オリヴィア・ワイルドが『Naughty』を監督することになった。クリスマスを舞台にしたコメディ映画で、マーゴット・ロビーのプロダクション会社ラッキー・チャップが製作する。親権争いをしている女性が裁判で自分に有利な証言をしてもらえるよう、サンタクロースを探そうとするという物語らしい。ワイルドは『ブックスマート卒業前夜のパーティデビュー』で監督に初挑戦。昨年は『ドント・ウォーリー・ダーリン』を監督した。ロビーは主演を兼任した『バービー』を製作し、10億ドル超えの大ヒットに持っていったばかりだ。キャスティングは未定。文=猿渡由紀
2023年12月12日『パディントン』シリーズ第3弾『Paddington in Peru(原題)』に、アントニオ・バンデラス、オリヴィア・コールマン、レイチェル・ゼグラーが出演することが分かった。『パディントン』の公式ツイッターが発表した。アントニオはブラウン一家のペルーでの冒険を手助けする、勇ましく恐れを知らない川船の船長、レイチェルはその娘を演じる。オリヴィアは「クマ向けの老人ホーム」を運営する修道女役だという。また、前2作でサリー・ホーキンスが演じたメアリー・ブラウン役を、エミリー・モーティマー(『メリー・ポピンズ リターンズ』)が演じることも明らかになった。サリーは「私にとって、この役を他の方にお任せする時期だと感じていました。そして、エミリー・モーティマーは本当に素晴らしい特別な人で、彼女の右に出る者はいないのです。彼女はメアリー・ブラウンの本質を体現しつつ、完全に自分のものにしてくれるでしょう。これからも私はパディントンの世界を愛し続けます」とコメントしている。前作より引き続き出演するキャストは、ベン・ウィショー(パディントンの声)、ヒュー・ボネヴィル(ヘンリー・ブラウン)、ジュリー・ウォルターズ(バード夫人)、ジム・ブロードベント(サミュエル・グルーバー)、マデリン・ハリス(ジュディ・ブラウン)、サミュエル・ジョスリン(ジョナサン・ブラウン)。(賀来比呂美)
2023年06月26日映画『エンパイア・オブ・ライト』ブルーレイ+DVDセットのリリース(※5月26日)を記念して、主演のオリヴィア・コールマンの魅力を語る、特典のインタビュー映像がシネマカフェに到着した。本作は、1980年のイギリス南岸の静かなリゾート地を舞台にした、愛と友情と絆を描いた感動作。「第80回ゴールデングローブ賞」主演女優賞(ドラマ部門)にノミネートされ、賞レース常連のオリヴィア。本作では、辛い過去を経験し、心に闇を抱える、映画館「エンパイア劇場」で働く主人公ヒラリーを演じている。サム・メンデス監督は、彼女は現場で真剣に取り組むものの、深刻にはならず、現場の雰囲気を軽く楽しくさせていたと明かし、エリス役のコリン・ファースも、彼女が先導役としてキャストに影響を与えていたおかげで、とても楽しい現場だったとふり返っており、映像では、フランクにキャストやスタッフたちとコミュニケーションを取り、現場の士気を高める様子が垣間見える。一方、オリヴィアの演技については、撮影総指揮のマイケル・ラーマンが「最高だ」と絶賛。テイク1で見事に演じる彼女への尊敬の想いを熱弁。彼女が恋をするスティーヴン役のマイケル・ウォードは「彼女は自分をさらけ出しヒラリーを体現した。直感を信じてるんだ」と演技への深い理解を語った。デジタル配信中(購入/レンタル)5月26日(水)ブルーレイ+DVDセット発売『エンパイア・オブ・ライト』コピーライト:© 2023 20th Century Studios.(cinemacafe.net)■関連作品:エンパイア・オブ・ライト 2023年2月23日よりTOHOシネマズ日比谷ほか全国にて公開© 2022 20th Century Studios. All Rights Reserved.
2023年05月25日歌手・俳優のオリヴィア・ニュートン=ジョンが亡くなった。享年73。夫のジョン・イースターリング氏がオリヴィアの公式Facebookに掲載した声明によると、オリヴィアは「南カリフォルニアの牧場にて、家族と友人に見守られて安らかに息を引き取りました」とのこと。「オリヴィアは、30年以上にわたって乳がんとの闘いをシェアすることで、勝利と希望の象徴になってきました」と長年の闘病について触れ、花を手向ける代わりにオリヴィアが設立した植物療法とがんの研究を目的とした「オリヴィア・ニュートン=ジョン財団基金」に寄付をしてほしいと呼びかけている。『グリース』でオリヴィアと共演して以来、友情を築いてきたジョン・トラボルタは「親愛なるオリヴィア。あなたは私たちの人生をより良いものにしてくれました。あなたの影響力は信じられないほどでした。大好きです。いつかまた会いましょう。みんなで一緒になれますよ。初めて会ったときから、そして永遠にあなたのものです。あなたのダニー、あなたのジョンより」とインスタグラムに若き日のオリヴィアの写真を投稿し、メッセージを送った。ジョンのほか、ジェームズ・ガン監督、アントニオ・バンデラス、ダニエル・デイ・キム、ジョージ・タケイ、ロッド・スチュワート、ミア・ファローら多数の業界仲間がSNSでオリヴィアを追悼した。(賀来比呂美)
2022年08月09日『ブックスマート 卒業前夜のパーティーデビュー』で長編映画監督デビューを果たしたオリヴィア・ワイルドの監督作第2弾、『Don't Worry Darling』(原題)の新たな予告編が公開された。今作は、ヴィクトリーという実験的な企業都市のユートピア(楽園)のようなコミュニティに暮らす人々の物語。夫たちは極秘の「ヴィクトリー・プロジェクト」に従事し、妻たちはコミュニティの美しさ、豪華さ、道楽を楽しんでいる。全ての住人のニーズに企業が応え、完璧な人生を送れるのだ。その見返りは、ヴィクトリーの理念に対する、疑問なき忠誠心だけ。しかし、牧歌的な生活に亀裂が入り、魅力的な見かけの下に潜む邪悪なものが姿を現し始めると、アリス(フローレンス・ピュー)はヴィクトリーで彼らが何を、何のためにしているのか、疑問に思わずにいられなくなる。予告編の最後では、アリスが企業の創設者フランク(クリス・パイン)と対峙し、「きみのような人を待っていた。ぼくに挑んでくるような」と言われるシーンも。キャストはフローレンス、ハリー、クリスのほか、ジェンマ・チャン、キキ・レイン、監督のオリヴィアも出演している。予告編には映画ファンから「予告編だけで十分にサイコ・ホラー。公開初日に観に行きたい!」「フローレンスの演技は予告編だけでも素晴らしい。オスカーが楽しみ!」などの感想が寄せられている。『Don't Worry Darling』は北米で2022年9月23日公開予定。(賀来比呂美)
2022年07月22日『ロスト・ドーター』のオリヴィア・コールマンとジェシー・バックリーが、早くもまた共演することになった。タイトルは『Wicked Little Letters』。舞台は20年代の海辺の街で、コールマン演じるイディスとバックリー演じるローズはご近所さん。ある時、ご近所一帯に下品な言葉を交えた奇妙な手紙が届くようになり、警察と近所の人々が送り主を突き止めようとするという物語らしい。『ロスト・ドーター』では同一人物の違う時期を演じたため、コールマンとバックリーが一緒にいるシーンはなかったが、今作ではたっぷり期待できそうだ。監督は『世界一キライなあなたに』、『ゴリラのアイヴァン』のテア・シャーロック。撮影はこの秋、イギリスで始まる。文=猿渡由紀
2022年05月16日『女王陛下のお気に入り』「ザ・クラウン」のオリヴィア・コールマンと『ハリー・ポッター』シリーズのデヴィッド・シューリスが共演し、イギリスで実際に起きた事件をドラマ化した「ランドスケーパーズ 秘密の庭」が「スターチャンネルEX」にて独占配信中。この度、5月8日(日)に「BS10スターチャンネル」で1話が先行放送されることに合わせ、キャストやスタッフが語る舞台裏映像が初公開された。中年夫婦スーザンとクリスは、人には言えない事情がありフランスで慎ましい生活を送っていた。仕事がなかなか見つからずついに経済的に行き詰まったクリスは援助を頼むためイギリスに住む継母に電話をかけ、秘密を告白してしまう。すると継母は彼の自白を警察に通報してしまい、往年の名画のような妄想の世界に生きていたスーザンとクリスは突如現実の世界に引き戻され、厳しい現実とそれぞれの辛い過去と向き合うことになる。本作は、殺人など犯しそうもない物腰の柔らかい中年夫婦をオリヴィアとデヴィッドが演じ、称賛を集めたミニ・シリーズ。クリエイターはオリヴィアの実の夫であるエド・シンクレア。監督は「チェルノブイリ」の製作会社「シスター」が手掛けたNetflixドラマ「Giri/Haji」に出演した日系イギリス人のフィルムメーカー、ウィル・シャープが務めている。到着した映像では、スーザン役のオリヴィアが「イギリスでは実話の犯罪ドラマは人気があって、でもどれも似ている。この作品の持ち味は独特な表現方法」と作品の映像表現について語る。監督・脚本・製作総指揮のウィルは「さまざまな方法を用いて現代のシーンを、フラッシュバックで過去のシーンを描写した。これが“MITH(ミス)”だ」と語ると、脚本・製作総指揮のエドは「MITHは話を映像化すること」と言う。「例えば彼らが警察に供述した話、そして彼らの日常についての話、特に彼らが事件を起こしたあの週末についての話だ。MITHの手法のように、ありきたりの法廷シーンから抜け出すための何かが必要だと感じていたんだ。そんな時、西部劇にふさわしい村を見つけた」と、スーザンの空想としてファンタジックに差し込まれる西部劇のシーンについて秘密を明かす。クリス役のデヴィッドは「スーザンの空想世界はハリウッドの西部劇がベースだ」と述べ、スーザンによる古い映画やゲイリー・クーパーへの憧れの気持ちについて、シンクレアは「おそらく彼女は困難に陥った時、自分の状況を理解するための手段として空想の世界に入っていたのだと思う」と一種の自己防衛だったと考えを示す。そしてオリヴィアは、「こういったやり方は初めてで、作品に関われてよかった。刑事ドラマとは全く違うのも魅力的。すばらしい作品だから早く見てみたい」と出演後の率直な感想を目を輝かせながら語った。若い頃に受けた家族内のトラウマを抱えるスーザンの目線を通して進む映像は、果たしてどこまで現実なのか、妄想なのか?映像からは、絶望的な状況に置かれながらも、どこか夢見がちなスーザンの内面世界を巧みに、かつユニークに映像化した本作の舞台裏が垣間見える。(text:cinemacafe.net)
