『ゴースト もういちど抱きしめたい』に出演する韓流スター、ソン・スンホンが9月20日(月・祝)に横浜アリーナにて大規模なファンミーティング「Fanmeeting SH&Asto JAPAN」を行った。スンホンはイベントの前日の19日(日)に来日。羽田空港の国際線ターミナルには約500人のファンが詰めかけ、スンホンがロビーに姿を現すと、空港は一時パニックに!翌20日(月・祝)のファンミーティングにはおよそ1万人のファンが来場。スンホンは、まず「こんにちは、ソン・スンホンです。お会いできて嬉しいです」と流暢な日本語で挨拶し、会場は歓声に包まれた。その後、スンホンはファンへの感謝の手紙や歌、さらには『ゴースト もういちど抱きしめたい』の撮影にまつわるエピソードなどを映像を交えて披露。「『ゴースト』撮影中はたくさん泣いたし、思いっきり笑いました。この映画はオリジナルの『ゴースト』とはまた違う、新しい感動があると思います。完成がとても楽しみ。1日も早くみなさんにも観てほしいですね」と語った。日本語での撮影に最初は戸惑ったとのことだが「自分でも知らないうちに感情がこもっていき、自然と役に入り込めた。感情が伝わって気持ちが通じ合えば、言葉の違いなんて大した問題じゃないんだということに気づきました。そういう意味ではとても自信がつきましたし、この映画は僕にとって大きな意味のある作品になったと思います」と笑顔を見せた。会場では共演者の松嶋菜々子からの映像メッセージも映し出され、客席からは大きな歓声がわき上がった。また、イベントでは「後ろの方にいらっしゃるみなさんとも触れ合いたい」というスンホンたっての希望で、彼が客席を歩いて回るというサービスも!最後にスンホンは「全てはみなさんの愛のおかげだと思っています。いつも応援してくださるみなさんのおかげで、僕はこの場にいられるし、好きな演技をすることができていると思います。本当に、いつも『ありがとう』という言葉しか見つからないけど、みなさんの愛に応えていくために、良い作品をお届けできるように頑張ります」と誠実に語りかけ、再び会場は拍手と歓声に包まれた。『ゴースト もういちど抱きしめたい』は11月13日(土)より全国にて公開。© SWAVE E&T■関連作品:ゴースト もういちど抱きしめたい 2010年11月13日より全国にて公開© 2010「ゴ−スト」製作委員会■関連記事:キャスト、スタッフ来場!『ゴースト』完成披露試写会に10組20名様ご招待ソン・スンホン&松嶋菜々子キスシーンで「お腹が鳴ってしまった」
2010年09月23日トム・クルーズが信奉しているサイエントロジーで受けていたカウンセリング・セッションがビデオで隠し撮りされていたことを、同団体を脱会した人物がブログ上で暴露したとアメリカの芸能サイト「RadarOnline.com」が報じている。この告発は、かつてサイエントロジーの主要人物の1人でいまは脱会しているマーティ・ラスバン氏が自身のブログで7日に記した内容によるもの。サイエントロジーではオーディティングと呼ばれるカウンセリングがあり、氏はトムを担当していたという。同団体のセレブリティ・センター・インターナショナルのVIPオーディティングルームに設置された隠しカメラとマイクによるビデオ撮影はサイエントロジーのリーダーで、トムとケイティ・ホームズの結婚式で新郎付き添い役を務めたデヴィッド・ミスキャヴィッジ氏の命令により、2001年から2002年にかけて、トムがニコール・キッドマンと破局から離婚へ向かう苦しい時期に撮影された。ラスバン氏は「ミスキャヴィッジから毎回のセッションの内容を報告書にまとめて提出するよう言われ、いつも直接ミスキャヴィッジに送っていた」と告白しているが、2002年2月、隠し撮りを続けることに正当な理由もなく「不道徳」と感じ、撮影を止めたという。