チケットぴあがお届けする新着記事一覧 (270/342)
東京交響楽団の2013年度シーズンラインナップ発表記者会見が、12月3日にミューザ川崎で行われた。「ユベール・スダーン Grand Finale」と題し、任期最終年を迎える音楽監督ユベール・スダーンとの集大成のシーズンとなる。東京交響楽団の公演情報ユベール・スダーンは、2004年9月の音楽監督就任以降、明確なコンセプトと洗練された音楽作りで、東京交響楽団を国際レベルに通用するオーケストラへと導いてきた名匠。ラストシーズンでは「これまでに最も聴衆の皆さんに満足していただけた演奏、曲目を選びました」と語るように、ハイドンの最初と最後の交響曲、モーツァルトの戴冠ミサとレクイエム、ブルックナーの交響曲第4番、ベルリオーズのロメオとジュリエット、シューベルトの交響曲第2番など、活動の集大成といえるプログラムが並ぶ。また、2013年に生誕200年を迎えるヴェルディとワーグナーについて「各コンサートのアンコールでぜひ取り上げたい」と、現在プログラムを計画中とのことだ。その他、スダーン以外の指揮者陣についても、各々が十八番とするプログラムを据えた充実のラインナップ。特に、自身の成功のきっかけとなった「春の祭典」を指揮する首席客演指揮者クシシュトフ・ウルバンスキ、「アルプス交響曲」を指揮する次期音楽監督ジョナサン・ノットのふたりは注目を集めそうだ。2013年度シーズンは、東日本大震災の被害により現在復旧工事中の本拠地、ミューザ川崎シンフォニーホールのリニューアル・オープンとなる。「ようやく我が家に戻ってくることができます。この2年間は非常に大変な日々を過ごしましたが、素晴らしい楽員たちに支えられ、乗り切ることができました」とスダーンも感慨深げ。4月7日(日)の「リニューアル・オープン・コンサート」では、スダーンが「大好きな作曲家」というブルックナーの作品から、交響曲第9番とテ・デウムを取り上げる。「このホール、このオーケストラ、そして作曲家の偉大さを感じてもらうにはこの曲以外にないと思いました」と、スダーン渾身のプログラムで、本拠地の復活に華を添える。東京交響楽団2013年度シーズンのチケットは、サントリー定期演奏会、川崎定期演奏会、東京オペラシティシリーズが1月16日(水)より順次一般発売。また、2013年度だけの特別企画として、ユベール・スダーン指揮の5公演をセットにした「スダーン・セット券」も1月16日(水)より発売。特典として、CDプレゼントや、スダーン監督との記念撮影などが用意されている(※スダーン・セット券はTOKYO SYMPHONYチケットセンターでのみ販売)。
2012年12月07日歌舞伎俳優の市川猿之助と市川中車が12月4日、都内で会見を開き、来年1月の大阪・松竹座「壽初春大歌舞伎」への意気込みを語った。大阪・松竹座「壽初春大歌舞伎」チケット情報今年6月、7月に東京・新橋演舞場で襲名披露興行が行われたが、来年からいよいよ大阪を皮切りに全国を回るツアーがスタートする。大阪・道頓堀で元旦から歌舞伎の幕が開くのは実に50年ぶり。四代目を襲名した猿之助は「襲名と正月のおめでたさを味わっていただきたい」とコメント。俳優・香川照之として活動しながら九代目を襲名した中車は「無事に初舞台を勤めることができましたのも四代目(猿之助)のおかげ。引き続き、精進していくことに変わりはございません」と歌舞伎俳優としての決意を語った。昼の部の『吉野山』、夜の部の『義経千本桜』(「四の切」)で狐忠信を演じる猿之助は「三代目(猿之助)の『四の切』は神業に近いと思っているので、それをやらせていただくことは非常にありがたいです。ただ、考えてみたら襲名で人間の役をひとつもやっていない。鬼か狐か鳥か」と笑わせ、「どこまでこの役を深めていけるか挑戦したいです」と意欲を見せた。中車は昼の部『楼門五三桐』で石川五右衛門役に挑戦する。同演目は7月の新橋演舞場で市川猿翁の真柴久吉、市川海老蔵の五右衛門で上演されたばかり。そのときは、父・猿翁の後ろで黒子として付いていた中車だが「海老蔵さんのハリのある声を後ろで聞いていたわけですが、まさか自分があそこに立つとは。いま、稽古をしながら古典の壁の高さを感じています。本当に未熟ではございますが、なんとか頑張っていま勉強している最中です」と心境を明かした。また猿翁との初共演については「いざそうなってみるとそういうことかという感覚ですね。大本にある役者としての感情は、6・7月の舞台や稽古を通して父と確認しあいました」と話していた。襲名興行だけにチケットの売れ行きを気にする猿之助は、中車が演じる五右衛門のセリフ“絶景かな”にひっかけ、「空席があると“絶景かな”とはなかなか言いにくいのですから、宣伝をよろしくお願いします」とマスコミに依頼する場面も。一方で、多くの観客に歌舞伎を見て欲しいという気持ちから「若者向けの芝居も必要。いろんな公演の形態があってもいい」と話す猿之助。映像の仕事が多かった中車は「(歌舞伎の舞台に立って)初めて舞台が面白いと思いました。猿之助の美しさとこの細いからだで背負っているものの大きさ。そういったものを見ると理屈でなく感動します」と歌舞伎の面白さをアピールしていた。公演は1月1日(火・祝) から1月26日(土)まで。チケットは発売中。
2012年12月07日冬の演劇界の風物詩『ア・ラ・カルト2 ~役者と音楽家のいるレストラン』が今年もまもなく開幕する。クリスマスのフレンチ・レストランを舞台に、音楽とショートショートで綴るステージだ。初日に先駆け12月6日、東京・青山円形劇場で舞台稽古が行われた。「ア・ラ・カルト2 ~役者と音楽家のいるレストラン」公演情報1989年の初演以来20年以上、クリスマスシーズンの青山を生演奏と小粋なお芝居で彩っている『ア・ラ・カルト』。2010年よりキャストの一部をチェンジし、『ア・ラ・カルト2』として生まれ変わったが、アットホームな雰囲気は変わらず。舞台は青山の裏通りにあるレストラン。ここに様々な客が訪れ、チーフの山本光洋、ギャルソンの本多愛也、中山祐一朗らのあたたかいもてなしをうけていく。毎年ストーリーは変わるものの、おなじみのキャラクターも多い。特に人気なのは、高泉淳子演じる「高橋君」だ。以前は毎年このレストランで年上の恋人とのクリスマスデートをし、必ず最後はケンカして終わりながらも毎年少しずつ仲が発展し結婚にまでこぎつけた高橋君。近年の彼は、中山祐一朗扮する後輩の「中田君」とワインの薀蓄を語る会を開催するのがブームなようだ。乾杯の前に必ずスピーチをぶちかますなど、トンデモ知識を振りまきつつもどこか憎めない高橋君。彼をはじめとしたキャラクターが巻き起こすドタバタに笑いながらも、懐かしい友に会えたような懐かしさを観客は抱き、あたたかい気分になる。実際、「これを観ないとクリスマス気分にならない」と毎年欠かさず足を運ぶ客も多い。さらにお楽しみは、意外なゲストの登場。高泉淳子扮する着物姿のマダム(彼女もまた、おなじみのキャラクターだ)に振り回されるフリートークに加え、芝居でもたまに演者の素の表情が見られるのは『ア・ラ・カルト』ならでは。初日からの数日はROLLYが出演。この日もROLLYらしいバッチリメイク、このレストランのアットホーム感とはそぐわないかと思いきや、高泉の無茶な振りにあせる顔などがキュートで、普段の彼とは違う魅力を見せていた。なお、ゲストはほかに春風亭昇太、池田鉄洋が日替わりで登場する。ほかにもロマンスの予感を感じさせる男女、カルチャースクールに通う老カップルなど、「クリスマスだから」と少し背伸びしてフレンチ・レストランにやってきた人々の微笑ましい点景が、オムニバスで綴られていく。ギャルソンたちのショータイムではそのはじけっぷりに笑い、老カップルの話にしんみりとする。そしてどんなときも、音楽と美味しい食事がともにある。まるで人生の悲喜こもごもが詰まっているかのような作品。観終わったあとに、今年も悪くない一年だった、そう振り返る余韻が残る、大人のための極上のステージだ。公演は12月7日(金)から25日(火)まで同劇場にて。その後12月29日(土)に兵庫県立芸術文化センター 阪急 中ホールでも上演される。チケットは発売中。