2022年05月03日妻の両親を殺害し、家の裏庭に埋めた夫婦が15年後に逮捕されるというイギリスで実際に起きた事件をオリヴィア・コールマンとデヴィッド・シューリス共演でドラマ化した「ランドスケーパーズ 秘密の庭」が4月1日(金)より「スターチャンネルEX」で独占日本初配信決定。その予告編と場面写真が解禁となった。イギリス人の中年夫婦スーザンとクリスは、人には言えない事情がありフランスで慎ましい生活を送っていた。仕事がなかなか見つからず、ついに経済的に行き詰まったクリスは援助を頼むためイギリスに住む継母に電話をかけ、秘密を告白してしまう。すると継母は彼の自白を警察に通報、往年の名画のような妄想の世界に生きていたスーザンとクリスは突如現実の世界に引き戻され、厳しい現実とそれぞれの辛い過去と向き合うことになる。この度解禁されたティザー映像では、殺人など犯しそうもない物腰の柔らかいクリス(デヴィッド・シューリス)とスーザン(オリヴィア・コールマン)夫妻の仲睦まじいロマンチックな姿から一転、警察で取り調べを受けている神妙な面持ちのスーザンと、冷血な表情で銃を構えるクリスの姿が映し出される。愛し合う夫婦が殺人事件の加害者になるまでの道筋には、どんな謎が秘められているのか!?物語の不穏さを匂わす期待の高まる映像となっている。オリヴィア・コールマン&デヴィッド・シューリス 二大実力派俳優の共演『女王陛下のお気に入り』でアカデミー賞を受賞、「ザ・クラウン」ではエリザベス女王を演じて、本年度は『ロスト・ドーター』でアカデミー賞に再びノミネートされているオリヴィア・コールマンと、『ハリー・ポッター』シリーズのルーピン先生役や『ワンダーウーマン』などで知られるデヴィッド・シューリスが夫婦役で共演。殺人を犯しておきながら、その現実から逃避し、15年も普通に生活していたという一見地味で平凡だが謎多き中年夫婦を見事に演じている。しばしば映画の世界に逃避する物腰の柔らかい穏やかなキャラクターの中に、どこか“歪み”を感じさせる2人の演技は見逃せない。英Sky&米HBOと「チェルノブイリ」製作陣、コールマンの夫エド・シンクレアの最強タッグ英SKY&米HBOオリジナル作品の本作は「チェルノブイリ」の製作会社「シスター」と、コールマンが夫エド・シンクレアと設立した「サウス・オブ・ザ・リバー・ピクチャーズ」の共同製作で、夫妻のプロダクションにとっては初めての作品。脚本を手掛けたシンクレアは、スーザン役に妻コールマンを想定して執筆。監督を務めたのはシスター製作のNetflixドラマ「Giri/Haji」に出演した日系イギリス人のフィルムメーカー、ウィル・シャープ。キャスト、クオリティともに映画級のドラマであり、起承転結がはっきりした全4話構成で一気見しやすいミニシリーズとなっている。キャラクターの妄想の世界に飛び込ませる独特な演出大学で法律を学び、人はなぜ犯罪を犯すのかに興味があったというシンクレアと、自身も双極性障害を抱えることから過去のTVシリーズ監督作で精神疾患を扱い高い評価を得たシャープは、本作のモデルとなった実在の殺人事件により人間的な形でスポットライトを当てたいと考えた。妻のスーザンに承諾を得た上で、現実の裁判では認められなかった彼女の主張に基づくストーリーをフィクションとして膨らませ、スーザンの回想や白昼夢を、西部劇やモノクロ映画風の映像で挿入し、極端な色使いのライティング効果でシュールに演出。夫婦の内面世界を通して、実在の殺人事件を新たな角度から秀逸に描いた。堅い絆で結ばれた2人の独特な愛の世界はファンタジー・ラブストーリーといっても過言ではなく、監督、脚本の手腕は賞に値すると評価されている。オリヴィア・コールマン“キャリア最高の演技”「Rotten Tomatoes」98%の高評価妄想と現実の境界線が分からなくなってしまった主人公スーザンを見事に演じたコールマンはThe Guardian紙から「キャリア最高の演技」と賞賛され、 夫を演じたシューリスと「二大俳優の共演」としその熟練の演技は高く評価されている。「2021年最も面白い作品」(The Newyorker)との呼び声もあり、Rotten Tomatoesでは批評家から98%の高評価を獲得している。往年の名作の挿入や様々なハリウッドスターの言及で映画ファンを楽しませる実際15年間に渡り、殺した両親の年金など約4000万円を横領していた夫婦は、そのほとんどをハリウッドスターのポスターやサイン入りアイテムなどに注ぎ込んでいたという。ドラマではスーザンが大好きなゲイリー・クーパーの『真昼の決闘』が本編に挿入されたり、ジェラール・ドパルデューとの手紙のやりとりや、2人の初めてのデートで見たジェラール・ドパルデュー出演の『終電車』の挿入、西部劇風のエンドロール(最終話)など、往年の名作も楽しめる要素が溢れている。(text:cinemacafe.net)
2022年03月17日今年、設立5周年を迎えたスキンケアブランド「True Botanicals」が、設立当時からパートナーシップを組んでいるオリヴィア・ワイルドをモデルに迎え、サステナビリティを促進するキャンペーンを開催中。「True Botanicals」はサステナビリティ&クリーンな製品を提供することを最優先に掲げてきたブランドで、今回は「サステナビリティはセクシー」をキャッチコピーに打ち出したキャンペーンを展開。修整・加工なしでオリヴィアがヌードを披露している。「サステナビリティを義務と感じる必要はなく、むしろ楽しみに近い」ことを伝えたいという。「True Botanicals」やオリヴィアのインスタグラムでも画像を見ることができる。「私は30代後半で、2人の子どもがいます。肌に関して、これまでにないほどの自信を感じているんです。私のボディは、これまで本当によくやってくれました。だから、私自身にとっても地球にとってもよいという、ラグジュアリーなスキンケアで甘やかすのもいいんじゃないかなと思います」とオリヴィアは語っている。「True Botanical」の設立者ヒラリー・ピーターソンは、「安全でサステナブルなスキンケア商品が、ラグジュアリーかつ効果的なものに等しくなりうる」ことを証明したかったという。美容業界ではナチュラルブランドはラグジュアリーさが否定される傾向があるため、このキャンペーンでは美容業界での「ラグジュアリー」を再定義する目的もあると語っている。(Hiromi Kaku)
2021年10月14日オリヴィア・ワイルドの長編監督作第2弾となる『Don’t Worry Darling』(原題)の全米公開日が、2022年9月23日に決定。“映画館のみ”での独占公開を強調している。オリヴィアがツイッターとインスタグラムでティザー動画を公開し、発表した。今作は、1950年代のカリフォルニアの砂漠地帯にある孤立した理想郷を舞台としたサイコスリラー。フローレンス・ピューとハリー・スタイルズが夫婦を演じており、ティザー動画の中では激しく濃厚なキスシーンを見せている。このシーンに対し、ハリーのファンから「悲鳴を上げてしまった」との書き込みが多数寄せられている。また、どうしてそんな状況になったのかは不明なものの、フローレンスが顔をラップでぐるぐる巻きにされて、もがき苦しんでいるシーンも。「たった10秒ほどの動画ですでに私は虜になってしまった」「1年も待たなくてはならないなんて、耐えられない」と映画ファンの反応は上々だ。撮影は今年2月にすでに終了。オリヴィアはその際に、「あまり知られていない事実:ほとんどの男性俳優は、女性が主演を務める映画で助演をやりたがらない」とSNSにつづり、そんななかでハリーがオファーを受け入れてくれたことに感謝を表していた。なお、ハリーが演じるジャック役は当初シャイア・ラブーフが演じる予定だったが、シャイアのあまりの素行不良によりオリヴィアがクビにするという事件もあった。オリヴィアとハリーはこの作品がきっかけで恋人となり、交際歴は8か月ほどとみられる。(Hiromi Kaku)
2021年09月14日ザック・エフロンやヴァネッサ・ハジェンズらを大ブレイクさせたオリジナル映画『ハイスクール・ミュージカル』。現在、ディズニー公式動画配信サービスDisney+(ディズニープラス)では新キャストが集った、オリジナルドラマシリーズ「ハイスクール・ミュージカル:ザ・ミュージカル」シーズン2が配信中。世界中を魅了し、話題となっている。物語を彩る圧倒的な歌唱力やダンスはもちろんのこと、そのパフォーマンスを繰り出す魅力的なキャストも見どころの1つ。そこで今回は、主演を務めるオリヴィア・ロドリゴ、ジョシュア・バセットをはじめ、大注目の次世代スターたちの魅力に迫った。◆テイラー・スウィフト大絶賛!8週連続全米シングル・チャート1位ニニ役のオリヴィアは、フィリピン人の父、アメリカ人の母を持つアジア系アメリカ人。アーティスト、俳優とマルチに活躍する18歳の現役高校生。2019年に本作のシーズン1に大抜擢され、人気急上昇。2021年1月にリリースしたデビューシングル「ドライバーズ・ライセンス」で、全米・全英シングル・チャート初登場1位を皮切りに、各国の音楽ストリーミングサービスで首位を獲得、“初登場から8週連続全米シングル・チャートで1位となった史上初のアーティスト”の新記録を打ち立てた。この楽曲は、オリヴィアが「世界一のファン」と公言し、インスピレーションの源となっているテイラー・スウィフトからも大絶賛。そして5月にリリースしたデビューアルバム「Sour」が全米アルバム・チャートでも1位となったことで、デビューアルバムとデビューシングルの両方で首位を獲得した最年少アーティストとなるなど、次々に新記録を樹立。トップアーティストをはじめ、様々な分野からその活躍に注目が集まっている。◆歌唱力のみならず楽器、作詞作曲の才能にも定評! 音楽に愛されたアーティストリッキー役のジョシュアは、出身地・南カリフォルニアの教会でドラムを演奏し、ウクレレ、ギター、ピアノを独学で習い15歳のときに作曲を始めたそう。