チケットぴあがお届けする新着記事一覧 (308/342)
市村正親が主演する舞台『エンロン』の公開稽古が3月23日、都内で行われ、芸歴40周年を間近にした市村が作品への意気込みを語った。この舞台は、アメリカの総合エネルギー企業・エンロンが売上高全米第7位、世界第16位にまで成長したものの、巨額の不正経理とインサイダー取引が明るみになり、2001年に破たんした実際の事件を題材にしたもの。“現代の企業版マクベス”とも言われた本作は2009年に英国で初演され、今回の日本版ではデヴィッド・グリンドレーが演出を手がける。世界の経済界を揺るがせた“エンロン事件”の渦中の人物で、最高経営者ジェフ・スキリングに市村、経理担当役員に豊原功輔が扮し、ふたりの人間ドラマを描く。公開稽古では、スキリング(市村)に心酔する投資家と金融アナリストがエンロン株の高値に浮かされ、リズムに乗って「エンロン」と口ずさみながらスキリングを教祖のようにもてはやすシーンや、忙しいエンロン社内を長谷川寧振付によるダンスで表現する場面を披露。ストレートプレイだが、歌、ダンスも盛り込んだリズミカルなシーンに仕上がっていた。動くシーンはお手のものだが、市村は経済用語がオンパレードの膨大なセリフの量に少々苦戦中。「出ずっぱりなんです。ひとり芝居もやりましたが、セリフの量がひとり芝居の倍くらい」とこぼしながらも、「お金と権力ってどうしても結びついてしまうと思うんです。エンロンは結果的に良くないことをしたのですが、この作品ではジェフ・スキリングのエネルギーが凄いので、そのエネルギーを存分にお見せしたい」と、初めて挑む“貪欲で愚かな役”への意気込みを語った。ほかに香寿たつき、たかお鷹、秋山真太郎、伊礼彼方、末次美沙緒らが出演。公演は4月13日(金)から29日(日)まで、東京・天王洲 銀河劇場にて上演。その後、5月12日(土)・13日(日)の大阪・イオン化粧品 シアターBRAVA!、5月16日(水)愛知・名鉄ホールと各地を回る。チケットはいずれも発売中。なお、チケットぴあでは4月20日(金)13:30の公演を対象にした『エンロン』豪華東京湾クルージング付きチケットも発売中。
2012年03月26日宝塚歌劇月組『エドワード8世-王冠を賭けた恋-』/『Misty Station-霧の終着駅-』の東京公演が3月23日に開幕した。この公演は月組トップスター・霧矢大夢(きりや ひろむ)と蒼乃夕妃(あおの ゆき)の退団公演。初日前に行われた公開舞台稽古後には、ふたりが現在の心境を取材陣の前で語った。宝塚歌劇月組 東京宝塚劇場公演チケット情報はこちら公演は、20世紀イギリスを舞台に、その気さくな人柄で国民に愛されながらもわずか1年で退位した実在の王の半生を描いたミュージカル『エドワード8世』と、列車の旅をモチーフにノスタルジックに繰り広げられるショー『Misty Station』の2本立て。エドワード8世と人妻であるアメリカ人女性ウォリスの“運命の恋”を描いた『エドワード8世』は、ドラマチックでありながらロマンチックすぎず軽妙さと洒脱さが立ち、知的かつ明るいキャラクターが似合う霧矢らしい作品に。一方で自ら王位を退くことを決め、その思いを国民にラジオで伝えるシーンなどは、宝塚という王国で頂点に立った霧矢が旅立つ姿ともオーバーラップし、サヨナラ公演にふさわしい1作だ。またショーの方も、ダンサーとしても歌手としても抜群の実力を持った霧矢の魅力、そして息のあった蒼乃とのコンビネーションが存分に味わえる内容になっている。その霧矢は会見で「私たちふたりにとっては最後の公演ですが、最後だからどうこうではなく、今までどおり東京のお客様に喜んでいただける舞台をお届けしたいという気持ちです」と挨拶。蒼乃も「東京公演へ向けてのお稽古で、いつもとかわらず課題が見つかりました。最後まで成長できるように頑張りたい」と話した。今回の2作品については、霧矢は「男役が立っていて女役が寄り添って、というのが宝塚の伝統的な形かもしれませんが、どちらかといえば私たちは同じ立場に立ってやりあう、そういうペアだった。実際、今回の芝居のように蒼乃が私に意見を言うとかケンカをふっかけるということはありませんが(笑)、今回はその特徴が非常に良く表れていて面白い。最後に相応しい作品を用意して頂いたので、私たちの集大成と呼べるような公演にしたい」と話す。さらに18年在籍した宝塚という場所については「私は宝塚に1度目の受験で落ちて、2度目で入った。1年勉強し直す中で、ここで男役をやりたいという思いが膨らみました。それだけの思いを持って、そして自分の人生を捧げられるくらい情熱を傾けられる場所。千秋楽までその気持ちは変わらないので常に前進し続けたい」と熱く話していた。公演は東京宝塚劇場にて、4月22日(日)まで。チケットは発売中。
2012年03月26日人気ソプラノサックス・プレイヤー、ケニー・Gの来日が決定、5月にジャパンツアーを行う。ケニー・Gジャパンツアー開催情報1994年に『Forever In Love』でグラミー賞を獲得。インストゥルメンタル・ミュージック界にあって、抜群のCDセールスを誇るケニー・G。時に優しく、時に情熱的に響くソプラノサックスの音色は、世界はもとより日本でも多くのファンの心をつかんでいる。そんな彼の1年ぶりの日本公演。5月16日(水)の東京・Bunkamura オーチャードホール公演ほか、3ステージが決定している。チケットの一般発売は4月7日(土)10:00より。一般発売に先がけて、チケットぴあでは東京公演のインターネット先行を3月26日(月)11:00から4月4日(水)11:00まで受付。■Kenny G Japan Tour 20125月15日(火)大阪・NHK大阪ホール5月16日(水)東京・Bunkamura オーチャードホール5月17日(木)新潟・新潟県民会館
2012年03月26日『ウエスト・サイド物語』映画製作50周年を記念した新プロジェクトが、今秋、日本初上陸。佐渡裕指揮、フル・オーケストラの生演奏とともに映画全編を上映するコンサートが開催される。佐渡裕指揮「ウエスト・サイド物語」シネマティック・フルオーケストラ・コンサートの公演情報『ウエスト・サイド物語』は、シェイクスピアの『ロミオとジュリエット』を題材とし、1950年代のニューヨークを舞台に、イタリア系アメリカ人とプエルトリコ系アメリカ人の少年ギャング団による抗争とその犠牲となる若い男女の恋を描いた物語。もともとはブロードウェイミュージカルの人気作品だったが、1961年に映画化。同年のアカデミー賞で作品賞・音楽賞など10部門を受賞し、大ヒット作品となった。2011年にスタートしたプロジェクトは、デジタルリマスターした映画全編の映像をスクリーンに上映、台詞と歌詞はオリジナル音源を残し、フル・オーケストラが作曲者レナード・バーンスタインのスコアを映像にあわせて生演奏するコンサート。同年7月のロサンジェルス・フィルによる初演、9月にNYフィル、11月にシカゴ交響楽団と、全米を代表する名門オーケストラにより次々と上演され、各地で大きな成功をおさめている。初の日本公演を率いるのは、バーンスタインの最後の愛弟子・佐渡裕。昨年5月には世界最高峰のオーケストラ、ベルリン・フィルとの初共演を果たすなど、世界から注目を集めるマエストロの情熱たっぷりの指揮が、師の名曲に息吹を吹き込む。佐渡裕指揮「ウエスト・サイド物語」シネマティック・フルオーケストラ・コンサートは、9月21日(金)・22日(土・祝)に東京国際フォーラム ホールAで開催。チケットの一般発売は4月14日(土)10時より。また一般発売に先駆け、チケットぴあではインターネット先行抽選プレリザーブを3月29日(木)11時まで受付。