2012年12月07日EXILEのATSUSHIが12月5日にソロとして初のシングル『MELROSE ~愛さない約束~』をリリースした。同作は表題曲を中心にEXILEとして歌う楽曲とは少し違う、冬にぴったりな静かなラブ・バラード4曲が収録されている。初のソロシングルに懸ける意気込みと楽曲に込めた想いについてATSUSHIに話を聞いた。まず初となるソロ・シングルについて「“満を持して”って言葉がぴったりですね。12年目にしてやっとリリースできました。道のりが長かったな(笑)」と念願であった事を語った。収録された楽曲について、まず表題曲の『MELROSE ~愛さない約束~』を「なんらかの障害があって、互いに愛し合わないよう約束していたけれど、それでも“運命”で惹かれ合ってしまうカップルを描いた“大人のラブ・ストーリー”で、本当に切ないラブ・バラードです」と紹介。実は楽曲との出合いは1年以上前だそうで「恋愛じゃないですが、“運命的な出合い”っていうか、出合ったときに衝撃がありましたね。“ひと目惚れ”したんです(笑)。初めて聴いて、とっさに『自分で歌いたい、歌詞を書きたい』って思いました」と、楽曲への並々ならぬ想いを口にした。また、収録された4曲全てがラブ・バラードということに対し「人生観だとか、愛(ラブ)、夢(ドリーム)、幸せ(ハピネス)といったものは、ソロでもEXILEでも歌ってきたので、今回は違うものにしようと思ったんです」とその経緯を説明。 「ソロとしては、R&Bっぽい曲はこの作品でとりあえずひと区切りにしようと思っていて。そんな想いもあって、「今回は、渾身の1枚」という思いを込めました」とこのシングルへの思い入れの強さを語った。このインタビュー全文は「チケットぴあ」インタビューに掲載中。
2012年12月07日ザ・ジャクソンズの来日公演が12月6日東京国際フォーラム ホールAにて行われた。会場にはジャクソンズ世代の大人から、10代20代の若い男女、そして小さな子供を連れた親子など、幅広い年齢層が足を運んでおり、改めてジャクソンズの日本での人気を思い知らされた。開演前にはマイケルの楽曲がBGMとして流れ、観客の期待を煽る。そして開演時間になり、映像が流れ、バンドが登場したのち、ジャクソンズの4人が登場。長年待ちわびたオーディエンスから歓喜の声が聞こえる。日本公演はまだ続くので、細かい演出の記載は避けるが、登場後にはファンには感動ものの演出があった。楽曲はジャクソンズ時代の曲は勿論、ジャクソン5時代の曲も披露され、どの楽曲においても、4人の歌と踊りのポテンシャルの高さ、バックバンドとの息の合ったコンビネーションが楽しめた。座席付きの会場であるにも関わらず、2時間のステージの間、オーディエンスはずっと立って4人に声援を送っていたのがその証拠になるだろう。また、告知されていた通り、ステージ上の画面にはマイケルの未公開写真や、ジャクソン5時代の映像なども合わせて公開され、その度に客席からは歓声が上がっていた。マイケルの死をきっかけに4人で再結成されたザ・ジャクソンズ。演出からも分かる通り、マイケルへの愛情を感じさせるステージだが、そこに感傷的な雰囲気はなく、むしろステージ上のジャーメイン、ジャッキー、マーロン、ティトから元気を貰える公演だった。この後の公演は本日7日に東京国際フォーラム・ホールA、12月9日(日)にグランキューブ大阪にて開催。なお、本日の公演、当日券販売は行われるとのこと。気になる方はご確認を。
2012年12月07日舞台『組曲虐殺』の公開稽古が12月6日、東京・天王洲 銀河劇場で行われ、出演する井上芳雄、石原さとみらが会見を行った。『組曲虐殺』公演情報2010年に死去した井上ひさし最後の作品で、官憲の拷問によって29歳の若さで命を落としたプロレタリア文学の旗手、小林多喜二を題材にしたもの。2009年に初演され、その年の演劇賞を総なめにした。今回の3年ぶりの再演には、初演時と同様、演出に栗山民也、キャストも同じ顔ぶれが揃った。多喜二を演じる井上は、初演の時は初日4日前に台本が完成したことを明かし「台本がギリギリだと言い訳がきくけど、今回そうはいかない。厳しさを感じます」と気を引き締めながら、「井上先生は(再演を)喜んでらっしゃいますかね。きっと舞台が始まったら、(天国から)毎日劇場に来てくださるんじゃないかな」と亡き劇作家に思いを寄せた。一方、多喜二の恋人役の石原は「先生がいらっしゃらないな、と寂しい思いもありますが、先生が命を削って書かれた言葉を大切に丁寧に伝えていきたい」と気合を入れた。公演は12月7日(金)から東京・天王洲 銀河劇場にて。その後、福岡、愛知、大阪ほか全国を巡演。
2012年12月07日世界トップクラスのダンサーたちによるダンス・エンタテインメント『バーン・ザ・フロア Around the World Tour 2012』が12月5日、東京・東急シアターオーブで開幕。当日はスペシャル・ゲストダンサーとして参加する今井翼が、共演するダンサーとともに会見を行った。「バーン・ザ・フロア」公演情報同作はブロードウェイ、ロンドン・ウエストエンドをはじめ世界で人気を博しているステージ。日本でも過去6回の公演で約40万人の観客を動員しているヒット作だ。今回初めて日本人のゲストダンサーとして、今井翼が参加することでも注目を集めている。ジャニーズ事務所の中にあってもダンスに定評のある今井は「『バーン・ザ・フロア』は世界中を回ってますから、これまでシンガポール、韓国にわたって指導してしてもらいながら、日本でも自主練に励んでようやく今日開幕を迎えることができました」と感慨を語りながら、「これまでタッキー&翼としても、個人としてもいろいろなステージをご覧になっていただきましたが、この情熱的なダンスを通して新しい今井翼を感じ取っていただけたら」と舞台をアピールした。東京公演は12月9日(日)まで。その後、12日(水)から16日(日)まで大阪・オリックス劇場(旧大阪厚生年金会館)でも上演。
