿佐ヶ谷」駅から徒歩9分営業時間:18:00~23:00(L.O.22:30)定休日:月曜・日曜2.オーバー30女性 A子が推す【池尻餃子.】/池尻大橋伝説の主婦・マダムローズの味を受け継ぐ店5種の餃子(名物あおば/大葉/鶏パクチー/十五野菜/無添加海老)と3種の特製たれがセットになった『はじまりの膳』800円(税抜)オーバー30女性のA子がオススメしたいのは、2018年のミシュランガイドにも掲載された池尻大橋にある【池尻餃子.】。ここは、新宿の餃子専門店【あおば】(現在は閉店)で人気を博していた、伝説の主婦・マダムローズの手作り餃子が食べられるお店です。『名物 あおば餃子』は、パリっとした薄皮の中からにこごり風の餡がとろりとあふれ出す、ちょっと変わった食感の餃子。新宿ではひき肉を使用していましたが、池尻では塊肉にグレードアップ!肉の旨味が際立っています。餃子用の特製たれ3種。佐賀・ゆず農園の「柚子胡椒」、バリの辛みソース「池尻サンバル」、マダムローズ特製の「ご馳走ラー油」。一口目はたれをつけず、二口目につけて食べれば二度おいしい銭湯絵師が描いた富士がまばゆい、艶やかで女性らしさ漂う店内。カウンター・テーブル席ともに掘りごたつ式で座り心地がよく、思わず長居してしまう……『無添加海老』は、餃子1個につき海老を丸ごと1尾+ミンチで合計4~5尾使用する贅沢っぷり。食べた後もしばらく海老の旨味の余韻が残る、エビージョ(海老好き)の私も大満足の一品です。まずはすべての餃子が楽しめる『はじまりの膳』をオーダーし、一通り味わってから、お好きな餃子を追加し注文するのをオススメします。【池尻餃子.】店舗情報電話:03-6453-1968住所:東京都世田谷区池尻2-26-6 コーポ森 1Fアクセス:東急田園都市線「池尻大橋駅」南口から徒歩4分営業時間:16:00~24:00(L.O.23:00)定休日:月曜・第2日曜3. 20代女子 M香が推す【赤坂珉珉】/青山一丁目【珉珉】は焼き餃子だけじゃない!『味噌餃子』893円(税込)ひき肉とチンゲン菜が入った甘辛い味噌餡を絡めていただきます。ごはんにもお酒にもぴったり20代女子のM香がオススメしたいのは、「酢とコショウでいただく餃子の発祥の地」として有名な赤坂にある【珉珉】です。このお店に来たら、ほとんどの人が焼き餃子を注文し、酢とコショウで食べています。その一方で私がオススメしたいのは『味噌餃子』。トロトロの味噌の餡に絡めて食べる他店で見たことのない珍しい餃子です。もっちり、ぷるんとした皮の中は、とってもジューシー。食べ応えも抜群です!餃子・水餃子・揚げ餃子と3種が揃う【珉珉】での一番人気はやはり『焼き餃子』。お通しの薬味を使って食べるのもまたオススメですニンニク、ねぎ、みそ、キムチが乗せられている小皿がお通し。そのまま少しづつ食べてもお酒がすすむし、餃子をより一層たのしむための薬味としても大活躍します人気店なので前もって予約しておくのがオススメですが、ピークタイムの19時からすこし時間をずらせば当日にするりと入店できることも。会社の人と一杯行くにも、グルメな友人と語らうにも、日常の〆にぴったりな一軒です。【赤坂珉珉】店舗情報電話:03-3408-4805住所:東京都港区赤坂8-7-4アクセス:東京メトロ千代田線 乃木坂駅より徒歩8分営業時間:11:30~14:00(L.O.13:55) 17:30~22:30(L.O.21:30)定休日:日曜・祝日・8月11~17日
2018年08月05日【魚貝三昧 彬】和食【目黒のさんま 菜の花 権之助坂本店】和食【先斗 浅草】和食【日本橋 柚こう】和食【ドンブラボー】イタリアン【魚貝三昧 彬】和食天然鮮魚にこだわった魚介の名店の『さんまで包んだ焼きおにぎり』〆にもつまみにもおすすめの『さんまで包んだ焼きおにぎり』980円(税抜)大正中期から続く、老舗鮮魚店【山長】に隣接し、地元のみならず遠方からも客が多く訪れる人気の海鮮居酒屋【魚介三昧 彬】。天然ものにこだわり、【山長】が築地から仕入れた鮮魚に加え、料理人自らも足立市場へ出向いて目利きしたものを提供しています。魚介がたっぷり、贅沢の極み『海鮮よせ鍋(うどん入り)』お店の人気メニュー『さんまで包んだ焼きおにぎり』は、おかかやじゃこ、ごまを混ぜた醤油ベースの米に、厚みのあるさんまを巻いて焼き上げています。さんまには脂がたっぷりとのっていて、焼いている間にその脂が米にしみて絶品です。天然鮮魚にこだわった名店では、金目鯛、さわら、白子、はまぐり、牡蠣、毛ガニまで入った贅沢鍋『海鮮よせ鍋(うどん入り)』もぜひ食べていただきたい逸品です。【魚貝三昧 彬】電話:050-5263-8402(予約専用)、03-3828-3435(お問合せ専用)アクセス:東京メトロ千代田線「千駄木駅」徒歩3分、JR各線「日暮里駅」徒歩10分住所:東京都文京区千駄木3-38-8営業時間:[火~日]ディナー 18:00~23:30 (L.O.22:30)、[金~日]ランチ 11:30~14:00 (L.O.13:45) ※ランチは金・土・日曜日のみ定休日:月曜、最終日曜【目黒のさんま 菜の花 権之助坂本店】和食秋の味覚、さんまが1年中楽しめる専門店が供する『目黒のさんま塩焼き』『目黒のさんま塩焼き定食』800円(税込)店名に『目黒のさんま』がついた、さんま料理店。1年中三陸直送のさんまを始めとした旬の食材が揃います。季節ごとに移り変わる色とりどりの食材を活かした料理を、50種類以上の三陸の地酒と一緒に楽しめます。毎月3のつく日は、さんまの日として『目黒のさんま塩焼き』が500円から333円になるサービスも実施しています。さんまはたっぷりと脂がのっています『目黒のさんま塩焼き』を中心に、おろしポン酢、梅肉揚げ、かば焼きなど、季節を問わず、さんま料理が楽しめます。旬のさんまの塩焼きは、丸々と脂が乗り、鮮度がいいので臭みもありません。『目黒のさんま刺身』、『目黒のさんまなめろう』は、旬の今の時季だけの提供になります。【目黒のさんま 菜の花 権之助坂本店】電話番号:03-3491-0323アクセス:JR「目黒駅」徒歩2分住所:目黒区下目黒1-1-15 菊ビル1階営業時間:[平日]11:30~14:00(L.O.13:50)、17:00~24:00(L.O.23:20)[土]17:00~23:00(L.O.22:20)定休日:日曜・祝日【先斗 浅草】和食下町で楽しむ、京都のおばさんざい『秋刀魚の砧巻き』秋を感じさせる酒肴『秋刀魚の砧巻き』900円(税抜)下町の田原町の路地裏に佇む【先斗浅草】は、元々は京都で料理屋を営んでいた女将が、浅草に出店したのがはじまり。京都より招聘した料理長が、毎日丁寧に出汁をとり盛り付けます。味付けも盛り付けもシンプルな、やさしく澄んだ味わいはすっと胃の腑を温めてくれる料理ばかり。出汁の香りが楽しめる京都のおばんざいが揃っています『秋刀魚の砧巻き』は、桂剥きした大根の中に、旬のさんまと大葉、紅しょうがなどを巻き、カラッと揚げた逸品。味わうたびに秋の到来を感じることができます。さんまのほか、ミョウガやゴーヤの揚げ物が脇を固めます。他にも、京都のおばんざい『山いも吉野くずかけ』、『新れんこんの蓮蒸し』など、出汁の味わいが楽しめる料理が揃っています。【先斗 浅草】電話番号:050-5263-9740(予約専用)、03-5828-1531(お問合せ専用)アクセス:東京メトロ銀座線「田原町駅」徒歩4分、、つくばエクスプレス線「浅草駅」徒歩4分住所:東京都台東区西浅草2-10-2 小川ビル1F営業時間:ランチ 11:30~13:30、ディナー 17:00~23:00 (L.O.22:30)定休日:日曜【日本橋 柚こう】和食完全個室の洗練された和空間で味わう懐石料理、『締め秋刀魚の棒寿司』酢〆して一晩なじませた『締め秋刀魚の棒寿司』東京メトロ銀座線「三越前」駅より徒歩3分という好立地、大通りから一本路地に入った場所にある和の風情溢れる二階建ての一軒家【日本橋 柚こう】。全14席の店内は、日本料理のこだわりを隅々まで味わえるように、1日2組までの完全予約制です。静かにゆっくりとお食事が出来ます。『長月料理長特選懐石コース』17,000円(税抜)厳選された食材を使った、熟練の料理人による一品一品は、日本の四季を感じさせてくれる料理ばかり。この時季にしかない生の新さんまと天然柚子を使用した『締め秋刀魚の棒寿司』は、北海道の脂がのった新さんまを塩と酢でさっと〆て一晩寝かして、しっかりなじませて棒寿司に仕上げたもの。季節によって内容が変わる懐石コースをご堪能ください。【日本橋 柚こう】電話番号:050-5263-2598(予約専用)、03-3242-1008(お問合わせ専用)アクセス:東京メトロ銀座半蔵門線「三越前駅」徒歩3分、東京メトロ銀座線「日本橋駅」徒歩7分住所:東京都中央区日本橋本町1-4-5営業時間:ランチ 11:30~13:30、ディナー 17:30~ (L.O.21:00)定休日:不定休【ドンブラボー】イタリアン和のアレンジが施された独創的なイタリアンで味わう『サンマ 鳥のレバーペースト 栗』香ばしさ、苦味、甘みが調和する『サンマ 鳥のレバーペースト 栗』都心から少し離れた調布市国領にありながら、遠方からも人々が集う【Don Bravo】。シェフは国内の名店やイタリア各地の星付きレストランで修業を積んだ平雅一氏。おしゃれ過ぎず、さりげない遊び心を取り入れた店内の雰囲気は、大切な日にも、カジュアルに楽しみたい日にもぴったりです。さんまには窯で焼き薪の香りをつけていますイタリア料理の伝統的な手法は崩さず、自身の日本人としての食体験をもとにつくる、和の香味野菜や旬の魚介を巧みに用いた独創的な料理を中心に提供。『サンマ 鳥のレバーペースト 栗』は、窯で焼き薪の香りをつけたさんまの香ばしさと、レバーパテの苦味、すりおろした蒸し栗の甘味が口の中で調和し、濃厚な旨味に変わります。ふんわりとした蒸し栗、ざらざらとしたパテの舌触りが楽しめる一皿です。【ドンブラボー】電話番号:042-482-7378アクセス:京王線「国領駅」徒歩3分住所:東京都調布市国領町3-6-43営業時間:ランチ 11:30~15:00 (L.O.14:00)、ディナー 18:00~23:00 (L.O.22:00)定休日:水曜(その他月1日不定休)秋に脂が乗り、1年で一番美味しくなる旬のさんま。定番のさんまの塩焼きはもちろんのこと、和食の名店で熟練の職人が調理したさんま料理も味わってみてください。
2018年08月01日豪華ホテルでビールを楽しむ極上「ビアホールプラン」「ストリングスホテル東京インターコンチネンタル」の26階、水路が囲み、まるでリゾート地のようなレストラン&バー【ザ・ダイニング ルーム】で、2018年8月31日(金)までの期間限定で「ビアホールプラン」を提供中。IHG・ANA・ホテルズグループジャパンで開催中の「バイオレットマジック」の特別メニューとなります。「ビアホールプラン」8,000円(税・サ別)ドリンクは、IHG・ANA・ホテルズグループジャパンで開催中のバイオレットカラーをモチーフにしたキャンペーン「バイオレット マジック」より、紫色のカクテル4種類を含む、飲み放題メニューを用意。生ビールは、卓上ビアサーバーを設置し、待ち時間なしで楽しめます。コースの一品『ビーツと新じゃがいものサラダ』コースの一品『ビーツチップ』など、珍しいバイオレットメニューが楽しめる料理は、スパイスがきいた『ケイジャンフライドポテト』や、『スパイシーポップコーンシュリンプ』など、ビールのお供に最適な夏にぴったりの約15種類のメニュー。こちらも「バイオレット マジック」より、バイオレットカラーの特別メニューも用意。『牛肉のリブロースステーキ』は、見応え食べ応えともに抜群です。料理は『牛肉のリブロースステーキ』など、ビールに良く合う15品〆のデザートには、飲んでびっくりの『ビールフロート』を用意。ビールのゼリーに、ビールのシャーベット、さらにビールのアイスを組み合わせた、ビール好きにもスイーツ好きにもたまらないデザートです。ビールのゼリー、シャーベット、アイスを組み合わせた『ビールフロート』この夏はホテルで楽しむ「ビアホールプラン」で、最高の一夜を過ごしてみてはいかがでしょう。【ストリングスホテル東京インターコンチネンタル】電話:03-5783-1258開催期間:2018年7月1日(日)08月31日(金)時間:17:30021:00(L.O.)90分制住所:東京都港区港南 2-16-1 品川イーストワンタワー26Fアクセス:JR品川駅直結会場:【ザ・ダイニング ルーム】 ビアホールプラン料金:8,000円(税、サ13%別)※予約は3名様より定休日:無休