ディズニー・チャンネル作品をはじめ有名ドラマに出演後、本作のシーズン1に抜擢されると同時に、音楽活動も本格的にスタート。2020年にデビューシングルをリリースするとわずか1か月で500万回再生を記録し、「まるで第一打席でホームランを打ったみたいだ」と、数々のメディアから賞賛を受けた。今年に入ってからもバーチャルライブの開催や新曲のリリースなど、精力的な活動を行っている。さらに、この2人は米タイム誌が発表する「次世代の100人」の2021年版にも選出。本作の出演を皮切りに、一躍スターの座へと上り詰めた。◆個性が光る“ワイルドキャッツ”ほか、新星続々ミュージカルであるシリーズに欠かせないのが、高い歌唱力。アーティストとしても活躍する主演の2人はもちろん、5歳から女優兼歌手として活躍するアシュリン役のジュリア・レスターや、ミュージカル・アカデミーやボーカルグループで長年活躍したセブ役のジョー・セラフィニなど、パフォーマンスの経験や実績はお墨付き。キャストそれぞれにソロやデュエット曲があり、一人ひとりの個性が光る。シーズン2ではワイルドキャッツのお馴染みのメンバーのほかにも、期待の新星アンドリュー・バース・フェルドマンとアッシャー・エンジェルもゲスト出演。シーズン2をきっかけにスターに輝くのは誰か、キャストの活躍も要注目だ。「ハイスクール・ミュージカル:ザ・ミュージカル」は、日本でも一大ムーブメントを巻き起こした映画『ハイスクール・ミュージカル』から生まれた大ヒットドラマ。同作の15年後に、新世代の高校生たちがそのリメイク版のミュージカルに向かって奮闘する等身大の姿を、友情や恋愛模様を絡めて描いた。シーズン2では、新たな舞台へと挑むことになる演劇部<ワイルドキャッツ>。春のミュージカル公演にジェン先生が選んだのは、なんとディズニーアニメーションの金字塔ともいえる『美女と野獣』。しかも、強豪ライバル校のノース高校を相手に、最も優れた高校演劇部に贈られる名誉ある賞“アラン・メンケン賞”を目指す。かつての舞台イースト高校で繰り広げられる新たなストーリーには、オリジナル映画のファンも楽しめる要素が満載。次世代のキャストたちが受け継ぐ“みんなスター”の精神、そして彼らの成長を見届けてみて。「ハイスクール・ミュージカル:ザ・ミュージカル」シーズン2はディズニープラスにて配信中。(text:cinemacafe.net)
2021年06月09日ステイホームが続くなか、ときには別世界に行ってしまいたいと思うことも多いのでは?そんな気分のときにオススメしたい映画は、主人公が“もうひとつの世界”に迷い込むことで真実の愛を知るファンタジック・ラブストーリー『ラブ・セカンド・サイト はじまりは初恋のおわりから』。今回は、本作の見どころについてこちらの方にお話をうかがってきました。ジョセフィーヌ・ジャピさん【映画、ときどき私】 vol. 377セザール賞やリュミエール賞で有望若手女優賞にノミネートされたことがあり、フランス映画界でも注目度が高い女優ジョセフィーヌさん。フランスの名門校を卒業した経歴を持つ才色兼備な女性としても知られています。弾けるようなキュートな笑顔が魅力のジョセフィーヌさんが演じたのは、主人公ラファエルの妻でヒロインのオリヴィア。元の世界ともうひとつの世界(パラレルワールド)という2つの世界を舞台に描かれる本作で、前者では小さなピアノ教室を開いている妻、そして後者ではラファエルと出会わず、ピアニストとして成功しているという、それぞれ違う立場に置かれる女性を見事に好演しています。この作品がきっかけで相手役のフランソワ・シビルさんと交際に発展したことでも話題となっていますが、今回は現場での様子や自身の恋愛観について語っていただきました。―本作では、同じ人物でありながら設定に応じて2パターンで演じるという難しい役どころに挑戦されています。ご自身のキャリアのなかで、この役との出会いはどのようなものになりましたか?ジョセフィーヌさん劇中で私が演じたのは、同じルーツを持ちながら2つのパーソナリティを持っている女性。ひとりは人生で成功していて、もうひとりは自分がやりたいことをちゃんと認められていない女性でしたが、私にとっては、そんなふうにキャラクターを演じ分ける経験は初めてのことでした。しかも、ロマンティック・コメディの作品に出演するのも初めてだったので、いろいろと試行錯誤することは多かったですね。でも、それぞれのオリヴィアをきちんと存在させることに専念できたので、非常に意義深い演技に挑めたと思っています。周りから自然とインスパイアされる現場だった―相手役を務めたフランソワ・シビルさんとの初共演はいかがでしたか?ジョセフィーヌさん実は彼とはもっと前にほかの作品で共演するはずだったんですが、そのときは企画自体が飛んでしまったんです。予定されていた作品も今回と同じようにラブストーリーで、カップルの役を演じる予定でした。話が一回流れたにもかかわらず、こうしてまた同じような役どころでオファーがきたことに関しては、うれしいと同時に驚きもありましたね。現実のほうがフィクションに引き寄せられているようなところがあるんだなと。彼と一緒に演技をすることは、とても楽しかったです。―満を持しての共演だったんですね。実際に撮影を通して、フランソワさんから刺激を受けたことはありましたか?ジョセフィーヌさんこれはフランソワだけでなく、監督のユーゴ・ジェランや共演者のバンジャマン・ラヴェルネにも言えることですが、この現場では家族のような関係を形成できたように感じました。監督にしても俳優にしても、みなさん称賛されるべき才能を持っている方々ですからね。自然な形で周りからインスパイアされました。そのまま真似をするという意味ではありませんが、彼らの演じ方をどうやって自分のものにできるのかを考えることもあったので、私にとっては素晴らしい経験になったと思います。愛も友情も成就したらゴールではない―本作は、若くして結婚した監督の実体験から着想を得たお話だそうですね。この物語を通して、ジョセフィーヌさんの恋愛観や結婚観に変化はありましたか?ジョセフィーヌさん確かに、これは監督と奥さんの話から生まれた物語なので、とても親密な内容ですよね。実際、監督が感じた不安や恐怖、そして喜びなどが盛り込まれていますから。ただ、私自身の考えはそんなに変わってはいないと思います。なぜなら、あくまでもこれは自分が演じるためのストーリーなんだと距離を置いていたからです。とはいえ、「私の人生に起きたことではなくてよかった」と感じた部分はありましたが(笑)。でも、この作品を通して気がついたことは、恋愛でも結婚でも友人関係においても、愛する人と一緒に支え合っていく姿はとても美しいんだなということでした。―ラファエルは仕事熱心ではありますが、恋愛においても仕事においても自己中心的なところがある人物だと思いました。それがいろいろな経験をすることで相手を思う愛を知るわけですが、ジョセフィーヌさんが人を愛するうえで大切にしていることはありますか?ジョセフィーヌさんうまくは言えませんが、相手のことを考えて、相手に興味を持つというのは、人を愛するうえではとても大切なことだと思います。愛も友情も一度成就したからと言って永遠に続くと思ったら大きな間違いですから。自分が相手に対しておざなりな扱いをすれば、人は離れていくのは当然のことですよね。この作品では自分にとって大切な人にどう対処するべきかについて描かれていますが、私もその部分についてはグッときましたし、とても感動しました。大切なのは、好きな人に囲まれて過ごす時間―ちなみにジョセフィーヌさんがいま生活のなかで大切にしているのは、どんなことですか?ジョセフィーヌさんみなさんもご存じのように、いまの私たちは特別な状況のなかで生きていますよね。だからこそ、私が楽しいと感じるのは、自分の好きな人たちに囲まれて過ごす静かなひととき。そういった時間をシェアできることが喜びになっているんだと思います。あとは、イラストを描いたり、料理をしたりするのも好きな時間。いまのこういう状況のなかでも、最大限楽しめるように心がけています。もちろん、人生にはほかにも素敵なことはたくさんありますが、いまはそういったことが私にとっては大切な時間です。―それでは、もし自分がラファエルのようにパラレルワールドに行ったとしたら、やってみたいことはなんですか?ジョセフィーヌさん実は、そういうことを実際に考えたことがあるんですよ!私がやってみたいことは2つあって、1つ目はシェフになること。そして、2つ目は女性パイロットになることです。でも、女優という仕事では、すでにパラレルワールドを生きているような感覚を味わえているところがあるので、そういう意味では、ラッキーかもしれないですね。インタビューを終えてみて……。今回はオンラインでの取材でしたが、スクリーンを通してでも魅力が伝わってくるジョセフィーヌさん。思わず何度も「かわいい」とつぶやいてしまいました。本作で出会ったフランソワさんが恋に落ちるのもうなずけます。そんなチャーミングなジョセフィーヌさんが演じ分けた2人のオリヴィアは必見です。愛とは何かを考え直すチャンスをもらえる誰の人生においても繰り返されている大切な人との出会い。いてくれることが当たり前になってしまうときもあるものの、本作ではそれがどれほど自分にとってかけがえのないものかを気づかされてくれるはず。周りの人たちに対する思いを改めて振り返る時期でもあるいまこそ、ぴったりの1本です。取材、文・志村昌美ストーリー高校時代にひと目惚れをして結婚したラファエルとオリヴィアは、結婚10年目を迎えていた。いまや子どもたちに人気のベストセラーSF作家となったラファエルと、小さなピアノ教室を開きながらピアニストの頂点を目指すオリヴィア。仕事ばかりのラファエルに対して、オリヴィアは孤独を抱えており、2人はついに大喧嘩をしてしまう。翌日、人気作家の特別授業として中学校を訪れたラファエルだったが、周囲の反応がおかしいことに戸惑いを覚える。そして、自分がごく普通の中学校の教師で、オリヴィアが人気ピアニストという立場が逆転した“もうひとつの世界”にいることに気がつくのだった。愛を知ったラファエルが下す決断とは……。胸がトキメク予告編はこちら!作品情報『ラブ・セカンド・サイト はじまりは初恋のおわりから』全国順次公開中配給:シンカ© 2018 / ZAZI FILMS – MARS CINEMA – MARS FILMS – CHAPKA FILMS - FRANCE 3 CINEMA – C8 FILMS
