チケットぴあがお届けする新着記事一覧 (277/342)
映画『二十四の瞳』や『楢山節考』など、数々の名作を世に送り出し、黒澤明と共に日本映画界の一時代を築いた映画監督、木下惠介。その木下監督の生誕100年を記念して、戦後の銀座を舞台にしたコメディ映画『お嬢さん乾杯』が2013年の初春新派公演で初めて舞台化される。10月18日、都内で会見が行われ、出演の水谷八重子、波乃久里子、瀬戸摩純、歌舞伎俳優の市川月乃助が登場した。1949年に公開された『お嬢さん乾杯』は、没落華族の令嬢と戦後成金の青年との不似合なふたりの恋を明るく軽快に描いた上品なコメディで、女優・原節子が唯一出演した木下作品としても知られている。また、今年5月に惜しくも世を去った新藤兼人監督が、映画脚本家としての地位を確立した作品でもある。今回の新派では成金実業家の青年・圭三を市川、没落華族の令嬢役で原節子が演じた泰子を瀬戸が演じる。また、本作が上演される来年は、新派にとっても創始から125年目を迎える節目の年でもある。劇団新派の要として長年劇団を支えてきた水谷と波乃は「来年も今年の続きとして、そのまんま走り続けていきたいです。『麥秋』『東京物語』(いずれも小津安二郎の名作を山田洋次が舞台初演出・脚本を手掛けた)に続いて戦後の昭和の姿を表現するという新しいジャンルを確立できれば嬉しいです」(水谷)、「その時代を感じさせるような劇団として、いい作品にできればと思います」(波乃)とそれぞれコメントした。物語の中心となる男女を演じる市川と瀬戸は「新派はまだ4度目ですが、新派125年の節目の公演に出させていただけて光栄です」(市川)、「劇団一丸となり必ず良い作品にしたいと思います」(瀬戸)と意気込みを見せていた。公演は2013年1月2日(水)から23日(水)まで東京・三越劇場で上演。チケットは11月30日(金)より一般発売開始。
2012年10月22日韓国出身の男性4人組バンド、CNBLUE(シーエヌブルー)が10月21日、初のアリーナ・ツアー(6か所9公演)の最終公演をさいたまスーパーアリーナで行った。CNBLUEのライブの写真「Come on」の掛け声でライブの幕を開けると、ロック・ナンバーを6曲続けて披露しスタートを熱く盛り上げた。会場の大きさに、ヨンファは「すごいですね、さいたま!たくさん来てくれて本当にありがとうございます」と興奮気味に挨拶。続けて、ヨンファがピアノを弾きながら、ジョンヒョンとともに『feeling』と『These days』のバラード曲で場内を優しい雰囲気で包んだ。『Blue Sky』『Teardrop in the Rain』では、バンドながらもメンバー全員が楽器を置いて歌声を披露すると、客席からため息まじりの歓声があがった。また、ご当地グルメを即興で曲にするコーナーでは、最終日とあって、大阪のたこ焼き、名古屋の手羽先、新潟のコシヒカリなどツアーで巡ってきた各地のグルメを織り交ぜながら、牛丼やコンビニなど、メンバーが好きなもので1曲を披露した。MCでは、ツアー・ファイナルに際し、ジョンヒョンが「今年は音楽の活動が少なかったですが、曲を聴いて待ってくれていたみなさんのおかげで、アリーナツアーができました。ありがとうございます。」とファンに感謝。ヨンファは「最近は個人の活動も増えていますが、4人でライブをやっている時、僕たちはCNBLUEだと感じます。これからも一緒にライブを作りましょう!」と呼びかけた。『Time is over』で熱い余韻を残したまま本編が終了。息つく暇もなく沸き起こったアンコールに導かれ、メンバーが登場すると、デビュー・シングル『In My Head』でさらに熱く盛り上がった。ファンに少しでも近づこうとしたり、興奮する会場の様子を自分の携帯電話に写真をおさめようとするメンバーの姿に、ファンも熱狂。アルバム『CODE NAME BLUE』(8月29日発売)がオリコン週間ランキングで1位を獲得したことに感謝するも「まだまだここからです。頑張ります!」とさらなる飛躍を約束した。そして、最後の曲が終わっても、ダブル・アンコールを求める鳴り止まない拍手と歓声に応え、メンバーが再び登場。さらに、トリプル・アンコールまでも行い、約3時間に及ぶライブの幕をおろすとともに、10万人を動員したツアーを完走した。
2012年10月22日『素直になれなくて』など世界的ヒット曲で知られるバンド、シカゴのジャパンツアー東京公演が10月20日(土)に東京国際フォーラム・ホールAで行われた。【公演情報はこちら】これまでのレコードやCDの総売り上げが全世界で1 億2,200万枚を突破。まさに世界的スーパーバンドの2年ぶりの来日を一目見ようと、多くの観客が来場した今回の公演。開演時間になり、アナウンスが流れるといきなり演奏がスタート。初っ端から息の合ったプレイを披露し、さすが40周年を超えるバンドは違うなと感じさせた。数曲披露し、MCに入ると「コンニチハ、トーキョー!・・・コンバンハ、スミマセン、ガイジンナノデ・・・」と流暢な日本語と茶目っ気溢れる言葉で、ファンを沸かせた。この日の会場は東京国際フォーラム・ホールAという着席形式のライブではあったが、前方の熱心なファンは立ったまま音楽に合わせて手を突き上げたり、リズムに乗っている姿が見受けられ、座ったままの観客も素晴らしい演奏に浸っているのが良く分かった。楽曲は皆が待ち望んでいるヒット曲はもちろん、熱心なファンでも生で聴くのは初めてという曲もあり、ライトなファンからコアなファンまで楽しめる構成になっていた。また、通常の楽曲の他にもドラムのトリス・インボーデンとパーカッションによる即興のセッションや、ステージ横で映し出されたスクリーンによる映像など、見た目でも飽きさせない仕掛けが用意されていた。「シカゴは日本が大好きです」という意味合いの英語のMCも披露されたが、確かに2時間近いライブの間、メンバーの顔は非常にリラックスして見え、それでいて楽曲を届けようという熱い想いが伝わってくるようなライブだった。公演終了後は、別れを惜しむように、前方の観客と何度も握手をしながらステージを去っていった。シカゴ ジャパンツアー2012は10月22日大阪・オリックス劇場、10月24日(水)新潟・新潟県民会館まで続けられる。
2012年10月22日栃木県内のご当地グルメが勢ぞろいする「とちぎ元気グルメまつり」が11月3日(土・祝)・4日(日)、栃木県県庁広場で開催される。期間中はラーメンや焼きそば、ハンバーガーなど、36の県内市町から自慢のご当地グルメが集結。入場者の人気投票により、2012年とちぎ元気グルメナンバーワンを決定する。また、ご当地アイドル・とちおとめ25のライブや、とちぎ地酒で乾杯選手権など様々なイベントも開催。とちぎ元気グルメまつり 開催情報チケットぴあでは、現在同イベントの食券引換チケットを独占発売中。チケットは開催前の9:00から会場内引換所で100円券を10枚つづりにした食券と引換えできる。前売りで購入すると賞品が当たるチャンスもある。■とちぎ元気グルメまつり会期:11月3日(土・祝)・4日(日)10:00~16:00※雨天決行会場:栃木県県庁広場(宇都宮市塙田1-1-20)購入方法:グルメの購入には食券が必要(1枚100円)1000円分購入ごとに人気投票への投票券1枚を配布
