チケットぴあがお届けする新着記事一覧 (202/342)
1980年7月に発売され、社会現象になるほどの人気を獲得した「ガンプラ」が誕生して今年で35年。アラフォー世代の男子なら、常に品切れ状態のガンプラをゲットできた時の喜びを、つい昨日のことのように思い出せるのではなかろうか。そのガンプラ35年の歴史を詰め込んだムック本『ガンプラぴあ』が11月16日(月)に発売される。作品別シリーズ以外にもHG、MG、PGなどといった多くのシリーズで構成され、今なお幅広い層に支持されているガンプラ。その魅力がぎっしりの本書は、ガンプラの基礎知識や歴史、トリビアをはじめ、パッケージイラストギャラリーや本郷奏多、片桐仁、棚橋弘至、藍井エイルらガンプラ好き著名人インタビュー、さらには人気コスプレイヤーの御伽ねこむのガンプラ挑戦企画などお楽しみコンテンツが満載だ。11月20日(金)から東京・秋葉原で開催される『ガンプラEXPO』の直前情報や川口名人インタビューなど、ビギナーからマニアまで幅広い層に楽しめる内容となっている。特に、新旧54種のガンプラパッケージアートで構成されたミニトランプはファンにはたまらない特別付録となっており、親子2世代が一緒に楽しめるアイテムだ。現在「BOOKぴあ」では、予約購入者特典としてオリジナルクリアファイルがもらえるキャンペーンを実施している。『ガンプラぴあ』発売日:2015年11月16日(月)定価:1500円(税込)判型:A4版頁数:100P発行:ぴあ株式会社<コンテンツ内容>■ガンプラ時間紀行■これだけは知っておきたい! ガンプラ8シリーズ!!■5分でわかる! ガンプラ35年の歩み!!■知ってびっくり! ガンプラ35の真実■テーマ別おすすめガンプラガイド■パッケージイラストギャラリー■僕らの青春はガンプラと共に!本郷奏多、片桐 仁、棚橋弘至、藍井エイル、MAN WITH A MISSION、DJ LOVE(SEKAI NO OWARI)、本広克行■御伽ねこむのガンプラ入門■ガンプラEXPOへGO!!■ガンプラ聖地レポート■川口名人インタビュー■まだまだ広がるガンダムワールド機動戦士ガンダム 鉄血のオルフェンズ機動戦ガンダム THEORIGIN■ガンダムシリーズBlu-ray&DVDカタログ■MGシリーズカタログ特別付録パッケージアートミニトランプ
2015年11月09日今年、創立30周年を迎えた演劇集団キャラメルボックス。11月19日(木)に新神戸オリエンタル劇場で初日を開ける新作クリスマス公演『BREATH(ブレス)』のテーマソングに、TUBEの新曲が使用されることが決定した。さらに、オープニング・ダンスシーンではウィンターソング「クリスマスローズ」も使われることがわかった。キャラメルボックス 公演チケット情報TUBEとキャラメルボックスは、1994年と1998年に上演したキャラメルボックスの幕末時代劇『俺たちは志士じゃない』に、春畑道哉がソロアルバムから楽曲を提供し、新曲も数曲書き下ろした縁から、春畑楽曲は何度か使用されていたが、TUBE本体とのコラボレーションは30年目にして初となる。『BREATH』は成井豊の新作で、劇団員20名で演じるクリスマス・ラブストーリー。物語の主軸は15人の男女が織りなすラブストーリーだが、男女の恋愛だけではなく、親と子の関係、兄弟との関わりなど、さまざまな家族の物語が展開される。一年の締めくくりに、恋人やご家族と楽しめるハートフルな舞台だ。30周年アニバーサリーイヤーの最後を飾る舞台で実現するTUBEとキャラメルボックスのコラボレーションに期待したい。【公演情報】キャラメルボックス 30th vol.5クリスマスツアー『BREATH』神戸公演:11月19日(木)から23日(月・祝)新神戸オリエンタル劇場新潟公演:11月28日(土)から29日(日)りゅーとぴあ新潟市民芸術文化会館・劇場東京公演:12月10日(木)から25日(金)サンシャイン劇場【ストーリー】12月。東京都内の劇場に勤める堀江恭子に、高校時代の同級生の赤星一馬から電話がかかってくる。一馬は「明日のニュースを見てくれ」と言う。翌日、テレビを点けると、そこに一馬が映っていた。一馬は新人作家を対象とした芥山賞を受賞したのだ。それを見て、恭子は高校の卒業式を思い出す。別れ際、一馬は恭子に向かって、「僕が芥山賞を取ったら、結婚してほしい」と言ったのだ。「あいつ、まだ覚えてやがったのか。あれから15年も経ったのに」と呆れる恭子。ところが翌日、一馬が家へ訪ねてきた……。
2015年11月09日現代作家が能の物語に着想を得て新作を書き下ろす「現代能楽集」シリーズの第8弾、マキノノゾミ作・演出の『道玄坂綺譚』が11月8日、東京・世田谷パブリックシアターで開幕した。能の『卒都婆小町』と『熊野』を三島由紀夫が近代劇に翻案した「近代能楽集」の『卒塔婆小町』と『熊野』を、マキノがさらに現代劇に翻案した多重構造の大作。と聞くと、能や文学に精通していないと楽しめない難解な作品のように感じられるかもしれないが、さにあらず。マキノは二作をオムニバスとして並べるのではなく、現代の渋谷を舞台のひとつの物語に編み上げることで、重厚さのなかに軽やかな味わいが漂う快作に仕立てて見せた。現代能楽集VIII『道玄坂綺譚』チケット情報第一場の舞台は、渋谷の繁華街にあるネットカフェ。店員ふたり(水田航生、根岸拓哉)の会話は若者言葉の応酬で、そこに古典や近代劇の気配は微塵もないが、実はこの場面にすでに『卒塔婆小町』と『熊野』の登場人物が勢ぞろいしているという周到な幕開けだ。長期滞在客の年齢不詳の女 (一路真輝)と店員のキーチ(平岡祐太)は第二場、洋館に住む美しき令嬢・小町と彼女に想いを寄せる青年将校・深草貴一郎に。家出少女ユヤ(倉科カナ)と謎の紳士・宗盛(眞島秀和)は第三場、ある契約を結んで熊野(ゆや)と宗盛のような庇護関係に。二幕に入ると、宗盛にスマホの利用を禁じられたユヤの未来、そして小町と貴一郎を描いた映画の裏側と、物語は「近代能楽集」から大きく飛躍して展開されていく。『卒塔婆小町』と『熊野』、現在と過去と未来、そして現実と幻想…。何層もの背反要素の間を自在に行き来しながら進むこの綺譚が、どう“快作”として帰着していくのかは、観てのお楽しみ。どこをどう切り取ってもそれだけで十分面白い物語に、想像もしなかった“オチ”がついた時、誰もがマキノの緻密な構成力に舌を巻かずにはいられなくなることだろう。古典に材をとっても幻想を絡めても、やはりマキノはウェルメイドの名手なのだ。そんな緻密な劇世界を成立させているのが、達者な役者陣。本作では、例えば平岡ならネットカフェ店員のキーチ、青年将校の深草貴一郎、映画で深草を演じた俳優の佐伯というように、ひとりが複数の役に扮している。それぞれの役は言葉遣いが大きく異なるため、役者は場面ごとに使い分ける必要があるわけだが、作品の性質上、全くの別人に見えてしまってもまた面白くない。その微妙なラインを各人が丁寧に捉えて演じていたなかでも、とりわけ印象に残るのが一路だ。強烈な臭いを放つ老婆 から気品あふれる令嬢までを多彩な語り口で演じ分けたほか、情感豊かな歌声も披露し、確かな存在感を示した。公演は11月21日(土)まで、東京・世田谷パブリックシアターにて。取材・文:町田麻子
2015年11月09日今月4日に日本デビューした韓国発の人気ボーイズグループ、EXO(エクソ)が11月8日、初となる東京ドーム公演3daysのファイナルを迎えた。EXOの公演チケット情報2012年4月に韓国・中国にて正式デビューしたEXO。デビューから3年7か月で同所で単独公演を行うのは海外男性アーティストとしては最速。夢の舞台での初ワンマンに、メンバーは喜びを隠し切れず、「この日を待っていました!」(スホ)、「東京ドーム最高!」(チャンヨル)と大はしゃぎ。日本デビュー曲『Love Me Right ~Romantic Universe~』やヒット曲『CALL ME BABY』ほか全27曲、約3時間に渡って多彩なステージを繰り広げ、5万人を熱狂の渦に巻き込んだ。ライトシルバーのペンライトで埋め尽くされた会場に登場したメンバーは、『Overdose』『HISTORY』といったダンスナンバーを立て続けに披露。楽曲ごと、パートごとに様々に“表情”を変える展開で会場を終始熱狂させた。中でも、カイとセフンの水を用いたダンスは、あまりのセクシーさに会場中が息をのむほど。また、デビューシングルのカップリング曲『Drop That』では、チャンヨルがDJブースに乗り込み、コール&レスポンス。ドームを巨大な“クラブEXO”に変えると、会場中がジャンプし一体となって盛り上がった。同公演は、ワールドツアーの一環。日本公演だけの演出として、EXOのロゴをモチーフにした六角形の花道とサブステージもポイントで、ド派手な演出に、会場から大きな驚喜の声が上がった。この日は、アンコールでファンからのサプライズも。客席が一面黄色いペンライトで埋め尽くされ、赤く浮かぶ「EXO WE ARE ONE」の文字。一際大きな「We are one」コールに導かれて登場したメンバーは、ファンが贈る光のスローガンに、「本当に最高です」(チャンヨル)と感動しきり、カイは涙を拭った。ファンのあたたかな光に包まれながら、メンバーは口々に感謝を述べた。カイは、「こんなに大勢の皆さんの前でステージに立つことができるようになって、心から幸せです」。シウミンは、アニメ『クレヨンしんちゃん』のひろし(お父さん)の名台詞を引用し、「『夢は逃げない。逃げるのはいつも自分だ』。僕たちはいつも逃げずに、走り続けます!」と宣言。スホは「これから、日本での活動の計画もたくさんあります。『Love Me Right~』をスタートに、アルバムやステージをたくさん愛してください」と呼びかけると、5万人は歓喜の声をあげた。最後は、「We are one!」「EXO、サランハジャ!(愛そう)」という合言葉でドームをひとつにし、ステージを後にした。日本ツアーは、福岡マリンメッセ公演2daysで2万人、東京ドーム公演3daysで14万5000人を動員。今月13日からの京セラドーム大阪3daysで13万5000人を動員予定で、全8公演で約30万人を動員する予定。