2021年05月13日フランスで大ヒットを記録した異色のラブストーリー『ラブ・セカンド・サイトはじまりは初恋のおわりから』が公開されている。本作は、妻が自分のことをまったく知らない世界に迷い込んでしまった男が、再び彼女と恋に落ちようと奔走する姿を描いた作品だが、ユーゴ・ジェラン監督は、この女性を“まったくの別人”として描くことが重要だと考えたようだ。監督に話を聞いた。脚本と監督を務めたユーゴ・ジェランは、名優ダニエル・ジェランを祖父に、俳優のグザヴィエ・ジェランを父に持つ若い映画作家で、2017年に日本でも公開された『あしたは最高のはじまり』もフランスで大ヒットを記録している。本作の主人公は人気作家のラファエルと、ピアノ教師をしながらピアニストとしての成功を目指しているオリヴィアだ。ふたりは高校時代に恋に落ち、結婚してから10年が過ぎたが、ふたりの生活はいつしかすれ違っていた。そんな中、ラファエルは目を覚ますと周囲の様子がおかしいことに気づく。どうやら自分は一夜にして“まったく別の世界”に移動しており、そこでは自分は独身の中学教師で、オリヴィアは世界的な成功をおさめる名ピアニストだった。そこで彼は彼女の存在の大きさに改めて気づき、自分のことをまったく知らない彼女に接近する。彼女と再び恋に落ちれば、元の世界に戻れるはず。ラファエルはそう考えて行動を開始するが、そこで彼は自身が想像もしていなかった感情に出会う。本作の冒頭は、“元”人気作家ラファエルが、迷い込んでしまった世界で迷走しまくるコミカルな展開が描かれる。しかし、彼が失敗し笑える展開になるほど、“ラファエルは別の世界に来てしまった”という違和感や哀しみが漂う。「世の中の多くのラブコメディは、笑いのシーンはすごくコミカルになって、感動するシーンになるとすごくエモーショナルになります。でも僕は泣きながら笑えたり、笑えるのに感動できるシーンが大事だと思うんです。人生は笑い、悲しみ、感動が交互にやってくるものだと思うんですよね」劇中ではラファエルは必死になって、自分のことを知らないオリヴィアに接近し、改めて彼女にアタックする。時間旅行を扱う物語の多くは“時間を巻き戻して、人生の選択をもう一度しよう”とする展開が描かれる。本作もまた、成功によって自分本位になってしまった男が、別の世界で人生を選択しなおそうとする物語のように見える。しかし、この映画ではラファエルの選択だけを描かない。彼は冴えない教師になった段階から、あらゆる選択をやり直すが、“自分の選択”だけではなく、自分以外の人間の選択も人生や運命にとって大きな存在であることに気づいていく。「そうなんです。この作品は結果的に運命というテーマを扱うことになりました。運命とは一体、何なのか? 運命をどのようなものとして捉えるのか? それを映画だから描けると思っていました。現実の世界では時間を逆行したり、未来に行くことはできませんが、映画ならば可能です」だからこそジェラン監督は、別の世界にいるオリヴィアを単に“自分=ラファエルのことを知らない女性”ではなく、“まったくの別人”として描くことにこだわった。新しい世界にいるオリヴィアはラファエルのことを知らないだけでなく、食べ物の好みも考え方も違う別の女性として描かれる。「それこそがこの作品のテーマそのものなんです! この映画の原題は“私の知らない人”です。“私の”は英語でいうところの“my"なので、私の妻とか、私の恋人みたいな使われ方をするのですが、その人は未知の人間なんです。これはとてもパラドキシカルで矛盾していますよね。だからこそ面白いと僕は思ったんです。この映画でラファエルが改めて出会ったオリヴィアは彼の妻ではありません。しかも、彼の知っているオリヴィアではなくて、ピアニストになる夢を叶えた女性です。そこでラファエルは“自分は別の世界に来てしまって悪夢みたいだ。早く前の世界に戻りたい”と思っている。でも彼は少しずつ“もしかしたら、オリヴィアにとっては今の世界の方が幸せなのかもしれない”と思うようになるわけです。つまり、彼女のことを想うことこそが愛なんじゃないかと。自分を犠牲にしても相手の幸せを想うことが大事なんだとラファエルはもがきながら理解していくわけです」ラファエルは、新しい世界の別人のオリヴィアに接近し、距離を縮めていく。ここで彼女と恋に落ちることができたら、彼は元の世界に戻ることができるかもしれない。しかし、彼はそのことが本当に正しいことなのか、ふと立ち止まって考える。映画のラストでジェラン監督はセリフを一切使うことなく、音楽と映像だけでラファエルの心の動き、その変化、最後の決断を描き切った。「映画のクライマックスではショパンの『幻想即興曲』をカットしないで使うことにこだわりました。あのシーンでオリヴィアはピアノの前でスポットライトを浴びて光輝き、かつて人気作家だったはずのラファエルは客席で匿名の存在として座っています。それはある意味では残酷な展開です。しかし、彼は元の世界に戻ることができる段階まで来て、ある選択をします。この映画はそれまでたくさんセリフのある“おしゃべりな映画”だったから(笑)、最後の展開はパッとセリフをなくして映像と音楽だけで語りたかったんです」流れるピアノの音色と、セリフのない映像が続く本作のラストは、キャラクターの感情が手に取るようにわかり、胸に迫る“映画でしか描くことのできない”表現で描かれる。愛や男女関係や、人生、運命について考えさせられ、観終わったあとは思わず自分自身の人生も振り返りたくなる本作は、題材や脚本が素晴らしいだけでなく、“映画としての語り”も優れた映画ファン必見の一作になっている。『ラブ・セカンド・サイトはじまりは初恋のおわりから』公開中
2021年05月12日フレンチ&デセールカフェ「BON BONHEUR(ボンボヌール)」(銀座三越4階)では、4月23日から期間限定にてフランス映画『ラブ・セカンド・サイト はじまりは初恋のおわりから』とのスペシャルコラボレーションプレートをお召し上がりいただけます。東京・白金の洋菓子ブランド「ラ・メゾン白金」と、フランス・リヨンのパティシエ「セバスチャン・ブイエ」のコラボレーションによるフレンチ&デセールカフェ「BON BONHEUR(ボンボヌール)」。※ 「BONBONHEUR」は政府の緊急事態宣言の発令を受け、4/25より当面の間臨時休業中です。詳細は銀座三越WEBサイトをご覧ください。■スペシャルコラボプレート「アムール エテルネル」「アムール エテルネル」価格……1980円アムール エテルネルは、永遠の愛の意。バタフライピーをシャーベット状にした爽やかな青いグラニテに、サーブしたレモンソースを注ぐと赤く色が変わっていきます。青から赤に変わっていく色の変化で、“恋”が“愛”に変わる映画のストーリーが表現されています。なめらかなフロマージュムースや、映画に登場するココナッツフレーバーのマドレーヌと一緒に、フランス映画の世界をお楽しみください。※ 4/23(金)~5/31(月)までの期間限定でご提供。■「ラブ・セカンド・サイト」はじまりは初恋のおわりから“愛”を知りたいすべての人へ贈る、今年一番のファンタジック・ラブストーリー高校時代に一目惚れをして結婚した、ラファエルとオリヴィア。結婚10年目を迎え、小さなピアノ教室を開くオリヴィアはベストセラーSF作家として多忙な日々を送るラファエルとのすれ違いの生活に孤独を感じていた。そんなある日、我慢の限界に達したオリヴィアがラファエルに想いをぶつけると大喧嘩に。翌朝、見覚えのない部屋で目覚めたラファエル。そこは、自分がしがない中学教師で、オリヴィアは人気ピアニストとして活躍する、立場が逆転した<もう一つの世界>だった。そして、その世界のオリヴィアはラファエルを知らなかった…。5月7日(金)新宿ピカデリー、角川シネマ有楽町、渋谷ホワイトシネクイントほか、全国順次ロードショー監督:ユーゴ・ジェラン『あしたは最高のはじまり』出演:フランソワ・シビル、ジョセフィーヌ・ジャピ、バンジャマン・ラヴェルネ配給:シンカ提供:シンカ、フラッグ、ハピネット▷公式サイト:▷Twitter/Instagram:@lovesecondmovie#ラブセカ▷© 2018 / ZAZI FILMS - MARS CINEMA - MARS FILMS - CHAPKA FILMS - FRANCE 3 CINEMA - C8 FILMS■コラボ記念「Instagramキャンペーン」を開催コラボレーションを記念してInstagramキャンペーンを開催いたします。ボンボヌール公式アカウント(@bonbonheur_ginza)をフォローし、#ボンボヌール #ラブセカ のふたつのハッシュタグを付けてご投稿いただいた方の中から、主演俳優フランソワ・シビルのサイン入りミニポスターなど映画関連グッズをプレゼントします!※4/23(金)~5/31(月)までの投稿が対象です。■BON BONHEUR/ボンボヌール本格的なフレンチをカジュアルにアレンジしたランチメニューや美しいアシェットデセールまで、ボンボヌールは贅沢なラインナップで皆さまをお待ちしています。店舗情報※ 「BONBONHEUR」は政府の緊急事態宣言の発令を受け、4/25より当面の間臨時休業中です。詳細は銀座三越WEBサイトをご覧ください。銀座三越4階「BON BONHEUR(ボンボヌール)」〒104-8212 東京都中央区銀座4-6-16※営業時間・休業日は百貨店に準じます。詳細は銀座三越WEBサイトをご覧ください。※ 価格はすべて税込です。(お問い合わせ先)ジェイ・ワークス株式会社TEL 03-5798-3680
