ROBEがお届けする新着記事一覧 (10/11)
夏の恒例イベントといえば、夏フェス!山でも平地でも海でも泡の中でも、音楽にまみれるならおしゃれだって気を抜けない。動きやすさも考えて、かわいい派も大人派も楽しめる夏フェスコーデをご紹介。今年の夏はどんなレディでライブする?ワンピースでお姉さんタイト過ぎないボーダーワンピースでカジュアル感を残しながらも、大人っぽくまとめたいレディは全体をモノトーンで統一。がっつり色とりどりのコーデが多いなか、あえてシンプルでお目立ちしちゃいましょう。サングラスは今年トレンドのクリアフレームで清涼感を演出して。ゆるパンツで女友達思う存分はしゃぎたいアクティブレディはとにかくストレスフリーなおしゃれが一番!ゆるゆるワイド柄パンツにクロシェ編みのタンクトップを合わせてちょいボヘ楽ちんコーデ。暴れまわって下着が見えると大変なので、水着を偲ばせるのが得策です。オフショルダーで彼女フェスでも可愛さをキープしたい甘めレディはトレンドのオフショルダーをコーデに取り入れて。でも心配なのはノリノリになってはだけちゃうこと。でもサロペットと合わせれば徹底ガードできるので安心です。突然の雨に備えてレインブーツを合わせてもOK。 イラストコーデはこちら:*夜のデートコーデ*浴衣ヘアアレンジ*秋まで着れるパジャマシャツコーデ*デニムミニスカ着まわし*オレンジ主役コーデ *東コレ秋冬トレンドイラストアイテムはこちら:*ベルトバッグがきてる!*ミニミニバッグ*夏を彩るかごバッグ illustration. Hitomi ItoText. Azu Satoh
2016年08月05日東京ミッドタウンで開催中のアートイベント「FLOWERS by NAKED 魅惑の楽園」はもうチェックした?この夏注目の屋内型イベントは暑さを忘れる魅惑の空間です。東京駅3Dプロジェクションマッピングなどで話題を集めたクリエイティブカンパニー「NAKED」が手がける第二弾となる本イベントの見どころをご紹介!触って動いて楽しむ花園2016年1月にコレド日本橋で開催した「FLOWERS by NAKED 秘密の花園」につづく夏のイベントは「魅惑の楽園」がテーマ。春に出会った可憐な女性が夏には魅惑的なオーラを纏って再び姿をあらわす、まさにそんなイメージでパワーアップして帰ってきました。夏らしいコントラスト強めの鮮やかな色彩と光で彩られたトロピカルな空間は触って、味わって、香って楽しむ五感で感じる楽園になっています。入り口最初にあるのは「MOSAIC FLOWERS」と題されたインタラクティブアート。壁一面に投影された美しい孔雀のプロジェクションマッピングは、人が近づくと花が咲き花の名前と花言葉が出現。ハイビスカスやプルメリアなど、25種類の花が咲き乱れます。二つの円形の大画面が浮かぶ迫力あるブースはInstagramと連動したコミュニケーションアート。「BLOOM! BLOOM! BLOOM!」では場内で撮影した写真を #flowersbynaked をつけてInstagramに投稿するとこの大画面に写真が現れる仕掛けが。種から花が咲く様子を表現したこの画面に、投稿した写真が花となり咲いていきます。青い光に満たされた神秘的な空間は「LOTUS」。魅惑の楽園の中にある蓮の葉に雨が降り、晴れ間がさす瞬間を表現しています。蓮の茎に触れるとある変化が。4本ある茎のうち1本は他とは違う仕掛けがあるので、会場で触ってからのお楽しみ。シャボン玉に閉じ込められたように咲くのはひまわりがモチーフのインタラクティブアート「SUNFLOWER」。オブジェに触れるとマッピングされていた水面がひまわりの花に変わり、可憐に花びらが舞っていく様子を見ることができます。こちらも「アタリ」の仕掛けあり!怪しげな水晶の中に咲くのは蓮の葉のオブジェ。雨上がりに虹が出る瞬間をプロジェクションマッピングを用いて表現。KENZOのフレグランス「ローパ ケンゾー」とのコラボレーションアート「RAINBOW」ではフレグランスの香りを楽しむことができます。男性用の「homme ロータスリーフ蓮の葉」女性用の「femme ロータスフラワー蓮の花」が週替わりで登場。花園感じるフード&ドリンク魅惑の楽園を抜けるとそこに広がるのは魅惑の食楽園!?ハワイのバーニヤンツリーをモチーフにしたジュースバー「BAYAN TREE」では代々木上原の人気レストラン「9STORIES」監修のオリジルカクテルやモエ・エ・シャンドン、コールドプレスジュースなどが楽しめます。「魅惑の楽園 ベリーモヒート」(¥1.200)はミントのさっぱりとした風味と5種のベリーの甘酸っぱさが夏らしいオリジナルモヒート。人気ポップコーン店「KuKuRuZA Popcorn」とコラボしたフレーバー「パラダイスミックス」はラズベリー、ストロベリー、ブラックベリーにシャンパンの香りをまとわせた「ピンクベリーシャンパン」と「ココナッツオイル&シーソルト」のミックス仕様。ほんのりシャンパン香るポップコーンはここでしか味わえない限定フレーバです。カクテル・シャンパンは1200円〜。帰りにお花をお持ち帰り!花園に触れた帰り道は、きっと花を持ち帰りたくなっているはず。プロジェクションマッピングの花は摘めないけれど、本物のお花を連れて帰ってみてはいかが?会場外には東京・青山にあるフラワー&プランツショップ FUGA が出店中。花畑から自由に花を摘んでアレンジすることができます。バルーンに入ったひまわりやバッグに入った花束など、プレゼントにもぴったり。生花のピアス、コサージュは1日弱持つそう。浴衣で訪れて、そのままお土産に付けて帰るのも良いかもしれません。都会の真ん中で感じる涼やかな花の楽園に、ぜひ訪れてみてはいかがでしょうか。デジタルとアナログが融合する空間は、まさに未来の花園です。 FLOWERS BY NAKED会期:2016年7月30日(土) 〜 8月31日(日)場所:東京ミッドタウン・ホール営業時間:月~木/日/祝日 10:00〜20:00金/土/祝前日 10:00〜21:00※8/10(水)は10:00〜21:00※最終日は21時まで※入場受付は閉場の30分前まで当日券:大人1400円/小人900円HP / Facebook / Instagram / TwitterText. Azu Satoh
2016年08月01日夏、行きたいところは山ほどあるけれど、本当に行きたいのは楽しくて、美しくて、美味しい、海!潮風感じる水族館、“シーパラ” の愛称で親しまれる横浜・八景島シーパラダイスでは7月16日(土)〜9月4日(日)の期間「恋と遊びの楽園」をテーマにしたイベント「楽園のアクアリウム」が開催されます。横浜・八景島シーパラダイスの特徴である「海」「島」「生きもの」を 活かし、「水の楽園」をテーマにしたずぶ濡れアトラクションが目白押し!夕方5時からは「光の楽園」へと姿を変えます。水族館内は幻想的な空間へとライトアップされ、トロピカルリゾートをイメージしたBARも登場し、夏の夜ならではの水族館を堪能することができます。演出を手掛けたのは東京駅3Dプロジェクションマッピングなどで話題を集めたクリエイティブカンパニーの「NAKED」です。一足先に、この夏訪れたいクールな楽園へと行ってきました。ずぶ濡れ必須!ウォータースライダー「すべらんか」まずは昼のシーパラから楽しむべく、向かったのは水を感じる絶叫(?)アトラクション。この夏限定で登場したスライダーは、なんと全長130mのロングコース!このスライダー、滑る速度は自分次第。専用のボートにうつ伏せになり、助走をしてからスライダーに飛び込むのです。勢いが足りなければまた立ち上がり、ふわふわのコースを走りゴール目指して飛び込む。まさに自己推進型スライダー。私服参加もOKですが、最後は池ポチャ必須なので着替えは持参がベスト。でも安心してください、夏季限定で更衣室とロッカーもあるので思う存分濡れることができますよ。場所:団体バス発着所〜カーニバルハウス前 料金:サマーワンデーパス、プレジャーランドパスまたは単券2,000円あわあわ大変!迷宮「ウォーターメイズ」スライダーのスリルも楽しいけれど、大人数でワイワイ楽しみたいという方は水と泡の迷宮「ウォーターメイズ」がおすすめ。昨年人気を博した“爽快な水の謎解き迷路”が今年もスケールアップして登場!楽園を思わせるトロピカルな見た目とは裏腹に、一歩足を踏み込めばどこから水が出てくるかわからないヒヤヒヤ迷宮。目玉は思わず飛び込みたくなる泡泡ゾーン。わっきゃわっきゃと遊んでいると、後で待ち構えるトラップにはまるので要注意。最後は暗号を頼りに正解を導きだす試練が待ち構えています。友達同士でワイワイ参加してもカップルで参加しても楽しめるドキドキ迷宮!ぼんやりしてたら、“いたずらボタン”で攻撃されるかも…?場所:ブルーフォール横 料金:サマーワンデーパス、プレジャーランドパスまたは単券500円5万尾のイワシと光のダンスシーパラ名物の5万尾のイワシによる海中ショー「スーパーイワシイリュージョン」が夏のスペシャルバージョンで登場。夜は「THE OASIS ~FULL MOON PARTY~」と題してNAKEDが手がけたプロジェクションマッピングと魚たちが共演し、「月と星が輝く夜の海」を描き出します。美しく揺れるクラゲが演出する海の森、シロイルカのダンスなど、海の生物が光として現れイワシの群れと見事に融合する姿は息を飲む美しさ。5万尾のイワシの群れが作り出す幻想的な風景はまるで宇宙にいるかのよう。イワシの向きによって光の加減が変わり、二度とない光景を作り出してくれます。時間:各日2〜3回、約5分間上映 場所:アクアミュージアム大水槽昼は水、夜は光のマリンショー!水族館の醍醐味と言えばアシカやイルカたちによるショー!シーパラでは夏限定で昼・夜違った楽しみ方ができるショーが開催されます。昼に楽しむことができるのは「海の動物たちのショー ~Jump Jump Jump~ 」と題した夏らしい爽快なショー。アシカやイルカたちによる演舞はもちろん、この夏の目玉はずぶ濡れ必須プログラム、オキゴンドウによる観客への水かけタイム!普段はトレーナーしか入ることができないエリアに用意された椅子に座るのは、ずぶ濡れを覚悟した4名の勇者たち。その上をバシャバシャといたずらに跳ねながら通る、オキゴンドウとトレーナーさん。次から次へと容赦なく水をかけてきます。ご覧の通り、他のアトラクションを凌ぐずぶ濡れ具合。スカっとしたい方は是非!17時以降に見ることができる夜のショー「海の動物たちのショー ~MOONLIGHT SHOW~」は“ずぶ濡れ”ではなく“しっとり”楽しめる大人のマリンショー。スタジアム内の壁に映し出されたプロジェクションマッピングに合わせイルカたちが踊る幻想的なショーとなっています。イワシたちが踊った「月と星が輝く夜の海」と連動した世界観は、また違ったダイナミックさを味わえるはず。ブルーの光に照らし出され輝くシロイルカは、時間を忘れて見入ってしまうほどの美しさです。時間:(昼)各日3〜5回(夜)各日2回、8月27日のみ金沢まつり花火大会のため中止 場所:アクアミュージアム4階アクアスタジアムシーサイドでカクテルをたくさん遊んでショーを見て癒された後は、ちょっと一息大人のサマータイム。ショーが行われるアクアスタジアム横には夏限定のAQUA BARが登場します。ここで楽しめるのはフルーツやスムージーを使用した夏らしいさっぱりとしたカクテル。桃のジュレがきりりとしたグレープに甘さを溶かしてくれるグレープフルーツカクテルwith桃のジュレはゴクっといきたい爽やかさ。ラズベリーが乗った梅酒ジンジャーは夜の水族館にぴったりの大人な味。他にもオレンジスムージーにゴディバリキュールを加えたチョコオレンジスムージーやサワーなどが揃っています。おすすめはウミガメが住むビーチを望める特等席での一杯!例年以上に暑くなると言われている今年の夏。せっかく1日使って遊ぶなら、昼と夜で違った楽しみ方ができる「水と光の楽園」でアクティブ&クールに過ごしてみませんか?ずぶ濡れ必須の爽快アトラクション&ロマンティックな光のショーに魅了される夏は、もうすぐそこ!横浜・八景島シーパラダイス「楽園のアクアリウム」会期:2016年7月16日(土) 〜 9月4日(日)場所:横浜・八景島シーパラダイス営業時間:平日9:00 ~ 20:00、休日9:00 ~ 21:00 (7、8月のみ。日により変更あり。)Text. Azu Satoh
