12月6日、深田恭子(41)が不動産企業「シーラテクノロジーズ」会長の杉本宏之氏(46)と破局したと報じられた。“結婚秒読み”と見られていただけに、衝撃が広がっている。深田が41歳の誕生日を迎えた11月2日。本誌は2人が深田の両親が暮らす実家へ向かう姿を、目撃したばかり。杉本氏は帰り際に「これからもよろしくお願いします」と、深田の父に頭を下げていた。この時、深田の左手薬指には指輪が光っていたが……。6日に公開された「スポニチアネックス」の記事では、杉本氏が同紙の取材に「お別れしたのは事実です」と認めている。だが「それ以上はすみません。彼女の幸せを願っています」と、破局の理由は語らなかったという。だがいっぽうで、深田には“二股疑惑”が浮上しているというのだ。「お相手は、今年7月期に放送されたドラマ『18/40~ふたりなら夢も恋も~』(TBS系)の演出家・A氏だそうです。『スポニチ』だけでなく『NEWSポストセブン』も、同一人物との親密関係を報じています。A氏は’19年1月期に放送された、深田さん主演のドラマにも携わっていました。2人は『18/40』の撮影開始前からバーで飲む姿が目撃されていただけでなく、A氏が深田さんのマンションに上がり込んでいたとも報じられています。深田さんの部屋には、杉本さんが見たことのない男物のTシャツが置いてあったそうです」(週刊誌記者)深田といえば大手芸能事務所「ホリプロ」の看板女優であり、石原さとみ(36)、綾瀬はるか(38)とともに“ホリプロ3人娘”と呼ばれてきた。’98年のドラマ『神様、もう少しだけ』(フジテレビ系)で脚光を浴びて以降、現在まで数々の話題作で主演するなど女優として確固たる地位を築いていた深田。’16年にInstagramアカウントを開設すると、1カ月足らずでフォロワー数が100万人を突破。’20年には21冊目となる写真集『Brand new me』を発表し、売上ランキング上位を占めるなど圧倒的な存在感を放っていた。そんな芸能界のトップを走り続けてきた深田に、杉本氏との熱愛が報じられたのは’19年1月のこと。公私ともに順風満帆に見えていたが、’21年5月に適応障害で芸能活動の休止を余儀なくされたことも。そんな彼女を献身的にサポートしてきたのは、杉本氏だ。深田の休養直前にも、1人5万円ほどかかると言われている会員制の高級すし店でデートをしていた。さらに杉本氏は新しく買い替えた3千万円以上もする高級輸入車で、療養中の深田をドライブに連れていったことも本誌は報じている。それだけに、電撃破局に伴う深田の“二股疑惑”は大きなイメージダウンとなりそうだ。ある芸能関係者は、“お騒がせ女優”のレッテルがついてしまうことを危惧する。「かねて杉本さんは、結婚について『会社が上場したら』と話していました。シーラ社は厳しいコロナ禍を乗り越え、今年3月に米国ナスダック市場に上場。悲願を達成させた杉本さんは、深田さんとの結婚に向けて本腰を入れていたはず。直前まで義両親とも交流する仲だったのに、いきなり破局というのは、何かトラブルが発生したと考えるのが普通でしょう。いっぽう深田さんには、杉本さんとの深夜のケンカや、連日の深酒を報じられたことも。そうしたことから“精神的に不安定なのでは”と危惧する業界関係者もおり、ある主演映画の撮影はストップしたままだといいます。もしA氏との親密関係が事実だとすれば、深田さんは杉本さんを裏切ったことになります。自らの両親に紹介していたにもかかわらず、結婚間近の土壇場で破局するとは前代未聞。こうした報道が出てしまった以上イメージダウンは免れず、これまで築き上げたキャリアにも傷がつくのも必至でしょう」トップ女優の破局はどのような影響を及ぼすだろうか、果たして――。
2023年12月06日相葉雅紀(40)主演ドラマ『今日からヒットマン』(テレビ朝日系)に出演中の勝村政信(60)。共演するSnow Manの深澤辰哉(31)や山本舞香(26)とのエピソードをたびたびX(旧Twitter)に投稿しファンを喜ばせているが、ある投稿が波紋を呼んでいる。注目されているのは、勝村が12月4日までに投稿したこの内容。《後輩くんが暴れ姫さまとLINEもつなげてくれて》スポーツ紙記者は言う。「勝村さんはこれまでにも深澤を“後輩くん”、山本を“暴れ姫”というあだ名で呼び、撮影現場でのエピソードを投稿しています。今回の投稿は、深澤さんが仲介となり、山本さんと勝村さんがLINEの連絡先を交換したということでしょう」共演者同士、LINEを交換することはおかしなことではない。しかし、この投稿は深澤のファンを中心に炎上してしまい、SNS上には次のような声が。《ふっかと山本舞香ちゃんがLINEで繋がってるとか知りたくないんだけど勝村さんもXでわざわざ教えてくれなくていいし交換するだろうな。と思いながらもみないフリしてるのに。》《勝村って人もそういうヲタが不安になることをわざわざここでポストしなくていいこと言わなくてイイヨ》《推しが女優やタレントとLINE交換したの知りたくないファンもいるんだから他の事務所の俳優さんがそれを呟くのはやめてあげて…》《深澤くんのLINE事情知りたくなかったのに》いっぽう、深澤と山本の仲の良い様子を窺い知ることができて、喜ぶファンも。《山本舞香さんとお友達なんてめっちゃ良かったじゃん。ふっか良かったじゃーーーーーん。勝村さんとのご縁も大事にね》《深澤さんと舞香ちゃんLINE繋がってる情報で昨日からずっとニヤニヤしてるうれしい!!》《私はどこがどう言おうと勝村さんが大好きだし仲良くなり受け入れてくださった事に心から感謝しています》ファンに配慮したのか、勝村はすでに投稿を削除。しかし、ファンには複雑な思いが残ってしまったようだ。
2023年12月06日寒くなり空気が乾燥してきて、日本各地で火災が頻繁に起きている。なかには置き配用のペットボトルが原因で火事が起きた例も。家庭内の「えっ?」と思う意外な出火原因に注意!「毎年、冷え込みが強くなり、空気が乾燥する冬のシーズンになると、火災発生件数が急増します。とくにこれからの時季は、家の中や家の周辺にある“火の元”を再チェックすることが、火災を未然に防ぐ対策につながります」こう語るのは、福島県内の消防署の元署長で、火災予防アドバイザーの芳賀利幸さん。冬本番を迎え、連日のように火災のニュースが報道されている。消防庁の火災統計データによると、22年の建物火災(2万185件)の出火原因で、最も多かったのは、「コンロ」(2千716件)。次に「たばこ」(1千843件)。「電気機器(1千498件)、「配線器具」(1千290件)、「ストーブ」(1千87件)といった順番であった。冬の時季は、これら以外にも、“意外な火の元”が出火原因になることもあるという。「たとえば、鏡や水が入ったペットボトル、花瓶などが、凸レンズのような作用で太陽光を一点に集め、布や紙などを熱することで発火する“収れん火災”があります。冬は夏よりも太陽の高度が低いので、室内の奥まで光が差し込みます。太陽光が長時間差し込む部屋の窓近くには、花瓶や鏡、水が入ったペットボトルは置かないこと。そして外出時は必ずカーテンを閉め、室内に日光が入らないようにすることが対策になります」(芳賀さん、以下同)“収れん火災”は室内だけでなく、屋外でも発生する。11月14日、長野県の住宅玄関前で、置き配用の発泡スチロールの重しとして置いた、2リットルの水入りペットボトルが原因で、発火したというニュースが話題になった。また、冬限定ではないが、“意外な火の元”としてあまり知られていないのが衣類乾燥機だという。「洗濯しても落ちにくい油分(アロマオイルなど)が染み込んだ衣類を乾燥させた後、高温の状態のまま機内に放置すると自然発火することがあるので、要注意です」そこで芳賀さんに、これからの季節を中心に、とくにチェックすべき家庭の火の元ポイントを10個挙げてもらった。暖房器具等を使う機会も増えるこの季節、ふだん見過ごしている火の元を再チェックしながら、火災予防の意識を高めよう!【1】テレビ台裏のコンセントテレビ台などの裏側にあるコンセントまわりにほこりがたまっていると、湿気によって電気が走り、ほこりに熱がたまって発火する可能性がある(トラッキング現象)。乾燥した室内は火の回りも早いので、コンセント周辺の掃除、ほこりの除去はこまめにやること。【2】こたつで洗濯物を乾かすこたつの中にたくさんの洗濯物を束ねた状態で乾かすのは非常に危険。とくに可燃性の衣類は発火しやすいので、絶対にこたつの中に入れないこと。こたつの中に衣類を入れ、酔った状態で寝てしまい、引火した衣類から出た煙を吸い込み死亡したというケースもある。【3】たこ足配線電源タップにたくさんの電源コードを接続するのは要注意。電源タップの容量を超えると過熱して出火する危険性がある。電気ストーブなどワット数(消費電力量)が大きいものは、容量オーバーになる可能性が高いため、壁にあるコンセントから直接つなぐこと。【4】過熱防止センサー機能がないコンロ天ぷら火災の原因の6割以上は、最初に火をつけてから、油の温度が上がるまでほかのことをしているうちに、油が超高温となって火が上がったケースだ。過熱防止センサー機能が付いていないコンロを使用している場合は、調理中は絶対に目を離さないこと。【5】長年使用の分電盤ブレーカーなどが収納されている分電盤。長年の使用によりネジがゆるみ、電気抵抗が増大したことなどが原因で出火することも。ビニールの焦げた臭いがする、部屋中の電気器具の電源がよく切れるなどの現象があれば、電力会社などにチェックしてもらおう。【6】家具でコードを踏む電化製品や電源タップのコードを目立たないように、重い家具の裏側に回しているケースがある。掃除などで家具を動かした際、コードを踏んだ状態になると配線がショートし、畳などに引火することも。コードが下敷きになっていないか要チェック!【7】安全装置のない電気ストーブ転倒時消火装置などの安全装置が付いていないと、たとえば地震によって転倒し、停電になると一時的に消えるが、電力が復旧すれば再びONの状態に。もし布団の上などに倒れていたら、そこから発火して火災になるケースも。安全装置付きに買い換えを。【8】油の付いた服の乾燥油分が染み込んだ衣類などを高温の状態で放置すると自然発火することがある。アロマオイルや食用油、機械油、美容オイルなどは洗濯しても完全に落ちにくい。洗濯後に油が残った状態で乾燥させ、そのまま高温の状態の機内に放置すると発火する危険がある。【9】置き配用の水入りペットボトル【10】野鳥対策のCDや鏡置き配用の箱の上に置いた、重しの水入りペットボトルなどが、凸レンズのような作用で日光を一点に集め発火する「収れん火災」。野鳥対策として、テラスなどに鏡やCDを数カ所つり下げている場合も、反射した太陽光が一点に集中すると発火するので要注意!
