チケットぴあがお届けする新着記事一覧 (304/342)
韓国出身の歌手・SE7ENの最新シングル『LOVE AGAIN』(4月25日発売)に、SE7ENが今年2月に韓国で発表し、各種音楽チャートで1位を獲得したヒット曲『僕が歌えなくても』の日本語バージョンが収録される。SE7ENの公演チケット情報同曲は、“野獣アイドル”2PMや、2PMの兄弟グループ・2AMのプロデューサー、J.Y. Parkが手がけたバラードナンバー。「僕が歌えなくなっても、あなたは僕を愛してくれますか」と語りかける歌詞が、SE7ENのアーティストという側面をせつなくリアルに描いている。韓国では、SE7ENが所属する事務所・YG ENTERTAINMENTと、J.Y. Parkが代表を務める事務所・JYP ENTERTAINMENTによる異色のコラボレーションとしても大きな話題となった。また、タイトル曲の『LOVE AGAIN』は、春らしい爽やかなダンスナンバーで、バラード曲『僕が歌えなくても』と対照的な楽曲が収録されることで、“魅せるSE7EN”と“聴かせるSE7EN”と、ふたつのSE7ENの魅力を感じられそうだ。なお、SE7ENは、5月に東京・愛知・大阪・福岡で、同シングルの発売を記念したイベント「SE7EN 7th Single SHOWCASE [LOVE AGAIN]」を開催する。同シングル収録曲を含むSE7ENのパフォーマンスの披露のほか、来場者全員とのハイタッチ会が行われる。CD付チケットは発売中。「SE7EN 7th Single SHOWCASE [LOVE AGAIN]」5月3日(木・祝)Zepp DiverCity(東京)5月5日(土):Zepp Fukuoka(福岡)5月6日(日):Zepp Nagoya(愛知)5月12日(土):Zepp Namba(大阪)
2012年04月19日宝塚歌劇の宙組トップスター、大空祐飛(おおぞらゆうひ)、野々すみ花(ののすみか)の退団公演『華やかなりし日々』『クライマックス-Cry-Max-』が4月13日、兵庫・宝塚大劇場で幕を開けた。宝塚歌劇宙組『華やかなりし日々』のチケット情報『華やかなりし日々』は、狂騒の時代と称された、1920年代のニューヨークが舞台。貧しい移民として生きてきた過去を持つ天才詐欺師、ロナウド・フィリップスが、ブロードウェイの劇場を手に入れる夢を実現すべく画策していく様や、その中で出会った娘との愛をドラマチックに描き出している。タカラヅカの集大成となる作品で大空が演じるロナウドは、頭がキレる大人の男で、男役のダンディズムが随所に見られる役柄だ。クールな佇まいに、積年の野望を胸に生きる姿は大空にぴったりのハマり役で、余裕を感じさせる演技で見せていく。一方、相手役の野々すみ花は、ブロードウェイで注目を集めるレビュー『ジーグフェルド・フォーリーズ』の舞台に立つ夢を見る娘、ジュディ・レイン役。不器用ながらも真っ直ぐに生きる姿を、自然体で演じている。最大の見せ場である終盤のレビューシーンでは、タカラヅカのフィナーレを思わせるような、とびきり豪華なレビューが展開。その影で大空がひとりで去りゆく様は、退団公演ならではの哀愁漂う演出だ。また、先日、宙組次期トップスター就任が発表された凰稀(おうき)かなめは、ニューヨーク市警の敏腕刑事で、ジュディとは幼馴染のアーサー役。ある事件に巻き込まれたロナウドとの出会いから、次第に彼への疑念が生じていく心情の変化や、ジュディへの純粋な気持ちを剛柔織り交ぜながら丁寧に表現している。第2部の『クライマックス』は、まさにクライマックスの連続を楽しめるような、見応えたっぷりのショー。宙組の印象に合った大人っぽい雰囲気を感じさせる内容で、ワルツ、ジャズ、スパニッシュ、黒燕尾の群舞など、ドラマチックかつスピーディーに繰り広げられ、瞬きをするのも忘れるほど。大空と野々による息ぴったりのデュエットも、思わずため息が漏れる。男役、娘役をとことん追求してきたふたりのラストステージは、より一層の輝きを放っていた。また、本公演では第98期生39名が初舞台を踏み、今後の舞台生活への思いを込めた口上やフレッシュなラインダンスを披露。さらにミュージカルのレビューシーンにも登場し、ステージに一層花を添えている。兵庫公演は5月14日(月)まで上演。また、6月1日(金)から7月1日(日)まで、東京宝塚劇場にて上演。東京公演のチケットは4月29日(日・祝)に一般発売開始。取材・文:黒石悦子
2012年04月19日韓国の6人組ボーイズ・グループ、BOYFRIEND(ボーイフレンド)が6月6日(水)に日本限定盤CDをリリース、同月30日(土)に日本武道館で初ショーケース「First Date with BOYFRIEND in JAPAN」を開催する。BOYFRIENDのほかの写真BOYFRIENDは、2011年5月にシングル『BOYFRIEND』で歌手デビュー。幼い頃からタレントやモデルとして活躍している、現在16歳の双子の兄弟・ヨンミンとクァンミンを中心に、リーダーのドンヒョン、ジョンミン、ヒョンソン、子役出身のミヌという6人のメンバーで構成され、デビュー前からそのキュートなルックスで注目を集めた。デビュー後は、韓国のグラミー賞ともいえる「第26回 ゴールデンディスクアワード」のデジタル音源部門などで新人賞を獲得。デビュー1年目にしてタイ、シンガポール、台湾などでファンミーティングを開催するなど、アジアを中心にすでに高い人気を集めており、“きゃわたん(「可愛い」と若者特有の語尾である「たん」を組み合わせたもの)ボーイズグループ”というキャッチ・コピーがぴったりの、正統派さわやかアイドル路線のグループだ。日本限定盤CD『We are “BOYFRIEND”』(ウィー・アー・ボーイフレンド)の初回限定盤は、これまで韓国で発売した3枚のシングルから6曲とリミックスの計7曲が収録される予定で、ミュージックビデオのほか、撮り下ろし映像を収録したDVDと48ページの写真集付きのA4サイズ豪華パッケージとなる予定。また、初回盤には、メンバーのトレーディングカードのほか、初ショーケースのプレミアムシートに申込めるシリアルナンバーが同封される。なお、BOYFRIENDのオフィシャル・メールマガジンに会員登録(無料)すると、ショーケースに参加することができる。詳細は、BOYFRIEND公式サイト(まで。
2012年04月18日元オアシスのノエル・ギャラガーによる初ソロ・プロジェクト“ノエル・ギャラガーズ・ハイ・フライング・バーズ”。 去年10月に発売されたセルフ・タイトルのデビュー・アルバムは、当然の如くUK1位、日本でも1位を獲得し、全世界で大ヒットを記録している。そんな中、今年の1月に初来日公演が行われ、東京2 daysのチケットは即完。チケットはプレミアム化し大きな話題になったばかりだが、早くも5月には東京・大阪・名古屋をまわるジャパン・ツアーのため、今年2度目の来日を果たす。この5月のツアーは、1998年にオアシスで初めて武道館のステージに立って以来、14年ぶりの武道館公演も含まれており、ノエル自身にとってもファンにとっても、メモリアルでスペシャルなツアーとなる。ノエル・ギャラガーズ・ハイ・フライング・バーズツアー情報そんな特別な5月来日公演を記念して、日本武道館公演の当日、5月23日(水)にノエル・ギャラガー本人に直接質問ができるというスペシャル企画「Q&Aセッションat武道館」を開催することが決定した。あのノエル兄貴に自分の質問を直接ぶつけられる一生に一度のチャンス。こちらの応募キャンペーンは、ノエル・ギャラガー公式サイトで4月18日(水)よりスタートする。さらに、今回の来日公演を記念し、「ノエル・ギャラガーズ・ハイ・フライング・バーズ」完全生産限定来日記念盤CD+DVDも、5月16日(水)に急遽発売が決定。DVDには、2012年2月29日ロンドンで行われたNME AWARDSからのライヴ・パフォーマンス映像6曲を収録。ノエルはこの授賞式で、「神がかった天才- Godlike Genius」賞を受賞したが、そのトロフィーを手に、ノエル・ギャラガーズ・ハイ・フライング・バーズのヒット曲ばかりでなく、オアシスの代表曲 「ドント・ルック・バック・イン・アンガ―」「ハーフ・ザ・ワールド・アウェイ」も熱唱。まるで戦友のように肩を組みあい一体となって大合唱する会場での、貫録さえ感じさせるノエルの最高のライヴ・パフォーマンスを堪能できる。また、アルバムからのシングル「イフ・アイ・ハッド・ア・ガン」「ザ・デス・オブ・ユー・アンド・ミー」「AKA…ホワット・ア・ライフ!」の3つのミュージック・ビデオを、オープニングとエンドクレジットを挿入した形で一篇のショート・フィルムに編集した作品「ライド・ザ・タイガー」と、最新ビデオ「ドリーム・オン」をDVDに収録。さらにCDには今回の来日記念盤ボーナストラック2曲を追加収録した、超豪華な来日記念盤となっている。■ノエル・ギャラガーズ・ハイ・フライング・バーズJapan Tour 2012東京 5/23(水) 日本武道館名古屋5/24(木) 愛知県芸術劇場大ホール大阪 5/26(土) 大阪市中央体育館