2016年08月01日こんにちは、ROBE編集長のAzuです。気まぐれ連載《水曜のケセラセラ》第17回目になりました。前回は布忍神社の恋みくじの話。今回はファッションショーのあり方についてのお話です。 先日、ファッションデザイナーの山本寛斎さんが企画するファッションショー・イベント、「日本元気プロジェクト 2016 スーパーエネルギー!!」を拝見しました。総勢500名の出演者によるダンスや演奏はその名の通り、スーパーエネルギーに満ち溢れたエンターテイメントーショーです。「ファッションを通じて日本を元気に!」というテーマが掲げられ、原宿・代々木第二体育館に熱風を巻き起こしました。世界で活躍するダンスデュオAyaBambiによる和太鼓に合わせた演舞や、コンゴ共和国の“世界一おしゃれな紳士集団”サプールの登場で会場は大盛り上がり。KANSAI YAMAMOTOの衣装を身につけて迫力のダンスを披露したAyaBambi、カラフルなスーツや独特のステップでエレガンスを体現したサプールたちは、それぞれ生きたファッションの力を会場で爆発させてくれました。ランウェイ甲子園私が特に楽しみにしていたのは東京ブランドによるファッションショー。DRESSCAMP や CHRISTIAN DADA、PLASTICTOKYO といった東京コレクション、パリコレクションで活躍するブランドたちによる一夜限りのスペシャルショーです。通常、ファッションショーでは次の季節に売る服を発表するのですが、今回は過去のアーカイブルックでのショー。八王子高等学校吹奏楽部の元気な演奏とともにショーのトップバッターを飾ったのは DRESSCAMP。MBFWT にも参加しているベテランブランドで、毎回目の覚める色彩とパンチの効いたルックでエンターテイメントショーを見に来た気分にさせてくれるのですが、今回はさらにパワーアップ。スイングと掛け声がランウェイミュージックとして流れ、今までのファッションショーとは一線を画す斬新な演出でした。ピアノやバンドの生演奏によるショーは何度か見たことがあったのですが、吹奏楽と掛け声のセッションは初めて!「ニッポン!元気!プ・ロ・ジェ・ク・ト!」「いいぞ!いいぞ!ドーレスキャンプ!」という、まるで甲子園のような掛け声が飛び交う中、それを無視するかのように颯爽と歩くモデルたち。「そうそう、このモデルと音楽の温度感のズレがたまらなくファッションショーなのよ!」と一人で大興奮していました。そのあたりについては『服は何故音楽を必要とするのか?―「ウォーキング・ミュージック」という存在しないジャンルに召還された音楽達について』という菊地成孔さんの著書で服飾史とそれにまつわる音楽の話をお勉強することができるので是非〜。ベテラン DRESSCAMP の次はパリコレへと舞台を移し世界で戦う東京ブランド CHRISTIAN DADA へとバトンタッチ。普段はクールな印象で見る者をその世界観へグイグイ引き込んでいく CHRISTIAN DADA ですが、この日は熱血甲子園モード(?)以前ランウェイで見たルックが再登場していたのですが、不思議と吹奏楽のアゲアゲな演奏とマッチしているのです。まるで内に秘めた情熱が聞こえてきてくるかのような。クールでパンクなブランドだと先入観で決め込んで見ていただけで、音楽が変わると服の見え方も変わってくるのかーと、一人感心していました。加えて驚いたのが、先日パリで開催された VETEMENTS のショーに抜擢され話題となった日本人モデルManami Kinoshitaがトップで登場したこと。単にジェンダーレスで括ることができない雰囲気の彼女、今後引っ張りだこになること間違いなしでしょう。かっこいい〜PLASTICTOKYOの変身さて、この日最も唸ってしまったのがこの中では一番若手のPLASTICTOKYOのショーでした。登場したのはモデルではなくPLASTICTOKYOの衣装を身につけたセネガル出身の音楽グループ「Wagane Ndiaye Rose with sophie ker gi group」のメンバーたち。豪快でフリーダムなアフリカン・パーカッションとダンスパフォーマンスは PLASTICTOKYO のサイケデリックな色彩やトライバルな柄にとてもよく合っていて、以前ショーで拝見した時感じたストリートウェアとしての強さとは違った、より親しみやすくポップな印象を受けました。以下はROBEの兄妹サイトSTYLER MAGで東コレ取材をした時に撮影したものです。昨年10月に開催されたMBFWT(メルセデスベンツファッションウィーク東京。次の10月からはスポンサーが変わりアマゾンファッションウィークになります。)で発表されたランウェイの様子。安全ピンで構築されたマスクを被っていたりバンダナにまみれていたり、ランウェイ用の演出がされてだいぶハードな印象ですよね。それがどうでしょう。多少のヘアメイクはあるものの、過剰に装飾したわけではない彼らが身につけるとそこまでハードなイメージにはなりません。陽気でパワフルな音楽込みで見るとより日常っぽさを感じるのです。もちろんショーで見せるルックはブランドの世界観やそのシーズンのテーマを伝える大事な役割があるので「こんなの着られないよ!」というインパクト大の演出も大事です。それがショーの醍醐味ですから。でも、こうしたブランドの世界から少し飛んだところに落とし込んで表現した時にどう見えるのかという試みも、ブランドの枠やファンを増やすという意味でとても大事な挑戦なのではないかなと思いました。おまけ話で、クスリと笑ってしまったのがデザイナー紹介の時。普通、ランウェイが終わりモデルが全員引っ込むとデザイナーさんが舞台袖からちょこっと出てきて一礼するのですが、この日は客席に座っていたデザイナーさんにスポットライトを当てるという主役級の紹介!これはデザイナーさん達も緊張したのではないでしょうか(笑) 同じ衣装を着ていても、着る人、着るテンション、見る環境によって服の魅力の引き出し方は変わってくるのだなーと再発見できたショーでした。服は人が着て生きるもの。ファッションショーは時代遅れ、ファッションは元気がない、なんて言われ続けているけれど、やっぱりファッション・ショーって楽しい〜!Text : Azu Satoh
2016年07月27日もう花火大会には行った?せっかくの夏の一大イベント、100点満点で楽しむには浴衣にぴったりのヘアアレンジが必須!越境レディ的にはちょっと個性的な浴衣ヘアに挑戦したいところです。モードにインスパイアされたスタイルで夏もおしゃれに楽しみましょう。ロング、ミディアムさんは女神のハーフアップイメージはギリシャ神話の女神。顔を縁取るようにキラキラと光るヘッドドレスやカチューシャを加えてさりげなくゴージャスに。カチューシャ部分にくるくると髪を巻き込めば、即席ハーフアップの完成です。残りは太めのコテでランダムに巻き、ふわふわ感を出して仕上げましょう。ミディアムの人は「くるりんぱ」でまとめてスッキリ見せてもOK。ショート、ボブさんは20年代クラシックウェーブ髪の表面が波打つようにウェーブがかかるクラシカルなスタイル「フィンガーウェーブ」。グレート・ギャツビーに出てくる1920年代の可憐な女性たちのように煌びやかなドレスにはもちろん、黒や藍のシックな浴衣にもよく合います。波打たせたい部分にヘアムースをよくなじませ、クリップで波の形に固定。ドライヤーで熱を加え固めてクリップを取れば完成です。なかなか難しいので、潔くヘアサロンにお願いしましょう!イラストコーデはこちら:*秋まで着れるパジャマシャツコーデ*デニムミニスカ着まわし*オレンジ主役コーデ *ボーダー夏コーデ *Vネック/Uネックで白T使い分け *東コレ秋冬トレンドイラストアイテムはこちら:*ベルトバッグがきてる!*ミニミニバッグ*夏を彩るかごバッグ illustration. Hitomi ItoText. Azu Satoh
2016年07月24日日常にうんざりして非日常へと冒険してみたくなったそこのあなた!表参道のど真ん中で干潟に浸かってみませんか?佐賀県・有明海から直送した干潟の泥に浸かることができるバー「GATA-BAR from SAGA」が表参道のコミュニティースペース「COMMUNE 246」に登場!7月22日(⾦)~7月31日(⽇)の10日間、表参道のど真ん中から佐賀県へとプチトリップできます。手がけたのは泡パやSlide the Cityなど様々なヒットイベントを作り出すパーティークリエイター、アフロマンスと“情報発信による佐賀県の地方創生”を目指すプロジェクト「サガプライズ!」。筋肉カキ氷を披露してくれたマッチョ隊に続き、最近面白いことを仕掛けているという佐賀に注目の夏になりそうです。ガタに浸かってみた!噂のガタバーが登場したのは青山通り、246の目の前。行き交う人が2度見3度見をしてしまうほどのインパクト。それもそのはず、なんとこの干潟、正真正銘、有明海から直送してきたもの。なんと総重量4トン!トラックに乗って東京まで来てくれました。干潟とは潮が引いた時に現れる浜のこと。川から流されてきた砂や泥が長い年月をかけて蓄積されたものです。この「泥質干潟」というつやつやトロトロの泥は有明海でしか取れないそう。アフロマンスさんが浸かっていたので浸かり心地を聞いたところ「ひんやりして気持ちいい!」とのこと。両手両足離していますが、プカプカ浮くんです。「泥のシズル感、見てください!」というアフロマンスさんの手にはたっぷりの泥。触感はいい感じに泡立ち始めた生クリームという感じです。ミネラルたっぷりなので美容にもいいかも??思いっきり楽しむためには着替えとタオルは必ず持参しましょう。シャワーもあるので全身浸かることもできます。そのあとひとっ風呂浴びたくなったら、近所の銭湯「南青山・清水湯」へどうぞ。珍味と地酒を味わうBARと題すからにはお酒もつまみも佐賀の名産を用意しています。干潟に浸かりながらも堪能できる佐賀の地酒は5種類。有明海に近い蔵元の純米吟醸酒に絞ってセレクトされた5品はそれぞれ120m 500円で味わえます。なかなか味わえない佐賀の珍味、名品も登場。干潟に住むムツゴロウ、ワラスボの干物は地酒にぴったりのまさしく珍味!それぞれ25o円でいただけます。佐賀名物、有明海の干潟を直に触ることができる貴重なチャンス!見に行くだけでもキャッキャと楽しむ泥人間が見られるので面白いです。帰りに1杯、地酒を飲みながら小さな佐賀にサプライズされてみませんか?GATA-BAR from SAGAAddress東京都港区南青山3-13 COMMUNE 246Tel03-6457-7884Open7月22日(⾦)~ 7月31日(⽇)17:00 ~ 22:00参加無料※混雑した際には整理券を配布HPText. Azu Satoh
