松井証券の「投信工房」というサービスをご存知ですか?私は初めてその名称を聞いたとき「職人たちが投信を黙々と作る作業場」が頭に浮かび、なんだかいぶし銀でカッコいいというイメージを持ちました。そして実際に「投信工房」を知るにあたり、そのイメージは当たっていることが分かりました。「投信」は、プロが最適なポートフォリオと商品を決めて投資をする商品です。その「投信」に「工房」が合わさった「投信工房」は、自分の投資目的や資産状況に合う最適なポートフォリオや商品を、松井証券というプロが作って投資家へ提供してくれるサービスです。そう考えると私のイメージはなかなか合っていますよね。今回はそんな「投信工房」の魅力を紹介していきたいと思います。松井証券について松井証券は1918年に創業した老舗のネット証券会社です。株式・投資信託・先物・FXなど豊富な商品ラインナップを取り揃えており、日本初の本格的なインターネット取引を開始した企業でもあります。また、一日信用取引や、1日の株式約定代金合計50万以下は手数料無料など、現在では多くのネット証券が導入している革新的なサービスを始めたのも松井証券です。個人的にはサポート体制に感動!歴史と革新性のある松井証券ですが、私が一番「すごいなぁ」と感じたのがサポート体制です。一度「投信工房」について質問があり、松井証券の問い合わせ窓口へ電話をかけたことがあるのですが、私のちょっとややこしい質問にもすべて的確に・即座に答えていただきました。全くストレスのないやりとりに「サポート体制にも力を入れている」のだと感じました。実は松井証券は、HDI-Japan(ヘルプデスク協会)主催の2019年度問合せ窓口格付け(証券業界)で、最高評価の「三つ星」を9年連続獲得しており、これはネット証券で唯一とのことです。特に投資をし始めた人にとっては、松井証券のサポートはかなり心強い味方になってくれるでしょう。松井証券「投信工房」の特徴8つの質問から銘柄と比率を導いて提案してくれる「投信工房」は簡単な8つの質問(年齢は?年収は?など)に答えるだけで、自分に最適なポートフォリオや投資先を提案してくれる「アドバイス型」のロボアドバイザーです。8つの質問の答えからその人のリスク許容度を測り、国内株式や新興国株式、海外REIT(リート)など国内外のさまざまな商品に投資をしている投資信託(以下:投信)の銘柄と比率を提案してくれます。「投資一任型」に限りなく近い「アドバイス型」のロボアドバイザーロボアドバイザー(以下:ロボアド)には、「アドバイス型」と「投資一任型」の2種類があります。アドバイス型:ユーザーに最適なポートフォリオや投資商品をアドバイスする。投資一任型:アドバイス型に加えて、発注や運用、運用時のリバランスも自動で行う。こう見ると、投資一任型はすべて自動でロボットがやってくれるので、手間がかからなくよさそうです。しかし一方で、投資一任型はアドバイス型に比べコストが高いというデメリットがあります(このコストですが、投資をする上でもっとも気にしなくてはいけないポイントの1つです)。「投信工房」はアドバイス型で、コストは非常に低いです。しかも、提案されたポートフォリオを簡単な操作でまとめて購入することができるので、投資一任型に限りなく近いという性質を持ちます。ロボアドの中でも特筆したサービスといえるでしょう。リバランス:定期的に、当初計画したポートフォリオ通りに資産配分を調整すること。リバランスをしないと相場の変動とともに計画したポートフォリオが崩れてしまうため、必須の作業となります。「投信工房」の6つの魅力ここでは、アドバイス型ロボアド・「投信工房」の6つの魅力を見ていきたいと思います。アドバイス型でも、簡単な操作でまとめて購入できる投信一任型に近いのに無料で使えるロボアドの中でも屈指。低コストで運用できるなくてはならない自動リバランス機能リバランス積立ができるロボアドの中で最少額!100円から投資ができる[adsense_middle]【投信工房の魅力①】アドバイス型でも、簡単な操作でまとめて購入できる「投信工房」は、最適なポートフォリオと商品を提案してくれるアドバイス型です。ですが、アドバイスを受けた商品を買いたいと思ったら「購入ボタン」をクリックするだけで、提案されたすべての投信を購入可能です。