叶 匠壽庵(かのうしょうじゅあん)はこのほど、本社の滋賀県大津市の「寿長生の郷(すないのさと)」にて「秋の菓子まつりおおみたから」を開始した。会期は11月30日まで。イベント名にある「おおみたから」は、"「百姓」と書いて「おおみたから」と読む"という事柄から来ている。あらゆる仕事に携わる人々を、国の宝と讃(たた)える日本古来の美称であるという。「おおみたから(百姓)」の集団でありたいと願う同社では、寿長生の郷で撮影した写真展と秋の実りの菓子まつりを開催している。イベントは「おおみたから」にさまざまな形で触れることができる4つのテーマで展開する。「おおみたから写真展」では、同社の菓子作りに通ずる数々の取り組みを写真で紹介する。「工芸菓子の展示」は、同イベントに合わせて製作した職人手作りの菓子を展示する。11月23日には「書パフォーマンス」を開催。書家の川尾 朋子氏が登場し、「おおみたから」のイメージを3×6mのキャンバスに大胆に表現する。「音楽コンサート」は、地元滋賀県出身の演奏家が、和太鼓やマリンバの演奏などを披露する。開催日は11月16日、23日、30日。また、限定菓子の販売も行う。創業当時の菓子や柿、ゆず、くずなど、素材にこだわった限定商品を数多く用意する。菓子原料、自社農園野菜、山野草寄せ植え、ゆず酢、ゆずジュース、梅酒などの販売もあわせて行う。体験イベント「特・和菓子づくり教室」では、工芸菓子づくりの体験と職人による実演を見ることができる。茶席付で料金は5,400円(要予約)。自然の中で気軽に陶芸体験ができる「手ひねり陶芸教室」(2,000円/予約不要)や、土づくり、ゆず狩りなどを体験する「愉しい農体験」などの無料体験講座も用意する。その他、11月16日までの土日は、できたて和菓子を味わえる「菓子バイキング」(1,500円)も開催。屋台では、安納芋の焼き芋や団子などを販売する。囲炉裏(いろり)茶房では、近江 伊吹そばなど期間限定メニューも味わえる。時間は、10時~17時(各内容によって異なる)。入場料無料。JR石山駅から無料シャトルバスも運行している。11月は無休で営業する。※価格はすべて税込
2014年11月05日京阪電気鉄道は12月1日、京阪線と大津線の駅スタッフおよび乗務員の制服をリニューアルする。新しい制服は紺色をベースに無駄なゆとりを排除し、男性は堂々としたライン、女性は優美なデザインで美しさを追求。ボタンの少ないシングルジャケットの採用に加え、袖やポケットのボタンを廃止し、引っかかりを防いだ動きやすいデザインとした。機能性を追求し、女性はスカートからパンツスタイルに変更。名札と右肩のワッペンには京阪グループのシンボルマークを新たにデザインしている。100年を超える同社の歴史を象徴するものとして、帽子の社章はそのまま継承する。現在使用されている京阪線の乗務員および大津線の制服(グリーン系のジャケットとグレーのパンツ)は、1990年に開業80周年記念事業の一環として導入されたもの。京阪線の駅スタッフの制服(紺色ベースのジャケットとパンツ)は、京橋駅のリニューアルを皮切りに、2003年より京阪線全駅へ導入されていた。今回のリニューアルにより、京阪線と大津線のすべての駅スタッフおよび乗務員の制服が統一される。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年11月17日