2012年03月26日1996年、カナダのトロントで開幕後、世界中に人気が広がり、現在まで、全世界150都市200万人以上の観客を動員した『2ピアノ4ハンズ』。ふたりの俳優が少年から大人、父・母、音楽教師らを演じ分け、バッハ、モーツァルト、ベートーベン、ショパンの名曲からジャズやビリー・ジョエルまで、様々な音楽をピアノで生演奏するユニークなスタイルの舞台。2004年には待望の来日公演を果たし、評判を呼んだ本作が、作品を創り上げたオリジナル・キャストで8年ぶりに来日公演を行う。公演に先立ち、3月23日、出演のテッド・ダイクストラとリチャード・グリンブラットが都内で会見を開いた。「2ピアノ4ハンズ」チケット情報会見では、ダイクストラとグリンブラットが舞台の一部を即興で演じながら、モーツァルトの「4手のためのピアノ・ソナタニ長調第1楽章」を演奏。華麗なテクニックを披露した。ダイクストラは「(前回の来日)当時は、一生に一度でも日本で公演できるなんて!と思ってましたから、また来日のお誘いをいただいて本当に嬉しく思います」と挨拶。また、今回は東京以外にも仙台、名古屋、大阪での公演が予定されており「いずれも行った事がない所なので楽しみにしています」と語った。グリンブラットは「先に彼に全部言われちゃったよ」とおどけながらも「日本のみなさんにとって、1年前の震災は大きなものだったと思います。今回、仙台で公演を行うことで、被災者のみなさまにとって少しでも勇気を与えることが出来れば嬉しい」と話す。本作は、ふたりの個人的な体験、例えばピアノの先生との関係や練習での出来事、ピアノのコンクール、ピアノに纏わるクレイジーな人たちとの出会いがあまりにも似ており、これらが作品に反映されているのだとか。ダイクストラは「音楽は決してエリート層だけのものではありません。一般の人々が楽しめて、観終わった後、(観客が)自分達の経験を語りたくなる舞台」なのだと話していた。公演は5月12日(土)から20日(日)まで東京・日生劇場で開催。その後、5月23日(水)に宮城・電力ホール、5月26日(土)に愛知・名鉄ホール、6月1日(金)から3日(日)まで大阪松竹座にて上演する。
2012年03月26日韓国出身の男性7人組グループ・U-KISS(ユーキス)が3月24日と25日、Zepp Tokyoでライブを開催、初の全国ツアー「U-KISS 1st JAPN TOUR 2012」のファイナルを迎えた。U-KISSの公演チケット情報白いスーツに身を包んだメンバーが登場し、2ndシングル『Forbidden Love』でライブがスタートすると、ピンクのペンライトでぎっしり埋め尽くされた客席は大歓声で応えた。キソプが腹筋をチラリと見せると黄色い歓声が飛び、続く『Neverland』でさらにヒートアップ。初のツアーに、フンは「本当に夢みたい」と感激の様子。そして、ドンホは「休んでいるヒマはないですよ」と、立て続けに『Bingeul Bingeul』『Shut Up!!』で激しいダンスを披露し盛り上げた。中盤では、カッコいいイメージを一転させ、『Show Me Your Smile』でメンバー曰く“モグラたたき”のようなダンスと愛嬌たっぷりの表情でキュートな魅力も発揮。イライがスヒョンを飛び蹴りするという衝撃のパフォーマンスも飛び出したが、スヒョンは「全然痛くないでーす」とにっこり。また、ユニットごとのステージも披露され、ケビンとフンは『Take me away』で美声をたっぷり聴かせ、キソプとAJは『Obsession』でセクシーな魅力を放った。続いて、スヒョン、ケビン、フン、キソプの美しいハーモニーが冴える『Orion』、AJ、イライ、ドンホのラッパー3人の掛け合いがクールな『Eeny, Meeny, Miny, Moe』と、それぞれの持ち味を活かしたステージで魅了。ケビンは「ツアーでしかできないので、歌っている僕たちも楽しい」ととびきりの笑顔を見せた。そして、終盤は、『Man Man Ha Ni』『A Shared Dream』などを披露し、日本デビューシングル『Tick Tack』の熱いパフォーマンスで沸かせると本編を終えた。アンコールでは、東日本大震災に触れ、「今も悲しみの中で厳しい環境の中で生活している方がいます。U-KISSはアーティストなので歌で心を伝えたい」(スヒョン)、「僕たちがみなさんのために何が出来るか毎日真剣に考えました。元気になってください」(フン)と『Believe』を熱唱、スヒョンが熱い涙を流し、声を詰まらせる場面も見られた。また、ツアーで巡った土地での写真が公開されたほか、ドンホによる日本語講座も行われ、「今日はさぁ、盛り上がってるしさぁ、僕たちもガンガン盛り上がって行こうぜ!」とポップソング『一生』で明るく締めくくった。Zeppツアーを終了したU-KISSは、7月7日(土)の広島を皮切りに、同ツアーの追加公演を行う。会場をホールにスケールアップし、9都市15公演で35,000人を動員予定。
2012年03月26日Punk Rock Confidential Japan主催、夏恒例の野外パンクイベント「PUNKAFOOLIC! BAYSIDE CRASH 2012」の開催が決定、第1弾出演アーティストが発表された。出演アーティストは以下のとおり。A.O.W. / BASSUI / BUZZ THE BEARS / THE CHERRY COKE$ / COUNTRY YARD / DRADNATS / ELECTRIC SUMMER / F.I.B. / FIGHT IT OUT / HAKAIHAYABUSA / MATTER / MEANING / SECRET 7 LINE / S.M.N. / THE SENSATIONS / SHANK / SKALLHEADZ / St.ELMO’S FIRE / VELOCITY今後も随時追加発表が行われる予定だ。「PUNKAFOOLIC! BAYSIDE CRASH 2012」は夏恒例のパンクイベント。