2023年12月06日「この作品に関わった時間はかけがえのない時間で、生涯忘れることのない時間となりました。この時間を経て、自分らしく表現を突き詰めていけたらと思います」11月27日、東京・NHKホールで行われた大河ドラマ『どうする家康』のファン感謝祭に登壇した松本潤(40)。イベント終了後、近くの飲食店で『どうする家康』の打ち上げが行われた。「多忙を縫って出演者やスタッフ計40人ほどが集まり、日付が変わる直前まで続けられました。コロナ禍で大河の打ち上げは長らく禁じられていましたから、大いに盛り上がりました」(番組関係者)大河がクランクアップしたのは10月下旬だった。松本を知る芸能関係者はこう語る。「本人いわく、11月は『意外に忙しかった』そうです。その理由は、12月8日から東京・六本木で開催する展覧会『JUN MATSUMOTO EXHIBITION「PERSPECTIVE-時をつなぐ眼差し-」』の準備のため。それに並行して、新会社に関する情報収集にも奔走していたようです」“新会社”とは、旧ジャニーズ事務所であるSMILE-UP.が新たに設立するエージェント会社のことだ。新会社の社長には、のん(30)のエージェントでもある起業家の福田淳氏(58)が就任予定で、11月9日には福田氏がSMILE-UP.社を訪れ社員に挨拶。「やることは1つ、再生するしかない。ミラクルを起こしましょう!」と、社員を鼓舞する言葉を連発していたことを本誌は報じた。全国紙記者は言う。「12月1日にSMILE-UP.社は、性被害に関する事実確認等を終えた対象者35名のうち、補償内容に同意した23名に補償金の支払いが完了したことを報告しました。また、営業を終了したいわゆる“ジャニーズショップ”が期間限定で8日から新たにオープンすることも発表されました。しかし、新たなエージェント会社の社長に福田氏が就任することはまだ正式発表されていません。年内には公表されるようですが、“後手後手”に回っている印象は強く、旧ジャニーズ事務所時代を批判していた福田氏の社長就任を面白く思っていないファンが多いのも事実です。エージェント制がどこまで所属タレントに受け入れられるのかを含め、再建への問題は山積しています」当の松本は大河の撮了後、今後の活動方針を見極めるべく、情報収集に動いたという。「松本さんは芸能界をはじめ人脈が広く、福田氏に関する数多くの情報が耳に入ってきたそうです。そのなかには、ネガティブなものも少なくなかったと聞いています。また、福田氏が『今後の芸能活動に悩んでいた、のんを再生させた』と公言していることも気がかりだったようです。表には出ず裏方に徹していた創業者とはあまりに対照的で、戸惑ったのでしょう。タレントのことよりも、改革アピールを最優先にする、いわゆる“スタンドプレー”をしかねないのでは、と危惧しているといいます」(前出・芸能関係者)■「今こそ仲間同士の絆が大事だと――」長年、嵐の看板を背負ってきた松本ゆえの懸念なのだろう。そして新社長のもと、これまでの事務所の“長所”を継続できるか否かも重要な指標だという。「ライブ演出やプロデューサーとしても手腕を発揮している松本さんは、デビュー前の中学3年生のとき、先輩の滝沢秀明さんからジュニアのコンサートの演出を任されたことがきっかけで、コンサート演出に興味を持ったのです。’18年にバラエティ番組に出演した際に松本さんは、それが自らの転機だったと語り『滝沢さんの狙いは“やった”という気持ちを経験させることだったと思う』と振り返っています。演出に限ったことではなく“先輩から教わり、後輩に受け継いでいく”旧ジャニーズならではの文化・伝統が、新会社にきちんと受け継がれるのか疑問に感じているそうです」(音楽関係者)彼が心配する背景には“エージェント契約”の影響があるという。「現在、新会社との契約はグループ単位、さらに個々人とで話し合いが行われています。そのため、別のグループとのいわゆる“横のつながり”や、先輩・後輩といった“縦のつながり”が希薄になりつつあるというのです。求心力のあった創業者がタブーな存在となり、疑心暗鬼になっているタレントもいるようです。二宮(和也さん)の退所もあり、松本さんは“今こそ仲間同士の絆が大事”という思いが募っているといいます」(前出・音楽関係者)そしてタレントを支えてくれたファンへの思いも強いという。「旧ジャニーズの特徴として、親子三世代で応援しているケースが多い傾向があります。 これまでの社風から大きく変わることで、ファンたちを一気に落胆させてしまうのではと恐れているようです」(前出・音楽関係者)松本自らも、新事務所に訴えたいことがあるという。「来年11月には嵐がデビュー25周年を迎えます。多方面で活躍する松本さんですが、いまでも“自分の核は嵐”だと公言しています。嵐は“旧ジャニーズの絆”の象徴だと考えているのでしょう。たとえ本格的な再始動は難しくても、“一日だけでも復活ライブを開催したい”と本気で願っているそうです」(別の音楽関係者)それだけに松本は新会社の“再生”の動向を注視しているという。「もちろん新会社で改善する面もあるでしょう。松本さんはまだ独立は考えていないと聞いています。しかしタレントたちの絆を断つような方針変更や嵐を安売りするような新社長の言動があれば、徹底抗戦も辞さない覚悟なのです」(前出・芸能関係者)それが松本の“憤怒の本音”だという。『どうする家康』は年内で終わるが、「自分らしく表現を突き詰めていく」彼の“天下分け目”の戦いは始まったばかりのようだ。
2023年12月06日「ありがとう」鳴り止まぬスタンディングオベーションのなか、東山紀之(57)は何度も頭を下げ、客席に別れを告げた。11月23日、東山の主演舞台「チョコレートドーナツ」が名古屋市で千秋楽公演を迎えた。東山は旧ジャニーズ事務所の創業者・ジャニー喜多川氏の性加害問題をうけて、年内で芸能活動を引退し、SMILE-UP.の社長業に専念する。この日が俳優としてのラストステージだった。東山は‘85年、少年隊のメンバーとしてデビューして以来、音楽活動や俳優業、司会業、タレント業など幅広く活躍してきた。そのため、いまだ《引退は、残念過ぎる!》《これで終わるなんて残念。引退だなんて勿体ないよ》《引退なんてもったいない。絶対現役で続けてほしかった。見れなくなるのはとても残念です》と惜しむ声が後を絶たない。9月に開かれた会見で被害者と向き合う姿勢を示す中で、「夢や希望を握り潰された彼らと夢を諦めた僕とで、しっかり対話をするということがいいのかなと思います」と語った東山。道半ばで夢の舞台から降りる辛さをにじませたが、それもそのはず。壮絶な幼年期を乗り越えたどり着いた場所だったのだ。‘66年9月30日、神奈川県川崎市に生まれた東山。人生最初の記憶は、父方の祖父が酒に酔って暴れ、ポットの熱湯を生後8ヵ月だった自身の足にこぼされた“痛み”だったという。「この火傷によって東山さんの左足の指は変形してしまいます。これはのちにダンスを続ける際の支障となりました。東山さんが筋トレを続けているのは、この変形による体への負荷を減らすためなのです」(芸能関係者)祖父と同様、大酒飲みだったという父。それだけでなく、父はギャンブルにのめりこみ、家にまで借金取りが押しかけてくる事態に。当時の様子について’21年1月放送の『1周回って知らない話&今夜くらべてみました 合体4時間SP』(日本テレビ系)で、東山はこう明かしている。「母が、玄関で正座して座って、その前に包丁が突き刺さっているっていうのは記憶には残ってますけどね」そして、東山が3歳のときに両親が離婚。母は、女手一人で東山と妹を養うため働きに出たが、それにも限界があった。「東山さんは、貧しさのあまり、近所から残り物の豚足をもらって空腹をしのいだことや、遊ぶお金がなかったため、もらった銭湯代でゲームをやり、その代わり学校のプールに忍び込んで体を洗っていたといいます。母親は朝から晩まで働き詰めだったため、東山さんと妹さんがご飯と味噌汁を作る係をしていたそうです」(前出・芸能関係者)■「酔っては『この野郎!』とわけもなく殴られた」東山が小学四年生のときに母は再婚したが、今度は継父の暴力が襲う。その壮絶さについて、’10年6月に出版された自著『カワサキ・キッド』(朝日新聞出版)でこう綴っている。《飯を炊いていない、口答えすると言っては、たちまち拳骨で殴られた。最初はあんなにやさしかったのに、やり方は激しさを増してゆく。自分の教育方針が通じない鬱憤もたまったのだろう、一年もたつと酒量が増え、酔っては『この野郎!』とわけもなく殴られた》《追い詰められ、親に殺意を抱く子供の気持ちも僕にはわかる気がする》家庭から逃げ出したいーー。そんな東山にとって転機となったのが、ジャニーズ事務所への入所だった。小学校の卒業を目前に控えた春先、NHKホールで『レッツゴーヤング』の公開収録を見た帰り道にジャニー氏からスカウトされたのだ。訪れた稽古場でダンスを学ぶことが次第に楽しくなっていったうえ、常に空腹だった東山にとってはレッスン後に、ジャニー氏が焼肉やハンバーガーショップにつれていってくれることがなにより嬉しかったと言う。そして、高校生になり家を出て合宿所での暮らしを始め、’85年12月に少年隊として「仮面舞踏会」でレコードデビューしたのだった。バク転やバク宙といった少年隊のアクロバティックなパフォーマンスは多くの人を魅了。翌年には、レコード大賞など、新人賞を相次いで受賞し、紅白歌合戦にも出場した。デビューから30年以上たつ今も、当時のCDが高値で取引されるなど人気は衰えない。壮絶な生い立ちを経て、芸能界という輝かしい世界で功績を築いた東山。皮肉にも、その夢を奪ったのは、チャンスを与えたジャニー氏だった。今後、“ジャニーズ事務所”の長男は、被害者の救済に人生をかけて取り組んでいくーー。
2023年12月06日「必ず1回トイレに起きていたのにノンストップで眠れました!」「1度試したらその日は朝まで起きませんでした」喜びの声が続々届いているのは、登録者数約32万人のYouTubeチャンネル「手のひらセラピー」だ。中高年の体のお悩みを“手もみ”で解消する動画を紹介している。主宰者は『たった7秒!もむだけであらゆる不調が解消する手もみ大全』(KADOKAWA、12月14日発売)の著者で、元看護師・手のひらセラピスト音琶麗菜さん。特に反響が大きいコンテンツの1つが40歳以上の7割が該当するという「夜間頻尿」。冷え込む季節になると、筋肉が収縮するので症状が出やすくなる。そんな夜間頻尿は“手もみ”で改善できると音琶さんは言う。「内臓や各器官につながる末梢神経が集中している場所のことを『反射区』といいます。手のひらには約1万7千本もの末梢神経があり、全身の臓器とつながっています。弱っているところの反射区をもむと、血流とリンパが流れてくるので臓器の動きが活発化してきます。病院に行くほどでもない不調を抱えていたら、手もみをすると症状が緩和しますので、早い人では翌日、遅くとも2週間ぐらいで症状が改善してきますよ」(音琶さん、以下同)夜間頻尿の症状を緩和するための反射区は3カ所ある。「膀胱」と、膀胱の動きをコントロールする副交感神経の司令塔である「間脳」、腹部の臓器を支える骨盤底筋が弱るのも頻尿の原因なので、骨盤底筋を強化する性ホルモンの分泌を促す「卵巣(男性は精巣)」の3カ所。これらの反射区を順番にもむことが大事という。これを両手に行い、1日3〜5セット繰り返すと、体調に変化が表れてくる。「膀胱の動きが活発化すると、尿をためられるようになります。排尿筋が上手にコントロールできないことを過活動膀胱といいます。間脳の反射区が刺激を受けると、自律神経が整うので、尿量が少ないのに強い尿意を感じたり、残尿感を覚えたりすることが少なくなってくるといわれています。また、卵巣から女性ホルモンが促されると骨盤底筋が強化されます。おなかが温まってきて、朝までぐっすり眠れるようになります。ただし、手のひらセラピーをやり始めると、すぐに体が温まり代謝が上がって脱水症状になりやすくもなるので、やりながらこまめに水分補給をしましょう」反射区の場所と押し方を覚えれば、スキマ時間にいつでもどこでもできる。寝そべってテレビを見ながらでもいいので、毎日の寝る前の習慣にして、ぐっすり眠れるようにしよう。
2023年12月06日12月4日、週末映画動員ランキング(12月1日~3日)が興行通信社より発表され、GACKT(50)と二階堂ふみ(29)がW主演する魔夜峰央原作のコメディー映画第2弾『翔んで埼玉~琵琶湖より愛をこめて~』が2週連続1位となった。「19年4月に公開された『翔んで埼玉』は、埼玉をディスる異例の内容で興行収入37億6千万円の大ヒットとなりました。続編には杏さんや片岡愛之助さん&藤原紀香さん夫妻などの新キャストも加わり、すでに公開2週間で興行収入は10億円を突破しています。今作では滋賀県が大きくクローズアップされており、滋賀県内の映画館では、公開後4日間で約2千万円の興行収入を記録。これは前作の11倍を超える記録的な数字だとか。早くも“第3弾”企画の話も聞こえてきています」(映画ライター)実際、『翔んで埼玉』第3弾制作にラブコールを送っている有名人もいる。「『翔んで埼玉』のスタッフの皆さーん!聞いていますかー?次の続編、もし作られる場合は、九州編お願いします!」11月25日に放送されたラジオ番組『福山雅治と荘口彰久の「地底人ラジオ」』でそう呼びかけたのは福山雅治(54)だ。「僕、ぜひ出演させてください!監督の武内(英樹)さん、よろしくお願いします!!」と、監督に出演を“逆オファー”。地元である長崎の「イチ国王として」長崎解放戦線に加わると宣言したのだ。映画関係者は言う。「もともと福山さんは『翔んで埼玉』のファンだったようです。武内監督とも、あの名作ドラマ『ひとつ屋根の下』時代から一緒に仕事をしている気心の知れた仲なのです。福山さんの郷土愛は強く、来年2月に行われる長崎ランタンフェスティバルの『皇帝パレード』には皇帝役として登場します。史跡『出島』を出発し、長崎駅前の出島メッセ長崎に向かうおよそ1.3キロの道のりを行進するもので、計2万人の動員が予想されています。日に日に募る“長崎愛”から直訴に至ったのでしょう」GACKTは著書『自白II』で第3弾「九州編」構想について、こう綴っている。《調子に乗った制作陣が『次回は福岡あたりが候補地に…』などと言っていたが、全力でパート3の制作は阻止する所存だ》「長崎の福山皇帝」登場なら、さすがにGACKTも首を縦に振らざるを得ない!?
