「ロジカルシンキング」という言葉、ご存知ですか?日本語に訳すと「論理的思考」という意味です。つまり、物事に筋道を立てて論理的に考える能力のこと。“論理的”や”筋道を立てる”なんて聞くと、なんだか難しそう…と思ってしまうかもしれませんが、誰でも身につけられる能力です。もしかしたら自分で意識はしていなくても、元々自然と身についている方もいるかもしれません。ロジカルシンキングは、主にビジネス関連で取り上げられていることが多いのですが、恋愛や人間関係など様々な部分でも役に立ちます。そこで今回は「恋愛にも役立つロジカルシンキング」として、ビジネスではない観点からご紹介したいと思います。論理的思考=ロジカルシンキングとはまずは、ロジカルシンキングとは?という部分からお話していきます。論理的思考というのは、答えを出すのに難しい問題や悩みをシンプルにし、解決するための「最短ルート」を導き出す力のこと。例えば…悩みがあり、その悩みの解決方法がいくら考えても分からないなんて状態になってしまった事ありませんか?そんな時、あなたはどうしますか?「まぁいいや」と解決せずに後回しにしてしまったら、その悩みは解決することがなく、また同じ悩みに直面した時にも解決することができませんよね。または「解決方法を考えたけれど答えが見つからないから”悩み”なんだ」と開き直る方もいるかもしれません。しかし解決しない状態というのは、言い換えれば自分自身の成長を止めてしまっているとも言えます。そこで、このロジカルシンキングを活用し、悩みを解決して自分自身の成長へと繋げましょう。①なぜその悩みが生まれたのかまずはあなたの悩みの原因を探ります。②どうしてそのような気持ちになったのか自分の心の声に耳を傾けます。③自分は今後どうしたいのか自分が望んでいる結果を想像します。④望んでいる結果を得るためにはどうしたらいいのか具体的な方法を見つけます。このように1つの悩みに対して深く掘り下げていけばいいのです。「どうしていいのか分からない」という気持ちも筋道を立てて考えることで、自分の本心を理解することができ、その悩みの解決方法に辿り着くことができるのです。恋愛にも役に立つロジカルシンキング恋愛にも応用可能なロジカルシンキング、大人女子であれば身につけておきたい部分です。恋愛に「嫉妬心」はつきもの。可愛らしいヤキモチ程度なら彼からしても「可愛いな〜」と思われるので良いのですが、本気の嫉妬になってしまうと彼との関係にも響いてしまい、取り返しのつかない事態に…なんてことも。そこで今回は「嫉妬心から生まれた心のモヤモヤを解決する方法」としてロジカルシンキングで、その悩みを解決していきましょう。嫉妬心が生まれる原因は、主に「彼が他の女性と〜していた」という自分以外の異性と彼が接したことにより生まれる場合が多いですよね。様々なケースがありますが、今回は「彼が他の女性と話していた」という例で進めていきたいと思います。①なぜ嫉妬心が生まれたのか彼が女性と話していたから。②嫉妬したことにより自分の行動や態度はどうなったか彼に対して冷たく接してしまった・彼を避けてしまった。③その結果、どうなったか彼と喧嘩になった・彼との関係がギクシャクした。④その後、どんな対応をし、どんな気持ちになったか自分から謝った・自己嫌悪に陥った。⑤彼と仲直りをした最初から嫉妬してしまった事を素直に彼に伝えれば良かった。上記の例は、すでに過去形ですが嫉妬した時点でこの流れが頭に浮かんでいれば、彼と喧嘩することもギクシャクすることもなく、自己嫌悪に陥ることもありませんよね。彼への気持ちの伝え方では、彼に素直に自分の気持ちを伝えられれば全て解決するのか、というとそうではありません。伝え方にもロジカルシンキングを取り入れ、彼にあなたの気持ちをスムーズに誤解なく、理解してもらえるようになりましょう。①まずは結論から1番重要なのが結論から話す、ということ。特に女性はこれが出来ていない方が多いです。話しながら自分の気持ちを整理するのはNG。あなたが伝えたいことが自分の中で明確になっていれば、難しいことではありません。しかし、何を言いたいのかが自分自身でも理解できていなかったり、彼の反応によって自分で導いた結論に迷いが生じてしまう場合には結論から離せなくなってしまいますから、彼に伝える前にしっかりと自分の本心と向き合う事が重要となります。まずは、どんな時でも結論から話す癖をつけましょう。②その結論に至った理由結論に至るまでの理由は1つではありませんよね。しかし、いくつもの理由をだらだらと話されても彼からしたら「何が言いたいのかよく分からない」と思われてしまい、そのうち面倒くさがられてしまうのがオチです。理由は事前に自分の中で整理し、大きく分類して2つ程度に分けて伝えましょう。③今後自分がどうしていきたいか・どのようにしようと思っているのか最後に、あなたがどうしていきたいと思ったのか、これからどのようにしようと思っているのかを素直に伝えましょう。