2012年10月22日宝塚歌劇宙組の新トップスター・凰稀(おうき)かなめと、新トップ娘役・実咲凛音(みさき・りおん)のお披露目公演となる『銀河英雄伝説@TAKARAZUKA』が、10月19日、東京宝塚劇場で開幕した。初日当日行われた通し舞台稽古の後には、新トップコンビによる会見が開かれ、時折顔を見合わせて微笑み合うなど、固い信頼感で結ばれている様子が窺えた。宝塚歌劇宙組東京宝塚劇場公演『銀河英雄伝説』チケット情報『銀河英雄伝説』は、田中芳樹の人気長編SF小説を原作に、ヒットメーカー小池修一郎が脚本・演出を担当。まさに新生宙組の門出にふさわしいスペース・ファンタジーだ。「人間模様の面白さと、スタッフの方々が凝ってくださって、舞台全体が芸術になっているのが見どころ」と言う凰稀が演じるのは、豪奢な金髪と蒼氷色(アイス・ブルー)の瞳を持つ銀河帝国元帥ラインハルト・フォン・ローエングラム。「東京公演に向けて、小池先生と一から見直しました。宝塚大劇場では役を自分の物にしようと突っ走ってきましたが、東京ではもっと漫画のイメージが強くなっていると思います。感情面でも、ラインハルトをはじめ、登場人物それぞれがかなり変わってきているので、その辺をご覧になって感じてください」。実咲は、後にラインハルトの秘書となる伯爵令嬢ヒルデガルド(ヒルダ)を演じる。「ヒルダ役は原作と違い、ラインハルトへの思いを出せる所がたくさんあるので、東京ではその部分をもっと追究し、毎回どう感じたかを忘れずに、膨らませていきたいです」。お互いの印象を聞かれると、凰稀は、「凛音は器用に見えて不器用ですね(笑)。でも真面目で一生懸命ですし、すごく考える子で、毎公演新鮮に向き合えます。これからも常に相手を見てお互いわからない所を突き詰めていきたいです」と語り、実咲は「凰稀さんはクールに見えて熱い方。私が何も言わなくても、私のことをよく見てくださっていて、細かい所までわかってくださいます。特にデュエットダンスでは凰稀さんへの思いが一番出せるので、より新鮮に気持ちを込めて頑張ります」と応じた。トップとしての舞台への心構えについては、「観に来てくださるお客様や、これまでに出会い温かく支えてくださった方々への感謝の気持ちをお伝えしたい、という思いでいつも舞台に立っています」と凰稀。実咲は「例えば今回なら“『銀河英雄伝説』の世界観が素敵だったな。人間模様に感動したり悲しくなったり心が温かくなったな”と思っていただけるような、何かをお届けできる娘役、舞台人でありたいです」と話した。公演は11月18日(日)まで東京宝塚劇場で上演。チケットは発売中。取材・文:原田順子
2012年10月22日韓国の男性6人組グループ・神話(シンファ)のメンバーで、ソロ歌手としても人気を集めるシン・ヘソンが10月20日、東京・ゆうぽうとホールで日本ファンクラブ「Always HYESUNG」の設立4周年記念ファンイベント(2回公演)を開催した。シン・ヘソンのファンイベントの写真全身を黒でまとめたスタイルで登場したヘソンは、「久しぶりに日本に来て、みなさんの前に立つことできて胸がときめいています」と挨拶。ファンクラブが4年目を迎え、「4年は決して短い時間でありません。“Always HYESUNG”という名前の中で、みなさんと一緒になれる気がして本当に嬉しいです。4年と言わず、10年、20年もずっと続けて行きたい」と期待を込めると、観客から大きな拍手を浴びた。終始、笑顔の絶えない和やかな雰囲気で、ヘソンもリラックスした様子。事前に募った“ファンが思うヘソンのイメージ”をヘソン自身が当てるコーナーでは、「(へソンは)神話の中で歌は1位。でも○○は5位」という問題に、自信をもって「ダンス」と回答。「ドンワンには負けません!」と4年ぶりにリリースした『Venus』のダンスを披露し、さらに、YouTubeの再生回数などで世界的に話題の歌手・PSY(サイ)のヒット曲『江南スタイル』の“乗馬ダンス”で沸かせる場面も。また、後半のクイズでは、フラフープを回しながら『Venus』の歌唱や、5秒間で10回の腕立て伏せなどにもチャレンジ。多くのファンが不可能と予想したことから、へソンが「本当に僕のこと好きなの?」と疑うなど、客席も爆笑だった。終盤には、4周年祝いのケーキも登場し、へソンは、ファンが楽曲『銀河』を歌ってプレゼントするサプライズに、白い歯をこぼした。また、ファンクラブの4年継続会員の中から最年長のファンも代表で登壇。ドラマ『冬のソナタ』から“韓流”に足を踏み入れたそうだが、「ヘソンさんに“絞り込みました”。(ヘソンは)魅力のかたまり」とヘソンを絶賛すると、同意とばかりに客席も拍手喝采。そして、「いつ頃結婚するのか」と聞かれると、へソンは「いい人がいたらしたいです。敢えて遅くしようという気はないんですが…」とタジタジで、この様子に会場は大きな笑いに包まれた。また、この日は、『戻ってきて』『チックタック』など全4曲を熱唱。『星を獲る』では客席後方から登場するサプライズも。現在、韓国でのソロ・アルバムを準備中で、「期待して待っていて」と呼びかけ、日本での単独コンサート開催をファンに約束して喜ばせた。
2012年10月22日THE ROOSTERSが2013年2月16日(土)に福岡・福岡サンパレス ホテル&ホールでライブを行う事が決定した。【公演情報はこちら】80年代初頭、高速BEATと他とは一線を画した独自の世界観でファンを魅了、今もなお数多くのアーティストに影響を与え続けている伝説のバンド、THE ROOSTERS。2009年に福岡サンパレス ホテル&ホールで27年ぶりに福岡で復活ライブを果たし、全国から多くのファンが詰め掛けたが、今回4年ぶりに同会場でのライブが決定した。今回のライブは“STILL OK ~ROOSTERS BEST SONGS PARADE ここから始まる新たな歴史~”と題されており、これまでの彼らの活動の集大成と、これからの新たな一歩を見ることが出来る重要なライブとなりそうだ。チケットの一般発売は12月16日(日)より。なお、チケットぴあでは一般発売に先駆けて10月22日(月)11:00~11月5日(月)11:00まで抽選先行プレリザーブを実施。■“STILL OK ~ROOSTERS BEST SONGS PARADE ここから始まる新たな歴史~”日時:2013年2月16日(土)18:00開場19:00開演会場:福岡サンパレス ホテル&ホール(福岡県)料金:全席指定5800円(税込)一般発売日:12月16日(日)
2012年10月22日韓国出身の6人組ボーイズグループ、BOYFRIEND(ボーイフレンド)が、2ndシングル『キミとDance Dance Dance / MY LADY ~冬の恋人~』(11月28日発売)のジャケット写真を公開した。BOYFRIENDの2ndシングルの各種ジャケット両A面仕様で、『キミとDance Dance Dance』をイメージした初回限定盤Aと通常盤は、メンバーのコミカルな表情とポーズが楽しい、アメコミ風のポップでカラフルなデザイン。一方の『MY LADY ~冬の恋人~』をイメージした初回限定盤Bは、フォーマルな装いのメンバーが大人びた表情を見せるクールな印象で、対照的なビジュアルとなっている。なお、BOYFRIENDの公式サイト(では、それぞれの衣装でのソロ・ショットが公開されている。
2012年10月19日vistlipが、ライブDVD『THE END.』を11月28日(水)にリリースする事が決定した。【公演情報はこちら】この作品は7月7日TOKYO DOME CITY HALLで行われたvistlip oneman live THE END.を全曲収録したDVD。この日のライブはバンドにとって結成5周年を迎えた記念すべき日に行われた。11月4日(日)には「V.I.P. LiST限定 vistlip 公開!全体リハーサル」を行う彼ら。こちらはファンクラブ会員に向けて、リハーサルを公開する。なお、vistlipは来年2月1日(金)の同公演のチケットをちけっとぽーと渋谷店にて購入した方を対象に、メンバーが直接チケットの手渡しを行う一日店長イベントを開催。こちらは10月28日(日)午後1時から午後1時30分までちけっとぽーと渋谷店にて行われる。イベント参加は10月28日(日)イベント終了までに同店でチケットを購入した方が対象。■vistlip一日店長イベント【日時】10月28日(日)午後1時~午後1時30分【場所】ちけっとぽーと渋谷店〒150-0043東京都渋谷区道玄坂2-29-1 渋谷1092F【イベント内容】「vistlip」メンバーより直接チケットをお渡しします。【イベント対象者】10月28日(日)イベント終了までに、ちけっとぽーと渋谷店にて、「vistlip oneman live FBA」2013年2月1日(金) 東京国際フォーラム ホールA公演チケットをご購入の方が対象です。【注意事項】※対象店舗で購入したチケットが対象となります。チケットぴあ他店舗での購入チケットは対象外となります。※チケットは当日メンバーよりお渡しいたしますので、チケットご購入時にはイベント参加券をお渡しいたします。イベント当日は参加券をお持ちの上、ご参加下さい。※予定枚数に達し次第、イベント参加券の配布は終了とさせて頂きます。予めご了承下さい。※メンバーより直接チケットをお渡しするお時間は午後1時~午後1時30分を予定しております。イベント終了後のチケット購入は対象外となります。※貸切りイベントではございません。他のお客様のご迷惑とならないよう、スタッフの誘導に従い、ご参加下さい。