2023年12月06日今年も残り1カ月を切ったなか、年末恒例の「2023ユーキャン新語・流行語大賞」が発表された。年間大賞に輝いたのは、阪神タイガースの岡田彰布監督(66)がリーグ優勝を表現する際に用いていた「アレ(A.R.E.)」だった。日本中の注目を集めた、38年ぶりの阪神優勝。日本シリーズのさなかには、テレビ番組やネットニュース、SNSでは確かに”アレ”があふれた。しかし、’21年の「リアル二刀流/ショータイム」、’22年の「村神様」に続いて、3年連続で野球用語が年間大賞に選ばれたことに「野球ばっかり」と一部からは不満の声もあがる事態に。流行語大賞はノミネート語から選考委員会が議論して選ぶ形となっているため、確かに世間との乖離を指摘する声も少なくない。では、実際の世間の感覚はどうなのか?そこで、15歳以上の1000人を対象にノミネートされた30語のなかから、本当の流行語大賞だと思うものはどれかを調査した。67票を獲得し、3位に選ばれたのは「推しの子/アイドル」。ノミネートされたものの、トップ10入りを果たせなかった。4月にアニメが放送された人気漫画『推しの子』。音楽ユニットYOASOBIが手掛けたアニメ主題歌「アイドル」はビルボードの国内チャートで21週連続1位を獲得。YouTubeの世界楽曲チャートでも日本人アーティストとしては異例の1位に輝くなど、世界的ヒットとなった。今年4月からのブームとあり、1年のうちで接する期間が長かったことからも「よく目にした」「耳にした」とする声が多く上がった。《流行期間が比較的長い》《アニメも歌も人気だから》《よく耳にしたから》《SNSで見かけない日はないくらいよく見る為》《曲がどこでも流れてたので》2位に選ばれたのは、大賞にも選ばれた阪神の今季スローガンでもある「アレ(A.R.E.)」。134票を獲得した。選手のプレッシャーとならないよう、優勝をこう言い換えた岡田監督。事務局も「岡田監督の言葉の力は人を動かす」と太鼓判を押した。今回のアンケートでも、阪神ファンからは《阪神タイガースファンだから》《阪神タイガースのファンなのでこれしか考えられない》《そんなもん、阪神38年ぶりの日本一の、象徴的な言葉やからな、お~ん》などと、熱烈なコメントが相次いだ。阪神ファン以外からは、実際に使用したことがあるという声が多く上がっている。日常生活での使いやすさが、“流行語”としての浸透度に大きくかかわるようだ。《家族や周りの人がみんな「アレ」と言っていたから》《普通の会話で使っている。ほかの候補はニュース・ワードみたいなものなので》《普段の会話でも使える言葉だし、実際よく使っていたので》《使いやすい言葉なので》そして「アレ」を抑え、“本当の流行語大賞”1位に選ばれたのは、大谷翔平選手の「憧れるのをやめましょう」だった。今年3月のWBC決勝戦。アメリカとの対戦前に、円陣で大谷選手は「僕からは1個だけ。憧れるのを、やめましょう」と声を張った。対戦相手のアメリカには、野球をやっていれば誰でも聞いたことのある実力派選手がそろっているとしながらも、「今日一日だけは、やっぱ憧れてしまったら超えられないんで。今日、超えるために、トップになるために来たんで。今日一日だけは彼らへの憧れを捨てて、勝つことだけ考えていきましょう。さあ、行こう!!」とチームを鼓舞。そして、見事WBCで優勝を果たしたのだった。野球用語では「アレ」が大賞を受賞したほか、「ペッパーミル・パフォーマンス」がトップ10入りするなか、この大谷選手の名言は受賞を逃していた。しかし、最も多くの人の心に刺さったのはこの“国民的”名言だったようだ。アレが関西を盛り上げたワードなのに対し、大谷選手のこの言葉は日本中を盛り上げたことからこちらのほうがよいとの指摘も多く寄せられた。《1番心に残ったから》《あの言葉の後、WBCで優勝したので》《AREは関西人だけなので、全国的にも感動し記憶に残る言葉はこれだと思う。》《考えさせられるとともに多くの人たちに感銘を与えてくれた》《素晴らしい活躍だったし多くの国民が注目していたし勇気元気をもらったから》結局、野球関連の言葉が1位に選ばれた今回の調査。野球が日本の国民的スポーツであることは間違いないようだ。
2023年12月06日12月5日、日本ミシュランタイヤが『ミシュランガイド東京2024』掲載店発表セレモニーを開催し、はえある飲食店が発表された。掲載されたのは全503店舗。中央区の寿司店が新三つ星となるなど、栄光を手にした飲食店が明らかになったが、そのなかで涙をのんだ店が。鳥羽周作氏(45)がオーナーを務めるフランス料理店「sio」だ。20年度から4年連続で一つ星に選ばれていた「sio」だが、今回は「セレクテッドレストラン」という枠組みで掲載されることに。「星として掲載するには及ばないが、ぜひとも紹介をしたいと選考員が感じたお店」という位置づけで今回から新設された枠だ。「『sio』の店名は“しゅうさく いつも おいしい”のイニシャルから来ているそうです。鳥羽氏といえば23年は広末涼子さん(43)の不倫騒動で大きな話題を呼びました。事態を重く受け止め、6月末に鳥羽氏は『sio株式会社』の代表を辞任しました」(スポーツ紙記者)自身の過ちによって、多くのものを失った鳥羽氏だが、自信は失っていなかったようだ。7月、長野にオープンした新店に訪れた「東スポWEB」の取材に対し《今年もこの不倫がどう影響するかわかんないけど、しなかったらもう一個新しい店もミシュラン取るし。内定はきてるから。いいじゃんもう俺は。『あいつは不倫したけど料理やらせたらやべーよ』でいいじゃん。そう思いますけどね》と”強気発言“をしていた。しかし、ミシュランガイドは調査員が身分を隠して店を訪れて評価するという公平性が売り。それにもかかわらず、鳥羽氏が正式発表に先んじて「内定」と断言するのはどういうことなのかーー。本誌が7月、ミシュランの担当者に取材すると《ミシュランガイドはレストランに掲載の内定をすることは一切ございません》と、完全否定した。そして今回の正式発表で、『sio』は一つ星の座から陥落していたことが明らかに。「内定」と言い切るほど『sio』に自信があったのだろうが、厳しい未来が待ち受けている。「東スポの取材に対して、ミシュラン側は陥落について鳥羽氏の不倫騒動は加味しておらず、料理と店そのものを純粋に評価していると説明しています。つまり、騒動とは関係なく『sio』は“格が下がった”ということです。ミシュラン・ガイドは国内のみならず、海外からの客入りに大きな影響を与えることで知られています。インバウンドが復調傾向にあるなか、今後海外からの客が減る可能性は大いにあり、騒動の経緯もあって信頼も失ってしまった。今後の経営に悪い意味で影響が出る可能性は必至でしょう」(グルメ誌ライター)そんななか、鳥羽氏が手がけた店としては、東京・北青山のフランス料理店「Hotel’s」もセレクテッドレストランに選出されたという吉報も。果たして、鳥羽氏の逆襲はここから始まるのか――。
2023年12月05日12月5日、東京都が来年度から私立高校を含む全ての高校の授業料を実質無償化する方向で調整していることが分かった。「東京都では都立高校の年間授業料は約12万円、私立高校は平均約48万円。現在は年収910万円未満の世帯に、都などはこれらの額を上限に助成しています。授業料を実質無償化にする背景には、物価高騰で年収910万円以上の世帯も経済的負担が増えていると判断したようです。来年からは所得制限を撤廃し、年収910万円以上の世帯についても都立高校では都が全額授業料を負担。私立高校では授業料の平均額を助成し、子育て支援を充実させていくとのことです」(全国紙記者)この件を報じたネットニュースのコメント欄では、《これは本当に素晴らしい》《小池さんありがとう》と評価する声が相次いで寄せられている。そんななか、真っ向から異論を呈したのは実業家のホリエモンこと堀江貴文氏(51)。同日に自身のYouTubeチャンネルを更新し、冒頭から「めちゃくちゃ愚策だと思います」と痛烈に批判した。東京都教育委員会が今年7月に公表した資料によれば、東京都における高等学校等への進学率は98.40%(’23年5月1日時点)。堀江氏は高い進学率の現状に言及し、「正直、普通科の高校にいま行っても何の潰しもききません。(中略)高校は誰でも行けるんだから」とバッサリ。堀江氏は“高校進学は就職とは関係ない”と考えているようで、「高校に行かなければ、就職ができないとかわけわかんない。そういうことで学校を選ぶの、マジ止めてほしいんですよね。それに我々の税金が使われるって本当に腹立つ」と憤った。“暗記偏重の教育は時代遅れ”とも指摘した堀江氏は、「脳をそんなことに無駄遣いするな、と。特に頭のいい人なんかはそうだと思うんですけど、マジで高校行く時間ムダ」と批判。「勉強できるやつにとっては、あの時間、学校の授業ってマジで退屈なんですよね。教科書を読めば終わるようなことを、何時間もかけて勉強させられるって苦痛でしかないんですよね」と、“代弁”していた。いっぽう“勉強が苦手な子”についても「それはそれで苦痛だと思う」と推し量りつつ、「偏差値50以下の奴とか高校行く意味全くないですよ。逆に偏差値60以上の奴も行く意味ないんだよね。偏差値50台ぐらいの中途半端な人は、多少意味があるのかもしれないですが。まあ今の時代はほとんど意味ないでしょうね」と発言。堀江氏は高校に通うよりも、「専門学校的なところ(に通う)とか、本当に手に職をつけた方が良い」と勧めていた。■「補助金を使うのって本当にアホ」「めちゃくちゃ愚策だと思います」そんな堀江氏の主張は止まらない。「高校の教育なんてみんな学校にただ行ってるだけで、ちゃんと勉強してる奴なんか本当一握りだと思います。そんなもののために、(中略)俺たちが納めた税金が使われる。俺は東京都民じゃねえから関係ねえっちゃ関係ねえんだけどさ、腹立つじゃん」と述べ、「通信制の高校でいいようなこと(できること)をわざわざ学校に通うって、それに対して補助金を使うのって本当にアホだと思いました」と発言。ため息交じりに「本当に本当に嫌だな」と拒否反応を見せ、さらにこう念を押したのだった。「普通科の高校なんかに、出来損ないが行ったらマジで悲惨すよ。これから何の役にも立たないスキルを3年もかけて、大金払って私立高校とか行って。たいして学力は上がらないのに、Fラン大学とかに奨学金で入って。奨学金返せなくなっちゃって、悲惨な人生を送るみたいな感じになってしまうので、私は本当にお勧めしない」否定的な姿勢を崩さない堀江氏は、最後に東京都の小池百合子都知事(71)に向けてこう警告している。「これを無料で無能を作り出す東京都のこの政策は、僕はめちゃくちゃ愚策だと思いますので、止めて欲しいと思います。今からでも遅くはない。小池知事、決断をすべきだと思う」
2023年12月05日THEE MICHELLE GUN ELEPHANTの元メンバーで、近年はThe Birthdayとして活動していたチバユウスケさんが11月26日に亡くなっていたと発表された。55歳だった。’96年、THEE MICHELLE GUN ELEPHANTのメンバーとしてシングル「世界の終わり」でメジャーデビューを果たしたチバさん。THEE MICHELLE GUN ELEPHANTが’03年に解散すると、’06年にThe Birthdayを結成し、以降は同バンドを中心に音楽活動を精力的に行ってきた。しかし、今年4月に食道がんを公表し、治療に専念するために活動を休止。亡くなったのは、それからわずか7カ月後の出来事だった。’22年12月に公開された映画『THE FIRST SLAM DUNK』の主題歌に楽曲が起用された際、新たなファンを獲得していたチバさん。幅広い層から支持されていたため、SNSでは《The Birthdayはスラムダンクで初めて知ったけど、凄くカッコいい歌声と音楽でした》《初めて買ったCD『ゲット・アップ・ルーシー』のチバさんの声は忘れない。思えば10代の頃からずっと聴いてた。ご冥福をお祈りします》とその死を悼む声が後を絶たない。食道がんといえば、飲酒と喫煙が要因となることが知られているが、チバさんもやはり愛酒、愛煙家としてしられている。たとえば音楽雑誌『ロッキング・オン・ジャパン』’15年8月号の誌面上企画では“夜8時から飲んで翌日の13時まで飲んでいることもある””チンザノのソーダ割を1晩で2本空けた”とその酒豪ぶりを明かしている。さらにサッカーの試合を観に行った際、飲みすぎでケガをしたとも告白。《昔、酔っぱらって国立のすごい上のほうから一番下まで転げ落ちたことがあって。(中略)その時一緒に観てたのが、うちのマネージャーと友達だったんだけど。『チバ死んだ』と思ったらしい》《周りの人がみんなびっくりして。一番下でゴーンってなって。そしたらスクッて立って、上のほうの俺の友達のところにピースしてビール買いに行ったって(笑)》またこの企画の際にも、チバさんは一時間で6杯ものアルコールを摂取していたという。タバコにまつわるエピソードも豊富だ。’18年07月9日、「Rolling Stone」のウェブサイトにアップされたインタビューでチバさんは《仲間内の中では吸い始めたのは俺が一番早かったね。何で吸い始めたのかなぁ……覚えてないなぁ》といい、《金は要らないね。好きな酒と好きなタバコが買えるだけあればいい》とコメント。さらに「TOWER」’12年7月20日号では《生きてくために必要なものはあるじゃんか~ ご飯だったり、俺にとっては煙草だったり》とも語っている。「『スモーキン・ビリー』という楽曲を制作したり、Instagramでタバコを吸いながらギターを弾く姿をアップしたりするほど、タバコはチバさんにとってなくてはならないものでした。タバコを吸うチバさんの姿はファンの間でも『かっこいい!』と評判で、チバさんに憧れてタバコを吸うひともいたほどです」(音楽関係者)稀代のロックスターは、天国でもお酒とタバコを楽しんでいることだろう。