わざわざ自分で投信のページに行って、口数を入力して注文ボタンを押して・・・という手間は必要ありません。他のアドバイス型ロボアドに比べても購入の手間を徹底して省いており、「もっとも投資一任型に近いアドバイス型のロボアド」といえるでしょう。【投信工房の魅力②】投信一任型に近いのに無料で使える「投信工房」は無料で使うことができます。アドバイス型ロボアドは無料で利用できるものがほとんどですが、投資一任型にもっとも近いロボアドで無料というのはうれしいですね。【投信工房の魅力③】ロボアドの中でも屈指。低コストで運用できるロボアドにおいて、コストを抑えて運用することは非常に大切です。ロボアドのコストはサービスにより異なり、基本的にアドバイス型のロボアドは利用料は無料ですが、購入する商品によってコストは上下します。その点「投信工房」の運用コストは、投信の保有コストである信託報酬のみで年率0.34%以下。大手サービスの投資一任型のロボアドでは利用料だけで年率0.6%~1%のコストがかかりますので、他のロボアドに比べて低コストで運用することができます。運用コストは、投資をする上で最も気にしなくてはならないポイントの1つ。例えば、毎月3万円を30年間積立投資するとします。この条件で運用コストを0.5%下げるだけで、30年後には約220万円多く積立てることが可能に。このように、たとえ0.1%の運用コストであっても敏感になるべき、と個人的には考えます。【投信工房の魅力④】なくてはならない自動リバランス機能特に長期投資をする上でリバランスは欠かせません。時間の経過とともに相場が変動し、当初の計画したポートフォリオは必ず崩れてしまうからです。その点「投信工房」はあらかじめ日にちを設定しておくと、自動的にポートフォリオのリバランスをしてくれます。有料のロボアドであれば当然リバランス機能はあってしかるべきですが、無料のロボアドで自動リバランス機能があるものは限られます。【投信工房の魅力⑤】リバランス積立ができる「投信工房」で積立をしたいという人は「リバランス積立」を活用するとよいでしょう。リバランス積立は、ロボアドが目標とするポートフォリオに近づけるために、積立時に最適な配分で投信を購入してくれるというとても便利な機能です。リバランス積立を使えば、放っておいても当初の目標に向かって投資を続けることができます。【投信工房の魅力⑥】ロボアドの中で最少額!100円から投資ができる「投信工房」は100円から積立投資を始めることができます。他のロボアドでも100円から投資ができるものもありますが、中には最低投資金額が1万円や10万円のロボアドもあるため、ロボアドの中でももっとも手軽に投資を始められる部類に入るのではないかと思います。具体的にどんな商品を提案されるの?「投信工房」が提案するのは、松井証券で取り扱いがあり、国内外さまざまな商品に投資をして低コストで運用できる投信です。では「投信工房」から、具体的にどのような投信を提案されるのでしょうか?ここでは参考までに3つの投信を見ていきましょう。【国内株式】<購入・換金手数料なし>ニッセイTOPIXインデックスファンド「<購入・換金手数料なし>ニッセイTOPIXインデックスファンド」は「TOPIX」との連動を目指している投信です。TOPIXは東証一部上場企業全銘柄を対象に算出している株価指数のため、この投信を買うだけでトヨタやソニー、ソフトバンクなど日本を代表する企業の多くに分散投資をするのと同じ効果を得ることができます。【先進国株式】たわらノーロード 先進国株式「たわらノーロード 先進国株式」は主に米国など海外の先進国の株式に投資をしている投信で、「MSCIコクサイ・インデックス」との連動を目指しています。この投信を1つ購入すれば、(記事執筆時点では)組入銘柄であるアップルやマイクロソフト、アマゾンやネスレなど世界的な企業への分散投資が可能というかなり贅沢な投信です。MSCIコクサイ・インデックス:日本を除く米国、英国、フランスなどの先進国の株式で構成される指数。算出されてから34年間の実績があり、多くの投資家が日本以外の先進国株式投資の参考にしている。