2012年10月19日今年70歳を迎えた当代最高峰のピアニスト、マウリツィオ・ポリーニが、世界各地で展開中のグローバル・プロジェクト「ポリーニ・パースペクティヴ2012」を10月23日(火)から東京で開催する。「マウリツィオ・ポリーニ -ポリーニ・パースペクティヴ2012-」の公演情報1960年に18歳でショパン国際ピアノ・コンクールで優勝を果たし、一躍名声を得たマウリツィオ・ポリーニ。審査委員長だったアルトゥール・ルービンシュタインが「今ここにいる審査員の中で、彼より巧く弾けるものがいるだろうか」と賞賛したエピソードは有名だ。驚くほど高度な演奏テクニックを誇り、ポリーニ登場後はピアノ演奏の水準が変わったと評されるほど、今日の音楽シーンへの影響は計り知れない。昨年のルツェルン音楽祭を皮切りに世界各地で展開している「ポリーニ・パースペクティヴ」は、ベートーヴェンのピアノ・ソナタと、4人の現代作曲家たち――マンゾーニ、シュトックハウゼン、ラッヘンマン、シャリーノの作品をセレクトし、学術的・芸術的観点から音楽の将来を見据える壮大な企画だ。出演は、ポリーニのほか、クラングフォーラム・ウィーン、シュトゥットガルト・ニュー・ヴォーカル・ソロイスツなど、ポリーニ自身が選んだ現代音楽に精通したアーティストたち。「ピアノ作品の原点と考えるベートーヴェンと現代作品には、時間的な隔たりはあるものの、音楽や作法には繋がるものが必ずある」と語るポリーニ。ピアノ・ソナタで音楽史に“革命”を起こしたベートーヴェンと、常に“新しい音楽表現”を探求し続ける現代作曲家たち。その個々の作品ではなく、音楽に対するアプローチの中に共通項を見出すことで、時代を超えた音楽的な展望(パースペクティヴ)を提示することが狙いだ。これまでもバッハ、ベートーヴェン、ショパンといった大作曲家たちと併せて、現代作曲家も積極的に紹介してきた巨匠の集大成ともいえるだろう。マウリツィオ・ポリーニのプロジェクト「ポリーニ・パースペクティヴ2012」は、10月23日(火)から11月13日(火)まで全6公演を開催。チケットは発売中。■マウリツィオ・ポリーニ -ポリーニ・パースペクティヴ2012-[ベートーヴェン――マンゾーニ]10月23日(火) 19:00開演サントリーホール 大ホール[ベートーヴェン――シュトックハウゼン]11月2日(金) 19:00開演サントリーホール 大ホール[ベートーヴェン――ラッヘンマン]11月7日(水) 19:00開演サントリーホール 大ホール[ベートーヴェン――シャリーノ]11月13日(火) 19:00開演サントリーホール 大ホール[室内楽公演]10/24(水)19:00開演サントリーホール ブルーローズ11/14(水)19:00開演サントリーホール ブルーローズ※室内楽公演へのマウリツィオ・ポリーニの出演予定は無し。
2012年10月19日“劇作家が純粋に、いま伝えるべきこと、伝えなければならないこと、描きたいこと”を時間をかけて形にしていく、東京・世田谷パブリックシアターのプロジェクト〈劇作家の作業場〉。『4 four』は、そこから立ち上げた戯曲を舞台作品として上演する第1弾で、11月5日(月)に開幕する。川村毅が書いた戯曲を白井晃が演出し、キャストには高橋一生、田山涼成、須賀貴匡、野間口徹、池田鉄洋と個性的かつ技量のある面々が揃う。稽古中の白井、高橋、池田に話を訊いた。罪と罰を巡る奇妙な物語が、登場人物と俳優の身体との間を縫うように展開する。登場人物は、裁判員に選ばれた大学職員と、法務大臣、刑務官、死刑囚、そして“男”。出演者は各々が「F」「O」「U」「R」「男」として舞台に存在し、登場人物たち個々による膨大なモノローグを時に役柄を交換して演じていく、という二重構造となっている。かつては、川村が第三エロチカ、白井が遊◎機械/全自動シアターを主宰し、小劇場ブームの中でそれぞれに潮流を作ったが、ふたりがタッグを組むのはこれが初めて。「両劇団が全く違う系譜に連なっていたので、本当に接点がなかったんです」と白井。戯曲については、「現実の事件を思わせるリアルさが川村さんらしいし、ところどころにウジェーヌ・イヨネスコ(不条理劇で知られるフランスの劇作家)のような上質な喜劇性もあったり。稽古は各モノローグと全員が集まる会話の部分とを交互にやっているんですが、繰り返すうちに役者が少しずつ変化していくのが面白いです」と新鮮に受け止めている様子だ。高橋は言う。「モノローグは山に登るような苦しさがありますが、会話の場面では全員が下山して一斉に持っているカードを出すようなワクワク感がある。こういう風に時間軸も場所も人物も、次々に飛び越えていくような作品は演劇でしか表現できないもの。テーマはシリアスですが、稽古はひたすら楽しいですね」。一方の池田は「笑いの要素がない芝居もモノローグも、実は苦手。でも白井さんに誘われたら、自分を追い込みたくなって」と笑わせつつ、「一見複雑な物語だけれど、話が進むうちにある結末に向かっているのがわかってくる。演じる側にはそれを伝える緻密さが要求されると思うので、稽古場でもっと苦しみたい」と対照的な表情を見せた。「高橋君には内在した狂気がある。池田君には内面に孤独感がある」というのが、白井によるふたりの印象。劇作家と演出家、俳優たちがピースを埋めていく。そして物語を最後に完成させるのは、私たち観客なのかもしれない。11月5日(月)から25日(日)まで東京・シアタートラムで上演。チケット発売中。取材・文:佐藤さくら
2012年10月19日今年2月に第一子を出産し、母となったアンジェラ・アキが、出産後初となる全国ツアー “アンジェラ・アキ Concert Tour 2012-2013 BLUE”を10月13日、埼玉・サンシティホールよりスタートした。アンジェラ・アキ 全国ツアー情報本公演は、5か月に及ぶロング・ツアーで、全国ツアーとしては3年ぶり。7月にリリースされた7枚目のオリジナル・アルバム『BLUE』をひっさげ、2台のピアノを中心にした特別編成によるステージで全国に歌を届ける。初日のサンシティホール公演は、チケット完売。ホールを埋め尽くした観客を前に、「自身最高の出来になったアルバム」と語る『BLUE』に収録されているTVアニメ「宇宙兄弟」エンディング・テーマになった「告白」を始め、「サクラ色」や「手紙 ~拝啓十五の君へ~」などヒット曲を披露。照明を駆使したステージ演出や彼女の軽快なトークで、観客は笑って、泣いて、歌って、充実した内容に大盛況だった。“アンジェラ・アキ Concert Tour 2012-2013 BLUE”は、3月3日(日)岡山シンフォニーホールまで全39公演。ツアーの合間には、年末恒例のスペシャルライブ“MY KEYS 2012”を、12月20日(木)神戸国際会館こくさいホール、26日(水)日本武道館で開催。今年は、デビュー・アルバム『HOME』を完全再現する。本公演のライブレポートをチケットぴあwebにて公開中。また、10月20日(土)に放送予定のトーク番組「原宿ネストカフェ」(TBS系列、土曜24:00~24:30)に出演予定。映画評論家のLILICOとの楽しいおしゃべりが聞けそうだ。取材・文:門 宏
