三井住友海上火災は、同社女子柔道部の上野順恵選手(63kg級)、中村美里選手(52kg級)がロンドンオリンピックの代表選手に選考されたと発表した。5月12日~13日に福岡県・福岡国際センターで開催された「平成24年度 全日本選抜柔道体重別選手権大会」に同社女子柔道部から7名の選手が出場し、上野順恵選手(63kg級)、中村美里選手(52kg級)が優勝。大会後の全日本強化委員会にて五輪代表選考が行われ、女子7階級のうち同2名の選手が選出された。上野順恵選手の一回戦は大外刈で有効を勝ち取り、準決勝では開始2分45秒に腕ひしぎ十字固で一本勝ち。決勝では、田中美衣選手(了徳寺学園職)に指導2つによる優勢勝ちで7度目の勝利を果たした。オリンピックは初出場となり、姉の上野雅恵氏(2004年アテネ、2008年北京2連覇)に続き、金メダルを目指す。中村美里選手の一回戦は、背負投げ一本で勝利。準決勝では内股返で有効をとり優勢勝となった。決勝では、西田優香選手(了徳寺学園職)と対戦し、延長戦(GS)の末、横四方固で一本勝し4度目の優勝。2008年の北京オリンピック(銅メダル獲得)に続き2大会連続でオリンピック日本代表に選出された。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年05月17日日本プロ野球選手会は14日、2012年度の年俸調査結果を発表した。同選手会では、1980年より加入選手(外国人および育成選手を除く)の年棒について調査を実施している(1980年~1987年までは推定年棒)。なお、同調査の年棒には出来高払いは含まれていない。それによると、今季開幕時の支配下選手731人の平均年棒は、調査開始以来最高だった前年の3,931万円より2.9%減少(前年比115万円減)し、3,816万円となった。平均年俸が前年より減ったのは5年ぶりとなり、これはダルビッシュや青木ら高額年棒選手のメジャーリーグ移籍が影響したためと考えられる。球団別の平均年棒を見ると、巨人が5,894万円で4年ぶりにトップに返り咲き。反対に前年1位の阪神は5,229万円で2位に転落した。以下、3位は中日で5,189万円、4位はソフトバンクで4,434万円、5位は西武で3,605万円、6位は日本ハムで3,558万円、7位は楽天で3,300万円、8位はロッテで3,238万円、9位はオリックスで3,170万円、10位はヤクルトで3,137万円、11位は広島で2,715万円、最下位はDeNAで2,399万円となった。全体の中央値(731人中の365、366番目の年俸)は、前年より50万増の1,400万円(12球団中8球団が上)。リーグ別の中央値は、パ・リーグが1,400万円(6球団中5球団が上)、セ・リーグが1,350万円(6球団中3球団が上)と、それぞれ一軍追加報酬額の1,500万円を下回った。年棒1億円以上の選手は、過去最高だった前年の80人より2人減って78人(セ・リーグ37人、パ・リーグ41人)。球団別では10人の巨人が最も多く、反対に最低はDeNAの2人。一方、500万円未満の選手は18人(セ・リーグ8人、パ・リーグ10人)だった。年齢別に見た場合、23歳以下(全体比22%)の平均年俸は前年比19.5%減の892万円(セ・リーグ849万円、パ・リーグ942万円)。それに対して、36歳以上(同8%)は前年比11.7%減の1億622万円(セ・リーグ1億1,583万円、パ・リーグ9,489万円)だった。12球団の年俸の合計総額は278億9,390万円。球団別の年俸総額の1位は巨人の34億1,880万円、一方、最下位はDeNAの15億1,160万円だった。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年05月15日日本マンパワーは、3月29日から4月12日にかけて、2012年度入社新入社員3,397名を対象に「上司にしたいスポーツ選手」について調査を行った。調査では、女性の1位は澤穂希選手、男性の1位はイチロー選手という結果になった。「上司にしたいスポーツ選手」についての質問では、トータルでメジャーリーガーのイチロー選手が702票を獲得して第1位に。その理由として「努力し続けている」「自己管理がすばらしい」「言葉ではなく行動で手本を示す」などがあげられた。2位にはテニスの松岡修三さん(170票)、3位にはサッカーの長谷部誠選手(84票)がランクインしたが、票の獲得数ではイチロー選手に大きく差を付けられた形となった。一方、女子ではサッカーの澤穂希選手が第1位に。その理由として「リーダーシップがある」「周囲への気遣い」「仲間を思いやる気持ち」などの意見があげられ、組織をけん引していくスキルや周囲を気遣う姿に高い評価を得ていることがうかがえる。以下、2位はスケートの浅田真央選手、3位もスケートの荒川静香さん、4位にはバレーボールの竹下佳江選手がランクインした。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年04月24日ナイキは5日、プロゴルファーの石川遼選手と、「ナイキ スポーツウェア」カテゴリーにおけるグローバル広告契約を結んだことを発表した。石川選手は3月下旬以降、出版物や映像、デジタル、ナイキの店頭ツールなどにおいて、同カテゴリーのプロダクトを身につけて登場する予定だ。「ナイキ スポーツウェア」はナイキ唯一のライフスタイルカテゴリーで、スポーツにインスピレーションを受けつつ、普段履き・普段着として世界中の人々に広く着用されるカジュアルシューズやカジュアルウェアを展開している。今回の石川選手との契約は米国のナイキ本社とのグローバル契約となるため、日本のみならず世界各国で同カテゴリーのプロダクトを着用し、登場する可能性があるという。「ナイキとスポーツウェアの契約を結ぶことができ、うれしく思っています。普段でもスニーカーはナイキを履いていました」と石川選手はコメントした。彼が登場するキャンペーンでは、「夢を実現するためには自分に勝てねばならない、心の強い自分であらねばならない」というメッセージが込められているという。自分に勝って夢を実現すべく、ランニングやクロスカントリーなど厳しいトレーニングに励む石川選手の姿を伝える一方、オフの時間に大好きなサッカーの練習をするなど、充実感やさわやかな達成感も表現されるという。今回のグローバル広告契約に、石川選手は、「この機会をバネにして、『世界のRyo』といわれるように、これからも精進していきたい」と述べている。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年03月06日