2021年05月10日フランスで大ヒットしたオマール・シー主演『あしたは最高のはじまり』の監督と『エール!』の製作陣が再タッグを組んだ映画『ラブ・セカンド・サイト はじまりは初恋のおわりから』。本作は、破局寸前から始まる“二度目の恋”を描く、これまでの恋愛映画にはなかった、やや“異質”なラブコメディとして注目を集めている。本作は、高校時代に一目惚れをし、結婚した主人公・ラファエル(フランソワ・シビル)とオリヴィア(ジョセフィーヌ・ジャピ)の物語。結婚から10年、ラファエルは夢だった作家として成功する一方、小さなピアノ教室を開くオリヴィア、仕事ばかりで身勝手なラファエルとの生活に孤独を感じていた。そんなある日、ラファエルが目覚めたのは、自分がしがない中学教師になり、オリヴィアは人気ピアニストという、立場が逆転した“もう一つの世界”。しかもその世界では、ラファエルとオリヴィアは出会っていなかった…。そんな一風変わった設定で展開される本作は、若くして結婚したユーゴ・ジェラン監督が、自らの結婚生活を見つめ直すことで生まれた、完全オリジナルのラブストーリー。恋愛映画では、名声を得た主人公が最後にはヒロインと結ばれるといった展開が定番だが、本作では夢を掴んだことで自分を見失い、愛する人の心が離れていく…という、真逆の展開で物語が繰り広げられる。元の世界に戻るためには、もう一度妻と愛し合うことが必要だと考えたラファエルは、“赤の他人”となってしまったオリヴィアに、あの手この手で猛アプローチ。当初は自分の人生を取り戻すことしか頭になかったラファエルだったが、“もうひとつの世界”で夢を叶え、元の世界とは見違えるほど輝きを放つオリヴィアを目にし、彼の心に少しずつ変化が生じていく…。このラファエルというキャラクターについて、演じたフランソワ・シビルは「SF作家として名声を得てからは、いつも”自分”というキャラクターを演じる人間になってしまったんですね」と分析し、「本当の自分を見失い、オリヴィアをはじめ愛する人まで失い始めるけど、罪滅ぼしには時間がかかります。次第に、元の世界に戻ることは諦めて、なぜ元の充実した人生を失ったか、よく考えなくてはならなくなるんです」と説明する。そんなラファエルの複雑な心境や変化を演じる上で、シビルは「“妻はもう別人のようなのに、それでも彼女に近づかなきゃならない?”、“目つきだって以前の妻とは違うのに、なぜ見つめてしまうんだ?”…そういうラファエルの混乱を深く掘り下げて考えるようにしていました」と役へのアプローチを明かし、本作の魅力を「ラファエルの考えていることと、実際の行動の間にはギャップがあります。それを発見するのが、この映画の一つの大きなテーマでもあるんです」と熱弁する。“もう一つの世界”でも再びオリヴィアと恋に落ち、初めて“愛すること”の意味を知ったラファエル。ただ彼女の幸せだけを願ったラファエルの“愛の決断”に、いち早く観た鑑賞者からは「自分の人生を見直して、周囲の人を大切にして生きていきたいと思った」「ありがちなハッピーエンドではなく、『愛』の本質を描いた“ある選択”に号泣」と感動をもらったという声が続出。誰もが自分の人生と重ね合わせ、大切な人を思い出したくなるような温かな物語が反響を呼んでいる。『ラブ・セカンド・サイト はじまりは初恋のおわりから』は5月7日(金)より全国にて順次公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:ラブ・セカンド・サイト はじまりは初恋のおわりから 2021年5月7日より全国にて公開© 2018 / ZAZI FILMS – MARS CINEMA – MARS FILMS – CHAPKA FILMS - FRANCE 3 CINEMA – C8 FILMS
2021年05月06日ヘンリー王子とメーガン妃が、「新型コロナウイルスワクチンをすべての人に」と呼びかけるキャンペーンコンサート「Vax Live: The Concert to Reunite the World」に出席することが明らかになった。英王室や世界の王室ファンを震撼させたオプラ・ウィンフリーとのインタビュー番組放送後の“お出まし”となり、話題性もたっぷりだ。同コンサートは極度な貧困の撲滅を訴える国際団体「グローバル・シチズン」が主催。5月8日に開催され、セレーナ・ゴメスが司会を務める。パフォーマンスを行うのはジェニファー・ロペス、エディ・ヴェダー、「フー・ファイターズ」ら。スペシャルゲストとしてベン・アフレック、ショーン・ペン、オリヴィア・マンらが出席する。ヘンリー王子&メーガン妃の役割はというと、「新型コロナワクチンへの公正・平等なアクセス」を確実にするための取り組み「Covid-19 Vaccines Global Access」(COVAX)への寄付を呼びかけることだという。2人は「この1年間で、世界は痛み、喪失、葛藤を一緒に経験しました。いまこそ私たちは、一緒に立ち直り、癒すべきなのです。だれも置いてきぼりにはできません」とコメント。だれもが平等に新型コロナワクチンの接種を受けることの大切さを説いている。(Hiromi Kaku)
2021年04月28日仏ランキングで『アバウト・タイム~愛おしい時間について~』を超えた大ヒットファンタジックラブストーリー『ラブ・セカンド・サイト はじまりは初恋のおわりから』より、“別世界”での主人公ラファエルとヒロインオリヴィアのディナーデート映像が到着した。一目惚れから結婚したラファエルとオリヴィアだが、年月が経ち、ラファエルはSF作家として成功、オリヴィアは仕事のことばかりで自分勝手なラファエルとの生活に孤独を感じていた。我慢の限界で2人は大喧嘩になり、翌朝、ラファエルはしがない中学校教師に、オリヴィアは人気ピアニストという“もう一つの世界”で目覚める本作。元の世界では夫婦だったが、もう一つの世界では結婚の事実は無くなり、オリヴィアはラファエルのことを知らない赤の他人となってしまった2人。到着した映像では、ラファエルが彼女の心を取り戻すべく奔走し、何とかこぎつけたディナーデートで談笑する様子が映し出される。「もし高校で出会っていたら…」と切り出され、元の世界で彼女と結婚したきっかけが高校時代の一目惚れだったことを思い出し、笑顔の中に切なさが滲み出てしまうラファエル。そして思いを抑えきれないラファエルは、自分たちが夫婦だったことを打ち明ける。が、ほろ酔いのオリヴィアは冗談と捉え、「面白いわ、聞かせて」と目を輝かせる…。監督のユーゴ・ジェランは、本作製作のきっかけについて自らの結婚生活をふり返り「もし大切な妻と出会わなかったら」と考えたことだと明かす。また、ラファエルがオリヴィアのハートを掴むために、以前とは違ったアプローチで悪戦苦闘する姿を重視したそうで、「よくある“ボーイ・ミーツ・ガール映画”が、“ボーイ・ミーツ・マイ・ガール映画”になるとすべてが変わるんだよ!」とラファエルがオリヴィアを想う気持ちの変化こそが見どころだと話している。『ラブ・セカンド・サイト はじまりは初恋のおわりから』は5月7日(金)より全国にて順次公開。(cinemacafe.net)■関連作品:ラブ・セカンド・サイト はじまりは初恋のおわりから 2021年5月7日より全国にて公開© 2018 / ZAZI FILMS – MARS CINEMA – MARS FILMS – CHAPKA FILMS - FRANCE 3 CINEMA – C8 FILMS
2021年04月27日【おとな向け映画ガイド】今週は、ぶっとび人生!『ビーチ・バム』、恋のリブート?『ラブ・セカンド・サイト』をおすすめ。ぴあ編集部 坂口英明21/4/25(日)岡田秀則さん(国立映画アーカイブ主任研究員)「……ブノワ・デビエという撮影監督を引っぱってきたことで、ハーモニー・コリンの映画は「蛍光する映画」になった。時に毒々しい人工色で覆われるその世界は、この世の風景ではないようにも見え、それでいて人物たちの虚無もくっきり映し出している。……」細谷美香さん(映画ライター)「……彼に寄り添う白猫ちゃんが危険な目にあわないかちょっと心配になりますが、いつも超然としていてめちゃくちゃかわいいです。」恩田泰子さん(讀賣新聞記者)「……途中までは全然納得いかないが、だんだん愉快になってくるのは、私たちを縛る「常識」をラストの大花火に至るまで、徹頭徹尾ひっくり返してくれるから。たった一つ、「愛」だけは揺るがないけれど……」妻ともう一度『ラブ・セカンド・サイト はじまりは初恋のおわりから』妻と喧嘩して、一夜明けたら別の人生になっていたー。昨日までは、人気SF作家だったはず。ところが、何かがちがう。妻はいないし、自分はどうやら普通の中学校教師のようだ。状況が飲み込めないまま、街にでると、バスの広告に妻の華々しい写真が。どうなっているのだ!最初の15分で、カップルのなれそめから危機までを実にコンパクトに描きます。高校時代にピアニスト志望だった妻と出会い、恋におち、やがて結婚。妻はしがないピアノの教師、勉強そっちのけでSFを書いていた自分は売れっ子小説家になった。ふたりの関係には亀裂が入りはじめ…。そして、パリが吹雪に見舞われた夜、アクシデントがおきます。迷い込んだ別の世界では、妻は自分を知らない、しかもスターになっている、この試練のなかで、彼は愛をとりもどせる?フランスで大ヒットとなった『あしたは最高のはじまり』のユーゴ・ジェラン監督によるオリジナル・ストーリー。映画サイトでは、2010年代公開のロマコメ映画ランキングで1位に選ばれた作品です。主人公ラファエル役はカンヌ国際映画祭でショパール・トロフィーを受賞し、フランスでいま注目されるひとり、フランソワ・シビル。妻オリヴィアを演じるジョセフィーヌ・ジャピがチャーミングです。ノートルダム大聖堂やエッフェル塔、オデオン座、と舞台となるパリの美しさも絶品。役者、シチュエーション、使われるクラシックの名曲、ロマンティック・コメディはこうでなくちゃ、夢見ごこちになれる映画です。【ぴあ水先案内から】春日太一さん(映画史・時代劇研究家)「……何より、新たな世界で再び二人が出会い、関係を築いていく姿にはハラハラさせられるのと同時に、その多幸感には尊さすら感じた。……」波多野健さん(TVプロデューサー)「……主人公ラファエルの親友フェリックス役のバンジャマン・ラヴェルネがすごくうまくて笑わせてくれた。この人のおかげでこの映画の楽しさが2段階くらいアップした感じ……」中川右介さん(作家、編集者)「……タイトルバックの数分で主人公夫婦の10年間を描いてしまう。これだけで一本の映画になりそうな密度で、見事だ。惹き込まれた……伊藤さとりさん(映画パーソナリティ)「……フランソワ・シビルとジョセフィーヌ・ジャピはずっと見ていたいと思えるほど魅力的で、彼らの表情に一喜一憂しながら自分の人生と照らし合わせてしまう摩訶不思議な説得力は、ふたりが共演をきっかけに交際をスタートさせた互いへの吸引力のせいかもしれない……」
