ヒトサラMAGAZINEがお届けする新着記事一覧 (76/77)
自家栽培の野菜を使っているから新鮮とにかくライスペーバーに新鮮な具を包んでモリモリ食べる!締めは、ホイアン名物カオラウ麺ビーチの潮風を浴びてシーフードを満喫世界遺産にも登録されている美しい古都・ホイアンさて今回は、ベトナムはホイアンの15年続いている日本祭りの演奏へ行ってきた。古都ホイアンはベトナム中南部に位置している町で、世界遺産にも登録されている古き町並みが残っている素敵なところだ。日本とも縁が深く、江戸時代が始まろうとしていた400年程前にも日本人が住んでいて、日本橋という橋を作ったのでも有名。僕らは音楽で紡ぐベトナムと日本との友好のためにやってきた。共演するのは2012年から知っているベトナムの伝統楽器奏者たち。気心知れている仲間との演奏は、また一段と楽しい。ベトナム料理店【hoa hien(ホアヒン)】店の入り口。おしゃれなアジアの店と感じさせる雰囲気店の中もきれいで好感が持てる今回のメンバーは和太鼓の僕と、中棹三味線の尾上秀樹と、鳴り物の秀さんの3人。この3人での演奏は、いままでなかったので、AUN J クラシック オーケストラはいろんなバリエーションがある珍しい和楽器グループだ。リハーサル後、メンバーの一弦琴奏者であるミーさんの紹介で、フォアイ川のほとりにある【hoa hien(ホアヒン)】という地元のひとが勧めるレストランへホテルから徒歩で向かう。ライスペーパーに包んで、野菜をもりもりいただきます!いろんな春巻きが登場する。どれも新鮮さが売り!ここは家族で経営している店で、ホイアンでも評判がよくまた接客も丁寧だ。ライスペーパーを巻いて作る軽い料理が多く、食べやすいのが一番かな。とくに野菜がみずみずしく新鮮なのがうれしい。聞くと自家栽培の畑を持っていて、希望であれば見ることもできるそうだ。また日本の農園を参考にしているということも聞いて、日本の知識を得て作っているから安心。またその菜園では野菜狩りもできるという。これはぜひ行ってみたい。ちょっとかわった揚げ物は、人気料理!このお味は、まるでAUN J クラシック オーケストラのマイクを使わずに生音だけでするコンサートのような素朴さと繊細さが混ざり合っているようだ。店の雰囲気もアジア的で好感がもてる造りになっている。また野菜を多く使った春巻きや揚げワンタンなどもあって、あっさりして日本人好み。海からほど近いということもあってシーフードもしっかりメニューにありチョイスしやすい。とにかくライスペーパーにくるんで食べる食べる。うどんのようにコシがある名物料理『カオラウ麺』ホイアン名物『カオラウ麺』最後にアジアに来たぞ的な風味と味わいがある名物料理!カオラウと呼ばれるいわゆるコシがある麺料理が登場。うどんのようだけど、具や味は店によって少し違うらしい。具には豚肉、揚げたライスペーパー、香草、もやしなどがある。スープは少量で、麺とよく絡めてから食べるのだ。味付けはけっこう濃いので、麺によく沁み込ませるのがポイント。また、お好みでベトナム醤油のヌックトゥやライムをかけてもよろしい。やはり地元のひとが勧める店はぜひいきましょう。An Bang Beach(アンバンビーチ)の青空翌日も本番前に、An Bang Beach(アンバンビーチ)へ行く。ホアヒン市内のホテルから15分ほどで着く。トゥボン川河口に開かれた世界遺産の古都ホイアンは、かつては東西貿易の中継地点として発達し、2世紀から17世紀まで栄えたチャンパ王国の時代から海洋交易王国として東アジアを結ぶ港として栄えたそうだ。しかしアジアの歴史では、ほんの数行程度しか書かれていないそうだが、重要な役割を果たしていた王国なのだ。AUN J クラシック オーケストラの鳴り物と同じではないか。楽曲のなかにさりげなくはいる鳴り物は、一見軽い存在に見られがちだが、その曲の色を決める重要な役割なのである。東シナ海に面したビーチで、ラグジュアリーなホテルも建ち並び、小麦色をした砂浜でとてもきれいな海岸。欧米人も多くて、大注目のリゾート地。乾期は春から夏だそうで、行くならこの8月からの時期。砂浜沿いには海の家ともいえるレストランがずらっと並び、多くの観光客で賑わっている。ここでも地元のひとが勧めるここ一番のレストランへ行けるのが、僕らのラッキーなところかな~。アンバンビーチの潮風を浴び、シーフード料理を満喫シーフードレストラン【SAU】【SAU】という名のレストラン。なんとここだけなぜかお客さんがいっぱい。かなりの人気店ですね。なんといってもシーフードがメインで、まあ潮風に吹かれながらこの料理はほんと旨かった。アサリの炒め物なんかいままで食べたもので最高の味だ。ニンニクとネギに支えられた味にほんのり塩味がからみ合い、まさに舌が踊るような感覚だ。蟹があふれているあでやかな色のあさり盛り蟹も良し、魚も良し、風景も良し、天気も良しで、ほんとプライベートで来たいアジアのビーチナンバーワンだね。もちろんライスペーパで野菜をまきまきしながら、チョンチョンと酸っぱ甘いタレをつけるのだ。まさに和太鼓といえばバチのような関係でもある。または尺八と箏の合奏のような、なくてはならない間柄。『イカとマンゴーの炒め物』また『イカとマンゴーの炒め物』は絶品であった。油で炒めてあるのだが、塩味とほんのり甘いマンゴの絶妙の掛け合い、そしてタマネギとトマトが彩るその皿の上の共演は、驚きのハーモニーである。まさに異種格闘技!バイオリンと箏の共演のようだ。ぜひこの大注目のホイアンにあるアンバンビーチへお出かけくださいね。【hoa hien】住所:35 Tran Quang Khai Street, Cam Chau ward, Hoi An City, Quang Nam-Da Nang Province, Vietnam電話:+842353939668ベトナムのミュージシャンと。著者は左から2番目。Info「AUN J クラシック・オーケストラ 生音ライブ 2018」2018年6月30日(土)表参道・銕仙会能楽研修所住所:東京都港区南青山4-21-29開園時間:open14:30 start15:00チケット:全席自由5,000円(税込・整理番号有)チケット一般発売日:5月26日(土)10:00~主催:ハートツリー企画制作:ALIVE後援:AUN CREATIVE問い合わせ:info@aunj.jp※未就学児童入場不可※場内土足厳禁ですので、お履物を脱いでご入場いただきます。※座布団席となります。「AUN J」バックナンバー
2018年05月20日大会4回目にして日本人シェフが初優勝2018年5月12日、13日の2日間に渡ってミラノで行われた30歳以下の若手シェフが集まる世界料理選手権「サンペレグリノ・ヤングシェフ」で日本代表の藤尾康浩氏(大阪・ラシーム)が優勝、世界一に輝いた。これは日本人史上初めてのことで今後末長く歴史に残るであろう日本料理界の快挙といってもいい。近年日本ではファインダイニングのレベルアップが目覚ましく、3月に行われた「アジア50ベスト・レストラン」で2位に入った【傳】の長谷川在祐シェフはじめ、寿司、懐石だけではない新しい日本の料理が世界から注目されている。1987年生まれの藤尾氏はその「アジア50ベスト」で初登場17位「ハイエスト・ニューエントリー賞」に輝いた【ラシーム】でスーシェフを務める実力派だけに今回の優勝は日本の料理レベルの高さをそのまま反映した結果である。イタリアの世界的飲料メーカー「サンペレグリノ」は前述の「アジア50ベスト・レストラン」「世界50ベスト・レストラン」そしてこの「サンペレグリノ・ヤングシェフ」をスポンサードし、世界レベルで若手シェフの発掘を続けている。過去2回行われた同大会での優勝者はアイルランド、アメリカといわゆる料理の世界では新興国から出ていた。これは大会のコンセプトのひとつである「料理の世界におけるボーダーレス、ジェンダーレス」を反映した結果だった。今回は世界21地区の予選を勝ち抜いた21人のヤングシェフがミラノに集まり、2日間に渡って地区予選を勝ち抜いたシグネチャー・ディッシュを披露。それを試食し、審査するのがまた錚々たる世界的シェフばかりなのだから、この期間世界のフードジャーナリストたちはミラノに集まったのだ。心の奥に情熱を秘めている―。日本人の有様(ありよう)を料理で表現今回藤尾氏が披露したのは日本特有の食材である鮎を使い、川の流れを禅的に表現した「Across the sea」。基本的にコーチ役であるメンターは料理アドバイスするのみで、直接の調理は全てヤングシェフ自身が行う。大会のためにスーツケースに入れて持ち込んだ鮎を使い、山椒や抹茶など日本的エッセンスを加えて仕上げた料理は一様に評価が高く、大会初日に登場した藤尾氏はすでに優勝候補に浮上していたのだ。七人の審査員シェフの前で料理を披露した藤尾氏はこのようなプレゼンテーションをした。「今回料理を通じて表現したことは3つあります。ひとつは季節感で、鮎はこの季節にしか食べられず、日本人はそれをとても尊びます。もうひとつはシンプルさで、わたしたち日本人は複雑で表現が苦手と思われがちですが実はとてもシンプルで心の奥には情熱を秘めているのです。そしてもうひとつが環境をリスペクトし、環境と暮らすこと。これが料理のテーマです。」一見寡黙でクールに見える藤尾氏が「日本人は、実は心の奥に情熱を秘めている」とスピーチした時、会場からは盛大な拍手が起こり審査員はじめ多くの人の胸を打った。メンター、ルカ・ファンティンシェフと二人で獲得した栄冠そして最終日、表彰式のグラン・フィナーレ。テレビのセットのような豪華なステージでまずヤングシェフとメンター全員が登場し、その中からまず7人のヤングシェフが選ばれ、やがて3人になる。その中にはもちろん藤尾氏がいた。そしてメンターが選ぶ「アクアパンナ賞」の発表。これは素材に対してもっともリスペクトが高かったヤングシェフに送られる賞なのだが、藤尾氏が受賞。ついで優勝者「ヤスヒロ・フジオ」というアナウンスがあると、まさかダブル受賞するとは思わなかったのかクールな藤尾氏もさすがにびっくりしたように見えたが、彼よりも感動し、思わず壇上で涙を流したのはメンターを務めた、【ブルガリ・イル・リストランテ ルカ・ファンティン】のルカ・ファンティン氏だった。日本代表コーチとしてイタリア人シェフが、イタリア本国で日本人ヤングシェフをサポートするというのもまさにボーダーレスそのものだが、日本代表である重責をヤングシェフ以上に感じていたのは、実はメンターのルカ氏だったのである。史上初の日本人優勝者となった藤尾氏はすでに多くの料理イベントへの招聘が決まり、2人の元優勝者同様来年以降の大会にもゲストして登場することが約束されている。今回の大会はじめ、世界のトップ・ガストロノミー界では日本の技術や素材、伝統に対するリスペクトはあったが、なかなか世界でそれを表現仕切れなかったのも事実。国際的な場で日本の素材や伝統について表現する重圧を乗り越え、いまや世界的ヤングシェフとなった藤尾氏の動向はこれからも注目されることは間違いない。それは日本の料理界全体が注目されることであり、世界の興味がますます日本と向かう新たなる追い風の始まりなのである。
2018年05月19日心地よい満足感は”最上級の普通”が運んでくれる少し前のこと、都内某所の話題&人気だというレストランに行きました。メニューはコース一種類のみ、店指定の時間にいっせいスタートです。毎皿毎皿、どこそこ産のなんとかが凝りに凝ったオリジナルの調理法で供されました。なんというか、シェフの実験に参加している気分。何を食べているんだか&おいしいのかそうでないのか、よくわからないまま店を後にしました。百に一つ、いや千に一つかもしれないけれど、こういうものの中から次の時代の定番が生まれると思うので、否定はしません。フォアグラのテリーヌだってピータンだって、きっと最初は「何やら訳のわからないもの」だったはず。でも…。やっぱり…。素材をストレートに味わえて、情報や知識でなく、舌と胃袋で納得してしまう、そういうのが本来の醍醐味ではないかと思います。食べるという行為の。改めてそんなことを考えたのは、先日マンナを訪れたから。由比ヶ浜通りから少し奥まった住宅街にあるイタリア料理の店です。久しぶりだったのですが、注文したものがすべておいしかった。というより、注文したもの以外も含めてフォカッチャも水もみんなおいしく、心地よい時間だったのです。この店のおいしさには一貫性があります。調味料や調理法は食材を引き立てるためにしか存在しないのです。作り手の野心や自己顕示欲なんて一切ありません。ましてや、店や料理がシェフの名前をアピールするための道具では、決してない。言葉にすると当たり前のことなのですが、当たり前ではないケースをよく見かけます。この日注文したのは、トマトとモッツァレラのサラダ、グリル野菜、鴨のロースト。例えば、トマトとモッツァレラという、いたって普通のメニューが普通にとにかくおいしい。矛盾したいい方ですが、最上級の普通、といったらいいでしょうか。私はこうしてレストランや料理店についてあれこれと書いておりますが、本来は「おいしかった。以上」で済むのが粋な距離感なんですよねシェフは原優子さんという女性です。イタリア料理の褒め言葉で「男っぽい」というのをしばし耳にします。ジェンダーに関する物事や表現に意識が高まっている昨今はなおさら、大雑把にそういう形容をするのは気をつけたいですが、あえていえば、彼女の料理は、塩とオリーブオイルを思い切りよく使う男っぽさもあれば、ハーブを巧みに使う女性らしさも感じます。以前は同じく鎌倉で別の名前でレストランをされていましたが、2009年の9月に「マンナ」をオープン。開業1日目に腸閉塞を起こしてしまいます。痛みを堪えて最後のお客にエスプレッソを出した後、着の身着のまま病院に駆け込みました。入院中、原さんを助けようと仲間のシェフたちが食材を引き取りにきて驚いたそうです。こんなに質のいい食材ばかり使っているのか、と。もちろん、マンナでは、どこそこの何々でござい、なんていう風に出てくるわけではありませんけれど。野菜は主に鎌倉の農協連合販売所。毎朝行くそうです。私も時々買い出しに行くので、「農協のトマト、紀ノ国屋より高いことがありますよね」といったところ、原さん曰く「トマトって、お金をかければいくらでもおいしくできちゃうんですよ。それが家庭で必要かどうかはわかりませんけれども」とのこと。おいしいものは大好きです。こだわりにも敬意を払っています。しかし、こだわりが目的になるのは品がないということも忘れたくないと思いました。メニューは白い紙に手書きしたもののコピーです。A4サイズの紙にびっしりと並んだ膨大なメニューを見て、あれこれ目移りするのもこのお店の楽しみ方。欲張りな私は、いつも迷います。開業以来何度も訪れているのに、まだ食べたことのないメニューがある。数えてみたら、この日は全部で82種類でした。マンナは全16席、シェフは原さん一人です。満席だと、出てくるペースがどうしても遅くなりますが、待ち時間も含めてがマンナの味わいなのです。82種類のうち、デザートは21種類。『ゴッドファーザー』にも出てくるシシリアの代表的なデザート・カンノーリから小豆のパウンドケーキまで、多彩です。小豆のパウンドケーキがおいしくて、無理をいってワンホールお土産用に焼いてもらったこともあります。正直なところ甘いものはそんなに得意ではないのですが、マンナのデザートは甘過ぎず、素材を楽しめるので大好き。デザートでもやっぱり素材、食材の大切を実感したのでした。都内から打ち合わせにいらした編集者を連れていってこともありますし、友達や家族で伺うことも多いのですが、一人でオープンキッチンのカウンターに座ったりもします。彼女がこだわったカウンターなのかと思いきや、内装を手がけた建築家の方が、ご自分がカウンターで飲んだり食べたりしたくて作ったカウンターなんだとか。ある時は隣もたまたま一人でいらしていた他店のシェフで、その場で予約をお願いしたこともありました。場合によってはルール違反かもしれませんが、このお店の雰囲気が許してくれていると勝手に思っています。シンプルで明るくて、そこにモードなエッセンスが一滴だけ垂らされた空間も含めて、ありそうでなかなかないお店、それがマンナです。マンナ住所:神奈川県鎌倉市長谷2-4-7電話:0467-23-6336営業:12:00~14:00(LO)、18:00~20:30(LO)定休日:日曜日、第1・3・5月曜日できれば予約を著者プロフィール甘糟りり子作家。1964年横浜生まれ。3歳から鎌倉在住。都市に生きる男女と彼らを取り巻くファッションやレストラン、クルマなどの先端文化をリアルに写した小説やコラムに定評がある。近著の『産む、産まない、産めない』(講談社)は6刷に。そのほか『産まなくても、産めなくても』(講談社)など現代の女性が直面する岐路についての本も好評発売中。読書会「ヨモウカフェ」主宰。