2015年11月09日劇団公演のみならず、プロデュース公演などここ1、2年立て続けに目覚ましい活動を行ってきた劇団鹿殺し。2016年、年明け早々に上演される最新公演は、活動15周年の記念すべき作品となる。劇団鹿殺し『キルミーアゲイン』チケット情報そんなメモリアルな作品にゲスト出演するのは、若手注目俳優・大東駿介。彼と鹿殺しの縁は、たまたま観に行った鹿殺しRJPのライブハウス公演がきっかけ。出演オファーを受け「最初は正直、ビビってるところもありました(笑)」という大東だが……。大東「でもね、丸尾さんが今回の公演に寄せたコメントで『僕は新しい劇団鹿殺しの旅立ちを宣言する』って書いてるんですよ。しらんけど、その熱量に感化されるというか。何でもやるぞ、いや、やってやろうやんけと、戦いを挑むような気分になってるんです。男ってよくわからないタイミングで節目を作ったり、戦いを挑んだりするものなんで(笑)」そう、大東にとっても“節目”なのだ。来年3月で、30歳を迎える大東。大東「もうすぐ30歳やし。大人にならな、とか思うんですけど、自分の中にどこか鬱憤や違和感があって、そのサイズだけが膨れていく感覚というか…仕事をしていても『芝居ってなんやろ』と考える瞬間がある。誰に向けて発信してるんだろう、とか。だから鹿殺しみたいな、純粋に内から出るものを評価してくれる空間って、すごく大事だなと思うんです」そんな大東の言葉を聞いて、どこか安心したような表情を見せるのは演出家・菜月チョビ。菜月「今回は15周年の節目ということもあって『舞台裏の話』にしようかと。上演する人の生身の姿と一緒に、俳優たちだけじゃない“作っている人たち”全員の裏側が透けて見える。そんな作品になると思います。大東君に演じてもらうのは作家。多分、丸尾が一番自分を投影するであろう役です(笑)」大東にとって、このクラスの「劇団公演」への参加は初体験。菜月「うちは稽古場に作家がいるし、みんなで演出を考えていく場面も多いから、意見が割れてどうしても譲れない時は2種類稽古したり。だから役者(さん)カットの負担は大きいし、ゲストというより『一緒に作品を作る人』という感じになる」大東「でも、鹿殺しだからできること、鹿殺ししかできないことはあって。俺もここでしかできないことはきっとあるし、それは“お客さん”じゃできないだろうな、というのは思ってます」芝居作りも、生き方も、“スマート”になりきれない…そんな話で意気投合する2人。その熱量の共鳴はきっと、舞台上にも立ち上ってくるはずだ公演は2016年1月9日(土)から20日(水)まで東京・本多劇場、1月28日(木)から31日(日)まで大阪・ABCホールにて。チケットの一般発売は11月8日(日)午前10時より。取材・文:川口有紀
2015年11月06日バレエやオペラでも有名なアベ・プレヴォ作「マノン・レスコー」を、20世紀初頭のフランス領インドシナに置き換えた宝塚大劇場公演『舞音-MANON-』。月組トップスター・龍真咲(りゅう・まさき)は、美しい踊り子・通称 舞音(マノン)に翻弄される青年シャルルを演じる。「こんなに泣くのは初めて、というぐらいマノンへの愛を貫き通します!」と言い切る龍。余韻溢れる悲恋ものが誕生しそうだ。宝塚歌劇月組 チケット情報「今回の見どころのひとつがアジアンテイストです。ニューヨーク在住の韓国人作曲家ジョイ・ソンさんの音楽は、どこか懐かしい音色で魅力的。セットには本物の竹を使います」。最近物語の舞台、ベトナムのハロン湾まで足を運び、稽古着用のアオザイも作ってきた。「植民地時代の建造物などに歴史を感じました。ベトナム人の方が書かれた詩集がまた素敵で、ロマンティックな中に真実味があり心打たれました」男役の美弥るりかが“もう一人のシャルル”として登場し、リアルな感情を表現していく劇構造も面白い。「もう一人のシャルルは、エリート将校であるがゆえに閉ざしてきたものを解放している人。その彼に、私が演じるシャルルもマノンと共に惹かれていくんです」。本当の自分とは? と静かに苦悶する龍のシャルルは、男役の力量が試される役。元ハンブルクバレエ団ソリストの大石裕香が振り付けるダンスも、「役者が演じる余白を残してくださりシンプル。ラブロマンスを純粋に描く今作の意図にぴったり」というから、龍の豊かなキャリアが活かされそうだ。同時上演のショー『GOLDEN JAZZ』は、「こんなにジャズづくしなのは私も初めて。ジャズのルーツを辿るという意味で壮大なゴスペルのシーンもあります」と話す。観客参加型のショーという試みもあり、公式ホームページで振付の一部を公表中。「私たちが皆様のテンションを上げるので、ぜひ一緒に踊って楽しんでください!」今年、日本初上演となった話題の『1789-バスティーユの恋人たち-』で、革命家ロナンを演じ切った龍。その東京公演中「広いと感じていた大劇場の空間を、それほど広く思わなくなった瞬間がありました。役に集中することで埋めることができたというか…」と打ち明ける。トップ4年目の今、確かな充実期にあり「恐れずに立ち向かう」と邁進する龍。そんな彼女が愛犬の話をするときはとびきりの笑顔を見せる。「何も考えない時間も大切です(笑)」と。そしてまた大劇場の中央に立つ。「今回はチームに分かれていた月組が再び集結し、一人ひとりが実力を持ち合わせて届ける舞台。そういう意味でも月組の新たな“変化”を見せたいです」公演は宝塚大劇場にて11月13日(金)から12月14日(月)まで上演。チケットは発売中。東京宝塚劇場公演は2016年1月3日(日)から2月14日(日)まで。11月29日(日)より一般発売が開始される。取材・文/小野寺亜紀
2015年11月06日第67回さっぽろ雪祭り 8th K-POP FESTIVAL 2016が2016年2月6日(土)・7日(日)に北海道・Zepp Sapporoで開催されることが決定した。【チケット情報はこちら】今回で8回目の開催となる同公演。毎年、さっぽろ雪まつりの協賛行事として、開催期間中に行われている。初日の2月6日(土)は「最強K-POPの祭典 Winter Special」と題し、ヒップホップグループ「防弾少年団」、6人組男性グループ「MR.MR」、7人組男性グループ「MADTOWN」が出演。2日目の2月7日(日)は「バラードの祭典」と題し、男性デュオ「HOMME」、4人組ボーイズグループ「TRITOPS」、6人組男性グループ「MR.MR」が出演。「MR.MR」は初日とは違ったシックな装いでバラードを披露する。チケットはプレイガイド独占で2016年1月16日(土)午前10時より発売開始。■第67回さっぽろ雪まつり 8th K-POP FESTIVAL2016最強K-POPの祭典 Winter Special2016年2月6日(土)Zepp Sapporo(北海道)(1)開場12:00 / 開演13:00 (2)開場17:00 / 開演18:00出演:防弾少年団 / MR.MR / MADTOWN料金:1階スタンディング・2階指定席7,800円※ワンドリンクオーダーバラードの祭典2016年2月7日(日)Zepp Sapporo(北海道)(1)開場12:00 / 開演13:00 (2)開場17:00 / 開演18:00出演:HOMME / TRITOPS / MR.MR / バラダン(日本 室内オーケストラ)料金:全席指定7,800円(1階/2階を含む)※ワンドリンクオーダー
