現在放送中のNHK大河ドラマ「江 〜姫たちの戦国〜」が9月30日(金)、スタジオでの撮影最終日を迎え、主演の上野樹里に共演の向井理、水川あさみがNHKのスタジオでの最後の撮影に臨んだ。浅井長政の三女として数奇な運命を送った江の生涯を通して信長の勃興から豊臣家の滅亡、徳川による天下の安定までの戦国の世の流れを描いた本作。この日、乗馬姿で出かける江(上野さん)と夫の秀忠(向井さん)を、江の姉の常高院(=初/水川さん)が見送るという最終回(11月27日放送「希望」)のワンシーンの撮影が行われ、スタジオ内での撮影は全て終了した。水川さんにとってはこの日が本当の撮影最終日。「水川さん、オールアップです」という声がかかると、上野さん、向井さんとがっしりと抱擁。上野さんから花束を受け取り、さらにこのために駆けつけた乳母役の女優さんから花を手渡されると驚きつつも満面の笑みを浮かべた。1年にわたって大河ドラマに出演し「本当にこれで終わったという実感があるようなないような…不思議な感じです(笑)。12歳くらいからの初の一生を演じましたが、ここまでやれたのはスタッフのおかげ。達成感でいっぱいです。やってきてよかった」と充実した表情。話しながらこみ上げるものを我慢できずに「ヤバい、ヤバい」と声を詰まらせる一幕も。「樹里ちゃんありがとう」と“妹”への感謝を口にした。上野さんと向井さんは、この後もロケ撮影が残っているが、スタジオでの撮影はこの日が最後。向井さんは半年ほどの参加となったが「たくさんのスタッフで成り立っているということを痛感しました。また戻って来られるように頑張りたい」と語ると共に「今日で終わりとなるスタッフもいますが、ありがとうございました」とスタッフをねぎらった。上野さんも通い慣れたスタジオのセットとお別れとなるが、この1年をふり返り「全てが不安で、最初にセットを見たときに、高さがあって恐れ多くて震えてました。『こんなところで芝居できない!』って言って、リハーサルでやった動きをひとりでやったりしてましたが、いまでは自然になりました」と別れを惜しんだ。数日後に行われる長野でのロケでいよいよ最終日を迎えるが「秀忠と2人でのロケが残ってますが、気持ちよく締めたいです」とフィナーレに向けて意気込みを語った。■関連作品:僕たちは世界を変えることができない。 But, we wanna build a school in Cambodia. 2011年9月23日より全国にて公開© 2011「僕たち」フィルムパートナーズ■関連記事:『僕たちは世界を変えることができない。But, we wanna build a school in Cambodia.』原作者・葉田甲太×峯田和伸 ガチ対談!向井理、総立ちの客席と深作監督のメッセージに感激し絶句向井理インタビュー引き算の演技で魅せた“ヒーローじゃない主人公”向井理、思わず本音が!?「パルテノン神殿は汚いところだった」松坂桃李インタビュー照れ屋な22歳が見つけた“熱いもの”
2011年09月30日映画『大木家のたのしい旅行 新婚地獄篇』の完成披露試写会が5月3日(火・祝)都内で開催され、竹野内豊に、水川あさみ、山里亮太(南海キャンディーズ)、柄本明、本田隆一監督が上映前の舞台挨拶に登壇した。劇作家、小説家として活躍する前田司郎の小説を映画化した本作。新婚でありながらも倦怠期を迎えたカップルが、ひょんなことから新婚旅行として“地獄ツアー”に出発し、思わぬ珍道中を経験することになる。コメディ初挑戦となった夫・信義(=ノブ)役の竹野内さんは「素の僕が(信義に)似ていると水川さんにはよく言われましたが、全然、そんなことありません!僕の方がもっとかっこよくてしっかりしています」と前もって宣言した……が、水川さんはそんな言葉を気にすることなく「ノブによく似た竹野内さんと夫婦で旅行ができて楽しい経験になりました」とニンマリ。