2018年07月22日関連記事1位_大阪【宮崎牛鉄板焼ステーキみやざき館】3年連続1位を獲得した宮崎牛鉄板焼き名店【宮崎牛鉄板焼ステーキみやざき館】。昨年に引き続き、大阪滞在中の香港・台湾のユーザーから多くの利用がありました。最高級の和牛をリーズナブルに堪能できるランチも人気の理由となりました。【宮崎牛鉄板焼ステーキみやざき館】電話:050-5263-0627住所:大阪府大阪市中央区心斎橋筋2-1-32 ISビル1Fアクセス:御堂筋線「心斎橋駅」6番出口より徒歩3分営業時間:11:00~23:00 (L.O.22:00)定休日:無休2位_京都【縁】こちらも昨年に引き続き2位を獲得した【縁】。7席のみの小体な空間で、店主・鈴木氏がもてなすサービスと、ひとつひとつにこだわった食材の滋味が、訪日客にも支持されているようです。京都【縁】電話:050-5263-1253住所:京都府京都市上京区烏丸一条下ル龍前町589アクセス:烏丸線「今出川駅」6番出口より徒歩5分営業時間:12:00~14:00(最終入店13:00)、18:00~21:00(最終入店21:00)定休日:木曜(毎月最終週は水曜・木曜の連休)3位_京都【寺町 よしくら】四季を五感で愉しむ京会席から、ヘルシーで美容や健康に良い豆乳鍋まで提供している【寺町 よしくら】。ランチでは『おばんざい』をリーズナブルに頂けます。アメリカ人を中心に、香港、東南アジア等、幅広いユーザーに人気です。【寺町 よしくら】電話:050-5870-6549住所:京都府京都市上京区真如堂前町102 コーポ下山1Fアクセス:烏丸線「今出川駅」3番出口より徒歩10分営業時間:11:00~14:00 (L.O.14:00)、ディナー 17:00~21:00 (L.O.21:00)定休日:火曜4位_東京【焼肉もとやま 新宿店】訪日客に人気の神戸牛を存分に味わえるコースを提供している【焼肉もとやま新宿店】。部位によって切り方を変え、肉を食べやすい大きさ、サシがキレイに見えるよう工夫してカットし、見た目にも気を配っている点も訪日客を喜ばせているようです。【焼肉もとやま 新宿店】電話:050-5263-9922住所:東京都新宿区西新宿7-10-12 ダイハンビルデンス2Fアクセス:JR「新宿駅」西口より徒歩5分営業時間:17:00~23:30 (L.O.23:00)定休日:無休5位_兵庫【炭火焼肉 ごえ門】昨年から3位アップの【炭火焼肉ごえ三ノ宮店】。神戸牛の中でも、特に脂の融点が低く、繊維も柔らかい肉質の雌牛を提供。少し炙っただけで口の中でとろける新鮮な肉の美味しさを味わうことができます。【炭火焼肉 ごえ門】電話:050-5870-8997住所:兵庫県神戸市中央区中山手通1-5-15アクセス:東海道本線「三ノ宮駅」・阪急神戸本線「三宮駅」から共に徒歩5分営業時間:17:00~24:00定休日:月曜(月曜が祝日の場合火曜)6位_京都【室町和久傳】明治3年、丹後峰山町で和久屋博衛門が始めた旅館から始まった【室町和久傳】。「日本のおいしいもの、忘れがたいもの、人々の出会いを届けたい」、そんなお店の想いが食事やサービスを通じて訪日客の心に響いているのでしょう。【室町和久傳】電話:050-5263-1255住所:京都府京都市中京区堺町姉小路上ル丸木材木町679アクセス:京都市営地下鉄各線/京都市営地下鉄東西線「烏丸御池駅」より徒歩5分営業時間:ランチ11:30~15:00(最終入店13:30)、ディナー17:30~22:00 (L.O.20:00)定休日:火曜7位_北海道【おたる政寿司 本店】新たにランクインした【おたる政寿司本店】。広く明るく開放的なカウンター席で、旬のネタのお寿司をいただきながら板前さんと会話ができます。新鮮なネタはもちろん、地産地消を心がけ、北海道で獲れた米を使用するなど、本場ご当地の味をぎゅっと詰めた料理が訪日客にも人気のようです。【おたる政寿司 本店】電話:050-5263-1255住所:北海道小樽市花園1-1-1アクセス:JR小樽駅下車。駅前よりタクシーで約3~4分営業時間:11:00~22:00定休日:水曜日※祝祭日、行事などにより変動する場合もあり8位_東京【鉄ぱん屋 弁兵衛三田店】こちらも初ランクイン。昼は広島流お好み焼き、夜は鉄板居酒屋と2つの顔を持ちます。目の前で料理を作るライヴ感は鉄板焼の醍醐味。広島県ご当地メニュー『ウニほーれん』など、東京ではなかなか出会えないメニューを味わえるのも人気の理由のようです。【鉄ぱん屋 弁兵衛三田店】電話:050-5871-0768住所:東京都港区芝5-1-11アクセス:都営各線「三田駅」から徒歩6分、JR各線「田町駅」から徒歩8分営業時間:ランチ11:00~15:00 (L.O.14:00)、ディナー17:00~23:00 (L.O.22:30)定休日:日曜8位_東京【まき村】白漆喰を基調としたカウンター、個室のシンプルで落ち着ける空間でこだわりの料理を堪能できます。カウンター越しに見える奥戸で炊きあげた魚沼産コシヒカリを使った名物「鯛茶漬」は、訪日客の舌も唸らせているようです。東京【まき村】電話:050-5870-0620住所:東京都品川区南大井3-11-5 MAKIMURA BLD 1Fアクセス:京浜東北線「大森駅」北口より徒歩12分営業時間:【平日・土・祝・祝前日】ディナー18:00~22:00 (L.O.21:00)8位_東京【松永牧場 銀座本店】オリジナルの特製タレ、島根の甘しょうゆ、3種の塩、ポン酢、わさび、ヤンニンなどの調味料でA5・A4ランクの最高級・松永和牛を味わえます。全席完全個室のため、団体訪日客にも利用されているようです。【松永牧場 銀座本店】電話:050-5871-7629住所:東京都中央区銀座2-4-18 アルボーレ銀座8Fアクセス:有楽町線「銀座一丁目駅」から徒歩1分営業時間:[土・日・祝]ランチ12:00~15:00 (L.O.14:30)、ディナー17:00~22:00 (L.O.21:30)、[火~金]ランチ12:00~14:30 (L.O.14:00)、ディナー17:30~22:30 (L.O.22:00)定休日:月曜(月曜が祝日の際は翌火曜)11位_東京【新宿東口 焼肉 海鮮 個室居酒屋 花炎 新宿東口店】上質なお肉・海の幸を一度に堪能できる当店。新宿駅から徒歩一分のロケーションのため、宿泊先や買い物途中に気軽に立ち寄れることも、訪日客からの多くの予約問い合わせにつながったようです。12位_東京【鮨 ふじ田】上質な食材へのこだわりはもちろん、料理やお酒に合わせた器のチョイスや、本当に美味しいと思えるお酒を、料理長自ら試飲して仕入れている心遣いなど、トータルなおもてなしが人気の理由の一つといえます。12位_東京【神戸焼肉 かんてき】渋谷駅から徒歩一分の抜群のロケーション。食肉市場から直送する新鮮で柔らくてジューシーな黒毛和牛を提供しています。軽く炙ってとろとろの卵黄と混ぜて味わう『幻カルビ』は訪日客も大満足な一品。12位_東京【うぶか】14席ほどの店内。落ち着いた雰囲気で甲殻類尽くしの料理が楽しめます。店主がおススメする甘みと食感が際立つ『車海老の刺身』は絶品。15位_石川【御料理 貴船】地元金沢の四季を表現した、季節の味を一皿に盛り込む一品『盛り込み』を、風情ある浅野川沿いの古民家を使った店で頂く経験は、訪日客にとって日本ならではの貴重な体験となるようです。15位_岐阜【本場の味 丸明】精肉店直営だからできる、厳選された飛騨牛精肉店直営のレストラン。リーズナブルな価格で厳選された飛騨牛を心ゆくまで味わうことができるため、観光で訪れた訪日客にも人気があり、上位にランクイン。15位_兵庫【神戸ハーバーランド 三田屋】肉の品質を見極める「食肉技術専門士」の資格を取得した料理人が提供する上質なステーキは絶品。グランドピアノが奏でる音色と共に『揮八郎ビール』を飲みながら、神戸での素敵な時間を過ごすことができます。18位_大阪【炭火焼肉 蔓牛】『但馬牛 蔓牛』は肉の美味しいところが血統的に伝えられている牛。上質なお肉がいただけ、他店ではなかなかお目にかかれない一品も揃えています。特等席のカウンターでお肉が調理されて行く様は、訪日客にとっても忘れられない思い出となるようです。18位_岐阜【本格江戸前寿司 松喜すし】祖父がはじめ、父親が継いだ【本格江戸前寿司 松喜すし】で18歳から修業し、2002年に三代目の店主が料理を提供。2つの海から運ばれてきた極上の魚介を使った寿司を楽しめます。リーズナブルなランチが頂けるのも多数の予約問い合わせにつながりました。20位_兵庫【鉄板焼 心】ホテル ラ・スイート神戸ハーバーランド内の鉄板焼レストラン。カウンター越しから見える、神戸港の雄大な景色を眺めながら、 神戸牛、但馬牛、淡路牛、篠山牛、三田牛、黒田庄和牛など厳選された兵庫県のブランド牛を堪能できます。20位_兵庫【神戸肉匠 壱屋】日本庭園があるおしゃれな一軒家で、おいしい黒毛和牛をリーズナブルな価格でいただけます。丼いっぱいにローストビーフが敷き詰められた『ローストビーフ丼』は訪日客にも人気の一品です。20位_兵庫【神戸ステーキ 彩ダイニング】最高峰A5ランク(受賞牛クラス)の神戸牛と高級食材のフォアグラや活きアワビを、野菜ソムリエ厳選の季節野菜と一緒に味わえます。お子様用のお席も準備しているため、ファミリーにもご利用いただいているようです。いかがでしたでしょうか。質の高い食事を提供しつつ、日本ならではのおもてなしを提供するお店が多数ラインナップしました。特別な空間で、料理人が厳選した料理が味わえるひと時は、訪日客にとって忘れられない思い出となるでしょう。海外からゲストがいらっしゃったときは、ぜひ参考にしてみてください。【SAVOR JAPAN】「Savor Japan」は、4ヶ国語(英語・中国語・台湾語・韓国語)に対応し、日本の食文化に関するマナーや文化を、外国人へ効果的に訴求するグルメ情報ウェブサイトです。英語につづき、2018年7月23日(月)より中国語・台湾語・韓国語のリクエスト予約サービスもリリースされます。
2018年07月18日青山【カフェラントマン 青山店】六本木【ROOFTOP LOUNGE 六本木BBQビアガーデン】新宿【マキャベリ 新宿店】お台場【バーベキューテラス アブレイズ】品川【高輪フォレストガーデン グランドプリンスホテル新高輪】1.青山【カフェラントマン 青山店】青山の夜景とウィーンの樽生ビール、本場の料理が楽しめる「ウィーンで最もエレガント」と称される、カフェラントマンの海外1号店。昼間はカフェとしてウィーンコーヒーを味わう人で賑わい、夜はテラス席がビアガーデンに変わります。ライトアップされた教会など抜群のロケーションで、落ち着いた雰囲気でお酒を楽しめます。テラス席限定『飲み放題付ビアテラスコース<オーストリア樽生ビールも飲み放題>』5,400円は、ウィーン樽生ビール『ゲッサー』やオーストリア産ワインが飲み放題。青山の心地よい風を感じながら、本場オーストリア料理とお酒が堪能できます。2.六本木【ROOFTOP LOUNGE 六本木BBQビアガーデン】六本木アークヒルズの屋上庭園で手ぶらBBQアークヒルズの屋上庭園に広がる、開放的なラウンジバー。緑豊かな庭園にゆったりとしたソファ席が設置された“大人な雰囲気”のビアガーデンです。遠くに新宿の夜景までも見渡せる絶景の中で飲むビールやワインは格別。大人な夜を過ごしてみてはいかがでしょう。手ぶらで気軽にBBQが楽しめる『カジュアルBBQコース』4,800円や『プレミアムBBQコース』6,500円のほか、肉持ち込みOKの『地下でお肉を買ってBBQ』3,300円プランも用意。肉は地下1階のアークキッチン内の【福島屋】や【肉屋 格之進F】でお好みのお肉を買って持ち込めます。3.新宿【マキャベリ 新宿店】新宿の夜景を眺めながら1パウンドステーキを楽しむイタリア・トスカーナの老舗店【マキャベリ】の唯一の国外店舗がこちらの新宿店。きらめく新宿高層ビルの夜景が眺められる広々としたガーデンテラスでは、ビアテラスコースを期間限定で開催。ビールを片手に、リストランテの本格トスカーナ料理をリーズナブルな価格で楽しめます。ビアテラスコースでは、アンガス牛ロース肉の1パウンドステーキや、骨付豚すね肉のローストからメインを選べます。プランは「Festa di Terrazzo 飲み放題付ビアテラスコース」5,500円、「Festa di Terrazzo パスタ付ビアテラスコース」6,000円の2種。ビールはもちろん、ワインも飲み放題のコースを用意しています。4.お台場【バーベキューテラス アブレイズ】東京湾に広がる絶景を一望しながら味わうBBQ手ぶらで訪れて、ホテルならではの上質なBBQが楽しめる【バーベキューテラス アブレイズ】。レインボーブリッジを一望できる特等席で、昼間は海辺の心地よい風を感じながら、夜は夜景を望みつつお肉を食べれば、より一層おいしく感じることでしょう。料理長が厳選した牛肉や新鮮なお魚など、ひと手間加えたBBQ食材を無煙炭火焼きで堪能できます。ファミリーでわいわい楽しくランチ、また仕事帰りのグループ利用にもおすすめです。5.品川【高輪フォレストガーデン グランドプリンスホテル新高輪】プールサイドで楽しむラグジュアリービアガーデンホテル宿泊者専用のプライベートプールが、夜はビアガーデンに変身。豊かな緑に囲まれたプールサイドにたたずむテラスで、お肉にこだわったバーベキューが楽しめます。ボリューム満点の「SUMIBIYAKI BBQ Set」7,500円や、シェフおすすめのプレミアムメニュー「PREMIUM BBQ Set」8,500円、厳選食材の“粋”なメニュー「OTONA“IKI”BBQ Set」15,000円など、様々なプランを用意。“キレイの秘密が隠された農園”がテーマの「GIRL’S SECRET FARM」7,500円といった女性限定プランもあります。いかがでしたか? 都会の夜景や東京湾が望める手ぶらBBQからホテルのプールサイドのプランまで、特別なひとときが過ごせるラグジュアリービアガーデン。仲間内で、女子会で、特別な記念日のデートで、様々なシーンで使ってみてください!