【新興国株式】三井住友・DC新興国株式インデックスファンド「三井住友・DC新興国株式インデックスファンド」は、中国や韓国、インドやブラジルなど新興国の株式を対象として算出している「MSCI エマージング・マーケット・インデックス」への連動を目指す投信。記事執筆時点ではアリババやサムスンなどに投資をしています。新興国の成長企業にも投資ができるため、ある程度リスクをとって大きなリターンを狙う攻めの投信です。MSCI エマージング・マーケット・インデックス:成長が著しい新興国株式の市場動向を知るのにもっとも活用されている指数。「投信工房」はどんな人におすすめ?ここまで「投信工房」について魅力や提案される投信を見てきました。では、「投信工房」はどのような人におすすめのサービスなのかでしょうか?ここでは3つのタイプの人を挙げていきます。[adsense_middle]手軽に王道の投資を始めたい人投資の王道は「長期・分散・積立」です。この3つの投資手法を取り入れることで、資産運用と上手に付き合っていくことができます。投資工房では低コストで毎月金額を指定して積立をすることができるので、長期で運用するにはもってこいです。さらに、「投信工房」で提案された投信を持つことにより、数多くの銘柄に投資をしている投信を複数持つことになります。提案された投信をそのまま持つことによって、分散に分散を重ねたポートフォリオが完成するのです。このように「投信工房」を使って毎月商品を購入するだけで、王道の「長期・分散・積立」を高いレベルで行うことができます。例えば「ニッセイTOPIXインデックスファンド」であれば東証一部上場の約2,000銘柄に、たわらノーロード先進国株式の場合は約1,300銘柄に分散投資したことと同じ効果を得ることができます。この2つを持つだけで3,300銘柄に投資をしたことと同様の効果があります。ましてや「投信工房」で提案される投信の数は基本的に9つですから、相当な分散効果が期待できます。将来のお金に対する心配がある人老後にゆとりある生活を送るためには、3,000万円の老後資金を貯めなくてはいけない、という試算もあります。「そんな大金をどうやって貯めようか・・・」など将来のお金に対して漠然とした不安のある人は、「投信工房」を使って、お金がお金を生むという経験をしてみるのもおすすめです。もちろん投資なので損をするリスクはあります。ですが、老後の資産を形成するためにはどうしても自助努力が必要になります。その自助努力の1つの方法が投資と考えると、投資のリスクを把握・理解した上で、まずは「投信工房」を活用して投資を始めてみるのもよいのではないでしょうか。将来に向け投資の勉強をしたい人「将来は自分で勉強しながら投資をしたいけれど、今は知識・経験がない」という人が、まずは勉強ツールとして「投信工房」を利用するのもよいでしょう。「投信工房」が提案するポートフォリオは、世界中のプロの投資家に利用されている理論を基に作られたもの。「投信工房」を利用することにより、自分の投資目的に対し、どのくらいの比率でどのような銘柄を提案されるのか、その銘柄はどんな特徴があるのかなどを学ぶことができます。100円~の少額で投資ができますので、実際に運用しながら肌感覚で投資の勉強をするキッカケにもなるでしょう。松井証券「投信工房」に関するまとめ今回は松井証券のアドバイス型ロボアドバイザー「投信工房」について紹介しました。「投信工房」は低コストで王道の投資を手軽に始められる点が魅力です。投資に少しでも興味がある人は、資産運用のお供にも勉強ツールにもなり得る「投信工房」の活用を、まずは少額からでもよいので検討してみてはいかがでしょうか。
2020年07月03日本記事では、松井証券で買える投資信託の中から筆者が「合理的ではないだろうか」と考える投資信託を5つランキング形式でご紹介します。※本記事は特定の金融商品の推奨を意図するものではありません。商品名や各数値は執筆時点の情報です。筆者が考える、松井証券の投資信託おすすめランキング1位~5位それでは最初に松井証券の投資信託ランキング上位1位~5位の発表です。松井証券でのおすすめ投資信託の選定理由【おさらい】選定理由は以下の通りです。