2012年12月06日全世界80万人を動員するワールドツアーを展開中の韓国出身の男性5人組グループ、BIGBANGが12月5日、初の東京ドーム公演を開催した。BIGBANGの公演チケット情報念願のドームのステージに立ったメンバーは大興奮。5万5000人を前に、4年前に隣のJCBホール(現TOKYO DOME CITY HALL)で公演を行ったことを振り返り、V.Iは「今日は東京ドームにいます!夢は現実になりました。みなさんと僕たちの記念日になると思います」と絶叫。『FANTASTIC BABY』や『ガラガラ GO!!』『BAD BOY』『MONSTER』など新旧織り交ぜたヒット曲のほか、G-DRAGONのソロ楽曲『CRAYON』、V.Iの『WHAT CAN I DO』を初披露し、全31曲の熱いステージで観客を熱狂の渦へと巻き込んだ。終盤には、メンバーのD-LITEが、来年2月27日(水)にJ-POPカバー・アルバムをリリースし、3月に神戸と東京でソロ公演を行うことを発表。亀田誠治、松尾潔、笹路正徳、VERBALという日本を代表するプロデューサーが手がけた同アルバムは、斉藤和義の『歌うたいのバラッド』、スキマスイッチの『全力少年』などD-LITEが厳選した10曲に加え、オリジナル曲『WINGS』『BABY DON’T CRY』の日本語バージョンの全12曲が収録される予定。またこの日は、今月12日(水)に誕生日を迎えるV.Iのバースデーパーティもサプライズで行われ、まさに記念となる公演となった。なお、BIGBANGはこの後、香港とロンドンを巡り、12月22日(土)に福岡Yahoo! JAPANドーム、1月12日(土)・13日(日)に京セラドーム大阪で公演を行い、1月26日(土)の韓国・ソウル公演でツアー・ファイナルを迎える。
2012年12月06日東山紀之とKAT-TUNの田口淳之介、ジャニーズ事務所の先輩後輩がW主演する舞台『NO WORDS,NO TIME~空に落ちた涙~』の製作発表が12月4日に行われた。会見には東山、田口をはじめ、共演の宝塚歌劇団元娘役トップ・花總まり、出演と振付も担当するコンテンポラリーダンスの気鋭・黒田育世、そして作・演出のG2が顔を揃えた。「NO WORDS,NO TIME~空に落ちた涙~」公演情報妻を失い空虚な毎日を送る男が謎の青年との出会いをきっかけに、現実と虚構の間に迷い込んでいく“中年男版不思議の国のアリス”。演出家G2が書き下ろした新作で、G2によると「言葉を使わずにダンスやマイムだけで物語を伝えていく」という野心作だ。今回が初舞台、しかも大先輩とのW主演となる田口は「謎の青年を演じます、入口、出口、田口でーす」と笑わせながら、「得意とするダンスで、精一杯いい舞台に」「ここは下克上精神で先輩を越えていくつもりで頑張りたい」と堂々宣言。東山は「やられないように頑張ります」と受け流しながら、「肉体で表現するのは、日本人が一番不得意としているところ。これに切り込んでいくにはいい機会」と余裕のコメントも。死んだ妻を演じる花總は「セリフのない劇というのは初めて。新たな挑戦と考えて一生懸命頑張りたい」と意気込みを。G2は「サーカスのないシルク・ドゥ・ソレイユ、芸術性の高い舞台にできたら」と意欲を示した。公演は1月18日(金)より東京グローブ座、2月8日(金)より大阪・森ノ宮ピロティホールにて。チケットの一般発売は、ともに12月8日(土)午前10時より。
2012年12月05日来年1月に開幕する舞台『ピアフ』の製作発表が12月5日(水)に都内で行われ、主演の大竹しのぶらキャストが記者会見に登場した。昨年秋の初演に続いて大竹が演じるのは、実在したフランスのシャンソン歌手エディット・ピアフ。わずか47年の短命ながら、愛に命を燃やしたその圧倒的な生き様は、今なお色あせることがない。起伏に富んだ人生を演じつつ、本人に成りきってピアフの持ち歌16曲を歌わなければならないという、演じ手にとっては難度の高い舞台に、大竹は全身全霊で取り組み、大好評を博した。「こんなに早く再演ができると思わなかったので、またピアフに出会えると思うとすごく幸せです。“あたしが歌うときは、あたしを出すんだ。全部まるごと。”というセリフもありますが、いろんなことを毎回毎回ピアフ自身から学ばせてもらった。今回はさらにいい芝居を作っていこうと心から思っています」と大竹。さらに、初演が高い成果を生んだことに関して「何よりピアフ自身がすごいからだと思います」と語る一方、ライフワークとして演じ続けたいかとの問いに「より良くならなければ再演をする意味がない。同じ演技をなぞらないように、まっさらになって演じたいと思います」と答えるなど、謙虚な発言に、自らの芸に対する厳しさを感じさせた。また、今日未明に死去した歌舞伎俳優・中村勘三郎さんに話がおよぶと、病院で最期を看取ったことを明かし、「冗談のようで、まだ実感がわきません」と胸の内を告白。大竹が20歳のときに勘三郎さんからピアフの評伝本を勧められ、それがピアフを知るきっかけとなったエピソードも紹介された。「その本を借りたまま、実はまだ返していないんです。昨年『ピアフ』を演じることになったときには、劇場に観に来て“良かった”と言ってくれたし、再演のことも伝えていました」。「たぶんあの人がいない穴は誰にも埋められない。私は私ができることをやっていくだけです」と新たな決意を胸に大竹が挑む『ピアフ』は、1月16日(水)から2月13日(水)まで東京・シアタークリエ、2月16日(土)・17日(日)に福岡・キャナルシティ劇場、2月22日(金)から24(日)まで大阪・森ノ宮ピロティホールにて上演。演出は栗山民也が手がけ、ほかに梅沢昌代、辻萬長、畠中洋、谷田歩らの出演で贈る。チケットは発売中。
2012年12月05日2013年5月と6月に、神奈川・KAAT 神奈川芸術劇場 大スタジオと東京・シアタートラムにて、岩松了の新作劇が上演決定。主演に、映画やドラマにひっぱりだこの実力派・大森南朋、共演に若手女優の中では主演映画公開が目白押しの注目株・二階堂ふみを迎え、ある高校を舞台に、高校教師と女子高生の禁断の関係を描く作品。岩松が文豪・川端康成の『みずうみ』に想を得て挑む新作劇で、KAAT 神奈川芸術劇場 大スタジオと、シアタートラムという、客席数200あまりの濃密な空間で上演する。主演のふたり以外にも、女子高生の友達役で趣里、大西礼芳の若手女優や、主人公の高校教師が通う風俗店の風俗嬢役で黒川芽以、また高校の教頭役で岩松自身も出演する。■M&Oplaysプロデュース『不道徳教室』2013年5月29日(水)~6月4日(火)KAAT 神奈川芸術劇場 大スタジオ2013年6月8日(土)~23日(日)東京・シアタートラムチケット一般発売:2013年3月下旬より作・演出:岩松了出演:大森南朋、二階堂ふみ、趣里、大西礼芳、黒川芽以、岩松了
2012年12月05日2010年、12年と上演された、脚本・細川徹、演出・河原雅彦による熱血学園ミュージカルcube neXt『押忍!!ふんどし部!』が、13年2月、東京・CBGKシブゲキ!!で再々演される(今回の演出は清水宏)。そこで新たに主人公の富永一郎太役を演じる白洲迅に、作品にかける思いを訊いた。『押忍!!ふんどし部!』公演情報白洲が「コメディなんですけど、ダンスや歌もある。すごく面白くて新感覚な舞台だと思います」と語るように、本作は近年多く見られる、いわゆる“イケメン舞台”とは一線を画する。ある高校の学園祭でかつて行われていた、伝統ある(?)演目“白ふん流し”。その復活を目指す高校生たちの奮闘が、ダンスや歌、さらにはくだらなさ満載の笑いをもって描き出されるのである。物語は、この高校にひとりの純朴な少年・富永が入学してくるところから始まる。その新入生さながら、今回“おすふん”メンバーに新たに加入したのが白洲だ。「出演が決まった時は、信じられないのと同時に不安もよぎりました。コメディはやったことがありませんし、とにかくフツーな富永に比べて周りのキャラクターたちが個性的過ぎて…(笑)。その中で埋もれないようにするためにも、ひとつひとつのボケに対して、新鮮味をもってツッコんでいかないといけないなと思います」。舞台終了後の4月からは、白洲主演(舞台と同じ富永一郎太役)で連続ドラマとしての放映も決定。舞台版にはない、登場人物それぞれのバックグラウンドがドラマ版では描かれるほか、同じ役をドラマ版と舞台版で異なる役者が演じるなど、また違ったアプローチから“おすふん”を楽しむことが出来そうだ。