2023年12月05日《いやー最高でしたまた宜しくお願いします!》12月4日、X(旧Twitter)にこう綴ったのは赤西仁(39)。17日放送の『まつもtoなかい』(フジテレビ系)にゲスト出演することが発表され、喜びをあらわにした。10年7月にKAT-TUNを脱退し、14年に旧ジャニーズ事務所を退所した赤西。独立後は楽曲制作やライブ活動などアーティストとして活動し、『まつもtoなかい』が10年ぶりのバラエティー番組への出演となる。「公開されている予告編では、MCの松本人志さん(60)と中居正広さん(51)に対し赤西さんが『10年間ずっと会いたかったんですよ』と熱弁を振るうシーンがありました。中居さんとは旧ジャニーズ事務所時代の先輩後輩という関係なので、お互い独立して再開するというのは感慨深い思いだったでしょう」(芸能関係者)赤西以外にも、“元ジャニ”の地上波番組への出演が増えてきている。「山下智久さん(38)はHuluオリジナルドラマ『神の雫/Drop of God』の番宣として日本テレビ系のバラエティー番組に多数出演。また、主演ドラマ『正直不動産』(22年、NHK)が好評で、来年には正月特番と続編連ドラも決まっています。錦戸亮さん(39)も今年は『家族だから愛したんじゃなくて、愛したのが家族だった』(BSプレミアム・BS4K)で独立後初めてテレビドラマに出演。出演したNetflixのドラマ『離婚しようよ』も配信され、そこでの色気ある姿にゾッコンになる人が続出しました」(前出・芸能関係者)また、三宅健(44)、北山宏光(38)、平野紫耀(26)、岸優太(28)、神宮寺勇太(26)ら『TOBE』の面々も、YouTubeで番組を配信するなど退所後も変わらぬ活躍を続けている。そんななか、一人だけ“仲間はずれ”な元ジャニがーー。手越祐也(36)だ。「手越さんは20年にNEWSを脱退し事務所も退所。それに際してYouTube liveで生配信した会見は同時接続者数132万人を記録するなど話題を呼びました。これは23年現在、日本でトップの同時接続者数です。その後はYouTuberとして動画を多数投稿し、登録者は170万人を超えた時期もありました」(音楽関係者)ところが、次第に手越が話題に上ることも減ってきて……。「いまではYouTubeの登録者は135万人まで激減し、当初は100万超えを連発していた再生回数も最近では10万を下回ることが増えています。20年10月にオープンしたプロデュースを手掛ける脱毛サロンも昨年5月末で全店閉店。こうした状況に手越さんも焦りを感じているのか、旧知のテレビ局員や関係者に売り込みをかけたそうですが、民放キー局への出演はいまだ実現していません。山下さんや錦戸さんをテレビで見かける機会が再び増えていますが、手越さんは様々な騒動を起こした末の退所ということもあって、どこもオファーを控えているのでしょう。滝沢秀明さんが昨年にXのアカウントを開設した際、応援コメントを寄せた赤西さんや錦戸さんの投稿をリポストしていましたが、手越さんのだけはリポストしませんでしたしね……」(前出・音楽関係者)3月のインタビューで手越は次のように話している。《『イッテQ』に僕がいたほうが『楽しい』『見たい』と言ってくれる視聴者がいるなら、僕は別の活動で十分マネタイズできているのでギャラ0円で出ます。番組に対して恩返ししたいという思いがあるので》(『マイナビニュース』3月15日配信)10月21日、フジテレビは旧ジャニーズ事務所との関係を検証した特別番組を放送。そのなかで元制作幹部の「事務所を辞めた人はキャスティングしないほうがいいのではないかという考えがあった」という証言が紹介された。こうした反省から、今後は各局が“元ジャニ”の起用に前向きになっていくとみられている。12月2日のイベントで、2023年は「ステップの年」とした上で「来年のジャンプになる自信と実感があります」と宣言していた手越。果たして、飛躍の年となるのかーー。
2023年12月05日今月2日、メキシコ・ハリスコ州の美しいリゾートビーチで、女性がサメに襲われて命を落としたとKTLA5などが報じている。マリア・フェルナンデスさん(26)は海岸から20メートルほどの浅瀬で5歳の娘と遊んでいたとき、サメが近くにいることに気が付いた。咄嗟に娘を浮き輪の上に乗せ岸へと逃げたが、娘をかばった瞬間に足を食いちぎられてしまったという。ビーチにいた人々が彼女を引き上げ、駆けつけた救急隊員も必死の救命措置を行ったが、大量の出血のためフェルナンデスさんは帰らぬ人となった。娘は奇跡的にケガなく保護されたそうだ。SUNによると、フェルナンデスさんはメキシコの名門グアダラハラ大学で海洋生物学を専攻していたという。同地区で開催が予定されていた水泳レースは中止され、地元当局は水辺に近づかないよう住民と観光客に警告している。
2023年12月05日《かねてより回復に向けて懸命の治療を続けてまいりましたが、思い叶わず2023年11月26日に家族に見守られ穏やかに息を引き取りました》日本ロック界屈指のスターが、また1人逝ってしまった。ロックバンド「The Birthday」のボーカル、ギターで活躍したチバユウスケさんが、11月26日に亡くなっていたことが分かった。55歳という若さだった。12月5日、公式サイトとチバさんのInstagramアカウントは冒頭のように発表。チバさんは今年4月に食道がんを公表し、治療に専念していた。「チバさんは’96年に、ロックバンド『THEE MICHELLE GUN ELEPHANT』でメジャーデビュー。’03年に解散し、’06年にThe Birthdayを結成しました。昨年12月に公開された劇場アニメ『THE FIRST SLAM DUNK』では、The Birthdayがオープニング主題歌を担当。映画をきっかけに、新しいファンが増えていたところでした」(音楽関係者)唯一無二のハスキーボイスとカリスマ性で、音楽ファンを魅了し続けたチバさん。あまりにも早すぎる死に、音楽界の枠を超えて惜しむ声が広がっている。いっぽう年末に差しかかるにつれて、50代ミュージシャンの訃報が後を絶たない。10月19日には、BUCK-TICKのボーカル・櫻井 敦司さん(享年57)が脳幹出血で逝去したばかり。さらに時を置かずして、10日後の同月29日にはX JAPANのベーシスト・HEATHさん(享年55)が大腸がんでこの世を去った。音楽シーンが喪失感に包まれるなか、改めて唱えられているのは健康診断の重要性だ。「とりわけHEATHさんとチバさんは、がんの発覚から亡くなるまでの期間が短かったことで共通しています。彼らが定期的に健康診断を受けていたかどうかはわかりませんが、バンドマンには“不摂生”のイメージを抱く人も少なくありません。とはいえ、何事においてもそうですが、音楽を続けられるのは健康があってこそ。ロックバンド『凛として時雨』のドラマー・ピエール中野さん(43)も、11月8日にXで《健康診断、人間ドックで身体の状態を数値化して、必要な対策(運動、食事、睡眠、栄養、飲酒量の調整など)していくのがおすすめです》と呼びかけていました」(音楽誌ライター)チバさんの訃報に触れ、SNSでもアーティストに健康診断を呼びかける声が相次いでいる。《チバさんの死を悲しんでいるアーティストたちはあんたたちも死んだら悲しむ人たちがいることを忘れるなよ。痛みや不調を酒やらで誤魔化すのもわかるが、マジで健診と受診はしてくれ》《あっちゃんもチバもいなくなって、俺が中高生の頃から好きなミュージシャンに今とにかく伝えたいことは「みんな健康管理をしっかりしてくれ、健康診断を受けてくれ」ってことだよ》《全バンドマン、音楽家、アーティストへ。定期的な健康診断は受けてください。誰かを感動させてしまった以上、あなただけの体ではありません》《お願いだからバンドマンこそ健康診断行って。無理するなは通じないだろうけど、死なないで欲しい》
2023年12月05日「最近、有田哲平さん(52)は建築中の別荘について思いをはせていると聞いています。有田さんにとって長年の夢でしたからね。今年3月、千葉県の海の見える場所に土地を購入し、敷地面積90坪程度の2階建ての別荘を建てているんです。そのお値段は約1億円だといいます」(芸能関係者)豪邸を建設中の有田。“夢の別荘”にはこだわりがあるようだ。芸能関係者が続ける。「有田さんはバラエティ番組『笑神様は突然に…』(日本テレビ系)の企画で、三浦半島や、千葉、軽井沢で別荘を探していました。番組では大好きなゴルフをプレーできて、海が近くにある場所がいいと話していましたね。今回の別荘はこの条件に一致しています」有田は’16年にひと回り以上年下の一般女性と結婚し’20年に長女が、’22年に次女が誕生している。別荘を“都会の喧騒から離れ、家族団らんの場所に”と考えているようだ。「大きな別荘ですが、部屋数はあえて少なめにしていると聞いています。こうすることで、大きくなってからも子供たちが部屋にこもったりせずに、家族で顔を合わせられればと考えているそうです」(前出・芸能関係者)’23年9月、有田はテレビ番組『ニッポン人の頭の中』(日本テレビ系)の放送開始に際して、「僕の頭の中は今、家族で遊びに出かける準備のことでいっぱいです。子どもをどこに連れていこうかなとか、何を持っていけばいいのかとか、車に全て積み込むことができるのかとか(笑)」とコメントを寄せていた。別荘の準備が、多忙な彼の今の癒しなのかもしれない。
2023年12月05日「『環境の美しさ』と、私たちの『心身の美しさ』。どっちも諦めないでかなえていこうというプロジェクトです」自身が設立した会社「レトロワグラース」で推進する活動について、YouTubeでこう説明したのは柴咲コウ(42)だ。「柴咲さんはSDGs実現を掲げ、’16年に会社を立ち上げました。7月に始めた『サステナビューティープロジェクト』は彼女が長年温めてきたアイデアで、その根底には『みんなの環境意識を底上げしたい』という思いがあるそうです」(芸能関係者)活動が評価され、’18年に環境省の「環境特別広報大使」に任命された柴咲だが、会社経営では苦戦しているようだ。「レトロワグラースは創業以来ずっと赤字決算です。’22年の決算は未公表ですが、おそらく7期連続赤字なのではないでしょうか。アパレルやファーム運営などのビジネスは不振で、柴咲さん自らが活動するエンタメ事業のほうでなんとか支えているようです」(前出・芸能関係者)そんななか、柴咲の会社に強力な助っ人が加わったという。「今年5月、新たな取締役にA氏が就任しました。A氏は“上場請負人”の異名を持つ人物で、複数社の社外取締役を務める企業経営のプロフェッショナルです。A氏がエンタメに詳しいということもあり、柴咲さんの会社を手伝うことになったと聞いています」(前出・芸能関係者)この援護が柴咲の追い風になったようだ。「最近、業績が上向いていて、柴咲さんも『今後は会社を黒字にしていく!』と気合が入っているのだとか」(前出・芸能関係者)社長業が上昇気流に乗ったことで、芸能活動のほうにもこれまで以上に精力的に取り組んでいる。「芸能生活25周年を迎え、今月、歌手として4年半ぶりの全国ツアーに挑みます。また、先日行った菅田将暉さん(30)とのインスタライブも話題になりました。芸能人としての価値をさらに高め、その知名度を生かしてSDGsについてもっと発信していきたいと考えているようです」(前出・芸能関係者)女優と社長業の二刀流を続ける柴咲。高い理想を実現するためにどちらも諦めることはないだろう。