2012年10月19日世界屈指の古い歴史を誇るオーケストラ、ドレスデン国立歌劇場管弦楽団(シュターツカペレ・ドレスデン)が、今年9月に首席指揮者に就任したばかりのクリスティアン・ティーレマンとともに来日。10月21日(日)より日本ツアーを開催する。「クリスティアン・ティーレマン指揮 ドレスデン国立歌劇場管弦楽団」の公演情報ドレスデン国立歌劇場管弦楽団は、1548年にザクセン選帝侯の宮廷楽団として設立され、現存するオーケストラとしては世界で2番目に古い歴史をもつ。ワーグナーやリヒャルト・シュトラウスらの大作曲家が、指揮者として度々共演して自作を演奏しており、ドイツ音楽の伝統を築きあげてきた楽団として広く愛されている。今回、首席指揮者に就任したクリスティアン・ティーレマンも“ドイツ正統派音楽を継承する”指揮者として楽壇の期待を一身に背負う存在だ。ポスト就任決定が発表された2009年秋から、ドレスデン国立歌劇場管弦楽団とは精力的に共演を続け、すでに実施したアメリカ・ツアーは大成功。コンサートマスターのヴォロングが「(ティーレマンが)思い描き、引き出そうとしている音をほとんど感じることができる。精神的にも音楽作りにおいても、本当に調和している」と語っているように、楽団ともすでに相思相愛の関係だ。今年9月1日には、待望の首席指揮者就任記念演奏会が本拠地ゼンパーオーパーで開催。ドレスデン国立歌劇場管弦楽団の2012-2013シーズン開幕にもあたる同公演では、世界的ソプラノ、ルネ・フレミングを迎えてヴォルフの歌曲集を、メインにはティーレマンの十八番、ブルックナーの交響曲第7番を披露し、地元の観衆から万雷の拍手を浴びたばかり。成功の熱気覚めやらぬうちに敢行される同コンビ初の日本公演への期待も高まるばかりだ。クリスティアン・ティーレマン指揮、ドレスデン国立歌劇場管弦楽団の日本ツアーは、10月21日(日)の京都公演から10月26日(金)の東京公演まで全国5公演を開催。チケットは発売中。また10月20日(土)昼12時よりサントリーホール前のカラヤン広場では、「アークヒルズ音楽週間2012」と題し、ドレスデン国立歌劇管弦楽団のブラスメンバーによるファンファーレが演奏される。■クリスティアン・ティーレマン指揮ドレスデン国立歌劇場管弦楽団2012年日本公演10月21日(日)京都コンサートホール10月22日(月)NHKホール10月24日(水)愛知県芸術劇場コンサートホール10月25日(木)横浜みなとみらいホール10月26日(金)サントリーホール
2012年10月19日東京スカイツリータウン内東京ソラマチ 「スペース634」にて「マイケル・ジャクソン展」が10月18日よりスタートした。【公演情報はこちら】会場では『スリラー』や『スムーズ・クリミナル』などミュージックビデオで披露されたものや、ツアーで着用されたものなど、マイケルが生前愛用した衣装など100点以上、時価総額推定30億円以上という展示品が公開される。展示品は日本での公開後、オークションに出品されるため、これらの衣装やアイテムが一堂に会するのはこれが最後になるとの事。マイケルジャクソン展は11月12日(月)まで開催。また、期間中は10月31日(水)までを「THRILLER Stage」、11月1日(木)~11月12日(月)は「BAD&DANGEROUS Stage」とメインの展示物が変更されるという仕組みもあり。また、衣裳展示のほか、会場ではマイケルの功績を振り返る展示や映像、オリジナルTシャツ、ステッカーなど限定アイテムの販売なども行われる。12月6日(木)・7日(金)に東京・東京国際フォーラム・ホールAでザ・ジャクソンズの来日公演が行われるが、その時代の衣装も展示されるため、ライブに行かれる予定の方はこの展示会を見ておくと、より公演を楽しめるかも。マイケル・ジャクソン展日時/2012年10月18日(木)~11月12日(月)・前半 「THRILLER Stage」(10月18日~10月31日)・後半 「BAD&DANGEROUS Stage」(11月1日~11月12日)時間/10:00~21:00 (最終入場は~20:00)会場/東京スカイツリータウン(東京都墨田区押上1-1-2)内 東京ソラマチ 「スペース634」チケット・平日大人1,800円、高校生・大学生900円、小・中学生400円・土日祝大人2,200円、高校生・大学生1,100円 、小・中学生500円・未就学児は保護者同伴に限り入場無料
2012年10月19日駒田一、戸松遥、佐々木喜英が出演するミュージカル『サ・ビ・タ~雨が運んだ愛~』が10月18日に東京・青山円形劇場で開幕した。韓国では1995年の初演から現在までロングランを続けている大ヒットミュージカルで、日本では今回が3度目の上演。初日に先駆け17日、同劇場にて最終舞台稽古が公開された。40歳になってまだ独り身の男、ドンウク。早くに両親を亡くした彼は、何かと妹たちの世話を焼いているものの、彼女たちは独立してすでに家にはいない。そんな彼のもとにある雨の晩、7年ぶりに弟のドンヒョンが帰ってきた。久々の再会に気まずさが漂う中、突然ド派手な格好の女の子が歌い踊りながら乱入。結婚カップルを盛り上げるのが仕事の彼女が、訪ねる家を間違えたのだ……。ドタバタな展開の中にも「家族愛」という大きなテーマが太く濃く描かれ、温かな優しさが感じられる物語が展開する。兄ドンウク役は、『レ・ミゼラブル』『ラ・マンチャの男』など大作ミュージカルの常連でもある駒田一。初演から同役を演じている彼は、絶妙の間合いで笑いを生み出し、観客をどんどん『サ・ビ・タ』の世界に引きずり込む。その反面、独りでいることの寂しさを家族への愛で押さえ込もうとするドンウクの孤独をリアルに表現し、客席の涙をも誘った。佐々木喜英は歌にダンス、さらに初挑戦というピアノ演奏にと大奮闘で、弟ドンヒョン役を好演。「家族のために生きることこそ幸せ」という兄の愛が重荷でありつつも、やはり兄を愛している…という複雑な心理を繊細な演技で描いた。そしてこの兄弟のわだかまりを溶かすのが、戸松遥が演じるユ・ミリ。今回が初舞台の戸松だが、思い切りの良い演技でドジの上早とちり、だが一生懸命なユ・ミリを生き生きと演じていてキュートだった。キャストは基本的にこの3名のみだが、この舞台、観客の参加が必須となっている。演出にも工夫がこらされ、出演者も積極的に客席と絡み、自然と客席も劇中に入り込んでいく仕組み。さらに今回は360度を客席が取り囲む“円形劇場”での上演、舞台と客席の距離も非常に近い。客席も一緒に作品を作り上げているかのような気分でアットホーム感が増し、観客は3人のドラマをより身近なものとして感じていくはずだ。舞台と客席のコミュニケーションが多いこの舞台、カーテンコールではさらにお楽しみもある。事前に公式HPより申し込めば、キャストがカーテンコールであなたの誕生日を祝ってくれたり、プロポーズの後押しをしてくれたりすることも可能。スペシャルゲストとして、初演・再演に出演した山崎育三郎、原田夏希(予定)が登場する回もある。劇場に出かける前にチェックしてみよう。東京公演は10月28日(日)まで。11月4日(日)には福岡・黒崎ひびしんホールで上演される。チケットはともに発売中。