そして最近になり、信頼できる筋から、ミスキャヴィッジ氏がトムのセッションの内容を友人同士のパーティで話のネタにしていたことを知らされたそうだ。「ミスキャヴィッジはウィスキーを傾けながら、私が提出したリポートの中でトムが赤裸々に語った秘密を読んで聞かせて、ジョークのネタにしては笑っていたという」と氏は記し、「目を覚ませ、トム!」と呼びかけて結んでいる。2年ほど前にトムがサイエントロジー関係者のみに向けたビデオ・コメントの映像がインターネット上に流出したことがあったが、それは言うなれば公式コメント。今回の告発が事実とすれば、トムの心中も穏やかではないはずだが、現時点では全くの無反応を貫いている。(text:Yuki Tominaga)写真はキャメロン・ディアスとの共演作『ナイト&デイ』撮影現場でのトム。© Splash/AFLO■関連作品:ナイト&デイ 2010年秋、全国にて公開© 2010 TWENTIETH CENTURY FOX
2010年05月10日大ヒットシリーズ『スター・ウォーズ』の熱狂的なファンの姿を描き、世界中の『スター・ウォーズ』ファンから熱い支持を受けた『ファンボーイズ』が日本でもDVDとなって5月にリリースされる。本作をめぐっては、日本での劇場公開を望む1,000名を超えるファンが署名活動を展開するなど紆余曲折があったが、このたび正式にDVDリリースが決定!1月31日(日)に日本国内の『スター・ウォーズ』ファンが集結して、日本語吹き替え版のアフレコ収録が行われた。本作は、『スター・ウォーズ』オタクで、末期ガンを患い余命わずかの友人に、公開を控えた『スター・ウォーズエピソード1/ファントム・メナス』を見せるために、こちらも『スター・ウォーズ』の熱狂的なファンである主人公たちが奮闘する姿を描いたコメディ。本作の面白さを最も理解しているのは、署名活動を行った熱いファンたちのはず、ということで今回のアフレコ収録が敢行されることになった。当日は、気合いを入れるためにコスプレ着用を義務化!30人にも及ぶコスプレ軍団がスタジオを占拠した。ダースベイダーのコスプレをしたファンは手作りの衣裳の総額を尋ねられ「50万円くらいです。僕の場合は各国のメンバーから提供してもらって、安く抑えています」と告白。さらに「夜、この格好で歩いていたら警察の方に声を掛けられました。職務質問だと思ったら…写真を一緒に撮ってほしいとお願いされました」という驚きのエピソードも。また、「エピソード1」から「エピソード3」までナタリー・ポートマンが演じたパドメ・アミダラに扮したファンは「(劇中と同様に)お腹に2人の子供がいるという設定でお腹を膨らませています」とのこと。さらに、「公開された当初は毎週末映画館に通ってネタ帳を作り、最後にDVDを見てバランスを考えます。100%の完成度を目指して作成しています」と並々ならぬ熱い思いを明かしてくれた。なお、本作には本家『スター・ウォーズ』からレイア姫役のキャリー・フィッシャー、ダース・モール役のレイ・パーク、さらにはランド・カルリジアン役のビリー・ディー・ウィリアムスが出演。加えて『スター・ウォーズ』と双璧を成すSF大作『スター・トレック』のカーク船長でおなじみの、ウィリアム・シャトナーまでもがカメオ出演するなど豪華な出演陣も話題を呼んでいる。『ファンボーイズ』DVDは5月12日(水)よりリリース。『ファンボーイズ』DVD価格:3,990円(税込)販売元:ビデオメーカー発売日:5月12日(水)※TSUTAYA独占で同日レンタル開始。■関連作品:ファンボーイズ© 2008 The Weinstein Company,LLC. All rights reserved. Artwork © 2009 Weinstein Company.All rights reserved.
