The Birthdayが4月3日(水) にリリースする新作EP『April』のジャケット写真が公開された。本作には、昨年4月に録音を終えていた「サイダー」「S.P.L」「I SAW THE LIGHT」の3曲を収録。ジャケットに書かれているタイトル「April」はチバユウスケ(Vo & G)による手書き文字となっている。併せてジャケット絵柄をもとにした各CDショップの予約特典も発表となった。<リリース情報>The Birthday 新作EP『April』4月3日(水) リリースThe Birthday『April』ジャケット●CD+PHOTOBOOK(64P):3,300円(税込)※三方背、トールケース仕様【収録内容】1. サイダー2. S.P.L3. I SAW THE LIGHT予約リンク:配信リンク:オフィシャルサイト:
2024年03月08日国立科学博物館では3月16日(土)より、特別展『大哺乳類展3―わけてつなげて大行進』を開催する。大好評を博した「大哺乳類展」の第3弾で、今回は「分類(=わける)」と「系統(=つなぐ)」がテーマ。現在6500種あるという哺乳類がどのように進化してきたのかを、500点を超える標本による圧巻の展示で紹介する。哺乳(母親がお乳で子供を育てる)、二心房二心室の心臓、3つの耳小骨などの特徴を持つ哺乳類は、様々な環境に適応させながら、多様な姿を獲得してきた。それらは生物の特徴から「分類」され、その種がどのような順序で誕生したかを探る「系統」により、深く理解されることになるのだが、近年はDNA解析などの研究の発展により、今までの定説が次々と覆されているという。同展では「見た目は似ているけれど本質は違う」フクロモモンガとムササビ、「見た目は似ていないけれど本質は同じ」コビトカバとスジイルカなど、哺乳類の進化の不思議に迫っていく。圧巻の展示は、約200点の剝製標本が関係性の近いグループごとに行進する「哺乳類大行進」。外見の似ている点と異なる点を、目で見て具体的に楽しむ展示となっている。また見た目でわからない部分は、骨格や内臓などの標本を見比べる「実物図鑑」で紹介する。なかでもカナダのロイヤルオンタリオ博物館が所蔵する、シロナガスクジラの心臓は、実物大のレプリカで登場。現在における地球最大の生き物のそれであるだけに、圧倒的なスケールだ。音声ガイドのナビゲーターは、人気アニメ『呪術廻戦』で伏黒恵役を演じる声優の内田雄馬。またコラボグッズとして展開する描き下ろしのアートワークは、画家のヒグチユウコ、イラストレーター・まんが家・アニメーターのにしむらゆうじ、アーティストのMAIJEL GRAPHが担当する。さらに音楽グループいきものがかりの楽曲「喝采」が展覧会を盛り上げる。<開催概要>特別展『大哺乳類展3-わけてつなげて大行進』会期:2024年3月16日(土)~6月16日(日)会場:国立科学博物館時間:9:00~17:00、土曜、4月28日(日)~5月6日(月・祝)は19:00まで(入場は閉場30分前まで)休館日:月曜(3月25日、4月1日、4月29日、5月6日、6月10日を除く)、5月7日(火)料金:一般・大学2,100円、大高中600円展覧会公式サイト:
2024年03月08日山田ジャパン2024年3月公演『愛称⇆蔑称』が、2024年3月7日(木) に東京・六行会ホールで初日を迎えた。『愛称⇆蔑称』は、Netflixオリジナル配信ドラマ『全裸監督』の脚本チームに名を連ねた山田能龍が脚本・演出を手がけた最新作。物語の主人公で、初の学年主任を任されることになる教師歴5年の畑中忠平役を原嘉孝が演じるほか、教頭の大山佳奈役でいとうあさこ、教頭の大山とあだ名で呼び合うほどの仲で優しい人柄の校長・岸哲夫役で黒田アーサー、畑中の上司の中堅教師役で松田大輔(東京ダイナマイト)、事の発端となる東京からやってきた転入生の兄弟役で二葉勇と二葉要が出演する。本作では、昨今実際に問題視されている学校における「あだ名問題」について描かれるが、原は「個性あふれる登場人物たちがそれぞれの主張、価値観、正義をぶつけ合います。是非皆さんも、客席からこの会議にご出席ください!」とコメント。また山田は「最後の通し稽古を見て、作品への自信を深めました。自分史上の最高傑作になるかも知れない、そんな予感です。ラストシーン終わり、俳優は僕の声がかかるまで演じ続けています。僕が“はい、お疲れ様でした”と声をかけた途端、ぐっと堪えていた感情を静かに解放する俳優たち。黙って、放心しながら、そっと涙を拭っている。その姿を見て“ああ、いい芝居だな”と。この作品の在り方が凝縮された光景だったと思います」と語った。『愛称⇆蔑称』は3月15日(金) まで同所で上演される。■脚本・演出:山田能龍 コメント初日の幕が開きます。最後の通し稽古を見て、作品への自信を深めました。自分史上の最高傑作になるかも知れない、そんな予感です。ラストシーン終わり、俳優は僕の声がかかるまで演じ続けています。僕が「はい、お疲れ様でした」と声をかけた途端、ぐっと堪えていた感情を静かに解放する俳優たち。黙って、放心しながら、そっと涙を拭っている。その姿を見て「ああ、いい芝居だな」と。この作品の在り方が凝縮された光景だったと思います。あだ名は、良いものか、悪いものか。勇気を込めて作りました。ぜひ答え合わせにいらして下さい。■原嘉孝 コメント『愛称⇆蔑称』開幕します!昨今、実際に問題視されている事でもあります、学校における「あだ名禁止」問題について僕たちが舞台上で議論します。個性あふれる登場人物たちがそれぞれの主張、価値観、正義をぶつけ合います。是非皆さんも、客席からこの会議にご出席ください!実際にあだ名禁止の学校に通っていた方、そうでない方、または今現在通っているよ!なんて方。様々だと思います。あ、安心してくださいね?出席してくださいなんて格好つけて言いましたけどあだ名のあり方について一緒に考えましょうよ!なんて押し付けるような作品ではありません(笑)。ただこれは僕がそうだったのですが、僕自身この作品と出会うまで、今までなんとなく無意識に付き合ってきた「あだ名」について考えたこともなかったな〜。と思ったので!結局何が言いたいかわかりませんが!気軽に!観に来ていただけたらなと!思います!!劇場でお待ちしております!■いとうあさこ コメントいよいよです。幕があがります。この瞬間は何度やっても、めっちゃくちゃ“アツく”なります。緊張、不安、興奮などなど、いろんなものが入り混じって、“アツく”なるのです。そしてそれらを全部ひっくるめて今度はその熱を、観てくださる皆々様にお伝えしていけたら。今回の『愛称⇆蔑称』は“あだ名”の是非を巡り、討論を繰り広げるお芝居。まあよく喋ります(笑)。私自身はちっちゃい頃から“あだ名”がそばにあったから、正直“あだ名”のない世界はなかなかピンと来ない。舞台の討論の中で自分自身の考えも日々、グルグルしております。皆様も目の前で行われる『朝まで生テレビ!』さながらの討論会に、一緒に参加している気分でご覧いただければ。とにかく体力がいるのでわたくし、なんとなくずっと豚肉ととろろを多めに食しておりますが……合ってますかね(笑)?六行会ホールにて皆さまのお越しをお待ちしております。撮影:Wataru Yoshida<公演情報>山田ジャパン2024年3月公演『愛称⇆蔑称』脚本・演出:山田能龍出演:原嘉孝いとうあさこ黒田アーサー松田大輔(東京ダイナマイト)二葉勇二葉要 ほか日程:2024年3月7日(木)~15日(金)会場:東京・六行会ホール公式サイト:
2024年03月08日一般社団法人落語協会は、3月21日(木) より真打に昇進する林家つる子、三遊亭わん丈の新真打昇進披露会見を6日、都内で開催した。つる子は先輩11人抜き、わん丈は16人抜きの昇進で、落語協会では12年ぶりの抜擢真打になる。会見に出席した落語協会会長の柳亭市馬は「すでに活躍は目覚ましいふたりだが、この真打昇進を機にまたひとつ上の段階に進んでもらいたい。当人たちも大変に気合いが入っておりますが、気負うことなくやってほしい」と期待を語った。林家つる子は2010年に林家正蔵に入門。「私は噺家になる前、客席で(ファンとして)寄席を楽しんでいました。その高座にトリで上がらせていただける日が来るのかと思うと本当に感慨深い。また今年は落語協会発足100年の節目の年。より多くの方に落語を知っていただけるような、初めて落語を聞く方にも楽しさを伝えていけるような噺家になりたい。まずは真打披露興行を精一杯務めさせていただきます」と挨拶。林家つる子師匠の正蔵は「つる子が何人もの先輩を抜いて昇進という話をいただいた時に、随分と迷いました。まだ二ツ目として色々なことに挑戦し、色々なところで失敗してほしかった」と本心を吐露。「でもありがたくお引き受けしようと思ったのは、自分の経験からです。私の時は真打の昇進試験があり、腕のいい兄さん方が落ちて、私はどういうわけだか受かってしまった。その3日後に志ん朝師匠に呼ばれ鶴巻町のお宅に伺い『流れには乗れ。人生、何度も大きなチャンスは巡ってこない。色々なことを言われるかもしれないけれど、一生懸命やっていれば見ている方には分かってもらえる』と言っていただいた。その言葉を信じ生きてきました。また同じ頃、私より実力もあり賞も取っていた右朝兄さんに池袋の居酒屋に連れていかれ『きちんと抜いてくれよ、あいつに抜かれたんだったらしょうがねえって思わせてくれよ』と言われた言葉も思い出しています。つる子には亡くなった両師匠の言葉が響いてくれればいいなと思っています」としみじみ。林家正蔵その正蔵の横で、目に涙を浮かべて聞いていたつる子は「真打昇進のお話をいただきましたその日にも、師匠から『出る杭は打たれるものだから、打たれて強くなればいい』というお言葉をいただき、それを支えにしてきた。この会見の場でも師匠の言葉を聞き、より一層頑張らなければと身が引き締まる思いです」と話した。三遊亭わん丈は2011年に故・三遊亭円丈に入門、円丈死去に伴い2022年からは三遊亭天どん門下。入門前はバンドマンとして活動していた経歴を持つ。「私は28歳、少し遅めの入門でした。幼い頃から目の前にいる人を喜ばせるのが好きで、そのまま生きていけたらと色々なライブ芸に挑戦しましたが、自分が大成できそうなものをなかなか見つけられなかった。落語に出会った時はこれが最後のチャンスだと思い、亡くなった師匠の円丈に入門しました。落語に人生を救ってもらったと思っています。このまま落語に人生を救ってもらいながら、もう少し経ったら次は私が落語のためにできることをしていきたい。才能ある若い方が落語の世界に憧れてもらえるような真打になっていけるよう精進します」と意気込みを。三遊亭わん丈師匠の天どんは「そもそもここに並んでいる人の中で僕だけ抜擢されていない、むしろ(後輩に)抜かれているので、僕から言うことはない」とボヤいて笑いを取りつつ、「わん丈君は『結果を残したい』『売れたい』ということをちゃんと意識していたから、ここまで駆けあがってこれたんだと思う」と分析。「これから披露目が始まりますが、今までひとりで考えていたものが皆さんのおかげで回っていくことも多くなっていく。そうするとまた考え方も変わってくると思う。心配はしていません」とエールを贈った。記者から新真打ふたりの美点について問われると、市馬は「つるちゃんはこのとおり綺麗な子だから、こんな子が噺家なんていいのかしらと思ったが、本当に最初からよく気が回り、よく働く子だった。わん丈は最近には珍しい、芸人としての図々しさを持ち合わせている(笑)。最近の人はスマートだから“自分が自分が”というのはあまり出さないが、彼はわりと、ずんずん出していく。これ、褒めてるんですよ」。落語協会会長 柳亭市馬正蔵も「わん丈君は本当に図々しい(笑)。でも『近江八景』などを聞いていると、古典落語でもお客さんをしっかり掴んでいるし、新作も面白いんです。つる子は自分が美しいことをちょっと鼻にかけるところがあって……(披露興行の)ポスターを見ても、お前何を勘違いしているんだと……。だって中央大学の落研時代の名前が“中央亭可愛(ちゅうおうてい かわいい)”ですよ、バカじゃないの!?」と毒舌たっぷり。「図太いところを持ったふたりだし、力強いパワーがあり、これから伸びていくのがわかる。軸足がしっかり落語にあるのもわかっているから、この世界を飛び出しドラマでもバラエティでも出てほしい。できれば洋服で、今のナリで今のことを語れる人になってほしい」と話した。また天どんは「つる子さんに関しては、僕は実は中央亭可愛時代に会っています。まだ二ツ目の時に自分の落語会を、当時の落研の子に手伝ってもらったのですが、その時のメンバーはほとんどが落語家になっていて『あの時手伝わせてもらいました』と挨拶してくれたのですが、つる子さんは一度もそのことを言ったことがない。多分(自分に挨拶する)メリットを感じなかったのだと思います。その立ち回りの巧さ、如才のなさがこの抜擢に繋がっているのかな」と、こちらも毒舌調で会見場を笑わせる。さらに「わん丈君については、僕はフォローしなければいけないですね(笑)。前座になった時から“やらされている”のではなく能動的に動き、具体的にどうやったら近道かを考え、結果を出してきた。師匠の円丈が生前、師匠孝行というのは弟子が売れることだと言っていましたが、わん丈君は師匠孝行したんじゃないかな」と語っていた。三遊亭天どん市馬はさらに「つる子も言っていたように、出る杭は打たれるのですが、抜かれた人は今度はつる子とわん丈を抜き返そうと頑張る。そうするとふたりはまた『俺たちは抜擢されたんだから』と奮起する。落語界がいい形で発展していくでしょうし、それがこちらの狙いでもある。次の時代を本当に担うふたりなので、私はこの先が楽しみで仕方ありません」とも。新真打ふたりへの期待がたっぷり詰まった会見は終始和やかに進んだ。真打昇進披露興行は3月21日(木) の鈴本演芸場より始まり、4月の新宿末廣亭、浅草演芸ホール、池袋演芸場、5月の紀尾井小ホールまで続く。取材・文・撮影=平野祥恵