2012年04月18日2011年、配信で150万ダウンロードを突破するなど記録的な大ヒットとなった『100万回の「I love you」』を歌う仙台出身のシンガーソングライターRake(レイク)の新曲で、話題のTVアニメ「宇宙兄弟」のエンディングテーマにもなっている『素晴らしき世界』の着うた(R)が、4月18日(水)より配信スタートした。Rake 全国ツアー情報『素晴らしき世界』は、今も仙台で活動を続けるRakeが昨年の東日本大震災後に書いた楽曲で、自身が震災で体験し改めて感じた人と人との繋がりの温かさを綴ったハートフルなメッセージソングとなっている。Rakeは昨年の東日本大震災も仙台の自宅で被災。自身のホームページで「震災後ライフラインが全てストップした状態が数日続き、真っ暗な夜に訪れる大きな余震に眠れない日々が続きました」と被災体験を語りつつも、「僕はこれからもずっと、この街仙台に住み、仙台で暮らし、仙台から発信をしていきます」と、震災後も自らの経験をもとにチャリティライヴ等にも積極的に参加している。また同曲は4月1日に放送が開始され、早くも話題となっているTVアニメ「宇宙兄弟」のエンディングテーマとなっており、3月7日に発売された4thシングル『フタリヒトツ』に続き、自身5枚目となる2012年第2弾ニューシングル『素晴らしき世界/大切な人』として5月23日(水)に発売されることも決定している。さらに4月15日より山形・ミュージック昭和Sessionを皮切りに全国13か所13公演の全国ツアー「Rake TOUR2012 "WONDERFUL WORLD″」がスタート。ツアー初日のMCでは、「皆で“WONDERFUL WORLD”な時間を最後まで楽しんで行きましょう!」と語りツアーへの意気込みを示した。■Rake New Single『素晴らしき世界/大切な人』2012年5月23日(水)発売DVD付初回盤:BVCL-328~3291,575円(税込)アニメ「宇宙兄弟」スペシャルパッケージ盤:BVCL-3311,575円(税込)通常盤:BVCL-3301,223円(税込)■Rake TOUR2012 "WONDERFUL WORLD″4月19日(木)青森:Quarter4月21日(土)秋田:Club SWINDLE4月22日(日)盛岡:CLUB CHANGE WAVE4月24日(火)郡山:HIP SHOT JAPAN4月28日(土)福岡:DRUM Be-14月29日(日)広島:ナミキジャンクション5月1日(火) 神戸:チキンジョージ5月3日(木/祝)東京:赤坂BLITZ5月5日(土)大阪:BIGCAT5月6日(日)名古屋:クラブクアトロ[追加公演]5月13日(日)仙台:darwin
2012年04月18日“日本発!! 会えるチワワ系韓国アイドル!!”として日本を拠点に活動する、男性5人組アイドル・SHU-I(シューアイ)が4月16日、東京・タワーレコード渋谷店でシングル『HITORIJIME』(4月11日発売)のリリース記念イベントを開催した。SHU-Iの公演チケット情報同イベントは、SHU-Iのイベントでは恒例となっているハイタッチ会に加え、「HITORIJIME会」と称して、ファンがカメラマンとなり、好きなメンバーにポーズを指定して、ミニ・インスタント写真を撮影するという企画が行われた。ファンは写真を撮りながら、メンバーと触れ合ったりトークしたりと、限られた時間の中で好きなメンバーを“独り占め”。イベント終了後は、ファンも興奮冷めやらぬ様子だった。また、この日は同所にてファンクラブ会員限定イベントも行われ、メンバー自ら7月に1stアルバムをリリースすることを発表。嬉しいサプライズに、ファンの中には涙ぐむ姿も見られた。SHU-Iは同アルバムをひっさげ、9月に初の全国ライブ・ツアー「SHU-I 1st JAPAN TOUR 2012」(5会場12公演)を開催する。4thシングル『HITORIJIME』(4月11日発売)は、4月23日付のオリコン週間ランキングで6位を獲得。昨年5月のデビュー以降、1stシングルで18位、2ndシングルで11位、3rdシングルで10位にランクインしており、4thシングルでは大きくジャンプアップした。「SHU-I 1st JAPAN TOUR 2012」の日程は以下。9月8日(土)神奈川・伊勢原市文化会館9月15日(土)福岡・都久志会館9月17日(月・祝)大阪・NHKホール9月22日(土・祝)・23日(日)愛知・名鉄ホール9月29日(土)東京・文京シビックホール
2012年04月18日オーストリア・ハプスブルク帝国皇后、エリザベートの生涯を描いたミュージカル『エリザベート』。今年、その夫である皇帝フランツ・ヨーゼフに扮するのは、2004年から本作に出演している石川禅と、今回初参加する岡田浩暉のふたりだ。エリザベートを誘惑しハプスブルク家を破滅へ誘う“トート(死)”と対立、作品の要となる存在のフランツ。「大変な役」だと口を揃える彼らに今の心境を訊いた。『エリザベート』チケット情報はこちら20世紀初頭まで生きた実在の人物であるフランツ。だが石川は「ドレスのお姫様の夫、という存在はなかなか肌に伝わってこなくて。徳川家康とか織田信長とかならまだわかるんですが(笑)。自分との接点がなくて大変なんですよ」と演じる上での苦労を語る。岡田も「資料を読んだりしても、なかなか捉えどころのない人で、しかもその捉えどころのなさが皇帝フランツの大きな部分を占めている。観客として観ている時も、難しい役だな、禅さんすげぇな、と思っていました。だからこの役のオファーが来たときも、手放しの嬉しさというより『エリザベート』という作品と自分は相撲をとるんだ、って気持ちでしたね」と緊張が先に立ったそうだ。そんな岡田に石川は「浩暉君の戸惑い、わかります。僕、シェーンブルン宮殿でフランツ専用の便器を見た時に、“あ、この人も生きていたんだ”って思ったの(笑)。そこから彼が夢の世界の人間じゃなくなった」と自らが辿ったエピソードを披露。「フランツって、何もしなかったらしないで成立してしまうけど、それだと何も表現しないことになる。禅さんがおっしゃるようにそこに人間っぽさを加えていけば、僕のフランツが出来るのかな……」という岡田は、自らのフランツ像については「僕は禅さんほど器用ではないので、“動かない”方向になるかな」。これに対し経験者・石川は「多くの縛りがある皇帝という立場で、様々なものを背負ってフランツは立っているんです。そうするとどうしても動けなくなる。だから浩暉君はしっかりフランツを受け止めている。そんな彼を見て、僕も自分が初めて演じた時のことを思い出して、こういう気持ちを忘れちゃいかんぞって思うんです」とこちらも気を引き締める。『エリザベート』は日本でも、今回の上演中に公演回数1000回を迎えるほどの大ヒットとなっている作品。定番と言ってもいい存在だが、今年は作品に向かう気持ちが、例年とは少し異なるそうだ。「3.11の震災以降、日本では大変なことが起こっている。これはもう動乱と言ってもいい。演出の小池修一郎さんが、今の現状は、エリザベートが生きたハプスブルク家の動乱の時代とリンクすると話していましたが、それはその通りで、この経験は少なからず反映されると思います」(石川)、「そしてこの話がその動乱の時代の中でエリザベートが自らの意思で自立していく話なら、フランツは逆に“混沌の時代”の象徴ですよね。そこを意識したい」(岡田)。2012年ならではの『エリザベート』、気合いも新たにベテラン俳優ふたりが挑む皇帝像に注目したい。公演は5月9日(水)に東京・帝国劇場で開幕。チケットは発売中。
