2022年8月24日 15:50
一玉10円で爆安!物価高を乗り越える1食180円レタス料理
レタスが格安に!
「いまレタスの出荷価格が暴落し1玉20円程度しか入りません。畑には出荷されていないレタスが……今日も廃棄されています」
7月某日、こんなツイートが拡散された。現在、3.7万件超ものリツイートがされ、話題になっている。
東京都内にある大手スーパーの青果コーナーでは、大根1本280円、ほうれん草1袋198円、大葉1袋88円と、野菜が軒並み値上がりしている。
これに対し、レタスは大手スーパーでも98円。新宿区の青果店では、レタス1玉10円でたたき売りのような光景も見られた。
安いからといって、小ぶりだったり、不良があるわけではない。
しかし、農水省が毎月発表する東京都の野菜の小売価格(7月29日公表)を見ても、レタスの平均価格は前年比68%まで落ち込んでおり、1キログラムあたり296円に下がっている。
レタスはなぜ、価格が急落しているのだろうか。
レタス出荷高日本一を誇る長野県でレタス農家を営む梅田さん(仮名)はレタスの値下がりについてこう話した。
「レタスが作られすぎていることが原因です。実はレタスは下手くそな人にも作れてしまうため、県外にノウハウが流出し続け、生産量が上がっています。