2018年07月11日恵比寿【Longrain】タイ料理外苑前【Ăn Đi】ベトナム料理代々木【Somtum Der】タイ料理恵比寿【Longrain】タイ料理恵比寿ガーデンプレイスタワー最上階で、モダン・タイ料理とビオワインを堪能外壁は全面ガラス張りで、目の前には東京の夜景が広がります恵比寿ガーデンプレイスタワー39階に位置する、オーストラリア発のモダン・タイ料理レストラン【ロングレイン】。鮮やかな色合いと、辛味、甘味、酸味、塩味がバランスよく混ざり合ったアロマティックなスパイスの香り漂う料理を提供しています。オリジナルブレンドのカレーペーストに、ココナッツミルクやチキンブイヨンを加え仕上げた『シーフードグリーンカレー』フル3,200円、ハーフ1,920円(税・サ別)開放的な空間の中でタイ料理が楽しめると人気のお店。最上階からの眺望を臨みながら、ビオワインやオリジナルカクテルとともに、スパイスの効いた料理が堪能できます。チャプルーという芳香の強い葉に、海老やピーナッツソースを包んで食べる『ミャンカム』1P 400円(税・サ別)※具材は季節によって変わりますポークやエビ、ビーンスプラウトの上に、蜘蛛の巣に見立てた卵をかぶせた、フォトジェニックなサラダ『“エッグネット”ビーンスプラウトサラダ』フル2,300円、ハーフ1,380円(税・サ別)【ロングレイン】店舗情報電話:03-5424-1300住所:東京都渋谷区恵比寿4丁目20-3 恵比寿ガーデンプレイスタワー39階アクセス:JR・東京メトロ日比谷線「恵比寿」駅、JR「恵比寿」駅東口から動く道路「恵比寿スカイウォーク」で約5分営業:[月~金]ランチ11:30~16:00、ディナー17:30~23:00[土・日・祝]11:00~23:00定休日:施設規定に準ずる価格:ランチコース 2,500~3,500円、ランチセット[平日]1,300円、[土・日・祝]1,800円、ディナー:コース5,800円、アラカルトあり(すべて税・サ別)外苑前【Ăn Đi】ベトナム料理アラカルトでも、コースでも!新感覚のべトナミーズナチュラルシックな雰囲気の店内には、カウンターとテーブル席を配置。アラカルトの他、コースにはドリンクペアリングが可能ハーブや野菜をふんだんに使用するベトナム料理を、日本でしか表現出来ないベトナミーズにアレンジしたオリジナリティあふれる料理が魅力。おすすめは『ティーリーフのサラダ』や『生春巻き』です。干しエビやナッツ類、食感や香りのアクセントになる素材が計12種類、発酵させた無農薬の福岡の八女茶に和えていただく『ティーリーフのサラダ』1,800円(税込)日本を代表するソムリエの大越氏が、ワインや日本酒など約130 種を揃え、アラカルトが多い中でコースやドリンクペアリングを楽しめる、新しいスタイルのベトナム料理店です。秋田のしょっつるベースのソースでいただく『10種のハーブ&季節野菜 エビの生春巻き』1本1,000円(税込)。柴漬けやパイナップルなど意外な組み合わせが面白い【アン ディ】店舗情報電話:03-6447-5447住所:東京都渋谷区神宮前3-42-12 1階アクセス:東京メトロ銀座線「外苑前」駅、3番出口営業時間:[火~金]18:00~23:00(L.O.)、[土・日]ランチ12:00~13:30(L.O.)、ディナー18:00~22:00(L.O.)定休日:月曜価格:ランチコース5,900円~、ディナーコース6,500円、ドリンクペアリング4,900円(すべて税込・サ別)代々木【Somtum Der】タイ料理NYでミシュラン一ツ星を獲得した、人気のタイレストランインテリアにもイサーンの伝統を取り入れ、訪れた人が五感でイサーン地方の暮らしを感じられるよう演出本場タイで人気を博し、ニューヨーク店ではミシュランの星も獲得した【ソムタムダー】。タイ料理の中でも、辛みの強い味付けが特徴のタイ東北部・イサーン地方の郷土料理が堪能できます。カイケム(塩漬け卵)入りのパパイヤサラダ『タムタイ カイケム』1,180円(税別)。唐辛子の辛さやカイケムの塩気に卵のまろやかさが加わった奥深い味わい中でもいち押しが、青パパイヤを唐辛子とライムで“酸っぱ辛く”味付けされたサラダ『ソムタム』です。ほかにも、普通のタイ料理店ではなかなかお目にかかれないメニューが揃います。香ばしいエビペーストで仕上げたチャーハンと、彩り豊かな具材を混ぜて食べる『カオクルックガピ』1,450円(税別)【ソムタムダー】店舗情報電話:03-3379-5379住所:東京都渋谷区代々木1-58-10 松井ビル1階アクセス:JY山手線・総武線「代々木駅」、都営大江戸線「代々木駅」営業時間:ランチ11:30 ~ 15:00、ディナー17:00 ~ 23:00定休日:無休価格:ランチ1,000円~、ディナー3,000円~(ともに税別)
2018年07月09日職人魂と語り部の鑑―シェフを虜にした坂元醸造の黒酢食材の素晴らしさを伝える上で、ストーリーテラーの重要性を実感させられたのが、霧島市福山町にある坂元醸造でした。200年変わらぬ製法を守る「壺畑」に足を踏み入れたとき、三方を丘に囲まれて悪天候から守られた南向きの斜面に、熟成用の壺が視界を埋め尽くすように整然と並べられ、その先には霧島錦江湾に浮かぶ桜島が温かく壺畑を見守る雄大な風景に、まず一堂は息をのみました。この立地だからこそできる黒酢であることが体感できる「壺畑」の風景こちらの黒酢は、一般的な工場で造る食酢とは根本的に異なる製造工程で造られています。江戸時代から使われている薩摩焼の壺の中に、蒸し米と米麹、そしてこの地に流れる地下水を入れ、太陽の下に置いておくだけで、米麹と壺に住み着いた微生物が働き、糖化とアルコール発酵が進むという仕組みなのです。なぜ自然に発酵が進むのかは、まだ解明されていないのだそう。ここにある壺を、毎日すべてチェックして最高の状態を保つ醸造技師長の蔵元忠明さんは、黒酢への愛情と知識の深さが通訳を通してもガンガン伝わってくる、誇り高きストーリーテラー。シェフたちはすっかり彼に惚れ込みました。シェフたちを虜にした熟練職人である醸造技師長の蔵元忠明さん。手に持っている竹の枝は、黒酢の熟成を促すための攪拌作業に使用するもの。江戸時代から続く伝統的なやり方だという熟成期間を長くすればするほど、液色が濃くなっていきます。いざ、こちらの黒酢を舐めてみると、戸惑いを覚えるほどの深みが一気に体に染み通り、目が覚めるほどの美味しさに驚くばかり。シェフたちはもう、完全に陥落していました。「この黒酢は世界最高レベル。少し仕上げに垂らすだけで魔法のように素晴らしい複雑性が料理に加わります。バルサミコも最近は偽物が多いですからね。これぞ本物のアルチザン、職人魂です」(デビッド)。「製品だけを試しても素晴らしさに圧倒されますが、あのパノラマビューの中に自分が立ったことで、この黒酢の背景を体で理解できました」(ルカ)。「黒酢自体も極上だけれども、ここの地下水の品質は凄まじいですね。あれを料理に使ってみたいものです(笑)」(マックス)。熟成期間が長いほど、液色が濃くなっていく。左から仕込み後1年、2年、5年を経た酢の状態お土産にいただいた黒酢の他にも、たっぷり黒酢製品を購入して、たとえばマックスは寿司酢として、ルカはブドウ酢をカクテルに、試用しているところだそうです。魚市場はシェフのテーマパーク凄腕シェフたちが童心に返って、好奇心に身をゆだねて満喫したのが、かごしま魚市場でした。入場前の記念写真でふざけて身につけた魚のかぶりものを外すことも忘れて、颯爽と市場内を歩き回り、突っ込んだ質問を繰り出し、見るものすべてを吸収しようと貪欲に楽しむシェフたちの姿に場内騒然。「あの人たち、有名なシェフなんだって、鋭い質問どんどん来るよ」という声があちこちで聞こえて来て、ちょっとした旋風を巻き起こしていました。場内に入ると、案内して下さった鹿児島県漁業協同組合連合会代表理事専務の宮内和一郎さんを質問攻めに!「大漁の鰹をサイズ別にどんどん振り分けていく光景が、さすが鹿児島の市場。福岡から魚を仕入れているけど、さらに南に位置する鹿児島はまた魚のバラエティが違って面白いですね」(デビッド)「香港では一年のうち一時期しか獲れないヤズが、鹿児島だと一年中獲れて市場に出ていたりして、海の幸に恵まれた地域であることが分かります」(マックス)「あ、ガッリネッラだ!イタリアでズッパ・ディ・ペッシェというスープに使うんだよ」とルカが教えてくれたのはホウボウだった実はこの日、鹿児島でタコをおろさせたら右に出る者はいないという【魚々屋聖ちゃん】店主の宮原聖一さんから、奥義を伝授していただく機会に恵まれました。タコ名人の宮原聖一さんによるレクチャーに熱心に耳を傾けるシェフたち「魚市場だけで1週間でも滞在して、いろいろな魚の処理の仕方を学べたらいいのに、と思います。今までもタコのおろし方は10通りぐらい知っていて、異なる食感が生まれるものだったけれども、宮原さんのおろしたものは、またまったく違うんです。宮原さんがタコを数時間マッサージすると聞いて、僕も実はこの前、試しに1時間マッサージしてみたんですよ。結果?あんまり違いが分かりませんでした(笑)次回はもっと長くやってみます」(ジム)宮原さんが茹でたタコをいよいよ試食。何ともほどよい食感と風味にうっとり。「タコ本来の味が最大限に引き出されているので、塩をほんの少しつけるだけで食べてみて」と宮原さん鹿児島でディスカバー焼酎体験を楽しむ鹿児島を代表するアルコール飲料と言えば、焼酎。仕込みは秋冬のため、見学時は作業場を歩きながら説明を受けて、その後、お楽しみの試飲。帰り際にどっさりプレミアム焼酎を買い込むシェフたちの購買意欲には驚かされました。薩摩酒造花渡川蒸溜所明治蔵の見学を終え、試飲を楽しむシェフたち「焼酎に全く馴染みがないヨーロッパの友だちが遊びに来たときに、振る舞っています。最初は香りの強さに驚くけれど、飲んでみるとエレガントで、皆喜んでくれますよ。薩摩酒造で見つけた、鹿児島名産の黄金千貫やエイムラサキなどの17種類の芋を使った『いもだらけ』など、この土地ならではの製品がとても気に入りました」(ルカ)ずらりと並んだ瓶が壮観。秋冬の仕込み時期にはここが活気に溢れる海外では、日本酒やウィスキーと比べると、認知度がまだまだ低い焼酎。焼酎のお膝元ならではの質の高さとバラエティの豊かさが、シェフの好奇心を大いに刺激したようです。視察が終わった後も、評判の焼酎バーを何軒もはしごしていました。日本酒では福岡の若竹屋酒造場とのコラボで、【オクラ】オリジナル銘柄を毎年出しているマックスは、今回訪問した薩摩酒造のご厚意で、この秋、焼酎の仕込み修業をするために鹿児島を再び訪れることが決定し、ただいま日本語の猛勉強中!そんな出会いが育む新たな展開が楽しみです。食材の活用を促進する決め手はコミュニケーションに「僕の店は、複雑で意外性のある組み合わせを特徴としています。だからこそ、使用する食材を正確に理解している必要があるんです。試食して、鮮度を見て、学んで、話を聞いて、今まで使っていた食材をそれで置き換えてみたり、他の食材と組み合わせてみたり、試行錯誤を繰り返すもの。そのプロセスは無理に押すものじゃなくて、自然に訪れるものだから、時には食材との出会いから実際のメニューに登場するまで何年もかかることもあります」とジム。鹿児島での体験は、ジムにとって確実にインスピレーションになっていて、近々仕上がる可能性があるのが、サーモン、ホースラディッシュ、香港のランタオ島産マイクロハーブ、鹿児島の黒酢を使った「スウェーデン握り」という、香港、鹿児島、スウェーデンという3点をつなぎ合わせるメニューだそうです。麹菌のスペシャリストである河内菌本舗も訪問。「麹が黒酢、焼酎はもちろん、酒、味噌、醤油、漬け物などの基盤であり、日本食の根幹に関わる存在であることを今回学びました」とクリスさらに実験中というのが「鮪を麹と昆布でマリネして、スウェーデンのジンにさらに浸けて熟成させること。こんな試行錯誤をする過程で、僕のスタイルを理解した上で、製品のフレーバー、歴史などの深い知識と長年の経験に基づいたアドバイスやレクチャーをしてくれる人が身近にいれば、その食材を満足の行くレベルで料理に取り入れられるまでのスピードがぐっと速まると思います」一方ルカは、「シェフにとって『WHY?』と聞くことが、常に糧になるんです。今回は鹿児島を訪れたことで食材の理解に大きな助けになったけれども、たとえば現地に行かなくても、なぜ発酵がこうなった?なぜこの水は酢に適しているのか?なぜこれでなくこちらを使うのか?・・・・・・などの『WHY?』に答えてもらうことにより、僕たちの視野を広げて、この食材と一緒に進むべき道を見せてくれるメンターが香港にいてくれたら、食材の活用が飛躍的に進むはず」食材とシェフをつなぐ的確なコミュニケーションが、幸福なマッチングの最高の推進力になることが、シェフと旅をすることで見えて来ました。その役割を担うのはサプライヤーかもしれないし、枕崎で体験した出汁教室のようなレクチャーの海外での開催が入り口になるのかもしれません。鹿児島中で目にする西郷さんのイラストと、うり二つのクリス。身長と体重まで同じと分かってただならぬ縁を感じることに。島津家別邸の名勝仙巌園で西郷さんになりきるクリス「東京や大阪では見ることの出来ない、強烈な個性を持った食材に溢れている日本の地方都市はシェフにとって最高の宝箱です」とマックス。精魂傾けて育んだ食材を世界に伝えたいと意気込む生産者や自治体の皆さん、シェフの心を掴むコミュニケーション力を高めて、彼らの情熱の炎にぜひ油を注いであげてください。
