チケットぴあがお届けする新着記事一覧 (257/342)
the pillowsが10月4日、東京・TOKYO DOME CITY HALLで結成25周年記念ライブを開催した。1989年9月16日結成の彼らにとって今年は数週間遅れての誕生会。客電が落ち、スクリーンには山中さわお(vo、g)、真鍋吉明(g)、佐藤シンイチロウ(ds)の幼少の頃からの写真やバンドの変遷を辿る写真で構成された映像が流された。MCで山中は「今朝、目を覚ましたら25年経ってました」と、5年前の武道館での名MCをなぞり、「と、アニバーサリーの決め台詞を言いたかったけれども、今日は10月4日です」と続けて笑いを誘う。「思い返せば20周年は武道館という大舞台のプレッシャーにうっかり世の中に感謝してしまったけれども(笑)、本来オレはそういう人間ではない!」とさわお節は全開だ。メンバー紹介では、サポートの鈴木淳(b)が「今日のオレは君たちと同じように”いちBUSTERS”として、みんなと一緒に祝おうと思います」とコメント。佐藤はシンバルメーカーZildjianと契約したことを明かし「みんなもなにか25年と2週間やるとご褒美がもらえるかもよ」と語り、真鍋は「私、真鍋吉明、人生半分the pillowsです」と語って感慨深そう。山中は「the pillowsは自分たちが納得のいく景色を観れるようになるまでは遠回りしたようにもみえる。でも遠回りじゃない。オレたちは近道をしなかっただけだ。もしもう一度、人生をやり直せるとしてもオレたちは必ず同じ道を選んでみせる」と語り場内のボルテージは最高潮に。2度のアンコールにもBUSTERSの気持ちは収まらない。山中は「いや~もうクタクタだ。40代、50代のバンドにトリプルアンコールはキツいでしょ」と笑いながら『Advice』で気持ちに応えた。この日の模様は、来年1月21日(水)に映像作品で発売。10月22日(水)には新作『ムーンダスト』が発売され、11月30日(日)よりツアーも敢行される。取材・文:浅野保志(ぴあ)【セットリスト】1. スケアクロウ2. Midnight Down3. I think I can4. HAPPY BIVOUAC5. アナザーモーニング6. バビロン 天使の詩7. I know you8. サリバンになりたい9. RUSH10. 日々のうた11. 確かめに行こう12. About A Rock’n’Roll Band13. ターミナル・ヘヴンズ・ロック14. ぼくは かけら15. Funny Bunny16. GOOD DREAMS17. クオーター莫逆の友18. ストレンジカメレオン19. TRIP DANCER20. Please Mr. Lostman21. この世の果てまで22. ハイブリッド レインボウ23. No substanceEN.1 ハッピー・バースデーEN.2 LITTLE BUSTERSEN.3 Ready Steady Go!EN.4 Advice
2014年10月07日10月3日・都内にて、10月10日(金)に開幕する『NBL 2014-2015シーズン』の開幕記者会見が行われた。田臥勇太(リンク栃木ブレックス)や川村卓也(和歌山トライアンズ)ら、錚々たる顔ぶれが揃った。NBL2014-2015 チケット情報新規参入の広島ドラゴンフライズを加えた全13チームで行われる今シーズンは、イースタンカンファレンスとウェスタンカンファレンスの2カンファレンス制でレギュラーシーズンを戦う。プレーオフ出場枠は、昨季の6チームから8チームへと変更。各カンファレンスから上位3チームと、所属カンファレンスに関係なく勝率上位2チーム(ワイルドカード枠)がプレーオフに進出する。開幕戦をホームで戦う、2013-2014シーズン覇者・東芝ブレイブサンダース神奈川は、リンク栃木を迎え撃つ。昨季のメンバーが基盤となる今季について篠山竜青(東芝神奈川)は「東芝の歴史の中で、ディフェンスは重要視する部分であり、ストロングポイントとしてあげる部分。そういう面で連携、厚みというところはさらに良くなっている」とチーム状況を語り、「今年も一番上を目指してやるのはもちろんだが、しっかり足元を見て一日一日の練習・準備を大事にしたい。結果は後からついてくる」と続けた。高校時代以来のキャプテンに就任したリンク栃木・田臥は、「昨シーズンはプレーオフで負けてしまったので、その悔しさを晴らすためにも、もう一度プレーオフに出てチームで優勝を目指したい」と意気込んだ。また、タイトルを獲得した『JBL2009-2010シーズン』以来5季ぶりに復帰したトーマス・ウィスマンHC(ヘッドコーチ)の戦術について「フルコートを使ってディフェンスもオフェンスも全員で頑張るスタイル。そのスタイルは変わっていないし、さらに厳しくなっている」と印象を語った。個人の目標についての問いには、「まずは毎試合出場。その中で自分が良いパフォーマンスを見せればチームの勝利につなげられる」とあくまでチーム第一の姿勢を見せた。昨季を準優勝で終えた和歌山は、開幕戦で熊本ヴォルターズと対戦。主将・川村は「去年は青野(文彦)さん、永山(誠)さん、木下(博之)さんという3人のベテランがいた中でうまくチームが機能していた。3人が抜けた穴が現段階でチームでの大きな問題だが、メンタル面でも引っ張って行けるように強い気持ちを持って戦っていきたい。コート内外、川村卓也らしくチームを引っ張っていきたい」と気を吐いた。一方、キャプテン・小林慎太郎(熊本)は「規律あるバスケットを重んじる監督で厳しさもあるが、オンとオフがしっかりしている。選手一人ひとりを尊重してくれるので非常にやりやすい。チームとして、清水(良規)HCのバスケットを浸透させるために精一杯頑張っている」とコメントした。10月10日(金)・東芝ブレイブサンダース神奈川×リンク栃木ブレックス・川崎市とどろきアリーナを皮切りに、『NBL 2014-2015シーズン』がいよいよ開幕する。チケット発売中。
2014年10月06日幅広い活躍を見せる若村麻由美と元宝塚トップスターの久世星佳によるふたり芝居で、ロンドンで人気を呼んだデイヴィッド・ヘアの話題作の日本初上演となる「ブレス・オブ・ライフ ~女の肖像~」。初日を直前に控えた10月初旬、稽古場に足を運んだ。新国立劇場演劇『ブレス・オブ・ライフ~女の肖像~』チケット情報新国立劇場が贈る気鋭の演出家による「二人芝居 -対話する力-」シリーズの第1弾で、劇団「モダンスイマーズ」の作・演出の蓬莱竜太が演出を担当。人気女流作家のフランシス(久世)は英国のワイト島に暮らす、夫の長年の不倫相手だったマデリン(若村)の元を訪れる。ふたりは時に反発し、共感を覚えながら、夜を徹して愛したひとりの男との時間を語り合うが…。ロンドン上演ではマデリンをマギー・スミス、フランシスをジュディ・デンチという名女優が演じた。フランシスがマデリンの家に足を踏み入れてから翌日、出ていくまでを描き、全てはマデリン宅のリビングのワンシチュエーションで展開。昼、夜、深夜、そして翌日の朝と時間の変化が微妙な照明で表現される。時折、波音と海鳥の鳴く声が響くほかはBGMもなく、ただ女たちの会話によってドラマが紡がれていく。妻と愛人。立場も人生観も全く異なるふたりだが、ひとつハッキリしているのは、ふたりが愛した男は、もう彼女たちの元には戻ってこないということ。マーティンという名の彼は既に若い女が出来て、シアトルへと去っており、ここで何を話そうとどうしようもない。虚しさと諦観を漂わせながらも静かに、しかし不思議な“熱”を帯びつつ女たちの会話は弾む。見どころはこの会話と共に変化していくふたりの距離感。最初はコートを脱ぎもせずに、立ったままのフランシスと彼女への敵意を隠さないマデリンだが、少しずつ話をするうちに茶を飲み、ビールを飲み、食事を摂り、タバコを吸い、パジャマを借りてソファに足を投げ出すようになる。だが確実に距離を縮め、互いを以前よりも理解し、冗談まで言うものの、ふたりはベタベタと馴れ合うこともない。通し稽古を見て、ふたりがごく近い距離で肩を並べて話したり、並んで腰掛けるシーンが決して多くないことに気付かされる。互いを理解しつつも保たれる微妙な距離と緊張――やはり、ふたりは戦っているのだ。どこに行き着くこともないはずの女の戦いは最後に何をもたらすのか?いまを生きる日本の女性に響く作品になりそうだ。新国立劇場小劇場にて10月8日(水)より上演。取材・文:黒豆直樹