2024年03月08日3月21日(木) より配信されるNetflixシリーズ『三体』のキービジュアルと新たな予告映像が公開された。ジェームズ・キャメロンをも唸らせたと言われるベストセラー小説を原作とする本作は、迫り来る異星文明の侵略に直面する人類を、時代や国境を越えて壮大に描き出すSF叙事詩。人類に絶望したひとりの科学者の“ある行動”が数十年後、“地球滅亡”の引き金となり、現代科学では説明のつかない自然現象、そして異星文明の襲来が訪れてしまう――。公開された映像では、現代科学の根幹を揺るがすほどの有り得ない異変に対し、“オックスフォードの5人”と呼ばれる有能な科学者たちが解明と解決へと乗り出す様子が静かに映し出されている。謎が謎を呼ぶ超常現象に紐づくのは、危機の引き金となるエリート科学者の生い立ち、そして、現代で危機に立ち向かうため団結する者たちの重厚でエモーショナルな人間ドラマ。『ゲーム・オブ・スローンズ』と本作でショーランナーを務めるデイヴィッド・ベニオフは、「この小説はSFというジャンルに、実用科学と壮大な冒険を融合させています。我々は、映像化においてもそれを実現させようとしています。異星文明の脅威が描かれますが、その物語は作品の核となるキャラクターたちとしっかり結びついていて、彼らを中心に展開するのです。“ファンタジーは好きじゃない”と思っていた多くの方々が、『ゲーム・オブ・スローンズ』の大ファンになってくれました。願わくは、普段SFをそれほど好まない方々が、『三体』を気に入って下さればと思っています」と自信を覗かせた。Netflixシリーズ『三体』予告映像<作品情報>Netflixシリーズ『三体』3月21日(木) Netflixで独占配信公式サイト:
2024年03月08日ノア・バームバックの次回作に、ジョージ・クルーニーが出演する。脚本はバームバックとエミリー・モーティマーが共同執筆。タイトルは未定。製作はバームバックが契約を結んでいるNetflix。ほかには、アダム・サンドラー、ローラ・ダーン、ビリー・クラダップらが出演。ダーンはバームバックの『マリッジ・ストーリー』でオスカー助演女優賞を受賞。サンドラーは『マイヤーウィッツ家の人々』でバームバックと組んだ。バームバックの最近の監督作は、アダム・ドライヴァー、グレタ・ガーウィグらが出演した『ホワイト・ノイズ』。また、今年のオスカーにノミネートされている『バービー』では、ガーウィグとともに脚本、製作総指揮を担った。文=猿渡由紀
2024年03月08日映画『デューン 砂の惑星PART2』が3月15日(金) より公開される。このたび各界を代表する著名人たちによる絶賛コメントが到着した。本作は、その惑星を制する者が全宇宙を制すると言われる惑星デューンを舞台に壮大な宇宙戦争を描いた『デューン 砂の惑星』の続編。ハルコンネン家の策略により一族全員を殺され、唯一生き残ったアトレイデス家の後継者・ポール(ティモシー・シャラメ)の復讐が描かれる。なお3月15日の公開に先駆け、本日3月8日(金) から3日間限定でIMAX、ドルビーシネマ60館にて先行上映がスタートしている。映画『ゴジラ-1.0』などで知られる映画監督の山崎貴は、本作について「ストーリー!映像!演技!世界観!音楽!効果音!VFX!どちらを向いても素晴らしすぎて心はまだ惑星アラキス(※砂の惑星の正式名称)から帰って来れません。スクリーンで繰り広げられる事全てが本物でした」と興奮気味に全方位から大絶賛。また『メタルギア』シリーズや『DEATH STRANDING』などで世界中から熱烈な支持を集めるゲームクリエイターの小島秀夫は、「本作は、まさに“これが映画だ!”としか言えない、生きるために必要な“スパイス”だ。このドゥニ(・ヴィルヌーヴ)の傑作は、サブスクの普及をかなり遅らせる“抵抗運動(レジスタンス)”になるだろう」と、圧巻の映画体験についてコメントしている。さらに、ティモシーをはじめ、ゼンデイヤ、オースティン・バトラー、フローレンス・ピュー、ジョシュ・ブローリン、ステラン・スカルスガルドといったキャストたちが「デューンを一言で表すと」について答える特別映像も公開された。■山崎貴(映画監督)コメント全文圧倒的でした。ストーリー!映像!演技!世界観!音楽!効果音!VFX!どちらを向いても素晴らしすぎて心はまだ惑星アラキスから帰って来れません。スクリーンで繰り広げられる事全てが本物でした。■小島秀夫(ゲームクリエイター)コメント全文映画好きの僕でさえ、さすがにそろそろスマホやタブレッドで映画を観てもいいかな、と思いかけていた。ところが『デューン 砂の惑星PART2』を観ると、そんな凝り固まった考えは、砂の様に砕け散ってしまう!存在しない異世界(アラキス)のディテールをこれでもかと描き、どこまでもリアルに寄せてくる!革命と愛、恐怖と畏怖を同軸に描きながらも、破壊と美意識を美麗なレイヤーで壮大に魅せつける。本作は、まさに“これが映画だ!”としか言えない、生きるために必要な“スパイス”だ。このドゥニの傑作は、サブスクの普及をかなり遅らせる“抵抗運動(レジスタンス)”になるだろう。■犬童一心(映画監督)コメント全文砂漠の神々しさ、宿命の重さ、果てしない物語、全てが映像の波となって押し寄せた。魂を揺さぶる2時間46分。戦禍の中、砂漠の果てに見えてくる希望の光、それは、今、人ごとではなく心に迫った。■吉田恵輔(映画監督)コメント全文ドゥニ・ヴィルヌーブ監督、異常な領域に到達。とんでもスケールに圧倒され、あふれる人間臭さに共感し、アートな引き算美学に鳥肌。砂漠の民の文化、風習は創造とは思えない説得力。あまりの現実感で脳みそが溶ける。■坂本眞一(漫画家)コメント全文苦難の旅路の先で誕生するのは果たして「英雄」なのか?ドゥニ・ヴィルヌーヴ監督の創り出す悠久の歴史を感じさせる美しい砂の世界の中、時代を分つ分水嶺となる戦いを眼前で目撃しているかのような緊張感に包まれた2時間半でした。繊細なガラス細工のようなポール少年が翳りを秘めた力強い青年へと成長する表情の変化、目を離せません!■黒田有彩(タレント)コメント全文遥か遠くの惑星の、何千年も未来の物語。政治、宗教、そして愛。人間の変えられない部分は何なのかを考えた166分間でした。砂の粒子に飲み込まれてしまいそうな桁違いの臨場感、劇場で体感するほかなさそうです。■高橋ヨシキ(映画評論家・アートディレクター)コメント全文闘技場でのフェイド=ラウサの戦いぶりを讃え、惑星ギエディ・プライムのモノクロの天空に炸裂する液状の花火!ヴィルヌーヴ版『デューン』独自の、極めてユニークなビジュアル表現についに出会えたことを素直に寿ぎたい。■森直人(映画評論家)コメント全文いよいよ全面展開するIMAXの「砂」の芸術。約130年に及ぶ映画の歴史上で、最高に洗練されたヴィジュアルワークに立ちあっているという感動に震えた。そしてかつてスティングが演じ、ミック・ジャガーも想定されていたサイコな悪の貴公子――フェイド=ラウサ役を怪演するオースティン・バトラーの凄さよ!■野口聡一(宇宙飛行士)コメント全文惑星アラキスの“スパイス”という重要な地下資源をめぐる大国の争いは、石油をめぐる大国間の争いにも繋がっている。王家の後継者である主人公ポールの復讐と成長が描かれるヒーロー王道の面白さと現代社会が持つ問題もおさえた素晴らしい映画。本作は、宇宙を題材にしたSF映画ではない。広大な砂漠が登場する『アラビアのロレンス』のような作品。サンドワームとの冒険や砂漠の美しさを是非、大スクリーンで堪能してください。『デューン 砂の惑星PART2』特別映像<作品情報>映画『デューン 砂の惑星PART2』3月15日(金) 公開公式サイト: Legendary and Warner Bros. Ent. All Rights ReservedIMAX(R) is a registered trademark of IMAX Corporation.Dolby Cinema is a registered trademark of Dolby Laboratories.
2024年03月08日ヴィム・ヴェンダース監督の『Anselm』(原題)が『アンゼルム “傷ついた世界”の芸術家』の邦題で6月21日(金)に公開されることが決定し、日本版ポスタービジュアルと場面写真2点が解禁された。本作は、戦後ドイツを代表する芸術家であり、ドイツの暗黒の歴史を主題とした作品群で知られるアンゼルム・キーファーの生涯と、その現在を追ったドキュメンタリー。第76回カンヌ国際映画祭で役所広司が主演俳優賞を受賞、第96回アカデミー賞国際長編映画賞にノミネートされたことも記憶に新しい『PERFECT DAYS』のヴィム・ヴェンダースが監督を務める。『パリ、テキサス』、『ベルリン・天使の詩』などの劇映画だけでなく、『ブエナ・ビスタ・ソシアル・クラブ』、『Pina/ピナ・バウシュ踊り続けるいのち』などドキュメンタリーも手掛け、世界各国から高い評価を受けている。アンゼルム・キーファーは、ナチスや戦争、神話などのテーマを、絵画、彫刻、建築など多彩な表現で壮大な世界を創造する戦後ドイツを代表する芸術家で、1991年には高松宮殿下記念世界文化賞・絵画部門を受賞。ヴェンダース監督と同じ1945年生まれであり、初期の作品の中には、戦後ナチスの暗い歴史に目を背けようとする世論に反し、ナチス式の敬礼を揶揄する作品を作るなど“タブー”に挑戦する作家として美術界の反発を生みながらも注目を浴びる存在となった。1971年からはフランスに拠点を移し、わらや生地を用いて、歴史、哲学、詩、聖書の世界を創作している。彼の作品に一貫しているのは戦後ドイツ、そして死に向き合ってきたことであり、“傷ついたもの”への鎮魂を捧げ続けている。ヴェンダース監督は映画の制作期間に2年の歳月を費やし、3D&6Kで撮影。「先入観を捨てて、この衝撃的なビジュアルをただ楽しんでもらいたい」と監督が語るように、従来の3D映画のような飛び出すような仕掛けではなく、絵画や建築を立体的で目の前に存在するかのような奥行きのある映像で再現し、ドキュメンタリー作品において新しい可能性を追求した。キャストには、アンゼルム・キーファー本人のほか、自身の青年期を息子のダニエル・キーファーが演じ、幼少期をヴェンダース監督の息子、アントン・ヴェンダースが務めている。本作は『PERFECT DAYS』が出品された第76回カンヌ国際映画祭で、ヴィム・ヴェンダース監督作品として2作同時にプレミア上映されたほか、昨年の第36回東京国際映画祭でも上映された。今回解禁となった日本版ポスタービジュアルは、作品のひとつである巨大な塔の中に佇むアンゼルム・キーファーの後ろ姿を映し出したもの。中央のキャッチコピー「圧倒的な没入感」とある通り、目の前に巨大で立体的な芸術品が迫りくるような迫力ある3D映像に期待が高まる。併せて解禁となった場面写真は、アンゼルムの手掛けた作品の一部を捉えたものとなっている。また、2025年3月下旬から6月下旬まで、世界遺産・二条城でアンゼルム・キーファーの大規模個展が開催されることも決定している。『アンゼルム “傷ついた世界”の芸術家』6/21(金)よりTOHOシネマズ日比谷ほか全国順次公開公式サイト()監督:ヴィム・ヴェンダースエグゼクティブプロデューサー:ジェレミー・トーマス撮影:フランツ・ルスティグステレオグラファー:セバスチャンクレイマー編集:マクシーン・ゲディケ作曲:レオナルド・キュスナー出演:アンゼルム・キーファー/ダニエル・キーファー/アントン・ヴェンダース2023年/ドイツ/93分/1.50:1/ドイツ語・英語原題:Anselmカラー・B&W/5.1ch/3D&2D字幕:吉川美奈子配給:アンプラグド(C)2023, Road Movies, All rights reserved.