水川さんは先日、俳優の小出恵介との熱愛が報じられたが、本作では熱愛どころか新婚、しかも倦怠期の夫婦を演じることに…。劇中の信義と咲の夫婦について「理想的な夫婦。倦怠期から始まるけど、互いの良いところも悪いところも知っている。視点や目線を変えることで相手の良いところが見えてくるんですね。恋の始まりとは違った、安定した楽しさがある」と意味深(?)に羨望の気持ちを語った。山里さんは舞台挨拶中、再三にわたって「役者として来ています!」と“俳優”山里亮太を強調するも、なぜか客席からは失笑が。挙句に隣の水川さんから「今日、ここに来なくてもいいんじゃないかと…」、「何でいるんだろうと思った」などと言われるなど散々の舞台挨拶となった。『大木家のたのしい旅行 新婚地獄篇』は5月14日(土)より新宿バルト9ほか全国にて公開。■関連作品:大木家のたのしい旅行新婚地獄篇 2011年5月14日より新宿バルト9ほか全国にて公開© 映画「大木家のたのしい旅行新婚地獄篇」製作委員会■関連記事:竹野内豊、水川あさみ登壇『大木家のたのしい旅行』完成披露試写会に15組30名様ご招待シネマカフェ読者ゴコロなんでもベスト5(第13回)逆境に強そうな戦う俳優は?竹野内豊、初コメディで“新妻”水川あさみと地獄旅行へ出発!?
2011年05月03日女優の鈴木京香、水川あさみが3月17日(水)、東京・コンラッド東京で行われたWOWOWの最新連続ドラマとなるドラマW「パンドラII飢餓列島」の制作会見で、学者タイプの男性の印象を語り合った。食糧危機が訪れた現代の日本を舞台に、通常の4倍のスピードで成長する驚異の穀物・ゴッドコーンの開発に成功した農学者・鈴木護(佐藤浩市)が、その利権をめぐる企業や政府の争いに巻き込まれるヒューマンサスペンス。佐藤さんとW主演の鈴木さんはある事件の捜査で護と知り合うことになる警視庁捜査一課の女性刑事役、共演の水川さんは企業の秘書役。脚本を人気脚本家の井上由美子がオリジナルで書き下ろし、監督を河毛俊作が務める。佐藤さんは「脆弱なプライドに支えられているんだな、というところは似ているというか共感すべきかと思います。護は過去の体験から培ったものから生まれる正義感、理想を持って邁進してきた。周りに関係なく生きてこられたのはプライドがあったからこそなわけですが、企業や政府に揺さぶられると変わってしまう。その脆弱さは分かる気がしますね」と役柄にしみじみ共感。一方、佐藤さん演じる護のような、ひとつの物事に没頭するタイプの男性をどう思う?との質問に、鈴木さんは「私自身はこういう男の人、ステキと常々思っています。1つのことに集中して、周りが見えないのはよくないかもしれませんが、没頭の仕方、熱の入れ方が垣間見えるとステキだなって思います」とストライクゾーン(?)の様子。対照的に、水川さんは「護のような男性は手を差しのべたくなる。浩市さんが、子犬が雨に濡れて鳴いているような芝居をされているので、思わず守ってあげたくなりますが、それは浩市さんが演じているからそう思うのかな?と。何かに没頭するのもその人自身、エネルギーが要りますけど、いろんなことに分散してくれる人の方が…」とNGサイン。司会者からエネルギーを上手く分散する人の方がいい?と確認され「そうですね。上手に分けてくださる方が…」と即答し、佐藤さんをはじめ、共演の勝村政信、山本耕史、宅麻伸ら男性キャスト陣を苦笑させていた。「パンドラII飢餓列島」は4月18日(日)よりWOWOWにて放送開始。(photo/text:Yoko Saito)ドラマW「パンドラII 飢餓列島」4月18日(日)放送開始(全7話) 毎週日曜日22:00〜公式サイト:■関連作品:FLOWERS -フラワーズ- 2010年6月12日より全国東宝系にて公開
2010年03月17日