信託報酬が0.3%以下であること(コストは運用成績にマイナスにしか作用しないため)市場の平均に連動するだけのインデックス型であること(市場平均が効率的であり、長期で見た場合にアクティブ型をしのぐと考えられるため)株式が主体の投資信託であること(株式はリスクが高く、リスクプレミアムがつくと考えられ、同じ期間投資をするならば債券よりも期待リターンが高く、お金を大きくしやすいと考えられるため)上記は長期分散投資をする際に、非常に重要になるポイントです。松井証券でのおすすめ投資信託は4種類の組み合わせでしかない?上記に挙げたランキング1位~5位までの投資信託は、一見すると複雑な金融商品に見えますが、その内容は割とシンプルです。以下の4つの資産クラス、またはそれらの組み合わせでしかありません。国内株式先進国株式新興国株式米国株式これだけです。先ほどのランキング1位~5位のそれぞれの比率をザックリと見てみましょう(数値はおおよそであり、必ずしも正確なものではありません)。このようになりました。世界に分散投資と言っても、世界的に見るとアメリカがとても巨大なことが透けて見えてきます。【質問】それなら米国株式だけ買えばいいのではないですか?ザックリ言いますと、世界の株式の大きさでいうと米国が半分近くを占めているので、世界に分散投資をするとどうしても米国の比率が高くなる、という一面があります。そこで考え付くのが「じゃあ、米国の株式市場の投資信託一本でいけばいいのではないか?」という考えです。確かに、過去を振り返ってみると、米国株式市場は大きく伸びてきました。しかし、資産運用の世界では過去は未来を予想するのに意味を成しません。過去の情報は未来を予想するのに役に立たない:株価は未来の利益を割り引いたものであり、未来はあやふやなものです。しばしば人は過去の値動き(チャート分析など)で未来を予測しようとしますが、それが当たった気になるのは錯誤相関(勘違い)という人の心が作り出した幻想だと筆者は考えます。過去の分析で未来が分かれば誰でもお金持ちになれますが、現実にはみんなが同じように考え、動きます。その結果としてランダム・ウォーカー(でたらめ)に株価は推移すると考えられます。[adsense_middle]《分散投資》釣り堀が4つあったら、4つの釣り堀に糸を垂らす資産運用において、未来のことはたいへんに「ふわふわ」したものです。そのため期待リターンもあまりあてになりません。期待リターン:国内株式や先進国株式などの各資産の期待されるリターン。正確にはわからないが、長期で見た場合には株式の場合は、『無リスク資産の金利(長期金利など)+投資家の要求リターン5~6%=リスクプレミアム』ではないかと言われることもある。ただ、やはりどこ(景気の谷か山かなど)で買うかによって同じ期待リターンの物を買っても、結果は大きく異なると考えられる。ただ、資産運用では分散が重要ですので(理由は後述)、米国株式のみならず、国内・先進国(日本除く)などに広く分散投資をすることが重要かと思います。一か国などに限定して投資をした場合、長期間にわたってその国の景気が低迷した場合、長期的な期間が経っても、株価が十分に回復しないことが考えられます。一例としては、1989年の国内株式バブルの崩壊が挙げられます。30年経った現時点でも(単純な比較はできませんが)日経平均株価はバブル期の半値程度です。乱暴な言い方をしますと、長期投資と言えども、生きている間に回復しない可能性があります。その可能性を下げるためにも分散投資が重要だと筆者は考えます。複数の資産クラスを組み合わせると、リスクが下がる、だから分散する意味があるまた、値動きの異なる複数の金融資産を保有(分散投資)すると、良いことが起こります。それは何でしょうか?正解は、リスク(値動きの幅)が小さくなる、ということです。これは、一つずつの金融資産の値動きが小さくなるわけではありません。組み合わせて保有した場合に、トータルで値動きの幅が小さくなる、という意味です。※図表は筆者作成例えば国内株式・先進国株式・新興国株式・米国株式の4つの資産クラスは、それぞれ値動きがやや異なります。松井証券でもどこでも、投資信託のおすすめは株式のバランス型になる?上記の理由から、どのようなランキング上位の投資信託であれども、複数組み合わせて自分でバランス型のポートフォリオを組む、あるいは株式だけのバランス型投資信託を選択することが考えられます。