女性自身がお届けする新着記事一覧 (60/893)
1月29日放送の『呼び出し先生タナカ』(フジテレビ系)で、お笑い芸人・やす子(25)が見せた“怒り”に注目が集まっている。同日の放送は、フジテレビで放送されている9番組の出演者が集結。そのなかで、『芸能人が本気で考えた!ドッキリGP』を代表して登場したやす子。番組序盤で「漢数字が入った四字熟語を使って、番組の魅力を伝える宣伝文を一文で書きなさい」とのお題が出されたが、挑戦前に「ドッキリGP」について不満を爆発させたのだった。過去には「ドッキリGP」で「生放送遅刻ドッキリ」をかけられてパニックに陥ったり、「ダイエットドッキリ」で高層ビルの階段を上り下りするなど体を張ってきたやす子。「クソ番組ですよ、本当に」と不機嫌そうに語ると、「一番嫌いな番組」とバッサリ。続けて、こう言い放った。「人にドッキリかけて嘲笑ってる。ゴミクソじゃねーか、バカ野郎!」お笑いコンビ・シソンヌの長谷川忍(45)に「一番嫌いな番組でしょ?」と投げられると、やす子は再び「一番嫌いな番組です」と断言。共演者の村重杏奈(25)から「じゃあ、NGにすればいいじゃん」と言われると、やす子は「NGにしたいんですよ!」と即答。さらに辛そうな表情で、「バンジージャンプもやりたくないし、『ドッキリやめてください』ってマネージャーさんに言うのに、あのクソマネージャーが(ドッキリの仕事を)入れてきやがるんですよ!」「めちゃくちゃ入れきやがるんですよ」と捲し立てた。お題に挑む前に「ドッキリGP」の不満をぶちまけたやす子だが、その後に彼女を待ち受けていたのは“罰ゲーム”だった。漢数字の入った四文字熟語を使って番組を宣伝するというお題は、不正解であれば電気ショックが流れるというルール。やす子は「電気マジで苦手なんだよな」と自信なさげに呟き、《ドッキリGPは三寒四温でも貴方が四苦八苦しても五里霧中でみることができる》と自らの回答を述べた。だが残念ながら結果は不正解となり、電気ショックを受けたやす子は「痛すぎるー!」と叫んで床に倒れこんだ。すると「痛ってー!」と怒りながら、こう絶叫したのだった。「フジテレビつまんねーなー!」アンガールズの田中卓志(47)から「そんなに痛かった?」と聞かれ、やす子は「めちゃくちゃ痛いですー!」と半泣きの表情に。村重にも「本当に(痛い)?嘘つかないで」と言われると、「嘘ついてねーよ!」と猛反発していた。内容によっては怪我だけでなく、精神的なショックも受けかねない「ドッキリ」。「人にドッキリかけて嘲笑ってる」と怒りを炸裂させたやす子に、ニュースサイトのコメント欄やSNSでは共感の声が続出している。《本当そう! 人がドッキリで驚いたり怯えてるのを見ても、面白くないし笑えない。 ドッキリ掛けても大丈夫な人を、選んでるのもいじめの構図だし。本当に嫌》《人が嫌がったり怖がったりしている姿を見て笑っておいて、イジメは駄目とか言っても全く説得力がない。社会からイジメが無くなることは絶対ないんだろうなと思う根拠の一つ》《受けた人が嫌な気分になるドッキリは好きじゃないです。可哀想で笑えない企画もありますし。同じような番組でもサプライズ番組の方が好きで良く見ています》
2024年01月31日コンビニのセルフコーヒーでレギュラーサイズ(110円)のカップを購入したのにラージサイズ(180円)のコーヒーを注いだ高砂市立中学校の男性校長(59)を兵庫県教育委員会は1月30日、「教育公務員としてふさわしくない著しい非行」として懲戒免職処分にした。教育委員会によると、校長は昨年12月の昼休みにコンビニを訪れた際、異なる分量を注いで店を出たため、店員が声をかけ警察に通報した。県警高砂署が窃盗容疑で捜査し不起訴処分となっている。校長は教育委員会の聞き取りに対し、過去に計7回、同様の手口で盗んだことを認め、「初めは誤って多く注いでしまったが容器からあふれず店員の指摘もなかったので、いけないことと認識しながらも繰り返してしまった」と説明し、「心の底から申し訳なく思っている」と話しているという。このニュースが30日に報じられると、Xでは「懲戒免職」がトレンド入り。同時に「裏金議員」も政治のトレンドにあったのだが、この二つの事件の差に驚く人も多かったようだ。「29日の衆議院予算委では野党が裏金問題を厳しく追及しましたが、岸田首相は自民党内の”裏金議員”の人数も答えられず、自民党全議員の調査や裏金議員の一覧表を求められても歯切れの悪い答弁でした。また裏金の使い道を問われても『実態を確認する』とまともに答えられず。改めて野党4党は30日、“裏金議員リスト”の提出を自民党に求めました。そもそも1月4日に政治刷新本部の立ち上げを発表してから1ヶ月近く経つのに、まともに調査すらしていないことが露呈しました」(全国紙政治部記者)3000万円以下の収支報告書の不記載が発覚している議員は、2728万円を「事務所の引き出しで保管した」という萩生田光一前政調会長(60)や、28日に2403万円の不記載をホームページ上で報告した山谷えり子元国家公安委員長(73)。他にも橋本聖子元オリパラ担当大臣は2057万円を、二階俊博元幹事(84)も1768万円の不記載を訂正している。岸田首相は同委員会で、安倍派で30人以上、二階派で7人が政治資金収支報告書の訂正をしたことを明らかにしている。「収支報告書に3059万円の虚偽記載で元会計責任者が略式起訴されている岸田派の会長を務めた岸田首相は、不記載の3059万円については訂正できたとして、”全額残ってるから裏金ではない”と強調しました。裏金問題の全容解明をする姿勢も見せず、発覚してから訂正すればなかったことになり、使ってなければ裏金じゃないと言ってみたり、そもそも3000万円以下は不起訴という謎ルール。庶民だけは厳罰で、自民党議員だけは無罪放免では不公平に感じるのも無理はないでしょう」(前出の記者)学校長の懲戒免職の記事に対して、Xでは自民党議員への不満が噴出した。《コーヒーのレギュラー注文ちょろまかし70円で懲戒免職裏金議員の大半はお咎めなし》《国会議員と比べてバランス悪すぎるやろ》《コーヒー、一杯で70円浮かすと校長は懲戒免職。裏金3000万円議員は国会でヘラヘラできる日本すごい》《コーヒー校長が懲戒免職になっちゃいましたなぜ国会議員は辞めさせられない?おかしすぎる》
2024年01月31日連続ドラマ『セクシー田中さん』(日本テレビ系)の原作者・芦原妃名子さん(享年50)が急逝したことをうけ、『逃げるは恥だが役に立つ』『アンナチュラル』(ともにTBS系)などの人気ドラマを手掛けた脚本家の野木亜紀子氏が私見を示した。芦原氏は、1月26日にX上で、『セクシー田中さん』の9話、10話の脚本を自分が手がけた経緯を説明していた。ドラマ化にあたって、芦原氏は漫画の原作が完結していないことなどから《ドラマ化するなら「必ず漫画に忠実に」。漫画に忠実でない場合はしっかりと加筆修正をさせていただく》、ドラマオリジナルの展開となる終盤については、原作者があらすじからセリフまでを用意するが、《原作者が用意したものは原則変更しないでいただきたい》などの条件を提示していたという。しかし結果としてこれらの条件はまもられず、毎回、漫画を大きく改編したプロットや脚本が提出されたため9話、10話については芦原氏が脚本を担当したと明かした。この投稿は、他の漫画家からも共感の声が寄せられるなど大きな反響を集めることに。しかし、28日に芦原さんは《「攻撃したかったわけじゃなくて。ごめんなさい。》と投稿した上で、一連の流れを削除。そして、29日に訃報が明らかになった。日本テレビは同日、訃報を報じると共に《芦原妃名子さんの訃報に接し、哀悼の意を表するとともに、謹んでお悔やみ申し上げます。2023年10月期の日曜ドラマ「セクシー田中さん」につきまして日本テレビは映像化の提案に際し、原作代理人である小学館を通じて原作者である芦原さんのご意見をいただきながら脚本制作作業の話し合いを重ね、最終的に許諾をいただけた脚本を決定原稿とし、放送しております。本作品の制作にご尽力いただいた芦原さんには感謝しております》とコメントを発表。さらに、30日になって公式サイトの上部に《芦原妃名子さんの訃報に接し、哀悼の意を表するとともに、謹んでお悔やみ申し上げます。日本テレビとして、大変重く受け止めております。ドラマ「セクシー田中さん」は、日本テレビの責任において制作および放送を行ったもので、関係者個人へのSNS等での誹謗中傷などはやめていただくよう、切にお願い申し上げます》との文章を掲載した。■「日テレには誠実であってほしいです」野木氏は1月31日に自身のXを更新。《この数日、方々に訊いてはみているものの、まだ判然としない点も多く、付随する問題の論点が多岐に渡るため、どこから触れていいのかわからない。こんな悲しい結末になってしまうまでに幾つかのポイントがあり、そのどれもがよくない方に働いてしまったであろうことが残念でならない》と芦原さんに弔意をしめし、《これまで実写化に関わった/いま関わっているすべての人にとって他人事ではない》と重大さを指摘。そのうえで、野木氏は日本テレビが発表したコメントは不十分だとして次のように綴っている。《いずれにしても日テレのコメントは、第二弾が出てもなお、あまりにも足りていない。本来、日テレと小学館の間で話し合い納めるべきだったところがなぜここまでのことになってしまったのか。いま調査中であるならば調査中である旨を公表し、今後明らかにしていくという意思を見せた方がいいのではないか。小学館と見解が異なるというのであれば第三者委員会のような立場の調査を入れる必要もあるかもしれない》また、《誠実であろうとしたために亡くなられた芦原先生のためにも、原作読者・ドラマ視聴者に対しても、これで終われるはずがないし、大きなショックを受けているであろうドラマ出演者や関わった人たちに対しても、日テレには誠実であってほしいです。起きてしまったことに対しての姿勢が問われています》とも述べ、日本テレビへの願いも明らかにした。野木氏の投稿に対しては、続々と共感の声が寄せられている。《野木先生流石だ…この方の作品は原作ものもオリジナルもすごく誠実でとても好きなので、その方がこう言ってくれるとすごく救われる気持ちになる》《ド正論です。今後のドラマ化の大きな課題ともなります。》《脚本家という肩書きが安易に敵視されかねない今ずっと原作がある作品を尊重ししっかりと話し合いや説得を試みてこられた野木先生の言葉。至極真っ当だと思う》《同業の方々がポストしているが野木さんの意見が一番納得できる。このまま終わらせるのではなく調査し真実を明らかにして2度と悲劇が起きないよう業界も変わるべき》【厚生労働省のサイトで紹介している主な悩み相談窓口】▼いのちの電話0570-783-556(午前10時~午後10時)0120-783-556(午後4時~同9時、毎月10日は午前8時~翌日午前8時)▼こころの健康相談統一ダイヤル0570-064-556(対応の曜日・時間は都道府県により異なる)▼よりそいホットライン0120-279-338(24時間対応)岩手、宮城、福島各県からは0120-279-226(24時間対応)
2024年01月31日1月30日、人気シンガーのluz(30)が違法薬物所持の疑いで逮捕されていたことが発表され、ファンの間に衝撃が走っている。Luzは’14年10月にリリースした1stアルバム「tWoluz」で、オリコンデイリーランキング3位を獲得。以降もリリースしたCDは、全てオリコントップ10位内にチャートインし、若い世代を中心に支持されている。また’15年には自身がオーガナイザーを務めるライブイベント「XYZ TOUR」を立ち上げ、同イベントは’19年に横浜アリーナ公演を果たすほどの人気ぶりだ。順風満帆な音楽生活を送っていたかと思いきや、luzは1月25日、心身の不調を理由に活動休止を発表。ところが29日、「文春オンライン」によって自身のツアーの最終公演を終えた4日後の今月11日に違法薬物を所持していたことで現行犯逮捕されていたと報じられた。すると、この記事を受けてluzと契約していたレコード会社・ポニーキャニオンは30日、luzが違法薬物所持の疑いで逮捕されたことは事実であるということと、同日付で契約解除したことを公表した。さらに同社は、luzの逮捕を公表しなかった理由について《弊社といたしましては、直ちに厳正な措置をもって臨むべきと考えておりましたが、luzの所属事務所である株式会社ESPERANZA及びluzの代理人弁護士より、違法薬物所持の経緯をふまえ、luz本人の同意を得ずに逮捕事実を公表することは人権侵害であり、違法性を帯びる可能性が高い旨の指摘を受けておりました》と明かした。そんなluzはソロシンガーとして活動するだけでなく、クリエイターユニット・Royal Scandalのメンバーとしても活躍していた。Royal Scandalはボーカルのluz、作詞作曲/物語を担当する奏音69、そしてイラスト/動画を担うRAHWIAからなる3人組。’14年、奏音69の楽曲をluzとRAHWIAがカバーしたことがきっかけとなって結成され、ファンタジーな世界観で人気を博していた。そして、今年はRoyal Scandalにとって結成10周年イヤーだった。しかし、逮捕がきっかけとなり、luzはRoyal Scandalでの活動を終了することに。奏音69は30日、Xでその心境を明かした。《私はクリエイターとして、今後luzと関わることはございません(中略)luzがもし音楽活動を再開したとしても、Royal Scandalのメンバーとして迎えることはありません》《Royal Scandalの10周年を3人で迎えられなかったことが、誠に残念です。3人揃っての活動を楽しみにお待ち頂いていた方がいるとしたら、ご期待に添えなかったことを心よりお詫び申し上げます》「ナタリー」によると昨年1月7日、Royal ScandalがZepp Sapporoにて行った「Royal Scandal WONDER TOUR 2022 -RED & BLACK-」ツアーの最終公演で、luzは「来年10周年で、ホールツアーをやろう!」と語っていたという。しかし、その1年後に薬物所持で逮捕され、ユニットを解雇されることにーー。ショックを受けたRoyal Scandalのファンは、Xにこう綴っている。《ロイスキャ今年で10周年だよね………????るすくんなにやっとんねんまじ》《luzくんめっちゃ好きだったしロイキャス耳取れるぐらい聞いてたので鬱なんだけど、なんで10周年手前でこんななっちゃうの…》《luzくんよ、なんで薬物所持したんだよ……》