2014年10月06日舞台でも活躍する歌手のマルシアが、現在大阪で開幕中のミュージカル『ファントム』に出演している。一癖も二癖もあるオペラ座のディーバ、カルロッタを演じる彼女に意気込みを聞いた。ミュージカル「ファントム」チケット情報東京公演は先月に終了。「おかげさまで毎日スタンディングオべーションをしていただき、お客さまが涙で鼻をすすって帰って行かれました。『ファントム』は、すごく日本人の感性に合うようですね。大阪でもぜひ、ハンカチを忘れずにいらして下さい」と、かなりの手ごたえをつかんだようだ。ガストン・ルルーの小説を原作に脚本家アーサー・コピットと、作曲家モーリー・イェストンが91年に制作した舞台は、異形の姿に生まれたファントムと歌姫クリスティーヌの悲恋を描く。マルシアは、若くて歌が抜群に上手なクリスティーヌが登場したため、ディーバの地位があやぶまれ、嫉妬のあまりクリスティーヌをいじめ抜く役柄だ。「皆さんはおそらく、カルロッタを悪役というイメージで見ていらっしゃると思う。彼女はちょっと度が過ぎたところもありますが、ものの善悪が分からない人で、自分のしたいことを本能のままにして、今を生きている。これってすごいことで、演じるのはすごく楽しいんです」。ただし、個性が強いため「使うエネルギーが半端ではなく、気をつけないとかなり肉体的にダウンしちゃう。今やカルロッタのパワーにマルシアも支配されてしまいました(笑)」。演出を手掛けるのは、米国出身の若手演出家ダニエル・カトナー。「ブロードウェイの方だなと思うのは、演出の仕方が派手なところ。また、私が稽古していたら「ウワーッハハハーッ!」と素直に大声で笑ってくれるんです。共演者の吉田栄作さんがあの大笑いに騙されるな、本番でお客さんから同じ反応が起きるとは限らないよと。日本の方はそこまで笑わないから。でも大阪は違うと思っています(笑)」。アンドリュー・ロイド=ウェバー版の『オペラ座の怪人』との違いは、「城田優君のファントムは人間的で素敵。女性は母性本能をくすぐられると思う。カルロッタは、よりスパイシーでユニーク。私はそんなつもりはないんですがコメディ担当(笑)」だそうだ。さらに、「楽曲はどれも美しいですし、時代を越えて通じるものがあります」ともいう。「舞台は私の最高のエネルギーが出せる場所。オペラ座のような梅田芸術劇場に今後ももっと出演できるように頑張りたい」と話すマルシアの魅力的なカルロッタを見てほしい。梅田芸術劇場 メインホールにて10月15日(水)まで上演。チケット発売中。取材・文:米満ゆうこ
2014年10月06日大竹しのぶ、宮沢りえ、そして段田安則主演の舞台『火のようにさみしい姉がいて』が10月5日より大阪・シアターBRAVA!で上演中だ。『火のようにさみしい姉がいて』チケット情報終始張り詰める緊張感、その中でふっと訪れるユーモア、美しい言葉の数々、そして鏡を多用して重層的な世界を作り上げた演出の妙が観客をうならせ、さきの東京公演は連日、好評を博した。段田安則は、妻と“姉”を前にして、夢と現の境界線上でゆらめきながら、記憶を翻弄される男を怪演する。「清水さんの戯曲は、現実と虚構、真実と嘘、正気と狂気といった境界線を行ったり来たりするところが面白い。独特の台詞まわしで、しゃべっていて心地よく、楽しいです」と清水脚本の魅力を語る。人生に疲れ果て、「転地療養」と称して20年ぶりに雪国の故郷に戻ってきた俳優(段田)と、その妻(宮沢)。道を尋ねるために入った理髪店の女主人(大竹)は、いつしか男の姉だと言い張るが、男にはその記憶はない。やがて男の“弟”と称する人物や、謎の老女3人が現れて、男の過去に踏み込んでいく…。緊張と緩和、現実と虚構が絶妙なタイミングで押し寄せる名作舞台をぜひ、体感してほしい。そして、本作品を観る者によって結末が異なるサスペンスとたとえる。「誰の視点で見るかによって、その結末も形が変わって見えてくるかもしれません。姉、妻、男とそれぞれの視点で、捉え方が変わるのだと思います。正解を探そうと思えば思うほど、迷宮に迷い込むような感覚になるのでは」。1978年に劇作家・清水邦夫が、自身が主宰する演劇企画集団「木冬社」で初演し、1996年には清水自ら演出を手がけ再演した舞台で、記憶の迷宮をスリリングに描き、大きな話題を呼んだ。だが、以降は一度も上演されることなく、いつしか人々の間では「伝説的な戯曲」に。そんな“幻の舞台”を蜷川幸雄が2014年、初めて演出を手がけた。「鏡がいっぱいある楽屋のシーンで始まり、後半には遊園地にあるようなミラーハウスも出てきます。鏡に映っているものは左右反対の言わば虚の姿。そこにも現実と嘘と、夢とか真実という意味合いがある。普段、目に見えるもの、自分で理解できるものこそ真実と考えがちですが、本当にそこに真実はあるのか、狂気や嘘の中にも真実があるのかもしれない…と思えてくるような舞台です」舞台『火のようにさみしい姉がいて』は10月13日(月・祝)まで、大阪・シアターBRAVA!で上演。チケット発売中。
2014年10月06日Mr.Childrenが11月19日(水)にニューシングル『足音 ~Be Strong』をリリースする事が決定した。同作は2012年4月にリリースした『祈り ~涙の軌道 / End of the day / pieces』以来、約2年7か月ぶりのシングル。表題曲『足音 ~Be Strong』は10月13日(月・祝)より放送されるフジテレビ系月9ドラマ『信長協奏曲』の主題歌として書き下ろされた楽曲。そのほか、今年の5月に公開された映画『青天の霹靂』主題歌『放たれる』、冬をテーマにした新曲『Melody』が収録されている。Mr.Childrenは、現在開催中のファンクラブツアーで本作収録曲以外の新曲を披露しており、今後新たな楽曲の発売にも期待が持てそうだ。■シングル『足音 ~Be Strong』2014年11月19日(水)発売料金:1,204円(税抜)<収録内容>1.足音 ~Be Strong2.放たれる3.Melody★★以下のリンクより「Mr.Children」をお気に入り登録して、チケット情報をGETしよう!!
2014年10月06日東方神起などが所属する韓国の事務所「SMエンターテインメント」のアーティストが一堂に会す音楽フェス「SMTOWN LIVE WORLD TOUR」の東京公演が10月4日と5日、東京・調布の味の素スタジアムで開催され、豪華アーティストの共演に12万人が酔いしれた。東方神起の公演チケット情報同ライブの特徴のひとつは、スペシャルなコラボレーション。ティファニー(少女時代)とキー(SHINee)、ソヒョン(少女時代)とエンバ(f(x))など、前半から様々なコラボが次々と披露された。その中でもとびきり客席に笑顔をもたらしたのがチャンミン(東方神起)、キュヒョン(SUPER JUNIOR)、ミンホ(SHINee)による、ゆずの『いちご』。昨年のライブでは、チャンミンとキュヒョンだけだったが、今年はミンホも参加。「やっと3人の完全体になりましたね」(チャンミン)とノリノリの3人は、いちごのかぶりものでユーモラスなステージを展開し、ファンを喜ばせた。後半ではテミン(SHINee)とカイ(EXO)がクールなダンス曲で6万人の目を釘づけに。さらに、ディオ(EXO)、チャンミン(東方神起)、テミン(SHINee)、ジェヒョン(SMROOKIES)がピースフルなナンバーで客席を癒したり、ウニョク(SUPER JUNIOR)、カイ、セフン、レイ(EXO)、ヒョヨン(少女時代)、ルナ(f(x))がそれぞれの個性を生かしたダンスパフォーマンスを見せたりとバラエティに富んだ内容で会場を熱狂の渦に巻き込んだ。アーティストそれぞれのステージも圧巻の出来だった。少女時代の『PAPARAZZI』や『Gee』、SHINeeの『LUCIFER』、f(x)の『Hot Summer』など、お馴染みのヒット曲が畳み掛けるように繰り出され、6万人はヒートアップ。BoAは、『Only One』でカップルダンスをレイ(5日はセフン、ともにEXO)と踊り、深みを増した歌唱力とスキルの高いダンスで客席を魅了。また、11月と12月に日本での初単独ライブが決定したEXOが、今の勢いをそのまま表すようなパワフルなパフォーマンスを見せれば、やはり10月と12月に日本で単独ライブを行うSUPER JUNIORも負けじとライブでは欠かせないナンバーで6万人を沸かせる。トリを飾ったのは、約3年間のツアーで200万人を動員するという海外アーティスト史上最速の記録を達成し、今や日本の音楽界でも不動の地位を築いた東方神起。前半の登場から『ウィーアー!』『Somebody To Love』という定番のナンバーで盛り上げたふたりは、大ヒット曲『Rising Sun』や『Why? [Keep Your Head Down]』『Something』など圧巻のダンスパフォーマンスで客席を魅了。最後は、『Catch Me -If you wanna-』でパワフルに締めくくり、さすがの存在感を感じさせた。なお、同ライブは全国の劇場にも生中継され、劇場では2日で10万人を動員した。
