チケットぴあがお届けする新着記事一覧 (281/342)
シンガーソングライター青木隆治が10月10日(水)よりスタートするNTV系ドラマ『東京全力少女』 に出演する事が決定した。【公演情報はこちら】『東京全力少女』は武井咲主演のホームコメディ。青木隆治は下山浩次役でレギュラー出演する。ドラマ出演により、彼の新たな一面が引き出されそうだ。なお、12月27日(木)からは全国ツアー「青木隆治 CONCERT TOUR 2012-2013」を開催。2013年1月29日(火)の日本武道館公演まで10公演行われる。チケットは10月27日(土)午前10時より発売開始。■青木隆治 CONCERT TOUR 2012-201312月27日(木)ニトリ文化ホール(北海道)12月29日(土)仙台サンプラザホール(宮城県)1月5日(土)大阪国際会議場メインホール(大阪府)1月6日(日)愛知県芸術劇場大ホール(愛知県)1月9日(水)福岡サンパレス(福岡県)1月14日(月・祝)広島文化交流会館(広島県)1月15日(火) サンポートホール高松(香川県)1月18日(金)新潟県民会館(新潟県)1月20日(日)金沢歌劇座(石川県)1月29日(火)日本武道館(東京都)
2012年09月26日2009年秋、全三部9時間一挙上演の快挙を成し遂げた新国立劇場の『ヘンリー六世』。歴史上繰り返される復讐の連鎖、諍いの悲劇をダイナミックに舞台に立ち上げ、高く評価されたことは記憶に新しい。その続編が『リチャード三世』だ。新国立劇場は、前三部作の主要キャストが同じ役で継続出演する同作の上演を企画した。三部作の終幕、白薔薇ヨーク家と赤薔薇ランカスター家の熾烈な戦争はヨーク家が勝利し、ヨーク公の長男エドワードが即位。末弟グロスター公リチャードが王位を狙って劇中を疾駆し、やがて壮絶な最期を迎えるのが今作だ。9月某日、稽古場を取材した。新国立劇場『ヘンリー六世』チケット情報前回に続きリチャードを演じるのは岡本健一。背や足に生まれつきの障害を持つ、醜い容姿に対する劣等感から、権力を手に入れるべく謀略と殺人を繰り返すリチャード。その暴君ぶりを岡本は、役の裏にある衝動や揺れ、人間的な感情の移ろいで裏づけた緻密かつ大胆な演技で肉づけていく。冒頭、自身が殺したヘンリー六世の皇太子妃・アン(森万紀)を王位への足がかりとして口説く場面では、憎悪に燃えるアンを、獲物を追い込む猟師の力強さと官能的な言葉でねじ伏せる。ふたりの兄エドワード(今井朋彦)とクラレンス(前田一世)を陥れるためちらつかせる偽りの思いやり。腹心バッキンガム(木下浩之)と策謀を巡らせ、その成否に一喜一憂する滑稽さ。母・ヨーク公爵夫人(倉野章子)から向けられる嫌悪に対する諦めと自嘲。目を引いたのは、ヘンリー六世の妃マーガレット(中嶋朋子)と対峙する場面だ。中嶋も三部作から同役を続投。戦を嫌う夫に代わり、息子エドワードと共に戦場に赴く烈女は敗北の後、今度は身ひとつで夫と子を奪われた怒りと哀しみ、呪いの言葉を吐き散らし、白薔薇一族の破滅を予言する。中嶋マーガレットの鬼気迫る呪詛を、岡本リチャードが僅か一言の“返し”で無効にする場面は思わず吹き出すおかしさ。場の空気を一変させる緻密な間合いは、俳優同士として信頼の厚いふたりだからこそ表現し得るものだろう。三部作の稽古時、「今まで演じられて来たリチャードとは全く別の表現を見つけた」と言った岡本の言葉が鮮やかに蘇える。舞台下にいても稽古中は、身体を傾け足を引きずるリチャードの姿勢を続けるその気迫の凄まじさ。さらに終幕、リチャードの暴走を止めるべくフランスから攻め入るリッチモンド伯ヘンリー、後のヘンリー七世を演じるのは前作のタイトルロール浦井健治。清々しい若武者ぶりで戦いを終結させ、ヘンリーからヘンリーへ、同じ名を持つ者に権力が再び渡るという繰り返す歴史の不思議、人間の愚かさ、それゆえの愛おしさを一身に背負った立ち姿には貫禄すら感じられた。人物すべてが活き活きと動き、せりふが粒立って届くのは作品と俳優を熟知した演出・鵜山仁の手腕によるもの。古典作品への先入感を払拭する、躍動感あふれるドラマはライヴで体感しなければ損としか言いようがない。公演は10月3日(水)から21日(日)まで、東京・新国立劇場にて上演。取材・文:尾上そら
2012年09月25日歌舞伎俳優の市川猿之助が9月22日、都内で会見を行い、出演する『明治座十一月花形歌舞伎』への意気込みを語った。『明治座十一月花形歌舞伎』チケット情報今年6月と7月に東京・新橋演舞場で襲名披露興行を行なった猿之助は襲名後、初めて東京・明治座に登場する。昼公演では6役を早替わりで演じる『蜘蛛絲梓弦(くものいとあずさのゆみはり)』に、夜公演では宙乗りを勤める『天竺徳兵衛新噺(てんじくとくべいまようばなし)』に出演する。会見で猿之助は「明治座は子どものころ、一番楽屋で遊んでいた劇場なので個人的な思い入れはすごくあります」と語り「(3代目の)猿之助さんから(歌舞伎で使う)蜘蛛の糸をもらった覚えがあります」と想い出話を披露。また襲名後、初の東京公演で『天竺徳兵衛新噺』を選んだ理由として「明治座は、今はあまり歌舞伎が浸透していないので、定着させるためにもコンパクトな演目が良いと思い選びました」と説明しつつ、「劇場の中では一番お弁当が美味しいので、お芝居を観てご飯を食べて楽しんで欲しい」と気軽さをアピールしていた。『蜘蛛絲梓弦』については、「セリ(舞台の一部が上下に動く機構)に飛び込むなど色々工夫をしてやりつくした結果、工夫しすぎない方がいいと思ったので、今回はシンプルにやります」と構想を明かす。明治座の設備の中にあるワイヤーについては「宙乗りのワイヤーが見えないようになっているんです。(3代目)猿之助の宙乗りのために造ってくれたようなものだったんですけど、(1993年に建て替えて)新装になってから猿之助は出演していないんです」と語った。さらに、明治座の歌舞伎公演にはこんな工夫も。「ほかの歌舞伎公演に比べると値段を安くしていただきました。2幕構成になっているので、若い方でも見やすくなっていると思います」。舞台のみならず映像でも幅広く活躍する猿之助だが「テレビなどで僕を知っていただいた人が、『歌舞伎をやっている人なんだ』と思って見に来ていただけたら嬉しいです」と話していた。公演は11月3日(土・祝)から11月27日(火)まで明治座にて上演。チケットは9月28日(金)より一般発売開始。
2012年09月25日人気K-POPグループ、SUPER JUNIORの世界ツアー「SUPER SHOW4」のDVD完成記念上映会が24日、メルパルクホール東京で開催され、メンバーのウニョク、リョウク、キュヒョン、ドンへ、カンインが出席した。SUPER JUNIORのDVD上映会の写真同イベントには、『Sexy, Free&Single』(8月22日発売)の購入者9万通の応募の中から選ばれた4500人(1公演1500人)が参加。会場が割れんばかりの大歓声に包まれる中、上映会を前に、ウニョクは「ここは『SUPER SHOW4』のDVDを観る場なんですが、カンインさんは参加できなかったのに、なぜここにいるんですか?(笑)」とカンインをチクリ。入隊のため同ツアーに参加できなかったカンインは、腕時計をしきりに触って聞こえないふりで「今、一緒にいるのが少しきまり悪いです(笑)。僕もなぜここにいるのか分かりません。ファンのひとりとして来ました。そちら(客席)に座るべきだったかも」とジョークを飛ばして沸かせた。DVDにはソロ・ステージなどが収められ、特に印象に残っている演出を聞かれると、ウニョクが「カンインさんがお話しするのが一番いいと思います(笑)」と促し、カンインは「あの時のことを思い出すと胸に迫るものがあります。キュヒョン君のソロが印象深かった。チャンミンさん(東方神起)が東京も大阪も一緒にステージに立ったんだよね?」と惜しい回答。