2023年12月05日津田「小説の人物を演じる機会が本当に少ないので、新鮮でした。それに水瀬さんと、芝居を通してコミュニケーションすることができて楽しかったです。掛け合いをして、『なるほど、こういう感じか。そこはこう来るんですね』みたいな(笑)」水瀬「今回演じた真世は異世界の人でもなければ魔法が使えるわけでもありません。アニメっぽく際立たせるのではなく、自己投影する形で演じました。『叔父さんと姪の空気感ってこんな感じだろうな』というのをマイクの前で体感しましたね」こう語るのは声優の津田健次郎と水瀬いのりだ。人気作家・東野圭吾による『ブラック・ショーマンと名もなき町の殺人』が11月14日に文庫化。さらにシリーズ最新作となる『ブラック・ショーマンと覚醒する女たち』の単行本が’24年1月24日に刊行される。そこで両作の発売を記念し、『ブラック・ショーマン』のラジオCMが制作されることとなったが、なんとこのCMでは人気声優である津田と水瀬が豪華コラボを果たすことに!CMで津田は『ブラック・ショーマン』に登場する元マジシャンの主人公・神尾武史を、そして水瀬はその姪である真世を演じている。そんな2人にCM収録直後、本誌はインタビューを行った。■「長編映画が撮りたい」「男の子のキャラクターを演じたい」『ブラック・ショーマンと名もなき町の殺人』はコロナ禍を舞台にした作品。2人はコロナ禍をどのように過ごしていたのだろうか?津田「自粛期間中は、めちゃくちゃ規則正しい生活を送っていました。よく寝られるし、ご飯もちゃんと食べるし。映画が好きなので、めちゃめちゃ映画を観ていましたし……。すごく元気でした(笑)。ただ自粛期間中も本当に30分だけ、どうしても録らなきゃいけない仕事があったのですが、スタジオに向かう途中、人っ子一人いないなかを車で走って。『東京がゴーストタウンみたいだ……』って、ディストピア感に驚きました」水瀬「最初は『まとまった時間もあるし!』と思って、もともと興味のあった分野を勉強していました。子供好きなので、幼児の心理カウンセラーの資格を取ったんです。でも、状況がどんどん変わっていって、歌手活動でも無観客公演があって。やっぱりもどかしさがあったので、後半は『いつ夜が明けるんだろう』みたいな気持ちでした」津田は俳優としてドラマ『トリリオンゲーム』や『ラストマン』(ともにTBS系)といった話題作に出演し、水瀬も歌手として精力的に活動している。声優という仕事をベースに幅広く活躍している2人は、コロナ禍を経て、これからチャレンジしたいことはあるだろうか?津田「僕は映画を作りたいんです。短編は撮ったので、そろそろ長編を作りたいですね。ただ、僕が作ると重い作品になっちゃうんですよね。僕、暗いんで(笑)。重くて暗いんですけど、エンタメにもしなきゃいけない。長いこと温めている企画はありますが、相変わらず書いては消してってやっています。でも、いつか実現させたいんです」水瀬「声のお仕事でいえば、男の子のキャラクターを演じてみたいですね!いただけるお仕事なら何でも嬉しいのですが、男の子の役でレギュラーの作品が決まったら、より自分のキャラクターの幅が豊かになるかなと思います」■「僕ってポンコツなんですよ」「少人数ならたくさんお喋り」『ブラック・ショーマン』シリーズはミステリー作品。そしてミステリーといえば話が進むにつれて人間の“表と裏”が明らかになっていく作品が多いが、2人にもビックリするような意外な一面はあるのだろうか?たとえば、津田は渋さが魅力的だが――。津田「いや、全然渋くないですよ。それに、僕ってすごくポンコツなんですよ(笑)。この前も、お財布を忘れてしまって、“一日スマホでどれだけ戦えるか”っていうのを繰り広げていました。結構ギリギリで(笑)。僕、車に乗るんですけど、駐車場の精算機!アイツがねぇ……(笑)。全然電子化されてなくて、かなり厳しい戦いを繰り広げましたよ」では、水瀬はどうだろうか?水瀬「最初、津田さんは私に“ミステリアスであまり話さない”というイメージを持っていたそうなのですが、そんなことは全然なくて。少人数ならお喋りなんです。ミステリアスではないし、深みなんて全くない(笑)。だから今日、『たくさんお話してくれるんですね』と津田さんに言われたことが嬉しくて。今日の大収穫です(笑)」今回の共演を「水瀬さんはすごくクリーンな綺麗な音で喋るかた。願わくば、また2人で『ブラック・ショーマン』の長い作品を録ることができたら嬉しいですね」(津田)、「津田さんとこれほど近しい間柄を演じることは初めてでした。役の距離感に助けられて、待ち時間も楽しくお喋りをさせていただき、とても楽しい収録でした」(水瀬)と振り返った2人。現場は最後まで、和気あいあいとした雰囲気に包まれていた。
2023年12月05日ビジネス書『頭のいい人が話す前に考えていること』(ダイヤモンド社)の著者・安達裕哉氏が12月1日、X(旧Twitter)を更新。その内容が波紋を呼んでいる。今年4月に発売された『頭のいい人が~』は、11月に41万部のベストセラー(トーハン/ニッパン調べ)を記録し、“23年日本で1番売れたビジネス書”の称号に輝いた。その著者である安達氏は有名企業で経営コンサルティングに従事したのち、マーケティング会社の社長としても活躍する業界最注目のビジネスパーソンだ。Xのフォロワーは4万人を超え、連日、仕事で役に立つスキルやマネジメントについて発信している。そんな安達氏だが、1日にこう投稿した。《繰り返しますが、上司には「態度がムカつく部下には教えない、相手にしない」と言う権利があります。ガンガン見捨ててOK。部門の業績さえ良ければ、誰を相手にするかは当然、自由です》普段からマネジメントなどについて鋭く指南し、オウンドメディア支援の会社の代表を務め、コンサルティング、Webメディアの運営支援などしてきた安達氏。そんな同氏による“ムカつく部下”への強気な持論はSNS上で波紋を呼ぶ事態に。《同僚とかならまだしもこんなクソ上司居たら組織腐るから要らないワンマン社長で1人で仕事すればいい》《SNSに対する意識の低さが凄いCEOのいる会社嫌過ぎるな。逆に見捨てられそう》《CEOが顔出しでパワハラ容認!?うせやろ…》《やな上司だな~。仕事覚えさせないと業務が回らんでしょうが。無能か》いっぽうで、安達氏の主張に理解を示す人も。《しっかり燃えているpostだけど、 「使えない奴はどんどん投げ捨てていく」ニュアンスというよりは、 「ああもうダメかもな…」つって掴んでいた手を放してしまうタイミングが時々あるというニュアンスの話だと思っています》《「人材育成できない上司は上司としてクソ」という意見が散見されるけど、上司は組織を中長期的に発展させる責任はあれどむかつく部下を更生させる責任はありません》現在、投稿の表示回数は770万回を超えている。顔出しで発信してきた経営者の衝撃発言に、社員は何を思うだろうか。
2023年12月05日12月1日放送の『ミュージックステーション』(テレビ朝日系、以下Mステ)に、イタリア・ローマ出身の人気ロックバンド「マネスキン」が初登場した。昨年8月に開催された「SUMMER SONIC 2022」で鮮烈な“日本デビュー”を飾り、一躍知名度を上げたマネスキン。Mステでは、今年9月1日にリリースされた新曲「Honey(Are U Coming?)」を披露。出番直前にはMステのX公式アカウントで、《最高のパフォーマンスを見せるので、楽しみにしていてください!》と彼らのコメントが紹介されていた。そんななか、SNSでは共演者による“悪ふざけ”が物議を醸している。注目を集めたのは、マネスキンのパフォーマンス直前のこと。マネスキンのファンだというHey! Say! JUMPの中島裕翔(30)は「聞きたいことがある」として、ステージで待機するボーカルのダミアーノ・ダヴィド(24)に英語で「一番好きなアニメは何ですか?」と話しかけた。するとダミアーノは漫画家・諫山創氏を原作者とする『進撃の巨人』の英語タイトル『Attack on Titan』と、はにかみながら回答。さらに中島は「一番好きなキャラクターは?」と問いかけ、ダミアーノは主人公の「エレン」と答えていた。ところが中島は「さすがっすね、テレビのこともわかってらっしゃる。あの、(ダミアーノは)ドラえもんとクレヨンしんちゃんが好きだって……」と“誤訳”をわざと紹介。すると隣に座っていた山田涼介(30)に、「いま、進撃の巨人の話をしてるよ」と即座にツッコミを入れられていた。中島の“悪ふざけ”にスタジオは笑いに包まれていたが、SNSでは賛否が巻き起こる事態に。《Mステのマネスキンへのインタビュー、胸が痛む》《日本人アーティストが海外の音楽番組で同じことされたら、って思わないのかね。恥ずかしい》《輪ノリが楽しいんだろうけど、アーティストに対して失礼ですよね観ていて下品だなーと感じました》と、苦言を呈する声が上が。だがいっぽうで《Mステは生放送だしほぼ事前に話す内容決めてると思います》《お互い事前に合意済みの台本通りの受け答えをしたただけだと思う》と、“事前の打ち合わせがあったはず”と擁護する声も上がっていた。「ダミアーノは来日する以前から『進撃の巨人』の大ファンで、腕に主人公のエレン・イェーガーのタトゥーを入れるほど。来日公演では、アニメ第2期のオープニングテーマ『心臓を捧げよ』をアカペラで披露していました。いっぽう中島さんが挙げた『ドラえもん』『クレヨンしんちゃん』は、Mステと同じテレ朝で放送されているアニメ。場を盛り上げようとして引き合いに出したのかもしれませんし、事前に台本が用意されていた可能性も十分にあり得るでしょう」(テレビ局関係者)とはいえ、思わぬところで火種がくすぶっているようだ。「双方のファン同士が、ぶつかり合っている投稿も散見されているのです。例えば中島さんについて《叩くのやめてくれる? 》と擁護するユーザーに、《台本だとしてもMステにも中島さんにも非があります》と反論するマネスキンのファンもいました。中島さんの発言には様々な意見があるでしょうが、ファン同士が揉めるのはアーティストたちも望んではいないでしょう」(WEBメディア記者)
2023年12月04日12月3日、和田アキ子(73)が情報バラエティー番組『アッコにおまかせ!』(TBS系)に出演。後輩へのハラスメント行為が発覚し、楽天から自由契約となった安楽智大選手(27)についてコメントした。球場内のロッカールームで若手選手に下半身を露出させる、後輩選手に「アホ」「バカ」などと発言する、食事の誘いを断った選手に対し、深夜に執拗に電話やLINEを繰り返すなどといったパワハラ行為が報じられていた安楽。球団側は11月30日に会見で「報道はほぼ事実」とし、自由契約となったことを明かした。『おまかせ!』では、和田が一連の安楽の問題について言及。「相手の取り方やからね、屈辱を感じたりするのは」と、“された側”がどう感じるかが重要であるとし、「やっぱりロッカールームで下半身を露出させたと、こういう身体的なことは擁護とかできないもんね」と断罪。安楽が後輩選手に深夜にまで電話やLINEを送っていたことについては、「その労力はすごい」と驚嘆。「今は会わないで電話とかLINEでなんでも済むから、かえって執拗にしつこくなってくるのかもわからんね」と和田は話した。安楽のパワハラ行為に対し、終始厳しい態度でコメントした和田だったが……。ネット上では、こんな声が相次いでいる。《番組見てましたが御自分が同じように飲み会を強要したりされてた噂を聞いたことがあったから「どの口が言うのか」ってテレビの前で突っ込んだ方が多いのでは?と思いました》《この人は本当にパワハラをしたことはないのか》《安楽に対する和田アキ子の発言、年間おま言う大賞やな》というのも、和田は後輩タレントに対して厳しいムチを振るうことで知られている。「4月に『おまかせ!』で、chat GPTに“和田アキ子との飲み会を少しでも早めに切り上げるときの言い方”について聞くという場面が。chat GPTは『早起きをする予定があるので、そろそろ失礼します』という回答をしましたが、和田さんは『それは無理、関係ない』と切り捨て。さらに『体調が悪くなってきたので』という言い訳には『それもダメだ。病院についていく』と、和田さんは退席を厳しく禁じる姿勢を見せました」(芸能関係者)そのためか、和田の誕生日会には苦い思い出があるタレントも少なくないようで……。「40代で早稲田大学に入学した東国原英夫さん(66)ですが、入学翌日に新入生が絶対に出席しなければならないガイダンスと和田さんの誕生日がバッティングすることに。当時和田さんの誕生日会は“強制参加”という不文律があったため、東国原さんはやむなくガイダンスを欠席し、和田さんの誕生日会を選ぶことに。『あの頃は強制でしたから、つらかった』『1週間前から胃が痛くなる』ともかつてテレビ番組で振り返っていました」(前出・芸能関係者)和田と親しいことでも知られる勝俣州和(58)も、お笑いコンビ・鬼越トマホークのYouTubeチャンネルに20年8月に出演し、和田の誕生日会の様子を暴露。勝俣によると、和田さんの誕生日会中に20人ほどで「チューチュー!」「みんなしてチューしちゃえ!」と部屋の隅に追い詰めていったところ、和田がいきなり「シーーーー」と息を吐いたという。すると和田は勝俣の顔に鉄拳制裁を下したというのだ。勝俣はあまりの衝撃の強さに「ドクロが裏返った」と表現していた。東国原や勝俣は、和田のこうした振る舞いをどう受け取っていたのだろうかーー。08年には本誌のインタビューに対し、「公の場所で恥をかく前に、誰かが叱ってやるべきなんです」と後輩を叱る意図を明かしていた和田。後輩タレントへの厳しすぎるようにもみえる態度は、和田なりの愛のムチなのかも?
