公益社団法人シャンティ国際ボランティア会は6月1日から30日まで、ブックオフコーポレーションの協力のもと、読まなくなった本やCDを活用した海外の教育支援「上手な活用術でゴミにはしない宣言」を実施する。同法人は1981年に設立。タイにあったカンボジア難民キャンプで子どもたちに絵本を提供することから活動を開始した。今年は16棟の小学校建設、6棟の小学校図書館建設、6言語26タイトルの絵本出版(66,400冊)を行うという。今回の「上手な活用術でゴミにはしない宣言」も、これらの活動の一環。読まなくなった本、ゲームソフト、CD、DVDを募って、難民キャンプ等、困難な状況での生活を余儀なくされている子どもたちの教育支援にあてる。ダンボール箱に本、CDなど30点を目安に梱包(こんぽう)し、電話・インターネットでシャンティ国際ボランティア会まで申し込むと、全国どこでも無料で佐川急便が集荷する。本やCDはブックオフオンラインに運ばれ査定され、査定額に10%をブックオフコーポレーションが上乗せして同会に寄付するという。キャンペーン期間中に申し込んだ人の中から抽選で10人に、同会のフェアトレード商品の「ハートマスコットがプレゼントされる。詳しくはシャンティ国際ボランティア会まで。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年05月29日日本公文教育研究会は、0歳~2歳の乳幼児と母親向けの新しい教育サービス「Baby Kumon(ベビークモン)」を、この6月より全国約8,000の公文式教室で開始する。日本公文教育研究会が大学教授等と共同して行った研究によると、0歳児~2歳児を中心とした乳幼児期に母親が行う「歌いかけ」「読み聞かせ」が、母子関係の構築と子どもの発達に寄与することが確認された。「歌いかけ」は母親と子どもとの交流に特に強く結びついて、主に「親子のきずな」を継続して発展させる役割を持ち、「読み聞かせ」は親子の情緒的な交流から、やがて物事を知る手段になるという。この研究は各種のシンポジウムや日本子育て学会、日本発達心理学会等でも発表されている。Baby Kumonは「親子のきずなをはぐくみ、まなびの土台をつくる」をコンセプトに、歌と読み聞かせを中心とした親子のやりとりを家庭で楽しむための新教育サービス。絵本や歌本、CDなど各種教材を使い、子どもの発達に合わせた親子のコミュニケーションを行える。さらに、公文式教室でくもんの先生のサポートを毎月1回受ける「Baby Kumonタイム」も設定される。受講料は月額2,100円(税込み)。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年05月15日