2018年07月01日香港のシェフと日本食材の親密な関係とは「一つの食材と恋に落ちたら、シェフはそれを使いこなす道を夢中で見い出そうとするもの。新しい味を見つけるって、新しい部屋の新しいドアを発見するようなものなんです」イタリア人らしいロマンチックな言い回しで、食材との巡り会いを語るのは、香港・湾仔に昨年オープンしたシーフード中心の南イタリア風レストラン【オステリア・マルツィア】の総シェフを勤めるルカ・マリネッリ。世界有数の食の都である一方、食料自給率1%未満という香港では、インスピレーションを沸き立たせるような食材を求めるファインダイニングのシェフたちが、常にアンテナを張り巡らせて、世界各地から食材を仕入れています。活気溢れる香港の街では、あらゆる国籍のシェフが活躍している。ヨーロッパの有名店が、海外初進出先として香港を選ぶことも多いそんな中、最高品質の食材を、香港から早朝に発注すれば、整った輸送経路を活用して、同日夕刻には香港の厨房に配達される日本は、香港の日本料理店だけではなく、あらゆるファインダイニングのシェフにとって、欠かせない食料庫になっています。それは人口700万人の香港が、国・地域別での日本食品輸入額世界ナンバーワンの座を、13年連続で維持していることにも如実に表れていて、2017年には全体の23.2%を占め、2位のアメリカを大きく引き離しています。鹿児島での視察先は、鰹節工場、カンパチ養殖場、豚処理施設、有機茶園、魚市場など多岐にわたった。しゃぶしゃぶや屋台村、焼酎バーなど地元の食も満喫したジャーナリストとして香港で多数のシェフを取材して来た筆者は、2018年初めに鹿児島県香港事務所から、高級日本料理店のシェフしか招いたことがなかったという鹿児島食材視察ツアーに、香港で活躍中の西洋料理のシェフを招聘したいという相談を受けました。築地へのこだわりが強い日本人シェフと比べて、食材自体が気に入れば直接、最速で受け取りたい西洋人シェフは、地方の産地と相性がいいのです。「誰に声をかけようか」新しく手に入れたおもちゃの話をする子どものように、幸せそうに食材を語るシェフの顔が次々と頭に浮かびました。元々、牛や豚で知名度が高いけれども、それ以外にも優れた食材が豊富な鹿児島で新たな食材開拓を、という誘いは魅力的に響いたらしく、前述のルカを含めた、香港の飲食業界を支えるトップシェフとレストランオーナー5人の参加がたちまち決定しました。垂水市漁業協同組合の案内で、桜島の雄大な景色を眺めながらカンパチ養殖場の見学へ。右からマックス・レビー、ジム・ロフォーダル、香港で鹿児島のPRを担当する木邨千鶴さん、筆者、クリストファー・マーク、ルカ・マリネッリ、デビッド・レイ前述のルカに加えて、参加した4人は以下の通り。ニューオリンズ出身でニューヨークの【寿司安田】で修業し、日本で鰻の養殖場や天然塩農家、アラスカの鮭養殖場などでの仕事も経験。北京で活躍後、香港で個性溢れる居酒屋と寿司バー【オクラ】をオープンさせたオーナーシェフのマックス・レビー。スウェーデン・ストックホルムの三つ星名店【フランツェンズ】の初海外店である【フランツェンズ・キッチン】を率いるスウェーデン人シェフ、ジム・ロフォーダル。ルカの【オステリア・マルツィア】の他に、先日「アジアのベストレストラン50」に40位で初登場したフレンチの【ベロン】、新世代の広東料理店【口利福】など、香港のフーディーに溺愛される人気店16軒を抱えるブラックシープレストラングループ共同創業者のクリストファー・マーク(以下、クリス)。クリスは、かつてグランド・ハイアット東京創業時にシェフとして勤務し東京在住経験があります。アラン・デュカスに師事し、先日「アジアのベストレストラン50」に32位で初登場したモダンヨーロピアンの【ネイバーフッド】オーナーシェフであり、地元で敬愛される香港人シェフ、デビッド・レイ。鰯を使った養殖場の餌を「食べてみよう」と勧めるマックスにつられて皆で試食。漁業組合の方たちを驚かせた鹿児島訪問は15年ぶり2回目で、ブリ、知覧茶、鰹節などの鹿児島食材を日常的に使用しているマックスから、ヨーロッパからアジアに渡って2年弱で日本との関わりを徐々に広げつつあるジムまで、和の知識や経験の幅ともそれぞれでした。知られざる逸品との出会いは視察の醍醐味この視察旅行中に、クリスが仕入れを即決した製品がありました。それは鹿児島県南さつま市にある本坊酒造の「マルス津貫蒸溜所」で製造されるマルスウィスキー。本土最南端のウィスキー蒸留所である「マルス津貫蒸溜所」は、最新鋭のウィスキー製造設備が自慢「香港ではニッカ、山崎など日本のウィスキーがここ数年爆発的な人気です。このマルス・ブランドは、香港での知名度がほとんどありませんが、1929年にウィスキー製造を開始した歴史と素晴らしい品質を視察で目の当たりにし、これは掘り出し物だと直感しました」とクリス。先日、クリス率いるブラックシープレストラングループがオープンさせて、すでに行列が出来ている創作居酒屋【フクロウ】のメニューには、早速、焼酎と共にマルスウィスキーが紹介されています。石蔵樽貯蔵庫には熟成中の樽が並び、深みあるウィスキーの芳香が漂うそしてジム率いる【フランツェンズ・キッチン】でもマルスの入荷が始まったところ。「世界で注目されつつあるスウェーデンのマックミラというウィスキーに似ているんです」とジム。このマルス津貫蒸溜所で、さらにマニアックな逸品を発見したのがマックス。「ウィスキーや芋焼酎で有名なこの蒸留所に、『木灰汁』を使った『灰持酒』と呼ばれる地酒があります。1700年代に製造が始まった伝統の品でありながら、灰によって溶液のアルカリ性を保ってバクテリアの発育を遮るという現代科学での裏付けがあるところが面白いのです。視察のとき、灰持酒の酒糟を見せてもらって、これはレアだと好奇心が湧きました。地元では見過ごされがちな地味な製品や副産物を、海外からの視点で再発見すること、よくあるんです。生産者側からしても、思わぬところに新たな収入源が隠れているかもしれませんよ」凝り性のマックスが惹かれた灰持酒の酒粕日本料理の礎の地―枕崎市の鰹節工場へ粒ぞろいの見学先の中で、参加者全員がもれなく深い感動に包まれたのが、全国の鰹節生産量40%を占めるという枕崎市での鰹節体験でした。中原水産代表取締役の中原晋司さんによる鰹節と出汁についての英語でのワークショップに参加した後、中原さんの案内で近隣の揚村鰹節商店へ。古い木造建築の外には、さまざまな工程の鰹節が干されています。工場内に入ると、何とも言えない芳香の中、黙々と作業する工員さんたち。ミスター出汁こと中原晋司さんから、枕崎の鰹節の基礎知識と、出汁の取り方を英語で学ぶワークショップ。「西洋人のシェフにとって、このようなワークショップは、日本食材を正しく使いこなせるという自信につながるはず」とクリス「高温の湯で2時間前後煮込んだ鰹から骨や皮を手作業で取り除き、裂けている部分があれば鰹のすり身を塗り込んで、表面を滑らかに整えます。これで美しく仕上げるとともに、後のカビ付け工程で内部にカビが侵入するのを防ぐのです」と中原さん。三枚におろした鰹を約95℃で2時間煮込む。鹿児島の茶の名産地、知覧町では鰹料の残さい(頭、骨、内臓など)を加工した栄養価の高い肥料を使用する茶畑もあるこれを20日間燻すことで出来上がるのが、一般的に出回っている削り節の元になる「荒節」です。「荒節」から形や質のよいものを厳選して表面を削り、カビを噴射し、数週間室内でカビを繁殖させてから天日干し、という工程をひたすら繰り返し、長い時には1年かけて完成するというのが最高級の鰹節である「本枯れ節」です。余計な脂肪分がうま味成分となり、まろやかで上品な出汁になるのだそうです。茹でた鰹にすり身を塗る作業に見とれるルカ工場では、すり身を塗り込んだり、表面を削ったり、天日干ししたり。あらゆる工程が同時進行で粛々と進められています。窓から薄暗い屋内に注ぎ込む日差しが神々しく、まさに聖地に今いる、という恍惚感をシェフたちに与えました。屋外には、天日干し中の本枯れ節が並んでいる。雨に濡らすのは厳禁ということで、天候にも細心の注意を払いながらじっくり完成を目指す日本食を専門として本枯れ節を元々使っていたマックスを除いた4人は、鰹節や出汁については基本的な知識はあっても、店の料理にはまだ取り入れたことがありませんでした。「今は使っていないけど、自分が使うところが想像できる。たとえばリゾットにチーズの代わりにテーブルサイドで削ってかけてみたら、複雑でいい味が出そう。ツナと組み合わせるのも良さそうだね」(デビッド)「香港に戻ってから、中原水産で購入したティーバッグ式本枯れ節を、アスパラガススープに使っている。スモーキーな風味とうま味が素晴らしい。バランス良く使えば、イタリアンのテイストを邪魔せずに、出汁が他の食材のフレーバーを引き出してくれる。うちの店はシーフードの炭焼きが多いから、出汁と相性がいいね」(ルカ)ジムも最近、鰹節の削り器を購入したところだとか。香港のファインダイニングの厨房で、鰹節削り器が標準装備となる日も近いかもしれません。後編では、鹿児島でのさらなる食材との出会いを通して、シェフたちが香港に持ち帰った知識や経験と、それを各自のメニューに取り込んで行く取り組みを聞きながら、海外のシェフたちと優れた食材とのマッチングを進めるために必要なことを考えてみましょう。
2018年07月01日元町商店街から北野に移転移転と同時に就任したのは、注目の若手パティシエ西嶋シェフの夏のおすすめスイーツをご紹介元町商店街から北野・ハンター坂に移転リニューアル神戸・元町商店街の中、そこだけパリの街角のような雰囲気だった【パティスリーグレゴリー・コレ】。店先にはテラス席もあって、スイーツはもちろん、パルフェやサンドイッチ、パスタなどフードメニューも充実。ランチやスイーツタイムなど、お客様は思い思いの時間を過ごされていました。少しライトダウンされた空間に、ショーケースの生菓子が宝石のように輝いて…こちらが移転リニューアルしたのは、2018年1月5日のことです。場所は、古い異人館が林立する北野エリア。ハンター坂の中腹にあたります。店は小さな階段を上がったところにあり、黒や茶を基調にしたシックな空間に、美しい生菓子が並ぶショーケースがあります。さらに上階には、モノトーンの家具が配されたサロン・ド・テがあり、落ち着いた雰囲気の中、ゆったりとスイーツタイムが過ごせます。高級感漂う雰囲気のショップ。その上階にはイートンスペースがあり、そちらも落ち着いた空間です移転と同時に就任したのは、注目の若手パティシエ移転と同時にシェフパティシエに就任したのは、フランス帰りの西嶋一力さん。東京の【ノリエット】、フランス・リヨンの【パトリック・ロザ】などで経験を積んだ後、神戸【パティスリーグレゴリー・コレ】へ来られました。シェフパティシエの西嶋一力さん。今神戸でいちばん注目の若手パティシエです新たな店では、サンドイッチやパスタ、パフェをすっぱりやめてスイーツ1本に。看板商品の『アプソリュ』や『アヴァンギャルド』など、長年愛されてきたスイーツに加え、若手パティシエのパワー漲る新作も続々と登場しています。西嶋シェフの夏のおすすめスイーツをご紹介『タルト・シトロン』、『ピスターシュフレーズ』、『パリブレスト』など、今年1月から西嶋シェフのオリジナルスイーツも人気を集めており、季節ごとに新作も少しずつ増え、ショーケースは西嶋シェフのカラーに染まってきています。「これまでのラインナップのイメージを損なわないよう、フランス菓子の基本に忠実につくることを意識しています」と話す西嶋シェフ。『ミモザ・デ・テ』500円(税別)この夏のおすすめは、「ヴェリーヌ」。ヴェリーヌとは、ガラスの器に入ったデザートのこと。グラスを通して見えるデザートが涼しげで、これからの季節にぴったりのスイーツです。その中でもいちおしの『ミモザ・デ・テ』は、フランス語で「夏のミモザ」という意味。カクテル・ミモザをイメージしたヴェリーヌは、シャンパンとオレンジジュースのサバラン、シャンパンのムース、オレンジのコンフィチュール、パイナップルのコンポート、フロマージュブランのムースが層になったデザートです。『マ・メルバ』500円(税別)『マ・メルバ』は、デザートワイン「ミュスカ ド カップコルス」でつくったコンポートペッシュとフランボワーズ、ライチの香るムース・フロマージュ、ライチピューレを染み込ませたサバランを閉じ込めたフランボワーズのジュレが重なった一品。どちらも、爽やかな味わいで、夏にぴったり。「グラスの上の部分から少しずつすくって食べていただければ、さまざまな味がお楽しみいただけます」と西嶋シェフ。アイスクリームはなめらかな口どけ。写真は『ヴァニーユ』と『ショコラ』。価格は380~400円(税別)また、6月から新登場のアイスクリームも西嶋シェフ自慢の一品。 エスニックな香りのタヒチ産バニラを使用した『ヴァニーユ』、スパイス入りの『バニラキャラメルカシューナッツ』、『ラムレーズン』、『ヨーグルト』など6種のアイスクリームと、『アナナスユズ』、『フレーズフランボワーズ』、『キールアンペリアル』などのソルベ4種は、夏の贈り物や手土産にも重宝しそう。ともあれ、スイーツ一本に絞った【パティスリー グレゴリー・コレ】。新鋭西嶋シェフの洗練の味を季節ごとに楽しんでいきたいですね【Patisserie GREGORY COLLET】パティスリー グレゴリー・コレ電話:078-200-4351住所:兵庫県神戸市中央区山本通2-3-5アクセス:JR「三ノ宮」駅、地下鉄「三宮」駅、阪急、阪神「神戸三宮」駅から徒歩約10分営業時間:10:30~19:30(カフェは11:00~18:30)定休日:水曜
2018年06月28日大阪・福島エリア注目のビブグルマン掲載店すだちそばが看板の【蕎麦 まき埜】繊細な手仕事が映える【鮨 千陽】すだち蕎麦が看板の【蕎麦 まき埜】蕎麦好きが高じて蕎麦を食べ歩いたのち、西天満【なにわ翁】などで経験を積んだ店主の牧野龍滋さんが腕を振るう【蕎麦 まき埜】へ。大阪駅からも徒歩10分と、利用しやすい立地毎朝石臼で挽く蕎麦は、粗めの設定。細かく挽いた方が打ちやすく、無駄が出にくいところをあえて粗めにしているのは、蕎麦本来の味を感じてほしいからとのこと。「見た目や味、食感の違いも楽しんでいただけたら」と、十割、外一、二八を揃えています。目にも涼やかな『冷かけ すだちそば』1,150円(税込)長年人気の『冷やかけ すだちそば』は、最初は温かい蕎麦にすだちをのせてまかないで食していたのがメニュー誕生のきっかけという一品。甘さが引き立つよう昆布をしっかり効かせた出汁にすだちの絞り汁を少量加え、輪切りのすだちを贅沢に浮かべます。人気のため年間を通して提供しているメニューですが、暑くなるこれからの季節にこそ味わいたい逸品です。『自家製ごま豆腐』420円(税込)と『冷酒(一合)』880円(税込)朝挽き鶏のささみを湯引きした『からみ鶏』720円(税込)食べ進めると、じんわりと蕎麦の香りやうま味が口の中に広がる『盛りそば【外一】』940円(税込)は、リピートする人の多い一品。二種盛りも用意するので、食べ比べを楽しむのもよさそうです。ゆったり、蕎麦とともにぜひ味わいたいのが冷酒やおつまみ、作りたての柔らかな弾力が楽しめる『自家製ごま豆腐』や、朝挽きの新鮮なささみを湯引きして、辛味大根を添えた『からみ鶏』もさっぱりとした味わいが好評です。90ml(五勺)460円、120ml 620円、180ml(一合)880円(各税込)と細やかな設定が嬉しい冷酒は、こだわって選んだ倉敷ガラスの器も美しく、ゆるりと満足度の高い時間を過ごせる一軒です。繊細な手仕事が映える【鮨 千陽】【鮨 千陽】で江戸前寿司を握るのは、5代目店長となる竹口晃司さん。ネタに合わせて、漬け、煮る、茹でる、酢〆、昆布〆の5つの仕込みを施します。細やかな仕事が見られる、職人との距離が近いカウンター初めてでも訪れやすいのが、お値打ちなランチ。気後れする人も多そうなカウンター寿司だからこそ、そんな人にこそ楽しんでもらえたらと2,800円(税抜)のコースを用意しています。職人との距離も近いコンパクトなカウンターに、スガハラグラスの器で提供されるネタは、細やかな工夫が魅力です。2種の味わいを楽しめる『えび』『えび』は、大ぶりな海老を2貫に分け、それぞれシャリとネタの間に黄身そぼろを挟み、甘海老を殻ごと焼いて裏漉しした甘海老そぼろに煮詰めを塗ったものと、小海老そぼろをトッピングして醤油を塗ったものの2種類が味わえます。とろけるような柔らかさの『あなご』丁寧な骨の処理と、じっくりと煮ることでふんわりやわらかに仕上げた『あなご』は、握る前に笹の葉の上にシャリをのせ、炭火であぶることで香りを演出。煮詰めの上にかける粉山椒とともに、どこかほっとするような香りに心がほぐれていくはず。まるで肉のようなうま味を引き出した『漬けまぐろ』赤が漆器に映える『漬けまぐろ』は、柵のままさっと霜降りをし、4時間ほど醤油だれに漬け込んだ一品。「まるで肉のよう」とも評されるうま味が口いっぱいに広がります。ふんわりと卵の香りが広がる『けら焼き』デザートのように味わえる、〆の『けら焼き』は、江戸前ならではの玉子焼き。卵黄と卵白を別立てし、卵白でメレンゲを作って40分ほど焼くことで、卵と砂糖のみでふんわりと甘く焼き上げています。お店の魅力を知ったなら、次のステップは夜のカウンターへ。1階は3,500円(税抜)のコース、2階は7,000円(税抜)のコースが用意され、2階では2部制の各回が2時間15分という設定のゆったりとした時間を過ごせます。金沢の輪島塗の器にも特別感を感じられるはず。ワインは、1階は国産、2階は海外のビオとテーマを変えて用意されています。予約が先まで埋まっているというのにも納得です。2店の人気の秘密を目や舌で体感しに、大阪・福島エリアへ出かけませんか。「大阪・和食」関連記事