2024年03月08日後半戦一発目から全勝対決である。シーズン後半、そしてプレーオフトーナメントを占う大一番である。『NTTジャパンラグビー リーグワン2023-24』第9節で埼玉ワイルドナイツと東芝ブレイブルーパスが激突する。ともに8戦8勝。勝点38で埼玉WKが1位、勝点37のBL東京は2位で続く。ここまでの両軍の戦いぶりは埼玉WKが第1節・横浜キヤノンイーグルス戦53-12、第2節・近鉄花園ライナーズ戦49-0、第3節・ブラックラムズ東京戦44-17、第4節・トヨタヴェルブリッツ戦43-27、第5節・三菱重工相模原ダイナボアーズ戦81-21、第6節・三重ホンダヒート戦70-12、第7節・東京サンゴリアス戦24-20、第8節・静岡ブルーレヴズ戦45-19。一方、BL東京は第1節・静岡BR戦43-30、第2節・東京SG戦26-19、第3節・コベルコ神戸スティーラーズ戦46-39、第4節・クボタスピアーズ船橋・東京ベイ戦24-20、第5節・三重H戦40-12、第6節・トヨタV戦28-12、第7節・横浜E戦27-7、第8節・花園L戦50-32。埼玉WKがリーグ最多409得点を叩き出すとともに、リーグ最少の128失点を誇っているのに対して、BL東京はリーグ4位の284得点、2位の171失点である。前節のパフォーマンスも埼玉WKに分があった。相手は静岡BR、舞台は敵地・ヤマハスタジアム。昨年4月15日・熊谷スポーツ文化公園ラグビー場での『NTTリーグワン2022-23』第15節で25-44と黒星を喫し、『トップリーグ』時代から続いた35連勝、公式戦47戦無敗の記録を止められた因縁がある。前半25分まで埼玉WKが追う展開となるが、26分にLOルード・デヤハーが近場を突いて12-12と試合を振り出しに戻すと、5分後にはSH小山大輝がラック周りを抜け出して逆転。34分にはFB山沢京平のショートパントに走り込んだCTBディラン・ライリーがトライと思いきやノックオン。しかし、すぐさまライリーがインゴールにボールを叩き付けて26-12で折り返した。ルード・デヤハー(埼玉ワイルドナイツ)(C)JRLOディラン・ライリー(埼玉ワイルドナイツ)(C)JRLO後半早々には急遽メンバー入りし、リーグワンデビューとなったWTB丹治辰碩が初トライをマーク。45分静岡BRに17フェーズの末に1本返されたが、60分セルフジャッジして一瞬動きが止まった相手守備陣の隙をデヤハーが逃さずにこの日2本目のトライを決めて勝負あり。67分には残り5mのラインアウトからモールでHO坂手淳史がインゴールになだれ込んで45-19とした。試合後、ロビー・ディーンズ監督はこうゲームを振り返った。ディーンズ監督「素晴らしい試合だった。ブルーレヴズのホームで、ボーナスポイントを取って勝利できたことをうれしく思う。選手には毎試合学んでいこうという話をしている。ゲームコントロールやマネジメントの部分は、昨季よりも良くなっている。今日は集中力を切らさず、常に冷静にプレーできた」ロビー・ディーンズ監督(埼玉ワイルドナイツ)(C)JRLOHO堀江翔太を先発に回した意図を問われると、指揮官は「スクラムがこの試合の重要事項だと認識してコンビネーションの観点から判断した。クレイグ・ミラーとヴァル アサエリ愛とのコンビネーションも背景にある。通常この3人は試合を終わらせるフィニッシャーで登場してきたが、稲垣啓太のコンディション、試合の入りの部分から相手にプレッシャーを与えるという観点から判断した」と答えた。ゲームキャプテンも務めたHO堀江もスクラムの重要性を理解していた。「昨季はスクラムで負けてしまい、リズムを止められてしまったので、特に前のミルジー(ミラー)とアサには話をして、この1週間をかけて準備してきた」対するBL東京は7戦全敗で最下位に沈む花園Lと対戦。3分、モールからHO原田衛が幸先よく先制トライを奪うと、ここからオープンな展開に突入。10・13分と花園Lに立て続けにトライを許すと、21分には早いリスタートからLOワーナー・ディアンズがねじ込んだ。26分SOクウェイド・クーパーにPGを通されて10-15とされたが、31分にCTBセタ・タマニバルが体を回転させながらタックルをかわしてトライ、前半終了間際にFB豊島翔平がインゴールライン寸前まで迫るとタマニバルがピック&ゴーで連続トライ。SOリッチー・モウンガのCGも2本とも成功して24-15で前半を終えた。セタ・タマニバル(東芝ブレイブルーパス東京)(C)JRLOリッチー・モウンガ(東芝ブレイブルーパス東京)(C)JRLO後半開始早々、花園Lがモールからのピック&ゴーで反撃の狼煙を上げると、52分にBL東京はモールで前進し再び原田がインゴールにボールを運んだ。すると65・68分と花園Lがスピーディな連続攻撃を披露して連続トライをマーク、69分クーパーのGも決まり31-32とついに逆転される。後半に入ってスクラムを押される嫌な展開ながら、地力で勝るBL東京は慌てず騒がず。74分WTB濱田将暉が逆転トライを決めると、77分にはモウンガのロングパスを受けたWTB松延泰樹がインゴールに飛び込んだ。80分モウンガのカットパスに濱田が抜け出してノーサイド。ヒヤリとしながら、きっちりボーナスポイントを獲得した。苦戦を強いられたが、トッド・ブラックアダーHCは「強度の部分で我々に足りないものがあり、相手がプレッシャーをかけてきたが、選手たちはしっかりと自分たちのシステムを最後まで信じて遂行し、結果的にボーナスポイントも取ってくれたことを誇りに思う。学びもいくつかあったが、勝利できてうれしい。キープレーヤーを欠いた状態だが、ほかの選手がプレーの機会を得て、リーダーシップを発揮することは今後に向けてのいいチャンス。チーム全体のリーダーシップやレジリエンスが試されているので、まったくネガティブに捉えていない」と前を向いた。トッド・ブラックアダーHC(東芝ブレイブルーパス東京)(C)東芝ブレイブルーパス東京バイスキャプテンの原田も「ここ数年、自分たちよりも下位のチームに負けている試合も少なくなかったので、試合への持っていき方が良くなかったのかもしれない。もう一度レビューした上で、もっとハングリーにならないといけないのかもしれない」と反省を口にしつつ、「ラインアウトモールなどで相手にプレッシャーをかけていたので、立て直すことができた。モールで前進できることが僕らの立ち返るところ。FWのラインアウトなどセットピースのおかげで、ボーナスポイントまで取ることができた」と前向きなコメントを残した。原田衛(東芝ブレイブルーパス東京)(C)JRLO残り10分でさすがのプレーを見せ付けたモウンガは「時間もしっかりあると思っていたし、正しいエリアでプレーすればスコアできることはわかっていたので、特に焦りはなかった。敵陣に入って自分たちのやるべきことをやることだけだった」と余裕を感じさせた。これまでの戦績、前節のパフォーマンスを見て、埼玉WK有利と決め付けるのは早計。これまでの戦いぶりが次戦に直結しないのが、ラグビーの奥が深いところ。両軍の試合登録メンバーは以下の通り。【埼玉WK】1クレイグ・ミラー、2坂手淳史、3藤井大喜、4リアム・ミッチェル、5ルード・デヤハー、6長谷川崚太、7ラクラン・ボーシェー、8ジャック・コーネルセン、9小山大輝、10松田力也、11丹治辰碩、12ダミアン・デアレンデ、13ディラン・ライリー、14長田智希、15山沢京平、16堀江翔太、17ダニエル・ペレズ、18ヴァル アサエリ愛、19マーク・アボット、20大西樹、21内田啓介、22ヴィンス・アソ、23マリカ・コロインベテ【BL東京】1眞壁照男、2原田衛、3小鍜治悠太、4ワーナー・ディアンズ、5アニセ サムエラ、6伊藤鐘平、7徳永祥尭、8シャノン・フリゼル、9杉山優平、10リッチー・モウンガ、11森勇登、12マイケル・コリンズ、13セタ・タマニバル、14桑山淳生、15松永拓朗、16橋本大吾、17三上正貴、18タウファ・ラトゥ、19山本浩輝、20アサエリ・ラウシー、21高橋昴平、22眞野泰地、23松延泰樹果たして、全勝を守るのは埼玉WKか、BL東京か。『NTTリーグワン2023-24』第9節・埼玉WK×BL東京は3月9日(土)・熊谷スポーツ文化公園 ラグビー場にてキックオフ。チケットはチケットラグビーにて発売中。試合の模様は日本テレビ(関東)にて生中継。取材・文:碧山緒里摩(ぴあ)NTTジャパンラグビー リーグワン2023-24の特設ページ
2024年03月08日新しい学校のリーダーズが、3月29日(金) に公開される映画『ゴーストバスターズ/フローズン・サマー』の“日本語吹替版はみ出しカバーソング”を担当することが決定した。『ゴーストバスターズ』シリーズ最新作となる本作の舞台は、太陽が降り注ぐ真夏のニューヨーク。猛暑のビーチで老若男女が海水浴を楽しむ中、海の向こう側から突如として巨大な氷柱が大量に出現。悲鳴を上げながら逃げ惑う人々をよそにその勢いはとどまらず、一瞬にしてニューヨークの街は氷河期さながらの氷の世界になってしまう。一方、ゴーストバスターズとしてニューヨークの人々をゴーストから守っているスペングラー家は、その元凶が全てを一瞬で凍らせる史上最強ゴースト“ガラッカ”であることを突き止めるが……。日本語吹替版はみ出しカバーソングを担当する新しい学校のリーダーズは、シリーズお馴染みのあのテーマ曲を大胆にアレンジ。代表曲「オトナブルー」をはじめ彼女たちの楽曲を数多く手がけてきた音楽プロデューサーのyonkeyがプロデュースし、アップテンポで思わず踊り出したくなるようなメロディーと、一度聞いたら忘れられない歌詞で令和版に生まれ変わらせた。併せて公開されたミュージックビデオでは、お馴染みのセーラー服だけでなく、つなぎにプロトンパックを背負いゴーストバスターズに扮した姿も披露。ゴースト退治にやってきたメンバー4人が夜の怪しげな施設を探検する様を描いており、本作に登場する最強のゴースト・ガラッカに襲われてしまったかのようにカチコチに凍ってしまう一幕も収められている。そして注目のダンスパートでは、ゴーストを連想させる怪しげな手つきやプロトンパックを構えるような仕草、フリーズするような動きなど、本作にちなんだ振付を採り入れたオリジナルダンスを披露。なお今回のMVは、映画の映像を使用した“コラボレーションバージョン”となっており、映画映像無しの“まるごと新しい学校のリーダーズバージョン”は、日本語吹替版限定で劇場公開時の本編終了後に特別上映される。■新しい学校のリーダーズ コメントこのたび、『ゴーストバスターズ/フローズン・サマー』日本語吹替版はみ出しカバーソングを担当することになりました!『ゴーストバスターズ』は全シリーズを観ているくらい大好きな映画なので、このような機会をいただき本当に本当に光栄の極みでございます。『ゴーストバスターズ/フローズン・サマー』は真夏のニューヨークが凍るということで、私たちまで凍ってしまうようなミュージックビデオが完成いたしました!振り付けも私たちが担当しまして、ゴーストバスターズをインスパイア、フローズン・サマー感もインスパイアした作品となっております。ぜひ楽しんでください!新しい学校のリーダーズ“日本語吹替版はみ出しカバーソング” MV<作品情報>『ゴーストバスターズ/フローズン・サマー』3月29日(金) 公開公式サイト:
2024年03月08日Snow Manの岩本照、深澤辰哉、宮舘涼太が主演・演出を担う『祭 GALA』(4月1日開幕)の製作発表会見が3月7日、都内で行われた。これまで『滝沢歌舞伎』で何度となく舞台に立ち、共に歩んできた新橋演舞場で、今回新しいエンターテインメントを創造する。会見に臨んだ3人は、新たな一歩を踏み出す本公演に、並々ならぬ気合いと情熱を示した。公演タイトルには、日本語である「祭」とフランス語で祭りを意味する「GALA」という同じ意味を持つ語を使用し、和と洋の要素を盛り込んだ祝祭感のある華やかなステージを表現。さらに、公演ロゴの「祭」の文字には、岩本照の「ヒ」、深澤辰哉の「タ」、宮舘涼太の「リ」と、それぞれの名前の1文字が組み込まれており、3人が力を合わせて新たな舞台を生み出していく姿を象徴したデザインとなっている。思い入れの深い新橋演舞場に、再び立つことになり、岩本は「素直にうれしいです。また、春が来るんだなと。僕らにとっても、ファンの皆さんにとっても、パワースポットみたいな感覚の場所なので、そこを大事に、ストーリーを作った」と喜びの声。「今ドキドキワクワクしています」(深澤)、「プレッシャーが無いと言えば、うそになるが、一歩を踏み出す労力を、いかに楽しめるか。稽古を重ねて、(労力が)楽しみに変わってきたので、早く見ていただきたい気持ちでいっぱい」(宮舘)と、不安よりも期待が勝っている様子だった。岩本は演出に加えて、振り付け、構成、照明と多岐にわたり担当するといい「どう踊ったら、皆さんにエネルギーを届けられるかなと想像しながら、振りを作っている最中」と報告。「深澤が苦い顔しているのをスルーしながら、とにかく体を酷使したいとお願いしている。かなり(カロリー)消費量の高い作品になりそうです」と気合い十分。一方の深澤は「僕は“差し入れ”担当で」と笑いを誘った。衣装担当の宮舘は、「岩本が作る振り付けの世界観とのバランスを意識している」とコメント。世界的ファッションデザイナーのコシノジュンコがオープニングの衣装を手がけており、「わっと驚く和の要素を取り入れた、ド派手な衣装を作っていただくことになりました」と声を弾ませた。新たな挑戦を問われると、「『滝沢歌舞伎』でもやった変面を進化させたものに、挑戦させていただく」(岩本)、「今まで誰もやったことがないような、一味変わった内容のフライングに挑戦する」(宮舘)。深澤は「僕は得意のおしゃべり」と再び、笑いを誘ったが、実際にトークを披露する演目があるといい「祭りの出店みたいな感覚で、いろんな出し物がある」とアピールしていた。「初回なので、僕らが描きたいことと、お客様の心に届くものが一致しているか、分からない。今は試行錯誤している時間が楽しいですね。もし、お客様に何かが伝わったと感じれば、きっとそこから欲が出てくるはず」と岩本。「新橋演舞場から、いずれは海外にという思いも。日本の良さや文化を伝える作品に仕上げて、育てていきたいという思いで臨みたい」と決意表明していた。取材・文・撮影:内田涼<公演情報>『祭 GALA』主演・演出岩本照深澤辰哉宮舘涼太出演林蓮音 / 和田優希 / 中村浩大寺澤小十侑 / 松浦銀志 / 羽村仁成 / 阿達慶 / 竹村実悟 / 渡邉心 / 堀口由翔2024年4月1日(月)~29日(月)会場:東京・新橋演舞場公演情報:
