最近なんだか疲れやすい、ダルい…、そんな時は鉄分不足かもしれません。鉄分と聞いて思い浮かぶのは、これからが旬の「ほうれん草」ではないでしょうか。鉄分の含有量が多い野菜の代名詞。でもほうれん草は、鉄分だけではないのです。今回は、ほうれん草の栄養と、美味しいレシピをご紹介しましょう。「ほうれん草」で、美肌をサポート!昔のアニメでポパイがほうれん草を食べてパワーアップしたように、ほうれん草は非常に栄養価の高い野菜のひとつです。とくに、女性が不足しがちな「鉄分」が豊富です。鉄分は赤血球にあるヘモグロビンの主成分。体中に酸素を運ぶ役割を持っているので、鉄分が不足すると体は酸欠状態に…。疲れやすかったり、めまいがしたり、酸素を必要とするお肌のターンオーバーが乱れ、くすみ、シミ、シワなどの肌トラブルにつながってしまうことも。こまめに摂りたい鉄分ですが、摂りすぎると吐き気や下痢などの副作用もあるので、摂取量には注意が必要です。※30~49歳(月経あり)女性 1日の鉄分摂取基準 … 10.5mg(日本人の食事摂取基準2015年版より)鉄分のほか、ビタミンCやβ-カロテンも多く含まれています。とくに、皮膚や粘膜の健康を保ち、細胞の老化を防いでくれる “抗酸化作用” を期待できるのが、β-カロテンです。油と一緒に調理することで、体内への吸収率もアップします。また、胎児の神経管閉鎖障害のリスクを低減させる「葉酸」、カルシウムによる骨の形成の補助・筋肉の収縮の調整・血圧上昇を抑える「マグネシウム」なども含まれています。アラフォーの美と健康をサポートしてくれる心強い味方「ほうれん草」を、日々の食事でもっと積極的に取り入れていきましょう。次ページからは、編集部オススメ!「ほうれん草」を使った簡単レシピをご紹介します。・神経管閉鎖障害…脳や脊髄のもとが作られる妊娠の4週~5週頃に起こる胎児の先天異常のこといろんな食材とも相性よし!「ほうれん草」の簡単レシピ▼ホウレン草入りスペイン風オムレツ栄養バランスに優れている「卵」と一緒に。栄養価の高い一品! ▼ほうれん草の磯辺巻き見た目も美しく、品のある一品。しっかり野菜の水気を絞るのがポイント。 ▼ほうれん草のクルミ和えクルミの風味が口の中に広がります。 ▼ほうれん草餃子ほうれん草がまるまる1束入り! 野菜嫌いなお子さまにもオススメの鉄分たっぷり餃子。 ▼常夜鍋毎日食べても飽きない常夜鍋。料理の手軽さも嬉しい一品。 ▼カキとほうれん草のクリーム煮ビタミン・ミネラルたっぷりのカキと一緒に。栄養満点のクリーム煮。 ▼ほうれん草の豆乳パイコラーゲン生成を助ける豆乳を使ったパイ。女性が喜ぶ一品。 ▼ほうれん草ポタージュ緑色が鮮やかなポタージュ。生クリームで美味しさのアクセントを。 ▼ほうれん草蒸しパンホットケーキミックスで作る、お子様のおやつに最適な簡単蒸しパン。 これから冬に向けて甘味も増し、栄養価も高くなるという「ほうれん草」。ぜひ、食卓に取り入れてみてはいかがでしょうか。
2015年11月12日