2010年02月01日残りわずかとなった2009年。映画界では、錚々たるハリウッドスターの来日が目立ったが、それに負けず劣らず、隣国である韓国からのスターも数多く来日した一年に。まだまだ韓流ブームの熱が冷めていないことを証明したのはもちろん、幅広いジャンルの作品で新たなる魅力を発揮したスター俳優たちが続々と登場。あなたが気になったのはどのスター?まずは先陣を切って主演作『映画は映画だ』を引っさげ2月、3月と来日したのは、ソ・ジソブ 。兵役後の待望の俳優復帰に、女性ファンは大熱狂!こちらも人気上昇中のカン・ジファンとのダブル主演で、柔和なイメージとは裏腹なヤクザ役でジソブは新境地を開拓、キム・ギドクが製作として参加した作品も高評価を得てヒットを博した。ジソブに至ってはほかにも「カインとアベル」などTVドラマで大活躍、さらに来年公開の『ソフィーの復讐』を携えて共演のチャン・ツィイーと共に来日、仲睦まじい様子を見せた。同月末、2本の主演映画のプロモーションのためチュ・ジフンが来日。『アンティーク〜西洋骨董洋菓子店〜』、『キッチン〜3人のレシピ〜』と毛色の異なる良作で華麗なるスクリーンデビュー。前作のプレミアの際には2,000人を超えるファンの歓声で迎えられたが、その劇場公開後に起きた騒動により『キッチン』は一時、お蔵入りの危機に…。だが、約半年後の10月に無事公開された。続く5月には、木村拓哉、ジョシュ・ハートネットとの競演で注目を浴びた『アイ・カム・ウィズ・ザ・レイン』で、韓流スターの中でも絶大なる支持を集めるイ・ビョンホンが登場!3人が揃ったプレミア・イベントでは会場に入れずに外に詰めかけるファンが続出。ビョンホンはその後すぐ、7月にもハリウッドデビューを果たした『G.I.ジョー』を携えて、シエナ・ミラーら共演陣とともに来日を果たし、熱狂を浴びた。さらに、8月には、これまたイ・ビョンホン&チョン・ウソンが、韓国発ウエスタンムービー『グッド・バッド・ウィアード』の公開直前に揃って来日!残念ながら、もう一人の主演ソン・ガンホの来日は叶わなかったが、イケメン俳優2人の登場に、会場となった劇場は興奮の渦に。ビョンホンは今年だけで3本の出演作が日本で公開されるという活躍を見せたが、一方のチョン・ウソンも負けず劣らず、今年はほかに『きみに微笑む雨』で久しぶりのラブストーリーに主演と多彩な活躍を見せた1年となった。9月にはヨン様ことペ・ヨンジュンがアニメ版「冬のソナタ」の発表会見のため、チェ・ジウを伴って笑顔の登場。同ドラマの大ヒット以降、日本でツーショットで会見を行うのは初めてとあって報道陣は殺到、各メディアの注目の的となっていた。そして、韓国四天王と言えばもう一人、この人も復活!10月、ポン・ジュノ監督作『母なる証明』の公開に伴い、俳優復帰を遂げたウォンビンが監督と母親役のキム・ヘジャと共に来日。5年ぶりの映画出演に、ファンのみならずこちらも大勢の報道陣が会場に押し寄せた。そして、今年数多くの作品で日韓の才能のタッグが見られたのも特筆すべきところ。先述の『アイ・カム・ウィズ・ザ・レイン』もそうだが、鬼才キム・ギドクの元、オダギリジョーとイ・ナヨンが美しい恋愛模様を魅せたラブストーリー『悲夢』、小雪×チョン・ジヒョンというアジアきっての美貌競演となった『ラスト・ブラッド』、妻夫木聡×ハ・ジョンウが国境を超えた男の友情を築いた『ノーボーイズ、ノークライ ―泣かない男なんていない―』、そして是枝裕和監督とペ・ドゥナがタッグを組んだ『空気人形』などなど、幅広いジャンルの傑作映画が映画ファンを魅了したはず。来年はどんな作品が日本上陸し、観客を魅了するのか?期待は高まるばかりだ。写真でふり返る来日ハリウッドスター2009【前編】写真でふり返る来日ハリウッドスター2009【後編】■関連作品:映画は映画だ 2009年3月14日よりシネマスクエアとうきゅうほか全国にて公開© 2008 SPONGE and KIM KI-DUK FILM.All Rights Reservedソフィーの復讐 2010年1月9日より新宿ピカデリーほかにて公開© 2009 SOPHIE PRODUCTION LTD, PERFECT WORLD CULTURE COMMUNICATION CO., LTD. and CJ ENTERTAINMENT ALL RIGHTS RESERVEDアンティーク〜西洋骨董洋菓子店〜 2009年4月18日より恵比寿ガーデンシネマ、シネカノン有楽町1丁目にて公開、4月25日より梅田ガーデンシネマほか全国にて順次公開© 2008 Showbox/Mediaplex., Inc., United Pictures, SooFilm & ZIP CINEMA. All Rights Reserved.