2024年03月08日神はサイコロを振らないが本日3月8日(金) に配信リリースした新曲「May」のオフィシャルオーディオが公開された。「May」は、ボーカルの柳田周作が親友の結婚を祝福するために制作した楽曲で、「大切な人とずっとずっと寄り添っていたい」という気持ちにさせるようなスローナンバー。リリースに際し、新たにバンドアレンジが加えられている。公開された映像では、ハートが灯るロウソクのジャケット写真が映し出され、ストレートなメッセージが内封された歌詞と楽曲を合わせて楽しむことができる。神はサイコロを振らない「May」オフィシャルオーディオ<リリース情報>神はサイコロを振らない「May」配信中神はサイコロを振らない「May」ジャケット配信リンク:<ツアー情報>神はサイコロを振らない Live Tour 2024『近接する陽炎』3月15日(金) 宮崎・宮崎FLOOROPEN18:00 / START18:303月17日(日) 鹿児島・鹿児島 SR HALLOPEN17:30 / START18:003月19日(火) 熊本・KUMAMOTO DjangoOPEN18:00 / START18:303月20日(水) 長崎・Astro HallOPEN17:30 / START18:003月26日(火) 静岡・浜松 窓枠OPEN18:00 / START18:303月28日(木) 京都・KYOTO MUSEOPEN18:00 / START18:303月30日(土) 島根・松江B1OPEN17:30 / START18:003月31日(日) 山口・周南RISING HALLOPEN17:30 / START18:004月2日(火) 福岡・小倉FUSEOPEN18:00 / START18:304月5日(金) 北海道・旭川 CASINO DRIVEOPEN18:00 / START18:304月7日(日) 北海道・帯広 MEGA STONEOPEN17:30 / START18:004月11日(木) 広島・広島CLUB QUATTROOPEN17:45 / START18:304月13日(土) 愛媛・松山 WStudioREDOPEN17:30 / START18:004月14日(日) 香川・高松DIMEOPEN17:30 / START18:004月16日(火) 徳島・club GRINDHOUSEOPEN18:00 / START18:304月18日(木) 兵庫・太陽と虎OPEN18:00 / START18:304月20日(土) 奈良・NEVER LANDOPEN17:30 / START18:004月21日(日) 滋賀・滋賀U-STONEOPEN17:30 / START18:004月23日(火) 長野・長野CLUB JUNK BOXOPEN18:00 / START18:304月25日(木) 栃木・HEAVEN’S ROCK 宇都宮 VJ-2OPEN18:00 / START18:305月1日(水) 新潟・CLUB RIVERSTOPEN18:00 / START18:305月2日(木) 富山・富山SOUL POWEROPEN18:00 / START18:305月8日(水) 茨城・水戸LIGHT HOUSEOPEN18:00 / START18:305月9日(木) 群馬・前橋DYVEROPEN18:00 / START18:305月15日(水) 宮城・仙台RensaOPEN17:45 / START18:305月17日(金) 岩手・盛岡 CLUB CHANGE WAVEOPEN18:00 / START18:305月22日(水) 三重・松阪M’AXAOPEN18:00 / START18:305月25日(土) 沖縄・桜坂CENTRALOPEN17:30 / START18:00神はサイコロを振らない Zepp Tour 2024『開眼するケシの花』6月15日(土) 愛知・Zepp NagoyaOPEN17:00 / START18:006月16日(日) 大阪・Zepp Osaka BaysideOPEN17:00 / START18:006月22日(土) 北海道・Zepp SapporoOPEN17:00 / START18:007月6日(土) 福岡・Zepp FukuokaOPEN17:00 / START18:007月14日(日) 東京・Zepp Haneda(TOKYO)OPEN17:00 / START18:00チケット情報:()公式サイト:
2024年03月08日AA=が、新たなツアー『FIGHT & PRIDE TOUR』の開催を発表した。『FIGHT & PRIDE TOUR』は、6月22日(土) に大阪・梅田Shangri-la、6月23日(日) に愛知・名古屋UPSET、7月5日(金) に東京・渋谷 CLUB QUATTROで行われる。チケットは「SPEEDSTAR CLUB」会員を対象とした先行受付が3月8日(金) 10時より開始される。<ライブ情報>AA= FIGHT & PRIDE TOUR『AA= FIGHT & PRIDE TOUR』告知画像6月22日(土) 大阪・梅田Shangri-la開場17:30 / 開演18:006月23日(日) 愛知・名古屋UPSET開場17:30 / 開演18:007月5日(金) 東京・渋谷CLUB QUATTRO開場18:00 / 開演19:00■SPEEDSTAR CLUB会員先行:3月8日(金) 10:00~3月20日(水・祝) 23:59まで公式サイト:
2024年03月07日中務裕太(GENERATIONS)と赤武酒造(岩手県盛岡市)によるコラボレーション日本酒『AKABU 中務 純米大吟醸』が、4月20日(土) に発売されることが決定した。赤武酒造は、日本3大杜氏のひとつに数えられる酒造り集団・南部杜氏でも名高い岩手県に位置する1896年(明治29年)創業の酒造会社で、東日本大震災で被災した後、盛岡市へ移転して2013年に新蔵を設立。若い世代にも日本酒を飲んでほしいとの想いのもと、「蔵の新たな歴史を創る」というテーマを掲げて生み出された『AKABU』といった銘柄で、日本酒の可能性を拓き続ける酒蔵として知られている。日頃から赤武酒造をフェイバリット銘柄のひとつとして挙げてきた中務は、若き6代目・古舘龍之介はもとより蔵人とともに、洗米や蒸米、麹や酒母造りといった仕込みに始まり上槽(搾り)まで一貫して体験。「蔵人のみなさんの酒造りに向き合う真剣な眼差しにとても感銘を受けました」との気づきを得ながら、ネーミングやデザインについての対話を重ねていき、パッケージを完成させていったという。『AKABU 中務 純米大吟醸』は、全国の赤武酒造特約店にて流通(サイトを運営する販売店は個別にECも対応)される。また『EXILE TRIBE MAGAZINE』といった媒体でも、造りに触れたインタビューおよび記事などが掲載される予定だ。■中務裕太(GENERATIONS)コメント今回初のコラボレーション日本酒として日頃から愛飲している赤武酒造さんと醸させていただきました。実際に造りに入らせていただいた赤武酒造には、たくさんの笑顔と酒造りへの愛と情熱で溢れていました。蔵人のみなさんの酒造りに向き合う真剣な眼差しにとても感銘を受けました。赤武が愛される理由が一目瞭然で、僕自身もさらに赤武を好きになりました。岩手県盛岡市というすばらしい土地からすばらしいお酒をともに造らせていただき感謝の気持ちでいっぱいです。もともと日本酒を好きなみなさんはもちろん、今回のコラボをきっかけに初めて触れる方にも日本酒のすばらしさや今作に込めた想いの一端を感じていただけたら嬉しいです。<販売情報>中務裕太×赤武酒造コラボ日本酒『AKABU 中務 純米大吟醸』販売開始:4月20日(土) 予定取扱酒販店:全国の赤武酒造特約各店(サイト保有店はEC対応)内容量:720ml酒販店店頭価格:4,400円(税込)予定『AKABU 中務 純米大吟醸』ボトル画像GENERATIONS 公式サイト:
2024年03月07日4月19日(金) に東京・LOFT9 Shibuyaで開催されるRHYMESTERのイベント『WOWOW presents ライムスター公開飲みーティング2024 –KING OF STAGE VOL. 15 at 日本武道館公演を最速で一緒に観ながら、映像作品用副音声コメンタリーを収録する会。–』の詳細が発表された。本イベントでは、2月16日に東京・日本武道館で開催された『KING OF STAGE VOL. 15 Open The Window Release Tour 2023-2024 Presented by NISHIHARA SHOKAI』のライブ映像を、どこよりも早くメンバーの生解説付きで観られるイベント。公演終了後に速報として発表されており、メンバーが以前から「いつかライブ映像の副音声収録をお客さんと一緒に観ながらできたらいいよね」と思っていたこともあり実現する運びとなった。イベントは、ファンにとってはお馴染みとなっている飲食を楽しみながらメンバーのトークを観覧できる不定期イベント『公開飲みーティング』のスタイルで開催。『公開飲みーティング』ではお馴染みのグッズである当日のドリンク割引サービスを盛り込んだイベント特製ビールジョッキや、NFTを活用したデジタル半券の販売などに加え、会場では一時入手困難となるほどの人気を博した、宇多丸監修のRHYMESTERカレー「ムルグ・アールー・マサラ」も味わうことができる。また本イベントの模様は、オンラインでの生配信も実施される予定だ。<イベント情報>WOWOW presents ライムスター公開飲みーティング2024 –KING OF STAGE VOL. 15 at 日本武道館公演を最速で一緒に観ながら、映像作品用副音声コメンタリーを収録する会。–4月19日(金) 東京・LOFT9 Shibuya開場18:00 / 開演19:00 / 終演22:00(予定)イベント詳細ページ:
2024年03月07日2024年2月19日(月)、下北沢Flowers Loftにて、チケットぴあが若手バンドを応援するライブハウス企画『Grasshopper』のvol.21が開催された。今回はMOCKEN、UtaKata、そしてオープニングアクトに前髪ぱっつん少年の3組が出演。それぞれのオルタナティブがぶつかり合うパワフルな一夜となった。前髪ぱっつん少年オープニングアクトを務めたのは前髪ぱっつん少年。彗星の如く現れた秘密結社4人組。暗闇に浮かび上がる3つの少年のイラストが独特な世界観を醸しだす。静けさの中メンバーが入場し放たれた一音目からその"ただものではない感"に一瞬にして目を奪われた。Vo.オーシャンズ・ネの突き抜ける凛とした歌声を底で支えるリズム隊、圧倒的な存在感を放つBa.ずまの歪んだサウンド。目まぐるしく繰り広げられる演奏は「ライブ」というより「ショー」という言葉が似合うほどに心を支配された。クラシックの音色から激しい轟音と共に始まった2曲目は『犯行声明IV分前』。激しく赤い照明の中アップテンポなビートに揺れる会場、ライブハウスのフロアを怪しげな舞踏会へと変えていく、顔を隠していても滲み出るこの圧倒的"主役"感。後半戦はポップな電子音でクラップを煽り、遊び心を感じるサウンドと展開で会場を盛り上げていく。最後は『シイクレットアンヴレラガアル』。ツインボーカルの耳心地の良いユニゾンと、テクニカルなサウンドを真っ向から浴びてフィニッシュ。彼らの魅力に圧倒されたあっという間の25分間だった。MOCKEN2番手は、埼玉・越谷からロックバンドMOCKEN。1曲目は『海の向こうには』でスタート。朝の静かな海のように穏やかな音を刻む、そして徐々に徐々に上がっていき、心地よくサビで爆音が響き渡る。気づけばMOCKENの描く物語の1ページに巻き込まれていた。「時に、あの頃の夏みたいな、映画みたいな小説みたいな短編映画を紡ぎたくて、ライブの中では人間として伝えたくてバンドやってます」その言葉に、確信を持ったまっすぐな拳たちが会場を埋め尽くした。この瞬間の選択に間違いはないと。間髪入れずに続く『妄想彼女』。MCの言葉通り、情景がリアルに浮かぶ、ドラマを歌う。青春の1ページを切り取ったような甘酸っぱくも熱い気持ちになった。後半戦は「STAND BY ME」から『Over fall』でスタート。「会いたい人がいるんです」とオレンジのライトに照らされ、色褪せない恋を歌う。続く代表曲『彗星』では、Gt.横山のオルタナティブ満載のリフと、壮大なロックサウンドが骨の髄まで響き渡り、ただただ痺れるような感覚に陥った。Vo.Gt.永野が語るMOCKENとしての想い、彼らの音楽を聴く人への想いはステージには収まりきらないくらい大きかった。その想いを音に込めて、真っ直ぐに放ち続けた40分間。彼らの音楽を聴く時その胸に込み上げてくる何かは、その想いなのだろうか。溢さないようにきちんと受け止めた。UtaKataトリを務めるのは本日唯一の3ピースバンド、UtaKata。「僕らの友達、かっこいいでしょ。僕たちは僕達の音楽をやりにきました」の一言でMOCKENを迎え撃つ。1曲目は『燦々』で幕を開け、澄んだ空のような澄み切ったロックサウンドがFlowers Loftに響き、UtaKataの世界に引き込まれていく。間髪入れずに続く『起死回声』ではGt.安田が圧倒的なギタープレイを見せつけ、会場の熱量が急上昇。そのまま迎える代表曲『宣戦前夜』でボルテージは最高潮。サビ前の「いけますかっ」で観客が楽しそうに拳を挙げる姿に、笑顔が伝染していった。中盤戦はしっとりと歌い上げる『空夏、藍に暮る』。サビの転調でUtaKata特有のサウンドが炸裂。続く『HPz』では青い照明の下、前半で熱を帯びた会場をクールダウンするかのようにエモーショナルなサウンドを繰り広げ、Vo.こーだいのロングトーンで会場中を魅了した。後半戦は、空気は一変し轟音と共に会場中のジャンプを煽り『今ハ今ハ』『妄想症』を連続して披露。赤い照明の下、白いフロアがUtaKataの持つダークでテクニカルな魅力に色付けられていく。「どうでもいいや全部」。ヘイトや鬱憤を音に乗せ、叫び、キャッチーなサウンドに昇華した彼らの音楽は唯一無二のかっこよさを誇っていた。「やってる音楽も土俵も違うけど、心からリスペクトしてます。あいつにカッコ悪いとこ見せらんねえよな!」MOCKENへの熱い想いを乗せて歌うラストスパート。一見クールに見えるUtaKataだが、ライブは感情的で包み隠さずに全てを曝け出す、等身大の彼らの姿が何よりも輝いて見えた。アンコールでは再び『宣戦前夜』と思いきや、ゲストボーカルにMOCKENからVo.永野が参戦し、『閃光前夜(宣戦前夜速いver.)』で会場の熱量は最高潮。そのまま続けてMOCKENメンバーを迎え、2組全員で『まほろば』を演奏。愛に溢れるコラボレーションで今日1番のピースフルな盛り上がりを作り出した。形は違えど熱い想いを持った3組が交わった今日のステージ。そんな"交差点"をまたどこかで目撃したい。Text by mnktronPhoto by Ryohey Nakayama<次回の公演情報>『Grasshopper vol.20~Re-jump~』4月22日(月) 下北沢DaisyBar出演:まなつ/CULTURES!!!/極東飯店詳細: イベント公式サイト:
2024年03月07日今年設立25周年を迎えるエイティーフィールドが企画する対バンイベント『ハリケーンフィーバー』が、4月24日(水) に東京・LIVE HOUSE FEVERで開催されることが決定した。出演はルサンチマン、peelingwards、とがる、年齢バンドの4組。チケットは先行受付が3月17日(日) まで行われている。<イベント情報>ATFIELD presents ハリケーンフィーバー4月24日(水) 東京・LIVE HOUSE FEVEROPEN18:30 / START19:00出演:ルサンチマン / peelingwards / とがる / 年齢バンド■オフィシャル先行受付:3月17日(日) 23:59まで()
2024年03月07日4月から6月にかけてWOWOWで放送される特別番組『Kis-My-Ft2 WOWOW Special Interview & Document -Life キスマイの現在地-』のキービジュアルが公開された。新体制でスタートしたキスマイの“今”に迫る『Life キスマイの現在地』は、メンバーインタビューを通して様々な角度から彼らを掘り下げるWOWOWオリジナル番組。4月放送・配信のPart1では横尾渉と宮田俊哉、5月放送・配信のPart2では二階堂高嗣と千賀健永、6月放送・配信のPart3では玉森裕太と藤ヶ谷太輔のインタビューが届けられるほか、最新ライブツアーのバックステージの様子なども見ることができる。なおWOWOWでは「4カ月連続 Kis-My-Ft2 WOWOW 特集」と題し、2024年2月15日に東京・国立代々木競技場 第一体育館で開催された全国アリーナツアー『Kis-My-Ft2 For dear life-』ファイナル公演の模様が3月30日(土) 20時に放送・配信されるほか、メンバー出演映画・ドラマの放送・配信が新たに決定。4月には藤ヶ谷主演映画『そして僕は途方に暮れる』、玉森出演の映画『シャイロックの子供たち』、 5月には千賀出演のホラー映画『バイロケーション 表』『バイロケーション 裏』、藤ヶ谷が窪田正孝とダブル主演を務めた映画『MARS ~ただ、君を愛してる』が放送・配信される予定だ。<番組情報>『Kis-My-Ft2 WOWOW Special Interview & Document -Life キスマイの現在地-』Part1:横尾渉 / 宮田俊哉4月28日(日) 20:00~WOWOWライブで放送/WOWOWオンデマンドで配信※放送・配信終了後~1カ月間アーカイブ配信ありPart2:二階堂高嗣 / 千賀健永5月放送・配信予定Part3:玉森裕太 / 藤ヶ谷太輔6月放送・配信予定「4カ月連続 Kis-My-Ft2 WOWOW特集」特設サイト:
2024年03月07日佐野元春の最新ライブBlu-ray『今、何処 TOUR 2023.9.3 東京国際フォーラム』(3月6日リリース)。発売日直前の3月5日(火) に本作のリリースを記念した一夜限りのプレミア上映会が開催された。昨年6月から10月にかけて行われた佐野元春&ザ・コヨーテ・バンドの全国ツアー『今、何処 TOUR 2023』。新たな名盤と称される最新アルバム『今、何処(WHERE ARE YOU NO)』を中心に、演奏、音響、映像、照明、リリックなどを融合したポップ・アート・ショーとして展開され、日本のロック・ライブ史に残るステージとして高い評価を得た。同ツアーから9月3日に行われた東京国際フォーラムでのショーを完全収録したライブ・フィルムが、本作『今、何処 TOUR 2023.9.3 東京国際フォーラム』だ。プレミア上映会は全国7都市の映画館で行われた。東京・新宿バルト9では上映前に登壇イベントが開催され、佐野元春、そして、ザ・コヨーテ・バンドから高桑圭(B)、深沼元昭(G)が登場。本作についてのクロストークが実現した。佐野は手を振りながら登場。高桑、深沼も登壇し、観客は立ち上がって拍手を送った。「久々のファンの皆さんとお会いして、少しドキドキしてます」という佐野。まずは本作『今、何処 TOUR 2023.9.3 東京国際フォーラム』について、「『今、何処』ツアーを回る前から、記録として残したいと考えていました」と明かした。さらに「ザ・コヨーテ・バンドは今とても良い状態で、クリエイティブのピークにあります。『今、何処』は現時点でのベストのパフォーマンス。バンドのアンサンブルがよく“見える”とフィルムだと思います」と胸を張った。ここで本作の監督・奈須裕之が呼び込まれ、4Kカメラを含む21台のカメラによる撮影や佐野自身と共同で行ったという編集についてコメント。「佐野さんには“映画のように撮りたい”という明確なコンセプトがありました。カメラの種類、配置を含め、ドキュメンタリーとして撮ることを意識していました」と語った。ザ・コヨーテ・バンドが始動して約19年。この間の佐野の変化について聞かれた高桑、深沼は「ここ数年は曲を作る段階から、佐野さんが“ザ・コヨーテ・バンドで演奏したらどうなるだろう”と意識している気がします」(高桑)、「デモ音源の段階からメンバーがそこにいるような感覚がある。こういうバンドで活動できることは自分の人生にとっても大きいこと」(深沼)とバンドに対する思いを言葉にした。その後も“佐野にとってバンドとは?”“今後の活動は?”など貴重なトークを展開。最後に「『今、何処』ツアーを最高の形で残せて、とても嬉しいです。この喜びをみなさんとぜひシェアしたい。どうぞ楽しんで」(佐野)と語り掛けた。続いて上映会へ。イベントで上映された『今、何処 東京国際フォーラム 2023』は劇場用のミックス&リマスタリングを実施。さらにシネマスコープサイズによる撮影と編集、60年代ヌーベルバーグ映画で使われていた字幕フォントを使用するなど、まさに「劇場映画仕様」にこだわった仕上がりに。しかもこの日は、拍手、歓声もOKで、まるで本当のライブのような臨場感と没入感を体感できた。セットリストの中心は「さよならメランコリア」「銀の月」「クロエ」などのアルバム『今、何処(WHERE ARE YOU NO)』の収録曲。さらに「ポーラスタア」「La Vita e Bella」といった佐野元春&The Coyote Bandの代表曲、そして「サムデイ」「アンジェリーナ」なども演奏されている。瑞々しさと成熟を同時に感じさせるバンドサウンド、熱気に溢れる会場の雰囲気をリアルに感じられるのも本作の魅力。また、80年代の楽曲から最新曲までのすべてが“今”の佐野元春の表現として成立していることにも注目してほしい。上映が終わると、映画館に足を運んだオーディエンスから大きな拍手が起きた。佐野元春の最新ライブ・フィルム『今、何処 TOUR 2023.9.3 東京国際フォーラム』は全24曲約2時間。ポップミュージックの愉悦と芸術性を同時に体験できる圧巻のライブ映像をぜひ体感してほしい。Text:森朋之Photo : DaisyMusic広報佐野元春フィルム『今、何処 TOUR 2023.9.3 東京国際フォーラム』完成記念プレミア上映会レポート佐野元春&ザ・コヨーテバンド、『ライブBlu-ray&2枚組ライブCD「今、何処」東京国際フォーラム 2023』作品紹介特設ページ
2024年03月07日2023年9月に9年目に突入した9人組進化系ミクスチャーユニット・SUPER★DRAGONがポニーキャニオンよりメジャーデビューを果たした。そんな彼らの記念すべきメジャー1曲目となるのが『New Rise』。進化を続けるSUPER★DRAGONが更なる高みを目指す、という強い想いが込められた楽曲について、そして改めて、メジャーデビューに対する熱い想いを聞いた。最初は期待と不安が入り混じっていた――メジャーデビュー、おめでとうございます!一同ありがとうございます!――まずは、メジャーデビューが決まったときのお気持ちを教えてください。志村玲於(以下、志村)自分たちだけじゃ立てないステージに立てたり、関われない方たちと今後関われるんじゃないか、もしかしたら同じレーベルの先輩と一緒に音楽ができるんじゃないか、という期待感はあります。でも自分たちの音楽性がもしかしたらこれから先、変わっていくのかなとか、ふとしたことで人気になったことで、もしかしたら僕たちが掲げている音楽の芯が今後ぶれることがあるのかもしれない、ということは考えたりもしましたね。最初は期待と不安が入り混じった感じでした。――喜ぶよりも、これからについて冷静に考えるという方が大きかったんですね。志村そうですね。多分、僕らが9年も続けてきていることも理由の一つとしてあるとは思います。飯島颯(以下、飯島)最初はメジャーデビューに対して本当に漠然としたイメージしかなかったので、分からないがゆえの不安みたいなものはもちろんありました。ただ、こうして9年目を迎えてメジャーデビューというひとつのきっかけをいただけたことはすごくポジティブに捉えていますし、これをきっかけにもっと大きなステージに立ちたいな、と前向きに捉えられるようにはなりましたね。今、僕らが活動しているのは本当にBLUE(SUPER★DRAGONファンネーム)のみなさんがずっとついてきてくださっているからこそだと思っているので、そのBLUEのみなさんと一緒にこのメジャーデビューを祝えた事は本当に貴重な瞬間。これで満足せずにもっともっと上に行きたいな、と思っています。志村玲於古川毅――メジャーデビューを知ったときはどういう感じだったんですか?松村和哉(以下、松村)知った、というよりは、スタッフの方々から「これからSUPER★DRAGONを大きくしていくに当たって、メジャーに行くという選択肢もあるよ」というお話をいただいて、それを持ち帰ってと答えを出しました。そうしたらご縁があって、ポニーキャニオンさんと一緒にやれることになったので。情報がゼロの状態からメジャーデビューしてね、という感じではなくて、全てを覚悟した上で、という形でした。――持ち帰った際にはどういう話し合いがあったんでしょう?松村僕らも経験したことがないので、大きな会社を相手にしたら、自分たちのクリエイティブや大事にしたいものが損なわれてしまうんじゃないかとか、そういう部分はありましたね。でも実際そんなことは全然なかったです。――環境が変わったとか取り組み方が変わった、ということはなく?ジャン海渡(以下、ジャン)逆に僕たちSUPER★DRAGON 9人だったり、スタッフのみなさんと考えていた頭脳に、より大きな頭脳が増えて、僕たちだけでは見られない外からの見方だったりとか、自分たちで気付けないところにも多く気づけています。選曲会議というところでも、今回かっこいい楽曲たちを持ってきてくれて。SUPER★DRAGONがこの9年間で培ってきて具現化したかったものだったり、これからポニーキャニオンのみなさんの意見とともにより表現できる可能性に、実現味が帯びてきました。メジャーデビューをすると決めたときに見えた光が、実際にみなさんも携わっていく中でもっと大きな光に変わっていったなと実感しています。「俺のリリック、ムキムキっす」――そんなメジャーデビュー1曲目となる『New Rise』について聞かせてください!古川毅(以下、古川)気づいたらここまでキャリアを積んできて、このタイミングでメジャーデビューさせていただけるということで……。制作についても、和哉とジャンがラップで参加してくれて、でも指揮をしっかりポニーキャニオンのスタッフの方が取ってくださっていました。この『New Rise』のデモを聴いた段階から、これだなっていうのがみんなわりとあって。『Gotta Keep It Going On』もメジャーデビューシングル表題の候補になるぐらいだったんですけど、その中で最終的にこの楽曲だ、としっかり定まったので、みなさんのおかげもあって納得いく形になりましたね。そして、何よりも本当に2人が気合いを入れて……毎作、気合を入れているんですけど、僕らが歌を入れる前にしっかりと思いを乗せてくれたおかげで、より一層僕らもそのパワーをしょってレコーディングに臨むことができましたし、こんなにパワーのある楽曲をデビューシングルに持ってこれたのは本当にありがたいです。――ラップ部分についてもお聞きしていいですか?松村今までも、SUPER★DRAGONでの日常だったり、思うようにいかないことがあったり、自分たちが一番かっこいいと思うものができなかったりとか。そういうものをひとつずつ自分たちの手で変えてきたからこそ、見えてきたものや、しんどかった話を全部、供養するじゃないですけど、メジャーデビューできるタイミングで、そういう痛みみたいなものは1回燃やしておこうぜ、と。もう次に行くじゃん、ということは自分の中でもありました。ジャンメジャーデビュー一発目の楽曲って多分今まで以上に最初の爆発力って大事だと思うんです。多分、9年やってきたSUPER★DRAGONの曲を初めて聴くリスナーの方々も多いと思うんですけど、逆にこの数年間で培ってきたスキルだったり、自分のラップを世に放てる絶好の機会なんですよね。「早く聴かしてぇな」という気持ちが強いです。もちろん、自信を持って作ったので、より多くの人が聴いたときの評価も楽しみですし、僕も和哉もSUPER★DRAGONの9人を代弁している気持ちで書いてる部分も多いので、このラップパートが、どれだけいろんな人たちに届いて、どういう反応があるのかが楽しみですし、ワクワクしています。――毎回、気合いが入ってるとは思うんですけど、今回はより気合いが。松村そうですね。より自分の言葉であり、みんなの言葉にしなきゃいけなかったり、そういう意味で弱い部分とかも歌ってるけど、最終的にポジティブにしたかったし、フィジカルが強いな、って思いました。俺のリリック、ムキムキっす。一同(爆笑)。古川ムキムキラップ(笑)。最初から最後まで全力疾走のパフォーマンス――『New Rise』ボーカル面について聞かせてください。池田彪馬(以下、池田)メジャーデビュー1作目ということで、自分自身もレコーディングに臨むにあたってすごく気合が入っていました。本当に難易度の高くて地声とファルセットの行き来の激しい楽曲で、レンジも広いので自分自身もこの曲とはすごく真摯に向き合ったつもりです。歌詞の内容的にも、メジャーを経てリスタートという意味で、自分たちが今までどのようなことを経験してきたのかとか、そういう思い出も自分の中で大切にしながら、この楽曲にぶつけました。田中洸希(以下、田中)メジャーデビューするというのが、言うならば遅めだとは思うんですけど、節目でもあるなと思って。9という数字は今回メジャーデビューすることに関してもすごく大事にしてる数字ではあるんですけど、節目のデビューシングルということで大事にしたいということは念頭にありました。曲を歌ってBLUEに聴かせるとか、スパドラを今まで聴いたことがない人が初めて聴いたときにどういう気持ちが伝わるかを試行錯誤した上でレコーディングに臨んだんですけど、シンプルに難易度が高くて。すでにパフォーマンスは何回かしているんですけど、結構苦戦はするんです。でも回数を重ねるごとに慣れていって、より自分の感情や気持ちがダイレクトに伝わるようになればいいな、と思います。ジャン海渡――パフォーマンス面についてはいかがですか?伊藤壮吾(以下、伊藤)結構、激しいです。見逃すスキを与えないような。本当に最初から最後まで全力疾走という感じのパフォーマンスです。リリイベで初めて披露して、撮影可能ということでやったんですけど、みなさんからの感想とかもいろいろSNSで見たりして。そういうのは嬉しいですね。