2015年11月06日12月19日(土)福岡・レソラホールでYoYo the“Pianoman”がライブイベント「博多の冬ジャズ」を開催する。【チケット情報はこちら】日本の男性2人組ユニット、SOFFetのYoYoによるピアノ・ジャズライブ・プロジェクトYoYo the“Pianoman”。昨年、神奈川と兵庫で行われたクリスマスライブを、今年は福岡で開催。昨年の公演では、オープニングで映像を使うなど、趣向を凝らしたライブを行った。今年の公演でも、幅広い層へ新しいジャズの楽しみ方を提示する。また、ゲストの出演も予定されており、出演者は今後発表される。チケットは発売中。■博多の冬ジャズ日時:12月19日(土)開場15:30 / 開演16:00会場:レソラNTT夢天神ホール(福岡県)出演:YoYo the“Pianoman”/ 他料金:自由席4,500円(ドリンク代別途要)※未就学児童入場不可(小学生は要保護者同伴・有料)
2015年11月06日永井愛が作・演出を手掛ける二兎社。2016年1月に世田谷パブリックシアターにて行われる第40回公演『書く女』は、わずか24年の生涯で『たけくらべ』『にごりえ』などの名作を残し、日本人女性初の職業作家としても名を成した樋口一葉の姿を描いた作品。10年ぶり待望の再演で、今回主演の一葉役を務めるのは、永井作品に初出演の黒木華だ。二兎社『書く女』チケット情報演技派若手女優としての高い評価は、もはや言わずもがなだろう。しかし、最初に出演の話を持ちかけられた時にまず思ったのは「……大丈夫かな、と思いました(笑)」と意外な(?)答え。「初演の映像で寺島しのぶさんが演じられているのを観て、『これを私がやれるんだろうか』と。しかも主役だから、物語自体を自分が流していかなくてはいけない。それを自分ができるだろうか、というのをまず考えましたね」しかし、心強い存在もある。今回は新演出版となり、初演よりキャストを全て一新。平岳大、木野花ら実力派俳優たちが顔を揃えた。「今回初めてご一緒する方が多いんですけど、皆さんすごく魅力的なので、そこにのっかっていこうかなと(笑)」今の黒木とほぼ同世代で短い一生を駆け抜けた一葉。創作と恋、背負うものの狭間で苦悩するその姿はむしろ、現代に生きる女性たちのほうがより深い共感を得るのかもしれない。「今で言うキャリアウーマンみたいなところはありますし、カッコいいですよね。『女性は家のことをやる』という時代に大黒柱となって家を支える、しかも小説で、という。すごく意思のある人だと思うし、魅力的だと思います」そう、今回何よりも彼女の背中を押したのは、“永井先生の面白さ”。「本当に、どれも面白いですよね。永井先生の作品は、出てくる登場人物がとにかくみんなチャーミングなんですよ。だから舞台が遠い時代でも、観ている今の時代の人と繋いでくれるというか……あんなにワクワクさせてくれるお芝居をどうやって作るのか、それを身近で見られるのが楽しみなんです」インタビューの言葉から伝わってくるのは、自分の人生を変えた“演劇”への愛。例えば心を揺れ動かされるようないい舞台作品と出会えたなら、思うのは「羨ましい」ということ。「こんな素晴らしい舞台に私は呼ばれてない、もっともっと頑張らなければ、と思うんです。私もその空気を吸っていたかったな、と。だから今回、自分が『面白い』と思った作品に出られるのが幸せなんです」久々の舞台作品出演ということもあり、とにかく稽古・本番が待ち遠しいといった様子。黒木華が演じる一葉を、楽しみにしていようではないか。公演は1月21日(木)から31日(日)まで東京・世田谷パブリックシアターにて。その後、全国を巡演。東京公演のチケット一般発売は11月29日(日)午前10時より。取材・文:川口有紀
2015年11月06日平成を生きる“還暦を迎えたおっさん”たちにスポットを当てた、有川浩の小説『三匹のおっさん』。累計150 万部超えの大ヒットを記録し、二度にわたりテレビドラマ化。こちらも高視聴率をマークした人気作が満を持しての舞台化となる。新進気鋭の演出家・田村孝裕が新鮮な目線で演出し、音楽は劇団☆新感線の音楽も手掛ける岡崎司が担当。カーテンコールには歌も登場させ、世代を超えて楽しめるエンターテインメントに仕上げた。東京、大阪、名古屋で好評を得た本作が、いよいよ博多座、そして広島、香川に『三匹のおっさん』旋風を巻き起こす!舞台『三匹のおっさん』チケット情報キャストも豪華。“おっさん”というより、“サムライ”と呼びたい松平健、西郷輝彦、中村梅雀の3人が、情けない“おっさん”を演じていると想像するだけで楽しい。実際に松平健も「『かっこ悪く着て』と演出家に言われるのに、スーツをついついかっこ良く着こなしてしまったり(笑)、立回りの負け方がなかなかつかめなかった」と笑わせつつも苦労話を。西郷輝彦は衣装がほぼ“ジャージ”らしく「そのまま家に帰っても違和感ない衣裳」と笑わせ、男手一つで娘を育てているノリを演じる中村梅雀は「実際に今年娘が生まれて、その娘の事を考えながら演じたら本当に違和感なく溺愛できて、演出家に褒められた」と笑顔。普段はなかなか見ることのできない、3人の一面も面白さのスパイスだ。松平健演じるキヨの妻、芳江役で出演する竹下景子は「やきもちを焼きたくなるくらい、舞台上だけでなく楽屋でも仲良しの3人」と会見の時もニコニコしながら見守り、チームワークの良さが伝わってきた。還暦を迎えた、かつての悪ガキ3人組が私設自警団『三匹のおっさん』を結成し、近所に潜む悪を斬る!果たして、その結末は?笑って泣いて、そして心から共感できる楽しい舞台に注目したい。今後の公演は11月5日(木)から26日(木)まで福岡・博多座、11月28日(土)・29日(日)は広島・はつかいち文化ホールさくらぴあ 大ホール、12月1日(火)は香川・アルファあなぶきホール 大ホール。チケットは発売中。
2015年11月06日劇団スカッシュは、大塚竜也・大塚祐也・中田大地・前川健二の4人構成。劇団として活動する一方で、プロモーションのために始めたYouTubeでドラマやネタ動画を配信すると、練り込まれたストーリーや映像のクオリティーの高さで、目の肥えたユーザーたちから支持されるようになった。はじめしゃちょーやMAHOTOといったYouTuberたちとドラマで共演するといった話題性も豊富で、オフィシャルYouTubeチャンネルの登録数は24万人以上、総再生回数は1億1000万回を超えている。そんな劇団スカッシュの新作『秒速ドリーマー』はYouTuberがテーマで、自分たちの日常を投影したかのような内容だ。彼らの得意とするYouTubeで映像版配信を行ってから、続編を舞台で演じるという手法で展開していく『秒速ドリーマー』は現在、映像版の前編が配信中だ。もうご覧いただいただろうか?侍レシーブはYouTuberとして活動する映像集団で、YouTubeでドラマを配信し続けている。勝手にライバル視しているYouTuberカテキチと同じ日に新作『叫び続ける雨』を配信。結果、カテキチに惨敗した侍レシーブの脚本家であり監督の哲郎は、企業から依頼された動画作品の締めきりが迫っているにもかかわらず、仲間に何も言わずに姿を消してしまう。劇団スカッシュのこれまでの作品とは何かが違うような印象。シュールな笑いや、個性の強すぎるキャラクターの派手なアクションもない。「世界って、素敵だよね」という言葉で閉じられる約13分の前編に流れる静けさは、後編や舞台版という嵐の前の静けさに過ぎないのかもしれない。しかし、彼らの作品を愛するファンだけでなく、初めましての人にとっても、この静けさから何かしらの期待を感じることができるはずだ。YouTubeで公開される映像版『秒速ドリーマー』の後編は11月6日(金)公開。そして11月26日(木)から12月6日(日)、笹塚ファクトリー(東京・渋谷区)で舞台公演が行われる。映像版の余韻にひたりながら、ここからどう舞台へとストーリーがつながっていくのかと想像してみる。しかし、その想像をさらっと簡単に超えてしまうスカッシュワールドが展開されるに違いない。舞台公演のチケットは好評発売中。文:吉川ゆこ