2023年12月04日登録者数72.1万人のYouTuber「オセロ」が投稿した動画に波紋が広がっている。12月3日、「24時間揚げ物生活!さすがに更生しました!」という動画をアップ。メンバーのたくみなかうが、アメリカンドックやイカフライなどの合計8個の揚げ物やスナックを頬張るという1分ほどの内容だ。「24時間〇〇生活」というのはYouTuberの間では定番の企画。他のYouTuberらが行っているように次々と食べる様子が映し出されると思いきや、たくみなかうは、全ての食べ物を一口かじったあと、飲み込むことはせず、袋に吐き捨てていた。最終的に「20:00ゴミ捨て場」というテロップが映し出され、マンションのゴミ捨て場のような場所にゴミ袋を捨てる場面で動画は終了した。同様の内容はTikTok上にもアップされており、こちらには2000件以上のコメントが寄せられた。多くは批判的なものだ。また、X上でも拡散され動画内の行為を非難する声が相次いでいる。《ほんと、面白くない。バチが当たるよ》《全く面白くないし、何がしたいのかわからない。不愉快》《不快すぎるなぁ。もう、麻痺してんだろうな》《炎上狙いなのか分からんが、基本的に食べ物粗末にする人はろくな奴じゃない》《汚ねぇ、二度と 食いもんを食うな食べたくても食べれない子居るんだぞ恥知らずだし失礼、何がしたいん怒りすらある》「オセロは元々、たくみなかうのほかインフルエンサーとして活動していた2人と”タモ好き”の4人で構成されていたYouTuberグループです。ナイジェリア人であるタモ好きのキャラクターが人気を博していましたが、今年10月にタモ好きとメンバーのたまきが脱退。残ったリーダーのなおキングとたくみなかうで活動していましたが、豚汁をなおキングの頭にかけたり、おにぎりをバットで打ち付けるなど、食べ物を粗末にする動画ばかりを投稿し、大きな批判を浴びていました。その批判に耐えかねたようで、11月30日、なおキングも脱退を発表。誹謗中傷のDMがたくさん届いたと明かし、『オセロのリーダーとして相方が食べ物を粗末にしているのを毎回止めれば自分も傷付くことなく視聴者の皆さんも楽しめる動画が出来ていたと思いました』と謝罪していました。メンバーがたくみなかうのみとなった現在、今回話題になった動画に『更生しました』と付いているのは、このメンバー脱退を受けてのことでしょう」(Webメディアライター)たくみなかうが一つ前に投稿していた動画では、食べ物を粗末にする動画をあげる理由について「楽しいからだろうが」と叫び、「買ってるの俺やねんから権利は俺にあるやろ」と主張していた。
2023年12月04日12月3日、お笑い芸人のやす子(25)が『坂上&指原のつぶれない店』(TBS系)で、貧しかった幼少期の壮絶な思い出を告白した。番組の企画で、「セブンイレブン」の冷凍商品の新規企画を任されたやす子は、テーマとして「食べて楽しく元気になる」ことを掲げた。このことをテーマにした理由は、やす子の幼少期の経験にあるようだ。「うちは家庭環境が貧しくて、テレビがなかったり洗濯機がなかったり」と語るほど、貧しかったというやす子。母子家庭のため、母親はやす子と妹を育てるべく働きに出ており、家では妹と2人きりで過ごすことがほとんど。おなかをすかせた妹のため、やす子は学校で率先して給食当番となり余ったパンや牛乳を持ち帰って食べていたそう。それほど家庭での食事はままならず、「給食以外食べないことが多くて、自分の記憶だと夜ご飯とか1分ぐらいで終わった記憶なんですよ」ともコメント。また、夏休みについては「本当に地獄でしたね。給食ないから」とその過酷さを振り返っていた。飢えを救ってくれたのは、スーパーで50円で売っていた大量のパンの耳。夏休みの間はずっとそれを食べていたのだという。ひもじい食生活だったが、あるときやす子は妹を喜ばせたいとの思いで、パンの耳を油で揚げ、砂糖をかけてアレンジ。すると、「お姉ちゃん美味しい」と妹が笑顔になったという。この妹との思い出が、今回のテーマ「食べて楽しく元気になる」に通じているのだ。この放送に衝撃をうけた視聴者は数多くいたようで、SNS上には、やす子の極貧エピソードに胸を打たれた人の感想が相次いで投稿された。《「つぶれない店」で、やす子の小さい頃に1日の食事が学校の給食だけの日もあったという話を聞いて、胸がギュッとなる》《やす子ちゃん本当に小さい頃苦労したんだね。妹さんいて、ご飯食べるのも苦労したんだね…なのにとっても魅力的で素敵な人だなぁ!笑顔も素敵よねー。何か頑張ろうって思った!》《やす子さんの頑張りに涙。苦労されてきたんですね。私も母子家庭で育ったので共感しました》《芸人のやす子さん、幼少期に貧乏で苦労してきたんだね。初めて知ったけど、みんな色々あるんだね。久々に少し涙ぐんだ》また、放送当日やす子はXで《VTRでは可哀想な感じに見えますが実際子供の頃は貧乏だけどとても楽しかったし、1人で育ててくれた母親には感謝しています今はとても母と妹とも仲いいです》とフォロー。この優しい心遣いにも“素敵!”と絶賛の声が寄せられていた。
2023年12月04日12月3日、ダウンタウン・松本人志(60)と中居正広(51)がMCを務める『まつもtoなかい』(フジテレビ系)で、次回17日放送のゲストとして赤西仁(39)と山田孝之(40)が出演することが発表された。著名人2人をマッチングさせ、対面トークさせる『まつもtoなかい』。これまでにも布袋寅泰(61)とYouTuberのHIKAKIN(34)、叶姉妹やきゃりーぱみゅぱみゅなど、異色の組み合わせで展開されるトークが話題になってきた。元KAT-TUNで、’14年にジャニーズ事務所を退所した赤西はこれが10年ぶりのバラエティー番組出演。中居も「赤西仁さん……赤西くん!?」と驚きの表情を見せたが、芸能関係者は語る。「中居さんはもともと、“辞めジャニ”との共演には慎重な姿勢だったのですが……。旧ジャニーズ問題もあり、心境が変わったのかもしれません」‘20年10月に退所した山下智久(38)はHuluオリジナルドラマ『神の雫/Drop of God』の番宣のため、今年9月に『ヒルナンデス!』や『ZIP!』など日本テレビ系の番組に多数出演。しかし中居が笑福亭鶴瓶(71)とともに司会を務める『ザ!世界仰天ニュース』へのゲスト出演の話が持ち上がるも、中居が「待った」をかけたと「女性セブン」が報じていた。「これは、中居さんの旧ジャニーズ事務所への配慮だといいます。中居さんのマネージャーは旧ジャニーズ事務所からの出向ということもあり、独立後も良好な関係を築いてきました。それだけに、辞めジャニとの共演には慎重にならざるを得なかったということです。実際、5月には『まつもtoなかい』の初回ゲストとして香取慎吾さん(46)が出演し元SMAP同士の久しぶりの共演が話題になりましたが、共演は実に6年ぶり。中居さんが相当慎重になっていたことがうかがえます。香取さんとは元SMAPのよしみということで共演を承諾したかもしれませんが、山下さんをはじめ錦戸亮さん(39)や手越祐也さん(36)といった後輩辞めジャニとは、退所後一度も共演していません」(前出・芸能関係者)しかしここに来て赤西と共演し、ついに“タブー”解禁。そこには目まぐるしく変わる芸能界の構造が関係しているという。「旧ジャニーズ問題が噴出して以降、各局が旧ジャニーズ事務所との関係を検証した内容を公表しています。『まつもtoなかい』のフジテレビも10月21日に特別番組を放送し、元制作幹部の『事務所を辞めた人はキャスティングしないほうがいいのではないかという考えがあった』という証言が紹介されました。こうした反省から、フジテレビも今後“辞めジャニ”の起用に前向きになっていくと見られます」(前出・芸能関係者)ついに“辞めジャニ”との共演を解禁した中居。“この勢いで!”と、これまで実現してこなかったSMAPの“ツートップ”として人気を博した木村拓哉(51)との共演を期待する声がSNS上で続出している。《今日といい、次回といい凄いマッチングだなーこの調子だと来年一発目に浜ちゃんと木村くんが出そうな勢い》《この番組に不可能は無い!来年は是非木村くんをゲストに!》《まつもtoなかい次のゲスト赤西君か(笑)いつかまつもtoなかいに、木村君が出演する時がありそうな気はする》
2023年12月04日帯状疱疹ワクチンの補助金が出るということが各自治体で発表され、50代以上の女性たちの間で、接種するかどうかが話題になっている。80才までの3人に1人が発症するといわれる「帯状疱疹」。体の片側に、痛みが出ると、そのあと神経に沿って帯状に発疹・水ぶくれの症状があらわれる。激しい痛みを伴い、発熱や頭痛の症状も出ることもある。早期に治療を開始すれば通常は2~4週間でよくなっていくことが多いが、10~25%の人は「帯状疱疹後神経痛」へと移行し、治療に数か月から数年を要することもあるのだ。重症化すると、神経痛だけではなく、しびれ、顔面神経麻痺、失明、難聴になることもあり、“普通の暮らし”ができずに、QOLの低下にもつながってしまう。発症する人は、過去に水ぼうそうに罹った人。「水疱瘡(ぼうそう)・帯状疱疹ウィルス」は、治癒後も神経に潜伏し、免疫力低下や加齢により、このウイルスが再び活性化することで発症してしまう。そして、発症率が増加するのが50代!NHKの『クローズアップ現代』の特集では、患者の7割が50代だったという。発症リスクとしては、過剰なストレスや過労、糖尿病や感染症による免疫力低下、免疫抑制による治療、自己免疫不全などがあげられる。60代、70代の発症率も高いうえに、帯状疱疹後の神経痛への移行リスクも高くなる。だからこそ、帯状疱疹は早期治療が重要だが、50歳以上は、予防のためにワクチン接種の対象となっている。また2023年から、このワクチン接種費用を助成する自治体も増えている。7月からは、テレビCMでも、風吹ジュンさんの演じる母と、井上真央さん演じる娘とが、帯状疱疹について語り合う帯状疱疹啓発が行われている。■50代、帯状疱疹ワクチン、打つ?打たない?今回、「女性自身」では、500人の女性に緊急アンケートを実施。調査の結果は、以下の通り。「すでに摂取している」28人「打ちたい」103人「打ちたくない」194人「迷っている」173人最も多かった「打ちたくない」という人は、副作用や効果に対する疑念があるという人や、コロナワクチンをイメージしてしまい躊躇しているというのが主な理由であるようだ。「打ちたい」という人は、帯状疱疹の辛さを経験した人や、周囲で罹患した人の話を聞いて接種を希望している。すでに打った人は、医者からのすすめや、ワクチン接種の案内などを受けたことがきっかけの人も。東京都保険医療局サイトによると、ワクチンには乾燥弱毒生水痘ワクチンと乾燥組換え帯状疱疹ワクチンの2種類があり、前者は生ワクチンで1回1万円程度、持続性は5年ほど。一方、後者は不活化ワクチンで2回で4万円程度、持続性は9年ほどだという。発症予防効果は、生ワクチンが69.8%、不活化ワクチンが96.6%というから、費用と効果を考慮して決めたいところだ。アラ還になった本誌記者は……主治医の西本クリニックの西本隆院長からこんな話を聞いた。「生ワクチンは、1回打てばいいけれど効果は5年ほど。新しい不活化ワクチンは、2回打ちますが、予防確率でいうと、50歳以上は97%、70歳でも91%、少なくとも10年以上は大丈夫。あなたの年齢や仕事を考えると、ワクチンを打たれたほうがいいと思いますよ」仕事や家庭でさまざまなストレスに直面することも多く、それでも頑張らなければいけない年代の人達に、西本先生がお勧めしたいというのが帯状疱疹予防のためのワクチン接種。「昔は、水疱瘡に罹る子供さんも多かったので、自然に大人たちも免疫が強まる、いわゆるブースター効果を得る機会がありました。しかし、子供さんに対する水痘ワクチンの定期接種が始まって、このようなブースター効果を獲得しにくくなったことも、今の50代以降の方々に帯状疱疹が増えている一因の一つとも言われています。実は私も60歳になった年に、『自分は罹らないだろう』と思っていた帯状疱疹に罹患した経験があります。このころは、まだ今のような不活化ワクチンはなかったのですが……」従来からの弱毒生ワクチンと、新しい不活化ワクチンのどちらを選択するかは、一人一人がよく情報を咀嚼して決めたい。「副作用も気になるところですが、一時的な注射部位の痛みや発熱は、ワクチンに含まれるアジュバント(免疫力を上げるために使われている物質)によるもので、ワクチンの有効成分自体とはまず関係がないと考えられます。」記者が、自分でも調べてみると、自治体により、新しい不活化のワクチンは助成金があることを発見!記者の住む自治体では、50歳以上の人で、1回につき1万円×2回の助成があることが判明した……そこで、助成の申し込みをした。そして……不活化のワクチン接種、1回目!筋肉注射なので、腕に痛みが出たのと、翌日、体がだるいな~と思ったら、37.5度の発熱があった。その翌日の朝も37度代になったが、昼過ぎには平熱に下がった。副作用だって人それぞれのはず。打つか?打たないか?補助金が出ても、まだ高いと感じる人もいるし、効果が分からないと迷っている人も多い。かかりつけの医師に相談するなど、後悔のないように、公的機関のお知らせなどを読んでしっかり考えよう。【教えてくれたのは……】西本隆(にしもとたかし)医師・西本クリニック院長。日本東洋医学会 漢方専門医・指導医/日本内科学会認定内科医。兵庫県西宮市にある、内科、漢方内科、アレルギー科、心療内科のクリニックで、漢方と西洋医学を生かして、一人ひとりの患者に合わせたオーダーメイド的な総合治療を提供し全国から患者たちが診察に訪れる。