「撮影の時は、本当キャストのみんなに助けてもらいました。すでに初演、再演の舞台をやっている人も多かったので。また僕自身、ドラマ版をやったことで富永って役をより深く知ることが出来ましたし、舞台版では座長として、みんなを引っ張っていくくらいの強い気持ちで臨んでいけたらなと思います」。“おすふん”の見どころといえば、やはりイケメンたちが見せる白いふんどし姿。白洲もドラマ版ですでに経験済みということで、自分の白ふん姿の感想を訊いてみると…。「やっぱり不思議な、心許ない、落ち着かない気持ちになりました(笑)。でも舞台版では直接お客さんに見ていただくので、もっともっと鍛えていきたいなと。またこの舞台は観客参加型で、みんなで“白ふん流し”をやってもらいます。楽しみながら、一緒にこの舞台を盛り上げてもらえたら嬉しいなと思います!」なお、白洲迅の動画配信チャンネル「シラステレビ」()が12月15日(土)22時よりスタート。さらに月1回は拡大版としてニコニコ動画公式生放送「生シラステレビ」として放送する。舞台版チケットの一般発売は12月22日(土)午前10時より。チケットぴあでは、いち早プレリザーブを12月6日(木)11:00まで、プレリザーブを12月10日(月)11:00まで受付。取材・文:野上瑠美子
2012年12月05日12月6日(木)より来日公演を行うザ・ジャクソンズが12月4日に東京・代官山書店にてトークショーを行った。トークショーにはジャーメイン、ジャッキー、マーロン、ティトの4人に加え、音楽評論家の湯川れい子とNONA REEVESの西寺郷太が参加し、目前に迫った来日公演の魅力を伝えた。先にアメリカでザ・ジャクソンズのライブを見ていた西寺は「ジャクソンズはメンバーが増えれば増えるほど、ライブの魅力が増す」と4人での来日を歓迎。これは2011年にジャッキー、ティト、マーロンの3人は来日を果たしていたが、今回はジャーメインが参加している事を指しての事だ。するとジャクソンズの4人も「日本が世界のどの国よりも僕たちをサポートしてくれる。日本のファンが一番だよ。ライブが本当に楽しみだ」と口々に日本公演への熱意を語った。質問のコーナーでは湯川が「セットリストはどうやって決めたんですか?噂では1か月かかったと聴いたけど」と聴くと「凄く時間がかかった・・・だから最後はくじ引きで決めたよ」と冗談を言って会場のファンを笑わせるなど、トークは終始和やかな雰囲気で進んだ。最後は熱狂的なジャクソンズファンとして知られる西寺がジャクソンズの『Show you the way to go』を歌うと、ジャクソンズの4人がコーラスをするという、何とも贅沢なコラボを見せて、トークショーは終了。急遽開催が発表されたにも関わらず、大勢集まったファンの声援に、最後まで応えていたメンバーの姿が印象的だった。来日公演は12月6日(木)・7日(金)に東京国際フォーラム・ホールA、12月9日(日)にグランキューブ大阪にてそれぞれ行われる。チケットは発売中。
2012年12月05日ミュージカル『屋根の上のヴァイオリン弾き』の製作発表が12月4日、都内で行われ、主演の市村正親、共演の鳳蘭、水夏希、大塚千弘、吉川友らが会見に登場した。『屋根の上のヴァイオリン弾き』公演情報ロシアの寒村で酪農を営むユダヤ人家族、テヴィエとその妻、5人の娘たちを描く感動の物語。ブロードウェイ・ミュージカルの名作で、日本では1967年の初演以来、上演回数1300回を超えるヒット作だ。この舞台で市村は2004年から主演をつとめてきた。市村は「今度で4演目。またやらせていただけるとは、役者冥利につきる。再演することで役を掘り下げてゆけたら」と挨拶。2009年の再演に続いて妻役をつとめる鳳蘭に「前にも増してかかあ天下でいこうかなと思ってます。変わらず上からいかせてもらいます」と“挑発”されると、「何言ってんだい、このやろう」と受け、会場の笑いを誘った。ふたりは「娘たちが新しいものを求めて外に出て行こうとするという話の中に、人間ドラマが詰まっている。これほど楽しくて、演じがいのあるミュージカルはない。生きててよかったなと思わせてくれる作品です」(市村)、「ドラマがすばらしい上に、曲が詞の中にしみいってくる。ドラマも曲も全部が10点満点」(鳳)と舞台をアピールした。最後に、舞台を誰に一番見てもらいたいかと問われて市村は「一番見せたかったのは、今年亡くなった母だし、芸の母である山田五十鈴のおっかさん、“日本のお母さん”でもある森光子さん。お三方に天国の桟敷席から見守ってもらえたら」としみじみと語った。公演は、2013年3月5日(火)から東京・日生劇場、4月10日(水)から大阪・イオン化粧品 シアターBRAVA!にて。チケットぴあではチケットのインターネット先行を実施中。東京公演は12月7日(金)18:00まで、大阪公演は12月13日(木)11:00まで受付。
2012年12月05日たむらぱんの「TAMURAPAN ワンマンライブ全国ツアー」千秋楽である東京公演が11月30日にSHIBUYA-AXで行われた。今年は1月に『mitaina』10月に『wordwide』と1年に2作のアルバムをリリースするなど、これまで以上に積極的な音楽活動を行ってきたたむらぱん。今回のツアーは『wordwide』のリリースツアーで、全国7か所で行われた。積極的だった2012年の活動を象徴するかのように、ライブは序盤からエンジン全開。『ヘニョリータ』『スポンジ』『ジェットコースター』とアップテンポな曲を立て続けに披露した。そしてたむらぱんは「今日のライブをもっと盛り上げるためにスペシャルゲストに来ていただきました!」と発言。一部では情報が公開されていたため、その言葉のみで会場は大盛り上がり。呼び込みでグループ名を噛んでしまい、登場したメンバーが一度ハケて、もう一度呼び込みをし直すというハプニング(?)があったものの、私立恵比寿中学のメンバーが登場すると、会場からは歓声が巻き起こった。私立恵比寿中学お馴染みの自己紹介にたむらぱんが参加したり、彼女が楽曲提供した『結果オーライ』『大人はわかってくれない』の2曲を生演奏でコラボ。この日しか見られない豪華な共演に観客は酔いしれた。「花が全部摘み取られたかのような」とエビ中が去った後のMCで自虐的に言っていた彼女。しかし実際にそう感じた人はいなかっただろう。ニューアルバムに収録された『ふれる』そして人気の高い曲『ラフ』『ゼロ』を披露すると、それまで賑やかだった会場を一気に彼女の空気に変えてしまった。その姿はまさに花のようにとても凛として鮮やかであった。圧巻だったのは「言葉が大事という事に改めて気づかされた」と語った新作『wordwide』から『ぼくの』そして『でもない』を続けて披露した所。まるで搾り出すように歌い上げる彼女の姿に、畏怖に近い感情を覚えた。改めてシンガーとしての彼女の凄みを感じた瞬間であった。アンコールまで全編2時間の長丁場をやりきった彼女。最後まで決して大きくないその体からは想像もつかない、大きく透き通るような歌声と、体全部を使って行うパフォーマンスは衰える事はなかった。最後の曲を終えると、バックバンドのメンバーと共にステージ前に出てきて歓声に笑顔で応えていたたむらぱん。2013年の活動にも大きく期待を持たせる、まさにライブの醍醐味というものが凝縮された公演だった。★以下のリンクより「たむらぱん」をお気に入り登録して、チケット情報をGETしよう!