2016年07月22日7月22日金曜日、果実酒飲み放題のお店「SHUGAR MARKET」新宿店がオープンします。今年2月、渋谷・道玄坂にオープンしてから予約が絶えない人気店の第2号店。「お酒を飲むことで、地域を味わう。お酒を楽しむことで、地域の魅力を発見する」をコンセプトに掲げる同店がオープン記念のパートナーに選んだのは “甘いもの食べる” スタイルが根付く佐賀県です。店内では佐賀県の名産や名物(?)パフォーマンスも期間限定で体験できるそう。一足先に魅惑の果実酒パラダイスを体験してきました。SHUGAR MARKETの楽しみ方お酒が苦手な人でも飲みやすく、女性に人気の果実酒。その種類、飲み方は無限大です。そんな果実酒の魅力を伝えるべく「果実酒をもっと自由に、美味しく、楽しく!」を発信するセルフスタイルのバーがSHUGAR MARKET(シュガーマーケット)。最大のポイントは3つ。①100種類以上の果実酒・梅酒が時間無制限で飲み放題②様々な割り方で自分流にカスタマイズ③食べ物持ち込み&買い出しOK!という太っ腹具合!まずは入場料として3,240円を支払い、後はいつまででも、好きなだけ果実酒を堪能するだけ。果実酒に少し飽きてしまったらビールも200円で販売しているのでお口直し(?)することもできます。①100種類以上の果実酒・梅酒が無制限で飲み放題SHUGAR MARKETには総勢100種類以上の果実酒・梅酒が揃い、時間無制限で好きなだけ飲むことができます。その組み合わせは4950通り以上...!蔵元からの直接仕入れで新鮮なお酒を思う存分楽しみましょう。SHUGAR MARKETの運営元が酒屋さんということで、ネットワーク活かして蔵元と共にオリジナル商品も開発しています。「果実酒戦隊フルーツサワーZ」は約140年続く埼玉県の蔵元、麻原酒造さんが手がけたソーダ割り専用の果実酒。無添加、無加糖なのでまるで果実にかぶりついたようなフレッシュさ!フルーツサワーZスウィーティー / みかん文旦とグレープフルーツを掛け合わせたスウィーティーという果物のリキュールに挑戦。すっきりとした酸味と切れ味の良い苦味がソーダのしゅわしゅわとぴったり!濃厚な甘みと爽やかな酸味が特徴のみかんはぐびぐび飲めちゃいます。②様々な割り方で自分流にカスタマイズない果物はないのでは?というくらい豊富な果実酒に加え、梅酒・日本酒もあります。梅酒はレモン梅酒や赤シソ梅酒、緑茶梅酒など個性豊かなメンバー揃い。日本酒は兄弟店 KURANDO(こちらは日本酒の飲み比べ!)で扱っているものを揃えているそう。日本酒には何を合わせよう?瓶に唐辛子が1本浮いている、怪しげな梅酒にトライ。口に入れた瞬間は唐辛子の香りと梅酒の香りがすっと抜けていくのですが、後味がなかなかピリ辛!これは揚げ物に合うに決まっている!食べ物とのマリアージュも楽しみの一つ。水、ソーダ水に加えて牛乳や紅茶、オレンジなど割材も豊富に揃います。未知の組み合わせを作りながらお気に入りを見つけてみましょう。③食べ物持ち込み&買い出しOK!店内にはお酒のお供を持ち込み可能。しかも再入場スタンプを押せば買い出しに出かけても大丈夫なので、もう少し食べ物が欲しいなぁという場合も安心です。オープンを記念して7月22日(金)〜28日(木)の期間、佐賀県の果実酒や、有田焼の風鈴、豆菓子など、甘・涼を感じる佐賀名産品も無料で楽しむことができます。甘くフレッシュな佐賀の逸品を是非味わってみてください。オープン限定マッチョ氷で女子力アップ冷蔵庫の前に設置された昔ながらのかき氷機。何が始まるのかと思いきや、豪快な音楽とともに筋肉隆々のお兄さんが登場!佐賀県・伊万里を盛り上げるため結成されたグループ「GOLD U-35(ゴールド・アンダー・サンジュウゴ)」の筋肉系メンバー、大久保さんがかき氷を削りに来てくれました。普段は製造業をしている会社員だそう。高速で削られた氷はマッチョだけど(!)ふわふわな仕上がり。佐賀県の名品さがほのかのシロップ「香月さんちのいちご畑」と伊万里菓舗うちだの「伊万里梨シロップ」でいただきました。もちろんお酒をかけてもGOOD!そしてなんと、自慢の筋肉を駆使し削ってくれる「筋肉かき氷」を味わえるチャンスがあります!オープンを記念して7月22日(金)23日(土)の二日間、SHUGAR MARKET 新宿店にGOLD U-35のメンバーがやってきます。予約席はほぼ埋まっているそうですが、当日席も若干あるそう。筋肉じゃんけん(これがなかなか解読不能)で勝てばお姫様抱っこや肩車など、マッチョな彼と触れ合えるチャンスもあります。ちなみに大久保さんは胸囲110cmのAカップだそうです。「筋肉かき氷」タイムスケジュール7月22日(金)13:00~、19:00~、21:00~7月23日(土)19:00~、21:00~果実酒×アイスも食べ放題たくさん飲んだ!そろそろ締め、もしくは一休み入れたい...というときはアイスを挟んでみては?もちろんこちらも食べ放題。ナタデココやアロエ、チョコレートソースなどアイスに合わせるトッピングも揃います。もちろんお酒に入れてカクテル作りもOK!バニラアイスにグラノーラ、濃厚かぼちゃリキュールをプラス。あっという間に大人なサンデーの完成です。食後のデザートまで、お酒!果実酒の可能性は無限大ですね。 いつもと違うカスタムメイドな女子会や、あま〜いデートにうってつけ!SHUGAR MARKETで果実酒・梅酒に溺れる夏はいかがですか?SHUGAR MARKETAddress東京都新宿区新宿3-9-9 新宿ワタセイ・タマビル 5階Tel03-6457-7884Open平日17:00~23:00(22:00LO)、土日12:00〜16:00(15:30LO) 17:00~23:00(22:00LO)※予約可能HP / Facebook / TwitterText. Azu Satoh
2016年07月21日こんにちは、ROBE編集長のAzuです。気まぐれ連載《水曜のケセラセラ》第16回目になりました。前回はファッションという言葉の意味に感じる違和感のお話。今回も言葉について考えていきます。 駄菓子屋の10円ガム、ガリガリ君、チョコボールなど、小さい頃からアタリ/ハズレがあるものに目がありません。一喜一憂するおみくじも大好きで、神社に行く度に引いています。先日、土日を利用して大阪と兵庫へ行ってきました。阪急梅田のMARNI FLOWER CAFEでひと休憩した後、梅田から御堂筋線、近鉄南大阪線に揺られること40分。向かったのは側に川が流れる小さな神社、布忍神社です。この町に訪れた目的は「イチハラヒロコ恋みくじ」を引くこと。実はこのおみくじ、通常のおみくじとは違い「大吉」「吉」「凶」などが書いてあるわけではありません。半透明の紙に黒々と浮かぶ文字が示すのは、吉凶ではなく、グサリと突き刺さる意味深なフレーズ。「恋みくじと書いてあるけど、仕事運とかも見れますか?」と聞く欲張りな私に対して「仕事も恋のうちでしょう。」と神主さんはにこやかに告げてくれました。その瞬間、恋が芽生えそうになったのはここだけの秘密です。さて、運命のおみくじタイム。ガラガラと筒を降り出てきたのは第十七番。手際よく棚から出してくれた一枚の紙に浮かんでいた文字は「別れそう。」という何やら不吉な言葉。恋人ナシ、問題ナシ、別れるものなど何もナシの私にとって「彼氏と別れる」という選択肢はありえないので、一体この紙が何を示してくれたのかピンときません。持っていないものは手放せないもの。すると、???状態の私に、神主さんが一言。「何から、別れそう?」あぁそうか、と思いました。すっかり「別れる=破局、バッドエンド」と思い込んでいたけれど「誰と?何と?」の部分を変えるだけで意味は正反対になり得るのだなと。例えば仕事に夢中でまさに恋するように仕事をしていたら、このおみくじが示す別れというのはなんでしょうか。「苦手な上司と別れそう。」「満足いかない今のポジションと別れそう。」など、いくらでも自分の状況に合わせて「別れそう。」という言葉を捉えることができます。あれ、気づけば「別れ」がハッピーな意味になっている!私の場合は「(ひとり身の私と)別れそう。」なのです。私が言ったんじゃありません、神主さんとおみくじがそう告げてますから。 そう、このおみくじが伝えたかったことは、吉、凶、という結果だけに満足してその一瞬を楽しむのではなく、真正面から言葉を受け取り、自分が置かれた環境に当てはめてじっくりとその意味を考えるべき、ということ。「みんなおみくじを引いても結果だけ見て中はあまり読まずに忘れていってしまうでしょ?でも、言葉ならば良し悪しではなく、何通りにも捉えることができるんですよ。」おみくじを引き終わった後、神主さんはそう話してくれました。思いが強ければ強いほど、ついつい視野が狭くなってしまって、小さな点だけを見つめて一喜一憂してしまいがち。でも、枠に収められた文字だけではなく、その前後に漂う文字まで想像することができたら、誰だって笑顔になれるのです。おみくじを引いた後は兵庫県・城崎温泉へ。志賀直哉の小説『城の崎にて』の舞台となった温泉地です。昼と夜ではまったく違う顔を見せてくれました。視点を変えれば見える景色は全く異なる。時がゆったりと流れるこの地では、運命の捉え方の鍵は「時間」なのかな、とも思ったり。 運命の捉え方はいつも言葉足らず。枠を飛び出し、ほんの少し言葉を足すだけで、運命が大きく回転することがあるのかもしれない。Text : Azu Satoh
2016年07月20日いよいよ始まった2016夏のセール!3連休を利用してセールに出かけた人も多いのでは?今日は夏→秋で着まわせる、セールのちょい足しアイテムを提案!せっかくお得に買うのなら、コーディネートもお得に考えなくっちゃ!今回はテロテロ&パイピングが象徴的なパジャマシャツで夏→秋の着まわしにチャレンジ!夏はデニムでカジュアルパジャマ今買って着るなら、とにかくラクチンスタイルで夏を乗り切るべし。もともとユルい印象のパジャマシャツだけれど、ユルさを極めてもいいんじゃない?フルレングスのデニムやガウチョデニムでイージーモードにまとめてみよう。秋は良い子の忍ばせパジャマセールで買った半袖シャツを秋まで着回すには、ちょうど良い羽織ものが必須。パジャマシャツの襟とテロテロの生地をカーディガンからちょい出しすれば、スクールガール気分!秋になるとなんとなく落ち着きたくなる気分に合わせて、良い子ちゃんルックに仕上げましょう。イラストコーデはこちら:*デニムミニスカ着まわし*オレンジ主役コーデ *ボーダー夏コーデ *Vネック/Uネックで白T使い分け *旅にぴったりオールインワンコーデ *東コレ秋冬トレンドイラストアイテムはこちら:*ベルトバッグがきてる!*ミニミニバッグ*夏を彩るかごバッグ illustration. Hitomi ItoText. Azu Satoh
2016年07月18日香港で生まれた「トイカメラの王様」、HOLGAがデジタルになって登場。写真家、モデルなど様々な肩書きでインフルエンサーとして活躍する新世代のitガール、信岡麻美がHOLGA digitalで日常を切り撮った。HOLGA digitalとはHOLGAは1982年に香港で生まれた人気のフィルムトイカメラ。2016年1月に待望のデジタル版が発売され、昔からのファンはもちろん、インスタ世代の若者からも人気を集めている。アスペクト比は4:3の長方形、正方形を選ぶことができ、絞りは晴天か曇りで設定が可能。単三電池2本で動き、SDカードでデータを保存できるので撮影した画像の確認も楽々。フィルムカメラのようなザラザラとした質感、周辺光量の落ちたレトロ感が簡単に表現できる。HOLGA digital¥9,800 (+tax)別売りの専用アタッチメントを装着すれば3面反射やカラーフィルターの加工も簡単。初心者にも使いやすいシンプルな設計も魅力の一つ。画素数は800万画素とトイカメラの中では高く、色味がしっかり出るのが特徴。ボディのカラーはピンク、ミックス、ホワイト、ブラック、限定のブラック&シルバーの5色。スマホのアプリで加工するのもいいけど、自分の手で切り撮った景色には独自の味が染み込んでいるはず。HOLGA digital × Asami Nobuoka越境レディ「鏡越しにライトを当てながら撮ったらぶれぶれでした(笑)これもまた味でしょうか」GHG3「好きな映画 Got help the girl のポスターをフィルターを使って撮影」どこでもドアはレンズの向こう「デザイン事務所れもんらいふには面白いものが沢山あります。これはドラえもんのシャンデリア(!)」E.T.は知っている「社員の如く鎮座するE.T.」光へ「なんとなくシャッターを押したらグネッと曲がってしまったヒカリエ...」女の子はお花「れもんらいふで働く友達を撮影。お洋服も珊瑚柄で可愛かったので写真映えすると思いドライフラワーと一緒に」 − HOLGA digitalを使用して「どう撮れているか分からないフィルムのサプライズ感はそのままに、デジタルになったことによって枚数を気にせず沢山シャッターを切れるのが良かったです。トイカメラならではの露出オーバーで、思うように写っていなかったりするところも癖になりますね。小さくて持ち運びも便利なので、従来のトイカメラとは違う気軽さが持ち味だと思います。」 信岡 麻美93年生まれ、18歳より日常のスナップを撮り始める。自身で撮影した写真を用いたグッズの販売、シブカル祭への出展でパルコミュージアムで写真の展示を行う等その活動は多岐に渡る。tumblr / InstagramEdit. Azu Satoh