2018年05月18日―料理人になって50余年。振り返ってみて、18歳のときに今の自分の姿は想像できたでしょうか?それは難しいですね。誰も将来の自分を想像することはできないですよね。でも振り返ってみて、毎日健康でいられることにただひたすら感謝しています。それから素晴らしい家族、仲間がいること、一緒に仕事をしてくれるパートナーがいることに心から感謝をしています。毎日メニューを考えたりすることなど、この職業は集中する必要があります。そこに対して少しフラストレーションを感じることもあるけれど、それは職業の宿命として受け止めている。50年やっても、そう思いますね。―1981年にサン=テティエンヌでレストラン【ピエール・ガニェール】をオープンした後、5年後の86年に2つ星、93年に3つ星を獲得。ご自身のキャリアの中で、どんどん評価があがってきたときにどう感じられましたか?2つ星がつく少し前に日本に初めて行ったことを覚えています。ミシュランの星の獲得については特にそれについて考えることはなく、とにかく目の前の仕事をするのみでした。評価は自分でするものではなく、他者の評価で初めて成り立つもの。自己満足でもいけない。自虐的でもいけない。そのバランスを保ちながら自信を持ち続けることが必要です。よく言われるけれど、人生というのは常に新しいスタートの連続だととらえています。毎日自分自身をこうするんだという自分への説得、あるいは、他の人を説得し続けることも必要。よりよい仕事を保つことのエネルギーが必要。その連続なのです。厨房で料理を盛り付けるピエール・ガニェールシェフ。日本の【ピエール・ガニェール】赤坂洋介シェフがサポート―とはいえ、いろんな声が入ってしまうから、バランスを保つことは難しいと思います。どうやってブレないような状態にされているのでしょうか?謙虚であること。人の話を聞くこと。集中しつづけること。流行にとらわれすぎないこと。今という時代は情報が溢れていて、毎日のように“また新たな天才が生まれた”というようなニュースに触れるわけですが、周りで起こっていることに注意を払いつつ、決してそれに振り回されることなく自分の芯となる部分は保つことが大切です。自分をよい状態にするには、ある程度のストレスも大事だと思っています。でも、ストレスがありすぎるのはダメです。また、私自身は“ナンバーワンシェフではない”ということを受け入れているつもりです。確かに名前が知られているかもしれませんが、常に批判もある。それにいちいち振り回されていては気が狂ってしまいます。批判はありつつも動じない。どこででもナンバーワンと認められるわけではない、それを認める、ということです。―ガニェールさんのお料理は前衛的でアーティスティックな料理という印象があります。一番最初にご自身のお店に立たれたときから、明確な料理のイメージはあったのでしょうか?自分の名前の店をやるときというよりもさらに前、父親の店を継いだ後、1977年に自分のために料理をしようと思ったんです。そう思ったとき、今までとは違うやり方で料理をしないといけないと感じました。さらに先を追及したい、違う組み立て方をしないといけないと思った。しばらくしてから初めて日本を訪れて日本料理を食べたときに、5-6年前から探していたのはこれだったんだ!と大きな発見がありました。料理に限らず絵画、陶芸、花・・・・・・。ほかの様々な芸術のように、料理を通して自分の感情を表現したいと気づいたのです。この日即興でガニェール氏がつくった一皿。インタビューしたのは4月末。春の生き生きとした食材がにぎやかに皿を彩る―その体験は、ガニェールさんに影響を与えた、ということでしょうか?”影響”、ではなく、”共鳴”と言うのでしょうか。多くの欧米の料理人がおかしてしまった過ちは日本の文化をコピーをすること。例えば洗練されたプレゼンテーションをまねする、というようなことは危険だと思います。私自身はそういう風に影響を受けたというつもりはありません。それより、日本の文化に触れたことによって、哲学的な親近感を感じた、ということです。―振り返ったときに日本に最初に来たときの体験は、やはりすごく印象的な出来事だったんですね。若いころは何かをつくり上げて、それが何を意味するかというのに気が付くことはできない。けれど、それをもとにだんだん人生が積み上がり、それが人のヒストリーとなっていく。この経験がその時期最も重要だったかはわからないけれど、強く記憶に残っているのは確かです。遠くに見える山、そしてビル群が東京らしい景色。【ピエール・ガニェール】の窓際は絶景を望める―日本の魅力はなんですか?少し矛盾している国だというところ。1つの側面は素晴らしく洗練されたものを持っていて、美しくて、純粋で、ピュア。建築の中にも見えますし、寿司店のカウンターの木のクォリティの良さ一つとってもそうです。洋服もそうです。しかし、その一方で猥雑な面も持っていると思います。日本の洗練された部分は年を重ねるごとにどんどん理解できるようになった。けれどゲームや漫画、という我々と異なる文化、それから男女関係などは私には不思議に映るところがある。そこが面白いです。―男女関係ですか??僕は専門家ではないので、そこは詳しくは語りませんが(笑)シックで落ち着いた店内―50年という年月を通じて、料理に対する変化というのはあったのでしょうか?ありますね。長いこと、料理は私にとって一種のセラピーのようなものでした。料理を通して精神を表しているような。料理を通して自分の人生を写しているような感覚です。ただ、現在は料理自体が私の人生そのものであることに変わりはないのですが、そこに対する恐怖感というのは減ったように感じます。また初めてロンドンに海外展開をしたときから変わったことがありました。以前はすべて自分でメニューを考えて書いたら、自分で料理をしていました。けれど今は私がメニューを考えて各国のシェフたちがさらに私の考えを翻訳して料理をつくっています。それで良くなるときもあれば、そうでないときもある。そこも変化した部分ですね。―日本では赤坂洋介シェフが翻訳をしているということですね。赤坂シェフは昔、料理の仕方がとても日本的だった。けれど彼も年齢を重ねて自分自身のスタイルというのが少しずつ出てきて、日本人的なやり方とフランス文化のうまい感じの組み合わせになってきた。前よりもずっとシンプルな料理になってきていますし、味覚もより繊細になってきている。私は本当にそう思っていなければ言いませんが、赤坂シェフは才能があると思います。赤坂シェフがつくる春の一皿―料理人に必要な才能はなんだと思いますか?勇気を持つこと。精神的に強いこと。人が好きなこと。最後のほんのわずかな部分が、生まれつきの感覚なのだと思います。―今、ご自身が興味を持っている国や食材、調理法などがありましたら教えてください。いろんなものに興味はありますが、特にこれ、というものはありません。例えば私の兄弟は他人のことを良く観察しているな、と思いますが、私自身は人のことを観察しません。それは私の欠点かもしれませんが、私は私の考えをもとに料理をつくる。確かに少しは何かの影響をうけることもありますが、人のことは人のこと。ほかからなにか情報を得る、影響を受けるということに時間を割いているつもりはありません。私は私自身の個人的な感情を料理にしている。そこに加えて、ここ数年は自分を取り囲む人に応じながら料理をつくっているという感じです。インタビューのときに、心の奥底から言葉をひとつひとつ救い上げるように答えてくれたピエール・ガニェール氏。来日時には店内のスタッフ、一人一人への気遣いも忘れない―最後にこれからチャレンジしたいことはなんですか?特にないですね。ひとつあるとすれば、毎日の暮らしのなかで素晴らしい瞬間をつくるということ。毎日を面白いものにしていくこと、だと思っています。―シェフの毎日は、すでに素晴らしいことに出会う環境にいらっしゃると思ってしまいます。でも、自分でそれは仕向けていく必要がありますよ。たとえば今この瞬間もそうですけれど、色々な出会いに対して、きちんきちんとその瞬間に向かい合うということだと思います。きちんと話を聞いてくれる人には耳を傾け、誠意をもって対応する。意識をしなければそういう面白い瞬間をつくれないと思います。
2018年05月18日蕎麦屋だからこそできる“親子丼専門店”厳選素材の旨味を生かす“だしの力”日本酒がすすむ、季節替わりの酒肴蕎麦屋だからこそできる親子丼専門店白壁に丸窓を配したシンプルな店構え。店内はカウンターのみ吹田市の閑静な住宅街・桃山台に、10年前に開店した【蕎麦屋 木田】。千葉の蕎麦屋で修業を積んだ店主・木田伸也さんが打つ、本格派の蕎麦がお値打ちで楽しめる、北摂の人気店です。節目の10年目を迎え、「これを機に、思い切って新しいことに挑戦したい」と木田さんが構えた2店目は、意外にも親子丼専門店。一見、思い切った試みに思えますが、「修業先のお店では、手打ちうどんや丼も作っていました。最近は出している店も少ないですが、だしがしっかり効いた丼ものも楽しんでもらいたい」と木田さん。当時の経験を生かした、蕎麦屋だからこその親子丼は、この2号店だけのために考案された一品です。厳選素材の旨味を生かす“だしの力”具材の下にさらに卵黄が。丼は持ち帰りもOK丼の蓋を開けると、湯気と共に立ち上る芳しい香り。産地まで赴いて吟味した「ひょうご味どり」の心地よい弾力と香ばしい肉汁に、とろりと玉子の風味が溶け合い、中に隠れた卵黄を絡めると、さらにまろやかさが増します。本店の蕎麦も一緒に楽しめる、贅沢な親子丼とせいろそばのセット何より、本枯節を中心に取った正調関東風のだしと、濃口醤油を使ったキリッと辛いかえしが醸し出す、濃密な旨味が蕎麦屋の丼の真骨頂。後を引く味わいに、つい「もう一口」とどんどん箸が進みます。「鶏肉や卵も大事ですが、この濃厚なダシが味の決め手。今になって、修業時代の経験も生きていますね」という、まさに木田さん入魂の一杯です。日本酒がすすむ、季節替わりの酒肴低温で火を通し、しっとりと仕上げた『京鴨チャーシュー』半生の火入れが絶妙な『飯蛸柔らか煮』【おやこどん きだ】は夜のみの営業とあって、蕎麦屋でも提供する定番の酒肴に加え、この店限定の季節替わりの酒肴『ちょこっとおつまみ』も用意。じっくり低温で火を通し、肉の旨味を凝縮した京鴨のチャーシューや、新鮮な磯の風味を生かした飯蛸の柔らか煮など、手の込んだ一品が揃います。日本酒も、常時4~5種をラインナップ。だしの芳香が満ちるカウンターで杯を片手に、蕎麦前ならぬ“丼前”を楽しむ、この店ならではの趣向も存分に味わいたいですね。【おやこどんきだ】電話:06-6846-2234住所:大阪府豊中市中桜塚3-10-2 豊洋ビル1Fアクセス:阪急岡町駅から歩10分営業時間:17:00~21:00(L.O.)定休日:火曜・第4月曜日
2018年05月17日広東料理を自由かつエレガントに昇華させた名店「何軒も手広くなんて僕には到底できない。毎日それぞれのテーブルをハッピーにさせるだけさ」。そう話すのは、2018年度の「アジアのベストレストラン 50」でマカオ唯一のランクイン(35位)を果たし、いまマカオで最も支持を集めると言われる広東料理【ジェード・ドラゴン】シェフのタム・クオゥク・ファン(Tam Kwok Fung)シェフ。話し始めると止まらない、タム・クオゥク・ファンシェフベスト50授賞式翌日の取材であるというのに、実に気さくで、隠し事のない、そして屈託なく笑う氏のトークを聞いていると、この人は純粋に料理が好きなんだと伝わるから不思議です。例えば、店の名物でもある伝統的な広東の製法にこだわったという焼き物。こちらが「おいしかったです」と伝えると、嬉しそうに「香りをブラッシュアップさせるため薪は様々試し、行き着いたのがライチ。肉にはタスマニア産ハニーをたっぷりかけて焼き上げるんだ」とトークが止まりません。『焼き物盛り合わせ』「前夜もアジアを代表するシェフたちを、ローカルの穴場店に連れていき大満足させたんだ」とどこまでも嬉しそうなのです。来てくれた人をハッピーにさせるだけ、奢らずに料理と向き合うそんな氏の想いこそがこの店が人気を集める所以なのかもしれません。自由奔放に食材を使い、未知なる広東料理体験を爽やかなライチの香りとともに肉をふっくらジューシーに焼き上げる焼き物ももちろんですが、広東料理の範疇に収まらない料理もまたタム・クオゥク・ファンシェフの真骨頂です。白身魚と卵白という淡白な素材を滋味深い蒸し物で提供例えば、日本の茶碗蒸しにヒントを得たという蒸し物。金華ハムなどで取る極上の上湯に白身魚と卵白、さらには20年物の紹興酒で香りを纏わせれば、豊かな香りが鼻孔をくすぐり、その後にふわりととろける食感の卵白を使った蒸し物でテクスチャーを楽しませてくれるのです。さらには北海道産の毛蟹に、神戸牛、イベリコ豚を使った焼き物など、日本をはじめヨーロッパや中国大陸など、品質重視で集める素材を、自由奔放にアレンジし彼流のプレゼンテーションで楽しませてくれるのですが、ベースには丁寧にとった上湯などを使うことで、着地点はしっかり広東料理になっているから、不思議です。Tam Kwok Fung Profile30年以上にわたり広東料理を一筋に研鑽を重ねる。中華人民共和国や香港で腕を磨き、タイ・バンコクのペニンシュラホテルでは中国料理のエグゼクティブシェフに。旬な食材をふんだんに取り入れた広東料理が特徴で、優雅で繊細な彩り・盛り付けは視覚的にも楽しませてくれるものばかり。【Jade Dragon】電話:+853 8868 2822住所:Level 2, The Shops at The Boulevard,City of Dreams,Estrada do Istmo, Cotai営業時間:11:00015:00、18:00023:0018:30~22:30休日:無休
2018年05月17日初夏の行楽気分を味わえるレシピ三品炊き込みではなく、出汁がけでいただくのが江戸の味『筍飯』浅蜊たっぷりの味噌汁をご飯にぶっかける、豪快な漁師飯『深川飯』徳川家康存命中は高嶺の花だった白魚をご飯に乗せた『白魚飯』『筍飯』(4杯分)「名飯部類」「黒白精味集」より炊き込みではなく、出汁がけでいただくのが江戸の味。■材料(4杯分)・筍…穂先から10cm程度・米…2合・水…400ml・鰹出汁…600ml・醤油…小さじ3・塩…小さじ1/2・木の芽…適量・三つ葉…1束・紅たで…適量・揉み海苔…適量■作り方1)筍の先の柔らかい部分を10015cmほどを切り取って塩茹でし、好みのサイズに切る。2)白米を通常通りに炊き、炊き上がった直後に切った筍を入れて蓋をし、しばらく蒸らす。3)これをざっくりと混ぜて深めの茶碗に盛り、木の芽、三つ葉、紅たで、揉み海苔などを乗せ、塩と醤油で味付けをした鰹出汁をかけていただく。江戸時代、三代将軍・徳川家光によって再興された目黒不動の門前には、「筍飯屋」が軒を連ねていました。ここで使われていたのは、現在の私たちが口にしているのと同じ、孟宗竹(もうそうちく)という種類です。甘くて柔らかい孟宗竹が、中国から琉球を経由して薩摩に渡来するまでは、日本では淡竹か真竹の筍が食べられていました。いち早く孟宗竹に目をつけたのは、江戸の京橋で廻船問屋を営む山路次郎兵衛という商人で、まずはこの筍を桐の箱に入れて高級感を出し、馬に乗せて販売することから始めました。孟宗竹の筍が評判になると、次郎兵衛は安永元年(1772年)、戸越村に別邸を構え、貧しい地元の農民のために、薩摩屋敷から孟宗竹の苗木を取り寄せて、栽培を推進しました。やがて目黒と荏原一帯は孟宗竹の産地となり、人々が多く集まる目黒不動では筍の市が立ち、茶飯屋と組んで筍飯を開発し、販売するようになったのです。この頃の筍飯は、炊き込みご飯ではなく、出汁がけだったと思われます。たくさんの薬味とともにいただく筍飯は、見た目も色とりどりで美しく、筍の香りや渋みがストレートに楽しめる逸品です。『深川飯』(二人前)浅蜊たっぷりの味噌汁をご飯にぶっかける、豪快な漁師飯です。■材料(二人前)・殻付き浅蜊…500g・長葱…1/2本・ご飯…2杯分(冷や飯でも可)・水…400ml・味噌…大さじ2・薬味…少々(お好みで)■作り方1)砂抜きした浅蜊を、殻をこすりあわせてよく洗う。長ねぎは1cm 幅に切っておく。2)鍋に水と浅蜊を煮立て、浅蜊の口が開いたらすぐに鍋から上げてスプーンで身を外す。3)浅蜊の煮汁に葱を入れ、火が通ったら浅蜊の身を鍋に戻して味噌を溶き入れ、ひと煮立ちさせる。4)器にごはんを盛り、3をかける。お好みで薬味や三つ葉を散らす。初夏の行楽の一つである「潮干狩り」が盛んになったのは、江戸時代のことです。「現在の4月から5月、芝浦・高輪・品川 沖・佃島沖・深川洲崎・中川の沖から、早朝より船に乗って沖に出る。卯の刻(午前6時頃)過ぎより潮が引き始めて、午の半刻(正午頃)には海底が陸地と変わる。ここに降り立って蛎蛤を拾い、砂の中にいる平目を踏み、引き残った浅汐で小魚を捕獲して宴を催した」と『東都歳時記』(1838年)に書かれています。 平目や小魚まで手に入れて、潮が満ちてくるまでその場で宴会とは、羨ましい限りです。また、海に面していた深川では浅蜊がたくさん獲れました。 深川の漁師たちが、味噌や醤油で煮た浅蜊と葱を、船の上でごはんにかけて食べた漁師飯が「深川飯」です。 当時は「ぶっかけ飯」や「浅蜊飯」と呼ばれており、「深川飯」と呼ばれるようになったのは昭和に入ってから。現在、深川名物となっている『深川めし』は、醤油ベースの煮汁ごとぶっかけるタイプと、炊き込むタイプの2種類があります。 炊き込むタイプは、『深川めし』を持ち運びできるようにと、近年考案されたものだそうです。『白魚飯』(二人分)「名飯部類」より徳川家康存命中は「御止魚(おとめうお)」。高嶺の花だった白魚をご飯に乗せて。■材料(二人分)・白魚…20匹程度・温かい御飯…2杯・海苔…2枚・鰹出汁…300ml・醤油…小さじ1・塩…少々・芽葱(小葱でも)…適量・山葵…少々(お好みで)■作り方1)白魚は水洗いして塩水に浸け、その間に蒸し器を温めておく。2)蒸し器に クッキングシート等を敷き、白魚を並べて軽く蒸し、自然に冷ます。(真っ直ぐな白魚にこだわらないのであれば、塩を入れた湯で軽く茹で、水気を切る)3)出汁に塩と醤油を入れて温め、器に盛った御飯にかける。その上に炙った海苔と2を乗せ、芽葱、山葵などを添える。成魚でも体長10cmに満たない白魚は足が速いため、夜の間に隅田川下流で漁を行い、魚河岸が開かれる早朝に合わせて出荷していました。白魚が江戸で初めて漁にかかった時、透けて見える脳髄が葵の御紋に似ていたことから、佃島の漁師が不思議に思って徳川家康に献上したところ、「三河の海で獲れる白魚が、江戸前の海でも獲れるとは吉兆なり」とたいそう喜び、好物である白魚の漁獲量を確保するため「御止魚」にしました。家康亡き後、解禁になった白魚は、公方様好みの魚としてもてはやされ、篝火に誘われて集まってくる白魚を、四手網(よつて0あみ)ですくい取る白魚漁は、江戸の風物詩になりました。 漁場に芸者を連れて小舟を出し、獲れたての白魚づくしの料理を海の上て0いたた0く、という贅沢な遊びもありました。