2012年12月05日12月14日(金)から始まる東京公演に備えて来日中の『JUMP』キャストメンバーが1日、サイレントコメディー・デュオ、が~まるちょばの東京公演を観劇した。『JUMP』公演情報『JUMP』は東洋武術とコメディを融合させた韓国発のライブパフォーマンス。セリフを一切使用しない、アクロバティックなアクションとギャグ満載のステージは、韓国のみならず世界40か国で上演されているヒット作だ。そのキャストメンバーが同じくセリフを使わずに客席を笑いの渦へ巻き込む、が~まるちょばのふたり、ケッチ!とHIRO-PONを舞台観劇後、表敬訪問した。『JUMP』メンバーのひとりは、「たくさんの場面を次々と演じていくのに、最後まで集中がとぎれないのがすごい」「ストップモーションやスローモーションの動きなど勉強になりました。おふたりの呼吸が合っていたところもよかった」とが~まるちょばの舞台を激賞。一方のが~まるちょばは数年前に英国エジンバラの演劇祭に参加した際、同じく同フェスに参加していた『JUMP』のステージを見ており、パーティなどもして交流を深めたことを明かしながら、そのステージについて、「動きがすごい。みんなアスリートみたいな感じ。それが笑いにつながっているのがまたすごい」(ケッチ!)、「エジンバラで会った人たちの中には、韓国のK-1チャンピオンもいたくらい。そんな人たちがストーリーがあって、言葉のないところできちんと勝負できているのがすばらしい」(HIRO-PON)とエールを贈った。6年ぶりとなる『JUMP』東京公演は韓流の聖地、新大久保にある東京グローブ座にて。メンバーは「が~まるちょばもそうですが、『JUMP』も俳優同士の呼吸がぴったり。そんなところも見ていただけたら」とアピールしていた。また、が~まるちょばは若手俳優たちと立ち上げた「が~まるちょばプロジェクト 第3回公演」を3月20日(水・祝)より東京・紀伊國屋ホールで開催する。
2012年12月04日昨年1月に上演され、好評を博した舞台『公の園』の再演が来年3月に決定。そこで初演に引き続きの参加となる浅野温子と長野里美、さらに新メンバーで、NHK連続テレビ小説『カーネーション』での好演も記憶に新しい川崎亜沙美に、作品にかける思いを訊いた。『公の園』公演情報年齢も境遇も違うマリア(浅野)、喜美子(長野)、詩音(川崎)という3人の女性が、ある公園で出会い、当初は反発しながらも互いに共感を覚えていく。笑えて、ちょっぴりホロリとさせる、そんな女たちの本音トークが繰り広げられる本作。浅野と長野は、「元気になるとおっしゃってくれる女性が多かった。それがすごく嬉しくて」と初演を振り返る。確かな手ごたえを得ての再演。そこに新たに加わる川崎は、「なんかすみません…」と謙遜しながらも、先輩たちとの共演に胸を弾ませる。「出演が決まった時は、めちゃくちゃ嬉しかったです。まさに勝負というか、自分自身にとってはすごく大きな挑戦で。この舞台が終わった時、どんなものが得られるのか。今からすごく楽しみですし、頑張りたいです!」と、自らを奮い立たせる。格闘家でもある川崎の参加に、「やたら体育会系になりそう」と笑う浅野。長野は、「演劇的にも詩音は難しいセリフが多い。すごく大変だと思うけど、頑張って!」と期待を寄せる。この取材前には、初の読み合わせを行った3人。浅野は「初演の時はなんか焦っていた気がするんです。でも役柄的にこの3人は初対面なわけだし、理解しようって関係でもない。だから予定調和じゃないものが、今回のお稽古で見つけられたらいいですね」と語る。長野も「公園に3人がいて、会話にもならないような会話をしている。お客さんはそこにたまたま立ち合ってしまったような、その場のドキドキ感がより鮮明に立ち上がっていけば」と続ける。舞台上に登場するのは、まさに3人のみ。「すごい緊張感」と長野が言うように、一人ひとりが担うものは非常に大きい。それゆえに浅野は「やっぱりそれぞれがマリアはマリア、喜美子は喜美子、詩音は詩音じゃないといけない。その3人の柱の太さみたいなものは、やはり怖さでもあり、醍醐味でもありますね」と明かす。最後に「観客にどんなことを感じて欲しい?」という質問を投げかけると、浅野から「最終的にはやっぱり、“どっこい生きてる!”みたいな(笑)。その女たちのエネルギーを感じて欲しい」という答えが。頑張る女性たちにこそ、心響く作品となることだろう。取材・文:野上瑠美子
2012年12月04日12月1日、東京の電通四季劇場[海]が開場10周年を迎えた。この日はオリンピックと世界選手権で13連覇を達成し国民栄誉賞を受賞した女子レスリングの吉田沙保里選手が来場。同劇場にて上演中のミュージカル『オペラ座の怪人』を観劇し、キャストに祝福を贈った。劇団四季『オペラ座の怪人』公演情報電通四季劇場[海]は2002年12月1日に開場。こけら落とし公演の『マンマ・ミーア!』からのべ8作品、大型ミュージカルを中心に上演し、これまでの総公演回数は3270回、観客動員数は約330万人を数える。10周年となったこの日は通常の公演ののち特別カーテンコールが行われ、ムッシュー・アンドレ役の増田守人より「10周年のお祝いに素敵なゲストが起こしくださいました」という紹介で、吉田選手が栄和人監督とともに舞台上に登場すると客席からも大きな歓声があがった。吉田選手は「素晴らしい舞台を見せていただきありがとうございました。皆さんの素晴らしい歌声、演出、衣裳……とても感動して、元気を頂くことができました」と話し、さらに印象的だったシーンを問われ「キスシーン。あれは本当にやっているんですよね?ドキドキしました」と答え、乙女の顔も見せていた。その後、別室で行われたキャストとの交流会では「とにかく演出がすごかったです。舞台が暗い中であれだけ素早く転換したり、衣裳を替えたり。ここまで出来上がるまでの努力というのがすごいんだろうなと思いました。自分がやっているスポーツとは異なる分野ですが、やはり努力されているということがわかりますし、たくさんの方の気持ちがひとつになって出来上がっているというのは本当に感動します」と興奮冷めやらぬ面持ちで語った吉田選手。また、この日がミュージカル初観劇とのことだったが、「ミュージカルにはまりそう。自分では考えられない世界ですが、見てる方じゃなくて、ちょっと出たいって思っちゃいました」とも話していた。劇団四季『オペラ座の怪人』は現在ロングラン上演中。現在は3月31日(日)公演分までがチケット発売中。
