マーク・ロンソンとコラボした「Uptown Funk」が今年のグラミー賞で最優秀レコード賞に輝いたブルーノ・マーズ。その「Uptown Funk」はギャップ・バンドの「Oops Up Side Your Head」に酷似しているとして訴訟を起こされ、作曲者のクレジットにギャップ・バンドのメンバーやプロデューサーのロニー・シモンズを追加、ロイヤリティも配分されることになり問題となったが、今度は違う曲に訴訟問題が起きていると「HollywoodLife.com」が報じている。今回、ブルーノが直面しているのは2010年の大ヒットソング「Grenade」が盗作だとして刑務所に服役中のジョナソン・パケット氏から約22億円の賠償金を求められている件。ジョナソン氏の主張は、ブルーノが「Grenade」を発表するずっと前に自身がYouTubeに投稿していた「Cry」という曲に「Grenade」が曲も歌詞も似すぎているとのこと。ジョナソン氏は動画を投稿した当時、ブルーノが現在所属している「アトランティック・レコード」と仕事をしており、「Grenade」が発売される13か月前に「Cry」のリリースが決定していたと言う。しかし彼はどんな罪かは明らかになっていないが、刑務所に服役することになり、リリースはお流れに。なぜいまさら訴えを起こしたのかというと、服役中のため最近になって初めて「Grenade」を聴き、自分の曲を盗まれたと実感したらしい。ヒット曲が生まれると起こりがちな盗作疑惑問題。テイラー・スウィフトやレディー・ガガなども歌詞や曲、MVの盗作疑惑で過去に訴訟を起こされている。(Hiromi Kaku)
2016年04月20日“夢の国”を謳う超有名テーマパーク・ディズニーでゲリラ撮影を行い、国内外で話題を集めた映画『エスケイプ・フロム・トゥモロー』が7月19日(土)より公開される。公式サイトでは、公開日までのカウントダウンが刻々と時を刻んでいる中、このほど第2弾となる本作のスペシャルムービーが公開された。ごく平均的な中年アメリカ人のジムは、2児のパパ。何かにつけてうるさい妻と、言うことを聞かない子どもたちを連れて、魔法の城や妖精たち、ホワイト・プリンセスの待つあのテーマパークへとやってきた。その“夢の国”で現実逃避を企てるジムがそこで目にしたものは、黒いプリンセスが仕掛ける歪んだ幻想ワールド。楽しいはずの家族旅行は、たちまちにしてシュールな悪夢へと変貌していく…。本作はアメリカのディズニーランド・リゾートおよびウォルト・ディズニー・ワールドリゾートにて撮影が行われ、2013年1月、サンダンス映画祭でプレミア上映されると“最大の問題作”として世界中から注目を集めたブラック・ファンタジーだ。公開された映像には、楽しげなマーチが鳴り響き、いつもと変わらない“夢の国”で、どこにでもいるような仲の良い家族の幸せそうな笑顔が映し出される。だが、いつしか雲行きは怪しくなり、なぜかこのファミリーだけ、まるで異世界に迷い込んだかのように、悪夢のような妄想に支配され始めていく。果たして、どこから現実で、どこからが夢なのか?「ようこそ、黒い、夢の国へ」というナレーションが後を引いて堪らない、本作の世界観を覗いてみて。『エスケイプ・フロム・トゥモロー』は7月19日(土)よりTOHOシネマズ日劇ほか全国10館にて期間限定公開。(text:cinemacafe.net)
2014年06月11日