2018年05月14日三重の自然に囲まれた志摩観光ホテル世界のVIPが味わったシェフの料理を満喫三重を120%楽しむアクティビティにも注目三重の自然に囲まれた志摩観光ホテル志摩観光ホテルがある三重県は、まさに食材の宝庫。伊勢海老やアワビをはじめ、真鯛や松阪牛や海藻といった食材が豊富に揃います。奈良時代に成立した歴史書である日本書紀でも、三重は「美し国(うましくに)」と称されるほど、昔からグルメな県として親しまれています。観光地として有名な「伊勢神宮」では、その外宮の神様である豊受大神(とようけおおかみ)が食物の神様として祀られているほど。三重県においしい食材が揃うのも納得です。ホテルから見える景色はまさに絶景。三重の特産品の真珠を養殖をしている景色も見える魅力的な食材を育む地域にある「志摩観光ホテル」の外には広大な自然が広がります。青々とした英虞湾(あごわん)と生い茂る森。そんな絶景を眺めながらゲストラウンジでくつろいだり、約2,000坪の庭園を時を忘れてゆったりとお散歩したりと、その空間にいるだけで十分しあわせなひとときを過ごせます。「ザ クラシック」のアンバサダースイート「ザ クラシック」のゲストラウンジ。宿泊者はフリードリンクやお菓子を自由に楽しめる世界のVIPが味わったシェフの料理を満喫そして、なんと言っても欠かせないのが、昨年「料理マスターズ」ブロンズ賞を受賞した女性シェフがつくる食事。伊勢海老やアワビ、海藻や松阪牛など、三重らしい食材を使ったフランス料理が楽しめます。伊勢志摩サミットのワーキングディナーを再現したテーブル。予約すればこの席での食事も可能キッチンでピチピチと跳ね回る元気な伊勢海老身が引き締まり、プリッとした大きなアワビワーキングディナーの料理総括を担当した樋口シェフがつくる料理は、女性らしく繊細な味で、見ためは華やか。伊勢海老やアワビといったメインメニューをはじめ、パンに使用するバターにも三重の海藻「あおさ」を使うなど、些細なところまで三重の食材にこだわっています。シェフがつくるお料理の数々は、言うまでもなく絶品のひとこと。世界の首脳が舌鼓したシェフの料理を味わえるなんて、まさに贅沢……(左)志摩観光ホテル総料理長を務める樋口 宏江シェフ/(右上)プリッとしながらも柔らかい歯ごたえの『鮑ステーキ』/(右下)『伊勢海老アメリカンソース』は焼き加減が命「最近は、生産者を巡り、いい食材と出会ったら、いままで使ったことがなくても積極的に取り入れてみるようになりました。現在は、親しみやすさのあるハレの料理を目指してバラエティに富んだメニューを意識しています」と樋口シェフ。アップデートし続ける彼女の料理は、昔からのお客様にも、新規のお客様にも喜ばれるような、温故知新の工夫が凝らしてあります。『伊勢茶の香りをまとわせた黒毛和牛 カツオのコンソメとともに』だしを注ぎお茶漬け風にいただくなかでも、伊勢茶で軽くスモークした黒毛和牛が乗った焼きリゾットは、樋口シェフが考案した自信作のひとつ。黒毛和牛の肉汁が溶け込んだかつおだしがリゾットと絡み合い、奥深い味わいに。重すぎず、するりと一皿を食べられます。ポイントのひとつである、カツオのコンソメは三重を代表する老舗のかつお節屋【かつおの天ぱく】のものを使用しています。三重を120%楽しむアクティビティにも注目香りが高く、柔らかさすら感じるかつお節店主の天白さんが、かつお節の奥深い知識をわかりやすくかつ楽しく話してくれます(かつお節いぶし小屋見学は要予約・有料)試食では、削りたてのかつお節を炊き立てのご飯の上に乗せていただきます館外アクティビティでは【かつおの天ぱく】への見学も随時行っており、かつお節がつくられる工程や歴史を学びながら、削りたてのかつお節の試食もすることができます。【かつおの天ぱく】に学ぶかつお節トリビアは、聞いたらすぐに知人に話したくなるようなお話ばかり。他にも、漆で絵付けをする「漆芸体験」や、インストラクター指導のもと初心者でも参加できる「リラクゼーションヨガ」など、旅行を満喫するアクティビティも豊富にそろっています。今年の春からスタートしたプライベートクルーズは、思い出に残ること間違いなし中でも人気のアクティビティが、英虞湾(あごわん)のクルージング。60もの小さな島々が広がる解放感ある景色を楽しめます。「日本の夕焼け百選」にも選ばれたオレンジ色に染まる景色は、ロマンチックなひとときを演出してくれます。オプションの船上パーティープランでは、スパークリングワインと樋口シェフが監修するフィンガーフードを用意することも可能。記念日など大切な日にぴったりなアクティビティです。「あとは部屋でくつろぐだけ」と思うことなかれ。夜は”星空観察”を楽しんで。広大な自然の中には、都会では見られないたくさんの星が見られます。星のソムリエが語る星にまつわる神話や物語を聞いて、心も身体もリセット。三重県の広大な自然と、世界のVIPが味わった食事、そして三重ならではのアクティビティが揃う【志摩観光ホテル】は、まさに“非日常”を演出してくれるリゾートホテルです。志摩観光ホテル住所:三重県志摩市阿児町神明731電話:0599-43-1211料金:【ザ クラシック】1泊夕朝食付き2名1室ご利用時お一人様32,600円~【ザ ベイスイート】1泊夕朝食付き2名1室ご利用時お一人様 53,400円~※アクティビティの開催日、料金など詳細はホテルHP、またはホテルまでお問い合わせください。
2018年05月13日レトロ&モダンな明治時代の町家素材の旨味が主役のおばんざい味付けの極意は「素材の旨味×醤油×酒」レトロ&モダンな明治時代の町家1階はカウンター席とテーブル席、奥には京町家らしく坪庭もあるアンティークのステンドグラスがかわいい2階窓辺の席出窓のような出格子のほか、改装時に復刻した一文字瓦、新たに付けたガス灯など、京町家の魅力が満載の【松富や壽(まつとみやことぶき)】。築111年目を迎える京町家を改装したこの店では、1階の窓辺に料理が10数種スタンバイ。飴色になった出格子と煮物や炊き物、おからなどのおばんざいが、ほっこりとした気分にさせてくれます。しかし、このおばんざい、ちょっとしたしかけがあるのです。2階から見たおばんざいコーナー。時がゆったり流れる素材の旨味が主役のおばんざい動物性の出汁をつかっていないにもかかわらず、芳醇な旨味があふれ出す例えば、京都産小大豆もやしを国産生姜とごま油で和えた歯応えも抜群の『京もやし和えもん』(写真皿右上)や、富山県産大豆と小笠原の天然にがりを使用した手作りの『国産大豆のおから煮』(写真皿右上から時計回りに2番目)など、ヘルシーな料理がならびます。なかには植物性の飼料を食べて育ち、長期間無投薬で飼育された健康な但馬鶏を揚げ物にした『但馬味どりの竜田揚げ』(写真皿中央)もあり、自然食とはいえしっかりおなかが満腹になります。ほか、国産野菜の旨味をたっぷりふくんだ『おつゆふの炊いたん』もおすすめです。味付けの極意は「素材の旨味×醤油×酒」食べ始めた一口めから「旨味の効いたこの味付けは何ですか?」と思わず聞いてしまいそうになるおばんざい。その正体は素材の旨味なのだそう。普段知っている出汁たっぷりのおばんざいとは一線を画すこの味わい。秘密を聞いてみると……特栽コンニャク旨煮や京もやしの和えもんなど、煮物を中心に、和えものやおひたしが並ぶこの店の煮炊きものは、動物性の出汁を使わず、できるだけ水を少なくした蒸し調理の、無水料理に近い調理法で、素材の持ち味を高め、そこから出た旨味たっぷりの水分に、厳選した醤油や酒で味付けをするというスタイルです。昆布や魚介の出汁をつかって味付けする定番の調理ではなく、素材から出た旨味に、醤油と酒、甘味は粗糖で味付けし、それを素材の中へ再び戻すといえばよいでしょうか。味噌汁ひとつとっても麦の甘い風味が広がり、炊き物には野菜の滋味がにじみ出す、旨味のなかに透明感のある味わいなのです。さっぱりした味わいといりこの風味が濃厚な、『安芸いりこの酢煮』特にオススメしたいのは、こちらの2品。まずは、『安芸いりこの酢煮』。いりこ出汁は取らずに、薄口醤油とお酒、有機純米酢で戻しながらふっくら炊き上げたもの。広島県産の無添加いりこの旨味が凝縮しています。もはや、出汁の塊?!大根の出汁がたっぷりな『有機切干大根の炊いたん』ふたつめはこちら、『有機切干大根の炊いたん』。長崎県産の、有機無農薬、天日干しした大根を使用し、戻し汁に薄口醤油とお酒でじっくり味付けています。切干大根のおいしさがさらに増し、何度も食べたくなります。サラダコーナーの野菜は減農薬のミディートマト。JGAP(食の安全や環境保全に取り組む農場に与えられる認証)取得農園のものです。ほか、味噌汁には国産大豆、国産裸麦、自家製有機無農薬米、国産天然塩などすべてにこだわった味噌をつかっていて、ごはんは玄米をたっぷりと用意。減農薬の中玉トマトなど野菜もフレッシュ肉や卵もありますが、動物性の出汁をつかっていない野菜のおばんざいを選べば、ベジタリアン食も叶うとあってヘルシー志向の外国人観光客にも人気があります。たまにはヘルシーに自然食。レトロな空間で、滋味あふれるおばんざいをおなか一杯味わってみませんか?【松富や壽(まつとみやことぶき)】電話:075-221-6699住所:京都市中京区竹屋町通西洞院西入東竹屋町422アクセス:地下鉄「丸太町」駅から徒歩8分営業時間:11:30~14:30(L.O.13:50)、土曜・日曜・祝日は~15:30(L.O.14:30)定休日:火曜ブッフェ代金(60分制限):平日:大人1人1,080円、小学生540円、幼児360円土曜・日曜・祝日:大人1人1,490円、小学生750円、幼児500円。※土日祝は品数もアップ。
2018年05月12日東京の真ん中で農を叫ぶ若手生産者をサポートし、未来を支える「いい農業」をめざして東京の真ん中で農を叫ぶ東京・表参道駅から青山通りを渋谷方面にのんびり10分。国連大学前の敷地に毎週末、カラフルなテントを屋根にして立つ市がファーマーズマーケット@UNUです。農家さんと会話しながら買いものができる野菜直売店を中心に、スパイスマーケットやお茶のショップ、パンやマフィンを売るべーカリーから搾りたての油が買えるスタンド等がずらりと軒を並べ、グルメフードを売るキッチンカーがにぎやかに周りを囲みます。店とキッチンカーを合わせると通常の週末でも100近く、イベント時には1500160もの店が並ぶというこのマーケット、ご近所住人はもちろん遠方からの常連客も多く訪れ、外国人観光客の姿もちらほら、料理人が出勤前に立ち寄る姿も珍しくありません。大都会東京のど真ん中にありながら、採れたて野菜のエネルギーや土のにおいにつつまれた、産地とダイレクトにつながる空間は、ニューヨークやロンドンのマーケットにも通じます。青山の街にぽっかりと空いたのどかな空の下、心地よい風が吹くマーケット。売り手も買い手も楽しそう。「海外のファーマーズマーケットに似てますか?笑でもそういえば、ファーマーズマーケットって『外国のどんな大都市にだってあるのに東京にはない。おかしいよね』という弊社代表・黒崎の問題意識が事業の始まりだったんです」マーケットを企画運営するメディアサーフコミュニケーションズのスタッフ、若菜公太さんは言います。「2008年9月のことでした。最初は本当に小さなマーケットからはじまったんですよ。近くの別の場所でスタートし、ここに移ってきた当初も出店数は20ほど。お客さんも少なくて、毎日手配りでビラを撒いていたくらいです。それから10年、おかげさまで、今では多くの生産者さんたちとお客さまに来ていただけるマーケットになりました。単発のイベント感覚ではなく、やっと日常の一部ととらえていただけるようになったと思います」一日の来場者は通常の週末で15000人ほど、イベント時はさらに多くの人が訪れます。買い手にとってはおいしい食材、安心な食べ物を生産者から直接買える場所として、作り手にとっては意識の高い買い手が集まるマーケット、食べ手の声を聞ける場所として、確かな地歩を築いてきました。バナナピーマン、レッドオーレ、フェアリーテール、プッチーニ...一般的な種類はもちろん、珍しい野菜を買えるのもファーマーズマーケットのお楽しみ。若手生産者をサポートし、未来を支えるマーケットへの出店希望は全国から引きも切らず、野菜の収穫期ともなると出店枠は争奪戦になるのだそう。新規の出店希望に対しては生産方針や未来を切りひらく意思などを聞き、主催者と参加者として共感できるかどうかをお互いじっくり確認してから、その時に枠が空いていれば参加してもらう方針、と同スタッフの竹田潤平さんは説明します。「農家さんに関しては有機や自然農法の生産者だけ、などと特に線引きはしていないんですよ。でも、必然的に多くはなりますね。そしてなかでも、今は特に若手生産者に重点的に入っていただいています。彼らの多くはまだスタートアップの段階で販路が少ない。情報も足りない。農家として経営が軌道に乗るまでは本当に大変で、『思い』はあるのに仕事として続かないことも多い。だからなるだけ彼らを支え、育てていきたいんです」左/緑色の生胡椒を発見。右の容器に入っているのは熟成させたもの。右/さまざまなスパイスやナッツを揃えるスパイススタンド。量り売りで買えるのもうれしい。ファーマーズマーケットで生産物がある程度売れるようになれば生活が安定し、農家としての次の一歩を考えられる余裕が生まれるでしょう。料理人に紹介して味を気に入ってもらえれば、定期的に取引が発生する可能性もあります。現在はニューカマーの若手生産者の店を一区画にまとめ、マーケットの開催中もスタッフがアドバイスしやすい位置に配置しているそうです。さらに昨年には、マーケットで残念ながら売れ残ってしまった野菜をまとめ、近隣の契約レストランに配送・販売する”re-think delivery”(リシンク・デリバリー)というプログラムも始まりました。多角的に農家をサポートするシステムを、着実にととのえていることが伝わります。左から、メディアサーフコミュニケーションズの田中佑資さん、若菜公太さん、竹田潤平さん拝原宏高さん、酒井かえでさん、田中亘さん「いい農業」をめざしてこれまで10年間にわたり、東京の消費者の食と農への向き合い方を見つめてきたファーマーズマーケット@UNU。この先の未来に目指すべき「いい農業」はと問うと、竹田さんは次の3つの「基本」を挙げてくれました。①安心できる野菜や果物をつくること②農家として、きちんと生活できる経済性を担保すること③水質汚染回避や生態系維持など、地球環境や社会問題を考えて取り組むこと基本と言ってもじつのところ、これら全部を考えられている農家さんはまだまだ少ないそうです。より真面目に農業に取り組むほど、忙しさもあってなかなか考える余裕がない。だからこそ、マーケットとしてサポートできるところはしていきたいと言います。グルメフードを売るキッチンカーもたくさん。青空の下で食べる窯焼きピザ&クラフトビールは最高。「ファーマーズマーケットは作り手、つまり農家にとっては販路の拡大場所であり学びの場です。そして使い手、つまり都市のお客さまにとっては『いい農業』『いい農産物』に対して興味を持つ入口。農業の未来のためには都市と農、両方の裾野を広げることが重要で、ファーマーズマーケット@UNUはそのためのプラットフォームになっていきたいですね」都市は農を求め、農は都市を求めている。農業の未来は明るく、可能性を秘めている。(メディアサーフコミュニケーションズのHPより)お知らせ農業の未来と農的生活の可能性を追求するためメディアサーフコミュニケーションズが石川県に運営する、古民家を改装したファームハウス「TAKIGAHARA FARM」。カフェに加えて宿泊施設もオープンしました!