2014年10月06日ひとりユニット「バンダ・ラ・コンチャン」でさまざまな演劇をプロデュースしてきた近藤芳正が、若手4劇団とコラボするオムニバス公演『コンビアルバム公演御ゑん祭~近藤さん出ずっぱりだって!?~』にチャレンジする。「ナカゴー」「ぬいぐるみハンター」「青☆組」「Mrs.fictions」に、ベテラン役者を揃えたスペシャルユニット「オールド」をプラスした5作すべてに出演にするという無謀な(?)近藤の試みを、若手はどう受け取めて参加するのか。「Mrs.fictions」のメンバーで、今回は役者として登場する今村圭祐と岡野康弘、そして、同劇団の中嶋康太の作・演出作品に出演する女優・相楽樹が近藤を囲んで、この企画への期待を語った。バンダ・ラ・コンチャン チケット情報若い劇団のオリジナリティに刺激され、「このなかに自分も混ざりたい!」と、今回の企画を立ち上げた近藤。「年齢を重ねていくと勝手に自分のやり方ができてしまうけど、そういう枠をぶっ壊していかないと成長がない。既成概念にとらわれていない若い人たちからその面白さを受け取りたかったんです」。しかし、近藤とともに稽古をしている役者陣は、むしろ近藤から刺激を受けていると声を揃える。「僕らと同じ目線でものを作ろうとされてる姿に驚きました」と言うのは今村。19歳の相楽も、「1作品にしか出ない私たちの5倍稽古してらっしゃるのに、集中力がすごい」と驚く。「本番では5作品通すうちにどんどん青白くなっていくかもしれないけどね(笑)。でも、そういう体力の部分とか、経験だけじゃ太刀打ちできないものに挑戦してる感じも、ショーとしてのひとつの面白さになると思う」と、近藤は前向きだ。今公演が上演される青山円形劇場は閉館が決まっているとあって、近藤には特別な思いもある。「もう二度と立てないかもしれない場所の空気を若手に味わってもらう。それもオールドチームと一緒に。それが、僕らの世代から若い世代への何かの受け渡しになればいいなと思うんです」。その思いを聞いて岡野も、「ここに立ったということは、きっと今後の自分と劇団に生きてくると思います」と奮い立つ。また、世代のみならず、合間にミュージシャンを登場させたり、美術を担当するアーティストの作品を展示したりと、この公演であらゆるものをつなごうとしている近藤。「“御ゑん祭”ですから、ご縁があるようにということで(笑)。だから、これをきっかけに4劇団を観に行くようになったり、お客さんにも何かご縁ができればうれしいですね」。10月9日(木)から13日(月・祝)まで東京・青山円形劇場にて。チケット発売中。取材・文:大内弓子
2014年10月03日名作ミュージカル映画の舞台版として誕生した『SINGIN’ IN THE RAIN 雨に唄えば』が日本に上陸する。2012年にウエストエンドに登場し、連日盛況のロングラン公演を成し遂げた大ヒット舞台。その成功の立役者が、映画で主人公ドンに扮した名優ジーン・ケリーの強き残像を、魅惑のステップで我がものに塗り替えたスーパーダンサー、アダム・クーパーだ。昨年6月のパレスシアター閉幕以来、今回の来日公演に限り特別にクーパーの演じるドンが復活する。「もしかしたら日本公演がドンを演じるラストかもしれない。マシュー・ボーンの『スワンレイク』を最後にやったのも日本だったしね」と、日本との縁を微笑みながら振り返る彼に、来日公演への思いを聞いた。ミュージカル『SINGIN’IN THE RAIN~雨に唄えば~』チケット情報「この作品をやるにあたり一番重要だったのは、ジーン・ケリーではなくアダム・クーパーのドンを見つけることでした。演技者として一番言われたくないのは「誰々ほどには良くないね」とか「やるだけ無駄じゃない?」といった言葉(笑)。そうした不安はあったけど、サイレントからトーキーへと移り変わるハリウッドの風景や小粋なラブストーリーを描いたストーリー自体に、ジーン・ケリーを越えた魅力がある。ケリーが表現した1950年代の演技スタイルではなく、今の僕のスタイルで伝える物語を…と考えて取り組みました」リスペクトを込めて映画全体から醸し出される匂いやフィーリングはそのままに、ドラマを膨らませる新たなシーンを挿入し、新ナンバーも2曲追加されている。「振付も、かつての時代のチャーミングな部分はキープしつつ、スピード感のアップした現代の踊りになっている」と自信のほどを語る。その振付で注目すべきは、ドンが名曲『SINGIN’ IN THE RAIN』を歌い踊るおなじみの雨のシーンだ。クーパーが軽やかなステップで蹴り上げた水を、前方の観客は歓声で受けとめることになる。「振付のアンドリュー・ライトはつねに俳優の意見を聞いてコラボレーションしていくスタイルなので、あのシーンに関しては僕が試してみせたステップがそのまま採用されています。客席に向けて雨を蹴るのはアンドリューの発想だけど、どこまでお客さんを濡らせるかは僕の踊り方次第(笑)。ただ重要なのは、ここはひとりの男性の喜びを表現したシーンだということ。単に楽しむのではなく、ドンの喜びを感じ取ってもらえるように演じています」観客とのやりとりを彼自身も「なかなかできないユニークな経験」と受けとめている。観客にとっても貴重な瞬間になることは間違いない。「たくさんの幸せを持ち帰っていただきたい。濡れる経験もね(笑)」公演は11月1日(土)から24日(月・祝)まで東京・東急シアターオーブにて。10月5日(日)昼12時30分から午後1時まで、BS-TBSにて特別番組「ロンドンで大ヒット!ミュージカル「雨に唄えば」舞台裏全部魅せます!」を放映。また、アダムと一緒に写真を撮ってTweetしよう!キャンペーン実施中。詳細はチケット受付ページよりご確認を。取材・文上野紀子
2014年10月03日25周年を迎えたBunkamuraオーチャードホールと国際的に活躍する指揮者の西本智実が、今秋より新たなコンサート・シリーズをスタートさせる。「西本智実 イルミナートフィル オーチャードホール定期演奏会」の公演情報記念すべき第1回目のコンサート・プログラムは、カール・オルフ作曲『カルミナ・ブラーナ』。ソプラノ、テノール、バリトン、混声合唱、少年合唱、大編成オーケストラを要する大規模カンタータだが、本公演では、音楽だけでなく、映像と字幕も駆使した“新総合芸術”として上演する。映像台本は西本智実、ヴィジュアル化は映像デザイナーの大野一興が手がける。プログラムの選曲について、西本智実は「いまの時代に即したもの。作品を通じて今伝えたいこと」を特に重視したという。「『カルミナ・ブラーナ』が作曲された当時(19世紀前半)と似た空気が、現代にもあると思います。歌詞の内容は、まるで教会の落書き帳のような感じ。古いイタリア語やドイツ語が用いられ、世俗的なものから、運命や宿命を感じるものまで、バラエティ豊かに描かれています。初めて聴かれる人だと、字幕だけで歌詞を全て理解するのは難しいかもしれませんが、そういう部分については、映像を用いて表現することにしました。出来れば、西洋の音楽ということを超えた、いまの時代にも即した普遍的な何かを感じてもらえればと思っています」映像を手がけるデザイナーの大野一興は「西本さんは、異なる時代、文化に点在する色々なものに、鋭い感覚でアプローチできる方。彼女が書いた映像台本をそのままトレースするのではなく、どうすれば思い描く祝祭的な舞台を表現できるかが大事だと思っています」と意気込みを述べた。コンサートの前半には、西本智実自らが作曲する新曲「天の岩戸伝説<ヘブライからの風>」が初披露される。「カルミナ・ブラーナの前に、短い序曲を入れたいという要望があったのですが、なかなか合う作品が見当たらない。そうした時、カルミナの冒頭の歌詞「おお運命の女神よ」から、ふと『天の岩戸』を連想したのがきっかけになりました。私は以前よりヘブライ研究をしていたこともあり、どんどんイメージが膨らんで、最終的には自分で作ることになりました」現在作曲中の新曲は10分程度になる予定。最後の音は『カルミナ・ブラーナ』の最初の音と同音にすることで、プログラムに一体感をもたせたいという。西本智実 イルミナートフィル オーチャードホール定期演奏会は、11月14日(金)にBunkamuraオーチャードホールで開催される。チケットは発売中。