2023年12月04日かつて来店客に対して「クソ素人」などと非難し、物議を醸したラーメン店「道の途中」の店主が11月29日、元NGT48の荻野由佳(24)が来店したと報告した。「道の途中」は、もともとアメリカ・ボストンにも出店するほどの人気チェーン「夢を語れ」の一店舗だった。ところが4月21日、同店に訪れたあるTwitter(現X)ユーザーが、具体的な店名を出さずイニシャルで表現した上で、同店のスープや麺などを「不味い」と酷評。そして「もう2度と行かない」とツイートしたところ、その投稿を見つけた店主はこうリプライした。《もちろんもう二度と来ないでください!お残しに募金を頂いてるのですが、不快だったので声もかけず、ありがとうございましたも意識的に省略しました》《コールの時に「にんにくなし」って言われた時点で、クソ素人が来たなと思ってたんですけど案の上だったので、そもそもこういう輩が入って来ない店を目指したいです》すると、この投稿はたちまち大炎上することに。同月24日、店主はTwitterに謝罪文を掲載し、一連のツイートも全て削除したが、それでも非難の声は止まず――。その結果、「夢を語れ」本部は本誌の取材に対して担当者が謝罪した上で、店の屋号を外させると明かした。そして実際、騒動の後に屋号は変わり、現在は「道の途中」という店名で営業している。そんな「道の途中」の店主は騒動から約7ヵ月後となる11月29日、自身のブログを更新。もともと店の隣町出身の荻野に来店してほしいという夢があり、店内に荻野のポスターを掲示したり、その様子をブログで明かしたりしていた店主だが、《本人登場です(笑)》といい、ついに荻野が来店したことを報告。ツーショットを公開した。荻野はこの日、父親と兄との3人で来店したそうで、店主は《なんせもちろんアポなし来店であったので、店の扉が開いた瞬間に直ぐに由佳ちゃんに気づけて、ボキャ貧というかとても失礼な話で「マジか!やばい!」と飲食店経営者としてあるまじき言葉を発してしまったのです》とコメント。さらに《なんでも僕がこのブログに荻野さんの来店を待望してる旨をスクショして、荻野さんに教えてくれたファンの方がいたようで、今回はその方のおかげでもありますよね》と感謝し、《ラーメンを食べ終わった後に少しだけお話する時間があって、お互いに応援してる浦和レッズのことや、これまたお互いに炎上してしまった者同士で、僕にとってはずっと輝くような貴重な時間を頂けました》と明かした。また店主は《ここで僕が口を大にして言いたいのは、夢を公言することは、それが実現への一歩だったりもするってこと。これは謙遜ではなくて、僕が荻野さんに来店してもらいたい旨をネットに上げなかったら、今回の件は実現しなかったでしょう》といい、こう結んだ。《僕も荻野さんみたいに、誰かを喜ばせられる人間になりたいですね~。あらためて荻野由佳さんを始め、一緒に来店してくださったご家族の皆さん、及び荻野さんに情報提供をしてくださった方、本当にありがとうございました!》店主は道の途中で、念願の夢を一つ叶えたようだ。
2023年12月04日「本当、皆さんご心配なく。本当にあの、ちょっとモヤっとさせてたんですよ」12月2日放送の『田中みな実 あったかタイム』(TBSラジオ)で、こう呼びかけたのは田中みな実(37)。ゲスト出演した人気占い師・ゲッターズ飯田(48)から「ネットに出てる“大谷翔平と田中みな実結婚する”、あれ何なんですか?」と問われ、「あれ、ねぇ~。上がってくる」と反応した田中。大リーグ・エンゼルスからFAとなっている大谷翔平(29)との“結婚説”が、浮上していたというのだ。田中はゲッターズ飯田の問いを否定することなく、「(大谷選手との)相性ちょっと見て」と要求。ゲッターズ飯田が「友達からの延長で、恋は入ってます」と占いの結果を伝えると、田中は「いや、そんな時間はない」と即答した。その理由は大谷と友達になることが難しいだけでなく、「私、あんまり友達から(恋に発展すること)ってないです」と明かした。田中は“一目惚れするタイプ”だといい、第一印象が良い人に惹かれるという。その上で冒頭のように“結婚説”を否定しつつも、「気分は悪くないじゃない」とご機嫌な様子だった。いっぽうで大谷との“結婚説”をめぐっては、“直撃”も受けたようだ。田中が横断歩道で信号待ちしていたところ、小学生くらいの少年から「すみません、田中みな実ですか?」と声をかけられたとのこと。田中が「はい」と答えると、少年は「大谷翔平と付き合ってるんですか?」と質問。田中が「どういうこと?」と聞き返すと、少年は「TikTokで流れてきたんです」と答えたという。この出来事を振り返って、「若い子たちも知ってるんだなと思って。そういうネットニュース」と述べた田中。「“田中みな実”で検索したら、スペース(を挟んで)大谷翔平さんの名前が出てくるから」と語り、「それはそれでいいかなって。悪い気はしないから。ありがたいよ、こちらは。あえて別にラジオとかでも言及しなかったけど、もうこれで消えちゃいます」と寛容さを見せていた。終始まんざらでもなさそうな素振りを見せていた田中だが、肝心な情報の出どころはというと……。「そもそも、大谷選手と田中さんの熱愛を報じたメディアはありませんでした。噂のきっかけは、今年4月に山田邦子さん(63)のYouTubeチャンネルで公開された『【重婚希望】大谷翔平が気になる!!』と題する動画です。山田さんは大谷選手の“結婚相手の候補”として、田中さんや上白石萌音さん(25)、橋本環奈さん(24)など複数の女優を推薦していました。メディアも山田さんの動画に反応し、『スポニチアネックス』は『山田邦子、大谷翔平の結婚相手を大予想「私は広瀬すずちゃんを…」』のタイトルで記事を配信。ところが、直後に記事が削除されたというのです。理由はわかりませんが、悪意のある記事ではなかったため不自然に感じた人もいたようです。一部では、“大谷選手を狙っていた田中さんが怒って記事の削除要請をした”という説を報じたメディアも。そうした情報に尾ひれがつき、結婚説が浮上したようです。とはいえ山田さんの動画は、再生回数が約4,500回とバズっているわけでもありません。あくまでも“独自予想”なので、真に受けるのもいかがなものかと思いますが……」(芸能関係者)「皆さんご心配なく」と“上から目線”で、もったいぶるように語った田中。しかしネット上では“結婚説”の認知度はさほど高くないようで、しらけムードが広がっている。《あり得ないあり得ない。そんな説聞いたことないしジョークでも面白くない》《知らなかった。聞いたこともなかった。知っていても「モヤッと」する事もなかったと思う》《いや…肯定も否定もせずそのまんまって、めっちゃ独りよがりやん。あなたは気分悪くなくても、実際には交際していないのならば大谷翔平にしたらいい迷惑なんやない?》《ある訳がない。大谷さんの視界にもないよ。話題作りか!》
2023年12月04日12月3日、都内で行われたオンラインRGP「メイプルストーリー」のオフラインイベント「Super Maple Party」の会場に香取慎吾(46)が登場した。「メイプルストーリー」は世界で累計1億8千万人以上がプレイしている大人気ゲーム。香取は鮮やかなオレンジ色のシャツを着てイベント会場を見学したあと、同じオレンジ色のメイプルキノコと可愛らしいフォトセッションに臨んだ。イベント後の囲み取材では「リトカっていうのは香取を入れ替えて、憧れの高橋名人のように付けた名前なんです。YouTubeでゲームやるときに実況中継やるときのキャラなだけなので、実はリトカ名人として取材を受けるのは初めてなんです。久々だよ!こんなに多くのカメラに囲まれるのは。びっくりです、急に芸能人になった気分(笑)」とおどけてみせた。ゲーム歴を聞かれると「子どものころからなので30年以上。香取慎吾の芸歴と同じくらい。ファミコン、スマホ……ほとんどの機種のものをやっていましたね。子どものころからある程度お金は稼いでいたので(笑)。今でも印象に残っているゲームは、スパルタンX、アイスクライマー、ゼビウス、クラリウス……」と昭和の人気ゲームの名前がずらずらと出てきた。また忙しかったころもゲームをやっていたのかを聞かれると、「ずーっとやっていましたね。良くドラマの共演者に『慎吾ちゃんはいつも寝ていた』って言われてたけど、仕事以外はゲームをやっていたので、合間は寝ていたんですよね(笑)」と振り返りながらも「ポートピア連続殺人事件」「風雲たけし城」「シムシティ」など、昔懐かしいゲームの名前が次々と跳び出してきた。「どれも憧れの高橋名人の時代のものなんですよね。今年はライブや個展で全国を回らせていただいたりして、いろんなことをさせていただきましたが、今年の締めとしてリトカ名人としてメイプルストーリーに出会えて楽しかったです。来年もスピードを緩めず、辰年なので龍のごとく高く昇って走り続けたいです」終始“香取節”で報道陣を沸かせてくれた香取だったが、なんとこのオレンジのシャツのポケットにPRADAのロゴ、靴にはLouis Vuittonの模様が……。ゲーム会場でもおしゃれ心を忘れない香取慎吾の心意気が垣間見えた。
2023年12月04日「にんじんもねぎも高すぎる…」店頭に並ぶ野菜の値段にため息をついている主婦は多いだろう。農林水産省が今月21日に発表した11月の食品価格動向調査によると、にんじんやキャベツ、玉ねぎの全国平均小売価格は平年に比べて3割も高く、ねぎやトマトは2割ほど高くなっている。野菜はムダなく使い切らなければと意気込むものの、ついしおれさせてしまうことも……。「しおれた野菜は捨てないで! 水やお湯に浸すだけで、シャキシャキ感を取り戻し、復活させることができるのです」そう教えてくれたのは、野菜に関する研究成果や情報を提供する野菜科学研究会の西山博さんだ。「茎を食べるアスパラガスやセロリなどの野菜は、一輪挿しのように根本を水に浸せば、3時間程度で水分を吸い上げ、みずみずしく復活してくれます。長ねぎは葉先部分まで水を吸うのに時間がかかるため、適度な長さにカットしてから切り口を水につけましょう」(西山さん、以下同)野菜を浸す水は、ミネラルウオーターなどにこだわらず水道水で問題ないという。「根菜のにんじん、ごぼう、実を食べるトマト、きゅうり、ピーマンなどは全体を浸したほうが、早く復活します。サラダにしてすぐ食べたいなら、氷水に。食物繊維が引き締まり、ひんやり歯ざわりのよい食感を味わえます。ただし、氷水で復活時間が早まるわけではありません」ほかにも野菜によって適切な方法があるという。なぜ、これらの方法で復活するのだろうか?「野菜は全体の80~90%前後が水分です。収穫後も気孔から水分を蒸散し続けるため、数%失われただけで表面が乾き、しおれてしまいます。そのため、水分を補給することで、ふっくらとよみがえるわけです。とくに気孔は葉の表面に多く、50度前後で大きく開き、水分の吸収が早まるので、葉物野菜には50度洗いが効果的。気孔が少ない根菜や果実は水に入れてゆっくり浸透させる必要があるんです」長めに水に浸す場合は、冷蔵庫に入れるか少量のお酢を加えて。「ただし、これらの方法は見た目と食感がよみがえるだけ。失われた栄養成分まで復活するわけではありません。野菜は鮮度のよいうちに食べるのがおすすめです」しなびた野菜も、鮮度を取り戻す復活術で最後までおいしく使い切ろう!■鮮度を取り戻す野菜復活術6【1】一輪挿し法(アスパラガス、セロリなど)茎を食べるアスパラガス、セロリなどの野菜は、コップなどに2cm程度の水を入れ水分を吸い上げやすいように切り口を斜めに切り、1~3時間程度置く。Mサイズのアスパラガス2時間、茎の太いセロリは3時間が目安。切り口から水を吸い上げ、シャキシャキに。【2】マグカップ法(長ネギなど)長ネギの場合は、倒れにくいマグカップなどに2cm程度の水を入れ、5cmほどにカット。水分を吸い上げやすいように切り口を斜めに切り、3時間程度置く。しなびた葉先も厚みが増してふっくら、みずみずしさやハリ、固さが戻る。【3】丸ごと水漬け(にんじん、ピーマン、ナス、ごぼうなど)にんじんやごぼうなどの根菜や、ピーマン、なすなど果実を食べる野菜は、野菜がかぶるくらいの水を入れた容器に、丸ごと入れる。ごぼうなど長いものは適当な大きさにカットしてOK。サイズによって1~3時間を目安に置く。シワが消え、みずみずしい状態に戻る。【4】氷水漬け(トマト、きゅうりなど)トマトやミニトマト、きゅうりなど生サラダにして食べたい野菜は、野菜がかぶるくらいの水を入れた容器に、氷を加えた氷水に丸ごと入れる。サイズによって1~3時間程度置く。食物繊維が引き締まり、ひんやりシャキシャキ食感が出る。トマトは1時間程度、きゅうりは太いものでも2時間程度で十分に復活する。【5】一晩じっくりお酢入り水漬け(大根など)大根などの大きな根菜は適度な大きさにカットし、野菜がかぶるくらいの水を入れた容器に入れる。お酢を小さじ半分ほど加えて半日~1日程度冷蔵庫へ。使いかけの野菜は両端を薄くカットし、切り口を新しくしてから水に浸ける。皮にハリが出て、食感も復活する。【6】50℃洗い(白菜、キャベツ、レタス、水菜など)白菜などの葉物野菜は、1枚ずつ葉をはがして50℃のお湯で1~2分程度軽く洗うようにふり洗いする。または2分程度50℃のお湯に浸けたままでもOK。取り出した後に、冷水で冷やし、水気を切る。温度が熱すぎたり、長く浸し過ぎると反対に葉を傷めてしまうため注意。