あとは本当にいろんなところでいろんなことが展開されてるので、何度も見て、しっかり味わってほしいなとは思います。柴崎楽(以下、柴崎)『New Rise』のコレオは『Revolution』のAkanenさんにやってもらったんですけど、とてもSUPER★DRAGONのことを理解してくださっていて、ぴったりなものを持ってきてくれてすごくありがたいですし、本当に細かいですね(笑)。『Revolution』もすごく細かくて、移動も多くて。その分、迫力もあるし、見ごたえのある素敵な作品になっているんじゃないかと。Akanenさんは空間の遣い方がとても上手なので縦横、全てを使った表現を作ってきてくださって、それを僕たちSUPER★DRAGONが最大限に生かせるように頑張っています。あと、サンダーとファイヤーに分かれて踊る部分とか、それぞれのらしさが詰め込まれているのでそういうところに注目して……いや、全部注目してほしいですね(笑)。――それはそうですよね(笑)。柴崎小さなポイントが散りばめられているので、動画が今回は撮れるので何回も見返して、全てのメンバーに注目して、『New Rise』を堪能してほしいです。飯島颯――ちなみに衣装については今回も古川さんが?古川このメジャーデビューをきっかけに僕らを知ってくださる方々の目に触れる機会も多いだろうな、というのは予感していたので。だからこそ印象に残る衣装にしたいな、というところでブルーという自分たちのグループカラーをしっかりと押し出したいな、と。その上で、9人のイケメンを引き立たせる……。松村いやそんなに深く頷き……(笑)。――いや、そうだな、と思いまして(笑)。古川(笑)。わかりやすく、まずはしっかりとシンプルに、というところはありましたね。色にもすごくこだわりましたし、本当に試行錯誤していました。スタッフの方々といろんな提案し合って、リファレンスを投げ合ってこの色に落ち着いて。それを持ってスタイリストの方に、しっかりこのセットアップを作っていただいて、フィッティングでスタイリストの方からの提案もありつつ、ここ逆にガッツリ変えようとか。そこは責任を持って僕もやらせていただきました。結構ビジョンはいろいろ見えていましたね。――今日、拝見して、志村さんがセクシーな感じなんだな、と。古川自分の頭の中でも玲於と彪馬はちょっとセクシーにしたかったんですよね。ざっくり言うと、クリーン&モードのようなテーマが自分の中であったんですけど、ラグジュアリーな感じを出したいなと思っていたので、それがしっかり似合う人に。ここがベストのタイミングなんだろうな、と思ったので提案したという形です。今のSUPER★DRAGONにとって最善の3曲――ほかの収録曲についても解説いただけますか。まずは『Gotta Keep It Going On』についてお願いします!ジャン歌詞のテーマ的なところはちょっと『New Rise』に近いというか。自分たちの前向きな姿勢だったり、覚悟、自信を全面に出していると思うんですけど、『New Rise』は割とドラムのアプローチだったりが良い意味でずっと同じなので、聴けば聴くほど自然と耳に残るようなリズムです。逆に『Gotta Keep It Going On』はドラムの遊びがすごいので、何かめまぐるしくリズムの取り方が変わっていきます。常に何か仕掛けがあるからこそ、いろんなパートを楽しめる楽曲だし、『New Rise』より音を楽しむ曲かな、と。『Breakdown Anthem』と『New Rise』の間を取ってくれる楽曲だなとは思います。伊藤壮吾田中洸希――『Breakdown Anthem』はいかがですか。ジャンそちらは全部英詩になっています。SUPER★DRAGONは英詞の曲は何曲かあるんですけど、やっぱダントツで難しいですね。多分みんながめちゃめちゃ苦戦した楽曲だとは思うんですけど、それこそこの楽曲も展開がすごくめまぐるしくて。僕らミクスチャーとしてやっている中でもその要素が強いんです。フックの途中でラテン系の要素が入ったり、逆に他のところでは違う要素が入って。ミクスチャーというものを1曲の中で表現した楽曲なので。あとは海外の方々がこの3曲を聴く入口の1曲目になったらな、と思いました。――この3曲を選んだのはやはりそういうミクスチャーを意識しつつ?ジャンそうですね。「ポニーキャニオンさんから見たミクスチャー」という中でのこのチョイス、という楽曲が今回多くあったので、ポニーキャニオンさんの頭脳が加わったことによって、選べた最善の3曲だったなと思います。芯であるミクスチャーというところはブレずに選ばれた楽曲ですね。うちのメンバー、全員かっこいいです――『New Rise』の歌詞は自分自身を奮い立たせるようなところもあるのかなと思いまして……みなさんがそれぞれ自分を奮い立たせるための言葉だったり、コトについて教えてください。志村自分は他のダンサーの動画を見ることですね。やっぱりダンスが好きだということと、自分でももっとダンスを深掘りしていきたい、というのがあって、よく基礎練をするんですよ。本当に地味な基礎練ばっかりしてるんですけど、そういうのも結構モチベーションがいるんです。だから他のバトルだったり、世界大会でのクルー同士の対決を見て、世界にはこれだけやばい人たちがいるんだということを見て自分を奮い立たせて、また地味な基礎練に戻る。そういう外部からの刺激を受けると、より自分でももっとやろうとか、もっとこうしようっていう気になるのかなと思いますね。池田彪馬ジャンすごくシンプルになるんですけど、めちゃめちゃ成功してる人たちを見る。意識的に見ているというよりかは、例えば、めっちゃ成功してる人が、豪邸ツアーをしているとか。そこでRECブース専用の部屋があってやってるのを観て、SUPER★DRAGONが音楽で成功して、めちゃめちゃいい音楽環境を自宅に置いてやろうみたいな。そういう些細なところから感じることが多いですね。自分が見て思っている側じゃなくて、思われる側に早くなりたいな、というのは、常に思っています。田中ビートボックス聴いているときですね。去年、東京で開催されていた世界大会に初めて行かせてもらって。やっぱり生で聴くと違う、ということは伝わるし、もちろん自分を奮い立たせることになるんですけど、ビートボックスで知らなかった音楽ジャンルを知ることができるのがすごく楽しいんです。音楽ジャンルって山ほどあるんですけど、正直ビートボックスは自由なので何でもできると言えばできるんですよ。だから自分が気になったビートを聞いて、「これはどういうジャンルなんだろう?」って調べたりするのが楽しいんです。そこから自分の音楽知識が増えていったり、趣味でたまにするレベルで作曲をやっているんですけど、そういうのにも繋がったり。それこそ「スパドラでこういう音楽やってみたい」にもしかしたら繋がるかも、というところは自分の中では熱いですね。池田僕は過去と比べることが自分を奮い立たせることに繋がってるのかなっていうのは感じます。過去を振り返ることが多いんですけど、やっぱり過去のことって美化されたりしている。いい面が多く見えるんですけど、それでも忘れられない年が自分の中であるんです。そういう年に聴いていた音楽をまた年を重ねた上で聴くと、そのときよりももっと今の方が幸せになりたいなとか、過去の自分に対してと比べることが今の自分が頑張れる力にもなってるな、と思います。そういう自分との対話が自分の原動力でもあり、奮い立たせてくれるものでもあるのかな、と思っています。伊藤やっぱり鉄道乗ってるときですね。ジャン予定調和なのよ!松村最初に言ってほしかったよね。伊藤でも、電車って毎日走ってるじゃないですか。それは本当にすごいことだなと思って。コロナ禍のときに新幹線ホームに行きましたけど、本当に誰もいなかったし、それこそ2~3年前は地獄みたいなしんどい中でも走り続けてきたんですよね。そのしんどさをわかった上で、今日もちゃんと走ってるっていうところを見ると自分も頑張ろうって思えますね。――確かにそう言われると……。田中いや、分からんわ(笑)。古川ものは言いようだな。ジャンいいね、毎日さ、現場行くとき奮い立ってるわけでしょ。伊藤そう、そう!松村和哉古川それはちょっと羨ましい(笑)。僕は去年、プライベートで仲間が結構増えて。他の仕事をしながらでも、みんな音楽好きな人たちなんです。そういう人たちと、未来の話とかをすると奮い立つというか。自分の活動もリスペクトしてくれてるから、なおさらこうあってほしいとか、俺もこうありたい、という話をしていると、自分のやるべきことや、1人でもやりたいなことが見えてきたりするんです。でも逆に、スパドラにいるからこそ、スパドラで成功したら、そのやりたいことにもっと説得力が増すな、って思うんですよね。いろんな未来が見えてきた上で考えると、遊んで楽しんでかっこいいことをしっかり、みたいなことをやる、に尽きますよね。でも自分は自分の立場でしっかりやれることがあるから、ちゃんとかっこよくいようみたいな。そして楽しんでやるからこそ責任感は生まれるので、そのスピード感みたいなものはより大事にするように、してますね。松村自分らの曲ですね。「mirror」が結構自分の中でも、分身みたいな、マスターピースだったんで、聴くと、これ作ってた俺らやべえなって思います。そういう何か自分の作品に食らわされる、みたいなのはありますね。飯島綺麗事を言いたいわけでもないんですけど、本当にBLUEの言葉に奮い立つというか。活動していくに当たって、僕がパフォーマンスをして実際に元気を与えられているかとか、誰かにエンタメとしてしっかりと幸せを届けられてるのか不安になる部分もあったりはします。でも、そういった中でSNSや特典会で実際に直接会って言葉を投げかけてくれるBLUEの存在が本当に今の活動の原動力ではあるので、それなしでは本当にここまで続けてこられなかったな、と感じる部分ではありますね。自分を奮い立たせてくれる存在でもありますし、BLUEの言葉は、本当に貴重な意見をくれる瞬間もあるので、そういった部分にはしっかりと寄り添いつつ、この『New Rise』の歌詞にもあるように、一緒により高みへ上っていきたいな、と思っています。柴崎普段、奮い立つみたいなことがあんまりないんですけど、それでよぉぉぉく考えた結果……。――はい。柴崎メンバーですかね。一同おぉ~!柴崎楽柴崎うちのメンバー、全員かっこいいです。それはプライベートなのかライブなのか、制作なのか、いろいろあるんですけど、それぞれのメンバーに尖ったところがあるので、そういうところを見ていると刺激にもなりますし、こいつらがこんだけグループで頑張ってるんだから俺も頑張ろうって思えます。お互い高め合うグループなのかな、って。そういうのができるので、奮い立ちますね、彼らには。志村いい子……っ。ジャンがんばってこうな!――飯島さんもおっしゃられていたように、BLUEはやっぱり大きな存在かなと思うんですけど、最後にBLUEに向けて一言お願いします。古川今回このメジャーデビューというものを噛み締めれば噛みしめるほど、SUPER★DRAGONって、本当に自分たち事だけじゃないんだな、と。一緒に、ときには泣いて、喜んで、一緒に笑ってくれて、つらいときにお互い支え合っている、そういうBLUEという存在がいることを、しかもこの9年目のメジャーデビューというタイミングで自分たちがこのキャリアを積んできた証は間違いなく、BLUEの存在だと思っています。だからなおさら、BLUEの存在ごとしっかりメッセージとして、この曲に乗せられているのは本当に最高のスタートを切れるんじゃないかな、と。その上でこんなに攻めた楽曲っていうところも本当に「ただじゃおかねぇからな」みたいな。そういう気持ちと、自信を持って、みんなをまずは武道館に連れて行きたいのでそのためにしっかり今年は後悔ない1年にしたいなと思います。取材・文:ふくだりょうこ撮影:映美ぴあアプリ限定!アプリで応募プレゼントメンバーのサイン入りポラを2名様にプレゼント!【応募方法】1. 「ぴあアプリ」をダウンロードする。こちら() からもダウンロードできます2. 「ぴあアプリ」をインストールしたら早速応募!SUPER★DRAGON 公式サイト
2024年03月07日映画『陰陽師0』の特別PV第1弾「1分でわかる『陰陽師0』」が公開された。“陰陽師”というコンテンツはTVドラマ、アニメ、舞台、歌舞伎、ゲームなど多種多様に扱われてきたが、本作では、実在した“最強の呪術師”安倍晴明が陰陽師になる前の学生時代を描いた完全オリジナルストーリーが展開される。公開された映像は、実在した陰陽師の世界と晴明がどのような人物なのかを、津田健次郎と榎木淳弥による特別ナレーションとともに1分で解説。津田による陰陽師へアツい想いを持つ“先生”と、榎木による陰陽師をまったく知らないラフな語り口の“生徒”のやりとりが見どころで、陰陽師の役割や仕事内容が説明されるほか、「陰陽師などという仕事にはまったく興味が持てないんです」と言い放つ晴明の傍若無人ぶりな姿も確認できる。映画『陰陽師0』特別PV第1弾「1分でわかる『陰陽師0』」<作品情報>映画『陰陽師0』4月19日(金) 公開公式サイト:映画「陰陽師0」製作委員会