2021年04月25日フランス発のファンタジック・ラブストーリー『ラブ・セカンド・サイト はじまりは初恋のおわりから』が5月7日(金)より公開。高校時代にひと目惚れをして結婚したラファエルとオリヴィアが“もう一つの世界”で出会う物語で、一般試写会で鑑賞した観客から“推し”になったと注目を集めているのが、フランスを代表する喜劇俳優バンジャマン・ラヴェルネが演じたラファエルの親友フェリックスだ。公開に先駆け実施された一般試写会では、ラファエル(フランソワ・シビル)とオリヴィア(ジョセフィーヌ・ジャピ)の姿に鑑賞者から「大切な人を思い出したくなる」「周りの人たちを大事にしようと思った」といった声が続出、その中でもラファエルやオリヴィアに劣らぬ存在感を発揮し、多くの鑑賞者から熱い支持を集めていたのが親友としてラファエルの恋を名アシストするフェリックスだ。本作以外でも、『ラブ・アゲイン』で妻に浮気され、意を決して新しい恋に踏み出そうとする40代の冴えない男を支える遊び人のジェイコブ(ライアン・ゴズリング)や、不動産王の御曹司を恋人に持つ主人公が絶大な信頼を寄せる、『クレイジー・リッチ!』の頼もしい親友パク・リン(オークワフィナ)など、名作ラブコメには恋に一喜一憂する主人公を後押しする、“親友役”の存在が欠かせないもの。本作のフェリックスは、ラファエルとは高校時代からの付き合いで、いつも陽気にジョークを飛ばすムードメーカー。まるで『恋はデジャ・ブ』や『ゴーストバスターズ』シリーズなどで知られる名コメディアン、ビル・マーレイを彷彿とさせるような、どこか憎めない“愛されキャラ”だ。そんな明るさとは裏腹に、実は自身も過去のかつての恋人を忘れられずにいるという一面も。さらに劇中では、“愛の試練”に立ち向かう親友・ラファエルのために手助けするなど、友達想いで心優しい一面も垣間見せている。鑑賞者からは「軽妙だけど友達想い、愛する人想いなところが良い」「あんな素敵な相棒、私にも欲しいな!」「彼の存在が、もう一つの世界でラファエルを救ったと思う」と“フェリックス推し”の声も多数寄せられるほどの人気ぶり。さまざまなラブコメ作品から影響を受けながら、フランス流のオリジナル・ファンタジック・ラブストーリーを完成させたユーゴ・ジェラン監督は、主人公の“親友役”というポジションが重要な役割を担うと考えていたという。「ラブコメにおいて、主人公に親友がいるという設定は、ひとつのコード(規則)みたいなもの。彼がいることによって、ストーリーや主人公を前に進ませることができる」と語る。本作のフェリックスについても、「特に今回はSF仕立てだから、その親友も、SFのような現象が起こったことを受け入れることが出来なければならない。受け入れるからこそ、主人公の背中を押すことができるんだ」と説明し、どんな状況でもラファエルにとって唯一の理解者である必要があったと語る。劇中では2人のコミカルな会話劇も見どころの1つだが、監督は「ラファエルが置かれている状況を、“なぜこうなんだろう?”と考えて、なかなか理解できずに右往左往する…そういう部分でも笑いに繋がった。主人公が動くときは真面目に描かなければならない分、フェリックスが登場することで一気に緊張感が解き放たれて、自然に笑いが起こるんだよね。本当にフェリックスという男は、たくさんの笑いをもたらしてくれたと思うよ」と解説。愛あふれるその言葉からは、監督にとっても特別なキャラクターになった様子をうかがわせる。さらに、監督の中でもう1つ大きいテーマがあったそうで、「ラファエルは自分の大切な人たちを本当にちゃんと想っているのか、彼の周囲の人々を通して描くことが出来ると思ったんだ。例えば、本作は彼の家族も出てくるし、親友も出てくるけれど、大事に思っていたものを、意外と大事にできていなかったということが、人間誰しもあると思う。時間と共にお座成りにしてしまった、本当に大切な友情をラファエルが再発見する…そういうところも描きたかったところ」と明かしている。ラファエルとフェリックスを演じたシビルとラヴェルネもまたプライベートでも親友同士。その関係性も影響し、監督の狙い通り、時に笑えて時に熱いものがこみ上げる”友情“を見事に体現。映画の世界に現実味を与えている。『ラブ・セカンド・サイト はじまりは初恋のおわりから』は5月7日(金)より新宿ピカデリー、角川シネマ有楽町、渋谷ホワイトシネクイント、グランドシネマサンシャイン(池袋)ほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:ラブ・セカンド・サイト はじまりは初恋のおわりから 2021年5月7日より全国にて公開© 2018 / ZAZI FILMS – MARS CINEMA – MARS FILMS – CHAPKA FILMS - FRANCE 3 CINEMA – C8 FILMS
2021年04月18日サム・メンデスの次回作に、オリヴィア・コールマンが主演することになりそうだ。タイトルは『Empire of Light』。80年代のイギリスの海沿いの街を舞台にしたラブストーリーで、メンデスが脚本を書き下ろした。撮影監督はメンデスの最近作「1917命をかけた伝令」でオスカーを受賞したロジャー・ディンキンス。製作、配給はサーチライト・ピクチャーズ。コールマンの最新作は、アンソニー・ホプキンスと共演する「ファーザー」。この映画でコールマンは今年のオスカーの助演女優部門にノミネートされている。また、コールマンが出演するNetflixの「ザ・クラウン」は、先週末の映画俳優組合賞(SAG)でキャスト部門を受賞している。文=猿渡由紀
2021年04月07日アナ スイ(ANNA SUI) 2021-22年秋冬コレクションが発表された。壁穴から覗く、サイケデリックな色の世界今季のイメージソースとなったのは、1968年に公開された映画『ワンダーウォール』。退屈な日々を過ごす科学者(ジャック・マッゴーラン)が、自室の壁の穴から隣の部屋に住む若くて美しいモデル ペニー・レーン(ジェーン・バーキン)を見つけ、自身とは対照的な華やかな世界に生きる彼女に魅了されていくという物語だ。牛柄のジャケットやハット魔法にかけられたような鮮やかな色合いのワードローブ キャビネットの前に登場したのは、大胆な牛柄があしらわれたボアジャケットやハット、トップスで構成したルック。モノクロの世界で生きていた科学者の日常を映し出すかのような、シンプルなカラーが用いられている。モノクロの世界にヴィヴィッドカラーをプラスモノクロの世界に鮮やかな色がミックスされていく様子を物語として昇華させた同作品のように、シックなカラーに鮮やかなカラーをのせたアイテムも目立つ。例えば、シフォン素材で仕立てたブラウスは、ブラックとホワイトを基調とした花柄に、ヴィヴィッドピンクの幾何学模様をのせることで調和の取れたスタイルへとまとめ上げた。可憐なレースを配したツイードのセットアップ伝統的なデザインにエッジの効いた素材を取り入れたアイテムは、科学者とモデルという対照的な2人の人物が交差する様子を表しているようだ。例えば、フォーマルな印象のツイードのセットアップには可憐なレースをあしらってフェミニンなムードに、テーラードジャケットにはきらきらと煌くスパンコールを敷き詰めてエッジィな印象に仕上げている。クリエーターとのコラボレーションまた、今季のコレクションでは、様々なクリエイターとコラボレートしたアイテムも豊富なラインナップで展開された。アーティスト モニカ・フォースバーグは幻想的なヘビと孔雀をベルベットのワンピースに描き、イラストレーターのゴールデン・ドウズとオリヴィア・スイはサイケデリックなカラーで危うい魅惑を放つフラワーモチーフをTシャツに描いた。
2021年03月14日長らく「鬼滅の刃」一色だった映画界は、現在は『花束みたいな恋をした』が4週連続1位の大ヒットとなり、新たなブームを巻き起こしつつある。偶然の巡り合いから結ばれた若い男女の、忘れられない5年間を描いたラブストーリーである同作は、人気俳優の菅田将暉と有村架純が共演し、カップルの出会いから別れまでを描きつつ、それだけにとどまらない“その先”にも言及し、幅広い観客層から熱い支持を獲得している。そして次なる最旬ラブストーリーとして期待が集まるのが、フランス映画『ラブ・セカンド・サイト はじまりは恋のおわりから』。2021年はラブストーリーの域に収まらない、“出会いと別れのその先”を描いた恋愛映画がトレンドになるかもしれない。本作は、フランスの権威ある映画サイト「ALLOCINE」で、2010年代のロマンティック・コメディ映画ランキングで名作『アバウト・タイム~愛おしい時間について~』を抑え、堂々の1位を獲得。フランス全土を虜にした究極の恋愛映画。描かれるのは、高校時代に一目惚れをして結婚したラファエルとオリヴィアの物語。偶然の“出会い”から恋に落ち結婚するも、「最愛の人が自分を知らない世界で目覚める」という最悪の“別れ”に見舞われ、それでもオリヴィアの心を取り戻そうと奮闘する主人公ラファエル。彼女は自分を知らないどころか、別の男と結ばれようとしているという新たなピンチまで!?オリヴィアを思い続ける中で、自分勝手な“恋”しか知らなかったラファエルが、やがて“愛”に目覚めていく姿、そして最後に下す人生最大の決断。恋をしたことのある人ならば誰しもが悩み、共感し、熱い気持ちがこみ上げる、出会いと別れの“その先”を描いた結末は必見。そんな珠玉のラブストーリーで、フランス全土が恋をしたヒロイン・オリヴィアを演じたのが、注目の若手女優ジョセフィーヌ・ジャピだ。弾けるような笑顔がキュートなルックスに加え、フランスの名門・パリ政治学院を卒業した経歴も。映画『呼吸‐友情と破壊』(2014)では、リュミエール賞有望若手女優賞やセザール賞有望若手女優賞などにもノミネートされる実力派としても知られている。もしも本作のように、大切な人と立場が逆転し、出会いもなかったことになった<もう一つの世界>に行ってしまったら…?そんな問いに対し、ジャピは「もし大切な人が私を忘れてしまったら、『前の人生をもう一度』というのではなく、目の前にいる私のことを忘れている彼が、もう一度私に恋をしてくれるために努力すると思います。結果としては、ラファエルと同じことになるかな」と答えている。ちなみにそんなジャピは、ラファエル役のフランソワ・シビルと本作での共演を通じ実際に交際に発展。『私の知らないわたしの素顔』『パリのどこかで、あなたと』(2020)など、日本でも立て続けに出演作が公開されている注目株のシビルとジャピ、まさにフランスを代表する俳優カップルの息ぴったりかつロマンチックな熱演を目にすることができる。『ラブ・セカンド・サイト はじまりは初恋のおわりから』は5月7日(金)より新宿ピカデリー、角川シネマ有楽町、渋谷ホワイトシネクイント、グランドシネマサンシャイン(池袋)ほか全国にて順次公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:ラブ・セカンド・サイト はじまりは初恋のおわりから 2021年5月7日より全国にて公開© 2018 / ZAZI FILMS – MARS CINEMA – MARS FILMS – CHAPKA FILMS - FRANCE 3 CINEMA – C8 FILMS
