ジョージ王子とシャーロット王女が通っているトーマス・バタシー校が、新型コロナウイルスの影響で授業を「自宅学習体制」で行うという。「新型コロナウイルスのパンデミックにより、欠席する児童とスタッフが増えています。そのため、当校は3月20日から自宅学習に移行することを決めました」との声明文が発表された。同校は、保護者に児童が家でオンライン授業を受けられるように見守ってほしいと呼び掛けている。親が医療従事者などで、子どもが一人で留守番することになってしまうような場合は26日まで学校を開放し、サポートする意向を示している。新型コロナウイルスの感染拡大は、王室メンバーにも大きな影響を与えている。ウィリアム王子とキャサリン妃は公務を減らし、先日、毎年恒例の「セント・パトリックス・デー」(3月17日)のパレードが中止となった。ウィリアム王子のいとこ、ベアトリス王女は、5月29日にバッキンガム宮殿の庭園で開催を予定していた結婚式を取りやめにし、計画を改めるとのこと。エリザベス女王は木曜日(現地時間)、バッキンガム宮殿を離れウィンザー城へと向かう。当初よりイースター休暇をウィンザー城で過ごす予定だったが、一週間早く向かうことになったという。(Hiromi Kaku)
2020年03月19日今月4歳の誕生日を迎えたシャーロット王女が、9月から兄のジョージ王子が通っている学校「トーマス・バタシー校」に入学することが明らかになった。シャーロット王女は昨年1月からこれまで「ウィルコックス・ナーサリー」に通園していた。「トーマス・バタシー校」の学校長サイモン・オマリー氏は、「ウィリアム王子とキャサリン妃ご夫妻が、ジョージ王子と同じくシャーロット王女をトーマス・バタシーにと決めてくださったことに、大変うれしく思います。9月にシャーロット王女とすべての新入生を迎えるのを楽しみにしています」とコメントした。「Daily Mail」紙によると、「トーマス・バタシー校」の学費は1年間で19287ポンド(約269万円)だが、きょうだい割引でシャーロット王女の学費は18915ポンド(約264万円)になるという。また、制服やアートの授業で着用するエプロンなどの学用品にかかる費用は550ポンド(約7万7000円)とのこと。高額な費用ではあるが、同校ではバレエ、アート、ICT、フランス語など多彩な授業を取り揃え、それぞれ専門の教師が指導している。今年3月、ウィリアム王子はシャーロット王女が「ダンスに夢中」であることを明かしているため、バレエを習える同校はシャーロット王女にぴったりだ。(Hiromi Kaku)
2019年05月27日