昨年は震災の影響で開催されなかったため、今回2年ぶりの開催。前回の2010年は24バンドが参加し、2000人の観客が熱狂に包まれた。今回も前回と同じく東京晴海客船ターミナル特設ステージにて、7月15日(日)に開催される。また、前日の7月14日(土)には同じ会場で新たなロックフェス「MURO FESTIVAL 2012」が開催されることも決定。アルカラ、グッドモーニングアメリカ、AJISAI、UPLIFT SPICE、FLiP、THE UNIQUE STARの出演が発表されている。チケットの一般発売は、ともに4月28日(土)10:00より。 一般発売に先がけて、オフィシャル先行も受付中。「PUNKAFOOLIC! BAYSIDE CRASH 2012」は4月5日(木)昼12:00、「MURO FESTIVAL 2012」は4月22日(日)23:59まで受付。■MURO FESTIVAL 2012日時:7月14日(土) open 11:00 / start 12:00会場:東京晴海客船ターミナル特設ステージ■PUNKAFOOLIC! BAYSIDE CRASH 2012日時:7月15日(日) open 11:00 / start 12:00会場:東京晴海客船ターミナル特設ステージ
2012年03月26日プロ野球開幕(3月30日)を一週間後に控え、“かわいすぎるマスコット”として人気のオリックス・バファローズのマスコット、バファローベルが3月23日、大阪・京セラドーム内の球団直営店「Bs SHOP」にて、公式DVD『ベルといっしょ。』(3990円)と絵本『ベルとおにいちゃん』(1050円)発売記念イベントを開催した。ぴあ関西版WEB 『ベルとおにいちゃん』発刊記念イベントレポート会場はベルちゃんの直筆サイン目当てのお客さんで大賑わい。ベルちゃんも得意の可愛らしいポーズや「早くサインを書きたい」という仕草を見せてファンを喜ばせ、絵本、DVDを購入したファンひとりひとりとサインや握手を交わした。バファローベルの産みの親であり、絵本の著者でもある幸池重季氏は、絵本に関して「内容は見てのお楽しみですが、ブル(ベルの兄)とベルの関係や、2人の秘密がところどころにあって、ブル・ベルを知っている人も知らない人も楽しんでもらえるようにと制作しました」と語る。マンガ『キン肉マン』の人気超人、バッファローマンが帯文に「正直、萌えたぜ」とイキなコメントを寄せた通りのファンが期待する萌えカットが満載だ。
2012年03月23日ピアニストの河村尚子が、平成23年度(第62回)芸術選奨文部科学大臣新人賞を受賞した。「河村尚子」の公演情報文化庁主催の芸術選奨は、優れた業績をあげた者またはその業績によってそれぞれの部門に新生面を開いた者を選奨。芸術選奨文部科学大臣賞及び同新人賞をおくることで、芸術活動の奨励と振興につなげる。河村尚子は、世界を舞台に羽ばたく日本の若手ピアニスト。5歳で渡独し、数々の国際コンクールで優勝・入賞を重ね、2006年には権威あるミュンヘン国際コンクールで第2位受賞。続く2007年には、多くの名ピアニストを輩出しているクララ・ハスキル国際コンクールで優勝を飾った。日本よりも、むしろ世界が先に才能を認めた逸材だ。今回の同新人賞受賞は、2011年4月の東京オペラシティ リサイタルシリーズ「B→C バッハからコンテンポラリーへ」[131]における演奏の充実ぶりが評価されて決定。これからの活躍にもますます注目が集まる。河村尚子の今後の日本国内での演奏活動は、オーケストラ・アンサンブル金沢・定期公演(4月/石川)、仙台フィルハーモニー管弦楽団・定期公演(4月/仙台)、NHK交響楽団・定期公演(4月/東京)、ミハイル・プレトニョフ指揮ロシア・ナショナル管弦楽団・来日公演(6月/横浜・山口)などが予定されている。
2012年03月23日“左手のピアニスト”として世界的に活躍する舘野泉が、今年5月から来年11月にかけて開催する全16回のプロジェクト「左手の音楽祭」の記者会見が、3月21日に行われた。「舘野泉」の公演情報2002年、リサイタル中に脳溢血で倒れ、右半身不随となるも、2年余の闘病を乗り越えて、左手での本格的な演奏活動を開始した舘野泉。2010年の演奏活動50周年を経て、75歳の今もなお現役ピアニストとして精力的に活動中だ。構想に約3年をかけたという本音楽祭では、日本人作曲家たちによる作品がひとつの軸になるという。「左手ピアノの音楽についての著作も手がけるウィーンのサスマン教授が『日本の左手ピアノのための作品は、個性的で素晴らしい。とても自由で、我々西洋の人間が想像もつかない作品で非常に興味深い』と評しています。私も同感。日本人が手がけた素晴らしい作品をたくさん演奏したい」とその理由を語る。「プログラムを組んでいくうちに、ソロも室内楽コンチェルトもやりたい、と色気が出てきて...(笑)」と話すように、取り上げるプログラムは多岐にわたるため、音楽祭は4つのシリーズに分けて構成。ソロ・室内楽・オーケストラとの共演「左手の世界シリーズ」(全7回)、演奏者の息遣いも感じられるリサイタル「響きあう小さな部屋で」(全4回)、演奏機会の少ない名曲にも焦点を当てる室内楽公演「坂の上のコンサート」(全4回)。そして井上員男の版画『平家物語』とNHK大河ドラマ『平清盛』の音楽などを併せて鑑賞する「光が丘美術館コンサート」(全1回)。全16回が約2年をかけて開催される。記者会見には、舘野泉と東京芸大の同級生で、長年の友人でもある作曲家・末吉保雄も同席。「舘野さんの演奏は今まさに熟練の域。左手で演奏する時に、鍵盤を折り返してくる時のテクニックなど、新しい世界、地平が開いているのを感じます」と舘野を称賛。「取り上げる作品、共演者は、非常に多岐多様。さらに委嘱作品の世界初演もある。時代、国境、世代を越えた音楽は、新たな指標を示してくれることでしょう」と期待を寄せる。音楽祭完結後には77歳を迎える舘野泉。「いずれは左手のピアニストや作曲家たちのための左手ピアノのコンクールをやりたい」と、まだまだ新たな夢にも思いを馳せる巨匠が贈る「舘野泉フェスティヴァル ―左手の音楽祭 2012-2013」。第1回公演は、5月18日(金)に第一生命ホール(東京都)で開催。チケットは発売中。★「舘野泉フェスティヴァル ―左手の音楽祭 2012-2013」の詳細はコチラ