ポートフォリオ:金融資産の組み合わせのこと。類義語で資産クラスの組み合わせをアセットアロケーションというが、わかりにくいので本記事ではポートフォリオで統一します。【質問】債券も入れたバランス型投資信託の方が良いのではないですか?確かに債券(国内債券・先進国債券など)を入れると、リスクが下がる傾向にあります。しかし、筆者はおすすめしません。なぜでしょうか。それは、期待リターンも低くなるからです。同じ期間、資産運用を行うのであれば、ある程度分散ができていれば、期待リターンが高い方が効率が良いと筆者は考えています。それを具体的に表したのが、本記事のランキング1位~5位です。もちろんこれは個人投資家の考え方次第です。数十年後にお金が大きくなっているほうが良いか、あまり大きくなっていない方が良いか、人によっては後者を選ぶ人もいるかもしれません。ただ、経済学的には、人はお金は大きい方が満足するもの、と筆者は認識しています。一方、行動経済学的には人はリスクが小さい方を好む、という傾向があります。行動経済学:経済学に心理学を足したような学問。行動経済学では、人は利得に対して損失の方が1.5倍から2.5倍嫌う、と言われている。そのため、買い時のチャンスでしばしば損切りをしたくなる。端的に言うと、人類はお金は大きくしたいけど、リスクはイヤだ、という矛盾した気持ちを併せ持っているのが「普通」なのかもしれません。資産運用で重要なのは、冷静に合理的な投資対象・運用方法を選択して、維持し続けることかもしれません。松井証券で買えるおすすめの投資信託に関するまとめ松井証券でのおすすめ投資信託は国内・先進国・新興国・米国の株式市場に連動する投資信託分散をするとリスクが下がるので、上記の市場に連動するインデックス型を組み合わせるのが現実的分散はするが、債券を入れたバランス型では効率が悪いと考えられる本記事では松井証券でのおすすめ投資信託を考察してみました。未来はどうなるかわかりません。そのため、できるだけ効率よく資産運用を考えることが重要ではないかと思います。本記事が読者の方の合理的な資産運用の一助になれば幸いです。
2019年06月09日松井証券はこのたび、5月下旬(予定)より、新・会員向けWEBサイト「ネットストック・スマート」の提供を開始すると発表した。同社は、1998年5月に、国内初という本格的インターネット取引「ネットストック」の提供を開始した。以降、個人投資家の利便性向上のため、パソコン向け高機能トレーディングツール「ネットストック・ハイスピード」の提供やスマートフォン向けトレーディングアプリケーション「株touch」の提供など、取引チャネルの拡充を図ってきたという。しかしながら、インターネットの高速化やウェブ技術の進化、スマートフォンをはじめとする新たなデバイスの普及など、個人投資家を取り巻く環境は大きく変化している。同社は、こうした変化に対応した取引環境の提供を実現するため、現行の「ネットストック」に寄せられた顧客の声を元に、新たな取引プラットフォーム「ネットストック・スマート」を開発したという。「ネットストック・スマート」は国内で初めてという、最新のWEB技術であるHTML5を株式取引に本格対応させることで、シンプルで使いやすく、かつ高機能なWEBサイトの構築を実現した。ソフトウェアなどのダウンロードは一切不要で、タブレットをはじめとした多様な端末においてパソコンと同等の快適な取引が可能となるため、幅広い場面において、多くの個人投資家に利用してもらえると考えているという。○「ネットストック・スマート」の主な特徴見やすさ・使いやすさを重視したデザインパソコンでもタブレット端末でも使いやすく:パソコンだけでなく、タブレット端末などのスマートデバイスでの操作性も考慮したデザインとした取引をサポートする便利機能:注文画面に複数気配やチャートを一体化させ取引をサポート。このほか、どの画面からでもメニュー一覧を呼び出せる「マルロクボタン」や「CSV出力機能」「銘柄検索補助機能」など、かゆい所に手が届く便利な機能を数多く用意した各画面のリアルタイム情報配信株価やチャート、ランキングなどの市況情報のほか、顧客の注文や残高状況、評価損益などを自動で更新し、相場の"今"を捉える。