ショーン・ペンが20日付のフランスの新聞「Le Figaro」紙のインタビューで出演作『ツリー・オブ・ライフ』(テレンス・マリック監督)で演じた役柄について「どうすべきだったか、いまも考えている」と語った。ペンが演じたのは、ブラッド・ピット扮する厳格な父親のもとで育った少年時代をふり返る中年男性。ほとんどのシーンは記憶をたどってひとり歩いてる。「脚本はこれまで読んだなかで最高に素晴らしいものだった。作品の美しさやインパクトを損なわない程度に、もっとはっきりとした分かりやすいストーリーがあればよかったんじゃないかと僕は思う」。「正直言って、自分が(スクリーン上で)何をしているのか、自分がどうすれば良かったのか、いまも考えている状態だ。何よりテリー(・マリック)自身、はっきりと僕に説明することができずにいたからね」と完成作についての感想を率直に話すペンだが、マリック監督については、アレハンドロ・ゴンサレス・イニャリトゥ(『21グラム』)、ニック・カサヴェテス(『シーズ・ソー・ラヴリー』)、クリント・イーストウッド(『ミスティック・リバー』)と並んで「真の芸術家。僕が本当に世話になった人たちだ」と信頼を寄せる。そして『ツリー・オブ・ライフ』について改めて、「先入観を持たずにひとりで観ることをお薦めする。感情的、あるいスピリチュアルな点で映画と個人的なつながりを見つけられれば、感動して映画館を後にできると思う」と語った。(text:Yuki Tominaga)© AP/AFLO■関連作品:ツリー・オブ・ライフ 2011年8月12日より丸の内ルーブルほか全国にて公開© 2010 Cottonwood Pictures, LLC. All Rights Reserved■関連記事:ブラッド・ピット動画インタビュー到着!寡作の名匠の驚きの演出法を絶賛ブラッド・ピット、アメリカにおける同性婚支持を改めて表明カンヌ、パルムドール受賞作『ツリー・オブ・ライフ』試写会に5組10名様ご招待アンジェリーナ・ジョリー、竜巻被害にあったブラピの故郷に50万ドル寄付アンジーおのろけ全開!「ブラッドは男の中の男なのよ」
2011年08月23日キアヌ・リーヴスがクリスマス・イブにロサンゼルスで女友達とツリーを買っていたのが目撃された。イブになるまでツリーの準備をしないのもキアヌらしいところ?アメリカのゴシップブログ「PerezHilton.com」では「クリスマス・ショッピングに侘びしさを出せるのはキアヌ・リーヴスだけ。1年で一番楽しいときなんだから、笑ってみたら?」と皮肉られる有り様だが、等身大の立派なツリーをゲットすると、愛車の黒いポルシェの上に括りつけて走り去った。今年は大作への出演はなく、『50歳の恋愛白書』の日本公開、プロデューサーと主演を兼ねた『Henry’s Crime』(原題)がトロントなどいくつかの映画祭で公開、と活動は抑え気味だったキアヌ。来年は、日本の赤穂浪士を題材にした3D作『47 Ronin』(原題)に主演、撮影が行われる予定だ。(text:Yuki Tominaga)© Barcroft Media/AFLO■関連作品:50歳の恋愛白書 2010年2月5日よりTOHOシネマズみゆき座ほか全国にて公開© Lam Duc Hien,Photographer © Central Films Sarl,Morena Films SL,BetterWide Limited,Lumiere International limited■関連記事:キアヌ・リーヴス「全て順調です」と、代理人が“うつ”疑惑を否定キアヌ・リーヴスとシャーリーズ・セロンがディナー・デートで路上キス大地真央が54歳の誕生日にゆってぃと「ワカチコ!」宝塚仕込みのキレに驚愕!40歳以上既婚女性の3割「夫以外に好きな人アリ」?驚きの結婚&恋の実態が明らかに【シネマモード】秘密にしたい若気の至りを描くセレブ監督に注目。夫はあの人…。
2010年12月28日