シチズン時計の連結子会社であるシチズンTICは9月7日、タイムサーバー機能を標準装備した親時計「KM-70シリーズ」を全国で発売する。親子時計とは、親時計から接続されたすべての時計(子時計)に信号を送り、同じ時刻を表示させるシステムのこと。学校や駅などで利用され、配線でつながれた時計であれば、建物内のすべての子時計をいっせいに調整でき、効率よく管理できる。今回発売された親時計には、ネットワークに接続される機器の時刻を正確な時刻に同期するタイムサーバー機能を標準装備。さらに子時計の駆動、学校のチャイムや外灯の点灯・消灯といった外部機器を制御できるプログラムタイマーに加え、建物内のパソコン、防犯カメラなどのネットワーク対応機器の時刻合わせも一括でできる便利な機能を搭載している。親時計の時刻修正には、新たにGPS方式を採用。GPSアンテナを屋外に設置することで、場所を選ばず受信可能になった。今回販売されるのは、「壁掛型水晶式親時(KM-70 / 72Tシリーズ)」と「パネル型水晶式親時計(PT-72Tシリーズ)」の2モデル。価格は19万5,300~64万3,650円となる。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年08月30日シチズン時計は8月中旬、時計の新しい価値観を提案する「CITIZEN Series8(シチズン シリーズエイト)」より、806 光発電エコ・ドライブ電波時計を数量限定200個で発売する。「ステイタスよりスタイル。ラグジュアリーではなくスマート」をブランドコンセプトとする「シリーズエイト」。コアターゲットは、自分らしいスタイルと心地よさを求める30代男性。引き算の美意識から生まれたシンプルでモダンなフォルムが特徴で、8体構造からなるすべてのパーツに磨き上げたキレのあるケースと、無駄のないフォルムを追及したバンドがシャープな雰囲気を醸し出す。今回の限定モデルは、つねに変化し続ける躍動感ある東京の”夜の静寂”がテーマ。夜のオフィス街、高層ビルを灯す光が消え、夜明けを待つひとときの「静寂さ」をイメージし、ケースとブレスレットを落ち着きのある黒で統一。光発電エコ・ドライブ電波時計や世界4エリア(日中米欧)対応の電波受信機能、ワールドタイムなど多機能ながらも、同シリーズのコンセプトであるシンプルモダンを落ち着きのあるモノクロで表現し、限定ならではのモデルとなった。価格は24万1,500円。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年07月24日シチズン時計は6月下旬、同社の最高品質モデル「ザ・シチズン」より、ケースとバンド部にチタン素材を採用した光発電エコ・ドライブ時計を発売する。光発電時計として世界最高精度の年差プラスマイナス5秒を実現し、エコ・ドライブ搭載モデルでは初のチタンモデルとなる。チタンはステンレスの約6割の比重と軽く、さびにくいが、やわらかい金属のため傷が付きやすいという欠点も持っている。今回発表されたモデルでは、チタン素材にシチズン独自の表面硬化技術を施すことにより、純チタンの約5倍の硬度を実現し、耐磨耗性を向上させたとのこと。ガラスは屈折率が極めて少なく、厚さが均等なデュアル球面サファイアガラスを使用。ガラス両面にシチズン独自のコーティングを施すことで、高い視認性を実現した。光発電による充電量がひと目でわかる充電量表示など、高い機能と実用性を盛り込んでおり、どんなスタイルにも合わせやすいシンプルで飽きのこないデザインに仕上がっている。ケース径は38.2mm、厚さは12.0mm。文字盤の色はシルバーとブラックの2タイプ。購入者には10年間の無償保証と無償点検が付く。価格は34万6,500円。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年05月30日A.T. カーニーとシカゴ国際問題評議会はこのほど、共同調査「グローバル・シティ・インデックス(グローバル都市指標)2012」を実施し、世界の都市のグローバル度ランキングを発表した。同調査は世界66都市について、「ビジネス活動」「人的資源」「情報流通」「文化的経験」「政治的関与」の5項目を総合的に評価し、ランキング化したもので、2年ごとに実施され、今回で3回目となる。その結果、トップ2は前回(2010年)の調査に引き続き、1位が「ニューヨーク」、2位が「ロンドン」。以下、3位「パリ」(前回4位)、4位「東京」(同3位)、5位「香港」(同5位)、6位「ロサンゼルス」(同7位)、7位「シカゴ」(同6位)、8位「ソウル」(同10位)、9位「ブリュッセル」(同11位)、10位「ワシントンDC」(同13位)と続いた。なお、「大阪」は前回同様47位にとどまっている。4位の東京について項目別に見ると、「ビジネス活動」は前回1位のニューヨークを抜き2位から1位にランクアップしたほか、「人的資源」も6位から5位に順位を上げた。しかし、「情報流通」は8位から14位、「政治的関与」も5位から9位にランクダウン。総合スコアについても、東日本大震災後のデータは含まれていないにも関わらず、上位10都市の中で東京だけが順位を下げ、「日本の世界への影響度低下が示唆された」(A.T. カーニー、シカゴ国際問題評議会)。世界の地域別に見てみると、ドイツは20位に「ベルリン」、23位に「フランクフルト」、31位に「ミュンヘン」と、上位35都市に3都市がランクインし、昨今のドイツの成功を反映する結果となった。アジアの都市に関しては、毎回トップ10に3都市(東京、香港、シンガポール、ソウルのうち3都市)がランクインし、安定した力を示している。BRICs(ブラジル、ロシア、インド、中国)の都市については、共通の特徴として「ビジネス活動分野」が強いことが挙げられ、同社は「他の分野でもグローバル化が進めば、国際的な文化組織や政治機関が拠点を置くようになり順位も上昇するだろう」と分析している。一方、新興国の都市の有望度ランキングでは、総合14位の「北京」が1位を獲得。