実際には、チャンミンは映像で出演しており、キュヒョンは「実はチャンミンさんの人気を借りようと思って登場してもらったんですが、僕が出た時より歓声が大きくて後悔しました」と話し、自分のソロ・ステージについて「『SUPER SHOW4』のハイライトといえます。最高の4分間といえます!」と自信たっぷりで笑いを誘った。メンバー同士の漫才のようなやりとりや会話に会場は爆笑の連続で、ドンへとウニョクのユニットについて、ウニョクが「思ったより気に入ってくださってびっくりしました。どこにいても『オッパ オッパ(お兄さん)』って叫んでくださいね」と呼びかけると、カンインは客席に「『カンイン オッパ』(って呼んで)とおねだり。客席からの「カンイン オッパ」の声に満足気な笑顔。そして、11月と12月に神奈川と兵庫で開催されるグループ派生ユニット・SUPER JUNIOR-K.R.Yのライブに触れ、ウニョクが「K.R.Yのコンサートの後、僕とドンへ君の“オッパオッパコンサート”が…」と期待を持たせたところで、リョウクが「ありません」とばっさり切り捨て、客席を爆笑の渦に巻き込んだ。10月31日(水)発売のDVDは、昨年12月に京セラドーム大阪、今年5月に東京ドームで開催されたライブ映像が6時間45分に渡って収められ、この日は約60分が初公開された。
2012年09月24日9月24日、開幕戦を10月6日(土)に控えたbjリーグのプレスカンファレンスが行われた。8年目となる今季は、東京サンレーヴスと群馬クレインサンダーズが新規参入し、全21チームによって、シーズンを戦う。関東勢2チームの新規参入により、4年連続でイースタンカンファレンス1位に君臨してきた浜松・東三河フェニックスがウェスタンカンファレンスへ移ることになった。記者会見ではbjリーグ河内敏光コミッショナーが「bjリーグはブースター(ファン)至上主義の考えのもと、リーグ運営をしていく。bjリーグはただの試合ではなく、家族全員が楽しめるイベントとして、地域が活気づく祭りだととらえて、シーズン100万人動員を目指す」と来るべきシーズンに向けて抱負を語った。日本プロバスケットボールリーグ伊藤博社長も「バスケを使用し、地域を活性化させる。今回、渋谷センター商店街の協力を得たのは今後につながる。各チームの地元を含めたビジネスオペレーションをしていきたい」と意欲満々である。開幕を目前に控えた選手たちもズラリ。国際大会出場のため不参加となった横浜ビー・コルセアーズを除く、20チーム20名が一堂に会した。昨年の覇者・琉球ゴールデンキングスの小菅直人が「オフェンスもディフェンスも昨年よりもアグレッシブにエネルギッシュに戦う」と言えば、準優勝に終わった浜松・東三河フェニックスの大石慎之介は「両方のカンファレンスで優勝したチームはまだいないので、そこを目指したい」とキッパリ。新規参入の2チームでは、青木康平(東京)が「bjリーグ未経験のアメリカ人選手たちがいかに慣れるかが鍵」と語り、岡田慎吾(群馬)も「うちの実力はまだまだ」と気持ちを引き締めた。また、プレスカンファレンスに出席した選手20名のアンケートでは、「負けたくない相手・注目選手」の質問も。3票を集めた小菅(琉球)がトップに立ち、太田敦也(浜松)と仲摩純平(滋賀レイクスターズ)が2票で続いた。
2012年09月24日東京・上野の森美術館にて8月に開幕し、連日大盛況の「ツタンカーメン展」が会期延長を決定、来年の1月20日(日)まで開催される。「ツタンカーメン展」開催情報「ツタンカーメン展」は2004年スイス・バーゼルを皮切りにボン、ニューヨーク、ロンドン、メルボルンなど世界各都市を巡回、1000万人以上の入場者数を記録した話題の展覧会。日本では大阪開催を経て、現在東京で開催中。当初は12月9日(日)までの開催を予定していたが、好評につき会期を大幅延長することとなった。3300年前のエジプトに生きた、謎の少年王ツタンカーメン。同展ではツタンカーメンの内臓が保管されていた器、黄金のカノポスをはじめ、王のミイラが身にまとっていた黄金の襟飾りや短剣など、王墓から見つかった副葬品約50点など、日本未公開を含む全122点が展示されている。■エジプト考古学博物館所蔵ツタンカーメン展~黄金の秘宝と少年王の真実~開催期間:開催中~2013年1月20日(日)開館時間:平日9:30~18:00/土日祝9:00~18:00(最終入場は17:00まで)
2012年09月24日9月24日、大阪・なんばグランド花月『吉本興業創業100周年特別公演 170日目』の日替わりゲストコーナー「唄って笑って100周年」にセレッソ大阪アンバサダー・森島寛晃が出演した。なんばグランド花月『吉本興業創業100周年特別公演』のチケット情報坂田利夫、安尾信乃助、今別府直之、吉田裕らが所属するフットサルチームの即戦力として入部という設定で、学生服に瓶底メガネ姿で登場した森島。その意外な格好に会場からどよめきが起こる中、すぐさまユニフォームに着替えると、まずはリフティングを披露。足はもちろん、肩や背中を駆使した見事な技で観客を魅了した。また、ゴールキーパー役の今別府を相手に、力強いシュートを何本も決めていく森島。そのスピードとパワーに怖気づいて逃げ惑う今別府と舞台上は大騒ぎ、会場も大いに沸いた。そして、約10分の出番を終えた森島は「今日は緊張したけど楽しかったです。今、Jリーグはオリンピック選手も戻ってきて盛り上がっています!ぜひ、応援してください!」とJリーグをPRした。なんばグランド花月『吉本興業創業100周年特別公演』は毎日、なんばグランド花月で開催中。
2012年09月24日ぴあ創業40周年を記念して11月23日(金・祝)に幕張メッセ国際展示場1~3ホールにて開催されるPIA 40th Anniversary「MUSIC COMPLEX 2012」にマキシマム ザ ホルモンの出演が決定した。これまでに筋肉少女帯、ももいろクローバーZの出演が決定していたが、今回新たに人気バンドのマキシマム ザ ホルモンがラインナップされた事で、大きな話題を集めそうだ。チケットの一般発売は10月13日(土)より。なお、チケットぴあでは10月1日(土)午前11時までプレリザーブ先行2次の受付を開始。■PIA 40th Anniversary「MUSIC COMPLEX 2012」日時:11月23日(金・祝) 開場10:00/開演12:00会場:幕張メッセ 国際展示場 1~3ホール出演:筋肉少女帯/マキシマム ザ ホルモン/ももいろクローバーZ/他料金:ブロック指定(全立見)7240円(1972年創業で40周年!)※ドリンク代別途500円必要一般発売:10月13日(土)
2012年09月24日レッドドラゴンがやって来る!昨年の『ラグビーW杯』でベスト4、今年の『欧州六カ国対抗』で優勝を果たしたウェールズ代表が、来年6月の『リポビタンDチャレンジ2013』で日本代表と2連戦を行うと、9月24日発表された。エディー・ジョーンズ日本代表ヘッドコーチは「ウェールズと対戦できるのは光栄なこと。アタッキングラグビーを明確に打ち出したウェールズとの試合は、エンターテインメント性に富んだゲームになるだろう。私たちの目標は世界のトップ10に入ること。世界トップのウェールズとの試合は、日本にとって大きな強化になる」と語った。もちろん、貴重な強豪国との対戦をただの経験の場に終わらせるつもりはない。ジョーンズHCは「6月には気温35度、湿度90%になってもらって、最後の10分間で日本が勝つことを期待している」とジョーク交じりに続けた。日本の高温多湿の気候はウェールズの敵になると、元ウェールズ代表で今季から三菱重工相模原ダイナボアーズに加入したシェーン・ウィリアムズも口にした。「2001年、我々ウェールズ代表はすべての試合に勝つためにやって来たが、気温30度、湿度90%の過酷な状況の中、サントリーに敗れてしまった。