キッチン〜3人のレシピ〜 2009年10月3日よりシネカノン有楽町1丁目、新宿武蔵野館、渋谷ヒューマントラストシネマ文化村通りほか全国にて公開アイ・カム・ウィズ・ザ・レイン 2009年6月6日よりTOHOシネマズ 六本木ヒルズほか全国にて公開© Lam Duc Hien, PhotographerG.I.ジョー 2009年8月7日より丸の内ルーブルほか全国にて公開©2009 by Paramount Picturesグッド・バッド・ウィアード 2009年8月29日より新宿バルト9、TOHOシネマズ シャンテ、TOHOシネマズ六本木ヒルズほか全国にて公開© CJ ENTERTAINMENT INC. & BARUNSON CO.,LTD ALL RIGHTS RESERVED.きみに微笑む雨 2009年11月14日よりシネマスクエアとうきゅうほか全国にて順次公開© 2009 PANACINEMA Corp., Zonbo Media All Rights母なる証明 2009年10月31日よりシネマライズ、シネスイッチ銀座、新宿バルト9ほか全国にて公開©2009 CJ ENTERTAINMENT INC. & BARUNSON CO., LTD. ALL RIGHTS RESERVED空気人形 2009年9月26日よりシネマライズ、新宿バルト9ほか全国にて順次公開© 2009業田良家/小学館/『空気人形』製作委員会悲夢(ヒム) 2009年2月7日より新宿武蔵野館、ヒューマントラストシネマ渋谷(アミューズCQN改め)ほか全国にて公開© 2008 KIM KI DUK FILM All Rights Reservedラスト・ブラッド 2009年5月29日よりTOHOシネマズ 日劇ほか全国にて公開© 2009, East Wing Holdings Corp. and SAJ. All Rights Reserved.■関連記事:ブランジェリーナにザック、ロブ…写真でふり返る来日ハリウッドスター2009【前編】国内賞レースも本格化『ヴィヨンの妻』『沈まぬ太陽』など日本アカデミー賞最多受賞お似合いの映画カップルは?「MTV」オリジナルステッカー&「ウサビッチ」グッズを10名様プレゼントチョン・ウソン撮り下ろし写真入りグッズを『きみに微笑む雨』先着入場者にプレゼント大人な秘密の恋をしてみたい俳優、第1位は大森南朋! デップ&ブラピに競り勝つ
2009年12月30日四半世紀もの間トップの座に君臨し続けるハリウッドスター、トム・クルーズ。今も相変わらず主演映画がヒットを記録しているだけに、20代の皆さんにとってもかなり馴染みのある存在ですよね。では、秀作揃いの彼の出演作の中で、皆が最も魅力的だと感じているのはどの作品なのか?興味深い結果を発表します! >>女性編も見るQ:あなたが最も好きなトム・クルーズ主演映画をお選びください1位『ラスト サムライ』 23%2位『ミッション:インポッシブル』17%3位『トップガン』15%4位『M:I-2』13%5位『レインマン』 5%■トムの演技に惚れぼれ!派・『M:I-2』:「名作中の名作。何度観てもあののけぞり方はすごい!」(29歳/運輸/総務)・『M:I:3』:「役柄自体がカッコいい」(26歳/通信/SE)・『インタビュー・ウィズ・ヴァンパイア』:「妖しげで美しい顔立ちの彼にぴったりの役」(22歳/IT/営業)・『カクテル』:「この映画を観てバーテンダーに憧れた」(29歳/官公庁/その他/管制)・『コラテラル』:「クールに仕事をこなす反面イラッとしたりと、人間味があるところが良い」(28歳/ソフトウェア/エンジニア)・『ザ・エージェント』:「仕事人間が変わっていく様子をうまく演じていた」(23歳/広告/営業)・『トップガン』:「戦闘機のパイロット姿が非常に似合っていた。男から見てもカッコよかった」(25歳/紙パルプ/営業)・『ミッション:インポッシブル』:「トム・クルーズのワイルドさを引き出している映画だと思う」(26歳/鉄鋼/マーケティング)・『ミッション:インポッシブル』:「トム・クルーズは孤高の男がはまり役だと思う」(26歳/学校/財務)・『ラスト サムライ』:「トム・クルーズの渋さが一番出ている映画だと思う」(25歳/アパレル/販売)・『ラスト サムライ』:「純粋にカッコいい!侍姿がすごい似合っていた。二つの組織の間で葛藤する様子がとても印象に残った」(28歳/IT/プログラマー)・『レインマン』:「演技が上手」(25歳/医薬品/研究開発)■映画の内容に感動!