2012年03月23日韓国の俳優で歌手のイ・ジュンギが3月22日、神奈川・横浜大さん橋ホールで最新シングル『Deucer』の発売記者会見を行った。イ・ジュンギの会見の写真今年2月に除隊したばかりのイ・ジュンギだが、3月16日に先行盤2種をリリースし、オリコンデイリーチャートで1位を獲得。この嬉しい知らせに「(1位と)聞いたときは恥ずかしかったです。僕は歌手ではないので、歌手の方が目標とすることを夢見たことがありませんでした。これは僕が軍隊にいたことに対して『お疲れ様でした』という、ファンのみなさんからのプレゼントだと思います」と感謝を述べた。また、記者会見に先立ち、名古屋、横浜、大阪で行なわれたファンミーティングについては、「ファンのみなさんと一緒に過ごすことを、軍隊にいる間ずっと考えていました。夢見ていたことが叶った瞬間でした」とファンに対する思いを伝えた。7月には復帰作であるドラマ『アランサトジョン(アラン使徒伝)』に出演する予定で、「2年間、渇望していたものを爆発させたい、という気持ちです。作品は自分の意思というより、みなさんに僕の様々な姿をお見せしたいということで選びました。キャラクターの独特さ、時代劇の多様性、すべてを兼ね備えています。共感を得られる作品ですし、より多くの方に親しんでいただける作品になれば」と熱を込めた。軍隊生活が演技与えた影響については、「特にない」とし、「俳優は、作品ごとに与えられた新しいキャラクターをどう消化していくかということが毎回挑戦で、それが刺激的です。今後も新しいことに挑戦していきたい」とさらなる活躍を期待させた。最後は「日本のファンのみなさんには大きな感動をもらいました。今まで僕のファンは静かな方が多いと思っていましたが、今回のファンミーティングでは一緒に楽しむ活動的な姿を見せてもらいました。今まで待っていてくれた温かい気持ちが伝わってきました。これから、もっとコッコよくて立派な姿を、もっとたくさん方にお見せしたい。いつも感謝しています。愛しています」とファンにメッセージを送った。
2012年03月23日大阪・なんばグランド花月にて4月13日(金)から始まる月替わりの吉本興業100年の歴史物語『吉本百年物語』。3月22日に、第二弾となる5月公演の概要が発表された。吉本興業創業100周年記念公演『吉本百年物語』5月公演チケット情報5月は、六角精児、板尾創路、中川家 礼二が主演の『キミとボクから始まった』を上演。昭和4年の大阪を時代背景に、吉本興業の創始者・吉本せいの弟であり、天才的なプロデュース力を発揮した林正之助と近代漫才の祖と言われている横山エンタツ・花菱アチャコの活躍ぶりを描いてゆく。林正之助を演じる六角精児は、「林正之助さんはつい最近までご存命だったそうで、正之助さんのイメージをお持ちの方もいらっしゃると思いますが、自分なりの正之助さんを演じたいと思います」と意欲を燃やした。そして横山エンタツ役の板尾創路は、「エンタツさんとして舞台に立てることをうれしく思っていますし、礼二くんと共演できるのも楽しみ。六角さんをはじめ、共演者の皆さんと舞台を作っていけると思うと、今から非常に楽しみです」と主演の喜びを語った。また、アチャコ役の中川家 礼二も「僕が今、こうして漫才師としてやれているのも、エンタツ・アチャコ先生がスーツでしゃべくり漫才を始めてくれたおかげ。今回、そんなアチャコ先生の役をさせていただくということで、非常に感慨深いです」とコメントを発表した。脚本は4月公演に引き続き長川千佳子が担当。大阪・ミナミの道頓堀に劇場が建ち並び、街にはアメリカ直輸入のジャズが流れ、好景気に沸いた“大大阪”時代。エンタツ・アチャコを中心に、古き良き演芸場の雰囲気を生き生きと描いてゆく。共演は西村和彦、南圭介、中川家 剛、海原やすよ・ともこなど。公演は5月14日(月)から6月6日(水)までなんばグランド花月にて。チケットは3月31日(土)10時から一般発売。
2012年03月23日間もなく東京・お台場特設会場(ヴィーナスフォート裏)で開催される野外音楽フェス「StarFes.」の第4弾出演アーティストが発表された。GILDAS(Kitsune)、LITTLE TEMPO、 JOUJOUKA、Takashi Takeuchiの参加が決定、これにより最終ラインナップが確定した。「StarFes.」開催情報「StarFes.」は都会の青空のもと音楽を楽しむことができる都市型の野外音楽フェス。国内外の豪華アーティストが出演し、「STAR」「SUN」「FOREST」の3つのステージでパフォーマンスを繰り広げる。開催は3月25日(日)。チケットは現在発売中だ。■出演アーティストUNKLE Sounds/電気グルーヴ/SLY MONGOOSE/SOIL&"PIMP"SESSIONS/Dachambo/SYSTEM/ AGORIA/Anthony Collins/DJ KENTARO / DJ BAKU / DJ NOBU /DEXPISTOLS/DEXPISTOLS/ATOM ON SPHERE/DAMAGE/RYO TSUTSUI/DJ SON/Shingo420/STEPHANE K/Kouichi Hirose/MURAKI YUSUKE/GILDAS(Kitsune)/LITTLE TEMPO / JOUJOUKA/Takashi Takeuchi
2012年03月23日人気ビジュアル系バンド、vistlipが3月22日に東京・渋谷O-WESTで行ったライブのステージ上で、7月にTOKYO DOME CITY HALLでワンマンライブを開催することを発表した。vistlip公演情報4月11日(水)に8thシングル[Recipe]のリリースも控えるvistlipは、今年で結成5周年。今回のライブは5年間の集大成として結成記念日である7月7日(土)に行われるワンマンだけに、ファンは見逃せない。ライブチケットの一般発売は4月28日(土)午前10時より。■vistlip2012年7月7日(土)OPEN17:00/START18:00開場:TOKYO DOME CITY HALL前売-4,000円 ※別途1ドリンク
2012年03月23日全国ツアー「D.E.N.W.A KINGDOM TOUR」を3月26日(月)にスタートさせるthe telephones。同ツアーではゴールデンウイークに東京・渋谷CLUB QUATTRO 6DAYSを予定しているが、このほどこのクワトロ公演のゲストバンドが発表された。the telephones全国ツアー情報4月29日(日)から5月7日(月)にかけて計6日間行われる公演のうち、最終日のワンマンを除く5ステージにゲストが登場。4月29日(日)に0.8秒と衝撃。、30日(月・祝)にストレイテナー、5月3日(木・祝)にDrums of Death (UK)、4日(金・祝)に髭(HiGE)、6日(日)にCOMEBACK MY DAUGHTERSが出演、ツーマンライブを開催する。ゲストバンド発表にあわせてチケットの先行受付もスタート。3月26日(月)午前23時59分まで受付中だ。