2012年10月19日俳優・向井理の主演舞台『悼む人』が東京・パルコ劇場で10月19日(金)に開幕する。天童荒太が7年の歳月を費やして書いた同名小説を堤幸彦の演出で舞台化するもの。全国を放浪し、死者を悼む旅を続ける主人公・坂築静人を向井が務める。開幕前日の18日、堤と向井、共演の小西真奈美、手塚とおる、真野恵里菜、伊藤蘭が会見に応じた。『悼む人』チケット情報向井は「難しい役ですね。まだ迷っているところもありますし。確立されているキャラクターではないので、迷いを抱えたまま答えを見つけずにやっていければいいかなと思ってます」と現在の心境を語った。また、役づくりについては「原作を読んでもピンと来なかった。結局この人は何だったんだろうという人を演じるのは難しいなと思いますね。ただ、北海道から福岡まで本当に旅をしていけるので、その中で変わっていけたら面白いかなと思います」と抱負を述べた。今回の舞台は、静人と、かつて夫を殺した罪で服役し静人と行動を共にする倖世(小西)、旅先で静人と出会った週刊誌の記者・蒔野(手塚)、そして静人の母(伊藤)と妹(真野)の5人の姿を通して描かれる。それぞれの登場人物によるモノローグと印象的なイメージ写真を使った演出で、原作の世界観をスタイリッシュにみせる。8年ぶりの舞台となる小西は「今は自分のことで精一杯です。日々、いっぱいいっぱいです」とコメント。真野は「子供を身ごもる役なので毎日悩んでいますが、この舞台が終わるころには顔つきが変わったねと言われるようになりたい」と意気込みを見せた。伊藤は「楽しくやらせていただいてます。向井さんは情熱的でピュアな方なので今回の役にぴったり」と褒めると、隣で向井が恐縮する一幕もあった。公演は東京を皮切りに、大阪、名古屋、札幌、福岡、神奈川ほか全国11か所を巡演する。なお、チケットぴあでは東京公演の当日券予約を電話で受付ける。詳細はHPで告知。また大阪と神奈川公演のインターネット先行抽選・プレリザーブを大阪は10月19日(金) まで、神奈川は10月25日(木)まで受付中。
2012年10月18日南果歩が主演する舞台『日々の暮し方』が、10月18日(木)より東京・池袋のあうるすぽっとで上演される。演出は、パフォーマンスシアター「水と油」で世界的に注目され、現在はカンパニーデラシネラを主宰する小野寺修二。パントマイムを表現の主軸とする小野寺が、別役実の同名エッセイを素材に、南を主演女優に迎え、何を企むのか。開幕を目前に控えた小野寺と南に話を訊いた。原作は「正しい退屈の仕方」「正しい風邪のひき方」等のテーマ45編からなるエッセイ。エッセイの舞台化というものも珍しいが、さらにその内容は、日本の不条理演劇の第一人者である別役実らしい不条理さとブラックユーモアに満ちたものとなっている。この作品をピックアップした理由を小野寺は「パントマイムではピースを繋げる作業をやっています。それがエッセイというものに上手く合うんじゃないかなと思ったし、もともと別役さんには尊敬も含め興味を持っていました」とまずは語る。確かに、日常的動作から非日常へ踏み越える感覚は、パントマイムという表現方法が得意とするところ。ただし「自分が今までやってきた不条理さと、別役さんが仰る不条理がどれくらい違うのかということに恐怖があった」という本音も。しかしあえて「そこに改めてチャレンジしたいと思いました。実際やってみるとやはり、苦戦しています。バラバラ感が出ないように、大きな流れの中にエッセイ要素を入れていこうという作戦でやっていますが、手ごたえは…どうでしょうか。歯ごたえはあるんですけどね(笑)」。控えめに語る小野寺に対し、しかし南は「かなり不思議な感覚の作品になっています。今までに経験したことのない稽古場でした」と充実の表情。「小野寺さんの演出は、キャストが思いついたことを素直に口に出せるし、ひらめいたことをどんどん形にできる。そしてそれを捨てる潔さもある。でもそれは捨ててしまっても、積み重ねた時間は確実にこちらの身体に染み付いているんです。捨てたものがあってこそ、新しいものが作られていく。その積み重ね方が面白い」。身体だけで構築する舞台を作ってきた小野寺が、セリフを使うのは今回が初。だが“身体”を武器にしてきた彼だからこそ、“言葉”の重みも感じているようだ。「マイムだと、自分はこうと決めてやっても受け取る側の自由で100種の見え方がしてもいい。でも言葉の場合はドンと置いてしまうとそれ以外のイメージが伝わらなくなる。そこをずらしたいですね。“笑いながら怒る”とか。ですから南さんにも今回は、普通なら“お芝居をしてください”ってところを、“そこは変に感情を入れずにフラットに”とか随分言いました。言葉って、もっと違う在り方があるだろうなというのを今、探しているところなのですが、今回は“不条理”なので、その実験としては説明しやすいです」と小野寺。私たちの生活に切り離せない言葉と身体を改めて感じる、少し奇妙な演劇が味わえそうだ。公演は10月28日(日)まで。出演はほかに中山祐一朗、山田悠介、川合ロン、藤田桃子、矢沢誠、吉村和顕。チケットは発売中。
2012年10月18日K-POPガールズグループ・KARAが10月17日、東京・新木場のSTUDIO COASTで、7thシングル『エレクトリックボーイ』の発売記念イベントを開催し、1500人のファンの前でDJプレイを初披露した。KARAの公演チケット情報“刺激的な恋愛を求めてディスコに繰り出そう”という曲のイメージに合わせて、ノースリーブのパーティードレスなどのセクシーな衣装に身を包んだメンバーがひとりずつ交互に登場し、KE$HAやレディー・ガガ、リアーナなど、彼女たちが好きな洋楽とKARAの楽曲をミックス。余裕の表情で登場したハラは、全米ビルボードチャートで4週連続2位を獲得するなど、世界中で注目を集めている歌手・PSY(サイ)の『江南スタイル』をプレイし、「みんな、知ってるでしょ?」と、同曲の“乗馬ダンス”と呼ばれるダンスを披露し盛り上げた。同シングルが10月18日付のオリコン・デイリーチャートで1位を獲得したことが告げられると、メンバーは「すごく嬉しいです! みなさんのおかげです」と喜び、来年行う東京ドーム公演について、スンヨンは「日本デビューからずっと願っていたことなので、すごく嬉しいです。みなさん、ぜひ遊びに来てください!」と声をはずませ、二コルとギュリは「みなさんに楽しんでもらえるように一生懸命準備をしています」とアピールした。なお、KARAは、10月21日(日)に東京ビッグサイトで初めてCD購入者限定のハイタッチ会を開催する。2013年1月6日(日)には、韓国人女性アーティストでは初となる東京ドーム単独公演「KARASIA 2013 HAPPY NEW YEAR in TOKYO DOME」を行う。
2012年10月18日Nothing’s Carved In Stoneが12月10日(月)に東京・Shibuya O-EASTで行われるイベント「THE WILD ONE」に出演する事が決定した。【公演情報はこちら】Nothing’s Carved In Stoneは今年アルバム『Silver Sun』をリリース。10月6日に全国19公演にわたって行われたアルバムのリリースツアーを終えたところ。11月28日(水)にはアルバムからのリカットシングル『Spirit Inspiration』をリリースする。このイベントにはNothing’s Carved In Stoneの他にもアーティストの出演が決定しており、そちらは随時発表される予定。なお、公式サイトではチケットの一般発売に先がけて、先行抽選プレリザーブを実施中。受付期間は10月21日(日)午後6時まで。■THE WILD ONE日時:12月10日(月)18:00/19:00会場:Shibuya O-EAST出演:Nothing’s Carved In Stone/他料金:前売 3,150円(D代500円別途必要)