さらに、どの画面を見ていても注文が約定した事をポップアップで知らせるリアルタイム通知機能を用意し、より快適な取引環境を実現したダウンロード不要で簡単設定ネットストック・スマートはWEBブラウザだけで利用できる。ツールやソフトウェア、プラグインのダウンロードが一切不要なので、だれでも簡単に利用できる株価ボードがさらにパワーアップ閲覧性・利便性が大幅向上:株価ボードの登録銘柄数を1グループあたり28銘柄に拡大。それぞれのグループに名前をつけて管理できるようになる。また、保有銘柄は自動で反映されるため、現在保有している銘柄の情報を確認するのにも便利。銘柄検索から株価ボードへの登録や、株価ボードからの詳細情報確認・注文への連携を強化し、今まで以上にスムーズに利用できる多様なボードタイプ:株価ボードの他にも、「気配ボード」や「チャートボード」、「ヒートマップ」を用意。「気配ボード」では最大上下8本の複数気配を見ることができるようになった。また、「チャートボード」では、TICKから月足までチャートを一覧で確認できる登録銘柄を一元管理:登録銘柄を松井証券側で管理するため、パソコンやスマートフォンなど、どの端末からでも同じ登録銘柄を閲覧できる充実したチャート機能豊富な分析機能:足種/チャートタイプ/テクニカル指標/ラインツールなど、多様な分析機能を用意した。また、チャート設定の「お気に入り保存」もできるチャート上で注文確認・発注が可能に:ネットストック・スマートでは、チャート画面をクリックするだけで発注できる「チャート注文」機能を実装した。また、チャート上に注文価格や残高のラインを表示できるため、チャートで価格の動きを確認しながら、注文の訂正や取消、発注ができる高機能なランキング情報松井証券独自の「デイトレ適性ランキング」をはじめ、投資銘柄の選定に役立つランキングを多数用意した。市場や対象期間などで条件を絞り込むこともでき、目当ての銘柄を探すのに役立つなお、同社は「ネットストック・スマート」のリリースを記念したキャンペーンの実施を予定しているという。キャンペーンの詳細は、後日、同社WEBサイトにて告知するとしている。松井証券は、今後も個人投資家の利益に資するサービスの拡充に努めていくとしている。
2015年05月12日松井証券はこのたび、3月30日(予定)より、スマートフォン向けトレーディングアプリケーション「株 touch」の機能を改善すると発表した。これに伴い、「株 touch」からNISA口座での株式取引が可能となるほか、入出金の手続きがスムーズにできるなど、より便利に利用できるようになるとしている。「株 touch」は、2009年3月に松井証券が国内の証券会社で初めて導入したという、スマートフォン専用アプリケーション。株式取引や同社独自の『一日信用取引』『一日先物取引』にも対応しており、利便性の高いトレーディングツールとして顧客から好評を得ているという。また、自動更新する「株価ボード」やタップ一つで注文を出すことができる「スピード注文」なども各種機能を兼ね備えている。松井証券に口座を持っていれば全て無料で利用できる。スマートフォンの急速な普及に伴い「株 touch」の利用者数は順調に増加しており、1月には同社におけるモバイル利用者全体の約7割を占めているという。このたびの機能改善により、NISA口座での株式取引が可能となるほか、パソコン向け会員画面を介さずに入出金が行えるため、スマートフォンでの取引利便性が一層向上するとしている。○「株 touch」の主な機能改善NISA口座でも取引可能NISA口座での買付・売却注文が発注できる。また、余力情報画面に「NISA口座投資可能枠」の表示を追加するので、気になる銘柄を見つけた時に、株touchだけでNISA口座で買い付けるかどうかの判断が可能入出金機能を強化入出金ボタンをTOP画面に追加する。「ネットリンク入金」と「出金依頼」が、株touchからスムーズに操作できるようになり、利便性が向上する「返済予約注文」が利用可能返済予約注文の発注機能を追加する。「返済予約注文」とは、新規注文の発注時に、あらかじめその注文の約定後に行う反対売買について予約する注文方法。損益のコントロールに役立つ松井証券は、今後も個人投資家の利益に資するサービスの拡充に努めていくとしている。