2012年03月22日5月22日(火)のグランドオープンを前に、「東京スカイツリー天望デッキ 個人入場券」の事前購入抽選受付が、3月22日より『東京スカイツリーWebチケット』にて開始した。ぴあ関西版WEB「東京スカイツリー天望デッキ 個人入場券」インターネット事前購入抽選受付を開始!地上350mに位置する「東京スカイツリー天望デッキ」。5mを超える大型のガラスが360度に配置され、空中に身を乗り出すような感覚を味わえる。また、タワーの足元から約70km先までが見渡せるなど、開放的な造りも特徴的だ。開業当初は多くの申込みが予想されるため、5月22日(火)~7月10日(火)までは完全予約期間とし、当日券の販売は行わない。なお、7月11日(水)より通常営業開始、当日券の販売が開始され、インターネット予約は先着方式となる(東武トラベル44支店窓口での販売は終了)。■完全予約期間(5月22日(火)~7月10日(火))の抽選受付方法・『東京スカイツリーWebチケット』によるインターネット予約・東武トラベルの44支店窓口※予約(事前購入)可能なのは東京スカイツリー天望デッキ(350m)のみ。東京スカイツリー天望回廊(450m)の入場券は、東京スカイツリー天望デッキ(350m)内のチケットカウンターでお求めください。
2012年03月22日韓国出身のイケメン5人組バンド・FTISLAND(エフティアイランド)が3月19日と20日、TOKYO DOME CITY HALLでファンイベントを開催した。FTISLANDの公演チケット情報同イベントは昨年3月に開催予定だったが、東日本大震災の影響で中止となったことから、今回はファンにとって待望のイベントとなった。イベントはライブからスタートし、韓国でリリースされたミニ・アルバムから『ものすごく』『恋人になってほしいです』『鳥のように』など6曲が披露された。そして、トークコーナーでは、3月に誕生日を迎えたホンギ、ジョンフン、成人を迎えたミンファン、スンヒョンのお祝いを兼ねて、ケーキが登場し、会場が一体となって韓国語でバースデー・ソングを歌って祝った。昨年末に横浜アリーナで行われたクリスマス・ライブの感想を聞かれると、ジェジンは「今までのライブで一番大きい会場だったので、楽しかったです」と話し、ミンファンも「思い出に残るライブでした」とコメント。ホンギは「準備もたくさんしたので、満足いくライブができました」と胸を張った。WOWOW20周年記念アニメ『オズマ』の主題歌に起用された新曲『NEVERLAND』(4月18日発売)については、ジョンフンが「今までで一番かっこいいPVになりました。アニメにクレジットされたことが嬉しい」と語った。また、3月9日(現地時間)に米・LAのノキアシアターで、CNBLUEと行った初の全米ライブについて聞かれると、ホンギは「どんな風になるか心配だったが、FTISLANDらしくできました。韓国や日本とはノリ方が違っていておもしろかったです!」とライブを振り返った。なお、FTISLANDは、3月24日(土)に山梨県・富士急ハイランドで開催される「卒フェス2012 ~サクラサクトキトビラアク~ in 富士急ハイランド」と、4月25日(水)にさいたまスーパーアリーナで開催される「MCountdown Hello Japan」に出演する。「卒フェス」のチケットは発売中。「MCountdown」のチケットは、3月23日(金)18時まで先行先着「プリセール」をチケットぴあにて受付、24日(土)10時より一般発売される。
2012年03月22日かりゆし58が3月14日(水)にニューシングル『ゆい』をリリース、5月からは全国ツアーもスタートさせる。かりゆし58 全国ツアー情報新曲は人と人の結びつき“結い(ゆい)”をテーマにした作品。王道ロックと沖縄民謡という、かりゆし58サウンドの原点回帰ともいえる一曲だ。ツアーは「ハイサイロード2012」と題し、5月8日(火)東京・渋谷STAR LOUNGEでスタート、全国各地で公演を行う。チケットの一般発売は4月1日(日)午前10時より(Zepp公演は5月12日(土)午前10時より)。なお、チケットぴあではインターネット先行受付を実施。北海道公演は受付中。東京・栃木・茨城・福島・宮城・岩手公演は3月22日(木)午前11時から受付スタート。
2012年03月21日オールナイト・ロック・イベント「BAYCAMP」が今年も開催決定、9月8日(土)に神奈川県川崎市で行われる。「BAYCAMP」は東京近郊のベイエリアを拠点に「ドキドキとロックを発信する」のコンセプトのもと、夏と冬の年2回開催を目標に2011年スタート。第3回となる今夏は昨年同様、川崎市東扇島東公園にて再び野外オールナイト・ロック・イベントとして開催される。出演アーティストはまだ公表されていないが、5月中旬には第1弾を発表、あわせてチケットの先行受付が行われる予定だ。■BAYCAMP 20129月8日(土)開場/開演 OPEN14:00 / START 15:30 / CLOSE 翌5:30(予定)※ オールナイト開催会場:神奈川県・川崎市東扇島東公園 特設会場
2012年03月21日2008年、新国立劇場の演劇企画「シリーズ・同時代」の第3弾として上演され、翌年の第53回岸田國士戯曲賞を受賞した蓬莱竜太作の『まほろば』。男を描くことに長けた蓬莱の女性のみの芝居として話題を呼んだ本作が、同劇場で4月2日(月)より再び上演される。キャストもほぼ初演のまま、演出も栗山民也が続投とあって快調に進む稽古場を、3月某日に訪ねた。作品は、生理、妊娠、閉経といった女性特有の身体の特徴を劇中でシンボリックに扱いながら、女4世代6人が“女性が結婚をし子を産み、育てていくこと”、“次世代へ命をつなぐこと”の赤裸々な本音をぶつけあう。物語の舞台は長崎の田舎町にある旧家。町の祭りの夜、宴会準備の忙しい最中に、前の晩には40代未婚の長女ミドリ(秋山菜津子)が、そして今日は次女キョウコ(魏涼子)の娘・ユリア(前田亜季)が男関係に疲れて、相次いで東京から帰ってきた。自らが男子を産めなかった負い目から母ヒロコ(三田和代)は、本家のお家断絶を阻止するために長女ミドリに婿取りを容赦なく迫るが、ミドリは閉経したので無理だと言い、物議を醸す。家族が混乱するなか、今度はユリアが未婚のまま自分を産んだ母同様、不倫の果てに宿したお腹の子を産みたいと言い出して……。訪れた日は物語が大きく動き出す第3場の通し稽古。都会で奔放に生きるミドリ役の秋山がやぶれかぶれになってユリアに子を産めと迫るシーン、70代の“大母様”タマエ役の中村たつが何も考えていなさそうで物語の核心を突くシーン、本家の体面でがんじがらめになっているヒロコ役の三田の巧みなセリフ術などに笑いが起きる。通した後、演出の栗山は「(台本の至るところに多用されている)『間』と『……』を字面として覚えていると緊迫感のない、温度の低い芝居が出来あがってしまう」と俳優に注意を促し、物語の緩急をつける場所を台本のページごとに細かい指示を出す。娘の妊娠が発覚し、彼女を責めるキョウコ役の魏には場の空気を変えるセリフが多いため、怒りのテンションからセリフの速度まで事細かに指導。また俳優陣では三田がリーダーシップを取り、秋山ら共演者に相談を持ちかける。次のセリフの入りのタイミングが遅くならないよう、小道具の携帯電話はどこに置くべきかなど、前後の芝居の流れを反芻しながら自主的に決めているのが印象的で、再演ならではの稽古の進行の速さとキャスト陣のなかで問題点が共有できている様子がうかがえた。10代から70代までのあけすけなガールズトークを生かすのも殺すのも、役者の「間」にかかっている。そこに徹底してこだわる栗山演出で、あと2週間、どれだけ物語が立体的に立ち上がってくるか、大いに期待したい。同作品は新国立劇場 小劇場にて、4月2日(月)から15日(日)まで上演。その後、4月18日(水)長野・まつもと市民芸術館、21日(土)兵庫県立芸術文化センター 阪急 中ホール、28日(土)山形・シベールアリーナと各地を回る。チケットぴあでは新国立劇場、兵庫公演のチケットを発売中。