2016年07月18日世界各地を巡り、ストリートからファッション写真まで様々な写真を撮り続ける新進気鋭の写真家、嶌村 吉祥丸による写真展が開催されます。会場は表参道・根津美術館の近くにあるマンションの一室。今回の写真展"The Room"では、ロンドン・パリ・ベルリン・ワルシャワなどヨーロッパ各地で撮影したファッション写真から、タイ・ラオス・カンボジアなど東南アジア地域での旅の写真を中心に展示。また、生活空間における作品展示により生み出される新たなコミュニケーションと自然なつながりをテーマとして掲げ、写真展"The Room"と並行して特別展示も開催する予定です。初日の7月1日にはオープニングレシセプションも。思わずじっと見つめてしまう独特な世界観を持つ写真たちに、時間を忘れて浸ってみてはいかがでしょうか。嶌村 吉祥丸東京生まれ。ファッション写真を中心に、雑誌、広告、カタログ、アーティスト写真など幅広く活動。[過去の活動]2014: "Unusual Usual" (Portland)2015: 「東京男子」(Tokyo)2015: "You are good" (Tokyo)2016: "Inside Out" (Warsaw)写真展 "The Room"会期:2016年7月1日(金) 〜 7月4日(月) 12:00 〜 20:00場所:東京都南青山 6-1-32 南青ハイツ518号室オープニングレセプション:7月1日(金) 18:00 〜 21:00HP / FB / Contact
2016年07月15日淡い色彩の花や蕾、キラキラ揺れる天然石。見る人に安心感を与える不思議な魅力を放つSelieuのジュエリー。この優しい花たち、実はピッグスキン=豚革から作られています。豚革の名産地・東京豚革の主な生産地が東京というのはご存知でしょうか。墨田区は関東近辺で出荷される食用の豚からとれる残りの皮を加工し、豚革を作る工場が集まる地域。塩漬けされた皮をなめす(腐らなくする)ことで革の状態へ加工し、染色するまでの工程が工場では行われています。国内で生産される豚革のほとんどは墨田区生まれ。豚革は背中、足、お尻の部分に分かれていて、牛や馬など他の革と比べると柔らかで薄く染色しやすいのが特徴。革の裏側であるスウェード部分は毛足が短くふわふわして触り心地も良い。その柔らかさと通気性の良さから靴のインナーやカバンの内側などに使用され、脇役になることが多かった豚革をアクセサリーに昇華させたのがSelieuでした。染色された色とりどりの豚革サンプルSelieuは2012年からスタートしたハンドメイドのジュエリーブランド。革というハードな印象の素材を用いながらも、女性らしい華奢で繊細なジュエリーを展開しています。元々店舗設計などを行っていたというデザイナーの田口朋子さん。豚革との出会いは趣味のコサージュ作りでした。布でコサージュを作っていた時、試しに革の端切れを入れてみたら素材感のコントラストが面白く、ホームセンターで様々な種類の革を購入し実験した結果、しなやかで鮮やかな豚革にたどり着きます。購入した革の販売元を見て、墨田区の工場の存在、豚革が東京の副産物であるということを知ったそう。ちなみに古くから豚革の生産地として賑わってきた墨田区ですが、昨今は騒音や匂い、職人の高齢化などの問題で工場が減りつつあり、今では豚革なめし工場は10軒ほどしかありません。一枚の革が花になるまでSelieuの特徴である今にも咲きそうな蕾や鮮やかな花、これらはすべて手作業で作られています。基礎となるパーツは職人さんに作ってもらったオリジナルの金型とプレス機を使用してくりぬかれていきます。細かいものは小指の爪ほどの大きさ。四つ葉にくりぬいたパーツを金属のコテで押し付けながら、花びらになるよう一枚一枚丸めていきます。水を含ませ柔らかくした豚革はくるくると花びらに変化していき、異なる大きさを組み合わせて最後にコーティングをすることで、写真のような蕾のパーツが完成します。パンチングした後の豚革はまるでレースのようで、これだけでも何か作れそうな予感がしませんか?柔らかな豚革にオリジナルの金具、繊細な手作業の連続。そうして出来上がるSelieuのジュエリーは、まさに職人技が集結した作品なのです。女性らしさを引き立たせる淡い色合いが出せるのも、薄い豚革だからこそ。作品に多く使用される花は、田口さんのお気に入りのモチーフ。甘すぎず革特有のかっちりとした雰囲気を持ち合わせる、独特の花を咲かせてくれます。今後は現在展開しているピアスやリング、ネックレスなどに加えコサージュ、18金を使用した大人向けのアイテムなどラインナップを増やしていくそう。東京の隠れた副産物、豚革。Selieuのジュエリーで豚革の新たな魅力を肌で感じてみてください。近日公開: 「 Selieu 花咲くレザー 」 Selieu2012年スタート。日常のささやかな自然をモチーフに、女性の可愛らしさとしなやかさのバランスを大切に表現するジュエリーブランド。柔らかな良質の国産のピッグスキン、天然石やパールなどを用い、質感や色を楽しむジュエリーが揃う。 HP / Facebook / InstagramText. Azu Satoh
2016年07月12日ハイセンスなレストランや海外のような運河沿いの景色、都会のおしゃれスポットとして話題の天王洲地区が夏の4日間限定で非日常の空間に変身します。今年で4年目を迎える「天王洲キャナル夏フェス」 。2016年は「水辺で考える海と文化」をテーマに国内外で活動するアートプロジェクト「CINEMA CARAVAN」を迎えての開催。「日本の祭り」をテーマとした会場装飾やアート展示、ビルの壁を使った巨大映画鑑賞など、人と水、自然や海とのつながりを全身で感じながら大人から子どもまで楽しめる、体感型映画祭で天王洲の夏を盛り上げます。GWの人気イベントとなった「逗子海岸映画祭」を開催したCINEMA CARAVANによる【水辺の映画祭】では天王洲のビルをスクリーンに屋外映画を楽しむことができます。キャナルサイドの飲食店による美味しいフード&ドリンクと共に、自然をテーマにしたCINEMA CARAVANによるオリジナルの映像とDJやライブなどを合わせた体感型の野外映画は金土日、3日間限定の開催。他にも、天王洲にある東京海洋大学の「さかなクン」をはじめとする教授陣に学ぶ【こども大学】や、ボンドストリート、ボードウォークを彩るインスタレーションなど景観を生かしたアート展示が行われる【水辺の芸術祭】が今年の見所。【水辺の芸術祭】ではCINEMA CARAVANと amana が「夏祭り」をテーマとした装飾や「水」に関する写真展示など、子どもから大人まで楽しめる非日常空間を会場に作り出します。夜風を感じながらアートに触れ、ビールで涼み、映画を楽しむ。最高の夏の幕開けを天王洲で過ごしてみませんか?第4回 天王洲キャナル夏フェス【水辺の映画祭】日程:7月15日(金)〜17日(日)19:30〜20:30場所:天王洲アイル ボードウォーク【水辺の芸術祭】 日程:7月15日(金)17:00〜21:00 7月16日(土)〜18日(月・祝)11:00〜21:00 場所:天王洲アイル Bond Street、ボードウォーク【こども大学】 場所:東京海洋大学品川キャンパス白鷹館 料金:無料※Peatixにてチケット予約受付中主催/一般社団法人天王洲・キャナルサイド活性化協会HP / Facebook / TwitterText. Azu Satoh
2016年07月08日やわらかで、しなやかで、気品を感じさせるSelieuのジュエリー。ピッグスキンが咲かせる花や実で、装いに彩りを。 KanmuriKanmuri / リング¥15,660 (tax.in)四つの花と二粒のコットンパール、控えめにきらめく淡水パールが指元で揺れれば、それ以上の装飾は何もいらない。MinoriMinori / ピアス、イヤリング¥17,604 (tax.in)生命力を感じる実からこぼれ出てくるのは、ランダムにカットされ輝くブルームーンストーンをあしらったチェーン。まるでとろける蜜のように耳元に光を与える。Minori Mi / ピアス¥17,604、イヤリング¥19,332 (tax.in)直線のパーツから勢い良く咲き誇るように実る、小さな実。どこか神聖な枝のようで、凛々しい表情を見せてくれる。白黒はっきりさせたい時に。YuiYui / ピアス¥17,604 (tax.in)ハワイのフラワーレイから着想を得たYuiは大胆に耳を彩る。その一方で、二色の紫とベージュの色合わせが落ち着いた印象を与えてくれる、二面性を持ち合わせた不思議な花のよう。KasumiKasumi / ピアス¥17,604、イヤリング¥19,332 (tax.in)満開の花たちが魅せる存在感は、大きさや鮮やかな色彩ではなく、小さなひと花ひと花の気品から生まれるもの。シンプルこそ、力強い。 関連記事:東京産の豚革で作るアクセサリー。 Selieu が咲かせる魅力。 Selieu2012年スタート。日常のささやかな自然をモチーフに、女性の可愛らしさとしなやかさのバランスを大切に表現するジュエリーブランド。柔らかな良質の国産のピッグスキン、天然石やパールなどを用い、質感や色を楽しむジュエリーが揃う。 HP / Facebook / InstagramProp Styling. aisa(Instagram / Numéro official Blog)Text&Edit. Azu Satoh
2016年07月08日光は自然光が一番。肌を美しく見せてくれるせっかくの日差し、満喫しない手はないでしょう!ということで、ボリューミーなボトムスばかりに頼らず足出してきましょう。デニムの台形ミニスカートなら程よいガーリーさで挑戦しやすい。with オフショルでガーリー今年トレンドのオフショルダーを合わせれば怖いもの無しのガーリーデニムコーデの完成。濃紺デニムと真っ赤なトップスのコントラストは都会でもバカンスシーンでも映えること間違い無し。シェル型のバッグで遊び心をプラスして。with サスペンダーでボーイッシュデニムの持ち味を生かすならボーイッシュに決める!ポロシャツ着まわしコーデにも追加したいのが、デニムミニスカ×ポロシャツの合わせ。スパイスで加えたサスペンダーでGood Girlに大変身!ゆるっとまとめたお団子ヘアで放課後満喫ガールを気取ってみない? イラストコーデはこちら:*オレンジ主役コーデ*ボーダー夏コーデ*Vネック/Uネックで白T使い分け*旅にぴったりオールインワンコーデ*東コレ秋冬トレンド*東コレベストルックから妄想!シチュエーションコーデイラストアイテムはこちら:*ベルトバッグがきてる!*ミニミニバッグ*夏を彩るかごバッグ illustration. Hitomi ItoText. Azu Satoh
2016年07月06日こんにちは、ROBE編集長のAzuです。気まぐれ連載《水曜のケセラセラ》第14回目になりました。前回は伝説のストリートフォトグラファー、ビル・カニンガムのお話。今回はゆるーく、七夕に願いを。明日は7月7日。織姫と彦星が一年に一度だけ会うことを許される日です。ベガとアルタイル。七夕のお話って、なんだっけ。織物、農業、それぞれのお仕事ほっぽらかしてラブラブしてた二人を見てパパが激おこ、「仕事せーい!ばかちーん!」と二人を引き離す、二人わんわん泣いて仕事どころじゃない、仕方ないから一年に一度だけ二人が会うのを許す、みたいな、話だったっけ。どうしようもない二人の話だ!☆☆先日、友人と訪れた小さなバーに七夕用の笹が置いてありました。もうそんな季節なのねと話していたところ、気立ての良い女主人に誘われ願い事を書くことに。きっと中学生ぶりの短冊です。しかし、筆が進まない。いざ願い事を書こうと思っても、何も出てこないのです。神社で願い事をするとき頭の中でぼんやりと呟くのとは違って、決められたスペースに収まるよう文章で表現する。改めてその難しさを痛感しました。「瞬時に消える流れ星に願い事を言えるのは、そのことを常に考えているくらい、願い事に対する想いが強いから」隣の人が後でそんなことを言っていてなるほど、と感心。そして少し落胆。流れ星への願い事ではなかったけれど、瞬時に出てこなかった私の願い事は、ふわふわと、どこか不誠実で後ろめたい気持ちを伴っているのだなぁ、と核心をつかれた気がしたんです。織姫と彦星がどうしようもない二人だと笑った冒頭の私こそ、強く思える願いすらないつまらない人間なのではないかと。あれからなんとなく七夕のことが頭から離れない私は、ふと立ち寄った「とらや」さんで七夕限定の『天の川』を買ってしまいました。琥珀羹でできた緑の空に流れるのは煉羊羹の天の川。散らばる星は白いゴマ。モチモチの琥珀羹はじーんと口の中に溶けていく、程よい甘さ。控えめに散りばめられたゴマは、こんなにも弾けるものだったっけ?と驚くほどの存在感を放ちます。星に追いつける願い事って何だろう?普段あまり食べない和菓子を口にしながら、ぼんやりと夏の空に思いを巡らせました。七夕でハッピーな話題を考えようと思ったのに、すべての事柄を重く煮詰めて考えてしまう性格がこうも出るとは、、、、願い事は「適度な軽さを持って生きる」にしようかな。Text : Azu Satoh