2024年01月31日「ダウンタウンの冠番組は新たなスポンサー探しが厳しい状態です。9月までは松本さん、およびダウンタウンの番組を続ける予定ですが、このままでは10月から別番組に変更する必要が生じると考えられています」(制作関係者)昨年末から『週刊文春』により性的行為などを強要した疑惑が報じられ、裁判に注力するため活動を休止中の松本人志(60)。1月22日、松本は個人で『週刊文春』の発行元・文藝春秋と同誌編集長を相手取り、名誉毀損に基づく損害賠償、記事の訂正を求めて東京地裁に提訴した。請求額は約5億5千万円だった。松本の代理人弁護士は「記事に掲載されているような性的行為やそれらを強要した事実はなく、およそ“性加害”に該当するような事実はないということを明確に主張し立証してまいりたいと考えております」とコメント。『週刊文春』編集部も「一連の記事には十分に自信を持っています。提訴によって萎縮することなく、今後も報じるべき事柄があれば、これまでどおり報じてまいります」と全面的に争う姿勢を示した。その翌々日の24日、当初「当該事実は一切ない」とのコメントを発表していた吉本興業は、改めて報道についての見解と対応方針をHP上で発表した。《所属タレントらがかかわったとされる会合に参加された複数の女性が精神的苦痛を被っていたとされる旨の記事に接し、当社としては、真摯に対応すべき問題であると認識しております》さらに、外部弁護士を交え関係者に聞き取り調査を行い「事実確認を進めている」と軌道修正。23日のガバナンス委員会からは《会社としての説明責任を果たす必要がある》《当初の『当該事実は一切なく』との会社コメントが世間の誤解を招き、何を指しているのか不明確で混乱を招いたように思う》などの指摘があったことを明らかにした。「吉本興業は所属タレントや社員に対し、ハラスメントを防ぐための研修を実施する考えを示しました。これは初動のミスを修正し、テレビ局やクライアントに“松本ショック”をこれ以上広げないため善後策を講じたのでしょう。また、松本さんの裁判は早ければ3月上旬に第1回の口頭弁論が行われる見込みです。 報道前まで、松本さんの年収は10億円以上だといわれていました。ご本人は何年休業しようと、裁判は最後まで続ける固い意思があるようです」(全国紙記者)吉本は本誌に「事実確認」の結果は改めてHP等で発表すると話したが、“松本騒動”に敏感に反応しているのはNHKだという。「民放各社が吉本の株を持つようになり、吉本と各社の関係は強まりました。とはいえ、NHKも朝ドラ『わろてんか』(’17年)のモデルを吉本の創業者・吉本せいにするなど蜜月関係に。現在放送中の『ブギウギ』でも、笠置シヅ子が吉本せいの息子との間に子供をもうける史実を忠実に再現しています。しかし、今回の報道で局内の反応が一変。旧ジャニーズ問題でNHKの反応の遅さが批判されたことと同じ轍を踏まないよう、事態の推移を慎重に見守っています。旧ジャニーズ問題が表面化した昨秋、NHKの新規の番組にジャニーズタレントを起用する際、上層部の判断を仰ぐ通達が出ました。今回も、そうした判断が下される可能性は否めません。もし松本さんの疑惑について吉本の何らかの関与が明らかになった場合、吉本タレントを一時的にNHKから“追放”するシナリオまで考えられます」(NHK関係者)松本不在のダウンタウンの番組もついに始まった。25日に放送された『ダウンタウンDX』(日本テレビ系)は冒頭、浜田雅功(60)がほかに誰もいないスタジオで、「今夜は未公開シーン大放出スペシャルでございます!」と声を張り上げ、総集編だと紹介するも、番組終了まで松本に関する言及は一切なかった。「『ダウンタウンDX』などダウンタウンの冠番組に関しては当面、浜田さん一人が出演し、松本さんの出演番組は代役で夏まで乗り切る構えだといいます。吉本は各局と相談のうえ、視聴率が望める千鳥、かまいたち、麒麟・川島の出番を増やすといいます」(前出・制作関係者)■今後のテレビ界は内村グループが中心に現在、計7本のレギュラー番組を抱えている松本だが、放送終了になった場合、テレビ局は新番組制作で何を重視するのだろうか。江戸川大学教授でお笑い評論家の西条昇さんはこう語る。「女性との交際話や合コンの話で笑わせるような芸風は、コンプライアンスが叫ばれるテレビの世界ではもはや厳しいでしょう。きわどい笑いよりも、いまは出川哲朗さんやサンドウィッチマンのような“人柄のよさ”だったり、“ほっこりする”“癒される”笑いが求められるようになりました。今回の松本さんの件で、今後のキャスティングは“女性遊びなどを表に出さない”“クリーン”なタレントが真っ先に選ばれるのではないでしょうか」それでは実際、新番組のメインには誰が起用されるのか――。「新しい番組では“関東芸人”がキーワードになるでしょう」と語るのは、民放のお笑い番組を手掛ける現役プロデューサーだ。「松本さんの番組によく出ていた吉本芸人は、今後番組のキャスティングでは不利になるでしょう。弟分である今田耕司さんらの出演番組が放送見合わせになるなど、すでに影響が出始めています。東野幸治さん、千原ジュニアさんらも“松本色”が強く、今後は代役やレギュラーが増えることも考えにくいでしょう。そのため非吉本で好感度の高い売れっ子・内村光良さんと、彼を誰よりも尊敬する有吉弘行さんの2人にオファーが集中しています」前出の西条さんも言う。「『週刊文春』では“後輩芸人が松本さんにアテンド”と伝えられていますが、これからは芸人同士の上下関係を感じさせる構図の笑いは減っていくと思います。一方で内村さんや有吉さんは、後輩芸人と絡んでも基本的に“優しい”印象があります。“後輩を引き連れて遊ぶ”イメージもありませんから、テレビ局も視聴者も今、求める像に合致するでしょう」そして、サンドウィッチマンもダウンタウンの穴を埋める存在に。「サンドウィッチマンの所属事務所幹部はもともと元フジテレビ関係者で、今後フジは彼らとの関係を強めていくと考えられます。ほかにもバナナマンやくりぃむしちゅー、さまぁ~ずやハライチ、劇団ひとりといった関東勢の中堅も“安全”という判断です。『IPPONグランプリ』(フジテレビ系)の代役を務めたバカリズムもオファーが増えるでしょう。もともと内村さんは今春から2つの新番組が始まる予定でした。有吉さん、出川さんも含めて、今後のテレビ界は内村さんグループを中心に回ることになります」(前出・制作関係者)実は松本が同世代で唯一、認めているのが内村だという。「ダウンタウンとウッチャンナンチャンは’88年から放送された『夢で逢えたら』(フジテレビ系)で共演して以来の盟友です。なかでも松本さんは内村さんの才能と実直な性格にほれ込み、’09年の自らの結婚式に、吉本以外で呼んだ唯一の芸人でした。内村さんが『紅白』の総合司会に決まったときは『嫌いな芸人1位のダウンタウンと、明暗がくっきり分かれた』と自虐的に表現してエールを送っていました。シャイな内村さんのため、ほかの芸人仲間も呼んで、時折プライベートで会う機会を設けていたと聞いています」(テレビ局関係者)松本は’21年8月、7年半ぶりに『FNSラフ&ミュージック』(フジテレビ系)で内村と共演。「ウッチャンナンチャンとダウンタウンでまた何かやりたいよね。ウッチャンとね、なんか特別なものがあるのよ」と神妙に語っていた。松本にとって内村はくしくも“頼れるのはアイツだけ”と心から思える唯一の禅譲相手なのかもしれない。
2024年01月31日「とにかく救助の手も重機も足りず、あちこちで家屋が倒壊したままの状態でした。生き埋めになっている家族を案じて、なすすべもなく立ちつくす方たちの姿があちこちに見られて……。痛ましい光景でした」そう語るのは、ジャーナリストの藍原寛子さんだ。藍原さんは、オーストラリア公共放送SBSのプロデューサーとして1月5日に被災地入りし、被害の大きかった輪島市や穴水町を取材した。これまで多くの被災地を取材してきた藍原さん。過去の震災と比べて“初動の遅れ”を感じたという。「2011年の東日本大震災のときは、2日後に“激甚災害指定”されましたが、今回、岸田首相が激甚災害指定の方針を固めたのは発災から7日後でした。2016年の熊本地震のときは、3~4日目で約2万人の陸上自衛隊が投入されましたが、今回は9日時点で約6300人。被災地を回っても、自衛隊のトラックをせいぜい5〜10台見かける程度でした。ヒト・モノ・カネを投入できていなくて、自助でなんとかしろという感じです」■コロナ時のときのように中抜きされないか注視が必要なぜ、これほど対応が遅れたのか。「ひとつには、道路の陥没がひどく、修復が遅れていることが影響しています。私が被災地を訪れたときも、タイヤが道路の亀裂にはまってパンクする車両が続出しました。そのため、支援の手が行き届かない。本来は、いち早く自衛隊がヘリで物資などを輸送すべきですが、命令が出ない限りは動けないため、対応が遅れたのです。岸田首相は、災害規模を甘く見ていたのではないでしょうか」被災地で必死の捜索が続いていた5日、岸田首相は3つの新年会に連続で出席。危機感の欠如を批判された。被災地を視察したのは14日になってからだった。政府は来年度予算案に盛り込まれた予備費を、現状の5千億円から1兆円に倍増させ、“復旧と復興”のために使う方針だ。予備費とは、災害や金融危機など不測の事態に備えて、使い道を決めずに毎年度の予算に計上するお金のこと。社会保障と税に詳しい鹿児島大学教授の伊藤周平さんは、「復興以外のことに流用されてしまう可能性がある」と懸念を示す。「コロナ禍では、計上された14兆円を超える“予備費”のうち9割が使途不明になっています。というのも、予備費は国会の審議を経ずに使途が決められるため、復興とは関係のないものに流用されていてもわからないからです」コロナ禍では、感染対策や生活支援のためにさまざまな事業が行われたが、政府と関係の深い企業が予算から“中抜き”したことも問題となった。「予備費が正しく復興のために使われるか、監視が必要です」■緊急事態条項がむしろ災害時に逆効果になることも一方で、震災へのこんな“便乗”の懸念がある。「総裁任期中に憲法改正を実現したい思いに変わりはない。今年は条文の具体化を進め、党派を超えた議論を加速していく」地震から3日後の1月4日、年頭記者会見で、改憲への思いを岸田首相はこう語った。SNSなどでは《震災を大義名分にして緊急事態条項を憲法に入れようとしているのでは》などと危惧する声が上がった。“緊急事態条項”とは、大規模な災害や外部からの攻撃、さらには感染症の蔓延など緊急事態が起きた場合、一時的に政府の権限を強める規定のことだ。東京都立大学教授で憲法学者の木村草太さんはこう指摘する。「今回のような大震災が起きると、火事場泥棒的に緊急事態条項を盛り込んだ改憲案が持ち上がります。2016年に熊本地震が起きたときも、菅義偉官房長官(当時)が緊急事態条項の必要性について触れるなど問題になりました」政治部の記者はこう語る。「自民党は、当面の改憲の目的として4項目を挙げていますが、そのうちのひとつが緊急事態条項です。しかし、首相が“緊急事態”を宣言すると、国民はすべて政府の指示に従わねばならず、さまざまな懸念が示されています。たとえば政府が、〈救助活動を妨げる報道やインターネット情報は規制する〉という政令を出せば、情報は遮断され、政府に都合の悪い情報は隠されてしまう恐れもあります。また、緊急時に国会議員の任期を延長できるようにしようという動きもありますが、これが悪用されてしまった場合、 “ずっと緊急時である”とそのときの政権が主張して、権力の座に居座るような事態も懸念されています」前出の木村さんは、「災害対応の中心は自治体であり、中央政府への権限集中が役立つとは考えにくい。日ごろからの自治体の備えが重要」としたうえで、こう指摘する。「災害対策に関心が薄い人が政権を握っている場合、かりに緊急事態条項によって政府に権限を集約しても、むしろ逆効果になる可能性もあります」予算がしっかりと復興のために使われるか、震災を利用した強引な改憲が進められないか、我々が監視していくことが重要だ。