2012年03月21日韓国出身の人気ユニット・東方神起の2012年第1弾シングル『STILL』(3月14日発売)が初週で13.9万枚を売り上げ、3月26日付のオリコン週間シングルランキングで初登場1位を獲得した。東方神起のシングル首位は、『Why? (Keep Your Head Down)』(2011年1月発売)以来3作ぶりで、通算10作目。海外出身アーティスト(ソロ含む)のシングル首位10作の大台到達は、1968年1月の同ランキング発表開始以来45年目で初の快挙となった。また、シングルのTOP10入りは、7枚目の『Sky』(2006年8月発売)から通算26作目で、海外出身アーティスト歴代単独1位となった。東方神起のチケット情報『STILL』は、今月20日にさいたまスーパーアリーナでアリーナ公演のファイナルを迎えた、約3年ぶりの単独ツアー『東方神起 LIVE TOUR 2012 ~TONE~』で披露されたミディアム・バラード。カップリングには、沢尻エリカが4年半ぶりに女優復帰したBeeTVドラマ『L et Mわたしがあなたを愛する理由、そのほかの物語』の主題歌『One More Thing』が収録された。なお、同ツアーは、4月14日(土)・15日(日)・16日(月)に東京ドーム、21日(土)・22日(日)・23日(月)に京セラドーム大阪にて追加公演が決定している。チケットは4月1日(日)10時より一般発売される。チケットぴあでは、両公演を3月22日(木)18時まで最速抽選「いち早プレリザーブ」、京セラドーム大阪公演を3月26日(月)11時まで、東京ドーム公演を3月27日(火)11時まで先行抽選「プレリザーブ」にて先行予約を受け付けている。
2012年03月21日上野で開催中のクラシック音楽祭「東京・春・音楽祭-東京のオペラの森2012-」で、パリを拠点に活躍中のピアニスト、広瀬悦子のリサイタルが行われる。パリ・エコール・ノルマル音楽院首席卒業を経て、1999年のマルタ・アルゲリッチ国際ピアノコンクール優勝を機に、世界の舞台へと羽ばたいた広瀬悦子。超難曲をいとも華麗に弾いてみせる、並外れたテクニックをもち、“ヴィルトゥオーゾ”(優れた技量の持ち主)として欧州でも賞賛を集めている。世界最大級のクラシック音楽祭「ラ・フォル・ジュルネ」のアーティスティック・ディレクター、ルネ・マルタンも「その才能にすぐさま魅了された」と語り、いまや常連ピアニストとして同音楽祭に起用し続けている。2010年には、急病となった大ピアニスト、ネルソン・フレイレの代役として、フランスのベアルン地方ポー管弦楽団のコンサートにソリストとして急遽出演。シューマンのピアノ協奏曲を演奏した。聴衆はもちろんのこと、オーケストラの面々も絶賛し、すぐさまレコーディングのオファーを送ったほど。直ちにオファーは実を結び、両者共演による新譜は、ルネ・マルタンの手がけるミラーレ・レーベルから昨年3月にリリースされている。今回のリサイタルでは、19世紀パリで活躍した3人の作曲家―ショパン(1810-49、アルカン(1813-88)、リスト(1811-86)の作品を取り上げる。いずれも卓越した演奏テクニックを誇るヴィルトゥオーゾとしてパリのサロンの花形としても活躍した彼らの作品は、ピアノ芸術の極地ともいえるものばかり。パリで研鑽を積んだ現代のヴィルトオーゾである彼女の才能が、遺憾なく発揮されるコンサートとなりそうだ。「広瀬悦子ピアノ・リサイタル」は、3月22日(木)に上野学園 石橋メモリアルホール(東京都)にて開催。チケットは発売中。■東京・春・音楽祭-東京のオペラの森2012-広瀬悦子 ピアノ・リサイタル同時代を生きた3人の作曲家たちへ―ショパン(1810-49)・アルカン(1813-88)・リスト(1811-86)【日時】3月22日(木)19:00開演【会場】上野学園 石橋メモリアルホール(東京都)【予定プログラム】ショパン:ノクターン 第5番 嬰へ長調 op.15-2ショパン:バラード 第3番 変イ長調 op.47アルカン:《悲愴的な様式による3曲》op.15 より「風」ショパン:ノクターン 第4番 ヘ長調 op.15-1アルカン:練習曲《鉄道》 op.27ショパン:バラード 第1番 ト短調 op.23ロッシーニ(リスト編):《ウィリアム・テル》序曲 S.552リスト:《巡礼の年 第2年 イタリア》S.161より「物思いに沈む人」リスト:「ヴェネツィアとナポリ」S.162 (《巡礼の年 第2年 イタリア》補遺)
2012年03月19日イルリメこと鴨田潤が3月17日、大阪のスタンダードブックストア心斎橋にて小説『てんてんこまちが瞬かん速』発刊記念イベントを行った。『てんてんこまちが瞬かん速』情報『てんてんこまちが瞬かん速』は、書き下ろし小説や短編、コラムを収録した鴨田にとって初めての著書。「インストアのイベントに出演するのは約9年ぶり」(鴨田)というこの日は、本書であとがきを寄稿しているロック漫筆家・安田謙一と、担当編集者の3名によるトークショーが行われ、鴨田は「自分が思っていた以上に本当に大変だった」と、2年以上をかけて書き下ろした小説執筆のエピソードなど様々な制作秘話のほか、同日発売の新ユニット(((さらうんど)))について約1時間語った。エンターテイナーらしく、トークで爆笑を誘い会場を沸かせた後は、エレキギターの弾き語りによるミニライブを敢行。(((さらうんど)))の楽曲のほかカバー曲なども交え、イルリメ名義でのラップや鴨田潤名義での弾き語りとは違う貴重なライブとなった。「少しでも多くの人に読んで欲しい」(鴨田)と語る本書は、全国書店やレコード店などで発売中。なお4月7日(土)には、東京・タワーレコード渋谷店でのインストアイベントも予定されている。こちらは事前購入者にサイン会参加券を配布する。