2018年05月11日日本人観光客からも絶大な人気を誇る韓国のワタリガニ料理韓国ではカニというとワタリガニの需要が非常に高い西海岸沿いの漁港が主産地で、醤油漬けと鍋料理が定番メスが卵を抱える春から初夏にかけてがいちばんの旬韓国の西海岸でワタリガニワタリガニを醤油漬けにした『カンジャンケジャン』ワタリガニを生のまま醤油漬けにした料理を、韓国では『カンジャンケジャン』と呼びます。この料理を食べるときに上品であってはなりません。多くの店では甲羅をはがして、身はぶつ切りで出てきますので、まずは足の部分を手に持って、つけ根のあたりにガブッとかじりつくのが正しい作法です。噛むというより、歯を使って身を押し出す感じ。口の中へと流れ込んだ身は、それはもう身悶えするほどに甘くってトロトロで。韓国料理の中でも熱狂的なファンの多い料理です。鮮度のよい内子は甲羅の中でオレンジ色が映える専門店では必ず春にとれたメスのワタリガニのみを使用します。この時期のメスは内子(未成熟卵)を抱えており、この濃厚なコクと甘味を味わってこその料理です。甲羅の中はスプーンですくって食べますが、スミからスミまでこそげるようにして食べるのがコツ。カニミソと絡めながら余すことなく味わってください。途中からはごはんを入れて混ぜて食べるのも定番。両者の愛称は抜群で、韓国では『カンジャンケジャン』のことを、「パプトドゥク(ごはん泥棒)」とも呼ぶぐらいです。地元での評価も抜群に高い群山の【ユソンガーデン】『カンジャンケジャン』の専門店は全国各地にありますが、より大きな感動を求めるなら、主産地である西海岸沿いの港町に繰り出すことをおすすめします。鮮度はもちろん、サイズが大きく、内子のたっぷり入ったワタリガニに出合えます。中でもおすすめしたいのが全羅北道(チョルラブクト)の群山(クンサン)という町にある【ユソンガーデン】。ワタリガニの品質はもちろん、竹塩(竹筒に詰めて焼成を繰り返した特別な塩)、各種野菜、韓方材を加えた漬け込み用の薬味醤油が格別です。ワタリガニの専門店にパリッと焼いた海苔は欠かせない『カンジャンケジャン』(2人前W5万2,000、W100は約10円)を注文すると一緒に出てくるのがこちらの海苔。群山は海苔の養殖も盛んな地域であり、これで釜炊きのごはんを包んで食べるだけでも幸せですが、先ほどのパプトドゥク。甲羅の中でカニミソや内子と混ぜたごはんを海苔で包めば、これほど至福という表現が似合う味もそうありません。ワタリガニを鍋料理で味わう『コッケタン』も必食の品人数に余裕があるなら、鍋仕立てにした『コッケタン』(2人前W5万4000)も一緒にシェアしてみてください。使用するワタリガニは『カンジャンケジャン』と同じく内子を持ったメス。テンジャンと呼ばれる韓国味噌をベースに、ニンニク、ショウガ、粉唐辛子などを加えてピリ辛に仕立てます。ワタリガニ以外のダシは一切使わず、シンプルに水から煮込むのが肝要とか。それでもうっとりするほどのうま味、甘味を楽しめます。江華島の外浦里にはワタリガニ料理の専門店が集まるそしてもうひとつ。韓国の西海岸でワタリガニを食べるなら、仁川(インチョン)の江華島(カンファド)という島もたいへん有名です。この江華島沖こそがワタリガニの名漁場であり、ここから西海岸の各港へと水揚げされます。島の外浦里(ウェポリ)という地域にはワタリガニの専門店が集まっていて、鮮度抜群の『カンジャンケジャン』や『コッケタン』を味わえます。ワタリガニの鍋料理を看板料理とする【忠南瑞山チプ】外浦里の中でも古株として知られるのが、こちらの【忠南瑞山チプ】(チュンナムソサンチプ)。店名の由来となった忠清南道(チュンチョンナムド)の瑞山(ソサン)という地域もまた、西海岸沿いにあってワタリガニで有名な港町です。地元名産の高麗人参を加えた『カンジャンケジャン』この店の『カンジャンケジャン』(1人前W2万5,000)は、薬味醤油に高麗人参やナツメといった韓方材を加えているのが特徴。江華島は高麗人参の名産地であり、島の玄関口である市外バスターミナル近くには、「高麗人参センター」という専門の卸売市場もあります。韓方材の使用は薬効への期待もあるのでしょうが、むしろ薬味醤油に加わる独特の風味が面白い部分。ほんのりとした大地の香りが、ワタリガニの甘味とマッチします。カボチャを加えて味噌仕立てにした『コッケタン』鍋料理の『コッケタン』(小2人前W5万~)は、店名に掲げた瑞山式の調理法で作ります。ワタリガニと一緒にカボチャを入れるのが特徴で、味噌仕立てのスープにカボチャの甘味を加わることで、なんとも深みのある味に仕上げています。江華島では5月にとれたメスのワタリガニを最上とするもちろんこちらも内子を持ったメスを使用。熱を加えることでホクホクとした食感へと変わり、トロトロとはまた異なる濃厚さを楽しむことができます。お店の方曰く「いちばん卵がみっちり詰まっているのは5月」とのこと。シーズンとしては4~6月までがとれる時期ではありますが、そのド真ん中を目指してくるのがもっともおすすめとのことでした。春から初夏にかけての韓国を訪れる際は、ぜひ思い出してください。【ユソンガーデン( 1 )】電話:+82-63-453-6670住所:全羅北道群山市聖山面チョルセ路6-1住所:| p 1t ̠ȸ\ 6-1【忠南瑞山チプ(ͩ)】電話:+82-32-933-8403住所:仁川市江華郡内可面中央路1200住所:x̜ Tp t Y\ 1200
2018年05月10日ワンフロアで道内各地のスイーツを楽しめる!酪農王国・北海道の牛乳を使用したソフトクリームを食べ比べ冷えた身体を癒す、あったかメニューもオススメですビッセ限定のお土産も要チェック!ワンフロアで道内各地のスイーツを楽しめる!店内からは大通公園が眺められ、暖かくなるとテラス席も登場します大通公園と札幌駅前通りの交差点にひときわ目立つ、ガラス張りのビルがあります。その地下2階~地上4階が、「大通ビッセ」というグルメやショッピングが楽しめる商業施設になっており、その1階にあるのが北海道内で人気の6店舗のスイーツ&ベーカリーショップが入るフロア【ビッセスイーツ】です。ここは地元民もよく利用するスポットで、モーニングからランチ、カフェタイムからディナーまで、時間帯に合わせて幅広く利用ができます。広いカフェスペースを備える【KINOTOYA CAFE】では、「ビッセきのとやフェスタ」という、スイーツのほか、ドリンクや食事系メニューも楽しめるビュッフェ(予約制)も毎日開催しており、日々賑わいをみせています。スイーツ好きな札幌市民なら一度は訪れたことのある場所と言っても、過言ではないほどです。酪農王国・北海道の牛乳を使用したソフトクリームを食べ比べ手前の大きなソフトクリームは【KINOTOYA】の『極上牛乳ソフト』388円(税込)。とにかくボリューミー、そして濃厚!食べ応えNo.1です「だて牛乳」を使用した【Bocca】のソフトクリーム。ミニサイズ(250円・税込)といっても、ワッフルコーンの底までたっぷり入っています。ビッセスイーツに入っている4店舗がソフトクリーム、1店舗はジェラートを販売しているのですが、どれも見事に味わいが違います。どの店舗も北海道産の牛乳を使用しているのですが、まず牧場・地域によって牛乳の味が全く違うのです。その美味しい牛乳を使用し、各店舗のこだわりで仕上げたソフトクリームを、ぜひとも食べ比べしてほしいのです!それぞれの味わいに酔いしれて、大通にいながらも北海道グルメツアーをしているかのような気分になることは間違いなし!これほどの種類のソフトクリームを食べ比べが出来るのは、他にはあまりないはずです。ちなみに【町村農場】と【Bocca】にはミニサイズもあるので、食べ比べをしたい人はもちろん、「少しだけ食べたい」という方にもピッタリです。どのお店も絶品ですが、食べ比べにオススメのソフトクリームを3店舗ご紹介いたします。【町村農場】人気のドーナッツをソフトクリームと合わせて『チョコレートドーナツ』190円(税別)に、+190円(税別)でソフトクリームをトッピング農場産の素材をたっぷり使用したスイーツが人気の江別【町村農場】。こちらでいただけるのは、町村農場のさわやかな牛乳そのものの味わいを楽しめるソフトクリームです。定番のミルクのほかに、抹茶やイチゴなど月替わりのフレーバーもあります。ソフトクリーム単体でも美味しいですが、ここのお店ならではの食べ方も。農場産のミルクと小麦をたっぷり使用した【町村農場】自慢のふわもちのドーナッツ。こちらに+190円(税別)でソフトクリームのトッピングができるのです!ドーナツに乗せて一緒に食べることで、ソフトクリームの風味をより楽しむことができます。【函館洋菓子 スナッフルス】すっきりフレッシュなソフトクリームは食後の〆に最適今回紹介したソフトクリームの中でもっともすっきりとした味わい。『ソフトクリーム』324円(税込)チーズオムレットで有名な【函館洋菓子 スナッフルス】。こちらは北海道の七飯町・大沼国定公園山川牧場の生乳を使用したさっぱりとした風味のソフトクリーム。新鮮な牛乳のおいしさはそのままで、食べた瞬間からひんやりスッキリとした味わいです。これから迎える暑い夏にピッタリです。【Paume(ポーム)】ブーランジェリーでジェラート専門店の味を堪能『フレッシュミルク』のジェラート シングル380円/ダブル、トリプル450円(ともに税込)。このほかにも季節に応じて様々なフレーバーが並びます「やさしいパンを、手のひらに」がコンセプト、札幌で展開するブーランジェリー【Paume(ポーム)】。こちらには札幌のジェラート専門店【円山ジェラート】のメニューを取り揃えています。ソフトクリームとの食べ比べをより楽しむなら、看板商品である美瑛町の牛乳を使用した『フレッシュミルク』のジェラートを。肥沃な大地でストレスなく育った牛の、まさにフレッシュな牛乳のそのものの美味しさを楽しめるのでぜひ!このように、様々な味わいのソフトクリームを味わうことができます。個人的な感想ですが、濃厚度合いは【KINOTOYA】>【Bocca】>【町村農場】>【スナッフルス】の順番。夏にはさっぱり目、冬には濃厚なソフトクリームがオススメです。食事メニューも充実!お得なスープセットもソフトクリームやケーキなど、スイーツメニューが充実しているのはお分かりになっていただけたかと思いますが、【ビッセ】にはお腹をしっかりと満たしてくれる、そして北海道を味わうことができる食事メニューを提供しているお店もあります。【Paume】のパンは地元のパン好きにも大人気ジェラートでもご紹介した【Paume(ポーム)】は、北海道産の小麦やバター、卵&天然酵母を使用してつくるブーランジェリー。こちらでは300円以上のサンドイッチを購入すると、スープが無料で付いてくるのです!このスープが身体の中からじんわりと温めてくれます。サービスとは思えないほどの食べ応えで、胃袋も満足できるはず。【Bocca】の季節のスープはバゲット付で350円。人気の燻煙黄金豚ソーセージ350円とセットだと100円引きに(すべて税込)【Paume】のサンドイッチは300円(税込)から。イートインの場合はスープが無料になるのが嬉しいさらにそのお隣にある【Bocca】のスープもオススメ。3階にある姉妹店の人気ステーキ店【43゜STAKE HOUSE】で仕込んでいるので、味はお墨付き。自社牧場の黄金豚の肉を使用した自慢のソーセージとともに楽しめます。(ソーセージと一緒に飲みたいビールも、もちろんあります!)ビッセ限定のお土産も要チェック!「全道各地の美味しいスイーツを、お土産にしたい!」GWはそんな方も多いはず。もちろん、各店舗テイクアウト商品やお土産用スイーツが用意されています。1906年に札幌で創業した【月寒あんぱん】では、ビッセスイーツ限定の『出来立て玉ドーナツ』を販売中。また【Bocca】では杏仁豆腐好きが選んだ杏仁で昨年全国一位を獲得した『杏仁豆腐』も。この他にも江別・町村農場の作りたて、天然酵母のドーナツや、函館【函館洋菓子 スナッフルス】の『チーズオムレット』なども人気です。また各店とも、地方発送にも対応してます。広大な北海道の土地で生まれた美味しい牛乳で作るソフトクリームやスイーツを、アクセス抜群の札幌中心部で気軽に味わうことが出来るスポット。立ち寄らない理由はないと言っても過言ではありません!ぜひ、大通ビッセに遊びに来てはいかがでしょうか?<耳より情報>1階店舗の座席が満席の際は、2階にある【TOKUMITSU COFFEE Cafe & Beans】も大通公園を眼下に眺められるのでオススメです。また、【函館洋菓子 スナッフルス】のケーキを持ち込むと、コーヒーが50円引きで購入することができます。大通ビッセ住所:北海道札幌市中央区大通西3丁目7北洋大通センターアクセス:地下鉄「大通」駅直結・地下歩行空間直結※ビッセスイーツの営業時間は10:00~20:00※KINOTOYA CAFEのみ、8:00~21:00
2018年04月30日【Buvette】朝昼夜と表情を変える“ガストロテック”【Värmen】兄弟が生み出す日本ワインとシーフードの店【一角】オシャレだけど肩肘張らない“昭和の居酒屋”【Buvette】(1F)日本初上陸! NYで人気のガストロテックが、パリに続き日比谷に出店朝、昼、夜で違う顔を持つ店内。訪れる人々の雰囲気も、カウンターに並ぶ料理も、時間帯によって変わっていきますNYで女性オーナーシェフが営む人気の“ガストロテック”【Buvette(ブヴェット)】。パリに続く世界3号店として、東京ミッドタウン日比谷にオープンしました。”ガストロテック”とは、1日を通して飲んだり食べたりできる日常使いの食の空間を表す【Buvette】による造語。朝早くから夜遅くまで営業しているので、出勤前の朝食やランチ、仕事終わりの1杯など、あなたの好きなスタイルで楽しめます。一人で訪れるならぜひカウンターへ。目の前で次々と料理が仕上げられていく様子を眺めながら、のんびりと過ごすことができます仕事終わりや休日のランチ会など、友人と食事をするならテラス席がオススメ。外の風を感じながら、優雅な時間を過ごせますオススメのランチメニュー左から時計回りに、『アスパラガス』1,200円、『ニース風サラダ』1,600円、『クロックマダム』1,800円(すべて税抜)オススメのディナーメニュー左から時計回りに『キャロットラペ』1,200円、『コック オ ヴァン(鶏の赤ワイン煮)』1,800円、『チキンレバームース』1,000円(すべて税抜)朝は店で焼かれるパンや焼き菓子、色とりどりのジュースなどが並び、昼や夜はベーシックなフランス料理を【Buvette】流にアレンジした料理が揃います。小皿にこんもりと盛られた印象的なビジュアルの料理は、どれもシンプルに素材を生かした優しい味わいで、ワインにもぴったり。朝、昼、夜、それぞれに、気軽で楽しい食事の時間を演出してくれます。【Buvette(ブヴェット)】電話:03-6273-3193住所:東京都千代田区有楽町1-1-2 東京ミッドタウン日比谷1F営業時間:[平日] 8:00~23:30(L.O.22:30)[土日祝]9:00~23:30(L.O.22:30)定休日:東京ミッドタウン日比谷に準じる【Värmen】(2F)弟が手掛けるワインと兄のシーフード料理を、スタンディングやレストランで堪能キッチンの目の前にあるシェフズカウンターはデートに最適。奥のレストランスペースは大人の女子会にもオススメです新潟「カーブドッチワイナリー」のワインが揃う【Värmen(バーマン)】。このお店の料理をプロデュースするのが、「カーブドッチワイナリー」の醸造家 掛川史人さんの兄であり、代官山【アタ】のオーナーシェフである掛川哲司さん。「兄弟だからか、私の料理は自然と弟のワインに合うんですよね」という哲司さんの言葉通り、ここでは最高のペアリングが体感できます。スタンディングスペースではタパスやピンチョスをキャッシュオンで。ID決済も可能です。テラス席もあり、昼下がりのお酒やアペロにもグラスワインとともに手軽に楽しめるタパスもこだわりのラインナップ。スペインの人気店のレシピで焼いたチーズケーキも絶品オススメのディナーメニュー『アオイリ 全部のせ』 2,400円(税抜)。たっぷりの魚介とフレッシュ野菜を、ふわふわクリーミーな自家製アイオリソースをつけて堪能『イワシのコンフィとトレビス』1,700円(税抜)。イワシをくずしてトマトと合わせ、ソース感覚でトレビス(レッドレタス)を味わって弟の掛川史人さんが醸造を担当する新潟「カーブドッチワイナリー」のワイン。運が良ければレアものに出会えることも【Värmen】の料理は魚介類がメイン。「カーブドッチワイナリー」のワインと相性の良い、スペインや南仏を意識したメニューが揃っています。スタンディングスペースではキャッシュオンデリバリーのタパスやピンチョス、シェフズカウンターやレストランスペースではダイナミックなアラカルトメニューを提供。ゆったりと食事を楽しむのもよし、気軽に立ち寄って軽く飲むのもよし、シーンに合わせて選べる嬉しいお店です。【Värmen(バーマン)】電話:03-6205-7723住所:東京都千代田区有楽町1-1-2 東京ミッドタウン日比谷2F営業時間:11:00023:00定休日:東京ミッドタウン日比谷に準じる【一角】(3F)最先端スポットに出現した、オシャレでどこか懐かしい“昭和の居酒屋”人気レストランのオーナーがプロデュースする“昭和の居酒屋”。店内のあちこちや料理にオシャレなポイントが隠れていますワイワイと女子会を楽しみたいなら、海外の屋台のようなテーブル席をチョイスして。敷地内に出現するポップアップショップも要チェックカウンターには紙に書かれたメニューがずらりと並び、思わず気分も上がります。ふらりと立ち寄って軽く1杯飲むのにも最適東京ミッドタウン日比谷 3Fに誕生した「HIBIYA CENTRAL MARKET」は、書店や理容院などが集まった、まるで小さな街のような複合型店舗。その中にお店を構えるのが、開放的でどこかオシャレな、居心地抜群の“昭和の居酒屋” 【一角(いっかく)】です。ひとつ上の4Fにある「TOHOシネマズ」で映画を観る前にちょいと1杯、なんて使い方もオススメ。オススメメニュー名物『鶏のから揚げ』700円。カリカリ、ジュワ!の大きなから揚げ。17時019時限定の『ハイカラセット』(から揚げ1個+ハイボール)100円(ともに税抜)もくるみ蕎麦 820円(税抜)。ほんのり香ばしいくるみダレで頂く蕎麦。締めに軽く食べられるよう、麺の細さや長さにもこだわった一品左から『バルサミコハイボール』650円、『いちごの漬け込みハイボール』(春限定)650円、『ホッピー』600円(すべて税抜)「肩の力を抜いて、ワイワイガヤガヤ楽しいでほしい」。そんな思いが込められた【一角】のイチオシは、から揚げとハイボール。そのほかハムカツやポテトサラダなどおなじみの居酒屋メニューに揚げパンや蕎麦など、幅広い料理が揃っています。ハイボールやサワー、焼酎などお酒の種類も多く、友達と色々飲み比べてみるのも楽しいかも。【一角】電話:03-6205-8996住所:東京都千代田区有楽町1-1-2 東京ミッドタウン日比谷3F HIBIYA CENTRAL MARKET内営業時間:11:00023:00定休日:東京ミッドタウン日比谷に準じる以上、東京ミッドタウン日比谷の中でも時間やスタイルを選ばず自由に楽しめる3つのレストランをご紹介しました。きっとあなたのお気に入りになるお店が見つかるはず。このGWはぜひ、お友達や恋人と東京ミッドタウン日比谷へ足を運んでみて!東京ミッドタウン日比谷電話:03-5157-1251住所:東京都千代田区有楽町1-1-2アクセス:東京メトロ千代田線・日比谷線 ・都営地下鉄三田線 日比谷駅直結東京メトロ有楽町線 有楽町駅 徒歩4分東京メトロ丸ノ内線・日比谷線・銀座線 銀座駅 徒歩5分JR山手線・京浜東北線 有楽町駅 徒歩5分営業時間:ショップ 11:00021:00レストラン 11:00023:00※一部、店舗により異なる定休日:1月1日 ※一部、店舗により異なる