2016年07月06日代官山・MAISON DE REEFURの2Fにあるカフェ GLOUGLOU REEFUR に夏季限定スイーツが明日7/1より登場!夏になったら絶対に食べたくなるあのスイーツが、オシャレに旬な果物を纏いました。こだわり抜かれた果物や蜜氷、そして「純氷」が美味しさの秘密。口に入れた瞬間に「ふわっ」ととける究極の「果実を食べるかき氷」はブルーベリー、マンゴーの2種類のフレーバーで楽しめます。氷の下に敷き詰められた練乳レアチーズは食べ進めるごとに味に変化をもたらしてくれる、魔法の隠し味。GLOUGLOU氷はテイクアウトも可能。テラス席で代官山の風を感じながらいただいてみませんか?マンゴー&ブルーベリー!宮崎マンゴーレアチーズ¥750 (tax in)果実の王様、宮崎マンゴーをまるごと使用した贅沢なかき氷。マンゴーそのものの上品な甘さと芳醇な香りを味わえます。練乳レアチーズと混ぜ合わせることで、より濃厚なマンゴーかき氷に変身。ブルーベリーレアチーズ¥750 (tax in)フレッシュ感をそこなわないよう、しっかりと果実感を残した甘酸っぱいブルーべリーのコンポートと、清涼感ある爽やかなジュレ。深い味わいの自家製カシスべリーソースと濃厚な練乳レアチーズが食べ進めるごとに混ざり合う新感覚のかき氷です。販売は7/1(金)から、GLOUGLOU REEFUR代官山店にて。 GLOUGLOU REEFURAddress〒150-0033 東京都渋谷区猿楽町24-7 代官山プラザビル 2F Tel03-5459-2910 Open11:00~21:00不定休HP / Blog / Instagram関連記事:*メゾンドリーファー4周年を記念して限定コラボアイテムが登場!*親子でも女子会でも。GLOUGLOU REEFUR に春の新メニュー&オリジナルアイテムが登場
2016年06月30日夏だから太陽の日差しに映える服を着たいけど、ついつい尻込みしてしまうのが明るい色を使ったコーディネート。でも、今年の夏はオレンジがなければ始まらない!色味やコーディネートでバランスをとって、明日からオレンジ夏コーデにチャレンジ!濃いめオレンジワイドパンツボトムスで取り入れるなら濃いめのオレンジ。ワイド・ガウチョ・スカンツ型を選んで元気っ子っぽい印象を回避!トップスには白ではなく同トーンのカーキを合わせれば一気にコーディネート上級者に!くすみオレンジゆるシャツ大人カジュアルを目指すならデコルテが広めに開いたゆるシャツを。くすんだ色味のオレンジにデニムパンツを合わせればオレンジが一気に映えるはず。 イラストアイテムはこちら:*ベルトバッグがきてる!*ミニミニバッグ*夏を彩るかごバッグイラストコーデはこちら:*ボーダー夏コーデ*Vネック/Uネックで白T使い分け*旅にぴったりオールインワンコーデ*やっぱりガウチョの越境コーデ*ランジェリーキャミ着まわし*オフショルでエレガント&モードにTRY!*NEXTガウチョ?冒険パンツ編*東コレ秋冬トレンド*東コレベストルックから妄想!シチュエーションコーデillustration. Hitomi ItoText. Azu Satoh
2016年06月30日こんにちは、ROBE編集長のAzuです。気まぐれ連載《水曜のケセラセラ》第13回目になりました。前回はファッションの考えはどうやって構築されるもの?というお話でした。今回はビル・カニンガムのお話。 ビル・カニンガム。彼は『ニューヨーク・タイムズ』紙でストリートスナップを撮り続けた、伝説的なフォトグラファー。生涯現役を貫き通し、先日87歳でこの世を去りました。2013年に公開された映画「ビル・カニンガム&ニューヨーク」で名前を知った方も多いかもしれません。恥ずかしながら、私もその一人でした。ストリートスナップが盛り上がりをみせ始めた数年前より遥か昔、ファッションはストリートから生まれると最初に気づいた人。カメラ片手にNYの街を自転車で駆け回り、時には世界のファッションウィークへ飛び、40年以上 “ 素晴らしい着こなしの女性 ” を撮り続けてきました。彼がレンズを向けるのはハイブランドに身を包んだファッショニスタでもなければパパラッチが狙いたがるセレブリティでもありません。“I just loved to see wonderfully dressed women, and I still do. That’s all there is to it ”そう語るように、意思のある服を纏い、自分が生きる環境で最大限に魅力を引き出している女性に、心から惹かれ続けていたのでしょう。「ファッションは排除すべき軽薄なものだと思われがちだ。けれど、ファッションは毎日の生活を生き抜くための鎧だ。それは排除するわけにはいかない。文明をなくすのと同じことだからね」映画の中で語られた彼の言葉は、ファッションがお祭り的なイベントになり、もはやカルチャーのメインストリームではなくなってしまった今、まっすぐと心に響いてきます。パリで見た青いジャージ私がパリコレで会場外スナップを撮り始めるようになって4シーズン目の2014年9月、はじめて彼をランウェイで見かけました。朝一番(9時半!!)に開催されるJUNYA WATANABEのショー。ファッションウィーク中の戦闘服に身を包んだ業界人たちが並ぶ中、あの青いジャケットを着たおじいちゃんがフロントローに座っています。ちょうど対岸の右奥に座っていた彼をレンズ越しに見つけ、思わずシャッターを切ってしまいました。誰よりも真剣に楽しそうに服を見つめるその表情は、まるで生まれて初めて見た生き物を観察し愛でる子供のよう。何かのディテールに驚いたのか、口を開けてびっくりしている表情は思わずクスッと笑ってしまうくらい可愛い。そんな彼に、一度だけ写真を撮ってもらったことがあります。どんな写真だったのかは、ついに見ることはなかったけど。どんよりと厚い雲がパリの街を覆った、とても寒い日。日本から持ってきたレモン色のマフラーで顔まで覆ってショー会場の前をキョロキョロしていた時でした。(この写真はビルおじちゃんではなく、友人が撮ってくれたものです。チュイルリーにて不意打ち。)青いジャケットに映える白髪にしわくちゃの笑顔、キラキラと輝く小さな瞳。背の曲がったおじいちゃんが満面の笑みでちょこちょこと近づいてきたと思えば、カメラと人差し指をピンとあげ、1枚いい?とジェスチャー。「あ、ビルおじちゃんだ」突然現れたヒーローに一瞬身構えたけど、彼の笑顔につられてこちらまで口元が緩む。私が巻いていた黄色のマフラー、目がビジューでできたキツネの顔と尻尾がついた愉快なアイテムなのですが、彼はおそらくこれが気に入ったのでしょう。1枚パシャりと撮られると、私もすっかり彼の笑顔に癒されてしまって、顔の横でOKサイン(今思えばなんと馴れなれしいことか!)。そんな小娘の挙動にも同じようにOKサインで返してくれたあの時の笑顔は忘れることができません。「良かった、ちゃんと楽しんで服を着れてたんだ」と、その時ホッとしました。wonderfully dressed women に一歩近づけたの、かも。毎シーズンパリにやってくるわけではないので、一瞬でも同じ空気を同じ地で吸えたこと、まっすぐと目を見つめられたことを本当に嬉しく思います。たった一度しか会ったことはないけど、もう会えないと思うと本当に悲しい。そう思わせるだけのパワーって、単純にあの笑顔なんだと思う。彼のようにファッションと真摯に向き合いながら、カメラで切り撮るとは別の方法で wonderfully dressed women を考えていきたい。私はフォトグラファーではないけれど、ファッションは大好きだから、やっぱり次もオフランウェイに赴かねば。“ I knew from photographing people on the streets that the news was not in the showrooms. It was on the streets. ” − Bill Cunningham Text : Azu Satoh
2016年06月29日朝の目覚めにコーヒーを一杯。そんな習慣を持つ人も多いのではないでしょうか?シャキッとしたいから仕事の合間に飲んでついつい1日何杯も...という中毒性も併せ持つコーヒー。飲みすぎると気持ちが悪くなったりお腹を壊したり、飲みすぎ厳禁のドリンクですが、ゴクゴク飲んでも大丈夫な“カフェインレス”コーヒーが登場!6/28(火)に発売されるサントリー「ボス デカフェブラック」は500mlのペットボトル入りカフェインレスブラックコーヒー。コーヒーの香りはそのままに、さっぱりとした味わいでゴクゴク飲める夏にぴったりのドリンクです。デカフェとは、カフェインを除去した飲料のこと。欧米で火がつき最近は日本のコーヒーショップでも見かけるようになったデカフェですが、健康志向の人が増えたことから注目されるようになりました。カフェインが入っていないため、コーヒーは好きだけどカフェインは苦手な方、授乳中の妊婦さんなども安心して飲むことができます。2年かけて開発された“ゴクゴク感”デカフェというと水っぽい、味が薄い、というイメージがありますが2年かけて研究・開発されたという「ボス デカフェブラック」はそんなイメージを覆すパワフルなコクと香り。通常、カフェインレスの処理をする際、カフェインと一緒に美味しさや香りの元となる成分も一緒に除去されてしまうのですが、デカフェに向いている豆を厳選し使うことでカフェインを抜いてもこのコクと香りが実現したそう。パッケージデザインの秘密BOSSというと男のコーヒー、おじさんの仕事の相棒、といったイメージですが、今回は老若男女様々な人にそれぞれのライフスタイルの中で飲んでもらいたいという想いから、ユニセックスなパッケージデザインになっています。カフェの看板のような手書き風の優しいフォントやイラスト風に描かれたBOSSのアイコンなど、デスクの上に開いたりカバンからチラリと見えてもおしゃれなデザイン。そして今回キャンペーンヴィジュアルを手がけたのが雑誌『POPEYE』のイラストなどを手がける人気イラストレーターの長場雄さん。性別や職業を問わず様々な生活シーンで飲めるコーヒーということで、異なったライフスタイルで生きる男女6人が描かれています。6月28日(火)の発売に先立ち、6月30日(木)までの期間限定でサンプリングキャンペーンを実施中!代官山にあるセレクトショップROOTにて1日50本限定で配布しています。新時代のコーヒーを一足早く飲めるチャンス!近くに来た際は是非立ち寄ってみてください。