2012年04月18日アメリカのポピュラー音楽やジャズに馴染みのある人ならば、きっと興奮せずにはいられない。耳に心地良く、目に鮮やかで、胸に残る。懐かしくも新しい、ブロードウェイ・ミュージカル。今夏予定されている日本初上陸を前に、『カム・フライ・アウェイ』の魅力を探った。『カム・フライ・アウェイ』公演情報取材に訪れた先は、全米ツアーの公演地であるケンタッキー州のレキシントンだ。歴史あるオペラハウスは、話題作を心待ちにしていた人々の熱気に満ちていた。やがて照明が落とさた客席が、ひとつの声で、一瞬にして静まりかえる。フランク・シナトラの歌ばかりを使用したダンス・ミュージカルだという事前情報がありながら、いきなり脳天を直撃されたような感覚を引き起こした曲は、ア・カペラによる『Stardust』。そのビロードのような質感の声に誘われて観客がトリップした先は、都会のナイトクラブだった。熱々の恋人たちや、倦怠期のカップル、恋人のいないオクテの若者まで、男女8人がひと夜のうちに繰り広げる恋の駆け引き。基礎からテクニックを身につけた腕利きのダンサーたちが、それを演じている。複雑に入り乱れる感情をセリフなしで表現する彼らのパフォーマンスは、アクロバティックでありながらデリケートで美しい。男女の機微を描いた『Luck be a Lady』『Fly Me to the Moon』などの歌の世界が、各場面の様子と絶妙にマッチする。世界的振付家であるトワイラ・サープが本作を発表したのは、2009年のこと。彼女は以前にも、ビリー・ジョエルの楽曲を使った『Movin’ Out』(2002)、ボブ・ディランをフィーチャーした『The Times They Are A-Changin’』(2006)を手がけている。先のふたりはシンガー・ソングライターであり、楽曲の世界観に一貫性があるが、歌手専業のシナトラは事情が違う。音楽に造詣の深いサープがそれでもなおシナトラにこだわった訳はどこにあるのか、話を訊いた。「シナトラは、リズム感やフレージングが素晴らしいし、詞のドラマ性を見事に表現した人。彼が歌うと、ポップソングがアリアのように劇的に聞こえるんです。作詞作曲が彼でなくても、そこにはいつもシナトラの主張があり、意志があり、真意があります。この舞台では、そんな彼が生前に録音した1000曲以上の中から、最高のパフォーマンスを選び、未発表音源も使用しています。たとえば、『Stardust』はオーケストラと一緒に録音されたものだったのですが、それに手を入れてア・カペラに加工したんです。彼の娘のナンシーは、『カム・フライ・アウェイ』が開幕したときにこれを聴いて、感激で泣き出してしまいました。シナトラのア・カペラは聴いたのは初めてだったんですって」来日公演7月24日(火)から8月12日(日)まで東京・オーチャードホール、8月15日(水)から19日(日)まで兵庫・兵庫県立芸術文化センターKOBELCO 大ホールにて。なお、本日4月18日(水) 26:31より放送の『よふかしゴーちゃん』(テレビ朝日)で、本作が紹介される予定。
2012年04月18日NEWSの増田貴久、TOKIOの松岡昌宏が出演する舞台『灰色のカナリア』。この会見が4月17日に行われ、主演を務める増田のほか、共演の奥菜恵、陽月華、小林大介、山路和弘、作・演出のG2が登壇した。「灰色のカナリア」チケット情報物語はマンションの一室を舞台に展開する。増田演じる新人編集者・藤井がある朝目覚めると、知らない女がベッドの中にいた。実は彼女、数年前に失踪した大物ミュージシャン、カナだった。そうと気づき困惑する藤井の前に、妙になれなれしい上の階の住人や怪しい電気屋、スクープを狙う女編集者が次々と現れる。カナに淡い想いを寄せる藤井。ところがカナとの深い関係を匂わす、謎の男が登場し……。脚本についてG2は、「人と人の偶然の出会いで人生を変えてしまう大人のファンタジーを作りたかった。笑いあり、サスペンスあり、最後には感動ありの、おもちゃ箱とびっくり箱をひっくり返したようなファンタジック・ラブ・コメディです」と説明。2009年に主演した『雨の日の森の中』以来、舞台は2年ぶりとなる増田は「初めて大好きな松岡さんと舞台で共演できるのがとても嬉しい。頼れる先輩がいることで安心して舞台に望めます。脚本は読むたび新しい発見があって、今から演じることがとても楽しみ」と気合い十分。また、年上好みという役には「僕も同じです(笑)。この役では、ミュージカル風に歌声を披露するシーンや、ラストにはギターの見せ場があって、稽古までには弾けるよう猛特訓しています。でも、本番に間に合わなかったら当て振りで」と話し、笑いを誘う場面も。カナ役の奥菜は「明るさを持つ反面、重大な問題に対して抱える深い悲しみだったり、失望や弱さ、強さがあって、とても愛おしい女性像と感じました」と、役の印象を語っていた。当日急病で会見を欠席した松岡について質問が飛ぶと、キャストの誰もが兄貴的存在と口を揃える。増田は「松岡さんに100%頼っていたのに今日来れないと聞いてどうしようかと思った」と話していた。また、G2も「僕の方がかなり年上なのに、兄貴と呼んでしまう不思議な魅力のある人。そんな兄貴に思いっきり甘えて稽古を進めていきたいと伝えたい」と松岡にメッセージを送っていた。公演は6月8日(金)から7月1日(日)まで東京グローブ座にて開催。その後、7月4日(水)から9日(月)まで大阪・森ノ宮ピロティホールにて上演される。チケットは5月13日(日)より一般発売開始。取材・文:藤田正恵
2012年04月18日歌舞伎俳優の市川染五郎が東京・新橋演舞場『五月花形歌舞伎』で『椿説弓張月(ちんせつゆみはりづき)』の源為朝を初役で演じる。祖父・初代松本白鸚、父・松本幸四郎も演じた役に挑む染五郎が現在の心境を語った。市川染五郎関連のチケット情報1969年に初演された本作は、曲亭馬琴原作の伝奇物語をもとに三島由紀夫が書いた創作歌舞伎。三島は小説以外にも『地獄変』や『鰯売恋曳網(いわしうりこいのひきあみ)』などの歌舞伎を創り、一連の作品は“三島歌舞伎”と呼ばれている。初演時は演出も三島が買って出るなど渾身の力を注ぎ、壮大な物語を幻想的でロマン溢れる歌舞伎に仕立て上げた。物語は忠誠を貫く英雄、源為朝の活躍を描いたもの。「上の巻」「中の巻」「下の巻」からなり、伊豆、四国、九州、琉球(現在の沖縄)と様々な地で繰り広げられるスケールの大きな芝居で、上演時間は休憩を入れて5時間近い。染五郎は「祖父が三島さんと創り上げた作品で、細部にわたってこだわりがあります。SF的でどこか古怪な感じもします。三島さんを筆頭に、(創作した)一座の熱を感じますね。そういうものを全て再現できれば」と意欲を語る。脚本も初演時のものを変えずに上演するそうだ。「あえて変えないでと思っているのは、この作品に対する取り組み方のひとつのテーマだと思っています。もしも変えるのであれば、初演時と同じ苦労をすべきじゃないかと。練り上げたものを通らないと変えることは出来ないです」。見どころについては「スペクタクルというよりはパンクですかね。絵に描いたようなヒーローの活躍や、役者がどれだけ輝いているか」を楽しんでと話す。今月は同じ新橋演舞場で『仮名手本忠臣蔵』の大役、大星由良之助役にも挑んでいる。「これが出来なきゃ意味が無い、高麗屋としてもとても大事な役です」。梨園の名家に生まれ、年齢とともに重責を担っていく立場になった今、歌舞伎俳優としての決意が垣間見えた。今後やってみたいことについては意外な答え。「究極は自分が書いたものを人に演じてもらって、自分は客席で観たいです」。来年は40歳を迎える。「ちょうど新しい歌舞伎座が完成する年なので、ハッキリとした目標が定められます。今年一年、来年に照準を合わせて頑張ります」。公演は新橋演舞場にて、5月1日(火)から25日(金)まで夜の部で上演する。チケットは発売中。
2012年04月18日4月18日(水)21時よりスタートする観月ありさ主演のテレビ朝日系ドラマ『Answer~警視庁検証捜査官』の主題歌にもなっている、5月2日(水)発売の三浦大知のニューシングル『Two Hearts』のミュージックビデオが公開となった。三浦大知 ライブ情報“理屈じゃない音楽” そして“王道をオリジナルに” というテーマを掲げて制作された今作は、三浦大知史上最もストレートなバラードナンバーに仕上がっている。ミュージックビデオでは、バックダンサーと共に披露しているダンスパフォーマンスも含め、新曲『Two Hearts』の世界観をたっぷり堪能できるので、ご注目を。同曲は本日より、レコチョク、dwango、テレ朝サウンドにて着うたR の先行配信もスタートするので、こちらもチェックだ。そしてシングル発売の翌日、5月3日(木・祝)に行われる初の日本武道館公演のチケットが先日発売され、僅か10分で完売のプレミアチケットになったが、その反響に応え、ステージサイド席の追加発売が決定。4月21日(土)10:00より発売開始されるので、この機会をお見逃しなく。■三浦大知 NEW SINGLE『Two Hearts』テレビ朝日系ドラマ「Answer~警視庁検証捜査官」主題歌2012.5.2 on sale!