2018年06月24日“美しくおいしい。” 新ブランド「FLOWERY FLOUR」花のような、華やかな、を意味する「FLOWERY」と焼菓子の基本である小麦「FLOUR」を組み合わせた新スイーツブランド「FLOWERY FLOUR」。“美しくおいしい。”をコンセプトに、手づくりならではの表情豊かな愛らしい見た目、食べた瞬間もう一口、また食べたくなって、食べた後、誰かに伝えたくなるような焼菓子を展開。2018年6月20日(水)から7月10日(火)までの期間限定で、伊勢丹新宿店本館地下1階【カフェ エ シュクレ】内にオープンします。苺のクリームに、苺のコンフィチュールとラズベリーをサンドした『ベリー』ブランドを象徴するスイーツは『ガトーサンド』。発酵バタークッキーで、ミルククリーム、それぞれの味をサンドし、ひとつひとつ手作りで仕上げています。“手の平に乗るケーキ”をイメージした華やかなクッキーサンドです。左上から時計回りに『コーヒーマスカルポーネ』、『ベリー』、『チョコレート』、『抹茶』、『スパイスフルーツ』、『キャラメルアップル』苺のクリームに、甘酸っぱい苺のコンフィチュールとラズベリーをサンドした『ベリー』や、マスカルポーネと砕いたコーヒー豆を混ぜたクリームにココアクランブルをサンドした『コーヒーマスカルポーネ』、香り高い西尾抹茶のクリームに十勝産小豆の粒あん、かのこ豆をサンドした『抹茶』など6種がラインナップ。『コーヒーマスカルポーネ』、『ベリー』、『抹茶』の3個セットは1,296円(税込)、6種が入った6個セットは2,592円(税込)。『フラワリーフラワー クッキーアソート 10種』 4,104円(税込)ほかにも、クッキーやメレンゲをぎゅっと詰め合わせた『フラワリーフラワー クッキーアソート』や、「FLOWERY FLOUR」の代名詞の発酵バタークッキーともうひとつ別の美味しさを組み合わせたセット『クッキーセレクション』、素材の味わいが際立つクッキーやサブレ『クッキーBOX』、サクサクの食感の後になめらかに溶けるメレンゲが楽しめる『クリスピームラング』など、ギフトにおすすめの商品を多数展開しています。『クッキーセレクション 発酵バタークッキー&キャラメルサブレ』1,296円(税込)スイーツの新ブランド「FLOWERY FLOUR」。ひとつひとつ丁寧に作り上げた焼菓子で、豊かなひとときを過ごしましょう。パッケージも美しく、大切な人への贈り物としてもおすすめです。「FLOWERY FLOUR(フラワリーフラワー)」電話:03-3352-1111(代表)販売期間:2018年6月20日(水)07月10日(火)住所:東京都新宿区3-14-1 伊勢丹新宿店本館地下1階販売店舗:伊勢丹新宿店 本館地下 1 階=カフェ エ シュクレ/トレンドスイーツアクセス:東京メトロ丸ノ内線・副都心線・都営新宿線「新宿三丁目駅」、JR各線・小田急線・京王線「新宿駅」、西武新宿線「西武新宿駅」、都営大江戸線「新宿西口駅」営業時間:10:30020:00定休日:期間中は無休
2018年06月23日今月のヒトサラは・・・・・・西麻布【肉割烹 上】極上のステーキを食べ比べ!肉割烹のメイン『炭火焼きステーキ』うまい牛肉とは、なんだろう。ふと、そう考えることがある。昭和の日本人にとって、それは、最上級の霜降り肉だったろう。とろけるようなその口当たりに魅了され、すきやきにしろ、ビフテキにしろ、“霜降り肉”が贅沢な美食の証だった。分厚いサーロインステーキは、高度経済成長に沸いた時代の富と権力の一つの象徴だったのかもしれない。だが、飽食の時代を経て、霜降り信仰は下火となり、変わって赤身至上主義が頭角を現わし始める。 赤身肉の方が身体に優しいし、何より肉本来の旨味を味わえる。そんな嗜好が時代と共に高まってきたからだ。そして、今や肉(牛肉)ブームは爛熟期。牧草牛あり、経産牛あり、フランスを始め欧米諸国の舶来牛あり等々、まさに百花繚乱状態。黒毛和牛の霜降り肉は、もはや美食のトレンドから取り残されたかのような感があったことは否めまい。けれども、やっぱり黒毛和牛は美味しい! 霜降り肉だって決して捨てたものじゃない。そう、つくづく得心させられたのがご覧のヒトサラ。西麻布「肉割烹 上」の炭火焼ステーキである。肉が乾かぬよう牛脂を塗る。手前から時計回りにサガリ、サーロイン、ヒレなど牛肉のプロも一目を置く生産者、兵庫の「川岸牧場」と「田村牧場」。この二ヶ所の牛肉しか使わないという“生産者指定”のスタンスで、去年の8月3日、人知れずオープンした同店。だが、「最近は、兵庫『勢戸牧場』の牛も扱うようになりました。先日、神戸『あら皮』で頂いた勢戸さんのステーキがとても美味しかったので」とは、料理長の大久保丈太郎さん。今回、披露して頂いた見事なサーロインとヒレも勢戸牧場の肉だ肉割烹と謳うだけに、コースにはしゃぶしゃぶや肉寿司など様々な肉料理が登場、バラエティに富んだ味を楽しませてくれる。しかし、真骨頂はやはりコースの掉尾を飾るステーキ。これに留めをさす。最初に両面を焼き固めた後、両面のみに火を入れる。「側面は、肉が縮むので焼きません」 とは大久保料理長「美味しく焼き上げるには、指3本の厚さでないとダメなんです」そう言いつつ、大久保料理長が取り出したのは、大きな肉塊。勢戸牧場のヒレとサーロイン、そしてサガリ(横隔膜の肉)だ。この勢戸牧場は、田園風景も長閑な三田市に位置し、澄んだ空気や肥沃な土地、更には、武庫川水系の伏流水等々牛を育てるには最適な場所にある。また、餌も、三田米の小米や地藁など添加物の少ない地産地消の飼料を使用、ストレスなく育った牛たちは、健康そのもの。しかも、月齢34ヶ月の長期肥育(通常は27~28ヶ月)。だからだろうか、大久保料理長によれば、「妙な言い方かもしれませんが、生きている間に熟成している……。そう思うほど、肉にこくがある」のだとか。最後に、強火の火に近づけ、焼き目をしっかりつけ、香ばしさをプラスこれを、特注のレンガの窯で、じっくり焼きあげるのが「上」のスタイル。熱源は炭。もちろん、火力の最も強いウバメガシの備長炭だ。常温に戻す間に乾かぬよう牛脂を表面に塗った肉3種は、特注のレンガの窯で約20分、最初は強火で肉の周りを焼き固めるように焼き、後は、時折肉を返しながら、両面から均一に火が入るようじっくりと焼き上げる。最後に場所を変え、周りに焼き目をつけるように強火で香ばしく焼きあげる。肉によって焼きあがり時間に差があるため、時間差で火にかけたり、肉を置く場所を移すことで、火の強弱を調整しているそうだ。ミディアムレアに焼き上げた肉の断面は、見るからにしっとり。食欲をそそる一瞬だ焼いていくうちに鼻先を擽ぐる黒毛和牛ならではのかぐわしい香りも美味しさの一つ。カウンターの目の前で調理されるしずる感もご馳走だ。焼き上がった肉塊に刃を入れれば、濃い深紅の断面が美しい。表面にうっすらと滲み出た肉汁にコーティングされた肉片は、潤いに満ちた光沢を放ち、肉ラバーのハートを鷲掴み。その美しさに思わず見惚れてしまいそうだ。手前から、サガリ、サーロイン、ヒレ。付け合わせの薬味は、山わさび、山椒味噌、ゲランドの塩血の味が濃く、力強い味わいのサガリに対し、ヒレはあくまでも上品。口にすれば、しっとりと舌に馴染みつつ、きめ細かな肉の繊維がたおやかにほぐれていく。と、共に澄んだ旨味の肉汁が味蕾の奥まで広がっていくよう。対して、サーロインはエレガントな猛々しさが醍醐味。いわゆるとろけるような霜降り肉ではなく、カシッと噛みしめる歯ごたえの中、芳醇な脂の風味が口中を凌駕する。どこかプルプルとした食感は、肉汁をたっぷり内包している証拠だろう。とはいえ、しつこさは皆無。健やかな牛なればこそのピュアな味わいが何といっても魅力だ。目の前で肉を焼くのを見ることができるカウンターは特等席。ほかに個室もありこうして3種類を食べ比べられるのも“肉割烹”たる同店ならでは。最後の一切れは、ご飯とどうぞ、と炊きたての山形天日干しのコシヒカリが、自家製のタレと一緒に出されるのも、嬉しいサプライズだろう。「黒毛和牛は、霜降りの肉が美味しい牛。だから、脂の融点が低い、美味しい霜降リ肉になるよう、餌や環境に気を配りつつ育てているんです」ステーキを頂きながら、以前、取材した生産者さんの言葉が頭をよぎった。世界に類を見ない日本独特の牛、黒毛和牛。この、日本の食文化の粋を、大切にしたい。舌に残る余韻を反芻しつつ、しみじみとそう思う。大久保丈太郎シェフより一言「外はカリッと、中はしっとりジューシーに焼きあがるよう火加減を調節しながら焼いています。軽く塩を降ってあるので、まずは、一口何もつけずに召し上がってほしいですね」【肉割烹 上】住所: 東京都港区西麻布2-24-14電話: 03-3486-2929営業時間:17:30~23:30要予約*肉の種類は日により変わります定休:日曜日、祝日おまかせコース 18,000円または25,000円 写真のステーキは25,000円撮影/岡本裕介この記事をつくった人森脇慶子「dancyu」や女性誌などで活躍するフードライター。綿密な取材と豊富な経験に基づく記事は、読者のみならずシェフたちからも絶大な信頼を得ている。日々おいしいものを探求すべく新旧問わず様々な店を訪問。選者を務める「東京最高のレストラン」(ぴあ)も好評発売中。
2018年06月22日ヒトサラMAGAZINE編集部がおすすめする、注目のパン屋パリ10区にある人気のブーランジェリーが日本初上陸食パンだけでも3種類! ここでしか手に入らない熟成パン編集スタッフがついつい食べちゃう偏愛パンヒトサラMAGAZINEおすすめパン屋_01パリで愛されるブーランジェリーが上陸【リベルテ・パティスリー・ブーランジェリー】この春、東京・吉祥寺に新しく誕生した【リベルテ・パティスリー・ブーランジェリー】。ここはパリ10区にある「リベルテ・ラ・パティスリー・ブーランジェリー」の世界展開一号店です。吉祥寺駅から徒歩6分、近くには井の頭公園があり、お散歩がてらに立ち寄るお客さんも多いのだとか1Fのショップスペースには大理石の大きなカウンターがあり、ショーケースの中には色とりどりのパンやスイーツが並びます。「安全でフレッシュなものを届けたい」との想いから、奥の厨房はガラス張りの“見える厨房”にしています。「おかしづくりのように繊細にパンをつくりたい」、そんな想いを込めてつくられたパンは、商品ごとにバターや小麦を変えるこだわりよう。素材の良さを生かしたシンプルで飽きのこない味わいが魅力です。(左上から時計周りに)『バゲット』300円、『パン リベルテ』(1/4斤)900円、『クロワッサン』320円、『ブリオッシュ シュクル』280円、『ブリオッシュ プラリネ』350円(すべて税込)スペシャリテの『パン リベルテ』は、フランスの製粉会社「ムーランブルジョワ」の小麦粉と、製粉した北海道産の小麦粉、セーグル粉(ライ麦)の3種をブレンドし、長時間低温でじっくりと焼き上げたハード系のパン。外はパリっと、中はふっくらもちもちで日本人好みの食感なのです。また、卵とバターをたっぷりと使った『ブリオッシュ シュクル』も人気メニューの一つ。ふわふわの生地と、トッピングのパールシュガーのサクサクな食感とのコントラストがクセになります。左奥から『タルト タタン』540円、『タルト オランジェ』560円、『タルト シトロン』540円、『フロマージュ キュイ』540円(すべて税込)併設のパティスリーには、本店でも人気のレモンの風味漂う『タルト シトロン』や日本初のオリジナルの『タルト オランジェ』など、見た目も華やかなスイーツが並びます。リベルテ初となるカフェスペース。季節の野菜を使ったメニューの他に、朝の9:00011:00のイートインタイムには、1Fで購入したサンドイッチやパンやケーキセットも食べられます午前中なら2階のカフェスペースで、晴れた休日はパンをテイクアウトして井の頭公園へ。パリで長年愛されるパンを吉祥寺で楽しめます。【リベルテ・パティスリー・ブーランジェリー】店舗情報電話:0422-27-6593住所:東京都武蔵野市吉祥寺本町2-14-3アクセス:JR中央線、京王井の頭線「吉祥寺」駅北口から徒歩6分営業:1F販売[平日]9:00~19:00、[土日祝]8:00~19:00、2Fカフェ[平日]9:00~19:00(EAT-IN 9:00~11:00、MIDI 11:00~15:00、APERO 15:00~19:00(L.O.18:30)定休:月曜(祝日の場合は火曜)ヒトサラMAGAZINEおすすめパン屋_02食パンだけでも3種類! ここでしか手に入らない熟成パン【ジュウニブンベーカリー】店員さんに注文し、パンを取ってもらうスタイル2018年4月19日にオープンした新店。代々木公園にある人気のブーランジェリー【365日】の系列店です。【ジュウニブンベーカリー 】のパンは「熟成」と「再発見」がコンセプトとなっています。トーストすると、カリッと焼きあがる『ジュウニブン食パン』「キタノカオリ」「ゆめちから」「ミナミノカオリ」など、使用する小麦粉もそれぞれ異なる食パンだけでも熟成・配合の度合いが違う3種類があり、その差は歴然! 持った時の重さや生地の触感が見事に違います。食べてみても、通常のパンのほぼ倍の、粉の量に対して水分量120%の『ジュウニブン食パン』はもちもち、水分量80%の『ハチブン食パン』はしっとり、水分量20%の『ニブン食パン』はふんわりと個性豊か。3種類を食べ比べして、お気に入りを見つけたいところ。『風船パン』324円(税込)中にはどんなパンが入っているのか気になる、可愛らしい包み紙が印象的な『風船パン』は【ジュウニブンベーカリー】での人気メニュー。『ジュウニブン食パン』と同じ生地を使用しており、もっちもちとしています。シンプルにそのまま食べても、濃厚な風味が広がります。ジャムやはちみつを塗ってもおいしい、万能なパンです。その他にも、バターチキンカレーが入ったカレーパンや、餡とバターをパン生地が見事にまとめ上げる『あんバターフランス』など、種類も豊富。系列店の【365日】や【15°】では買うことのできない、まさにここでしか味わえないメニューです。【ジュウニブンベーカリー】店舗情報電話:03-3342-2111住所:東京都新宿区西新宿1-1-4 京王百貨店 新宿店 中地階アクセス:京王線「新宿駅」、JR「新宿駅」徒歩1分営業:10:00~20:30(日祝~20:00 ※時期によって異なる)定休:京王百貨店に準ずるついつい食べちゃう、偏愛パンヒトサラMAGAZINEチームの3人が、無性に食べたくなっちゃうパンをご紹介します。20代女子・M香の偏愛パン代々木上原【カタネベーカリー】の『ミルクロール』5個入り350円(税込)という、お財布に優しい値段もまたうれしい「【カタネベーカリー】さんのパンは、『シュークリーム』や『レモンのタルト』などなど、どれも本当においしくて、どれかひとつを挙げろと言われるととても難しいんですけど、毎日でも食べたい『ミルクロール』がオススメです! ふわっと広がるパンの芳醇な香りがたまりません。午後には売り切れになることも多いので、気合を入れて午前中に買いに行くのがいいかもしれません」アラサー男子・J太郎の偏愛パン新小岩【ケルン】の『ケルンのメロンパン』『ケルンのメロンパン』160円(税込)「僕が幼い頃からずっとある、町で親しまれてきたパン屋さん。メロンパンは甘さ控えめで、かじるとバターの香りがふんわり広がる、この素朴な味がいいんです。サクサクの生地はザラメの部分が“ザクッザクッ”とアクセントになって、食感も楽しい」30オーバー女性・A子の偏愛パン渋谷【ジャン・フランソワ】の『クロワッサン・リュバン・オ・ショコラ』「もちもちのクロワッサンもおいしいですが、たまにはパリパリの食感も楽しみたい。ジャン・フランソワのクロワッサンは薄い生地が何層も重なり、サクサクで軽い仕上がり。でも、食べるとバターの芳醇な香りがしっかりと漂います。チョコレートが入ったこちらは、少し塩気がある生地とチョコレートの甘みとのコントラストが絶妙です」