2023年12月04日12月2日放送の『朝だ!生です旅サラダ』(ABCテレビ・テレビ朝日系)で、当面の間休むことが発表された神田正輝(72)。共演者の松下奈緒(38)がオープニング冒頭で、「神田さんは現在、体のメンテナンス中で、しばらくお休みをいただくことになりました」とアナウンス。11月18日の放送では「72歳で初めて体のメンテナンスをすることになりました。きちんとメンテナンスをしてすぐ戻ります」とコメントを寄せていた神田だったが……。「11月18日の放送では、“1週間くらいで復帰するんじゃないか”と見る向きが大半でした。しかし翌25日の放送も、神田さんは“体のメンテナンス”を理由に欠席。いっぽう前日には『NEWS ポストセブン』で、神田さんが1週間程度の検査入院をしたと報じられました。もし現在も入院しているのならば、何らかの病気を患っている可能性も考えられます。ですが神田さんのメンテナンス内容はおろか、現在の健康状態も明かされていません。業界関係者の間でも深刻な雰囲気が漂っています」(テレビ局関係者)休養前から痩せ細っていく姿が心配されていた神田だが、ちょうど昨年の今頃は『旅サラダ』でまだ若々しい姿を見せていた。それだけに、急速な神田の“変化”は視聴者に大きな衝撃を与えたようだ。「この時は髪色も黒く、顔もふっくら。体つきもしっかりとしていました。それが今年に入ってから痩せていく姿が指摘され、いつしか頭髪も真っ白に。最近では歯並びの悪さも目立つようになり、ハリのあった声は弱々しくなっていました。“たった1年でこんなに変わってしまうものなのか……”と、言葉を失った視聴者もいたようです。それでも神田さんは、元気に振る舞っていました。番組が8月に公式YouTubeチャンネルで公開した動画には、本番ギリギリに登場し、軽やかなスキップで元気よく共演者たちが待つオープニングの位置へ向かう神田さんの姿が。きっと皆をリラックスさせようとしたのでしょう、スタジオは和やかな雰囲気に包まれていました。もうすぐ愛娘である沙也加さん(享年35)の三回忌が訪れます。神田さんはそれまで司会を続けたいと考えていたそうですが、今はただ健康を取り戻していただくことを願うばかりです」(前出・テレビ局関係者)あっと言う間に、1年前の外見とは変わってしまった神田。そこに加えて長期休業の知らせに、ネットでは心配の声だけでなく重い病を懸念する声も上がっている。《やっぱメンテナンスじゃなく重病なんじゃないかな。あの痩せ方は異常だもん》《ほぼ毎週、欠かさず視て参りましたが、神田さんの痩せ方……、というより、やつれ方(というように私には見えてしまいました)はどこか体調が悪いのではないかと思わせるものだったと思います》《神田正輝どうしたん?大丈夫かなぁ?命に関わる病気でないことを祈るのみ》《神田正輝さん、しばらくお休みか。。これは病気系なのかな…》
2023年12月03日“憧れの古民家暮らしを見たい”そんなファンが大原へたびたび訪れてくるほど人気者だったベニシアさん。大病を患い、放送が途絶えていた番組の新作を待ちわびる声もむなしく、彼女は6月21日に亡くなった。ベニシアさんの夫で写真家の梶山正さんは、「うちに来た人のこともすごく大切にしていました。名前も絶対覚えるしね」と在りし日の彼女を語る。ベニシアさんの晩年と、梶山さんの秘めた思いを聞いた――。(全2回の第1回)京都・大原。あの人が丹精込めて作り上げたその庭は、“主人”のいない今年の秋も、キフネギクなど季節の花が咲き誇っている。「ベニシアが動けんようになってからは、草むしりとかそんなんは、僕がちょこちょことやってます。彼女が植えた花はいまも、きれいな花を咲かせてくれるんです」庭先で記者を迎えた梶山正さん(64)は、こう話すと穏やかな笑みを浮かべてみせた。彼の妻、ベニシア・スタンリー・スミスさんはイギリス出身のハーブ研究家として日本で注目を集めた。’07年に出版された彼女の初の著書『ベニシアのハーブ便り』(世界文化社)はベストセラーに。山岳写真家の梶山さんも、撮影と日本語への翻訳を担当した。その2年後に放送が始まったのが、NHKの『猫のしっぽカエルの手』。ベニシアさんら家族の、大原での暮らしを10年以上にわたり紹介し、およそ120本の番組が制作された。NHKでも異例のヒット番組だった。築100年を優に超す古民家で、自然に寄り添いながら、手作りを旨としたベニシアさんのライフスタイルは、同世代の女性を中心に、多くの人々の共感を呼んだのだ。「散らかったままやけど、ま、ええか。そのほうがリアルやろ」こう言って、梶山さんが招き入れてくれた古民家。玄関脇のテラスに藤棚、キッチンの壁に貼られたタイル、その真ん中に鎮座する薪ストーブ、アンティークの棚には手製のハーブティーの缶が並んで……。番組や書籍ですっかり有名になったベニシアさんの家は、ほぼ往時のままのようだ。以前と異なるのは、かつて家族が食卓を囲んでいた和室。その床の間の前に遺影が飾られ、位牌と、その横に小さな骨壺が置かれていること。「27年前、まだ幼なかった息子の悠仁を連れて家探しをして。ベニシアは里山に囲まれた大原の、この古い民家を見つけたとき、いきなり言ったんですよ。『私はこの家で最期を迎えたい』って。そのベニシアの思いがかなったことは、本当によかったなと思っています」今年6月21日、ベニシアさんは住み慣れたこの自宅から旅立っていった。72歳だった。■相手の目を見てはっきり意見を言う ベニシアさんに「いい雰囲気の人だな」’50年、ベニシアさんはイギリス・ロンドンに生まれた。名門の貴族出身で、曽祖父の兄・カーゾン卿はインド総督や外務大臣を歴任。母・ジュリアナはスカーズデイル伯爵二世の三女。父・デレクはシェイクスピア劇俳優だった。両親は’52年に離婚している。実父との離婚後、再婚と離婚を繰り返す母に振り回された幼いころのベニシアさん。18歳のときには社交界デビューも果たしたが、ベトナムで戦火が広がるなか、パーティざんまいでキツネ狩りや競馬の話題に興じる上流階級の人たちに、ずっとなじめずにいた。19歳、ヨーガや禅の本を読みふけっていたベニシアさんは祖国を飛び出す。瞑想に興味を持った彼女は、インドを目指した。ヒンズー教の聖地・ハリドワールのアシュラム(瞑想道場)での生活など、インドやネパールでおよそ5カ月を過ごしたのち、20歳で日本に。’78年には、京都に英会話学校を開校した。いっぽう、’59年に長崎県で生まれた梶山さんも、インドやネパールはなじみのある国だ。高校入学後に登山を始め、’84年にヒマラヤ・トレッキングのためネパールを訪問。その後、梶山さんはインドを放浪し、帰国すると京都でインド料理店を開業した。2人には、結婚する10年以上前から幾度も接点があった。「20歳のころ、僕は住み込みのバイト先をクビになって友人の部屋に転がり込んだことがあって。その友人の部屋の並び、数十メートルのところにあったのがベニシアの英会話学校だった」当時、すでに日本人男性と結婚していたベニシアさんには、3人の子どもがいた。「ものすごく元気のいい子どもたちで。なんとなく興味を持って英会話学校をのぞいたら、なんやら、宇宙がどうのこうのと書いたものが貼ってあって(苦笑)」梶山さんが開いたインド料理店に、ベニシアさんが家族で食事に来たこともあった。梶山さんのベニシアさんに対する当時の印象は「さすがやな」だ。「あのころも、ベニシアは京都のちょっとした有名人。いろいろな人が訪ねてきていた。彼女はいつもニコニコして、相手の目を見てはっきり意見を言う。『いい雰囲気の人だな』と思った」その後、ベニシアさんは離婚。梶山さんも離婚し、バツイチ同士に。ほどなくして距離を縮めていった2人は’92年に結婚した。式を挙げた場所は日本百名山で10番目に高い山、仙丈ヶ岳の山頂。「11月でした。南アルプスだし、まだ雪は大丈夫と思ったんやけど、やっぱり3千m級の山、上のほうはしっかり雪かぶって、カリカリに凍っとった。ベニシアは本格的な山登り、まして雪山は初めてで。いま思えば無謀なことをさせてしまったなと思う。相当頑張ってついてきてくれた」結婚後、2人はベニシアさん母子が暮らしていた借家で新婚生活を送った。だが’93年に生まれた悠仁さんが1歳のころ、家主から「家を明け渡してほしい」と連絡が入る。そこで2人は新居を探すのだが……。住まいに対するこだわりが人一倍強いベニシアさん。家探しを始めて約1年、100戸もの物件を見て回り、ようやく巡り合ったのが京都市北部、大原にあった築100年の古民家だった。土間には民俗博物館に置いてありそうな大きな竈があり、梁も柱も黒光りして、歴史を感じさせる家だ。「ベニシアは『私の死ぬ家が見つかった!』なんて、はしゃいでいました。僕も、ここなら何か新しいことを始められると、そんな期待が持てる感じの家だった」■“売れっ子”となったベニシアさんへ募るモヤモヤ。一時は別居生活も転居後の’96年9月。庭づくりをスタートさせたベニシアさんはハーブを育て始めた。「最初は料理用にタイムとローズマリーやったかな。でも月日がたつうちどんどんと種類が増えて。最終的には200種類ほどのハーブを、ベニシアは育てるようになりました」’01年からは地元・京都新聞で連載コラム「ベニシアの大原日記」がスタート。それから4年後、ベニシアさんに「ハーブのレシピ本を出さないか」と出版社から声がかかる。ところがベニシアさんはその提案に抗い、編集者に対してこう意見を述べたという。「ただの料理本なら、日本の人で私より上手に書く人はいくらでもいる。だから私は自分の人生のことを織り交ぜたものを書きたい」2年の歳月をかけて完成したのが、前出の『ベニシアのハーブ便り』。シリーズの累計発行部数が90万部を超える大ベストセラーになった。さらに、彼女の著書を目にしたNHKから、ベニシアさんに取材の打診が入る。そこで制作されたのが『猫のしっぽカエルの手』だ。制作プロダクション「テレコムスタッフ」のチーフプロデューサー・鈴木ゆかりさんは言う。「一般家庭に入り込んで、ずっと同じ人を取材し続けるという番組は、NHKでは前例がないものでした。とはいえベニシアさんのライフスタイルを知るうちに、その生き方を参考にしたいと思う視聴者は大勢いるはずと確信が持てました。制作者としては、せめて1年間は追いかけたい、四季を通じたベニシアさんの姿を紹介したい、と取材を始めました」フタを開けてみれば、こちらも大ヒット。’09年の放送開始から10年以上、番組はベニシアさんの暮らしぶりを紹介し続けることになった。瞬く間に“売れっ子”になっていく妻のことを、夫はどう見ていたのか。そう聞くと、梶山さんは「情けないことしかしゃべれんよ」と苦笑いを浮かべた。「あれは新聞連載をしていたころ。彼女のコラムにはいつも僕の写真が添えてあった。近所の人もみんな読んでいて『ベニシアさん、いいこと書いとるな』と。ただ、こうも言われるんですよ。『梶山さん、あんたはパシャッと撮った写真1枚、載せとるだけやろ』と。ほかにも、テレビ番組が始まる前かな。あるアウトドア企業の社長から『奥さんは有名なのに、旦那はぜんぜん名がオモテに出てこんな』なんて言われたことも」モヤモヤとした思いが募った。行数もおかまいなしに英語でつづられるベニシアさんの原稿を、一語一句、長い時間をかけ辞書を引きながら翻訳し、文字数を調整して読みやすい原稿にまとめているのは梶山さんだったからだ。「そういうことを意外と根に持っていて(苦笑)。だからテレビの取材が来たときも、当初は『俺は知らん、関わりたくない』って、そんな態度でずっといたんです」抱え込んでしまったネガティブな感情は、少しずつ夫婦の距離を広げていった。加えて梶山さんは、ベニシアさんと前夫との間の子どもたちとも折り合いが悪く、その関係にも悩んでいた。「再婚というのは、そういう苦労を背負うことだと思っていたし。ベニシアの子どもなんだから、うまくやろうと努力したんやけど」次女は発達障害を抱えていた。彼女は未婚のまま妊娠・出産。さらに病気が発症したため、体調を崩した。そんな義理の娘を支えることは、想像以上の苦労を強いられたという。「ちょうどそんなときです。僕に好きな女性ができてしまって。それで、家を出て一人暮らしをしていたこともありました」その後、なんとかベニシアさんのもとに戻った梶山さん。だが2人の間にわだかまりはくすぶり続け、心の距離も開いたままだった。【後編】ハーブ研究家・ベニシアさん夫の梶山正さんが明かす「最後の日々」〈2〉“壮絶介護”で感じた苦悩と後悔に続く
2023年12月03日