2016年06月23日こんにちは、ROBE編集長のAzuです。気まぐれ連載《水曜のケセラセラ》第12回目になりました。前回は似顔絵を描いてもらった話でしたが、今回は少し真面目に、自分が身につける服は何を反映しているんだっけ?というお話。 いまこの文章を書いている私は、光沢のある赤いフレアのロングスカートとベージュのクロシェ編みの長袖を着ています。気温28度。いくらスケスケのクロシェ編みといっても、正直暑いです。なぜ私はこんな格好を選んだのか。それはどうしても「赤のロングスカートとスケスケのベージュ」の合わせにトライしたかったから。コレクショントレンドを追いかけるのが好きな方は、今のGUCCIと聞いたらパッとイメージが浮かぶかもしれません。GUCCI 2015-16AWコレクションのファーストルックを飾ったのが、まさに「赤のロングスカートとスケスケのベージュ」でした。スパンコールで作られたトロンプルイユのリボンタイや顔を半分覆うデコラティブなメガネ、動物や植物をモチーフにした派手な色柄などを用いた装飾満載なルックが多いなか、シンプルなこのルックがとても印象に残ったのです。これを唐突に思い出して“絶対に”着たくなってしまったのが、今日。たまたま該当アイテムがあったからいいものの、なかったら買いに行っているところでした。思い立ったら絶対にやらないと気がすまない、時には損な性格です。リアリティと理想の境目がわからない先日、あるトークショーでファッションとデザインの話を聞いていたとき、「リアリティ」という言葉がとても頭に残りました。デザインが生活に紐付いている以上、ファッション/ 洋服も自分の生きる環境、自分を構成してきた経験、自分が浸ってきた文化を反映しているはずです。ところが、何を反映すれば良いか分かりづらくなっているのが現代。「自分のリアリティ」を見失ってしまっている人が多いのだそう。リアリティを認識するためには、その輪郭を際立たせるための理想が必要です。越境するにも境目が必要、ということですね。でも自分っぽいもの、近い存在を探しやすい社会になってしまった今では、「現実と理想」の境目があまりにも曖昧。ゆえに自分の「リアリティ」がどこにあるのかわからない。例えばSNSの中という、ある意味「仮想現実世界」で満足してしまっている人は自分の「リアリティ」をそこに置いてけぼりにしてしまっているのでは、と思うのです。憧れの人とすぐに(たとえ一方的でも)繋がることができる、彼/彼女が買った物を身につけて投稿すれば何だか近づけた気がする、など、理想と現実が隣り合わせにある。私のファッションは私のリアリティに基づく話をGUCCIの真似っこコーデに戻しましょう。私がした真似っこはリアリティがあったのかといえば、そこには確かに地に足つく私のリアルがあったと思います。手持ちの服で、日本の街中を歩けるような格好に雰囲気だけ頂戴して落とし込んだ。ルックを完全に真似して乳を出していたわけでもないし(笑)私のリアリティは何処にあるんだろう、と考えた時に、やはり圧倒的にきらびやかな世界への憧れ、そしてそれを蚊帳の外からでも生で見てきた興奮が身に染み付いているのだと思いました。そこでの経験が、ファッションは遊んでもいいんだよということを教えてくれた。着飾る時は思いっきり着飾り、自分を出す時は出して、街に溶け込む時はじんわりと馴染む。この写真は馴染んでいるかわからないけど(笑)azさん(@azunne0217)が投稿した写真 - 2016 3月 10 1:35午前 PST 今年のパリコレ取材の帰り、頑張った自分へのご褒美としてGUCCIのエナメルシューズを買いました。同じようにパリコレでやってきたファッション業界人やセレブ(15足くらい広げてあーだこーだ言ってる)に囲まれながら履いたお店の中では確かに私の足で輝いていたのだけど、いざ持ち帰ってみるとなんだか眩しすぎて未だに一度しか履けていません。ファッションにおいて言うと、自分が囲まれてきた環境、肌で感じてきた文化、見てきたもの=リアリティを纏わずに理想だけすっぽり被っても、肌馴染みが実に悪いみたいです。私にとってGUCCIがリアリティに昇華できるまで、死ねない! Text : Azu Satoh
2016年06月23日白黒はっきりつけたい時はボーダーを着てシャキッとしよう!ボーダーと言っても白黒だけではないけれど、この夏着たくなるしましまコーデをご案内。柄ものに苦手意識のある人もレッツトライ!思いきってメインに!ボーダーTとベルトシンプルなボーダーTを着るなら小物でアクセントを加えて無難路線を回避!ベルトでTシャツとは違う色のバイカラーを挿すことで、ウエスト部分だけ配色が異なっているような錯覚ボーダーに。くるんとしたボブヘア、スカートはお上品にフレアでまとめたと思いきや、真っ赤なヒールでこっそりバッドガールを忍ばせる。変化球ボーダーで夏の爽やかお嬢さんボトムで取り入れるなら重たくならないように白黒や太めボーダーはNG。夏らしく透け感のある素材や揺れるプリーツが良さそう。ライムグリーンやレモンイエローをより爽やかに演出するために、トップスは潔く黒のハイネックでまとめて。イラストアイテムはこちら:*ミニミニバッグ*夏を彩るかごバッグイラストコーデはこちら:*Vネック/Uネックで白T使い分け*旅にぴったりオールインワンコーデ*やっぱりガウチョの越境コーデ*ランジェリーキャミ着まわし*オフショルでエレガント&モードにTRY!*NEXTガウチョ?冒険パンツ編*東コレ秋冬トレンド*東コレベストルックから妄想!シチュエーションコーデillustration. Hitomi ItoText. Azu Satoh
2016年06月23日夏の定番白Tはワードローブのマストアイテム。何枚あっても足りないけど、着回しやすすぎて逆に着回せてないのでは?今回はVネックとUネックの2種類で白Tコーデを提案。まだトライしていないスタイルは是非参考にしてみて!抜け感のVネック女性らしさを忘れたくないなら広めに開いたVネックにチャレンジ。Tシャツの真っ白さを際立たせるため、光沢のあるパジャマライクなワイドパンツと合わせてみて。挑戦したいけどできなかった大柄モノを潔く白と対比させることで、コントラスト強めコーデの完成。ショート丈トップスを選べば脚長効果もアリ!ユルユルなUネック首詰まりのUネックは袖をちょこっとめくれば気になる圧迫感も解消。カーキのマキシワンピをふわりと重ねればゆるさも加わったガーリーカジュアルコーデに。トレンドのスカーフを首に巻くのもいいけど、せっかくなら首元はすっきりさせたままに。かごバッグに巻きつけて真っ赤なアクセントを加えましょう。イラストコーデはこちら:*旅にぴったりオールインワンコーデ*やっぱりガウチョの越境コーデ*ランジェリーキャミ着まわし*オフショルでエレガント&モードにTRY!*NEXTガウチョ?冒険パンツ編*東コレ秋冬トレンド*東コレベストルックから妄想!シチュエーションコーデillustration. Hitomi ItoText. Azu Satoh
2016年06月16日こんにちは、ROBE編集長のAzuです。もはや毎週だけど、気まぐれ連載《水曜のケセラセラ》第11回目。前回はドキドキ初香港紀行をお届けしました。今回は生まれて初めて書いてもらった似顔絵についてのお話。 ROBEの人気コンテンツはイラストコーデ。流行アイテムのコーデ紹介やランウェイトレンド、妄想シチュエーション着こなしなどをイラストで表現しています。写真の方がもちろん鮮明なのですが、ファッションイラストで表現することで「ここはどうなっているんだろう、こうだったら素敵だな」と、見る人が想像して楽しめる“余白”を残せるのがイラストの魅力だと思います。自分の顔を鏡や写真で見ることはあっても、他の表現で見ることはなかなかない。人に撮ってもらった写真や鏡の前ではこうじゃないああじゃないと悩んでしまうし、セルフィーの中ではいつだって現実の私と理想のワタシの間で漂っていられる。じゃあ他人のフィルターで見た私って、どんな感じなんだろう?イラストの記事を担当していたら、自分もイラスト化してもらいたくなってしまいました。イラストの私は清楚だった人気イラストレーター たなかみさき さんに似顔絵を描いてもらえるということで、自由が丘のKIAN ART GALLERYで開催中のアクセサリー展示販売会&イラスト展「AMAGOI DISCO」に行ってきました。Instagramで見かけて気になっていたたなかさんのイラストは、どこか懐かしさと儚さを感じさせる色使いと細い線が特徴。特に彼女が描く男女は胸キュン1000%の甘酸っぱさに潮風が吹いている感じ。初めて見かけた時、「パスワード探偵団」の挿絵を思い出してぐーっと懐かしさがこみ上げてきました。同世代ならわかるかな?人に自分の写真を撮ってもらうと、思いがけない表情をしていることがよくあります。自分が良いと思ってセレクトした写真と他人が良いと思った写真もだいたい異なっていたり。セルフィーの中の“いいね”な自分ではない。ましてやイラストなんて言ったら、他人のフィルター100%で私を描いてもらうわけだから、そこには正真正銘丸裸の私が現れます。そんな怖さも抱えながら、描いてもらった私がこちら。たまご型の輪郭、ニヤリとした口元、長い睫毛など、しっかりと特徴を描いていただきました。やっぱりここが特徴なんだなぁと改めて納得。自分で言うのは恥ずかしいけど。ただし実物より50,000倍清楚に見えるのでこの辺りがフィルター、つまり第一印象なのでしょうか。いや、多分違う、この清潔感はその日着ていたsacaiのシャツ通称LAWSONシャツのおかげ。たなかさん、素敵な似顔絵ありがとうございました!写真とイラストを並べてみた面と向かって似顔絵を描いてもらったことはこれが初めてですが、以前 T magazine でコレクション期間中に連載されている Damien Florébert Cuypers による SNAP SKETCH に登場したことがあります。2015年3月のパリコレでスナップをしていた瞬間。CHANELのショー会場、グランパレの前でした。このイラストを見つけた時には叫びました。まさかTmagazineに自分が載るなんて夢にも思っていなかった!これがどうやって描かれたのかはわかりません。名前も職業も書いてあるからきっと私が答えたんだろうけど、果たしてそんな瞬間あったのだろうか...?Paris – Champs Elysées Clemenceau. #PFW, #Fashion, #France, #FW15, #Moda, #Mode, #Model, #Paris, #Street, #nofilter #trendfortrend #Week, #Woman, #Women Photo © #WayneTippetts Now live on www.waynetippetts.comWayne Tippettsさん(@waynetippetts)が投稿した写真 - 2015 5月 5 11:24午前 PDTそして実際の写真がこちら。偶然同じタイミングでフォトジャーナリストの Wayne Tippetts さんに撮られていたようです。この日はとても寒く小雨が降っていたので、友人に借りたストールとハットにパリの古着屋で買ったコートという即席スナフキンコーデ。イラストと見比べると、ストールやコートのボリューム感、スニーカーのディテールまでしっかりと再現されています。イラストの方が可愛らしく描かれているのは、きっと私が子供のように見えたからでしょうか。心なしか心配そうな表情の理由は、自分自身でも今では思い出せません。でも、写真が映し出す疲れた表情が彼にとっては悲しそうに写ったのでしょう。 それもそのはずです。この写真を撮られた数分前に階段から落ちて尾てい骨を骨折しています。翌日にはトランジット含め20時間近いフライト。まさに生き地獄。 盛り盛りのセルフィーのように自分を良く見せる写真ばかりではなくて、たまには他人にまるっきり委ねて、私そのものを描いてもらうのも良いなーと、思ったのでした。えぇ、もちろん“アイコン”にします。Text : Azu Satoh
