3D旋風が吹き荒れる中、ついにあのヨン様が3Dとなってスクリーンから飛び出す!昨年の秋、「アニメ『冬のソナタ』〜もうひとつの物語〜」放送と「韓国の美をたどる旅」(日刊スポーツ出版社刊)出版を記念して、韓流の貴公子ペ・ヨンジュンが出席して東京ドームにて開催されたイベントの映像を収めた『ぺ・ヨンジュン3D in 東京ドーム 2009』が全国の3D上映映画館にて公開されることが発表された。昨年9月29日、30日の2日間にわたり開催されたこちらのイベントだが、当日は6台の高解像3Dカメラによる撮影が行なわれていた。そこに収められた映像をダイジェスト版として編集し誕生したのが今回の劇場版『ぺ・ヨンジュン3D in 東京ドーム 2009』。3Dでしか表現できない世界観を創り出し、ヨン様が目の前で話しているかのような臨場感を体験することが可能に!ファンにはたまらない作品に仕上がっている。こちらの前売鑑賞券が3月26日(金)より全国の劇場およびローソンチケットで発売されるが、それぞれオリジナルカードケースや数量限定の3Dメモリアルカードなど特典も付いてくる。『ぺ・ヨンジュン3D in 東京ドーム 2009』は5月22日(土)より全国3D上映映画館にて公開。『ぺ・ヨンジュン3D in 東京ドーム 2009』前売鑑賞券情報■関連作品:ペ・ヨンジュン3D in 東京ドーム 2009 2010年5月22日より全国3D映画館にて公開© Digital Adventure
2010年03月24日フランス映画のヌーヴェルヴァーグを代表する監督、エリック・ロメールが11日、パリ市内の病院で亡くなった。享年89。死因は明らかにされていないが、1週間ほど前から体調を崩し、入院していた。教師生活を経て、映画雑誌「カイエ・デュ・シネマ」に寄稿するようになり、1957年から63年まで編集長も務めた。その間、59年に『獅子座』で映画監督デビューを飾る。「六つの教訓話」、「喜劇と格言」、「四季の物語」と銘打った連作のシリーズも多い。『O侯爵夫人』(’75)でカンヌ国際映画祭審査員特別グランプリ、『海辺のポーリーヌ』(’83)でベルリン国際映画祭監督賞、『緑の光線』(’85)でヴェネチア国際映画祭金獅子賞を受賞するなど、国際映画祭での評価も高い。フランス国内ではロメールゆかりの人々からのコメントが寄せられている。『海辺のポーリーヌ』、『木と市長と文化会館/または七つの偶然』に出演した女優のアリエル・ドンバルはラジオ番組で、亡くなる2日前の「土曜日にサルペトリエールの病院で彼と会いました。意識を取り戻していて、筆談で話したわ。『外は雪よ。元気を取り戻したら病院を出ましょう』と書くと、彼は『もしもその元気があるなら…って、それくらいの元気はいまもあるよ』と書いたの。素晴らしい文言だと思う。『ずっとあなたのことが好き』と書いたら、彼は『ありがとう』と書いてくれたわ」と語った。同じく『海辺のポーリーヌ』に出演し、いまやいぶし銀の名優となったパスカル・グレゴリーは「精神的な父親のような存在だった。何よりもまず、自由な人だった。彼にしか成し得ないユニークな映画作りの冒険をした人だ」とコメント。80歳を超えても果敢に映画作りに取り組み、誰も見たことのないような独自な世界観を作り続けたロメール。昨年日本公開された2007年製作の『我が至上の愛〜アストレとセラドン〜』が最後の長編作品となった。(text:Yuki Tominaga)写真は『我が至上の愛〜アストレとセラドン〜』製作時のもの。© Everett Collection/AFLO■関連作品:我が至上の愛〜アストレとセラドン〜 2009年1月17日より銀座テアトルシネマほか全国にて順次公開© Rezo Productions / C.E.R.■関連記事:ファッション小噺vol.99ローマ時代の官能ファッションを『我が至上の愛』で