2018年04月28日パリから上陸。日本の繊細な“心遣い”を発信する注目のカウンターフレンチ皇居の緑が気持ちいい空間で味わう、スタイリッシュで刺激的なイタリアン日比谷で映画や観劇を楽しんだ後の愉しみに、日本が誇るバーのカクテルを【Restaurant TOYO Tokyo】(レストラン トヨ トーキョー)パリから日本へ、日本の繊細な“心遣い”を発信する注目のカウンターフレンチパリで人気の日本人シェフの店『TOYO』が日本に初出店。『TOYO』とは店主中山豊光シェフのファーストネーム。中山シェフは、今はなき神戸の伝説的名店『ジャン・ムーラン』で修行後、1994年に渡仏。本場でフランス料理を作りながら、日本人としての感性をフランス料理に生かすことを考えるようになったという。その後パリのセレブリティが集う日本料理店で食材の扱い、器など日本人ならではのおいしさの活かし方、もてなしの心遣いを学び、日本料理の奥深さを会得した。当時働いていた『伊勢』の常連客だった世界的デザイナー・高田賢三氏から専属料理人のオファーを受けて、賢三氏の邸宅で7年働くことになる。その後、2009年に独立。目の前で料理し、客の表情、会話を通して好み、食べるスピードなどにも心を配ることができるカウンターフレンチ、『Restaurant TOYO』を開いたのだ。パリで日本人としての感性も磨き、西洋と東洋の融合と調和を体現する中山シェフ。その世界を日本でも体験できるのがこちらの店。まさに満を持しての凱旋で注目を集めている。入り口正面には、賢三氏が描いた中山豊光シェフの絵がかかる「日本は新鮮で質の高い魚介が入手できるので、パリとはまた違う、日本ならではの料理も創り出すことができる」と話す大森シェフ。前菜に使うのは活〆の魚のみ。同じく東京ミッドタウン日比谷に2号店を構えた『鮨なんば』の大将と親交を深め、魚の見極めや扱いなどさらに勉強中という。「料理がおいしいということはは当たり前。その先の楽しさ、感動を味わっていただくために目の前のお客様一人ひとりに心を配り『また来たい』と思っていただける店にしたい」と奢らない謙虚な語り口も印象的だ。日本人として『侘び・寂』の精神を茶道を通して学んでいるという大森雄哉シェフ。細やかな心配りが素材にもゲストにも行き渡る東京店を任されるているのは大森雄哉シェフ。ハウステンボスの名匠・上柿元勝氏の元で料理人としてのスタートを切った人物だ。伝統のフレンチをベースに、食材ありきでその香りや旨みに焦点を当てるミニマリズムで、中山シェフと通じる感性の持ち主。2010年からパリで中山シェフの元で腕を磨いてきた。前菜の1皿目は、活〆にした旬の魚。この日はマナガツオとヒラメ。塩、粒マスタード、太白ごま油が添えられている。合わせたワインは、「イスラエル、エラ・ヴァン・ヴィンヤード」の『エル ホワイト』。ソーヴィニヨンブランとマスカット種を使い、すっきり感と豊かさをきれいに調和させたモダンな作り大森シェフの料理の味わい、楽しみを広げてくれるのがソムリエの成澤亨太氏。「パリの『TOYO』はブルゴーニュワインが中心だが、日本では、グラスで提供するペアリングでは今の東京のモード感も表現したい。イスラエル、国産など多くのワインや日本酒も提供するなど、世界を視野にしたセレクトでペアリングの精度も高めています」と話す。パリで生まれた西洋と東洋の食文化の融合に、東京の感性が加わり、世界へ発信する『Restaurant TOYO Tokyo』。国境を超えた、まさにレストランの最先端のスタイルを体験することができる。ランチのメインで供されるカレーは、中山シェフのスペシャリテの一つ(セレクトメニューの1品)。甲殻類や魚介で出汁をとるブイヤベースを使ってカレー仕立てにし、旬の野菜、魚のフライをトッピング【Restaurant TOYO Tokyo】(レストラン トヨ トウキョウ)住所:東京都千代田区有楽町1-1-2東京ミッドタウン日比谷3F電話:03-6273-3340営業時間:ランチ11:30013:30L.O./ディナー17:30021:30L.O定休日:無休ランチコース¥5,0000(税別)/ディナーコース¥15,0000(税・サービス料別)【SALONE TOKYO】(サローネ トウキョウ)皇居の緑が気持ちいい空間で味わう、スタイリッシュで刺激的なイタリアン「タレッジョチーズのカペレッティ 牛頬肉の煮込み添え」。タレッジョチーズを詰めたカペレッティにルバーブとイチゴのジャムをかけた牛頬肉の煮込みが添えられ、口の中で塩味、旨味、甘味のルーティンを楽しむことができる。※メニューは2ヶ月に1回変わる2007年に横浜にオープンした『SALONE 2007』を筆頭に、ラグジュアリーなカウンターイタリアン『IL TEATRINO DA SALONE』(イル テアトリーノ ダ サローネ)』、シチリア料理に特化した『L’ottocento(ロットチェント)』など他にはない個性ある店舗を展開しているサローネグループ。イタリアの郷土料理を再構築し、独自の解釈で時代のおいしさを表現する料理や温かなサービス、自然派ワインとのペアリングなど群を抜くアイデア、センスで、業界でも一目置かれる存在になっている。その最新店としてオープンしたのがここ、『SALONE TOKYO』だ。東京ミッドタウン日比谷のレストラン街の中でも、最もロケーションの良い皇居側のコーナーに位置し、ホテルのダイニングのような高級感あるインテリア。ゴールドを基調にしたテーブルセッティングも美しい。昼と夜の表情の違いも楽しみなところビル内でも最も好立地を占有し、皇居の緑の借景も美しいクラシカルで優美なインテリア。大切な人と心に残る食事をという記念日レストランにもふさわしい特別な雰囲気を感じさせてくれる。とはいえ、緊張感を強いることのないやわらかなサービス、そして鮮やかなピンクとホワイトの封筒に入れたメニューをテーブルセッティングに加えた遊び心もサローネグループならではだ。駿河湾産赤海老のタルタルとフォアグラのテリーヌ」。白バルサミコの生クリーム、レモンの皮のコンフィチュール、へーゼルナッツとメインの食材との点と点の相性、全体の調和に感心させられる料理は、サローネグループの中でも経験値の高い2人、永島義国氏と高見博史氏によるダブルシェフ体制。「これまでのサローネは、少量多皿構成、しかも食感、味覚などの要素が多いイメージでしたが、ここでは、皿数をやや減らし、新たな時代感や可能性を追求していきたい」と両氏。複雑すぎないけれど、口の中で広がる豊かな味わいは、食材の組み合わせや調理法など細部に渡って熟慮されているからこそ。また、デザートは永島シェフ自らがワゴンでできたてティラミスを提供するという今までにないサービスも画期的だ。「ティラミスのおいしさの肝はマスカルポーネクリームにあり」と話す永島義国シェフ。できたてのおいしさを味わってもらうためにと、ゲストの目の前、ワゴンによるサービスで提供ポレンタの粉で焼いたビスコッティ、キャラメルジェラート、松の実、レーズンの上に、目の前で練り上げた滑らかなクリームをたっぷりのせ、白いエスプレッソパウダーをトッピングする“白いティラミス”厳選の自然派ワインを一皿ごとに合わせるペアリングサービスでも評価の高いサローネグループ。横浜、青山、大阪の支配人を歴任し、現在はグループ統括マネージャーとして活躍する西嶋大明氏も「さらに一歩進んだサービスも展開していきたい」と意欲的。「同じ銘柄、ヴィンテージでもタイミングやペアリングで違う味わいを体験できます。その一期一会を提供できるよう務めたい」と、例えば、抜栓してからの味わいの変化も楽しめるよう、予約の段階でワインの相談も受けるという。イタリアを代表する自然派ワインの名品を中心に、幅広い客層に対応できる品揃え。グラスワインも15種以上を用意している。「ワインリストから選ぶよりも、予約の電話の時でも、当日でも会話の中でお好みを探し当てていきます」と支配人の西嶋氏。料理もワインもサービスも時代に先駆けた展開を見せてくれてきたサローネグループ。その旗艦店として、洗練のスタイルを世界へ発信しようとする気概に溢れる新たな試みが楽しみだ。【SALONE TOYO】(サローネ トウキョウ)住所:東京都千代田区有楽町1-1-2東京ミッドタウン日比谷3F電話:03-6257-3017営業時間:ランチ12:000L.O.13:00/ディナー18:000L.O.20:00定休日:日曜、第1・3月曜ランチコース4皿¥6,000、5皿¥7,500/ディナーコース7皿¥15,0000(すべて税・サービス料別)【STAR BAR 日比谷】(スタア・バー ヒビヤ)日比谷で映画や観劇を楽しんだ後の愉しみに、日本が誇るバーのカクテルを12メートルのカウンターがダイナミック。いまどき珍しいクラシカルな雰囲気に息を飲む『STAR BAR』といえば、バーがひしめく銀座の中でも名店中の名店。オーナーの岸久氏は、厚生労働省から2008年にバーテンダーとして初めて現代の名工と認められた超絶技巧の持ち主。イギリスの権威ある飲料専門誌『Drinks International』のWorld Best Bar50 にランクインをするなど、世界的にも注目されている。その旗艦店としてオープンしたのが、ここ。12メートルの1枚板のカウンターと壁一面のバックバーが圧巻。歴史ある日比谷のノスタリジックなイメージを託したクラシカル、かつオーセンティックな世界が広がっている。観劇と映画館の街、日比谷にあり、首都圏最大級の映画館を併設するこのビルにその余韻に浸ることができる上質のバーがあるのは嬉しい限り。もちろん、レストラン街で食事を楽しんだ後に立ち寄れば、完璧な1日の締め括りとなるのは間違いない。日比谷を任されているベテランバーテンダー・山口久仁彦氏。岸氏と同世代、30年来の仲というバックバーには希少なボトルの数々も並ぶが、カクテルの名手として知られる岸氏の店だけに、ここならではの1杯を楽しみたいもの。まず、おすすめは、オープンするにあたって考案された新作にして、日比谷限定の『パークライフ』。日比谷公園を舞台にした吉田修一氏の芥川賞受賞作品の題名にちなんでいるだけでなく、芥川賞の朗報を受けたのが銀座の『STAR BAR』だったという逸話もあるまさに運命のカクテルだ。このほか、自家製のジンジャーシロップとウォッカを使ったモスコミュール、グラスにぴったりはまる角柱氷で最後まで炭酸の効いた喉越しを楽しめるジントニックやハイボールなど岸氏がさらなる美味を追求して生み出したシグニチャーカクテルの数々をぜひ。自家製のジンジャーシロップ、ジンジャーウォッカをソーダで割った『STAR BAR』スタイルのモスコミュール。燕三条の職人が手作りした銅製のマグップで日比谷店のオープンを記念して作られたシグニチャーカクテル、『パークライフ』。淡い緑色、爽やかな味わいはまさに日比谷公園の木々のイメージ【STAR BAR 日比谷】(スタア・バー ヒビヤ)住所:東京都千代田区有楽町1-1-2東京ミッドタウン日比谷3F電話:03-6206-1560営業時間:火曜0金曜 17:00024:30L.O./土曜・日曜・祝日16:00024:30L.O.定休日:月曜チャージ¥1,0000/カクテル¥1,5000東京ミッドタウン日比谷電話:03-5157-1251住所:東京都千代田区有楽町1-1-2アクセス:東京メトロ千代田線・日比谷線 ・都営地下鉄三田線 日比谷駅直結東京メトロ有楽町線 有楽町駅 徒歩4分東京メトロ丸ノ内線・日比谷線・銀座線 銀座駅 徒歩5分JR山手線・京浜東北線 有楽町駅 徒歩5分営業時間:ショップ 11:00021:00レストラン 11:00023:00※一部、店舗により異なる定休日:1月1日※一部、店舗により異なる
2018年04月27日大阪からは2店、東京では4店の個性派カレー店が参加昨年、大阪スパイスカレーの人気店【旧ヤム邸】が東京進出、大手メーカーが大阪スパイスカレーをレトルト化し全国販売するなど、大阪カレーはグルメ界の大きなムーブメントとして注目を集め始めています。大阪では、毎月のように音楽とカレーを融合させたイベントが開催されており、その中でも人気のイベント「wanna eat CURRY」がこの度、東京初開催となりました。主催の女子二人組オーバーオールズに加え、世界のカレーを食べ歩き、雑誌、TVなどのカレー特集でも活躍するカレー細胞氏が今回のイベントを共同主催。両者の呼びかけにより、マニアも唸る大阪・東京の個性派カレー店が六本木に集結!大阪・四ツ橋【バガワーン・カレー】大阪から出店するのは、大阪アメリカ村で土日限定営業の【バガワーン・カレー】。店主がスリランカと南アフリカを旅して学んだスパイスハーブの技法を駆使し、世界のどこにもない完全オリジナルのカレーを提供。大阪・肥後橋【はらいそSparkle】大阪スパイスカレーの個性店【はらいそSparkle】は、様々な料理の要素を取り込み、和出汁の旨味が炸裂するお酒にも合うチャンキーカリーを提供。東京には存在しない独自の味わいを堪能できます。東京・経堂【ガラムマサラ】東京から参加するのは、第一回「Japanese Curry Awards2014」受賞、東京カレーの大御所にしてカレー発明家、経堂【ガラムマサラ】。スパイスの達人であるオーナーのハサン氏が生み出す、まだ見ぬカレーを食べたい人はチェック。東京・喜多見【beet eat】「Japanese Curry Awards2017」でメインアワードを受賞した【beet eat】は、女性シェフが自ら仕留めた獣の肉を自らカレーにするという唯一無二のジビエ×インドカレー。東京・高円寺【妄想インドカレー ネグラ】インドに絶対行かず、妄想の中のインドカレーを具現化し提供する奇特なお店【妄想インドカレー ネグラ】は、音楽とカレーで妄想世界に翔ぶ、今回のイベントには欠かせない存在。東京・新宿【エピタフカレー】新宿ゴールデン街で注目を集める【エピタフカレー】は、「間借りカレー」の代表店。新宿ゴールデン街のBARのランチタイムを間借りし、プログレと南インドをテーマに営業。2018年3月大阪で行われた「wanna eat CURRY」には東京から初参戦。出演アーティストも個性派揃い!!出演アーティストは、文化人や芸能人にファンが多い国際的怪電波ユニット「ザ・ぷー」、数多くのアーティストのプロデュースや、TV、映画、舞台への楽曲提供で活動中の「RAM RIDER」(DJ SET)、音楽と料理をお届けするフリージャズ・ポップス・バンド「cooking songs」など個性派揃い。オープニングアクトとして今注目のハンドパン奏者「久保田リョウヘイ」も登場します。さらに、スパイスを閉じ込めたアクセサリー【ANOMA accessory】、世界中のカカオ農園に直接足を運び、カカオ豆から板チョコができるまでの全工程を管理するチョコレート専門店【Minimal -Bean to Bar Chocolate-】のショップ出店も。大阪と東京の超個性派カレー店が六本木で激突するこのイベント。参加ミュージシャンもかなりの曲者揃い。記念すべき、東京初上陸の大阪式カレーイベントで、未だかつてない熱気を体験しよう。「GO! CURRY! GONE! -wanna eat CURRY in Tokyo-」開催日時:2018年5月5日(土・祝) 16:00021:00会場:六本木スーパーデラックス住所:東京都港区西麻布3-1-25料金:前売 3,800円(2カレー付、1ドリンク別)、当日 4,200円(2カレー付、1ドリンク別)、追加カレーチケット1カレー 400円 / 2カレー 700円 / 3カレー 1,000円(税込)