怪我をしたわけでもないのに、私たちの選手のうちふたりはロッカールームで倒れた。あれから日本のラグビーも選手も格段にレベルアップしている」と決して楽な戦いではないと強調した。日本代表は9月24日から2日間の強化合宿を組み、11月には3週間強のヨーロッパ遠征を敢行する。『W杯』での2勝目が近くて遠い日本にとって、世界トップ10の道のりは長くて険しい。エディーはその困難なミッションを実現する魔法はないと言う。「今の日本に必要なことはスキルとフィットネスをレベルアップさせ、ゲームの理解度を深めること。そのためには世界のトップレベルと年間10試合ほど組む必要がある。成長にジャンプアップはない。ハイレベルなゲームを重ねることによってディスアドバンテージをアドバンテージに変えていくしかない」。日本代表とウェールズ代表が激突する『リポビタンDチャレンジ2013』は、第1戦・2013年6月8日(土)・近鉄花園ラグビー場、第2戦・2013年6月15日(土)・秩父宮ラグビー場で開催される。また、エディー・ジョーンズ出演予定のトークイベント「ぴあトークバトルスポーツ快楽主義 vol.75 SUPPORTED BY リポビタンD」が10月28日(日)、東京・青山ベルコモンズ クレイドルホールで開催。チケットぴあでは、インターネット先行抽選「プレリザーブ」を実施中。10月1日(月)11:00まで受付。
2012年09月24日河原雅彦が演出、劇団THE SHAMPOO HATの赤堀雅秋が脚本を手がける『阿呆の鼻毛で蜻蛉をつなぐ』が9月21日、東京・本多劇場にて開幕した。ふたりがタッグを組むのは今回が初めて。初日にさきがけて、同日昼に公開舞台稽古が行われた。『阿呆の鼻毛で蜻蛉をつなぐ』チケット情報植原卓也や橋本淳をはじめとした若手俳優のほか、劇団拙者ムニエルの看板俳優・加藤啓や、映画『SR サイタマノラッパー』で主演を務めた駒木根隆介、劇団、本谷有希子でおなじみの吉本菜穂子、劇団猫のホテルの市川しんぺー、真面目な風貌にユーモアあふれる台詞回しで舞台やTVで活躍する伊藤正之といった、個性豊かなキャストが顔を揃えるのも見どころのひとつ。物語はとある田舎の村が舞台。祖父の代から続く金物屋を継いで暮らしている小峰春彦(橋本)は、わけあって入院している。入院中、春彦は不思議な夢をみるようになる。そんな折、村では連続通り魔事件が発生。ベテラン刑事の高橋国男(市川)は部下の石井秀樹(植原)とともに捜査にあたるが、手がかりといえば現場に残されたネジだけ。なかなか犯人をみつけることができず事件は長期化。そんなある日、万引き常習犯として捕まった池田翼(駒木)は「犯人を知っている」と言いだし、奇妙なことを話し始める。タイトルの『阿呆の鼻毛で蜻蛉をつなぐ』はことわざで「愚か者がだらしなく伸ばしている鼻毛は、トンボを繋ぐことができるほど長く、大変愚かである」という意味。登場人物たちは、普通に生活しているのに全員何かが狂っている。その狂っている様子に一瞬、面食らってしまうものの、どこか共感してしまうのは、その狂気の中に、誰しもがうっすら感じている現代人の習性のようなものが重なって見えるからだろう。正義感はあるが自分の責任には尻込みしてしまう男、前に進むために考えるのを止めた男、思っていることを言えなくてつい変なことを口走ってしまう女、自分の権利を声高に主張する若者。人間のばかばかしくも哀しい業の深さを描き出す、まさに赤堀ワールド全開の一作だ。クロスワードパズルが象徴的に登場するように、さまざまなヒントが見え隠れし、それをつなぎ合わせていくことで全体像が見えてくる。心の深い部分を見せられるがゆえに直視したくはないけれど、見逃してしまったドラマがあったのではと、もう一度、その世界に潜りたくなる。そんな好奇心が駆り立てられる作品に仕上がっている。公演は本多劇場にて9月30日(日)まで。チケット発売中。文:大林計隆
2012年09月24日内博貴、和音美桜の共演でこの秋上演されるミュージカル『デュエット』の公開稽古が9月22日、都内にて行われた。作品は、アメリカを代表する喜劇作家ニール・サイモンが脚本を書き、『コーラスライン』『007 私を愛したスパイ』などを手がけたマービン・ハムリッシュが作曲を担当、1979年のブロードウェイで初演されたミュージカル。人気作曲家ヴァーノンが、一緒に曲を作ることになった新進気鋭の女性作詞家ソニアにペースを乱されつつも惹かれあっていく、というストーリーだ。演出は錦織一清が手がける。この日はヴァーノンとソニアが少しずつ惹かれあっていくシーンと、晴れて恋人となった後、別れを選択するシーンの2場面が公開された。前半のシーンではヴァーノンを演じる内とソニアに扮する和音が丁々発止の口ケンカをしたかと思えば、笑いの中にもロマンチックな雰囲気になり…とスピーディな展開で、ブロードウェイ作品らしい軽快さをアピール。後半はぐっとムーディな空気で、大人の魅力たっぷりな内と和音の顔が垣間見れた。公開稽古後のインタビューで、内は「もともと楽しいラブ・コメディですが、錦織さんがより面白く色をつけてくださっている。誰でも気軽に楽しめる作品になっています」とアピール。ただ、出ずっぱりの作品は初めてとのことで「正直怖いし、ハードルも高いんです。…ということをニシキさんに言ったら、『その高いハードル、飛ばなくていいよ。くぐればいいじゃん』って(笑)。心がゆるみました」。その言葉からもわかるように、ムードメーカーとして現場を和ませているのはどうやら演出の錦織のようで、この日の稽古でも、内と和音に近づき言葉をかけ、演出をつけているのかと思いきや、取材陣を振り返り「…という絵(撮影用カット)はいかがですか?」と笑わせる一幕も。和音からも「錦織さん自身がコメディみたいで、日常を見ているだけで勉強になる」という発言も飛び出す始末。その錦織は内のヴァーノンを「立っているだけでサマになる。それに内はやっぱり大阪の血が流れている。(コメディに必要な)間の取り方、息の使い方がうまくてびっくりする」と高評価。このタッグで贈る大人のラブ・コメディ、期待大だ。公演は9月28日(金)から10月10日(水)まで東京・シアタークリエ、10月13日(土)から16日(火)まで大阪・梅田芸術劇場 シアター・ドラマシティ、10月26日(金)愛知・中日劇場、10月30日(火)・31日(水)福岡・キャナルシティ劇場にて。チケットはいずれも発売中。
2012年09月24日10月27日(土)にさいたまスーパーアリーナで開催される、日本最大にして唯一のメタルフェス「LOUD PARK 12」の第4弾出演者が決定した。【公演情報はこちら】今回追加発表されたのはカナダの超絶テクニカル・デス・メタルバンドクリプトプシーとスウェーデンの元祖メロディック・ブラック・メタルバンド ナグルファーの2組。 これで計16組の出演者が明らかになった。今回の発表に合わせて、公式サイトでは各出演アーティストのステージ割りも発表された。参加予定の方はそちらもご確認を。チケットは発売中。■LOUD PARK 12日時:10月27日(土)OPEN 9:30 / START 10:30会場:さいたまスーパーアリーナ(埼玉県)出演者:スレイヤー / イン・フレイムス / バックチェリー / ドラゴンフォース / ヘイルストーム / クリストファー・アモット / ハロウィン / ストーン・サワー / ソナタ・アークティカ / セバスチャン・バック / ヒブリア / DIR EN GREY / クリプトプシー / OUTRAGE / ナグルファー / 1349 / 他料金:自由席 14500円(ドリンク代別)/指定席 16500円(ドリンク代別)Tシャツ付き自由席 17500円(ドリンク代別)
