シャバーサナは、ヨガのクラスで最後に行われるポーズ。一言でいえば、「究極のリラックス」を味わうことができるポーズです。ヨガインストラクターのHikaru先生に、シャバーサナの効果や正しいやり方、効果を上げるための注意点など詳しく教えていただきました。シャバーサナとは?よく、ヨガのクラスで最後に行われるシャバーサナ。ヨガのクラスに行ったことがある方は、大体行ったことがあると思います。シャバーサナとは「屍」「亡骸」のポーズいう意味で、全ての感情を手放し、体の一切の力を抜き「無」の状態になることです。無になり、本当に質の良いシャバーサナができていると、それは一晩睡眠を取ったのと同程度のリラックス効果があると言われています。私が受け持った生徒さんで、シャバーサナ中は毎回、幽体離脱をしてしまうという方がいらっしゃいましたが、しっかりシャバーサナが行えている状態だったのではないかと思います。シャバーサナの効果シャバーサナの効果は、一言で言ってしまえば「究極のリラックス状態を味わえる」ということではないでしょうか。さまざまな雑念から解放されて頭とマインドはスッキリクリアに、体は深い眠りの後のように疲労感が抜けて軽やかになります。苛立ち、モヤモヤ、焦燥感…1日の終わりにシャバーサナをすることにより、様々なことが原因で波立つ心を鎮め穏やかにし、リセットしてくれます。シャバーサナをすることにより、心も体も生まれ変わったようにスッキリする、と言うと伝わりやすいかもしれませんね♪シャバーサナの方法STEP1:ヨガマットなどの上に目を閉じて仰向けの態勢で寝転びます。STEP2:足は軽く肩幅に開き、腕は脇の下にボール1個入るくらいのスペースを空けて体側に置きます。STEP3:鼻から息を吸い、口から全て吐き出します。これを3回繰り返します。STEP4:肩を下に下げて力を抜き、奥歯の噛み締め、眉間の皺をゆるめます。STEP5:最後は、全身がマットに沈み込んでいく感覚を味わいながら自然な呼吸で5分程この態勢のままでいます。STEP6:起きるときは、手の平、足先から動かし始め、体を右に出る向けて小さくなり、左手でマットを押して上体を起こしてきます。シャバーサナの効果を上げるための注意点静かな場所で行うシャバーサナの効果を上げるためには騒がし場所から離れ、静かな場所で行うと良いです。頭に色々な考えが浮かび、どうしても「無」の状態になれないときは予めヨガなどをして体をしっかり動かしてから行うと、頭の中の力も体の力も抜きやすくよりシャバーサナの効果を上げられます。体が冷えないようにする冬場はシャバーサナ中に足先が冷えてしまいそちらに注意が向いてしまうので、ブランケットなどをかけて体が冷えないようにすることもシャバーサナの効果を上げるためのポイントです。シャバーサナで心身ともにリラックスシャバーサナは究極のリラックス状態を味わえるポーズ。シンプルなポーズではありますが、心を無にするのは最初はなかなか難しいかもしれません。徐々にマスターしていき、心も体もスッキリとした軽やかさを手に入れてください。Hikaruヨガインストラクター
2019年09月08日