2024年01月31日「再発防止と原作者の権利っていうのを必ず守らなければいけない。今、あまりにも原作者の権利が少ない状況ですから。本当に入ってくるお金も少ないですし、守られないことは往々にしてあります」1月30日放送の『おはよう朝日です』(ABCテレビ)でこう語ったのは、ミュージシャンでタレントのヒャダインこと前山田健一(43)。前日29日に連続ドラマ『セクシー田中さん』(日本テレビ系)の原作者・芦原妃名子さん(享年50)が急逝したことに際し、原作者の権利を強く訴えた。「芦原さんは26日に、本ドラマに関して9話・10話の脚本を自ら執筆した経緯をXで報告していました。ドラマ化にあたって漫画原作が完結していないことから、《ドラマ化するなら「必ず漫画に忠実に」》《「原作者があらすじからセリフまで」用意する》などと条件を伝えていたそうです。しかし、そうした約束事が守られなかったことから、自ら脚本を執筆することに。また小学館を通じて日本テレビとやり取りをしていたそうで、窓口役だったプロデューサーが条件を制作陣にどう伝えていたのか不安を感じていた様子も伺えました」(テレビ局関係者)芦原さんは28日までに一連の投稿やブログのアカウントを削除し、Xに《攻撃したかったわけじゃなくて。ごめんなさい》と謝罪の言葉を残していた。ネットやSNSでは芦原さんの突然の死を受け、漫画の実写化において原作者が弱い立場に置かれている状況や、原作への敬意が払われていないことなどについて議論が加熱している。そうしたなか、朝の情報番組でも冒頭のように怒りを滲ませて主張したヒャダイン。岩本計介アナウンサー(48)から「漫画とかだけじゃなく、ヒャダインさんの音楽の世界もそうですか?」と投げられると、「特に漫画、小説は原作者への権利は少ないですね」と答えていた。さらにヒャダインは「本当に言いたいこと」として、カメラに向かって真剣にこう呼びかけていた。「だからといって、自分で死ぬことは本当に良くないと思います。これを(このニュースを)朝見て、影響を受ける方もいるかもしれないですが、本当に生きていれば良いことがあると思いますので。なので、自死は良くないと思います」いっぽう日本テレビは、29日に発表した芦原さんへの追悼コメントで《原作代理人である小学館を通じて原作者である芦原さんのご意見をいただきながら脚本制作作業の話し合いを重ね、最終的に許諾をいただけた脚本を決定原稿とし、放送しております》とのみ説明。《本作品の制作にご尽力いただいた芦原さんには感謝しております》と締めくくっており、芦原さん側とのやり取りや脚本が出来上がるまでの過程について説明はなかった。このコメントは『おはよう朝日です』でも紹介され、ヒャダインは「ちょっと冷たいコメントだなと、私は思います」と険しい表情で断じていた。漫画家と同じく作品を生み出す立場にあるヒャダイン。彼の勇気ある発言に、ニュースサイトのコメント欄やXでは支持する声が相次いでいる。《ヒャダインさんの意見にまるっと同意》《ヒャダインさんよく言ってくれた。原作者の権利、日テレのコメントも冷たいって》《ここでは人として普通の感覚を持った意見をされていたと感じる。特にヒャダインさんの日テレが出したコメントについて「冷たいコメントだなと感じた」と発したのは凄いし、原作者の権利が守られない現状を伝えてくれたのは良かったな》《ヒャダインが瞳の奥に怒りを宿しながらもテレビで言葉を慎重に選びつつ真剣にコメントをしてくれてるのがありがたい。このタイミングで自分の意見を述べるのも大変だと思うのに。他者の心を踏みにじっても何も思わない人間でなければこの大変さが理解できるはず》【厚生労働省のサイトで紹介している主な悩み相談窓口】▼いのちの電話0570-783-556(午前10時~午後10時)0120-783-556(午後4時~同9時、毎月10日は午前8時~翌日午前8時)▼こころの健康相談統一ダイヤル0570-064-556(対応の曜日・時間は都道府県により異なる)▼よりそいホットライン0120-279-338(24時間対応)岩手、宮城、福島各県からは0120-279-226(24時間対応)
2024年01月31日1月28日、市川猿翁さん(享年83)とその弟である市川段四郎さん(享年76)を送る会が都内のホテルで開かれた。献花に訪れたのは、歌舞伎俳優や関係者などを合わせて約700人。しめやかなムードの中、それぞれが故人を偲んだ。会の後、猿翁さんの長男である市川中車こと香川照之(58)と息子の市川團子(20)が取材に応じることに。幼い頃に両親が離婚した経緯から、猿翁さんとは「縁薄く育った」と回想。また25歳の時に会いに行った際、猿翁さんから「あなたは私の息子じゃない。あなたと別れた時から私の人生が始まった。あなたは息子でも何でもない。帰りなさい」と言われたが、「私には“あなたのことを愛している”としか聞こえなかった」とも明かした。そんな香川の様子はテレビのニュースなどでも報じられたが、その近影に注目が集まっている。SNS上では、《少しお疲れかな》《香川照之さん、やつれた感じ》《2年でだいぶ変わりましたね》とその印象の変化に驚く声が上がっているのだ。’22年8月にクラブホステスに対する過去の性加害が報じられた香川。金曜MCを務めていた情報番組『THE TIME,』(TBS系)では、降板直前に生放送で謝罪していた。確かに当時の映像と比べると髪の量が落ち着き、全体的に白髪も増えている。照明や化粧、加齢による影響を指摘する声もあるが、確かに目の下のたるみが目立つほか、ほうれい線やおでこ、首の皺も濃くなったような印象だ。この1年半ほどで香川を取り巻く状況は大きく変わったこともあり、Xではまた《ストレスですかね…》《心労って恐ろしいなあ》という声もあがっていた。「’22年8月の性加害報道によって俳優業は活動休止状態に。昨年5月には性加害やパワハラが報じられた、同じく澤瀉屋の市川猿之助さん(48)が段四郎さんと共に一家心中を図るという事件も起こりました。澤瀉屋を背負う立場になった香川さんは昨年8月、『歌舞伎に専念する』という声明を発表。しかし、その翌月に猿翁さんが亡くなりました。もちろん送る会ということもあり、普段よりも落ち着いた見た目にしているというのもあるでしょう。しかし目まぐるしく状況が変化する中で、ストレスや心労が重なったというのもこれまでと変わって見える一因かもしれません」(歌舞伎関係者)渋みの増した演技にも期待したい。
2024年01月31日1月29日、漫画家の芦原妃名子さんが栃木県内で死亡しているのが見つかった。遺書が残されていることから、自殺とみられている。10月から日本テレビ系列で放映されたドラマ『セクシー田中さん』の原作者である芦原さんだが、26日に実写化を巡る脚本トラブルをXで明かしていた。芦原さんは原作漫画が未完だったため《ドラマ化するなら「必ず漫画に忠実に」。漫画に忠実でない場合はしっかりと加筆修正をさせていただく》ことを条件に実写ドラマ化に合意。制作側には、思わぬ形で改変された場合には修正を行うことや、自身が脚本を担当することを事前に依頼していた。しかし、実際あがってきた脚本は大幅な改変が加えられていたといい、原作サイドは何度も粘り強く修正作業を行ったそう。さらにドラマオリジナル展開となる8?10話からは芦原さんがあらすじやセリフを自ら用意したが、条件は守られず、修正が間に合わない9・10話に関しては芦原さん自らが脚本を担当した。漫画の連載と同時並行での作業となったことから、芦原さんにとって不本意な部分もあったようで《9話、10話の脚本にご不満をもたれた方もいらっしゃるかと思います。どのような判断がベストだったのか、今も正直正解が分からずにいますが、改めて、心よりお詫び申し上げます》と謝罪していた。この投稿には、他の漫画家からも共感の声が寄せられるなど大きな反響を集めたが、28日に芦原さんは《「攻撃したかったわけじゃなくて。ごめんなさい。》と投稿した上で、一連の流れを削除。そして、29日に訃報が明らかになった。ドラマや映画で人気漫画を実写化した作品は多いが、ファンが不満を抱くのみならず、原作者と映像化サイドがトラブルになることは決して少なくない。’08年に放送されたドラマ『おせん』(日本テレビ系)も原作者のきくち正太氏が後に《幸せになれるものと思っていたら、それが実は身売りだった》《そのショックから、漫画が描けなくなりました》と、ある雑誌の中で綴っていた。芦原さんも直接声をあげたが、急死という最悪の結末となってしまった。ネットには同業者らやファンから多くの悲しみの声が寄せられることに。29日、ドラマや映画化された漫画『のだめカンタービレ』の原作者・二ノ宮知子氏も、Xにて《自分の作品を一番大事に思っているのは自分なんだと号泣した日の事を思い出して、また涙が止まらない》と投稿。二ノ宮氏は以前よりこのことについて言及しており、1月27日に《ぬぬ。原作者が予め条件を出すのは自分の作品と心を守るためなので、それが守られないなら、自分とその後に続く作家を守るためにも声を上げるしかないよね…》《因みに、改変が悪いわけではなくて、予め出した条件が守られているかどうかが問題だと思っています》と綴っていた。未だなくならない実写化作品を巡るトラブル。改めてそのやり方を議論する声があがっている。《セクシー田中さん、好きだったからこそツラ…もうホント原作アニメマンガゲームは実写化しないで欲しい…基本クソになるのがほぼじゃん…つか実写化とかするのに契約書とかないのかなぁ…原作者の意向にシナリオ出来んのなら、過激に言ってしまえばただの著作権の侵害、盗作やん》《色んな人が関わって生み出されてる事は間違いないのだけど、原作者を蔑ろにするのはダメですよね。アニメ化、実写化する時は弁護士雇って契約書を精査するくらいじゃないと原作者守れないんかな…。そんなの悲しすぎる》《今後は確実に原作クラッシュするような実写化は激減するだろうけどそれとはまた別の問題は絶対発生するだろうし、そうならないよう明確なルールを盛り込んだしっかりした契約を結べるようになるのが良いんだろうね、世間的な空気とかでなんとなく左右されるんじゃなくて》《小学館だけじゃなく全ての出版社・ゲーム会社が連携して作品と原作者さんを守って欲しいよ》【厚生労働省のサイトで紹介している主な悩み相談窓口】▼いのちの電話0570-783-556(午前10時~午後10時)0120-783-556(午後4時~同9時、毎月10日は午前8時~翌日午前8時)▼こころの健康相談統一ダイヤル0570-064-556(対応の曜日・時間は都道府県により異なる)▼よりそいホットライン0120-279-338(24時間対応)岩手、宮城、福島各県からは0120-279-226(24時間対応)
2024年01月30日1月30日、ヤンマーホールディングス株式会社は、自社の企業マスコットキャラクター「ヤン坊マー坊」の9代目となる新デザインを発表した。一般投票を実施し、76,568票を集めた結果、最も多くの票数を得たデザインにリニューアルすることが決まったという。「初代ヤン坊マー坊」が登場したのは昭和34年のこと。60年超の歴史を誇るキャラクターだ。テレビで流れる「ヤン坊マー坊天気予報」の「ヤン坊マー坊の歌」がすぐに思い浮かぶという人も多いだろう。ヤンマーホールディングスによれば、9代目のデザインは、特に「未来の可能性に一緒にチャレンジするキャラクター」を目指したという。初代は4頭身のスリムなスタイルだったが、時代と共にデザインも変わってきた。令和元年に登場した8代目では、より現代的なデザインに変化を遂げている。このたびお披露目となった9代目は、これまで黒だったヤン坊マー坊の髪の色が赤と青に一新。赤髪のヤン坊は「探究心に溢れるしっかりもの」、青髪のマー坊は「好奇心旺盛であわてんぼう」というキャラクター設定だという。今後、同社が製作するオリジナルアニメでの起用も予定されているというヤン坊マー坊。今回の大幅なデザインリニューアルに、ネット上では驚きや感嘆など、さまざまな声が上がっている。《あのヤン坊マー坊もこんなにイケメンになる令和ってすごい》《ヤン坊マー坊の2人を見て誰?と驚き動揺する昭和な私》《垢抜けすぎて(?)誰かわからんかったよ》《なんとまぁカッコイイんだ…》“小さなものから大きなものまで動かす力”は、まだまだ進化を続けていきそうだ。