2010年01月13日YAZAWAがグリーンカーペット&舞台挨拶に参上!ミュージシャンの矢沢永吉の歩んできた軌跡を追ったドキュメンタリー『E.YAZAWA ROCK』が10月21日(水)に東京国際映画祭で上映された。上映前には、矢沢さんのためだけに劇場前にグリーンカーペットが敷きつめられ、多くのファンの声援に受けながら矢沢さんは堂々とカーペットを闊歩。続いての舞台挨拶では、初めての経験に少し戸惑いを見せながらも、熱烈な観客たちの声援に応えた。舞台上で矢沢さんは、苦笑いを浮かべながら「(初の舞台挨拶は)落ち着かなくて、手を前で組んだり、“いい人”になってしまうんですね」とコメント。30年前のインタビューの映像の中の自分について「『何て生意気なヤツ!』って思いましたね。青くて、生意気で言いたいことスパンって言ってる。いま思うと恥ずかしいくらいです。あぁ、これがあのときの自分か…という気持ちでした」と少し照れくさそうにふり返った。増田久雄監督は、この映画を作ることになったきっかけについて「18年ぶりに永ちゃんと一緒に『RUN & RUN』(※1980年に製作された、増田監督のプロデュースによる矢沢さんのドキュメンタリー作品)を観たんです。隣りにいまの永ちゃんがいて、スクリーンに30歳の頃の永ちゃんがいて、ブレてないんですよ。でも変わった部分もあって…理屈じゃなく、1年追いかけたくなったんです。そのつもりが2年追いかけてしまいました」と語り、「野球のクライマックス・シリーズの巨人vs中日が気になってる人もいると思いますけど、この映画を観たら、永ちゃんについて語りたくなって、野球のことなんて忘れると思います」と自信満々。さらに「(映画を観て矢沢さんの良さが)分かんなかった人は、僕のとこ来てください!勝負するので」とも。監督の発言に隣りの矢沢さんも驚いたような表情を浮かべつつ、笑っていた。「(劇場で)フィルムで観て楽しんでください!」と呼びかけ舞台を去っていく矢沢さんに、客席のあちこちからは熱烈な「永ちゃん」コールが響き渡った。『E.YAZAWA ROCK』は11月21日(土)より全国にて公開。東京国際映画祭2009特集■関連作品:第22回東京国際映画祭 [映画祭] 2009年10月17日から25日まで六本木ヒルズ、Bunkamuraをメイン会場に、都内の各劇場及び施設にて開催E.YAZAWA ROCK 2009年11月21日より全国東映系にて公開©2009 映画「ROCK」製作委員会■関連記事:【TIFFレポート】井上真央、岡田将生のエスコートに合格点!【TIFFレポート】川村陽介&ダンテ・カーヴァー箱根のゴールの瞬間の顔は素?【TIFFレポート】友情がテーマの映画で爆笑・太田、田中を離婚ネタでイジり通す【TIFFレポート】長澤まさみ、エスパーだったら「見てはいけないものを見たい」【TIFFレポート】“有罪”山田孝之、「イラっと」ローテンションの26歳誕生日!
2009年10月22日日本映画初の実写長編3D映画となる『戦慄迷宮3DTHE SHOCK LABYRINTH』が、10月17日(土)に公開初日を迎え、柳楽優弥、蓮佛美沙子、勝地涼、前田愛、水野絵梨奈という主要キャスト陣と清水崇監督による舞台挨拶が行われた。歌舞伎役者の中村勘太郎さんとの挙式を10日後に控え、本作が独身最後の公開映画となった前田さんに、共演陣がお祝いの花束を手渡すというサプライズも!驚いた前田さんは、なんと3Dメガネを着けたままお礼のコメントを発しようとする一幕もあり、会場は大きな盛り上がりを見せた。主演の柳楽さんは、映画を観たばかりの観客に向かって「(劇中の)僕のこと分かりました?ふっくらしてたので(笑)、かなりつらいかなと思ったんですが、それはまぁ、役作りということで!」といきなり自虐的な挨拶。勝地さんからは、柳楽さんが怖がるときの反応が薄いとのツッコミが…。そんな柳楽さんが頑張って悲鳴を上げたというシーンについて「悲鳴を上げて、涙まで流したシーンがなくなってたんですが…」と監督に尋ねると、清水監督からは「あそこはカットしたの(笑)」と本人も知らなかった新事実が発覚!