2014年10月03日10月2日、ソフトバンクが3年ぶり16度目の優勝を果たした。9月中旬から大失速しながらも、144試合目・本拠地でライバル・オリックスをサヨナラ勝ちで下しての劇的な結末に興奮さめやらぬファンも多いだろう。プロ野球CS チケット情報同日、巨人に激震が走った。ヤクルト戦に登板した菅野智之は2回を投げたところで、右ひじじん帯を損傷し、緊急降板した。3年連続36度目の優勝から1週間、エースの離脱は『クライマックスシリーズ』『日本シリーズ』に向けて不安を残した。ペナントを奪取しても、ポストシーズンが待っている。優勝インタビューで巨人・原辰徳監督とソフトバンク・秋山幸二監督はともに、「あとひと山、ふた山残っている」と次なる戦いに照準を合わせた。セの2位争いは、パの優勝争いと同様に、最後の最後までもつれた。広島が10月5日(日)・MAZDA Zoom-Zoomスタジアム広島での巨人戦に勝つか引き分ければ『CS』ファーストステージを本拠地で開催でき、敗れれば甲子園球場で行われる。パは2位・オリックス、3位・日本ハムで順位が確定している。10月11日(土)からの、2勝先取のファーストステージで、オリックスはソフトバンクへのリベンジを誓い、2位に7ゲーム差離されている日本ハムは下克上を狙う。巨人とソフトバンクは、それぞれの本拠地で10月15日(水)にスタートするファイナルステージへ向けて調整を進める。果たして、ペナントを制した巨人とソフトバンクがすんなり『日本シリーズ』へ辿り着くのか。それとも、悔しさを味わった広島、阪神、オリックス、日本ハムが大逆転で『CS』を勝ち抜くのか。10月15日(水)~・『CS』ファイナルステージ・巨人×ファーストステージ勝者・東京ドーム、10月15日(水)~・『CS』ファイナルステージ・ソフトバンク×ファーストステージ勝者・ヤフオクドームのチケットは10月5日(日)一般発売。広島が2位になった場合の『CS』ファーストステージのチケット発売日は未定、阪神が2位になった場合は10月8日(水)発売。10月11日(土)~・『CS』ファーストステージ・オリックス×日本ハム・京セラドーム大阪はチケット発売中。
2014年10月03日若い俳優たちが自身の持てる力を存分に花開かせた。手塚治虫作品をミュージカル化した『虹のプレリュード』のことである。10月2日、東京・天王洲 銀河劇場で開幕したその舞台は日本のミュージカルの可能性も感じさせるものとなった。ミュージカル『虹のプレリュード』チケット情報物語の舞台は19世紀のロシア圧政下にあるポーランドの首都ワルシャワ。急死した兄になり代わってワルシャワ中央音楽学院に編入し、ピアニストを目指すルイズ(生田絵梨花/乃木坂46)は、革命運動に身を投じるヨーゼフ(中河内雅貴)、音楽院の優等生フレデリック・フランソワ・ショパン(中村誠治郎)というふたりの青年と出会い、惹かれる。しかし、ロシア兵の侵略が進むなか、若者たちは時代に翻弄されていくことに……。幕が上がってまず印象に残るのは、やはり音楽だ。ヒロインのルイズを演じる生田は、冒頭からピアノの生演奏を披露。その堂々たる姿と腕前は、客席を物語の世界に引き込んでいくのに充分である。兄として男装をした凛々しさも、ルイズに戻って心情を吐露する愛らしい歌声も、どちらも実に魅力的だ。また、ヨーゼフ役の中河内、フレデリック役の中村、そして、ロシア軍大尉イワノフを演じる石井一彰、音楽院に通うソプラノ歌手コンスタンツィアに扮するフランク莉奈らの歌声も、説得力を持って響いてくる。ルイズはやがて、祖国のために戦うヨーゼフと、音楽の魂を守り抜こうとするフレデリックの間で揺れ始める。周囲にいる者も同様だ。自分にとって最も大切なものは何なのか。自分は何のために生きるのか。どの道を選べばいいのか……。現代にも通じるテーマを、それぞれがたたみかけるように歌い上げるシーンは、ミュージカルというものの力強さを感じずにはいられない。手塚治虫はクラシック音楽を愛好していたそうだが、芸術の力を信じた原作者の思いが、この舞台の上で見事に結実している。圧巻は、最後に生田が奏でるショパンの名曲『革命』である。フレデリックことショパンが、友と祖国を思って一気に書き上げたとされている曲だ。そこに込められたものを思うとき、自分の胸に去来するのはどんな感情だろう。しっかりと見つめてほしい。舞台は10月5日(日)まで。取材・文:大内弓子※手塚治虫の「塚」は旧字体
2014年10月03日Koji Nakamuraが10月23日(木)大阪・梅田クラブクアトロより開催する東名阪ツアーにオープニングアクトとして、Nyantoraの出演が決定した。Koji Nakamuraは、2005年2月に解散したロックバンド「スーパーカー」のメンバーで、現在はバンド「LAMA」、ソロプロジェクト「iLL」として活動している、中村弘二の新プロジェクト。今回の東名阪公演は、4月30日に発売した同名義での1stソロアルバム『Masterpeace』のリリースツアーだ。今回出演が決定したNyantoraは、この日Koji Nakamura名義で出演する中村弘二のソロプロジェクトのひとつ。2001年にアルバム『99-00』をリリースし活動をスタート。その後、コンスタントにリリースをしていたものの、特にライブは行なっていなかったが、今年6月に待望のライブを行い、フジロックにも出演。同ツアーではKoji Nakamuraのバンド編成でスーパーカー、iLL、LAMAなどの曲をやる事は、すでに決定しているが、今回、編成の違うNyantoraがオープニングアクトに決まった事で、自身が携わってきた様々な音楽活動の歴史を感じられるライブになりそうだ。チケットは発売中。■Koji Nakmura "Masterpeace Tour"10月23日(木)梅田クラブクアトロ(大阪府)10月24日(金)名古屋クラブクアトロ(愛知県)10月30日(木)LIQUIDROOM(東京都)
2014年10月03日10月3日、ミュージカル『ヴェローナの二紳士』の製作発表が都内で行なわれ、上演台本・演出を務める宮本亜門と、主演の西川貴教、歌手の堂珍嘉邦らが出席した。同作は、今年生誕450周年を迎えたシェイクスピア初期の喜劇を、『HAIR』などで知られるガルト・マグダーモットの音楽でミュージカル化したもの。1972年のトニー賞で作品賞と脚本賞の2冠に輝いている。物語は、ヴェローナからミラノへやってきた西川貴教演じるプロテュース、堂珍嘉邦演じるヴァレンタインの紳士ふたりと、島袋寛子演じるジュリア、霧矢大夢演じるシルヴィア、ふたりの女性をめぐる恋物語。今回が宮本亜門演出作初出演である西川は、作品の印象について「シェイクスピアの作品の中でも異色なこの作品の、その中でも性格、思考ともに破綻した役をやらせていただけて本当に光栄だと思っています(笑)。シェイクスピアというだけで堅苦しく感じる方もいると思いますが、そういうイメージを払拭できるような、僕なりのプロテュースを演じられれば」とコメント。主演を務めることについては「先に台本を読ませていただいたのですが、男性とキスをする場面が多くて、どうしたもんかな、と戸惑っています(笑)。でもこうなったらキャスト全員とキスするぐらいのテンションで(笑)、僕以外のキャストが「ここまではっちゃけて良いんだ」と思えるように、主演の僕が引っ張って行きたい」と意気込んだ。こちらも宮本亜門演出作初出演である堂珍は「亜門さんから、シェイクスピアの初期作品を新しいアプローチでやりたいとオファーをいただいて、その考えに共感して出演を決めました」と出演に至る経緯を話した。また、今作は「ラテン音楽」の要素を強め、カーニバルのような明るさが溢れる作品に仕上げている。そのことについて堂珍は「ラテンと僕の雰囲気は対極にあるんじゃないかと思っているのですが、亜門さんの演出によって、自分の中にあるものが膨らんでいけば良いなと思っています」と語った。同作の演出を熱望していたという宮本は「こんなに面白くて良いのかというぐらい変わったシェイクスピア作品です。キャストは個性的で楽しい方が揃っているので、稽古場は動物園みたいになるかも(笑)。年末ですので、この作品で幸せと喜びが溢れるような時間を演出したいと思っています。今憂鬱になっている方、本当の愛を感じたい方、自分を発散したい方、ぜひ足を運んでください」と自信をのぞかせた。ミュージカル『ヴェローナの二紳士』東京公演は12月7日(日)から28日(日)まで、東京・日生劇場にて行なわれ、その後、福岡、愛知、大阪を周る。なお、東京・福岡・愛知公演の一般発売は10月4日(土)午前10時より。