2012年12月03日12月31日(月)に東京・新宿文化センターで行われる「KINGRUNPresents アニソンキング supported by スカパー!」の記者発表会が11月21日に行われた。【その他の画像はこちら】アニソンキングは2009年にアニソン紅白として開始。今年で4回目となる。この日の記者発表では初登場アーティストを中心とした出演者の紹介や、オリジナル版『宇宙戦艦ヤマト』を歌うささきいさおと、リメイク版『宇宙戦艦ヤマト2199』の第1章エンディングを歌う結城アイラ、そして同じく第2章のエンディングを歌う美郷あきのふたりによる新旧ヤマト対決、会場にいるファンや自宅で番組を見ているファンにも投票権がある事などが発表された。また入場者特典として放送終了後に、出演者からのお年玉プレゼントがある事、そしてイベントが深夜に及ぶため入場できない未成年のために、12月31日(月)昼12時より、アニソンキングが行われるのと同じ東京・新宿文化センターで小学校6年生以下の児童を対象に「アニキン mini」という無料ライブを行う事など、様々な試みが明かされた。また、この日はそれぞれ初出場となる吉田仁美と富永“TOMMY”弘明がゲストで登場。吉田はアニメ「スマイルプリキュア!」前期エンディングテーマ『イェイ!イェイ!イェイ!』、富永はアニメ「ジョジョの奇妙な冒険」オープニングテーマ『ジョジョ~その血の運命(さだめ)~』をそれぞれ披露。会見場を大いに盛り上げていた。紅組8組、白組6組と例年に比べると初出場アーティストが多い今年のアニキン。昨年とはまた違った雰囲気でのイベントとなりそうだ。年越しはアニキンで過ごしてみてはいかがだろうか?■KINGRUNPresents アニソンキング supported by スカパー!会場:新宿文化センター 大ホール (東京都)日時:12月31日(月)20:00/22:00料金:S席(全席指定)6,500円A席(全席指定)5,000円S席(着席指定)6,500円[出演]AiRI / AKINO with bless 4 / azusa / 石原慎一 / 鵜島仁文 / 小野正利 / 織田かおり / 川添智久 / きただにひろし / 喜多修平 / 串田アキラ / Gero / ささきいさお / 佐咲紗花 / 高橋秀幸 / 田村直美 / Zwei / 富永“TOMMY”弘明 / 西田昌史 / 野水いおり / 松本梨香 / 美郷あき / 桃井はるこ / 山形ユキオ / 結城アイラ / 吉田仁美 / 米倉千尋 / Ray / 他[司会]上坂すみれ / 砂山けーたろー / 三澤紗千香 / 鷲崎健
2012年12月03日稲垣吾郎にとって初のミュージカルとなる、『恋と音楽』が、12月1日、東京・PARCO劇場にて開幕した。ヒロイン役を務める元・宝塚歌劇団花組トップスターの真飛聖にとっても、退団後初めての舞台出演作となる。初日の昼には公開舞台稽古が行われ、稲垣と真飛、演出の河原雅彦の3人が囲み取材に応じた。脚本は鈴木聡。稲垣が演じる田代幸雄は、数々の傑作ラブストーリーを手がけてきたものの、自称・恋愛経験がないミュージカル作家。新作を書き上げ、プロデューサー(浅野和之)とともにキャスティングを考えるが、主演女優をなかなか決められずにいた。ふたりの若手俳優(大和田美帆と菅原永二)が売り込みに訪ねてきてもうわの空。主演女優に完璧な女性像を求めすぎるがゆえに、イメージにあう女優が見つからないのだ。何も決まらないまま打合せが終わると、ひとり部屋に残された田代の前に謎の女(真飛)が現れる。不審に思う田代だったが、話をするうちに彼女以外の主演女優はありえないと確信し、そして恋に落ちる。翌日、プロデューサーに紹介しようと彼女を待つが……。「ミュージカルを敬遠されていた方でも、違和感なく楽しめて、ほっとできるように腐心した」と河原が話すように、初心者にも馴染みやすい自然なコメディ作品に仕上がった。コメディはお手のものだが、ミュージカルは初挑戦となる稲垣は「いろんなことに挑戦してきましたが、こんなに楽しいものがあったんだなという気持ち」とコメント。ジャズの生バンドをバックに歌うことについても「すごく快感。やみつきになりそう」と話すなど、初ミュージカルを楽しんでいる様子だ。経験豊かな役者陣の演技とセッションするように、アドリブで変化するジャズバンドの演奏も魅力的だ。宝塚退団後、初めての舞台となる真飛は「男役でしか舞台に立ったことがなく、女子の役は初めて。女子としての不安がありますね(笑)」と笑ったが、稲垣も河原も声をそろえて「家に帰っても、ずっと真飛さんのことを考えてますよ」と真飛のヒロイン役にメロメロ。コメディでありつつも、ストーリーは大人の恋愛。稲垣は会見の最後に「この寒い冬に、心も身体も温まる、ちょっとほろ酔い気分になれるようなミュージカルができました。ぜひ期待していてください」とメッセージを送った。公演は12月1日(土)から28日(金)までPARCO劇場、1月11日(金)から14日(月)まで森ノ宮ピロティホール、1月26日(土)から27日(日)までイズミティ21 大ホールにて。取材・文:大林計隆
2012年12月03日fumikaが来年2月6日(水)に1stアルバム『POP SISTER』をリリースする事が決定した。fumikaは2010年に第1回レコチョクオーディションで1万人を超える応募者の中からグランプリを獲得し、2011年6月にシングル『アオイトリ』でデビュー。身長147cmの小柄な体からは想像もつかない力強い歌声で注目を集めている。アルバムはフジテレビ“ノイタミナ”アニメ「ロボティクス・ノーツ」エンディング・テーマである『海風のブレイブ』をはじめとした、これまでリリースしたシングルはもちろん、配信のみのリリースだった楽曲、TVCMソングとして話題になった楽曲なども収録されている。また、2013年2月23日(土)には東京・渋谷Star Lounge にて、1st ワンマンLIVE 『LIVE POP SISTER ! !』の開催も決定した。気になる方はアルバムと合わせてご確認を。また、チケットぴあではライブのチケット一般発売に先がけて、先行抽選プレリザーブを実施中。受付期間は12月3日(月)午前11時まで。
2012年11月30日2013年1月11日(金)に東京・SHIBUYA O-EASTにて行われる「DEAD POP FESTiVAL 2013」の第一弾出演者が発表された。DEAD POP FESTiVALはSiMが主催するライブイベントで2010年より開催。昨年はcoldrain、CROSSFAITH、HEY-SMITH、SHANKといったラインナップで行われた。今回の発表された第一弾出演者はねごと 、NOISEMAKER、COUNTRY YARDの3組。【壁を壊す】を合い言葉にSiMの呼びかけの下、全ての壁を超え"ライブバンド"が一同に会すイベントこそがDEAD POP FESTiVALである。前年のclub asiaから倍以上にキャパを拡げたにも関わらずDxP FEST 2012は即完。実に7年の下積みを経て突如頭角を現し、階段を急激な勢いで昇り続けるSiM。開催四度目となる今回は更に渋谷O-EASTへと規模を拡大するが、SOLD OUTは必至だろう。なお、公式サイトではチケット一般発売に先がけて、各バンドサイトにて先行抽選プレリザーブを実施。受付期間は12月1日(土)午前10時から12月9日(日)午後11時59分まで。