2012年09月21日古田新太扮する大泥棒・石川五右衛門を主人公に据えた、劇団☆新感線の『五右衛門ロック』シリーズ。2008年の第1弾『五右衛門ロック』では南の島で大暴れ、2010年の第2弾『薔薇とサムライ~GoemonRock OverDrive』ではヨーロッパの大海を舞台に女海賊と渡り合った。そして第3弾『ZIPANG PUNK~五右衛門ロックⅢ』が12月にお目見えする。この冒険活劇で、新感線初参加を果たすのが三浦春馬だ。劇団☆新感線SHINKANSEN☆RX「ZIPANGPUNK~五右衛門ロックIII」 チケット情報「出演が決まってから『シレンとラギ』(新感線の2012年春興行)を観たんです。新感線の舞台には鳥肌が立ったり、圧倒される場面がいくつもあるんですけど、それを自分がお客さんに投げかけるんだって思うと、いつもとは違う、言葉では表せないような高揚感がありました」。これが三浦にとって3度目の舞台。過去2作は、所属事務所の先輩、岸谷五朗と寺脇康文が主宰する演劇ユニット“地球ゴージャス”への参加だ。「僕はまだまだ自分のことしか考えられてないのかもしれないんですけど、本番が始まると毎日が全力、という感じ。どうしたって自分の本気が溢れてきて、いつも熱い、テンションの高い状態でいられるんです」。今年春に出演した『海盗セブン』の劇中、ダンスや歌を披露するソロパートでは、「ここはNYなんじゃないか?」という歓声に包まれたことも明かす。「すっごい気持ちよかった。(舞台)袖に引っ込んで、泣いたのか泣きそうになったのか自分でもわからないぐらい。毎回、かけがえのないものをお客さんからいただいていた気がします」。三浦にとって初めての客演。「ゴージャスで教えてもらったことを出して、一生懸命羽ばたきたい」と意欲をみせる。今回三浦が演じるのは、明智心九郎という京都所司代盗賊目付にして、五右衛門に対抗する名探偵的な役どころだ。「“ずっと味方だぜ!”みたいに五右衛門を慕う子分を想像してたので、年齢は下でも五右衛門と対等な役は意外でした。あと、蒼井優さん演じる女盗賊に恋される役らしいから、稽古場で優さんをげんなりさせないよう、言動には気をつけます」とはにかむ。「殺陣はすっごい楽しみ。事前に自主練習したいって劇団関係者に確認したら、“変なクセがついても困るからやらないで”って答えでした(笑)。とりあえず、やる気あります!ってことは伝えました」。今作を上演する東急シアターオーブは7月に東京・渋谷にオープンしたばかり。大阪の会場も4月にオリックス劇場へと生まれ変わった。東西大劇場の真新しい舞台に立つことに「めちゃくちゃ気持ちが上がりますよね!」と目を輝かせる。「僕、オープン前のシアターオーブの前まで行ったんですよ!エントランスのガラス張りの窓から渋谷の街が見渡せて、これはお客さんが入口から、異空間に連れていかれるんじゃないかな。舞台への期待感が大きくなる劇場だと思ったし、そこに立つのが待ち遠しいです」。公演は12月19日(水)から2013年1月27日(日)までシアターオーブにて、2月6日(水)から28日(木)までオリックス劇場にて上演される。
2012年09月21日葛河思潮社の第二回公演『浮標』が9月20日、世田谷パブリックシアターにて開幕した。葛河思潮社とは長塚圭史が昨年1月に立ち上げた演劇プロジェクトで、その第一回公演として長塚が演出に挑んだのが、三好十郎作によるこの『浮標』だった。前回の公演中にすでに今年の再演を決めていたそうだが、震災を経た1年半後の今、三好十郎が“生の本質”について苛烈に書き綴った本作の、その気迫のこもった言葉たちはいっそう強度を増して我々の身に迫ってくる。「浮標」 チケット情報時は日中戦争の影が忍び寄る頃。画家の久我五郎(田中哲司)は死を目前にした病身の妻・美緒(松雪泰子)の看病に献身している。美緒の生をなんとかつなぎ止めようと抗う五郎の前に現れるのは、彼を利用しようとする金貸しや財産の譲渡を迫る妻の家族、戦地に赴く親友、現実を突きつける医師など。経済的にも困窮し、次第に追いつめられていく五郎はそれでもなお、あらん限りの力で生きることの意味を美緒に叫び続ける。しかし最期の時は迫りつつある。黒い木枠で囲んだ中に白砂を敷き詰めた抽象舞台で物語は展開する。出演者が立ち並ぶ中、長塚の素朴な挨拶で開演が告げられ、その白砂に五郎役の田中哲司が足を踏み入れた瞬間から、時は過去の時代へと巻き戻されていく。木枠の左右両端には椅子が並び、役者たちがその登場人物のままに着席し、出番のないシーンを静かに見届ける。前回に続いて五郎を演じる田中は、美緒に対する愛情と苛立ち、金貸しの尾崎(赤堀雅秋)や医師・比企(長塚)の前でみせる攻撃と卑屈といった感情の破綻を、より深い哀切を込めて表現。美緒役の松雪は、今にも消え入りそうな病人の透明感を醸しながらも、時おり生への闘争心を鋭く光らせる表情がいい。見舞いにきた若い娘・京子(高部あい)の健康美に嫉妬を覚え、ひとり静かに化粧し、鏡をみつめるかすかな笑顔が悲しく、美しい。五郎を正論で責め立てる尾崎や比企、死にゆく娘に財産話を急かす母・お貞(池谷のぶえ)や美緒の妹・恵子(大和田美帆)などは狡猾とも非情とも見てとれる。しかしここに登場する誰もが戦争という状況からの圧迫を受け、五郎や美緒と同じように必死に生にすがりつこうとしている人たちだ。椅子に座って物語を眺める登場人物たちの視線から、過ぎた日々への懺悔や悔恨を感じ取り、その人物の隠れた厚みに気づく瞬間もあった。戯曲に描かれた人間たちの真の姿を長塚が綿密に探究し、舞台上に息づかせている。死に際の美緒に向かって万葉集を語り聞かせる五郎。その白眉のクライマックスに三好十郎は “生と死”についての深淵な問いを我々に叩きつける。茫漠とした海にただよう浮標の孤独のように、永遠に答えの出ない問いかけを今一度、胸に刻む。上演時間4時間(休憩2回含む)の間、集中をとぎらせず吸引する三好十郎の魂の言葉は、さまざまな気づきをもたらしてくれる。公演は同所にて9月30日(日)まで。その後大阪、兵庫、宮城を巡演し10月20日(土)に新潟で千秋楽を迎える。千秋楽の模様は全国13か所の映画館で生中継される。取材・文:上野紀子
2012年09月21日5人組ロックバンドGOOD ON THE REELが東京と大阪でワンマンライブを行う事が決定した。【公演情報はこちら】GOOD ON THE REELは2006年に結成。ライブ活動などで着実にファンを増やし、昨年リリースした2ndミニアルバム『シュレーディンガーの二人』はオリコンウィークリーチャート8位にランクインするなど、高い人気を誇っている。11月21日(水)には1stフルアルバムをリリース予定。チケットぴあでは一般発売に先がけて先行抽選プレリザーブを実施中。受付期間は9月24日(月)午前11時まで。■GOOD ON THE REEL presents 『HAVE A "GOOD" NIGHT vol.8』12月1日(土) 18:00LIVE SQUARE 2nd LINE(大阪府)■GOOD ON THE REEL presents 『HAVE A "GOOD" NIGHT vol.9』12月14日(金) 19:00CLUB QUATTRO (東京都)スタンディング-2500円(ドリンク代別途必要)※未就学児童は入場不可。6歳以上はチケット必要。チケット一般発売10月10日(土)