2015年03月10日マイボイスコムは10日、「証券会社のイメージに関するアンケート調査-第4回」の結果を発表した。同調査は、6月1日~5日の期間にインターネット上で行われ、10代以上の男女1万1,640名から有効回答を得た。同調査で、証券会社の認知度を尋ねたところ、76.2%の「野村證券」と68.7%の「大和証券」が上位2位にランクインし、これら2つの証券会社を知っている人のうち、4割が現在証券会社と取引をしていることが分かった。次いで、「楽天証券」が45.2%、「SBI証券」が44.5%、「岡三証券」が40.8%との順となった。主に取引している証券会社を聞くと、トップは「SBI証券」で21.3%。以下、「野村證券」が17.2%、「楽天証券」が9.9%、「大和証券」が8.8%、「マネックス証券」が7.6%と続いた。回答者からは、「SBI証券:手数料が安く細かいサービスも充実している。一方で投資の参考となる情報が少し少ない」(男性23歳)、「野村證券:大手なので安心感はありますが、相場見通しがいつも強気だと思います」(女性50歳)、「楽天証券:気軽に取引できて便利であり、サイトのサービスも定期的に改善されていていい」(男性48歳)といった意見が寄せられている。現在取引している証券会社は、「SBI証券」が12.0%で最多。次いで、「野村證券」が11.7%、「楽天証券」が7.6%、「大和証券」が6.6%、「マネックス証券」が6.6%となった。今後取引したい証券会社はどこかとの問いに対して、最も多かったのは「SBI証券」で7.3%。以下、「野村證券」が4.9%、「楽天証券」が4.1%、「大和証券」が2.4%、「マネックス証券」が2.0%と続いたほか、「わからない」も69.4%を占めた。手数料が安いと思う証券会社を尋ねてみると、トップ5には「SBI証券」の8.5%。「楽天証券」の4.8%、「松井証券」の3.3%、「カブドットコム証券」の3.0%、「GMOクリック証券」の2.4%がランクイン。一方、「わからない」との回答は72.5%に上った。信頼性や安心感がある証券会社を質問したところ、1位は「野村證券」で18.4%。以下、「大和証券」の5.2%、「SBI証券」の4.9%が上位3位に入り、「わからない」は59.8%だった。先進性があると思う証券会社でも、76.1%が「わからない」と回答。ランキングは、トップが「SBI証券」で6.4%、2位が「楽天証券」で3.1%、3位が「野村證券」で2.4%となっている。顧客対応がよいと思う証券会社はどこかとの問いに対しても、82.1%が「わからない」と回答。一方、ランキング上位には「野村證券」の5.5%、「SBI証券」の2.7%、「大和証券」の2.1%が入った。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年07月11日松井証券は2日、4月上旬にスマートフォン向けFXアプリケーション「FXtouch」をiPhone/iPad向けに導入。また、5月下旬にはAndroidへの対応を予定していることを発表した。「FXtouch」は、NetFX(店頭外国為替保証金取引)専用に開発されたスマートフォン向けのFXトレーディングアプリケーション。最短0秒で自動更新する「為替ボード」をはじめ、チャート画面を見ながら発注可能な「チャートスピード注文」など、機動的なFX取引をサポートするための各種機能を備えている。松井証券では、これまでスマートフォン向けトレーディングアプリケーションとして、株式取引、先物・オプション取引が可能な「株touch」を提供しているが、今回「FXtouch」を導入することで、株式、先物・オプション、FX全ての商品において、スマートフォン向けアプリケーションでの取引が可能となる。また、昨年11月には、スマートフォンやタブレット端末について、専門的に対応するスマートフォン向けサポートダイヤルを新設。トレーディングツールの向上とあわせたバックアップサポート体制の強化にも努める。