2012年10月18日輝く笑顔が魅力的な宝塚歌劇雪組トップスター音月桂(おとづき・けい)、舞羽美海(まいはね・みみ)のサヨナラ公演が10月12日(金)、兵庫・宝塚大劇場で開幕した。ラストステージを飾る演目は、ミュージカル『JIN-仁-』と、ショー『GOLD SPARK!-この一瞬を永遠に-』だ。宝塚歌劇雪組『JIN-仁-』のチケット情報漫画家・村上もとかの大ヒット作で、大沢たかお主演のドラマも記憶に新しい『JIN-仁-』。幕末の江戸を舞台に、現代からタイムスリップした医師・南方仁と町の人々との人間模様を描いた作品だ。江戸の町に蔓延するコロリ(コレラ)、花街・吉原の感染病、花魁・野風の病気など、数々のエピソードをアレンジしながらテンポ良く展開。仁の恋人・結命と、江戸で出会う橘咲を舞羽、坂本龍馬を早霧(さぎり)せいな、橘恭太郎を未涼亜希(みすず・あき)、勝麟太郎(海舟)を専科・北翔海莉(ほくしょう・かいり)……と、さまざまな人物が登場し、舞台を彩る様子を眺めるだけでも面白い。さらには、艶やかさや華やかさ、殺陣の躍動感など和物ならではの美と粋が堪能できる。現代で恋人を亡くし、空虚な心を埋められないでいた仁が活力と笑顔を取り戻していく様を、緩急つけて表現する音月。咲と結命のふた役を、どちらも意志の強さを持たせながら、真っ直ぐな咲と知的な結命として演じ分ける舞羽。熱く豪快な龍馬を豊かな表情とアクションで表現する早霧。そして北翔や未涼が、どっしりと安定感のある落ち着いた演技と歌唱で舞台の空気を締める。突然タイムスリップしたことに戸惑いながらも、病や怪我、災難に苦しめられる江戸の人々を笑顔に変え、慕われ、愛されていく仁の姿は、“トップスター音月桂”の姿に自然と重なり、ぐっと胸に迫る。咲との絶妙な距離感、龍馬との友情、恭太郎や勝との信頼関係を描く中で、サヨナラ公演を意識したセリフや演出が散りばめられる。仁を中心に、舞台がどこか温かい空気に包まれているのは、その存在で周りを明るくしてきた音月を中心とする雪組だからこそ出せる空気感だろう。第2幕のショーは、煌めく衣装をまとった音月のソロからスタートし、心躍るようなリズムのナンバーで躍動感あふれるダンスが繰り広げられる。ダークファンタジーのようなストーリー性のあるシーンに、“イケメン”たちがスタイリッシュなダンスと歌で魅せるシーン、赤い鳥たちが歌い踊るシーンなど、彩り豊かに展開。中でも、音月自らが希望したという大階段での黒燕尾の群舞は惚れ惚れするカッコよさ。舞羽と音月のデュエットも美しく、ずっと観ていたくなるほどだ。ショーでもまたサヨナラ公演ならではの演出に心揺さぶられる場面もあるが、雪組生があふれる笑顔で放つイキイキとした輝きに、自然と笑みがこぼれる。兵庫公演は11月12日(月)まで上演。また、11月23日(金・祝) ~ 12月24日(月・祝)まで、東京宝塚劇場にて上演。東京公演のチケットは10月21日(日)一般発売開始。取材・文:黒石悦子
2012年10月18日連載第4回で、2週連続の直接対決がナビスコカップ決勝をより難しいものにすると書いたが、この難題を解くのが指揮官である。清水エスパルス・ゴトビ監督と鹿島アントラーズ・ジョルジーニョ監督がその任に当たる。ジョルジーニョはブラジル代表で2度ワールドカップに出場するなど、現役時代は世界的な右サイドバックとして鳴らした。片やゴトビは、少年時代にイランからアメリカへ亡命、大学時代もコーチを務め、少年サッカーの指導やスカウティングを経て、プロの指導者となった。ここまでの歩みはまったく異なるが、古巣・鹿島に帰還した1年目のジョルジーニョ、清水を率いて2年目のゴトビはともに48歳。そして、ふたりとも信念を貫く。「清水エスパルス対鹿島アントラーズ ナビスコカップ 決勝」開催情報各チームがDF4人・MF4人・FW2人の4-4-2や日本代表に倣った4-2-3-1のシステムを組む中、ゴトビ監督は前線にウイングが張る4-3-3を敷く。ジョルジーニョ監督は開幕戦で鹿島伝統の4-4-2から4-3-1-2にシフトチェンジ。結果が出ないと一時4-4-2に戻し、今では4-2-3-1で結果を残している。ただの頑固者では話にならないが、軸がブレては選手たちは付いて来ない。軸がブレないだけでは足りない。両指揮官とも選手交代が早い。前半をビハインドで折り返すと、後半頭からの選手交代はざら(ジョルジーニョは前半での交代も少なくない)。ピッチ上の問題点を修復すべく、次々駒を投入する。ゴトビもジョルジーニョも、ブレない軸とともに、フルキシブルな対処術を身に付けている。さらに監督の大切な資質のひとつが、負けた時の立ち振る舞いにある。チームが勝っている時に余計なことをする必要はない。連敗続きの時にこそ、監督の器量が試されるのだ。リーグ戦開幕5試合勝利なしだったジョルジーニョ監督は「上へ行く方法は日々、一生懸命、辛抱強く、努力し続けるしかない。困難を乗り越えた時に大きな未来がある」と語り、リーグ中盤で8試合白星から遠ざかったゴトビ監督は「若い選手はミスも起こす。彼らはミスから学んでいくもの。我々の戦略は長期的なものだ」と言った。ふたりとも選手を敗戦のスケープゴートにしない。ふたりの指揮官がリーグ戦を受けて、ナビスコ杯決勝でどんな策を講じるのか。ゴトビとジョルジーニョだからこそ、愉しみと言える。決勝は11月3日(土・祝)、東京・国立競技場にて。チケットの一般発売は10月20日(土)10:00より。なお、チケットぴあではインターネット先行抽選「プレリザーブ」を実施中。10月19日(金)11:00まで受付。
2012年10月18日GRAPEVINEが12月13日(木)に東京・SHIBUYA-AXで開催するライブにGREAT3の出演が決定した。【公演情報はこちら】15周年を迎えたGRAPEVINEと今年8年ぶりに活動を再開したGREAT3。この2組が対バン形式でライブを行うのは今回が初。接点が無さそうな2組だが、GREAT3の活動再開後のステージには、GRAPEVINEの近年のアルバム群をプロデュースした長田進が参加している事など、実は共通項は多い。そのため、どちらのファンであっても楽しめる共演になりそうだ。チケットの一般発売は11月23日(金・祝)より。■GRAPEVINE×GREAT3日時:12月13日(木)OPEN 18:00 / START 19:00会場:SHIBUYA-AX(東京都)出演:GRAPEVINE/GREAT3一般発売日:2012年11月23日(金・祝)
2012年10月18日ルイス・キャロル原作の『不思議の国のアリス』をもとに現代人の自己発見の物語として編みなおし、今春ブロードウェイで話題を集めたミュージカル『アリス・イン・ワンダーランド』。その日本版が早くも11月、東京・青山劇場で上演される。『ジキルとハイド』『スカーレット・ピンパーネル』でもおなじみの作曲家フランク・ワイルドホーンの最新作で、日本版演出は丁寧な心理描写とリズム感のある構成で人気の鈴木裕美。カラフルなセットと衣裳の“ワンダーランド”で展開する、大人のストーリーが楽しめそうだ。仕事に家族にと悩みを抱える主人公のアリスには安蘭けい、不思議の国の傲慢な帽子屋には濱田めぐみが扮する。安蘭は宝塚歌劇団、濱田は劇団四季とそれぞれトップスターとして一時代を築いたふたり。退団後もそのずば抜けた実力で活躍する者同士なだけに、安蘭が「めぐちゃん(濱田)の歌唱力にずっと憧れていた」と言えば、濱田も「とうこさん(安蘭)のそばにいるだけで安心できる」と初共演ながらすっかり意気投合した様子。濱田が言う「昔も今も、自分の信じる道を選んできたところが似てる」との言葉通り、自然体でありながら強い意思で道を切り拓いてきたその姿が多くの女性ファンから共感を得ている両者だけに、今回はまさに期待の競演といったところ。「こんなに悪い役は初めて」と話す濱田は「帽子屋はアリスの悪いところをキャラクターにした存在なので、酷いことばかりアリスに言うんです。自己中心的!とか傲慢!とかバンバン言うし、“ひれ伏して溺れたいはず”という歌詞もあって、慌ててとうこさんに“嫌いにならないで!”ってメールを送りました」と笑う。悪女の魅力たっぷりに歌い上げるシーンは見ものだが、一方のアリスは、情緒不安定なウサギ(田代万里生)や訳知り顔の芋虫(JOY)、キザな猫エル・ガト(柿澤勇人)らに囲まれた等身大の女性として存在する。「私もこんなに自分に近い部分が多い役は初めてです。アリスが帽子屋に指摘される言葉の数々は、身に覚えがありすぎて……(笑)」と安蘭からは意外な発言も飛び出した。「じゃあ(役作りは)めっちゃ厳しくないですか?」と尋ねる濱田に、「めっちゃ厳しいと思う!」と安蘭が返して思わず笑い合うひと幕も。「でもアリスは、いろんなキャラクターたちと触れ合ううち、そんなネガティブなところも全て自分の成長には必要なんだと気づくんです。子どもはもちろん、大人の方が観たら、もっと深く楽しめるミュージカル」と安蘭。一見ファンタジーに思える世界観にショーアップされた歌とダンス、だがそこにリアルなストーリーが織り込まれるのは、さすがブロードウェイ流。最高のキャストを得た日本版、その初日を楽しみに待ちたい。公演は11月18日(日)から12月4日(火)まで東京・青山劇場にて、12月14日(金)から16日(日)まで大阪・梅田芸術劇場メインホールにて上演される。チケットは発売中。なお、チケットぴあでは限定公演のみ観劇とディナー付きの「アリスレストラン付チケット」を発売する。