2012年09月21日10月6日(土)・7日(日)に静岡県富士宮市の朝霧アリーナで行われる野外フェスティバル「朝霧JAM - It’s a beautiful day」の出演アーティストとタイムテーブルが発表された。【公演情報はこちら】朝霧JAM - It’s a beautiful dayは2001年から行われている野外ライブイベントで、今年で12回目の開催となる。美しい景色と良質なライブを楽しめる事で人気を博している。今回発表されたアーティストは10月6日(土)にOKI DUB AINU BAND、GOMA&THE JUNGLE RHYTHM SECTION、トミーゲレロ、ウィルコ・ジョンソン、リー“スクラッチ”ペリー、OPEN REEL ENSEMBLE、ダスティン・ウォング、鎮座DOPENESS & DOPING BAND、DUB SQUAD、カット・ケミスト、トータリー・イノーマス・エクスティンクト・ダイナソーズが出演。10月7日(日)に木暮”shake”武彦、Nabowa、オーサカ=モノレール、ROCK’N’ ROLL GYPSIES 、ヒプノスティック・ブラス・アンサンブル、ダーティー・プロジェクターズ、ナラシラト、光風&GREEN MASSIVE、ミシュカ、七尾旅人、あらかじめ決められた恋人たちへ、インスペクター・クルーゾ、ドン・レッツの出演が決定している。合わせてタイムテーブルも発表されているので、参加予定の方はそちらもご確認を。チケットは現在好評発売中。■『朝霧JAM - It’s a beautiful day』日程:10月6日(土)、10月7日(日)会場:富士宮 朝霧アリーナ(静岡県)CAMP IN / GATE OPEN:10月6日(土)10:00SHOW START:10月6日(土)14:00GATE CLOSE:10月7日(日)20:00(予定)OVER NIGHT CAMPING:10月6日(土)10:00~10月8日(月)11:00出演:10月6日(土)OKI DUB AINU BAND/GOMA&THE JUNGLE RHYTHM SECTION/トミーゲレロ/ウィルコ・ジョンソン/リー“スクラッチ”ペリー/OPEN REEL ENSEMBLE/ダスティン・ウォング/鎮座DOPENESS & DOPING BAND/DUB SQUAD/カット・ケミスト/トータリー・イノーマス・エクスティンクト・ダイナソーズ10月7日(日)木暮”shake”武彦/Nabowa/オーサカ=モノレール/ROCK’N’ ROLL GYPSIES/ヒプノスティック・ブラス・アンサンブル/ダーティー・プロジェクターズ/ナラシラト/光風&GREEN MASSIVE/ミシュカ/七尾旅人/あらかじめ決められた恋人たちへ/インスペクター・クルーゾ/ドン・レッツ
2012年09月21日神戸、名古屋、東京の3都市のライブハウスに100組以上のアーティストが出演するライブハウス・サーキットイベント「UNIONWAY FEST 2012」が10月6日(土)から3日間にわたって開催される。UNIONWAY FEST 2012 開催情報6日(土)に神戸、7日(日)に名古屋、8日(月・祝)に東京で開催される同イベントには、東名神あわせて24のライブハウスに国内のみならず、海外のアーティストも多数登場。国内勢はSECRET 7 LINE、RADIOTS、FULLSCRATCHほか、海外からはMXPX★オールスターズ、コットンマウス・キングス、アリスターらが出演する。オフィシャルホームページでは先ごろ、出演アーティストのタイムテーブルも発表になっているので、ご興味の方はそちらでご確認を。■UNIONWAY FEST 2012開催日:10月6日(土)・神戸/10月7日(日)・名古屋/10月8日(月・祝)・東京開場11:00/開演12:00神戸会場:上屋劇場/VARIT. /チキンジョージ/ウィンターランド/アートハウス/RAT/ブルーポート/キングスクロス/太陽と虎名古屋会場:ダイアモンドホール/アポロシアター/クラブクアトロ/OZON/サンセットストリップ/クラブ ロックンロール/R.A.D東京会場:渋谷AX/クラブクアトロ/屋根裏/エッグマン/サイクロン/ザゲーム/チェルシーホテル/クラブエイジア
2012年09月20日9月20日、キックボクシングメガイベントである『GLORY 4 Tokyo-GRAND SLAM -HEAVYWEIGHT』(12/2(日)・幕張メッセ)開催の発表が行われた。本大会はヘビー級16選手によるワンデートーナメントという、全く新しいスタイルで開催される。トーナメントにはK-1 WGPを4度制したグローリー世界ヘビー級王者のセーム・シュルトをはじめ、K-1 WGPを3度制したピーター・アーツとレミー・ボンヤスキーなど、立ち技世界最強を決めるにふさわしいファイターが集う。冬の時代が囁かれて久しい日本の格闘技界だが、グローリー・スポーツ・インターナショナル(GSI)チェアマンのピエール・アンドゥランドは「格闘技の歴史において、日本ほど重要な位置を占める国はない。今後の計画においても、日本は重要な存在であり続ける」とキッパリ。グローリーは欧州のキックイベントの盟主『It’s Showtime』を買収し、世界最高峰の選手たちと契約を済ませている。GSIマネージングディレクターのマーカス・ルアーは「グローリーは、まさしくキックボクシングのワールドカップ」と胸を張る。ここ最近、格闘技団体が旗揚げしては消えることによって疑心暗鬼になっている日本のファンには、朗報である。チェアマンは「GSIは3000万ドル以上の資金をこのプロジェクトに投資している。今日のスーパースターの獲得に力を入れる一方で、明日のスター選手を育成するための投資も行う。私たちにとって選手はパートナーであり、商品として扱うことは一切しない」と、シビれるセリフを発した。12月のトーナメントは、1回戦から準決勝まで2分3ラウンド(2ラウンドを先取すれば3ラウンドはなし)、決勝は3分3ラウンドを戦う変則的なルールとなる。優勝まで1日4試合を勝ち抜かなければいけないタフな戦いであるが、シュルトは「空手のトーナメントのようなシステムなので歓迎する」と語った。また、アーツが「誰が出場するかわからないが世界一の男と戦い」と言えば、ボンヤスキーも「このトーナメントは誰が勝利するかわからないほどエキサイティングなものになるだろう」と答えた。また、出場予定選手にはジェロム・レ・バンナやエロール・ジマーマン、グーカン・サキら日本のファンにも馴染み深いファイターたちが名を連ねる。さらに、記者発表会にはHKT48の指原莉乃が登場するサプライズも。チケットはオフィシャルホームページ(にて9月21日(金)10:00から10月10日(水)23:59まで受付。チケットぴあでは9月28日(金)10:00から10月4日(木)23:59までぴあプレミアム会員限定プリセールを、10月5日(金)10:00から10月10日(水)23:59までプリセールを実施。一般発売は10月14日(日)より。年末、幕張メッセで久しぶりとなるキックボクシングメガイベントの興奮を味わいたい。
2012年09月20日橋本治作、蜷川幸雄演出による“騒音歌舞伎(ロックミュージカル)”『ボクの四谷怪談』が9月17日に東京・シアターコクーンにて開幕した。橋本が36年前に勢いのままに書き上げて封印していた怪作を、蜷川が恐るべき嗅覚で発掘し、上演を実現。鶴屋南北作『東海道四谷怪談』の確かな枠組みから自由奔放に暴発した作品世界の中、佐藤隆太を始めとする豪華すぎる出演陣が鈴木慶一の音楽に乗り、小気味よい狂騒を繰り広げる。奇妙奇天烈なパワーが爽快感を呼ぶ舞台だ。開かれた定式幕の向こうにあるのは「昭和51年にして文政八年、さらに元禄十四年であり、しかも南北朝時代」という設定だ。蜷川はそのハチャメチャなカオスをオーバーチュア(序曲)できっちりと提示する。歌舞伎さながらの扮装で見得を切る登場人物たちが、一瞬にしてジーンズ姿へ変身。されど腰には刀あり。70年代ファッションが当時のロックの匂いを助長する。この舞台の主人公、民谷伊右衛門(佐藤)は主義主張の見えぬ、つかみどころのない男として登場する。前半の軽快なリズムを作るのは、伊右衛門に天真爛漫な愛をぶつけるお梅役の谷村美月と、お梅の父の伊藤喜兵衛に扮して熟練の怪演をみせる勝村政信のふたり。谷村の自己中心的純愛、可憐な小悪魔ぶりが面白い。