2014年10月03日咽頭がん治療のため4月から演奏活動を休止していた指揮者の井上道義が、10月2日、活動復帰記者会見を東京芸術劇場で行った。「井上道義」の公演情報「今はまるで生まれ変わったような気持ち」と語る井上道義。闘病中は喉の痛みや咳、不眠などとても音楽を聴く心境ではなかったという。「本当に辛いときは音楽は全然助けにならない。それよりもどうしたら咳が止むか、眠れるのか必死だった」と過酷な闘病生活を打ち明けた。「この場に戻ってこられたのは、たくさんの人たちの温かい応援があったから」と、オーケストラやファン、友人から贈られた千羽鶴や寄せ書きを紹介。「どう生きていくか。改めて自分の使命について考えさせられた。これからはひとつひとつをもっと大切に考えたい」と真剣な面持ちで語った。治療の経過は順調で、7月の退院後はリハビリテーションに努めている井上道義。復帰後初の公演は、10月11日(土)に鎌倉芸術館でNHK交響楽団、ヴァイオリニストの前橋汀子と共演する。また、今後は「大きな生きがい」と語る新曲の創作活動に加え、演出家・野田秀樹と共に手がけるオペラ『フィガロの結婚』(2015年に10都市13公演を予定)の準備にも取り組むという。<井上道義 今後の公演スケジュール>■NHK交響楽団 井上道義×鎌倉芸術館「いざ、鎌倉への道」Vol.410月11日(土) 鎌倉芸術館 大ホール(神奈川県)■上田市交流文化芸術センター開館記念事業 NHK交響楽団上田公演10月12日(日) 上田市交流文化芸術センター 大ホール(長野県)■大阪フィルハーモニー交響楽団 第482回定期演奏会10月23日(木)・24日(金) フェスティバルホール(大阪府)■佐倉市民音楽ホール会館 30周年記念 東京交響楽団演奏会11月3日(月・祝) 佐倉市民音楽ホール■大阪フィルハーモニー交響楽団 マチネ・シンフォニーVol.1211月13日(木) ザ・シンフォニーホール(大阪府)■オーケストラ・アンサンブル金沢 ファンタスティック・クラシカルコンサート11月23日(日・祝) 石川県立音楽堂 コンサートホール(石川県)■新日本フィルハーモニー交響楽団 埼玉会館公演11月29日(土) 埼玉会館 大ホール(埼玉県)
2014年10月03日10月17日(金)に東京・チームスマイル/豊洲PIT(ピット)で、同会場のこけら落とし公演「THE RISING OF THE CURTAIN at 豊洲PIT」の開催が決定した。同公演の出演者は甲斐バンド、川井郁子、岸谷香、小六禮次郎、紫舟、西田敏行、倍賞千恵子、溝口肇の8組。多彩なジャンルのアーティストが出演し、同会場のオープニングに花を添える。公演内容など詳細は後日発表される。同公演のチケットは無料(ただし、入場の際ドリンク代他1000円別途必要)。ぴあ独占で、10月4日(土)午前10時より発売開始。■THE RISING OF THE CURTAIN at 豊洲PIT日時:10月17日(金)開場18:30 / 開演19:00会場:チームスマイル/豊洲PIT(ピット)(東京都)出演:甲斐バンド / 川井郁子 / 岸谷香 / 小六禮次郎 / 紫舟 / 西田敏行 / 倍賞千恵子 / 溝口肇(五十音順)料金:全席指定 0円※ただし、ご入場の際ドリンク代他として1,000円を頂きます。
2014年10月03日2015年5月でデビュー30周年を迎える渡辺美里が、アニバーサリー・イヤーに向けて精力的な活動を展開する。その想いをぴあのインタビューで語った。まず今年の4月にリリースした、盟友・大江千里提供の楽曲による30周年イヤー第1弾メモリアル・シングル『ここから』について、「(大江が現在活動の拠点としている)ニューヨークと東京で離れてはいますけど、今伝えるべきこととか、曲が持ってる魂とか、やっぱりこの人はツボを外さないなと思いましたね」とコメント。ピアノトリオバンド、WEAVERとの初コラボレーションが話題となっている10月29日(水)リリースの30周年イヤー第2弾シングル『夢ってどんな色してるの』については、「イベントでご一緒して、私の曲のカタルシス的なものが、彼らのサウンドの中にも見えたんですよね。今、アルバムを作ってるんですけど、(プロデューサーの)佐橋(佳幸)くんと話して楽曲提供をお願いしたんですよ」と明かした。さらに11月より、2年ぶりの再演となるミュージカル『アリス・イン・ワンダーランド』に女優として舞台に上がる。同作の出演について「アリス役の安蘭けいさん、マッドハッターの濱田めぐみさん、ハートの女王の私という三本柱は変わらずなんですけど、舞台を専門にやってる、個性の強いメンバーたちとやるので面白いんじゃないかな」と意気込みを語った。また、12月24日(水)に大阪でディナーショー、2015年1月1日(木)に渋谷公会堂のライブも決定。両公演について「大阪は、前回ビルボードライブやブルーノートで演奏したメンバーで演るので、”聖なる夜の美里祭り”として大人な時間を味わってもらえる音作りと曲を演ります。元旦は、”新春!美里祭り”ということで、本格的なアニバーサリー・イヤーの幕開けとして、30周年に相応しい楽曲をいつものバンド・メンバーでやります」と期待を持たせるコメント。2015年は全国47都道府県を制覇するツアーを敢行。「一回のツアーで47都道府県をやるというのは初めて。地元に”美里祭り”が来るということで初めての人にも会いに行きたい。もう一度”歌の苗”を植えに行くという気持ち」と語った。更に1月は神戸、東京、愛媛で『ハリウッド・フェスティバル・オーケストラ』のゲスト出演も決定している。「映画音楽が好きでこういうコンサートはずっとやりたかった。自分のコンサートで映画音楽だけを演るのは皆さんに納得していただけないと思うんですけど、今回はハリウッド・フェスティバル・オーケストラですから、聴くのも歌わせてもらうのもすごく楽しみにしています」と話した。すでに決定しているだけでも、実に盛りだくさんな公演が予定されているアニバーサリーイヤー。ぜひとも多彩な美里の魅力に触れて欲しい。今回のインタビュー完全版は後日公開予定。取材・文/浅野保志
2014年10月03日東京ヴェルディが、11月1日(土)・J2リーグ第39節・コンサドーレ札幌戦にて『とある科学の超電磁砲(レールガン)』コラボデーを開催する。その一環として、オリジナルデザインのコラボタオルマフラーと、オリジナルチケットの発売が決定した。11/1(土)東京ヴェルディ対コンサドーレ札幌 J2リーグ戦 チケット情報300セット限定で発売されるコラボタオルマフラー&MB自由席で観戦できるオリジナルデザインチケット(5000円・税込)は、セット販売のみ。うち100セットを10月5日(日)に行われる『電撃文庫 秋の祭典2014』会場で販売予定だ。また、MB自由席で観戦できるオリジナルデザインチケットのみ(3000円・税込)も700枚限定で用意。タオルマフラー、チケットともに試合当日に会場外のブースで引き換えとなる。『とある科学の超電磁砲』は、シリーズ累計1500万部突破の人気アニメ『とある魔術の禁書目録(インデックス)』のスピンオフ作品であり、「超電磁砲(レールガン)」の通称を持つ主人公・御坂美琴などが、学園都市で起こるさまざまな事件を解決していくストーリー。東京ヴェルディのホームタウンである立川市や多摩市などの多摩地域が舞台であり、ホームスタジアムの味の素スタジアムがアニメ本編の参考として描かれていたことから、本コラボ企画が実現した。なお試合当日は、主人公・御坂美琴の声を務める佐藤利奈、白井黒子役・新井里美が来場し場内アナウンスなどを担当する。ほかにも限定イベントを実施予定だ。『とある科学の超電磁砲』コラボデー・東京ヴェルディ×コンサドーレ札幌は、11月1日(土)・味の素スタジアムでキックオフ。チケットは10月4日(土)一般発売。
2014年10月03日10月10日(金)・11日(土)・12日(日)に大阪・大阪城ホールで行われるライブイベント「uP!!!presents MBS音祭2014」に槇原敬之の出演が決定した。槇原が出演するのは10月10日(金)に行われる「Opening Party」。槇原はMBSガン検診啓発キャンペーンの新テーマソングを歌う事が決まっており、同曲をこのイベントで初披露する。チケットは発売中。■「uP!!!presents MBS音祭2014」会場:大阪城ホール(大阪府)■10月10日(金)「Opening Party」開場17:30 / 開演18:30出演:[Alexandros] / THE TURTLES JAPAN【亀田誠治(Ba.), <flumpool>山村隆太(Vo. & Gt.) & 阪井一生(Gt.), <WEAVER>杉本雄治(Pf. & Vo.), 玉田豊夢(Dr.)】/ AAA / 秦 基博 / FUZZY CONTROL / 槇原敬之(スペシャルゲスト)チケット代:指定席7000円(税別)■10月11日(土)「MBS ANIME FES.2014」※SOLD OUT!開場 15:30 / 開演 16:30▼機動戦士ガンダムSEED(2002年)CAST:保志総一朗(キラ・ヤマト役) / 石田彰(アスラン・ザラ役)▼マクロスF(2008年)CAST:中村悠一(早乙女アルト役) / 中島愛(ランカ・リー役) / 遠藤綾(シェリル・ノーム役)▼TIGER & BUNNY(2011年)CAST:平田広明(鏑木・T・虎徹役) / 森田成一(バーナビー・ブルックスJr.役)▼進撃の巨人(2013年)CAST:梶裕貴(エレン・イェーガー役) / 石川由依(ミカサ・アッカーマン役)▼ハイキュー!!(2014年)CAST:村瀬歩(日向翔陽役) / 石川界人(影山飛雄役)▼アーティストT.M.Revolution / May’n / …and more!チケット代:指定席 8500円(税別)立見 6,800円(税別)注釈付指定席 5,500円(税別)■10月12日(日)「Final Party」開場 16:00 / 開演 17:00出演:SCANDAL / DREAMS COME TRUE / BEGIN / モーニング娘。’14チケット代:指定席8000円(税別)立見7,000円(税別)注釈付指定席7,500円(税別)