2015年11月06日11月25日(水)に東京・新国立劇場で開幕する、舞台『Battlefield 「マハーバーラタ」より―戦い終わった戦場で―』。今秋パリで初演を迎えた、ピーター・ブルックの最新作だ。その来日公演を記念し、現代演劇界の巨匠であるピーターの舞台音楽を約40年にわたり担当する土取利行を迎えたトークイベント「音楽家 土取利行が語る、ピータ・ブルックと『マハーバーラタ』30年の軌跡」が10月31日、東京・パルコ劇場で開催された。舞台『Battlefield』チケット情報1975年の出会いから約40年の歴史の中で起きたさまざまな出来事を昨日のことのように振り返った土取。演劇ジャーナリスト・伊達なつめの進行のもと、今作の元となった伝説の舞台『マハーバーラタ』の制作秘話や今作『Battlefield』のエピソードなどを披露した。「ピーターは妥協を絶対許さない。でも怒らないやさしい人です。役者との会話を絶対に欠かさず、厳しさを押し付けたりしない。だから僕はいまだに彼と仕事をするのが楽しいし学ぶことが多い」今作『Battlefield』については、パリで既に観劇済みの伊達が「突き抜けたシンプルさで有無を言わせない。あっけらかんとした見事な終わり方で素晴らしかった」と感想を語り、土取も「ピーターが90歳になってできる、人生の究極(の作品)だと思う」と話した。土取は今作にも参加しているが、実は同時期に中国で上演するピーターの舞台『驚愕の谷』にもすでに参加していた。にもかかわらず、ピーターは今作にも土取の音楽を熱望し、『Battlefield』の音楽はレコーディングで対応することになったという。しかし、「やってみて、録音では無理だねって(話しました)。『マハーバーラタ』は僕にとってもものすごい芝居でしたし、これは自分のカルマだと思って引き受けました」と笑う。そのために『驚愕の谷』は土取なしでもできるように演出を変更したという。それほどまでに『Battlefield』には土取の音楽が必要なのだ。最後に土取はエスラジというベンガル地方の弦楽器の演奏を披露。その後、「『Battlefield』の始まりは『War is over』です。戦争は終わった。そうすると何が始まるか。勝利者が『勝利は敗北だ』だと自覚するんです。それで賢者の言葉を聴いていくのですが、その真珠のような言葉を語るいろいろな動物を、ルワンダの女優さんが演じています。(ルワンダ出身なので)彼女は戦争の悲劇を全部知っている。ところが彼女はそういうことを一切口にしません。ピーターもポリティカルな芝居じゃないと言っている。でも、主権者に観てもらわなければいけない芝居です。背後に深い教えがある作品です」と強く語り、会を終えた。公演は11月25日(水)から11月29日(日)まで東京・新国立劇場 中劇場にて。
2015年11月06日本日11月6日、大阪・シアターBRAVA!にて超新星のグァンスとゴニルがWキャストで主演を務めるミュージカル『RUN TO YOU~Street Life~』が幕を開ける。ナイトクラブでDJ、ウェイター、客引き、として働いているジェミン、スチャン、ジョンフンという3人の若者たちの、夢と希望、そして挫折を描いた青春の物語。7月には東京公演を終えたばかりで、この大阪公演は4度目。初日前日にはブロガーを集めての公開記者会見を実施。多くのファンの前でグァンスとゴニルが心境を語った。ミュージカル『RUN TO YOU~Street Life~』のチケット情報初演は2012年。会場は大阪松竹座だったことから、大阪への思い入れも深い。「大阪に来ると今でも熱い気持ちになります。初演のとき、最後の方では年配の方もみんな楽しんでくださって、今でも感謝しています。この大阪公演では、今までとは違った新しい姿を見せられたらと思います。一生忘れられない作品になると思います」とグァンス。彼らがWキャストで演じるのは、夢を向かって大きな舞台を目指すジェンミという若者の役。「この大阪公演で、ジェンミというキャラを本当に理解して演じられのではないかと思います。ぜひ期待してください」と見どころを語るゴニル。グァンスも「どんなダンスグループにも負けないパフォーマンスに注目してください」と自信を覗かせる。公開記者会見の後に行われたゲネプロでも、グァンスは『ピゴピゴ』を、ゴニルは『美女と野獣』を歌うシーンを披露。『ピゴピゴ』は社会の底辺で生きる若者の憤りを歌っているだけに、怒りに任せたかのように激しく表現するグァンス。一方、パーティーチューンの『美女と野獣』では、弾けるように歌い踊るゴニルの姿が印象的。それぞれ熱のこもった芝居で魅せた。「7月の東京公演が最後だと思っていたので、こうして大阪でアンコール公演ができてすごくうれしいです。その一方でプレッシャーもあったのですが、韓国と大阪での稽古でプレッシャーをぶっ飛ばしました!大阪公演を思いっきり楽しんで、最後の“ジェンミ”を見てほしいです」(グァンス)、「明日から3日間、グァンスとゴニルの『RUN TO YOU』が始まりますが、ステージの上ですべてを見せますので、(今ここで)言葉は要りません。後悔させないよう頑張ります」(ゴニル)と、それぞれ意気込みを語り、大阪公演へ思いを込めた。公演は、11月8(日)まで大阪・シアターBRAVA!にて上演。当日引換券は発売中。
2015年11月06日11月5日、11月12日(木)・『2018FIFAワールドカップロシア アジア2次予選 兼 AFCアジアカップUAE2019予選』・シンガポール代表戦、17日(火)・カンボジア代表戦に臨む、サッカー日本代表メンバー発表が行われた。日本代表23名は以下の通り。【GK】東口順昭(G大阪)、西川周作(浦和)、林彰洋(鳥栖)【DF】長友佑都(インテル)、槙野智章(浦和)、森重真人(FC東京)、吉田麻也(サウサンプトン)、藤春廣輝(G大阪)、丸山祐市(FC東京)、酒井宏樹(ハノーファー)【MF】長谷部誠(フランクフルト)、柏木陽介(浦和)、香川真司(ドルトムント)、清武弘嗣(ハノーファー)、山口蛍(C大阪)、遠藤航(湘南)【FW】岡崎慎司(レスター)、本田圭佑(ミラン)、金崎夢生(鹿島)、原口元気(ヘルタ・ベルリン)、宇佐美貴史(G大阪)、武藤嘉紀(マインツ)、南野拓実(ザルツブルク)ハリルジャパン初召集となったGK・林、DF・丸山、FW・金崎らの選出理由について、ヴァイッド・ハリルホジッチ監督は次のように語った。「林は膝に怪我を抱えていて今まで選んでなかったが、ここ最近は良いパフォーマンスを見せている」「(丸山の選出については)丹羽(大輝/G大阪)も昌子(源/鹿島)も水本(裕貴/広島)も候補に入っていたが、彼らはA代表を経験している。丸山は経験していない。CBには少ない左利きであることも大きい」「(ハリルジャパンは)中央に少しパワーが足りない。金崎はセンタリングを有効に利用できる選手。ここ数ヶ月のパフォーマンスを見ていて、たくさんの場所に動く。フィジカルはないが、仕掛けるときの動き、戦う意識、ヘディングも上手い。『ナビスコカップ』決勝戦でも決定的な仕事をした」「1年目はできるだけたくさんの選手を代表に呼びたい」と語るハリルホジッチ監督は、今のところ35名程度が代表候補に名を連ねていると言う。この35名を、時間の経過とともに振るいにかけていくつもりだ。指揮官は今回選出しなかった選手に向けて「誰のことも忘れていない。もっともっと向上してほしい。レベルとパフォーマンスが良くなければA代表には入れない」とメッセージを送った。また、「何人かの選手には“A代表に入ったと思うなよ”と言いたい」と続け、来春の召集時には違う選手が選ばれる可能性を示唆した。前回23本ものシュートを浴びせながら0-0と引き分けに終わったシンガポール戦について、ハリルホジッチ監督は、「まだ飲み込めていない」としつつ、「我々自身のリベンジ」と位置づけた。また、15日(火)・カンボジア戦は人工芝が戦場となることを想定し、「環境を言い訳にはしない」と必勝を期す。2戦とも確実に勝利し、グループリーグ1位をキープしたい。
2015年11月05日深津絵里、中村七之助が初共演かつダブル主演を勤める近松門左衛門の代表作『心中天網島』をベースにした舞台、『ETERNALCHIKAMATSU -近松門左衛門「心中天網島」より-』が2016年春、大阪、東京で上演されることが決定した。『ETERNAL CHIKAMATSU-近松門左衛門「心中天網島」より-』チケット情報遊女小春、治兵衛、その妻おさんの三角関係を軸に、究極の愛を描いた作品。演出は、『日陰者に照る月』でウエストエンド演劇賞を受賞後、様々な作品でトニー賞を受賞・ノミネートし続けている奇才、デヴィッド・ルヴォーだ。「今回の作品は、中村勘三郎さんと歌舞伎に取り組む約束をし、近松の世界を取り上げる話をしていました。そのプロジェクトの延長線上にあるものです。勘三郎さんのアイディアとエネルギーに支えられ、深津絵里さんと中村七之助さんに託すことで、より明確化するときが訪れたのだと思っています」とルヴォー。ルヴォーのオリジナルアイデアに基づき、作家の谷 賢一が戯曲を書き下ろす。共演には他に、映画・ドラマで特別な存在感を放つ伊藤歩、実力・人気ともに日本でオンリーワンの演劇集団TEAM NACS の音尾琢真、柔剛自在な演技力とその個性が光る中嶋しゅう、さらにNHK 連続テレビ小説『花子とアン』で一躍有名となった中島歩など、錚々たる俳優陣が名を連ねる。今作品を前にして深津は、「七之助さんとご一緒できて大変光栄です。この不思議なご縁を大事にしたいです。また、お稽古から贅沢な時間となりそうで、今からとても楽しみです」とコメント。七之助も、「深津さんはすてきな方ですばらしい大先輩。僕は現代劇で女性の方とのお芝居も初めてなので、新人のつもりで取り組みたいです。そして、有言実行の人だった父(勘三郎)の夢が、このような形で実現し、この上なくうれしいです。きっと父も喜んでくれていると思います」と意気込みを語った。『ETERNALCHIKAMATSU -近松門左衛門「心中天網島」より-』は、2016年2月29日(月)~3月6日(日)まで、大阪・梅田芸術劇場 シアター・ドラマシティにて、3月10日(木)~27日(日)まで、東京・Bunkamura シアターコクーンにて上演。チケットは12月12日(土)より一般発売開始。一般発売に先駆け、11月11日(水)11:00まで最速抽選「いち早プレリザーブ」を受付中。ぴあスペシャルシート(前方10列目まで)の受付も有。