佐藤が、周囲の雑音に巻き込まれているようでわが道をゆく伊右衛門の秘めた芯をのぞかせ、後半へ向けてじっくりと感情を吐き出していく様を巧みに表現。そんな伊右衛門の対極にいるのは「俺には生き甲斐がある。お前にあるのか!」と暑苦しく迫る与茂七(小出恵介)だ。敵討ちという“正義”に向かいながらも狡猾な匂いをふんだんに振りまく小出与茂七の、妖しい魅力がおかしさを生む。二幕に入ってお岩役の尾上松也、伊右衛門の母・お熊役の麻実れいなどが登場して支柱がさらに定まり、騒音に拍車がかかる。とくに歌舞伎への敬意を蜷川から託された松也が突出した存在感をみせ、美声で魅了する。〈三角屋敷の場〉でのお袖(栗山千明)と直助(勝地涼)のラップ競演は愉快な見どころだ。そしてクライマックス、台本8ページ分ともいわれる佐藤の独白シーンでの熱演は圧巻のひと言。一瞬、得体の知れぬ感動にとらわれそうになるが、ラストは「野暮な解釈はいらない」とばかりにキャスト全員がエネルギーを放出し切る、熱量がピークに達するエンディング。大暴走する四谷怪談は上演時間3時間半弱(休憩2度あり)。見終えてまずは呆然、その後にあっぱれな清々しさが後を引く衝撃作だ。10月14日(日)までシアターコクーンにて上演された後、10月19日(金)から22日(月)まで大阪・森ノ宮ピロティホールにて公演が行われる。取材・文:上野紀子
2012年09月20日9月19日、今年15周年を迎えたロックバンド、GRAPEVINEがバンド結成の地である大阪にて、デビュー15周年を祝うアニバーサリー・ライブを開催。9月19日は、今から15年前にGRAPEVINEがデビューしたその日にあたり、まさにメモリアルなライブということで、会場となったNHK大阪ホールには多くのファンが集まった。この日は彼ら史上初のベストアルバム『Best of GRAPEVINE 1997-2012』の発売日ということもあり、バンドの<今>を感じさせる最新のナンバーから、彼らの歴史をさかのぼるような懐かしいナンバーもたっぷりと披露。「デビュー前にカセットテープで発売して2000本完売した曲」とMCで紹介されたナンバーなど、通常のライブではめったに披露されないレアな楽曲も演奏され、そのたびに会場から、「おおっ!」という歓声があがっていた。デビューから15年の間、マイペースながらもロックバンドとして新たな試みにチャレンジし続けている彼ら。この夜も、15年のキャリアを持つ実力派バンドならではの遊び心を随所で発揮しつつ、「20周年を目指してがんばります!」(ボーカル&ギターの田中和将)と、頼もしい言葉でメモリアルな熱い一夜を締めくくった。このアニバーサリーライブの東京公演は、9月26日(水)にNHKホールで開催される。なお、この日のライブを思い出の1枚に残すことのできる、メモカ(メモリアル・カード)も只今、絶賛受付中。また、現在@チケットぴあでは、GRAPEVINEのフロントマン、田中和将に100問の質問をぶつける100Q企画を実施中。彼の素顔を垣間見ることができるスペシャル企画だ。
2012年09月20日映画『ウエスト・サイド物語』製作50周年を記念した注目のプロジェクト、佐渡裕指揮「ウエスト・サイド物語」シネマティック・フルオーケストラ・コンサートのオーケストラ・リハーサルが、9月18日にかつしかシンフォニーヒルズ(東京・青砥)で行われた。佐渡裕指揮「ウエスト・サイド物語」シネマティック・フルオーケストラ・コンサートの公演情報映画『ウエスト・サイド物語』は、シェイクスピアの『ロミオとジュリエット』を題材とし、1950年代のニューヨークを舞台に、イタリア系アメリカ人とプエルトリコ系アメリカ人の少年ギャング団による抗争とその犠牲となる若い男女の悲恋を描いた物語。もとはブロードウェイミュージカルの人気作品だったが、1961年に映画化され、同年のアカデミー賞で作品賞をはじめ10部門を受賞。映画界においても大ヒット作品となった。2011年7月にアメリカで初演された本プロジェクトは、台詞やヴォーカル部分はオリジナルのままを残し、音楽だけを消し去った映画『ウエスト・サイド物語』全編を巨大スクリーンに上映。その映像に合わせてフル・オーケストラが作曲者バーンスタインのスコアを生演奏するという、映画と生オーケストラによる世界初のシンクロ・ライブだ。オーケストラ・リハーサルでは、日本公演の演奏を担当する指揮者の佐渡裕と東京フィルハーモニー交響楽団が、長時間にわたって映画本編の映像に合わせながら、じっくりとオーケストレーションを組み上げていく。特に本プロジェクトが、通常のオーケストラ・コンサートや、オペラ、ミュージカルと異なるのは、ほんの些細なテンポの狂いさえ許されないところだろう。着実に進行していく映像にピッタリと足並みを揃えながら、血の通った音楽を演奏するのは極めて難易度の高い挑戦だ。しかし、そこは師であるレナード・バーンスタインの作品を知り尽くした佐渡裕の面目躍如。テンポ調整に配慮しつつ、スコアに宿る音楽を解き放つ。劇中の激しいダンスシーン、少年ギャングの抗争や恋模様、登場人物たちが歌い、踊り、めまぐるしく展開する物語が、まるで今そこで生まれているかのような生き生きとした演奏を披露。全米でもすでに絶賛を博しているプロジェクトだけに、佐渡裕の指揮による初の日本公演にも非常に期待が高まるところだ。佐渡裕指揮「ウエスト・サイド物語」シネマティック・フルオーケストラ・コンサートは、9月21日(金)・22日(土・祝)に東京国際フォーラム ホールAで、9月24日(月)にオリックス劇場(旧大阪厚生年金会館)で開催。チケットは発売中。■佐渡裕指揮「ウエスト・サイド物語」シネマティック・フルオーケストラ・コンサート【東京公演・全4回】9月21日(金)13:00開演/19:00開演9月22日(土・祝)12:00開演/18:00開演東京国際フォーラム ホールA【大阪公演・全2回】9月24日(月)13:00開演/19:00開演オリックス劇場(旧大阪厚生年金会館)
2012年09月19日9月22(土)・23日(日)に群馬県水上高原リゾート200で開催されるNew Acoustic Camp 2012の出演者変更と追加出演者が発表された。【公演情報はこちら)出演者が変更となったのは23日(日)に出演が予定されていた磯部正文&平林一哉。ふたりはユニットではなく、今年2月に7年ぶりの再結成を果たし、本格始動を宣言したバンド、HUSKING BEEとして出演する事となった。22日(日)には追加出演者として元The Street SlidersのHARRYも決定。フェス1日目のクロージングに登場する。いよいよ今週末開催が迫ってきたNew Acoustic Camp 2012。チケットは発売中。■New Acoustic Camp 2012開催日: 9月22日(土)・23日(日)時間: 開場 22日 8:00/開演 22日 11:00終演予定 23日 15:00※雨天決行会場: 水上高原リゾート200※群馬県利根郡みなかみ町/水上高原 ゴルフコース・こぶしコース出演アーティスト9/22(土)BLACK BOTTOM BRASS BAND/Char/COMEBACK MY DAUGHTERS(ACOUSTIC SET)/福原美穂/HARRY(ex.The Street Sliders)/インディーズ電力(うつみようこ、佐藤タイジ、高野哲)/仲井戸“CHABO”麗市/Nabowa(ACOUSTIC SET)/ORANGE RANGE(ACOUSTIC SET)/OVERGROUND ACOUSTIC UNDERGROUND/Permanents(田中和将&高野勲 from GRAPEVINE)/菅原卓郎(9mm Parabellum Bullet Vo/Gt)9/23(日)Albelo/HUSKING BEE(ACOUSTIC SET)/PES(from RIP SLYME)/曽我部恵一/高橋優/the band apart(ACOUSTIC SET)/土岐麻子/渡辺俊美(TOKYO No.1 SOUL SET) and more… (A to Z)