「ええーっ!?」とかなり驚いていた。さらに監督は「(柳楽さんは)悲鳴を上げるシーンの撮影の前は『ここは悲鳴を上げない方が…』とすごくアプローチしてきました(笑)。でも、そこは譲りませんでした」とニンマリ。蓮佛さんは現場の様子について「みんな、あまり積極的な方ではないので、控え室で紙きれに“好きな色はなんですか?”とか“好きな食べ物は何ですか?”と質問を書いて、それに答えていくっていうのをやって仲良くなっていきました」と内気なキャスト陣の内幕を明かしてくれた。勝地さんは「(戦慄迷宮内では)トイレに行くのも怖かったです。僕の子供時代の役の男の子に『ついて行ってやるよ』と言いながら、一緒にトイレに行って『何怖がってんだよー』と言いながら、本当は僕が一番怖がっていました」と自らのビビリぶりを告白し、会場は笑いに包まれた。水野さんは「勝地さんが錯乱して、戦慄迷宮内のいろんな部屋をフラフラと歩くシーンで、お化けのマネキンにぶつかるところがあるのですが、音に驚いて演技じゃなく本当にビックリしているので、私の素のリアクションをもう一度観て確認してみて下さい」としっかりアピール。前田さんは「白いコンタクトレンズを毎回つけなきゃいけなかったんですが、その度にお化け屋敷の洗面台に行くのが嫌で…。撮影が終わって1回コンタクトを外したのに、監督から『撮り直し!』と言われたときは、『コノヤロー』と思いました(笑)」と撮影の思い出を語った。そして、柳楽さんと蓮佛さんから花束を受け取ると「私事ですが、ありがとうございます」と嬉しそう。監督から何度もしつこく「おめでとう!」と言われると「もういいです!」と照れながらも喜びいっぱいの表情を浮かべていた。『戦慄迷宮3DTHE SHOCK LABYRINTH』は新宿バルト9、梅田ブルク7ほか全国にて公開中。■関連作品:戦慄迷宮3DTHE SHOCK LABYRINTH 2009年10月17日新宿バルト9、梅田ブルク7ほか全国にて公開© ショック・ラビリンス・フィルム・コミッティ2009■関連記事:3連休は新感覚を先取り!『戦慄迷宮3D』見どころ凝縮のフッテージが無料で上映『戦慄迷宮3D』柳楽優弥インタビュー「お化け屋敷はM・キャリーに誘われてもノー」『戦慄迷宮3D』世界配給決定!柳楽優弥は映画祭よりも観光で海外に行きたい?清水崇ティーチイン付き!『戦慄迷宮』3D特別試写会に5組10名様をご招待清水崇、アジア代表でヴェネチア入りジャパニーズ3Dホラーに1,000人驚愕!
2009年10月17日日本ホラー界の匠、清水崇が3年ぶりの新作として贈る、日本初のデジタル3D実写長編映画『戦慄迷宮3D』。先月開催された、第66回ヴェネチア国際映画祭のワールドプレミアでの1,000人を超える観客の熱狂が記憶に新しいが、迫る10月17日(土)の全国公開を前に、10月10日(土)から12日(月・祝)までの3連休に、全国のワーナー・マイカル・シネマズ3D劇場全館(40劇場40スクリーン)にて、本作のフッテージ映像が無料で独占一斉上映されることが決定した。上映されるのは、先のヴェネチア国際映画祭で世界で初めて上映された“ワールドプレミア3Dフッテージ”よりも3分長い、7分間の【完全版】。ワーナー・マイカル関係者も、この新たな試みについて「この映画の怖さと面白さが凝縮されていて、たった数分間の映像でもヴェネチアの観客たちを驚愕させたという素晴らしいフッテージ。その一端だけでも一足早くご覧いただければ、公開に向けて期待が大きく膨らむことは間違いないでしょう」と期待を寄せている。この3連休、まだ予定が立ってない方、もしくは新しい刺激を求める方は、ぜひ劇場で新感覚を先取りしてみては?『戦慄迷宮3D』は10月17日(土)より新宿バルト9、梅田ブルク7ほか全国にて公開。「3Days×3Dimension」開催日時:10月10日(土)・11日(日)・12日(月)会場:全国ワーナー・マイカル・シネマズ3D劇場※入場券は開催当日劇場にて配布します。