2015年11月05日もう、「シーズン終盤に失速する」なんて言わせない。浦和レッズが『明治安田生命J1リーグ』2ndステージ残り2試合に臨む。第16節に川崎フロンターレ、最終節にヴィッセル神戸をホームで迎え撃つのだ。浦和レッズ×川崎フロンターレ チケット情報1stステージで無敗優勝を遂げ、すでに『明治安田生命2015Jリーグチャンピオンシップ』の権利を手にした浦和だが、あくまで目指すは年間1位としての『明治安田チャンピオンシップ』出場だ。昨季は残り7試合で2位に勝点7差をつけて首位を独走していたが、その後、1勝3分3敗と急失速し、ガンバ大阪に逆転優勝を許した。2013年は首位と勝点2差の2位から残り4試合での逆転を試みたが、1分3敗と勝点1しか積み重ねられず6位に甘んじた。あの悔しさを晴らすには、『明治安田チャンピオンシップ』制覇だけでは足りない。年間1位の称号が必要不可欠なのだ。年間1位は21勝5分6敗・勝点68のサンフレッチェ広島である。浦和は20勝8分4敗・勝点68で2位につける。広島は得失点差+36、浦和は得失点差+26の差で、2位となっているのだ。広島は王手をかけた2ndステージ優勝へ向け勢いがある。ただ、第16節では年間3位からの『明治安田チャンピオンシップ』出場を死守したいG大阪とアウェイで対峙する。10月31日、『2015Jリーグヤマザキナビスコカップ』決勝で鹿島アントラーズに完敗を喫し、2冠制覇に目標を切り替えたG大阪もモチベーション十分。他力本願ではあるが、浦和はとにかく3連勝で2ndステージを終えるほかない。第16節で対戦する川崎Fは2連敗し、『明治安田チャンピオンシップ』の道を断たれた。その上、前人未到の3年連続得点王へ向けてランキング首位を走る大久保嘉人も出場停止で欠く。このままズルズル行くのか、持ち堪えるのか。川崎Fも真価が問われる一戦と言える。直接対決で浦和の8勝6分7敗とほぼ互角の戦いを演じている両軍の対決は、中盤の主導権争いが勝敗の鍵を握る。浦和の阿部勇樹&柏木陽介が自由にピッチを動き回り、短いパスを交換しながらリズムを作るのか、川崎Fの中村憲剛&大島僚太がタテヘサイドへパスを送り、チャンスメイクをするのか。もし、中盤を押さえ込まれたならば、浦和の中盤でのパス交換はただのボール回しとなり、相手にとって怖さがなく、川崎Fはカウンター頼みとなり、破壊力は半減する。勝点3を掴み取るためには、自分たちのペースに持ち込むことが本道である。パスサッカーを標榜する浦和と川崎Fが自分たちのサッカーを実践するためには、中盤の主導権は欠かせない。だからこそ、阿部&柏木×中村&大島のマッチアップが重要となる。浦和レッズ×川崎フロンターレは11月7日(土)・埼玉スタジアム2002でキックオフ。チケット発売中。
2015年11月05日これまでポップカルチャーを中心に執筆してきた“ロック漫筆家”安田謙一の、初の全編書き下ろしによるエッセイ『神戸、書いてどうなるのか』が11月26日(木)に発売される。本書は、神戸生まれ神戸在住の氏がこれまでに体感してきた“神戸というまち”の魅力を、さまざまな角度から綴った内容となっている。神戸を知る人はもちろん、そうでない人にとっても、神戸という街が浮かび上がってくるような、“ガイドブックには載らない神戸案内”と言える1冊だ。また、発売に先駆けてVIDEOTAPEMUSICが手がけた予告編プロモーション・ビデオも2バージョン公開されている。そして、12月には本書の刊行記念イベントが続々と決定。東京では「Time Out Cafe & Diner」にて前述のVIDEOTAPEMUSICのほか、町あかり、DJ2741、松永良平らが出演するパーティが開催される。さらに書店等でのトークショウも各地で開催。神戸は「旧グッゲンハイム邸」にて、ゲストにtofubeatsを迎えるほか、京都は元・恵文社一乗寺店店長の堀部篤史による新店「誠光社」で堀部篤史と、そして大阪は「FOLK old bookstore」にて、著者の盟友でありPVのナレーションも担当したキングジョーと、それぞれトークイベントを行う。■安田謙一『神戸、書いてどうなるのか』刊行記念イベント「ビデオナイトラウンジ -世界各国の夜。そして神戸の夜-」12月11日(金)東京・恵比寿Time Out Cafe&Diner[リキッドルーム2F]ライブ:町あかりDJ:VIDEOTAPEMUSIC、DJ2741、キングジョー、松永良平トーク:安田謙一×松永良平「電波の届かない場所 2015 思い出し怒りのデス・ロード」12月12日(土)東京・高円寺円盤トーク:安田謙一×キングジョー「神戸、喋ってどうなるのか 神戸編」12月17日(木)神戸・旧グッゲンハイム邸トーク:安田謙一×tofubeats「神戸、喋ってどうなるのか 京都編」12月23日(水・祝)京都・誠光社トーク:安田謙一×堀部篤史「神戸、喋ってどうなるのか 大阪編」12月26日(土)大阪・FOLK old book storeトーク:安田謙一×キングジョー※番外編「藤脇邦夫×安田謙一 ダブル刊行記念トークショー&サイン会」12月16日(水)大阪・スタンダードブックストア心斎橋トーク:藤脇邦夫×安田謙一■『神戸、書いてどうなるのか』安田謙一2015年11月26日(木)発売1500円+税978-4-8356-2853-0四六版並製本256ページ
2015年11月05日アメリカの3人組バンド、ザ・ワイナリー・ドッグス(The Winery Dogs)が2016年4月15日(金)大阪・Zepp Namba(OSAKA)より3年ぶりの来日公演を開催する。【チケット情報はこちら】来日公演は、今年の9月にリリースしたアルバム『Hot Streak』の発売を記念して、5つの会場で行われる。ザ・ワイナリー・ドッグスは2012年に、元MR.BIGのリッチー・コッツェン。MR.BIGのビリー・シーン。元ドリーム・シアターのマイク・ポートノイの3人のギタリストで結成。大御所による新バンド結成ということで、2013年に東京と大阪で行われた初の来日公演はチケットがソールドアウトするほどの人気を博した。東京公演、大阪公演はチケット発売中。愛知公演は11月7日(土)午前10時より、広島公演は11月21日(土)午前10時よりそれぞれ一般発売開始。■The Winery Dogs Hot Streak Japan Tour 20164月15日(金)Zepp Namba(OSAKA)(大阪府)開場18:00 / 開演19:004月17日(日)BLUE LIVE 広島(広島県)開場16:00 / 開演17:004月18日(月)ボトムライン(愛知県)開場18:00 / 開演19:004月20日(水)TOKYO DOME CITY HALL(東京都)開場18:15 / 開演19:004月21日(木)昭和女子大学人見記念講堂(東京都)開場18:30 / 開演19:00
2015年11月05日現代アメリカ演劇を代表する劇作家デイヴィッド・マメットのふたり芝居『オレアナ』が11月6日(金)、東京・PARCO劇場にて開幕する。日本での3度目の上演にあたり、演出(栗山民也)と翻訳(小田島恒志)を一新。確かな存在感で高い評価を得ている実力派、田中哲司と、豊かな可能性を秘めて初舞台に挑む志田未来の新鮮な顔合わせが注目されている。物語の舞台は研究室という“密室”だ。大学教師のジョンと女子大生のキャロル、ふたりの会話はどこまでも噛み合わず、その不協和音は思わぬ事件へと発展していく。“セクシャル・ハラスメント”が社会問題として注視される契機となった作品だが、新演出を手掛ける栗山は「この作品においてセクハラは一番の問題ではない。なぜセクハラがマメットの気持ちを動かしたのか、それは言葉の持つ曖昧さにある」と語る。舞台『オレアナ』チケット情報「どこの段階からどこの段階がセクハラなのか、という定義は何もない。そんなつもりはなかったのに…という曖昧で無意識なものが作用して、大きな事件に膨れ上がるんです。ようは、冷戦後の90年代からの世界はある物事が起きてもそこにひとつの解答なんてない、という“不確定性の時代”に入っているんですね。世界のパワーバランスに変化が起きた。むしろセクハラよりも重要なのは、ディスコミュニケーションの問題ですね。ふたりの会話はいつまでたっても成立せず、最後まで組みしない。それまでの劇作家は、愛について、幸せについて語るために、ふたりが何かひとつの物事に向けてまっしぐらに進む様子を描いてきた。でもこのふたりは全然違うベクトルに向かっている。だからもし先輩の劇作家がいたなら“どちらかはっきりさせろ”と言うだろうね(笑)。だけどマメットは“この曖昧さ、不確定性こそ、現代である”という描き方をしたわけです」稽古場を覗くと、わずかに傾斜した舞台面に、不安定に机やソファが置かれたジョンの研究室のセットがあり、その中で田中と志田が対峙していた。田中をじっと凝視したままの志田と、まるでその視線から逃れるように落ち着きなく電話に応対している田中。なにげない幕開きの風景だが、そこかしこに一触即発の空気が張りつめているのがわかる。「志田さんは、演劇のことをまだよく知らないところが、逆にいい。全身で相手をグッと見る、不思議な強い集中力を持っていて、すごく純粋に役と向き合っています。田中さんは、居方が妙に芝居っぽくなく、柔らかい。。俳優の仕事は劇作家の残した言葉を今に具象化することで、その身体から歴史の記憶が見えてこないといけない。田中哲司は、それに近い身体を持っている俳優だなと感じます」緊迫の糸は最後まで緩むことはない。「“演劇は関係性の上で起こる、生きた衝撃の瞬間である”、それが作家のテーマだったんじゃないかな」と栗山。俳優にとっても、また観客にとってもまさしくパワープレイ。劇場でしか味わえない生々しい衝撃を受けとめたい。東京公演は11月6日(金)から29日(日)まで。その後、全国を巡演。取材・文上野紀子