2012年09月19日福山雅治が12月に毎年恒例の「福山☆冬の大感謝祭 其の十二」を神奈川・パシフィコ横浜展示ホールで開催する事が決定した。【公演情報はこちら】これは9月17日に横浜スタジアムで行われた、16年ぶりのファンクラブイベントで福山本人の口から明かされたもの。日程は昨年の5日間から10日間に倍増。全日程で18万人の動員を予定している。10月10日(水)には両A面シングル『Beautiful life / GAME』が発売予定。こちらは通常盤の他に、それぞれ『Beautiful life』と『GAME』のMusic Clipを収録したDVDがついた初回限定盤が2種類、計3種類の形態でリリースされる。毎年プレミアチケットとなる「福山☆冬の大感謝祭」。チケット発売日など公演詳細は後日発表となるので、興味のある方は是非ご確認を。■福山☆冬の大感謝祭 其の十二12月15日(土)15:30開場/17:00開演12月16日(日)15:30開場/17:00開演12月19日(水)16:30開場/18:00開演12月20日(木)16:30開場/18:00開演12月23日(日)15:30開場/17:00開演12月24日(月・祝)15:30開場/17:00開演12月27日(木)16:30開場/18:00開演12月28日(金)16:30開場/18:00開演12月30日(日)15:30開場/17:00開演12月31日(月)21:30開場/23:00開演会場:神奈川・パシフィコ横浜展示ホール料金:8400円(全席指定)
2012年09月19日雑誌「ぴあ」の表紙を1975年9月から描き、ギネス記録を保持するイラストレーター・及川正通の最新イラストレーションが公開された。9月26日(水)に発売となる雑誌「ぴあ Special Issue~山下達郎“超”大特集号~」の表紙として、ミュージシャンの山下達郎を描いたものだ。及川正通が山下達郎を描くのは約17年ぶり。1995年に発売された「ぴあ」の表紙以来、今回が2度目となる。初のオールタイムベスト・アルバム『OPUS~ALL TIME BEST 1975-2012~』(初回限定盤はボーナスディスク1枚付き、計4枚組)を9月26日(水)にリリースするミュージシャンの山下達郎とぴあがコラボレーションした同誌は、山下達郎の“超”ロング・インタビューはもちろん、100門突撃!「100Q-Returns」や、webアンケートやSNSを通して募集された投稿による「YOUと“達郎”PIA」など、雑誌「ぴあ」の名物企画のほか、竹内まりやのインタビューも掲載。また、映画、音楽、演劇などの各ジャンルページに加え、表紙を書き下ろした及川正通のインタビューと表紙イラストの制作過程なども紹介される。ぴあMOOK「ぴあ Special Issue~山下達郎“超”大特集号~」は、全国の書店および一部のコンビニエンスストア、ネットショップ、CDショップなどで発売開始。「ぴあBOOKSHOP」では購入者に先着順で及川氏による表紙イラストのクリアファイル特典も展開される。なお、及川正通は9月29(土)から12月16日(日)まで、横須賀美術館にて『ヨコスカ-TOKYO-ぴあ及川正通イラストレーションの世界』と題した個展を開催。ぴあ作品約200点を中心に、横須賀さいか屋時代の制作物も展示され、昨年よりライフワークとして取り組んでいる大型イラストレーションの第1弾「ヨコスカ」が初披露となる。来年の1月26日(土)~3月24日(日)は、郡山市立美術館で『現代の浮世絵師及川正通展』の開催も控えている。
2012年09月19日台湾の人気ユニット・飛輪海(フェイルンハイ)のメンバー、ケルビン(辰亦儒)が9月16日、山梨県・富士急ハイランドにて、ファンクラブツアー「スマイルツアー2012」を開催した。ケルビンがアトラクションを楽しむ写真今回のツアーは、2月に行われたファンミーティングでのファンとの約束を実現させたもの。限定150人の参加者を前に「私はバーベキューキングで~す!」と、最高のスマイルで登場したケルビン。テーブル一卓一卓を丁寧に周り、お肉を焼いたり、取り分けたり、時には食べさせてあげたりとサービス精神旺盛なケルビンらしい内容でスタート。午前中に最恐戦慄迷宮や高飛車などのアトラクションを密かに楽しんでいたというケルビンは、「朝からビックリし過ぎてお腹が減っちゃった」と焼いていたお肉を食べてしまうお茶目な一幕も。その後は、メリーゴーラウンドやティーカップ、じゃんけん大会で勝ち残ったラッキーな8名のファンとFUJIYAMAに同乗するなどアトラクションを楽しみ、普段では考えられない距離感に、参加したファンは夢のような時間を過ごした。「これからも様々なイベントを考えて、いろんな場所に行って、素敵な歌を届けて、皆さんを楽しませたいと思います。また会いましょう!」と次のイベントを約束し、最後はハイタッチで参加者を見送った。なお、ぴあでは、このファンクラブツアーの模様をフォトカードにするサービス「メモカぴあ」を10月17日(水)まで受付中。詳細は「メモカぴあ」()まで。
2012年09月19日エリザベス女王即位60周年やロンドン・オリンピック&パラリンピック開催で、世界から注目を集めるイギリス。そんな今最も熱い国イギリスづくしで贈る、新国立劇場「英国舞台芸術フェスティバル2012」の記者会見が、9月14日に駐日英国大使館で行われた。新国立劇場オペラ「ピーター・グライムズ」の公演情報新国立劇場の開場15周年のシーズンオープニングにあたる本フェス。オペラは英国を代表する作曲家ブリテンの「ピーター・グライムズ」、バレエは、同劇場舞踊部門の芸術監督であり、英国が誇る世界的振付家デイヴィッド・ビントレーの振付作品「シルヴィア」日本初演、そして演劇はシェイクスピアの「リチャード三世」が上演される。記者会見では各部門の芸術監督が揃い踏み。オペラ部門の尾高忠明は「ブリテンは、イギリスの作曲家の中でも圧倒的にドラマティックな作品が書ける人。彼は生前、盟友のテノール歌手ピーター・ピアーズとともにオールドバラ(『ピーター・グライムズ』の舞台)に学校を作ったのですが、僕はそのブリテン=ピアーズ・オーケストラの音楽監督を3年ほど務めました。その後、新国立劇場の芸術監督のお話を受けたときから『ピーター・グライムズ』は絶対上演したい!と思っていました」と待望の上演に目を輝かせる。「ブリテンは2013年が生誕100年ですが、あえて来年まで待たず、シーズンオープニングにしました。これは本作にかける思いの表れです」と熱く語った。舞踊部門のデイヴィッド・ビントレーは「島国であること、王室、皇室の存在など、イギリスと日本には多くの共通点があります。これはバレエにも当てはまり、実はイギリスにとっても、フランスやイタリアからもたらされたものという位置付け。ただし両国ともにバレエへの深い愛情をもっているという共通項があります。今回のフェスで、私はブリテン、シェイクスピアと名前を並べることができ、とても光栄です」と意気込みを語る。「リチャード三世」は、2009年に話題を呼んだ舞台「ヘンリー六世」の続編。「『ヘンリー六世』は9時間に及ぶ大作で、壮大なスケールが話題を呼び、多くの賞も頂きました。『リチャード三世』は時代や登場人物が同じまま繋がっていく作品ですが、今回は続編に相応しく、キャスト、スタッフ、演出までほぼ同メンバー。3年越しに夢を叶えることができました」と語る演劇部門の宮田慶子。「私自身、若い頃からロンドンに通うのが好きでした。イギリスでは芝居好きの人を“シアターゴア”と呼びます。日本でもひとりでも多く“シアターゴア”になってもらえるよう、劇場の敷居を低くしていきたい」と今後の抱負で締め括った。新国立劇場オペラ「ピーター・グライムズ」は10月2日(火)から14日(日)までオペラパレスで、バレエ「シルヴィア」は10月27日(土)から11月3日(土・祝)までオペラパレスで、演劇「リチャード三世」は10月3日(水)から21日(日)まで中劇場で開催。チケットは発売中。また、日英の舞台芸術の交流や、英国舞台芸術の最新事情を紹介するパネル展示、映像、トークイベントなども予定されている。