詳しくはワーナー・マイカル・シネマズ各劇場まで。■関連作品:戦慄迷宮3DTHE SHOCK LABYRINTH 2009年10月17日新宿バルト9、梅田ブルク7ほか全国にて公開© ショック・ラビリンス・フィルム・コミッティ2009■関連記事:『戦慄迷宮3D』柳楽優弥インタビュー「お化け屋敷はM・キャリーに誘われてもノー」『戦慄迷宮3D』世界配給決定!柳楽優弥は映画祭よりも観光で海外に行きたい?清水崇ティーチイン付き!『戦慄迷宮』3D特別試写会に5組10名様をご招待清水崇、アジア代表でヴェネチア入りジャパニーズ3Dホラーに1,000人驚愕!『戦慄迷宮3D』撮影快調!柳楽優弥「暗いところは本当に怖い…」
2009年10月09日日本初の実写長編デジタル3D作品として注目を集め、先のヴェネチア国際映画祭でも喝采を浴びた『戦慄迷宮3DTHE SHOCK LABYRINTH』。16日(水)、本作の世界配給決定を受けて清水崇監督が都内で凱旋記者会見を行い、主演の柳楽優弥もサプライズで駆けつけた。清水監督は「ヴェネチアの大きな会場の大きなスクリーンでは、『こんなに奥行きがあったのか!飛び出したのか!』と観客の反応も良くて、興奮して帰ってきました」と手ごたえを語った。世界配給決定についても「嬉しいです!どうしてもホラーのイメージが強いので、僕としても作り手として新しいところに行きたかったし、違ったところに行きたかった。その思いをプロデューサーが汲んでくれて、観たことのない映画が出来たと思っています」と自信をのぞかせた。柳楽さんはこの場で世界配給決定の知らせを聞いたそうで「すっげーなぁと思いました。良い結果になってくれれば嬉しいです」と喜びと期待を口にした。ちなみに柳楽さんは、これまで怖い映画が苦手だったそうだが、「演じていると意外と怖くないなと。お化け屋敷での撮影もあまり怖くなかったです。新たな発見をしちゃいましたね」と克服を強調!「いやぁ、小学生みたいですね(笑)。お化け屋敷も前なら絶対入らなかったのに、楽しめるようになりました」と嬉しそうに語った。清水監督からの(柳楽さんが『誰も知らない』で主演男優賞を受賞した)カンヌ以外の映画祭にも連れて行ってあげたいという言葉に「ほかの映画祭も楽しみたいです。でも映画祭より普通に観光したい(笑)。パスポートを判子でいっぱいにしたいんです!忙しいビジネスマンみたいに」とおどけた。最後に柳楽さんは「カップルや家族で観に来てください。3Dだし!特にカップルにお勧めです」と映画をアピールした。『戦慄迷宮3DTHE SHOCK LABYRINTH』は10月17日(土)より新宿バルト9、梅田ブルク7ほか全国にて公開。■関連作品:戦慄迷宮3DTHE SHOCK LABYRINTH 2009年10月17日新宿バルト9、梅田ブルク7ほか全国にて公開© ショック・ラビリンス・フィルム・コミッティ2009■関連記事:清水崇ティーチイン付き!『戦慄迷宮』3D特別試写会に5組10名様をご招待清水崇、アジア代表でヴェネチア入りジャパニーズ3Dホラーに1,000人驚愕!『戦慄迷宮3D』撮影快調!柳楽優弥「暗いところは本当に怖い…」世界最大のお化け屋敷“戦慄迷宮”が、清水崇監督&柳楽優弥主演で映画化
2009年09月18日来年、初めてアフリカ大陸で開催される、サッカーのワールド・カップ南アフリカ大会を前に南米予選で苦戦が続くアルゼンチン。率いるのは“神の子”にして“汚れた英雄”、サッカー界が生んだ希代のスーパースターであると同時に最大の問題児、ディエゴ・アルマンド・マラドーナ。そんな彼の栄光と挫折を余すところなく捉えたドキュメンタリー映画、その名も『マラドーナ』の日本公開が決定した。監督を務めるのは旧ユーゴスラヴィア出身で、自身マラドーナ“フリーク”、『アンダーグラウンド』、『黒猫・白猫』など独特のユーモアで時代を切り取り、日本でもコアなファンを持つ名匠エミール・クストリッツァ。