2024年03月07日舞台『ハリー・ポッターと呪いの子』の2024年7月公演から出演する新キャストが発表された。2022年7月8日(金) に東京・TBS赤坂ACTシアターで開幕し、2024年7月にはロングラン3年目を迎える本作は、小説『ハリー・ポッター』シリーズの作者であるJ.K.ローリングが、ジョン・ティファニー、ジャック・ソーンとともに舞台のために書き下ろした『ハリー・ポッター』シリーズ8作目の物語。小説の最終巻から19年後、父親になった37歳のハリー・ポッターとその息子・アルバスの関係を軸にした新たな冒険が描かれる。このたび、7月から出演する新キャストとして、チョウヨンホ、隼海惺、久道成光、星郁也、亀井陵市、柏村龍星、北代祐太、小結湊仁、黒田陸、松尾樹、仲本詩菜、土屋舞の12名がアナウンスされた。なお1年目より出演していた尾尻征大が、7月より組分け帽子役を務めるほか、ハリー・ポッター役の藤原竜也、石丸幹二、大貫勇輔、ハーマイオニー・グレンジャー役の中別府葵と笹本玲奈、ロン・ウィーズリー役の竪山隼太と迫田孝也など、お馴染みのキャストが6月までに卒業する予定だ。■チョウヨンホ コメント舞台『ハリー・ポッターと呪いの子』に自分が出演できるなんて思ってもみませんでした。今でも信じられないくらいです。かなり精神、身体的にハードな表現を求められる舞台だと思うので、しっかり身体を作って、お客さまに「魔法」を提供していけたらいいなと考えています。3年目キャストということで、今まで出演されて来た方々に負けない、ダイナミックな舞台にできるよう日々精進していきたいと思います!■隼海惺 コメント初めて映画を観た日から「いつか必ず魔法使いになりたい」と夢見ていた学生時代。そしてこの作品に出会い、カンパニーの皆様の大ファンになり何度も劇場に足を運び、この舞台が目標のひとつとなっていました。合格のご連絡を頂いた時は今までにない感動の喜びに涙が止まらず、長年の夢が叶った事、全てのご縁に感謝しました。私がこの作品から頂いた感動やパワーを今度は私自身がお客様にお届け出来ますよう、精一杯精進して参ります。ぜひ楽しみにしていらして下さい。■久道成光 コメント「ハリー・ポッターが日本で舞台上演されるらしい」と色々な現場で聞いておりました。まさか自分がその作品に携われるとは思っていなかったので、役者としてとても光栄です。ジャッキー・チェンが好きで暇さえあれば筋トレをしている毎日でしたので、筋肉ではなく魔法が使えるのをとても楽しみにしております。皆さんに楽しんで頂けるよう精一杯やらせていただきます!■星郁也 コメント小さい頃からずっと見ていたハリー・ポッターという世界の中に自分が入れることが夢のようです。ハリー・ポッターファンの方にも、初めてハリー・ポッターの世界を体感する方たちにも楽しんでいただけるよう精一杯頑張ります。■亀井陵市 コメント本作に出演することが決まった時は本当に飛び上がって大喜びしました。ハリー・ポッターシリーズは子供の時から大好きな物語だったので、まさか自分がこういった形で携われるとは思いもよらず、実は夢なんじゃないかと疑うほどでした。沢山のお客様に見ていただけるのは役者としてこの上ない幸福だと思いますので、全身全霊でステージに臨みたいと思います。■柏村龍星 コメント役者になりたいと志してから3年。初舞台が最高峰の『ハリー・ポッターと呪いの子』になるとは思ってもみませんでした。ここまで自分を支えてくれた方々へ感謝を申し上げるとともに、この舞台に立てることを大変光栄に存じます。映画、原作、原書、そして国を問わず全てのハリーポッターファンの方々に楽しんでいただけるよう精進してまいります。応援よろしくお願いいたします。■北代祐太 コメントどうも!"きたぽよ"こと"北代祐太"です!ぽよっ!まさか人生の中で、あのハリー・ポッターの世界で生きられる日がくるとは思ってもみませんでした!!観劇させて頂いた時は、目の前に魔法の世界が当たり前に広がっていることに大興奮しましたが、今度はその世界に自分が入って、皆様に大興奮をお届けできることに今から大興奮です!!3年目キャストとして、皆様と大興奮できる日を楽しみにお待ちしております!!■小結湊仁 コメント幼少からハリー・ポッターを観て、ハリーと一緒に成長してきました。魔法が使えたらどんなに素敵か、箒で空を飛べたら、物を浮かせられたら、変身できたら、自分もホグワーツに行ったらどんなに楽しいか……色んな想像をしたものです。信じられませんが、どうやらその想像が現実になるようです。ホグワーツに入学が決まった生徒はきっとこんな気持ちなんだと思います。魔法だらけの夢の世界、御一緒にお楽しみ頂けたら幸いです。■黒田陸 コメント『ハリー・ポッター』という誰もが知る作品に参加させていただける事を、大変光栄に思っております。私は昨年、本国イギリスで本作を観劇いたしました。魔法は勿論、特に驚いたのは「転換」でした。アンサンブルの方々の流れる様な転換には鳥肌が止まりませんでした。私がお客様に大興奮していただける、ひとつのピースになれれば大変嬉しく思います。精一杯努めさせていただきますので、よろしくお願いいたします。■松尾樹 コメント本作品への出演が決まり、尊敬する先輩方が作り上げてきた世界観を、今度はカンパニーの一員としてお届けしていくのだと思うと、身も心も引き締まる思いです。以前より人生の節目に何度か観劇させていただき、その度に勇気を貰っていました。僕も作品を通して皆さまに少しでも希望を持っていただけるよう、覚悟を持って精一杯演じさせていただきます。どうぞよろしくお願いします!■仲本詩菜 コメント魔法が使えたらと思わない子どもなんているでしょうか?私もハリー・ポッターの物語には夢中になりました。魔法学校に入学して仲間と冒険をする、読みながら、自分もその仲間であることを夢見ていました。オーディションの機会を得て、毎日祈るような気持ちで合格発表を待っていたので、決まった時は文字通り飛び上がりました。お客様を魔法の世界にお連れできるようにカンパニーの一員として頑張ります。■土屋舞 コメント世界中の方が知っている壮大な物語のキャストとして、この世界で生きるという経験は、とても刺激的で彩り豊かな日々になるのだという予感がしていて、いまから期待に胸が躍っています。この作品へ出会うことができたのも、支えていただいているたくさんの方々のお陰です。劇場においでになるお客様に素敵な物語をお届けするために、これからはじまる表現の世界に、楽しみながら邁進して参りたいと思います。■6月までに卒業するキャスト藤原竜也:6月23日石丸幹二:4月17日大貫勇輔:6月20日中別府葵:6月末笹本玲奈:6月末竪山隼太:4月27日迫田孝也:6月末松田慎也:6月末宮尾俊太郎:3月30日馬渕英里何:6月末大和田美帆:6月末藤田悠:6月末福山康平:6月末門田宗大:6月末佐竹桃華:6月末橋本菜摘:6月末宝意紗友莉:6月末木場允視:6月末香寿たつき:6月末千葉一磨:6月末川辺邦弘:5月19日小松季輝:6月末前東美菜子:6月末織詠:6月末大内慶子:6月末佐藤雄大:6月末鈴木翔吾:6月末田口遼:6月末<公演情報>舞台『ハリー・ポッターと呪いの子』ロングラン上演中会場:TBS赤坂ACTシアター上演時間:3時間40分 ※休憩ありチケット情報:()公式サイト:
2024年03月07日2024年4月5日(金) より公開されるシネマ歌舞伎『刀剣乱舞 月刀剣縁桐』(読み:つきのつるぎえにしのきりのは)の完成披露上映会が、3月25日(月) に東京・丸の内ピカデリーで開催されることが決定した。シネマ歌舞伎最新作『刀剣乱舞 月刀剣縁桐』は、刀剣に宿る付喪神が戦士の姿となった刀剣男士を率い、時間遡行軍による改変から歴史を守る人気ゲーム「刀剣乱舞ONLINE」が原案。完成披露上映会には、演出・主演をつとめた尾上松也をはじめ、本作に登場する刀剣男士を演じた尾上右近、中村鷹之資、中村莟玉、上村吉太朗、河合雪之丞の6名が登壇する。シネマ歌舞伎『刀剣乱舞 月刀剣縁桐』予告映像<イベント情報>シネマ歌舞伎『刀剣乱舞 月刀剣縁桐』完成披露上映会3月25日(月) 17:00の回(上映前に舞台挨拶を実施)会場:東京・丸の内ピカデリー登壇者:尾上松也、尾上右近、中村鷹之資、中村莟玉、上村吉太朗、河合雪之丞(予定)詳細はこちら:<作品情報>シネマ歌舞伎『刀剣乱舞 月刀剣縁桐』4月5日(金) 公開シネマ歌舞伎『刀剣乱舞 月刀剣縁桐』ポスタービジュアル公式サイト: PLUS・EXNOA LLC/新作歌舞伎『刀剣乱舞』製作委員会
2024年03月07日映画『オッペンハイマー』にキリアン・マーフィー、エミリー・ブラント、マット・デイモン、ロバート・ダウニー・Jr.らが出演している。本作はそのスケールの大きさ、重厚なドラマが高評価を集めているが、俳優陣の演技も評価が高く、本年度の映画賞では本作のキャストが繰り返し栄冠を手にしている。3俳優がノミネートされている第96回アカデミー賞の行方にも俄然注目が集まっている。先ごろ発表になった英国アカデミー賞で、本作で主演を務めたキリアン・マーフィーが主演男優賞に輝いた。マーフィーはこれまでに数々の作品に出演しているが、2005年製作の『バットマン ビギンズ』以来、ノーラン監督作品に繰り返し出演している。「初めて彼と仕事をしたとき、彼が途方もない才能を持っていることは明らかだった」とノーラン監督は振り返る。「だから私たちは個人的に知り合い、職業として創造面でも関わるようになった。キリアンと一緒にできることはないかずっと探していたから、彼に電話してこう言えたときは本当にうれしかったよ。“これだ、これだよ、君が主役になるときが来た。君は自分の才能のすべてをかけてある人物になり、これまでにないやり方で自分を試すんだ”。彼も乗り気だった。私たちの夢がかなったんだ」電話を受けたときのことをマーフィーはこう振り返る。「僕に電話をくれて、オッペンハイマーを演じてくれと頼んでくるなんて予想もしませんでした。でも事実なんです。電話を切ったときは、喜びというよりむしろ茫然として座っているだけでした。自分は幸運だと感じました」ノーラン監督はマーフィーに絶大な信頼を寄せている。マーフィーはノーラン監督からの依頼であれば「どんな小さな役でも駆けつける」という。そんなふたりがついに監督と主演俳優としてタッグを組んだのだ。そこでマーフィーはオッペンハイマーについて書かれた書籍を読み、記録映像を何時間も観て、映画の脚本を読み込みながら役を探っていった。「僕たちはずっと、オッペンハイマーの複雑さを追いかけていました彼は単純な人間ではまったくありません。この映画に出てくる人物はみんなそうですが。巨大な知性を持つことは重荷でもある。ああいう人物は、僕たちと違って、まったく違う飛行機に乗っていて、それが彼らの個人的な人生や心理に複雑な影響や負担をもたらします。そこがこの映画の巧みな点のひとつなんです」時に“天才”とも称される物理学者の頭の中は、心はどのような状態なのか?そこには彼が言うとおり、複雑で我々には想像もつかない重荷があるだろう。マーフィーはその苦悩やひらめき、単純化できない感情を繊細な演技を積み重ねて表現している。激情や大胆な演技ではなく、細やかな演技を丁寧につなぎ合わせて、映画1本をかけて人物像が浮かび上がってくるような壮大な仕事だ。しかし、彼は「ロバート・オッペンハイマーに似せようとはしていません」と語る。「ここにあるのは、史料の中で見るオッペンハイマーと、クリスの脚本の中で出会うオッペンハイマーから蒸留されたオッペンハイマーなのです。イメージと解釈の統合に達するには、長い過程が必要でした」映画で描かれるのは、物理学の本や記録映像には決して映っていない“オッペンハイマーの人間性”だ。その姿は多くの人に驚きを与えることになるだろう。『オッペンハイマー』3月29日(金)公開公式サイト()(C)Universal Pictures. All Rights Reserved.
2024年03月07日デンゼル・ワシントンとジェイク・ギレンホールがブロードウェイで共演することになった。作品はシェイクスピアの『オセロ』。ワシントンがオセロを、ギレンホールはイアーゴーを演じる。演出家は『Fences』、『Raisin in the Sun』でもワシントンと組んだケニー・レオン。初演は2025年春の予定。ワシントンは『Fences』でトニー賞の主演男優賞を受賞。ギレンホールは『Sea Wall/A Life』でノミネートされている。ワシントンの次回作は今年秋公開の『グラディエーター2』。ギレンホールの次回作は、今月21日にAmazonプライム・ビデオで配信される『Road House(原題)』。文=猿渡由紀
2024年03月07日ブロードウェイミュージカル『カム フロム アウェイ』が、2024年3月7日(木) に東京・日生劇場で開幕。それに先立ち行われた会見時のコメントが到着した。トニー賞、ローレンス・オリヴィエ賞、ニューヨーク・タイムズ紙の批評家賞をはじめ、数々の演劇賞を受賞した本作は、2001年9月11日の同時多発テロの裏で、カナダにある小さな町・ニューファンドランドで起きた実話をもとにしたミュージカル。12人の出演者のみで100人近くの役を次々に演じドラマが交錯する。東京公演は2024年3月29日(金) まで同所で上演。その後、4月4日(木) から14日(日) に大阪・SkyシアターMBS、4月19日(金) から21日(日) に愛知・愛知県芸術劇場 大ホール、4月26日(金) から28日(日) に福岡・久留米シティプラザ ザ・グランドホール、5月3日(金・祝)・4日(土) に熊本・熊本城ホール メインホール、5月11日(土)・12日(日) に群馬・高崎芸術劇場 大劇場で上演される。上演時間は100分間(休憩なし)を予定している。初日前会見時コメント■演出:クリストファー・アシュリーこの9年間、この作品を作ってから世界では大きな分断やたくさんの紛争が起こっています。その中で、優しさであったり他人に対して寛容な思いを持つ作品を手がけることができて本当に幸せな思いです。僕はこの作品については何もかも知り尽くしたつもりでいましたが、ここにいる素晴らしいキャストの皆さんから、この作品そして登場人物たちについてたくさんのことを学んでいます。ここにいる皆さんが好きすぎて、今後のキャリアではこの人たち以外とお仕事したくないと心に決めたところです(笑)。ぜひこの美しい劇場で、この素晴らしいキャストをご覧にいらしてください。この作品は優しさ、そして寛大さについての物語です。日本の皆さんに穏やかな風をお届けできれば幸いに感じます。■安蘭けい足掛け約6カ月準備してきたのですが、今振り返ってもあっという間すぎて明日が初日なんて信じられないです。でも、すごく密度の高いお稽古をさせてもらってきたのできっと素晴らしい初日になるだろうなと思っています。日本キャストにしかできない味を皆様にお届けできたらなと思っています。■石川禅半年間、私たちは本当に高いハードルをみんなでいくつも一緒に乗り越えてやってきました。私たちは実在していた人物を演じることはたくさんありますが今現在も実在していらっしゃる方たちを演じることはほとんどないので、嘘をつかないで、その方たちの気持ちに成り代わって演技をするということが私たちの最後の高いハードルだと思っています。そのハードルをなんとか飛び越えていこうと思っているのですが、あまりにも楽しいキャストの皆さんが揃っていて、毎日毎日爆笑しながらやっています。どうぞ劇場までお越しください。楽しいです!■浦井健治昨日稽古中に舞台袖で安蘭さんが「始まるってことは終わっちゃうんだよね、寂しいね」とお話されていたのですが、そのぐらい6カ月間ずっと皆一緒に毎日8時間くらいいたんです。舞台稽古に入ると4人のスタンバイキャストの皆さんも舞台上を見守ってくれているんですけれども、その4人も少し寂しい表情をしていて、改めてこの16人で千穐楽の5月まで完走出来ることを目標にやっていくんだなと思うと同時に、これまでやってこれたことも幸せなんだなと感じました。この作品の現場から、人と人って温かいんだな、というものを感じさせていただいているので大切にやっていきたいと思います。ぜひお越しください。■加藤和樹稽古が始まる前からミュージカル界のアベンジャーズたちと共演するということで結構ドキドキしていましたが、稽古を重ねていく中で本当にみんなが同じ時間を共有して失敗も笑いに変えながら前に進んでいく感覚が、一つのカンパニーというよりファミリーな感じがしています。もちろん不安もありますが、長い稽古期間で自分たちが培ってきたものを舞台上で発揮して、日比谷界隈で一番エネルギーのある作品に仕上がったと感じています。ぜひ劇場に観に来ていただければと思います。■咲妃みゆ稽古場を振り返ると本当に壮絶だったんですが、本当に愛おしい日々でした。ひとりの人間として今後の人生で心にずっと持っておきたい大切な考え方などを私自身この作品からたくさん学ばせて頂いていることにとても感謝しています。早くお客様にお届けしたいですし、モデルとなった方々への敬意を胸に一回一回大切にお届けしたいと思いますのでよろしくお願いします。そして見所は美しい舞台セット!必見です!