2015年11月04日見る者を不思議の世界へ誘うスーパーマジシャン・セロが、約1年ぶりのライブを行う。『セロ WORLD TOUR 2015 THE SECRET』の東京公演を目前に控えた彼に、今回の見どころや、マジックにかける思いを訊いた。チケット情報はこちら街中にあるありふれたものを何気なく手にとり、不思議な現象をサラリと起こす。道行く人は驚嘆と喜びの表情を浮かべる…。テレビで見る彼はストリート・マジックの印象が強いが、それだけじゃない。「ライブでは大掛かりなマジックもやりますし、皆さんが見たことのない、もうひとつのセロの顔が見られますよ」と嬉しそうに語る表情からは、本人もライブを心待ちにしていることが伝わってくる。「しばらくずっと、東南アジアやブラジルでテレビ番組を作り続けていたのですが、去年の12月に、5年以上ぶりにライブをやったら、もっとやりたくなってしまって!テレビでは数分の短いシーンだけですが、ライブでは2時間かけて、僕と魔法の旅を体験してもらいます。音楽と振付があり、ストーリー性がある、パフォーマンス・マジックの世界。そこがテレビとは違うところです」。鮮やかな手口と巧みな話術で、観客をあっという間に夢の世界に連れていってくれるセロ。この日もインタビューに答えながら、不思議なカードマジックを見せてくれた。取材陣、大喜びである。そんな気さくで楽しい彼だが、最近の日本におけるマジックの扱われ方に憂いを抱いているそうだ。「特にこの2・3年、テレビでは視聴率をとるために、マジシャンを出すことより、種明かしをする時代になってしまいました。すごく残念です。種を知ったからどうなんだ? と思うんです。マジックはネタを買えば出来るんだ、という考えは違う。ギターがあるからギタリストになれるわけじゃない。僕のショーは道具のことではない。お客さんが観に来て、体験を持って帰る。その体験が、何よりも僕にとって大事なこと。種やネタが大事なのではないということを、ショーを観に来ていただければわかっていただけると思います」。言葉の端々から伝わるのは“マジック愛”だ。そんな彼が贈るライブ・ステージは「100パーセント、僕の世界から生まれたショー」とのこと。「コンセプトから内容、演出、音楽の編集、映像作り、全て僕がプロデュースしています」。『THE SECRET』とタイトルを冠した新作、内容を聞くと「シークレットです(笑)。皆さんが劇場に来てからのお楽しみ」とのことだが、いくつかヒントをくれた。「もちろん、テレビで見たことのあるマジックもやりますし、皆さんが見たことのない新マジックもあります。そして今回は、“皆さんが、自分の手でマジックを体験できるもの”も考えました!」とのこと。観客自身がマジックを体験できる? 一体どういうことだろう。気になる方は、ぜひ会場へ!公演は11月11日(水)から15日(日)まで、東京国際フォーラム ホールCにて。チケットぴあでは11月5日(木)から8日(日)の期間限定でチケット購入者向けのサイン入りポスタープレゼント企画あり。取材・文:平野祥恵(ぴあ)
2015年11月04日竹中直人と生瀬勝久による演劇ユニット、竹生企画の舞台『ブロッケンの妖怪』が10月30日、開幕した。初日前日、舞台稽古が公開されるとともに、竹中、生瀬と、今回が初舞台となる佐々木希が開幕直前の心境を語った。舞台『ブロッケンの妖怪』チケット情報4年振り、第2弾となる竹中、生瀬の顔合わせのために書き下ろされたのは、人気劇作家、倉持裕作・演出によるホラーコメディ。物語の舞台は、竹中演じる絵本作家の打越とその担当編集者、生瀬演じる黒柳が取材に訪れた、小さな孤島にぽつんと建つ洋館だ。ふたりの目的は、霧の濃い日、その霧に洋館の影が映り、海の上にもうひとつの洋館が現れるという「ブロッケン現象」の取材。冒頭、洋館に到着した打越と黒柳の台詞の応酬が、観る者を一気に倉持ワールドへといざなう。そこへ、洋館に住む娘・小真代とその母、虹子らが登場。今回が初舞台、フレッシュな魅力に輝く佐々木希と、気品溢れる優美さをまとう高橋惠子が、母娘の間に漂う不穏な空気を醸すなか、物語はどんどんホラーへと突き進む──。舞台稽古後、初日直前の独特の緊張感とともに取材陣の前に登場した竹中、生瀬と佐々木。初舞台ながら「すごく度胸がある」(生瀬)、「舞台に登場した瞬間から、華がある。すごく真面目で、倉持さんの何度も繰り返す稽古にも全然へこたれない」(竹中)とふたりに言わしめた佐々木は、「おふたりの掛け合いが本当に面白い。毎回違ってくるので、一度だけでなく、二度、三度と観ていただきたい」と話す。稽古場ではふたりの先輩から貴重なアドバイスをたくさんもらったとも。「生瀬さんは本当に学校の先生みたいで、タイミングや間についても細かく教えてくださいました」。では竹中さんは?とふられると、すかさず「僕が教えたのはメールアドレスくらい」と笑いをとる竹中だが、生瀬からは「僕は竹中さんに憧れてこの世界に入ったので、夢がかなった。同じ板の上で、先輩にどんとぶつかっていきます」と敬意をこめたコメントが。「怖いですよ。どーんと来ますから!ものすごいエネルギーです」と竹中が応えるとおり、ふたりの個性のぶつかり合いは、この舞台の大きな見どころ。「基本的にはコメディですが、それがどうホラーに展開していくか──。倉持さんは本当によくできた作品を書いてくださった」(生瀬)と倉持も本領発揮、緊迫感に満ちたドラマとなっている。12月5日(土)まで全国各都市で上演。11月12日(木)から29日(日)までは東京・シアタークリエで上演。チケットは発売中。取材・文:加藤智子
2015年11月04日1年ぶりの世界戦となるモンスター井上尚弥、3階級制覇を目指す八重樫東。12月29日(火)に東京・有明コロシアムでダブル世界戦が開催される。ボクシングフェス2015 チケット情報1年前、フライ、スーパーフライ級で通算27度防衛を誇った名手ナルバエスを2回KO勝ちと、圧倒的な強さで2階級制覇を果たし、「イノウエ」の名を世界にとどろかせた。米大手プロモート会社が井上に関心を寄せ、所属ジムの大橋秀行会長も「最近、正式に出場要請があった」と明かした。今回の対戦相手は、WBO世界スーパーフライ級1位のワルリト・パレナス(フィリピン)。楽な相手ではないが、井上は「去年の試合はかなりインパクトのある試合ができた。再起戦でもそれぐらいのインパクトを残せる試合をしたい。1%の不安と99%の楽しみ」と自信をのぞかせた。世界中から注目される一戦。歴史的王者へと、また一歩階段を上る。不屈のファイター八重樫東が挑むのは、多くの日本人が目指しては涙をのんだ3階級制覇だ。昨年、誰もが認める最強王者ロマゴンと激闘を演じ9回TKO負けを喫するも、その戦いぶりはボクシングファンならず、多くの視聴者にも感動を与えた。昨年に続き2度目の3階級制覇に挑戦する八重樫は「一度失敗した階級で、わがままを言って再挑戦させてもらった。昨年末にやり残してきたことを、しっかり取り戻しに行きたい」と語る。今年は、IBF世界ライトフライ級王者ハビエル・メンドーサ(メキシコ)に挑む。不屈の大人が再び立ち上がったその勇姿を目に焼き付けたい。また、井上の弟で、東洋太平洋スーパーフライ級王者の拓真は、同級1位レネ・ダッケル(フィリピン)と初防衛戦。その他、東洋太平洋スーパーフライ級王者の松本亮、日本フェザー級王者の細野悟など大橋ボクシングジムが誇るタイトルホルダーが目白押し。ダブル世界戦が行われる「ボクシングフェス2015」は12月29日(火)開催。チケットの一般発売は11月28日(土)午前10時より。チケットぴあではプレイガイド最速先行プリセールを実施中、11月8日(日)午後11時59分まで受付。