2012年04月18日K-POPガールズグループ・KARAが4月17日、都内で行われた、飲むお酢「紅酢(ホンチョ)』(大象ジャパン)の新CM発表会に出席。CMで共演した甥っ子役の鈴木翼君もサプライズゲストとして登場し、同製品をアピールした。KARAの公演チケット情報翼君が登場すると、メンバーは翼君の丸刈り頭を撫でながら「カワイイ~」と大騒ぎ。KARAの中で一番好きなメンバーを聞かれた翼君は「スンヨンが好き」と答えると、スンヨンは「間違いじゃない?嬉しい」と大喜び。しかし、司会から、「今後の活動も考えて」と“お約束”で再度質問されるとれると、今度は「全員が好き」。翼君の可愛らしさにメンバーはメロメロだった。新CMは『キレイを目指そう! どんな男の前でも油断するな篇』と『キレイを目指そう! 失恋した時こそキレイになろう篇』の2バージョンで展開。『―どんな男篇』では、家でダラダラ女子会をしているメンバーに翼君が「おばさん」と言い放つ。翼君との撮影について、ギュリは「(翼君は)本番で声が小さくなって、可愛かった!」と振り返った。一方の『―失恋篇』では、スンヨンが男性モデルと共演。顔を近づける場面があり、スンヨンが「とても恥ずかしかった」と照れながらコメントした。CMは、4月20日(金)から全国で順次放映される。
2012年04月18日ORANGE RANGEのCDデビュー10周年を記念して、沖縄が誇るふたつのバンドの夢の共演が実現した。4月13日にZepp Tokyoで行われた『おかげさまで10周年。琉球サミットin江戸~ORANGE RANGEとMONGOL800』は、意外にもこの2バンドだけの共演は10年ぶりという貴重なライブ。歴史的瞬間を目撃しようと、会場は超満員の観客で埋め尽くされた。その他の画像を見るまず登場したMONGOL800は、今やパンクを超えたスタンダードとなった「小さな恋のうた」で観客全員が大合唱。さらにセットリストにはない「ロコローション」のモンパチ・バージョン(ORANGE RANGEにもナイショだったとのこと)が演奏されると、フロアのあちこちにモッシュの輪が出来上がる。「こんな黄色い声援、何年ぶりだ?オレらも10年前はORANGE RANGEみたいにピチピチしてたんだけどな(笑)」と、清作のユーモラスなMCも飛び出した。「このイベントに誘われたことは、どんなイベントよりもうれしかったんだよ」。ギターの崇がつぶやいた言葉から、何とも言えない実感がにじみ出る。10周年を迎えたORANGE RANGEに捧げる沖縄民謡「豊年音頭」に続いて、ラストは「PARTY」で賑やかにしめくくり、MONGOL800の貫禄のステージは幕を閉じた。そしていよいよ、ORANGE RANGEの登場だ。1曲目からデビュー曲「キリキリマイ」のヘビーなサウンドで圧倒する。「モンパチを呼べるようになるなんて、僕たちスゴイんじゃないの!?」。地元のヒーローの前で、新人バンドに戻ったようなHIROKIの言葉がういういしく響く。とはいえORANGE RANGEの曲のいくつかはすでにJポップ・スタンダードの域に達しつつあり、「以心電信」「おしゃれ番長」のサビの掛け声など、観客全員がコーラス隊だと言っていいほどに完璧に揃っていて、曲の持つパワーをまざまざと見せつける。後半はニュー・アルバム『NEO POP STANDARD』からの新曲「Hello Sunshine Hello Future」を、アルバムとは異なるバンドアレンジで演奏し、さらに「*~アスタリスク~」「チャンピオーネ」「お願い!セニョリータ」と、またも大ヒット曲を連発して本編は終了した。そしてアンコールは、セットリストにはなかった本家・ORANGE RANGEの「ロコローション」を、モンパチをステージに迎え入れて特別に披露してくれた。清作、崇、悟が踊りながらコーラスをつけ、お祭りイベントの最後にとびきりの花を添える。ORANGE RANGEは4月18日(水)にアルバム『NEO POP STANDARD』をリリースした後、5月10日(木)から全国ツアーをスタートさせる。リスペクトする先輩たちのあとを追って、ORANGE RANGEは11年目以降もさらなる成長を続けてゆくだろう。なお、現在@ぴあでは、ORANGE RANGEの最新インタビューを掲載中。
2012年04月18日「機動戦士ガンダム」の世界を体感できる「ガンダムフロント東京」が4月19日(木)、東京・お台場の新施設「ダイバーシティ東京プラザ」内7階にオープンする。【写真集】「ガンダムフロント東京」内部の様子など写真30点「ガンダムフロント東京」は、「1/1」や「リアル」をコンセプトに、ガンダムを身近に体感できるエンターテインメント空間。有料ゾーンと無料ゾーンがあり、有料ゾーンの中心部には直径16メートルの巨大ドーム「DOME-G」が設置されている。「DOME-G」では新作フルCGのガンダム映像をはじめ、歴代シリーズの名シーン、ディテールアップされたRX-93 ν(ニュー)ガンダムなど、天球いっぱいに映し出される大迫力の映像を楽しむことができる。「DOME-G」を囲むエクスペリエンスフィールドには、「機動戦士ガンダムSEED DESTINY」からストライクフリーダムガンダムの1/1サイズ胸像と、「機動戦士ガンダム」のラストシーンを再現した1/1コア・ファイターが展示されており、自由に撮影することができる。その隣には宇宙要塞ア・バオア・クーも約1/3000スケールで再現され、壁面に映像を投影するプロジェクタータワーの役割を果たしている。「キャラクターフォトスポット」では、歴代主人公や人気キャラの中から1人を選択して、等身大の彼らと2ショットで記念撮影ができる。さらにミュージアムスペースでは、ファン必見の貴重な原画や設定資料、最新作「機動戦士ガンダムUC」「機動戦士ガンダムAGE」の情報や、歴代声優たちのサインパネルなどが展示されている。中央のアーカイブカウンターはテーブル型の情報端末で、ガンダム全作品の主要キャラやモビルスーツ、名シーンなどを閲覧することができる。沢山並ぶ画像の中からタッチパネルで選択して拡大表示すると、その操作状況が壁面にも大きく映し出されるというもので、実際に操作して楽しむことができるため、人気を呼びそうだ。施設内の無料ゾーンには、1980年から現在までのガンプラ1000体以上を一挙展示する「ガンプラTOKYO」や、ガンダムの世界観を表現するアパレルショップ「STRICT-G」の旗艦店が登場する。また、ダイバーシティ入口正面の広場には、2009年夏にお台場の潮風公園に展示された実物大ガンダム立像が再登場。今回は「機動戦士ガンダム」に登場した新技術「マグネット・コーティング」を再現、関節部分に円形のパーツが追加されている。初登場時に好評を博したミスト噴射や夜間ライトアップなどの演出も行なわれる。ダイバーシティ2階には、秋葉原の「GUNDAM Cafe」2号店がテイクアウトとグッズ販売の専門店としてオープン。同店限定の「ガンプラ焼 シャアザク」や「ガンダムカフェラテ」、限定キーチェーンやマグカップなどを販売する。「ガンダムフロント東京」の入場チケットは、日時指定の予約制。毎月1日より翌々月分のチケットを抽選先行予約、15日より一般発売を開始する。当日でも入場可能な時間帯については、エントランスゲートにて当日券の販売を行う。
2012年04月18日ロックバンド・怒髪天の初の単行本『怒髪天が語った1082+10の真実 怒髪級!!』(税別:1714円)が、5月9日(水)に発売される。怒髪天全国ツアーチケット情報ぴあ関西版WEB上で2009年3月から始まった連載『怒髪天増子直純のナニワ珍遊道』から派生した単行本。撮影はすべて大阪で行われ、大阪市内を巡りながら撮影したロードムービー風の撮り下ろしやコスプレなど秘蔵フォトを多数掲載する。そして、バンドの歴史やライブ観、作品制作秘話に人生観や恋愛観などメンバー全員に聞いた1082問のQ&Aで展開されるインタビューに、ドラマー坂詰克彦の奇行エピソードが全10話収録と、“怒髪天読本”ともいうべきボリュームだ。また、4月17日より大阪のタワーレコード梅田大阪マルビル店、梅田NU茶屋町店にて、4月18日(水)発売の最新アルバム『Tabbey Road』に連動した『怒髪級!!』パネル展が開催。単行本未収録の大阪ロケ・オフショット写真が展示される。なお、怒髪天は5月6日(日)の大阪城音楽堂を皮切りに全国27か所を巡るツアーも開催。チケットは発売中。■『怒髪天が語った1082+10の真実 怒髪級!!』5月9日(水)発売1714円(税別)判型A5128ページぴあ