2012年10月18日韓国出身の男性6人組グループ・超新星(チョウシンセイ)が10月16日、千葉・幕張メッセで、日本デビュー3周年イベント「超新星☆博3」を開催。毎年ファンを集めて日本デビューを記念して行う恒例イベントで、今年は握手会とトーク&ライブを行い、約1万5000人と3周年を祝った。超新星の公演チケット情報トークショーでは、3年前の日本デビュー記念イベントの映像が公開され、メンバーは「すごく懐かしい」と感慨深げな様子。デビュー4年目に向けて、ソンジェは「みなさんのおかげでここまで来られました。10年、20年後も僕らの側にいてください」と呼びかけ、ゴニルは「今年は5人で過ごす最後の年。来年はユナクも一緒に活動できるから嬉しい」と笑顔でコメント。そして、ファン投票によるベスト・アルバムと、メンバーのソロ楽曲のみを集めたソロ・コレクションの2枚組アルバム『SUPERNOVA COLLECTIONS』を12月19日(水)に発売することを発表し、ファンを沸かせた。ライブでは、日本デビュー曲『キミだけをずっと』や『Shining☆Star』など、アンコールを含む6曲を披露した。なお、超新星は、10月19日(金)に東京国際フォーラム ホールAで行われるK-POPイベント「K-POP JOINT LIVE 2012 Vol.1」と、10月20日(土)に兵庫・六甲アイランド マリンパーク特設会場で行われる音楽イベント「LOVE CONCERT IN KOBE 2012」に出演し、12月13日(木)より単独イベント・ツアー「FANTASTIC CHOSHINSEI 24/7」(6都市7公演)を開催する。また、メンバーのゴニルとグァンスは、大阪松竹座で上演中のミュージカル「RUN TO YOU~俺たちのストリートライフ~」(11月4日まで)にダブル・キャストで出演中。
2012年10月17日鴻上尚史が主宰を務める、「虚構の劇団」の第8回公演『イントレランスの祭』が、10月30日(火)、東京・シアターサンモールで開幕する。今回書き下ろす新作のテーマに“イントレランス=不寛容”を掲げた鴻上に、作品にかける思いと劇団の今について話しを訊いた。虚構の劇団『イントレランスの祭』チケット情報現代における殺伐さ、許容範囲の狭さを、身に沁みて感じていたという鴻上。「たぶん不寛容になるには、それなりの理由があると思うんです。なぜちょっとした“異物”に対し、人はイラっとしてしまうのか。そしてイラっとする側、イラっとさせる側にもそれぞれ人生があって。そこを抽象論にならないよう、いかに演劇的におもしろく描けるかを考えました」。鴻上はその“異物”を、今回“宇宙人”というかたちで劇中に登場させている。それは物語を抽象論にしないことに加え、「個別の問題を扱っているとは思われたくなくて。具体的な事象ではなく、なぜ人は不寛容になるのか。差別そのものをあぶり出すためには、宇宙まで飛んでしまった方がいいだろうと思ったんです」と話す。一見すると非常に重いテーマ。だが作品には、鴻上らしい笑いが随所に盛り込まれている。「深刻に悩んで解決するなら、いくらでも深刻にします。でも深刻にすることで、事態は余計深刻なものになるんじゃないかと。だったら悩みのあまりの重さに思わず笑ってしまうとか、突き放して笑うってことの方が可能性はある。そもそも僕は、笑いのない芝居以前に、笑いのない人生は嫌なんですよね」。前作『夜の森』では、「虚構の旅団」と題し木野花に演出を託した鴻上。劇団メンバーにとってこの舞台は、「嵐のような経験だったのでは」と笑う。「俳優の根本を突きつけられましたからね。その傷がどれだけ癒えているのか……(笑)。ただ“虚構の劇団”っていう枠組みで芝居ができることの嬉しさやありがたさ、貴重さということは、強く実感できたんじゃないかと思います」。2名のメンバーが離脱したが、新たに2名の研修生が参加。キャラクターの厚みが増し、鴻上自身「だからこそ書けた脚本」と語る。劇団として「虚構の劇団」は、次なるステップへ踏み出す時期に来たのではないだろうか。「そう感じますね。鴻上の旗のもとにという意識から、自分がこの集団で何ができ、この集団はどこを目指しているのかという意識に変わってきた。彼ら彼女らが自分を主体に考えられることが一番大事だし、本作がその布石になればいいなと思います」。公演は10月30日(火)から11月11日(日)まで東京・シアターサンモールにて、11月23日(金・祝)から11月25日(日)まで大阪・ABCホールにて上演される。チケットは発売中。取材・文:野上瑠美子
2012年10月17日オリジナルミュージカルの企画・製作に意欲的なTSミュージカルファンデーションが、11月に新作『客家 ~千古光芒の民~』を上演する。日本の観客に今、何を伝えたいのか。稽古場を訪れ、同団体の代表である振付家/演出家の謝珠栄と出演者の吉野圭吾に、意気込みを訊いた。客家(はっか)とは、古代中国の王族の末裔と言われる人々で、土地を持たず、戦乱を避けて移動と定住を繰り返した歴史を持つ。これまでも作品を通して民族や領土の問題と向き合ってきた謝が、今回は〈アジア四部作〉の締めくくりとして、自らのルーツである客家をモチーフに選んだ。「来年米寿を迎える父のために、彼が生きた証を形にしたいなと。客家の人々の精神を伝えたかったんです」。南宋末期、モンゴル帝国に攻め入られ、滅亡へと向かう中、民族の誇りを大切にした忠臣・文天祥の生き様が描かれる。演じるのは、謝作品には5度目の出演となる吉野だ。「優秀な人物をいかに説得力をもって演じられるか。課題は大きいですけど、謝先生の舞台は、共に闘いながら作っていくところに面白さを感じます」と言う吉野に、「確かに、熱量や気力を要求するから、草食系には務まらないわね」と笑いながら謝が同意する。客家の男性を“風”に例えるなら、その風によって運ばれてきた種子を育てる“土”が客家の女性。文天祥に妹・文空祥がいたというオリジナルの設定は、この作品のポイントといっていい。「お嫁さんにもらうなら客家の女性がいい、と言われるほど、みんな強くて優しくて、働き者。女性抜きで客家は語れないんです」(謝)。「演じる水夏希さんとの兄妹関係はすごく大事だと思います。同じ志をもって向かい合いたいですね」(吉野)。「役者という仕事は客家の精神に通じる」という吉野の視点がユニークだ。「現場でしっかりとひとつの作品を作り上げ、また次の現場に移る。義を尽くさなければならないし、順応性も要求されますから」。このカンパニーのストイックな姿勢と、物語に込められた熱い想いが、緩み切った現代日本に投げかける意味は大きい。「忠義、恩義、正義を大切にする客家の人々の絆の強さ、そして人情の厚さ。“守るべきもの、それは人の心”という言葉がチラシにも書かれていますけど、今回伝えたいのは、まさにそれです」という謝の言葉が印象的だった。TSミュージカルファンデーション オリジナルミュージカル『客家 ~千古光芒の民~』は、東京・天王洲 銀河劇場にて11月9日(金)から18日(日)まで上演される。兵庫公演あり。チケット発売中。