次いで、2位「上海」(総合21位)、3位「台北」(同40位)、4位「重慶」(同66位)、5位「広州」(同65位」との順となった。調査では、「上位の新興都市は、今後10年~20年以内に、現在の上位都市の強力なライバルになる可能性がある」と分析。さらに中国の各都市は、「経済発展、中間層増加、インフラ投資拡大を背景に存在感を高めている」とし、中でも「『北京』は医療制度の改善により順位上昇の可能性が最も高い」としている。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年04月25日シチズン時計は24日、トヨタ自動車のスポーツカー「TOYOTA 86」とのコラボレーションウオッチ3モデルを発表した。シチズン独自の光発電エコ・ドライブに「86」のエッセンスを随所に盛り込み、精悍かつスポーティなデザインに仕上げた数量限定モデルだ。ケースには独自の技術により、自動車の塗装を上回る合計11層の塗装コーティングを施し、自動車のボディを思わせる色の深みや鮮やかな輝きを表現。カラーは過去のモーターショーなどにコンセプトカーとして出展した際の「86」の色を再現し、レッド / ホワイト / ブラックの3色とした。また、文字板のインダイヤルで「86」の3連メーターを表現。4時位置には「86」のマークをあしらい、裏ぶたにも「86」のマークを刻印している。ケース素材はステンレスと合成樹脂、バンドはウレタン。ケース径45mm、厚さ13.23mm。各色860本の限定生産で、6月中旬より発売。価格は3万8,600円。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年04月25日スイス・バーゼルで開催された「BASELWORLD 2012」にて、シチズンは光で発電するエコ・ドライブを搭載した電波時計「ATTESA(アテッサ)」の登場25周年記念モデルを発表した。記念モデルは2回に分けて発売され、2012年5月下旬に限定版第1弾(BY0044-69E)が、6月下旬に限定版第2弾(BY0094-61E)および通常版(BY0094-52E)が登場する予定。アテッサ限定モデルは、「閃光(第1弾)」「光線(第2弾)」と、光をテーマにデザイン。サファイヤガラスベゼルの採用(第1弾のみ)や奥行き感のあるダイヤルデザインなど、限定モデルならではのラグジュアリー仕様だ。また、現在のシチズンの技術において最高峰の視認性を実現する「99% クラリティ・コーティング」を初採用。サファイアガラスの裏ぶたには25周年を刻印した。さらに、りゅうず操作でワールドタイムを容易に切り替えることができる「ダイレクトフライト」機能を搭載している。限定版第1弾(BY0044-69E)の価格は16万8,000円で、限定数は1,500個。ケースおよびバンド素材はチタン製で、ともにデュラテクトDLC加工。ケース径は42.0mm / 厚み13.5mmの10気圧防水。限定版第2弾(BY0094-61E)の価格は18万9,000円で、限定数は1,000個。ケースおよびバンド素材はチタン製で、ケースとバンドともにデュラテクトDLC加工。ケース径は42.0mm / 厚み14.5mmの10気圧防水。限定版第2弾と同時に発売される通常版(限定個数なし)は15万7,500円。ケースおよびバンド素材はチタン製だが、デュラテクトDLC加工はベゼルおよびバンド部となる。ケース径は42.4mm / 厚み13.6mmの10気圧防水。25周年企画のひとつとして、ファッションブランド「mastermind JAPAN」とのコラボモデルも発表。双方のブランドが持つ”高品質なメイドイン・ジャパンスピリット”を凝縮、ガラスや文字板など計5箇所に「マスターマインド・ジャパン」のアイコンであるスカルマークがデザインされた。2モデル計250個(世界限定)がリリースされる予定だが、個数内訳や価格など詳細は現段階では未定とのこと。このほか、大人のためのドレスウオッチ、「EXCEED(エクシード)」より、ピンクゴールドの限定モデルが、また、高級ウオッチ「カンパノラ」のバーゼルワールド2012発表モデルとして、「塵地螺鈿(ちりじらでん)」が発表された。エクシードの限定モデルは7月発売予定、500個限定で22万500円。カンパノラ「塵地螺鈿」は8月中旬発売予定、300個限定で34万6,500円。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年03月17日スイス・バーゼルで開催された「BASELWORLD 2012」にて、シチズンは光で発電するエコ・ドライブを搭載し、光で時刻を知らせるまったく新しい時計のコンセプトモデル2機種「Eco-Drive Luna(エコ・ドライブ ルナ)」「Eco-Drive Nova(エコ・ドライブ ノヴァ)」を発表した。どちらもレディスモデルとなる。「Eco-Drive Luna(エコ・ドライブ ルナ)」は秒針を廃し、フェイス外周に60粒のダイヤモンドを、その下層にLEDを配置。1秒に1回、LEDの光がダイヤモンドをきらめかせる仕組みになっている。60粒のダイヤモンドが右回りにきらめきながら1周することで1分となる。時・分は通常の針で表現。発売は未定ながら、ホワイトとブラックの2色が展示されていた。「Eco-Drive Nova(エコ・ドライブ ノヴァ)」は、一切の金属針を廃した大胆なデザインだ。時計表面のドーム型スクリーンに光の粒子がきらめき、流れながらやがて収束し、最終的に光の時分針を形成。時計としてのケースデザインを極限まで削ぎ落としたシンプルなラウンドフォルムが、”躍動的な光=時間の流れ”と余韻を強調する。同モデルはホワイトとブラックの2色を展示していたが、こちらも発売は未定。なお、シチズンブースの名物となっているコンセプトムービー上映は、「Lady of Light」。その名の通り、今回のコンセプトモデル2機種の世界観を表現していた。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年03月17日