派・『7月4日に生まれて』:「生きることの意味を知ることができた」(28歳/運輸/営業)・『アイズ ワイド シャット』:「官能的な描写が良かった」(27歳/化学/研究開発)・『ザ・エージェント』:「お金以外の大切なものを教えてくれる映画」(30歳/小売/販売)・『トップガン』:「だんだん登りつめて一流になっていくところが良い」(27歳/機械/プログラマー)・『マイノリティ・リポート』:「近未来的な映像の作り込みがすごい」(26歳/自動車関連/設計)・『ミッション:インポッシブル』:「絶対に無理だろと思うことをやってのけるアクションシーンが好き」(25歳/商社/営業)・『ラスト サムライ』:「白人が日本人に敬意を払う姿を映していて珍しい」(27歳/精密機器/営業)・『宇宙戦争』:「ダイナミック」(25歳/金属/財務)完全版(画像などあり)を見る
2009年11月09日世界中に熱烈なファンを持つ鬼才クエンティン・タランティーノと、不動の人気を誇るハリウッド・スター、ブラッド・ピットが手を組んだ最新作『イングロリアス・バスターズ』。都内にて行われた会見に続き、11月4日(水)夜、本邦初のお披露目となる本作のジャパン・プレミアが盛大に開催され、タランティーノ監督とブラピ、共演のメラニー・ロラン、ジュリー・ドレフュスが揃って、この日のために敷かれたレッドカーペットならぬ“イエローカーペット”を歩いた。会見では共に黒シャツをラフに着て出席したタランティーノとブラッドだったが、プレミアでは装いを変え、ブラッドは黒の革ジャンにニット帽というカジュアルルック、監督はソニー千葉(千葉真一)から贈られたという和風の衣裳で登場。車でカーペットに乗りつけると、沿道で待ち受けるファンのサイン攻勢に丁寧に応じ、ファンサービスをたっぷりと行った。自身の監督作の中で既に史上最高のヒットを遂げている本作。日本は最後の公開国となるが、日本好きとしても知られるタランティーノは「キャストと一緒に最後の花火を日本で打ち上げられて嬉しいです。みんな来てくれてありがとう!」と拳を握って声を上げると、会場からは盛大な拍手と歓声が贈られた。これに続き、監督自らキャストを呼び込み!最後にブラッドが姿を現すと、会場の興奮は最高潮に。ブラッドは「今回は本当にスペシャルな映画です。最後になるかもね(笑)」と冗談めかして挨拶。作品について「タランティーノの映画は台詞も磨かれてるし、血もドロドロ出ます(笑)。僕の俳優人生の中でもこんなに素晴らしい作品に出会えるのは1、2回しかないんじゃないかと思います。ぜひ、この作品の前編を書いてほしい。真のタランティーノ作品になっていると思います」と惜しみない称賛を贈った。照れくさそうに聞いていたタランティーノは、ブラッドの演技について「本当に役に入りきっていて、すごく楽しかったよ。カメラが回っていないところでも、ブラッドと(役の)アルド両方に話しかけられているような気がした」と、いかに役に入り込んでいたかを明かした。今回が初来日となったメラニーは「初めての東京に、タランティーノ作品と一緒に来られて嬉しいです」と満面の笑みを見せた。「私にとってはタランティーノ監督と一緒に仕事をするというのが唯一の願いでした。それ以外はどうでも良かったんです」と堂々と語ると、メラニーがお気に入りでしょうがない様子のタランティーノは鼻の下を伸ばして彼女の美貌に見入っていた。また、タランティーノ作品への出演は二度目となるジュリーは、「『キル・ビル』に続いてこうしてタランティーノ監督に役をいただけて、本当に心から感謝しています」と堪能な日本語で監督に感謝。これを聞いたタランティーノは、いたずらっ子の顔になり「ここだけの話ですが、ジュリーは映画の中でかなりセクシーな場面があるんです」と観客に打ち明けると、ジュリーを呆れたように肩をすくめ、観客の笑いを誘った。最後にタランティーノが「僕たちも楽しんで作ったこの作品を、みなさんも同じように楽しんでもらえたら嬉しいです。どうもありがとう!」と呼びかけると、興奮と期待入り交じった拍手が贈られた。『イングロリアス・バスターズ』は11月20日(金)よりTOHOシネマズ日劇ほか全国にて公開。■関連作品:イングロリアス・バスターズ 2009年11月20日よりTOHOシネマズ日劇ほか全国にて公開© 2009 Universal Studios. ALL RIGHTS RESERVED■関連記事:ブラピ、ご機嫌!バイク事故について苦笑「ケガはないけど自尊心だけが傷ついた…」ブラピ&タランティーノが成田到着で一時騒然!アンジー&子供たちはお留守番?ブラピ主演『イングロリアス・バスターズ』劇場鑑賞券を5組10名様にプレゼントハリウッド映画祭最終日に、各賞授賞のガラ・セレモニー開催でスターが勢ぞろいブラピがロサンゼルスでバイク走行中に転倒するも、ケガはなし
2009年11月05日