2016年06月14日こんにちは、ROBE編集長のAzuです。気まぐれ連載《水曜のケセラセラ》、なんとか4回目に突入です。前回は旬なキーワード《Tacky=悪趣味》な小物たちを題にファッションは自由だ!と叫んでみました。今回は目にも優しいお花のお話。どうぞよろしくお願いします。 「春のトレンド大予想!今年は小花柄がなきゃ始まらない!」みたいなうたい文句、よく雑誌などで見かけます。春といえば花柄、秋といえばチェック。鶴といえば亀、みたいに、二つは切っても切れない関係なのです。今年はというと、例に漏れずどのお店も花柄は置いてあるよう。私はCOACHが発表していた70’sな小花柄のパッチワークが気になってMy Wardrobeを探してみたのですが、なんと花柄が見当たらない。よくわからない宇宙船柄や歪んだギンガムチェックなど、変な柄や摩訶不思議な形の服はたくさん持っているのに、定番モノがほぼ皆無。よくよく考えると花柄は着たいものの、似合わないからあまり買っていないんだった。誰にでも、苦手な柄、形ってありますよね。みんなが着ていて可愛いから無理して買ってみたものの、奇跡的にしっくりこない形や色とか。昭和記念公園で花柄を学ぶ攻略したいならば研究せよ、ということで苦手な花柄を克服すべく向かったのは、立川にある国営昭和記念公園。GWを目前に、ちょうどポピーやチューリップが満開です。白、黄色、オレンジのポピーが一面に揺れる花畑。丸っこい花柄ならガーリーになりすぎず着こなせるかも。でもドット柄も苦手だ...ネモフィラの青、ポピーのオレンジ、リナリアの紫の3色合戦。この配色をそのままもやっとした小花柄ワンピースとかにしたい。そうか、抽象的な花柄ならいけるかもしれない。でもそれってもはや花柄ではないのか...チューリップ畑も満開。赤白黄色に収まらない100種類以上ものチューリップが花の絨毯を作ってます。実物は綺麗だけど、布にチューリップがズラーッと並んだ小花柄は想像しただけでなかなかきつい。紫×新緑の色合いが大人ムードの参考になりそうな彼らの名前は「クイーン オブ ナイト」。高々と咲き誇るその深い紫を見れば納得のネーミングです。他にもムーンウォーカー、ピンクインプレッション、ホワイトハート、レッドリバイバルなど、チューリップは戦隊系もしくは技系の名前が多いようです。クッキーアンドクリームみたいなこちらの花は「ローダンセマム・アフリカンアイズ」という、これまたかっこいい名前。この配色ならポップになりすぎないから着たいかも。どうやら小花柄より大ぶりの方がしっくりきそう。今度は花一つ一つに注目。大ぶりの花を逆さから見るとディズニープリンセスにも対抗できそうなドレスの出来上がり。こちらは目一杯広げた手のひらほど大きいボタンでございます。視点をひっくり返すとウェディングドレスの集団が。このくらいボリューミーなスカートを着こなすにはトップスはどうしようか...お、花柄論から脱線している。花柄とは関係ないですが、花的精神論としてはやはりたんぽぽ推しです。何度踏まれても立ち上がるんだ!頑張れ!哀愁漂うダンデライオン。しっくり花柄は写実的公園を一周りして考察した結果、私の「しっくり花柄」はやはりコレだと確信。今日履いてました!2014年に購入した「AKIRA NAKA」のタイトスカート。柄はインクジェットプリントなので写真のように鮮明。うっすら重ねられたチェックも相まって、花柄にありがちな野暮ったさがないんです。次の秋冬もとんでもなく可愛い花柄を見つけてしまったので、買おうか検討中。どうやら私のしっくり花柄は「大ぶり・リアル」がキーワードらしい。そういえばこの企画で着た私物の花刺繍ガウンも大ぶりでした。帰りにお花を買って帰ろうと思い、表参道ヒルズのDILIGENCE PARLOURに寄ってみました。いろんなブランドさんの展示会などで見かけていて、ずっとお邪魔してみたかったのです。自分用にお花を買うのってドキドキ。公園で見たボタンが綺麗だったので大きなお花を買いたいなーと、芍薬を連れて帰ることに。大きく咲いて、花びらがボトっと落ちる姿も綺麗なんだとか。スカートと同じ、白い花も添えて。定番の柄や形を選ぶときって、選択肢がありすぎて無難なものを選びがち。でも、本当にそれ、しっくりきていますか?Trial & Errorを繰り返して、自分にとってベストなスタンダードを見つけましょう。Text. Azu Satoh
2016年06月10日GWはショッピング!ついでにライブなんてどうですか?4月29日(金)〜5月4日(水)までの期間中、伊勢丹新宿店にて<解放区>など新たなクリエイターを発掘し発信する取り組みの一環として、「新たな音楽体験と次世代の才能の発見」をコンセプトに、Sofar Sounds TOKYOとの協業による音楽イベントが開催!「Sofar Sounds(ソファーサウンズ)」は、2009年にロンドンでスタートし、現在世界220都市以上で行われているDIY音楽イベント。“友達のリビングルームで行われているライブに遊びに来た”ようにくつろぎながら音楽を近くに感じることができます。写真は先日行われたプレス向け発表会の様子。Annie The Clumsyさんの包み込まれるような歌声と優しいウクレレの音色に癒されて、まるで本当にホームパーティーに来ているかのようでした。イベント期間中は、Annie The Clumsy、古川麦、Sami Eluなど、毎日異なるアーティストが正午から伊勢丹新宿店ならではのラグジュアリーなリビングルームのショップでライブを開催。新しい音楽との出会いをこの機会に体験してみてはいかがでしょうか?MUSIC解放区 with Sofar Sounds TOKYO日時:4月29日(金)〜 5月4日(水)各日12時から場所:伊勢丹新宿店本館5階=リビングルーム/家具出演アーティスト 4月29日(金) Annie The Clumsy 4月30日(土) 古川麦 5月1日(日) Sami Elu 5月2日(月) Asuca 5月3日(火) Lucky Old Sun 5月4日(水) Kai Takahashi(from Lucky Tapes)
2016年06月10日GWの予定はもう決まっていますか?外でアクティブに遊んだり、室内でゆっくり映画観賞をしたり、はたまたお仕事を頑張ったり。ROBEでは思い思いの過ごし方をするみなさまに、GWに持っていて損はないファッションアイテムを曲がった角度から提案いたします。実用的なものから飛び道具的アイテムまで、イラストでレコメンド!アウトドア派の人は...BBQ、プチトリップ、アミューズメントパークetc...大型連休は思う存分アクティブに楽しむ!というレディにオススメの2アイテムはこちら!デコラティブサンダルBBQや遊園地に行く人はたくさん歩きますよね。そんなときスポーツサンダルがあれば安心。でもただのサンダルじゃつまらない!ザ・スポーツサンダルを思いっきりデコラティブにしたものはどうでしょう。思いっきりです。お肉を落とされたらそのビジューで脛を蹴ってやりましょう。キャップ女子たるもの、日焼け厳禁。というより、髪の毛をセットするのが面倒だから帽子でごまかす、というのが4割くらい本音。お出かけデーは早起きなことが多いので、お気に入りの帽子さえあればボサボサ頭でもささっとお出かけできます。耳をちょっと覆っちゃうくらいゆる〜いローポニーテールにキャップをかぶれば、無造作風(を装った本気の無造作)ヘアの完成!謎のロゴ入りは控えて、無地で勝負。インドア派の人は...映画鑑賞、美術館巡り、ホームパーティーetc...しっとり休日を楽しむレディにオススメなのはこの2アイテム!カーディガン室内はすでに冷房が効いていたり、寒い場合があるかも。はおりものを一枚持っていると安心です。令嬢風にショート丈のカーディガンを肩にふわり。も、いいけれど、ちょっと細工を施したものはいかが?例えば後ろだけレースになっていたり!女の子はいつだって二面性を持ってますから。ティアラ何を隠そう、今季一番のトレンドへアアクセといえばティアラ。おや、いつ使うの?という声が聞こえてきました。クイーン級の根性を持ち合わせているファッショニスタなら日常使いできるかもしれませんが、そうもいきません。でもチャレンジしたい貪欲レディのみなさま、GWがチャンスです!ホームパーティーで飛び道具的アクセとして登場させるのはどうでしょう。「本日の主役」なんてたすきをつけておちゃらけて使うのはNG。すました顔で、パーティー会場に登場しましょう。からかってきた奴にはティアラブーメランで反撃です。明日使えるものからいつ使えるかわからない小ネタ的アイテムまで、とりあえず心の隅に留めておいて、素敵なGWをお過ごし下さい!illustration. Hitomi ItoText. Azu Satoh
2016年06月10日いよいよ今週末に迫ったGW!平日だろうがゴールデンウィークだろうが関係なしにファッションを楽しみたいファッショニスタの皆さま、朗報です。思わず絶叫してしまうほど目まぐるしいファッションワールドに浸れるアミューズメント施設がよみうりランドにできました!その名も「グッジョバ!!」GOOD JOB ATTRACTIONS略して「グジョバ!!」では、ファッション、車、食品、文具の4業種をテーマに15のアトラクションが集合。ワールド、島精機、日産自動車、日清食品、コクヨなどがパートナー企業となり、あの人気商品の製造過程やワークショップを体験することができます。まさに日本最大のモノづくり体感型アミューズメントパーク!今回はFASHION factoryに注目して体験レポをお届けします!FASHION factoryでアパレルを知る!「ファッションへの興味を持ってもらうきっかけ作り」をテーマにしたFASHION factoryでは、体を動かすことでホールガーメントを動かしニットを編み上げるアトラクション「マイニット」や、洋服ができる工程からファッションショーまでを体感できるジェットコースター「スピンランウェイ」を楽しむことができます。子供たちが夢中になるのはくるみボタン作りなどのワークショップ「わくわくファッションラボ」。平日2回、休日3回の頻度で開催しています。壁の装飾はワールドのデザイナーによるものだそう。漕いで!走って!ホールガーメントを動かせ!ワークショップの横にはニット製造アトラクション「マイニット」があります。ここで体験できるのは、日本が世界に誇る島精機の自動横編み機「ホールガーメント」でのニット作り。「ホールガーメント」とは、完全無縫製自動横編み機のこと。通常洋服はパーツを何個も縫製して作るのですが、「ホールガーメント」を使うと1着まるっと編めてしまうのです。「マイニット」では自転車、ランニング、ボート漕ぎをすることでホールガーメントを動かして、オリジナルのイニシャル入りニットコースターを作ることができます。画面の下にはホールガーメント!自分で自転車を漕いで生み出した動力で裏側の毛糸がくるくるととかれて編まれていきます。ニットの色は月ごとに変わるんだとか。一番人気の自転車でゲームスタート!小さなコースターを編むのに全身全霊で自転車を漕ぐ20代女子。最速で2分半で編みあがるらしい。終わった後は汗だくです。早く漕げば漕ぐほど機械が動いてくれるので、最近感じられなかった直結型の達成感を得ることができました。2人プレイもOKなので、親子で簡単に楽しめるニット作りです。汗を流し自分の力でモノづくりをするのって、こんなに大変で嬉しいことなんだと再確認できました。小人になって服作りの舞台裏へできたてほやほやのニットを携え向かったのはお隣の「スピンランウェイ」。女の子なら一度は夢見た、憧れのファッションショーが体感できるとのこと!入り口はまるで不思議の国のアリスのよう。チラリと見える大きな文字は一体なんでしょうか?Dictionary、DESIGNER BIBLE...?ひとたび扉をくぐると、そこはまるで自分が小人になったかのようなファッションワールド。ファッション関係の参考書やドレッサー、ボタンや布などの資材に囲まれて、服作りのスタート地点に立っているみたいです。(服飾資材といえば織りネームはないかなと、探してみたり。)ここはアクセサリー類の棚でしょうか。いたずらに覗く箱の中身に、ドタバタと駆け回るデザイナーの姿を想像してしまいました。まるでシンデレラのドレスを縫うネズミたちになった気分で、どの生地でドレスを仕立てようかしら、なんて妄想しながら進んでいきます。小人の世界を抜けるゲートにもファッションユーモア満載。ジリリとジッパーを上げるとそこには実際ワールドの商品に使われている服飾資材が並びます。洋服を作り上げるパーツはこんなにたくさんあるのだなぁ、と改めて感心。左側に描かれているイラストはワールドのデザイナーが描いたものだそう。選んだコーデで夢のランウェイをスピン!?いよいよアトラクションの始まりです。前半ではコースターに乗りながら服作りの工程を見学、後半はコーディネートゲームを行いスピンするジェットコースターでランウェイが体感できるそう。左のパーツが右の服になるんだよ〜と子供に教えるのを妄想しながら、いざ乗車。じっくりと生地を研究しているグッドくん。よみうりランドのマスコットキャラクターです。人が没頭しないことにまで没頭する性格らしく、ファッションデザイナーには向いているかもしれません。