2014年10月03日10月18日(土)・19日(日)に埼玉・さいたまスーパーアリーナで開催されるLOUD PARK 14の最終追加出演者が発表された。今回出演が決定したのは、初日の10月18日(土)に今年の5月にアルバム『Inferno』をリリースしたマーティ・フリードマンと、アイドルグループ仮面女子、2日目の19日(日)にLOUD PARK 初出演のthe GazettEと、フィンランドのメロディックメタルバンド、アリオンの4組。チケットは発売中。■LOUD PARK 14日程:10月18日(土)・19日(日)開場9:30 / 開演10:30会場:さいたまスーパーアリーナ(埼玉県)出演:【10月18日(土)】マノウォー / アーチ・エネミー / ドラゴンフォース / レイジ / ダウン / アマランス / ソイルワーク / LOUDNESS / ヴァンデンバーグズ・ムーンキングス / マーティ・フリードマン / バトル・ビースト / 仮面女子(オープニングアクト)【10月19日(日)】ドリーム・シアター / ウィズイン・テンプテーション / クリーター / サンダー / ライオット / デス・エンジェル / ザ・ホーンテッド / ベルフェゴール / the GazettE / グラマー・オブ・ザ・キル / ペリフェリー / アリオン料金:1日券 自由席14,500円(指定席エリアへの入場不可)2日券 自由席26,000円(指定席エリアへの入場不可)1日券 指定席16,500円※2日通しの指定席券はございません。
2014年10月03日飯守泰次郎がオペラ芸術監督に就任する新国立劇場2014/2015シーズンは『パルジファル』で開幕する。『パルジファル』はワーグナーの主要作品のうち新国立劇場が唯一上演していなかった演目で、ワーグナーのスペシャリスト飯守の芸術監督就任にあたり、満を持しての初上演となる。巨匠ハリー・クプファーが新演出し、世界的なワーグナー歌手が集結する、ワーグナー・ファン垂涎の公演の舞台稽古が9月29日に行われた。新国立劇場オペラ『パルジファル』のチケット情報『パルジファル』は聖杯と聖槍を守る騎士団の物語であるが、クプファーは、形骸化した騎士団とキリスト教批判という側面に注目し、登場人物たちは「解放への道」を模索していると解釈した。そこで、舞台中央に置かれたセットが「光の道」である。このジグザグな道が「舞台上の舞台」となるが、床はなんとLEDのスクリーンになっており、各場面での心情や情景が、抽象的かつ色鮮やかな映像で表わされる。LEDを床に敷き詰めたオペラの舞台はおそらく世界的にも稀で、誰もが初めて観る光景に目を奪われる。「光の道」のほかにも特徴的な舞台装置があり、クプファーが「メッサー」と呼ぶ聖槍の象徴ともなる巨大な装置(重さ8トン)が登場。「メッサー」上部もLEDのスクリーンで、人も乗るのだが、その静かな動きは神秘的ですらある。そのほか、新国立劇場の舞台機構を駆使した場面転換もダイナミックである。最新技術を使う一方で、クプファーは作品から仏教的要素を積極的に見出し、幕が開いた瞬間からそれが描かれる。登場人物、騎士団の演技が示す内容はクプファーから観客への問いかけであり、彼の演出の肝となるラストは、客席に解釈の余地を与えてくれる。そんなクプファー演出を体現する歌手たちは皆、素晴らしい。品格ある歌唱でドラマを導くグルネマンツ役のジョン・トムリンソンは歳を重ねた今ならではの円熟の老騎士を演じ、クンドリー役のエヴェリン・ヘルリツィウスは、第2幕、母性的な優しさから魔性の女の狂気へと変わる多面的表現が圧巻。クリスティアン・フランツはパルジファルが「知に至る」さまを鮮やかに歌い、エギルス・シリンスは威厳あるアムフォルタス像を描く。そして、飯守の指揮は、彼自身の『パルジファル』への愛にあふれる響きで、聖杯のごとく崇高な音楽を紡ぎ出す。音楽・演出ともに世界的レベルの『パルジファル』。ワーグナーを観る醍醐味に酔いしれる極上の6時間である。取材・文:榊原律子◆新国立劇場オペラ『パルジファル』10月2日(木) 16:00開演10月5日(日) 14:00開演10月8日(水) 14:00開演10月8日(水) 14:00開演10月14日(火) 16:00開演新国立劇場 オペラパレス
2014年10月02日宝塚歌劇月組によるミュージカル『PUCK(パック)』、ショー・ファンタジー『CRYSTAL TAKARAZUKA-イメージの結晶-』が9月26日(金)、兵庫・宝塚大劇場にて開幕した。『PUCK(パック)』は、1992年に涼風真世を中心とした月組で上演された人気作で、今回、22年ぶりの再演が実現。シェイクスピアの『真夏の夜の夢』をモチーフに、人間に恋をした妖精パックが愛を得るために大活躍し、人間になるまでを描いたファンタジックなミュージカルだ。宝塚歌劇月組『PUCK(パック)』/『CRYSTAL TAKARAZUKA-イメージの結晶-』のチケット情報パックを演じるのは、作品の大ファンだったという男役トップスター龍真咲(りゅう・まさき)。パックが森で誕生する瞬間から演じており、イキイキと演じるその姿からも、作品への想いが伝わるようだ。声色やしぐさは少年のような可愛さで、ダンスも軽やか。ローラースケートで動き回り、自分の姿が見えない人間たちにアドリブを交えながら、次々といたずらを仕掛けていく。無邪気なパックがハーミアに恋をしたり、人間に触れることでさまざまな感情が生まれるという、パックの成長物語でもある。年を取らない妖精に対し、瞬く間に大人へと成長していく人間たち。演出家・小池修一郎の手により、その変化が滑らかにテンポ良く描き出されていく。人間の中でひとり妖精が見えるハーミアを演じるのは、愛希(まなき)れいか。大人になっても変わらない純粋さを持ち、ずっと夢を見続ける女性を情感豊かに演じている。ほかのキャラクターも、初演時の出演者に当て書きして作られたものだったが、今の月組メンバーにもピッタリ。ナルシストなホテル王の息子・ラリーに美弥(みや)るりか、憎めない貴族の御曹司ラリーを凪七瑠海(なぎな・るうみ)、負けず嫌いなハーミアのいとこのヘレンに男役の沙央(さおう)くらま、妖精の王オベロンに星条海斗(せいじょう・かいと)、能天気な森番の息子でロックスターのボビーに珠城(たまき)りょう、と、それぞれが個性を活かしながら演じるキャラクターたちを見るのも楽しい。第二幕のショーは、ダンスの結晶、愛の結晶、しずくの結晶など、さまざまな“結晶”をイメージしたシーンが展開。プロローグや中詰でのエネルギッシュなダンスに、シンデレラをモチーフにしたストーリー性のあるシーン、黒燕尾の男役群舞、しっとりとしたデュエットなどが繰り広げられていく。両作を通し、メンバーそれぞれの際立つ個性、それが集結したときの圧倒的なパワーが感じられるステージだった。兵庫公演は11月3日(月・祝)まで上演中。また、11月21日(金) ~ 12月27日(土)まで、東京宝塚劇場にて上演される。東京公演のチケットは10月19日(日)より一般発売開始。取材・文/黒石悦子
2014年10月02日いぶし銀というにはあまりにエネルギッシュな実力派男優5人が集う5人芝居が、5年ぶりに戻ってくる。2009年に上演され話題を呼んだ『海をゆく者』だ。小日向文世、吉田鋼太郎、浅野和之、大谷亮介、平田満という顔ぶれを見れば、芝居好きの血をざわつかせるのに十分だろう。アイルランドの劇作家コナー・マクファーソンの出世作で、ロンドン、ニューヨークで主要演劇賞に輝いた傑作。日本版の初演とまったく同じメンバーで再演に挑む吉田鋼太郎に話を聞いた。舞台『海をゆく者』チケット情報「こんな汚いオッサンたちが酒飲んでワァワァ騒いでるだけの芝居なんて、誰が面白がるんだ?って不安でしたよ」と初演を振り返って笑う吉田。舞台はアイルランドの寂れた港町。ある兄弟の家に男たちが集っては、クリスマス・イヴの日も飲んだくれている。そこに見知らぬ男が現れて、人生を賭けたカードゲームが始まった。「リアリズムで進行しているのに突然〈悪魔〉と言われる人物が出てきたりして、不思議なホンです。初演は稽古を重ねるうちに面白さがわかってくるという感覚でした」。吉田が演じるのは、真面目な弟(平田)とは対照的な兄役。大声で喚くわ暴れるわとハタ迷惑な〈ザ・飲んだくれ〉だ。しかも自業自得で目も見えなくなっている。「自由奔放に演じているように見えたかもしれないけれど、初演は演出の栗山民也さんの指示通りに動くだけで精一杯でしたね。丁々発止のポーカーの段取りも覚えられなくて、みんなで稽古前に自主練習したり。僕はちょっと食い気味にセリフを言うクセがあって、本番後小日向さんに『セリフ食い過ぎだよッ』と、あの高い声で怒られられたこともあります。今度は気を付けようと(笑)」。個性的すぎるメンバー同士の舞台裏を想像するだけでも可笑しいが、再演では彼らのさらなる〈完熟ぶり〉が堪能できそうだ。「段取りを超えて、男たちの人間関係をもっと密なものにしたいですね。日本で屈指の名優と言っても過言ではない方々が、これだけ密度の濃い空間で火花を散らす芝居は滅多にないと思うんです。しかも個々が自分勝手に演じるのではなく、あくまで演出されている中で魅せる醍醐味があるんじゃないかなと。未来もないオッサンたちが生きている意味をほんの少し取り戻すという素敵な芝居ですし、最後はちゃんと感動もありますから。自分が出てなかったら、客として観たいですよ!」。しょうもないけれど愛すべきオッサンたちのクリスマス・イヴに、幸あらんことを。12月8日(月)から28日(日)まで東京・PARCO劇場にて。その後、愛知、大阪、宮城、広島、福岡でも公演。東京・大阪公演のチケット一般発売は10月4日(土)午前10時より。取材・文:市川安紀