アルゼンチンをワールドカップ優勝へと導き、ナポリでは救世主とあがめられ、やがて薬に溺れ“堕ちた偶像”と化し、それでもなお愛され続けるこの英雄を追って、カメラはブエノスアイレスからナポリ、ベオグラード、さらにはキューバへ!映画はドキュメンタリーでありながら、クストリッツァ監督の過去の名作のシークェンスがたびたび挿入されるという異色の構成になっており、当然のごとくクストリッツァ自身も登場。執拗に流れるセックス・ピストルズの「God Save the Queen」に乗って、“現人神”の人間臭すぎる側面が映し出される。クストリッツァだからこそ心の底を見せるマラドーナがここに!代表監督のポスト、そしてアルゼンチンのワールドカップの出場が危ぶまれる微妙なタイミングで日本公開が決定。映画が公開される12月に果たしてこの魂の反逆児は代表監督の座にいるのか?それとも――。南アフリカへ行く前に、この男の姿に熱狂せよ!『マラドーナ』の公開は12月、シアターN渋谷ほか全国にて順次公開。■関連作品:マラドーナ 2009年12月、シアターN渋谷ほか全国にて順次公開© 2008-PENTAGRAMA FILMS-TELECINCO CINEMA-WILD BUNCH-FIDELITE FILMS.
2009年09月09日アニメの新たなる可能性に挑むドリームワークス・アニメーションが初の本格的3D作品として贈る『モンスターVSエイリアン』。いよいよ、夏休み映画、そして今後、日本で続々と公開される3D映画時代の先陣を切って公開される本作。けれども、“3Dってどう凄いの?”と疑問に思う方も多いはず。とすればこの新世界を実体験するしかない!めくるめくモンスターワールドに足を踏み入れてきた。冒頭からいたずら心あふれる仕掛けで、遊園地のアトラクションに乗りこんだように、一気に3D次元の世界に引き込まれることに。しかし3Dならではの迫力が発揮されるのは、ヒロイン・スーザンが突然変異によりおよそ15メートルまでに巨人化、愛の誓いを交わすはずの教会を自らぶち壊してしまう瞬間から。いままで当然のごとく等身大に見ていたモノ・人が、突然ミニマムな世界に変わってしまう…。観客はまるで自分がスーザンになったような気持ちで、いままで見たことない次元を一望することになる。突然自分がミニマムになってしまう世界を描いた『ミクロキッズ』(’89)で味わった感動をふと思い出したが、これがアニメだということを忘れさせるリアルさは見事!この“大きさ”の演出によって味わう世界の逆転と凸凹感こそは、3Dだからこそ体験できるもの。さて、そんな巨体への変貌により、ひとたびモンスター扱いされ、結婚という幸せの絶頂から奈落の底に落とされてしまったスーザン。果たして、彼女は人生を逆転しえるのか?というのが物語のカギ。お調子者の青色モンスター・ボブに、独創的な頭脳を持ったコックローチ博士、実はクールな半猿半魚人、ミッシング・リンク、そして最後にどんでん返しの変貌を遂げる100メートルの巨体虫、ムシザウルス。一癖あるモンスターたちとの出会いで、彼女の中に眠っていた闘志が目覚める。人生に吹っ切れたスーザンと、愛着あふれるモンスターたちが魅せるアクションは、まさに大迫力!身も心もスッキリ気分にさせてくれる、夏にぴったりの爽快感あふれる世界観をお楽しみあれ!■関連作品:モンスターVSエイリアン 2009年7月11日より新宿ピカデリーほか全国にて公開© 2009 DreamWorks Animation L.L.C■関連記事:あの人気キャラを演じたバナナマン日村の独占映像到着意外なクイズ結果に…反応は?ブサイクでラッキー?バナナマン日村「ベッキーは俺たちモンスターにも優しい」と自虐『モンスターVSエイリアン』全国30の名所とコラボ!巨大スーザンが各地で記念撮影モンスターたちが地球を救う?『モンスターVSエイリアン』ファミリー試写会に50組200名様ご招待ベッキーが巨大化ヒロインで声優初挑戦!全米で人気沸騰中のキャラを演じるのはあの人
2009年07月11日