上からぶら下がるのは洋服を組み立てるパーツ。ふむふむ、これが縫い合わさって一着の洋服が出来上がるんですね。デザイナーが生み出したデザインをパタンナーがこうしたパーツに落とし込んで一着の服を設計していくのです。ということを教える暇はなくスピンは続きます。(なんだろう...)おそらく、プレス機だと思われます。洋服を作る工程を一通り見学したあと、コーディネートゲームスタート!まずはお気に入りのコーデを選んでいきます。なかなか攻めてる!コーディネートを選び終えて見えてきたのはらせん状の画面。ここに選んだコーデのアイテムが並び、裸のグッドくんを操作してアイテムを獲得していきます。このらせん状に上昇していくリフト、「スパイラルリフト」は日本初のもの。帽子を逃した.........ゲームが終わって一息つく間もなく、いよいよ光と音のファッションショーのスタート!ランウェイを彷彿とさせるアップビートな音楽に合わせてスピン!スピン!スピン!実は「スピンランウェイ」は完全本格派のジェットコースターなのです。臨場感と光の遊び具合しか伝わらない画が撮れたので、本物は現場で体感してください。暗闇の中光を浴びて颯爽と駆け巡る体験は本物のファッションショーのようです。いや、この疾走感はショーの舞台裏、かもしれません。あっという間のファッションショーを終えると出口にはおしゃれにきめたグッドくんが!ちゃんと全身着れているようで一安心。ショーが終わり、会場を後にするとそこにはパリコレ会場を彷彿とさせるパパラッチが!!いつもはスナップを撮る側なので、誰もいないのをいいことにポーズを決めて帰ってきました。越境レディ的遊園地スタイルさて、越境レディたるもの、遊園地に来るときだっておしゃれしなければなりません。マイニットで高得点を狙うべく動きやすさを重視して、足元はスニーカー。両手にアイスとチュロスを持つことだってあるので、バッグはショルダーにもなるものをチョイス。スニーカーで露わになったスタイルの悪さはショート丈アウターでごまかしましょう。トレンドのスカジャンも、all刺繍で一筋縄ではいかせません。以上!outer / Lily Browntops / & other storiesdenim / usedsneakers /NIKEbag / MICHAEL KORSwatch / moto360GWはいつもと違った視点でファッションを体感してみませんか?大人も子供も楽めるモノづくり体験型施設、よみうりランド新遊園地エリア「グッジョバ!!」へGO!よみうりランドグッジョバ!!Address東京都 稲城市 矢野口 4015-1Tel044-966-1111Open10:00-17:00(平日)10:00-18-00(土曜)9:00-18:00(日曜)*祝日は変更あり*GW中(4/29~5/1、5/7,8)9:00-20:00(5/2,6)9:00-18:00(5/3,4,5)8:30-20:00HP Text. Azu Satoh
2016年06月10日こんにちは、ROBE編集長のAzuです。気まぐれ連載のはずだった《水曜のケセラセラ》、GWも懲りずに続けます。前回はいくらファッション好きでも苦手な色形ってあるよね、という話で無理やり花畑に行きました。今回はファッション業界・デザイン業界を騒がしているあの問題を、幼少期の記憶と絡めて。どうぞよろしくお願いします。 私が小学生だったころ、ジュニアブランドブームが巻き起こりました。ブームを築きあげたのは「メゾピアノ」や「エンジェルブルー」「ポンポネット」など、ナルミヤインターナショナルが展開するブランドたち。他にも「ベティーズブルー」や「3年2組」「ラブラビ」など、たくさんのジュニアブランドが小中学生向けファッション誌とともに勢いをつけていた時代でした。同世代女子はきっと記憶にあるかと思います。(ちなみに一時期勢いを失っていたナルミヤさんですが、今再びECで力を取り戻しているそう。子供は成長が早いからすぐ着られなくなってしまう分購買サイクルが早いので、簡単に購入できるECが伸びているんだとか。あと、返品対応の良さ!)私はというと例に漏れずガーリーな世界観のメゾピアノにどハマりしていた「メゾラー」の一人。もちろん小学生の頃は自分のお小遣いだけでは服を買えず、全国模試でいい点数を取ってご褒美を狙ったり、コツコツお年玉を貯めたりして「憧れのメゾピアノ」を着ていました。 さて、幼少期において社会の闇に直面する瞬間は、突如としてやってくる。「メゾ派」の私がお気に入りのデニムミニスカをプリプリいわせながら、合わせる服を求めに近所のスーパーへ出かけた時のこと。「あれ...見たことあるぞ?」一体のトルソーが着ていたトップスを見た時、衝撃が走りました。「これ、メゾピアノの服と全く同じデザインでは...!!!」趣味といえば雑誌、カタログ(写真は自宅にあったメゾピアノ2003AWのもの。今見ても超可愛い。)、ブランドHPを眺めることだった私は、その「スーパーのトップス」がメゾピアノの新作に酷似していることを一瞬で見破りました。色も柄もシルエットも本当にそっくりそのまま。違うところといえば、ロゴとキャラクターの部分だけです。小学生ながら「これはいけないことだぞ!」と、とても悲しくやるせない気持ちに。自分が大好きなブランドの服、一生懸命頑張ってやっと手に入る服が、1/3の価格で売られてるんですから。デザインがほぼ同じと言えど、これはメゾの服ではない!なぜメゾぶってるんだこいつは!と、怒り心頭。 でも、その時私は思い出したのです。「そういえば、図画工作の授業で隣の子の絵、パクったわ」と。当時はここまでで考えが止まっていたけど、今思い返すと「スーパーのトップス」と「授業で描いた絵」で行われたパクリの違いはなんだろう?と考えさせる出来事でした。メゾのパクリはNGで、絵のパクリはOK?デザインを盗用したことで利益が発生する/しない?他人の目に触れる機会が多い/少ない?NGの境界線ってどこだろうか。街中では有名ブランドのデザインを真似し過ぎている「っぽい服」が平気で並んでいます。「流行」という言葉の力が強い業界なので、NGの境界線が曖昧なのは事実。実際、私が知っている限りでも、売れているデザイナーズブランドのディテールをそっくり真似して、自社のオリジナル商品として半値で売ったりするセレクトショップなどもあります。これって、「いま流行の形だから」では済まないよと思う。様々なブランドのデザイナーと話す機会もあって、生み出す苦労を知っている分、余計腹が立ちます。もし私がパクった絵で市のコンクールに入選していたら、パクられた本人はやりきれない気持ちだったでしょう。彼女にデザイン力はあっても、画力はなかったのだから。(その節はごめんなさい。)同様に、小さなブランドの場合デザイン力はあってもたくさん生産する経済力やビジネス力がないのだから、一度アイデアを取られてしまえば大きな企業に勝てるわけがないのです。この問題は買う方も考えなければいけません。もちろん「可愛いから買う!」でいいのだけど、じゃあそれはどんなイメージで作られたのかな?とか、オリジナルを見つけた時にそのブランドのことを調べるとか、「根っこ」のとこまで考えるべきだなと思う。ちょっと考えるだけでいいんです。それが作り手への敬意であるし、着ているもののルーツを知ることで、それに込められた表現が自分に返ってきやすくなると思うからです。(だいたい、野菜や果物の生産者の名前や生産地にはこだわるのに着てるものに対してはそれがどこ出身かなんて気にしないってのがおかしな話なんだ!と常々思っている。)(ベティーズブルーの雨の日限定ショッパー。当時は斜めがけのビニールバッグがショッパーとして定番でした。ショッパー収集癖があります。)では、よく聞くオマージュとパクリの違いって何なのか。一つは元の作品に対して敬意があるかないか、だと思います。ただ単に「こいつをパクったら売れそうだぞ!」とか、「ギリギリのラインでいい感じに仕上げよう」とか下心がある作品は、なんとなくその汚さが滲み出るんですよね。敬意を表したオマージュの素敵な例が、この前訪れた「旅するルイヴィトン展」で見つけたこちらの作品たち。3つとも、似ていますよね。真ん中の小さなトランクは2015-16秋冬、両端が1930年に作られたトランクです。どれもぱきっと対角線に走る太いラインが印象的。全ての作品が同じルイヴィトンという歴史あるメゾンの中で作られたものなので、そもそもパクリかそうじゃないかという議論ではないんですけど、ここでは違うクリエイターが一つのアイデアを元に作った作品、という意味でオマージュの例としてあげさせていただきます。元となるイメージを今の時代に合うように再解釈して作ったもの、それもオマージュと言える一つのポイントなのかな。それにしても最新作のモダンっぷりったら。このサイズですよサイズ。おにぎり入れたい。こんなことを考えたのも、先日5/1に放送された情熱大陸で話題になった弁護士・水野祐さんの対談(The FLAGより)を拝見したからです。スナイデルなど大人気ブランドを展開するマッシュホールディングス社長・近藤さんとのリアルな事件を絡めたトークは必見。明日から、パクリもんパトロールに出てきます。ではでは、また来週か再来週。Text. Azu Satoh
2016年06月10日GWも中盤、「すでに遊び疲れた!」「まだどこにも出かけてない...」そんな方のためにゆったり過ごせるGWおすすめイベント「逗子海岸映画祭」をご紹介。海岸映画祭ファッションも妄想イラストで提案いたします!海辺で映画鑑賞!「逗子海岸映画祭」とは心地よい海風に吹かれ、夕暮れすぎに海辺で映画鑑賞なんて、まるで映画のワンシーンのよう。そんな体験ができるのは現在開催中の「逗子海岸映画祭」。国内外の優れた映画を海岸という絶好のロケーションで上映する、屋外型の映画祭です。全11日間に及ぶ映画祭を手がけるのは「Play with the earth」 “地球と遊ぼう” をコンセプトに世界を旅する、逗子出身クリエーター集団「CINEMA CARAVAN」。彼らと親交のある国々やこれまで繋がった人々を各日程のテーマに、映画とイベント、食をプロデュースしています。2010年から始まり第7回を迎える今年は、スペイン・バスク地方やインドネシアを始め、岐阜・白川郷、熊本・天草、徳島県などにフィーチャー。また、国内外の様々なバックグラウンドをもつ人々とのコミュニケーションが体感できる、イベントやワークショッ プなども連日目白押しです。日中は世界各国の音楽やグルメを楽しみ、日没後の19時からはメインの映画祭がスタート。入場券は当日券のみなので、早めの入場がオススメです。会場時間の映画を目で “観る” だけでなく、五感をフルに使ってカラダ全部で楽しめる1日になりそう。湘南の海をバックに見る映画はこの季節でしか体験できない心地よさ。優しくライトアップされた会場がムードを盛り上げます。普段は何もない静かな逗子海岸を舞台に、クリエイター達が手作りで会場を造り上げ、会期終了後は何事もなかったように元へ戻るそう。GWを中心とした11日間、突如出現しまた消えゆく、まさに「夢」ような舞台となっています。海岸映画鑑賞はどんなファッションで楽しむ?カジュアル派昼は友達とワイワイ遊んで、夜はのんびり映画祭なんてコースはどうでしょう。人混みでもすぐ見つけてもらえるように、夕焼けにも負けない真っ赤なTopsでカジュアルキュートに。映画を見ながらお酒飲んでウトウト、なんてのも悪くありません。レディー派映画をゆっくり楽しんだ後は図らずもロマンチックな雰囲気。わざとヒールを履いてみて、ちょっと不安定な足元を演じてもいいかも。海辺の砂を払ったなら、ステキなディナーへお出かけです。素敵な夜を過ごせますように。Copyright (c) ZUSHI BEACH FILM FESTIVAL All Rights Reserved.第7回逗子海岸映画祭会場:神奈川県 逗子海岸日程:2016年4月28日(木) 〜 5月8日(日)開場:11時 〜上映終了時映画上映:19時 〜 (平日は17時開場)入場料金:一般 ¥1,500 高校生以下無料 (逗子市民の方は身分証明証の提示で500円)HP / Facebook / Twitterillustration. Hitomi ItoText. Azu Satoh
2016年06月10日