2018年04月26日青山【フロリレージュ】浅草【HOMMAGE】白金台【TIRPSE】木場【アタゴール】麻布十番【クチーナ ヒラタ】青山/フレンチ【フロリレージュ】日本の風土を意識した新感覚の味わい青山・外苑前にある人気のフレンチレストラン。2018年「アジアのベストレストラン50」で第3位に輝いた名店です。友禅で染めた木の壁や廃材を利用した床、黒を基調としたシックな空間は、従来のフレンチのイメージをくつがえす独自の世界を表現。特別な記念日を演出してくれます。料理は、日本の風土を感じさせる国産食材を使ってフランス料理を表現。山菜に緑茶、すっぽんなど和の食材を川手シェフならではのフレンチに仕上げています。料理を美しく引き立てる食器も、30年かけて乾燥させた桐の皿に漆を施した器や、ヤシの実を鉄で染めたパン皿など独創的な世界観に合ったものを使用しています。フロリレージュ(Florilege)【エリア】青山/信濃町【ジャンル】フレンチ【ランチ平均予算】10000円【ディナー平均予算】20000円【アクセス】外苑前駅 徒歩6分この店をオススメするシェフ【SALONE2007】細田健太郎シェフ「料理のおいしさはもちろん、サービスにもビックリしました。ひと皿ごとにグラスワインを合わせるペアリングコースをいただいたのですが、思いがけず一杯だけ日本酒が出てきました。嬉しいサプライズのあるお店です。」浅草/フレンチ【HOMMAGE】各国料理からアイデアを取り入れたオリジナルフレンチ一ツ星を獲得し、浅草を牽引するフレンチとして不動の地位を築きあげたお店。観光地の喧騒から離れた、閑静な住宅地の中にあります。星付きのレストランらしい落ち着いたお店ながら、肩を貼らずに楽しめるのがこちらの醍醐味。大切な人との記念日にも、ゆったりと過ごせます。独特の感性が息づくフレンチは、各国料理からアイデアを取り入れています。インドのサモサを取り入れたり、時にサムゲタン風に仕立てたりと、ここでしか味わえないフレンチが楽しめます。ワインはフランス産にこだわり、ブルゴーニュなど約200種を用意。シェフのアイデア光る料理に寄り添うようなワインが厳選されています。HOMMAGE【エリア】浅草【ジャンル】フレンチ【ランチ平均予算】6000円【ディナー平均予算】20000円【アクセス】浅草駅 徒歩12分この店をオススメするシェフ【L’oiseau par Matsunaga】松永和之シェフ「荒井シェフは、つねに新しい事を察知して取り入れていらっしゃる方です。技術であったり、見せ方であったり。訪れるたびに、まったく違う体験をさせてもらう感覚で楽しめます。人形焼のようなデザートを出すなど、浅草の風土を感じさせるアプローチも新鮮。それでいて、シェフ自らサービスしたり、積極的に話かけてくれる、アットホームな雰囲気がいいですよね。ゆっくり寛ぐつもりで訪れるのがオススメだと思います。」白金台/フレンチ【TIRPSE】フレンチの“粋”を表現した創作メニュー白金台にある、小粋なモダンフレンチ。内観は余計な装飾を省き、シンプルにまとめられたシックな雰囲気です。照明にもこだわっており、奥に座った女性がもっともきれいに映えるよう計算された設えは好評です。料理は基本を大切にしながらも、日々新しい要素を取り入れているのだそう。様々な国や地域の郷土料理を研究し、それぞれの良さを取り込んだ新感覚のメニューが魅力です。ワインも充実しており、フランス産ワインは現地の醸造家から直接仕入れるものも含めて、約250種類ものラインナップ。入り口に足を踏み入れると現れる、ワインとグラスのコレクションにも驚かされます。TIRPSE【エリア】広尾/白金【ジャンル】フレンチ【ランチ平均予算】10000円【ディナー平均予算】18000円【アクセス】白金台駅 徒歩12分この店をオススメするシェフ【レストラン セララバアド】橋本宏一シェフ「若い人たちの勢いを感じるレストランです。“北欧の実力店で経験を積んだシェフ”だということが気になりうかがったところ、すごく良かったです。前菜の、リンゴのパウダーがかかった『ポンム・スフレ』は、しっかりした技術がないと難しい料理なのですが、これがとてもおいしかったです。プレゼンテーションなどのセンスはもちろん、古典的とさえ言える基本がしっかりしていることにも驚きました。パティシエの方も素晴らしいデセールをつくりますね。」木場/フレンチ【アタゴール】季節ごとに様々な味覚が堪能できるフレンチ木場にある、オリエント急行のシェフを務めたオーナーによるフレンチレストラン。駅舎を模した建物に停車する、オリエント急行の車両が目印です。エントランスからプラットホームを抜けるとダイニングが現れ、オリエント急行スタイルでメニューを提供してくれます。日本に居ながら異国での旅行気分を味わえる、特別な日の演出にもぴったりなお店です。記念日や誕生日には、オリジナルデザートプレートをご用意。ナイフで果物を様々な花の形に加工する「カービング」と言われるタイの伝統芸を駆使したデザートは、特別な日を華やかに演出します。料理の種類は豊富で、白神山地の雪ウサギや房総産のマガモといった季節のジビエ料理や、各国のテイストを加えた独創的な料理が楽しめます。アタゴール【エリア】木場【ジャンル】フレンチ【ランチ平均予算】3000円【ディナー平均予算】9000円【アクセス】木場駅 徒歩3分この店をオススメするシェフ【寿修】先崎真朗シェフ「結婚記念日などに訪れている大切な店です。クラシカルな正統派フレンチで、とくにヤマウズラやトナカイなどの、ジビエのおいしさにいつも驚かされます。」麻布十番/イタリアン【クチーナ ヒラタ】季節感のある人気のアラカルトメニュー麻布十番駅から徒歩3分、ビル3階にある隠れ家的イタリアン。お店に入ると、上質で落ち着いたおもてなしの空間が広がります。木のぬくもりを感じる店内は、ゆったりと配置された客席や、大きな窓から差し込む光がやわらかな雰囲気を演出。日常の慌ただしさを忘れて、大切な方との食事をゆっくり満喫できます。食材には、築地から仕入れた新鮮な魚介類、新潟や奈良などの農家から取り寄せた新鮮野菜などを使用。毎月変わるアラカルトメニューは、季節ごとに様々な味が楽しめます。ワインはイタリア産にこだわり、常時200種類以上を用意。イタリアの珍しいお酒「グラッパ」や、芳醇な香りのワインなど、料理に合わせて選べます。クチーナヒラタ【エリア】麻布十番【ジャンル】イタリアン【ランチ平均予算】3000円【ディナー平均予算】15000円【アクセス】麻布十番駅 徒歩3分この店をオススメするシェフ【オステリア イノウエ】井上広二シェフ「記念日や、家族や友人との会食時に利用しています。パスタはもちろん、どの料理もおいしく、特にマダムが勧めてくれるワインや料理は絶品です。おしゃれな雰囲気でゆったり過ごせるお店なので、特別な日やデートなどにオススメです。」シェフおすすめの、特別な日を演出してくれる“記念日レストラン”5店舗はいかがでしたか? 誕生日や記念日のデートで訪れれば、素敵な思い出になることでしょう。
2018年04月24日メインダイニングがリニューアルオープン【ザ タヴァン グリル&ラウンジ】2017年12月よりショーン・キーナン氏が総料理長に就任した【アンダーズ 東京】。そのメインダイニングが、より刺激的で新たな発見のある食体験を提供するレストラン【ザ タヴァン グリル&ラウンジ】として2018年4月16日(月)よりリニューアルオープンします。【ザ タヴァン グリル&ラウンジ】は肩肘を張らず、和やかに食事とお酒を楽しめるダイニング。メインとなるグリル料理のほか、世代を超え愛され続けている人気の料理を、驚きと感動のある新しいプレゼンテーションで楽しめます。雪国の熟成技術「スノーエイジング」で旨味が凝縮された“肉料理”『スノーエイジング 北海道産シャトーブリアン』F1 400g(2名用)18,000円(税・サ別)注目は、「スノーエイジング」された肉や野菜をつかった新感覚のグリル料理。この「スノーエイジング」とは、雪国の伝統的な貯蔵庫「雪室(ゆきむろ)」で食材を熟成させたもの。これは日本古来の熟成技術で、野菜は甘みが増し、肉は良質な熟成肉に変わります。日本の伝統的な食文化と、新しい感覚のアイデアを融合した、ここでしか味わえない新感覚のグリル料理が楽しめます。『スノーエイジング 北海道産サーロイン F1』 220g9,500円(税・サ別)全ての肉は、豊かな日本の恵みを受けた国産のものを使用。グリルは360度全方向から均一に火を通すことができる高温のグリルオーブンを使うことで、お肉の旨味を閉じ込め、よりジューシーに焼き上げられています。『ニース風サラダ 鮪の赤身のシアード インゲン ポテトのコンフィ ブラックオリーブ ウズラの卵ホワイトアンチョビ ヘーゼルナッツドレッシング 胡麻チュイール』2,400円(税・サ別)そのほか、ニース風サラダやスモークサーモンなどの人気メニューも、「テーブルに運ばれてきたときに思わず声を上げてしまうような、驚きのある一皿を届けたい」というキーナン氏の思いがつまった、感動のプレゼンテーションで魅せてくれます。『サーモンマリネの自家製スモーク キャビア アスパラガス ホースラディッシュクリーム ケッパーベリー』2,600円(税・サ別)いかがでしたか? お料理のおいしさのみならず、見た目の美しさも揃った【ザ タヴァン グリル&ラウンジ】。東京の素晴らしい眺望を楽しみつつ、特別なひと時をお過ごしください。『ボンブアラスカ マンゴー ストロベリークーリー』1,400円(税・サ別)【ザ タヴァン グリル&ラウンジ】リニューアルオープン:2018年4月16日(月)電話:03-6830-7739(レストラン予約)住所:東京都港区虎ノ門1-23-4 虎ノ門ヒルズ51階アクセス:銀座線「虎ノ門」駅1番出口から徒歩約5分営業時間:ダイニングエリア[朝食]6:30~11:00[ランチ]11:30~15:30[ディナー]18:00~22:30[週末ブランチ]11:30~13:00、13:30~15:30ラウンジエリア:10:30~23:30[アフタヌーンティー]14:00~17:00([土日祝]13:00~15:00、15:30~17:30)定休日:無休
2018年04月17日日本初のできたてモッツァレラチーズ食べ放題海を満喫! テラスでのシーサイドバーベキューもあり世界初の真っ黒チーズ⁉ オリジナルメニューが目白押し「MARINE & WALK YOKOHAMA」のシンボルオブジェ木目調のナチュラルな空間はとってもおしゃれ横浜の赤レンガ倉庫にほど近い「MARINE & WALK YOKOHAMA」内に、大阪で人気のチーズ専門店【グッドスプーン】がOPENしました。今流行りのインスタ映えだけにとどまらない、チーズにこだわったお店です。チーズはレストラン内の「グッドスプーンチーズラボ」で手づくりし、そのチーズに合うようオリジナルのクラフトビールを開発するなど、とにかくすごいこだわりよう。チーズに対する情熱がひしひしと感じられ、チーズ好きにはたまりません。日本初! 自家製フレッシュチーズ5種類が食べ放題チーズフォンデュも食べ放題!ほのかに香るレモンミントとグレープフルーツの2種類の水を常備限りなく生乳に近い牛乳でつくる5種類の自家製フレッシュチーズは、島根の工場から毎朝届けられます。 11:00、13:00、15:00の三部制のランチビュッフェ(1,850円)では、店内の工房でつくる出来立ての自家製フレッシュチーズ5種類が食べ放題! チーズ以外にも、キッシュやサラダ、ケークサレ、チーズマッシュポテト、チーズテリーヌ、さらにはチーズを使ったパンやバゲットが楽しめます。ここぞとばかりにチーズを満喫しましょう!モッツァレラチーズづくりを披露するシーンも海を満喫! テラスでのシーサイドバーベキューもあり飲み放題付きの『シーサイドテラスBBQコース』 5,500円(税別)では、チーズ料理とBBQ料理を満喫できる目の前の海が一望できますみなとみらい店では、海辺の立地を生かしたグランピング感覚で楽しめるシーサイドバーベキュー「グランべキュー」が楽しめます。最大40席のテラスで、大人数での宴会や、女子会にはもってこい!都会の喧騒から離れ、海の潮風にあたりながら優雅な時を過ごせそう。外の風が気持ちいいテラス席世界初の真っ黒チーズ⁉ オリジナルメニューが目白押し中からは白いチーズがとろり『数量限定ブラックブッラータチーズ』1,580円(税別)“チーズの王様”と呼ばれる2種類のチーズでつくった「ブッラータチーズ」は、店内にある工房で毎日手づくりしています。まっしろの真逆をゆく、世界初の真っ黒なチーズ「ブラック・ブッラータチーズ」が名物。意外や意外、中からは白いチーズが溢れ出します。トロッとしていて、味はとても濃厚。関東ではここでしか味わえません!『丸ごとブッラータチーズのボロネーゼ』1,880円(税別)チーズ料理はもちろん、お肉やパスタといったメニューも魅力的なものばかり。どのメニューにも共通してビールがよく合います。しかも【グッドスプーン】では、IPAやブラックビールなどバラエティに富んだクラフトビールが揃います。栄養たっぷりのホエーを使った特製のチーズカクテルや、オリジナルクラフトビールと一緒にチーズを満喫しましょう!手際よくチーズづくりを行う姿もたまに見れますとても柔らかで、ソースとの相性もばっちりいかがでしたか? 【グッドスプーン】でしか食べられない自家製チーズ、そしてそのチーズが食べ放題という魅力的すぎるランチビュッフェ。海を見ながら、デートやお友達と一緒にチーズを食べに出掛けてみてはいかがでしょうか?【good spoon(グッドスプーン)みなとみらい店】電話:045-319-6659住所:神奈川県横浜市中区新港1-3-1 MARINE & WALK YOKOHAMAアクセス:みなとみらい線「馬車道駅」または「日本大通り駅」より徒歩約9分営業時間:【月~日・祝】11:00 ~ 22:00 (L.O.)定休日:不定休
2018年04月16日『くさやアヒージョ』など“クサかっこいい”メニューを提案VIPルームで焼く“くさやの真髄”存続の危機?! くさやの魅力を知ってもらいたい“クサかっこいい”メニューを提案する【AIGAE KUSAYA BAR】/池袋店内はブラックとブラウンを基調にしたおしゃれな雰囲気お店があるのは池袋駅の東口、繁華街の中の細い路地内の雑居ビル。エレベーターで4階に上がり目の前のドアを開けると、そこは「くさや」のイメージとはあまり結びつかない(?)、おしゃれなBAR空間。ダークトーンで統一されたシックな店内、カウンター奥にずらりと並ぶアルコール類……と、都会の喧騒の中でも落ち着いてお酒と食事を楽しめそうな雰囲気です。豊富に用意された島焼酎は、伊豆諸島のものが約30種類お店を「くさやバー」という形態にしたのは、くさやがお酒と相性が良い点に注目したから。“クサかっこいい”をキーワードに、くさやをより身近に味わってもらえるよう、工夫を凝らしたメニューを提供しています。アルコール類は、ウイスキーやワインはもちろん、島焼酎は伊豆諸島のものが多く揃います。そもそも「くさや」とは?くさやの味を確かめる前に、ここでひとつお勉強。くさやは、内臓を取った新鮮なムロアジやトビウオを古くから伝わる“くさや液”と呼ばれる発酵液に漬け、塩抜きや乾燥をさせて作られます。味の決め手はこのくさや液。これに漬けることによってアミノ酸をたっぷりと含んだ、濃厚かつ複雑な味を身に宿すのです。“クサかっこいい”くさやを実食料理のバリエーションは、くさやに馴染みの薄い人でも食べやすいものから、少しクセのある上級者向けメニューまで豊富なラインナップ。まずはキャッチーな見た目の『くさやアヒージョ』からご紹介します。まずは初心者向けの『くさやアヒージョ』から底にくさやが敷かれた『くさやアヒージョ』980円(税抜)材料はにんにく、海老、ブロッコリー、しめじ、パプリカ……と、一見普通のアヒージョのようですが、底には焼いて身をほぐしたくさやが敷きつめられています。熱々のオイルとにんにくのせいか、くさやの香りはおさえられており、あまり気になりません。味は「少し塩味が強めのアンチョビ」といったイメージで、お酒との相性は抜群です。“クサおしゃれ”な『くさやのクリームチーズディップ』『くさやと燻りがっこのクリームチーズディップ海苔』780円(税抜)くさやとクリームチーズ、細かく刻まれた燻りがっこを冷やして固めた『くさやと燻りがっこのクリームチーズディップ海苔』。燻りがっこのコリコリした食感が楽しく、冷やされているせいか、くさやの香りはほとんど気になりません。クリームチーズのやさしい甘さと、適度な塩気をまとった、魚の旨みを凝縮したような味が楽しめます。メニューの中でもアヒージョと、このクリームチーズディップが人気だそうで、初めて食べた人にも「想像していたほどクサくなくておいしい!」と好評なのだとか。ビジュアルも「“クサおしゃれ”な感じです」と店長の丸山さん。くさやビギナーは、まずはこのあたりからその深淵をのぞいてみるといいかもしれません。ボリューム満点!こってり濃厚な『くさやピザ』皆でシェアして楽しめる『くさやピザ』1,780円(税抜)分厚いピザ生地の上に、くさやと野菜を牛乳で煮込んだものを乗せ、さらにアシタバとチーズをトッピングした『くさやピザ』。仕上げにマヨネーズをかけ、オーブンで焼き上げたら、さらに島海苔と糸唐辛子をたっぷりとふりかけて完成です。牛乳に漬けこむことでくさやの塩気がやわらぎ、食べやすさも申し分なし。チーズとマヨネーズ、そしてくさやのコクのある風味が楽しめます。“完全密封”の個室、専用VIPルームで焼く『熟成生くさや』専用“VIPルーム”は、においとともに音も遮断されるのでカップルにもオススメユニークなのが“焼きメニュー”に限り、店内に設けられた専用の「くさやVIPルーム」でゲストが自ら焼くということ。料理によっては調理過程で強烈な匂いが出てしまうという課題がありますが、このVIPルームがそれを解決しています。更には店の入り口付近にファブリーズが置かれているので、服についたにおいが気になる方も安心です。まずは焼く前の状態で運ばれてくる『熟成生くさや』1,280円(税抜)この「くさやVIPルーム」で焼く『熟成生くさや』は、旨味を凝縮させるため、通常は24時間のところ倍の48時間もくさや液に漬け込んでいます。乾燥させずにそのままの形で瞬間密封しているので、身がパンパンで、箸で崩して食べられるほどふっくらとやわらかいくさやに仕上がっています。焼き方は簡単で、中央に設置されたロースターの上にくさやを乗せて、スイッチを回して待つだけ。手渡されたストップウォッチでカウントダウンします。丸山さんによると「焼き加減はお好みですが、ややレアに焼き上がる10分がオススメです」とのこと。くさやはセルフで焼く。ロースターは同時に両面を焼くことができるので、外はパリッと、中は身がふっくらと仕上がる焼き始めると、密閉された個室にくさやの強烈な香りが漂います。しかし、きれいに焼き上がった『熟成生くさや』は、箸でほぐせるほどにやわらかく、その強烈な香りの奥に熟成された旨味が感じられます。ややレアに仕上がる分数の、10分間焼いた『熟成生くさや』。表面はパリッと、厚い身はふっくらやわらかく、ジューシー「生くさやを食べたことがある方は少ないと思います」と丸山さん。食欲を刺激する香ばしいにおいと、魚の旨味がぎゅぎゅっと凝縮されたくさやの真髄が十分に堪能できる、まさに“くさやの中のくさや”といった趣です。塩味はやや強めで、ご飯のお供にももちろん、お酒が進むこと必至!島焼酎も合いますが、テキーラなど強めのお酒と合わせてみるのも面白いでしょう。ちなみにここのテキーラのグラスの縁には、ライムの代わりにくさやが添えられており、異彩を放ちまくりのビジュアル。くさやの真髄を堪能したあとは、くさや入りのお茶漬けで締めるのがオススメです。くさやがガッツリささった斬新すぎる『テキーラ』600円(税抜)〆にぴったりの『くさや焼おにぎり茶漬け』780円(税抜)存続の危機?!くさやの魅力を知ってもらいたい【AIGAE KUSAYA BAR】がオープンしたのは2017年の12月。きっかけは、八丈島でくさや工場を営む【藍ヶ江水産】のオーナー・加藤幸さんの「存続の危機に瀕するくさやの魅力を、もっと多くの人に知ってもらいたい」という想いでした。30年前に約30社あったという製造業者は、独特なにおいのするくさや自体のイメージの悪化や、後継者問題、消費者の高齢化などの影響で現在は半数の15社にまで減少。また、くさやの命ともいえる“くさや液”は一朝一夕には作れないため、新規参入が難しく、業界的には厳しい状況だといいます。店長の丸山聖矢さん。「“食べてみたらおいしい”という反応が多くうれしいです」ただ、お店にはくさや初心者の若者も多く訪れるといい、「くさやをもっと多くの人に知ってもらいたい」という想いは着実に実を結びつつあるのかもしれません。「新しい “KUSAYA” を嗅ぎに、味わいに、来てほしいです。臭いものの蓋を取って、“クサかっこいい”感じでお待ちしております」と店長の丸山さん。ぜひ一度、この“クサかっこよさ”を体験しに足を運んでみてはいかがでしょうか。AIGAE KUSAYA BAR電話:03-6912-6636住所:東京都豊島区南池袋2-16-1 長岡ビル4Fアクセス:池袋駅から徒歩6分営業時間:15:00~翌3:00(L.O.翌2:30)定休日:無休