2018年06月21日世界中が注目するレストラン・アワード「The World’s 50 Best Restaurants2018」会場となったのは、スペイン北部にあるバスクの地方都市・ビルバオにあるエウスカルドゥナ・センター。そこには受賞シェフやジャーナリストなど、過去最大の人数が集まりました。会場入り口。多くのジャーナリストたちであふれていますビルバオの象徴、「グッゲンハイム美術館」今年で16回目を迎える「世界のベストレストラン50」とは、イギリスの雑誌『レストラン』が主催のレストラン・アワード。全世界26か国の、ジャーナリスト、フーディ、シェフ1080人が投票者。一人10票投票する権利があり、投票できるレストランは18カ月以内に訪れたところのみ。かつ、4票以上は投票者の住んでいる国以外のレストランを投票しなければならないルールになっています。その年の影響力のあるレストランがオンリストし、飲食店のトレンドなどが読み取れるため、料理人のみならず食にかかわる関係者やフーディたちからの注目度は近年ますます大きくなっています。授賞式の模様はさながらアカデミー賞のよう!!そんな2018年「世界のベストレストラン50」で日本勢がどこまで順位を上げられるか、2017年NO.1に輝いた【イレブン マジソンパーク】の二冠なるか、注目を集めるなか、受賞式が始まりました。日本勢は【傳】、【NARISAWA】、【龍吟】の3軒がランクイン日本勢でトップに輝いたのは、東京・外苑前にある【傳】で17位にランクイン。昨年の45位から大きく順位を上げ、さらには昨年から最も飛躍を遂げたお店に贈られる「ハイエスト・クライマー」にも選出されました。17位【傳】。今年は「アジアのベストレストラン50」でも2位に輝くなど飛躍の年ほかにも、22位にはフレンチの【NARISAWA】(昨年18位)、41位には2016年の32位から2017年52位と50圏外になった日本料理【龍吟】がリエントリー。世界の50位以内に日本勢が3軒入賞するという快挙です。22位【NARISAWA】41位【龍吟】世界1位に輝いたのは【オステリア フランチェスカーナ】。一昨年の覇者が1位に返り咲き!世界一に輝いたのは、一昨年1位だったマッシモ・ボットゥーラが手がける【オステリア フランチェスカーナ】。再び1位に返り咲きました。1位【オステリア フランチェスカーナ】マッシモ・ボットゥーラシェフは、グッゲンハイム美術館での"ART&FOOD"イベントにも登壇。スーパーの廃棄される食材を利用して貧困者に無料で食事を提供する、無料レストラン【レフェットリオ】をパリとナポリに開店するなど、その活動にも注目が集まっています。見事1位を獲得した【オステリア フランチェスカーナ】のマッシモ・ボットゥーラ受賞後のシェフたちマッシモシェフの受賞コメントは下記の通り。心からの熱い想いがあふれていました。「一位という賞をまずモデナのとフィレンツェの私の店のチームに贈りたい。パリの【レフェットリオ】の皆はこの授賞式の前に”我々はあなたとともに!”というメッセージを送ってくれた。本当にすばらしいことです。皆が一緒になればなにかを成し遂げることができる。私はこのスポットライトをここにいる皆に当てたい。シェフという仕事は“レシピ”を作るだけではなく世界を変えることができる。皆が一緒になれば、我々は変化をもたらす大きな声をあげることができる。そこのあなたも、ジャーナリストも、この部屋にいるすべての人が一緒になれば、世界を変えることができるのです。私たちはやりとげた!」アフターパーティーの会場となった競技場ベスト50に最多で入った国は7軒のスペイン。次いでアメリカの6軒、3番目は5軒のフランスでした。日本からは3軒。2018年「世界のベストレストラン50」の順位は以下の通り。「世界のベストレストラン50」ランキング1位【Osteria Francescana】モデナ イタリア2位【El Celler De Can Roca】ギロナ スペイン3位【Mirazur】マントン フランス4位【Eleven Madison Park】ニューヨーク 米国5位【Gaggan】バンコク タイ6位【Central】リマ ペルー7位【Maido】リマ ペルー8位【Arpège】パリ フランス9位【Mugaritz】サン・セバスチャン スペイン10位【Asador Etxebarri】アクスペ スペイン11位【Quintonil】メキシコシティー メキシコ12位【Blue Hill At Stone Barns】ポカンティコ・ヒルズ 米国13位【Pujol】メキシコシティー メキシコ14位【Steirereck】ウィーン オーストリア15位【White Rabbit】モスクワ ロシア16位【Piazza Duomo】アルバ イタリア17位【Den】東京 日本18位【Disfrutar】バルセロナ スペイン19位【Geranium】コペンハーゲン デンマーク20位【Attica】メルボルン オーストラリア21位【Alain Ducasse Au Plaza Athénée】パリ フランス22位【Narisawa】東京 日本23位【Le Calandre】ルバーノ イタリア24位【Ultraviolet By Paul Pairet)上海 中国25位【Cosme】ニューヨーク 米国26位【Le Bernardin】ニューヨーク 米国27位【Boragó】サンティアゴ チリ28位【Odette】シンガポール29位【Alléno Paris Au Pavillon Ledoyen】パリ フランス30位【D.O.M.】サンパウロ ブラジル31位【Arzak】サン・セバスチャン スペイン32位【Tickets】バルセロナ スペイン33位【The Clove Club】ロンドン イギリス34位【Alinea】シカゴ 米国35位【Maaemo】オスロ ノルウェー36位【Relae】コペンハーゲン デンマーク37位【Restaurant Tim Raue】ベルリン ドイツ38位【Lyle’s】ロンドン イギリス39位【Astrid Y Gastón】リマ ペルー40位【Septime】パリ フランス41位【Nihonryori Ryugin】東京 日本42位【The Ledbury】ロンドン イギリス43位【Azurmendi】ララベツ スペイン44位【Mikla】イスタンブール トルコ45位【Dinner By Heston Blumenthal】ロンドン イギリス46位【Saison】サンフランシスコ 米国47位【Schloss Schauenstein】フュルステナウ スイス48位【Hiša Franko】コバリド スロベニア49位【Nahm】バンコク タイ50位【The Test Kitchen】ケープタウン 南アフリカ見事17位に輝いた【傳】の長谷川シェフのインタビューは、ヒトサラ「シェフズテーブル」にて近日公開予定です!
2018年06月21日GENMAIペーストを使った新店【レストランGENMAI GENKIDO】玄米は天然の完全食と言われ、食物繊維、ビタミンB1、ビタミンB6、r-オリザノール、GABAなど、現代日本人にとって不足している栄養素がふんだんに含まれています。ただ、食感が硬く食べにくかったり、長時間浸水しないといけなかったりなど、悩みも多い食材。GENMAIペーストを100%使用したパスタそんな玄米をおいしく食べられるように熊本玄米研究所が開発したのが「GENMAIペースト」。そのGENMAIペーストを使ったメニューを提供する【レストラン GENMAI GENKIDO】の第一号店が、2018年6月14日(木)松濤の地にオープン。メニュー開発は、【AWキッチン】、【やさい家めい】を手がける“畑の伝道師”と呼ばれている渡邉 明シェフ。野菜を極めた渡邉シェフが、次世代への新素材として注目していたのが「玄米」。GENMAI、そしてGENMAIペーストをふんだんに使用した、健康的で、おいしく、美しいオリジナルメニューが誕生しました。GENMAIペーストを使用したおいしいメニューを開発GENMAIペーストを100%使用したGENMAIパスタは、玄米の味わいをしっかり残したもちもちの食感が魅力。グルテンフリーでグルテンアレルギーの人も安心して食べられます。玄米は、本来はパスタ原料に向いていないと言われており、お米の品種から見直し、特別な製造工程によって小麦パスタに劣らないGENMAIパスタを開発。パスタ特有のもちもちした食感が味わえます。GENMAIペーストを使用したパスタはバリエーションも豊富。『しらすとジャガイモとジェノベーゼ』1,274円、『明太子ととんぶりのパスタ』1,328円、『ナスとボロネーゼ』1,382円(すべて税込)GENMAIペーストを100%使用したGENMAIパンにも注目。こちらも余分なものを一切添加していないグルテンフリーです。ふっくらとしたパンを目指して、パン職人が何年もかけてようやく出来上がった一品。しっとり、ふんわり、もちもちでおいしいGENMAIパンは必食です。GENMAIパンもGENMAIペースト100%使用。グルテンフリーで安心さらに、デザートメニューも展開。目玉商品でもある『パンケーキ』は、ふわふわの食感で「ほんとに玄米!?」と疑ってしまうくらいのおいしさ!グルテンフリーなので、ダイエット中も罪悪感を持たずに食べられる一品です。ふわふわの食感が魅力の『パンケーキ』1,166円~1,490円(税込)※トッピングによって金額が異なります料理とペアリングを楽しめるようにオリジナルのカクテルやワインも多数用意。この他にも、こんなメニューにも玄米が?と驚く一皿が豊富に揃っているので、ぜひお店に足を運んでみてください。オリジナルのカクテルやワインも多数こちらでは、レストランで取り扱うGENMAI100%使用のパンやパスタは、店頭での販売も準備中で、これから順次販売を開始していきます。ランチのパスタ・リゾットは、日替わりで提供。アラカルトからパスタを選べるのは、ディナーのみとなります店内は、テーブル席、カウンター席に加え、テラス席もあり、奥渋谷のゆったりと落ち着いた雰囲気の中、食事を楽しめます。消化に良いGENMAIペーストを使用し、グルテンフリーでカラダに負担の少ないのに満足度は高いメニューが揃い女性には嬉しいことばかりの【レストラン GENMAI GENKIDO】。これまで食べたことがなかった新しい玄米の魅力を発見しに、お店を訪ねてみてください。【レストラン GENMAI GENKIDO】店舗情報電話:03-3460-1800住所:東京都渋谷区松濤1-26-21 Ridge 松濤 1Fアクセス:JR・東京メトロ・東急線 各線「渋谷駅」徒歩10分、京王井の頭線「神泉駅」徒歩4分営業時間:平日11:30015:00/18:00023:00(L.O. 22:00)、土曜11:30023:00(L.O. 22:00)、日曜・祝日11:30022:00(L.O. 21:00)定休日:月曜(祝日の場合は翌火曜)席数:約48席(テーブル席:34 席 / カウンター席:6 席 / テラス席:8 席)
2018年06月19日グルメ意識の高い街・芦屋にオープンしたデリショップ生産者から直接仕入れる珍しい食材を使って、素材を生かした料理、お菓子を考える無農薬、有機、オーガニック素材を丁寧に扱った料理、お菓子は彩り豊かグルメ意識の高い街・芦屋にオープンしたデリショップ【amasora(アマソラ)】神戸の人気パティスリー【ダニエル】での経験を経て、レストランのレシピ開発やケータリング、スイーツの販売などを手がけてきた、料理研究家・池7彩子さん。子供の頃からお菓子作りが大好きで”おやつの時間”という日々の暮らしの中で楽しめるお菓子を作り、さらには料理も手がけるように。白とグレーを基調としたスタイリッシュな店構え白×グレーを基調にした、清潔感あふれる空間には、スイーツやジュース、デリの並ぶ2台のショーケースが鎮座。そして、その中には、彩りも美しいサラダや前菜、揚げたてのコロッケや唐揚げ、ロールケーキやクグロフ、シロップなど、池7さんのこだわりのフードやスイーツが並びます。ショーケースには見た目も鮮やかなお惣菜や焼きっぱなしの素朴なデザートが並ぶ生産者から直接仕入れる珍しい食材を使って、素材を生かした料理、お菓子を考えるレストランで働いていたときに、毎日届く野菜や魚介を見て、日替わりメニューを考える池7さん。「届いたばかりのみずみずしいピカピカの野菜や鮮魚を、どんなふうに調理すれば、大切なお客様においしく食べてもらえるかなあ、と考えるのが楽しくて」。新温泉町から、週に2~3回届けられる天然の野菜はイキイキ!これらを池7さんがおいしい料理に仕立ててくれますそんな日々を過ごすうちに、「大切に育てられた素材を、大切に調理し、大切な人に食べてもらうこと」を生業にしたいと思うようになり、自身のお店をオープンします。その思いを表現した言葉が「自然派料理」。池7さんが使うのは、北海道のアグリシステムの有機栽培小麦、高知のあか牛、生姜、塩、兵庫に自生する山野草や野菜など。味付けをシンプルにした素材の良さを引き立てる自然派料理は、身も心もすみずみまで、豊かなものに満たされていくような、なんとも言えない感情が芽生えます。無農薬、有機、オーガニック素材を丁寧に扱った料理は彩り豊か右側のショーケースに並ぶのは、北海道から届くシャドークイーンを使った紫色のポテトサラダ、フルーツトマトの胡麻和え、季節の野菜を使ったお惣菜やキッシュ、土佐あか牛のデミハンバーグなど。全国各地の生産者さんと密につながり、無農薬、有機、オーガニック素材を丁寧に扱った体が喜ぶ料理や味はもちろん、彩りも豊かです。『キッシュ』500円(税抜)は手土産にも好評それらのお惣菜4種と、メインのおかず(3種から1つをセレクト)、高知産源流米の白米と古代米のご飯で作るお弁当「あったかBENTO」も人気商品の一つ。そのほかお弁当はボリューム、内容によって1800円(税抜)から6種類揃えています。パープルカラーが印象的な『紫色のポテトサラダ』300円/g(税抜)文旦で作った自家製酵素ドレッシングで和えた『キャロット・ラペ』300円/g(税抜)素揚げの甘みと生姜ドレッシングが好相性の『夏野菜の生姜和え』350円/g(税抜)また左側のショーケースには、黄金のロールケーキやいちごプリン、クグロフなど、素朴なお菓子とジンジャーシロップや酵素シロップがズラリと並びます。『塩キャラメルプリン』350円(税抜)、『いちごプリン』380円(税抜)などスイーツは6種類お菓子にも、アグリシステムの有機薄力粉・キタホナミ、堺・吉田ファームの卵、沖縄の本和香糖、新温泉町の日本ミツバチが集めるはちみつなど、厳選した食材を使用。「砂糖や塩を悪者にはしたくないんですよね。特にお菓子は、見た目の美しさも大切だと思うので、粉糖、北海道の辞菜糖のグラニュー糖も使っています。」と池7さん。『クグロフ』(ハーフサイズ)1,600円~(税抜)。北海道産の有機小麦粉・キタホナミを使用。イチジクのコンポートをシロップごと使用しているから、生地はしっとり。甜菜糖の甘みも、粉の風味もやさしい。「自宅のキッチンの延長に【amasora】があると思って活用してもらえたら……」と池7さん。1品買って食卓に並べるだけでも、心が豊かなになるような、そんな料理やお菓子を味わってみませんか。店主の池7彩子さん。「夏に向けてカレーも作る予定です!」【amasora】(アマソラ)TEL:0797-61-8551住所:兵庫県芦屋市宮塚町15-5-101アクセス:JR神戸線「芦屋」駅から徒歩8分、阪神本線「芦屋」駅から徒歩8分営業時間:10:30~19:30定休日:火曜