2024年01月30日昨年10月クールに放送された連続ドラマ『セクシー田中さん』(日本テレビ系)の原作者・芦原妃名子さん(享年50)が急死し、衝撃が広がっている。芦原さんの訃報が流れたのは、1月29日夕方のこと。日本テレビのニュースサイト「日テレニュース」が第一報を打ち、同時に同局による追悼コメントも次のように発表された。《芦原妃名子さんの訃報に接し、哀悼の意を表するとともに、謹んでお悔やみ申し上げます。2023年10月期の日曜ドラマ『セクシー田中さん』につきまして日本テレビは映像化の提案に際し、原作代理人である小学館を通じて原作者である芦原さんのご意見をいただきながら脚本制作作業の話し合いを重ね最終的に許諾をいただけた脚本を決定原稿とし、放送しております。本作品の制作にご尽力いただいた芦原さんには感謝しております》芦原さんは26日に、ドラマ『セクシー田中さん』の“脚本トラブル”をXで明かしていた。《私が9話、10話の脚本を書かざるを得ないと判断するに至った経緯や事情を、きちんとお伝えした方が良いのではと思い至りました》と綴り、小学館を通じて日本テレビに提示していた条件が反故にされていたと告白。原作漫画が完結していないことから、《ドラマ化するなら「必ず漫画に忠実に」》《ドラマオリジナルの終盤も、まだまだ未完の漫画のこれからに影響を及ぼさない様「原作者があらすじからセリフまで」用意する》といった約束事を伝えていたという。しかし大幅に改編されたプロットや脚本が提出され、小学館が「当初の約束通りに」と差し戻すやり取りが繰り返されたとのこと。結果的に芦原さんが9話・10話の脚本を書くこととなったが、《相当短い時間で脚本を執筆しなければならない状況となり、推敲を重ねられなかったことも悔いてます》と無念も滲ませていた。芦原さんはその後、28日までに当該投稿を削除。そして《攻撃したかったわけじゃなくて。ごめんなさい》との言葉を残し、この世を去ってしまったーー。芦原さんを悼む声が相次ぐなか、Xではにわかに日本テレビのホームページに注目が集まっていた。きっかけは、とあるユーザーの投稿。芦原さんの死亡が報じられた直後、日本テレビのホームページから『セクシー田中さん』や芦原さんに関する情報が削除されたというのだ。このユーザーは、「セクシー田中さん」「芦原妃名子」のワードで検索したスクリーンショットも公開。そこには「番組0件」「全0件」と表示され、情報がヒットしなかった画面が収められていた。この投稿は瞬く間に拡散し、《日テレひどい…》《これで終了なんか?》と物議を醸す事態に。いっぽうで《これ消したんじゃなくてみんなが見ようとして一時的に見られなくなってたっての聞いたけどそこんとこどうなの?》と、システム上のエラーを指摘する声もあった。だが現在は「セクシー田中さん」「芦原妃名子」のワードで検索をかけると、これまで配信された記事は閲覧可能となっている。果たして、一時的だったとしてもドラマや芦原さんに関する情報は削除されたのだろうか?そこで本誌は1月30日に、日本テレビ広報部に事実関係を取材した。同日に担当者より文書で回答があり、「セクシー田中さんのHPや記事は削除していません」とXで広まっていた“疑惑”を否定。検索がヒットしなかった原因については、「特定のアドブロック利用の際に検索結果が正確に表示されない可能性があります」とのことだった。また同局は芦原さんへの追悼コメントで《最終的に許諾をいただけた脚本を決定原稿とし、放送しております》と主張したものの、実際にどのようなやり取りがあったかなど経緯の説明はなかった。そのためSNSでは、《なんで日テレはこんな他人事なの?》《記者会見するべき》と批判が噴出している。こうした世間の反応についても見解を問い合わせたが、ノーコメントだった。
2024年01月30日1970年代に起きた連続企業爆破事件に関与していたとして指名手配されていた桐島聡容疑者(70)を名乗る男が1月29日、入院先の神奈川県鎌倉市の病院で死亡した。桐島容疑者は、明治学院大学在学中に過激派「東アジア反日武装戦線」の「さそり」というグループに所属。’75年4月に東京都銀座の韓国産業経済研究所を爆発させ、爆発物取締罰則違反容疑で指名手配されていた。警視庁公安部はDNA型鑑定で死亡した男が桐島容疑者なのか特定を進めていて、本人と確認されれば容疑者死亡のまま書類送検する方針だという。指名手配から50年近い逃亡生活だった。「男は“内田洋”と名乗り、80年代から神奈川県藤沢市内の工務店で住み込みで働き、銀行口座などは持っておらず、現金で給料をもらっていたそうです。長年住んだ藤沢では、近所のバーに通ったりもしていて、“うっちー”と親しまれていたそうです。入院当初は、保険証などの身分を証明する物は持っておらず、“内田”を名乗っていましたが、“最期は本名で迎えたい”と、医療関係者に突然“桐島聡”を名乗ったそうです。末期の胃がんで、重篤な状態だったため、事件や逃亡生活の全容解明には至らなかったそうです」(全国紙社会部記者)被害者や遺族を思うと無念としか言いようのない結末となった今回の事件。逃亡せず罪を償っていたら、別の人生があったのだろうか。仮に逮捕されていた場合の量刑についてある弁護士は次のように話す。「現在指名手配されている直接の容疑の“爆発物取締罰則違反”を犯した場合、死刑又は無期、もしくは7年以上の懲役または禁固と規定されています。桐島容疑者が共謀・実行で関与したことが認定されているほとんどの事件で行動を共にしたとされる人物の1人は無期懲役、もう1人は懲役18年が確定してるので、同程度の懲役刑になった可能性はあると思います。量刑に差があるのは、主犯かどうか、どれくらい事件に関わったか、関わった事件で死者が出たかなどで変わるからです」懲役18年が確定した元メンバーは現在すでに出所している。桐島容疑者の場合、逃亡したことで罪は重くなったのだろうか。「自分が容疑者だとわかる前に自首した場合と、ずっと逃げていた場合では自首した方が情状酌量という点で刑が軽くなることはあるかもしれませんが、逃げたことによって罪が重くなるということにはなりません。ただし、逃げている間に、たとえば、戸籍を買うとか、誰かになりすますとか、盗みを働くなど、プラスアルファで罪を重ねていれば、それも罪に問われることになると思います」(前出の弁護士)共同通信によると、桐島容疑者は一連の事件について「後悔している」と語っていたという。逃げ続ける以外の道はなかったのかーー。
2024年01月30日昨年、バイオリニストの元妻A子さん(36)とわずか“105日”で結婚生活を終えた羽生結弦(29)。離婚発表から2カ月が過ぎ、落ち着きを見せようとするなか、新たな“嵐”を呼ぶ発言がロシアから飛び出した。昨年8月4日に結婚を突如発表した羽生だが、一般人はおろか性別まで伏せるという徹底したガードぶり。その後、一部週刊誌の報道でお相手がA子さんであることが明らかになるも、11月17日に離婚を発表。しかし、105日というあまりの短期間での離婚にネット上では疑問が噴出。結婚もほとんどの親族に報告していなかったため、羽生の祖母や叔母がメディアの取材に対して、羽生に苦言を唱えるという異例の事態にまで発展した。日本人として初めてフィギュアスケートで冬季五輪2連覇を果たし、国民栄誉賞まで受賞した世界に誇る大スターの羽生だが、結婚までプライベートは謎に包まれてきた。過去に同級生との交際や元国民的アイドルとの交際が噂されたことはあったが、いずれも決定的な情報は出ないままだった。そんななか、羽生との過去の交際を匂わせる“大物”が現れた。ロシアが誇るフィギュア選手、エフゲニア・メドベージェワ(24)だ。これまで世界選手権で2度の金メダル、18年の平昌五輪で銀メダルを獲得するなど輝かしい実績を持つメドベージェワ。羽生のコーチを務めたブライアン・オーサーに師事するため、一時期カナダに拠点を移したこともある“同門生”でもある。そんなメドベージェワは、日本時間の1月29日、自身のYouTubeチャンネルを更新し、約1時間30分の動画をアップ。自身がホストを務め、ゲストと対談をする番組の最新作だ。ロシアの大手メディア「Shkulev Media Holding」が運営するサイト「Starhit」が30日に配信した記事によると、その中でメドベージェワはこう語ったという。《「去年、元カレが結婚したの。私は“あはは“って感じだった。それから3ヵ月後に離婚したんだ。私は“あはは!“って感じだった。おっとっと“っていうリアクションから、“あはは“っていうリアクションになったんだ」と24歳のアスリートは話している》(※翻訳は編集部)名前は明かしていないものの、昨年に結婚し、3カ月で離婚した人物として真っ先に思い浮かべる人物といえば羽生だろう。Starhitの記事の見出しも、「エフゲニア・メドベージェワは、元カレの羽生結弦の結婚と急速な離婚に対する自分の反応について語りました」となっている。動画のコメント欄にも、ロシア語で《神様、ごめんなさい、ジェーニャの元カレについてのコメントを無視することができません、これはまさに羽生結弦のことを表しています… 以前は彼らに関係があったかもしれないとは思いもよりませんでした》《ジェーニャが羽生結弦のことを言っているんだけど、彼は結婚してから3ヶ月で離婚したんだよ》(編集部注:ジェーニャはメドベージェワの愛称)といった感想が並んでいた。果たして、フィギュア界が誇る2大スターは本当に交際していたのか。羽生の口から真実が語られる日はーー。
2024年01月30日チャンネル登録者数23.1万人のモノマネYouTuber・たすくが1月29日に更新した動画が波紋を呼んでいる。家にあるものを使って芸能人やアニメキャラのモノマネをするたすく。今回たすくが披露したのは、関西ジュニア・岡野すこやか(10)のモノマネだ。「岡野さんはインターナショナルスクールで培ったネイティブ並みの英語力で注目を集めています。入所わずか1年ほどながら、物おじせずいつもはつらつとしており、“逸材”として期待されています」(アイドル誌ライター)岡野は1月25日、ジュニアの廣末裕理(9)とともにシナモンロールの楽曲『キミのことだいだいすきだもん』に合わせて踊った動画をジュニア公式TikTokに投稿。《すこやか可愛い〜》《すこやか表情豊かやな》などとコメントが続出したが……。「1月29日にはたすくさんがこの岡野さんを真似た動画をYouTubeやTikTokに投稿したのです。動画でたすくさんは顔を白く塗り、頬は極端に赤くしています。特徴を誇張したモノマネが評判のたすくさんですが、まだ10歳の岡野さんに対しては少しやりすぎにも思えます」(スポーツ紙記者)小学生の岡野に対し過度なモノマネをしたたすく。SNS上でも苦言を呈する人が続出している。《すこやかくんが嫌な気持ちにならないといいけど……》《すこやかくん、たすくこまのネタにされてるの辛いんだけどまだ小学生の子だよ。大人として人として、終わってる》《すこやか達のモノマネしてるとかいうやつがおすすめに出てきたんだけど、いい大人が9歳の子の頑張りを茶化すとかどういった神経してんの?君ら倫理観どこで無くしてきたん?》《タスクがすこやかのモノマネしてるけどまじでやめてやれよ…子供相手に…》
2024年01月30日俳優の木村拓哉(51)が1月29日までにInstagramを更新。自身が所属する事務所・SMILE-UP.の後輩である、Kis-My-Ft2の玉森裕太(33)からもらったというWoodWickのアロマキャンドルの写真をアップした。木村は写真とともに、《「現場で“是非使ってみてください!“って玉森君から貰ったキャンドル!何処に置こうか、色々考え中。」》とのコメントも寄せていた。実は、この投稿がファンの間で“匂わせ”だと話題になっている。《キムタクからの匂わせ…かな嬉しいなぁ情報解禁までワクワクしてます》《現場で玉森くんから盛大な匂わせありがとうございますキムタク先輩》《木村くんインスタで、現場で玉ちゃんからもらったキャンドルってグラメやってるって匂わせがすぎるな〜嬉しいけど》《“現場で…““現場で…“木村さん、壮大な匂わせありがとうございます》「この“現場”というのが、木村さんが主演した’19年のドラマ『グランメゾン東京』(TBS系)の映画版の撮影現場ではないかといわれているのです。同作は、映画化が決まっていると報じられており、今年の初めから撮影が始まる予定だといわれていました。ドラマ版で玉森さんは、木村さん演じるフレンチシェフ・尾花夏樹の弟子である平古祥平役で出演しています。今回の投稿は、再びの共演、すなわちグランメゾン東京の続編の撮影であることを木村さんが”匂わせ”ているのでは?とファンの期待が高まっているのです」(芸能記者)1月22日には、グランメゾン東京の番組公式Xアカウントが4年ぶりに更新され《#グランメゾンプロジェクト 始動続報をお楽しみに☆☆☆》と、新たなプロジェクトの立ち上がりが予告されていた。果たして真相はーー?