対応OS*iOS5.0.1対応機種iPhone、iPod touch、iPad【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年03月08日松井証券は100年を超える業績を誇る老舗の証券会社です。新しい時代の投資にも積極的に乗り出し、幅広い層のユーザーを呼び込んでいます。老舗ならではの安心感は初心者から経験者まで、多くの人たちから支持されており、サポートの手厚さには特に定評があります。本記事では、松井証券の特徴やメリット・デメリットについてご紹介します。○【メリット】老舗ならではの松井証券の安定感と豊富な取扱商品松井証券を使うメリットは、安定感や豊富な取扱商品などさまざまです。中には若い世代に向けたサービスもあり、広い年代のトレーダーを引きつける魅力になっています。○アプリやツール、ロボアドバイザーが使いやすい!松井証券は早い段階でネット参入を開始しており、現在の質の高いアプリやツール、ロボアドバイザーの導入に成功しています。アプリやツールが使いやすいロボアドバイザーが使いやすく、手数料もおトクネットでの投資に欠かせないのが使いやすいツールです。松井証券では精度の高い取引ツールを提供しています。PC向けの取引ツール「ネットストック・ハイスピード」、スマホ向けのアプリ「株アプリ」は画面が見やすいこと、操作性が高いことで、トレーダーから好評を博しています。情報収集ツールも取りそろえています。PC向け、スマホ向けはもちろん、中にはアレクサに対応している音声ツールもあるため、さまざまなトレードスタイルにマッチするでしょう。ロボアドバイザーの「投信工房」も好評です。手数料が無料で使える上に、最低投資金額が100円からという点にも注目したいですね。○約定代金1日50万円まで手数料が無料!トレーディングでは何かと手数料が気になるものです。松井証券では1日50万円までの取引であれば、手数料が無料になる定額制を導入しています。約定代金1日50万円までなら手数料が無料に現物取引以外でも合計額が50万円までなら適用トレーダーの中には、現物取引・信用取引のいずれも手がけている人がいるでしょう。松井証券の場合、どの取引でも現物取引と合わせた合計額が50万円までなら、手数料無料サービスの対象になります。○初心者も心底安心のサポートの手厚さ!松井証券のサポートは非常に手厚いという評判です。「2020年度問合せ窓口格付け(証券業界)」では、10年連続で最高の三つ星を獲得しています。業界最高峰の手厚いサポート取引ツールの操作をリアルタイムでサポート可能webだけではなくコールセンターで積極的な電話サポート初心者の間は取引ツールの操作がうまくいかないこともあります。松井証券では遠隔で操作画面をチェックし、ユーザーの理解度に合わせた説明やアドバイスをリアルタイムで提供しています。また、web全盛期の時代ですが、コールセンター「マネープランサポート」を設置し、電話による丁寧なサポートも可能です。○若いトレーダー必見!25歳以下は手数料無料松井証券では25歳以下のトレーダーに対し、一部で手数料を無料にするサービスを提供しています。25歳以下なら一部手数料無料無料になるのは株式取引手数料が無料になるのは株式取引(現物・信用)のボックスレートです。NISAをはじめとした商品の中には対象外になるものもありますので、事前の確認が必要です。○【デメリット】IPO取引をメインにしたい人は注意松井証券にはデメリットもあります。IPOの銘柄が少ないポイントシステムへの不満松井証券はIPOの銘柄が少ない傾向です。IPOをメインにしたければ、他の証券会社が適しています。ポイントシステムへの不満もあるようです。使い勝手が悪いと感じる声があり、ポイント重視の人には物足りないかもしれません。○【Q&A】松井証券への疑問・よくある質問とその答え松井証券への疑問や質問についてチェックしてみましょう。○Q1.海外株の取り扱いはありますか?A1.2022年下旬より、松井証券では米国株の取り扱いをスタートしています。○Q2.口座開設は即日可能ですか?A1.松井証券の口座開設は、オンライン申し込みで3営業日ほどかかります。郵送の場合は1週間程度の日数を要します。○Q3.最低いくらから投資できますか?A3.松井証券のすべての投資信託は、最低100円から購入が可能です。
2010年01月15日