■シルビア・グラブ先ほど初めて舞台上で照明やセットを全部合わせて通させていただきました。最後のナンバーで飛行機の乗客みんなで一列になって上を向いて窓の外を見るシーンがあるんですが、その瞬間にすごく涙が出てきました。あのセットの中でやるのがとても感動して、最後のピースとして客席にお客様が入った時にどれだけ冷静にいられるか分からないぐらい最高でした。劇場へぜひお越しください。■田代万里生今回衣裳はご覧の通り普段着なのか衣裳なのか分からないくらい自然ですし、男性キャストはほぼメイクをしていません。僕も帽子をかぶるので整髪料すらつけていません。9.11のガンダーで起きた突然の出来事の中なので、こんなに日常と非日常というカテゴライズがない作品は初めてです。この素敵な日生劇場で開幕いたしますが、千秋楽まで50公演以上あります。全一幕約100分ですので、100分×50公演、約5000分をこれからこのキャストと一緒に歩んでいくということで、ぜひ沢山の方に届けていきたいなと思っております。劇場でお待ちしております。■橋本さとし僕の役者キャリアの中で最も過酷な稽古だったような気がします。普段はそんなにミスしませんが、めちゃくちゃミスしました。(一同笑い)ミスしてもみんなが笑い飛ばしながらやってくれるので、稽古は恥のかき捨てと言いますか、いっぱい稽古でミスしながらやっとここにたどり着いたなという思いです。もうすっかり北米の北東の果てのニューファンドランド人になりました。なってますよね(笑)?皆さんと一緒に稽古を経て劇場に入り、明日初日を迎えられるというのは本当に嬉しい限りです。観に来てください、お待ちしています。■濱田めぐみ稽古場にいる時からこのメンバーみんなと1m以上は離れずにピタッと1日8時間ずっと一緒にいたので、本当に他人じゃなくファミリーというか、親族の寄り集まりのような感じです。舞台上でちょっと不安かなと思って見回すと、家族がいるような感覚の中、我々が稽古場で過ごしてきた半年間、その長さの中で積み上げてきたチームワークというのが垣間見れると思いますし、そのチームワークの中に来てくださった観客の皆様も毎回毎回一員になってくださるんだと思うとすごく楽しみで仕方ないです。明日から開幕しますが、最後まで怪我なく全員で走り抜けたいと思います。よろしくお願いします。■森公美子メガネをかけているときはハンナ、取った時は島民ということで、これで皆さん今私が誰なのかがわかると思います。本当に楽しい稽古場なんですが同時にもうすごいハードで、なんと7キロ痩せました。『カム フロム アウェイ』ダイエットです!本当にたくさんの幸せをこのファミリーから頂き、私たちも色々と勉強もさせていただきました。ドキュメントや資料を見ている中で、私が一番ニューファンドランド島にいる方に近い体型だということもよくわかりました(笑)。ハンナの役の方にも体型だけは似ております。というわけで私、頑張ってますので、ぜひ観に来てください。■柚希礼音このミュージカルは「全く演じずにやる」ということがテーマで、稽古中から何度も何度もそれをご指摘いただき、それが本当に難しかったです。ですが、その度にこのすごいキャストの皆さんが本当に家族のように、「こうしたらいいんじゃない?ああたらいいんじゃない?」と自分のように教えてくれました。『カム フロム アウェイ』の作品自体はもちろん、このキャストの皆さんがなにより温かくて、温かさでどうにかなるんじゃないかというくらい心がポカポカとしております。お客様にこの温かい物語を、心から届けたいと思っております。ぜひ5月の千秋楽まで沢山の方に観ていただきたいです。■吉原光夫僕は人の言うことを聞きたくなくて役者になったのですが、この稽古期間中は番号とか位置とか、なんでも言うことを聞かなくちゃいけなかったので、地獄すぎて稽古が早く終わればいいのにと思いました(笑)。でもこのすごく穏やかで誇り高い作品をどう日本のお客さんに届けるのか、そしてこの作品をこのミュージカル界のポンコツスターたちがどう穏やかに優しく、人に対して思いを寄せて、手と手を取ってこの作品をお客さんに届けるかっていうのは、まだ始まってないのでその日までは緊張を緩めずに、人の言うことを聞いて頑張りたいなと思っています。日本でもまだ地震が起きたりとか不安な状態だったり、そして人が人を傷つけ合う時代に、この作品というのは穏やかな風を吹かせてくれると思いますので、心して劇場に来て、楽しんでください。撮影:田中亜紀<公演情報>ブロードウェイミュージカル『カム フロム アウェイ』脚本・音楽・歌詞:アイリーン・サンコフデイビット・ハイン演出:クリストファー・アシュリーミュージカルステージング:ケリー・ディヴァイン【キャスト】(五十音順)安蘭けい石川禅浦井健治加藤和樹咲妃みゆシルビア・グラブ田代万里生橋本さとし濱田めぐみ森公美子柚希礼音吉原光夫スタンバイ:上條駿栗山絵美湊陽奈安福毅【東京公演】2024年3月7日(木)~3月29日(金)会場:日生劇場【ツアー公演】大阪公演:4月4日(木)~4月14日(日) SkyシアターMBS愛知公演:4月19日(金)~4月21日(日) 愛知県芸術劇場 大ホール福岡公演:4月26日(金)~4月28日(日) 久留米シティプラザ ザ・グランドホール熊本公演:5月3日(金・祝)・4日(土) 熊本城ホール メインホール群馬公演:5月11日(土)・12日(日) 高崎芸術劇場 大劇場チケット情報:()公式サイト:
2024年03月07日4月6日(土)・7日(日) に神奈川・ぴあアリーナMMで開催されるK-POPライブイベント『NEXT GENERATION LIVE ARENA』の追加出演アーティストが発表された。このたび追加アーティストとして、タイで俳優・アーティストとしてマルチに活動するBrightと、今年1月にデビューし、日本のイベントに参加するのは今回が初となる韓国7人組ボーイズグループALL(H)OURSの出演が決定。チケットは2次先行が本日3月7日(木) 18時よりスタートする。<イベント情報>『NEXT GENERATION LIVE ARENA』会場:神奈川・ぴあアリーナMM4月6日(土) 開場17:00 / 開演18:004月7日(日) 開場14:00 / 開演15:00【出演】※2日間同一テミン(SHINee)、VIVIZ、Bright、河野純喜(JO1)&與那城奨(JO1)、LUN8、ALL(H)OURS【MC】ユンサナ(ASTRO) (ハート) カンミン(VERIVERY)■チケットオフィシャル2次先行:3月7日(木) 18:00~3月11日(月) 23:59まで()公式サイト:
2024年03月07日タデクイが、初の音源となる「日常」を3月8日(金) に、「屁理屈」を3月15日(金) に配信リリースすることが決定した。北海道を拠点に活動しているタデクイは、下倉幹人(Vo/Gt)、廣野大地(Ba)、OMI(Ds)からなるスリーピースバンド。バンド名はことわざの「蓼食う虫も好き好き」から来ており、それぞれに自分らしくをコンセプトに、ジャンルに捉われない楽曲を制作している。また初のワンマンライブ『ブルースを蹴飛ばせ』は、3月8日(金) に北海道・札幌cube gardenで開催される。【メンバーコメント】■「日常」曲名の通り生きることをテーマにしていて、「何も感じないことなどなかったんだ、嘘じゃない」という言葉を歌に乗せたいと思って書き始めました。等身大でいることの難しさ、処世術や大人になるということの不確かさのなかでずっと変わらないことを確かに持って生きていきたいという意味のこもった歌になってます。散歩しながらとか聞いてほしいですね。(下倉)優しい雰囲気中に力強さがある曲。(大地)ゆったりとした優しい曲なので、落ち着きたい時などに聴いていただければサイコーだと思います。(OMI)■「屁理屈」「日常」は俯瞰した歌詞のような感触でしたが、屁理屈はまた内情的な感情を素直に歌詞にしようと思って書きました。この歌を書いた時期は自立、一人暮らし、とか、何か自分を守ってもらえる環境からの脱却をできないことへの苦しさのようなものをずっと感じていて、苦しさと心地よさと、色んなごちゃごちゃになってしまいがちな人との感情の共有のようなものをもっと歌うことで表現したいなと思って書きました。この曲はどうかひとりで聴いてほしいです。(下倉)演奏していてすごく気持ちの乗る曲です。ギターソロ気持ち良い!(大地)渋いサウンドが好きな人はどんどん聴いちゃってほしいナンバーです。(OMI)<リリース情報>タデクイ「日常」3月8日(金) 配信リリースタデクイ「屁理屈」3月15日(金) 配信リリース<ライブ情報>タデクイ 1st ONEMAN『ブルースを蹴飛ばせ』3月8日(金) 北海道・札幌cube gardenOPEN18:30 / START19:00公式X:
2024年03月07日かまいたちがMCを務める音楽特番『MUSiC KAMMER』が、3月14日(木) 19時よりFANY Online Ticketで無料生配信されることが決定した。『MUSiC KAMMER』は、旬なアーティストをゲストに迎え、歌はもちろんかまいたちが引き出す立体的なトークも見どころの音楽特番。3回目となる今回はJO1の河野純喜と與那城奨、FRUITS ZIPPER、yama、高橋洋子、中島美嘉、河口恭吾、OWV、OCTPATH、DXTEEN、Chilli Beans.、BLUE ENCOUNT、Liella!、一青窈、相川七瀬の14組が出演する。番組では、出演者の至極の“春ウタ”を披露するコーナーや、ここでしか見られないアーティストコラボ、さらに河野と與那城による特別なパフォーマンスも予定されている。<番組情報>『MUSiC KAMMER』生配信:3月14日(木) 19:00~配信終了まで見逃し配信:4月14日(日) 20:59まで※ディレイ放送ありMC:かまいたち出演アーティスト:相川七瀬、OWV、OCTPATH、河口恭吾、河野純喜(JO1)・與那城奨(JO1)、高橋洋子、Chilli Beans.、DXTEEN、中島美嘉、一青窈、BLUE ENCOUNT、FRUITS ZIPPER、yama、Liella!(五十音順)特設サイト:
2024年03月07日ティモシー・シャラメが主演を務める映画『デューン 砂の惑星PART2』の先行上映が明日から10日(日)の3日間限定で行われ、15日(金)から全国で公開される。本作は全編がIMAXカメラで撮影された驚異的な映像が高く評価されており、ひと足早く公開になった北米では興行ランキングで1位を記録。作品の評価も高いようだ。本作の映像はなぜ観客を魅了しているのだろうか。日本で実施されたIMAX試写会に参加し、その全貌を確認した上で紹介する。映画の舞台は架空の惑星アラキス。そこはほぼ全域が砂に覆われているが、希少な物質があることから、誰もがこの星を我が物にしようと画策している。物語は、この星を管理することになったアトレイデス公爵家の息子ポールが、父を殺され、家を失うも、砂漠の民と力を合わせて復讐を果たそうとする姿を描いている。日本でも映画ファンから信頼を集めるIMAXは、スクリーンと客席の位置・距離が考え抜かれた専用のシアター、IMAX独自のリマスター(DMR)を施された鮮明な映像と音響、それを実現する映写・音響設備が特徴だ。しかし、どれだけ立派な劇場を用意しても、そこで上映される中身が劇場のスペックを活かし切れるものでなければ、IMAXの本領は発揮できない。本作は全編がArri社のIMAXカメラで撮影され、一部のIMAX劇場では視界を覆うような巨大スクリーンに画面比1.43:1の映像が出現する。撮影監督は前作に続いてグレイグ・フレイザーが担当。これまでにも『THE BATMAN-ザ・バットマン-』や『ローグ・ワン/スター・ウォーズ・ストーリー』などでラージフォーマットの撮影を手がけており、本作はIMAXのポテンシャルを極限まで引き出す作品と言えるだろう。通常、多くの観客がIMAXに期待するのは巨大なスクリーンと、そこで描かれるアクションシーンではないだろうか。ビル数階に相当する大きな画面にモンスターや怪獣が出現したり、大規模なバトルが描かれるシーンは自宅や配信では決して再現できない。フィルムカメラの時代はIMAX撮影の機材が大きく、撮影や同時録音に制約があったが、近年はデジタル撮影が可能になり、『トップガン マーヴェリック』では小型のIMAX仕様カメラを機体にセッティングして空中で撮影が行われなど、機動性も高まっている。『デューン 砂の惑星PART2』でもアクションシーンの迫力は圧倒的だ。さらにこの惑星に棲む巨大なワーム(虫)の登場シーンは大きなスクリーンで観たい場面だ。IMAXでは威圧感、恐怖すら感じさせる大きさで目の前のスクリーンに巨大なワームが姿を現す。その一方で、本作ではアクションやセット、キャラクターで画面を埋め尽くすのではなく、一面に砂漠が広がる光景や、何もない空間に登場人物がポツンと取り残されたように配置されるなど“余白”を強調した構図が数多く登場する。迫力だけでなく美しさも感じられる映像は、観客の視界を覆うようにスクリーンが広がるIMAXで観ると、圧倒的な“没入感”を感じられる。まるで砂の惑星に自らダイブしたような感覚。主人公ポールの戦いや緊迫した場面を“すぐそば”で観ているような感覚。通常の娯楽映画では観客は主人公や世界観に同化して物語を楽しむが、本作ではそれをさらに上回るイマーシブ(没入感)体験ができるはずだ。ちなみに本作のスケールは壮大で、全編に渡ってデジタル技術が使われているが、撮影では可能な限り実物を撮影することにこだわっている。地平線の彼方まで砂と岩に覆われた空間を求めて過酷なロケ撮影が行われ、セットも衣装も細部まで作り込まれたものにカメラが向けられた。監督を務めたドゥニ・ヴィルヌーヴは語る。「本作では大半が砂漠のシーンなので、高解像度映像と最大の没入感を得るために、すべてをIMAXで撮影することにした。グレイグはIMAXフォーマットの達人だ。私たちは砂漠を小さなディテールまで捉え、アラキスの砂漠の上を歩いているような感覚をつくり出すために試行錯誤を重ねた。私は映画監督として、できる限りカメラで撮影することを好む。しかし、このような映画ではできることに限界がある。でも、特殊効果監修のゲルト・ネフツァーのおかげで、その限界に対する挑戦ができた」キャラクターを楽しみ、物語を楽しみ、その世界観を堪能できる『デューン 砂の惑星PART2』は、IMAXで観るとさらに“没入感”まで味わえる。今週末の先行公開も全国のIMAX劇場で多くの人が砂の惑星アラキスにダイブすることになるだろう。『デューン砂の惑星PART2』3/8(金)、9(土)、10(日)3日間限定先行上映3月15日(金)全国公開(C)2024 Legendary and Warner Bros. Ent. All Rights ReservedIMAX(R)is a registered trademark of IMAX Corporation.Dolby Cinema is a registered trademark of Dolby Laboratories.
2024年03月07日