2021年03月01日7日(現地時間)に開催されるスーパーボウルで放映予定のCMが次々と公開されている。そのうちの1つ、園芸用品店「スコッツ・ミラクル・グロー」のCMには、ジョン・トラボルタ(66)が出演。娘のエラ(20)と一緒に、代表作『グリース』の有名ダンスを披露し、話題になっている。『グリース』では、ジョン&オリヴィア・ニュートン=ジョンが「Sha Na Na」の「Born To Hand Jive」で踊ったダンスだが、今回のBGMには「Surfaces」の「Sunday Best」を使用。「People」誌によれば、ジョンは「スーパーボウルは私にとって年に1度の大事なお祭りです。『スコッツ・ミラクル・グロー』から娘と一緒にCM出演のオファーを受け、大喜びでした。特に娘とダンスをするというのがうれしくて」とコメントしているという。昨年7月、妻のケリー・プレストンを乳がんで亡くしたジョン。その際に、「娘のエラとケリーを追悼するためにダンス。私と一緒に踊ることは、妻の好きなことの1つでした」として、インスタグラムでエラとのダンス動画を公開していた。娘と踊ることは、ジョンにとって特別なことのようだ。CMでは、23歳のときに踊った『グリース』のダンスを66歳のいまも難なくこなすジョンに、マーサ・スチュワートが「まだイケるね!」と声をかけるシーンも。YouTubeにも「同意する。本当にまだまだイケる」とファンからコメントが寄せられている。※トラボルタ親子のダンスシーンは27秒ごろから。(Hiromi Kaku)
2021年02月04日交際発覚からわずかのシャイア・ラブーフとマーガレット・クアリーが、先週土曜日に破局したという。関係者が「People」誌に明らかにした。女優アンディ・マクダウェルの次女であるマーガレットは昨年10月、歌手である姉レイニーの楽曲「Love Me Like You Hate Me」のMVでシャイアと共演。カップルを演じ、お互いがフルヌードでセックスシーンにのぞんだ。2人はこの共演がきっかけで交際に発展。手をつないでのハイキングなど、デートしている姿が何度も目撃されていた。付き合い始めてまもない昨年12月中旬、シャイアの元交際相手のFKAツイッグスが交際中に性的暴行や精神的な虐待を受けたとしてシャイアを提訴。ほかの元カノや歌手のシーアも同じようにシャイアによる被害を公にした。当時、マーガレットはシャイアに夢中で「彼はみんなが言うような悪い人じゃない」と心配している周囲の関係者をよそに語っていた。しかし、少し時間が経ち、周囲の心配や懸念と向き合い始めたマーガレットは女優業に専念することを決意し、シャイアとの別れを選んだという。なお、2人を結び付けたMV「Love Me Like You Hate Me」は、当初オリヴィア・ワイルドが監督していたことが明らかになった。オリヴィアは編集をめぐりシャイアと揉め、降板。2人はオリヴィアの監督最新作『Don’t Worry Darling』(原題)で監督と主演男優という間柄でもあったが、オリヴィアは自身がMVの監督を降板する前に『Don’t Worry Darling』からシャイアを素行不良でクビにしていたとのこと。代わりにハリー・スタイルズを起用し、現在オリヴィアとハリーは交際中。オリヴィアにとっては全てが順調に進んでいる模様だ。(Hiromi Kaku)
2021年01月08日昨年11月、長年交際&婚約していたジェイソン・サダイキス(45)との破局が報じられたオリヴィア・ワイルド(36)に、新たな恋の相手が出現。10歳年下のハリー・スタイルズ(26)と手をつないで歩いている姿が「Page Six」に激写された。場所はハリーのエージェントの結婚式会場だった。2人はここ数週間にわたってデートを重ねているという。オリヴィアとハリーといえば、現在撮影中の『Don’t Worry Darling』(原題)で監督&主演男優という間柄。本来はシャイア・ラブーフが主演予定だったが、シャイアの素行の悪さに辟易したオリヴィアがクビにしたと報じられていた。その後、シャイアの代わりにハリーをキャスティングしたのもオリヴィアだった。オリヴィアは、ハリーの出演が正式決定したときに、同作の衣装デザイナーと「ちょっとした勝利のダンスを踊った」と「VOGUE」誌に語ったほど大喜びだったようだ。オリヴィアはジェイソンと2011年11月から交際を始め、2012年の正月明けにジェイソンがプロポーズ。長い婚約期間にオーティスくん(6)とデイジーちゃん(4)の2人の子どもをもうけたが、結婚することはなかった。しかし、破局後も良好な関係をキープしており、昨年12月にはお互い笑顔でハグしている姿が目撃され、「ハリウッドいち最高の破局カップル」として話題になった。(Hiromi Kaku)
2021年01月05日2021年の始まりは元気にスタートを切りたいもの。そんなときこそエンタメコンテンツでチャージ!ストーリーはもちろん、ファッションやヘアメイク、ロケーションが魅力的で楽しめる作品が2021年も目白押し。特に上半期は、“目も心も満たされる”個性的な恋愛映画が続々とラインアップされている。◆内気なヒロイン×アトラクションの恋!『恋する遊園地』1月15日公開テーマパークの夜間スタッフとして働くことになった内気なヒロイン・ジャンヌが恋に落ちたのは…なんと遊園地のアトラクション!?煌々と輝くライト、美しいメタリックのボディ、熱く流れる油圧のオイル…アトラクションの全てに魅せられたジャンヌは、それを「ジャンボ」と呼び夢中になる。すると彼女の想いに応えるように、ジャンボのライトが点灯し動き始めて――!?前代未聞の“アトラクションに恋をするヒロイン”を演じるのは、『燃ゆる女の肖像』で注目を集めるノエミ・メルラン。異色のストーリー設定はもちろんのこと、素朴で内気な女性と、夜の遊園地に浮かび上がる美しくライトアップされたアトラクション、“2人”のコントラストが目を惹く注目の1本。◆病を抱える少女×不良少年の恋『ベイビーティース』2月19日公開本作で描かれるのは、病を抱える16歳の少女・ミラと孤独な不良少年・モーゼスの恋物語。初恋によって生きる希望をもたらされたミラが、刺激的かつ刹那的な日々を過ごしていく様子が、色鮮やかにまぶしく映し出されている。やわらかなブロンドからビビッドなターコイズブルーと、移り変わるミラの様々なヘアカラーにも注目だ。ミラ役には、『ストーリー・オブ・マイライフ/わたしの若草物語』でも話題を集めたエリザ・スカンレン。モーゼス役は、ヴェネチア国際映画祭・最優秀新人賞に輝いたトビー・ウォレスと、世界が注目するフレッシュなコンビ。ミラの人生が色鮮やかに輝き出す瞬間を、ヴィヴィッドな映像と共に堪能してほしい。◆恋を知らない人魚×恋する心を捨てた男の恋『マーメイド・イン・パリ』2月11日公開恋の都パリである晩、ガスパールが出会ったのは、傷つき倒れていた人魚のルラ。その美しい歌声で、男性を虜にしては命を奪ってきたルラだったが、過去の失恋から恋をやめてしまった彼にはそれがまったく効かず…。本作では、恋を知らない人魚と、恋する心を捨ててしまった男、衝撃の出会いからおとぎ話のような恋に落ちていく2人の姿がファンタジックに描かれている。ガスパール役には、フランスを代表する人気俳優ニコラ・デュヴォシェル。人魚ルラ役には、『青い欲動』で鮮烈なデビューを果たした新進女優マリリン・リマ。そんな異色カップルを演じる2人を取り巻くのは、カラフルでキュートなファッションやセットの数々。特にルラが生活するガスパールの部屋のバスタブは、ゴムのアヒル人形など様々な小物で彩られた印象的なアイテムとなっている。映画本編では互いに惹かれ合うも、「2日目の朝日が昇る前に海に帰らないと、命を落としてしまう」ミラと、「彼女への想いに気付いたことで、体に異変が起きてしまう」ガスパール、2人の命がけの恋の行方に注目が集まる。◆最愛の人が自分を知らない世界…『ラブ・セカンド・サイト はじまりは初恋のおわりから』5月7日公開ひと目惚れから結婚したラファエルとオリヴィア。長年の夢だった小説家として成功し身勝手になっていくラファエルと、孤独を感じ始めたオリヴィアは、ついに大喧嘩に発展。翌朝ラファエルが目覚めると、自分はしがない中学教師でオリヴィアは人気ピアニストという、立場が逆転した“もう一つの世界”になっていた!しかもその世界のオリヴィアは、ラファエルのことを知らない。さらに、オリヴィアに自分以外の婚約者がいることも発覚し…。不思議な設定のロマンチック・コメディながら、オリヴィアの心を取り戻そうとするラファエルが、やがて本当の愛に目覚めていく姿に注目。舞台となるパリのオシャレな街並みや、オリヴィアの洗練されたファッションも大きな見どころだ。フランスの権威ある映画サイト「ALLOCINE」では、2010年代のロマンティック・コメディ映画ランキングで名作『アバウト・タイム~愛おしい時間について~』を抑え、堂々の1位を獲得した本作。