2012年03月19日韓国出身の男性7人組グループ・U-KISS(ユーキス)が3月17日、全国Zeppツアーの名古屋公演で、同ツアーの追加公演を今年7月に開催することを発表した。本公演の6都市に加え、今回初めて訪れる新潟、広島、長崎を巡る9都市15公演で、会場をホールに変更してスケールアップを図る。U-KISSの公演チケット情報公演前には、リーダーのスヒョンがインタビューに答え、追加公演について「これまで以上に、U-KISSの新しい姿をお見せしたいし、もっとファンのみなさんと一緒に楽しめるライブをしたいです。成長したU-KISSに期待してください」と抱負を語った。また、ケビンも「7月にはもっといいパフォーマンスを見せられるように一生懸命準備していきますので、ぜひ期待してください!U-KISSに関心をもってくれている方や、ファンのみなさんに『楽しかった!やっぱり、観に来てよかった!』と言ってもらえるようなライブにしたい。もっともっと大きい会場でライブが出来るようにぜひ応援よろしくお願いします」と意気込んだ。【U-KISS 1st JAPAN LIVE TOUR 2012】追加公演7月7日(土)広島県立文化芸術ホール7月8日(日)グランキューブ大阪7月14日(土)宮城県・仙台サンプラザ7月16日(月・祝)愛知県・中京大学文化市民会館 オーロラホール7月18日(水)福岡サンパレス7月20日(金)長崎市公会堂7月25日(水)北海道・札幌市民ホール7月27日(金)新潟テルサ7月28日(土)・29日(日)東京・NHKホール
2012年03月19日歌舞伎俳優の中村勘九郎と中村七之助のふたりが、3月17日、東京・浅草寺で奉納舞踊『清元三社祭』を披露した。この奉納舞踊は、今年「三社祭斎行700年祭」を記念して53年ぶりに『舟渡御』を再現・斎行することから行われたもの。「平成中村座」チケット情報浅草寺の五重塔前に設けられた特設舞台前には、雨にもかかわらず約2000人のファンが駆けつけた。「中村屋!」「待ってました!」「六代目!」などの声がかかり、勘九郎、七之助が素踊りにて「清元三社祭」を奉納。奉納舞踊の後には、父・中村勘三郎も登場し、勘九郎、七之助とともに挨拶を行った。勘三郎は「あいにくの雨で中止になるかもしれませんでしたが、53年振りに『舟渡御』が行われるということで、この機会を逃すと次は100何歳になってしまいますので(笑)」と笑わせ、同じ浅草の地で「平成中村座」を上演していることから「昨年11月から今年の5月まで(平成中村座を)ロングラン公演をさせていただいている同じ時に、三社祭斎行700年祭ということにご縁を感じます」と挨拶。また、今月、平成中村座で六代目勘九郎の襲名披露興行を行っている勘九郎は「三社祭といえば雨がつきものですので、この雨は恵みの雨です。本堂を指差す振付では、普段は右を指差すところで、今日は左に本堂があったので左を指差しました」と特別な振付をしたと明かした。弟の七之助は「三社祭が5月18日で、実は私もその日が誕生日です。今日は奉納舞踊をさせていただき、とても思い出に残る舞台となりました」と感慨深げに語っていた。三社祭は5月18日(金)から20日(日)まで行われる。なお、「平成中村座」は東京・隅田公園内仮設劇場にて、5月27日(日)まで開催。チケットは発売中。
2012年03月19日以前、カーテンコールについて「拍手の中で幕が開く前、出演者のみんなと手をつなぎながら“さぁ、お客さまに愛をお分けしましょう”と言っているんです」と話してくれたことがある。その意識は今も同じ。作品を選ぶ時点から“愛”が最も大切なテーマだという美輪明宏に、開幕を控えた『椿姫』についてインタビューした。美輪明宏版『椿姫』チケット情報「私が上演する作品はどれも“無償の愛”が描かれています。『黒蜥蜴』にしても『毛皮のマリー』にしてもそう。舞台を通して、見返りを求めない一途な愛を伝えたいのです。それが、今の世の中にとってとても必要なことだから」。『美輪明宏版椿姫』は8年ぶりの再演となる。「新しい作品も探してはいるのですが、描かれている愛の大きさ、作品の深みを考えると、なかなか“これ”というものに巡り合えません。でも、いい作品は何べん繰り返してもいい。それどころか、上演すればするほど磨かれるんです。日本はなぜか新作をありがたがる風潮がありますが、本当に再演がだめならシェイクスピアの戯曲や能、狂言、歌舞伎はどうなるの?それに前回が8年前ですから、ご覧になっていない方も多いと思うんですよ。私の舞台に来てくださるのは、実は若い方が多いので、きっと新鮮に感じていただけるはず」。19世紀、フランスの作家デュマの実体験をもとに書かれた『椿姫』は、パリの裏社交界という特殊な世界を題材に採りながら、オペラや映画化もされ、幾度となく舞台化されてきた恋愛小説。多くのパトロンを持つ高級娼婦マルグリットが、若く純朴な青年アルマンと出会い、何もかも捨てて愛に生きようとするも、彼のために身を引くというストーリーだ。「最初に『椿姫』上演を松竹に頼まれ(1968年)、三島(由紀夫)さんに脚本を依頼した時“君みたいな太々しい人に肺病で死ぬ役なんて似合わないよ”と断られたの(笑)。でも、いざ上演したら多くの方に“『椿姫』が単なるメロドラマにならず、これほど感動するとは等々”と言っていただけました」。今回も、「美輪版」と付いているだけあって、ストーリーの細かい部分を補強。と同時に、膨大な知識と審美眼をもとに、美輪自身が演出、美術、衣裳、音楽も担当、原作の時代や世界観を一層強く感じられる仕様に仕立てられている。「視覚でも聴覚でも、作品の世界を感じていただきたい。実は嗅覚にもこだわって、プロデューサーにお願いして開演前の客席に、伽羅系のお香を炊いていただいているんですよ」。五感すべてで“美輪さまの愛”を感じられそうだ。取材・文:徳永京子美輪明宏版『椿姫』は4月4日(水)から5月6日(日)まで、東京・ルテアトル銀座byPARCOにて開催。その後、全国8か所を回る。チケットは発売中。