2024年01月30日お笑いコンビ「プラスマイナス」の岩橋良昌(45)が1月27日、Xであるテレビ番組制作会社の社長からパワハラを受けたと告発した。翌28日朝までにそれらの投稿はすべて削除されたが、その後の動向に注目が集まっている。岩橋はXでパワハラを行ったというテレビ番組制作会社の社長について、実名や社名を挙げて投稿。その社長は、芸人にドッグフードと入れ替えた料理を食べさせ、悶絶する様を見て高笑いしたり、岩橋にサザエの殻を噛ませて歯が欠けると大笑いしたといい、岩橋は《これらは全てカメラが回ってない時に行われる》と訴えていた。さらに、5年ほど前にその社長は突然岩橋に暴行を加え、岩橋がその理由をLINEで質すと「訴えてみろ」との返信が。しかし、先輩から仕事がなくなる可能性を示唆されたため、《家族もいたので悔しいけど》と謝罪しに行ったところ、社長は「俺じゃなかったら消されてたぞ」と話したといい、それ以降は結局その会社からの仕事はほとんど無くなったという。その後、岩橋は《グループ長とチーフマネージャー同席の元、副社長とお話しさせてもらい説得され、抗いましたが最終的には自分が納得し、ツイートを削除しました。しかし今また、うーーーーーーーーーーーーーーーーーん 耐え時だ!約束したんだから!》とコメントし、一連の投稿を全て削除した。それでも岩橋は29日にも《時が全てを溶かす 無かったことになる 虚しいよ》と綴った後、《まだあるけどな》と意味深な投稿を続けている。真偽は不明だが、岩橋の衝撃的な告発はXで大きな注目を集めた。そこで、削除された岩橋の投稿内容について、名指しされた制作会社に取材を申し込んだところ、窓口で対応した女性は、問題の投稿自体は把握しているものの「対応できるスタッフがいない」とのことだった。改めて、同社の顧問弁護士にも問い合わせたが、秘書から「取材はお受けしておりません」とのことで、回答は得られなかった。
2024年01月30日1月30日放送の『生島ヒロシのおはよう定食/一直線』(TBSラジオ)に、電話でゲスト出演した漫才師・西川 のりお(72)。「週刊文春」が報じたダウンタウン・松本人志(60)の“性加害疑惑”報道について私見を述べ、注目を集めている。吉本興業は1月22日、松本が「週刊文春」を発行する文藝春秋とほか1名に対して名誉回復を求める訴訟を提起したと発表。いっぽう24日には、報道について《真摯に対応すべき問題であると認識しております》と表明。社外有識者を交えたガバナンス委員会から、《何らかの形で会社としての説明責任を果たす必要がある》《当初の『当該事実は一切なく』との会社コメントが世間の誤解を招き、何を指しているのか不明確で混乱を招いたように思う》など厳しい指摘を受けたと明かした。報道を真っ向から否定していたこれまでの姿勢からトーンダウンした形となり、所属事務所の対応にも関心が高まっている。そんななか、西川は自らが所属する吉本興業の体制をバッサリ切ったのだった。パーソナリティの生島ヒロシ(73)に「今回の一連の動きをどのように見ていますか?」と問われると、「僕はあくまでも第三者」とコメント。松本とは全く付き合いがないとし、一般人と同じような感覚で騒動を見ているという。次に生島が「松本さんが休業に入った判断は、先輩ののりおさんから見てどう思いますか?」と聞くと、西川は「僕は違うと思いますね」と述べこう続けた。「僕はちょっと前の発言で『初動ミス』って言いましたよね。会社が事情聴取して発表するという手順を間違えました。裁判についてテレビやラジオでもしょっちゅう言われてますよね。これは当然なんですけど、大衆芸能はお客さまに見てもらうことなんで。この疑惑がずっと何年間にわたって、一般の方に『こんなことあったんだ』『いや、なかったんだ』って(囁かれ続ける)。お笑いにとって、非常にプラスにならないと思うんですよ」その後も西川の持論は止まらない。松本を“擁護”する芸人たちについても、「内側からの“寄りのコメント”は止めたほうがいい」と指摘。芸人たちが「昔お世話になった」「尊敬して芸人になった」「憧れていて」などと、“身内感”を出していることを問題視。その上で、「そんなコメントだったら正直入れない方がいいです。(中略)一般大衆には関係のないことですからね。論点が間違っているんですよね」と熱弁した。また生島から「吉本側の対応に関してはどのように思いますか?」と質問されると、西川は開口一番に「やっぱガバナンスが足りてないですね」とコメント。「コンプライアンスって、もっと会社のなかで調査しないといけないものなんですよ。例えば『この芸人はこういう動きをしている』とかね」と、吉本興業の監督不足を指摘した。続けて「本当に会社がタレントや芸人のことを思うんだったら、『行動がおかしい』って察しがつくはずなんですよ。マネジャーも報告を上げていると思うんですよ。でもそこは、なぜできなかったかっていうのは不思議ですね」と、率直な意見を述べていた。生島が「例えば超人気者のタレントに対して会社側も厳しくものを言えない風土ができているんですかね?」と投げかけると、西川は「それって考えたら大間違いでね。会社は儲けさせてもらってますよね。その芸人、タレントが可愛いですよね。可愛かったら余計に、言いにくいかもしれないけど、言うべきじゃないですかね」とコメント。また松本の騒動がお笑いの世界に及ぼす影響についても、西川は「ゼロとは言いませんが、必ず新しい人が出てきますから」「人間っておかしなもので、過ぎ去った物を美化するんですよ」と断言。そして「元々、松本君も最初は新人ですからね。そのうち才能が開花して、そうなって(人気者になって)いったと思うんですよ」と続け、「2度と(松本のような芸人が)出てこないことはないと思うんですよ。横山やすし師匠の後もうちの会社は沢山の漫才師が出てきました。紳助君の後も立派な司会者とか、色んなタレントが出てきました。だから、新芽も吹いてくるんじゃないですかね」と推察したのだった。松本と同じ事務所に所属する大御所芸人の忖度のない見解に、ニュースサイトのコメント欄やSNSでは賛同の声が相次いでいる。《めちゃくちゃ同意》《全く持ってその通りですね。今TVに出てる後輩芸人達、この言葉をよく聞いて欲しいです。「お世話になった」は、論点が違う》《西川のりおさん、最高のコメントです。一番正しい視点からものを言っておられる、吉本興業にもまともな方がおられるので、少し安心しました。》《結構まともなことを言ってて驚いた。いや、まともなことというより、ちゃんとした内容の話で、同じ会社とか、お世話になったとかで、変に擁護する意見を、真っ二つに切り裂いていて、スカッとした》
2024年01月30日1月26日、木下優樹菜(36)がYouTubeにアップした動画で子供に対する愚痴をこぼした。同情する声のいっぽうで、批判も噴出している。動画で「マジで今日ほんっとにイライラしてて、本当しょうがなさすぎるから」と切り出した木下。「ちょっとまじ本当イライラしすぎて、朝からすき家爆食いしてやろうと思って」と言いながら牛丼を取り出し、事情を説明した。交際中のサッカー選手・三幸秀稔選手(30)が韓国のリーグに移籍し、11歳と8歳になる娘たちをワンオペで育児している木下。「みゆたん(三幸選手の愛称)いなくなったらママのお手伝いちゃんとするんだよ、みたいな感じで約束してったわけよ。子供達と。そしたら子供達も『オッケー、任せて』みたいな」と明かした。しかし、娘らは家事にあまり協力的ではないようで、洗濯について「ほぼ平日なんてさ、私はさ、家で仕事したりとかするからさ、そんなカッコつけることもないわけよ。ほぼあの子たちの洗濯物なんだよね」「汚れ物をそのままにしとくこととか無理だから、結構やっぱちゃんと(洗濯機を)回しちゃうの」「で、どんどん(洗濯を終えた服が)山になっていくわけよ」と述べると、こう続けた。「長女に『ママ、そろそろもうこれ畳んで片付けないとね』って言われたの。その時は、『は?』って思ったけど我慢したわけ。だけどさ今日の朝、いろんな状況のイライラが重なりすぎて、『っていうかさ、昨日そんなこと言われたけど、そもそも自分のものあるって分かってんだったら、自分のもの、そこからピックアップして畳んで片付ければ良くない?』って話なわけ!」「じゃない?どの口が言ってんの。『何を言っちゃってるんですか?この人は』って思って」さらにお風呂に入浴剤を入れるのが好きな長女に「お風呂の水を抜いた後、シャワーで浴槽を流してほしい」などと伝えているが、長女はその日の朝に水で流していなかったそうで、「マジでムカついたの。『それぐらいも出来ないの?』って」「本当いい加減にしろよ、って思って」と木下は話した。■「理解できないです。子どもの耳にも入るでしょう」また「こっちのゴムとこっちのゴム、どっちがいいかな」など2人で変わるがわる木下に意見を聞いてくる娘らに「どっちでもいいよ」と呆れる様子を見せた木下。イライラのあまり、この日の朝は「話しかけないで」と娘らに伝え、ため息ばかりついていたため、1時間かけて車で学校に送っていたものの車内は沈黙が続いたという。そして木下は「こっちが自己嫌悪になるわけ。情緒不安定すぎるけど、感情とかぐちゃぐちゃになるの。なんか泣きそうになってきて本当。子供達がうざいとかじゃなくて、そうなってる自分がうざくなってきて」「言いたくないこととか言っちゃうし」と話すと、涙ながらにこう語った。「本当1人になりたいってマジで思うし。でも、1人になりたいって思ったことに対しても、なんか……。なんかダメなママだなって思うし。そんなこと思って。本当に1人になりたいわけじゃないんだけど、そういう風に思っちゃったりとか、するのね。それも超嫌だし。やーだー……」しかし、話したことで気が楽になったのか木下は終盤、「ただの愚痴り動画みたいになっちゃって、本当ごめんなさいね。でも、見てくれてありがとうございます」と笑顔を見せ、「がんばろー!イェーイ!」と言って動画を終わらせた。木下に対して、コメント欄では《分かりみが凄すぎる。。動画見ながら、笑いながら泣きました みんな一緒なんだな、と心が軽くなりました》《わかりすぎます!!1人で全部やるのって、頑張ろうと思うほど溜まっていきますよね。愚痴って、また頑張りましょう》と共感する声も寄せられていた。しかし、ネットでは「YouTubeで子供の愚痴を話すべきではないのでは」といい、その言動を疑問視する指摘も相次いでいる。《子どもの愚痴を世界中に公開発信することは理解できないです。子どもの耳にも入るでしょう。愚痴聞き専門ダイヤルみたいなのもあるんですし。牛丼食べて動画撮る時間をそれに充てるべき》《子どもに対しての愚痴をYouTubeに吐くって何?》《子供が目にするかもしれない、子供の友達や親が目にするかもしれない、見知らぬ多くの人たちの目に晒されるインターネット上で言う必要ないよね》《将来に渡って子供も見る可能性のある動画として記録に残るような投稿はするべきじゃない》