2018年04月15日チキンを使った2つのスープで、想いを伝える「心を込める、それがいちばん大切です」。聞きなれない譚家菜料理について伺うと、リュウ・グォヂゥー氏はゆっくりとそう話し始めました。譚家菜の調理法は元より、山東料理、そして後に赴いた四川料理のエッセンスまでを取り入れ進化をしてきた氏の料理。貝と合わせた清湯「まずは味わってください」と2つのスープが食膳に差し出されました。濃湯(ノンタン)と清湯(チンタン)。どちらもチキンをベースにしたスープでありながらアプローチの違いで全く別物の料理が登場。濃湯は鶏の脂肪がクリーミーになるまで煮込み、清湯は脂を取っては澄まし取っては澄ましを繰り返しクリアな一滴を生み出します。濃湯を使った蟹と魚の浮袋のチキンスープ煮は、鶏から出る旨みが浮袋に染み渡る力強い味わい、対して貝と合わせた清湯はじんわりと儚い滋味が口中に広がるから不思議です。「見えないもの、事こそ、料理ではもっとも大切なのかもしれません」と氏。取材中も言葉少なですが、その分、言わんとしていることは十二分に伝わってくる、これぞ巨匠の料理への姿勢なのです。手間ひまかけた譚家菜には、優雅な空間が似合う高級ホテル・ウィンマカオ内にあり豪華絢爛な空間が広がるミシュランガイド香港・マカオにおいて2つ星に輝いた【ゴールデンフラワー】。店は高級リゾートホテル「ウィン・マカオ」の1Fに位置し、店内では、金色に輝く菊のモチーフや優れた造形のランタンが出迎えてくれます。目を見張るような花のモザイクや気品溢れる優美な陶器など、真に贅沢な雰囲気を醸し出し、最高級と言われる譚家菜を味わうのに理想的な空間が用意されているのです。フォーブストラベルガイドでも栄えある5ツ星に輝いた名門ホテルです。【ゴールデンフラワー】のメニューには、吉浜アワビの煮物、蟹と魚肝のチキンスープ煮、高級デザートなど、心ゆくまで譚家菜を味わえるリュウ・グォヂゥー氏のもてなしが待っているのです。リュウ・グォヂゥー氏 プロフィール北京出身で、北京ホテルで長年勤務。譚家菜の後継者として、エリザベス女王や各国首脳などの国賓をもてなしてきた。【GoldenFlower】電話:+853 8986 3663住所:Rua Cidade de Sintra, NAPE, Macau営業:11:30014:30(土曜・日曜のみ)、18:00022:30休日:月曜
2018年04月10日いつ訪れても美酒と美味で迎えてくれるフレンチの名店カジノでちょっと勝ったし、美味なるワインで贅沢をしたいな。そんな時に多くの美食家が訪れる名店が、ミシュランガイド香港・マカオで2ツ星に輝くフレンチの王道【ザ・テイスティングルーム】です。店名の名に違わず、壁一面を埋めるワインセラーより、その日の料理に合わせたソムリエ厳選のワインとのマリアージュで至福のときを楽しめます。贅沢に空間を使った優雅な室内で絶品の味をさらに、かわいい蝶をあしらった皿に、花のように盛り付けられる美しい料理の数々。それこそが長くフランスや香港で活躍し、ここマカオでもシェフ・ファブリス ヴュリン(Fabrice Vulin)氏が守り続けるフランス料理の世界観なのです。新陳代謝の激しいマカオという街にあって、フレンチの伝統を守り続ける同店。流れに左右されること無く、フランス料理のエスプリを貫くシェフの姿勢こそが、唯一無二。変わり続ける街で、常に味わえる王道の安心感、このような一軒こそマカオ滞在で押さえておきたい美食店なのかもしれません。単純に見える料理に忍ばせる仕事こそがアーティスティック「提供したいのは100%フランス料理。ここに来たらアジアではなく、フランスの風を感じて欲しいんだ。気持ちはフランス料理のアンバサダーかな。だけどね、ウニやピジョン(鳩)は、日本のものを使っている。フランスからだと、どうしても輸送に時間がかかるからね」。郷に入っては郷に従えではないが、フランス料理の姿勢は貫きながらも時に柔軟に、時に旬を大切に、料理に季節を落とし込むのがファブリス ヴュリン氏流。単純に見える料理に忍ばせた手間を惜しまない仕事もまた氏の真骨頂です。『Green Asparagus by Gerome Galis Baby Lobster Bisque Coat, Blinis』旬のアスパラガスは、その日の朝に仕込んだもののみを使用し香りを引き立たせ、脇を固めるザリガニは調理寸前まで活きていたものに軽く火入れをします。一見、味の手数は少なく見えるが、芯の部分に魚のエキスを潜ませたり、アスパラの根元はビスクソースで包んでみたりと、ひと皿で幾重にも重層的に味わいが押し寄せてくるのですFabrice Vulin Profileフランス南部のEzeにある【LeChâteaude laChèvred’Or】や【Restaurant Hotel du Parc des Eaux-Vives】でシェフとして活躍。その後フォーシーズンズホテル香港の【レストランカプリス】のエグゼクティブシェフを経て、現在にいたる。【The Tasting Room】☎+853 8868 6681住所:Level 3, Nüwa, City of Dreams,Estrada do Istmo, Cotai営業時間:12:00014:30、18:00022:30休日:無休
2018年04月07日素材の滋味を引き出す。日本料理に通じる料理哲学鯛は素材の良さを引き出すため塩とレモンで15分ほどマリネするのみ。鰈のソテーは骨から取った出汁をソースにし、骨や頭まで素材を余すところなく使い切る。和食にも似た、余計な味を省いた料理で好評を博するのが、アルティラホテルのレストラン棟10Fに位置する【オーロラ】。『Roast Wild Turbot』「大切にしているのは旬と鮮度」とシェフのヘルダー アマラル氏は言います。そのこだわりには例えばこんなエピソードが。火曜日と木曜日にヨーロッパや日本などより空輸する鮮魚は、クオリティが自身の眼鏡に達していなければ、容赦なく送り返してしまうというのです。だからこそ可能になる引き算の料理。素材の旨みを引き出すため余計な調味料は極力控える味わいは、ひと口味わえば分かる。淡い味わいながらも食材が持つ滋味を存分に引き出す料理を楽しませてくれるのです。シェフの目指す頂きはまだ先、今後がますます楽しみな一軒生まれ育ったポルトガルはもちろん、イタリアや南フランスなど、地中海を取り囲むヨーロッパの各地で腕を磨いてきたという、ヘルダー アマラル氏。ここマカオでも、彼の地の味を大切に和食のように繊細な地中海料理を提供しています。「今目指しているのはミシュランの星かな。世界中から僕の料理を目当てにマカオに来てもらえるようになりたいね」と笑うシェフ。陽光降り注ぐ明るい店内現在でもミシュランの注目店に選出され、毎夜、中国大陸や世界各国よりゲストは引きも切らず訪れる人気店なのですが、目指す目標はさらに上。見た目も味わいもシンプルが特徴なのですが、ソースや盛り付けにドットを多用する美的感覚、研ぎ澄まされた感性はまさにワールドクラス。ミシュランの星は、夢ではなく目標と言うのもうなずける今後も注目し続けたい一軒です。Helder Amaral Profileポルトガル生まれ。2012年にマカオに来るまでに、フランス南部や、イタリアなどヨーロッパ各地で料理を学ぶ。【The Tasting Room】を経て、現職に就任。【Aurora】☎+853 2886 8868住所:Altira Macau, 10th Floor,Avenida de Kwong Tung, Macau営業時間:12:00014:00、18:00022:30定休日:無休
2018年04月04日“ニッケイ”料理にマカオの要素をプラス日系2世の若きシェフ、ミツハル・ツムラ氏がシェフを務める【MAIDO(まいど)】は、『世界のベストレストラン50』にも選出されるほどの人気店であり、今やその知名度は世界レベル。わざわざペルーの首都・リマにまでこの店を目的に、各国グルマンが南アメリカを目指すほどの過熱ぶりなのです。しかしアジアを拠点に活動するグルマン諸君に朗報です。なんと2018年2月、マカオの「MGM COTAI」にミツハル・ツムラ氏が監修を務める2号店【雅吉Aji】がオープンしたというのです。商業スペース内にあり天井高く開放的さらに【MAIDO】をベースにしながらも、マカオという土地を意識したメニュー構成で、本店を知っているファンもこの店に注目していると言います。和+ペルー+マカオ、その化学反応は、もはや未知なる味覚体験。食べて味わい、驚き、気がつけば笑顔に、注目の料理の全貌はいかに!予想だにしない組み合わせで食の新体験をレッド・チリを利かせたニッケイスタイルのバーガーはカツオの代わりに広東料理でおなじみの魚・ガルーパを使い提供してみたり、ペルーの郷土料理・タマル(ペルー風ちまき)は、ラーメンスープを煮詰めて味付けしてみたり、デザートでは豆腐を使ったチーズケーキまで、日本人であればどこか懐かしい感覚を呼び覚ますマカオ版ニッケイ料理。『SANGUCHITO(NIKKEI STYLE BAO SANDWICH)』『CATACAOS-RICE TAMALE』味わう度に予想だにしない味わいが顔を出し、それを皆で予想し、答え合わせしながら食べ進めるのが実に楽しいお店なのです。さらにはカクテルペアリングもおすすめ。こちらのお店、実はそれぞれの料理に合わせたオリジナルカクテルが用意されており、ワインペアリングならぬカクテルペアリングも好評。コースの場合はアルコールの調整までしてくれるので、酔い過ぎの心配もなし。食べて飲んで、マカオ版“ニッケイ”料理を存分に味わっていただきたい。ミツハル・ツムラ シェフ プロフィールアメリカの大学で料理を学び、大阪の日本料理店で腕を磨いてきた日系ペルー人。南米ペルーの首都・リマの高級料理店【MAIDO】のオーナーであり、2018年2月にはアジア初進出店となる日系フュージョン料理店【雅吉Aji】をオープンさせた。【雅吉Aji】☎+853 8806 2308住所:MGM COTAI ,Avenida da Nave Desportiva,Cotai, Macau営業:11:00015:00、18:00023:00休日:月曜日
2018年04月01日個室があり、大人数が入れて、飲み放題付きプランがある都内のお店を厳選しました!品川【レストラン チェリー ウィズ スカイバー】新宿【ラ・ベットラ・ペルトゥッティ新宿本店】東京八重洲【稲田屋はなれ 八重洲店】六本木【麻布箪笥町 天涼庵】恵比寿【ビストロ ダルブル】品川/【レストランチェリー ウィズスカイバー】品川駅高輪口徒歩3分、ホテル最上階という絶好のロケーションにあるお店。24名まで入れる個室があることにくわえ、団体向けのソファ席も用意されているので、ゆっくりと過ごすことができます。湾岸の高層ビル群、白金の森など三方に絶景を望むフロアは、開放感にあふれ、広々としています。歓送迎会には、飲み放題2時間と旬食材の前菜やメインディッシュなど全8品がついた6,000円のプランがおすすめ。更にプラス1,000円でシャンパンを含む飲み放題3時間の用意もあります。新宿/【ラ・ベットラ・ペルトゥッティ】新宿駅西口から徒歩10分のところにある 、銀座の名店【ラ・ベットラ・ダ・オチアイ】の流れをひくイタリア料理店。本場イタリアさながらの雰囲気の個室は、8名、10名、20名席と幅広い用途に対応しています。店内は、落ち着いた雰囲気にポップなテーブルクロスや椅子が映えるおしゃれな空間です。料理は季節の食材を使用したメニューを提供。9品の料理からなる5,000円の飲み放題付きコースをはじめ、乾杯ドリンクやメッセージプレートがセットの「アニバーサリーコース」などの用意もあります。東京・丸の内/【稲田屋はなれ 八重洲店】東京駅から徒歩6分ほどのところにある日本料理店。席はどの部屋も個室になっており、2名から18名まで幅広く対応。テーブルや掘りごたつ式などタイプも様々に、どのお部屋も明るくゆったりしているので、大人数でもくつろぐことができます。飲み放題付きコースは6,800円~(4,800円~のコース+2,000円の飲み放題)などの用意があり、個室での贅沢な時間をお手頃価格で過ごせると評判。歓送迎会のプランにぴったりです。六本木/【麻布箪笥町 天涼庵】六本木駅から徒歩8分、六本木グランドプラザ2Fにある和食ダイニング。席は8名までの個室や、14名の半個室などの用意があります。店内はブラウンを基調とした、スタイリッシュな空間。美しいシャンデリアに照らされながら、上質なひとときを楽しめます。飲み放題付きコースは7,500円~(5,000円~のコース+2,500円の飲み放題)などを用意。全国各地から選りすぐられた食材をつかった料理や、旬の食材にこだわった天ぷらや熊本産あか牛などが楽しめます。恵比寿/【ビストロダルブル】恵比寿駅から徒歩5分ほどのところにある一軒家フレンチ。10名の半個室や、20名ほどで2階を貸切でき、50名以上で店全体を貸切ることができます。木を基調とした温かみのある店内は、安らぎを与えてくれます。飲み放題付きのコースは5,500円。乾杯に一杯、スパークリングワインをサービスしてくれるほか、前日までの予約でデザート盛り合わせも付いてきます。以上、個室があり、大人数が入れて、飲み放題付きプランのあるお店をご紹介しました。素敵な歓送迎会プランの参考にしてみてくださいね。
2018年03月28日花見に季節にぴったりなレシピ三品海老の甘みが存分に楽しめる『芝海老飯』うまみと栄養がたっぷりつまった『蛤飯』この時期にぴったり、見た目も綺麗な『山吹飯』『芝海老飯』(二人前)「名飯部類」より柔らかくて甘みのある芝海老と、香り高い有明海苔を使った、春らしい彩りのご飯です。■材料(二合分)・芝海老…30匹・米…2合・三つ葉…1束・塩…小さじ1・酒…大さじ2・醤油…小さじ1・焼き海苔…適量■作り方1)芝海老は洗って頭と殻を剥き、爪楊枝を刺して背わたを抜き取る。2)芝海老の身は酒に浸けておき、頭と殻は500mlのお湯でアクを取りながら茹でて老出汁を取り、網で漉して冷ます。3)炊飯器に洗米と2を入れる。出汁が足りないようなら酒を足し、塩と醤油を加えて炊く。炊き上がったら2cm幅に切った三つ葉を加えてざっくりと混ぜ、焼き海苔を揉みほぐして散らす。江戸時代、芝浦で大量に獲れたため、その名がついた「芝海老」は、殻も柔らかいため、通常の調理法以外にも、当時は殻ごと煎り焼きにしたり、素揚げや天麩羅蕎麦のタネに使われたり、鮨ネタと酢飯の間に挟むおぼろに使われたりと、様々な調理法で食されていました。現在、この芝海老もトッピングの海苔も、産地として有名なのは、九州の有明海です。特に佐賀県太良町で獲れる、芝海老と海苔の漁獲量は全国1位で、佐賀県産品を使った朝ごはん推進プロジェクト、「あさご藩」のおかずの一品としても取り上げられています。『蛤飯』(二人前) 「素人包丁」より蛤をたっぷり使い、独活を散らした、粋で贅沢なご飯です。■材料(二人前)・蛤…12個程度・独活…6cm幅・温かい御飯…2杯分・水…3カップ(600ml)・酒…大さじ2・塩…少々・醤油…少々・胡椒…少々■作り方1)独活は皮を剥き、3cm×5mm程度の短冊に切り、水にさらす。2)鍋に水と酒と砂出しした蛤を入れて沸騰させ、蛤の口が開いたら身を取り外す。煮汁は塩と醤油で味を調えておく。3)茶碗に温かいご飯を盛り、蛤の身と独活を乗せて黒胡椒を振り、温めた煮汁をかける。「その手は桑名の焼き蛤」という地口で有名な、三重県・桑名宿の大蛤が全国的に知られるようになったのは、江戸時代からです。街道が整備され、人々が気軽にお伊勢参りか0できるようになったおかげて0、ご当地グルメが誕生したというわけです。江戸湾でも蛤は豊富に獲れましたが、桑名では6cm以上ある大蛤が獲れたため、焼いても食べ応えがありました。焼き方も洒落ていて、当時の浮世絵に、松ぼっくりや乾燥させた松の葉をかぶせて焼いている図が残っています。弥次さん喜多さんの珍道中でおなじみの『東海道中膝栗毛』にも、「桑名に着きたる悦びのあまり、名物の焼蛤に酒くみかはして……(中略)……箱にした囲炉裏のようなものの中へ蛤を並べ、松かさをつかみ込み、扇ぎたてて焼く」とあり、焼き上がった蛤は、大皿に入れて提供していました。この焼き方を再現した焼き蛤をいただいたことがありますが、松の良い香りが貝に移り、なんとも乙な逸品でした。また桑名では、「焼き蛤」に次いで名物だったのか0「蛤の時雨煮」で、旅人は現地で「焼き蛤」を味わい、土産に「時雨煮」を購入するのがお決まりだったようです。『山吹飯』(二人前) 「名飯部類」よりゆで卵の黄身を裏ごしし、山吹の花に見立てた色鮮やかなご飯です。■材料(二人前)・卵…3個・三つ葉の茎…1束分・温かい御飯…2杯分・鰹出汁…300ml・醤油…小さじ1.5・塩…少々■作り方1)卵を固ゆでにし、黄身だけを茶こしやザルなどで裏ごしする。三つ葉は小口切りにする。2)温かいご飯に1の黄身をかけ、三つ葉を散らし、醤油と塩で味を整えた、熱い鰹出汁をかけていただく。前述した蛤のように、環境破壊により、江戸時代は安価だったものが、現代では高価になってしまった食材は多々あります。逆に、江戸時代は高価だったものが、現代は安価になった代表格が、卵です。江戸末期に書かれた『守貞謾稿』によれば、かけそば一杯が十六文の時代に、ゆで卵は一個二十文で売られていた、という記述があります。仮に、一文を25円として換算すれば、ゆで卵一個が500円もしたということになります。それだけに、当時は病人のお見舞いや贈答品、もしくは女性を口説く際のプレゼントとしても買い求められていました。