2012年04月18日6月6日(水)に発売されるT-ARA待望の1stアルバム『Jewelry box』の収録楽曲及び、詳細が発表された。T-ARA 全国ツアー情報日本デビューシングル『Bo Peep Bo Peep』や、日本オリジナル新曲を含む全13曲が収録される『Jewelry box』はダイヤモンド盤・サファイア盤・パール盤の3形態でリリース。ダイアモンド盤は特製Jewelry box 仕様となっており 「T-ARA X’mas プレミアムLive (2011年)」のライブDVD(収録時間 約90分予定)を収録。サファイア盤には、T-ARAの日本デビューからの軌跡 「History of T-ARA (仮) 」が収録される他、封入特典として、全形態に 「武道館公演チケット先行抽選予約 応募チラシ」が封入されている。T-ARAは6月から日本で初のライブツアーを開催。6月19日(火)の愛知芸術劇場 大ホール公演を皮切りに、全国6都市11公演を行う。ツアーファイナルは7月25日(水)・26日(木)に日本武道館で開催。チケットぴあではツアーチケットのインターネット先行抽選を受付中。4月23日(月)11:00まで。■T-ARA1st アルバム『Jewelry box』6月6日(水)リリース【ダイヤモンド盤】 CD+ LIVE DVDTOCT-29054 /¥6,800 (tax in )【サファイア盤】 CD+ DVDTOCT-29055 /¥3,600 (tax in )【パール盤】 CDTOCT-29056 /¥3,000 (tax in )■T-ARA JAPAN LIVE TOUR6月19日(火)・20日(水)愛知芸術劇場大ホール6月22日(金)・23日(土)・24日(日)大阪・国際会議場(グランキューブ)メインホール6月25日(月)・26日(火)福岡サンパレスホテル&ホール6月28日(木)宮城・Zepp Sendai6月30日(土)北海道・Zepp Sapporo7月25日(水)・26日(木)東京・日本武道館
2012年04月18日現在、全国ワンマンツアー『母がまた母の日を終えるまで』を敢行中のBIGMAMAが一部の会場とオフィシャルサイト限定でスペシャルシングルをリリースする。『BIGMAMA』のチケット情報今回シングルカットされるのは、今年1月にリリースされ、話題を集めたBIGMAMAの4thアルバム『君がまたブラウスのボタンを留めるまで』の最後に収録されている、『母に贈る歌』。作者本人の「ボーナストラックのつもりで軽い気持ちで作ったんです。ほんの出来心でした。」(金井政人・談)と言う言葉に反して好評となり、スペシャルシングルCDとなって、母の日の直前に届けられる。ファンに人気のあるパンクナンバーをあえてアコースティックにアレンジした『I Don’t Need a Time Machine“Acoustic Version”』、本州では129年ぶりとなる5月21日(月)の金環食を讃えるリメイク『ダイヤモンドリング2012』、この作品のために書き下ろされた新曲を含めた4曲が収録されている。全曲、母親世代に聞かせても喜ばれるような内容になっており、BIGMAMAの新しい音が聴きたいあなたはもちろん、メールオーダー&郵送のみの販売となるため、母の日のプレゼントとしてもふさわしい一作だ。チケットぴあでは、5月4日(金・祝)に行われる大阪公演のチケットが発売中。【スペシャルシングルCD販売予定のライブ会場】5月4日(金・祝)大阪・なんばHatch5月5日(土・祝)愛知・クラブダイアモンドホール5月13日(日)東京・Zepp Tokyo<収録曲>M-01.母に贈る歌M-02.I Don’t Need a Time Machine~Acoustic Version~M-03.ダイヤモンドリング2012M-04.新曲(タイトル未定)※このスペシャルシングルはメールオーダーでの申し込みと、一部会場での販売のみ。一般のCD SHOPでの販売はなし。
2012年04月18日台湾の歌手で女優のレイニー・ヤン(楊丞琳)が4月15日、東京・三井ホールで初の単独イベント(2回公演)を開催した。レイニー・ヤンの初単独イベントの写真「レイニー」という声援に導かれてレイニーが登場すると、スタンドマイクでしっとりと『曖昧』を日本語で披露。堂々とした様子ながらも「実は緊張しています。ブルブルです(笑)」と笑顔を見せ、初の単独イベントに「嬉しいです。感動!いつも他の女優さんと一緒で嫌(だった)」と可愛らしくジョークを飛ばして沸かせた。そして、ドラマ『悪魔で候』の挿入歌『理想情人(理想の恋人)』や『僕のSweet Devil』のエンディング曲『雨愛(Rainie & love)』、初めてライブで披露する『恋の魔法』など6曲を熱唱。『重新認識我(S.H.E)』では、サビを日本語で披露するも、声が割れてしまうというハプニングに、「私は負けず嫌いだから!」とアカペラで歌い直すプロ根性をみせた。中盤では、事前に募ったファンからの質問に答え、日本語力も最大限に発揮。日本語で書かれた質問も自ら読み上げ、「すごい」と湧き上がる会場の声に、「わたし、すごいですよー!」と茶目っ気たっぷり。最近覚えた日本語は、驚いたときにあげる「キャー」という言葉で、「日本の友人と(の間で)流行っています」と明かし、「何でも『キャー』といいます。台湾では『あー』とか『うー』というので、『キャー』が面白くて」と説明。また、一番最初に覚えた日本語を聞かれると、恥ずかしそうに「レディだから言えない」と通訳を介し、「バカヤロウ」を挙げ、「ステージでは言えないけれど、プライベートでは言っちゃう!」とキュートな笑顔を見せた。「日本の名前をつけるなら?」という質問では、「10歳頃から日本が好きで、自分でつけた名前『リエノ』があります。アルファベットの“R”が好きで、レイニーのRも同じ」と無類の日本好きをアピールした。来場者全員との握手会も行われ、男性ファンふたりから「プロポーズされました」と嬉しそうに告白。「みなさんと交流できて嬉しかったです。みなさんにとってもいい思い出になれば」と最後に、サプライズで、『帯我走(Take me away)』を熱唱した。なお、ぴあでは、このイベントの様子をフォトカードにするサービス「メモカ」を5月16日(水)まで受付中。詳細は「メモカぴあ」(まで。また、レイニー・ヤン主演ドラマ『最後はキミを好きになる!』のDVDが4月25日(水)に発売となる。
2012年04月17日幕末を駆け抜けたふたりの男の生き様を描いた『陽だまりの樹』が4月13日、東京・サンシャイン劇場で幕を開けた。「陽だまりの樹」 チケット情報『陽だまりの樹』は、手塚治虫の長編歴史漫画代表作。これまでもテレビアニメ化やドラマ化されたこの原作の舞台版を、今回は上川隆也と吉川晃司のふたりが演じる。タイトルの“陽だまりの樹”とは、終焉を迎えつつある徳川幕府、その内部が腐ってしまっているさまを、外からは立派に立っているように見えても、内部は虫に食われてしまいあとは朽ち果てるのを待つだけの大木になぞらえている。ステージ上ではその名の通り、古木がそびえたつセットが度々登場する。その下でふたりの男が出会い、時に敵対する人間に襲われ、時に愛する女性と別れ、そして別の道を進んでいく……。登場人物たちの運命が時代に翻弄される姿を冷徹に見つめる存在として、その大木が象徴的に立ち現われる。荒れ狂う波のような幕末の情勢に翻弄される武士・伊武谷万二郎を演じる吉川は、ストレートプレイ初挑戦ながら落ち着いた佇まい。一途でひたむきな男を演じきっている。対する上川が演じるのはお調子者で女好きの蘭方医・手塚良庵。一見いい加減に見える男だが、医者である自分の使命を貫こうとする熱い思いを秘めている。この舞台最大の魅力は、ふたりの掛け合い。最初は軽やかな良庵と無骨な伊武谷のコミカルなやりとりに笑いが漏れる。しかしクライマックスに近づくにつれ、真剣に対峙していくふたりの姿に、観客は惹き込まれていた。また、ライブで鍛えた肉体が活かされた吉川の殺陣も大きな見どころだ。ふたりを取り囲むキャストも鉄壁の布陣。手塚良庵の父・良仙を演じる石倉三郎や勝海舟を演じる瀬下尚人の好演が光る。瀬下のはっちゃけた演技に、吉川の表情がついゆるむシーンも。開幕を迎えて上川は「幕末の話ですが、激動の時代の中を生きる人々の姿は、今ご覧になっていただくとそれぞれ感じるものがあると思います」と語った。また吉川も「幕末の話とはいえ、今とシンクロする部分が大きい。民衆をおろそかにした政治に牛耳られ、舵取りをきかないことに民は気づかない。今こそ『平成維新』が必要だということをお客さんと一緒に考えたい」とコメントし、両者とも共通する熱い思いを持ちながら挑んでいる。東京公演は4月23日(月)まで同所にて開催。大阪公演は5月4日(金)から20(日)まで新歌舞伎座にて、名古屋公演は5月24日(木)から27日(日)まで中日劇場にて上演される。取材・文:釣木文恵