2012年09月19日日本eスポーツエージェンシー株式会社は9月15日と16日、東京・原宿クエストホールで市販のコンピューターゲームで競い合うeスポーツのフランチャイズチームによる対抗戦【LG CINEMA 3D Presents 第3回 eスポーツ JAPAN CUP(主催:日本eスポーツエージェンシー㈱ 代表取締役:筧 誠一郎)】を開催した。北海道、埼玉、東京、千葉、沖縄の5チームが参加。会場に詰めかけた観客の大声援の中、「STARCRAFT2」部門、「FIFA12 ワールドクラスサッカー」部門、「鉄拳タッグトーナメント2」男性部門、女性部門の3種目4競技で争われ、3種目を制した千葉県代表の【e-DOGS Chiba】が初優勝を果たした。格闘ゲーム部門総合プロデューサーであるプロレスラー蝶野正洋氏は「eスポーツは新しいジャンルとして年齢や体力を問わず、指先や反射神経ひとつで競い合う立派なスポーツ」とコメント。その他にサッカー元日本代表の城彰二氏は【FIFA12ワールドクラスサッカー】のゲスト解説を努め、日本女性初のプロ格闘ゲーマーであるチョコブランカ氏も駆けつけ、大会を大いに盛り上げた。
2012年09月19日SiM、 ROTTENGRAFFTY、ギルガメッシュ、MERRYの4組によるライブイベントVampire Circuit 2012の開催が決定した。【公演情報はこちら】イベントに出演するSiMとROTTENGRAFFTY 、ギルガメッシュとMERRY、それぞれ異なるシーンで高い人気を誇っている4組。シーンの垣根を越えた熱いライブが見られそうだ。ライブは11月6日(火)大阪BIGCAT、11月9日(金)名古屋ダイヤモンドホール、11月12日(月)ShibuyaO- EASTの3か所で行われる。人気バンド4組の共演とあって、大きな話題となりそうだ。チケットの一般発売は10月6日(土)午前10時より。なお、一般発売に先がけて、先行予約を9月23日(日)午後11時59分までイベントの公式サイトにて絶賛受付中!■Vampire Circuit 201211月6日(火) 大阪BIGCAT11月9日(金) 名古屋ダイヤモンドホール11月12日(月) Shibuya O-EAST料金:前売り3000円/当日3500円(D代別)17:00開場/18:00開演
2012年09月19日flumpoolやWEAVERなどが所属するのA-Sketchによるカウントダウンイベントが12月31日(月)に兵庫・ワールド記念ホールで行われる事が決定した。【公演情報はこちら】イベントタイトルは「Ready Set Go!!」Count Down Live2012→2013 supported by A-Sketch。カウントダウンイベントは同事務所主催のイベントでは初の試み。出演はflumpool、WEAVER、NICO Touches the Wallsの3組。今回のイベント開催決定に対しflumpoolは「2012年最後の日、僕らが今年一年活動してきた集大成を見せられるよう、強い気持ちをもってこのイベントに参加させて頂きます。イベントに来てくれる皆さん、そしてNICO Touches the Walls!WEAVER!という素晴らし過ぎるバンドメンバーと共に、2013年へと踏み出す伝説的な一夜に出来たらいいなと思っています。」NICO Touches the Wallsは「NICO Touches the Wallsは2012年、バンドとして逞しさをより増幅させるため精力的にLIVEを行っています。このイベントも、バンド史上最長ツアーを終えての出演になるのでチューンアップされた僕らのアツい演奏で神戸を盛大に盛り上げられるはず!最高の一年の締めくくりと新しい一年を一緒に迎えましょう!」WEAVERは「僕たちの地元神戸で大好きな先輩と、そしてみなさんと年を越せる事をとても嬉しく思います。2013年良いスタートを切れるよう、僕たちと一緒に音楽を楽しんで最高の年越しにしましょう!」とそれぞれ意気込みを語っている。チケットの一般発売は11月17日(土)より。なお、チケットの一般発売に先駆けて、flumpool、NICO Touches the Wallsそれぞれのオフィシャルサイトでのモバイル先行、アミューズオフィシャルサイトでのモバイル先行を実施。受付期間は9月21日(金)午後6時から9月24日(月)午前12時まで。
2012年09月18日韓国出身の女性ソロ歌手・IU(アイユー)が9月17日、東京国際フォーラム ホールAで、単独コンサートを開催。2時間に渡り趣向を凝らしたパフォーマンスで5000人を沸かせた。IUのライブの写真日本メジャー・デビュー前の今年1月、東京・Bunkamura オーチャードホールでCD購入者を対象としたライブを開催したことがあるIUだが、本格的なコンサートは今回が初めて。ヒット曲の披露はもちろん、ギターの弾き語りから日本語曲のカバーまで、全18曲を熱唱。若干19歳で、しかも初単独公演とは思えぬ堂々とした歌いぶりで、韓国トップシンガーとしての実力を証明した。コンサートは2部構成で、1部はバラード曲『残酷物語』でスタート。おとぎ話を思わせる幻想的なセットの中からIUが現れると、会場の6割を占める女性ファンを中心に大歓声が上がる。総勢20人以上のバンド&ストリングス隊による重厚な演奏をバックに、圧倒的な歌唱力を発揮し、透き通るような歌声を響かせた。続いて披露したのは、日本2ndシングル『You&I』。しっとりした雰囲気から一転、キュートな魅力いっぱいのダンスナンバーに、盛り上がりは一気に頂点へ。ぎっしりと埋め尽くされた客席を見渡し、IUは「韓国でもコンサートをしましたが、こんなに大きいステージは初めてで緊張しました」。韓国では“国民の妹”と呼ばれており、男性ファンが圧倒的に多いそうで「女性のファンがたくさん来てくれて嬉しいです。でも、みなさん彼はいないですか?次のコンサートは彼氏と一緒に来てくださいね(笑)」と客席を沸かせる一幕も。また中盤では、SUPER JUNIORやSHINeeらの曲のギター弾き語りを披露し、ファンから悲鳴のような歓声を浴びると、「そんなに(SUPER JUNIORやSHINeeが)好き?いま私、悲しくなった(笑)」と、キュートにすねてみたりと、可愛らしい片言の日本語でズバッと言うIUの“ツンデレ”っぷりに客席もメロメロの様子。そして、「すばらしいグループ」と絶賛する安全地帯の『Friend』と、大好きだというアニメ『夏目友人帳』のエンディング曲『愛してる』カバーも披露し、客席を魅了した。2部では、鮮やかなピンクのワンピースに着替え、『一日の終わり』『マシュマロ』などダンスナンバーを続けて歌い、会場のテンションを高めたところで、日本デビュー曲『Good Day』を披露。クライマックスの高音パートから徐々にキーを上げ、10秒以上も声を張り続ける、IUの代名詞である“3段ブースター”で客席を圧倒、全身全霊で歌い切ると、この日一番の大歓声が沸き起こった。アンコールでは、ミニスカートにリボンカチューシャというポップな姿で登場し、『愛を信じます』など2曲を熱唱。「次のコンサートはもっと面白い公演をするつもりですから、また来てください」と、早くも次回への意欲を見せていた。
2012年09月18日