2024年01月30日第2部の平均世帯視聴率が歴代最低となる31.9%を記録した『第74回NHK紅白歌合戦』(ビデオリサーチ調べ/関東地区)。1月17日、NHKの稲葉延雄会長は定例会見で「私の身近では『新しい形で工夫されている紅白で楽しかった』という人が多かった」と言及。だがいっぽうで「財界人、政治家の中には、『ちょっと変わってちっとも面白くなかった』という人もいました」とも明かし、一部からは不評を買っていたという。フレッシュな顔ぶれが勢揃いした『紅白』だったが、白組では三山ひろし(43)の歌唱中に行われた“けん玉チャレンジ”でトラブルも。ステージでは成功したかのように見えたが、16人目で失敗していたことが明らかに。一部SNSでは失敗者を責める声もあったため、“けん玉チャレンジ”を恒例とする意義を問う声も相次いだ。果たして、視聴者から最も不評だったアーティストは誰か。そこで本誌は、「良かった/がっかりした」と思われている白組アーティストについて調査を実施。対象は全国15歳以上の男女500人で、株式会社クロス・マーケティングのアンケートツール「QiQUMO」を使用。本稿では、「がっかりした白組アーティスト」を紹介する。まず3位に選ばれたのは、大泉洋(50)。’20年から3年連続で『紅白』の司会を務め、’22年には橋本環奈(24)とディズニーの名曲「星に願いを」をデュエットしたことも。今回のステージでは自らが作詞し、同じ北海道出身の玉置浩二(65)が作曲・プロデュースした楽曲「あの空に立つ塔のように」を歌唱した。ソロ歌手として満を持しての初出場だったが、視聴者が求めていたのは“歌手・大泉”ではなかったようだ。《歌はうまいが、場違い感が強い》(44歳/男性)《俳優のほうが、良かったです》(61歳/男性)《歌手として紅白に出るには力不足だと思いました》(40歳/女性)《歌手として出る意味が分からなかった》(59歳/女性)続く2位にランクインしたのは、すとぷり。’16年に結成された6人組エンタメアイドルユニットで、動画配信サイトを中心に活動を行っている。基本的にメディアでは素顔を公開しておらず、『紅白』でもCG映像と声のみの出演だった。画面に映し出された不思議な光景について、メンバーの莉犬は「別スタジオにいるんですけど、映像でCGにして送っているんです」と仕組みを説明。司会の有吉弘行(49)は「会場がざわめいています。新感覚」と、驚きの様子だった。同じように戸惑った視聴者もいたようで、《アニメ映像を見せられただけだったから》(52歳/女性)、《流行りにのってるのか、新しいのを取り入れようとしているのかなんで出場したの分からなかった》(19歳/女性)といった声が。また、すとぷりをめぐっては、’22年3月にリーダー・ななもり。が内縁の妻から不貞行為などを告発され物議を醸していた。直後に所属事務所はななもり。が告発された内容を認めたとし、活動休止を発表。約9カ月間の自粛を経て復帰したが、いまだ不祥事のイメージが拭えないという人もいたようだ。《なぜ今なのか、全くわからない。女子小学生中学生に人気があるのは知っていたが、少し前の話。ひとり問題を起こして裏方に専念しているが、それも禊が済んだわけでもないし疑問》(50歳/女性)《メンバーの1人不祥事起こしたのに、何で出場出来たのか分からない》(24歳/女性)そして不名誉な1位に選ばれてしまったのは、三山ひろし。限られた演歌枠で9回目の出場となったが、やはり“けん玉チャレンジ”が足を引っ張ってしまったようだ。4年連続での成功をかけて挑んだ今回。リレー3人目のパンサー・尾形貴弘(46)が一度失敗するも、ルールに則って最初からやり直すことに。2度目は最後まで到達し、ギネス認定された。しかし16人目の失敗が明らかになり、ギネス認定も取り消されてしまった。そんな16人目の男性に対して、三山は「来年またチャレンジしましょう」と励ましていたという。また18日に公開された「AERA dot.」の記事では、16人目の男性がインタビューで「『すいませんでした』とその場でいきなり土下座しました」と謝罪したことを明かしていた。当事者間ではわだかまりなく収まったようだが、失敗者が責められかねないリスクを孕んでいることが露呈。また本来メインである歌唱から遠ざかっている側面もあることから、視聴者の間では不要論を唱える声が圧倒的に多かった。《けん玉は要らない》(21歳/女性)《けん玉を失敗したから》(39歳/女性)《もうけん玉にあきたため》(20歳/男性)《歌合戦への参加というより恒例のけん玉ギネス挑戦での出演というのは少し疑問あり》(60歳/男性)果たして“けん玉チャレンジ”は次回もあるだろうか、大きな関心事となりそうだ。
2024年01月30日昨年大みそかに放送された『第74回NHK紅白歌合戦』。例年数組は出場していた旧ジャニーズ事務所(現STARTO ENTERTAINMANT)の所属タレントが出場しない白組だったが、旬のアーティストが勢揃いした。Stray Kidsやすとぷり、10-FEETなど、8組が初登場。大泉洋(50)も歌手として初出場し、自ら作詞した楽曲「あの空に立つ塔のように」を披露した。そしてトリを務めたのは、福山雅治(54)。紅組のMISIA(45)とともに4年連続でトリに抜擢され、ゴージャスな衣装でヒット曲「HELLO」と「想望」の2曲を歌い上げた。数ある歌番組でも、年末の風物詩として最も注目度の高い『紅白』。総勢22組からなる白組で、最も視聴者の心に残ったアーティストは誰か?そこで本誌は、「良かった/がっかりした」と思われているアーティストについて調査を実施。対象は全国15歳以上の男女500人で、株式会社クロス・マーケティングのアンケートツール「QiQUMO」を使用。本稿では、「良かった白組アーティスト」を紹介する。まず3位に選ばれたのは、2年ぶり2回目の出場を果たしたエレファントカシマシ。昨年にデビュー35周年を迎えたレジェンドバンドで、司会の有吉弘行(49)も「高校時代に出会ってからからずっと好き」と語っていた。『紅白』では’07年にリリースされた代表曲「俺たちの明日」を熱演し、ボーカル・宮本浩次(57)の力強い歌声に感動したという声が相次いだ。《懐かしい気分になったため》(39歳/男性)《パワフルな歌唱に見入ってしまった》(57歳/女性)《パワフルなパフォーマンスで元気をもらえたから》(33歳/男性)《ブルース調の楽曲とパワフルな歌声》(58歳/男性)続く2位もロックバンドで、初出場となったMrs. GREEN APPLEが選ばれた。前日30日に放送された『第65回輝く!日本レコード大賞』(TBS系)では、昨年4月に配信リリースされた「ケセラセラ」で大賞を受賞。’15年のメジャーデビュー以来、飛ぶ鳥を落とす勢いで快進撃を続けている。パワーポップ調のサウンドにボーカル・大森元貴(27)の溌剌とした歌声は、若者だけでなく幅広い世代の心を掴んでいるようだ。『紅白』では後半戦のトップバッターを担い、『めざまし8』(フジテレビ系)のテーマ曲にも起用された「ダンスホール」を披露。圧倒的な歌唱力はもちろん、ダンサーとの華やかなパフォーマンスも高く評価されたようだ。《歌唱力が高くて、歌っている姿がいきいきとしていて、今の世代の代表のオーラがあって見ごたえがあり、曲もよかったから》(35歳/女性)《前日にはレコード大賞も取って、今年は一番聴くことが多かったグループなので印象に残った》(40歳/女性)《歌の歌詞も、メロディも本人たちのキャラクターの素敵さも、心に残ったから》(54歳/女性)《歌唱力が高く、服装やビジュアルも「ボーダレス」にぴったりだと思ったから》(27歳/女性)そんな2組を抑えて1位に輝いたのは、ゆず。本誌が昨年末に実施した「トリにふさわしい白組歌手ランキング」でも1位に選ばれており、視聴者の期待度は高かったようだ。「夏色」や「栄光の架橋」など誰もが口ずさめる楽曲も多く、老若男女問わず支持されている代表的なアーティストだろう。14回目の出場となった『紅白』では、躍動感あふれる新曲「ビューティフル」を披露。ベテランの安定感だけでなく、常に進化し続ける姿勢も評価されたようだ。《いつ聴いても素敵な曲 さすがです》(64歳/女性)《感情がこもってる歌い方をするから》(22歳/女性)《安心して聴くことができたから》(59歳/男性)《学生時代によく聴いており懐かしかった》(37歳/男性)、奇しくもロックバンドが上位に食い込んだ結果となったが、素晴らしい歌唱はジャンル問わず支持されているようだ。
2024年01月30日熱愛が発覚した田中と亀梨の共演で注目を集める石原の復帰作。SNS上では戸惑う声が上がるなか、宣伝活動にも制約が――。「1月24日に4月クールで放送される石原さとみさん(37)の主演ドラマ『Destiny』(テレビ朝日系)の出演者が発表されると、たちまちSNS上で話題に。元日に熱愛が報道された田中みな実さん(37)と亀梨和也さん(37)の共演が明らかになったのです。作中で石原さんと田中さん、亀梨さんは大学時代の友人という関係だといいます」(芸能関係者)妊娠・出産のため女優業を休業していた石原にとって3年ぶりの連続ドラマ復帰となる。’23年11月に主演が発表された際には、《4月放送なのでまだ先ですが、心を踊らせながら共に放送を待ち望んでもらえたら嬉しいです》と意気込んでいたが、予想外の事態に。「石原さんの子育ての時間を確保するために、’23年の夏に前倒しで『Destiny』の撮影が行われました。このときに田中さんと亀梨さんが親交を深めたと報じられたこともあり、ファンからは、《生々しくて見る気になれん》《どんな気持ちで見れば??》などの声が多数上がりました。石原さんにとって重要な復帰作ですが、話題は2人に持っていかれてしまいましたね」(前出・芸能関係者)ともに’86年生まれで女優として活躍している石原と田中にはある因縁が。スポーツ紙記者が明かす。「2人とも同じ出版社から、同じ編集者、カメラマンで写真集を出しています。’17年に出版された石原さんの写真集『encourage』の発行部数は15万部を超えましたが、’19年に発売された田中さんの写真集『Sincerely yours…』は、60万部を突破。田中さんはこの写真集で“美のカリスマ”というポジションを確立しました。超人気女優の石原さんに、局アナからフリーになり女優業を始めたばかりの田中さんが圧勝したことで、一部では共演NG疑惑が持ち上がりました」まさかの下剋上にあった石原。“因縁女優”との共演が実現したわけだが――。「石原さんの写真集も大ヒットといえる部数ですし、田中さんのものはセクシーなショットが多かったため、あまり気にしていなかったみたいですよ。撮影が始まると、同世代の俳優が集結していることもあり、すぐに2人は打ち解けたそうです。石原さんは田中さんに美容法や美容グッズについて尋ねているのだとか。田中さん直伝の美容マッサージなどを実践し、“先生”とあがめていたそうです。一方、’22年12月のラジオ番組で“女優業で大成功したい”と語り、’23年9月にはバラエティ番組『あざとくて何が悪いの?』(テレビ朝日系)を卒業するなど、女優業に本腰を入れている田中さんは、石原さんの名座長っぷりに刺激を受けたといいます」(前出・スポーツ紙記者)テレビ朝日が出した番宣NGの要請 共演発表に際し、石原は田中に対して、コメントを寄せていた。《みな実さんはカリスマ的な言葉選びで空気を明るくする力があり、忘れられない唯一無二の時間を私自身に与えてくださいました》熱愛報道もあり、注目が集まっている『Destiny』。しかし番宣に万全の態勢で臨むことはできないようだ。「作品の主軸は石原さんと亀梨さんの恋愛模様です。このため、田中さんと亀梨さんの熱愛が報じられた1週間後に、制作するテレビ朝日から田中さん側に“番宣のためのテレビ番組への出演を控えてほしい”と要請があったと聞いています。ラブストーリーの主軸になる2人の熱愛報道ならまだしも、主演を差しおいた、実質“2番手と3番手の交際発覚”ですからね……。田中さんの制作発表会見への出席にも、制作側は前向きではないのだとか。会見では、ドラマそっちのけで2人の関係に注目が集まってしまうことが予想できますからね」(前出・スポーツ紙記者)女優休業中は、メディアにほとんど出演しなかった石原。田中のまさかの「番宣NG」は予測できなかっただろう。「NHKのバラエティ番組『あしたが変わるトリセツショー』でMCを務めているとはいえ、石原さんが宣伝のためにバラエティ番組に出演するのは久しぶりで、臨機応変な対応が求められます。もともとTBSの局アナで、独立後もバラエティ番組などで活躍してきた田中さんが番宣に出ないのは石原さんにとって、また作品にとっても痛手なのでは……」(テレビ局関係者)復帰作が困惑の再始動となった石原の“運命”やいかに!?