2012年11月30日劇団四季を振り出しに、数々のミュージカルへの主演歴を持つ実力派の保坂知寿と、「テニスの王子様」を足がかりに、こちらもミュージカルで頭角を表してきたニュースター、中河内雅貴。そのふたりが、ミュージカルではなく、硬派なストレート・プレイで、愛し合う男女の役に挑む。tpt「地獄のオルフェウス」。ラストスパートの稽古場に足を運んでみた。tpt「地獄のオルフェウス」公演情報この日は、保坂と中河内だけで出会いのシーンを特別稽古するのが目的。古い倉庫を改造した稽古場は暗い。小さな床置きの照明が1灯と、防寒用ストーブの炎だけ。中河内が演じるヴァルは、30才になったのを契機として、自堕落な生活を改めようと誓った流れ者のギター弾き。寡黙だが、内に秘めた情熱と挫折と葛藤が時に爆発する。保坂扮するレイディは、耐え難い過去の体験から、故郷の町と自分の夫を憎悪する、イタリア系の女である。稽古が始まる。自分が切り盛りする雑貨店兼カフェに、深夜、男が忍び込んでいるのを知ったレイディは、強い口調で警告するが、彼が自分のギターを取りに来ただけだとわかると、少しづつ、会話の糸口がほどけてゆく。保坂知寿のレイディは、クリアな口調が心地よい。ピストルを振り回したりする、感情の起伏が激しい女性だが、運命に負けまいとする人間の凛とした気品がある。「マンマ・ミーア!」のドナ、あの女性の強さとタフさを思い出す。ヴァルの中河内雅貴は、自分を持て余す青年の未熟さが魅力。30才という設定は中河内の実年齢より上だが、ナイーヴな役は彼の持ち味にぴったり。ぶっきらぼうで抑えたセリフのトーンが、保坂知寿の歌うようなセリフとコントラストを描き出す。舞台上にある椅子やテーブルを動かしながら、岡本健一が、そのまま演技を続行させて、セリフだけを注意深く聞いている。ときおり演技を止めて、友だちのように感想を伝える。スキンシップの多い演出家だ。何かを語りかけるとき、演出家の手は必ず、役者の肩の上にある。ふたりの気持ちがひとつに結びつく、この戯曲の有名な「鳥のセリフ」。それが、シーンのラストだった。脚がなくて、一生羽ばたくしかない鳥。眠るときは、風に乗って眠る。地上に降りてくるのはたった一度、死ぬときだけ。「--あたしもそんな鳥になりたい」「俺だってそんな鳥になりたい--おおぜいいるよ、自分もそんな小鳥になりたい--腐るのはごめんだってやつは!」中河内が、翼を広げた鳥のように、両手を顔の前に広げる。その後ろには、暗い稽古場なのに、キラキラと光って見える、彼の大きな瞳。傍らで、保坂知寿のレイディが、中空に、見えないはずの小鳥を目で追っている。その目も光っている。大人の女と、大人になりきれない男。人生を賭けたふたりの愛の運命は、平坦であるはずがない。公演は、12月7日(金)から20日(木)まで、池袋の東京芸術劇場シアターウエストにて。チケットは発売中。
2012年11月30日2013年2月2日(土)に神奈川・CLUB CITTA’及び2F LOUNGE BAR、A’TTICにて行われるBAYCAMP 201302の第3弾出演者が決定した。今回発表されたのはモーモールルギャバン、成山内(from sleepy.ab)、STERUSSの3アーティストと西村道男(Parade)、藤田琢己a.k.a DJ SHOCK-PANGのDJ2組。中でもモーモールルギャバンは今年ZEPP TOKYO やSTUDIO COAST公演を成功させており、今勢いがあるバンドだけに注目を集めそうだ。これで合計15組のアーティストが発表されたBAYCAMP 201302。今後も続々と出演者が発表される予定なので、気になる方は公式サイトやツイッターなどでご確認を。チケットは12月1日(土)午前10時より発売開始。■BAYCAMP 201302日時:2013年2月2日(土)OPEN 16:00 / START 17:00 / CLOSE 5:00(予定)会場: CLUB CITTA’、A’TTIC(2F LOUNGE BAR)(神奈川県)<出演者>ART-SCHOOL/avengers in sci-fi /!!!KYONO+DJ BAKU!!!/OVERGROUND ACOUSTIC UNDERGROUND/Predawn/rega/STERUSS/キュウソネコカミ/0.8秒と衝撃。/モーモールルギャバン/成山内(from sleepy.ab)[DJ]FREE THROW (弦先誠人/神啓文/タイラダイスケ) /LEF!!!CREW!!! / 西村道男(Parade)/藤田琢己a.k.a DJ SHOCK-PANG/ and more料金:前売 3,800円(税込)ドリンク別※オールナイト公演となります。18歳未満の入場不可。※IDチェックをする場合がございますので、必ず写真付き身分証を携帯して下さい。
2012年11月30日吉田拓郎が来年の1月30日(水)にライブDVD『吉田拓郎 LIVE 2012』をリリースすることが決定した。『Forever Young Concert in つま恋』以来、6年ぶりのライブDVDとなる本作。約3年ぶりに行われた首都圏ライブから11月6日の東京・NHKホール公演の模様を収録。こちらの公演では今年リリースされたアルバム『午後の天気』の楽曲はもちろん、『落陽』や『流星』といった名曲も披露された。久々のライブだったが、最後まで声量が衰えることはなく、全22曲を歌い上げた。なお、チケットぴあwebサイトでは同公演のライブレポートを公開中。■『吉田拓郎 LIVE 2012』2013年1月30日(水)発売・LIVE DVD+LIVE CD(2枚組予定)+フォットブック8,950円 (税込み)※初回限定<スリーブ・ジャケット+特殊パッケージ仕様+フォトブック10P予定>・LIVE DVD 6,300円 (税込み)・Blu-ray 6,825円 (税込み)