ラファエル役には、『パリのどこかで、あなたと』『私の知らないわたしの素顔』と主演作の公開が相次ぐ注目俳優フランソワ・シビル。オリヴィア役には、フランスの名門校を卒業する才女にして『最後のマイ・ウェイ』などにも出演しているジョセフィーヌ・ジャピ。この2人は本作での共演から実際に交際へも発展。2人ならではの息の合った演技は必見だ。『ラブ・セカンド・サイト はじまりは初恋のおわりから』は2021年5月7日(金)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:ラブ・セカンド・サイト はじまりは初恋のおわりから 2021年5月7日より全国にて公開© 2018 / ZAZI FILMS – MARS CINEMA – MARS FILMS – CHAPKA FILMS - FRANCE 3 CINEMA – C8 FILMSマーメイド・イン・パリ 2021年2月11日より新宿ピカデリーほか全国にて公開©2020 – Overdrive Productions – Entre Chien et Loup – Sisters and BrotherMitevski Production – EuropaCorp - Proximusベイビーティース 2021年2月19日より新宿武蔵野館、渋谷ホワイトシネクイントほか全国にて公開© 2019 Whitefalk Films Pty Ltd, Spectrum Films, Create NSW and Screen Australia恋する遊園地 2021年1月15日より新宿バルト9ほか全国にて公開©2019 Insolence Productions – Les Films Fauves – Kwassa Films
2021年01月02日オリヴィア・ワイルドが、長編監督作の第2弾となる『Don’t Worry Darling』(原題)から主演のシャイア・ラブーフをクビにしていたことが明らかになった。今月初め、カリフォルニア州パームスプリングスでもう1人の主演のフローレンス・ピューが、ハリー・スタイルズと撮影を行っている様子が目撃されていたが、シャイアのクビにより、ハリーは代役としてキャスティングされたのだという。クビになったのは9月のことで、当時は「Deadline」が「シャイアはスケジュール上の都合により“降板”した」と報じていた。実際はシャイアの現場での振る舞いがひどく、オリヴィアやキャスト、スタッフと衝突したため解雇せざるを得なかったそうだ。「Variety」誌によると、『Don’t Worry Darling』の関係者はシャイアのことを「一緒に働きやすい人」とは言えないタイプと語っている。オリヴィアは、監督として態度の悪いシャイアを見過ごせなかったのだろう。それから3か月後、シャイアは元交際相手のFKAツイッグスに性的暴行や虐待で訴えられることに。シャイアが『Don’t Worry Darling』に出演したままだったら、同作に多少なりとも影響が出るのは必至だ。なお、シャイアは現在、アンディ・マクダウェルの娘のマーガレット・クアリーと交際中の模様。20日に空港でキスを交わす姿がパパラッチに撮られている。(Hiromi Kaku)
2020年12月25日『ミッドサマー』『ブラック・ウィドウ』などの話題作に出演し、『ストーリー・オブ・マイライフ/わたしの若草物語』ではアカデミー賞助演女優賞にノミネートされたフローレンス・ピューの主演作が決定した。水曜日(現地時間)、ユニバーサル・ピクチャーズがニタ・プローズのデビュー小説「The Maid」の映画化権を獲得したことを発表。同作はまだ出版されておらず、2022年に北米では「ペンギン・ランダムハウス」、UKでは「ハーパーフィクション」から発売予定だという。同スタジオによると、内容はゲイル・ハニーマンのベストセラー小説「エレノア・オリファントは今日も元気です」とアガサ・クリスティ風の殺人ミステリーを合わせたような話だといい、同じタイトルで映画化する。フローレンスが演じるのは、ホテルで働くモリーという名のメイド。モリーは全ての客室をピカピカに磨き上げながらそれぞれの客の暗い秘密を知るようになり、殺人につながる状況に巻き込まれることに…。原作者のプローズは製作総指揮、フローレンスはジョシュ・マクラフリン(『12ラウンド』)、クリス・ゴールドバーグ(『Sandman Slim』)と製作も務める。フローレンスは現在オリヴィア・ワイルド監督作『Don’t Worry Darling』(原題)の撮影に参加中。(Hiromi Kaku)
2020年12月17日日本でもスマッシュヒットを記録したオリヴィア・ワイルド初監督作『ブックスマート 卒業前夜のパーティーデビュー』のBlu-ray&DVDの発売が2021年2月26日(金)に決定。豪華特典も明らかになった。オリヴィア・ワイルドが監督を務めたほか、脚本、主演の全てが女性で、これまでになく大胆でパワフルな青春コメディとして話題を呼んだ本作。米公開時にテイラー・スウィフト、ナタリー・ポートマンら多くのセレブが絶賛と支持を表明し、数々の映画賞を席巻。今夏公開された日本でもスマッシュヒットを記録。ビーニー・フェルドスタインやケイトリン・デヴァーらキャスト陣の魅力も相まってSNSの口コミでも「今年ベスト級」の声が続出した。Blu-ray&DVDのデザインを手掛けるのは、本作の劇場公開時のアートワークを手掛けた大島依提亜氏。豪華版Blu-ray/DVDの特典には、神出鬼没、奇想天外なキャラクターで観客から熱狂的な視線を浴びたジジ(演じるのは故キャリー・フィッシャーの娘であるビリー・ロード)をイメージしたノートが付属。さらに、コラムニストの山崎まどかによる「モリーとエイミーのお部屋トリビア」リーフレットも封入される。映像特典には、オリヴィア監督やキャストによるインタビューを収録。Amazon.co.jp限定で、海外版キーアートを使用した非売品ミニポスター付き商品も販売される。なお、映画配給会社ロングライドの公式ウェブストア「LONGRIDE STORE」では、公開時に話題となったイラストレーター/漫画家のサヌキナオヤ氏による、モリーとエイミーのサイドストーリー4コマのしおり付きで、豪華版Blu-ray/DVDを数量限定発売。さらに、オリジナルスウェットと豪華版Blu-rayのスペシャルパックも50セット数量・期間限定で発売。劇場用パンフレットも同ストアで販売されている。『ブックスマート 卒業前夜のパーティーデビュー』Blu-ray&DVDは2021年2月26日(金)より発売。(text:cinemacafe.net)■関連作品:ブックスマート卒業前夜のパーティーデビュー 2020年8月21日よりヒューマントラストシネマ有楽町、新宿武蔵野館ほか全国にて公開© 2019 ANNAPURNA PICTURES, LLC. All Rights Reserved.
2020年12月15日フランスの権威ある映画サイト「ALLOCINE」にて、2010年代のロマンティック・コメディ映画ランキングで『アバウト・タイム~愛おしい時間について~』を抑え、堂々の1位を獲得している『ラブ・セカンド・サイト はじまりは初恋のおわりから』。この度、延期されていた本作の新たな公開日が来年5月7日(金)に決定したことが分かった。『あしたは最高のはじまり』のユーゴ・ジェラン監督自身が、若くして結婚した自身の結婚生活を見つめ直すことで生まれたという本作。高校時代に一目惚れをして結婚したラファエルとオリヴィアは、結婚から10年が経ち、ラファエルは夢だったSF作家として成功、オリヴィアは小さなピアノ教室を開いており、仕事のことばかりで自分勝手なラファエルとの生活に孤独を感じていた。そんなある日、2人は大喧嘩。翌朝ラファエルは、自分がしがない中学校教師になり、オリヴィアは人気ピアニストという、立場が逆転した<もう一つの世界>で目覚める…。予告映像では、そんなもう一つの世界でラファエルが「彼女とは住む世界が違う」と、友人に嘆くが、しかしそれだけでなく、その世界ではオリヴィアには結婚を決めた別の相手が…。最愛の妻だったはずの彼女に「あなたと結婚してたら、きっと幸せになれたわね」「もっと早く出逢いたかった」と言われる場面は、思わず胸が苦しくなってしまう。ついに公開日が決定し、今回日本のファンに向けてジェラン監督からコメントも到着。「2020年5月に公開が予定されていた『ラブ・セカンド・サイト はじまりは初恋のおわりから』が、2021年5月7日に公開されるということを聞いて、とても嬉しいです。僕の誕生日は、実は5月4日(火)なんです!だから、なお嬉しいことですね。日本で劇場公開されるということを、とても光栄に感じています。僕自身、日本に早く行ってみたいと思っています」と喜ぶ。そして「この作品はラブストーリーですが、笑えて、ちょっぴりファンタジーも含まれます。きっとこの映画の世界観は、日本でも気に入ってもらえるのではないでしょうか。日本の皆さんはとてもフレンチな物語だとも感じるかもしれません。でも同時に感情は世界共通だとも願っています」と話し、「日本の観客の皆さんが本作をご覧になってどう感じるのか、聞くのがとても待ち遠しいです。きっとSNSが、皆さんのこの映画を通じての体験や感想を私へ教えてもらえる手段となってくれると思います。それを楽しみにしていますね」と期待を寄せた。また、本作の再始動と合わせて12月15日(火)より、宣伝資金を募るクラウドファンディングがスタートする。『ラブ・セカンド・サイト はじまりは初恋のおわりから』は2021年5月7日(金)より新宿ピカデリー、角川シネマ有楽町、渋谷ホワイトシネクイント、グランドシネマサンシャイン(池袋)ほか全国にて順次公開。(cinemacafe.net)■関連作品:ラブ・セカンド・サイト はじまりは初恋のおわりから 近日公開© 2018 / ZAZI FILMS – MARS CINEMA – MARS FILMS – CHAPKA FILMS - FRANCE 3 CINEMA – C8 FILMS
2020年12月04日