2018年06月17日打ち合わせや会食で、週に一、二度は都内に出かけます。クルマでも電車でも片道一時間半くらいでしょうか。景色を見ながら考えごとをするこの時間は、生活の句読点のようなものです。都内から戻り、自宅がある江ノ電の稲村ケ崎駅で降りると潮の香りに包まれ、ああ帰ってきたなあと実感します。原稿に煮詰まったら、134号線沿いを散歩したりジョギングしたりするのが習慣です。江ノ島の向こうに沈む夕陽を眺めると、心がやわらかくなって、こんがらがっていた頭の中身もほどけていきます。海は私の暮らしの一部です。鎌倉界隈の海沿いには、サーフショップと同じくらいたくさんのカフェやレストランがあります。あるにはあるけれど、気軽で便利な店ばかりで、大人が夜を楽しむための空間は意外と少ないのです(というか、ほとんどありません)。そんな中、鎌倉高校駅近くに一昨年オープンしたバスティーズは、待ち望んでいたレストラン。海に沈む夕陽を見ながらゆっくりとアペリティフを楽しみ、波音を聞きながらおいしいものを食べ、ワインの一本でも空けてから、潮の香りに包まれつつ帰路に着く、そんなことができるのです。駅から歩いて102分、江ノ電の線路と海を見下ろす高台の白い一軒屋。東京から遊びに来た友人を連れていったら、「こんなところに住みたい!」とはしゃいでおりました。店名は、「南仏風の別荘、邸宅」という意味の「バスティード」から作られた造語だそう。店内も白を基調としていて、ブルーの効いたインテリア、隅々に赤いドナセラ。そのままトレンディドラマの撮影に使いたいような空間です。テラスのテーブルにシャンパーニュのグラスが置かれたら、カルロス・トシキ&オメガトライブの『アクアマリンのままでいて』が聞こえてきそう。1988年放送『抱きしめたい!』の主題歌です。若者の憧れるライフスタイルをそのまま取り入れた初めての連続ドラマでした。バブルに突入するまで80年代、何より「心地良さ」が優先されていました。いわゆるバブリーな物事もまだなくて、贅沢というものに対して健全な憧れと敬意が残っていたいい時代だったと思います。バスティーズのテラスで波の音を聞きながら、ついそんなことを考えてしまいました。海が見えるテラスですっかりテンションが上がった件の友人は、食事が始まる前から「ここ、デートで来た0い♡」を連発しておりました。相手がいるからデートをしたいのではなく、こんな店があるからデートをしたい、そう思わせるのは「いい店」の証。料理人の作品を崇めるより、恋愛の原動力になるほうが大切だと思うのは、やっぱり私がバブル世代だからでしょうか。供される南仏料理はこのロケーション、このインテリアによく似合う品々です。軽いけれど個性があって、フォトジェニック(インスタ映えするともいう)。きっちりしたフランス料理ではなく、リゾットやパスタ、ラビオリなどもメニューに組み込まれています。今年の初めに就任した新しいシェフは、アマルフィやピエモンテのリストランテで働いた後、青山の「リストランテ山崎」のセカンドを務めていたそう。潮の香りに包まれながらいただいた魚介はもちろん、「ヘーゼルナッツをまとった仔牛フィレ肉のローストピエモンテ州のツナソース」の香ばしい感触が忘れられません。コースは月替わりなので今はオン・メニューではありませんが、いつかもう一度食べたい一品です。オーナーソムリエの選ぶワインも、海を意識したもので揃えられています。南仏やイタリアのワインが中心ですが、フランスはコニャック地方のウィスキーなども揃えてあります。ここで一つ、「トレンディ」な提案をいたしましょう。シャンパーニュかスプマンテの際は、波の形をしたシャンパーニュグラスをリクエストしてみて下さい。これはスガハラグラスのもので、下の部分が不規則に波打っています。このグラス越しに海を見ながら金色の泡を楽しむのはいかがでしょうか。夕陽がきれいな日なら、ロゼでもいいかもしれません。ただし、このグラスはテーブルに置く際に少々不安定なので、酔っ払い過ぎないこと。散歩やらジョギンやらサーフィンやら、海を見慣れた私でもバスティーズの店内からの景色は新鮮だし、心が踊ります。その度に、晴れた日ははなやかな、曇りの日は色っぽい、雨の日はせつない、海の新しい表情を見つけるのです。バスティーズ住所:神奈川県鎌倉市腰越1-3-11電話:0467-40-4232営業:ランチ/11:30~14:00(L.O)ディナー/10月~3月17:00~20:00(L.O)4月~9月 17:30~20:00(L.O)定休日:水曜日 休日の場合は翌木曜日休要予約著者プロフィール甘糟りり子作家。1964年横浜生まれ。3歳から鎌倉在住。都市に生きる男女と彼らを取り巻くファッションやレストラン、クルマなどの先端文化をリアルに写した小説やコラムに定評がある。近著の『産む、産まない、産めない』『産まなくても、産めなくても』(ともに講談社)など現代の女性が直面する岐路についての本も好評。読書会「ヨモウカフェ」主宰。
2018年06月15日CHEF’S STORY鵜野シェフのパスタに出会い、イタリアンの世界へ元ロブションの由井シェフに従事し学んだ、“華”のある料理イタリア・ピエモンテの修行で学んだ、柔軟な発想「イタリア料理コンクール2015」で優勝第一印象は小柄で温厚なイメージの野崎シェフ。実際に話してみると芯が通ったしなやかな強さを感じさせます。数々のコンクールに挑戦し、2015年にはイタリア料理の新たな日本人シェフを発掘する「イタリア料理コンクール2015」(在日イタリア商工会議所主催)で優勝を果たします。つくる料理は女性らしい繊細さがあるものの、どこか大胆で力強い。そのわけはどこにあるのでしょうか。日本イタリア料理界を牽引する鵜野シェフのパスタに出会い、イタリアンの世界へ“胃袋の準備体操”としてコースの最初に供されるアミューズ子供の頃から母親の料理を手伝うのが好きで、小学2年生のときに将来の夢は「コック」とすでに書いていた野崎シェフ。服部栄養専門学校へ入った当初はフレンチを志望していましたが、【リストランテ・キオラ】(現在は閉店)の鵜野秀樹シェフがつくるパスタに衝撃を受け、「イタリアンの道へ進もう」と決意します。元ジョエル・ロブションの由井シェフに従事し学んだ、“華”のある料理白レバーのシュークリーム『鶏レバー/苺』(アミューズの一品)。濃厚なレバームースの中に漂う苺の酸味がアクセント専門学校卒業後は、鵜野シェフの【イルマンジャーレ】をはじめ、都内の有名イタリア料理店を経て、中目黒にある【B.B.S.dining】へ。元ジョエル・ロブションの由井シェフに師事します。イタリアンの料理人を目指していた野崎シェフにとって、フレンチの由井シェフの元で働いた経験は大きく、「目でも楽しんでもらえるような、フレンチの華やかさや繊細な美しさを学びました」。そこで得た経験によって、現在の色彩豊かな料理が生まれたのです。パルメザンチーズと米粉を合わせたクッキーの上に、木綿豆腐のピューレで滑らかさを加えた牛蒡のタルト『牛蒡』(アミューズの一品)由井シェフの元で働いていた2015年、半年という期限を決めてイタリアへ。フィレンツェにある料理学校へ通い、トリノのレストランでは郷土料理を学びます。さらにピエモンテ料理を極めるため、修行先のお店を探してさまざまなお店を食べ歩き、【Ristorante Casa Vicina】というミシュラン一ツ星の店で修行を始めます。そこで、今まで持っていたイタリア郷土料理の概念を打ち砕かれるのです。イタリア・ピエモンテ修行で学んだ、固定概念にとらわれない柔軟な発想ズワイガニのソースを使ったパンナコッタ『豆乳/蟹』(アミューズの一品)表面はサクッと、中はもっちりとした『青海苔のゼッポレ』(アミューズの一品)それまでの野崎シェフは、イタリアの伝統的な郷土料理にこだわっていました。実際にトラディショナルな料理をつくる店は数多くあり、伝統的な料理は大切にされていると肌で感じつつも、一方で、世界で戦う三ツ星レストランに目を向けてみると、彼らはもっと自由な発想で料理をつくっていたのです。「イタリアの郷土料理に日本の食材を取り入れていたり、昆布茶やお茶漬けの素を出汁に使っていたことに驚かされました。それまでは、郷土料理の伝統的なつくり方にこだわっていましたが、『もっと自由でいいんだ、遊んでいいんだ』と考えがガラッと変わりました」実際に働いてわかった、伝統を守りつつも自由な発想で料理に向き合う姿勢は、今の野崎シェフの料理に多大な影響を与えます。様々な経験と独自の色彩感覚から生み出される、華やかで繊細なイタリアン夏の間(6~9月)に供される、野崎シェフのスペシャリテ『桜海老の冷製カペリーニ トマト 山葵』。旬の食材を彩り豊かに使用しています野崎シェフのつくるイタリアンは、色使いが華やかです。とくに鮮やかな食材が増えるこの時期は、お花畑のように色彩豊かなメニューが並びます。それを最も強く感じられるのが、野崎シェフのスペシャリテ。色鮮やかで目を引く冷製パスタは、季節によって使う食材は異なり、春から初夏は旬の魚貝である桜エビや甘エビ、ホタルイカを。魚なら鯵や鰯などの青魚をマリネや燻製にします。「果実の酸味と蟹って相性がいいんです」と、桃やマンゴー、グレープフルーツなどに蟹を合わせることもあるのだそう。2016年からは、麻布十番にあるプライベートレストラン【Cast78】のシェフに就任。オーナーの高岡さんはワインバーであった【Cast78】に、「もっと料理を楽しんでほしい」と野崎さんをシェフとして招きます。ディナーでは有機栽培の旬の野菜を使った、季節のコースを提供。ここでも野崎シェフらしい料理が並びます。コンテストへの参加に加え、2018年6月末をめどに【Cast78】から新たなステージへと旅立つ野崎シェフ。今度の動向にも注目です。Chef’s profile:野崎 翠1985年生まれ、埼玉県出身。服部栄養専門学校卒業後、都内にあるイタリア料理店で修行。その後、中目黒にある【B.B.S.dining】で元ジョエル・ロブションの由井恵一シェフと出会い師事。3年働いた後、イタリアピエモンテにある「Ristrante Casa Vicina」にて半年間修業。帰国後は以前の中目黒の店に戻りスーシェフとして勤務。2015年度イタリア料理コンクールでの優勝を経て、2016年【Cast78】のシェフとして活躍後、2018年8月より、渋谷の【モナトリエ】のシェフに就任。【Cast78(キャストナナハチ)】℡:03-6659-7482住所:東京都港区元麻布3-10-23 麻布ネストビル 1F営業時間:[月~土]ランチ(要予約):12:00~15:00(13:30 L.O.)、ディナー/ディナー&ワインバー 18:00~翌3:00(コースL.O.21:00、最終入店 翌2:00) ※土曜のみ~翌1:00(最終入店 24:00)定休日:日・祝日(貸切等の場合は要相談)※【Cast78】は2018年7月1日よりリニューアル準備のためお休みいたします。7月24日予定にて、内装やメニューなどを新たにリニューアルオープンいたします。料金:ランチ 4,000円~4,999円、ディナー 10,000円~14,999円(税・サ別)、ディナーコースは、アミューズ・アンティパスタ・パスタ・メインなど7種のコースで提供
2018年06月11日とある日のヒトサラ編集部。話題は「背伸びしすぎない、ちょうどいい空気感のお店」。A子(オーバー30女性):M香は、どんなお店に彼とデートに行くの?M香(20代女子):高すぎず、安すぎず、されどおいしくて…。あ! 空気感が大事です!J太郎(アラサー男子):空気感って?M香:静かなお店だと、大人しくしなきゃいけないとか、賑やかなお店だと、隣の卓がうるさいなとか、そうゆう心配がなくて、自然と会話が弾む感じです!A子:なるほどね。M香:下北沢の【サーモン&トラウト】は、別荘に遊びに来たかのような楽しい空間が広がっています。リラックスしながら、自然と盛り上がれるんです。しかも本当に美味しい…来るたびに新しい発見があるレストランです!ヒトサラ編集部員による~カウンターデートのススメ~#3 20代女子が推す【サーモン&トラウト/下北沢】#3の今回は、ヒトサラ編集部・20代女性のM香がカウンターデートにオススメのレストラン【サーモン&トラウト/下北沢】をご紹介します!20代女子が推すカウンターデート店【サーモン&トラウト】下北沢/フレンチ今回、20代女子の私がオススメするのは【サーモン&トラウト】というお店。店名の【Salmon&Trout】は、イギリスの俗語で「痛風」という意味だそう。シェフはとても旅好きで、世界各国、気になる食材やレストランがあれば、現地へ確かめに行きます。そんな旅の中で見つけた、あじのあるインテリアや馴染みのない食材が、このお店にギュッと詰まっています。アットホームで気取りすぎない温かみのある雰囲気と、いままで知らなかったものに出会える非日常が相まって、デートをより一層楽しませてくれます。店名のサーモンにちなんだ、アイテムもちらほらベトナムで見つけてきたという、華やかなカトラリーポイント①未体験の食材がおいしい。シェフの感性が光る目新しい料理料理は、和食ながらもイノベーションを感じさせる料理が約13品出てくる1コースのみ。シドニーのベストレストラン常連の名店【Tetsuya’s】や、表参道の京料理店【湖月】などで経歴を積んだシェフが“パンクな和食”を振舞います。途中、「木の樹液」や「ザリガニ」など、いままであまり馴染みのなかった食材をつかったメニューが登場することも。どの料理にも、シェフの本気の遊び心が感じられます。香港テイストの『すっぽんスープ』野味溢れる『鴨リゾット』意外とふわふわした身質のブラックバス。発酵した大根とともにいただきますシェフの手元が見えるので、料理がくるまでの時間も楽しい木の樹液もドリンクのひとつ⁉ 「何コレ!」と話が尽きませんポイント②ちょっと駅から離れている、ほどよい“距離感”そんな【Salmon&Trout】は立地だって、デート向き。下北沢駅から徒歩9分、三軒茶屋駅から徒歩13分と駅から絶妙に距離があります。駅で待ち合わせをして2人でレストランへ向かえば、徐々に会話が弾みはじめ、少し緊張がほぐれたころに入店できます。また、繁華街ではない場所にあることで“知る人ぞ知るお店”というレア感があります。連れて行ってもらえたら「こんなツウな場所の素敵なお店を知っているんだ!」と、好感度が上がること間違いなし。外から中の様子がちらり。いつも賑わっている小さなお店ポイント③女性の「好き」が詰まった心地よい空間テーブルが1卓とカウンターが6席の小さなお店暗すぎるとちょっといやらしいし、明るすぎるとなんだか落ち着かない。店内のオレンジがかった温かみのある明かりは、アイシャドーのラメはほどよくキラキラ、女性の肌もきれいにみせてくれます。好きな人といるときは、できるだけかわいくいたいもの。ライティングは女子にとっては大切なポイントですよね。また、店内を見渡せば、シェフが海外で買ってきた、店名の【サーモン&トラウト】に掛けた、サーモンのグッズなどがあちらこちらにあります。行ったらぜひ、隠れサーモングッズを探してみてくださいね!どこに売ってるの? と聞きたくなる、魚のミトン壁には自転車。斬新だが、妙に馴染んでいるポイント④メニューはコース一本なので、値段がわかりやすいコリアンダーとマジョラムが乗った『キウイのサラダ』料理は8,000円(税抜)のコース一本、ドリンクは4,000円で5~6杯のペアリング。それ以外メニューがないので、金額が明朗で安心。デートって結構、気を遣ってしまうもので、『ステーキ食べたいけど、高いメニュー頼んだら図々しいと思われちゃうかなぁ……』なんて、女性は気にしてしまうもの。男性にとっても、料金が明確だと嬉しいですよね。間違えて高すぎるワインを頼むこともありませんし、「注文どうする?」というお互いの懐具合を探るわずらわしさもありません!『ドライ柿』。ねっとりとした食感がたまりません鹿肉の黒ソーセージが入った『アメリカンドッグ』食事が終わった後は、「おいしかった」と「楽しかった」が掛け合わされ、まるでテーマパークでデートしたかのような、レストランという枠に収まらないワクワクした気持ちに包まれます。【サーモン&トラウト】は、誕生日や記念日といったサプライズをしたい場面にも、事前の予約があれば可能な限り対応してくれます。“パンクな和食”で、新しい2人の思い出をつくってきてくださいね。【サーモン&トラウト】電話:080-4816-1831住所:東京都世田谷区代沢4-42-7アクセス:小田急線・京王線「下北沢駅」から徒歩9分営業時間:[木~月]18:00~24:00(L.O)定休日:火曜・水曜(定休日にイベント営業の際は電話で予約受け付けます)