2012年11月30日MOON CHILDが1月14日(月)・26日(土)に行う再結成ライブにSOPHIAの都啓一が参加する事が決定した。【公演情報はこちら】1月14日(月)に東京・赤坂BLITZで14年ぶりの再結成ライブを行う事を発表したMOON CHILD。発表直後から予想を大きく上回る反響を呼び、チケットは即日完売。急遽1月26日(土)に東京・SHIBUYA-AXで追加公演を行う事が決定している。今回の再結成公演にはサポート・ギタリストとしてDo As Infinityの大渡亮の出演が決定していたが、更にサポート・キーボードとしてSOPHIAの都啓一の参加が発表。両名とも、メンバーとは旧知の仲という事で今回の参加が実現した。信頼のおけるサポートメンバーの出演で、ますます盛り上がりを見せるMOON CHILDの再結成ライブ。追加公演のチケット一般発売は12月7日(金)より。なお、チケットぴあでは12月2日(日)午後11時59分まで先行抽選プレリザーブを実施中。■MOON CHILD Special LIVE 2013 「It’s a brand-new day!!」【追加公演】日時:2013年1月26日(土)OPEN17:00/START18:00会場:SHIBUYA-AX(東京都)料金:1F自由6,000円(ドリンク代別途500円)
2012年11月30日2月11日(月・祝)に大阪・Zepp Nambaにてライブイベント「DEDICATE to… ~gang 451~」が開催されることが発表された。『DEDICATE to… ~gang 451~』チケット情報出演は、今年デビュー25周年を迎えたBUCK-TICK、そして結成15周年の氣志團と、アニバーサーリーイヤーを駆け抜ける2組に、11月14日に中納良恵(EGO-WRAPPIN’)、ハナレグミをゲストに迎えたニューアルバム『欲望』をリリースしたばかりの東京スカパラダイスオーケストラ、さらに昨今のライブでの成長著しい浪速が生んだガールズ・スカロックバンド、オレスカバンドを加えた全4組。チケットの一般発売は1月12日(土)より。なお、一般発売に先駆けて、下記及び各アーティストのオフィシャルホームページにて最速先行予約の受付もスタート。期間は11月30日(金)昼12:00から12月16日(日)23:59まで。
2012年11月30日12月4日(火)に東京・シアタークリエで開幕する舞台『Chanson de 越路吹雪「ラストダンス」』。この作品に主演する瀬奈じゅんが11月29日、東京消防庁丸の内消防署の一日署長に就任し、同劇場にて「第33回火災予防安全もちつきまつり」が開催された。Chanson de 越路吹雪「ラストダンス」公演情報まず最初に、丸の内消防署松村署長より「一日消防署長」の委嘱状を受け取った瀬奈は「今日一日よろしく!」と敬礼で挨拶。AEDを使った応急救護訓練では、舞台で共演する柳家花緑が四苦八苦する横でテキパキと指示を出し、貫禄の署長姿を見せていた。その後のトークショーでは、瀬奈は自らが阪神淡路大震災を経験していることから「必ず枕元に懐中電灯を置いて、水も用意しています。阪神淡路大震災の時はまったくごはんが食べられず大変な思いをしましたが、今は電気を使わず水を入れるだけでできるご飯などもありますので、そういったものも用意しています」と話し、花緑も「3.11以降、防災コーナーでヘルメットや簡易トイレなど緊急時のためのグッズを買いました」と普段から防災に心がけていることを話した。また消防署の木下予防課長より舞台の見どころを訊かれ、瀬奈は「越路吹雪さんの話ですので、もちろん越路さんの楽曲も注目なのですが、私と斉藤由貴さん以外の方はひとり何役も演じていますので、その七変化がみどころです」とアピール。花緑も「私は瀬奈さんの歌う越路吹雪さんの歌ですね。20曲近く歌っていますのでここが見どころ聴きどころ」と答えていた。最後に、地域の安全が「長持ち」するようにと餅つきが行われ、瀬奈は「今日みなさまと一緒に学んだこと、これを実践する機会がないことが一番なのですが、もし何かがあった時に愛する人の命を守れるように、学んだことを忘れずに、そして少しでも多くの方に広めていただきたいなと思います。私自身も学んだことを忘れずにいたいと思います」と感想を。花緑も「防災を考えるというのは3.11以降、日本には必要なことだと思っています。備えておくのはとても大事」と話した。『Chanson de 越路吹雪「ラストダンス」』は全国巡演を経て、12月4日(火)から19日(水)にかけて東京・シアタークリエにて上演。その後12月22日(土)に愛知・中日劇場、12月29日(土)・30日(日)に大阪・梅田芸術劇場 シアター・ドラマシティでも上演される。チケットはいずれも発売中。
2012年11月29日12月6日(木)から東京・大阪でそれぞれ来日公演を行うザ・ジャクソンズのジャーメイン・ジャクソンが今回の来日に関してインタビューに答えた。今回の再結成についてジャーメインは「沢山のファンからザ・ジャクソンズの再結成を見たいというメールをもらったんです。それで皆さんの望みを叶えようと決めました。彼等の望みに応えたいと強く思いましたし、同時にまた兄弟揃って何かをやりたいと思いました」と意気込みを語った。また、今回のセットリストについて「私たちが活動してきた40年間の中で生まれたヒット曲の数々、家族と共に作り出した素晴らしい曲が濃縮されています。私たちがステージ上で繰り広げるマジックを是非観に来て下さい」とジャクソン家の絆と披露する楽曲への自信を覗かせた。今回の来日公演はマイケル亡き後、ジャーメイン、ジャッキー、マーロン、ティトが約28年ぶりに遂に共演を果たすということで話題を呼んでいる。来日公演は12月6日(木)・7日(金)に東京国際フォーラム・ホールA、12月9日(日)にグランキューブ大阪にてそれぞれ行われる。チケットは発売中。インタビュー全容は@チケットぴあにて掲載。
2012年11月29日先日行われたフィギュアスケートGPシリーズ第6戦 NHK杯、男子で初優勝を飾った羽生結弦の使用した楽曲が話題となっている。【公演情報はこちら】NHKで中継された後、web上では「この曲は誰の曲?」と検索ワード上位に上がるほど、世の中の注目を集めたその楽曲は『花になれ』。シンガーソングライター指田郁也の曲で、以前福井で開催されたアイスショーで羽生はこの楽曲で演目を披露し、その事がきっかけでふたりは交流を深めた。『花になれ』は今年4月からオンエアされていたNHK BS時代劇「陽だまりの樹」の主題歌。指田は主題歌の話を受け、「音楽と生きる力」に焦点をあてて曲を書き下ろした。自身も心の病を抱えていた時期があり、その時に音楽で救われた経験を持つ。「この曲を聞いて、生きる力を少しでも持ってもらえたら」と語る。指田の優しい歌声でメッセージ性の強い歌詞と、今シーズン単身カナダに渡り練習を積み重ねて来た羽生の気持ちとが合わさったこのプログラムは今後も注目されそうだ。指田は12月21日(金)に東京・渋谷duo music exchangeで自身初となるバンド編成でのワンマンライブへ臨む。「指田郁也ワンマンライブ~本音+~」日程:12月21日(金)時間:19:00 open/19:30start場所:渋谷duo music exchange(東京都)料金:前売 全自由¥3,000(税込み・入場時ドリンク代¥500別)
2012年11月29日