2024年01月30日1月28日、元卓球女子日本代表で五輪2大会連続メダリストの福原愛(35)が中国の動画サイト「梨視頻」上で「ライブコマース」に登場したことが中国メディア「中国新聞網」で報じられた。その動画で見せた“新たな一面”が話題になっている。「福原さんは、21年7月に元卓球台湾代表の江宏傑氏と離婚。2人の子供について『共同親権』を選択していましたが、その後江氏のもとにいた長男を日本に連れて帰ったまま返さなかったことで騒動に発展。引き渡しを求めて江氏が日本で会見を開くいっぽう、福原さんも反論を展開していました」(芸能関係者)昨年11月には江氏が福原の刑事告訴に踏み切ったと「週刊文春」で報じられた。「いっぽうの福原さんは10月にアカウントを解説した中国版インスタグラム『小紅書』では、『愛ちゃんの美食日記』というタイトルでラーメンやアイスクリーム、焼肉などをおいしそうに食べる様子を投稿。その後も中国でSNSでの発信を積極的に行うなど、中国市場を意識した活動に軸足を置いています」(前出・芸能関係者)そんな福原が新たに始めた取り組みが冒頭のライブコマースだ。「中国新聞網」によると、1時間50分のライブ配信を実施し、計140万9000人が視聴したという。バッチリメークで、流ちょうな中国語に身振り手振りを交えながらアクセサリーなどをアピールしたものの、取引成立件数は2375件、取引総額は2万3496元(約49万円)。初登場のライブコマースでの結果は上々、とはいかなかったようだ。福原のライブコマースについては、日本国内のSNSでもさまざまな声が上がっている。《どうした!?福原愛ちゃんびっくり》《福原愛ってこんな中国語ペラッペラだったんだ》《福原愛ちゃん今こんなことやってんのか》動画が配信された日、日本では卓球の全日本選手権でまさに熱戦が繰り広げられていた。中継の解説に福原の登場を望む声もあったのだがーー。
2024年01月29日お笑いコンビ「プラスマイナス」の岩橋良昌(45)の“意味深投稿”に、またしても注目が集まっている。このところ、相次いで“暴露”や“告発”とも取れる投稿を続けてきた岩橋。1月17日には、松本人志(60)の性加害報道に触れ、《俺も昔松本さんじゃないけど先輩に綺麗な女の子連れてったなぁまぁ上納か笑ほんでその人があっさりホテル持って帰って俺なんて空気みたいな扱いやったから後で腹たってきて笑ほんでその人TVで結婚できひんとか松本さんはそんな人じゃないですって言ってていやお前やん!ってつっこんでもた笑》と綴り、波紋を呼んだ。1月27日には、自身の身に起こったパワハラを告発。岩橋はその人物について、実名や社名を挙げて投稿。その社長は岩橋にサザエの殻を噛ませ、岩橋の歯が欠けると大笑い。さらに、その社長は突然岩橋に暴行を加え、岩橋がその理由をLINEで質すと「訴えてみろ」との返信が。しかし、先輩から仕事がなくなる可能性を示唆されたため、仕方なく謝罪しに行ったところ、社長は「俺じゃなかったら消されてたぞ」と話したという。こういった岩橋の投稿はXで大きな注目を集めたが、その後、岩橋は《グループ長とチーフマネージャー同席の元、副社長とお話しさせてもらい説得され、抗いましたが最終的には自分が納得し、ツイートを削除しました。しかし今また、うーーーーーーーーーーーーーーーーーん 耐え時だ!約束したんだから!》とコメントし、一連の投稿を全て削除した。それでも岩橋はなおも意味深な投稿を続けている。29日には《時が全てを溶かす 無かったことになる 虚しいよ》と綴った後、《まだあるけどな》と投稿ーー。どちらの投稿も400万回以上表示されており、Xではこんな声が上がっている。《まだあるんですね…》《まだあるんですか!?》《無理しないでくださいね。ファンは岩橋さんがいなくなるのが一番悲しいから》《プラスマイナス岩橋さん大丈夫だろうか》《大丈夫ですか?心配です》
2024年01月29日俳優のアリッサ・ミラノ(51)がSNSで炎上している。事の発端は、息子マイロくん(12)が所属する野球チームの運営費用を賄うため、クラウドファンディングで寄付を呼びかけたことだったという。GoFundMeにプロジェクトを立ち上げ「野球は人生であり、チームメイトは兄弟です。野球は私たちに目標を与え、ベストを尽くすよう鼓舞してくれます。試合をするために、資金を集めなくてはなりません」と訴えたミラノ。目標額を1万ドル(約150万円)に設定し、「あなたの寄付は遠征費やユニフォーム、記念品などに使われます」とX(旧Twitter)でも拡散した。しかし、ドラマ『チャームド〜魔女3姉妹〜』に主演するなど有名俳優であり、大物エージェントと結婚して裕福な生活を送るミラノのこの言動に違和感を覚える人が続出している。《なぜアリッサ・ミラノは遠征費を出さないの?なぜ普段の食料を買うにも苦労しているような庶民にお金をせびるの?》《息子の旅費ぐらい自分で払いなよ》《億万長者が貧しい人々にお金をねだってるぞ》《セレブなのにケチね》そんな批判を受け、「息子の野球チームに金銭的な貢献をしているのかとメディアから問い合わせがありました」とミラノはX(旧Twitter)に投稿。「私はチーム全員とコーチのユニフォーム代を負担し、誕生日パーティを開き、月謝を払えない子どもたちのスポンサーにもなっています。子どもたち自身も、車を洗ったり映画鑑賞会を開いたりして資金集めをしています!」と反論した。彼女の献身を知り、「野球をする機会を子どもたちに与えてくれてありがとう」「寄付しました!」といったポジティブなコメントが寄せられたが、Mail Onlineに掲載された写真でまた風向きが変わったようだ。推定20万ドル(約3000万円)のポルシェタイカン4Sにマイロくんを乗せ、ペットショップに訪れた様子をキャッチされたのだ。カスタム塗装の費用は1万4千ドルにも上るといい、それだけで寄付金をまかなえてしまうという。これに対し、SNSでは厳しいコメントが相次いでいる。《これだけヘイトを集められるのはある意味すごい》《偽善ってものはいつだって僕を驚かせてくれる》《なんだか子どもがかわいそうだな》《恥を知るべき》
2024年01月29日《改めまして、これまで小柴を支えてくださった皆様に心より御礼申し上げますとともに、8名のメンバーで活動していくAmBitiousを今後ともご支援いただけますと幸いに存じます》1月27日、関西ジュニアの小柴陸(21)が1月いっぱいで株式会社SMILE-UP.を退所することが発表された。SMILE-UP.は公式サイトを通じて冒頭のようにコメントした。関西ジュニア内グループ・AmBitiousの一員だった小柴だが、’23年6月から無期限の活動自粛となっていた。「AmBitiousは関ジャニ∞の大倉忠義さん(38)がプロデューサーとして’21年10月に結成された9人組。小柴さんは一発ギャグを得意とするムードメーカーとして人気を博していました。ところが、小柴さんが未成年時に喫煙している画像がSNS上に出回る事態に。事務所が本人に事実確認をしたところ、契約ないし取り決めに違反する行動があったと判明しました」(スポーツ紙記者)小柴はファンクラブ向けの動画でも退所を報告。メンバーやファンに感謝と謝罪を述べた。「退所の際にジュニア本人がコメントを出すのは異例のこと。公式サイト上のプロフィールが削除されたことでファンは退所を知るということがほとんどです。今回は小柴さんが自らの言葉で語ったことで、ファンも納得して送り出すことができるのではないでしょうか」(前出・スポーツ紙記者)SNS上では次のような声が上がっている。《最後に陸の姿を見て自分自身の言葉を聞けてよかったよ》《陸………最後に動画出させてもらって良かったね………》いっぽうで小柴の“退所動画”によって再び波紋を呼んでいるのが、23年末に“電撃退所”となった福本大晴(24)だ。「関西ジュニア・Aぇ! groupのメンバーとして活躍していた福本さんですが。昨年12月30日にSMILE-UP.がマネージメント契約を解除したと突如発表。公式サイトではコンプライアンス違反と説明がありましたが、関係者のプライバシーや意向を尊重し、詳細は発表されていません。小柴さんと福本さんは同じ関西ジュニアですが、退所の仕方には大きな違いが出ることとなりました」(前出・スポーツ紙記者)異例の退所動画を出した小柴と、突然契約解除となった福本。詳細な退所理由がいまだわからないまま、姿を消した福本に嘆くファンの声が広がっている。《小柴陸は動画撮らせてもらえて大晴は即アウトなのなんなの…なんなの…》《未成年喫煙バレた小柴陸が最後に動画出させてもらえたのにあんだけ仕事あって関係各所に迷惑かかるのに即日退所になった福本大晴まじで何したんだよ》《未成年喫煙で謹慎して退所する小柴陸は最後に動画撮らせてもらえて事前告知なのに、なんの事前告知もなく急に風のように退所して去って行った大晴くん、、、理由もコンプラ違反ってだけで詳細ないし、謎に包まれたまま》
2024年01月29日1970年代に起きた連続企業爆破事件の重要指名手配犯で、「東アジア反日武装戦線」のメンバーである桐島聡容疑者(70)を名乗る男性が亡くなった。桐島容疑者は’74年4月に、東京・銀座のビルに入っていた韓国産業経済研究所に手製爆弾を仕掛けて爆発させたとして爆発物取締罰則違反容疑で指名手配されていた。しかし約50年にわたって逃亡し、一度も逮捕されることはなかった。警視庁公安部が桐島容疑者を名乗る男性の身柄を確保したことを、各メディアが一斉に報じたのは1月26日。だがわずか3日で男性が死亡し、事件の全容解明が困難となってしまった。桐島容疑者といえば肩まで伸びた七三分けのヘアスタイルで、黒縁メガネをかけて笑っている姿を掲載した重要指名手配犯のポスターやチラシで知られていた。しかし確保された男性には、そうした面影はなかったという。「男性は今月上旬に救急搬送され、末期の胃がんで重篤な状態でした。入院中の25日に自ら『桐島聡』だと打ち明け、『最期は本名で迎えたかった』という趣旨の話をしていたそうです。男性は『内田洋(ウチダヒロシ)』の名前で、神奈川県藤沢市内の土木会社に約40年間にわたって住み込みで勤務していたとのこと。いっぽうで健康保険証や運転免許証は所持しておらず、自費診療で治療を受けていたようです。搬送された際はかなり弱っていて、体もガリガリにやせ細っていたと聞いています」(全国紙記者)警視庁公安部が身元確認を急ぐなか、29日朝に容態が急変して帰らぬ人に……。男性の口から“真相”を聞き出すことが叶わなくなったことに、ニュースサイトのコメント欄やSNSでは絶句する声が相次いでいる。《結局逮捕は出来なかったので、公安の完全敗北やね》《死人に口なし。事件に関しては全て闇の中か…》《本当に。え?!の一言しかありません。ポカンとするばかり。狐につままれた様な話とは、このことです》《病気で死にそうになったところで、自ら名乗り出る。警察への最後の挑戦ですね。 本人と確認できても捕まえる事も取り調べる事も出来ない、罰を与える事も出来ない、捜査関係者としては最高に悔しい状況になっているんじゃないかと思いますね》死の間際に“本名”を明かした男性の思惑は、闇に葬られてしまったーー。
2024年01月29日1月28日、迷惑系YouTuberの煉獄コロアキ(41)こと杉田一明氏が、電撃ネットワークの南部虎弾さん(享年72)の通夜で田代まさし(67)に対して執拗に絡む様子をXで公開した。昨年11月、10代の女性に対して、公演チケットの不正転売に関与したと決めつけた動画をYouTubeに投稿し、名誉毀損の疑いで逮捕された杉田氏。同年12月には50代男性を不法に拘束したとして再逮捕されたが、その後、釈放されたことをXで報告していた。そんな杉田氏だが、まだまだ迷惑行為をやめないようだ。1月28日、杉田氏は《田代まさしを私人逮捕しようと思って話したら暴行された ふざけんじゃねぇよ こいつ反省してない》とXに綴り、南部さんの通夜で田代に執拗に絡もうとする自身の動画をアップした。その動画では、文脈は不明だが「やってねえって言ってんだろ」などという田代に対し「私人逮捕してんだよ」などと杉田氏は発言。イラついてみせた田代が胸ぐらを掴むと「触ってんじゃねえよ。暴行罪だぞ」と杉田氏は述べた。その後、田代は動画を撮り続ける杉田氏の取り巻きに対して「やめろよ」と注意していた。田代は南部さんの通夜に、簡単な言葉では言い表せないほど複雑な思いを抱えて参列していたはずだ。違法薬物を所持していたなどの理由で何度も逮捕されてきた田代。いっぽう南部さんは、そんな田代の芸能界復帰を支えてきたのだ。例えば’10年9月に田代が麻薬及び向精神薬取締法違反で逮捕された直後、南部さんは翌年1月に自身のブログで田代から年賀状が届いたと報告。その際、南部さんは《遠くで、見守るのが一番いいと思ってる》と綴っていた。また’15年に電撃ネットワークが結成25周年記念の祝賀会を開いた際に、田代をゲスト出演させ、南部さんは「裏切られた気持ち」と言いつつ、「でも、これからマーシーがどうやって生きていくんだと、今のままだと、逃げたままで生きていかなきゃいけない」と厳しくも優しい言葉をかけていた。さらに’19年11月に田代が覚醒剤所持と使用および大麻所持事件で再び逮捕された後、’22年2月に南部さんは自身のYouTubeチャンネルで田代が出所すると報告。「もう田代さんに期待なんか何もしてない」と言いつつ、「『また何かやりましょう』って言ったら、本人が『やりたい』って言ったら何かやりましょうよ」「田代ちゃん待ってるよ」と呼びかけていた。そうして見守ってくれていた南部さんの訃報に際し、田代は今月21日、Xでこう追悼していた。《かねてから大変お世話になっていた電撃ネットワークの南部虎太さんがお亡くなりになりました。僕が何回つまづいても、南部さんは彼の主催のクレイジーナイトというイベントに毎回僕を呼んでくれました》(原文ママ)《そのご恩も果たせないまま亡くなられた事はとても残念です。南部さんと中村ゆうじさんと三人でラジオをしたり、CDを出した事を昨日の事のように覚えています。南部さん天国で安らかに…》田代にとって南部さんは強く思い入れのある存在だ。その思いを微塵も理解していないかのように、南部さんの通夜で田代を“私人逮捕”しようとした杉田氏に対し、Xでは怒りの声が続々と上がっている。《マーシーがどんな想いで、南部氏の通夜に参列したか考えようね》《マーシーかわいそうだし、南部さんのお通夜なのに何してるの?失礼すぎる》《お通夜の会場で迷惑かけるのは南部さんのご家族と会場を貸してる方双方に迷惑かかってるのマジでわかって欲しい》《通夜でこれはないわ》