どんな場合にも「意地だけは張らないこと」が鉄則です。恋愛において意地を張るということは、マイナスな方向にしか進まず、後悔の最大の原因になります。実は自分のコンプレックスが原因!?今回、例として「嫉妬心」を挙げましたが、実はその嫉妬心が生まれる理由を更に掘り下げていくと自分自身の問題に繋がります。人間であれば誰でも1つは抱えているもの、何だと思いますか?それはコンプレックスです。周りからみたら「コンプレックスなんて1つもないような人」でも、必ずあるもの。持って生まれた容姿や性格に対してコンプレックスを持つ方が多いですが、仕事や収入など、生きていくうちにコンプレックスが生まれる場合もあり、それは人それぞれです。人間は「自分の持っていないものを持っている人」に対して嫉妬心が芽生えます。先程の例のように、恋愛の嫉妬心で例えると「彼が話していた女性が自分よりも美人だった・スタイルが良かった」という理由で嫉妬していたとしても「彼が他の女性と話している」ということに嫉妬していると自分の中で思い込んでしまっている場合が多いのです。もはや彼関係なく、あなた対その女性になりますよね。この瞬間、あなたはその女性に負けたも同然。あなたの中に容姿に対するコンプレックスがある証拠にもなります。これが「自分よりも美人ではなく、スタイルも悪い女性」だった場合、あなたの中に嫉妬心は生まれますか? 答えはNOですよね。この場合はいくら彼が楽しそうだろうが嬉しそうだろうが、彼が一言「友達なんだ」と言ってくれれば「そうなんだ、仲良しなんだね」と何の嫌味もなく返せるはずです。自分自身を変えること・自分に自信を持つこと「嫉妬心が生まれる=自分磨きを頑張る」その方程式を常に頭の中に入れておきましょう。自分磨きを頑張れる原動力にもなり、今以上に彼から愛されるはずです。仮にもし彼とお別れしたとしても、その彼とのお付き合いしていた時間は確実にあなたを成長させてくれた素晴らしい時間になります。そして、もうひとつ。「彼から愛されているという自信を持つこと」も重要。彼がどんな女性と話していたとしても、彼が愛し、お付き合いしているのはあなただけです。愛されている自信は余裕に繋がり、それが心のゆとりになります。心にゆとりがある女性は周りから見てもすぐに分かりますし、とても美しいです。そして何より男性が一緒にいて落ち着く女性なのです。嫉妬心と上手に付き合えずに悩んでいる方は「自分自身を変えること・自分に自信を持つこと」から始めてみましょう。
2016年07月27日ロジカルシンキングのメリットって?仕事をしているときに、相手に伝えたいことがあるのにうまく伝えられない、ということはありませんか?この原因の多くは、伝えたい事項を頭の中でうまく整理できていないため。正しく伝達ができなかったために認識が食い違ってしまう、といったこともあるでしょう。物事を伝えるときに大切なのは、頭の中で論理的に物事を整理できる力……つまり、ロジカルシンキング(論理的思考)です。この能力を鍛えることで、伝達の行き違いがなくなったり、問題解決までの流れがスムーズになったりと、さまざまなメリットをもたらしてくれます。さらには、ロジカルに物事を説明できるようになることで、相手からの理解や信頼も得られやすくなるんですよ。睡眠不足とロジカルシンキングの関係ロジカルシンキングは思考力が問われるため、脳がしっかり働いていることが大切です。せっかく高い能力を身に付けても、体調が優れないときだと、そのパフォーマンスを最大限に引き出せないこともあるんです。仕事に熱意を注いでいるビジネスマンの中には、寝る間も惜しんで働こうと考える方もいるかもしれません。でも、睡眠不足はロジカルシンキングを低下させる要因のひとつです。実際、健康な成人の場合、起床後12~13時間を過ぎると作業能率や生産性が下がるとされていて、さらに、17時間以上起きていると、飲酒運転時と同じくらいまで作業能率が下がると言われているんです。「仕事を頑張らないと」という気持ちとは裏腹に、睡眠不足が原因でどんどん作業が非効率になってしまうこともあるので、注意しましょう。ぐっすり眠ってデキるビジネスマンを目指そう!正確に、効率良く仕事をこなすためには、充分な睡眠が欠かせません。脳が健康な状態を保っていれば、冷静に物事を判断できるようになり、ヒューマンエラーも減るはず。また、営業先で論理的に物事を説明できれば、相手からの信用が得られて仕事を増やすきっかけにもなるかもしれません。さらに、プライベートのシーンでも、自分の考えを正確に伝えられるようになることで、今まで以上にコミュニケーションが円滑になることもあるでしょう。このように、ロジカルシンキングはさまざまなシーンで役立ってくれます。この能力を常にいい状態で引き出すためにも、睡眠時間をたっぷりとるよう心がけましょう!Photo by Jere Keys
2015年05月05日