2018年03月26日お花見スポットから近く、飲み放題プランの用意があり、大人数が入れるお店を厳選!六本木毛利公園【オービカ モッツァレラバー 六本木ヒルズ店】日比谷公園【完全個室居酒屋 和粋 有楽町店】新宿御苑【もち豚しゃぶしゃぶ新宿武蔵】隅田公園【ブラカリイタリア料理店】上野恩賜公園【こだわりもん一家上野店】~六本木毛利公園付近の店~【オービカ モッツァレラバー 六本木ヒルズ店】モッツァレラとワインで過ごす贅沢なひと時六本木・毛利庭園のすぐ近くにあるお洒落な雰囲気のモッツァレラバー。スペースは立食で100名、着席で40名まで利用可能です。オープンキッチンのカウンターをはじめ、ゆったりとくつろげる店奥にあるダイニングやテラス席、個室も完備。店内はレンガと木をベースにつくられた落ち着いた空間です。イタリアから週3回空輸されてくるお店自慢のモッツァレラをはじめ、チーズの弾力と生地のサクッとした軽い歯触りがたまらない『Pizza タルトゥーフォ』など、ワインとともに楽しめる料理を多数ラインナップ。ソムリエ厳選のイタリアワインは、赤ワインが約30種、白ワインが約20種用意されています。飲み放題つきコースは、4,850円~(3,300円~のコース+1,550円~の飲み放題)の用意があります。~日比谷公園付近の店~【完全個室居酒屋 和粋 有楽町店】築地直送の鮮魚と地酒がゆったり味わえる完全個室の店日比谷公園近くにある、完全個室の居酒屋。大小様々な個室が用意されているので、2名から最大150名まで対応しています。お店の雰囲気は、有楽町駅近くにありながらも街中の喧騒を忘れされてくれる、静けさが心地良い空間です。築地で仕入れた鮮度抜群の魚介類を使い料理長が腕によりをかけてつくる和食は、厳選された地酒との相性も良く、格別です。また、お酒はビールや焼酎、日本酒など80種類以上取り揃えており、料理に合わせて楽しめます。飲み放題つきコースは、3,980円~の用意があります。~新宿御苑付近の店~【もち豚しゃぶしゃぶ新宿武蔵】オリジナル出汁とキャベツで食べるしゃぶしゃぶは美味新宿御苑近くにあるしゃぶしゃぶのお店。店内には大人数でもゆったりと過ごせる、16名用の座敷の個室が3部屋用意されています。広い座敷は掘りごたつ式なので、仲間内でのんびり過ごすことができます。お酒は、日本酒や焼酎を中心に取り揃えられており、しゃぶしゃぶなど料理に合わせた銘柄が楽しめます。また、特製出汁でつくった『もち豚しゃぶしゃぶ』はイチオシ。お肉と一緒に千切りキャベツをすべて鍋に入れ、キャベツを包んで頂きます。そのまま出汁で、ゴマダレやポン酢で、様々な食べ方で堪能できます。飲み放題つきコースは、6,190円~(4,640円のコース+1,550円の飲み放題)の用意があります。~隅田公園付近の店~【ブラカリイタリア料理店】隅田公園から少し歩いたところにあるイタリア料理店。立食で最大50名、着席は34名まで対応した店内には、黄色を基調にした明るい空間が広がります。本格イタリアンや美味しいドリンクとともに賑やかな時間を満喫できます。こちらでは内容の異なる2種類の飲み放題が用意されており、好みに合わせて選べるのがうれしいところ。ソフトドリンクも含まれているのでお酒を飲まない方も一緒に楽しめます。ステーキやチキンなど、多くのお肉が1枚のプレートに盛り付けらた『本日のグリルミスト』はぜひ食べてほしい一品です。飲み放題つきコースは、6,500円~(4,500円~のコース+2,000円~の飲み放題)の用意があります。~上野恩賜公園付近の店~【こだわりもん一家 上野店】上野恩賜公園近くにある和食居酒屋。和を基調とした店内には個室が複数あり、最大60名まで人数に応じて使える個室が完備されています。木の温もりが心地良く、どの席もゆったりとくつろげます。築地にある鮮魚店と料理長が毎日やりとりをし、確かな質と鮮度の良い魚介が直接届けられます。どの料理も食材を活かしたシンプルな調理が基本で、季節ごとに魚の種類が変わるのも楽しみの一つです。日本酒も季節ごとに銘柄を変えており、いつ訪れても新鮮で飽きがこないのも魅力。自家製で漬け込んだお店オリジナルの『レモンサワー』も人気です。飲み放題つきコースは、4,000円~の用意があります。
2018年03月18日気温差が激しいこの季節、日中の陽射しの暖かさに油断していると、朝、起きた時に喉が炎症を起こしていることがあります。栄養価の高い旬の食材を意識して摂取し、ウイルスを寄せ付けない身体を作りましょう。朝夕の残寒に備えるレシピ三品芹が持つ、独特の苦味と香りが癖になる『芹焼飯』赤貝の漬けをご飯に乗せた『赤貝飯』故・池波正太郎先生の大好物。鴨の煎焼を乗せた『鴨肉の卵がけ飯』『芹焼飯』(二人前)芹が持つ、独特の苦味と香りが癖になるご飯です。■材料(二人前)・芹…6株程度・温かい御飯…2杯分・醤油…小さじ1・胡麻油…小さじ2・削り鰹…適量■作り方1)芹は洗って7cm程度の長さに切る。2)フライパンに胡麻油を引き、1をサッと炒めて醤油を回し入れ、削り鰹をまぶした御飯に乗せる。日本各地て0自生する芹は、『古事記』や『神大記』にも登場する、数少ない日本原産野菜の一種です。様々な調理法がある中で、古くから好まれたのが「せりやき」という料理です。野営などの際、地面を掘って石を並べ、その上で火を焚き、石が熱くなったところに芹を乗せて莚(むしろ)などで覆い、芹がしんなりしたところで醤(ひしお)や柚酢(ゆす0す)をかけて食したようです。『芹焼飯』は、削り鰹をまぶしたご飯に「せりやき」を乗せただけのシンプルな料理ですが、野趣溢れる芹の風味が、鮮烈に春の訪れを感じさせてくれます。『赤貝飯』(二人前)赤貝の漬けをご飯に乗せました。■材料(二人前)・赤貝…2個・温かい御飯…2杯分・きくらげ…適量・醤油…小さじ2・刻み海苔…適量・小葱…適量・わさび…少々■作り方1)赤貝は殻から外し、内臓を取り去る。身とヒモを塩でもみ洗いし、細切りにして、醤油を絡めておく。2)きくらげは(乾物なら水で戻しておく)さっと茹でて水に晒し、千切りにして1と混ぜる。小葱は小口切りにする。3)温かい御飯に刻み海苔をまぶし、2を乗せてわさびを乗せ、小葱をまぶす。太古から食べられてきた赤貝は、江戸湾で大量に獲れていた、安価な食材でした。特に江戸前の赤貝は人気があり、江戸で誕生した握り鮨のネタに欠かせませんでした。ちなみに、他に定番の鮨ネタは、玉子焼き、車海老、海老そぼろ、白魚、鮪の漬け、こはだ、煮穴子で、江戸後期の1カンの値段は8文(200円程度)。現在のおよそ4倍もの大きさがありました。冷蔵庫のない時代ですから、鮨ネタは全て仕事がしてあり、現在のように生の魚介をそのまま切って食べる、ということはほとんどありませんでした。食あたり防止のため、ネタに火を入れるか、漬けにするか、酢で〆るかで、赤貝は一度酢洗いしてから調理されていました。『鴨肉の卵がけ飯』(二人前)故・池波正太郎先生の大好物。鴨の煎焼を乗せた卵かけご飯です。■材料(二人前)・鴨(合鴨でも可)…200g・温かい御飯…2杯分・塩…少々・酒…大さじ2・醤油…大さじ2・みりん…大さじ2・卵…2個・醤油…少々・葱…適量・薬味(七味、粉山椒など)…少々■作り方1)鴨は5mm幅にスライスする。2)1を元のブロックの形に重ねて箸で固定し、フライパンに皮面を当てて、弱火でじっくりと焼く。脂が滲んできたらフライパン全体になじませ、鴨肉をバラして並べる。中火にして両面を軽く焼いたら、酒、みりん、醤油を加えて、汁気がなくなるまで煎りつける。3)卵を溶いて、塩と醤油で味を付ける。葱は刻んでおく。4)茶碗に温かい 御飯を盛り、2を乗せて3をかけ、お好みの薬味を添える。江戸の町では、基本的に肉食が禁じられていましたが、鳥肉は食べても良いとされていました。中でも鴨は、塩引鮭と並ぶ人気のお歳暮で、高級食材でもあったので、特に大事な人に贈られました。また「鴨鍋を食べると一年風邪をひかない」と言われるほど、スタミナ食として定着していたようです。寛永20年(1643年)に刊行された『料理物語』という料理専門書に、当時食べられていた鳥の名が書かれているのですが、「鶴・白鳥・雁・鴨・雉子・鸞 (は0ん)・鷺(さき0)・鶉(うす0ら)・雲雀(ひは0り)・鳩・鴫(しき0)・水鶏・桃花鳥(つく0み)・雀・鶏」と、豊富なラインナップに驚かされます。
2018年03月05日贅沢な個室で女子会をするなら次の5店舗。お洒落なフレンチ鉄板から自分だけのスペシャルコースが堪能できるお店など必見です。【ahill ginza】【オーガニックイタリアンワインバル LaSana銀座】【銀座海老専門店マダムシュリンプ】【Sept/Sette(セットセッテ)】【Salt grill&tapas bar】贅沢な雰囲気でダイナミックなフレンチが楽しめる【ahill ginza】銀座並木通りに面した全9Fのファッションビル、銀座ベルビア館にあるフレンチ料理店。べルベットのような質感の、高級感のあるとっておきの場所をコンセプトとした上質な空間が広がります。6名まで対応できる個室は天井も高く、シャンデリアが印象的。いつもよりも贅沢な雰囲気での女子会におすすめです。こちらではフレンチを鉄板焼きというダイナミックな調理法で味わえます。ダイナミックさの中にも繊細な技が光る料理は、まさに五感で味わうという言葉がふさわしく、いずれも絶品です。おすすめは『ahill特製ハンバーグステーキ赤ワインソース』。日本全国から厳選したA5ランクの黒毛和牛に、ブランド豚、フォアグラを混ぜ込んだ贅沢なハンバーグは非常にジューシーな味わいです。完全個室を完備したイタリアンバル【オーガニックイタリアンワインバルLaSana銀座】契約農家の有機野菜を中心に、肉や魚にもこだわったイタリアンバル。駅から5分圏内にあるお店は、ランプが揺らめくラグジュアリーな空間です。5~6名まで対応した完全個室を2部屋完備しており、ゆったりとくつろげるソファーもあり、贅沢な空間で周りを気にせず楽しめます。食材は産地にこだわった有機野菜が中心。全国各地の契約農家から届く新鮮な旬野菜がたっぷり食べられるヘルシーなコースもあります。おすすめは『オマールエビ風味の濃厚トマトチーズフォンデュ~旬彩の温野菜~』。彩りや盛り付けが鮮やかなのはもちろん、ビタミン、ミネラルが豊富で女性にうれしい美肌効果が期待できるかも。ワイン×海老を味わいつくす【銀座海老専門店マダムシュリンプ】世界中の海老料理を網羅する隠れ家風レストラン。エントランスで靴を脱いで入る店内は、“友人の家に招待されて、リラックスして海老料理を楽しむ”がコンセプト。お洒落なだけではなく、ゆったりと楽しい時間を過ごせます。15種類以上におよぶ世界中から仕入れた海老を、多彩な料理で堪能できるのは専門店ならでは。高級な「伊勢海老」や「天使の海老」、珍しい「ぶどう海老」など、種類に合わせて最適な調理方法を選び、味を引き出しています。また、海老料理に合うワインも取り揃えられているのも女子にはうれしいポイント。国やジャンルを問わず、また季節に応じて素材の旨さを引き出した満足のメニューに出会えます。自分たちだけのスペシャルコースを堪能、大人の隠れ家【Sept/Sette】銀座7丁目の地下にある大人の隠れ家。店内はブルゴーニュのワインカーヴをイメージした重厚な雰囲気が漂い、非日常的な空間ならではの贅沢なひとときを過ごすことができます。ワインセラーには約400種類ものブルゴーニュ産・ボルドー産のワインを保管。1965年~1995年までの幅広い年代のワインを選べるのもうれしいところ。こちらのコース料理は、ワゴンに並んだその日のおすすめから、ゲストが選んだ食材を料理人が調理するスタイル。季節や仕入れ状況によって変わるさまざまな食材を、自分たちだけのオリジナルの組み合わせや調理法で楽しめるので、女子会メンバーのさまざまな要求に応えてくれること間違いありません。オーストラリアの最新トレンドを取り入れたグリル&タパス料理店【Salt grill&tapas bar】GINZA SIX6階にあるダイニングバー。大きなテーブルを配した個室は、窓から銀座の風景を見渡すことができ、とても開放的。周囲を気にせず優雅な時間を過ごせます。ダイニングでは、オーストラリア産の希少な牛肉を堪能。バーカウンターやラウンジなど、お好みの席でタパスをシェアするなど、お洒落で自由なスタイルで女子会を楽しめます。おすすめは、オーストラリアビーフの旨みを凝縮した『南オーストラリア産パスチャーフェッドビーフ ピナクル リブアイ250g』。脂と赤身のバランスが絶妙で、日本ではここでしか味わうことができない逸品です。いかがでしたか。どのお店もオシャレでおいしい料理が食べられるお店ばかり。いつもと違う贅沢な女子会にどうぞ。
2018年02月19日いつもより贅沢な女子会を楽しむなら次の5店舗。フレンチや炭火焼き、デザートなど充実の内容です。汐留【グランブリエ東京】六本木【Grill&Wine LAPO】田園調布【田園調布倶楽部】広尾【Trattoria Mari e Monti】恵比寿【ラブレー】地上200mのパノラマビューで贅沢女子会【グランブリエ東京】新橋駅・汐留駅直結の「カレッタ汐留」47階にあるレストラン。地上47階から見る夜景は非常に美しく、ディナータイムにはフロア全体がきらめく光の海に包まれます。一歩足を踏み入れれば、特別な雰囲気に心を躍らせ、料理が運ばれるときにテンションは最高潮に達するでしょう。和の造詣が深い大村シェフによるフレンチは、わさびや八丁味噌など和食の調味料や旬の食材を使った料理を提供しまします。見た目は鮮やかで、味わい深く、ゲストを楽しませてくれることでしょう。ワゴンサービスで提供されるパティシエ特製スイーツは、バリエーション豊富で色鮮やか。お気に入りのスイーツを選んで楽しい女子会を締めくってみてはいかがでしょうか。少量多皿のワゴンサービスで、食べたいものが全て揃う!【Grill&Wine LAPO】2017年秋、六本木交差点の近くにオープンしたワインバル。オシャレでカジュアルな雰囲気だから、気軽に立ち寄れて、おいしいものを満喫できる本場のバルそのものです。女子会には半個室風の一画がおすすめ。壁側がベンチシートになっていて、ゆったりとくつろげます。人気の席なので、ご予約はお早めに。系列店にワインショップがある強みから、高品質ワインを低価格で提供。ヨーロッパやニューワールドなど、約100種もの個性的な味が揃います。ぜひ女子会のスタートは、少量多皿ワゴンサービスのオシャレなおつまみで華やかに。豪快でジューシーな炭火焼きやサーモンとイチヂクのピンチョなど、見た目も楽しく女子トークが弾みます。女性限定・手づくりデザート付のイタリアンコースに注目【田園調布倶楽部】田園調布の住宅街にある洋館風のレストラン。店内は、2階が開放感溢れる吹き抜けに。天井から下がる美しいシャンデリアが優雅な気分を引き立てます。料理は巧みなシェフの技によって、新鮮な食材の旨味を存分に引き出した逸品ばかり。とくに魚介類はその日に獲れた新鮮なもののみを使い、素材に合わせた調理法で仕上げています。「女性限定! 食前酒&ワゴンデザート付 プリフィックスコース」は、コースのラストにワゴンデザートをご用意。シェフ特製のデザートは、食べ放題で選び放題なのが嬉しいですね。当日調達した素材をワゴンから選んでお好みに仕上げる【Trattoria Mari e Monti】海の幸と山の幸をふんだんに使った料理が自慢のイタリアン。楽しく過ごせる、気取らない雰囲気なので、気の置けない女子会にぴったりです。イタリア人オーナーによる接客も魅力のひとつ。イタリアの空気を体験できる店内は、女子が気取らずに食事と会話を楽しむのに最適です。ワインはイタリアのさまざまな年代や地域のものが揃っています。季節ごとに順次入れ替えているので、常に最高のラインナップが楽しめるのが嬉しいところ。こちらではワゴンに乗せた新鮮な食材を見ながら、どのような料理にするかヒアリングしながら決めます。難しく考えなくてもオーナーから食材ごとのおすすめの調理法を聞くことができるので安心ですよ。コースを締めくくる輝かしいお菓子のワゴンサービスは必食【ラブレー】恵比寿・代官山という人気エリアで30年続く老舗のフランス料理店。明るく開放的な店内は、ゆったりと落ち着いた空間が広がります。こちらではテラス席もご用意。見事な花々が咲き誇り、その美しさに訪れる人々がおもわず笑顔になるそうで、女子会に最適なお店です。魚介や野菜、フルーツなどの旬の食材を、毎日オーナーとシェフが直接買い付けます。また名古屋コーチンや米沢豚など、日本各地のすぐれた食材を積極的に取り入れているのも魅力です。注目は、コース料理の最後を締めくくるデザートワゴン。10種類もある輝かしいお菓子はまるで宝石箱のようで、女子会を盛り上げること間違いなしです! お好みのデザートで贅沢な女子会が楽しめます。いかがでしたか。どのお店も雰囲気、料理とも非常に魅力的。お洒落なワゴンサービスで女子会を盛り上げてみませんか。
2018年02月13日今食べたい“肉”はここにある東京・代官山【falò】兵庫・元町【bb9】東京・初台【アニス】東京・中目黒【Steak Dining Vitis】東京・代官山【falò】炉端焼きスタイルで楽しむ新感覚のイタリアンで、店名は”焚き火"という意味をもつイタリア語から。店内中央に大きな炉をもつ調理場とそれを囲むカウンターを配しており、店名の通り、カウンターに座るゲストは、まるで焚き火に当たっているかのような気分で食事がいただけます。メインとなる塊肉は牛、鴨、鶏と揃いますが、なかでも特筆すべきは豚肉の『ポルケッタ』。イタリア独自のスパイスなどで下味を付けた豚肉をオーブンでローストする伝統料理ですが、【falo】では仕上げに炭焼きを加えることで、表面にカリッとした食感と香ばしさをプラス。プリミティブな感覚に訴えかける肉感は、人間の隠れている本能を呼び覚ましてくれます。このお店をオススメする料理人【il Pregio】岩坪 滋氏新鮮な感覚のイタリアンとして東京の大人たちを魅了し続ける岩坪 滋氏。「ジャンルを問わず、食べる喜びがあるものが好きなのですが、こちらは”バチバチ”っていう火の音が五感に訴えかけてくるような、原始的な喜びのあるお店ですね」。il Pregio【エリア】初台/代々木上原【ジャンル】イタリアン【ランチ平均予算】5000円【ディナー平均予算】12000円【アクセス】代々木上原駅 徒歩5分兵庫・元町【bb9】神戸元町の静かな一角に佇む【bb9】は、加熱調理すべてが薪で行われるという薪焼き料理を専門としたスペイン料理店。この店で腕を振るうのが、バスク地方の薪焼きスタイルの名店【エチェバリ】で1年間修業をしたという坂井 剛シェフです。その【エチェバリ】のシェフも認める坂井シェフの卓越した薪による火入れの技で、野菜や魚介、肉の味を最高の状態までもっていき、さらにはバターやアイスクリームという食材にまで、薪の香りを閉じ込めていきます。そうして出される料理は、一品ずつが驚きの連続。「焼く」というシンプルな調理法が秘めた可能性を、きちんと料理で体現しています。このお店をオススメする料理人【たて森】建守 護 氏県外からも多くの客が訪れる名店【たて森】の料理人、建守 護 氏。「薪焼きによる火の通し具合が絶妙で、メインの肉のポテンシャルを引き出す技術が秀逸です。バーベキューは“火を食べる”イメージですが、こちらの料理はすべて“繊細な薪を食べている”感じがします」。東京・初台【アニス】パリで“肉の魔術師”の異名をもつアラン・パッサール氏に師事し、腕を磨いた清水シェフ。彼が【アニス】で披露するのは、ジビエを含む多様な種類の肉を、低温で数時間かけて仕上げる肉料理。鉄板を中心に火の入れ方の引き出しも多く、肉ごとの個性を存分に発揮させていきます。このお店をオススメする料理人【フロリレージュ】川手 寛康 氏自身の店【フロリレージュ】にて、独創的なフレンチを提供する、川手 寛康 氏。「清水シェフの肉の扱いには、刺激を受けます。鉄板焼きや藁包みなど、さまざまな火入れから繰り出される独創性に満ちた料理。非常に興味深いと感じています」。フロリレージュ(Florilege)【エリア】青山/信濃町【ジャンル】フレンチ【ランチ平均予算】10000円【ディナー平均予算】20000円【アクセス】外苑前駅 徒歩6分東京・中目黒【Steak Dining Vitis】厳選した黒毛和牛を、特製煉瓦づくりの炉窯、そして紀州備長炭“馬目上小丸”を使い焼き上げる『炉窯焼きステーキ』がこの店の主役。800度にまで達する備長炭で表面を一気に焼き、余熱で火入れをするため、しっとりジューシーな食感に。このお店をオススメする料理人【カルネヤサノマンズ】高山 いさ巳 氏肉のスペシャリスト。神楽坂【カルネヤ】、西麻布【カルネヤサノマンズ】を展開する高山 いさ巳 氏。「ただジューシーなだけじゃなく、炉窯で焼くことでお肉の繊維まで水分が行き渡るんです。その年に食べたなかで、お肉が一番美味しく感じられました」。カルネヤ【エリア】飯田橋/神楽坂【ジャンル】イタリアン【ランチ平均予算】1000円【ディナー平均予算】8000円【アクセス】牛込柳町駅 徒歩3分シェフがオススメするお店関連記事
2018年01月30日