2012年04月17日日中国交正常化40周年の記念事業「世界最大 恐竜王国2012」の製作発表会が4月16日、東京・テレビ朝日本社にて行われ、総監修者の長谷川善和(群馬県立自然史博物館・名誉館長)、監修の徐星(中国科学院古脊椎動物古人類研究所・教授)、恐竜ナビゲーターの富田京一(肉食爬虫類研究所・代表)が登壇した。「世界最大 恐竜王国2012」のチケット情報会見では、4月5日にイギリスの科学誌『ネイチャー』で発表された長い羽毛を持つ大型ティランノサウルス類「ユティランヌス・フアリ」(中国名・羽王竜(はおうりゅう))の化石や復元全身骨格を、同イベントにて世界初公開することが発表された。これまでティランノサウルスのような巨大肉食恐竜は、うろこや硬い皮膚で覆われていると考えられてきたが、羽毛の生えた新たな肉食恐竜の存在が明らかとなった。化石を発見した徐星教授は「羽王竜は世界に先駆けて日本で初公開されます。ぜひ、恐竜愛好家や古生物愛好家に見に来ていただきたいと思っています。日本は恐竜ファンが多いと聞いているので、楽しみにしていてください」とコメント。イベントについて富田氏は「何度か恐竜博のお手伝いをしましたが、今回の展示の内容はとにかく凄い!」と大興奮。羽王竜について「羽毛がどういう働きをしていたかがまだわからないので、ちょっとまいってます(笑)」(長谷川博士)、「恐竜のザラザラ、ツルツルしたところが子どもの頃から好きだったので、(羽毛に)大きく戸惑っています。でも、思ったよりもファンシーなところがあったりとか、女性にはうけるんじゃないかと思います。恐竜に対する理解や興味が広がるのではと期待しています」(富田氏)と語った。「世界最大 恐竜王国2012」は、世界各地から全身骨格40種50体、約200点が集結。2008年に発見された長さ500メートル・幅26メートルにわたる世界最大規模の恐竜発掘地(中国・山東省諸城市)で見つかった最新の全身骨格も日本で初公開される。また、骨格や生態復元モデルなどの展示のほか、シミュレーターや発掘体験、ミニシアターといった体感型コーナーも設置される。期間は7月21日(土)から9月23日(日)まで千葉・幕張メッセ国際展示場10・11ホールにて。チケットは発売中。
2012年04月17日4月14日、こけら落としとなった新潟県・シティホールプラザ アオーレ長岡にて、いきものがかりの2年ぶりとなる、全国ツアー「いきものがかりの みなさん、こんにつあー!! 2012 ~NEWTRAL~」がスタートした。いきものがかり全国ツアー情報会場につめかけた約3700人の観客を前に行われたこの日のライブでは、2月に発売されたアルバム『NEWTRAL』からの楽曲を中心に披露された。さらには4月25日(水)に発売されるニューシングル『ハルウタ』もライブ初披露、予期せぬサプライズに会場は熱気に包まれた。ツアーのチケットは6月22日(金)の公演までソールドアウト。8月26日(日)静岡エコパアリーナ公演以降のチケットは7月7日(土)10:00より一般発売開始。チケットぴあではプレリザーブ先行(WEB抽選)を5月1日(火)11:00より受付。■ツアー日程4/20(金)iichikoグランシアタ(大分)4/22(日)長崎ブリックホール(長崎)4/24(火)鹿児島市民文化ホール第一(鹿児島)4/28(土)高知県立県民文化ホール・オレンジホール(高知)4/30(月祝)ひめぎんホール(愛媛県県民文化会館)(愛媛)5/3(木祝)郡山市民文化センター(福島)5/ 5(土)秋田県民会館(秋田)5/11(金)苫小牧市民会館 大ホール(北海道)5/13(日)釧路市民文化会館 大ホール(北海道)5/19(土)岩手県民会館(岩手)5/20(日)青森市文化会館(青森)5/26(土)米子コンベンションセンター(鳥取)5/27(日)倉敷市民会館(岡山)6/ 3(日)なら100年会館 大ホール(奈良)6/ 5(火)オリックス劇場(旧大阪厚生年金会館)(大阪)6/ 9(土)伊勢市観光文化会館(三重)6/10(日)長良川国際会議場(岐阜)6/17(日)本多の森ホール(石川)6/21(木)・6/22(金)渋谷公会堂(東京)8/26(日)静岡エコパアリーナ(静岡)8/31(金)・9/ 1(土)・9/14(金)・9/15(土)日本武道館(東京)9/22(土祝)真駒内セキスイハイムアイスアリーナ(北海道)9/29(土)マリンメッセ福岡(福岡)10/6(土)広島グリーンアリーナ(広島)10/10(水)・10/11(木)日本ガイシホール(旧レインボーホール)(愛知)10/17(水)・10/18(木)大阪城ホール(大阪)10/21(日)朱鷺メッセ・新潟コンベンションセンター(新潟)10/30(火)・10/31(水)横浜アリーナ(神奈川)11/10(土)宮城セキスイハイムスーパーアリーナ(宮城)11/22(木)大阪城ホール(大阪)
2012年04月17日大阪・天保山で開催中の「ツタンカーメン展 ~黄金の秘宝と少年王の真実~」が、オープン1か月足らずで早くも入場者数20万人を突破した。『ツタンカーメン展 ~黄金の秘宝と少年王の真実~』のチケット情報1965年に東京、京都、福岡の3都市で開催され、日本の美術展史上・最多入場者数を記録した「ツタンカーメン展」から約半世紀。王の内臓が保管されていた黄金のカノポスなど日本未公開の展示品を含む122点の貴重な品々を展示する今回も、3月17日に開幕して以降、来場者が多いことから開館時間が延長されるなど、ツタンカーメンの再ブームを予感させる盛り上がりを見せている。大阪会場は、6月3日(日)まで無休で開催する。東京は8月4日(土)から12月9日(日)まで上野の森美術館で開催される。大阪会場の当日券は発売中。また、東京会場の特割チケットも5月11日(金)まで発売中。
2012年04月17日夏恒例、東海地区の野外フェス「TOKAI SUMMIT」が7月28日(土)、三重県・ナガシマスパーランド 芝生広場 野外特設ステージで開催される。同イベントは「東海地区屈指の夏の大型野外フェス」をコンセプトにSEAMOが発起人となり2007年からスタート。東海地区の夏の風物詩のひとつとして数えられ、今年で6年目を迎える。「TOKAI SUMMIT’12」開催情報現在発表されている出演アーティストは6組。SEAMOをはじめ、SEAMOの盟友として長年切磋琢磨してきたnobodyknows+、HOME MADE 家族、昨年SEAMOが立ち上げたレーベル・プロダクション「BGP(Background Production)」からの第1弾アーティストとしてデビューし、5月16日(水)に2ndミニアルバム『en. FOLD』をリリースするBRIDGET、昨年のTOKAI SUMMITオーディション「ROAD TO TOKAI SUMMIT」の優勝者・あぬえぬえ∞ぶれいん、そして地元名古屋の後輩アーティスト・カルテット.の出演が決定している。「TOKAI SUMMIT’12」のチケット一般発売は6月30日(土)10:00より。一般発売に先がけて、サークルK・サンクス先行も実施。4月17日(火)12:00から4月24日(火)23:59まで受付。
2012年04月17日GACKT、米女優のジェシカ・アルバらが4月16日、ファッションブランド「トミー ヒルフィガー」のアジア初となる旗艦店、表参道店のオープン記念イベントに駆け付けた。GACKT、ジェシカ・アルバの写真トミー ヒルフィガー表参道店は、4月18日(水)に新しくオープンする商業施設「東急プラザ 表参道原宿」店内の3フロア構成で、アジアでも最大規模となる。日本で初めてメンズ、及びウィメンズのコレクションラインを取り揃え、世界初のメンズテイラードのセミオーダーサービスも開始する。創設者のトミー・ヒルフィガー氏は「これまで何度も原宿を訪れたことがあります。アジアの中でも最高のロケーション」と喜びの表情を浮かべた。同店を内覧したGACKTは「落ち着いた雰囲気で買い物ができる。ここがアジアの中心になって大きなパワーを世界中に届けられたら」と開店を祝した。数日前に来日したジェシカ・アルバは「キディランドに行ったり、六本木から表参道を歩きました。『こんにちは』『ありがとう』という日本語も覚えたし、ラーメンも食べました」と楽しそうに話し、「桜が見れて嬉しかったです。この時期に日本に来られてとても幸運」と日本を満喫した様子だった。初対面となるジェシカの印象を聞かれたGACKTは、「彼女の出演作を観て“なんて素敵な人なんだろう”と思い続けていたので、こんな風に出会えるんだなぁって、久しぶりにうれしく思っています」と笑顔で語った。同ブランドを身につけたジェシカについて感想を求められると「その質問は非常にイケてない。ジェシカ・アルバなんで」と司会者を制し、「世界中が認める女性なので何を着ても美しいんですけれどもトミーの衣装が彼女をきれいに見せるのかな」と褒めたたえた。そして「わかります?ドキドキしてるの」と緊張した様子で、照れ笑いを浮かべた。なお、GACKTは7月15日(日)東京・赤坂ACTシアターを皮切りスタートする舞台『MOON SAGA ~義経秘伝~』に出演する。自身が主演の源義経と原案を務め、少女漫画界のヒットメーカーであるCLAMPが原作を描く。その後、愛知・御園座、福岡・福岡市民会館、大阪・梅田芸術劇場と各地を回る。チケット発売中。