2012年10月17日フュージョンバンドのDIMENSIONが10月17日(水)にアルバム『25』をリリースする。【公演情報はこちら】DIMENSIONは今年で結成20周年を迎え、今作『25』はそのタイトル通り25枚目のアルバムとなる。これまでの活動の総決算ともいえる作品で、韓国、台湾、香港、シンガポール、マレーシア等、アジア各国でCDリリース、全世界配信が決定している。10月21日(日)からは韓国公演を含むライブツアー「Live Dimensional -2012 ~25~」を開催。チケットは発売中。■Live Dimensional -2012 ~25~11月3日(土/祝日) 神戸チキンジョージ開場:開演/16:00:17:00チケット料金¥5,500(税込み/飲食別)11月4日(日) 岡山イマージュ開場:開演/15:30:16:00チケット料金¥5,500(税込み/飲食別)11月10日(土) 京都RAG開場:開演/18:00:19:00チケット料金¥5,500(税込み/飲食別)11月11日(日) 名古屋ブルーノート開場:開演/16:00:17:00(1st)、19:00:20:00(2nd)チケット料金¥6,800(入替制/税込み/飲食別)11月16日(金) 山口チキータ開場:開演/18:00:19:00チケット料金¥5,000(税込み/飲食別)~オープニングアクトあり11月17日(土) 福岡Gate’s 7開場:開演/16:00:17:00チケット料金¥5,500(税込み/飲食別/途中休憩有り)11月18日(日) 広島Live JUKE開場:開演/15:30:16:00チケット料金¥5,500(税込み/飲食別)11月23日(金/祝日) 仙台enn 2nd開場:開演/14:30:15:00チケット料金¥5,500(税込み/飲食別)11月24日(土) 札幌宮越屋珈琲ホールステアーズエスプレッソバーGIG開場:開演/16:30:17:00チケット料金¥5,500(税込み/飲食別)11月25日(日) 札幌宮越屋珈琲ホールステアーズエスプレッソバーGIG開場:開演/15:30:16:00チケット料金¥5,500(税込み/飲食別)★11/24&25~二日間通し券(¥10,000)12月1日(土) 日本橋三井ホール開場:開演/16:30:17:30チケット料金¥6,500(税込み/ドリンク別)
2012年10月17日フォークシンガーの小室等とあがた森魚が10月15日、東京・タワーレコード新宿店にて、レーベル「ベルウッド・レコード」の40周年記念CDコレクション「Bellwood 40th Anniversary Collection」発売記念ライブイベントを行った。ライブイベントの模様同コレクションは1972年に誕生したフォーク&ロック系のレコードを制作するレーベルベルウッドレコード創立40年を記念する作品で、はっぴいえんど、あがた森魚、大瀧詠一らCD全40タイトル(各1500円、2枚組各2000円・税込)と「紙ジャケコレクション」CD全11タイトル(各2500円、2枚組3000円・税込)、合わせて全51タイトルが今月3日に発売されている。ベルウッド・レコードから『私は月には行かないだろう』など多数の作品を発表している小室等は、「個人的には『フォーク・ギターの世界/小室等・小林雄二編』というのがよくできたフォークギターの教材で、それをこの中に混ぜてもらったのがすごくうれしいです」とコメント。「うまくいったらおなぐさみ。失敗したらもう一回やろうと思うのも恐ろしい気がしますが、楽しくやりましょう」と話したあがた森魚と一緒に『蒲田行進曲』『最後のダンス・ステップ』など計5曲を披露した。
2012年10月17日櫻井有紀(Vo)と村田一弘(Dr)のふたり組ロックユニットriceが、10月24日(水)に13枚目となるシングル『Fakestar』をリリースする。本作は結成当初からライブで演奏されており、彼らにとってはアンセムといえる楽曲で、オリジナルヴァージョンは今回が初めての音源化だ。rice ライブ情報riceは、今月8日、新横浜サンフォニックスホールでのFC会員限定ライブにて、突然の活動休止を発表。12月25日(火)には赤坂BLITZで「ricePresents【最後の聖戦!!ありったけスーパーライブ2012~壮絶で猛烈な12000秒のX’masプレゼント~】」も決定しており、現時点ではこれが活動休止前最後のイベントとなる。リリースを前に、ふたりから以下のようなコメントが寄せられた。櫻井有紀「活動休止を発表したのは、さらなる高みを目指し、バンド運営の体制をより屈強なものにするため。それに「休止」といっても「無」になることではないと思うんですよね。今回リリースする『Fake star』は、結成以来、旗揚げ公演からずっとやっていて、ワンマンライブで演奏しなかった日は一度もないんですよ。僕らにとっては無くてはならない曲です。いろいろな意味でのけじめとして、いままで音源化することのなかった『Fake star』を形にすることで、ずっと応援してきてくれたファンの皆さんにも誠意を伝えたいというか。そんな気持ちでリリースに踏み切りました。もし、時間があるならクリスマスに僕らのライブに遊びに来て欲しいです」村田一弘「どうしても「活動休止」という言葉は、後ろ向きな雰囲気に聞こえてしまうと思うんですけど、今ここで勇気を振り絞って休止することによって、その先をまた見ていけると思うので。僕らとしては前向きに捉えています。クリスマスのライブで一区切りとなってしまうので、そこで現在の僕らを見て欲しいですし、月末にリリースされるニューシングル『Fake star』も聞いていただきたいと思います」なお、「ありったけスーパーライブ」はホームページ2次先行(を実施中。受付期間は10月16日(火)午後12時から10月21日(日)午後23時まで。一般発売は11月11日(日)午前10時より。◎REGULLAR MEMBER永山 -@chan- 利彦(Cello)西山 -Fu-ming- 史晃(Bass)畠中 -Bun chan- 文子(Keyboard)高井 -SEYANA- 淳(Bass)城石 -Ommy- 真臣(Guitar)◎SPECIAL GUEST発表!!MASAKI(Bass)潤(Guitar)田澤 孝介(Vocal)貘(Vocal)華遊(Guitar)
2012年10月16日ドイツの文豪ゲーテの同名小説を原作とした、韓国オリジナル・ミュージカル「若きウェルテルの悩み」が2013年1月より東京・赤坂ACTシアターにて上演され、日本に初上陸することが16日、わかった。アイドルを起用した舞台とは一線を画す、韓国発の本格ミュージカル。叶わぬ恋に苦悩する純粋な青年・ウェルテルの姿を、叙情的な音楽とストーリーで描く同作は、2000年11月の韓国初演より、チョ・スンウやオム・ギジュン、ソン・チャンウィ、パク・コニョンなどミュージカル界で活躍する実力派俳優が主演を務め再演を重ねてきた「韓国ミュージカル史上最高の力作」と評される話題作。韓国では、今年は10月25日(木)より12月16日(日)までソウル・ユニバーサルアートセンターで上演される。ウェルテル役は、2003年の公演で同役を演じて好評を博したベテランのミュージカル俳優キム・ダヒョンと、デビュー2年目ながらその甘いルックスと圧倒的な歌唱力から『モーツァルト!』や『エリザベート』などの大型ミュージカルに抜擢された新鋭スター、ジョン・ドンソクのダブル・キャスト。実力派として人気を誇るふたりの“ウェルテル”に韓国ミュージカル界では大きな期待が寄せられている。日本公演でも、韓国公演と同じキャストが舞台に立つ。公演やチケットの詳細は順次発表される。
2012年10月16日