2012年03月19日湖月わたる、朝海ひかるら宝塚歌劇団のOGが集結したダンスショー『DANCIN’ CRAZY 2』が3月17日、大阪・梅田芸術劇場で幕を開けた。『DANCIN’ CRAZY』のチケット情報舞台は二部構成で、ACT1は、ブロードウェイ・ミュージカル『シカゴ』の名ナンバーを約40分にギュッと凝縮。ACT2は、セクシー、スタイリッシュ、パワフルととりどりのダンスで魅せるダンシング・ショーで、’07年の『DANCIN’ CRAZY』で中心となった、故・大浦みずきの想いを受け継いだ、スペシャルなステージだ。公演を前に行われた記者会見では、湖月わたる、朝海ひかる、風花舞、星奈優里に加え、スペシャルゲストの姿月あさとが登場し、ステージへの想いを語った。ACT1の『シカゴ』について湖月は、「憧れの作品でヴェルマ役をさせて頂きます。私たちにしかできない世界初の『シカゴ』をお届けします」と意気込む。朝海は、「天国で見守ってくださっている大浦さんもキャストの一員と思い、稽古を積んできました。ブロードウェイ・ミュージカルの名作を、女性だけで上演できることを光栄に感じます」と、亡き大浦への想いも交えながら語った。敏腕弁護士ビリーとして久しぶりの男役に扮する姿月あさとは、「公演中は、『シカゴ』という作品と、演出のゲイリーさんの魔法にかかっていますので、楽しみにしてください」とコメント。また、『シカゴ』の振付のため、ニューヨークから来日したゲイリー・クリストは「皆さんのパフォーマーとしての総合力に圧倒されました。才能あふれる方々とご一緒できることを本当に光栄に思います」と、宝塚歌劇団OGの技術を称えた。ACT2については、風花が「宝塚歌劇団を卒業した私たちにしかできない、いろんな顔が出るショー」と語れば、星奈も「私たちも初めて経験することが多いステージ。一瞬たりとも見逃さないようにご覧ください」と、ステージの充実ぶりをアピールした。また、ファンが待ち望んだ湖月と朝海のふたりのダンスについて朝海は、「湖月さんは何をしても受け止めてくださる包容力があり、隣にいるとすごく安心感があります」と語り、湖月は「ゴールデンコンビ再結成、という気持ちで頑張りたいと思います(笑)」と笑顔を見せた。本公演特別バージョンの『シカゴ』に、熟練した宝塚歌劇団OGたちの技が光る『DANCIN’ CRAZY!』。宝塚歌劇きってのダンス巧者たちによるダンスと、姿月あさとの沁み入るような歌声がシンクロする、圧倒的なパワーを感じるステージだ。大阪公演は3月20日(火・祝)まで。東京公演は東京・オーチャードホールにて3月23日(金)から25日(日)まで開催される。チケット発売中。
2012年03月19日上野界隈のコンサートホールや文化施設で行われる恒例のクラシック音楽祭「東京・春・音楽祭-東京のオペラの森2012-」が、3月16日に開幕を迎えた。「東京・春・音楽祭 -東京のオペラの森2012-」の公演情報明治初期に西洋文化が日本で花開いた“文化の街”上野を舞台に、毎年3月から4月にかけて行われる同音楽祭。本格的なクラシック音楽のほか、日本の歌曲やタンゴ、美術展とコラボレートしたコンサートなどで、バリエーションに富んだプログラムで毎回人気を博している。8年目を迎えた今年のメイン公演は「東京春祭ワーグナー・シリーズ 」。“ワーグナーの聖地”バイロイト音楽祭などで活躍する第一級の歌手陣を迎え、アダム・フィッシャー指揮・NHK交響楽団の演奏で、ワーグナー中期の傑作『タンホイザー』(演奏会形式・映像付き)を上演する。そのほか、国立西洋美術館で開催中の展覧会「ユベール・ロベール―時間の庭」を記念したコンサートや、4月1日(日)にリニューアルオープンする東京都美術館でのコンサートなど、上野公園内の博物館や美術館で多彩な公演が行われる。また、期間中は上野界隈を中心に無料のミニコンサート「桜の街の音楽」も開催。コンサートホールのみならず、美術館からJR上野駅、上野精養軒、カヤバ珈琲など屋内外さまざまな場所で、弦楽ソロや管楽器アンサンブルによる色とりどりの音色が“東京の春”を彩る。「東京・春・音楽祭 -東京のオペラの森2012-」は4月8日(日)まで開催。チケットは発売中。
2012年03月19日清水翔太が3月21日(水)に4枚目のアルバム『Naturally』をリリース、6月からは全国ツアーもスタートさせる。清水翔太 全国ツアー情報新作アルバム『Naturally』は「もっと自然に自分の得意とするものを追求した」と清水自身が語るように、シンガーソングライターとしてもトラックメイカー/アレンジャーとしても成長した23歳、清水翔太の“現在”が込められた一作。『love』『マダオワラナイ』『冬が終わる前に』『君さえいれば』のシングル4曲に、新曲8作を加えた全12曲を収録している。このアルバムを携えて、6月5日(火)からは全国ツアーもスタート。初の東京・日本武道館を含め、全国15会場18公演を行う。公演チケットの一般発売は4月21日(土)午前10時より(新潟・石川公演のみ4月22日(日)午前10時より)。チケットぴあでは、一般発売に先がけて3月19日(月)午前11時よりインターネット先行抽選を受付。■清水翔太 “Naturally”Tour 20126月5日(火) 東京/Zepp Tokyo6月8日(金) 北海道/Zepp Sapporo6月10日(日) 仙台/Zepp Sendai6月12日(火) 大阪/Zepp Namba6月13日(水) 大阪/Zepp Namba6月18日(月) 名古屋/Zepp Nagoya6月19日(火) 名古屋/Zepp Nagoya6月22日(金) 福岡/Zepp Fukuoka6月23日(土) 福岡/Zepp Fukuoka6月26日(火) 愛媛/松山市総合コミュニティセンター・キャメリアホール6月28日(木) 香川/サンポートホール高松7月1日(日) 島根/島根県民会館7月3日(火) 広島/広島市文化交流会館7月11日(水) 青森/青森市文化会館7月12日(木) 岩手/盛岡市民文化ホール7月14日(土) 新潟/新潟県民会館7月15日(日) 石川/本多の森ホール7月23日(月) 東京/日本武道館
2012年03月19日韓国出身の人気ユニット・東方神起が、リニューアル発売される江崎グリコのカップアイス「牧場しぼり」の新イメージキャラクターに決定し、4月より全国で放映が開始される新CM「本気のバニラ」篇に出演する。東方神起の公演チケット情報撮影は、今年1月に都内スタジオで行われた。アーティストとしてだけでなく、ドラマやミュージカルに出演するなど俳優としても活躍するふたりだけに、今回のCMではその演技も見どころ。新しくなった「牧場しぼり」を口にし、濃厚なバニラのおいしさにハッとする「驚き」や「おいしさの余韻」を味わう表情などの幸せそうな表情は注目だ。特に、バニラの味が濃く“グッとくる”というカットでは、目だけで表現する演技も何なくOKを出し、撮影スタッフを驚かせたという。CMには、東方神起の最新シングル『STILL』(3月14日発売)が使用されている。また、CMの最後に流れる「牧場しぼり~♪」というフレーズもふたりが歌唱した。同CMは、3月19日(月)より江崎グリコ「牧場しぼり」WEBサイト(にて先行公開される。また、同サイトで、CMメイキング映像などの特別映像の視聴のほか、3月28日(水)24時までの期間限定でオリジナル壁紙のダウンロードができる。なお、東方神起は、全国ツアー「LIVE TOUR 2012 ~TONE~」(全国11か所26公演を開催中。3月20日(火・祝)にさいたまスーパーアリーナ、4月14日(土)・15日(日)・16日(月)に東京ドームで公演を行い、21日(土)・22日(日)・23日(月)に京セラドーム大阪でファイナルを迎える。
2012年03月19日