アディダス オリジナルス(adidas Originals)とシンガーソングライターのリタ・オラ(Rita Ora)によるコラボレーションコレクション「アディダス オリジナルス バイ リタ・オラ(adidas Originals by Rita Ora)」が3月5日、「Rita Ora Super Pack」を発売する。アパレルとシューズからなる今回のコレクションでは、積極性や自信、楽天主義を主張するポップアートグラフィックを、大胆かつテクニカルなカラーで美しくデザイン。真っ赤なリップ、猫のような目、プラチナブロンドの髪など、オラの印象的な容姿の特徴をコレクション全体に散りばめた。その中に、コミックブック特有の擬音である「Kapow」をモチーフとして取り入れている。ファブリックにはきらびやかなトリコットやカラダのラインをいかしたメッシュ、スーパーソフトなジャージ素材などを使用。一方、シューズでは「スーパースター」をベースに、遊び心にあふれたダイナミックなカラーパレットが展開される。全国の「アディダス オリジナルス」直営店、及びブランドの公式オンラインショップで販売される。
2015年02月18日NHKで放映中の「マッサン」の妻、リタは「あなたの夢を共に生き、お手伝いしたいのです」と故郷スコットランドを離れ、内助の功で夫を支えるピュアで健気な生き方で私たちを魅了します。このマッサンとリタのように夫婦2人支え合い生きた、純印度式カリーなどで有名な老舗、中村屋の創業者である相馬愛蔵とその妻、黒光(こっこう)のことをご存知ですか?黒光は、リタが生まれる21年前の1875(明治8)年、星良(ほし・りょう)という本名で仙台に生まれました。“アンビシャス・ガール”と呼ばれた少女時代を経て、結婚、出産、起業。明治の終わりから大正、昭和初期にかけて多くの芸術家たちをサポートし、中村屋に彼らが集ったその様子は、のちに“中村屋サロン”と呼ばれました。夫を支え、自らの生き方も貫いた彼女の足跡をご紹介します。相馬黒光(そうまこっこう)という鮮烈な生き方黒光の自伝「黙移」には、自伝的要素だけでなく、大正デモクラシーと呼ばれた当時の自由な空気、時代の変化が描かれており、歴史を知るうえでも貴重な史実が満載。女子教育のプロセスとしても実に興味深い書籍です。このころは女性が学問を続けることが、まだ一般的ではなかった時代。しかし、向学心の強い黒光は、生まれ故郷の宮城女学校で学んだのち、当時の女学生たちの憧れの的、ミッションスクールの最高峰で英語教育の名門、フェリス女学院に転校しました。さらには、進歩的かつ芸術的な校風を求めて、作家の島崎藤村や北村透谷が講師を務めていた明治女学校に転校します。その女学校時代だけでも、多彩な友人に囲まれ、ストライキを起こしたりプラトニックラブに翻弄されたりとチャレンジングな日々。彼女のペンネームでもある“黒光”は、明治女学校校長が「あなたの才気溢れる光を黒い色で隠しなさい」と命名したもの。いかに才気煥発であったかがうかがえます。中世ヨーロッパのような芸術支援の殿堂 “中村屋サロン”卒業後、黒光は故郷の知人の紹介で長野の相馬愛蔵に嫁ぎますが、1901(明治34)年に上京します。そこで本郷の「中村屋パン」を居抜きで買い取り、中村屋の店名をそのままに創業します。初めて食べたシュークリームの美味しさに驚き、パンにできないか考え、クリームパンを創案します。そのクリームパンは今でも日本の三大菓子パンのひとつといわれています。その後、新宿に本店を構えてからは、彫刻家の荻原守衛(碌山)、画家の中村彝(なかむら・つね)、ロシアから訪れた盲目の詩人ワシリー・エロシェンコら、多くの芸術家に中村屋の敷地内にあった洋館を解放。彼らを物心両面でサポートします。相馬夫妻や彼らを「安曇野」という小説に書いた作家の臼井吉見は、「まるで中世ヨーロッパのサロンのようだった」と描写しています。この中村屋サロンは日本の近代芸術・文化を牽引し、大きな刻印を残す偉業を果たしたのでした。2014年10月、中村屋は本店を建て替え、商業ビル「新宿中村屋ビル」としてグランドオープンし、3階には「中村屋サロン美術館」という美術館を併設しました。現在は、「開館記念特別展」が開催中(2015年2月15日まで)。黒光の情熱的な意志が、現在も脈々と受け継がれているのを感じます。昭和2年発売の純印度式カリー、ボルシチ、中華まんは現在も人気商品黒光のすごいところは、実業家としての商品開発センスも然り。インドの革命家ラス・ビハリ・ボースとの出会いから、日本で初めて純印度式カリーを発売しました。また、ロシアの詩人ワシリー・エロシェンコとの出会いをきっかけにボルシチやピロシキなどのロシア料理を、中国視察旅行では、月餅や包子(パオズ、現在の中華まんじゅう)と出合い、日本人の口に合うようにアレンジして発売しました。彼女の企画・発想力はとても素晴らしく、それらが現在も中村屋の人気商品として愛され続けているのは、ご存じの通りです。黒光は自らの志を持ち、夫とともに仕事に励みながら、己から溢れ出る光を黒色で消すことなく、周囲を愛の力で照らし続けました。リタより6年早い1955年、79歳でこの世を去った黒光。こんな圧巻な女性が日本に存在していたということに、勇気が湧いてくる気がします。人生の折々に迷ったら、ぜひ彼女の自伝「黙移」を開いてみてはいかがでしょうか。
2015年02月05日注目集める人気歌手リタ・オラ×マドンナ!Jay-Zがプッシュする次世代女性シンガーとして知られ、注目を集めている英国出身のポップ・R&B歌手、Rita Ora(リタ・オラ)。その魅力的な歌声はもちろん、スタイルも抜群で、セクシーな衣装からカジュアルなアイテム、クール&エッジィな個性的ファッションまで、センス良く着こなし、そのビジュアルでも高い人気を獲得してきている。そんな彼女が、歌手マドンナのファッションブランドである「MATERIAL GIRL」(マテリアル・ガール)のイメージキャラクターモデルに就任したことが正式発表された。来月発表の秋のキャンペーン広告が楽しみ!マドンナは娘のローデスとともに、このMATERIAL GIRLを手がけているが、2人はリタについて、とても才能のある美しい人と絶賛し、彼女の音楽やユニークなスタイルからにじみ出るもの、人を惹きつける魅力に魅せられたとコメント。それはブランドが提案する美とも通ずるものであり、迷わず起用を決めたとコメントしている。MATERIAL GIRLとリタ・オラとは、以前から関係筋の間で、契約を交わすのではないかとの噂が持ち上がっており、今回はそれが正式に実現されたかたちだ。リタ・オラが登場するとみられる同ブランドの2013年秋コレクション・キャンペーンは、来月7月にも発表される予定となっている。今もっともHOTな存在のリタと、マドンナという、プレミアムなコラボレーション!その化学反応で生まれる、新たな広告のお披露目の日が、今から待ち遠しいところだ。【参考リンク】▼Rita OraThe Official Site▼MATERIAL GIRL元の記事を読む
2013年06月15日