2014年10月02日アウェイへ応援に行くなら、選手との触れあいやイベントを存分に楽しみたい……そんなサポーターの願いをかなえるチケットが実現した。11月1日(土)・味の素スタジアムで行われる、J2リーグ第39節・東京ヴェルディ×コンサドーレ札幌の話である。11/1(土)東京ヴェルディ対コンサドーレ札幌 J2リーグ戦 チケット情報例えば、小学生の子ども連れに嬉しい「エスコートキッズ参加権付きチケット」では、自分の子どもが札幌のスターティングメンバーと一緒に入場できる。しかも、選手入場をより近くで見られるメインスタンドSS指定席で観戦可能だ。また、コンサドーレの応援グッズと、ビジター自由席がセットになったチケットも。「コンサドーレ札幌×ぴあ 特製Tシャツ付チケット」は250セット限定、「コンサドーレ札幌×ぴあ 特製グッズセット付チケット」は50セット限定なので、ぜひ早めにゲットしたい。さらに、「JTB北海道」×「ぴあ」アウェイ応援企画「直行シャトル付チケット」が登場。ビジター自由席チケットに羽田空港からの直行バスチケットが付いているので、空の便でアウェイ・味スタへ乗り込むサポーターにとっては電車を乗り継ぐ手間や心配がなく心強いだろう。詳細は10月3日(金)以降、札幌の公式ホームページ(にて確認を。試合当日は、東京Vとアニメ『とある科学の超電磁砲(レールガン)』のコラボデーで、主人公・御坂美琴の声を務める佐藤利奈、白井黒子役・新井里美が来場し場内アナウンスなどを担当するなど、企画ももりだくさん。東京ヴェルディ×コンサドーレ札幌は、11月1日(土)・味の素スタジアムでキックオフ。チケットは10月4日(土)一般発売。<企画チケット内容>1 「コンサドーレ札幌エスコートキッズ参加権付きチケット」・エスコートキッズ参加権利(小学生のお子様1名)・メインSS指定席3枚2 「コンサドーレ札幌×ぴあ 特製グッズ付チケット」A:「コンサドーレ札幌×ぴあ 特製Tシャツ付チケット」(対象試合のビジター自由席前売り券と特製Tシャツがセットになったチケット)B:「コンサドーレ札幌×ぴあ 特製グッズセット付チケット」(対象試合のビジター自由席前売り券と特製Tシャツ+タオルマフラーがセットになったチケット)3 「JTB北海道」×「ぴあ」アウェイ応援企画 直行シャトル付チケット・購入:コンサドーレ札幌の公式ホームページ(※詳細は10月3日(金)アップ予定
2014年10月02日加藤ミリヤが2015年3月20日(金)千葉・市原市市民会館より過去最大規模の全国ツアーを開催する事が決定した。同ツアーは、加藤ミリヤが今年デビュー10周年を迎えた事を記念して開催。6月21日(日)神奈川・横浜アリーナまで、27公演が予定されている。また、同ツアーに先立って、10月29日(水)に10周年記念アルバム『MUSE』を発売。同作には『YOU... feat. 仲宗根泉(HY)』、中島美嘉×加藤ミリヤでリリースされた『Fighter / Gift』のシングル曲のほか、AI、青山テルマ、JASMINE、SUGAR SOULとの共演楽曲が収められている。なお、チケットの一般発売に先がけて、モバイル会員限定先行を実施中。受付は10月7日(火) 午後11時59分まで。■加藤ミリヤ 10th Anniversary "A MUSE" Tour 20153月20日(金)市原市市民会館大ホール(千葉県)3月27日(金)オリックス劇場(大阪府)3月28日(土)オリックス劇場(大阪府)4月4日(土)長良川国際会議場メインホール(岐阜県)4月5日(日)四日市市文化会館(三重県)4月18日(土)ホクト文化ホール大ホール(長野県)4月21日(火)渋谷公会堂(東京都)4月22日(水)渋谷公会堂(東京都)4月28日(火)名古屋国際会議場センチュリーホール(愛知県)4月30日(木)アクトシティ浜松大ホール(静岡県)5月1日(金)神戸国際会館こくさいホール(兵庫県)5月5日(火・祝)島根県民会館大ホール(島根県)5月6日(水・祝)倉敷市民会館(岡山県)5月8日(金)広島文化学園HBGホール(広島県)5月10日(日)アルファあなぶきホール大ホール(香川県)5月16日(土)旭川市民文化会館大ホール(北海道)5月17日(日)ニトリ文化ホール(北海道)5月19日(火)リンクステーションホール青森(青森県)5月21日(木)仙台サンプラザホール(宮城県)5月22日(金)郡山市民文化センター大ホール(福島県)5月27日(水)本多の森ホール(石川県)5月29日(金)新潟県民会館(新潟県)6月9日(火)鹿児島市民文化ホール第一(鹿児島県)6月10日(水)宮崎市民文化ホール(宮崎県)6月12日(金)福岡サンパレス(福岡県)6月13日(土)福岡サンパレス(福岡県)6月21日(日)横浜アリーナ(神奈川県)
2014年10月02日4人組ロックバンドSEBASTIAN Xが10月22日(水)に1stミニアルバム『イェーイ』をリリースする。記念すべきメジャーデビュー作となる1stミニアルバム『イェーイ』は、前作『POWER OF NOISE』より1年2か月ぶりの作品。プロデューサーにクラムボンのミトを招き制作された表題曲『イェーイ』のほか、4月に行なわれたライブ「TOKYO春告ジャンボリー」の会場限定シングルとしてリリースした『スーダラ節』、既にライブで披露されている『ラブレターフロム地球』など全6曲が収録されている。SEBASTIAN Xは2008年2月に結成。Vo.永原真夏の独特な切り口による歌詞と、ギターレスとは思えないほどパワフルな楽曲が魅力のバンドだ。なお、SEBASTIAN Xは11月9日(日)よりワンマンツアーを開催。チケットの一般発売は10月11日(土)午前10時より。なお、一般発売に先がけて、チケットぴあでは11月21日(金)大阪、23日(日・祝)宮城、28日(金)東京公演の先行先着プリセールを実施中。受付は宮城公演が10月5日(日)午後 11時59分まで、大阪公演が10月6日(月) 午前11時まで、東京公演が10月10日(金)午前11時まで。■ミニアルバム『イェーイ』10月22日(水)発売【CD+DVD盤】初回生産分のみ紙ジャケット仕様2000円(税抜)【CDのみ盤】1500円(税抜)■「SEBASTIAN Xワンマンツアー2014」11月9日(日)graf(福岡県)11月15日(土)アポロベイス(愛知県)11月21日(金)心斎橋JANUS(大阪府)11月23日(日)PARK SQUARE(宮城県)11月28日(金)東京キネマ倶楽部(東京都)