2015年11月04日ありふれた日常の些細な出来事から、ぐいぐいとこちらを巻き込むスピード感でストーリーが展開していく。かっこよくない、むしろダサくて不器用な人たちが激怒したり、泣き叫んだり、バカ騒ぎする姿に「この人たち、何かズレてる」とくすっと笑い、でも最後はなぜかじーんとさせられる。劇団スカッシュは、作・演出を手掛ける大塚竜也。竜也の実弟でけん玉検定1級取得(自称)の大塚祐也。ネタ動画ではセクシーコック(?)として体を張る中田大地。そして、真面目そうな容姿から一変するトリッキーさが魅力の前川健二の4人で構成されている。もともとは劇団として旗揚げされ、紆余曲折ありながら現在の体制に落ち着いたのが2009年頃。小劇場を中心に作品を発表してきた。しかし思うように動員数がのびない。そこで劇団のプロモーションにと目をつけたのがYouTubeだった。YouTubeでドラマやネタ動画を配信すると、そのクオリティーの高さで注目され、2011年にYouTube NexT Upメンバーに選出される。オフィシャルYouTubeチャンネルの登録数は24万人以上。合計再生数は1億1000万回を超えるYouTuber(ユーチューバ―)としてコアなファンを得ている。動画の再生数によって広告収入を得ながら活動しているYouTuberたちの中には、億単位の収入を得ている人もいるという。好きな動画を配信して楽しく稼いでいるなんて、うらやましいという感じもするが、現実はどうなのだろうか……。劇団スカッシュの新作『秒速ドリーマー』は、そんなYouTuberがテーマだ。チケット完売で追加公演まで行った前作『ラブミーテンダリー』同様、YouTubeで配信する短編ドラマと舞台という構成でYouTuberの日常を描く。実際にYouTuberとして活動する劇団スカッシュが、再生回数や登録数を伸ばすための苦悩から収入のことまで、どこまで踏み込むのか?YouTubeで公開される映像版『秒速ドリーマー』の前編はすでに公開中(2015年10月30日から)。後編は11月6日(金)公開。そして11月26日(木)から12月6日(日)、笹塚ファクトリー(東京・渋谷区)で舞台公演が行われる。個々でも十分に楽しめるが、映像から舞台へとフィールドを変えながら二転三転していくおもしろさこそが劇団スカッシュの真骨頂。映像+舞台で、劇団スカッシュにどっぷり毒されてほしい。チケットは好評発売中。文:吉川ゆこ
2015年11月04日韓国出身の5人組ボーイズグループ、5urprise(サプライズ)が3日、東京・代々木の山野ホールで日本デビュー記念のライブイベントを行った。5urpriseのアーティストページを見る10月28日にシングル『5urprise Flight』で日本デビューしたばかり。日本でのデビューについて、リーダーのユイルは「とても光栄。同じくらい責任感を感じています。頑張ります!」と襟を正し、コンミョンは「ファンの皆さんを見て、気分がメチャいいです!」とはにかんだ。イベントパートでは、メンバーのランク付けをするゲームが行われた。「イケメンランキング」でメンバーの中で自身は2位とランク付けしたカン・テオに対し、カン・テオを5位にしたコンミョンは「僕とテオは接戦で、ふたりでビリを争っていると思うけど、それでも僕の方がちょっと上かな(笑)」。5位認定されたカン・テオは「個人的に話をしましょう!」と、静かな怒りとジョークを込めたコメントで会場を沸かせた。また、風船が爆発するまでお題に答えるゲームもあり、これまで穏やかだったイケメンたちの新たな一面があらわに。破裂を恐れるあまり、風船を持つのに腰が引けてしまったり、予想外の爆発音に呆然自失となってしまったり、演技では見られないメンバーの素の表情にファンも大喜びだった。この日は、デビュー曲のほか、カップリング曲『Once more』やドラマのサウンドトラック『From my heart』など、ダンス曲からバラード曲まで全10曲を披露。客席後方から登場したり、サブステージで歌う“サプライズ”も交え、ファンとともに大いに盛り上がった。
2015年11月03日11月2日、『ジャパンラグビートップリーグ2015-2016』プレスカンファレンスが行われた。11月13日(金)の開幕戦を前に、各チームの指揮官・主将・日本代表選手が顔を揃えたのだ。ラグビーのチケット情報一気に爆発したラグビー人気を牽引するヤマハ発動機・五郎丸歩が「ラグビーワールドカップ(RWC)で世界に与えたような衝撃を、今度は国内でお見せしますので、会場へ足を運んでください」と言えば、今回の代表の最年長&最多キャップの東芝・大野均も「ここにいるメンバーでRWCに負けない熱気を作りたい」と意気込んだ。昨季、連覇を果たしたパナソニックの堀江翔太主将は「もちろん今年も優勝を目指す。短期決戦なので、いつも以上に集中力を高め、一戦一戦全力で行く」と宣言した。また、サントリー・畠山健介の「パナソニックとの開幕戦は初めてラグビーを見るという人も多いと思うので、がっかりさせない、いい試合をしたい」というコメントを受けた田中史朗は「開幕戦はいい試合ではなく、勝ちたい」と見事な切り返しを見せた。タイトルを狙うライバルたちは、パナソニックのV3阻止へ虎視眈々。『トップリーグ』準優勝、『日本選手権』優勝のヤマハ発動機・三村勇飛丸主将は「昨季届かなかった『トップリーグ』優勝を目指したい。持ち味のセットプレーを生かして攻撃したい」と抱負を語り、『トップリーグ』最多の優勝5回を誇る東芝・森田佳寿主将も「RED Wallというチームスローガンのもと、東芝らしいラグビーをしたい。全員でタックルし、何度も立ち上がり、赤い壁となって優勝に向かって戦いたい」とキッパリ。3年ぶりの優勝を目指すサントリー・真壁伸弥主将も「ターゲットは優勝。毎年レベルが上がっているので、1点差でも何とか勝ち続けたい」と意気込みを語った。今季は『RWC』イヤーのため、16チームによる総当りリーグ戦から8チームの総当りリーグ戦に変更し、順位決定トーナメントで雌雄を決する。グループAはパナソニック、東芝、サントリー、NTTコム、リコー、近鉄、クボタ、ホンダ、グループBはヤマハ発動機、神戸製鋼、トヨタ自動車、キヤノン、NEC、NTTドコモ、コカ・コーラ、豊田自動織機が組み分けられた。開幕戦は11月13日(金)・パナソニック×サントリー・秩父宮ラグビー場(東京)、11月14日(土)・リコー×NTTコム、東芝×クボタ・秩父宮、豊田自動織機×NEC、トヨタ自動車×ヤマハ発動機・パロマ瑞穂ラグビー場(愛知)、NTTドコモ×コカ・コーラ、近鉄×ホンダ・近鉄花園ラグビー場(大阪)、11月15日(日)・神戸製鋼×キヤノン・ユニバー記念競技場(兵庫)。予定枚数終了のカードを除き、チケット発売中。
2015年11月02日2014年にNHK連続テレビ小説「マッサン」でエリー役を演じ、一躍国民的ヒロインとなったシャーロット・ケイト・フォックスが、10月31日(土)、アメリカ・NYで上演中のミュージカル『シカゴ』で、ブロードウェイデビューを果たした。【チケット情報はこちら】シャーロットの役は、浮気相手を殺害した容疑で一躍メディアの寵児となるヒロイン、ロキシー・ハート。その役を躍動感に満ちたパフォーマンスで演じ切り、大いに観衆を魅了した。良妻の役であるエリーとは真逆の、セクシーな黒のミニドレスに新鮮な赤毛のウィッグ姿で、あの輝くようなブロンドヘアーを封印。“艶やかな悪女”ロキシー役でも、どこか憎めない愛らしさで周囲を虜にし、ポジティブに前へ前へと進んでいく彼女ならではの女性像で、一風変わったスタイルで“アメリカン・ドリーム”を描く『シカゴ』らしさを存分に体現していた。歌とダンスに関しても、見事な舞台度胸で揺ぎ無いパフォーマンスを披露。共演者であるブロードウェイのベテラン俳優からも賞賛されるほどの演技のリズム感で、完璧なNY舞台デビューを終えた。シャーロットは初舞台の終了後の取材にて、「エキサイトな気分。まだまだこれからも上手くなりたいし、向上心をもって務めていきたい。今日は、その第一歩です」と謙虚に語った。弁護士ビリーを演じたジェイソン・ダニエリーは「向上心は、彼女の魅力のひとつ。日本公演でもブロードウェイでの経験が役に立つと思います」と日本公演へエールを送り、ロキシーのライバルともいえるヴェルマを演じたアムラ=フェイ・ライトは、「シカゴは来年20周年を迎える世界的なショー。普通の人が共感できる内容と、セットに頼らず、俳優のパフォーマンス、ミュージシャンの奏でる生の音楽の生み出すパワーが魅力」と作品をアピール。すると、シャーロットも「できた!」と日本語で喜びを述べ、「この作品とパフォーマンスを日本の方にも見てほしい。良いパートナーたちと日本公演で経験を積んでいきたい。楽しみにしています」と、日本公演へ意気込んだ。シャーロット・ケイト・フォックスは、ブロードウェイ公演に11月15日(月)まで出演した後、12月4日(金)から来日公演を行う。チケットは現在発売中。■ブロードウェイミュージカル『シカゴ』東京公演:12月4日(金)~23日(水・祝) 東急シアターオーブ 26公演大阪公演:12月26日(土)・27日(日) 梅田芸術劇場メインホール 4公演