2024年01月29日自民党の麻生太郎副総裁(83)の発言がまたも物議を醸してる。1月28日、福岡県芦屋町で講演した麻生副総裁。各メディアによると昨年9月から就任した上川陽子外務大臣を評価した上で、「(党内で)新たなスター、新しい人がそこそこ育ちつつある」「ぜひ女性、若い人、こういった人たちをわれわれは育てねばならない」と語ったという。しかし上川外相が昨年9月、アメリカ・ニューヨークを訪問したことを回想すると、こう述べた。「そんなに美しい方とは言わんけれども、堂々と話をして、英語できちんと話をし、外交官の手を借りずに自分でどんどん、会うべき人に予約を取っちゃう」「俺たちから見てても、『このおばさんやるねえ』と思った」さらに講演内で、麻生副総裁は上川外相のことを「カミムラ」と複数回間違えたほか、「女性が日本の外務大臣になった例は過去にないと思う」とも発言した。しかし’01年に田中眞紀子氏(80)が、そして’02年に川口順子氏(83)が外務大臣に就任している。スピーチ自体は上川外相をほめるものではあったものの、自民党の副総裁という立場でありながら、上川外相について「美しい方とは言えない」と容姿について指摘するような発言をした麻生副総裁。名前や事実を誤認している点も合わさり、ネット上では《つける薬のないセクハラおやじ》《「このおばさん」「そんなに美しい方とは言わんけれども」って!完全セクハラだし!!「女性が日本の外相になった例は過去にないと思う」も間違ってるし》《なんで誰かの仕事ぶりを評価するのに外見にも言及しないといられないんだろう》などと厳しい声が相次いだ。’19年2月に行われた自身の国政報告会では、少子高齢化問題に絡み「年寄りが悪いみたいなこと言っている変なのがいっぱいいるけど間違ってますよ。子どもを産まなかった方が問題」と発言し問題に。さらに、昨年1月には「(少子化の)一番、大きな理由は出産する時の女性の年齢が高齢化しているからです」とも述べ、批判が寄せられるなど、失言の例をあげればキリがない麻生氏。過去の失敗から学ばず、失言を繰り返す麻生氏に対し”引退”を求める声も上がっている。《いつまでも麻生節はいりません。それなら人権に敏感な別の人にその一席譲ってもらいたいものだね》《これだけ失言の多い人も珍しいですね。日本の国会議員の質と品位を疑われますよ。こんな人が国会の中枢にいること自体、不思議です》《他人の容姿に触れることとはハラスメントであること、ご存じない?人権感覚が欠如しているこういう方は国会議員の資格がないし、社会人としたって欠格。辞めて欲しい》《このタイミングでまたこういう発言もう無理でしょう、マズイことを判断できない年齢になってる》《こういう人、引退しないと自民は変わらないね》
2024年01月29日「最近、体がだるくて、なかなか起きられない」「甘いものばかり食べてしまい体重が増えた」この季節、そんな人が増えているという。「気づいていないだけで、その体のだるさや過食は“冬季うつ”が原因かもしれません」そう警鐘を鳴らすのは、心療内科医の斧澤克乃先生。冬季うつの正式な病名は“季節性情動障害”。別名“ウインター・ブルー”とも呼ばれている。「冬場に日照時間が短くなることで、脳内の神経伝達物質のひとつであるセロトニンやメラトニンの分泌量が減少することが原因だとされています」(斧澤先生、以下同)セロトニンは、“幸せホルモン”とも呼ばれ、自律神経を整え、心を安定させる作用がある。メラトニンは、体内時計を整え上質な眠りにいざなってくれる。両者とも、光を浴びることで生成が促される。「冬季うつは、日照時間が短くなる10~11月ごろに始まり、春先になると、何もなかったように回復するのが特徴です」女性に多く、一般的なうつとは症状が異なるという。「一般的なうつは、倦怠感や気力の低下などに加えて、“不眠”や“食欲減退”などの症状が現れます。一方、冬季うつの場合は、倦怠感や気力の低下は共通しているものの“過眠”や“過食”“体重増加”などが特徴です。とくに〈日中、眠気がひどくて起きていられない〉〈甘いものが食べたくなり、菓子パンなどの炭水化物を食べすぎてしまう〉などという方は冬季うつの可能性があります」右の表をみて、自分に症状がないか確かめてみよう。「原因は日照時間の低下と言われていますが、不安な気持ちが症状を悪化させる可能性も」特に今年は、元日から地震や飛行機事故などのニュースが立て続けに起きているので注意が必要だ。冬季うつには、どのように対応すればいいのか?「まず、(1)朝起きたら太陽の光を浴びること。曇りや雨の日は電気スタンドの光を30分程度当てて代用を。(2)簡単な体操でよいので体を動かすこと。さらに、(3)朝食をとることも大事です」(1)~(3)を習慣づけることで、メラトニンやセロトニンの分泌が促され、症状が和らいでいくという。■歯ごたえのある食材が神経を活性化させる管理栄養士の小原水月さんは、「具だくさん味噌汁と、雑穀米ごはん」をすすめる。「体を温めることで、副交感神経が優位になり、心が落ち着きます。さらに味噌には、幸せホルモン・セロトニンのもとになるトリプトファンや、リラックス効果が期待できるギャバを生成するグルタミン酸なども含まれています」(小原さん、以下同)根菜や葉物、きのこ類など、味噌汁に入れる具材はなんでもよいが、心を落ち着けたいなら鶏ささみを入れるのがおすすめだという。「タンパク質にはトリプトファンが含まれていますが、特にささみには、セロトニンの生成を促すビタミンBや、不安やストレスを和らげるマグネシウムも含まれます」具材は作り置きして、冷凍しておくとよい。「根菜など、硬さのある野菜は、ある程度の量を一度に切って、大きめの鍋に重ねて蒸しておきましょう。冷めたら、味噌汁1回分ずつをプラスチックバッグなどに入れて冷凍庫に入れてください」ただし、葉物野菜は、一度蒸すとクタクタになるので、ざっくり切って生のまま冷凍保存し、使用する際にそのまま鍋に入れる。味噌汁とともに雑穀米もとろう。「日本最古の雑穀と言われるひえには、セロトニンの材料となるトリプトファン、ビタミンB、糖質に加え、不安解消を手助けするマグネシウムが含まれます。また、あわにも、ストレスに強いパンテトン酸が。加えて、ひえ、きび、あわなどはポリフェノールが豊富なので、ストレスで増えた体内の活性酸素を除去するのにも役立ちます」具だくさん味噌汁も、雑穀米の一種、黒米なども歯ごたえがある。「かむことも重要です。かむリズムを繰り返すことで、脳内の神経が活性化され、セロトニンの分泌が促されます」具だくさん味噌汁と雑穀米ごはんで、“冬季うつ”を撃退しよう!
2024年01月29日俳優のザック・ゴッツァーゲンはアカデミー賞授賞式でプレゼンターを務め、モデルのマデリン・スチュアートはニューヨークのランウェイを闊歩、ジェイミー・ブルーワーは人気ドラマ『アメリカン・ホラー・ストーリー』の常連キャストに……。アメリカではダウン症でありながらさまざまな分野で活躍するセレブは多い。そして日本でも、一人の“ダウン症のあるスター”が生まれようとしている。(全3回、前編)■「障がいのある役は、その当事者が演じる」エンタメ界に変化が「タカシく~ん!」「お、でらちゃん!耳タブ、触るか?」巨匠、ヴィム・ヴェンダース監督による現在公開中の映画『PERFECT DAYS』。同作でカンヌ国際映画祭最優秀男優賞を受賞した役所広司(68)が演じる平山は、タカシ(柄本時生)の耳タブを触りに来る不思議な少年を穏やかな表情で見つめる。この映画で“ダウン症の少年”を演じているのが吉田葵(17)、本人もダウン症のある少年だ。昨年5~7月に放送された連続ドラマ『家族だから愛したんじゃなくて、愛したのが家族だった』(NHK BSプレミアム)でもメインキャストに名を連ねていた。「障がいのある役はその当事者が演じる」。エンタテインメントの世界ではそんな変化が起き始めている。とはいえ、日本で実際にダウン症の役を当事者が演じた例は少ない。日本ダウン症協会理事の水戸川真由美さんが語ってくれた。「単発のドラマにダウン症の人が出ることはこれまでもありましたが、連続ドラマは葵君が日本初でしょう。撮影が長期間にわたることに加えて、連続ドラマは第1話と最終話のロケを同じ日にするなど、パートごとに撮影することも。健常者なら理解できますが、ダウン症の人だと混乱したり、理解するのに時間がかかったりすることがあります。また、シーンごとの感情の作り方もとても困難です」ダウン症の俳優・吉田葵は、どのように誕生したのか──。■「草太をダウン症ではない人が演じたら、まったく別のドラマになってしまう」「映画とドラマでは、キャストさんの数も違ったし、映画は一日の撮影で、あっという間に終わったけど、ドラマは長くて(’23年)1月から5月まで。休まず行くことができました。撮影では関西弁のセリフを覚えるのが大変でした。『かなしい』という言葉も、強く言うポイントが違うので、ノートに一言ずつ書いて練習しました」葵は連続ドラマの撮影を、そう振り返った。『家族だから愛したんじゃなくて、愛したのが家族だった』は、中学生のときに父親を亡くし、母親も下半身不随で車いす生活、弟はダウン症という主人公の視点から家族についてつづった、岸田奈美さんのエッセイをもとにした連続ドラマ。葵は主人公の弟「草太」役だ。制作統括の坂部康二さんに葵の起用理由を聞くと──。「草太をダウン症ではない人が演じたら、まったく別のドラマになってしまう。そんな重要な存在だから、当事者に演じてもらいたかったのです。僕も含めて多くのスタッフも、ダウン症の人と接したことがないなか、最初は“お客さま”扱いでした。でも、それは僕たちが障がいについて知らなかっただけ。撮影が進み、お互いを知ることで、スタッフの彼への接し方がフランクになり、ときには様子を見ながら強い口調で指示が出たりすることも。葵さんはそれに応えてくれました」初めてダウン症の俳優をキャストに加えるにあたり、葵専属の“サポート役”を用意した。その役を務めたのが俳優の安田龍生さん(25)だ。「葵の魅力は素直なところ。柔軟に表現することができるんです」そう語り始めた安田さん。サポート役といっても、これまでダウン症の人との接点は少なく、このような形でドラマに携わるのも、もちろん初めて。当初は、葵に受け入れられるよう、仲よく、楽しくということだけを心がけて撮影に臨んでいたのだが……。「たしか撮影が始まって5日目、母親役の坂井真紀さんが倒れたところを草太(葵)が見つけて、隣の部屋にいる姉の七実(河合優実)に助けを求めるというシーンがありました。『七実ちゃん、お母さんが倒れちゃった』というだけのセリフですが、本番では『七実ちゃん』ではなく『七実』と言ってしまう。葵はカッコいい人が好きで、(共演した)錦戸亮さんも大好き。自分もそうなりたいという気持ちがあるのか、葵の中で作られた草太はとてもカッコいい草太なんです。で、『七実ちゃん』と呼べない。声もすんごい太くて、『ななみ、ななみ』という言い方をしちゃう」当然、カット。監督から「緊迫したシーンだから」と言われてもNGを連発し、何度も何度も撮り直しをすることになった。「最後には、カメラの後ろで僕が『七実ちゃん』とセリフを言って、葵が僕のまねをして『七実ちゃん』と言う。そんな形で乗り切りましたが、そのシーンだけで1時間以上かかってしまいました」翌日、安田さんはプロデューサーに呼び出された。「プロデューサーから言われたのは、『お芝居を教えてあげてほしい』『ダメなことはダメと厳しく言ってほしい』、そして『(先日の撮影が)できていなかったことを伝えてほしい』ということでした。その日からですね、一人の俳優としての葵をサポートすることになったのは。実は、それまでは葵が気持ちよく撮影に臨めればいいと思って、高価な撮影機材や小道具に触ったり、『本番!』がかかってからおしゃべりしていても注意しなかったんです。現場のスタッフにも、しょうがないという空気がありましたし……」安田さんの仕事は、現場のルール、しきたりなど教え、葵を一俳優として育てることに変わった。「葵はダメと言えばしなくなるんです。ただ、ほかのスタッフが許しちゃう。僕からもスタッフに『ダメなことはダメと言ってほしい』と伝えてもらいました」スタッフの間で葵に対してどう対応していくか話し合った結果、現場は、いきなり厳しくなった。「極端な話ですが、特別扱いをしないでくれと言うと、今度は、付き合い方がわからなくなってしまうんです」演技については、知的障がいがあり、時間や数字が苦手な葵にさまざまな方法を試したという。「どういう気持ちで演じればいいか、台本を見ながら一緒に話し合ってから撮影に臨みました。葵が演じる役は10~25歳と幅があり、何歳のときにどんな出来事があったかを理解させるのが大変。ノートに年表を書いて、当日、演じるのが何歳でどんな気持ちなのかを理解できるように確認していきます。そのうちに、葵は順を追って説明すれば覚えられることがわかってきました。そこで、(1)りんごを見る(2)『いただきます』と言う(3)台所を見るというように番号をふって本番直前に見せるようにしました」安田さんのサポートを受けて、葵は俳優としてどんどん成長していった。「葵が演技できるようになると、スタッフの要求もより厳しくなりました。本当に、普通の俳優になった。そこから、スタッフの間にも普通の俳優として接するような距離感がつかめたという感じです。僕の仕事はどんどん減っていって、最後のほうは楽でしたよ」【中編】ダウン症の俳優・吉田葵(17) 「『この子は将来、ドラマに出るんだよ』と話しても、絶対に信じないでしょうね」障がいのある子を持った母の葛藤 へ続く
2024年01月28日