2012年04月17日人気ユニット・東方神起が4月16日、『東方神起 LIVE TOUR 2012~TONE~』再追加公演の東京ドーム公演のファイナルを迎えた。単独公演では、3年ぶりとなるドームのステージに、ユンホは「言葉で表現できないくらい、めっちゃ嬉しい」と笑顔。赤いペンライトで真っ赤に染まった会場を見渡し、「みなさんの“赤のパワー”が僕たちの大きな力になっています。去年の1月から活動再開したときも、今年1月にツアーがスタートしたときもいろんな気持ちで、緊張と不安がありました。でも、今はその不安は無いです!僕たちが東方神起を続けられるように支えて応援してくれたみなさんがいるから。長い時間、待ってくれてありがとう」とファンに感謝を伝え、ふたりは全25曲を気迫溢れる圧巻のパフォーマンスで魅せた。東方神起の東京ドームでのライブの写真白い衣装を身にまとったふたりが登場し、『B.U.T(BE-AU-TY)』『Superstar』などのダンス曲で気合い十分のステージを披露すると、場内のボルテージは一気に上昇。「今日のために頑張ってきた僕たちのすべてをここで出します」(ユンホ)、「こんな広い場所で、東方神起とみなさんだけです!一緒に歌って踊って楽しんで行きたいと思います」(チャンミン)と挨拶し、ライブの幕を開けた。同ツアーは、目の錯覚を利用した「3Dマッピング」を使用した演出や和傘を用いたパフォーマンスなど見どころも多彩。ソロ・コーナーでは、ふたりは対照的なステージを展開、ユンホが『Honey Funny Bunny』(日本語詞未発表)で魅惑のセクシーダンスで魅せれば、チャンミンはX JAPANの『Rusty Nail』で力強くこぶしを突き上げながら熱唱し、ワイルドな魅力で5万5000人を沸かせた。終盤には、ひとりずつ山車に乗ってアリーナを周遊しながら、カラーボールを客席に投げ入れると、耳をつんざくような大歓声で沸いた。そして、ドーム公演で追加された『ウィーアー!』で、アリーナ公演でファンに仕込んでいた「T」ジャンプを誘導。ふたりが「We are」と叫ぶと、会場中が両手で「T」の字を作って声を揃える姿に、ふたりは満足げな表情を見せた。アンコールでは、客席にウェーブを促し、『Weep』で会場を一体に。前日の公演でファンが白のペンライトで客席を埋めたサプライズに、感動の涙を見せたユンホは「これが東京ドームだと感じた」と振り返り、「東方神起はステージの上が一番好きだし幸せ。僕たちはこれからだと思います。みなさんがいるからこそ東方神起がいます。これからも熱い応援をお願いします」とふたりは深々と頭を下げた。ユニット史上最大規模の同ツアーは、アリーナ公演で計25万人、3夜連続の東京ドーム公演で16万5000人を動員。今週末に開催される京セラドーム大阪公演(3日間)では13万5000人を動員し、全26公演で55万人を動員する予定。なお、東方神起は、6月と7月に埼玉と兵庫で10万人動員予定のファンクラブイベントの開催が決定している。詳細は公式サイトまで。
2012年04月17日日本フットサルリーグ(ウイダーFリーグ)は4月16日、2012年シーズンの日程を発表した。アグレミーナ浜松が新規参入する今季は、6月16日(土)にセントラル開催となる開幕戦(国立代々木競技場第一体育館)で開幕。浜松は初戦でリーグ5連覇中の王者・名古屋オーシャンズと対戦する。リーグ戦は来年1月27日(日)まで行われ、今季から導入する上位3チームによるプレーオフ(2月1日スタート)で優勝チームを決める。また、元サッカー日本代表の北澤豪がCOO(最高執行責任者)補佐に就任することが決まった。フットサル日本代表の経験を持つ北澤は、「FリーグをJリーグ並みに認知させる一般化、国際化、リーグの黒字化を目指したい。国際化という点で今年はワールドカップイヤーでもあるので、(女子W杯で優勝した)なでしこジャパンのようなチャンスがあると思う」とフットサルの発展に意欲を燃やし、「求められ、Fリーグがさらに発展するなら現役復帰も考えている。ただ、その時には仲間を引き連れるつもり」と現役復帰の可能性を明かした。北澤のCOO補佐就任により「北澤GO!プロジェクト」が発足。競技力の向上やファン・サポーターを増やすための新しい試みにチャレンジするという。Fリーグのチケットは5月5日(土・祝)より一般発売開始。
2012年04月16日市村正親主演の舞台『エンロン』が4月13日、東京・天王洲 銀河劇場にて開幕した。本作は全米7位、世界で16位の売上を誇った米国に実在した総合エネルギー会社・エンロンの2001年の経営破綻を描いた作品で、市村は時代の寵児ともてはやされながらも最後は哀しい末路をたどったエンロン社の最高経営者ジェフリー・スキリングを演じている。この作品は2009年に英国・マンチェスターで初演され、ウエストエンドで大ヒット。その後ブロードウェイに進出し、イギリス人演出家デヴィッド・グリンドレーが手がけた日本版は今回が初演となる。物語はスキリングとその部下で経理担当役員のアンディ・ファストウ(豊原功補)を中心に描いた皮肉に満ちた人間ドラマだ。ケン・レイ(たかお鷹)が会長兼CEO(最高経営責任者)を務めるエンロンにスカウトされたスキリングは、将来の見込み収益を現時点で計上できる会計システムを導入。本業のエネルギー供給以外の事業進出を担い、株価は上昇、世間を味方につけて社内の権力闘争にも打ち勝ち、ついにCEOになる。しかし表の華やかさとは裏腹に、社内では利益を見込んだ事業の多くが莫大な損失を出していた。そこでファストウは公にできない損失をダミー会社に肩代わりさせる方法をスキリングに持ちかけて……。舞台装置は簡素で少々物足りなく感じるが、作品の狙いはそこにある。デヴィッド・グリンドレーの演出はエンロンが築き上げたものをすべて映像で見せ、それがいかに机上の空論の産物であったかを物語る。また登場人物の性格が垣間見られるセリフを大事に言わせることにより、この作品が特別な事件でなくどこにでもある人間ドラマで、渦中にいる人間は常に周りが見えず愚かであることを浮き彫りにする。主演の市村は経済用語を連発する上にほぼ舞台に出ずっぱりのスキリング役を好演。頭は良いがコミュニケーション下手の冴えない男が、自らの欲に駆りたてられた挙句、最終的に全てを失うという落差の大きい人生をエネルギッシュに演じきった。一方、3年ぶりの舞台となる豊原はファストウ役をスマートにこなす。初めはスキリングに頭が上がらないが、ダミー会社での損失隠しを持ちかけて以降、彼と対等に接しようとするなど、ファストウの姑息な様が芝居の中から滲み出ていた。そのほかスキリングに権力闘争で敗れるクローディア・ロウ役の香寿たつき、たかお鷹の演技も光った。末次美沙緒演じるアナリストが、エンロンの経営状態を見抜けなかったのかと問われて「私は信じていたのよ」と言うセリフがある。株価はある一定の人間たちの期待度で簡単に上下し、専門家のチェックもずさんだったことを意味している。AIJ投資顧問の年金消失問題で揺れる日本にとっては、滑稽を通り越して耳の痛い話と言えそうだ。東京公演は同劇場にて、4月29日(日)まで。その後5月12日(土)・13日(日)の大阪・イオン化粧品 シアターBRAVA!、5月16日(水)の愛知・名鉄ホールと各地を回る。なお、東京公演は通常のチケットに加え、豪華東京湾クルージング付チケットもあり。チケットはいずれの公演も発売中。