2015年11月02日日本の4人組バンド、BUGY CRAXONEが11月11日(水)にニューアルバム『Lesson』をリリース。同作について、バンドのボーカルを務めるすずきゆきこがぴあのインタビューに答えた。【チケット情報はこちら】同作の収録曲について、「昨年の夏、私けっこう頑張って“次の練習までに必ず1曲新しいのを持っていく”と勝手にメンバーに約束して、それを2か月くらい続けたのかな。今回その頃の曲はあまり入っていないんだけど、“あのときみんなで作ったことが今の曲に活きてると思うよ”ってみんなが励ましてくれたから、頑張ってよかった(笑)」と語った。人生、生き方がテーマの曲が多いが、押し付けがましくない自然なメッセージが詰まっていて、聴くとすこぶる元気になれるアルバムだ。「どの仕事においても言えることだと思うけど、乱暴に言ってしまえば中身はさておきとにかく”やる”ことが大事で。長い人生、中身がないものしかできないことがあってもそこで手を止めてしまうより作り続けることが、次に繋がっていくと思う」前作からドラマーが正式加入。今のバンドの状態を聞くと、「今、真剣に取り組んでいるというのをそれぞれが感じている。(1997年に札幌で)結成した当時からお友達バンドじゃないから、このバンドで音楽を演奏するためにいる。いい意味でドライだと思うんですね。自分の実力とか個性とか魅力を出すことが一緒にいる理由な訳だから。そこはすごく健全な気がします」と話した。充実した想いを携え、12月4日(金)大阪・Fandangoよりツアーが始まる。最後にツアーについて、「今、このバンドにおいていい演奏が出来るように、ひとりひとり自分と向き合ってプレイしてる。それが今回のツアーで1本でも多く実現できたらいいなというのが今の目標です」と意気込んだ。取材・文:浅野保志■アルバム『Lesson』11月11日(水)発売2,700円(税込)BNBR-0009Northern Blossom Recordsツアー「BUGY CRAXONE “Lesson2:ワンマンをしよう!”」12月4日(金) Fandango(大阪府)12月18日(金) COLONY(北海道)12月20日(日) 新宿red cloth(東京都)ツアー「BUGY CRAXONE “ Lesson 3:SAY ! SAY ! DO ! DO !? ”」1月29日(金) 名古屋 CLUB ROCK’N’ROLL(愛知県)1月30日(土) CLUB RIVERST(新潟県)2月5日(金) 仙台 enn 3rd(宮城県)2月18日(木) 神戸 太陽と虎(兵庫県)2月20日(土) Queblick(福岡県)2月21日(日) Django(熊本県)※対バンイベント
2015年11月02日劇団ポップンマッシュルームチキン野郎とぴあががっちりタッグを組んで演劇作品を手掛ける期間限定プロジェクト“ポップンマッシュルームぴあ野郎”による舞台『錆びつきジャックは死ぬほど死にたい』のゲネプロが、10月28日、初日舞台の直前に行われた。【チケット情報はこちら】今作は、何千年もの時を生きた機械人間ジャックの物語。古代ローマ文明から現代の東京まで、次々と時代が移り変わり、様々な人間模様が繰り広げられる。そんな中で、ジャックが機械人間として生まれたいきさつや、数千年の間何をして過ごしていたのか、次第に明らかになっていく。そんな壮大なストーリーも蓋を開ければ、2013年・2014年の黄金のコメディフェスティバルでグランプリを受賞した当劇団とあって、至る所にふんだんに笑いが盛り込まれている。ばかばかしくもナンセンスな笑いや突拍子もないキャラクター設定に最初は戸惑いながらも、ジェットコースターのように展開する物語と絡み合い、いつの間にやら彼らの世界に引き込まれていく。彼らの持ち味のひとつである超ド派手なメイクは、ハロウィーン期間ということもあり、これまで以上に盛ってパワーアップ。演者が誰なのかわからないほどの濃いメイクと大がかりな衣装をしたモンスターたちが登場し、物語を盛り上げた。脚本・演出は、映画『日々ロック』やNHKアニメ『ガッ活!』の脚本など多方面でも活躍する劇団主宰者の吹原幸太。今作では多くのゲストキャストを迎え、ミュージカル『テニスの王子様 2nd Season』の久保田秀敏がジャック役となり、数千年の長きにわたり存在し続ける孤独な主人公を演じる。当劇団3度目の出演となる萩野崇は敵役となり、まさにはまり役となる熱演を見せた。本作でコメディ初挑戦となる水石亜飛夢も随所で観客の笑いを誘った。また、舞台とは別にイベントも盛りだくさん。仮装して観劇すると終演後にキャストと一緒に集合写真を撮影できたり、出演者と楽しむ仮装パーティ(10分)や、「ポップンダイナマイト」(30分)という劇団お馴染みのアフターイベントが用意された上演回も。『錆びつきジャックは死ぬほど死にたい』は、11月3日(火・祝)までCBGKシブゲキ!!にて上演。全11公演。チケット発売中。取材・文:門 宏
2015年11月02日2016年1月23日(土)に福岡・福岡サンパレス ホテル&ホールでライブイベント「BIG BEAT CARNIVAL “Rockin Blues Parade”」の開催が決定した。【チケット情報はこちら】同イベントは福岡サンパレスホテル&ホールの35周年を記念して開催。バンド「R&R GYPSIES」や「HEAT WAVE」で活動する池畑潤二がオーガナイザーを務める。ゲストとして、奥田民生、TOSHI-LOW(BRAHMAN/OAU)、イマイアキノブ(The Golden Wet Fingers)が出演。また、池畑は盟友である花田裕之、井上富雄らとともに、バンド「Rockin’ Blues Diaries」としても演奏を披露する。今後もゲストの追加発表が予定されている。気になる方はご確認を。チケットの一般発売は12月6日(日)より。なお、チケットの一般発売に先がけて、オフィシャル先行を実施中。受付は11月8日(日)午後11時59分まで。■福岡サンパレスホテル&ホール35th ANNIVERSARY PRESENTSBIGBEAT CARNIVAL「Rockin’Blues Parade」日時:2016年1月23日(土)開場17:00 / 開演17:30会場:福岡サンパレス ホテル&ホール(福岡県)出演:Rockin’ Blues Diaries(池畑潤二(Dr) / 花田裕之(Vo、Gt) / 井上富雄(Ba) / 細海魚(Key) / Keicot(Cho) / タニー・ホリデイ(Cho) / RBD Horns) / ROCK’N’ROLL GYPSIESゲスト:奥田民生 / TOSHI-LOW(BRAHMAN/OAU) / イマイアキノブ(The Golden Wet Fingers)・・・andmore料金:全席指定6,800円※未就学児入場不可。就学児より有料。
2015年11月02日10月28日に開幕3周年を迎えたミュージカル『ライオンキング』大阪公演。本公演の千秋楽が2016年5月15日(日)と決定した。大阪四季劇場での上演は3年7か月となり、総公演回数は1196回となる予定だ。「劇団四季『ライオンキング』」のチケット情報前回の大阪初演以来12年ぶりの再演となった今回の公演は、2012年10月28日に大阪四季劇場で開幕。その後、2014年11月に関西地区最長ロングラン記録を達成し、2015年4月には日本公演総入場者数が1000万人に到達。7月には日本公演通算回数1万回を迎え、10月11日には関西地区でのロングラン公演回数が1000回に届くなど、様々な記録を達成してきた。国内通算公演回数は10199回(10月28日現在)と、国内ミュージカル上演回数第1位を誇る。10月28日の本編終了後には、開幕3周年の感謝と千秋楽決定の報告を兼ねた特別カーテンコールが実施され、出演者を代表してシンバ役の田中彰孝より「千秋楽は決定いたしましたが、一人でも多くのお客様に作品を楽しんでいただけるよう、一回一回の舞台を精一杯努めてまいります」と舞台挨拶が行われた。また、終演後には今年4月に襲名した文楽人形遣いの二代目吉田玉男が『錦秋文楽公演』で遣う人形とともに来場、出演者との交流を行った。『ライオンキング』は日本の文楽、歌舞伎やインドネシアの影絵技法など、世界各地の表現技法を採り入れた壮観な舞台となっている。二代目吉田玉男は「『ライオンキング』と文楽は似ている箇所もあり、勉強になりました。お互い関西の芸術文化を高め合えたら」と語った。ミュージカル『ライオンキング』は2016年5月15日(日)まで大阪四季劇場で開催中。チケットは2016年2月28日(日)公演分までは発売中。2016年3月2日(水)~5月15日(日)公演分は12月6日(日) 一般発売開始。
2015年11月02日