2018年06月10日食べ応えのある量と、見た目の美しさを兼ね備えるお弁当が話題のチカさん(instagramアカウント名:@xxxxchikaxxxx)。彼女がお弁当をつくる上で大切にしているポイントとともに、彼の心を鷲掴みにするお弁当をご紹介します。「彼が喜ぶ、がっつり映え弁」盛り付け3つのポイントメインのおかずは豪快に盛り付け隣合うおかずの色は同系色NG!!赤、黄、緑の3色を意識して加える映え弁.01見ためは地味だがじつにウマイ!「サバ弁」焼き目が食欲をそそる超ダイナミックな「サバ弁」。このサバの下には、シャキシャキとした食感と爽やかな風味が特徴のセリご飯が敷き詰められています。思わずつくりたくなるレシピが満載の「見た目は地味だがじつにウマい」という本を参考したんだとか。満腹度120%の映え弁です。映え弁.02仙台のご当地グルメ、「麻婆焼きそばのお弁当」仙台のご当地グルメ「麻婆焼きそば」をつめた珍しいお弁当。麺は太麺、麻婆豆腐は激辛。夏の暑さを吹っ飛ばす、刺激たっぷりの映え弁です。お豆腐は「パルシステム」の産直大豆の木綿豆腐を使用。消泡剤不使用で大豆の味もしっかりしているのでリピートしているそう。健康面もしっかりサポート!映え弁.03カレー味の「卵モリモリお弁丼」カレー風味に味付けした玉子にねぎをまんべんなく散らして、彩り豊かにするのがポイントです。カレー味玉の下には、新玉ねぎのソース炒めをたっぷりと忍ばせてボリューミーに。ご飯がすすむ、がっつり系映え弁です!「映え弁」Q&AQ.わっぱや箸置きなど、チカさんのお弁当を映えさせるアイテムを購入する、お気に入りショップはどこですか?A.お気に入りのこけしの箸置きは宮城県・松島で購入しました。沖縄の器「やちむん」のグッズを使うこともあれば、【崎陽軒】のシウマイの醤油入れ兼箸置きでもある「ひょうちゃん」など、購入する場所も系統もさまざまです。Q.どうやって撮影しているの?A.主に「sony α6000」カメラを使用。窓際の自然光を利用して撮影してます。Q.お弁当づくりの必須アイテムはありますか?A.曲げわっぱと【たま木工】のお弁当箱。可愛くて、詰めるだけでとっても素敵なお弁当になります。Q.映えさせるポイントは?A.赤、黄、緑の3色を意識して食材を詰めることです。彩りも綺麗に、詰めて楽しい、食べて美味しいお弁当になります。うちはトマトが苦手なので、赤は紫玉ねぎや紫キャベツ、黄色はだし巻き、緑は葉物野菜などをよく使います。Q.これをやると映える!という技はありますか?A.メインのおかずをどーん!と豪快にのっけたり、隣合うおかずの色は同系色にならないように詰めるとそれぞれの野菜の色が際立ち、見た目も華やかになります。肉巻きは中に入れる野菜によって切った時の断面の印象がガラッと変わるので、つくりながら楽しんでいます。チカさんの大切にしているポイントを掴めば、彼の心も胃袋も掴めるはず! ピクニックに行くときに、ぜひ参考にしてみてください。教えてくれた人:xxxxchikaxxxxさん神奈川在住。4年前から苦手だったお弁当作りを克服すべく、常備菜を使ってお弁当作りをはじめる。お弁当は、忙しくて夜はなかなか会えない夫との大切なコミュニケーション!日々、夫に喜んでもらえるような素敵なお弁当をつくっている。
2018年06月09日米国の老舗グルメバーガーブランド【FATBURGER】1952年に創業した米国の老舗グルメバーガーブランド【FATBURGER】は、現在、20か国に200店舗超を展開する人気バーガー店。待望の日本第一号店が、渋谷駅前「MAGNET by SHIBUYA109」7階「MAG7」内にオープンしましたアメリカンダイナーをイメージした店内あまりにもボリューミーなハンバーガーの姿から、文字通りの「FAT」だと思う人も少なくないかも知れませんが、「FAT」には「Fresh(新鮮)、Authentic(本物)、 Tasty(おいしい)」という想いが込められています。『オリジナルバーガー』680円(税抜)創業時から素材選びにも調理法にもこだわりを貫いており、ハンバーガーのパティは脂肪分20%以下の高品質な牛肉の赤身のみを使用。野菜も新鮮さにこだわり、調理にはコレステロールゼロの油を使用するなど、ヘルシーさを追求しています。ずっしりとしたパティは注文を受けてから焼きはじめ、様々なトッピングによるカスタマイズも自在。ポテトやシェイクなどサイドメニューも充実日本第一号店【FATBURGER 渋谷店】のコンセプトは昔ながらのアメリカンダイナー。 日本を代表する若者カルチャー発信地である渋谷という地域に合わせて、スポーツや音楽のための映像音響設備も充実しています。バーカウンターではアルコールも楽しめますバーカウンターも設置しビールからカクテルまで各種アルコールを取り揃えています。スポーツ観戦しながらゆっくりお酒が楽しめるバーとして、夜に訪れるのも良さそう。『USキングバーガー』2,560円(税抜)、写真は+100円でチーズをトッピングしたもの『オリジナルバーガー』680円、『チーズバーガー』780円などに加え、チャレンジメニュー『USキングバーガー』2,560円も!本場アメリカで225g×3枚のXXXL Challengeを日本オリジナルの115g×6枚で再現しました。チャレンジに成功すると、記念写真を店内展示、成功の証がプレゼントされます。『ミルクシェイク バニラ』800円(税抜)また、アメリカでも大人気なのが、注文ごとにアイスクリームをスクープしてつくる『ミルクシェイク』。ハンバーガーのお供にどうぞ。南カリフォルニアそのままの爽やかでフレンドリーな空間で、サイズと鮮度に60年以上こだわり続けてきた【FATBURGER】。渋谷の街で、これまでにない特別なハンバーガーを体験してみてはいかがでしょうか?【FATBURGER 渋谷店】電話:03-6455-3200(MAGNET by SHIBUYA109)住所:東京都渋谷区神南1-23-10 MAGNET by SHIBUYA109 7階「MAG7」アクセス:各線「渋谷駅」直結営業時間:11:00023:00(L.O.22:00)定休日:1月1日(館の定休日に準じる)座席:50席
2018年05月31日2008年、数多くの演劇賞を総なめした鄭義信監督原作の舞台『焼肉ドラゴン』。自身の舞台を映画化するにあたり、3姉妹に真木よう子、井上真央、桜庭ななみ、そして両親役には韓国の名優キム・サンホ、イ・ジョンウンが名を連ねます。舞台は万国博覧会が催された1970年、高度経済成長期真っ只中の関西の地方都市の一角で、焼肉屋「焼肉ドラゴン」を営む在日韓国人一家が主人公。時代の波に翻弄されながらも、泣いて笑って、力強く生きる家族の物語です。Interview「アボジの奥さんがつくってくれた韓国家庭料理がおいしかったです」───笑いや楽しい物語だけでなく、辛く悲しい現実も突きつけられ、涙なしには観られませんでした。試写会でもすすり泣きがたくさん聞こえてきまして……。真木よう子(以下、真木):私も初めにDVDで舞台の『焼肉ドラゴン』を拝見して、その素晴らしさに圧倒されました。出演のお話をいただいた時に、監督やプロデューサーから「国籍云々の問題ではなく、どういう状況下に置かれていても家族は笑ったりぶつかったりできる存在。絆は簡単に壊されるものではないということを伝える、前向きな映画にしたい」と言われました。その言葉に共感し、一緒に作品を作りたいと思いました。───パンフレットにも抱きしめあったり、肩を組んだり、とびっきり笑顔のまるで家族写真のようなスタッフ集合写真が載っていたのが印象的でした。現場はどのような雰囲気でしたか?真木:現場でも家族のような雰囲気でしたね。焼肉屋とその集落がセットに作ってあって、毎日そこで撮影をしていたので連帯感がとても強くなりました。みんな本当の家族のようでしたね。撮影終盤には、撮影が終わるのが寂しくて母役のイ・ジョンウンさんのところへ行って抱きしめてもらったり、いいこいいこしてもらったり(笑)、実際は若くて綺麗な方なんですが役になりきってくれて、本当のお母さんみたいでした。あたたかいキャストの人たちに囲まれた現場でしたね。───本当の家族のようになっていく上で、大事にしていたことは?真木:この作品は、韓国の俳優と日本の俳優が入り混じった現場でした。言語の壁がある分、きちんと自分の気持ちを伝えようと、私だけじゃなく全員が意識的にコミュニケーションを図るようにしていましたね。そういう“いい雰囲気”があったおかげで、「もっと知りたい」「もっと仲良くなりたい」と、ひとりひとりが思いはじめて、そこで家族として、ひとりの人間としての絆が生まれたと思います。───どのようなコミュニケーションを図られていたんですか?真木:国籍や言語の違いは関係なく、その人となりを知るためにコミュニケーションを図るようにしていました。優しくて、素敵な方ばかりだったので、お互いに「自分がしてもらったら嬉しいだろうな」ということを意識しながら動いていたと思います。───焼肉屋が舞台の作品ですが、キャストのみなさんで一緒に食事に行かれたことはあったのですか?真木:ありましたね。父役のキム・サンホさんがお酒とごはんが大好きだったので、頻繁にみんなをごはんに誘ってくれました。でも、アボジ(韓国語で父/キム・サンホ)は次の日が撮影の時もお構いなしにたくさん呑むので、そういう時は私が「アボジ、ダメですよ!」って、止めることもありましたね(笑)。芝居以外でも長女みたいになっちゃいました。───真木さんが思い出す、家庭の味はありますか?真木:うーん……、おにぎりがおいしかったですね。愛情がこもっていて、今も思い出す味です。現場で思い出深いのは、アボジが韓国から家族を連れてきていて、奥さんの手料理で韓国家庭料理をいただいたのですが、それがすごくおいしかったです。テッパン! 差し入れ品ハードな撮影現場で喜ばれる差し入れ。真木さんがお気に入りの差し入れ品を教えていただきました!オザワ洋菓子店の『イチゴシャンデ』『イチゴシャンデ』小サイズ200円、大サイズ230円(すべて税込)※写真は大サイズいちごが一粒まるごとチョコレートでコーティングされていて、土台のサクサクとしたクッキーもおいしい、【オザワ洋菓子店】の『イチゴシャンデ』がオススメです。マネージャーが見つけて現場に差し入れしたのですが、自分がハマって食べてしまって(笑)。もう一度差し入れしようと試みたのですが人気で手に入りませんでした。また食べたいです。【オザワ洋菓子店】電話:03-3815-9554住所:東京都文京区本郷3-22-9営業時間:[月~金]9:40~19:30、[土]9:40~18:30定休日:日曜、祝日『焼肉ドラゴン』(C)2018「焼肉ドラゴン」製作委員会万国博覧会が催された1970(昭和45)年。高度経済成長に浮かれる時代の片隅。関西の地方都市の一角で、ちいさな焼肉店「焼肉ドラゴン」を営む亭主・龍吉と妻・英順は、静花(真木よう子)、梨花(井上真央)、美花(桜庭ななみ)の三姉妹と一人息子・時生の6人暮らし。失くした故郷、戦争で奪われた左腕……。つらい過去は決して消えないけれど、“たとえ昨日がどんなでも、明日はきっとえぇ日になる―”それが龍吉のいつもの口癖だ。そして店の中は、静花の幼馴染・哲男(大泉洋)など騒がしい常連客たちでいつも賑わい、ささいなことで泣いたり、笑ったりー。そんな何が起きても強い絆で結ばれた「焼肉ドラゴン」にも、次第に時代の波が押し寄せてくるのだった。『焼肉ドラゴン』2018年6月22日より全国劇場にて公開真木よう子井上真央大泉洋桜庭ななみイ・ジョンウンキム・サンホ原作:戯曲「焼肉ドラゴン」(作:鄭義信)脚本・監督:鄭義信(C)2018「焼肉ドラゴン」製作委員会『焼肉ドラゴン』予告
2018年05月30日人形町/鮨【喜寿司】浅草/フレンチ【HOMMAGE】麻布十番/日本料理【麻布 秀】外苑前/イタリアン【リストランテ アクアパッツァ】四ツ木/うなぎ【うなぎ魚政】人形町/鮨【喜寿司】築60余年の趣ある店で、伝統の寿司を堪能創業大正12年、江戸前寿司の伝統を頑なに守り続ける名店。柔らかく煮た蛤や穴子、オボロを挟んだ海老、筋を剥がした鮪、浅く〆られた光物など、すべてのネタに施す丁寧な仕事で、素材自体の持ち味がさらに増しています。今ではつくれる職人がほとんどいないという伝統の一品を、その目と舌で体感することができます。薬味を混ぜたシャリを煮イカの中に詰める『印籠詰め』は、古い文献にもみられる伝統的なお料理。かんぴょう、ガリ、もみのりを混ぜたシャリを、柔らかく煮たイカの中に詰めています。濃厚なツメの味わいや薬味の風味、ほのかに香る柚子などが絶妙なバランスでおいしさを演出します。浅草/フレンチ【HOMMAGE】“浅草フレンチ”と呼ぶにふさわしいアイディア料理「ミシュランガイド東京2015」で一ツ星を獲得し、今や浅草を牽引するフレンチの名店として不動の地位を築きあげたお店。荒井シェフ独特の感性が息づく料理をつくります。美濃焼の皿が並ぶテーブルや、奥様の着物姿でのもてなしといった雰囲気も浅草らしい一軒です『栃木産和牛ロースのティエド 塩麹でマリネした卵黄とジロール茸とミモレット』は、すき焼きをイメージし、マリネした卵黄で溶き卵を、ハーブで春菊の鮮やかなグリーンを表現。食べる部分により旨みの感じ方が異なるようロース肉は繊細な火入れでグラデーションをつけています。麻布十番/日本料理【麻布 秀】四季の移ろいを五感で感じる和の隠れ家麻布十番の路地裏にひっそりと佇み、日ごと、季節ごとに変化するしつらいのなかで、旬の食材を使った料理が堪能できる和食店。メニューは季節のおまかせコースとアラカルト、通年で提供される「おでん」。食材は、築地を中心に全国各地から毎日、新鮮なものだけを厳選して仕入れています。人気の『おでんお皿盛り』は、定番ものから、夏野菜や鱧などの変わりダネまで入っています。5種類の削り節から取る出汁の味は、ワインとの相性が抜群です。「気軽に和食を楽しんで欲しい」というコンセプトのもと、和食とよく合うワインを常時、約30種類ほど用意されています。外苑前/イタリアン【リストランテ アクアパッツァ】良質な国産食材でつくるイタリア郷土料理イタリア料理の魅力がまだ知られていなかった頃から、郷土料理の魅力を伝え続けてきた日高シェフのリストランテ。土地の食材を大事にするイタリアの精神を重んじ、使う食材は日高シェフが実際に生産者の元へと足を運び選んだことのある国産食材のみ。とくに魚は日々生産者とコミュニケーションをとり、素材の状態をチェックしています。シェフ自身がイタリアで一番感銘を受けた『アクアパッツァ』がこの店の看板料理。本場に近いシンプルな仕立てにすることで魚の風味が際立ちます。スタッフの手で手際良くデクパージュされ、熱々で楽しめるのもこの店ならではのサービス。四ツ木/うなぎ【うなぎ魚政】注文が入ってから捌く名物『特注活鰻』に舌鼓を打つ注文が入ってから一尾ずつ鰻を捌く、商標登録の『特注活鰻』が名物の下町の隠れた鰻の名店。注文後、一から調理をするため、料理が運ばれてくるまで40分ほど待つことになりますが、一度そのおいしさを知れば誰もが納得するはず。鰻重が運ばれくるまでの間に提供される、肝わさと骨せんべいのサービスも実に心憎いもてなし。トロッと蕩けるような食感とコクのある旨みが楽しめる『うな重 坂東太郎(特上)』。アジとスケソウダラを飼料に育てられる「坂東太郎」は、天然に近い柔らかな食感と旨みが真骨頂。創業から30年以上継ぎ足されてきたタレとの相性は申し分なく、絶妙な炊き加減のご飯が鰻の柔らかさを引き立てます。思い出に残る東京の名店で、親子水入らずの会話を楽しみながら、普段は伝えにくい感謝の気持ちを伝えてみるのはいかがでしょうか。
2018年05月28日