2012年04月16日ウィーン初演から20年を迎える人気ミュージカル『エリザベート』。19世紀末に生きたオーストリア皇后エリザベートの波乱の生涯を、架空の存在である“トート(死)”との愛憎を軸に描き出す物語だ。“東宝版”と呼ばれる日本でのバージョンは今年で8度目の上演となるが、今回、最も新鮮味と衝撃をもたらしたキャスティングは、この人の登板だろう。マテ・カマラス。出身国であるハンガリー、そして本場ウィーンでもトートを演じている。『エリザベート』チケット情報はこちら『エリザベート』との出会いは1996年だという。「ハンガリーの初演を観て、すごく感動しました。トートは僕の役だ! やりたい! いつかきっとやってみせる! って思ったんです。その願いを神様が聞いてくださったんじゃないかな。3つもの言語でトートをやれるなんて」と嬉しそうに笑う。日本版への出演オファーは「ただただ、幸せでした」とのこと。「日本で『エリザベート』が大成功を収めていることを知っていましたし、初来日の時(2006年)から日本が好きです。僕、初めて日本に来た時に“日本で日本語の役をやりたい”って公言したんですよ! 当時は誰も真面目に聞いてくれなかった(笑)」。すでに彼は昨年『MITSUKO~愛は国境を越えて~』で日本語での舞台を経験しているものの、やはり言語の壁を超えるのは並大抵の努力ではできないだろう。だがこのインタビューに先立ち3月中旬、マテの歌稽古を取材した時、稽古初日にもかかわらず彼はすべての日本語の歌詞を頭に入れて臨んでいた。すごいですね、と言ったところ「日本に行く前に全部覚えたいと思っていました。稽古が始まったら他のことに時間を使わなくてはならないですから。外国人だから特別、というわけにはいかない」。さらりと答えたストイックな返事に、仕事に対する彼の責任感がにじみ出る。ほかにも課題は多い。演出が各カンパニーに委ねられる『エリザベート』では、同じトート役とはいえ各国ごとに歌うナンバーも登場シーンも異なる。「日本のトートが一番出番が長いんです」と苦労を語るが、「山は高ければ高いほど、登り切った時の喜びは大きいので」と意欲満々だ。「多分、僕の運命は『エリザベート』と結びついているんじゃないかな。トート役は僕にとって今までの中で一番大きな成功でしたし、オーストリアのミュージカル界で僕は旧共産圏からきて初めて成功した人間。だから日本でもやっていけるという自負はあります」と自信もチラリ。「『MITSUKO』の時は日本語で演じるというのがひとつの戦いでしたが、今回は日本語で歌うのがひとつの楽しみになるレベルまできています」と語る彼は、インタビューでも時おり日本語を織り交ぜて答えていた。ウィーン版でもそれまでのトート像とはひと味違うパワフルなトートを造形し、喝采を浴びたマテ。その彼が「言葉は違っても、気持ちは同じ」と意欲を燃やし新たに日本の地で挑む、日本版トートの誕生を期待して待ちたい。公演は5月9日(水)に東京・帝国劇場にて開幕。その後福岡、愛知、大阪でも上演。なおトート役は山口祐一郎、石丸幹二とのトリプルキャスト。
2012年04月16日『ロングバケーション』『素直になれなくて』など大ヒットドラマの脚本家として、多くの女性ファンをもつ北川悦吏子。初の舞台脚本を手がけた『彼女の言うことには。』は、そんな北川の“恋の格言”が散りばめられた話題作だ。ストーリーは国際線のフライトで偶然隣り合った男女が、最初は反発しながらも次第に恋に落ちてゆくさまをコミカルに描くもの。主人公を演じる真矢みきが、等身大の恋愛模様に舞台では初めて挑むほか、相手役となる筒井道隆も恋愛ものに久しぶりの出演。さらにキャビン・アテンダント役の矢田亜希子は初舞台と、初モノ尽くしとなった本作。4月15日の東京・PARCO劇場での初日に先立ち、14日、舞台稽古の様子がマスコミに公開された。「彼女の言うことには。」チケット情報物語は主人公の夏来(真矢)が、パリ発東京行きのフライトに乗り込むところから始まる。見知らぬ男女が機内で隣り合うのはよくあることで、元カレからのメールが気になる夏来には隣に座る是枝(筒井)など目に入らない。キャビン・アテンダント(矢田)もテキパキと仕事をこなしつつ、他の乗客チェックに抜かりない様子だ。夏来の一見美人だが、若干空気の読めない行動ぶりに、最初は迷惑顔の是枝。だがフラワー・アレンジメントとドラマの作曲家という互いの仕事について話すうち、苦労して独立した大人同士だからこそ共感できる思いから、次第に互いの理解が深まっていく。さまざまな思いが交差するなか、飛行機は東京に到着……。恋にも仕事にも一生懸命、美人でイイ人だけれど、どこか空回り……。そんな女性を、前半ではコメディエンヌぶりを発揮して演じている真矢。ともすればただの“イタい”女になりがちだが、是枝が惹かれてしまうのは、夏来を演じる真矢自身のチャーミングさゆえだろう。その是枝を演じる筒井も、前半はひたすら受けの演技。夏来に戸惑う様子はハマり役で、それが後半、是枝の背景が明らかになるにつれ色を帯びていく表情がなんとも魅力的。クライマックスのひと幕では、“こんな男性と出会いたい”とつい思ってしまったほどだった。劇中のスパイスとなっている矢田は美しい立ち姿はもちろん、茶目っ気のある表情や柔らかく落ち着きのある声が心地いい。初めてとは思えない舞台度胸にうならされた。公開稽古後に行われた会見では、「観た後にお酒を飲みに行きたくなっちゃう舞台。お客さんもぜひ楽しんで」と北川が語れば、「もがきながら生きている、滑稽だけれど素敵な大人の物語」と真矢。「恋愛ものは久々で恥ずかしいけれど、共演が素敵な女性ばかりで光栄です」と照れながら話す筒井や、「お稽古は大変でしたけど、学ぶことが一杯。毎日が楽しい」と笑顔の矢田など、和気あいあいの様子で話していた。キャストの魅力も存分に生かされたこの舞台。観た後に少しだけ前向きになれる、そんなハートウォーミングな1本だ。公演は5月6日(日)までPARCO劇場にて上演。チケットは発売中。その後、名古屋、大阪、福岡と各地を回る。チケットは一部を除き発売中。取材・文:佐藤さくら
2012年04月16日累計1500万部突破の売上を誇る田中芳樹の人気SF小説『銀河英雄伝説』。アニメや漫画でも知られる今作は、昨年の初舞台化も大成功を収めている。4月14日、その第二章となる“自由惑星同盟篇”が東京国際フォーラムホールCにて開幕した。前日の公開舞台稽古で行われた記者会見には「原作、アニメともに大ファン」と公言する主演の河村隆一を筆頭に、馬渕英俚可、野久保直樹、大澄賢也、天宮良、中川晃教、松井誠、西岡徳馬の主要キャストが一堂に会して話題作への意気込みを語った。「銀河英雄伝説=第二章自由惑星同盟篇=」 チケット情報“不敗の魔術師”と呼ばれる天才的な指揮官、ヤン・ウェンリーを演じる河村について、上司シドニー・シトレ役の西岡は「淡々としながら内には熱いものを秘めている。ヤンのイメージそのまんまです。劇画の味を生で感じられるので観る人は楽しいんじゃないかな」と絶賛。ともに軍の同志役として活躍する大澄や松井も、劇中そのままに「河村くんについていきます」と声を揃える。舞台裏のチームの指揮も上々のようだ。「温かいムードのある現場で、初日が開いてからも皆でディスカッションしながら作っていくことになりそうな気がします。ヤンは先を読む力があって頭脳明晰だけど、どこか怠け根性ものぞく憎めない男。こんなヤンの生き方を学びたい」と河村。舞台は開幕から一瞬にして『銀河英雄伝説』の世界へタイムスリップ。まさに銀河級のスケールの大きさを感じさせる映像と音楽の効果が、壮大な宇宙へと誘ってくれる。河村が扮するヤン・ウェンリーは、劇中に出てくる「温和な表情で辛辣な台詞を吐く」という言葉のとおり、穏やかな物腰と怜悧な横顔が魅力的だ。現実的で生真面目なムライ(大澄)、女好きの策士ワルター・フォン・シェーンコップ(松井)、皮肉屋の頼れる先輩アレックス・キャゼルヌ(天宮)といった個性豊かな仲間たちに囲まれ、その信頼を集めるカリスマ性に納得させられる。陽気で少々喧嘩っ早い凄腕パイロット、オリビエ・ポプラン(中川)の登場シーンは爽やかで楽しい。また一方ではヤンと憧れのマドンナ、ジェシカ(馬渕)、親友ジャン・ロベール・ラップ(野久保)との三角関係もせつなく描かれる。頭脳的な戦術、アクロバットな戦闘シーンも見どころだが、西岡曰く「我々は軍人の使命として戦うけれど、一番大事なことは戦いをなくすこと」。戦うことを嫌いながら、やむなく軍の指揮をとらねばならないヤン・ウェンリーの苦悩にも注目したい。「戦争の愚かさ、兵士の命が失われるむなしさ……、そういったことを伝える作品だと思う。平和の大切さをいま一度、感じていただけたら嬉しいですね」(河村)。公演は東京国際フォーラムホールCにて4月22日(日)まで開催。その後、NHK大阪ホールにて4月28日(土)、29(日)に上演する。チケットはいずれも発売中。取材・文:上野紀子
2012年04月16日