2014年10月02日ネルシーニョ監督、森保一監督ともに頭を悩ます一戦となりそうだ。10月5日(日)・日立柏サッカー場で柏レイソルとサンフレッチェ広島が激突する。さらに10月9日(木)・12日(日)には『2014 Jリーグ ヤマザキナビスコカップ』準決勝が控える。ただでさえ同一カード3連戦は非常に難しい戦いとなるが、両軍はリーグ戦でもともに勝点38と拮抗する。直接対決の成績はリーグ戦で15勝7分11敗、『ナビスコ杯』で5勝2敗といずれも柏がリードするが、お得意さんという認識はないだろう。7月23日のJ1リーグでは、広島に2-5と粉砕された。前節の結果も重くのしかかる。柏はFC東京・武藤嘉紀のスピードに翻弄され、0-4の大敗を喫した。第25節こそサガン鳥栖に2-0と勝利したが、9月に入ってセレッソ大阪に0-2、浦和レッズに1-3と4試合で9失点を奪われるなど、らしくない試合が続く。一方の広島はヴィッセル神戸と1-1のドローに終わったが、労を厭わない運動量で次を期待させる内容だった。ここ6試合で3失点と強固な守備も取り戻しつつある。柏も広島もJ1リーグ第27節を『ナビスコカップ』準決勝の前哨戦という位置付けはしないだろう。それでも、タイトルを獲得し続けた両指揮官のこと、何らかの布石を打ってくるはずだ。ネルシーニョ監督は2010年のJ2リーグ制覇に始まり、2011年J1、2012年『天皇杯』、2013年『ナビスコ杯』と毎年タイトルを獲得してきた。昨年の『ナビスコ杯』決勝が忘れられない。リーグ戦第30節で浦和レッズに1-2と敗北を喫した6日後、浦和を1-0で下し、タイトルを手繰り寄せたのだった。しかも、『ナビスコ杯』決勝は大谷秀和や橋本和ら主力5人を欠いたにもかかわらず。キャリアでネルシーニョ監督に及ばなくても、森保監督も実績では負けてはいない。ペトロヴィッチ前監督からチームを引き継いだ森保監督は就任1年目に広島をJ1制覇に導いた。昨季は残り2試合で勝点5差という絶望的なビハインドを跳ね返し、大逆転で連覇を達成した。2012年に1.FCケルンを経由したDF・槙野智章、昨季はDF・森脇良太、今季GK・西川周作と毎年のように主力が浦和へ移籍する中、しっかりとチームを立て直しているのだ。柏は次節、DF・近藤直也が出場停止、広島は『ナビスコ杯』で水本裕貴、塩谷司の両DFを日本代表で欠く。果たして、両監督はどんな策を施すのか? 3連戦の初戦となるJ1リーグ戦第27節は、ネルシーニョ監督、森保監督の手綱さばきに注視したい。10月5日(日)・J1リーグ戦第27節・柏×広島・日立柏サッカー場、10月12日(日)・『ナビスコカップ』準決勝第2戦・柏×広島・日立柏サッカー場はJリーグチケットにて発売中。10月9日(木)・『ナビスコカップ』準決勝第1戦・広島×柏・エディオンスタジアム広島はチケットぴあにて発売中。
2014年10月02日俳優が演じる純愛物語と同時に、その場面に相応しいナンバーを松任谷由実が歌い紡ぐ。ユーミンの音楽と、演劇が互いに共鳴しあう――。音楽と演劇の新しい融合の形を提示した舞台『8月31日~夏休み最後の日~』から2年。ふたたびユーミンが帝国劇場に帰って来る。今回上演される『あなたがいたから私がいた』は、戦中を舞台に3人の幼なじみの男女が織り成す切ない友情物語。この作品に出演する比嘉愛未、福田沙紀に話を訊いた。チケット情報はこちら稽古場では、自分の出番以外のシーンを見ながら口ずさんでいる姿が印象的だったふたり。「ずっと歌ってます!」(比嘉)、「ユーミンさんが隣にいても口ずさんじゃってます」(福田)と、ともに笑顔だ。「稽古場からすでに贅沢な時間。ユーミンさんは圧倒的なオーラがあるし、歌声に励まされます。最初は普通に『あ、ユーミンさんがいる!歌ってる!』って、ミーハーでしたが(笑)」と比嘉が話せば、「でも気さくな方。今度みんなで買い物行こう!ってお誘いいただきました」と福田も楽しそうに話す。そんなふたりが演じるのは、いとこ同士の女性。同じ男性を好きになり、表面上はすれ違っているように見えても、実は誰よりも深くお互いを思いやっている…という間柄だ。「私が演じる園子は、すごく優しいけれど芯の強い女性。波乱万丈だけど、戦中から現代まで生き抜く強さがある。でも相手を思いやるからこそ自分を殺せる人」と比嘉。一方で福田は演じる春子のことを「愛に溢れた女の子。それがちょっと逆に向かってしまい、最初はイヤな子なんですが。でも最初に台本を読んだ時から『嫌味なんか言いたくないのに…』とか、春子の感情が伝わってきてすごく胸が締め付けられました」と話した。「私、春子は(渡部豪太扮する)栄一さんが好きという設定だけど、実は園ちゃんの方が好きだと思う…」と福田が言えば、比嘉も「そうそう!お互い大好きだよね。だからこそすれ違う切なさがある…」とうなずく。劇中には、そんなふたりの友情に涙すること間違いなしの感動シーンがあるが、そこでユーミンが歌う名曲が秀逸だ。「あのラブソングが、女性同士の友情の歌に! でも、すごくしっくりくるんです」(比嘉)、「物語の流れに合っていて本当にすごい。ほかの曲もそれぞれ、ユーミンさんがまったく別の時期に書いたもののはずなのに、歌詞がマッチしていて、この作品のために書き下ろされたみたい!」(福田)、「脚本を読んだだけでも素敵な物語だと思いましたが、実際にユーミンさんの歌が入ると、さらに素晴らしい世界になりました」(比嘉)。インタビュー中もじゃれ合うように楽しそうに話をしていたふたり。「沙紀ちゃんはピュアで、芯が強くて、純粋に好きだなって思えるんです。そう思えないとこの役は演じられない。だから沙紀ちゃんで良かった」と比嘉が話せば、福田も「私も大好き。相思相愛ですね!」と照れ笑い。ふたりが描く友情が、ユーミンの歌と響き合い、劇場を愛で満たすに違いない。公演は10月8日(水)から31日(金)にかけ、東京・帝国劇場にて。チケットは発売中。
2014年10月02日5人組バンドShrimpheadsが10月4日(土)大阪・天満橋 Raw Tracksより開催する東名阪ツアー。同ツアーのファイナル、10月6日(月)東京公演に奥田民生のゲスト出演が急遽決定した。両者の共演は今年の7月に東京、兵庫の2か所で行なわれたShrimpheads &奥田民生名義でのライブが初めてで、今回が3度目の共演。今回の共演に関してShrimpheadsはバンドのオフィシャルフェイスブックで「7月にガーデンと神戸チキンジョージで一緒にライヴをやり、凄く楽しかったので、またいつの日か出来たらいいのになあと考えておりましたが、まさかこんなに早く実現するとは!!!どんなライヴになるかはお楽しみにしていただきたい所ですがちょっとだけ言いますと前回よりも民生君たくさん演奏してくれます。急ではありますし、月曜日でもありますが、是非10月6日(月)は下北沢ガーデンにお越しください」とコメントを寄せている。Shrimpheadsは2013年に結成。メンバーの松浦善博は、奥田とバンドTHE BAND HAS NO NAMEとしても活動を行なっている。チケットは発売中。■Shrimpheads tour 201410月4日(土)天満橋Raw Tracks(大阪府)10月5日(日)名古屋JB STUDIO ROUTE23(愛知県)10月6日(月)shimokitazawa GARDEN(東京都)
2014年10月02日三重苦のヘレン・ケラーと家庭教師アニー・サリバンの出会いと成長を描く『奇跡の人』。幾度となく上演されてきた名作がこの秋、気鋭の森新太郎による新演出でよみがえる。このたび行われた公開稽古後に、サリバン役の木南晴夏とヘレンを演じる高畑充希に話を聞いた。舞台『奇跡の人』チケット情報公開稽古では、サリバンがヘレンの元にやってきて指文字を教えようとするが、ヘレンが思いのままにならないサリバンを閉じ込めてしまうシーンが行われた。たった5分ほどの間に、持っていた人形で力いっぱいサリバンを殴打するヘレン、暴れまわるヘレンを力づくで抑えようとするサリバンと、全力の取っ組み合いが展開される。迫力あるふたりの格闘ぶりに、取材陣も息を呑んだ。しかし木南、高畑のふたりによれば、このシーンはまだまだ序の口。もっと激しくぶつかり合うシーンがたくさんあるのだという。「ヘレンは全然かわいそうじゃないところが好き」と笑う高畑。「ピュアだけれど、性格の悪い怪獣。私も演じる前は『目が見えず耳が聞こえなくてかわいそうな女の子』という印象を持っていたけれど、実際にやってみるとこんなにもやりたい放題の子はいない」とヘレンの印象を語る。一方の木南が話すサリバンも「教師ということもあり、達観している大人だと思っていた。けれどすぐむきになる、人間としてまだまだできていない少女です」。一般的な「かわいそうなヘレンと、彼女を導くサリバン」というイメージから遠く離れた、人間らしいふたりが観られそうだ。森新太郎の演出について、「昨日、急に指示されて関西弁でサリバンをやってみたのが楽しかった」という木南。関西出身の彼女にとって、地元の言葉でサリバンを演じてみるという稽古は肩の力を抜くのにぴったりだったのかもしれない。「まだまだ余裕がないけれど、もっと弱くもっと強く、調子に乗りすぎちゃうくらいのサリバンになれたら」。一方の高畑は5年前に引き続きヘレン役を続投。「前作はコミカルな動きをするところがあったりして、メリハリのあるフィクションぽいつくりの芝居だった。森さんはよく『リアルに』とおっしゃるんです。今回はその言葉に忠実に、ヘレンの気持ちを繊細に表現したい。セリフがない役ですから、気持ちを入れず身体だけ動かすとすごく疲れる。『こうしたいからこう動く』という思いで、毎日新鮮に演じたい」。若手実力派のふたりが全力で挑む舞台。その激闘をしっかりと見届けたい。公演は10月9日(木)から19日(日)まで東京・天王洲 銀河劇場、10月21日(火)大阪・梅田芸術劇場 シアター・ドラマシティにて。チケット発売中。取材・文/釣木文恵
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